M×0の世界でズブリ、その3(柊 愛花悪戯・擬似レイプ)
その3
今は魔法薬の授業真っ最中。
使う物の説明は最初にされており、マンドレイクは身の危険を感じると幻覚を見せるから気を付けろと言われている。
カードを持っていれば気にしなくても良いとも聞かされているが、ただ一人例外が居た。
「のあーー!!」
そう九澄大賀その人ある。
持っているカードが生徒用ではない所為で、マンドレイクが発する微弱な魔力でさえ防げていない。
ヒドスギルだのと言って、少し騒がしい。
九澄の態度に怒った愛花が、魔法を使った事で教師の注意が行ってしまった。
幸いにも隣に居た久美達のお陰で被害が出る事はなかったものの、結局は跡形付けを命じられてしまう。
俺は、それを愛花の尻を揉みながら観察している。
こんな事が出来るのも『空気な黒子(サムライ・ジャッジメント)』と言う魔法のお陰。
主に劇等で黒子の役割持った人間が使い、隠れる様に動いて居れば誰も気にしなくなり、何かされても受け入れてしまう効果を持っている物だ。
黒子とは舞台をスムーズに流す為には必要な裏方ゆえに、魔法が掛かっていれば行動に対して必要な事と認識される。
普通の人間が使えば単に影の薄い印象になると言うだけだが、俺が使えばこれこの通り。
後ろから抱き付いた挙句、首筋の匂いを嗅いでいても咎められる事はない。
しかも、教師からの注意を受けて、教室中の生徒が注目している中でこの効果。
全ての人間が行動に疑問を感じる事は無く、しかし用が有れば普通に声を掛けてくる。
俺の行いに対して何も言わなかった教師が、九澄に対して恐怖心を抱いてしまうも、その後は何事も無く授業が再開された。
だが、抱き付かれている愛花は作業に参加せず記録係になっている。
どうやら黒子になっている俺に行動を制限されている所為で、動くに動けない様だ。
しかし、これから先は気をつけて悪戯をしなければいけない。
黒子の魔法は行動の『結果』まで、干渉出来ない。
身体を弄るのは魔法の効果で誤魔化せるが、脱がせてしまっては周囲の人間にシッカリと『裸になった愛花』が認識されてしまう。
しかも連鎖的に黒子の俺へ原因として咎められる。
なので、なるべく制服を崩さないで嬲る必要があった。
手始めに腹を抱いていた手を胸へ移動させて揉む。
「あぅ……」
「ん、どうしたの?」
「な、何でもないよ!」
「そう?」
「うん、私は動けないみたいだから続けて」
「分かってる」
周囲には胸を揉まれる事が必要な事と認識されており、何も言ってこないどころか顔色すら変えない。
拘束されている事にも愛花自身が受け入れていた。
いくら揉んでも、硬い制服の上からでは満足行くほどの感触は得られない。
周りの視線に気を配りつつ、胸の間にあるボタンだけを外して手を差し込んだ。
「ひゃっ!」
「ちょっと、愛花、ちゃんと記録してる?」
「し、してるよ?」
「なら良いけど、あんまり変な声は出さないでね」
「うっ、ごめん……」
ノートの上で実験の様子を書き写している右手が少し邪魔だが、何とか左手を差し込ませればブラの感触が出迎えた。
縁の辺りを指先で撫で、布に覆われていない上の方をプニプニと突く。
それからアイスを掬う様に中へ掌を滑り込ませた。
久美よりかは少し小さく、かと言って手で覆い隠せるほど小さくは無い。
言ってみれば、揉むには程好い大きさの胸が収まっていた。
興奮もしていない乳首は柔らかく、発育途中の全体に感じる硬さの中でアクセントになっている。
下から素早く指を動かして胸を揺らす。
「ぅっく……」
ブラの内側で乳首を擦られて、押し殺した声が漏れ出た。
胸を守ろうとして反射的に背中を丸めてしまう愛花だが、俺にとっては抱き締め易くなっただけ。
自然と半立ち状態の陰茎を、小さな尻へ押し付ける体勢に変わった。
「っ!?」
自分の尻に陰茎の存在を察知した愛花の顔が赤くなる。
それでも、黒子になっている俺の行動は必要な事として拒否はしない。
正直に言って愛花は、この状態を何に必要と思っているのか知りたい気もする。
そんな考えはさておき、自由になっていた右手は下半身に持っていく。
ヘソの下から丸みを帯びた下腹部を通り、股下へ滑り込ませる。
「ひっ!?」
咄嗟に足を閉じても、股間に生じる隙間までは塞げずに進入を許してしまった。
性器全体を包み込む掌には、柔らかな大陰唇の感触が返ってくる。
何度か確認する様に擦った後、第3者へショーツが見えない程にスカートを捲り上げて中へ手を入れた。
愛花の体温が篭ってムッとした熱気が迎える。
色が確認出来ないものの、手触りの良い生地を使っている様だ。
股座の部分から指を押し入れて、直接大陰唇の上から動かせば少しだけ陰毛の存在を感じた。
秘裂が始まる箇所から身を隠す淫核、そして尿道へと指先を進めて行き、最後は膣口へ到達させる。
その間にも首筋を舐めてキスマークを付けたり、耳たぶを甘噛みしてみたりもした。
微かにする汗と言うマニアックな物を舐めた所為で、フェロモンを感じ取って興奮も高まってくる。
首筋を舐められる愛花も反射的に鳥肌を立たせてしまい、それが伝わって乳首も硬くなってきた。
寒さで立つ事は知っているが、やはり鳥肌でも同じ様になるらしい。
指の腹で乳首を捏ね回して、性的な快感を送る様に刺激していく。
「んふっ……」
真後ろに居る俺しか聞こえない程に小さな声が漏れ出ていた。
ブラの中で震わせる乳首が、内側の布で擦れらてしまっている所為で声も悦を含んだ物が多くなってくる。
「んぅ、んん……」
至近距離で見る愛花の顔色は徐々に赤くなっていき、興奮で体温も高くなってきていた。
前後に擦り続ける秘裂も少しだが愛液の滑りが出てくるが、ここで重大な事態に気が付いてしまう。
何度も言うが、この黒子の魔法は『結果』を誤魔化す事は出来ない。
裸にすれば他の人間にもシッカリとそれを認識されてしまい、黒子である俺に疑いが来るのは知っての通り。
そこから考えるに、このまま犯してしまえば『犯されている愛花』がクラスメートにばれてしまう。
流石に俺が持っている『効力を増加させる』力だけでは、回避しようも無い。
存在と行動しか誤魔化せないのであれば、どれだけ魔法を強くしても結果が露見するのは明白。
このままでは性欲が溜まるだけで終わってしまうが、便利な魔法がある。
それを使う為にも屈んでショーツを見えない程度に下ろし、持っていた魔力を含むマジックペンを使って目印をつけておく。
具体的には大陰唇を丸ごと囲む円と、鎖骨の下から脇腹に進んで鳩尾を含む、胸部全体を囲む円を四苦八苦しつつ描いた。
これを付けて置けば、いつでも何処でも好きな時に部位の映像を呼び出せる。
少し前までは行動を誤魔化せる効果を生かして愛花に陰茎を扱かせている所だが、近くに美味しそうな獲物が居るのに、何故空撃ちしなければいけないのか。
久美を犯した事で、どうせなら性器を含めて口やアナルからヒロインの身体の中へ出すべきだと思うようになった。
その為ならば少し結果が先延ばしされても、堪えてみせる。
溜め込んだ性欲が暴れる中で、愛花の身体から離れるのは本当に名残惜しいがそろそろ授業が終わる様だ。
せめてとばかりにギュッと抱き締めて、匂いと身体の柔らかさを堪能してから自分の席へ戻った。
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予鈴が鳴り響く中で授業も終わり、生徒達が次の授業を受ける為に移動していく。
だが、後片付けを命じられた九澄は机に突っ伏したままで、愛花は先に教科書を教室へ置いてから戻ってくるようだ。
完全に姿が見えなくなる前に、予め準備しておいた魔法の効き目を確かめておく。
「『イメージワープ』」
小声で魔法を唱え、壁に目掛けてカードを放てば、目の前に綺麗に閉じた性器と美乳が空中へ現れた。
この『イメージワープ』と言う魔法は、マジックペンで描いた円の中の様子を見る物。
本来は授業で、小動物やら遠くにある実験物の観察に使われる。
例えるならカメラに映っている対象物のみを、精巧な立体映像として再現する。
込める魔力で映像の大小が変わるが、俺が使えば実寸大でしか出せないものの、実際に触れられるし温度も感じられる。
しかも、生き物であるなら、対象にも触られた感覚が送られる魔法へ強化された。
改めて確認の為に見えない様に出した胸へ、息を吹きかける。
「ん?」
一瞬だけの接触だった所為か、少し胸に視線を下ろしただけで終わってしまう。
廊下を歩いていた後姿しか見えないのも手伝い、リアクションが軽すぎて判断が出来なかったので今度は舐めてみる。
「えっ!?」
「?」
近くに居た生徒が訝しげに視線を送るが、当の愛花は胸を押さえながら足早に走り去った。
効果の程を見た俺は魔法を消して、にやけそうな顔を抑えつつトイレの個室へ向かう。
人気の無いので、学校ではまず聞く事の無い音が響いても大丈夫だろう。
今度はトイレの壁にカードを融合させて、愛花の胸と秘裂を空中へ映し出すと秘裂を上から下へ舐め取った。
「あはぅ!」
「愛花?」
「ど、どうしたの?」
丁度、トイレで愛撫を開始した時に、愛花は九澄と言い合っていた久美達と同じ教室に居た。
突然、悲鳴を上げて心配の声が掛けられる。
愛花自身も胸に違和感があったと思ったら性器にも異変が起こった事に、何が起こっているか分からず戸惑うばかり。
流石にこの場所で確認する訳にも行かず、何でも無いと言って足早に準備室へと向かった。
後ろから心配してる声を掛けられて申し訳ないとも思う。
しかし、相談するにも九澄と言う男が居る状況では、言うに言えないのも事実。
とりあえずは、早く自分の仕事を済ませてから確認をしようと、マンドレイクの鉢が乗ったカートを押していく。
そんな事になっているとは知りもしない俺は、美乳の頂点にある薄いピンク色の乳首に息を吹き掛けていた。
筆で撫でる以上に微妙な刺激を受けて、徐々に尖ってくるが本体はブラに包まれている所為で少し押さえ付けられている様に見える。
これ以上の変化は望めないと判断し、処女の秘裂の攻略を本格的に取り掛かった。
じっくり見てみると、産毛程度の陰毛は形すら整えられていないものの、綺麗な形を保っている印象を受ける。
見た目歳相応に発達している外性器は、幼い女の子のスジだけだった割れ目から、淫核を守る皮が顔を出し始めたという感じだ。
膣口が隠れている箇所は、小陰唇が食み出る事も無くピッタリと閉じている。
両手の親指でクパッと開けば、現れる穢れを知らないであろう膣内が覗く。
乳首よりもカナリ濃い赤みの胎内は、一見するとグロテスクとも言えた。
思えば犯した事はあっても、ここまでじっくりと観察したのは初めてだ。
今は準備室に居る筈の本体も、性器を開かれる感覚が襲っているだろう。
呼吸のリズムに合わせて開閉を繰り返す膣口へ舌を伸ばし、愛液の分泌が一切無い所へ唾液を流し込んでいく。
そのまま膣内まで差し込んで行き、自由になった手で淫核を皮の上から捏ねた。
「ふぐっ!」
「ひ、柊、体調が悪いのか?」
「うっく、全然、大丈夫!」
まだ、誤解が解けていない九澄に対して、冷たく虚勢を張る愛花。
胸に続き秘裂から感じる違和感に、女の本能が警笛を鳴らしていたが、やはり確認出来る状況ではない。
何とか性器を襲う感覚を逃がそうとして、身体を丸めて座り込んだ。
その様子に九澄は心配をするが、好意を拒否する愛花にどう接して良いか分からなくなってしまう。
その時、無言になった準備室で響く鍵が閉められる音。
「えっ!?」
「……?」
真っ先に確認に行った九澄は扉を開けようとしたが叶わず、嫌でも閉じ込められた事を理解した。
唖然とするも、今は誤解を解いて協力し合う事が先決と考えて愛花の説得に掛かる。
必死に言葉を交わしたお陰で、完全に払拭は出来なかったものの、少なくとも言い分はちゃんと聞く程までには信頼関係は回復した。
とりあえずは一番の気掛かりだった懸念事項が解決した九澄は、脱出の為に作戦を練り始める。
『ボイスワープ』しか覚えていない愛花は、その後姿を見守る他なかった。
「うっ……」
「今度はどうした?」
「…………」
「……柊?」
「トイレに……行きたいかも」
「えっ!?」
顔を真っ赤にして、恥ずかしい告白をした愛花に更なる愛撫が追加されていた。
相変わらずトイレに居る俺は、唾液で十分に潤った胎内へ指を入れて陵辱している。
処女の膣口は狭く、指をきつく締め付けてきた。
比べる対象が久美しか居ないが、背が低い分は胎内も狭い感触を受ける。
入れた指を回転させて膣壁を解していき、Gスポットを発見して重点的に引っ掻いて行った。
「うぅ……」
「柊、待ってろ、今すぐ上るから!」
準備室に居る愛花はGスポットからの感覚を尿意と錯覚して、切羽詰った状態に陥っている。
屈んでひたすら耐えている所為で、何度も壁にアタックしている九澄の手が少しずつ血塗れになっている事には気が付かない。
授業開始の予鈴が鳴っても、進展しない状況に焦る2人。
外では授業に参加していない生徒、と言っても主に愛花のみを心配して父親の柊先生が捜索に当たっている。
愛撫を受け続ける愛花の性器は、快感こそないが生理的な反射で愛液の分泌が始まった。
肝心の本人は下腹部からの刺激に耐えるのに必死で、ショーツが濡れていく事に気が付かない。
本体が愛液を吸収される状態にあっても、何ら問題は無かった。
要は挿入出来るだけの滑りがあれば良いのだ。
そして、だいぶ愛液の分泌を促した後に、臨戦態勢になっている陰茎を合わせた。
大陰唇には余り粘液が漏れていなくても、内部では懇々と蓄えられている。
鈴口を少し膣口へ減り込ませれば、クチュという音と共に愛液が滑りを与えてくれた。
亀頭全体へ行き渡る様に大陰唇の奥、膣口の手前辺りで円を描く様に動かす。
陰茎で柔らかな大陰唇が卑猥に形を変えられると、皮に守られている淫核が顔を出し始める。
そして、グッと腰に力を入れて挿入をしていった。
亀頭を大陰唇、小陰唇が愛液を塗りながら左右に開き、遂には処女の膣口が広げられていく。
今まで経験した事が無いほどの圧迫感を感じた愛花は九澄の眼があるにも拘らず、呻き声を出してしまった。
「うくぅぁ……」
「くっ、もう少しで届きそうなのに……!」
いかにも苦しそうな声を上げる愛花に、自分の不甲斐なさを感じて焦れる九澄。
「はあぅ!」
「漏れたか!?」
「うくぅ……、も、れてない」
「そ、そうか!」
「こっち見ないで……」
「す、すまん!」
俺には準備室の状況は全く感知できないが、膣壁の締め付けである程度の予想は付く。
亀頭部分しか入っていないものの、締め付けは今までよりも比べ物にならない。
奥に引き入れるとか陰茎に対して快感を得ている反応ではなく、何かを引き止める印象を受けた。
Gスポットを始めて触られて、尿意が来たもんだから漏れない様に下腹部へ過剰な力が入れられている所為かもしれない。
しかし、それも処女膜を破られるまでの物。
流石に奥まで入れられてしまえば、自分の身体の中に異物が進入している感覚に気が付くだろう。
そこまで考えて、一気に突き上げた。
最奥まで進入を許した膣内は、一瞬だけ締め付けを緩めたと思ったら今まで以上に反応が返って来る。
先程の耐える感じから押し返す感覚へと変わり、その強さは先程よりも強い。
「ぅ……、っぐぅ!」
「柊! くそっ!」
破瓜、そして最奥まで陰茎を受け入れたショックは、コンマ何秒か遅れて愛花を襲った。
トイレの中で呼び出した性器は些細な感覚も、準備室で蹲っている本体へ漏れなく届けられている。
経験は無くとも陰茎の進入を許した感覚で、本能的にパニックへ陥る愛花。
視線を下に移してもそこには床が広がり、九澄が視線を向けていない事を確認してからスカートの中を見ても異常は感じられない。
ここでショーツを脱ぎ去る訳にも行かない愛花は、脱出の糸口が出来るまで耐えるしかなかった。
トイレに篭っている俺もそんな予想をしつつ、陰茎を動かしていく。
入っている膣内は仮想の物でも、シッカリと膣壁の感触まで感じられる。
1枚1枚が肉厚でも亀頭を隙間無く包み込み、竿も根元まで咥え込んでいた。
恥骨辺りで柔らかな大陰唇の形を変え、淫核へも刺激を送る。
腰を密着させたままで、円を描く様に動かして膣内を掻き回す。
子宮口の周りをズリズリと這い回る亀頭には、胎内の中で受ける刺激に変化をもたらしてくれた。
ワンパターンではない快楽に睾丸から生産される精液は、その量を凄い勢いで生産していく。
ゆっくりと抜いていくと、出て行く事を歓迎しているかの様に奥から押し出される。
カリに引っかかるヒダも、愛液の滑りで快感を生み出す手助けをしていた。
もう一度入れる時も、拒否の姿勢は崩さずに膣壁が亀頭の前に立ちはだかるも、やはり結局は快感しか生まれない。
だが、いくら俺が気持ち良くても、愛花にはいまいち快感を送れていないようでもある。
愛液の分泌が少なくなっているのがその証拠でもあった。
仕方が無く最奥まで入れた状態で、淫核を指で捏ねる。
「ふっ、うぅ、んむぅ!」
下腹部の違和感に苛まれていた愛花は、追加で襲ってきた淫核への刺激を受けて咄嗟に指を噛んで声が漏れるのを防いだ。
完全な純情でも無い限りは、高校生ぐらいの年頃の女は普通に自慰を経験している。
それは愛花も例に漏れず、下半身を襲っている刺激の正体に気が付いた。
しかし、九澄から見えない様に手を這わせて確認してもピッタリと閉じた秘裂があるだけ。
愛液の分泌こそ大量だったが、一先ず妊娠の危険が無いだろうと思い込んで無理やり安心した。
淫核の刺激はどう考えても指で弄られており、姿が見えない分は恐怖心が勝っていても快感は受け取ってしまう。
知り合ったばかりで誤解をしてしまっていたという気まずい気持ちはあっても、異性に悦声を聞かれる訳には行かない。
これも何かの怪奇現象かと必死に声を押し殺して、身に降りかかる快感に耐える。
愛液の量も増えてきたのを確認した俺は、先程よりもスピードを速くして腰を動かす。
本体がショーツに進まれている所為で、愛液は飛び散らないまでも滑りは増していた。
締め付けは拒否しているのか歓迎しているのか微妙な物に変化してきている。
快感を身体は受け入れたくても、愛花の意思で拒否をしているかもしれない。
どんなに腰を打ち付けても揺れない美乳に吸い付いて、腰を必死に動かしていく。
そして、愛花の性器から絶頂の予感を感じないまま、俺だけが先に達してしまった。
睾丸から上がってくる精液に耐え、止めとばかりに腰を動かしてから子宮口目掛けて一気に開放する。
「うっ、出る!」
少ししか我慢は効かなかったが、溜められて精液は勢い良く子宮へ打ち込まれた。
「ふっ! んっ!」
「くそ……、もう手が……」
最奥に出される感覚を受けた愛花は絶頂までには至らないが、追加された胸への愛撫も含めて快感として受け入れる。
白くなりそうだった思考を戻し、改めてショーツの端から秘裂を直接触って確認しても、知識で知っている精液は確認出来ない。
自分の愛液塗れの指を見て、一先ずは妊娠の可能性が無くなった事に楽観的な安心感と、身に残っていた快感の余韻に浸ってしまう愛花だった。
性欲を解放して冷静になって考えてみると、俺が使った魔法はあくまでも映像を送る為の物。
その為に、呼び出した性器に中出しをしても、実際に愛花の胎内へ精液が送られる訳ではない。
今やったのは、単に超高性能なオナホールを魔法で作り出しただけなのかもしれなかった。
つい先程、折角出すなら身体の中と思ったにも拘らず、空撃ちをしてしまった事になるのか……
魔法を解いた所為で、擬似的な愛花の胎内に出された精液がトイレの床に音を立てて落ちる。
このまま置いていては掃除の時間で、誰かにトイレで自慰をしていたとばれてしまうので、魔法を使ってチャッチャと片付けた。
メインヒロインの処女を奪い、あまつさえ中出しまでしても、残ったのは賢者タイムのよる虚無感だけ。
トイレに入った時の意気揚々とした気分とは反対に、凹んだままで授業の残り時間が少なくなった教室へと戻った。
お人好しのクラスメートが心配する声を掛けてきても、余り相手に出来ないで返事を返してしまう。
心配ないと言って置いたので、それ以上の追求は無かったが視線は変わらなかった。
準備室に閉じ込められていた愛花達も、無事柊先生に助け出される。
その際に、愛娘の異変を逸早く気付いた父親が、一人しか居ない容疑者を襲ったのは些細な事だ。
一先ず誤解は解けたものの、愛花は何故脱出の為に魔法を使わなかったのかを聞いた事により、慌てた柊先生と九澄。
しかし機転を利かせて、魔法に頼り切るのは良くないとの言葉に共感を得た2人はホッとしたのだった。
感覚だけでも何かされたと思っている愛花は、内心動揺してもそれを誰かに相談は出来ない。
誰もが納得出来るだけの証拠が無い上に、恥ずかしいとの気持ちが上回る。
親友である久美達が僅かな異変に気がついて聞いても、口を割る事はないだろう。
楽天的に妊娠に心配はないと思い込んだのも、自分一人では消化し切れない不安から心を守る為でもあった。
真実を知るのは犯された本人、そして犯した本人のみ。
戻ってきた愛花の変化と久美達の心配そうな表情を見て、原因を知っている俺は何らかの対策を打とうと考えを巡らせて行ったが良い案は思い付かない。
流石に心を壊してまで犯そうと思っていないので、急いで何とかしようと心に決めたのだった。
続く
4月だから現状報告
エイプリルフールだけど本当の事を書くよ!
短編の同人小説は全体的に見れば、大体6、7割ほど出来ていると思います。
『リリカル~』のギンガ編は出来てます。
ヴィヴィオ編は、半分ほど。
『涼宮~』の短編は七夕の話が、これまた半分ほど。
孤島は導入部分で進んでいません。
連載用も全く進んでいません!
同人小説を書き始めると中々進まなくてですね・・・
今から本気出す!
ちなみに次の更新は『エムゼロ』の予定です。
イラストに付いては全く何も変化なし。
以下雑記
楽天のブログは止めました。
大した理由は無いんですけど、毎日の更新が辛くなってきたのですよ。
日記に書く内容を考える暇があるのなら、小説の内容を考えたいのです。
ただでさえ、同人と連載を2つも抱えているのに少しでも時間が惜しい。
ツイッターも同じ理由で止めましたよ。
フォワーも居なかったしな!
そんな感じです。
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