山田くんと7人の魔女 白石うらら:レイプ
「……うげぇ」
たとえ、比較的美形に入る人達であっても、やはり男同士がキスをするシーンは気持ち悪い。
思わず顔を青ざめさせてしまった俺の目の前で行われているのは、主人公<山田 竜>と<宮村 虎之介>とのキスの場面。
しかも互いに口を開けて、口内の空気を入れ替えると言わんばかりのキスだ。
出来れば男同士は遣るのは勿論、見るのも勘弁願いたいが、これを乗り越えなければ俺の目的も達成等到底出来そうも無いのが困った事実。
いくら、今日の為に溜めた性欲であっても、男同士のキスの前では一瞬で雲散してしまう。
「また始まった……」
「…………」
見たくも無い光景にげんなりした俺が今居るのは『超常現象研究部』
『山田くんと七人の魔女』の舞台でもある私立朱雀高校の一室だ。
元は休部状態だった部活は、生徒会副会長でもある<宮村 虎之介>が、<山田 竜>とヒロインである<白石 うらら>がキスをする場として提供されていた。
原作のイベントが進む毎に部員は増え、最初の竜と虎之助にうらら以外のキャラクターが部室に入り浸り、休部して埃塗れだった部室が賑やかな雰囲気が溢れている。
斜め前に座るのは天ぷらを揚げるのが得意と言う、高校生としては特異な特技を持つ<椿 剣太郎>。
竜と虎之助のキスを引き攣った顔をしているのを見るに、比較的一般的な男性観を持つ男子生徒。
俺の隣に居るのは黒いショートヘアで、一時は嘘吐きと認識されていた<伊藤 雅>。
過去に、竜と入れ替わって居た時に不良から絡まれ、雅の姿をしていた竜に助けられた事で『超常現象研究部』に入部。
以来、積極的に魔女の力に付いて研究を欠かさない。
もう片方には、『山田くんと七人の魔女』のメインヒロインである、<白石 うらら>
肩甲骨辺りまで伸びた綺麗なライトブラウンの髪をさらりと流し、騒がしい部室の中で我関せずと参考書を開いている。
左右にヒロイン級の美少女が居る状況は、男同士のキスを見た所為で萎えた性欲を蘇らせてくれるようだ。
両側から漂ってくるシャンプーの良い匂いに紛れ、興奮を誘ううららと雅の微かな体臭が漂ってくる。
おまけに、うららはEカップの巨乳を持ち、ブラに包まれていても歩く度に制服を揺らしていた。
雅はうらら程ではないが、そこそこの胸の大きさであり、揉む分には十分に楽しませてくれそうだ。
「うっ…………くっ……」
「ひっ、えっと~、ノートによると、ぅっ、テレパシーの力を持つ魔女も居るっと……」
男衆が騒がしい中、女子達の一人はノートパソコンを打ち、一人は参考書を開いている。
そして、その間に居る俺は、うららと雅の胸を揉んでいるのだ。
背中から手を回して二人の身体を俺の方へ引き寄せ、布地に指が食い込む程に掴んでも小さく声を漏らすだけで抵抗を見せない。
身体は僅かに反応を示し、頬も若干赤くなっているが、それ以上の変化は無かった。
普通ならありえない状況であっても、俺の能力『性的な行動を認識されない』力を使えばこその状況だ。
転生してから何時の間にか持っていた常時発動型の能力であり、キスと言う、物語において重要な要素を行わなくても良いのが利点。
生まれ変わっても前世がある分、精神年齢は中年だが、身体が高校生で性欲を持て余す時期に居る俺には大変嬉しい能力だ。
うららの巨乳は柔らかくもありながらも指を押し返す張りがあり、掌では掴み切れない大きさを持つ。
たぷたぷと軽く下から叩いて揺らせば、胸の心地良い重みが手首へ掛かる。
袖のないカーディガンの厚い生地とシャツにブラの感触が間にあるものの、巨乳の柔らかさを遮断出来ていない。
雅の胸も大きさ自体は掌に収まりきらないが、指から食み出る箇所はうららの巨乳よりも少なかった。
大きさの関係で柔らかさが少ない分、心成しか張りが目立つ気がする。
「うん……、甲乙付けがたいな」
「んぁ? 何の話?」
「いや、何でもないよ」
「ふ~ん? んっ……」
揉んでいる胸達の感想を呟くと、隣で魔女の能力を纏めていた雅が聞き返してきた。
うららもちらりと俺を見るも、何か言う事も無く再び参考書へ視線を落とす。
二人は胸を揉まれた刺激で小さく声を漏らすが、外見上は完全に普段どおりの反応しか返さない。
とりあえず萎えてしまった興奮を復活させた俺は揉んでいた胸から手を離し、おもむろに立ち上がる。
それから意識的に他の男から視線を反らせながら、うららと椅子の背もたれの間に跨って無理矢理座った。
「ちょっと、何よ? 邪魔よ」
「まぁまぁ、俺の事は気にしないで」
「……はぁ?」
深く椅子に座っていたうららは、俺が後ろへ入り込んだ所為で前へ押し出されてしまって浅く座る体勢になり、不満げな顔で振り返ってくる。
理由になっていない俺の言葉に対しても、表情の全面から「何を言っているのか」と言う雰囲気がありありと滲み出ていた。
そんな蔑む視線に負けず、巨乳を掴んで揉み解していく。
「勉強の邪魔はしないからさ」
「既に邪魔をしてるわよ」
心底邪魔だと思っているらしいうららが俺から逃れる為に腰を上げようとしたので、揉んでいた胸を掴みながら背中へ抱きついて動きを止めた。
「……ん?」
しかし、性的な行為を認識されない俺の能力によって、うららは自分が立ち上げれない理由に気付けず、若干困惑して眉を顰める。
参考書を開いていた手は机へ付かれ、腰も上がっているが、俺が胸を掴んで抑えている所為で尻が椅子から少し浮いた程度で止まってしまっていた。
「……何かしたの?」
「ん?」
「貴方も魔女の力を持っているの?」
「いや? そんな物は持っていないけど」
普段、魔女の力という超常現象に関わっている事で、自分が立ち上がれないのを何らかの異能の影響だと感付いたうらら。
しかし、胸を揉まれている事は認識されていないので、動きを拘束するものと予想を付けた様だった。
「なら、何で私は立てないのよ?」
「そりゃ、俺が抱き締めてるからだろ?」
「はぁ? 貴方は私の後ろに座っているだけで、何もしていないじゃない」
「なら、害は無いだろ?」
「……そうだけど」
一先ず自分の身体に危険が迫っている訳ではないと判断したうららは、立ち上がろうとしていた脚から力を抜いて、椅子に座って参考書を開いた。
俺が後ろに居ても何もしていないと認識し、更に動けないとなれば大人しく勉強を続けるしかないと思ったのだろう。
「…………」
「あっ! お前、何で白石の後ろに座ってるんだ!?」
うららが抵抗できない状態で無言になったと思ったら、今度は自分の身体に戻った竜が文句を言ってくる。
「座りたかったからだよ。お前も白石の後ろに座りたいと思った事位あるだろう?」
「えっ!? いや、それは……ないな」
「そうかい」
頻繁に精神を入れ替えている事で、特に触れ合いたいとは思っていないらしい。
原作の中盤以降では露骨にうららへ恋心を見せていた竜だが、今はなんとなく気になる程度としか思っていないのか。
「別に白石も嫌がっていないし良いだろう」
「白石、そうなのか?」
「嫌がるも何も動けないのだからしょうがないわよ。それに危害を加えられている訳でもないし」
「そ、そうか」
意外にアッサリと俺が後ろで座っている事を肯定したうららに、竜は少し戸惑いながら言葉を静めた。
斜め前に居た天ぷら小僧は悔しそうに俺を見ており、バイ副会長は意外そうな顔をして俺とうららへ視線を行き来させる。
雅を含めて好奇心の視線に晒されていても俺はうららの胸を揉み続け、その光景は見えている筈だが、誰一人指摘する者は居なかった。
「白石もこう言ってるし、俺の事は気にすんな。他の魔女への対策も必要だろう」
「そうだけど」
「俺には対抗する手段は無いから、山田に頑張って貰うしかないんだよ」
「……分かったよ」
今の所、魔女に対抗する手段は『魔女の力をコピーする』能力だけなのも事実。
任せると目を見て言った事で、竜は納得出来ないながらも俺の追及を止める。
最初にキスをした過去からうららに対して特別な感情を持っていても、うららが俺から逃れようとしていないので、他人である竜が文句を言うのもお門違いと言う物だ。
とりあえず、一時的に竜や天ぷら小僧とかが何か文句をつける理由は消えた。
これでうららの身体を思う存分弄れる。
興奮で鼻息が荒くなりそうなのを自覚しながら、袖の無いカーディガンの下へ手を入れた俺は、うららが着ているシャツのボタンを外していく。
「っ!?」
うららは胸を覆っていた布が消えていく感覚で、心成しか身体をピクリと硬直させた。
位置関係で俺の顔がうららの髪に近付き、隣で胸を揉んでいた時よりも興奮を誘う髪の匂いが呼吸の度に鼻へ入ってくる。
「すぅ~……」
「ちょっと、匂いを嗅がないでよ」
思わずうららの首筋に鼻を埋めて髪の匂いを吸い込めば、体臭を嗅ぐ事は性的な事と認識しないのか、眉を顰めて抗議してきた。
小さな声だったので騒ぐ男子達には聞こえなかった様で、他からは文句が飛んでこない。
「いや、さっき気付いたんだけど白石って良い匂いがするからさ」
「だからって、匂いを嗅いで良い訳じゃないでしょ」
「すまんすまん」
「全く……」
どれだけ後ろに居る俺を疎ましく思っても、動けないと思い込んでいるうららは腰を上げようとはしなかった。
今は胸を揉んでいないので、立ち上がろうとすれば簡単に立ち上がれるだろう。
そして、俺はボタンを外し終わるとシャツを左右へ大きく広げ、フロントホックだったブラをサッと外してから、カーディガンを一気に捲りあげる。
「ひっ!!」
「ど、どうし――!?」
「し、白石さん……!」
「……!?」
胸を露出させた所為で、室内に居る全員に聞こえる程の短い悲鳴を漏らすうらら。
引き攣った声に吊られた竜達男子と、横に居る雅が異変を感じて俺達の方へ視線を送るも、うららの胸を見て出しかけた言葉を詰まらせた。
しかし、俺がした性的な行為は認識されないので、裸の胸を見ても無かった事として処理される。
「し、白石、どうしたんだ?」
「そ、そうよ、白石さん。悲鳴みたいな声が、聞こえたけど……」
「ぅっ、いえ、何でも、無いわ……」
胸を直視されたうららは顔を真っ赤にするが、平然を装って竜と雅の心配を退けた。
誰もが思春期の中であり、間違いなく美少女であるうららの胸を見て赤面しても、その事は誰も認識していない。
俺も胸を見ようとうららの後ろから顔を覗かせると、捲り上げられたカーディガンの下に白い巨乳が揺れていた。
前へ突き出た乳首はピンク色で穢れを感じさせず、乳輪の大きさも丁度良い。
胸全体の大きさを含めて、形から色艶まで美乳の名に相応しく、感動すら覚ええそうだ。
「ほう……」
「んっ! …………くっ」
美乳を見て思わず出してしまった俺の声を聞いたうららが、反射的に身体を強張らせる。
流石に思春期の女の子にとって、人前で異性の俺から胸の感想とも取れる言葉を聞いては反応を返してしまうらしい。
そんなうららの反応に気付きながらも、俺は下から忍び寄らせた手でおもむろに美乳を掴んだ。
「ひぅっ!」
白い胸に俺の指が食い込み、指の間からピンク色の乳首が顔を出す。
圧迫を加えられた所為で胸から出ていなかった乳首は尖り、厭らしい外見に変わった。
両方の乳首を、食い込ませたままの指で内側から外側へ軽く弾けば、うららの声も高く上がる。
「はぅ!?」
ぷるんと震える胸が指を動かす度に柔らかく形を変え、刺激を受けた乳首は生理的な反射で固さを増していった。
摘み易くなった乳首を指で捏ね回せば、うららは背中を軽く反らせて身体を震わせる。
俺の陰茎はズボンの中で硬くなり、密着しているうららの尻へ存在を知らせていた。
自分の尻に竜と入れ替わって知った感触を受けたうららは、恐る恐る自分の肩に乗って胸を覗き込んでいる俺を見詰め、何も言わずに顔を参考書へ戻す。
身体が拒否を示し、触られている事に反応を返しても、当事者であるうららどころか周りの竜達でさえも、一切認識していない。
見られていると言う何処か背徳的な興奮を受ける俺は胸から片手を離して、スカートの中へ指先を進入させる。
「っ!!?」
明らかに性的な動きで手が下半身へ触れても、うららは胸を揉まれた時以上に身体を跳ねさせる以外の反応を返さず、今度は視線を参考書から離しさえしない。
スカートの中へ入った俺の手には太股の弾力とサラサラの肌、スカートの中で篭っていた空気が感じられた。
そのまま奥へ手を差し込み、ショーツに包まれたうららの下腹部を突く。
「んっ……」
直接性的な部分ではないので余り大きな反応を返さないが、僅かに身体をくねらせるうらら。
指を股の間へゆっくりと下ろしていくと、うららの顔に浮かんでいる羞恥も濃くなっていく。
触り心地の良いショーツの生地を撫でつつ、太股の隙間へ指先を差し込んで大陰唇を触れば、高く短い声が静まった室内に響いた。
「はぅっ!?」
うらら自身の巨乳に負けない柔らかな感触は、指先を簡単に減り込ませていく。
少し力を入れるだけでショーツが皺を作り、左右から大陰唇に挟まれる感触の中では、未だに興奮はしていない淫核の存在が分かった。
「ふぅん!?」
性感帯を刺激されたうららも反射的に甘い吐息を漏らし、参考書を読んでいた目が半分閉じられて、快感で潤み始める。
反応を横目で見ていた俺は秘裂の端に食い込ませている指を小刻みに動かしていき、重点的に淫核へ刺激を送る。
「うぅ……んふぁ……」
胸を掴んでいる手で下乳を支えつつ、乳首を指で捏ね回せば固さも急速に増してきた。
性的な刺激を受けて徐々に興奮を溜めていくうららの身体は体温を上げ、白い頬が赤くなる。
心成しか重みと張りを増した巨乳をたぷたぷと揺らしながら、俺はショーツの横から指先を差し込んだ。
最初に感じたのは陰毛の無いサラサラした肌で、次は生暖かい体温。
軽く肌を撫でた後に人差し指を秘裂の中へ潜り込ませ、大陰唇に挟まれる感触を楽しむ。
「ん……ふぅ……ぅっ」
愛液の分泌は殆ど無いものの、乳首を捏ね回し、軽く淫核を弄ったお陰で、少なくとも指で秘裂の中を弄り回すには苦労しない程度の滑りがあった。
うららの脚は閉じられていたが、俺の指が秘裂を弄り、膣口を探る程に少しずつ開かれていく。
背中から抱き締める俺へ漂ってくる体臭も濃くなり、俺の興奮を増加させた。
膣口からは愛液の量を増え、力を入れればヌルリと指が入り込んだ。
「んくぁっ!?」
熱くなった膣内ではヒダが指を迎え入れ、うららの身体は胎内に異物を挿入された刺激で腰を跳ねさせる。
掴んでいた巨乳も大きく揺れて俺の視覚を楽しませ、柔らかな重さが掌の中で震えた。
滑る膣内へ差し込んだ指を進めて第一関節まで差し込むと、膣壁が指の表面を滑るように這い回る。
試しに指を曲げて膣壁を引っ掻いて見れば、うららは嬌声と共に頭を振り上げた。
「ふぁぅっ!?」
大陰唇は退けられたショーツに横から押されて肉厚になり、俺が指を動かせば膣口の締め付けから開放された途端に熱くも柔らかな弾力に包まれる。
愛液の流れは勢いを増し続け、徐々にうららの股間からヌチョヌチョと卑猥な音が聞こえてきた。
指の出し入れに関しては既に問題なく動かせるようになり、俺の陰茎も我慢の限界を知らせてくる。
しかし、背中から抱き締めた状態では少し不便なので、愛液に濡れる手をスカートの中から抜き去ると、揉んでいた巨乳を再び両手で掴んでうららの身体を持ち上げた。
「ふぁっ??」
快感に浸っていたうららは甘い雰囲気を含んだ疑問の声を漏らす。
俺は急ぎながらも怪我をさせない様に気を付け、うららを机の上で仰向けに寝かせる。
「あぅっ……!」
改めて仰向けになったうららを見れば、快感に蕩けた表情を浮かべて『何事か』と不思議そうな視線で俺を見返していた。
うららの顔から視線を下ろすと、袖の無いカーディガンが胸の上に纏められたまま、乳首を尖らせ、性的な快感で張った巨乳がたぷんと揺れているのが見える。
仰向けになっても形が崩れない巨乳は若干左右へ広がっているが乳首をツンと天井へ向かわせ、身動ぎする度に細かく震えた。
更に下を見ると、俺が脚の間に居る所為で自然と肩幅以上に股間が広げられ、その所為でうららのスカートが捲れている。
ショーツを横にずらされた状態の大陰唇が露出し、愛液に濡れて卑猥な光沢で光を反射している上に、残った快感で新しい愛液が出てきた。
既に我慢しきれなくなった俺は慌しくズボンを脱いで陰茎を取り出す。
「んぁっ!?」
「…………うっ」
「し、白石…………」
快感に惚けていたうららは俺が取り出した陰茎を見て、驚きで目を見開いた。
そして、恐る恐る俺の顔を上目使いで見た後、再び陰茎へ視線を送る。
隣に居る雅も同じ様に陰茎を見て息を詰まらせた。
認識だけは出来ない筈だが視界に入った所為で、積み重ねられた価値観と羞恥心が勝手に表に出てきて売る状況なのかもしれない。
俺はうららの視線を股間に受けながら、陰茎の根元を押さえて亀頭を大陰唇へ擦り付けた。
「ひっくっ!!?」
少し力を入れるだけで左右に割れる大陰唇を押しのけ、亀頭は秘裂の中へ入る。
漏れ出している愛液を乾いていた亀頭に塗りたくりつつ、鈴口を膣口へ引っ掛からせた。
指を咥え込んでいても、流石に指よりも太い陰茎では締め付けが抵抗を示してくる。
それでも愛液の滑りは挿入の手助けをしてくれ、俺が腰を押し込めば亀頭がゆっくりと狭い膣口を広げていく。
「んくぁっ!!」
股間から大きな拡張感を受けたうららは背中を反らせ、曝け出されている巨乳は反動でうららの鎖骨の方へ重心を移動させた。
どれだけ膣口を拡張されても脚は肩幅以上に広げられたままで、参考書を持っていた両手は腰の隣で握り締められて俺を押し退けようとはしない。
身体は完全に無抵抗だが、処女の膣口だけは入ってくる亀頭を締め出そうとしてくる。
「うくっ……、締まる……!!」
「あぁっ!!?」
膣口が拒否を示しても力尽くに腰を押し込み、亀頭を挿入していく。
ジワジワと広がる感触は快感となって俺へ送られ、膣内へ入っていた鈴口からカウパー液が漏れ出した。
大陰唇から愛液を塗り返されたカリが膣口を通り過ぎれば、その先で処女膜の僅かな抵抗を受ける。
「うっ……くぅ……」
「あっ、あぁ……ぅっ……」
処女を奪う瞬間はうららの顔を見ていようと思った俺は陰茎から根元を押さえていた手を離し、揺れる巨乳を鷲掴みにした。
それから指の腹で胸の肌を撫でつつ手を引き上げ、尖った乳首を強く摘んで釣り上げる。
「んひゃぅっ!?」
股間の拡張感で背中を反らせていたうららは、乳首から受けた快感で再び俺の顔へ視線を戻した。
向き直った表情は変わらずに快感で蕩けており、とろんと半分程瞼が下りている目は欲情で潤む。
シッカリと顔が見える様になった瞬間に、俺は一気に腰を突き入れた。
「んあぁっ!!」
うららは俺の顔を見ていた頭を再び振り上げて、快感を含んだ声を上げる。
処女膜の抵抗はアッサリと鈴口の前から消え去り、亀頭は締め付けてくる膣壁を広げながら奥へと進む。
竿を飲み込む膣口も締まりはするが愛液の所為で進入は止められない。
明らかに破瓜の痛みを感じておらず、膣内を広げる感覚と異物感を好意的に受け止めているうらら。
亀頭で狭い膣壁を広げながら奥へ進めていけば、陰茎の根元では大陰唇が当たって愛液がヌルリとした感触を返してきた。
鈴口は膣壁とは違った固めの感触が行く手を阻んだ。
最奥に到達して俺が腰を止めると、ヒダが陰茎を這い回って快感を送ってくる。
動かなくても襲ってくる快感で上がってきた精液を股間に力を入れながら塞き止め、意識を反らせる為に掴んでいたうららの巨乳を優しく揉み解していく。
「ふっ、ぅあっ、んふっ……!」
張りを増して揉み応えがある巨乳へ指を食い込ませ、全体を捏ねる様に刺激する。
掌の中心に感じる乳首はコリコリと動き、柔らかな中でも存在を主張してきた。
胸を揉まれる快感はうららの嬌声を響かせ、陰茎を包み込む膣壁も断続的に締め付けを強めてくる。
ヌルヌルの愛液でヒダは不規則に陰茎の表面を這い回ってきた。
「うくぁっ……!」
「うっ……ふぁぅ……」
うららが荒い呼吸を繰り返している所為で、腰を動かさなくともヒダが蠢いて快感を送ってくる。
陰茎の形に添って広げられた膣内はピクピクと痙攣を繰り返し、広げられているうららの脚も太股が震えて快感の大きさを物語った。
そして、俺が腰を引いて陰茎を引きずり出していくと膣壁がカリに引っ掛かり、単に入れていた時よりも大きくなった快感で呻き声が重なる。
「おふぁっ!」
「ふぁん!」
締め付けながらカリを擦るヒダの快感に耐えながら、陰茎が抜ける前に腰を止めて再び腰を押し込んでいく。
一度空けられた膣内は抵抗を少なくするも、快感を受けて熱さを増した膣壁が亀頭を舐めてきた。
漏れ出るカウパー液を塗り返しながら子宮口手前まで挿入し、即座に腰を引いてピストン運動を開始する。
「うっ、くっ、ふっ!」
「あっ、あぅっ、うくぅっ!!」
最奥を軽く突かれる刺激はうららの身体を膣内から押し上げ、半ば反射的に喘ぎ声が漏れた。
周りに居る雅達は、俺とうららの行為を認識できない所為で、理由も無く立ち去る事が出来ず、色っぽい声に視線を知らせて顔を赤くさせる。
全員が会話を止め、不自然に他へ向けられた顔は誰も互いに合わせられておらず、身体が俺とうららの行為を見ようとはしていない。
それでも俺には既に周りの状況に注意を向けている余裕は無く、今はうららの身体を味わう事に必死だった。
「くぁっ、はっ、ふぉっ!」
「んっ、んくっ、はっ!」
俺が腰を突き入れると、押し上げられるうららの身体。
反動を受け止めきれない所為で、巨乳は掴んでいても波打った。
自然と掌の中にある乳首まで擦れる事になってしまい、うららへ快感を追加する。
「あっ! あふぁっ!!」
竿に張り付く膣口は締め付けを強くして圧迫を高め、ヒダも亀頭に密着しながら愛液を塗りたくってきた。
快感を受ける俺の視界は徐々に白く染まっていき、感じるのは掌の中で波打つ巨乳と、陰茎を包む膣内、そして性的な興奮で熱くなったうららの体温だけ。
股間から漂ってくる愛液の匂いで既に室内は淫靡な物へと変わり、いつもの超常現象研究部の賑やかな空気ではなかった。
「くぅっ、ふっ、はっ、はっ!」
「うぁっ、んっ、んんっ、うぅっ!!」
腰の横で握り締められているうららの手は白くなる程に力を込められ、身体が快感に耐えている。
開かれていた脚も俺の腰へ巻き付けられ、陰茎を根元まで差し込んでも更に奥へ導こうとしてきた。
互いの股間がぶつかれば衝撃はうららの淫核を刺激し、愛液はビチャッと音を立てて飛び散る。
「ふっ! ぅふっ! ぁっ!」
「ふぁっ! んぅっ! あぁっ!!」
睾丸から湧き上がってくる精液の感覚は膣内を出入りする陰茎を上下に動かし、カウパー液に精液を混じらせた。
快感を限界近くまで溜め込んだ俺の腰は、うららの足に挟まれて動き難くなっても俺の意思を無視してピストン運動の速度を速める。
「くっ! あっ! 出、るぅ……!」
「ひぅっ! んぁっ! ひぁっ!!」
限界を超えた陰茎からの快感が俺の身体を動かし、膣内の最奥まで挿入した状態で腰の動きを止めさせた。
最後の一突きは勢いが強く、俺と同様に快感を溜め込んでいたうららの身体は先に絶頂へ達してしまう。
「んあぁぁっ!!?」
「くぁっ!? 締まる!!」
潮を噴いて下半身を痙攣させるうららの動きは膣内へも伝わって、陰茎へ止めを刺してくる。
締め付けを強めた膣内からの圧迫は十分に絶頂への最後の一押しとなり、精液は暴発してしまう。
「くはっ! 出る!!」
俺が激しい快感の波を受けた直後、うららの純潔だった膣内に精液が流し込まれる。
「んふあぁーー!?」
胎内に他人の体液を受けたうららは絶頂の快感を更に大きな物にさせ、背中を反らせて下半身だけではなく全身を小刻みに震えさせた。
巨乳は俺が掴んでいても揺れを止められず、指の間から食み出た肉が波打つ。
俺の腰を挟んでいるうららの足は絶頂に達した事で力を強め、奥へ導かれた鈴口は精液を吐き出しながら子宮口に減り込んだ。
「うふぅ……!!」
「あぁう……!!」
上下に動く陰茎から徐々に激しさと流れ出ていく精液が減っていくと、亀頭が体液に浸る感触が増えていく。
絶頂の大きな快感が落ち着いてくれば、自然と巨乳を掴んでいた手からも力が抜けていった。
潮を噴きながら絶頂で背中を反らせていたうららは身体を机に下ろし、脚も力尽きたように俺の腰を解放する。
「ふぅ……」
「うあぁ……」
絶頂で白くなっていた視界が復活した俺は、下に居たうららに視線を落とした。
「……大丈夫か?」
「……つ、机に、寝かされたぐらいで、んっ、体調が変わる事なんて、無いでしょう……」
荒く呼吸を繰り返し、頬を赤く染めて汗も掻いており、浮かべる表情を絶頂の余韻で蕩けている。
しかし、うららは机に寝かされたとしか認識しておらず、俺が大丈夫かと聞いてきた事に疑問を感じているらしい。
絶頂の余韻でフラフラの頭を上げ、目に入ったのが曝け出された自分の胸と、塗れた自分の股間に俺の股間が密着している光景でも、ごく普通の態度で言葉を返してきた。
膣内に陰茎が入っている異物感と、精液すら流し込まれた感覚があっても、うららの意識は平常時と何も変わらない。
「んふぁ……、だいたい、何で机に寝かせたのよ?」
「まぁ、魔女じゃない力を試したかったって所かな?」
「何それ……、んくっ……そんな力あるとは、思えないけど……」
スッカリ絶頂の余韻から戻ってきた俺は、未だに掴んでいたうららの巨乳を優しく揉んでいく。
「ふぁっ……ぁん……んっ……」
興奮が残っている乳首が弄られれば、絶頂で体力が消耗していても小さな声が漏れてきた。
胸の付け根へ差し込んだ親指と人差し指の間で、搾り取るように乳首へ向かって手を動かす。
上へ行く程に指を狭め、乳輪に到達すると吊り上げながら乳首を捏ね回した。
「んっ、ぁう……、ふぁ……」
未だに陰茎を咥え込んでいる膣内はうねうねと蠢き始めるが、既に射精した所為で興奮は蘇らない。
激しい締め付けを受けた後の心地良い余韻としては申し分ない刺激であり、尿道に残っていた精液すらもジワジワとうららの膣内へ染み出していった。
摘んでいた乳首を離せば、重力に引かれて落ちる巨乳はたぷんと揺れる。
興奮で張っていても柔らかさが落ちない胸の動きを見詰めながら、俺は腰を引いて陰茎を取り出した。
「よっ、と……んっ」
「んふあぁ……」
陰茎を抜かれた膣口から愛液と精液が混じる体液が勢い良く逆流し、部室内に卑猥な匂いが広がる。
当然ながら隣に居る雅へは至近距離で到達してしまい、真っ赤だった顔が僅かな欲情に染まった。
俺が身体を離しても、うららは暫くの間は脚を蟹股に開いた状態でピクリとも動かない。
呼吸に合わせて収縮を繰り返す膣口から二人分の体液を漏らしながら、割り広げていた異物が無くなった大陰唇がゆっくりと元の綺麗な秘裂へ戻っていった。
横へ退けられていたショーツのクロッチが愛液で滑りながら股間を隠す為に位置を戻していくが、力が足りずに大陰唇を片方だけ隠した状態で止まってしまう。
膣内から漏れ出てくる精液はクロッチの端で塞き止められてしまい、結局中へ押し返される。
僅かな時間、卑猥な股間を見詰めていたが、動ける程度には体力を回復させたうららがだるそうな動きで身体を起こしてきた。
「んしょっと……ふぅ……」
机の端で座る体勢になってからおもむろに自分の胸を見詰め、何も言わずにサッと服を着るうらら。
それから汚れている股間を拭きもしないで、机から降りた。
「……少し疲れたわ」
「……あっ! し、白石さん、ほ、保健室に、行く……?」
汗を滲ませる頬に髪を張り付かせたうららが呟けば、犯されて精液を膣内に出される光景と、濃い精液の匂いで硬直していた雅が復活して声を掛けてくる。
「いえ、そこまででもないから大丈夫よ」
「そ、そう?」
「でも、そろそろ帰るわ」
「う、うん、分かった。また明日ね」
「えぇ、また明日」
スカートに隠れた股間から垂れる体液を隠さず、颯爽と部室を出て行くうらら。
残された雅達は微妙な雰囲気になり、互いに視線を合わせて困惑している雰囲気を隠せない。
そんな中でも俺は股間を拭いてから帰り支度をする。
性欲を発散した上に、うららも帰ってしまったのでは残っている意味も無い。
雅を犯すには性欲も体力も足りないし、疲れたので早く帰りたいのだ。
「それじゃ、やる事もないし俺も帰るわ」
「あっ、ちょっと待て」
「ん? 何だよ、山田」
正直に言ってしまえば部外者である俺は引き止められる用も無いと思うが、何故か竜に声を掛けられた。
振り返って見れば何やら真剣みが溢れ、元の目付きの悪さと合わさって睨まれている風にも感じる顔が見える。
「さっき魔女以外の力って言ってたけど、あれ、本当か?」
「……あぁ、そんな事か。本当だよ」
「マジか!?」
驚く竜だが、本当の事は言っても意味が無いだろう。
そもそも『性的な行動を認識されない』と教えても、認識出来ない所為で証明しようも無い。
どれだけ、それこそうららを目の前で犯しても、誰も止めず、気にもしないのだから言っても無駄だ。
なので、適当に誤魔化しておくとしよう。
「具体的にはスプーンを曲げられるぞ?」
「はっ?」
「思い切り力を入れて『ふんっ!!』って気合を入れれば――」
「それ誰でも出来るぞ!」
「ハンドパワーです」
「ただの腕力だろ! 英語に言い換えただけじゃねーか!」
「腕力はアームズじゃないのか」
オールバックでサングラスを掛けた人風に言えば、竜の主人公らしいツッコミが冴えた。
「実際、魔女の力って言う超常現象があるんだから、他のがあっても可笑しくないだろう?」
「まぁ、そうだけどなぁ」
「だから、魔女の力っていう括りだけで考えずに、もっと思考に柔軟性を持てば良いと思ったんだよ」
「はぁ……そう言う事か」
凝り固まった考えでは、新しい物も思い付かないと聞こえる事を適当に言っておく。
しかし、何故か納得した雰囲気の竜とその他の面々。
うららを犯していた時に充満していた淫靡な空気は既に緩和しており、匂いを除けばいつもの部室の中。
竜達の顔も既に通常の色に戻って、バカ騒ぎが始まる。
今度こそ用事が無くなった俺はサッサと部室を出ると、そのまま家路を急いだ。
うららを犯した事で腰が若干重いが、自分の能力の効果を確認出来たのは良い。
これを使えば好きな時に美少女を犯せるだろう。
今日はメインヒロインだったうららを犯したものの、獲物はまだ他にも居る。
生まれ変わった俺の二度目の人生は、この先も明るいと思わせてくれた。
終わり
11月になったので現状報告
げっ!?
今年もいつの間にか後2ヶ月か……。
そんな訳で私です。
今月の小説の更新は『山田くんと7人の魔女』です。
余裕があれば『エヴァ』の続きを。
同人の方は、とりあえず全部書き終わりましたので、後は校正してから挿絵を書いて終わり。
まだ、先が長いわぁ……。
と言うか、もう本当、今年中に間に合うかどうか……。
ゲームの方は朝比奈さんの3Dが出来たんですけど
↓こんな感じ
↓全身
いろいろ細かい修正が山ほどあるから大変。
後、Unity側でのトゥーンレンダリングの仕方が、いまいち把握出来てないから時間が掛かりそう。
△
拍手コメ返信
>> さん
何時リクエストしたか覚えてな~
本当、お待たせして申し訳ありません!
でも、遅くなった分、可愛い妹紅を描写する為に頑張りましたよ!
その分、エロが少なくなりましたけどね……。
フフフ
ハッピーエンドは意外に苦戦しましたよ。
主に、犯されたのに好意を抱かせる理由付けについて。
>> さん
リクエストありがとうござ~
ついでに、ループしてい~
あぁ!
言われて見れば、カーチャのような気の強いキャラはフェラをさせるべきでしたね。
無駄に主人公の能力で時間が掛かって忘れてました。
次からは気の強いキャラを犯す時はフェラを必須で書きます。
『ついでに』って事は同じ人で良いのかな?
何にせよ、良いアイデアですね~(ニヤリ
△
今月は何時にも増して忙しいです。
大変だ。
特に同人に関して!
△
追記拍手コメ返信
>>カーチャ、リクの人さん
続きが出来たらみたいで~
アニメが終わってしまったら話題にも上がらなくなりますからね~。
今はリクエストがあるんで来年になりますけど
面白そうな感じなので、書いて見ます。
……来年以降に。
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