時止めアパート・番外編 先口:時間停止姦
この話は、同人小説『時止めアパート』の番外編です。
先に同人本編を体験版だけでも読んでいないと、恐らくチンプンカンプンだと思います。
ぜひ体験版だけでも呼んでくださいね!(ステマ
△
アパートの敷地内限定で時間を止められると知ってから幾日か。
住人を犯すのも手馴れ、後始末も完璧に出来るようになった。
犯したと言う証拠隠滅の為に、伊達に検視関連の本を読み漁っただけの事はあると自負している。
しかし、流石に四六時中女の身体を考えている訳でもない俺は今、平和で静かな平日の午後にまどろむ。
資産価値に影響がある程度には立地が悪く、アパートに来るまでの道も細い所為で人通りは少ない周辺環境。
近所には騒がしい人間も居らず、交通の不便を考えなければ、まさに癒しの土地でもあった。
……と、良い風に考えてみたが、やはり交通の不便は全ての良い点を越える難点だ。
しかも、アパート自体も蔦が蔓延る壁に、何処からどう見てもボロイ外見。
幾ら内装だけはリフォームしても、不動産屋の案内で来た入居希望者がアパートの外見を見ただけで帰るのは悲しい。
少なくとも生活する分には問題の無い収入はあるものの、金の余裕は幾らでも欲しいのだ。
自室でオーナー兼管理人の仕事を終えた俺は、ゴロゴロしながら入居希望の人が来ないかと思っていると、携帯の着信音が意識を引き上げた。
「はい、もしもし」
『もしもし、先口です』
「あっ、どうも。その節はお世話になりまして」
電話の向こうには、遺産としてアパートと土地を受け取る際に世話になった<先口>だった。
両親の遺産で毎日を怠惰に生きていた俺の所へ、見た事も無い爺さんの遺産の話を持ってきた弁護士。
遺産だった土地とアパートの権利は、資産的な価値で言えば持っているだけで損害をもたらす物だったが、自分の家が欲しかった俺は素直に相続した経緯があった。
『いえいえ、それが私の仕事ですから』
「でも感謝しているのは本当ですので」
『そう言って頂けると、弁護士冥利に尽きます』
久しぶりに会話をする先口の言葉は、やる気が溢れた力強さを感じられる。
俺の感謝の言葉に電話越しではあるものの、嬉しそうな雰囲気が漂ってきた。
『それでですね、今回お電話をしたのは、そろそろ固定資産税などの事でして』
「あぁ、もうそんな時期ですか」
めっきり寒くなった外では偶に雪も降る。
季節は毎年同じく巡り、人の社会も同じく回るのだ。
『なので、役所に提出する際の書類をお渡ししたいので、都合の良い日を教えて頂ければと思いまして』
「あぁ、なら、明日でも良いですよ、管理人の仕事も余り無いので」
『はい、分かりました。では、明日の午後にお伺いしても宜しいですか?』
「えぇ、大丈夫です」
『そうですか。では、お伺いいたしますので』
「はい、待ってますよ」
『それでは失礼致します』
「はい」
そして、切れる電話。
本当は税理士に丸投げしたいが、自分で出来る事なら自分でした方が節約になる。
遺産を受け取っても、アパートの内装をリフォームした所為で金銭的な余裕は余り無いのだ。
もしもの為、節約するに越した事は無いだろう。
何にせよ、明日先口が持ってくる書類を見なければ、どうしようもない。
△
人と会う為には、それなりに身形を小奇麗にしておかなければ失礼に値するのは一般的な常識で、先口を迎える為に髭も剃った俺は準備万端だ。
約束の時間も近付き、そわそわしていると来訪を告げるチャイムが鳴った。
「はいはい」
前のように玄関の覗き穴を使わずに、そそくさとドアを上げる。
「こんにちは、先口です」
久しぶりに会った先口は、少し伸びた髪が肩に掛かっている程度の変化しか見られない。
優しそうな顔は希望に溢れたままで曇っておらず、プリッとした唇は柔らかな微笑を浮かべている。
高そうな女性物のスーツに隠れている身体は、前に会った時よりも女らしい凹凸を強調させ、胸や腰辺りでは服の生地がパッツンパッツンになっていた。
「こんにちは、とりあえず中へどうぞ」
「はい、お邪魔致します」
後ろから聞こえる女性特有の軽い足音を聞いていると、自分の部屋に異性を呼び込んだ実感が沸いてくる。
別に女性を招き入れるのは初めてでもないので普通に案内して狭い居間に着くと、先口へ座るように促し、俺は二人分の茶をテーブルへ出して長話に備えた。
「粗茶ですけど……」
「有難うございます」
互いに口を潤してから一息付くと、先口は持っていた鞄から書類を取り出す。
「それで、今回お伺いしたのは電話でも言いました役所に提出する書類で――」
「ふむふむ――」
と、説明を始めた先口だったが、俺の視線はテーブルに出された書類ではなく、テーブルに乗っている先口の胸に向かってしまう。
前から大きいとは思っていたが、少なくとも前はテーブルに乗る程ではなかった筈だ。
それが今、目の前にある先口の胸は硬いスーツを押し上げてまでテーブルの上へ乗せられている。
書類の説明をする為に文字へ指を持っていく動きですら、左右へ緩やかにゆったりと揺れた。
先口が身体を動かし、何かを話せば良い香りが俺の方へ漂ってくる。
何気に今日は性欲を発散させていない所為で、真面目な話を聞いてズボンの中で大人しくしていた陰茎が徐々に興奮を蓄え始めた。
時間を止められると知って欲望に負けた俺が、住人に手を出して以来、ガタの外れた性欲は先口を魅力的な女として認識してしまう。
「こちらの項目に書かれているのが――」
「はい」
既に先口の言っている事は耳に入っておらず、視線の先にある胸へ意識が向く。
曲がりなりにも自分に関係する大事な事であっても、性欲に染められて行く思考では聞き流してしまいそうだ。
なので、下手な失敗をする前に発散させるとしよう。
「なので、こちらを提出し――」
真面目な顔で種類に視線を落としていた先口の言葉が不自然な所で止まると、世界からも生命の声が聞こえなくなる。
チラリと外を見ても落下中だった落ち葉が空中で静止しており、鳥も羽ばたき始めた姿勢のままで地面から数cm浮いた状態になっていた。
「相変わらず、不思議な土地だな」
時間が止まっていると言う確証を得た俺は、視線を先口の身体へ戻す。
テーブルには変わらず胸が乗り、スーツの固い生地を限界近くまで伸ばしている。
Yシャツのボタンも窮屈そうに左右へ引っ張られ、少しでも先口が背中を反らせれば弾け飛びそうだ。
俺は視線を胸に固定したまま、テーブルを回り込んで先口の隣に移動する。
依頼人である俺の部屋に来る為か、近くに寄ればシャンプーの良い香りがした。
セミロング髪は肩に掛かっていても清潔感を失わず、外からの光を艶やかに反射している。
「それじゃ、ちょっと失礼して……」
胸とテーブルの間に手を差し込んでみるとスーツの荒い生地に指が沈んでしまい、掌には暖かい重みを受けた。
指だけを動かして胸を揺らしてみても、たぷたぷとスーツごと柔らかく波打つ。
ブラで拘束されている筈だが、大きな胸の柔軟性の方が勝っている様だった。
下乳を支える感覚は掌に快感を与えてくれる。
そして、胸を支えていた手を取り出してからYシャツのボタンへ掛け、脱がせようとした時、しなければいけない事を思い出した。
「おっと、写真を撮っておかないと……」
時間が止まった中であっても人の身体は自由に動かせるが、ちゃんと元の体勢を記録しておかないと後始末をする時に困るのだ。
アパートを曰く付きにしない為の行動は既に慣れたもので、何処から撮れば全体が分かり易いのかは経験済み。
先口の周りを回りながら現状を記録すると、いよいよ魅力的な身体へ手を伸ばす。
「座ったままじゃ犯せないよな」
座ってテーブルに視線を落としている先口を持ち上げると、床へ仰向けに寝かせた。
折り畳まれていた脚も伸ばし、スカートから出ている太股へ触る。
「ん~、ストッキングが邪魔だな」
黒のストッキングはサラサラであるものの、やはり生脚の感触には遠く及ばない。
邪魔な物を脱がせようとスカートのホックを外し、サッと脱がせて行く。
「随分と高級そうなパンツを履いてるな」
黒のストッキングの下には、レースと上品な模様が付いているショーツが見えた。
生地もやはり高そうな艶があり、先口の股間にピッタリと張り付いて守っている。
ストッキングを伝線させない様に気を付けながら脱がす。
「胸だけじゃなくて、太股も良い具合だな」
少しずつ露になる白い肌の太股を見詰めながらストッキングを完全に脱がし終えた俺は、先口の股間を触りたい欲求に耐えて上半身へ目標を向けた。
時間が止まっていても俺が触った部位は動き出す所為で、仰向けの胴体から重力に従って巨乳が左右へ広がっている。
ブラとスーツを着ていてもYシャツのボタンに掛かっている負荷は増大したようで、シャツの隙間から先程は見えなかったブラが僅かに覗く。
このままではボタンが飛びそうなので、完全に余計なお世話として上半身もスーツを脱がせる。
細い首元から順にボタンを外し、胸の膨らみで作り出されていた空間が開放していく。
鎖骨から胸骨の辺りは特に隙間が大きく、仰向けになって形を平たくさせた胸があっても、だいぶ余裕があった。
そして、一番負荷が掛かっていた胸のボタンを外すと、視界に幸せが飛び込んでくる。
「おぉ……!」
見ただけでも分かる大きなブラから、大幅に食み出す胸の肉。
カップに覆われていない上の部分は片紐に食い込み、厭らしさと色気を醸し出す。
Yシャツを完全に取り払い、スーツに皺を残さない為に横へ畳んでおく。
「前から思ってたけど、やっぱり良い身体だな」
改めて真面目な顔を浮かべている下着姿の先口を見下ろせば、素直な感想が出てきた。
大きな胸はスーツの上からでも分かっていたが、想像よりも形が良い。
スーツに隠れて分からなかった腰には括れがあって、スカートの生地を張らせていた尻は安産型だろうか。
肉付きが良く、全身から成熟した女としての健康的な魅力が溢れている。
首から脚にかけての肌も当然ながら綺麗であり、化粧をしている筈の顔の肌と比べても遜色の無い美貌と言えた。
「では、早速……」
フロントホックだったブラをパチッと外した途端、拘束から開放された巨乳が大きく揺れて姿を現す。
「ふぉ……!」
頂点で揺れた乳首の色は少し茶色掛かっており、何処と無く日本人らしい色と思えた。
乳輪は胸全体の大きさから考えると普通ぐらい。
乳首は興奮していないので普段の様子を見せ、半分ほど乳輪から顔を出している程度。
仰向けになっていても若さが垂れる事を許さず、お椀型を保って乳首を天井へ向ける。
傍で屈んでいた俺は自然と手を伸ばし、胸の付け根から掴んだ。
「お、おぉ……!」
スーツ越しに触った時よりもハッキリ感じる巨乳の暖かさと重さ。
力を入れた指は柔らかく包まれ、包まれた分だけ胸の形を卑猥なものへ変える。
ぐにぐにと揉み解しても、弾力を返してくる程度には硬さを感じた。
白い胸は指と共に手の形で凹み、白い肌に影を作る。
徐々に胸の付け根から乳首に向かって指を動かし、乳輪へ差し掛かると強めに乳首を摘んでみた。
柔らかく形を変える胸は乳首を引き上げられた事で上へ吊られ、俺が指を離すとたぷんと揺れながら元の形へ戻る。
爪の先で乳首の先端を軽く引っ掻けば、それだけでも反動を受ける胸が揺れて俺の視界を楽しませた。
強くは無い刺激であっても触れられた乳首は反応を返し始め、乳輪に埋もれていた乳首が顔を出してくる。
「やっぱエロイよな……」
平常を保っていた胸が生理的な反射とは言え、厭らしく乳首を立たせる過程は俺の興奮を後押ししてくれた。
巨乳を真上から掴んで揉み解しながら下半身へと視線を移し、ショーツに隠れている大陰唇の膨らみへ残った方の手を被せる。
「……んくっ」
胸と同等以上に柔らかいかもしれない大陰唇は、軽く力を入れた指を簡単に食い込ませた。
人差し指と薬指を脚の付け根と大陰唇の間へ差し込み、真ん中の中指で秘裂を擦って生々しい暖かさを味わう。
ショーツ越しに食い込む感触を受けつつ尻の方から腹側へ、秘裂の縁に沿って指を這わせて行く。
成熟を果たした小陰唇は布の上からでもハッキリと存在を感じ、端まで行けば淫核に引っ掛かった。
再び爪の先で引っ掻くようにして軽く刺激した後、片手で不器用にショーツを脱がして行く。
「……濡らしたら後始末が面倒だからな」
既に興奮は大きくなっているものの、住人を犯して経験を積んだ俺は童貞の時よりも明らかに精神的な余裕があった。
「よし」
ショーツを脱がせていく程に白い腹が見え、更に下げると生え揃った陰毛が出てくる。
成人らしい量であり、適度に手入れをされているようで形が整えられていた。
その下には淫核を隠す包皮が少し食み出る秘裂の端が現れ、遂には先ほど触ったばかりの大陰唇が見える。
こちらには陰毛が生えておらず、剃った後も無さそうだった。
「……元から生えていないのかな?」
ショーツを完全に脱がせてから先口の脚を蟹股気味に開かせ、股間を覗き込んで確認すると若干の光沢が目に入る。
鈍い光を反射する性器には見覚えがあり、どうやら乳首と淫核を軽く弄った刺激で少ないながらも愛液が出ていたようだ。
近くに放ってある脱がせたショーツのクロッチにも、白い生地が僅かに水分を含んで灰色に変わっていた。
「早めに脱がせて置いて正解だったな」
犯す前に凡ミスを犯しそうになって、内心ドキドキしてしまう。
しかし、少し弄っただけで敏感に反応を示すなら、たいして愛撫の手間も掛からないと思い、気は楽になる。
胸を揉んでいた手を離した俺はズボンを脱いで陰茎を開放し、蟹股に開いた先口の脚の間へ身体を差し入れた。
両手の親指で大陰唇を開き、膣口を確認してみる。
「……狭そうだな。処女か?」
俺に触れられた事で時間が動き出した膣口は、大陰唇を左右に開かれた力に抵抗してヒクヒクと開閉を繰り返す。
僅かに漏れた愛液で秘裂の中も卑猥な光沢を持っており、小陰唇も充血して心成しか厚くなっている感じがした。
試しに膣口へ小指を差し込んでみれば、強い締め付けと滑りが足りない所為で肌を突っ張る抵抗を受ける。
このままでは入れられはしないので、包皮に隠れている淫核を強めに摘んだ。
グミを思わせる弾力は指の間で抵抗を示し、捏ね回して見ても流石に変化は急速には現れない。
それでも根気良く指で淫核を弄り、時には大陰唇を開いていた指を少し膣口へ差し込んでいれば、少しずつ愛液の量が増えてきた。
ヌルヌルになっていく秘裂の中で膣口の動きも活発になり、収縮を繰り返す度に新しい愛液が漏れ出して来る。
摘んでいた淫核も硬くなっていき、ふとした瞬間に包皮が捲れて淫核が飛び出してしまった。
「おぁっ……。もう良いか?」
思いがけずズルッと包皮が剥けてしまったので若干驚いてしまうも、秘裂から滴る愛液を見た俺は準備が整ったと認識する。
いざ入れようと意識を陰茎へ向けると、鈴口から滲み出るカウパー液に初めて気が付いた。
俺は先口の足の間を更に進んで腰を近付け、直立近くに反り立っていた陰茎の角度を平行にさせる。
そして、鈴口を愛液が溢れる秘裂へ食い込ませて行き、先の方だけを膣口に引っ掛けた。
「うっく……」
敏感な亀頭が熱く滑りのある大陰唇に挟まれる感触は何度体験しても心地良く、溜まった興奮も高まる。
処女の膣口が亀頭を押し返す力は思いのほか強かった。
違う方向へ陰茎を逃がさない様に、俺は先口のサラサラした腰を引き寄せながら挿入して行く。
「うっ……ふぉ……」
陰茎を食い込まされて行く膣口は、亀頭の形に沿って広げられる。
愛液の滑りが加えられたお陰で、締め付けを受けてもスムーズに膣内へ陰茎が挿入されていく。
大陰唇は乾いていた竿に愛液を塗り広げ、亀頭は膣壁の生暖かさに包まれる範囲を広げた。
「おぁ……」
真面目な表情を浮かべている先口は、書類に視線を降ろしていた所為で脚の間に居る俺を見ている様にも思える。
先口の見詰める先で亀頭を食い込ませる秘裂がカリを飲み込み、膣口を通り過ぎれば鈴口に処女膜の感触が返ってきた。
「うっ、く、意外だな……んっ……!」
初体験は済ませていたと勝手に思っていた分、意外だと感じるも、処女の締め付けを亀頭だけに受ける快感は冷静な部分があった俺の思考を蕩けさせる。
俺の腰が先口の股間目掛けて進む程に陰茎は大陰唇を巻き込んで膣内へ挿入され、処女膜が伸びる感触を亀頭に受けた。
そして、抵抗出来る限界を超えた処女膜は、時間が止められた世界で破られる。
「おっふ!」
鈴口を押し付けていた壁が無くなると、今度は細かいヒダの壁が立ち塞がってきた。
破瓜の刺激で急激に締め付ける膣壁を亀頭で広げつつ、腰ごと陰茎を押し入れる。
膣口で締め付けられる感覚がカリから竿の根元まで進んで、遂には俺の下腹部が先口の股間へ接触した。
「あぁ……暖かい」
熱くなり、硬くなった陰茎でも膣内の温かさを感じる。
呼吸はしていないので膣壁が横隔膜で引き上げられる動きは返さないものの、生命の息吹を感じさせる収縮が膣内で陰茎を締め付けた。
腰を引いて陰茎を抜いていっても、狭い膣口が秘裂から僅かに食み出て竿の動きに付いてくる。
竿を愛液で滑る膣口で舐められ、ヒダがカリの裏側から鈴口へ流れる様に動く。
「くぅ……!」
狭く強い締め付けは亀頭で広げられても、異物が無くなれば即座に元の狭さに戻る。
そのお陰で膣内に挿入している部分が再び亀頭だけになっても一切の隙間無く、愛液の滑りで蠢く膣壁に快感を受け続けた。
カリが膣口から出ない程度まで腰を引き終えると間髪入れずに根元まで突き入れ、止まらずに腰を動かして行く。
「ふっ、ふぉっ、おぉっ、おぉ……!」
前後に腰を動かせば股間を叩かれる先口の身体は上下に揺らされ、仰向けになっている巨乳も激しく波打った。
興奮で立った乳首が縦に伸びる楕円を描き、視界から誘惑を受けた俺は思わず掴んでしまう。
先口の身体は性的な快感を受けており、掴んだ胸にも心成しか張りが増しているようにも感じた。
真上から揉んでみても指に返ってくる弾力は増え、掌の中心で擦れるのは尖った乳首の感触。
「うっ、ふっ、はっ、はぅっ!」
手から受ける快感も合わさって徐々に早くなる腰の動きは先口を乱暴に揺さぶり、俺の下腹部が当たった跡を股間だけではなく内腿にさえ残した。
鈴口から滲み出るカウパー液の量も増え、滑りが増し続ける膣内で陰茎を扱く俺の快感は膨れ上がる。
前後に動くだけだった陰茎が俺の意思の外側で小刻みに痙攣を始め、思考も絶頂の予感で白く染まってきた。
「ふっ! くぁっ! あぁっ!」
胸を掴む手に自然と力が入ってしまい、腰も勢いを付けて膣内の最奥を突き上げる。
膣壁も激しい入出に付いて行けなくなり、隙間が出来た膣内に空気が入ってブチュブチュと卑猥な音が響いた。
愛液は白く濁り、先口の身体に溜められた快感が大きくなってきた事を示す。
下半身から立ち上ってくる愛液の匂いは荒くなった呼吸で性欲に濁る脳へ送られ、陰茎を更に硬くさせる要因になった。
頭を振り上げた俺は腰だけを必死に動かし続け、急速に限界が近付いてくる。
「くっ! ふっぁ! くふぅ!!」
陰茎の我慢は限界を超え、俺は最後の止めとして腰を打ち付けると陰茎を根元まで差し込んだ。
そして、真面目な視線を俺へ向けている先口の膣内へ、耐えていた絶頂を一気に開放して精液を吐き出す。
「ふっ! ふぉっ……!」
断続的な動きで上下に痙攣を繰り返し始めた陰茎は、間近に迫った子宮口へ精液を掛けていく。
膣内で溜まっていた愛液を、最奥から流し込んだ精液で膣口から逆流させた。
子宮口に他人の体液を受けた先口の膣内も、溜め込んでいた快感で痙攣を始める。
ビクビクと震える動きは射精を繰り返す陰茎と同調して、互いに刺激し合って快感を更に高めてくれた。
「おぁ……! おぅ……!!」
俺の下腹部で潰れる大陰唇から愛液の潮を噴き出し、先口の身体も絶頂に達した事を知らせる。
亀頭が射精で動けば、強く締め付けながら痙攣を繰り返す膣壁が擦れ、敏感になった亀頭へ刺激を送ってきた。
ヒダは愛液で滑って不規則な動きを返せば、陰茎を這い回られる刺激で残らず精液を吐き出させる。
「おっ……おふぅ……」
大きな射精が終わると小刻みに腰を動かし、尿道に残っていた物まで膣内へ出しきった。
「うっ、ふぅ……」
一息付いてから腰を引いて陰茎を取り出すと、力が抜けた竿が愛液に塗れた姿を現す。
捲れる膣口は相変わらず強い締め付けを返している所為で、陰茎に付着していた精液が削ぎ落とされているようだった。
カリが軽く膣口に引っ掛かった後、陰茎が完全に抜ける。
丸くぽっかりと開いた膣内は暗い影になっているものの、薄いピンク色に染まる精液が見えた。
犯している最中は気にならなかったが、よく見れば大陰唇の周りにも僅かな破瓜の血が付いている。
「さてと、ティッシュティッシュ……」
後始末も慣れた物で、性欲を発散させた後の賢者を思わせる思考はやるべき事を即座に行動へ移させた。
若干、腰のダルさを感じてはいるが、ここで休んでいては何時までも時間を動かせない。
手近に用意してあったティッシュを箱ごと持ってくると、先口の股間を綺麗に拭いて行く。
愛液と精液を流していた秘裂の中は当然として、大陰唇とその周り、それから尻の谷間まで丹念に綺麗にした。
「……うん、これで良いか?」
少し離れて見ても先口の股間は犯す前と変わらず、とても処女を奪われたとは思えない初々しい性器に戻っている。
開いていた秘裂は大人しい割れ目に戻り、小陰唇は興奮を冷めさせて大陰唇の中へ姿を消す。
愛液で卑猥な光沢を持っていた淫核も、包皮の中へ隠れた。
後はショーツを履かせて、巨乳を揉みながらブラを付けさせる。
最後にスーツを着せると、写真を頼りに時間を止める前の姿勢を再現するだけだ。
「……ひょっとしたら、これが一番体力を使うかもな」
何気に角度を再現するのは難しく、肘や首が一番の難敵だ。
少なくとも先口の視線が、説明していた書類の文字へ合わさっている角度で無ければいけない。
「…………こんなものか?」
とりあえず納得できる再現を完了させれば、最後は先口の身体から犯された感覚が消えるまで時間を取れば良いだけとなった。
時間が止まっているにも拘らず、時間を取るとは此れ如何に。
対象に触っていないと時間が止まってしまう為、先口の腕に触れたままで時間を潰す。
体感時間にして二時間ほど待った後、俺は元々座っていた位置へ戻り、時間を動かした。
「――て頂ければ、相続した遺産についての問題は無いと思います」
「分かりました」
時間が動き出して、再開された先口の説明は淀みなく終わった。
俺は顔を書類へ向けたまま、上目使いで先口の顔を伺っても身体に異変は感じていない様子でホッとする。
「何か分からない事がありましたら、役所の職員に聞いて頂ければ大丈夫だと思います」
「いえ、先口さんの説明が分かり易かったので大丈夫だと思いますよ?」
「そうですか? 有難うございます」
碌に聞いていなかったが正直な感想を言ってみれば、先口は頬を染めて照れてしまった。
「説明は以上ですけど、他に質問はありませんか?」
「ん~……。今の所は無いですね」
「そうですか」
一仕事終えた感を出す先口は、やり遂げた表情を浮かべて微笑む。
その笑顔は、見てる俺にも笑顔を浮べさせてくるようだ。
「何も無ければ、これで失礼致しますので……」
「あっ、はい」
「お茶、ご馳走様でした」
「いえいえ」
御開きの言葉を合図に、先口は胸を揺らしながら立ち上がって玄関へ向かう。
俺も見送りの為に後ろを付いて行く……、ついでに最後に先口の尻を視姦しておいた。
スカートの生地を張らせる程度には肉付きが良く、柔らかく振動する光景を目に焼きつける。
「それでは、また何か在れば電話でも下さい」
「えぇ、その時はよろしくお願いします」
「はい、頑張ってお仕事をします。では、失礼致します」
「はい、お気を付けて」
礼を返して玄関を出て行く先口を見送り、扉を閉めた。
部屋へ戻ると窓からは道を歩く先口の後姿が見える。
あの華奢であっても肉付きの良い身体を犯したのは良い体験だった。
性的に満足した俺は、テーブルに出されていた書類へ目を通す。
「……とりあえず、これを役所に出せば良いんだよな?」
話半分で聞いていたが、分からなければ先口の言ったとおりに役所の職員に聞けば良い。
目先の用事が簡単に解決すると分かった俺の身体は既に休憩状態だ。
やる事が無くなって暇になると、腰の疲労が眠気を誘ってきた。
冬の寒い日であっても室内は暖かく、日の光も丁度良い具合に差し入り、絶好の昼寝環境だ。
「あふぁ……駄目だな。眠くて何もやる気が出ない」
大きく欠伸をした俺は、そのまま畳へ身体を倒して寝る体勢に入る。
心地良い疲労感はすぐに瞼を落とさせ、意識は暗闇に沈んで行く。
「夜までには疲れを癒しておかないと……」
殆ど呟くように言った後、俺は完全に暖かな日差しの中で眠りに付いたのだった。
終わり
△
オリジナルだから本当はノクターンノベルズに載せようかと思ったんですけど、同人小説の番外なのでこっちへ載せます。
以下、どうでも良い裏設定
先口さんの名前の由来は、四文字熟語の「口先三寸」です。
「口先三寸」は本来悪い意味ですが、本編の先口さんは凄く真面目で正義感の強い、どちらかと言えば新米弁護士です。
ちなみに「口先三寸」は間違った言い方なんですよね。
本来は「舌先三寸」らしいです。
……知らなかった!
同人本編に登場するキャラの名前は、特に由来はありません。
何となく美人、美少女っぽい響き感じる名前を適当に使いました。
エロシーンが無いモブキャラには名前の由来があるのに、エロシーンでガッツリ犯されるキャラには名前の由来が無いとは此れ如何に。
ニセコイ 鶫 誠士郎:時間停止姦
この前、前世から数えて初めての友達に自分の能力を相談したら、物凄く笑われた。
挫けずに『時間を止められる』と具体的に言っても信じて貰えず、今度は真面目な顔をして頭を心配されたのだ。
俺が一大決心をして教えたのに、何と薄情な友達か!
実際は俺も軽い冗談の様なトーンで言ったので、信じて貰えないのは、まぁ良い。
そもそも、俺が同じ様に『時間を止められる』とか教えられても同じ反応を返すだろうし、心の中では中二病を心配する。
とりあえず、その友達とは縁を切った。
軽く言っているが、本当は凄く傷付いたのだ。
前世でぼっちだったから、今度こそ友達を作ろうと無理をしたのが駄目だったのか。
やはり、一人が良いな。
「お、お穣! 待って下さい!」
「遅いわよ。つぐみ!」
「あ――」
そんな、かつての友達に笑われた俺の持つ能力は、最近は頻繁に使っている。
最初は能力を把握する為に色々試し、代償も無いと分かった今、目標は俺の目の前で足を駆け出すポーズで止まっている<鶫 誠士郎>
ギャングの親分である人物の娘<桐崎 千棘>を守るヒットマンだ。
何気に千棘と同等に真っ直ぐな性格で、『ニセコイ』と言う漫画の中でも存在感を見せるキャラクター。
千棘も紛れもないメインヒロインの美少女ではあるが、転生して能力に気が付いてから、俺は紙面から溢れる魅力に惹かれた誠士郎から手を出すと決めていた。
しかし、悲しいかな。
最近の千棘と誠士郎は、ヤクザの若として避けられていた筈の<一条 楽>と結構な頻度で一緒に行動している。
本当なら俺が先に仲良くなっていたのに、と言いたいが、俺は他人と話すのは苦手で親交は深められないと諦めていた。
それでも、気になる女の子には触りたいと思うのは仕方の無い事。
能力で作り出した誰の目も気にしなくて良い止まった時間の中を歩き、走り出そうとしている誠士郎に近付いた。
「おはよう、つぐみちゃん!」
「――――」
普段なら絶対に出来ない馴れ馴れしい挨拶をしても、当然ながら誠士郎は黙ったままだ。
表情も先を歩く千棘に置いて行かれそうな状況に慌てている。
「うん、困った顔のつぐみちゃんも可愛いよな」
至近距離で誠士郎の香りを嗅ぎながら、じろじろと無遠慮に顔を見ていく。
目鼻立ちは完成された美少女で、肌も健康的な赤みを持って綺麗なものだった。
麗しい唇は薄く、まるでリップクリームでも塗っていそうな程に艶やかな光沢を持つ。
そして、視線は華奢な首筋へ落ち、胸に到達する。
「……全く無いな」
近くに寄って鼻をくすぐる匂いは完全に女の子の匂いであっても、外見は美少年の風貌。
誠士郎が女であるのは既に周知の事実であるので、制服の下には胸がある筈。
「失礼しますよっと……」
美少女の服を脱がせる事に、俺の興奮はにわかに高まる。
ズボンの中でも、陰茎がゆっくりと硬さを増して行くのがハッキリと感じられた。
緊張で震えそうになる指を何とか押さえながら、まずは上着を脱がせ、シャツに手を掛ける。
ボタンを外す感覚はごく普通で、巨乳にありがちな胸の張りで生地が伸ばされて外し難い事もなく、俺が服を脱ぐ時と変わらずアッサリと外せた。
「おっ……これが、つぐみちゃんのブラか……!」
ドキドキしながら誠士郎のシャツを肩から脱がせた先に見えたのは、女の子らしいブラジャー。
フリルとレースが付いた可愛らしいピンクで、外見の男装の下に付けている下着とは思えない物だった。
サイズは丁度良いらしく、カップの上からは綺麗な曲線を描いた胸が見える。
「つ、つぐみちゃん、意外におっぱいが大きいんだね~」
俺自身でも気持ち悪いと思う声を出しながら、脱がせたシャツを廊下へ置いてから、誠士郎の背中へ手を回してホックに指を掛ける。
いよいよ誠士郎の生乳を見れる興奮で生唾を飲み込み、ホックを外した。
その瞬間、ブラに押し込められていた胸は開放される。
「ふぉっ!?」
ぷるんと幻聴が聞こえそうな揺れを見せる胸は平均ほどの大きさがあり、揉み心地は大変良さそうだ。
しかし、男装姿であの胸の平たさを考えると、とても制服の下にあったとは思えない大きさ。
頂点にある乳首は穢れを感じさせない桜色で、乳輪は心成しか小さめ。
「おぉ……これがつぐみちゃんのおっぱいか……」
時間が止まった世界で独り言を言う俺は、恐る恐る誠士郎の胸を突いた。
「あっ! ……柔らかい」
人差し指が誠士郎の横乳に接触すれば、指先が胸の中へ沈み込んでいく。
人生で初めて触った胸の温かさは言葉に出来ない程の感動と興奮を俺に与えてくれた。
指が微かに動くだけで全体を振るわせる胸を見ていると、やはり目に付くのが乳首。
白い肌に桜色の突起は目立ち、触って欲しいと言わんばかりに存在を主張していた。
「んくっ……」
横乳から離した指をゆっくりと乳首へ近付け、ボタンを押すように触る。
「おぉ……!」
指の力で凹むのは横乳と変わらないが、指の腹に感じる弾力は僅かに硬いだろうか。
押すだけでは我慢できない俺が今度は親指も使って摘めば、乳首は上下から潰され、平たく形を変えた。
そのまま指を動かしてコリコリと捏ねる。
「……おっ?」
興奮の赴くままに暫く乳首の感触を楽しんでいると、徐々に固い感触になってきた。
時間が止まっていても、誠士郎の身体は刺激を受けた所為で生理的な反応を示してきたらしい。
「くくっ、つぐみちゃん、乳首が立ってるよ?」
欲望で厭らしく笑っていると自覚しながら、俺は慌てた表情を浮かべる誠士郎の顔を見上げた。
上半身が裸にされても、首から上は日常の一コマと何ら変わりない姿。
そこで俺は少し悪戯心が芽生えてしまった。
「……よし。それじゃ、今度は服を着せてあげるからね~」
乳首を弄られて尖らせるのなら、その刺激は間違いなく誠士郎の身体へ蓄積されている証拠。
この状態で時間を動かせば、恐らく弄られた感覚が一気に誠士郎へ送られ、きっと面白い反応を返してくれるだろう。
そう思った俺は誠士郎にブラを付けさせないで、シャツを着せた。
ブラがない所為で立たせた乳首はシャツの生地を持ち上げ、卑猥な突起を作っている。
時間を動かした時に示すであろう反応を思い浮かべる俺は、興奮を抑えながら誠士郎に上着を着せてから物陰に隠れて時間を動かす。
「時間よ。動け!」
そして、俺以外の存在が感じられなかった世界に生命の音が復活した。
「――ひゃぁん!?」
「ふぇっ!? つ、つぐみ? どうしたの!?」
音が戻った瞬間、辺りに色っぽい声が響き渡る。
先を急いでいた千棘は驚いて振り返り、誠士郎が胸を押さえて屈んでいるのを見て慌てて駆け寄った。
「だ、大丈夫?」
「お、お穣、ふぁっ!?」
普段の姿からは想像も出来ない女っぽい嬌声を聞いた千棘は顔を赤くし、誠士郎も乳首に残っていた甘い刺激に戸惑う。
肩を触られるだけで甘い声を漏らす誠士郎の表情は、明らかに快感に蕩けていた
当然ながら千棘は勿論、本人すら何が起こったのか分かっていない。
しかし、誠士郎の胸には小さな快感が確かに残り、ヒットマンとして教育される中で封印された女の性感を目覚めさせつつあった。
「何? どうしたの!?」
「い、いえ、何でも――」
誠士郎が何かを言う前に、俺は再び時間を止める。
改めて近付いて見ても誠士郎の表情は甘く蕩け、胸の快感には何処と無く戸惑っている様子だった。
乳首だけでこんなに反応を返すのかと思うも、本人にとっては時間を止めている間の刺激が一気に来たと同じだと思うので、納得できる面もある。
今度は胸を揉む為に、座り込んでいた誠士郎の体勢を変えていく。
「よっと……」
時間が止まっている状態では動かし難いと思っていたものの、意外に軽く関節を動かす事が出来た。
直立の姿勢にさせてから上着だけを脱がせてみると、押さえた腕の跡が残って胸を歪な形にさせている。
シャツには相変わらず乳首の突起があって、腕の形に凹んでも硬く尖らせていた。
「この形じゃ揉めないな……」
不満を漏らしながら腕の跡を残す胸へ指を近付ければ、触れた瞬間に時間を取り戻した胸がたぷんと元に戻る。
重力に引かれる際には立った乳首が布で擦られ、小さな快感を静止している誠士郎に送った。
「おっ!? なんだ、触れば戻るのか。なら安心だ」
一々上半身を裸にしていては面倒なので、今度は胸だけを露出させる。
尖っている乳首は桜色に赤みが増えており、明らかに性的な快感を受けていそうな反応を見せていた。
それでも同じ様に摘んでは面白くないと思った俺は、顔を近付けて乳首に吸い付く。
「あむっ!」
誠士郎の乳首は心成しか甘く、甘噛みすれば硬くなった弾力が歯に返ってくる。
唇を窄めて吸い付きを強めれば、音の無くなった世界にチュルチュルと響く。
「んす~……ちゅる、あむぁ……」
舌先で乳首を舐め回し、体臭を思う存分吸い込む。
何もしていなかった手で誠士郎の腰を支えると、サラサラの肌を撫でてから小ぶりの尻を触る。
もう片方は吸い付いていない胸を揉み解し、俺の興奮を高めると同時に誠士郎へ刺激を送った。
乳首を吸いながら顔を離していき、唇から乳首が離れると胸は柔らかく揺れて形を戻す。
「ぷはっ! よし、今度はこの位で良いだろう」
唾液で卑猥に光る乳首を見詰め、尻を一揉みしてからシャツのボタンを締めた。
シャツに隠れた胸は唾液で微かに透けてしまい、赤くなった乳首が見えている。
シッカリと上着も着せてから誠士郎を屈んだ体勢に戻し、俺は物陰に隠れて時間を戻した。
「時間よ。動~け!」
「――あひぁっ!?」
「えぇっ!? だ、大丈夫!? つぐみ!?」
時間が動き出した直後に発せられた激しい嬌声は千棘を驚かせる。
誠士郎は先程よりも大きな快感に頭を振り上げ、半分開いた口からは唾液が一筋流れた。
「お、おひょう……」
「ん、ここじゃ何も出来ないわね」
「ら、らい、んんっ! だ、大丈夫――」
「じゃないでしょ!」
苦痛は無さそうな感じではあるものの、呂律が回っていない姿を見て、可笑しな事態になっていると判断した千棘は誠士郎に肩を貸して立たせる。
「つぐみ、保健室に行くわよ!」
「ん、ふぁっ……」
身体を触られただけで快感に染まった甘い声を漏らす誠士郎に、千棘は顔を赤くさせたままで廊下を歩き出す。
周りの生徒達も廊下に響いた嬌声を聞いた事で二人に注目しており、男女差もなく顔を赤く染めていた。
何が起こったのかは理解していなくとも、声を聞いただけで興奮を感じている様子。
肩を貸して誠士郎を運ぶ千棘は、捲れた上着の中で何かを発見した。
「あっ! つ、つぐみ……ブラはしてないの?」
「ふわっ……し、してます」
「えっ、でも、その、ち、ちく、じゃなくて、先っぽが透けてるわよ」
「はぇ……あっ!?」
流石に声を小さくさせた千棘の言葉に、誠士郎は初めて自分の胸の違和感に気が付いた。
慌てて胸へ視線を下げて確認してみれば、上着の影になっている胸で透ける乳首。
しかも、その形は尖り、明らかに性的な興奮を受けていると分かってしまう。
「ち、違います! お嬢!」
恥ずかしい所を千棘に見られたパニックで、辺りに他の生徒達が居ても構わずに、呂律が戻った大きな声を出してしまった誠士郎。
「やっ、もっと声を小さく」
「あっ……す、すみませ――」
千棘に注意されて現状を認識した誠士郎が、身体ごと声も小さくした瞬間に俺は時間を止めた。
後ろから観察していると、誠士郎の尻は明らかに女のものである。
隣の千棘の尻を比べても同じ様な大きさで、もっと言えば少し小さいかもしれない。
「さっき触ったのはズボンの上からだったからな」
後ろから近付いた俺は誠士郎の腹側へ手を回してベルトを外し、ズボンを一気に降ろしていく。
中からはブラと同じ様に女の子らしい、レースとフリルが付いたショーツが出てきた。
後ろに居る俺からは、生地がピッタリと張り付いて形を浮かび上がらせる尻が間近に迫る。
思わず尻の谷間へ顔を埋めれば、胸とは違った甘い香りが鼻へ入ってきた。
「すぅ~……むはぁ~……、臭くはないな」
排泄をしたような匂いは一切感じず、頬は胸よりは固めとも思える尻の弾力に挟まれる。
軽く頭を前後に動かして反発を楽しんでから、ショーツのウエストを掴んで降ろした。
頬では布の感触が下りて行ったと思った瞬間、サラサラした肌の感触に変わる。
体温の暖かさは変わらないが、興奮を高める匂いは高まった気がした。
直に見ようと顔を離し、少し距離を取れば引き締まった尻の全体が見える。
「やっぱり良い形だよな」
今度は下半身を裸にされた誠士郎の尻は白く、触った印象と同じく小さめ。
隣に比べる物があったと思い出した俺は、千棘のスカートを捲ってショーツすら降ろす。
「おぉう! 千棘ちゃんも中々良い尻だね~」
右手と左手でそれぞれ、誠士郎と千棘の尻を掴んで揉んだ。
「ん~、やっぱりつぐみちゃんの方が引き締まってるかな?」
肌は二人ともサラサラだが、やはり誠士郎の方がヒットマンという職業柄は鍛えられた感触だった。
指に力を入れれば片方の尻肉が形を変え、誠士郎と千棘の肛門すら見えてしまって俺の鼻息も荒くなるばかり。
「じゃ、じゃぁ、最後はマ、マンコを……」
尻を掴んでいた手を人差し指と中指だけ伸ばし、誠士郎と千棘の股間の影へ差し込んで行く。
ごくりと唾液を飲み込み、触れた指先には大陰唇の感触よりも先に感じるものがあった。
「……濡れてる」
千棘の股間では指先に大陰唇の感触だけがあるものの、誠士郎の股間では滑る愛液で指先が秘裂に食い込んでしまう。
僅かに力を入れただけであっても、ヌルリとした感触と共に大陰唇に挟まれた。
時間を動かした時の誠士郎の喘ぎ声を思い出せば、納得出来る濡れ具合。
その愛液の感触は千棘の性器を触った興奮を一気に塗り潰して、誠士郎の股間に入れた手だけに意識を向けてしまう。
白く引き締まった誠士郎の尻を凝視しながら指を前後に動かし、秘裂の中で滑る感触を味わっていく。
「……柔らかい」
指を包む大陰唇がムニムニと形を変えるのを感じ、何となく指を確認する為に一旦誠士郎の股間から手を抜いて目の前に持ってくる。
日の光を反射する指は当然ながら愛液に塗れており、顔に近付けただけで陰茎を刺激する匂いが鼻腔を直撃した。
既に興奮は最高潮であり、ズボンの中も窮屈極まりない。
「こ、これだけ濡れてるなら、もう入れても良い、かな……?」
濡れた指が付かないようにズボンを抜けば、勢い良く姿を現す陰茎。
反り立つ力が強い所為で腹に当たってしまったが、そんな事すら気にならない。
「よ、良し……!」
誠士郎は千棘に肩を貸して貰っているので少しだけ前屈みの体勢で、軽い後背位とも思える格好だった。
俺が普通に立っている状態では誠士郎の尻しか見えなかったものの、少し膝を曲げてみると愛液に濡れる秘裂が見える。
乳首を弄られた快感で割れ目が開いており、充血した小陰唇と陰核も確認できた。
目標を改めて確認してから、俺は陰茎を誠士郎の秘裂に角度を合わせる。
「おっ……! ふぉ……!」
亀頭が接触し、鈴口は大陰唇に挟まれた。
指と同様に柔らかさを感じるが、快感の度合いが全く違う。
殆ど無意識に快楽を求める俺の腰は徐々に前へ進み、狭い膣口へ亀頭が減り込む。
愛液の滑りで力が他へ逃がされてしまい、若干入れにくいものの、角度を調整しながら狭い膣口を広げていく。
「あぁ……締まる!」
俺が腰を進めて行く程に、処女の膣口が暖かくも滑る肉の輪となって亀頭を締め付ける。
陰茎は誠士郎の体温に包まれて行く範囲と、快感を広げてくれた。
そして、何かをブツリと破った感触を受けたと思えば、抵抗していた壁が消えてしまった。
「おふぁっ!?」
ジワジワと進んでいた腰は、抵抗が消えてから奥へ侵入していく速度を上げる。
熱くなっていた肉の壁がうねり、ヒダに舐められる陰茎の快感を高めた。
「おぁ……中でも、締まる……!!」
亀頭が膣口を過ぎた段階で陰茎を支える必要がなくなった俺は、誠士郎の腰を掴んで引き寄せながら腰を押し進める。
ゆっくりと膣壁を広げる感覚を受けながら挿入を続け、遂に俺の下腹部は誠士郎の引き締まった尻に当たった。
「うくっ……ふっ、ぅぅ……」
根元まで入れれば、陰茎の全体が膣内の熱い体温に包まれる。
「くっ……はぁ……!」
乳首を弄られた胸からの快感で目覚めた膣壁は、侵入して来た陰茎を細かな動きで舐め、想像以上に精液を尿道へ上らせてきた。
沸き起こる射精の予感を抑えつつ、今度は腰を引いていく。
普段、千棘の護衛として動いているのは伊達ではないのか、陰茎に感じる締め付けは強く、膣口は出てくる竿に張り付いてくる。
誠士郎の白い尻を掴みながら抜ける寸前まで引き、間髪いれずに突き入れた。
「ふっ!」
俺の下腹部は誠士郎の尻に当たって肌を叩く乾いた音と、愛液が膣口から押し出されグチュッと音を出す。
「ふっ、はっ、あぅっ!」
尻を揉みながら腰を前後に動かせば、亀頭から処女だった膣内を広げる感覚を受け、反対に閉まる膣壁が圧迫を加えて来た。
互いに反発しあう動きが愛液の滑りでスムーズに促され、間にあるヒダが翻弄されると、竿が大量の小さな舌で舐められる様な快感を受ける。
強い締め付けは、その感覚を敏感なカリの裏にさえ侵入させた。
一回腰を動かすだけでも沸き上がる射精の予感に耐え、ピストン運動を速めていく。
「あくっ! んっ! ふっ!」
早くなる腰は誠士郎の膣口から流れ出た愛液を更に掻き出し、誠士郎へも犯される快感を蓄えさせた。
破瓜の痛み等一切なく、ただ快感だけを送る。
「あっ! つ、つぐみ、ちゃん!! だ、出すよ!」
切羽詰った声を出しながら、掴んでいた尻に赤い手形を残して最後の一突きを放つ。
「ふっ!!」
下腹部に引き締まった尻が潰れる感触を受けながら、膣内の更に奥、子宮口が微かに鈴口へ接触した直後に股間から力を抜いた。
そして、吐き出される精液。
「あぁっ! 出る……くっ!」
尿道を精液が駆け上がると同時に陰茎は上下に痙攣を始め、鈴口から子宮口へ精液が出て行く。
狭く締め付けの強い膣内であっても、充満している愛液のお陰で滑るヒダは陰茎の動きを手助けしてくる。
しかも、動く度にヒダの間へ陰茎が割って入り、自然と舐められる快感に変わる刺激で射精の勢いも強くなってしまった。
「うっ……! うぅ……!」
限界まで陰茎を入れた状態での射精は、俺の思考を一切働かせない。
精液を子宮口に吐き出した事で孕むかもしれないと言う予想ですら、絶頂の快感を押し上げる要因にしかならなかった。
「うっ、ふっ……ぅっ……!」
暫くして、溜め込んだ性欲を全て誠士郎の膣内に出し切った俺は吐息を吐き出す。
「はぁ……良かった」
未だに陰茎は膣内に挿入されているものの、硬さは既に無く、膣壁の圧力で押し出されてきた。
一先ず性欲は解消したので腰を引いていく。
「……くふっ」
若干、絶頂の疲れを持っている陰茎には膣壁の刺激は少し強く、思わず声を漏らしてしまった。
愛液に塗れる竿が徐々に姿を現し、亀頭が膣口から出てくると先の方に精液も付着していた。
「……あっ、血が付いてる」
破瓜の血を見た俺は確かに誠士郎の処女を奪い、亀頭に残っていた精液で、誠士郎の身体を奥まで犯した満足感に包まれる。
陰茎が抜けた所為で口を丸く開ける膣口は無残ではあるが、思わず笑みを浮かべてしまう光景でもあった。
「これで時間を動かせば、つぐみちゃんも気持ち良くなれるだろうな……」
愛液と精液で濡れる陰茎を丸出しにしながら、くふふと含み笑いを浮かべてしまう。
実際にその場面を見るべく、俺はサッサと陰茎を拭いてから誠士郎の服装も整え、スッカリ蚊帳の外だった千棘のショーツも上げておいた。
それから、肩を抱える千棘と誠士郎の二人が一緒に見える角度にあった物陰に隠れる。
「よし、この位置なら良いだろう。時間よ、動け!」
呟いた瞬間、世界に動きと音が戻る。
「――ん、ぁひやーー!!」
「つ、つぐみ!?」
股間からの快感に耐え切らなかった誠士郎は前へ倒れてしまう。
幾ら同い年とは言え、力の抜けた身体を支えきれなかった千棘は、誠士郎が廊下にぶつからない様にゆっくりと降ろす事しか出来なかった。
「つぐみ! シッカリして!」
「あひっ、お、おしょうひゃま……」
「どうしたの!? つぐみ!」
倒れた誠士郎は上半身を廊下にうつ伏せで寝かせているが、腰は高く上げられており、微妙にカクカクと上下に痙攣を繰り返している。
物陰に居る俺からでも、誠士郎のズボンの股間の当たりに広がる染みがハッキリと見えた。
膣内で出された精液と、絶頂にすら届く快感を一気に送られた所為で、分泌される愛液が大量に膣口から流れ出ているのだろう。
一見すれば漏らしているとさえ思えるも、良く見なくても膣口がある位置から濡れているのが分かる。
「つ、つぐみ! 立って! 早く保健室に――!」
「んぃひう、はひっ……!」
腰を痙攣させて歩けなくなってしまった誠士郎を、殆ど引き摺るように連れて行く千棘。
突然、甘い嬌声を発して下半身を卑猥に動かしても、パニックになった千棘は必死な表情を浮かべている。
幸か不幸か辺りには人気が無く、手伝いも期待できない。
生徒が居たら居たで誠士郎の痴態を見られ、居なかったら居なかったで誠士郎を保健室へ連れて行くのに苦労する。
どちらが本人達にとって良いのかは知らないが、俺にとっては発散させたばかりの興奮が復活すらしそうな光景だった。
「……保健室も近いし、放って置いても良いだろう」
千棘の実家がギャングである事実は、時間が動いている時に声を掛けるのを止めざるを得ない理由の一つだ。
本当ならここで手伝いを申し出て、好感度を上げておきたいと思う気持ちが無い訳ではない。
しかし、下手に関わってギャングとヤクザに目を付けられたらと考えれば、それも出来ない行動だった。
「まぁ、俺は時間が止まった世界での旦那って事で良いよな」
別に主人公みたいにラブコメが出来ないのを悔しがってる訳じゃ無いんだからね!
と、内心負け犬の遠吠えをしながら、俺はクールに去るのだった。
「……あっ、つぐみちゃんのブラを直すの忘れてた」
終わり
新世紀エヴァンゲリオン 惣流・アスカ・ラングレー:人形化 綾波レイ:洗脳
廃墟となったビルの中。
エヴァンゲリオン二号機のパイロットである<惣流・アスカ・ラングレー>は、廊下をコツコツと歩く。
動きは訓練を受けた軍人らしさを見せて姿勢正しく、シッカリとした足取りだった。
しかし、その表情は完全に無表情で、意思を感じさせない。
赤い髪を風に流し、脚を踏み出す度に形の良い胸が揺れる。
青いスカートから伸びる足はストッキングを履いておらず、夏の暑い日差しの中に白い肌を晒していた。
「……ん? あれ?」
そして、一つの部屋の前に到達した直後、感情を浮かべていなかった顔に戸惑いを浮かべる。
辺りを見回して自分が居る場所を認識すると、何処か不審気だが納得した様子で頷いた。
「…………そうね。確か変なガキと約束をしたんだっけ……?」
少年に犯されて数日が経った今日、暇が出来たアスカは受けた命令通りに廃ビルへと遣って来たのだ。
ひどく耳障りな音を立てる扉を開いたアスカは、そのまま室内へ入る。
「あっ、お姉ちゃん! 遅いよ!」
「仕方ないでしょ。あたしはあんたみたいな暇なガキと違って忙しいの! 来て貰えるだけでも感謝しなさい!」
廃ビルとは言え、少年がシッカリと電気を引かせた部屋は冷房が掛けられて涼しい空気を保っていた。
夏の暑さを一年中保つ外から、快適な室内に入ったアスカは心成しか顔を綻ばせ、少年に手を引かれるまま奥へ進む。
連れられた先には、少年が一人で住んでいる割には小奇麗に片付けられているリビングがあり、中央には小さな机もある。
少年はアスカを部屋の中へ招き入れると、パッと振り返って厭らしい笑みを浮かべながら命令を下した。
「それじゃ、お姉ちゃん、また人形みたいになってよ」
「はぁ? 何を言っ――」
突然の言葉を受けて怪訝な表情を浮かべたアスカだったが、言葉を最後まで言い切る事無くキリッとした表情から急速に意思が抜けて行く。
「――えぇ、分かったわ」
腕や身体から力が抜け、背中を丸めて呟くように承諾の声を漏らした。
過去に掛けられた、少年の命令を受け入れ、実行すると言う暗示が間違いなく効果を発揮したのだ。
最初こそ、アスカは『人形になれ』との意味を理解していなかったものの、身体と意思はシッカリと自我を封じた。
「お姉ちゃん、おっぱい出して!」
「……えぇ、良いわよ」
平坦な声で返したアスカは、ゆっくりとした動きで制服の上着を脱いで行く。
青いワンピースの肩紐を横へ退けると、首の赤いリボンを解いてシャツのボタンを外し、脱いで行く程に白い肌が見える範囲を広げた。
胸の谷間まで白い指がボタンを外せば、間に通るブラの紐が見える。
「んくっ……」
「…………」
自我を封じられたアスカが全てのボタンを外し終えると、あっさりシャツから腕を抜いて横の床へ置いた。
上半身が支給品らしい簡素なブラだけになってもアスカの手は止まる事無く、背中へ回してホックを外すとブラすら取り払う。
ぷるんと震えながら姿を現したのは、少し大きめの美乳。
「やっぱり、綺麗なおっぱいだ……!」
頂点にある乳首はピンク色を保ち、弄っていない所為で乳輪から僅かに顔を出す程度に収まっていた。
揉まれた興奮で尖らせている時よりも大人しい印象を受けるが、今の平常の乳首であっても少年の鼻息を荒くさせる。
日差しの強い時間に、他人の家で意思を無くした状態のまま服を脱がされている光景は、背徳的で淫靡な空気を部屋に充満させて行く。
「…………」
「…………」
高まる興奮で喋らなくなった少年が、無表情で自分を見詰めるアスカの顔を伺いつつ人差し指を乳首へと近付けた。
「あぁ……柔らかい」
「…………」
小さな人差し指がピンクの乳輪の縁を、胸が軽く凹む程度の弱い力で撫でて行く。
円を描きながら指の腹で何度も刺激を送れば、乳首は生理的な反射で徐々に尖り始めた。
胸に半分以上隠れていた乳首がゆっくりと顔を出し、ピンク色にも赤みを増していく。
尖った乳首が周囲を回る少年の指に時折引っ掛かり、新しい刺激が乳首を更に硬くさせた。
土台である胸と同じ曲線だった乳輪も僅かに盛り上がって、平常を保っていた乳首が厭らしく変化する。
「……あむっ!」
「…………」
胸を弄る興奮に耐え切れなかった少年は、尖った乳首へ吸い付いた。
口内に咥えると歯で甘噛みを繰り返して、舌の腹を使って先端を舐め取る。
残った方の胸は指を目一杯に広げて正面から掴み、力強く揉み解す。
自我がある状態であれば確実に苦情が出てくる強さで、アスカの白い胸には赤い跡が残っていた。
「ちゅるちゅる……」
「…………っ」
目を閉じて乳首を吸い込みながら、歯を離して乳首を舌先で弄ぶ。
甘噛みから開放された所為で、舌が乳首を弾けば口の中であってもプルプルと揺れた。
舌の腹で外へ押し返し、吸い込む力で再び口内にある乳輪ごと胸を尖らせる。
胸を揉んでいない方の少年の手がアスカの腰へ回され、少し撫でるとスカートの上から尻を掴んだ。
「ぷはっ!」
「…………」
乳首から口を離した少年は、制服特有の硬い生地の上からでも、引き締まった尻の弾力を小さな手で確かめる。
「お姉ちゃん、ス、スカート上げてよ」
「……えぇ、良いわよ」
唾液に塗れて卑猥な光沢を得た乳首を見つつ、新しい命令を出した少年。
命令を淡々と実行に移すアスカは、スカートを上げてブラとお揃いの簡素なショーツを曝け出す。
脚は肩幅より少し狭い程度には開かれ、股間も大陰唇の盛り上がりを見せた。
「ぬ、脱がしても良いよね」
「……良いわよ」
答えを聞く前にアスカの脚の間へ屈んだ少年は、ショーツのウエストへ指を掛けるとスッと下ろしていく。
胸と同じく白い肌の下腹部が見える範囲を広げ、陰毛が僅かに生えている辺りまで露出させられる。
そして、秘裂の端で僅かに顔を出す包皮を目にした少年の興奮は、最高潮にまで高まった。
無毛の大陰唇は中心に秘裂を走らせ、一度犯されただけでは処女の時と変化は無い幼さを維持している。
アスカの性器を直接見た少年は、過去に気持ち良かった記憶と感触を鮮明に思い出した。
「……確か、淫核ってのを弄れば愛液……? が出てくるんだったよね。お姉ちゃん!」
「……えぇ、そうよ。本当は膣口を弄っても反射で出てくるけど、淫核を弄った方が効率は良いわね」
「分かった!」
アスカの答えを聞いた少年は指で大陰唇を片側だけ開き、出てきた包皮を摘んだ。
乳首を弄るよりも力を入れて淫核を捏ね回してしまい、人形化しても痛みを感じるアスカは、当然ながら苦情を言ってくる。
「……少し痛いわよ」
「あっ、ご、ごめん……」
性欲に支配されていた少年は無意識に焦りを感じており、その感情は指の力を増やしてしまっていた。
アスカの言葉を受けた後は、なるべく優しくと思いながら指を動かし、稚拙だが確かに愛撫と言える動きで淫核を弄る。
「……んっ」
「……! あっ……出てきた」
アスカの口から微かに漏れた声を皮切りに、性感帯を優しく刺激された膣口からは徐々に愛液が出され始めた。
大陰唇を広げている指にも流れてきた所為で、ヌルヌルと滑って自然と秘裂の中を弄る結果となってしまう。
包皮の上からであっても、少年の指が動けば性感帯である淫核を刺激された性器で愛液の量を増やしていく。
既に秘裂の中は愛液の光沢で卑猥に光り、少年の興奮を高める匂いも濃くなった。
「そ、それじゃ、次はそこの机に手を付いて!」
「……分かったわ」
近所のコンビニで成年誌を読んだ少年は、そこから得た知識でアスカを後背位の体勢にさせる。
低い机に手を置いた事で脚が床へ膝を付き、尻は後ろへ突き出された。
アスカ自身に捲られていたスカートは、手を離された事で重力に従って股間と尻を隠すも、すぐに少年に捲り上げられる。
「おっぱいと同じ位に綺麗なお尻だ……!」
「…………」
白い桃を思わせるアスカの尻は形が良く、張りもあって瑞々しい。
中心には深い割れ目があり、影になった所に肛門を隠す。
淫核を愛撫された秘裂は愛液を漏らしながら僅かに開き、中から小陰唇が顔を出していた。
生唾を飲み込んだ少年は両手の親指で大陰唇を左右へ押し開き、秘裂の中を覗き込む。
「うわぁ……何かヒクヒクしてる」
「……それは、性行為の準備が整った証拠よ」
「うん、そ、それで膣口にチンコを入れるんだよね」
「……そうよ。その後に精液を子宮口にかければ良いのよ」
「わ、分かってるって……!」
過去に教えられた子を孕む手順の説明を改めて受ける少年は、既に興奮で精神的な余裕は無くなっていた。
慌しくズボンを脱ぎ去ると、子供らしい大きさだが亀頭を完全に露出して立派に反り立つ陰茎が飛び出てくる。
滲み出るカウパー液を垂らしながら、アスカの大陰唇を再び広げて膣口を晒した。
「そ、それじゃ、また性行為するからね!」
「……えぇ、良いわよ」
机に手を付いたアスカは後ろを振り返る事無く、正面にある窓へ顔を向けたままで返す。
そして、少年は反り立つ陰茎は膣口へ合わせ、亀頭が大陰唇に挟まれた直後に勢いよく根元まで挿入した。
「ふわぅ!?」
「んっ…………」
少年の焦る気持ちが行動として現れるも、愛液を流すアスカの膣内は問題なく陰茎を受け入れる。
腰を止めておけば陰茎が滑る膣壁に舐められる刺激を受け、快感に浸る少年は顔を上げて目を細めた。
大陰唇を広げていた手はアスカの尻へ乗せられ、胸と同じ様に揉み解していく。
膣壁は強弱を付けて陰茎を締め付け、奥へ引き込む動きは精液を求めていた。
「んくぅ……」
「…………」
少年は呻き声を漏らし、ヒダの抵抗をカリに受けながらゆっくりと腰を引く。
秘裂の中から膣口が僅かに見える程度まで食み出し、脈打つ血管を纏う竿が姿を現してきた。
亀頭だけを膣内に残し、今度はゆっくりと腰を差し入れる。
「うっ、くはぁ……」
「…………」
陰茎が挿入されて行けば大陰唇は秘裂の中へ巻き込まれ、竿に優しい圧迫感を与えていた。
亀頭で開かれる膣壁は一度解されたお陰で簡単に迎え入れるが、陰茎に対して包み込む様な締め付けで快感を返す。
愛液で滑るヒダが陰茎を這いずり回り、少年の思考を白くさせていった。
窓を見詰めるアスカの表情は一切変わっていないものの、愛液を漏らす膣内と乳首を尖らせている胸だけが快感の反応を見せる。
「うはぅ……駄目だ! 我慢でき、ない……!!」
「…………」
時間を掛けて犯そうとしていた少年だったが、陰茎をヒダに舐められる快感で腰のスピードを上げてしまう。
乱暴とも言える動きはアスカの差し出された尻を波打たせ、愛液が掻き混ぜられる粘っこい音を響かせた。
膣内に溜まっていた愛液は陰茎によって掻き出され、秘裂は竿に張り付く暇も無く激しく内側から捲り上げられる。
ヒダはカリで引っ掛かれる刺激を受ける度に快感を溜め込み、膣壁も締め付ける圧力を増した。
「うわっ! くっ、締まる……うぅ!!」
「…………」
増大した快感を何とか耐えながら腰を動かす少年は、顎を上げたままで腰だけを必死に動かす。
カリが大きく笠を広げた状態で膣壁を削り、亀頭が締め付けるヒダに舐められる。
鈴口からカウパー液が吐き出され、愛液と混じれば粘度も高まった。
勢いを増す少年の腰使いは、四つん這いになっているアスカの身体を前後に揺さぶる。
「くふっ! あぅっ! うくっ!!」
「……んっ、……っ」
激しくなる動きで快感を受けるアスカの身体は、徐々に肌を赤くさせて興奮を表に出し始めた。
少年が陰茎を根元まで突き入れれば、尻の弾力を超えて到達できなかった奥へ鈴口を差し込む。
ヒダの反応もギュッと強く抱き締めるようなものへ変わり、痙攣を繰り返しながらカウパー液ごと陰茎を奥へ引き入れる。
「あっ! あぅっ! 出、そぅ!!」
「……うっ、中に出して、んっ、子宮口に精液を掛けないと、あ、赤ちゃんは出来ないわよ」
「うぅ……! お姉ちゃん! こ、子供を生んで……!」
「……ふっ、分かった、わ」
沸き上がる射精の予感で、もはや少年は自分の言ってる事を理解しておらず、アスカの言葉を反射的に繰り返してしまっていた。
しかし、アスカは淡々と命令を受け入れ、腰を子宮口に精液が届き易い角度に変える。
アスカの腰が動けば陰茎が突く角度も変わり、自然と少年への快感も大きくなった。
「うぅぁっ!?」
激しく腰を動かしている少年の陰茎に新しい感覚と快感がもたされ、我慢はアッサリと限界を超える。
「あっ! うぁっ! 出る!!」
「……んっ」
尿道を駆け上がっていた精液が出る寸前に、少年はアスカの尻へ勢い良く腰を打ち付け、同時に股間から力を抜くと暴発しそうだった精液を開放した。
途端に鈴口から吐き出される精液は、アスカが腰を軽く上げたお陰でヒダの隙間を通って子宮口へ流れ込んで行く。
「うふぁっ……! あぁ……!」
「…………っ」
射精の快感は少年の小さな腰を震えさせ、ギュッと締め付けて包み込んでくる膣内で精液を吐き出し続ける。
鈴口から出た物はすぐに膣壁の蠢きで最奥へ送られ、子宮口付近に精液の溜まり場を作った。
陰茎が痙攣を繰り返す程に、痺れる絶頂の快感で視界が白くなる少年。
上を向いたままで身体を硬直させ、射精の動きと共に欲求を流し込だ。
「うっ……ふっ、うぅ……」
「…………」
そして、短くはあるが、少年にとっては長い射精が終わる。
絶頂を越えた陰茎からは力が抜けてしまい、膣壁の締め付けで形を変えられた。
膣圧に負けて徐々に膣口から押し出され、少年が少し身体を引くだけで陰茎は簡単に抜けてしまう。
「あふっ……」
「…………んっ」
少年が身体を離すと、アスカは後ろへ顔を向けた。
「……もう、満足したの?」
「う、うん。もう腰が疲れちゃったよ」
「…………」
「あっ、もう普通に立っても良いよ」
「……分かったわ」
アスカが四つん這いから直立へ体勢を変えると、重力に惹かれた精液が膣口から出てくる。
愛液に濡れていた大陰唇を通って内腿を流れ、足首へ落ちた。
アスカもその感触を受けている筈だが、拭く指示を受けていない所為で直立する以外の行動は示さない。
「じゃ、満足したから、お姉ちゃんもちゃんと身体を綺麗にしてね」
「……えぇ、分かったわ」
それからやっと身形を整え始めたアスカ。
少年も汚れた陰茎を拭き取り、服装と整える。
暫く無言の空間に布が擦れる音だけが聞こえ、すぐに収まった。
一息ついた少年はアスカの人形化を解き、正気に戻ったアスカを椅子へ座らせると、早速もう一つの目的である情報を求める。
「それで、白いお姉ちゃんの事を知りたいんだけど?」
「白い? ……あぁ、ファーストね。実は私もそんなに詳しくないのよね」
「そうなの?」
△
結局、アスカからは名前とネルフでの立場、学校での生活、外見から分かる性格ぐらいしか分からず、辛うじて上官からの命令には従うと聞かされ、それが一番役に立ちそうな情報だった。
そして今、少年の目の前に居るのは、アルビノの少女<綾波 レイ>
ノックもしないで部屋に入ってきた侵入者を、いつもの無機質な目で見詰め返している。
「……あなた誰?」
「うん、レイお姉ちゃんに、命令を持ってきたんだ」
「……命令?」
質素極まりない室内は包帯や薬が散乱しており、ベッドも古くボロボロ。
電化製品も精々が冷蔵庫ぐらいしかなく、テレビどころかラジオすら見当たらなかった。
そんな部屋の中心で少年の前に立つレイは訝しげに眉を顰めるも、本当に僅かな変化だった所為で少年は前に立っていても気付かない。
「なぜ、あなたが命令を持って来るの?」
「いや、頼まれたんだよ。赤いお姉ちゃんにね」
「赤い……」
赤いと聞いてレイに心当たりがあるのは当然アスカ。
しかし、やはりアスカが少年との接点を持っていると思えないレイは、不思議そうな顔を浮かべる。
警戒心らしい感情を見せては居ないものの、完全に心に壁を作っている雰囲気だった。
「でね、テストとして集中力を試せって言われてるんだ」
「それは、命令なの?」
「そう、ちゃんと赤いお姉ちゃんから手紙も貰ったよ」
「手紙……?」
少年はポケットから二つ折りの紙を取り出してレイへ差し出す。
それを受け取って開いてみると、中には『目の前に居るガキの命令に従いなさい。ミサトからの指示よ』と書かれていた。
文字から書いた相手を判断する技術は無いが、文面の偉そうな言葉遣いと、一応の上官であるミサトの名前がある事から、レイは取り合えず従うと決める。
「……そう。分かったわ」
いまいち納得していない雰囲気のレイを尻目に、少年は使い込んだ5円玉を取り出した。
付いていた紐の端を持つと、ゆっくりと左右へ振る。
「それじゃ、集中力のテストを始めるからね」
「えぇ、分かったわ」
アスカのように感情を示す事無く、淡々と少年の言うままに5円玉へ視線を合わせるレイ。
視線が5円玉と一緒に左右へ動くのを見た少年は、早速誘導を開始した。
「この5円玉に視線を合わせて、数を数えてね」
「数?」
「そう、俺が最初に言うから、お姉ちゃんは心の中で言ってね」
「分かったわ」
「1,2,3,4,5――」
レイの視線が左右に動く5円玉と動きを合わせ、少年が言う数字が大きくなればなるほど、無機質だったレイの目から光が消えて行く。
「――12、13、14」
「…………」
元々感情らしい感情を浮かべていなかった表情は、意思すら感じられなくなってしまった。
もはや5円玉を見るという意思も消えてしまい、少し俯いた所為で顔の影が濃くなると肌の白さと相まってより一層、人形らしい雰囲気に変わる。
数字を数えていた少年も声を小さくして誘導を止めれば、レイはアスカと同様に完全な催眠状態となった。
「お姉ちゃん、聞こえる?」
「……えぇ、聞こえるわ」
答える声には、少年へ向けていた僅かな疑いの気持ちすら感じられない。
「お姉ちゃんは俺の部下だよ」
「……部下?」
「そう。だからネルフに居る時以外は俺の命令には絶対聞かないといけないからね」
「……聞かないといけない」
事前に、アスカから命令には文句を言う事無く従うと聞かされており、少年はその命令権を自分の物にしようと考えたのだ。
念の為にネルフから目を付けられるのを避けるべく、最優先で命令を実行するのはネルフと思わせる。
しかし、プライベートでは少年を上官とした絶対の命令権を、レイへ暗示として刻み込んだ。
「それじゃ、俺が手を叩いたら元に戻るからね」
「…………えぇ」
少年はパンと軽い音を立てて手を叩くと、光の無かった目に意思が戻っていく。
「……ん」
レイが小さく声を漏らすと、俯いていた顔が少年の顔を見た。
前へ向けた目には確かに意思が宿っており、自我を復活させた事が伺える。
「俺の命令は聞くんだよね」
「えぇ、そう聞いているわ」
確認した言葉へも、催眠状態では感じられなかったハッキリした意思を持って答えるレイ。
思い通りに物事が進む状況で、少年は思わず厭らしい笑みを浮かべてしまう。
「じゃ、早速命令を出すからね」
「えぇ」
命令を出すと聞いたレイは心成しか表情を引き締め、背筋を伸ばした。
少年は知る良しもないが、まさしくエヴァで出撃する前の雰囲気に似ている。
「おっぱい見せて!」
「? ……分かったわ」
気を引き締めて受けた命令の内容にレイは拍子抜けしてしまうも、多少の疑問を浮かべながら戸惑い無く制服を脱ぎ去る。
アスカと違って意思がある分、テキパキと行動した。
外された簡素なブラから露出する適度に膨らんだ胸はやはり白く、乳首は殆ど境目が分からない程度に肌の色と同じ。
ブラを外した反動でプルンと揺れ、少年の目を楽しませる。
「これで良いの?」
「っ!? うん!」
アスカとは違うタイプだが、同じく美乳と言える整った胸に見とれていた少年。
確認してきたレイに慌てて答え、次の命令を下す。
「揉んで良いよね!」
「えぇ。でも、何の意味があるの?」
「俺が揉みたいから!」
「……そう」
レイは自分の胸に手を伸ばしてくる少年を、心底不思議そうな目で見詰める。
クローンで在る上に、エヴァのパイロットとゲンドウの目的以外の存在理由を求められておらず、一般常識は最低限あっても性的な知識は殆どない。
その所為で少年があからさまに向けてくる男の性欲を、いまいち理解していないのだ。
「んっ……」
「……柔らかい」
少年の小さな手がレイの胸を掴み、弾力を確かめるように指を動かす。
大きさは程好く掌の中に収まるも、やはり手自体が小さい所為で大部分が余る。
柔らかな胸が指を食い込ませ、視覚的にも卑猥な光景を作り出した。
揉み解す動きを繰り返す掌の中心で乳首が擦れ、レイに微弱な快感を送る。
性的な知識が無く、クローンであっても性感帯を刺激されれば、僅かずつであっても興奮を受け取った。
「……楽しいの?」
「ふぁっ、うん、楽しいよ」
「そう……」
興奮で鼻息を荒くする少年を見下ろし、不思議そうに訪ねたレイ。
胸を真正面から掴んでいた手を離した少年は下乳を支えると、軽く叩いて美乳を揺らす。
視覚に送られる興奮は少年の性欲を大いに刺激し、陰茎も固くなる。
少年は欲望に塗れた手付きで境目の分かり難い乳輪を摘んで捻り、強めの刺激を与えながら次の命令を下した。
「んっ、うん、次はスカートとパンツを脱いで、そ、そのベッドに寝てよ!」
「分かったわ」
普通に承諾したレイが、言われた通りにスカートとショーツを脱いでベッドへ近付く。
ショーツから出てきた小さな尻は歩く度に軽く振るえ、白い肌が穢れない雰囲気を漂わせた。
ボロボロの古いベッドへ脚を掛けると、ギシッと金属がしなる音が聞こえる。
全裸になったレイが仰向けに寝るのを見てから、少年もズボンを脱いでベッドへ上った。
「あ、脚を開いて!」
「……えぇ」
まさしく血走ると言える目で命令を下され、細くも長い脚が左右へ開かれる。
股間の大陰唇は標準ぐらいの盛り上がりを見せ、綺麗に中心を走る秘裂は淫核を包む包皮すら確認できない。
陰毛も生えておらず、綺麗な肌が腹から続いていた。
「…………んくっ」
「…………」
生唾を飲み込んだ少年は手を大陰唇へ近づけると、淫核がある辺りへ指を押し付ける。
柔らかな大陰唇に小さな指が食い込み、大陰唇とは違って少し硬い弾力が指の腹に感じられた。
そのまま左右へ震えさせるように動かして、レイの身体へ快感を送っていく。
既に愛液を流させる動きは習得している少年は、興奮の赴くままに指を動かした。
「ふぅ……ふぅ……」
「んっ…………」
包皮の上からであっても敏感な淫核を刺激されれば、性感が目覚めていないレイの身体も反応を示し始める。
指が的確に淫核を刺激し、動きにつられて大陰唇が形を変え、秘裂が少しだけ開いて小陰唇がチラチラと見えてしまった。
興奮を重ねる少年も残った方の手をレイの股間へ持って行き、人差し指を膣口がある辺りへ差し込んだ。
「んっ……!」
「やっぱり、暖かい」
快感を送られて蠢く膣口は小さく細い異物であっても、排除しようと奥から出口へ向かって波打つ。
それでも、脚を開いて性器を弄られるレイは、淫核を刺激されて自分の意思に関係なく小刻みに跳ねる腰を無表情で見詰めていた。
時折、欲望に染まる少年の顔を見るも、そこの拒絶しようとする雰囲気は含まれていない。
自分の身体を好き勝手にされていても、殆ど他人事の様な感じさえあった。
「……あっ、濡れてきた」
「…………」
待ちに待った愛液の存在を指と視界で確認した少年は、いそいそとレイの開かれた股間へ自分の腰を差し入れ、陰茎の角度を調整する。
童貞を卒業してからスッカリ堪え性が無くなってカウパー液を漏らす亀頭は、愛液を流しながらも未だに綺麗な割れ目として閉じている秘裂へ食い込んで行く。
「うぅ……あぁ……気持ち良い……!」
「そう……」
興奮で張った亀頭が愛液で滑る大陰唇に挟まれ、腰を押し込む程に生暖かい感触に包まれる感覚が広がっていく。
少年は陰茎から受ける快感で顔を惚けさせ、レイは無表情にその顔を見詰める。
今まさに処女を汚されようとしても、レイの思考は少年の行動を不思議がるだけでいつも通りだった。
大陰唇を左右へ割り広げながら秘裂の中を進み、鈴口は膣口へ食い込んでいく。
処女の締め付けは当然ながら強く、少年の陰茎であっても強く拒絶を示した。
「うぁ……締まる……」
「……私は広げられる感覚がある」
レイの冷静な言葉を受けても、少年は快感で既に返答する余裕はない。
小さく狭い膣口を張った亀頭で拡張しつつ、ジワジワと膣内へ入れる。
大陰唇はカリの凹みに入ると竿を挟み、愛液を塗り広げた。
快感で勝手に腰が進むとカリが膣口を通過した感覚と共に、亀頭がヒダで舐められる刺激に包まれる。
「ぁっ……ぅぅ……」
「……何か変な感じがするわ」
ジワジワと進む陰茎は処女膜が立ち塞がっても、速度を落とす事無く挿入されて行く。
そして、鈴口で処女膜を破った瞬間、レイは左右に開いた脚と、腰を反射的にピクンと跳ねさせた。
「んっ……」
「ふわぁっ!? 締まる!」
「んん、お腹の中が広がる……」
破瓜の痛みは余り感じていない様子のレイだが、膣内で増大して行く異物感で僅かに眉を顰める。
血も出てこようとはしているものの、陰茎が進入している所為で奥へ押し込められた。
ゆっくりと進んでいた少年の腰がレイの股間で止められ、陰茎の根元では愛液に塗れる大陰唇が接触する。
「お……ふぁ……」
「…………」
根元まで挿入した少年が満足そうに吐息を吐き、レイも陰茎が入っている自分の下腹部をジッと見詰めた。
平坦だった白い腹は膣内に入っても上へ反り立とうとする陰茎の所為で、心成しか胎内から押されている。
陰茎を挿入された事で性的な反応を目覚めさせた膣壁は、鈴口から竿の根元付近まで満遍なく舐め回した。
成熟しきっていない細かなヒダが腹筋からの僅かな力だけで、カリの凹みにまで入る締め付けと、滑る感触を少年に送る。
入れているだけで快感を得ていても、性欲に思考を支配されてしまった少年は満足できずに、レイの脚の間へ深く入れていた腰を引いた。
「んあぁ……」
「んっ、お腹の中が引っ張られるみたい……」
竿に膣口を張り付かせたままで陰茎が、左右へ丸く広げられた秘裂から出てくる。
レイは自分の股間から出て行く感覚と、感覚以上に深く入っていた陰茎に内心驚きを感じていた。
張った亀頭が抜ければカリはヒダを削り、処女膜の残りさえ取り去る。
表情が変わらないレイも膣内で異物が動く快感は受け取っており、白かった頬に赤みを走らせた。
膣口から亀頭が出る寸前まで腰を引いた少年は、再び腰を押し入れていく。
「ふっ、うぅあぁ……」
「…………」
一度陰茎を受け入れた膣内は、再び侵入して来た陰茎を拒絶する事無く包み込む。
膣壁は亀頭で広げられるままにされ、カリが過ぎて竿まで入ってくれば優しく締め付ける。
膣口もピクピクと断続的に竿を圧迫し、少年の快感を手助けしていた。
軽く腰を前後に動かすだけでも、再び陰茎を根元まで差し入れた腰が即座に動き始めるには十分すぎる刺激を受ける。
「うっ! はっ! あぅっ!!」
「ぅっ、んっ、んっ」
陰茎が根元まで入る度に、レイは身体を奥から押されて声を漏らす。
愛液の分泌は犯される刺激と、徐々に溜まってくる快感で量を増やし、下に敷かれているベッドのシーツを濡らした。
包皮に隠れていた淫核も顔を出した途端にぶつかってくる少年の下腹部に刺激され、より大きな快感をレイに送る。
「あぁっ! し、締まるよ!」
「うっ、ふっ、ふぅっ……!」
前後に揺さぶられるレイの胸は乳首を硬く尖らせ、揺れて空気が触れる感覚さえ認識するまで敏感になっていた。
膣内を犯す快感に夢中になっている少年が触る気配が無く、レイは沸き上がる欲求につられて自分の手で胸を掴む。
「うっ……!?」
「あぅっ! また、締まるぅ……!」
尖っていた自分の乳首を摘んだ快感は、レイの想像を超えていた。
殆ど無意識に尖る乳首を押さえて胸の中へ押し返し、指を離すと出てくる乳首を摘む。
クリクリと捻りながらも余った指で胸全体を揉み、自分の胸に愛撫を施すと受けられる快感に意識を持っていかれるレイ。
陰茎の出し入れを繰り返す少年も、胸を揉む刺激で反応を返す膣壁に陰茎を小刻みに締め付けられ、腰を自然と早くさせた。
既に少年の思考と視界は白く染まりつつあり、鈴口から漏れるカウパー液にも精子が混じり始める。
レイが乳首を弄るタイミングで膣壁は締まり、陰茎を入れても抜いても快感で蠢くヒダは刺激を送っていた。
激しくなる少年の腰はレイの秘裂から愛液を飛び散らせ、股間周辺を濡らす。
「うっ! ふうぅっ!! あぁ!!」
「ん! ふぁっ!? あぅっ!!」
無表情だったレイの顔は完全に快感で蕩け、胸を弄る手にも力が込められる。
腰を激しく動かす少年も既に限界が近く、射精の予感を股間へ沸きあがらせた。
「も、もう、出そうだ!」
「うっ! ふぁっ、な、何、が……あぁ!」
「精液が、出、出るぅ!!」
性的に無知であり、快感で蕩けた思考のレイは、少年の言っている意味を理解できない。
しかし、我慢を重ねた陰茎は我慢の限界であり、少年はレイの反応を省みず、欲求に従って勢い良く腰を打ち付けた。
「ふっ!」
「んぁっ!?」
陰茎を根元まで挿入した状態で腰を止め、股間へ力を入れて塞き止めていた精液を解き放つ。
「あうぅ……!」
「ふぁっ! 何か、出てるっ、うぅ!!」
「くぁっ!? 締まる……んんぅ!」
レイも急速に高まった快感を受けて思わず弄っていた乳首を強く摘み、子宮口に流れ込む精液の感覚で絶頂に達する。
膣内は強く激しい痙攣を繰り返しながら、射精を続ける陰茎を締め付ける。
精液を吐き出している途中で新しい快感を追加された少年の陰茎は、射精の勢いを強めて締め付ける力に抵抗を見せた。
「うっ……あぁ……!」
「んふっ……んぁぅ……!」
レイの白かった肌は全身が快感で赤く染まり、摘んでいた乳首は細い指で大きく形を変えられている。
胸もギュッと掴まれ、痣すら残ってしまった。
根元まで入れた陰茎もレイの膣内の奥深くで精液を吐き出し続け、徐々に落ちて行く勢いと共に陰茎の硬さも失っていく。
「うぅっ……ふぅ……ぁ」
「んっ、……あふぁ」
そして、全ての精液がレイの子宮の周りに溜まった頃、絶頂が過ぎて満足そうだが、ダルさも感じる溜息が二人分室内に響いた。
緩やかな動きを繰り返す膣壁は、愛液と精液の滑りで力の抜けた陰茎を弄ぶ。
膣内の圧力で外へ押し出そうと動くものの、少年が腰をレイの股間へ密着させている所為で、陰茎とヒダで膣内にある精液を掻き混ぜるだけしか出来ていなかった。
「ん、あぁ……」
「んっ…………」
余韻すら味わった少年は、射精を終えた陰茎からの優しい快感で声を漏らしながら腰を引いていく。
竿は太さが無くなったので、張り付いていた膣口は秘裂の外へ出る事も無く、すんなりと陰茎を開放した。
亀頭まで完全に抜けると、広げられていた膣口が処女を思わせる柔軟性を発揮して急速に口を閉じる。
膣内に出された精液を僅かに漏らすも、殆どが子宮口から膣口まで満遍なく行き渡ったままで閉じ込められた。
「……終わったの?」
「うん、気持ち良かったよ!」
「そう……」
「お姉ちゃんはどうだった?」
「えっ……ん…………」
M字に開いた脚の間から身体を引いた少年が、乳首を摘みながら全身を赤くしているレイに感想を聞く。
しかし、レイは少年を見詰め、頬を染めるだけで答えようとはしなかった。
脚を開いた股間では精液と大量の愛液で濡らし、命令していないにも拘らず自分で乳首を弄っているのを見れば予想は付く。
レイの反応だけで気持ち良かったのかと察した少年は、自分よりも年上の美少女を快感で良い様にした満足感で顔に厭らしい笑みを浮かべた。
「正直に答えてよ」
「……気持ち良かったわ」
呟く様に答えたレイは、性的な知識に乏しくとも羞恥に顔を染めてしまう。
胸を揉まれ、処女を奪われても恥ずかしがらなかったレイが見せる反応に、少年の征服感は更に高まった。
それでも力の抜けた陰茎が復活する事は無いが、精神的な興奮は満たされる。
「それじゃ、今度は赤いお姉ちゃんと一緒に気持ち良くしてあげるからね!」
「…………」
アスカと一緒にと聞いてレイは僅かに不服そうな顔を浮かべても、少年はニヤニヤとした笑顔で見詰めるだけだった。
「……一つ、聞いて良いかしら?」
「ん? なに?」
「集中力を試すっていうのは、終わったの?」
「……あぁ」
レイに言われた少年は、最初に掲げていた目的を今更思い出す。
犯す快感に夢中だった所為で、スッカリ忘れていた。
「……俺の命令を聞いたでしょ?」
「聞いたわ」
「それは子宮口に精液を出した時に終わったんだよ」
「? ……そうなの?」
「うん」
苦し紛れに言い繕った言葉だったが、命令を聞いた事は事実なので一応信じる空気を出すレイ。
若干、納得していない様な表情を浮かべるも、アスカに聞いたとおり、反論はしなかった。
「終わったのなら服を着て良いかしら?」
「うん、良いよ。俺も着るし」
「そう……」
絶頂の余韻すら収まったレイは白い肌を取り戻し、快感に蕩けていた目も、いつもの感情を見せない物に変わる。
全裸のままでベッドから降りると、ティッシュで簡単に股間と太股の精液と愛液を拭き取り、置いてあった下着を着ていく。
少年も陰茎を拭くとズボンを履き、そそくさと椅子に座ってレイの着替えをじっくりと観察する。
「…………」
「…………」
真夏の日差しを窓から受ける室内で、無言のままレイだけが服を着ていく。
股間と尻をピッタリと覆うショーツを履けば、尻の肉が僅かに震えた。
椅子に座っている少年からは先程犯したばかりの大陰唇さえ見え、秘裂がある中心では膣内から出てきた精液が染みを広げるのが分かる。
そして、レイは簡素なブラに腕を通して背中のホックを閉じ、胸の位置を調節する為にブラのカップの中へ手を入れた。
もぞもぞと動かす度にカップに覆われていない部分の胸が柔らかく形を変え、少年の目を楽しませる。
しかし、それもシャツを着て、スカートを履いてしまうと終わってしまった。
「今日の命令は終わりだから、俺は帰るね」
「えぇ」
性欲を満足させた今、レイを見ても興奮しない少年。
レイを犯す目的は既に終え、催眠で掛けた暗示も解く必要が無いと思ってそのまま帰る事にした。
「後ね、俺にされた事は誰にも言っちゃ駄目だよ」
「何故かしら?」
「何でも! 命令だからね!」
「……えぇ、分かったわ」
最後に命令を与えた少年は、意気揚々とレイの見送りを背中に受けて自分の家へ帰る。
△
後日。
アスカとレイは少年の家に居た。
「うぅ~ん、やっぱり綺麗だね~」
「当たり前でしょ!」
「そう」
全裸の姿を褒められるアスカとレイは、羞恥の色を全く見せていない。
それどころか心成しか胸と股間を少年に見せ付けるように反らせていた。
レイはともかく、今のアスカは人形状態ではなく正気を保ったままで全裸になっており、平然と身体を見せる。
完全に思考を囚われてしまった二人の美少女は、年下である少年の言うままに行動し、疑問を感じなくされていた。
操り人形として性欲の捌け口にされても、一切抵抗を示さない。
アスカとレイを使ってネルフの監視すら上手く誤魔化し、少年はこの先もずっと美少女達の身体を精液まみれにさせ、最終的には妊娠させるまでに至るのだった。
終わり
革命機ヴァルヴレイヴ 二ノ宮タカヒ:時間停止姦
『それでは決を採ります。独立に賛成の人は、その場で手を上げてください』
「さんせ~い!」
「面白そう!」
「俺達の国か!」
目の前の壇上に立つ眠そうな目をしている黒髪の少女<野火 マリエ>が、学園の独立に関する採決を求めている。
その隣では総理大臣の父を持つ<指南 ショーコ>が真剣な目で壇上を見上げる俺達を見ていた。
戦いに巻き込まれる危険が迫っているとは言え、独立した事によって生じる新しい矛盾や不都合を考えず、聞こえの良い言葉で独立を叫ぶ二人。
宇宙に浮かぶ都市であるにも拘らず、周囲の街と物理的に切り離す独立では、食料やら経済、他のあらゆる物資に関してジリ貧になる未来しか見えない。
こんなありえない判断を迫られているのも、物語の主人公である<時縞 ハルト>がヴァルヴレイヴに乗り、原作が始まってしまったからだ。
それからたいした時間も掛からずに、転生した俺が住んでいたモジュール77が物騒な事に巻き込まれて行く。
ショーコ発案の独立は学園と家族を攻撃させない為と目的を掲げているが、原作を知る俺は独立した事によって結局激しい攻撃に晒されてしまう未来が待つのを知っている。
最終的には平和な独立を勝ち取るのだが、そこまで行くのに大勢の犠牲が出てしまう。
俺の周りで賛成を声高らかに述べている生徒達も現実を見ているとは思えず、明らかに面白半分での賛成だった。
だから、ストーリーが進み、実際に独立した後、電力不足やヴァルヴレイヴのパイロットが人ならざる者だったと知れば、簡単に独立を決めた主人公勢を攻めるのだ。
そもそも、学園がある中立国・ジオールの一角でVVV計画とか訳の分からない事をしなければ、外の対立に構わず、平和を謳歌出来ていたのに……。
オノーレ……。
地球を離れ、宇宙へ生活圏を広げても、争いを続ける人の業とは恐るべき物だと心底感じる。
ハルトもヴァルヴレイヴと言う兵器を持ったのなら学園に留まるのではなく、合衆国か連邦に所属を変えれば良いのにと何度思った事か。
しかし、俺はそもそも原作に関わる気も無いから、俺に危険が迫らない所で好きにやってくれと思うしかない。
最終的には一国として安定はするのだ。
それまで俺は被害が出なさそうな所で、大人しくしていよう。
正直に言って、転生した俺の住む場所がダイソン・スフィアと言う宇宙都市であり、国の名前がジオールだった時から嫌な予感はしていた。
学園の名前もクラスメートも何処か見覚えがあると思っていれば、原作のアニメを思い出した直後に案の定この事態だ。
今もモジュール77の外の宇宙空間では、ドルシア軍事盟約連邦と環大西洋合衆国から攻撃を受け、ハルトが戦いを繰り広げている。
それなのに、辺りは現実から目を背ける様に場違いとも取れる笑顔が見えていた。
転生した俺は例によって特殊な能力を持っているものの、流石にロボット相手、しかも宇宙で戦うのでは何の役にも立てない。
そう、例え宇宙その物の時間を止める事が出来ても。
「まぁ、こんな危険な世界でも役得はあるもんだけどな……」
アニメの世界であるのならば、当然ながら登場人物においては美形ばかり。
男勢は殆ど例外無くイケメンであり、女勢は美少女しか居ないと言っても良いだろう。
ヒロインや、重要なポジションに居る女キャラは見ているだけでも、若い盛りの身体には性欲が沸き上がる。
テレビ画面からは感じられなかった匂いや、胸を揺らしながら前から歩いてくる姿は存在感があり、この世界が俺にとっての現実であると実感させてくれた。
「いやいや、良く考えた方が……」
「他に選択肢が在って?」
熱狂を模してきた周りに釣られる様に、後ろの髪も前へ流す縦ロールの金髪美少女が腰に手を当てながらスッと賛成の挙手をしている。
今はまだ目立たないポジションに居る<二ノ宮 タカヒ>は、後々に独立した学園で外務大臣になる、原作でも比較的重要なキャラだ。
普段は外見と言葉遣いが伴って少しキツイ印象を受けるものの、女子運動部のリーダーを務めているので人を纏める力はあるのかも知れない。
取り巻きからは『様』付けで呼ばれている所を見れば、実際は違うが完全にお嬢様と言わざるを得ないだろう。
小さめの尻に引き締まった腰、更に巨乳を持つプロポーションは素晴らしく、所属しているバレエ部では、その性的な意味で目を釘付けにする肉体美を披露している。
タカヒ本人は真面目にゼロGバレエと言う無重力で行う競技をやっているものの、思春期の男子生徒にしてみれば露出度の高いレオタードで青い性欲を刺激されて止まない。
タカヒの隣で慎重な意見を言っている生徒会長の<連坊小路 サトミ>と将来的に結婚するが、今は精々が友人程度と思っているだろうから、手を出しても寝取りにはならないだろう。
俺の隣に立っているタカヒを横目でチラチラと見ていると、バレエの露出度の高い衣装を思い出してしまって俺の興奮が目覚めつつある。
辺りは未だ冷めぬ熱狂で視線は全て壇上に居るショーコとマリエに注がれている中、俺だけがタカヒの身体を上から下まで舐める様に見ていた。
転生して異能を持ったとしてもロボット戦では役に立たない分、俺は俺の為に能力を使う事にする。
「時間よ、止まーれ……」
ボソッと呟いた能力を発動させる切欠の言葉。
その瞬間から騒がしかった生徒達の声は全て消えてしまい、誰一人動かない世界になってしまった。
まるで精巧な人形が並んでいるとも思えると光景は、暗ければさぞや恐怖を誘うだろう。
しかし、俺の関心はタカヒ一人のみ。
時間を止めた所為で手を上げている体勢は変わらず、何処か楽しそうな微笑を浮かべる顔では瞬きすらしていなかった。
特に繋がりを得てなかった俺は話しかける事すら出来なかったが、時間が止まったのなら問題は無い。
近寄ってみると、過去に擦れ違った一瞬漂ってきた匂いを思う存分嗅げる。
微笑を浮かべる顔は文句なしの美少女で、当たり前だが肌は若く瑞々しい。
視線を下へ降ろせば制服を盛り上げる巨乳に、細い腰。
スカートから伸びるのは、ストッキングを履いていない生の太股。
バレエをしているお陰で太過ぎず細過ぎない魅力的な足を見せていた。
「ほほぉ、間近で見るとやっぱり綺麗だよな」
美少女らしい綺麗な顔を眺めた後、俺はタカヒの後ろへ回って抱き着き、前へ回す手で細い腰を撫でる。
制服の上からでも分かる腰は引き締まっており、腹を触っても無駄な脂肪は殆ど感じられなかった。
後ろから抱き付いた所為で、ズボンの中に収まっていた陰茎はタカヒの尻の谷間へ挟まる。
柔らかな弾力に左右から挟まれ、陰茎が急速に硬さを増していった。
俺の顔がタカヒの後頭部に埋もれ、髪からはシャンプーの良い香りが鼻腔をくすぐる。
「すぅ……ふはぁ……」
クラスが違うし付き合いも無い為、普段では近付く事すら出来なかったタカヒを腕の中で抱き締めていると、性的な興奮で思考を支配されて行くのを感じた。
腹を抱きしめていた手を動かした俺は、制服を大きく盛り上げている巨乳へ向かわせる。
そして、掴んだ瞬間に、指は制服の上からであっても胸の肉に包まれた。
「おぉ! 柔らかい!!」
タカヒの肩から前を覗き込んで確認してみると、俺の指によって形を変えられている巨乳が確認できた。
胸が大きい所為で下から掴んでいる指は殆ど隠れてしまっている。
食い込む指が制服ごと胸に沈めば、沈んだ分だけ指が柔らかい抵抗を受け、暖かな体温に包まれた。
真横にあるタカヒの顔をチラリと見ても、壇上の二人を見上げて微笑む顔に陰りは一切無い。
時間が止まっているので胸が揉まれている事すらタカヒは感じられないが、それでもしつこく揉むと徐々に胸の張りが増してくるようだった。
柔らかく指を包んでいた巨乳からの抵抗が心成しか増し、無節操に揉んでいるだけだった掌にポツンと固めの感触が現れる。
「……ん?」
僅かに引っ掛かる感触は位置的に紛れも無い乳首であり、胸を揉まれたタカヒの身体は時間が止まっていても性的な刺激を溜め込んでいくらしい。
陰茎を尻の谷間へグリグリと押し付けながら、俺はタカヒの首筋に顔を埋めて思い切り体臭を吸い込んだ。
「すぅ……ふはぁ……」
先程、嗅いだ時よりもシャンプーの匂いを押し退けて、タカヒ自身の匂いが濃くなった気がする。
高まった興奮で思考に余裕が無くなりつつある俺は制服の上からでは満足できなくなり、タカヒの正面へ回ってから巨乳を隠しているボタンを外して行く。
首元からゆっくりと外し、徐々に白く透き通る肌を照明の下へ暴き出す。
華奢な鎖骨に、ブラで中央へ寄せられた巨乳が触れ合う谷間。
巨乳を包む高級そうなブラが全体を現すと、完全に制服の前を開け放つ。
他の学年を含める男に女と色んな生徒が周りに大勢居る中、微笑を浮かべるタカヒの上半身から完全に制服を取り去った。
制服を剥いだだけでもブラの中で波打つ巨乳は柔らかさを示し、俺はついでにブラのホックを外して巨乳を露出させる。
「ふぉ……」
思わず出てしまう声は、巨乳の美しさに感動しての物。
やはり普段隠されている箇所である所為か、胸は顔の肌よりも白く、良く見れば血管すら透けて見えそうな程。
頂点に存在する乳首は薄い桜色で乳輪の大きさは、胸本体の大きさから比べれば少し小さめ。
胸を揉まれた事で性的な興奮を目覚めさせた乳首は僅かに尖り始め、卑猥な突起を見せていた。
時間が止まっていてもブラを外した反動は余す事無く巨乳を縦横に揺らす。
「触った所は時間が動くのか? ……顔には触れないな」
揺れる巨乳から視線を移した先には、相変わらず微笑を浮かべるタカヒの顔。
自信が溢れ出る表情は、キツイ言い方さえしなければメインヒロインすら張れそうだ。
伊達に2年連続でミス咲森になっていないと言う事か。
人前で微笑みながら胸を晒す姿を見ていて興奮はするものの、僅かに残った冷静な思考が普通の体位で犯しては少し面白くないと思わせてきた。
なので、早速タカヒの体勢を変える。
「よっと……」
片足を横へ持ち上げ、Y字バランスの体勢を取らせてみた。
元々バレエをしているタカヒの股関節は柔らかく、殆ど真上に脚を伸ばしても難なく動かせる。
自然とスカートが捲りあがり、ブラとお揃いのショーツが見えてしまった。
股間を包むクロッチは大陰唇の膨らみで大きく盛り上がる。
中心には脚を上げさせた所為で開いた秘裂が布の割れ目を深め、良く見なくても淫核を包む包皮の形すらハッキリと浮かび上がらせた。
「食い込んでる……」
無意識にタカヒの顔をチラリと伺ってしまうが、壇上に向けたままの微笑みは変わっていない。
時間が止まっていると分かっていても、何気に始めて触る秘裂へ恐る恐る指を差し込んだ。
「うぉ……、柔らかいし暖かい」
ショーツに放射状の皺を作りながら指先が秘裂の中へ入り込み、大陰唇に挟まれて生暖かい感触を受ける。
丁度、膣口辺りに入ったらしく、先では狭い孔の入り口を感じた。
そのままグリグリと指を動かして大陰唇を揺らし、指を離すとクロッチへ指を掛けて捲る。
「……んくっ」
思わず生唾を飲み込んで目にしたのは無毛の股間。
白い肌の割れ目に生々しいピンク色の秘裂が僅かに広がり、少し屈むだけで膣口まで確認できた。
タカヒが最も隠したいと思われる性器を生で見た俺の陰茎が、痛みを発する程に硬さを増したので慌てて開放したものの、視線は秘裂へ合わせられたまま。
指を離したクロッチは元の位置に戻ろうと中心へ移動しようとするも、肉厚の大陰唇が邪魔をしてしまい、結局は半分だけしか隠せなかった。
秘裂にショーツの縁が食い込み、卑猥な光景を生み出す。
目の前の変化を見続けながらズボンをサッサと脱いだ俺は、再びクロッチを捲って大陰唇へ指を差し入れた。
「おぅ……」
直接触る秘裂の中はショーツの上から触った時よりも暖かく、遥かに興奮を与えてくれる。
思考が性欲に支配されるのを自覚しつつ、一先ず濡らさない事には入れられもしないと指先で膣口を刺激して行く。
「やっ、やっぱりキツイな……」
滑りが足りないので指先は乾いた肌で突っ張り、膣口も狭い所為で中々膣内に入らなかった。
それならと今度は淫核を包んでいる包皮へ目標を変え、少し強めに摘んで捏ね回して行く。
上半身は完全に裸で乳首を厭らしく立たせた巨乳を曝け出し、脚を横へ高く上げられた挙句にクロッチを捲られて性器を弄られるタカヒ。
それでも微笑を浮かべているのは余りにも非現実的な光景であり、興奮は淫核を弄る指を乱暴な動きにさせた。
乳首とは違った硬さを持つ淫核を、摘む刺激と包皮が擦れる刺激で集中的に快感を目覚めさせて行く。
暫く弄れば淫核も指を押し返す程度には硬くなり、生理的な反射と性感帯を刺激された膣口から愛液が漏れ始める。
指先に滑る体液を感じた俺が濡れ具合を確認すると、白いショーツのクロッチは愛液で灰色に変わっていた。
辛うじて太股には流れていないものの、あと少し弄れば間違いなく垂れてしまうだろう。
しかし、俺の我慢はそれまで持つ筈も無い。
「よ、よし! 今から犯してやるからな!」
聞いていないのを良い事に呼び捨てで宣言し、俺はタカヒの腰を掴むと陰茎を近付けて開いた秘裂へ亀頭を合わせた。
「おふぁ……!?」
興奮で張った亀頭が秘裂に食い込み、大陰唇に挟まれただけで大きな快感を受けてしまう。
漏れ出した愛液のお陰で陰茎が少し動くだけで大陰唇の形を変えてしまい、亀頭を擦る感覚でカウパー液が漏れた。
思わず股間へ力を入れて沸き上がる射精を我慢しようとしても、早く入れたい欲求は無意識に腰を押し込んで行く。
「おっ……おぉぅ……」
ジワジワと狭い膣口を広げる亀頭は処女の締め付けで形を変えられ、圧迫感と滑る摩擦、膣内の生暖かさ全てが快感となって俺へ送られてきた。
腰を押し込むと同時に手を引き寄せればタカヒの腰が近付き、ゆっくりと膣口を広げていた亀頭は速度を増して膣内へ進入して行く。
陰茎が進むにつれて大陰唇の滑りを通り、狭い膣口を過ぎると鈴口はヒダに包まれる感覚が広がった。
「おぉぁ……」
処女の締め付けは強く、陰茎が横へ弾かれそうになっても何とか挿入を続け、遂にはカリが膣口を通り過ぎる。
「んくっ!?」
時間が止まっていても、興奮して熱くなった膣壁は入ってきた亀頭の表面を這い回りながら蠢いた。
ヌルヌルのヒダが亀頭を舐め、カリの裏側を膣口が締め上げる。
「くぅ……」
処女の膣口とヒダから送られる快感に耐えて腰を押し込んでいくと、高く上げたタカヒの足が俺の顔の前へやってきた。
白い靴下に包まれたふくらはぎは思いの外細く、清潔感が漂う洗剤の匂いすら感じられる。
タカヒの腰を押さえていた片方の手はショーツの上から尻を掴み、もう片方では露出している巨乳を揉み解す。
胸の柔らかさと、適度に鍛えられた尻の硬さを掌に感じ、膣内を犯す股間からの快感に抵抗しようと積極的に指を動かして行く。
「くふぁっ……」
巨乳を揉んでいる方の手には、指の間から顔を出す乳首の固い感触があった。
指の関節でコリコリと刺激すれば、亀頭を這い回る膣壁が動きを活発にさせて快感を送ってくる。
半ば勝手に進んでいた腰が膣口へ竿を深く挿入して行くと、鈴口に薄い膜が被せられた刺激を受けた。
そして、はかない抵抗を残した後、俺は時間が止まっている中で微笑を浮かべるタカヒの処女膜を破る。
「うくぁっ!?」
破瓜を済ませた瞬間に、タカヒの膣内はギュッと陰茎を締め付けてきた。
事前に性感を送っていたお陰で、異物へ拒否を示すと言うよりもキツク抱き締められていると言えそうだ。
鈴口の前に壁として存在しているヒダも、愛液の滑りで入って行く亀頭に広げられる。
亀頭の表面をヒダで舐められる刺激は激しく、我慢している絶頂の予感を急速に増加させて行く。
巨乳と尻を揉み解しながらゆっくりと挿入を続け、俺の下腹部がタカヒの上げられた太股に当たった所で腰が止まった。
脚をY字に上げさせた横から挿入した所為で根元までは入れられなかったものの、九割ほどは膣内に挿入しきる。
「おふぁ……」
性的に目覚めている膣壁は俺が動かなくとも、グネグネと波打ちながら蠢いて陰茎を抱き締めてきた。
広く笠の張った亀頭に密着しながら、愛液の滑りでヒダが亀頭の表面を滑る。
鈴口の先で締まる膣壁が絶えず動き、漏れ出すカウパー液と愛液を混ぜた。
「くっ……」
早くも精液を吐き出そうとする陰茎を何とか押さえ、今度は腰を引いて行く。
絡み付くヒダが抵抗を示して大きな快感を送ってくるも、タカヒの胸と尻を揉んで意識を反らした。
膣内へ残すカウパー液に精液を混じらせつつ竿を膣口から引き、亀頭が出そうになると同時に腰を突き入れる。
「ふっ!」
股間からの反動は止まっているタカヒの身体も揺らし、掴んでいない方の巨乳を揺らした。
俺は勢いを止めずに腰を引いて前後に動かして、処女だった膣内に陰茎を馴染ませていく。
挿入される度に亀頭で広げられる膣壁は刺激を快感として受け取り、漏らす愛液を増やす。
腰を引けばヒダを削るカリが愛液を掻き出す代わりに、漏れ出したカウパー液を徐々に膣内へ滲ませた。
「ふっ! はっ! はっ! はぁっ!」
揉み解していた巨乳は犯された事で快感を受けて張りを増し、掌にも心地良い抵抗と上がった体温を感じる。
指の第一関節辺りで捏ね回す乳首も赤くなって硬く尖り、厭らしさを感じる形になっていた。
下乳を支えてから人差し指と親指を胸の付け根へ這わせ、中程まで行くと全ての指を使って搾るように巨乳ごと乳首を捻る。
卑猥に形を変える巨乳へ視線を送っても、増加した快感は上がるだけだった。
「くはっ! うくっ!!」
犯されるタカヒの身体が快感で僅かに汗ばみ、興奮を誘う体臭が濃くなる。
カリに引っ掛かれる膣壁も厚さを増やすと、抵抗も大きくさせてきた。
一度前後に腰を動かすだけでも、陰茎から受ける刺激は射精の予感を急速に高まらせる。
思考が白く染まる俺は殆どタカヒを犯したい欲求だけで、腰と手を動かしていた。
「うっ! くっ! ふっ! うぉっ!!」
激しくなる腰の疲労すら射精の後押しとなり、近付いた絶頂はアッサリと耐えていた我慢を越えてしまう。
「くはっ! 出、るぞ!」
犯しているタカヒ本人にすら聞かれない宣言をした俺は、勢い良く腰を突き上げた。
快感で激しい反応を繰り返す膣壁も、陰茎を力強く挿入された刺激で反射的に締め付けを強くして受け入れる。
「くはぅ!!」
俺は短く息を吐き出し、時間が止まっているタカヒの膣内へ精液を吐き出す。
「おっ……おぅ……」
根元付近まで挿入した陰茎は、亀頭で締まる膣壁を広げながら痙攣を繰り返す。
膣壁は陰茎を締め付けて舐める動きが、激しい痙攣を繰り返して波打つように変わり、精液を吐き出す陰茎を奥へ引き込んだ。
快感で蠢くヒダに押された精液が、鈴口が届かなかった子宮口に送られていく。
他人の体液を受けたタカヒは、乳首を強く摘まれる刺激を同時に受けた事で、溜まっていた快感を開放させて絶頂へと達する。
「うぉっふ!?」
射精の途中で思考を白く染めていても、新しい膣壁の動きは敏感に感じ取れ、出される精液の勢いも強くなった。
頬を赤く染めながら微笑を浮かべて絶頂に達するタカヒの脚は高く上げられているので、秘裂から噴き出された潮は何にも遮られる事無く地面を濡らす。
地面を踏んでいる方の足も太股を震えさせ、漏れた愛液が細い滝となって流れ落ちた。
全身から漂っていた女の匂いも濃くなり、童貞が近くで呼吸すればそれだけで興奮を呼び覚ましてくれるだろう。
締め付ける膣壁に痙攣で抵抗する陰茎が、吐き出していた精液の勢いを徐々に落として行くと、激しい絶頂を示していたタカヒの膣壁は落ち着いていく。
「う……あふぅ……」
絶頂の快感で震えていたタカヒの足は見るからに力が抜けてしまうも、時間が止まっている所為で体勢は変わらない。
一息ついた俺は掴んでいた巨乳と尻を何度か揉み解し、余韻の気持ち良さに浸った。
動かす指の間から食み出た乳首を弄びつつ、精液を出し切った陰茎を軽く動かす。
未だに狭さを保つ膣口で竿を扱き、尿道に残った物まで全て膣内へ流してから身体を離した。
「んくっ……」
力の抜けた陰茎は熱い膣内から抜けると力無く垂れてしまい、地面に精液の雫を落とす。
陰茎の形にぽっかりと孔を空けていた膣口も、異物を抜かれたが閉じる事無く広がったままだった。
しかも、奥から出てきそうになっていた精液は、俺がタカヒの身体から手を離した所為で止まった時間に囚われる。
無残に広がった膣口の奥に、破瓜の血が混ざってピンク色になった精液の塊が見えるのは、明らかに非現実の空間に居る事を思い知らせてくれた。
「……取り合えず、服を着せるか」
幾ら性欲を発散したとは言え、タカヒに恥を掻かせたい訳ではないので服を着せておく。
高く上げていた足を下ろさせてから、乳首を立たせている巨乳を揉みつつブラを付けさせ、制服も着せて行った。
脚を降ろさせた事でスカートに隠れた股間では、クロッチだけが捲れていた状態を戻しておく。
服を戻している途中でタカヒの身体を触ったので、時間が流れる膣内から逆流してきた精液を全て拭き取った。
どれだけ犯しても魅力溢れる身体を触れば興奮も蘇りそうだが何とか耐え、全ての作業を終える。
「ふぅ……、これで良いか」
服だけではなく姿勢も元へ戻してから、俺はタカヒから離れて元居た位置に立って時間を動かす。
動く存在が俺だけだった世界に時間の流れが復活し、熱気に包まれた広場には声が広がった。
「んきぅっ!?」
「んっ? ど、どうかしたのかい?」
時間が戻るとタカヒは壇上に向けていた微笑を消し、胸と下腹部を押さえて蹲ってしまう。
突然の行動に驚いた生徒会長が慌ててタカヒの肩へ手を触れさせるも、その瞬間にタカヒはビクリと身体を震わせた。
「ふぁぅ!? ふ、触れない、で……!」
「あっ、あぁ、済まない」
「んくふぁ……」
タカヒの異変は生徒会長以外に誰も気付いていないが、俺の立っている位置からはタカヒの顔がハッキリ見える。
蹲った瞬間こそ、痛みと戸惑いを浮かべていたものの、胸と下腹部を押さえたまま蹲ると、目を閉じて快感に耐えるような表情に変わっていた。
時間が止まっていた時に、身体へ送られた破瓜の痛みと処女の膣内を拡張される感覚、そして潮を噴く程の絶頂の感覚を一度に受けているのかもしれない。
強く閉じられた口からは防ぎきれない吐息を漏らし、自分の胸と下腹部を押さえている腕は震えている。
スカートに包まれた尻も小刻みに痙攣を繰り返しており、絶頂で受けた快感の強さを見せた。
このまま見ていても、世話をした生徒会長の株が上がってしまいそうなので声を掛ける。
「あぁ……、大丈夫か?」
「ん? 君は?」
「同学年の生徒だよ。それよりも二ノ宮さんの体調が悪そうだから、俺が保健室にでも連れて行っておくよ」
「そうだね。済まないが頼むよ」
「あぁ、任せてくれよ」
そう言って、俺はタカヒの肩を持って立たせる。
残る生徒会長は、恐らくこの場をシッカリと見届けるつもりなのだろう。
俺がタカヒを歩かせながらチラリと後ろを確認してみれば、タカヒから壇上の二人へ視線を移した生徒会長が、複雑な表情を浮かべた。
「んふぁっ……」
耳元で熱狂に掻き消された小さな吐息を聞きながら、俺は広場を後にする。
道中では特に悪戯する事も無く廊下を歩き、保健室に到達する前にタカヒも歩ける程度には回復してしまった。
「……ん、もう、一人で歩けるわ」
「そうか? 無理はするなよ?」
「大丈夫。ここまで運んでくださって有難う。後は大丈夫よ」
俺の肩から身体を離したタカヒは胸の下で腕を組み、警戒を感じさせる視線で拒絶の雰囲気を見せる。
若干、足は震えているものの、その立ち姿は見ず知らずの男には頼りたくないプライドを感じさせた。
流石に快感の余韻がある中で、無理矢理歩かせたのは不味かったかもしれない。
何にせよ、警戒心を持っている相手に、押し付けがましい行動をしても好感度は上がらないだろう。
「それじゃ、俺は帰るよ。二ノ宮さんも気をつけてな」
「えぇ、そんな事は分かっているわ」
何処かキツイ言い方を背中に受けた俺は、そのまま自分の部屋へ帰る。
広場に行っても原作のイベントが続いているだけで、何の実りも無い。
性欲を解消した後に襲ってくる身体のダルさは、既に眠気を伴ってくる。
どうせ授業も無い事だし、イベント関連はサボらせて貰う。
所詮俺は、日の当たらない背景キャラだ。
ヒロインに近付くのは時間を止めてからで良い。
賢者タイムの影響で心成しか暗い考えを持ちつつ、俺は自分のベッドを目指してフラフラと帰路に着いたのだった。
「……コロニー落しとかすれば、全部解決するのに」
終わり
今年最後の月になったので現状報告
遂に今年も一ヶ月をきってしまった……。
しかも、ゴミニートで三十路に……!!
そんな訳で現状報告です。
同人小説は出来ました!
後は販売ページ用のタイトル絵を作って
リンクやら改行ミスをチェックすれば全部終わりです。
今日中には販売サイト各所に登録の申し込みができるかな?
何とか今年中に終わった。
△
追記
で、登録されました。
申請してから二時間ほどで『DiGiket』さんでの販売が開始されました。
販売ページはこちら↓
『DLsite.com』さんでも販売が開始されました!
販売ページはこちら↓
『メロンブックス』さんでも販売が開始されてました。
メールが来なかったから気付かなかった……。
販売ページはこちら↓
『DMM同人』さんでも販売が始まりましたよ!
販売ページはこちら↓
ゼロ○使い魔&コ○ドギアスセットでズブリ(短編集
体験版もあるので気に入って頂けたのなら、購入してくれると在り難いです!
追記終わり
△
今月の小説の更新はヴァルヴレイヴ時間停止です。
時間があればエヴァの続きを――
って前も書いた気がする。
△
拍手コメ返信
>> さん
原作は知らないんです~
感想有難うございます!
エロいと感想を貰えるのが本当に嬉しいのです!
『山田くんと7人の魔女』は少年漫画ですね。
だいぶ前にドラマ化されたらしいです。
当然ながら私は知りませんでしたが。
今度はアニメかもするらしいですね。
おっぱいの揺れが気になります。
>>カーチャ、リクの人さん
気長にお待ちしておりますw
まぁ、気長に!
案は、もうあるんですけどね。
具体的な内容は、まだです。
>> さん
素晴らしくエロいですね~
コメント有難うございます!
体験版βは校正をしてないので、色々恥ずかしい誤字脱字がありますけど
何とかエロくなりそうな感じで完成できましたよ!
実際、使えるかどうかは分かりませんけどね……。
余り期待しないでお待ちくださいな~。
△
今月は同人が終わって時間が空くので、たぶん15日以降に一回ぐらい更新するかもしれません。
リクエストの消化の為に!
3Dゲームの方は無理だな……。
ちょっと予定を詰め込み過ぎたんだぜ。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
リクエスト温め中で~
コメント有難うございます。
シチュエーションは、だいたい2つか3つぐらいに纏めて頂けると書き易いです。
経験上、多くても5つぐらいが限界っぽいですね。
それ以上なら、原作を分けて頂けると嬉しいです。
一つの作品に詰め込み過ぎると、最後の方がダレてきてしまうのですよ。
お手柔らかに、お願いします!
△
追記追記拍手コメ返信
>> さん
横からですがシチ~
コメント有難うございます。
過去作の続編リクでも大丈夫ですよ。
ティファやら、東方の妹紅や咲夜も、続編として希望された物なので。
△
追記追記追記拍手コメ返信
>> さん
皆のリクエストへの期~
コメント有難うございます。
本当は余り期待して欲しくはないんですけどね。
ハードルが上がると、私は恐怖に包まれてしまうのですよ。
作品を提供する側として、『期待』と言う物がこれほど恐ろしいとは思いもよりませんでしたよ!
あな恐ろしや……。
リクエストは他の人と、作品でもキャラでも被っても大丈夫ですよ。
キャラが被っても、シチュエーションが被る事は滅多に無いので、シチュで違いを付けます。
なので、思うままのリクエストを下さい。
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