コ○ド・ギアス&ゼロ○使い魔の世界でズブリ(短編集体験版β
枯れ木に花を咲かせましょう、ってな具合で学園全体に魔力素をばら撒いて数日。
百戦錬磨と名高いオールドオスマンや、キッチンの守護者であるマルトーを含めた全ての学園関係者の洗脳が完了。
経験を積んだ事で魔力素の扱いも上手くなり、初対面の人間であっても短時間で性格を変えないまま、刻まれた常識すら帰る事が出来るまでになった。
学園を囲う塀から内を隙間無く、それこそ尖った屋根の天辺まで全てを濃い濃度で覆い尽くしている。
少し前にやってきたノットとか言う貴族も、シエスタにちょっかいを掛けていたので実際に会うまでもなく魔力素で若い女に興味を持てないようにしてやった。
当然ながら学園を出ても体内に残った物が思考を変え続け、人間が持つ魔力を糧に生きている限り影響を及ぼすのだ。
しかし、学園に居る人間全ての精神を操れる状況になっても、性格だけは変えない様に気を付けていた。
理由は単純に全員が同じ人形の様に動くのは詰まらないからだ。
やはり人は其々の性格と価値観が違っている事が一番大事。
何よりも犯す側として、正確や価値観を全て無視して無条件で従う人形では、暖かい道具で自慰をしているのと変わりない。
少し態度が柔らかくなったとは言え、相変わらずツンデレのルイズや、相変わらず胸の谷間を見せ付けて誘惑してくるキュルケ。
表面上は元の素直で気の良い性格を取り戻したシエスタ等の、魅力ある美少女達を犯してこそ、この世界に来た甲斐があると思うのだ。
「ん……ふわぁ……ぁっと……。朝か」
目が覚めたのは、いつもと同じ石造りの部屋。
隣には透けるキャミソールにショーツだけを履いたルイズが小さく寝息を立てていた。
アレだけ弄った胸はごく僅かに成長を見せており、パッと見は慎ましやかな大きさを保ったままだが、触ってみれば確かに大きくなっているのを実感できる。
幾度と無く陰茎で犯された性器は形が崩れる事無く綺麗な割れ目を維持していた。
今はショーツに隠れているが、柔らかい曲線を描いて布を下から持ち上げる。
平和そうな寝顔を見ていてつい悪戯心が沸いた俺は、おもむろにキャミソールから透けている胸に手を伸ばした。
「んっ……くぅ……すぅ……」
小さな胸に小さな乳首を指で突けば、プニッとした柔らかな感触と共に指先が胸の中へ沈む。
奥には肋骨の感触があり、その向こうには生きている証でもある鼓動が静かに脈打っていた。
乳輪の縁をなぞりながら指を回すと、薄いキャミソールが釣られて動き、乳首を布で擦る微かな感覚がルイズに送られる。
「ん……ふぁ……」
性感帯でもある乳首を刺激された所為で、ルイズの寝息に小さな悦声が混じり始めた。
普段から何かに付けて犯し、軽くても身体を弄っていたお陰で、ルイズの身体は少しの刺激でも即座に性的な反応を返すようになっている。
指先に感じる乳首の抵抗は徐々に硬さを増していき、弄っている方だけがキャミソールを押し上げた。
平和そうな寝顔を浮かべていても、胸はシッカリと興奮を示し、無垢な雰囲気に隠微な空気を僅かに滲ませる。
そして、俺は手をルイズの下半身へ移動させ、ショーツの上から大陰唇を触った。
「ふっ……んっ……くぅ……ふぅ……」
軽く押せば胸よりも柔らかな感触が左右に広がり、ショーツを巻き込みながら秘裂の中へ指先が減り込んでいく。
そのまま上下に指を動かせば、布の向こうに小陰唇の感触や包皮に隠れた淫核の突っ掛かりが感じられた。
大陰唇の中心辺りでも膣口に指先が食い込む感触を受け、ほんの少し出し入れを繰り返すだけで、ルイズは腰をピクピクと震えさせる。
「んっ……ぁっ……」
平和そうな寝顔が股間を弄られる程に、眉は切なそうにひそめられた。
ベッドの上に力無く放り出されていたルイズの手も、ゆっくりと胸へ上がって薄いキャミソールを握り締める。
指先であっても膣口に出入りを繰り返される刺激は、確かな快感となって睡眠中のルイズを攻め立てた。
ショーツには愛液が染み込んで、白かった色が灰色に変わる。
真横で寄り添う俺も、ルイズが快感で悶える姿には興奮を覚えた。
相変わらず腕の中にすっぽりと入ってしまう小さな身体を小刻みに動かし、股間からの刺激で全身を赤くして腰をうねらせる。
「ぁぅ……んん……ふぅっ……!」
指先を食い込ませる秘裂から出てくる愛液も、クチュクチュと音を立てる程度に量を増きた。
そろそろショーツを捲って直接膣口を弄ろうとするが、指を動かす前に寝ていたルイズが目を覚ましてしまう。
「ふぁっ……?」
パッと目を覚ましても、寝ぼけ眼の思考は現状を理解できていない様子。
しかし、鼻先が接触しそうな距離に俺の顔があり、股間の違和感を受けて、即座に自分が何をされていたかを察知した。
「なっ!?」
身体を密着させる距離だった俺から素早く離れたルイズは、ベッドの端へ素早く移動し、自分の股間を一瞬だけ確認して愛液で色が変わっているのを確認する。
更に、弄る対象を失って空中に止まっていた俺の指に光る愛液を見て、顔を真っ赤にし、勢い良く指を突き付けて俺の行動を責めてきた。
「あ、あんた! 寝てるご主人様のオマンコを弄るってどういうことよ!?」
ルイズには女性器の事を『オマンコ』と言う名前であると教えてある。
しかし、性的に知識が乏しい所為で別名を教えられても卑猥と感じず、精々『へぇ、そんな名前もあるんだ』的な感じで普通に呼び名を変えた。
俺としては恥ずかしい表情を浮かべてほしかったが、平然と言っているルイズも存外悪くは無い。
「そろそろ起きる時間だろう? だから、肩を揺する代わりに弄って見たんだよ」
「い、いつも通りに起こしなさいよ!」
「何言ってんだよ。肩を揺さぶって起こしたらいつも不機嫌そうにするだろ」
「それは! あんたが、乱暴にするからでしょう!」
実際、ルイズの起こす時は結構乱暴に肩を揺さぶっているのかもしれない。
何せ、力の抜けた頭がグイングイン動くのだから……。
流石に最近はムチ打ちにでもなったら俺も困るので手加減はしている。
「だから、今日は趣向を変えてだな――」
「なら、オマンコを弄るんじゃなくて他のにして!」
「分かったよ。考えておく」
「本当に分かってるんでしょうね……?」
一頻り麻の遣り取りを終えたルイズは、ベッドを膝立ちで歩いて俺の横を通り、床へ降り立った。
それからクローゼットを開けると、何故かルイズから見て横に居る俺をチラッと見てから制服を取り出す。
以前なら俺に「あっちを向け」等と着替えを見られるのを嫌がっていたものの、今では比較的平然と着替えをしていた。
それでも、顔は赤くして初心な反応は未だに健在で、何度見ても見ていて楽しい光景だ。
「…………」
「…………」
無言で静かな部屋の中で、ルイズがキャミソールに手を掛ける。
裾から一気に捲り上げると、白くポッコリとした腹が出て、そのすぐ後に小さく膨らんだ胸が露出した。
ルイズが眠っている時に弄っていた乳首は、秘裂をからの快感も残っているのか、横から見ればしっかりと尖って高さを維持している。
ショーツ一枚だけになったルイズの身体は、余り成長を見せていない。
しかし、胸だけは心成しか大きくなっており、ルイズの姉であるカトレアを思い出せば、将来は期待できると思いたい。
母と一番上の姉の平坦な胸に負けないと、切に願う。
「んしょっと……」
そんな俺の考えを知らないルイズは、ショーツ一枚のままでクローゼットから制服を取り出した。
キャミソールを脱いでから下着も付けずに、白く清潔感のある長袖の上着に腕を通し、ボタンを閉めていく。
ブラウスが少し小さい所為でボタンを閉めるにつれて生地が身体に密着し、乳首どころか胸の形すらハッキリと浮かび上がらせた。
前に無意識の状態で着せた制服だが、今はルイズが自分の意思で着ている。
少し暖かい季節と言う事もあり、キャミソール程ではないが生地も薄い。
しかし、ルイズは元々肌が白いので白のブラウスからでは肌が透けても目立たず、唯一、乳首のピンク色が透けた。
全てのボタンを閉め終えると、一度身体を手で撫でてから皺を伸ばし、今度はスカートと靴下を履く。
下半身はいつも通りに短いミニスカートで、少し身体を動かすだけで、愛液に塗れたままのショーツがチラリと見えた。
そして、マントを付けて杖を持ったルイズは、顔に赤みを滲ませながら俺へ向き合う。
「さて、それじゃ、朝食に行きましょうか」
「ん、分かった」
立たせたままの乳首を浮かび上がらせる胸を張って言うルイズの姿は、何処と無く隠微な雰囲気が漂っていた。
たとえ過去に身体を犯したとしても、新鮮な気持ちを失わせないのは、原作で言うヒロインの面目躍如か。
ルイズの先導で部屋から出た途端に、斜め向かいの扉から図ったようにキュルケが出てきた。
「は~い、ダーリン。偶然ね」
「ツェルプストー! 毎日毎日なんで同じタイミングで出てくるのよ!」
「あら、ヴァリエール、居たの? 胸も背も小さいから気が付かなかったわ」
「む、むむむ、胸は関係ないでしょ!」
実は言うとルイズを起こす時間帯はある程度決まっている。
しかも、キュルケの部屋の位置はルイズの部屋から近いので、決まった時間にキュルケが自分の部屋の扉から音を聞いていれば、ルイズが部屋を出たタイミングを計るのは簡単だろう。
扉自体は厚いものの、廊下に響く音を完全に遮断する事も出来ない。
前にキュルケを強制的に発情させて犯した時から、キュルケは何かに付けて俺へ性的な意味でアピールを仕掛けてくる。
ルイズが近くに居ればその度に一悶着起こるが、決まってたいした騒ぎにもならない。
ちなみにキュルケの制服もルイズのようにサイズが小さく、胸が今までよりも強調されている。
前は見えなかった乳首と乳輪が浮かび上がり、張り付く生地が巨乳の厭らしさを上げた。
更には褐色である肌はうっすらと白いブラウスの下から透けており、もはや上半身裸であるのと余り変わらない。
そうなれば他の男子生徒や教員も、少なからず興奮しそうでも、そこは魔力素のお陰で完全な無関心を貫かせている。
キュルケにとっては周りの反応が薄い事に不満を抱いていそうだが、これは単純に俺の独占欲の結果なので我慢してもらいたい。
「ほら、ダーリン、ヴァリエールなんて放って置いて一緒に朝食を楽しみましょ?」
枝垂れかかる様に俺の腕を胸の谷間に埋めたキュルケ。
「ツ、ツェルプストー! その下品な胸をしまいなさいよ!」
「あら、残念ねぇ。私の胸はこれ以上小さくする事なんで出来ないのよ~。おほほほ」
「ぐぐぐっ……!」
悔しそうに自分の胸を触ったルイズは、何を言っても無駄だと判断して俺の手を掴んで食堂へ向かう。
身体を引っ張られれば、俺の足は自然と進む。
「ふん! ほら、ちゃっちゃと行くわよ!」
「おぅ」
「あぁん、ダーリン、待って」
「あんたは付いて来るな!」
「どうせ、私も食堂に行くんだから道は一緒でしょ」
「時間をずらして行きなさいよ!」
「いやよ。起きて最初に見る顔はダーリンって決めてるのよ」
「知らないわよ!」
威嚇を繰り返すルイズはシッカリを俺の手を握り、絶対に離さないとばかりに力を入れてくる。
たいして痛くなく、この小さなルイズの手から感じるのは確かなデレだった。
食堂へ付いても、俺はキッチンで賄い料理を食べるので貴族用の食堂の前に着くと別れなければならない。
「んじゃ、俺も朝飯を食って来るよ」
「あんたも貴族用の食堂で食べれば良いのに」
「そうよ、ダーリン。私が『あ~ん』ってしてあげるわよ?」
「ツェルプストー!」
「あら、怖い」
魔力素の洗脳効果で関わりにあったルイズやキュルケ達以外の他の貴族も、平民の俺に対して何か言ってくる事は無くなっている。
いちいち煩わしい文句を言って来ない様に、魔力素で学園を覆った時、最初に手を打ったのだ。
「俺は朝からあんな脂っこい物は食べない主義なんだよ」
「そうなの?」
「あんた、妙な所で規則正しい生活を心掛けるわよね」
「健康な身体が資本だからな」
「あっそ」
実際、女を犯すにも体力は居るので、健康な身体の維持は何気に大切。
しかし、ルイズは興味無さ気に返すと、サッサと食堂へ入ってしまった。
残されたキュルケはからかう相手が居なくなった事で俺への露骨な誘惑も打ち切る。
「それじゃ、私も健康な身体を維持する為に、朝ご飯を食べてくるわね」
「おぉ、またな」
「えぇ、授業で会いましょう」
マントの上からでも分かる魅力的で大きな尻を左右に振りながらルイズの後を追う様に食堂へ向かうキュルケを見送った。
俺はいつも通りにキッチンへ向かい、この世界に来てスッカリ習慣となった賄い料理を朝食として楽しんだ。
△
気が向いた時ではあるが、朝の授業には俺もルイズと共に出る事にしている。
と言うのも、俺自身が魔法を使えなくても、魔法の授業と言う物は大変興味を引かれるのだ。
元居た世界で常識とされていた物理法則が、根底から覆される光景はとても面白い。
そして、朝食が終わって少しの休憩を挟んだ後の、今日最初の授業。
途中で合流したルイズとキュルケを伴い、教室へ入った。
「ルイズ、あんた何処に座るの?」
「何よ、ツェルプストー、何処でも良いでしょ」
「私はダーリンの隣だから、事前に教えてくれないと困るわ」
「私の使い魔よ!」
髪を色っぽく掻き上げながら言うキュルケに、朝から何度目かになる良い愛が始まる。
しかし、今日は他のキャラに手を出してみようと企んでいるので、近くで煩くされるのは困るな。
「ルイズ、今日は離れて見守っててやるから、たまにはキュルケと授業を受けろよ」
「えっ!? 嫌よ! 何でこんなのと!」
「こんなのって流石に酷くないかしら?」
然程、傷付いていない様子のキュルケは、ジト目でルイズを睨むが、ルイズも負けずに睨み返した。
このまま放って置いては話も進まないので、ついでとばかりに教室に居る生徒達全員を含めて魔力素による命令を下す。
「ルイズも、そうだけどキュルケも『授業中は俺が何をしていても気にしないで、授業に集中しろよ』」
「……分かったわよ」
「そうねぇ、好い加減真面目に勉強しないと不味いかもしれないわね~」
俺と別れて座る事になるルイズは不満そうにしながらも承諾し、キュルケは普段の授業を受ける態度を思い浮かべて微妙な表情を浮かべた。
他の生徒達の顔は『何言ってんだこいつ』的な視線を俺へ送ってくる。
それでも生徒達を汚染した魔力素の情報では、確かに命令を認識したと感じた。
「はい、授業を始めますので、席に付いて下さい」
良いタイミングでやってきた名も顔も知らない教師にも同様の命令を下してから、俺はルイズから適度に離れた場所へ座った。
俺の周りには適度に人が座っておらず、ある程度の運動も出来そうな空間が教室内に出来ている。
そして、俺は行動を開始した。
「モンモランシー、こっちに来るんだ」
「へっ!?」
目を付けていたのは、金髪でロールを巻いた長い髪が特徴のモンモランシー。
前に香水のビンを発見した時に草むらへ蹴り飛ばした所為で、原作での決闘イベントは無くなっていた。
それに伴ってギーシュから繋がる交友関係で知り合うモンモランシーとの顔合わせも出来ておらず、俺は当然ながらクラスメートのルイズですら完全な他人のまま。
ルイズの様に悪い意味で目立つ事は無く、キュルケの様に男からの支持がある訳でもない。
完全に普通のキャラでもあるが、癖の強いヒロイン達の相手をしていると、この普通さが癒しになってくる。
原作ではヒロインとはでは行かないものの、物語に深く関わるキャラクターで、間違いなく美少女。
手を出さないのは勿体無いだろう。
しかし、原作の様にルイズの使い魔と関わっていないにも拘らず、原作と同様に下級生とモンモランシーに振られているのは不思議でしょうがない。
モンモランシーには香水のビンを無くした事を攻められ、近くで聞いていた下級生が出てきて浮気が発覚。
結果的に、どちらからも愛想を尽かされた。
げに恐ろしきはギーシュが辿る運命よ。
「な、何よ、これ!? どうして身体が!?」
人知れず、ギーシュの運命を哀れんでいる間に、指名されたモンモランシーは意思に関係なく、身体が勝手に俺の命令を実行している状態で近付いてくる。
授業中であるが事前の命令で、教師を含めて授業に集中しているので、モンモランシーが立ち上がっても誰も気にしない。
「あ、あんた! 私に何の薬を盛ったのよ!!?」
身体が勝手に動く恐怖に顔を引き攣らせたモンモランシーは、貴族然とした態度で問い詰めてくる。
モンモランシー自身が魔法薬に精通している所為で、自分を襲った異変が薬の所為ではないかと思い立ったのか。
「何も盛っていないけど、俺の言う事は絶対なんだよ」
「な、何よそれ!? わ、私に手を出したらギーシュも容赦しないわよ!」
「残念。俺は公爵家のルイズの使い魔だから、生半可な地位ではビクともしないよ」
「ぐっ……!!」
原作の知識ではモンモランシーの実家は水の精霊の機嫌を損ねた事が原因で、爵位を落とされていた筈。
その影響は経済にも出ており、仕送りが少ないと言う理由でも魔法薬を作っていたと記憶している。
正直に言ってルイズの実家がどんな地位にあっても俺に直接の関係は無いが、モンモランシーにとっては効果の在る脅し文句になった。
「ちょっと、ヴァリエール! あんたの所の使い魔、何とかしなさいよ!」
「…………」
「ヴァリエール! 聞いてるの!?」
「…………」
首から上を回してルイズに怒鳴っても、肝心のルイズは授業に集中している。
しかも、声を荒げても誰も見向きしない状況を認識したモンモランシーは、流石に教室を包む異変に気が付いた。
「ど、どうなってるの!?」
「無駄だよ。今日は授業に集中しろと言ってあるからな」
「なっ!? さっき言ったのが原因なの!?」
「そうだよ」
「で、でも、何で皆あんたみたいな平民の言う事を聞いてるのよ!?」
「それは魔力素とか言うのが原因でなぁ」
「はぁ!?」
アッサリとネタ晴らしをすると、心底驚いた様子を見せるモンモランシー。
身体を操られ、クラスメートも支配済みだと聞いて本人は驚くのに忙しかったものの、シッカリとした足取りで俺の傍へ到達する。
「わ、私に何をさせようって言うのよ!?」
恐怖心の中で精一杯気丈に振舞うが、そんな態度さえ俺の興奮を高める材料にしかならない。
「一先ず、スカートを上げてパンツを見せろ」
「な、何言ってるの!? そんな事――」
拒否の言葉を最後まで言い切る前に、モンモランシーの身体は俺の命令通りに動き始めた。
ゆっくりでも、焦らされると思わない程度の速さで腕が動き、スカートの裾を掴む。
「ひっ!? ど、どうして!? 止まって!」
モンモランシーがいくら腕を止めようと力を入れても、支配された身体は本人の思い通りには動かない。
そして、曝け出されたのは白のショーツ。
「いや!!」
可愛らしいピンクのフリルが付いて如何にも女の子らしい物だった。
股間の隙間では大陰唇がクロッチを盛り上げ、厭らしい丘を作り上げる。
モンモランシーは辛うじて自由になる首を何とか動かしながら、俺から顔を背けた。
そんな、ある意味斬新な反応を見せられて興奮が大きくなった俺は、モンモランシーから見える様に指を股間へ近付ける。
「ひっ!? やめて! 触らないで!」
「駄目だ」
指先に感じるのは、過去に何人ものバリエーションを味わった大陰唇の柔らかさ。
胸以上に柔らかく、ショーツの上からでも指先を暖かな感触が包み込む。
少し力を入れるだけでショーツの生地が秘裂に食い込み、隠されていた割れ目が浮かび上がった。
「ひぅ!?」
自分の女として一番大事で、結婚する異性以外には秘匿するべき箇所を触れられた嫌悪感で声を引き攣らせるモンモランシー。
顔色は羞恥に染まっているものの、恐怖で青ざめている様にも見えた。
秘裂に食い込んだ指先を小さく前後に動かし、淫核がある辺りへ刺激を送る。
「んっ!? や、止めて!」
包皮に包まれている淫核の感触は、興奮していない乳首を同じ位に感じた。
爪の先に引っ掛かけながら刺激を繰り返し送れば、命令のままに立っているモンモランシーの足が震える。
十分に俺の興奮を溜め込んだ所で、次の命令を下す。
「それじゃ、次はパンツを脱ぐんだ」
「えっ!? ひっ! いや!」
いくらモンモランシーが俺の命令を拒否しようとも、身体は淡々と実行に移していく。
スカートを持ち上げていた手はショーツの横を摘むと、躊躇無くスルッと降ろした。
ショーツを掴んだ所為で手を離されたスカートが下半身を隠す役割を再び果たしても、下がったスカートの中から降ろされる手に掴まれたショーツが現れた事で、一気に卑猥な格好になる。
ただでさえ授業中の教室でショーツを下ろす非日常の光景は、制服を着ているだけのモンモランシーから性的な雰囲気が溢れ出ていた。
太股の辺りまでショーツを下ろしたモンモランシーの腕は命令を実行した事で腰の横で待機状態になってしまう。
「ひぅ……もう、止めさせて……!」
「駄目だ」
モンモランシーの哀願を一蹴しながらも顔を確認して見れば、心が羞恥と平民の俺に良い様にされている情けなさで泣きそうになっている。
耐え切れなかった涙が落ちてくるが、貴族としてのプライドが言葉だけは気丈に振舞わせた。
「くっ……あんた、絶対に許さないわ……!」
「ルイズの実家は公爵家だぞ」
「私の魔法薬の知識を舐めない事ね。ばれない様に始末する方法なんていくらでもあるのよ!」
「そうかい。それは怖いなぁ」
「うくっ……」
精一杯に脅しても俺が一切引く気が無い様子に歯噛みするモンモランシー。
「怖いから、ちょっとそこの机に腰掛けてオナニーをしてくれよ」
「なっ!? 何ですって!?」
俺の命令を驚愕した様子で聞き返すモンモランシーだったが、身体だけはシッカリと命令を理解しており、言われた通りにすぐ後ろにあった机へ腰掛ける。
そして、足を軽く開くと、股間へ向かった手がスカートを捲り上げた。
「や、止めさせて!」
「もっと俺が見易いようにしてくれよ」
「あぁ! 駄目!」
若干、蟹股気味に開かれた足の付け根から見えるモンモランシーの最も大事な箇所。
先程俺が指を食い込ませた大陰唇は少しだけ広がり、秘裂の中に収まっていた膣口が見えた。
秘裂のすぐ上の下腹部では、本来なら陰毛が生えていても可笑しくはないが、手入れをした様子も無く、産毛が生えている程度の綺麗な肌をしている。
「……まだ生えていないのか」
「し、知らないわよ!」
呟く様に言ったが、モンモランシーにはシッカリと聞こえていたらしい。
顔を真っ赤にして返してくる。
「それじゃ、早速オナニーを始めろ」
「うぅ……! 止まって……!!」
モンモランシーも何とか腕の動きを止めようとするものの、俺の命令を実行する腕は綺麗な女の子らしい細い指を大陰唇へ触れさせた。
「んぅっ!!」
手入れされた爪の先が軽く秘裂の中へ進入し、小陰唇の間を通って淫核を包む包皮を引っ掻く。
俺がショーツの上からやった時以上に力が込められている様子で、数回引っ掻いた後に親指と人差し指で摘んだ。
そのままクリクリと捏ね、慣れた様子でモンモランシー自身の身体へ性的な興奮を送っていく。
「んっ!? ふぁっ!? や、止め……っ!」
俺がモンモランシーの痴態をニヤけながら観察していると、淫核を弄っていない方の手がおもむろに、股間を隠そうとするスカートをウエストの部分に巻き込ませて完全に捲り上げさせた。
そのまま上へ移動した手はブラウスのボタンを片手で器用に外し、手が入る隙間を確保すると躊躇い無く中へ手を入れる。
「ひゃぅっ! んぁっ!」
ブラウスの中をもぞもぞと動き出した手は、決して激しい動きとは言えないが、モンモランシーが唯一自由になる頭を振り上げさせる程度には快感を送っていた。
生地が盛り上がっている形から考えるに指先を使って乳首を重点的に捏ね回しているらしい。
指の動きが一週回る毎にモンモランシーの悦声は大きくなる。
「ひぁっ! んふっ! 駄目! ぁぅっ!!」
自分の意思でする自慰と違って、遠慮の無い動きで身体の快感が強い箇所を刺激してくるので、引っ張られる形でモンモランシーが喘ぐ。
淫核が弄られていた秘裂からが愛液が流され、既にグチュグチュと厭らしく音を立てていた。
教室の中では相変わらず真面目な授業が進められ、誰もモンモランシーの行動に見向きもしていない。
愛液を十分に纏わり付かせた指先が秘裂の中を下がると、膣口へ僅かに指を差し込んだ。
「ふぁっう!? あんぁ!」
第一関節までを咥え込ませ、細かく出し入れを繰り返して擬似的に犯されている刺激を受け取るモンモランシーの身体。
親指は包皮から顔を出した淫核を左右に弾き、快感を大きくしていく。
胸を弄っている手もブラウスのボタンを首の下から胸のすぐ下まで外すと、ブラを捲り上げて胸を晒した。
「ひぁっ! 駄目! 見ないで!」
モンモランシーの意思に関係なく露出した胸は白く透き通るような肌をしている。
乳首の色は薄いピンク色だが、興奮で赤みを増しているようにも感じた。
ピンと硬く尖った乳首を指先が弾けば、程好い大きさを持つ美乳全体が柔らかく揺れる。
何度か指の腹で捏ねた後には、淫核と同じ様に強く摘み、同時にモンモランシーは高い悦声を漏らした。
「んふぁっ! んっ! うくぅっ!!」
恐怖を浮かべていたモンモランシーの顔は性的な快楽で赤くなり、恐怖を浮かべていた目は遠い所へ向かう。
身体から送られる快感で思考は白く塗り潰され、もはや俺が見ている事にも気が回っていない様子だった。
モンモランシーの秘裂から溢れ出た愛液は、ピクピクと震える細く白い太股を流れ、下になっていたマントを濡らす。
そして、指の動きが一段と早くなり、いよいよ絶頂へ上っていく。
「あっ! あぅっ! んくっ! も、もう、ひぐうっ!!」
愛液に濡れるモンモランシーの太股が細かく痙攣を始め、机に乗っている腰が上下に震える。
快感に染まっていた顔では目は何処か遠い上を向き、悦声を絶えず漏らす口からは舌が食み出ていた。
激しさを増していた性器と乳首を攻める指の動きがピタッと止まったと思った瞬間、乳首と淫核を強く摘んだ。
「んひぃっ!?」
震えるモンモランシーの腰の痙攣は一気に激しくなり、指を差し込んだままの秘裂からは潮を噴出す。
俺の命令で実行された自慰は普段している遠慮が一切無い所為で、大き過ぎる快感がモンモランシーの思考を犯していく。
誰も居ない俺の周りにはモンモランシーから放たれる発情した女の匂いが強まり、俺の興奮も大きく高まった。
「んひぅっ……! ひっ……! んんっ……!!」
絶頂で硬直した上半身とは違って、痙攣を繰り返しながら潮も噴くモンモランシーの下半身は、少し時間が経てば徐々に動きも収まってくる。
教室の片隅で激しい自慰をしている美少女に気を取られないで進められる授業は、中盤に差し掛かっていた。
「マントを外して俺の上に座れ」
「ぁっ……ぁぅ……」
首から上は絶頂の余韻で力無く俯いてるが、俺の命令を受けた身体はキビキビと動いてマントを外す。
その間に俺もズボンを脱いでおき、モンモランシーの自慰を間近で見た興奮で反り立つ陰茎を開放する。
立ち上がって俺へと近付いてきたモンモランシーが座り易い様に身体を引いて、固定されている机と椅子の間に空間を作った。
スカートは自慰の最中にウエストの部分で捲り上げられているので、立っても愛液に塗れた股間は隠されていない。
椅子と机が固定されている所為で少し入り辛そうに出来た隙間にモンモランシーが移動してくると、すぐ目の前に尻がやって来た。
まさに目と鼻の先にあるモンモランシーの尻は小さくて形も大変良く、肌も白く透き通るほどに綺麗なもの。
その綺麗な尻を揺らしながら何とか俺の膝の上に移動してきたモンモランシーの身体は、普通に椅子へ据わる様に腰を下ろしてくる。
下には俺の反り立つ陰茎が待ち受けており、尻が近付けば自然と濡れた大陰唇に鈴口が食い込んだ。
「ひぐっ!?」
自分の性器に得体の知れない熱くも固い感触を受けたモンモランシーは、絶頂の余韻から思考を引き戻され、悲鳴を漏らす。
そして、恐る恐る自由になる首で後ろに居る俺へ振り向き、視線を下へ降ろした。
「っ!? いや! それだけは駄目よ!!」
自分の尻の下に俺の裸の下半身があり、大陰唇からの感触で何が当たっているかを察知したモンモランシーが、ショーツを脱がせた時以上に拒否を示す。
しかし、モンモランシーの身体は一切止まる事無く俺の命令を実行していき、遂には亀頭が膣口へ減り込んだ。
「んぐっ!!」
処女の締め付けがあっても一度絶頂に達した事で適度に解れた膣口は、愛液の滑りが加わった所為で入り込もうとする亀頭の動きを拒絶できていない。
モンモランシーの身体が俺の膝の上に降ろされる速度は速くないので、じわじわと膣口を広げていく結果となった。
徐々に減り込んでいく亀頭から送られる膣口の拡張感は、モンモランシーに呻き声を上げさせる。
「ひぎぅっ!!」
亀頭がぬるりと入り込む感覚は俺に快感として送られ、陰茎は更に硬くなってしまう。
変化としてはごく僅かであっても、狭い膣口を広げられているモンモランシーは敏感に感じ取る。
「んくぁっ! 大きくっ!? 駄目! 裂けるぅ……っ!」
「大丈夫だって、赤ん坊はこれよりも太いんだからな」
「そ、そんなのは良いから! 止めさせて!」
「それじゃ、一気に腰を降ろしてみようか」
「い――」
そして、モンモランシーが短い拒絶の言葉を言い切る前に、腰は俺の太股へ落とされた。
「あっ…………!」
亀頭だけだ生暖かい膣口に締め付けられた感覚から、一気に竿の根元付近まで膣壁に包み込まれる。
途中にあった筈の処女膜は呆気無く破り去られ、鈴口は子宮口を突き上げた。
モンモランシーは処女を失った上に、狭かった膣内を無理矢理広げられた衝撃で、頭を振り上げて意識を飛ばす。
陰茎は根元まで入っていないが、モンモランシーの身体が少女の域を超えていない所為で、膣内の底も浅い。
太股に感じるモンモランシーの若く弾力がある尻は、興奮を更に高める要因となった。
「あぐぅっ!?」
飛ばしていた意識が戻ってくると、流石に衝撃が強過ぎて、モンモランシーの自由にならない筈の身体が意思を反映したように強張る。
広げられるだけだった膣壁は突然侵入して来た陰茎に混乱して、強く締め付けを繰り返し、奥から膣口へヒダが波打って陰茎を押し出そうと蠢いた。
当然ながらモンモランシーの身体が真上にあるので、膣壁の力だけでは陰茎は全く動かず、膣壁の抵抗は単に陰茎の表面を強く締め付けて舐めるだけ終わる。
十分すぎる愛液に塗れたヒダが興奮で張った陰茎の表面をヌルヌルと蠢く感触は、俺の快感を高めるばかりだった。
「んぐぅ……く、苦しい……!」
子宮口を突き上げられた感覚でモンモランシーは呻く。
首から下は姿勢良く俺の膝の上に座っている体勢を維持しているものの、首から上がぐったりとしていた。
陰茎を包み込んでいる膣壁も波打つ動きは小さく、締め付けばかり強いだけ。
精液を吐き出すには少し刺激が足りないと思った俺は、おもむろに手をモンモランシーの前へ持っていった。
「ひぅっ!? 今度は何をする気なの!?」
「気持ち良い事だよ」
「もう十分でしょ! 止めさせてよ!」
「まだ、精液を出してないから駄目だよ」
「せ、せいえ……、中に出す気!?」
「そうだけど?」
俺が過去にも当たり前にしてきた事を言えば、モンモランシーは肩越しに振り返って信じられない事を聞いたと目を見開く。
「嫌よ! 止めて! 今すぐ抜いてよ!」
「そんなに邪険にするなよ」
首から上で必死に抵抗を試みるモンモランシーを置いて、俺は曝け出されている胸へ手を持っていった。
そして、指を目一杯広げて鷲掴みにすると、全体を揉み解していく。
「んひぅ!? や、止めて!」
平常な状態を触ってはいないが、心成しか弾力が強い気がした。
掌の中心には硬くなった乳首の感触があり、指を動かせば胸全体が動いて乳首すら形を変える。
「まだ、乳首が硬いな」
「んぁっ!? つ、摘まないで!」
確認するように親指と人差し指で乳首を摘むと、興奮で尖って敏感になった乳首は少し力を入れるだけでモンモランシーへ快感を送り、拒絶の言葉にも快感が含まれていた。
コリコリと乳首を捏ねれば、破瓜の衝撃で止まっていた愛液も早々に分泌を再開させ、拒否とは違う動きで膣壁がうねる。
「んぃぅっ! ひんっ! だ、駄目よ!」
「上下に腰を動かすんだ」
「ひっ!? 止めさせて!」
未だに諦め悪く哀願を繰り返しても、モンモランシーの身体は淡々と俺の命令を実行に移し、快感で震える腰を持ち上げた。
ヌルヌルの膣壁に扱かれる陰茎には大きな快感が追加され、精液の重点も早くなる。
張ったカリにもヒダは積極的に抵抗を示しては、強く締め付けた。
既にカウパー液すら鈴口から漏れ、膣壁から滲み出る愛液を掻き出す代わりに陵辱の証を残す。
俺の太股から白く小さな尻が上がり、愛液に塗れた竿が膣内から出てくると、空気に触れて冷たい感覚が陰茎に感じられた。
「んぐぅ……!」
処女を失った直後の膣内をカリで引っ掛かれ、消えていく圧迫感で呻き声を上げるモンモランシー。
強い締め付けで陰茎が出て行けば、空いた鈴口の先でヒダが即座に隙間を埋めた。
そして、亀頭が膣口を膣内から押す感覚を受けたモンモランシーの身体は、俺が何も言わなくても腰を降ろす高さと認識し、再び腰を降ろしていく。
「んふぁぅ……!」
モンモランシーが最初に感じていた痛みは既に無くなっており、乳首からの快感を呼び水にして、膣内の刺激をも快感として受け取る。
再び腰が降ろされればモンモランシーは膣内が広げられる刺激に惚けた様な甘い声を漏らした。
「あふっ、うぅん…………」
モンモランシーが意識から快感に染まった事で身体の反応も、陰茎を締め出そうとしていた膣壁は名残惜しげに表面へ張り付き、強く圧迫を加えながらも奥へ引き込もうとしてくる。
ジワリと下がるモンモランシーの尻が俺の太股に接触すると腰の動きは止まり、鈴口は少し固い感触の子宮口を持ち上げる感触を受けた。
陰茎にはヒダが蠢きながらも竿からカリの凹みまで隙間無く這い回り、積極的に絡み付いてくる。
指で弄っている乳首も心成しか固さを増し、摘み易くなっていた。
乳輪から指の腹を這わせて肌に触れる程度の刺激を送り、乳首の頂点へ到達するとスイッチを押すように正面から乳首ごと押し込む。
余った指で胸全体を揉み解し、モンモランシーの美乳を味わっていく。
「んぁぅ……、ふっ、うぅ……、んんっ……」
モンモランシーはゆっくりと動く腰の動きに合わせて悦声を漏らし、緩やかだが確実に押し寄せてくる快感に浸る。
しかし、俺としてはその動きでは満足できず、次なる命令を出した。
「もっと早く腰を動かすんだ」
「ぁ、へっ!?」
「気持ち良くなるなら遠慮なく動け」
「っ!? 駄目、えぇ!」
モンモランシーは自慰をさせた時の様な激しすぎる、遠慮の無い絶頂が再び襲ってきそうな命令を聞いて、静止の言葉を言い放つも既に遅く、モンモランシーの身体は勢い良く上下に動き始める。
股間ではグチュグチュと愛液が掻き混ぜられる音が、授業中の教室に響き、クラスメート全員の耳に入った。
それでも真面目に勉強を続ける生徒と教師は、視線すら寄越さない。
揉んでいる胸もモンモランシーが上下に動く所為で、手を重ねていても激しく揺れる。
そこそこ手からの快感を堪能した俺は、陰茎からの快感に集中しようと、モンモランシーの腰を掴んでピストン運動の補助をした。
「ひぅっ! あぅっ! んくぁっ!!」
膣内を抉られて子宮口を断続的に突き上げられる快感で、モンモランシーも悦声を絶え間なく吐き出す。
踊る長い髪は綺麗に日の光を反射し、飛び散る汗と合わさってキラキラと光り、幻想的とも言えそうな雰囲気を感じた。
モンモランシーの尻が俺の太股に当たっては反発を利用しては腰が上がり、再び重力に従って落ちてくる。
単純な上下運動でも互いの快感は急速に蓄えられ、思考は白く染められつつあった。
「うくっ! あふぁっ! あぁっ!」
「んっ、ふっ、はっ、はっ!」
一切動いていない筈の俺も陰茎からの快感で自然と呼吸が荒くなる。
モンモランシーに至っては上下運動をしている所為で背中から熱気と、下半身から愛液の卑猥な匂いが漂ってきた。
激しく上下に動く膣壁に陰茎を擦られる俺の快感は高まり、射精の気配が一気に近付く。
「うっ! そろそろ、出すから、合図をしたら、根元まで入れて、くっ、腰を止めて下半身に力を入れるんだ!」
「ひぅっ!? 駄目よ! な、あぁっ! 中で出したら、んぁっ! 子供が――」
「よ、し! 止めろ!」
「んぁっ! いやーっ!」
合図を聞いたモンモランシーの身体は陰茎を根元まで咥え、命令通りに下半身へ力を入れて膣内を締め上げる。
絶頂の予感で震えていた陰茎に生暖かい膣壁が絡み付き、押し遣られたヒダが蠢く。
鈴口は子宮口の固い感触に包まれ、カウパー液が子宮へ滲む。
「くっ! 出る!」
「んぁっ!?」
そして、精液がモンモランシーの子宮口へ直接吹きかけられた。
「んふぁっ! 出てる! きぅっ! 中で、えぇ!!」
「うくぅ……」
胎内の最奥で精液が掛けられる感触を受けたモンモランシーが、悦を含んだ悲鳴を上げる。
しかし、身体は快感を溜め込んでいた所為で、射精を受ける新しい刺激も快感として受け取り、絶頂へと上った。
俺の太股にピッタリと降ろされたモンモランシーの白い尻は痙攣を繰り返し、秘裂は断続的に潮を噴き出す。
「ひんぐっ! ひ、ひぅっ!!」
「おぅ……」
身体が自由にならないモンモランシーは激しい絶頂の中で首だけを反らして天井を向き、快感で悲鳴を上げ続けた。
陰茎は痙攣を繰り返しながら締め付ける膣壁を広げ、鈴口が減り込む子宮口へ精液を塗りたくる。
尿道を駆け上がる体液の感覚は長く、膣内の最奥に溜まった精液は愛液と共に締め付ける膣口から逆流してきた。
「ひっ! ひぅっ……!」
「うっ、くふぅ……」
ビクビクと痙攣を繰り貸す膣壁は徐々に動きを静め、陰茎も吐き出す精液と硬さが収まっていく頃にはモンモランシーの悲鳴も消えていく。
嫌々ながらも受けた大き過ぎる快感と、それの伴う絶頂で精神は朦朧としているらしく、俺から見える後頭部からも意識がハッキリしていない雰囲気が感じられた。
疲労と快感を重ねたモンモランシーの身体も、俺の命令を全て実行した事で力が抜けてしまい、後ろへ居る俺に身体を預けてくる。
「うっ……、ぃうっ…………」
美少女の柔らかい身体と、少し汗の匂いと髪から漂う香りは、射精を終えた俺に優しい余韻を与えてきた。
僅かながらもモンモランシーに愛おしさを感じて、腕の中に居るモンモランシーの身体を抱き締める。
「もう……止めさせて。終わったでしょ? 中に全部出したでしょ……?」
「あぁ、そうだな。終わったから、俺から立って机の横に行くんだ」
「…………んくっ」
黙って立ち上がったモンモランシーは膣内から陰茎が抜ける刺激で呻き声を出す。
捲り上げられたスカートからは、精液を逆流させて汚れている自分の股間が見え、悲しそうな表情を浮かべたモンモランシー。
「…………」
そして、モンモランシーは机と俺の間から身体を抜き、命令通りに机の間に設けられている階段へ立つ。
表情は抵抗の意思を示しておらず、完全に諦めの境地に達している様子だった。
これでは、この先犯すにしても楽しさは半減してしまう。
別に同情をした訳でもないが、モンモランシーの精神を守ってやる為に処理が必要だ。
「モンモランシー、俺が手を叩いたら催眠状態になって俺以外の声が聞こえなくなるぞ」
「……まだ、何かやるの?」
「それじゃ、行くぞ」
モンモランシーの問い掛けに答えないまま、手を「パン」と叩く。
「…………」
無気力だった表情から意思すら抜けたモンモランシー。
捲られたスカートに、股間からは精液を垂れ流し、美乳すらブラウスを上半分だけ外すと言う卑猥な格好で露出している。
意思を封じた人形状態では、性欲が復活してしまいそうだった。
射精直後の賢者タイムを当てにした俺は、早めにモンモランシーの精神を回復させる事にする。
「モンモランシー、聞こえるか?」
「……えぇ」
精神を手っ取り早く回復させるには、犯された事実を無かった事にするか、犯された事実をたいした事の無いように感じさせるかだ。
犯された事を忘れさせるのは少し面白くは無いので、後者を選ぶ。
「俺に犯されても、それは世界の常識なので何も心配要らないぞ」
「……でも」
「それこそ、初対面の相手に挨拶をする位に当たり前の事だ」
「……当たり前」
「だから、モンモランシーが犯されたのは、俺から挨拶を受けたと同じだから、傷付く方が可笑しいぞ」
「……挨拶を受けた」
犯された事を気にさせない為に、光栄な事だ何だと余り賛美し過ぎると俺に特別な態度を示してくるかもしれない。
そんな面倒なのは御免なので、適度に気にさせず、ごく当たり前だと思わせる。
貴族であっても平民から挨拶を受けた程度で傷付く者など居ないだろう。
少なくともモンモランシーは、その程度で無礼だと思うタイプではない。
「後、俺が身体を触るのも挨拶代わりだから、恥ずかしがらずに気持ち良くもなれ」
「……気持ち良くなる」
犯す事を気にさせないようにしても、身体を触られる事は別だろうから、あらかじめ手を打っておく。
ついでに快感を拒否しない様にしておけば、万全だ。
「それじゃ、俺がもう一度手を叩けば、暗示に掛かったまま正気に戻るぞ」
「……戻る」
再び俺が手を叩くとモンモランシーの目に光が戻り、無気力だった顔にも元の活発な雰囲気が戻る。
正気を取り戻してから、自由になった身体を改めて見下ろすモンモランシーは、呆れた表情に変わった。
「……あんた、出し過ぎよ」
「モンモランシーの中が気持ち良くてな」
「気持ち良くてな、じゃ無いわよ。……とりあえず綺麗にしないと」
言い訳にもならない俺の言葉に呆れるモンモランシーは、杖を取り出して魔法で水を作り出す。
それを汚れた股間へ持って行き、精液と愛液に濡れる大陰唇と秘裂の中と、膣口付近と洗い、太股から尻に流れていた愛液も流した。
重力を無視した分かり易い魔法に、俺の好奇心は刺激されて止まない。
それでも、汚れを流す為に、股間を包む水の中に出来た水流で形を変えられる大陰唇と小陰唇の動きに、興奮の方が大きかったが……。
「……よし、これで良いわね」
股間に感じていた不快感が消えた事を確認したモンモランシーは満足そうに頷いた。
太股の半ばで引っ掛かっていたショーツを上げ、ウエストに挟まれていたスカートも戻すと、埃を落とす様に尻とスカートの前をパンパンと叩く。
「もう、犯すのは良いんでしょ?」
「あぁ、もう満足したしな」
「全く……次からはちゃんと時間を選んで犯して欲しいわね」
「すまんすまん」
マントを付けながら文句を言ってくるモンモランシーも、言っている内容を可笑しいとは思っていない。
普通の貴族の淑女なら、処女を大切にし、何があっても守るものだが、暗示の効果もあって平然と犯される事に拒否を示さなくなっていた。
「さてと……」
俺からの用が終わったモンモランシーが自分の座っていた場所へ戻り、いざ授業を受けようとした途端に、外から鐘の音が聞こえてくる。
「えっ!?」
「はい。今日の授業はこれで終わりです」
「へっ!?」
唖然として授業の終わりを知らせる教師を見るモンモランシー。
しかし、肝心の教師は、珍しく授業に集中していた生徒達に満足した笑顔を浮かべている。
そして、モンモランシーは俺の方をバッと向いてきた。
「ちょっと! あんたが犯してくるから授業終わっちゃったじゃないの!」
「モンモランシーの頭は悪くないんだから、別に一回ぐらい授業受けなくても問題ないだろ?」
「そ、そうだけど……」
実際、モンモランシーの成績は悪くないどころか、優秀と言っても良い位だ。
何せ普段から魔法薬を作っている事で、知識の量と薬を作る経験が普通の生徒よりも圧倒的に多い。
実家が降格されたので仕送りも期待できず、何気に生活が掛かっているので当然と言えば当然だ。
「困ったら俺が何とかするから気にするなよ」
「平民のあんたに何が出来るのよ」
胸を張って断言して見るが、モンモランシーは胡散臭げに溜息を付いた。
「はぁ、まぁ、良いわ。次から犯す時は場所と時間を選んで頂戴」
「分かった」
「まったく、仕方が無いわね……」
そう言ったモンモランシーは出していた教材を片付け、サッサと教室を出て行ってしまった。
残された俺の所には、いつものようにキュルケに絡まれるルイズが近付く。
「ダーリン。浮気?」
「違うよ。隣に座ってたから挨拶をしただけだ」
「にしては、随分中が良さそうだったじゃない?」
「あら、ヴァリエールらしく、やきもちかしら?」
「なっ!? 違うわよ! こいつは私の使い魔なんだから、対人関係も管理しないといけないでしょ!」
「あ~、はいはい。そうね」
「ツェルプストー!」
さも、恋人がするやきもちを焼いたと思われたルイズは顔を真っ赤にしながらキュルケへ反論を飛ばす。
しかし、肝心のキュルケは相手にしておらず、適当に流していた。
姦しい騒ぎに周りの生徒達も、たいして反応を返さないで教室から出て行く。
残された俺とルイズにキュルケは、結局いつも通りの遣り取りで次の授業へ行くのだった。
続く
コ○ド・ギアス&ゼロ○使い魔の世界でズブリ(短編集体験版β
枯れ木に花を咲かせましょう、ってな具合で通風孔から艦全体へ洗脳効果のある粒子をばら撒いて早数日。
隅々まで行き渡った異世界の食べる事が出来る粒子は、黒の騎士団全てを汚染し、今では俺に取っての楽園とも言える状態になっていた。
当然ながら俺は事前に解毒作用のある物を食べているので効果の範囲外に居る。
俺がコツコツと足音を立てながら見学しているのは、黒の騎士団が手に入れた空中要塞<斑鳩>だ。
なんか、ルルーシュは黒の騎士団として、捉えられていた解放戦線の英雄を奪還したり、敵意を見せながらも終始微妙な表情を浮かべるコーネリアと戦ったり、挙句にはナナリーが攫われて取り乱したり。
大変な事になっていたようだが、俺は結局全てのイベントを外から観察して又聞きする程度で終わってしまった。
ちなみに原作では、ルルーシュとコーネリアが直接戦う前に、ユーフェミアの特区を造ろうとするイベントがあるものの、それは阻止しておいた。
前以て、なぜか特区を造る為に意見を聞きたいと手紙が俺に届き、相談を受けたのだ。
いわく『どうすれば日本人達に賛同を受けられるのか』と。
しかし、このイベントが起こってしまえば、ユーフェミアはルルーシュの暴走したギアスが原因で結果的に死んでしまう。
せっかく犯した美少女をむざむざ死へ追いやるのは、俺が持っている『ヒロイン級の美少女を失うのは勿体無い』との仁義に反するので、特区の設立には反対しておいた。
当然ユーフェミアは『何故?』と返信を送ってくるが、流石に原作の情報を教える訳にはいかない。
説得するのも面倒なので、諦める様にサクッと洗脳した。
異世界産のクッキーを使って。
歯触り最高!
この様な出来事があったお陰で、ユーフェミアの特区イベントは消え、原作で言う『R2』のストーリーに入っても、ユーフェミアは元気に生活している。
ナナリーは結局攫われたままで、ブリタニア皇帝シャルルに記憶を改ざんされた新しいルルーシュと、新しい弟として来た何か変なのとで、新しい学園生活が始まった、が、しかし――
C.C.と黒の騎士団の尽力によって、ルルーシュは記憶をアッサリ取り戻した。
俺もそのタイミングを見計らってルルーシュと接触し、黒の騎士団の客として、今歩いている斑鳩に乗せて貰ったのだ。
「あっ! おい、お前」
「んっ?」
「丁度良い所に居たな」
「何だC.C.か……」
「何だとはご挨拶だな」
後ろから声を掛けてきたのはC.C.。
黒いチャイナ服の様な衣装で、腰から入っているスリットは左右だけではなく前後にもある。
殆ど下半身を隠す役目は果たしていないが、ショートパンツを履いているので股間辺りはシッカリと守られていた。
服を大きく持ち上げる胸にはギアスを象徴するマークが刻まれ、歩く度に微かに揺れる。
ルルーシュにギアスを与えた張本人で、新参の黒の騎士団内部では、何で斑鳩に居るのか分からない立ち位置に居る人物。
「少し小腹が減ったから、アレを出せ」
「おぉ、良いぞ」
C.C.が言ったのは当然ながら、異世界産の食べ物。
ルルーシュが捕まってしまった時に俺の能力が知られてしまい、それ以来事あるごとにピザっぽい食べ物を要求されている。
俺も丁度欲求が溜まっていた所であるし、断る理由も無いのでズボンを脱いで陰茎を取り出した。
「ほれ」
「いつ見ても、美味そうだな」
「そうだろ?」
ギアスが効かないC.C.であっても、流石に異世界の力にまでは抵抗できず、陰茎をピザと同等の好物と誤認させられている。
急に声を掛けられたので陰茎はまだ力が抜けている状態だが、C.C.は平然と手で握ってきた。
「ほら、早く硬くしろ」
「お、おぅ……!」
急かしながら手を前後に動かし、陰茎へ刺激を送っていく。
細く長い指が竿に絡み、前後に動く他の指と独立した動きを見せる小指はカリの凹みを爪の先で軽く引っ掻いてくる。
若干冷たいと感じるC.C.の手の感触で、俺の陰茎を見る間に固くなった。
「ふむ、これで良いな」
「あぁ、準備は出来たぞ」
「私の準備も終わってる。早くしろ」
反り立つ陰茎に満足そうな視線を送りながら張った亀頭を指先で撫でたC.C.は、そそくさと壁に手を付いて足を肩幅に開くと尻を突き出してくる。
腰の後ろから走っていたスリットは突き出された尻で広げられ、小さいが形の良い尻を包むショーとパンツが出てきた。
事前に陰茎を握ると愛液を流してしまう暗示を掛けている所為で、既にショートパンツの股間を包んでいる部分の色が変わる程に染み込み、色を変えるまでに愛液が漏れ出ている。
「ほら、早くしろ」
「分かったよ」
突き出した尻をクイッと上下に揺らして急かすC.C.の尻を両手で掴むと指が肉に沈む。
弾力が良く、流石に胸よりは硬いが、それでも十分に興奮を誘った。
何度か揉んでから、手をC.C.の腹側へ回してショートパンツを脱がしに掛かる。
細いウエストは何の苦労も無く、ショーツが出てきた。
「……随分色っぽいな」
「そうか? これぐらい普通だろ?」
出てきたショーツは黒く、生地もさして高級感がある物ではないが、尻を隠す布の面積が小さい。
尻の上半分を丸出しにして谷間が完全に出てしまい、下側は下側で尻の谷間への食い込みも激しい。
いわゆるローレグタイプのショーツだった。
大陰唇を包むクロッチも愛液で色が変わり、秘裂すら確認できる程にピッタリと性器全体に張り付いている。
普通に脱がしては卑猥なショーツの意味も無いと感じた俺は、クロッチを捲り上げて大陰唇だけを剥き出しにした。
「んっ……早くやれ。好い加減我慢も出来ないぞ」
「分かったって」
言われるままにC.C.の手によって硬くなった陰茎を支え、剥き出しにした無毛の秘裂に鈴口を食い込ませる。
乾いていた亀頭にC.C.の愛液が付着し、ヌルヌルとした感触を受けた。
亀頭を食い込ませたままで俺が腰を突き入れれば、大陰唇が左右に押し遣られ、開いた秘裂の中へ入っていく。
そして、鈴口には膣口の孔の感触を受け、そのまま押し込んでいくとすぐに亀頭が締め付けられた。
「んあぁ……良いぞ。腹が満たされる」
「おふぁ……、いつ犯しても気持ち良いな」
脇に退けたショーツが大陰唇を中央へ寄せる所為で、陰茎に感じる生暖かく柔らかい感触がいつもより強い。
竿の形に広げられた秘裂は漏れ出していた愛液を陰茎に塗り付け、スムーズに飲み込んでいく。
締まって隙間が無かった膣内を広げながら奥へ行く程に、亀頭は愛液に塗れたヒダに擦られて陰茎から受ける快感を増幅させる。
俺の下腹部がC.C.の尻へ当たって腰が止まると、鈴口には子宮口の感触を受けた。
「ふぁ……」
「んくっ」
膣内を陰茎に占領されたC.C.が満足そうな吐息を吐き、壁を見詰めていた頭をゆっくりと上げる。
十分に準備をしていた膣内はヒダを陰茎に絡めると、手で握るようにギュッと締め付けを強めてきた。
不規則に波打つ膣壁が膣口から子宮口に向かって蠢き、呼吸する為に動く横隔膜の動きを受けて、陰茎を上下に擦る。
腰をC.C.の尻に密着させているだけで扱かれている感覚を受けるが、やはりこれだけでは物足りない。
「……おい、そろそろ動け」
「分かってるって」
不満だったのはC.C.も同じらしく、肩越しに俺を振り返ると動きを催促してきた。
言われるままに俺が腰を引けば、C.C.も視線を壁へ戻して悦しか含んでいない声を漏らす。
「んふぁ……」
ショーツの圧迫を受ける大陰唇が竿の形へピッタリと張り付いている所為で、本当なら見える筈の外へ引っ張られる膣口が見えなくなっていた。
それでも秘裂から出てくる陰茎の姿は卑猥で、大陰唇に挟まれている感覚も今迄で一番強い。
そして、カリが膣口に近付けば奥から掻きだされる愛液の量も多くなり、ショーツに染み込めなかった分がショートパンツの上に落ちた。
亀頭が出る寸前まで来ると秘裂も内側から捲られてしまい、ショーツに押されている大陰唇も左右へ広げる。
「あぁ……」
再び腰を押し入れた後は、本格的にピストン運動を開始してC.C.を犯していく。
「あっ、あぅっ、んっ、うっ――」
陰茎を最奥まで入れられたC.C.は横隔膜を刺激される所為で、挿入の間隔に合わせて声を漏らす。
前後に身体が揺さぶられ、俺の下腹部が当たるC.C.の尻は固めに波打った。
パンパンと乾いた肌がぶつかる音と、愛液を掻き混ぜる卑猥な音が斑鳩の廊下に響く。
陰茎に絡み付くヒダはカリに引っ掛かる程に興奮を溜めて充血し、厚みを増して更にカリへの抵抗を増やした。
「あぁ……うっ、くっ、広がる……っ!」
「ふっ、はっ、はっ」
前後に俺が腰を動かせば、C.C.は膣内から受ける拡張感に満足そうな声を漏らす。
最奥を突き上げる度に鈴口から滲み出たカウパー液を子宮口へ付着させた。
膣壁に舐められる快感で亀頭のカリは張りを増し、C.C.の膣内を広げれば反発するように締め付けを強めてくる。
C.C.の細い腰を抱えた俺は沸きあがる射精の予感に従い、本能のままに腰の動きを早めていった。
「うっ、はっ、あっ、あっ、うっ!」
「くっ、うっ、ふっ!」
腰を激しく打ち付けられるC.C.の喘ぎ声も魔を置かずに早くなり、陰茎を咥え込む膣内も快感で痙攣を始める。
カリに掻き出される愛液は更に量を増し、肌同士がぶつかる度に飛び散り、股間周辺どころか廊下の床にまで小さな水溜りを作っていた。
「あっ、あぅっ、そ、そろそろ、出、そうか? ぁっ!」
「あっ、あぁ、で、出そうだ。くっ!」
「やっ、あっ、やっと、かっ、ふぁ!」
俺は腰を斜め下からC.C.の尻を波打たせながら打ち付け、子宮口を力強く押し上げる。
C.C.も近付いてきた絶頂で身体と足を振るわせ、壁に付いていた手も握り締めた。
目の前で揺れる緑の髪から漂う良い香りを嗅いだ俺は、更に腰を激しく動かして射精を向かう。
「はっ、ふっ、うっ! 出る!」
「あっ、あぁっ! 早く、うっ、出せ、っ!!」
快感が溜まったC.C.は震える尻を、俺が打ち付けるタイミングを見計らって上下に揺らす。
C.C.の腰が動けば陰茎が削る膣壁も角度が変わり、膣内を突く刺激に大きな変化をもたらした。
「うぉっ!」
「うっ、ほ、ほらほら、あっ、早くだ、出せ!」
湧き上がってくる射精の予感を我慢していた陰茎には、C.C.の尻の動きは止めとなってしまい、俺の意思を通り越して暴発してしまう。
そして、男の維持としてC.C.の子宮口を思い切り突き上げると、精液を止めていた股間の力を抜いた。
「くはっ!! 出る!!」
「ひくっ!」
大きく痙攣を始めた陰茎は膣内の最奥で精液を放つ。
ビクビクと断続的に震えながら吐き出される精液は、減り込む鈴口が子宮口を子宮内部へも確実に精液を押し込む。
精液を受けた感触でC.C.も絶頂へ達して秘裂から潮を噴いて床を濡らし、震えさせていた尻を激しく痙攣させ、全身も硬直してしまう。
「んっ!! んんっ!!!」
「くっ! 締め付けが……!」
強く締め付ける膣壁で陰茎の痙攣はある程度止められてしまうも、精液だけは繰り返し吐き出していく。
絶頂に達したC.C.の膣壁は子宮口へ精液を送るように波打ち、奥へと引かれるヒダは亀頭を舐める。
まるで子宮口に睾丸から直接精液を吸い出されるにも似た感覚は、射精の勢いと俺が受ける快感を大きくさせた。
「うっ……くふぅ……」
「あぁ……、腹が満たされる……!」
暫く精液を吐き出し続けると、陰茎の痙攣を落ち着きながら射精も終わり、後には心地良い余韻がやってくる。
力の抜けた陰茎は、同じく絶頂を過ぎて締め付けを弱めた膣壁に包まれ、ゆるゆると陰茎が握り締められる感覚を受けた。
「うっ、ふぅ……、流石、ルルーシュが言うだけの事はあるな……」
「そりゃ、どうも」
胎内に増えた熱い体液の感触を受けたC.C.が、まさしく満たされた表情を浮かべて満足気に溜息を吐く。
突き出していた尻も戻して壁から手を離した。
C.C.が体勢を整えれば陰茎も抜けてしまい、横に退けたショーツに押し遣られて肉厚になった大陰唇の間から精液を垂れ流す。
「うむ、少しは腹が満たされたぞ」
「ふぅ……、俺の都合が良ければ幾らでも出してやるからな」
「ふふん、当たり前だ」
精液が流れる股間を満足そうに見詰めるC.C.は、子宮辺りを少し撫でてニヤリと笑う。
そして、ピザを食べ終わって口元を拭く様に、愛液と精液に濡れた股間周辺を拭き取り、降ろしていたショートパンツも履いた。
「さて、腹も満たしたし、私もやる事があるからな。もう行くぞ」
「あぁ、まぁ、仕事頑張ってくれよ」
「……私が本当に仕事を頑張ると思うのか?」
「思わない」
「ふっ、分かってるじゃないか」
何やらニートみたいな事を言ったC.C.は、体液に濡れて股間の色が変わっているショートパンツを隠さないままで去っていく。
残された俺も斑鳩の見学を続ける為に、放り出されていた陰茎を綺麗に拭いて身形を整えた。
「う~ん、次はナイトメアフレームでも見てみるか……」
あわよくばカレンのパイロットスーツが見れるかもしれない。
性欲は発散したばかりだが、少し休憩を挟んでから行くので、多少は回復しているだろう。
駄目なら異世界の食べ物を出せば良いし、そもそもカレンの身体は魅力的だ。
弄れば嫌でも性欲は湧き上がる筈。
転生した思春期真っ只中の身体は、どれだけ女を犯しても犯し足りない。
△
そんな訳で、少し斑鳩内にある食堂で休憩した後、ナイトメアフレームが保管されている場所にやって来た。
前世では人型ロボットの兵器は現実味が無く、まさにフィクションの世界だったが、実際にロボットを目の前にすると血が騒ぐのは男としてのロマンを感じるからか。
人の何倍もある大きなロボットは見上げているだけで心が躍る。
「あれ? あんた、こんな所で何してるのよ?」
「おぉ、カレンか」
ナイトメアフレームに感激していると声を掛けられたので振り返れば、そこにはカレンの姿。
しかも、スキューバダイビング等で着るウエットスーツに似たパイロットスーツを着ており、魅力ある身体の線がハッキリと浮かび上がっている。
身体前面の中央に黒のファスナーの線が首元から、大陰唇で盛り上がる股間まで続いている所為で、自然と俺の視線はカレンの首から股間まで走ってしまう。
胸の辺りには丈の短いシャツ状のプロテクターみたいなのを着けているが、今は休憩中なのか首もとのボタンは外され、下のパイロットスーツのファスナーごと開かれていた。
巨乳が上半分まで見えているので谷間を大胆に露出している格好であっても、カレンの様子はリラックスしたもの。
「カレンか、じゃないわよ。あんた、一般人でしょ? ここに居たら危ないわよ?」
「あぁ、ちょっと、ゼロのコネでね。斑鳩を見学させて貰ってるんだよ」
「私達は必死に戦ってるってのに、暢気ねぇ……」
何気ない会話をする間にも、俺の手はパイロットスーツを大きく持ち上げるカレンの胸へと重なる。
「んっ、でも、格納庫なんて見ても、つまんないんじゃないの?」
「いや、ロボットは男のロマンだろ」
「何それ?」
今のカレンは自身の髪と同じ赤のパイロットスーツは、見た目通りに硬い布の感触を受けた。
幾ら下に巨乳があっても、先にパイロットスーツの硬さが目立っていまいち気持ち良くない。
胸を揉まれるカレンは何事も無いように世間話を続け、学園では見せない素の表情を俺へ向ける。
スーツの上からでは満足できない俺は、開かれているファスナーの間から胸の谷間へ手を入れて、直接カレンの巨乳を揉み解した。
「んぅっ、こっちはロマンとか、うっ、言ってられないわよ」
「ふ~ん、まぁ、日本を開放するって言うのも大変だと思うけどなぁ」
「そんな、ふっ、他人事みたいに……」
きついスーツの中では胸も押し込められているらしく、進入させた手は柔らかな胸の上であっても動かしにくい。
余り揉めないのも詰まらないので、俺は両手の指をカレンの左右の胸と脇の間に差し込み、胸の付け根に沿って手を下ろしていく。
手首でパイロットスーツを脱がしつつ、手が下乳に差し掛かると、一気に胸を掘り出した。
カレンの巨乳は反動でたぷんと大きく揺れ、綺麗な乳首が乗った美乳が人通りの激しい格納庫で取り出される。
「ひぅっ! ……おほん、えっとね――」
「ふむふむ……」
騎士団でナイトメアフレームを動かす苦労を話すカレンは、性的な行為を認識できなくさせられているが、流石に格納庫で胸を露出させられては短い悲鳴を出してしまった。
しかし、息を整えた後も顔色はたいして変えず、普通の態度で苦労話を続ける。
ブラはしていないものの、左右からパイロットスーツに押された胸は中央へ寄せられ、互いに押し合う胸が谷間を深くさせた。
乳首は真正面に居る俺へ突き付けられる。
下乳を持ち上げて巨乳を重さと指に受ける柔らかな感触は、C.C.で発散した俺の性欲を回復させていく。
頂点にある乳首は相変わらず綺麗なピンクで麗しく、揉まれた所為で少し興奮を溜め込んだのか、平常時よりも僅かに尖る。
産毛を撫でる程度の力で巨乳の肌へ指を這わせると、カレンの胸は鳥肌を立て、つられた乳首も固さを増していく。
目の前で放り出された胸が変化していく様子は卑猥極まりなく、半立ちだった俺の陰茎も即座に反り立った。
「ふぁ……んっ、やっぱり、ぅっ、ゼロの、戦略は間違い、んぁっ、無いわよね」
「へぇ、そうなのか」
乳輪の縁に指を這わせ、決して胸の形を変えない力加減で刺激していくと、カレンの言葉には悦声が混じる。
ピンクだった乳首が胸を触られた刺激で赤みを増し、明らかに興奮を溜め込んでいた。
尖った乳首をキュッと摘めば、カレンは悦声と共に身体をピクンと跳ねさせる。
「んぁっ!」
「どうした?」
「ひんっ! な、何でもないわよ? うっ!」
「そうか」
乳首を捏ねる俺の指と連動して声を上げるカレンは、自分が上げる悦声にすら気が付かない。
しかし、カレンの顔には乳首を弄られる刺激が赤みを走らせ、目が若干トロンとしてきた。
掌を広げた俺は尖った乳首ごと覆い隠すように真正面から巨乳を握り、軽く揉んでいく。
「んくっ、あっ、や、やっぱり、ぃぅ、良いわよね」
「何がだよ?」
「じ、くっ、自分で日本を取り戻しているって、ふっ、実感できるの、っ、て」
性的な刺激を受けたカレンの巨乳は張って、最初の時よりも揉み応えがあった。
賢者タイムであっても揉み続けていたいが、陰茎がそろそろ限界になってきた。
名残惜しくも巨乳から手を離した俺は、パイロットスーツのファスナーを摘むと、一気に股間まで下ろす。
「ひっ!?」
「でも、命の危険があるから危ないんじゃないか?」
「そ、それでも、遣り甲斐もあるし――」
露になった腹は鍛えられて筋肉が僅かに浮かび上がり、下腹部では汗に蒸れた陰毛が肌に張り付く。
限界まで下げたファスナーの陰になっている秘裂の端は、既に陰核が包皮から出ている。
更に股間の部分からは、愛液の濃い匂いが漂ってきた。
俺は適当に話を合わせつつ、手をカレンの股間へ差し込む。
「ひぐっ!?」
性器に男の手を感じたカレンは、身体をピンと伸ばして反射的に悲鳴を漏らした。
進入させた俺の指には愛液に濡れる大陰唇の感触があり、秘裂は僅かに開き、指先を差し込めばヌルリと膣口に吸い付かれる。
処女は学園に居る時に失ったカレンでも、久しぶりに受ける膣口へ進入される刺激には敏感な反応を返した。
背中を反射的に反った所為で曝け出されていた胸は大きく揺れ、対照的に突き出された股間は指を深く食い込ませる。
膣口に俺の指を入れられてもカレンは何とか普通に会話を続けようとするが、淫核を刺激された途端に悦声に取って代わられた。
「だ、だから、ひんっ!?」
もはや快感で蕩けた視線は俺を見ておらず、身体からも力が抜けてしまっているカレン。
俺が膣口に食い込ませた指を出し入れすれば、腰を小さく前後に揺らして快感に身体を反応させ、淫核を親指で弾けば、背中を反らせたままで全身が跳ねた。
愛液は既にパイロットスーツの中で溜まっており、耳を澄ませばカレンの足元から滑る音が聞こえる。
目の前で俺の指によって引き出されるカレンの痴態を見てしまっては陰茎も我慢の限界と、ズボンの中で自己主張を強めてきた。
張った所為で陰茎からの痛みも発してきたので、サッとズボンを脱ぐと、カレンが着ているパイロットスーツを勢い良く脱がせる事にする。
ファスナーが開かれていた首もとの生地を持ってカレンの肩を出させると、そのまま太股の半ばまで引き降ろした。
「んぁっ!?」
脱がされた反動で再び巨乳は揺れるも、カレンは快感で表情を惚けさせたままで抵抗を示さない。
幾ら性的な行為が認識できなくとも、流石に受ける刺激には身体が反応を表す。
意識自体も普通に会話をしていると認識している筈だが、身体に引っ張られてしまって思考が快感に染まってしまうカレンだった。
下には何も付けていないカレンはパイロットスーツを脱がされてしまえば、殆ど全裸になってしまう。
前では綺麗な巨乳と鍛えられた腹筋に、愛液で湿った陰毛と、その下には愛液を漏らして僅かに秘裂を開く大陰唇。
後ろは意外に華奢な背中、引き締まった腰から肉付きの良い尻まで、人通りの激しい格納庫で曝け出された。
パイロットスーツが膝の辺りで辛うじて引っ掛かっているものの、身体を隠す役割は一切果たせていない。
周りを行き来する団員達も認識こそしているが、俺の行為を気にしないと思わせているので、顔を赤くさせながらも注目する事無く、視線を反らして自分に与えられた作業を続けた。
俺は正面からカレンの尻を掴んで股間を前へ突き出させると、陰茎を股へ進入させて素又の体勢へ移行させる。
掴んだカレンの尻はC.C.の尻よりも鍛えられているらしく、強めの弾力を指に返してきた。
「んぁぅっ!?」
大陰唇に新しい熱さと硬さを感じたカレンは、快感に蕩けた思考のままで声を漏らす。
「……それで、ゼロの指揮はやっぱり凄いのか?」
「んぁ……? えっ! えぇ、んくっ、そ、そうよ」
意識を朦朧とさせたままで犯しても余り面白くないと思った俺は、カレンに話しかける事で意識をハッキリさせる。
世間話の続きをしながらも、股間では陰茎を差し入れられているカレンの姿は、回りの人間から見れば明らかに異常な事態がカレンを襲っていると分かるだろう。
反り立つ力が強い陰茎は愛液に濡れた大陰唇にヌルリと食い込み、竿が秘裂の中へ入り込む。
そのまま俺が前後に腰を動かせば、陰茎に愛液が塗りたくられていく。
「んふぁっ……、ゼ、ゼロの、うっ、作戦はいつも、んっ、的確で――」
カレンの身体に快感を送る動きを繰り返しながらも愛液が十分に陰茎へ移り、ヌルヌルの感触を受けた俺は腰を少し引いてから軽く落とした。
陰茎の角度がカレンの股間に上から押された水平から、斜めに変わった所為で鈴口が大陰唇を割り開き、膣口に食い込む。
そして、俺は腰を突き上げて、久しぶりにカレンの膣内へ陰茎を挿入していく。
「ん、くあぁ……」
「うっ……」
亀頭を包む大陰唇の柔らかな感触から膣口の締め付けを通り、興奮を溜め込んだ膣壁の熱さが溜まった愛液の向こうで感じられた。
当然ながら処女膜が無いので挿入は容易く、カレンの尻を俺へ引き寄せるだけで陰茎の根元まで入っていく。
「んあぁ……」
「うくっ……!」
陰茎が膣内に入るにつれて持ち上げられ、足を床から離してしまったカレン。
後ろへ倒れない様に俺の肩を反射的に掴んだカレンは、更に膝を上げると俺の腰を挟んで体勢を固定してきた。
しかし、カレンの足は膝の下でパイロットスーツに拘束されているので、俺の腰へ絡まる事は無く、少し変形した駅弁の体位になる。
陰茎に最奥を突き上げる感覚を受けたと思えば、カレンが身体の奥から押された様な吐息を吐き出した。
「くはっ! ……あぁ、く、黒の騎士団のっ、ふっ!? だ、団員として――」
「おぅ……」
カレンは足を床から離してしまった所為で、完全に俺へ身体を預けてしまい、自然と子宮口にカレン自身の体重が掛かる。
互いに抱き締め合う体勢ではカレンの巨乳が俺の胸板で潰れてしまい、柔らかく上に肉を押し上げていた。
「よっと……」
「がん、んぁっ! 頑張って、ひぁぅ!!」
抱えたカレンの身体を腕と腰の力を使って身体を動かし、ピストン運動を開始する。
上下に動く反動で互いの身体の間で潰されていた巨乳が揺れ、俺の顔のすぐ下で性的な興奮を溜めて赤みを増した白い胸がたぷんたぷんと波打った。
陰茎を咥え込む膣内はヒダを蠢かせて亀頭と竿を隙間無く舐め回す。
不自然な体勢をしているカレンの腹には力は入っており、締め付けを強めてきた。
俺が身体を動かせば動かす程に、犯される膣内からの漏れ出る愛液は増えていく。
ヌルヌルの感触は股間周辺に広がり、ピストン運動が更に遣り易くなった。
「うっ! ね、ねぇ、ふぁっ! 聞いてる、の、ぉ?」
「ふっ、はっ、あぁ、き、聞いてるよ」
「そ、んっ! そう、あうっ、で、でね――」
激しく身体を揺さぶられ、犯されても、カレンは認識出来ない性的な行為を気にしないで会話を続ける。
それでも膣内は陰茎に対して締め付けながらもヒダを絡み付かせて、亀頭に沿って膣壁の形を変えた。
カレンの尻は抱える為に掴んだ俺の手で左右に広げられ、肛門すら格納庫で晒すが、広げられる力に対抗してキュッと締まる感触が指先に受ける。
本当なら久しぶりのカレンの身体をじっくり味わいたいが、俺の腕には長時間他人を抱えて動かせる腕力は無い。
両手が使えない状態では異世界の食べ物でドーピングも出来ないので、俺は早々にスパートを掛けた。
「ふっ!? うぁっ! ぐ、紅蓮が、あっ!」
「ふっ、はっ、くふっ!」
激しく身体を揺さぶられるカレンの身体は体勢を維持しようと、俺の肩を掴んでいる手と、腰を挟んでいる足へ力を入れる。
自然と締め付けが更に強くなった膣内は絶頂の予感で痙攣を始めるが、先に射精をしてしまいそうな程にヒダの蠢く快感が大きい。
股間に力を入れながら精液を止めつつ、腰を引くと同時にカレンの尻を離し、突き入れると同じタイミングで手を引いてカレンの股間へ下腹部を打ち付ける。
「あっ! うっ! ふぅっ!!」
「ふっ、はっ、はっ!」
子宮口を勢い良く打ち付けられるカレンは既に話を続けるだけの余裕は無くなり、悦声を激しく吐き出す。
身体を揺さぶられても俺へ向けられていたカレンの顔も汗を滲ませながら徐々に上を向き、視線が他の場所へ向けられた。
半開きの口からは唾液が僅かに飛び散り、下でむにむにと形を変える巨乳へ落ちる。
カレンの尻を力強く握り締めた俺は、尿道へ精液が上がってきた感覚を受け、疲労を重ねる腕に最後の力を入れた。
「いっ! あっ! ひぁっ!」
「くっ、うっ、はっ!」
そして、先に限界を迎えた俺は握っていた尻を思い切り引き寄せると、鈴口を子宮口に接触させ、股間から力を抜く。
「くふっ! 出るっ!」
「んふぁっ!?」
塞き止められていた力が抜けた尿道を、精液が塊となって断続的に子宮口へ吐き出された。
膣内の最奥で熱い体液の感触を受けたカレンも、首を跳ね上げて天井の更に向こうへ視線を送り、俺の肩を掴んでいた手を握り締める。
「ひうぅっ!!?」
「くぅ……っ!」
精液を子宮口で受けたカレンは硬直して汗を飛ばし、全身が強張った所為で下半身へも力が入った。
それでも、痙攣を繰り返しながら精液を流し込んでいく陰茎の動きは止められない。
「うっ……んぁ……」
「うぅっ、ふっ……」
痙攣する動きで子宮口を擦る鈴口は全ての精液を出し切り、亀頭は膣内で体液溜りに浸る感触を受ける。
硬直していたカレンも身体から力が抜けていき、床から離れていた足がソッと落ち、カツンと金属を叩く音を立てて着地した。
股間を密着させたままで抱き合う体勢になった俺とカレン。
「あっ……んふぁ……わ、私に紅蓮を任せてくれた、んくぁっ、ゼロにはか、感謝をしてるのよ」
「ふぅ……そうなのか」
絶頂に達しなかったカレンだったが、射精を受けたショックと快感から戻ってくると、まだゼロの話題を続けていた。
天井の向こうへ行っていた視線を俺に戻しても、表情は性的な快感で蕩けており、その表情は射精直後で無ければ見ているだけで興奮を誘うだろう。
性欲を満足させた俺は掴んでいたカレンの尻から手を離して、力の抜けた陰茎を抜いた。
「んふぁっ……!」
絶頂に届かなかった所為で性欲がいまいち発散できなかったカレンが、陰茎が膣内を出て行く感覚で甘い声を出す。
身体を離すと俺の肩を強く握っていたカレンの手も離れ、力無く腰の横へ戻る。
膣口から亀頭が抜け、完全に膣内を占領していた異物が抜けてしまうと、子宮口付近に溜まっていた精液が逆流してきた。
たぱたぱとカレンの足に絡まっていたパイロットスーツのクロッチの部分へ精液は落ち、生地に染み込まないままで足首へと流れる。
粘度の高い体液が流れる感覚は気持ち悪い筈だが、カレンは一切気にしないで、若干足元をフラフラさせながらパイロットスーツを膝から上げた。
気だるそうに袖に腕を通して肩へ生地を伸ばし、股間からファスナーを締める。
流れ出した愛液と精液を拭かないで、格納庫へ来た俺に声を掛けた時の格好になった。
胸元は相変わらず大きく谷間を見せ付けているが、ファスナーはシッカリと上げられ、パイロットスーツが服としての役割を復活させていた。
「んしょっと、でね? やっぱり、日本は私達の手で――」
身体を包んでいた興奮は少し残っていたようだが、世間話をしていたと思っているカレンが言葉を続けようとすると、斑鳩艦内に休憩の連絡が響く。
流石に人員の全てが四六時中働いている訳も無く、今動いている艦員と、休憩していた艦員を入れ替える知らせだった。
当然ながら訓練をしていたカレンも休む人員の一人であり、変わりに訓練をする名も知らぬパイロットが声を掛けてくる。
「あっ、カレンさん」
「んぁっ、あぁ、交代よね」
「また、随分厳しい訓練をしてたみたいですね」
「そう? いつも通りだけど」
「それがいつも通りですか……?」
代わりとしてやってきたパイロットが見ているのはカレンが流す汗だ。
やはり戦闘訓練をした後に性行為をするのは身体に大きな負担が掛かるらしく、改めて見れば汗が滴る程に流れていた。
「あぁ、そう言えば何か身体が汗で気持ち悪いわね……」
「シャワー空いてましたよ」
「そう? なら、ちょっと行ってくるわ」
「はい、お疲れ様です」
「えぇ、そっちは頑張ってね」
「はい!」
会話の気安さから後輩と先輩と言える関係だろうか。
やって来たパイロットへ挨拶を終えたカレンは、今度は俺に断りを入れてくる。
「そんな訳だから私はもう行くけど、見学はあんまり危険の無い所で止めておきなさいよ?」
「分かってるって」
「なら、良いけど。じゃ、私はシャワー浴びてくるから」
「おぉ、じゃぁな」
「えぇ、またね」
そうして、俺は、手を振る黒の騎士団で素の表情を見せるカレンを別れたのだった。
続く
SKET DANCE 安形 紗綾・丹生 美森:完全透明人間
俺の学校には、良い意味でも悪い意味でも目立つ三人組が居る。
その三人組は人助けを目的とした部活『スケット団』として活動しており、いつも騒動の中心で活躍していた。
学校も活動を止める事無く黙認しており、多少評判が悪くとも部活として認められている。
邪険にする生徒も居るには居るが、大多数はたいして気にしていない。
教師にも露骨に侮蔑する者が居ても、明らかに引き立て役にしかなっていないのが現状で、一部の生徒や校長自らスケット団に依頼を出す等、校内での地位は高いのか低いのか分からない程度には働いている。
時には押し付けがましく、現実世界では鬱陶しがられる活動をしていても、周囲は比較的受け入れている様にも見えた。
本当なら周囲から距離を置かれても可笑しくない活動を行う三人組が、他の生徒と普通に触れ合うのは、現実では限りなく難しいだろう。
しかし、その『現実』が、『漫画の世界』なら話は別だ。
どれだけ押し付けがましく行動しようとも、最後は円満に解決して周囲から認められる。
どれだけ突拍子も無い事をしようとも、校長は受け入れ、結局問題も解決するだろう。
なぜなら、彼らは主人公だからだ。
そして、何故、俺が突然こんな事を思ったのかは、両隣にその主人公達が座っているから。
「やー見てみぃなコレ。もう知らん景色やでー」
「あのさーチューさんさー! もう10時過ぎたからさー、おやつ食ってもいンだよなー!」
「好きにしろよ」
ワイワイがやがやと修学旅行で騒がしいバスの最後部に座って居る俺は、急に漫画『Sket Dance』の世界に転生した事を認識した。
かつて漫画として読み、女キャラクターに興奮を覚えていた記憶を思い出したのだ。
まるで、ハッキリしていなかった視界が急激に晴れた様な感覚で、前世での記憶と、この世界で生きてきた人生の記憶が脳内を走る。
この世界の俺は元々余り喋るタイプではないので、周りには『俺』の変化を気にする者が居らず、前世の記憶を思い出した事は気付かれていない様子。
そもそも誰かに異変が起きたとしても、たいていは車に酔ったとか思われるだろうし、まさか前世の記憶を思い出したのかとは欠片も考えないだろう。
右側には音声合成ソフトで話す、スイッチこと<笛吹 和義>が只管ノートパソコンを弄っており、眼鏡の奥に潜む鋭い視線をモニターへ向けている。
左側では角が付いている帽子にゴーグルを巻いた頭が特徴の、スケット団団長ボッスンこと<藤崎 佑助>がポッキーを貪り始めた。
ボッスンの隣には、かつて鬼姫とまで言われた程の武闘派であり、ヒロイン的存在であるヒメコ、<鬼塚 一愛>がポッキーを貰っている。
ボブカットの短い金髪で顔もヒロインらしく美少女、関西弁で話す突っ込み体質だが魅力は余り落ちていない。
胸も比較的大きく、ボッスンの幼馴染にしておくには勿体無いと思えた。
その隣にはスケット団の顧問であり、怪しげな薬で周りに迷惑を掛ける教師<中馬 鉄治>が、ポッキーのお零れに預かって――
って、あぁ!!
思い出した!
このやる気の無い教師が原因で、ヒメコとボッスンの精神が入れ替わってしまうイベントがあった筈。
俺の様な被害者を出さない為に、目の前の危機を排除しておこう。
「うぅ……」
「お? どうしたヒメコ、食い過ぎか?」
決心した途端に、車に酔ったヒメコは教師が薬を取り出す理由を作り出してしまった。
俺は慌てて能力を発動させる。
この能力とは周りから存在を認識されなくなるもの。
分かり易く言えば透明人間になれる能力。
しかも、完全に存在感が消えてしまう所為で、何をしても気付かれない。
例えば俺が透明になった状態で誰かの胸を揉んでも、俺と言う触る人物の存在が認識できないので、そもそも誰にも触られていないと思うのだ。
身体の生理的な反射すら騙す能力は中馬が作った薬が原因で会得したもので、俺も不良教師が作った薬の被害者だった。
この世界の俺は原作を知らないので差し出された薬を警戒無く飲んでしまい、翌日には自分の意思に応じて誰にも認識されない状態になる事が出来る能力を会得。
更には透明になった状態で命令を出せば、その命令を受けた相手は自分が思った事だと行動に移し、考えまで変えてしまう、強力な暗示を掛ける能力もある。
珍しく役に立つ能力を身に着けられたが、誰にも認識されないと言う恐怖と他人の意思を好き勝手に出来る恐怖がこの世界の俺には在り、余り積極的に使っていなかったと記憶があった。
しかし、今はこの能力を使って、せめて目の前で出てしまう被害を防ぐのだ。
「ヒメコ、お前の乗り物酔いはすぐに収まって、気分は楽になる」
「……あれ、なんや急に気持ち悪いんが収まってきたわ……?」
透明になった状態で命令を下せば、ヒメコの身体はすぐに反応して乗り物酔いを沈めた。
次に薬を取り出しつつある中馬に暗示を掛ける。
「お前は今日、薬なんて持ってきていない。イイネ?」
「アッハイ」
中馬はヒメコと同様に暗示を受け入れ、鞄から薬を取り出そうとしていた手を抜いた。
当然ながら薬箱は持っておらず、お零れに預かったポッキーを貪り始めたので、一先ずは精神が入れ替わってしまうイベントが無くなった様子。
安心した俺は視線をヒメコへ向けてしまう。
酔いが収まって顔色も良くなったお陰で、ボッスンとの漫才も復活した。
突っ込みを入れる度に揺れる身体が胸すら揺らし、巨乳の大きさを主張している。
未だに透明になっている俺の視線には当然ながら気が付かず、露骨に胸を凝視されてもヒメコは楽しそうな表情を浮かべた。
本当ならこのままヒメコを犯したい気持ちがあるものの、ここは我慢だ。
理由は今日泊まる旅館にある風呂。
そう、透明人間になれる妄想をした事がある男なら、必ずやりそうな……いや、やるべき行動だ!
他のクラスだが、ターゲットは既に決まっている。
風呂までの時間が全て無駄な時間と感じないでもないが、その時まで疲れない程度に修学旅行をエンジョイするとしよう。
△
そんなこんなで時間は夜。
スキーを楽しみ、夕食を終えた生徒達は入浴の時間を迎える。
この時間を待ちに待った俺は早速透明になり、ホテルの厨房に寄り道をしてから女湯へと向かう。
廊下では入浴を伝えられたAからC組の女子が、それぞれ仲の良い友達と固まって歩いており、近くを歩いている俺に思春期の美少女達の香りが漂ってきた。
冬場とは言えスキーで汗を掻いた女子達の匂いは、ヒメコで充電していた性欲が一気に呼び覚まされる。
鼻をいつもより大きく広げながら匂いを嗅いでいると、和気藹々と進む女子の集団の中に目的の人物を見つけた。
「ヒメコちゃんも誘おっか」
「うん!」
友人にヒメコを誘うと提案されて頷くのは、サーヤこと<安形 紗綾>
ツインテールの黒髪は清純を思わせるも、性格は典型的なツンデレ。
顔はヒロイン級で文句なしに美少女の名に相応しく、何より目立つのは巨乳である。
今はジャージで下はスパッツを履いている地味な格好であっても、胸の大きさは隠しきれていない。
風呂へ向かう途中でヒメコと合流を果たし、女子の集団は姦しくなった。
サーヤはボッスンの事を恋愛対象として見ているのは、原作の知識から知っている。
そして、ボッスンはヒメコの事を想っていると認識している所為で、一緒に歩いているヒメコに対して、いつもより態度が硬い。
ヒメコ達は気が付いていないが、明らかに言葉数が少なくなっていた。
チラチラとヒメコへ視線を送るサーヤは見てて保護欲が沸き立てられるものの、俺としては他の男に恋愛感情を抱かれるのは良い気分はしない。
なので、早速、サーヤに近寄り、耳元で囁いた。
「サーヤ、君はボッスンの事なんか好きでもなんでもない」
「……えっ、……そうね。何でこんなに気になってたのかしら?」
「あれ? サーヤ、どうしたん?」
「うぅん! なんでもないよ」
「そうか?」
ポツリと呟いたサーヤにヒメコは不思議そうに声を掛けるが、サーヤは先程と違って曇りの無い笑顔で答える。
「それなええんやけど」
「それにしても、風呂楽しみよね」
「そうやなぁ」
「あっ、でも、学校で予約するホテルだから、あんまり凝った風呂じゃないかも?」
「予算的には無理やろうからな。なぁ、サーヤ」
「まぁ、そうよね~」
脇役の割には美少女であるキャプテンと呼ばれている友人が、何気に学校の予算を貶していた。
ヒメコとサーヤも同意見の様で、それまで浮かべていた笑顔が苦笑いに変わる。
仲の良さそうな会話を俺が近くで聞いているのにも気が付かないサーヤ達は、件の風呂へ到着した。
キャプテンの予想通りに脱衣所の外見は普通で、中も特に豪華な内装ではない。
「……まぁ、そら、普通やろな」
「別にお風呂が売りって訳でも無いでしょうしね」
「そやな。ほな、さっさと入ろか」
脱衣所は既に他の生徒達が居り、服を脱ぎ掛けている者や裸の女子達が満載だった。
漂う汗を滲ませる美少女達の匂いに、人知れず一緒に脱衣所へ入った俺の興奮は高まり、既にズボンの拘束すら痛みを感じる。
俺の存在を認識していないサーヤはヒメコ達と固まって、衣服を入れる籠を確保すると、目の前でジャージを脱ぎ出した。
「しっかし、ほんまサーヤの胸はおっきいな!」
「えっ! ちょっと、見ないでよ!」
「女同士やねんから、ちょっとぐらいええやろ」
時間も限られているのでサッサと下着姿になったサーヤに、羨ましそうな視線を、主に胸へ送るヒメコ。
目つきは完全に乳を狙う狩人になり、手もワキワキと指を動かしていた。
咄嗟に胸を守ったサーヤだったが、腕に押された所為で胸の肉がブラの上から食み出してしまい、余計に卑猥な形になってしまう。
「ヒメコちゃん、駄目だって、早くお風呂に入っちゃわないと」
「せやったな。ごめんなサーヤ」
「ふぅ、危うく汚される所だったわ」
「何やそれ」
「ふふ」
賑やかで仲の良い会話をするサーヤの後ろでは、たいして顔も知らない男が匂いを嗅いでいるとは夢にも思わないだろう。
好い加減、我慢も限界に達した俺は持っていたビンを口に咥え、そそくさと服を脱いで全裸になり、サーヤがブラを取った瞬間に後ろから抱き付いた。
反り立つ陰茎はスパッツに包まれたサーヤの尻の谷間に挟まれ、美少女の暖かい体温と柔らかな感触でカウパー液すら漏れ出してしまう。
「ふふ~ん、ふ~ん」
楽しそうに鼻歌を歌い出したサーヤは俺が抱き付いても全く動きを止めずにブラを籠へ畳み、男の体液が染み込んだスパッツを脱ぐ。
腰を屈めた所為で俺を背負う体勢になっても、無意識に脚を踏ん張って二人分の体重を支えた。
ショーツも同じ様にサッサと脱いでしまい、遂に全裸になる。
後ろから抱き付いている俺は身体の前面でサーヤの背中のサラサラな肌を感じ、股間では生の尻に陰茎が挟まれる快感を受けた。
手で腹を撫でながら子宮がある下腹部を軽く押し、弾力を楽しむ。
サーヤの肩を覗き込んでみれば、巨乳が揺れる光景が見えた。
先端の乳首の色は薄く、僅かにピンク色をしている程度。
乳輪の大きさも丁度良く、巨乳でありながら美乳でもあった。
性欲に思考を支配されつつあった俺は躊躇い無く、後ろから巨乳を掴んだ。
「さて、それじゃ行こか」
「そうね」
ハンドタオルを持ってヒメコの後に続くサーヤの歩幅に合わせながら、掴んだ巨乳を揉み解せば、指を目一杯広げても有り余る感触が重く圧し掛かる。
下から支えても歩く度に振動で波打ってしまい、反動による動きを止められず、その反動は胸だけではなく尻までも揺らし、谷間に挟まっている陰茎は左右の尻に扱かれた。
そして、ビンを咥えて鼻息を荒くする俺を背中に張り付かせたままの、サーヤ達は浴室へ入る。
内装は思いの外に豪華で、想像と違った光景にサーヤ達は声を上げた。
「おぉ! 結構良いんとちゃう?」
「凄い、岩とか露天風呂みたいね」
入り口で立ち止まって俺に後ろから胸を揉まれ、尻では陰茎を擦り付けられながら、サーヤはヒメコ達と一緒に感動を表す。
「そんじゃ、チャッチャと身体洗って入ろか」
「そうね」
「楽しみ!」
俺は腕の中からサーヤが離れても、入り口から動けない程の大きな感動を受けた。
それは勿論風呂の豪華さにではなく、夢にまで見た女風呂へ全裸で入った感動。
しかも、周りには美少女が多い同年代の女子生徒達。
黄色く若い声は大浴場の中で響き、風呂の湯気と共に女の匂いが立ち込める。
全裸の俺を気にしている生徒は一人も居らず、目の前をタオルで隠す事無く歩く女子生徒すら居た。
「まさに桃源郷だな……!」
大きい胸や小さい胸に限らず、殆どが美乳であり、見るからに張りもある。
ブラの拘束が無いお陰で歩くだけでも、サーヤには及ばないがシッカリと揺れ、俺の目を楽しませてくれた。
股間の様子もツルツルで幼い割れ目にしか見えない股間から、生え揃った陰毛を揺らす者まで様々だ。
その中でもやはり光るのが、洗い場へ向かうサーヤである。
白い背中に、脇腹から食み出て見える巨乳。
尻は小さいが形は良く、サーヤが脚を踏み出す度にプルプルと揺れている。
「おっと、サーヤが座る前に行かないと犯し辛くなるな」
風呂場にある椅子へ先回りした俺が座っても、サーヤは躊躇い無く俺の膝の上に座った。
太股には先ほど見ていた尻の柔らかくも弾力のある感触を受け、間近になった肩甲骨辺りからはサーヤの身体の匂いが感じられる。
反り立つ陰茎が尻に押されてしまい、後ろから抱き着いていた時よりも強く谷間に挟まれた。
そして、俺は再び手をサーヤの前へ回し、何にも覆われていない胸を下側から掴んだ。
指は胸の肉に食い込んで左右から柔らかな感触に挟まれ、少し揉み込むだけで指先が巨乳に埋もれた。
手を上に移動させて親指と人差し指で乳首を摘みつつ、余った指では胸を揉み続ける。
「ふ~ん、ん~――」
身体にシャワーを当ててハンドタオルを泡立てるサーヤは鼻歌を歌い、機嫌良く身体を洗い始めた。
自分の腕へ泡立つタオルを優しく当て、ごしごしと動かしていく。
泡に塗れていく腕から肩へ移動させたサーヤは、そのまま鎖骨を通って反対側の腕を洗う。
身体を動かす所為で俺が乳首を弄っている胸も微かに揺れ、歩く程の大きな反動は無くとも、卑猥な動きを胸に伝えていた。
しかし、俺が性欲の赴くままに胸を揉んでも、どれだけ乳首を弄ろうとも反応はなく、平常のままで硬くなりさえしない。
乳輪の縁に指先を這わせ、産毛を撫でる様に刺激を送っても、生理的な反射さえ返さなかった。
巨乳自体はいつまでも揉んでいられるが、このままでは挿入に必要な愛液も出ないかもしれないと不安になった俺は、胸から片手を降ろし、くびれを感じる脇腹を通って股間へ差し込んだ。
「んしょっと……」
サーヤは腕を洗い終わって胸へと移り、俺の手があっても気にせずにタオルを動かす。
タオル越しとは言えサーヤが自分で俺の手を胸に押し付けている状況になってしまい、股間を触る目的を忘れそうになる。
それでも、何とか残った精神を導入して、サーヤの股間を触る。
「おぉっ……」
「ふふ~ん、ん~」
サーヤは膝を揃えて座っているので触り心地の良い太股に手が挟まれ、指先には大陰唇のプニッとした柔らかさを感じた。
胸以上に柔らかく、胸以上に温かい体温。
湯を受けながら大陰唇の形を確かめつつ指を這わせ、ピースサインの様にした指で秘裂を開き、淫核を弄る。
包皮ごと摘めば僅かに他の箇所とは違う感触を感じるが、どう触っても興奮している様子は無く、何度捏ねても乳首と同様に平常を保って柔らかいまま。
弄っている俺の興奮は高まるばかりであるものの、サーヤの身体が一向に性的な反応を返さない事で、徐々に焦りを感じてきた。
包皮の上から淫核を弄っていた指先を下げ、膣口へ軽く差し込もうとしても処女の膣口は突っ張り、入ろうとする指を拒否してくる。
水だけでは圧倒的に滑りが足りず、このまま入れても痛みしか感じなさそうだった。
「まぁ、そうだろうな……。用意してて良かった」
透明人間となった俺に触られても認識されないのなら愛液も出ないだろうと予想して、あらかじめ滑る液体を用意していたのだ。
持っていたビンから半分ぐらい液体を掌に取り出し、サーヤの股間へ擦り付ける。
「オリーブオイルだから、性器に入れられても害は無いだろう」
ホテルの厨房から拝借したオリーブオイルは俺の目論見通りに、突っ張った感触を返していた膣口に滑りを与え、指先が難なくヌルリと膣内へ入り込んだ。
愛液を流す性的な反応を返していない膣壁は、指の侵入を受けても異物を拒否する様な動きを返してこない。
指先で刺激しても、解されていない固い印象を受けた。
軽く抜き差しを繰り返し、処女膜を傷付けない様に指が入る所までオリーブオイルを塗りたくる。
挿入するのに十分な滑りを与えると、俺は膣内に指を引っ掛けたままでサーヤの身体を持ち上げた。
「ふぅ……、やっぱり汗を掻いたらちゃんと洗わないといけないわよねぇ……んしょっ」
小さな尻の下敷きになっていた陰茎をサッと動かし、持ち上げたサーヤの身体が落ちる前に直立させる。
そして、サーヤが自分の足を洗う為に体重を片足へ移動させたのを受け、膣内に引っ掛けていた指を抜きつつ、徐々に力を抜いた。
「ふっ……んんっ、ふ~ん、ふふ~ん」
直立していた陰茎はサーヤの尻が降りてくるとオリーブオイルで滑る秘裂に食い込み、亀頭が硬い膣口をメリメリと広げながら入っていく
「おぉぅ……締まる……!」
普通ならば処女の膣口を力尽くで広げられる痛みや拡張感で呻き声ぐらいは上げそうな状況であっても、サーヤは相変わらず機嫌良く自分の足を洗い続けた。
カリが膣口を通れば鈴口に硬い膣壁と違った儚い感触を受ける。
それでも、サーヤの尻は止まる事無く下がり続け、アッサリと処女膜を破った。
奥に潜んでいたヒダは発達を感じるが、やはり透明になっている所為で進入していく陰茎に反応を返してこないが、元々狭かった箇所へ捻じ込んで広げていく快感はある。
おまけにオリーブオイルのお陰で滑るヒダも、亀頭に絡み付く感触を強く返してきた。
「よっと……。次は反対の脚っと~……」
ゆっくりと確実に硬い膣壁を広げながら進入していく陰茎は、片足を洗い終えたサーヤが体勢を変えた事で突く角度が変わる。
しかし、締め付けるだけの膣内に変化は無く、膣口を竿で巻き込みながら何とか最奥まで挿入しても、拒否する反応すら見せなかった。
「お……おふぅ……」
膣壁が動かなくとも陰茎がサーヤの膣内に包み込まれた快感は大きく、愛液が無い分、変に摩擦が強いので思った以上に刺激を受ける。
この世界でも俺は童貞で身体が女を犯す刺激に慣れておらず、膝の上から腕の中まで満たしている美少女の身体の柔らかさと、匂いで急速に精液が上がってきた。
とりあえず意識を反らさなければいけないと思い、背中を洗い始めたサーヤを余所に再び巨乳を掴んだ。
「よいしょっと……」
指を動かして乳首を摘み、乳輪の縁を撫でては下乳から持ち上げ、肩と巨乳の付け根に指先を這わせて胸の谷間へ手を移動させる。
手の甲で感じる巨乳は泡で滑る所為でプルプルと揺れ、サーヤが背中を洗う反動も加わると卑猥に左右へ揺れた。
巨乳を好き勝手に揉み解して何とか絶頂の波を回避すると、サーヤの腰を掴んで上下に動かしていく。
「お、おぉ……」
泡で滑るサーヤの肌は思う様に掴めずに余り激しく動かせないが、少しの動きでも反応を見せないヒダをカリで削る快感を大きくさせた。
幾ら硬い膣内であっても犯せば亀頭が温かい膣壁に包まれ、陰茎全体が締め付けられる。
抜けば元の位置に戻ろうとする膣壁が亀頭に沿って締まって行き、差し込めば鈴口からカリへ舐める様に流れるヒダの刺激を感じる。
竿は膣口で締め付けられ、抜き時も挿入する時も張り付いてきた。
鼻歌を歌うサーヤは身体を上下に動かされても気にする事無くタオルを動かし、全身を泡だらけにしていく。
少し背中を伸ばした俺はサーヤの肩から正面にあった鏡を見た。
「おぉ……!」
「ん~……」
犯されて身体を動かされるサーヤの巨乳は、上下に伸びる楕円を描き、乳首から泡を飛び散らせている。
それを見た俺は思わず、掴んでいた腰から手を放して胸を掴んだ。
泡が付いている所為で揉んでも胸の肉が指の間から漏れ出し、指に力を入れれば、ぷるんと動いて手から逃げていく。
乳首は相変わらず柔らかいままだったが、俺には十分過ぎる興奮を追加してくる。
ピストン運動は俺自身の尻と太股に力を入れては抜く事で繰り返し、精液が上がってきた陰茎を固い感触の膣内で扱いた。
「ふっ! はっ! くふっ!!」
「んっと……シャワーシャワー……」
サーヤが身体を洗い終えて泡を流す段階になると、俺も絶頂の予感で陰茎が痙攣を始める。
カウパー液で膣内のオリーブオイルは流れ出し、突っ張る感覚が強くなった膣内から大きな刺激を受けてしまう。
止めとしてカリがヒダに引っ掛かった感触を受けた途端、精液は一気に尿道を流れていった。
湧き上がってきた絶頂は俺の脚から力を抜かせ、サーヤは自身の体重で陰茎を子宮口まで咥え込む。
揉んでいた巨乳は泡が流され、シッカリ掴める様になった事で無意識に力を込めて握ってしまった。
絶頂の強張る俺の身体は自然とサーヤを抱き締め、顔を背中へ密着させれば、俺の我慢は限界を超える。
「くふっ! 出すぞ!!」
「やっぱりシャワーは良いわね~」
そして、無防備な子宮口に精液が吐き出された。
サーヤの身体から泡が流れるに比例して、膣内には精液が流し込まれていく。
カウパー液が染み付いていた膣内の奥は精液で更に滑りを加えられ、硬く締め付けていたヒダが陰茎の表面を不規則に蠢く。
ビクビクと震えながら射精を繰り返す動きは、鈴口で精液を子宮口に擦り付ける結果になった。
突っ張っていたヒダの感触も精液が膣内の最奥から逆流するにつれて、陰茎と膣壁の間に僅かな隙間を作る。
その隙間を通って漏れ出す精液は締め付ける膣口を通って秘裂の中から出てくると、泡と一緒にシャワーで流された。
「お……おふっ……」
「ふぅ……」
スキーで掻いた汗を流してスッキリしたサーヤと、精液を思う存分吐き出した俺の満足そうな溜息が重なる。
膣内で痙攣していた陰茎も動きを落ち着かせ、精液の量が減っていくと硬さも抜けていく。
それに伴って広げられていた膣内は、元の締め付けを戻そうと更に圧迫を強めた。
「よっと……」
「ぅぶぁっ!?」
巨乳を揉みつつ、抱き締めたままで余韻を楽しんでいるとサーヤが髪を洗い始め、後ろに居る俺の顔へ濡れた髪が顔へ当る。
所詮は髪なので痛くは無いが、いつまでも抱き締めていては泡まで振ってきそうなので、早々に下から逃れる事にした。
グッとサーヤの腰を掴んで身体を軽く持ち上げ、出来た尻の隙間から素早く腰を引く。
膣内に入っていた陰茎も膣口と精液の糸を繋げながら抜け、半立ちのままで姿を現した。
陰茎には未だに芯が硬く、性欲も全て晴れたとは言えない。
思春期で若いと言う事と、女風呂で全裸になっていると言う状況が、射精をしても興奮を維持させていた。
一先ずサーヤは犯したので、次なるターゲットを探して視線を巡らしても、目的の人物は見えない。
よくよく思い出してみれば、相手はF組みなので浴室に居る訳は無いと気が付いた。
本人が居なければどうしようもなく、とりあえず後で身体を味わう為に再びサーヤへ近付き、頭を洗っている耳元で暗示を掛ける。
「んっと……」
「サーヤ。お前は――」
△
サーヤに俺を好きになる暗示を掛けた後、今度こそ目的の人物を探して全裸で廊下を放浪していれば、前からジャージ姿のミモリンこと<丹生 美森>が、友人と会話をしながら歩いて来た。
どうせ姿を見られないと高を括り、美少女が多い女子達の尻や胸を軽く揉みながら我が物顔で近付く。
「スキー楽しかったですね」
「うん。でも、あんまり上手く出来なかったよね」
「でも、初めてですから。世界チャンピオンを雇えば良かったですかね?」
「いや、修学旅行程度でそれは駄目でしょ」
「そうですか?」
相変わらず可笑しな金持ち思考をしている。
軽くウェーブが掛かっている黒く艶やかな髪を肩まで伸ばし、前髪は上げて額を見せる髪形のミモリン。
腰は細いがサーヤよりも大きな巨乳が存在を主張している。
今はブラをしている筈でも、歩く度に大きく揺れ、拘束している意味がなさそうだった。
歩いて来たミモリンの横へ並んだ俺は、おもむろに揺れる巨乳へ手を伸ばし、下から支えて持ち上げる。
「おぉ……」
サーヤよりも大きな胸は外見に違わない重量感と、胸が持つ柔らかさが俺の手に押しかかった。
軽く上下に動かせば、たぷんたぷんと揺れてジャージの生地ごと巨乳は動く。
出したばかりの精液も急速に充填され、陰茎の硬さも蘇ってきた。
胸を持ち上げられてもミモリンの顔は一切曇る事無く、友人との会話に華を咲かせている。
今はまだAからC組が入っている風呂場の前まで来ると、ミモリン達は立ち止まった。
横に付いていた俺は揉んでいるだけでは我慢も出来る筈も無く、ミモリンの正面に回っておもむろに屈み、ジャージのズボンへ手を掛けて引き降ろす。
「やはり、コツとかが要りそうですよね」
「スポーツだからね~。ある程度は熟練も必要かも?」
「あぁ、そうですよね。知識だけ知っていても意味がなさそうです」
「知らないよりマシだろうけどね」
「そうですね」
ショーツと一緒に降ろされれば下半身は曝け出され、陰毛が僅かに茂る股間が露出した。
壁に背を預け、脚を揃えて立っているので股間の隙間は狭くなり、脚の付け根に押された大陰唇は盛り上がって秘裂の割れ目を深くさせる。
廊下で女子達の他に一般の客が歩く中で下半身を丸出しにされても、ミモリンは笑顔で友人と会話を続けた。
「やはり世界チャンピオンのコーチを雇ったほうが良かったですね」
「いや、理屈は可笑しい」
曝け出されたミモリンの股間に顔を近付けた俺は、思い切って匂いを嗅いで見る。
スキーをしてから篭っていた汗の匂いが濃くなっており、女の身体の色気を鼻で感じた。
脚が閉じられているので広げられはしないが、何とか股間の隙間に両手の指を差込み、大陰唇を開けば秘裂の中身が見える。
中はサーヤよりも赤みが強く、淫核を包んでいる包皮は心成しか大きい。
小陰唇も、大陰唇からは食み出さない程度には発達している様だった。
股間の奥を覗き込めば確認できる膣口は見るからに小さく、小指の先すら入りそうに無い。
一先ず性器の確認を終えた俺は、今度は立ち上がってミモリンの前へ立ちはだかる。
目の前に俺の顔が上ってきても、ミモリンは俺の顔の向こうに居る友人へ視線を合わせたままで会話を続けた。
「あっ! なら、スキーのボードを純金に!」
「金は柔らかいからすぐに折れると思うよ?」
「では、プラチナで!」
「普通の板で良いでしょ」
いつもながらに外れた金持ち思考で、後頭部から聞こえる友人の声は若干呆れている。
会話の内容に興味が無い俺はミモリンのジャージのファスナーを掴み、ズボンと同じ様に一気に下げた。
中からシャツが出てきたので、それも上に捲り上げ、ブラに包まれた巨乳を引き出す。
ピンクの可愛らしくも高級感溢れる生地で、如何にも金を持っていそうなブラだった。
カップから食み出ている胸は白く透き通る肌で、キメも細かい印象を受ける。
谷間にあったホックを外すと、拘束から開放された巨乳がプルンと音が聞こえそうな動きで飛び出てきた。
「おぉ!」
跳ねる巨乳の頂点では薄いピンク色の乳首が、開放された反動で上下に揺れる。
胸の形も全体的には丸っこいが前へ突き出ている分、形も色もバランスも美乳の名に相応しい。
『DからF組の女子生徒は入浴してください』
「あっ、そろそろ、出てくるよ」
「そうですね。入りましょうか」
いざ揉もうとした時に、先に入浴していたクラスが出てきた。
館内放送も残っていたクラスの入浴を諭し、ミモリンと友人は脱衣所へ入っていく。
俺にジャージのズボンを下げられたミモリンは、ちょこちょこと脚を動かしてズボンを上げずに歩いていた。
胸も当然丸出しにされたままで、小刻みに全体を揺らす。
脱衣所に入ってからは、俺が少し脱がしていたお陰でサッサとジャージを脱いで全裸になり、タオルを持って友人が服を脱ぐのを待っていた。
「お待たせ」
「えぇ、早く汗を流したいです」
「そうね~。汗塗れは嫌よね」
ミモリンの全裸を後ろから見詰め、俺も再び裸になって後を追う。
しかし、身体を洗っている時に手を出してはサーヤと同じで面白くなく、一足先に浴槽へ入って待つ事にした。
先ほどとは顔ぶれの変わった女子風呂の光景を見ながら暫し待ち、のぼせない程度に脚だけを湯へ浸けていると、待っていたミモリンがやってくる。
「結構、大きな浴槽ですね」
「岩とかあるし……」
「あっ、でも、この岩は安物ですね」
「えっ?」
後ろで纏められた髪は既に洗ったのか、濡れて光沢を持ち、毛先から水が滴り落ちる。
洗った後の身体はシャワーで程好く温められ、白かった肌が赤みを帯びていた。
タオルで軽く胸と股間を隠している姿は、何処と無く幼いながらも成長した身体の線が大人の色気を醸し出し、俺の興奮も復活する。
湯船に脚を入れたミモリンはそのまま歩いて、少し奥の方で湯に浸かった。
胴体まで沈めれば巨乳は水面へ浮き、他の生徒が立てる波でゆらゆらと湯の中で揺れる。
ミモリンが腰を落ち着かせたのを見計らって、俺は正面から堂々と近寄った。
「ふぅ……良いお湯ですね」
「ほんと、スキーで疲れた身体には有難いわ~」
タオルで首筋を流し、丁度良い湯の気持ち良さにリラックスしている。
腕を動かす度に湯に浮いている胸も揺れ、水面の下に見える乳首が動く。
正面に陣取った俺は両手の人差し指を伸ばし、スイッチを押す様に乳首を突いた。
先ほどは触れなかった分、指の第一関節まで楽に食い込ませられる柔らかさを堪能する。
押し込まれる乳首は手を前へ押し出す程に胸の中へ消え、乳輪すら見えなくなった。
これ以上奥へ差し込めない程度の弾力を受けてからパッと手を引くと、湯の中であっても、たぷんと元の形へ戻る。
下から持ち上げてみても、浮力の所為でサーヤより大きくとも軽い。
水面から出てきた胸は水を滴らせて肌の張りもキメも細かく、触る手には吸い付く感触すらあった。
既に陰茎は反り立ってカウパー液すら滲ませているものの、湯の中ではオリーブオイルも使えないので、ミモリンの体勢を変えなければいけない。
「ちょっと、ごめんなさいよっと……」
「ん、私の家では湯船にバラの花か、金箔を浮かべるんですよ」
「バラは辛うじて分かるけど、金箔って出た時張り付いて大変じゃないの?」
「えぇ、シャワーを必ず浴びないといけないのが難点です」
「最初から入れなければ良いじゃん」
湯船の沈んでいるミモリンの腰を掴んだ俺はそのまま自分の方向へ引き寄せ、水面で仰向けになるように持ち上げる。
真正面に俺が居た所為でミモリンの脚は俺の身体を挟む程度に広げられ、浮き上がってきた股間は開かれた。
大陰唇は未だに秘裂が一本通るだけの綺麗な形を保ち、陰毛は湯の中で揺れる。
腰を持ち上げていた手をミモリンの尻へ下げれば、肉付きの良い感触が返って来た。
胸よりも弾力はあるが決して硬い印象は無く、揉むと指は肉に食い込んだ。
殆ど水面から出てきた巨乳は仰向けになった胴体に乗り、重力に従って横へ広がるが、それでも半分ほどが水中にあるので天井を向く大きな椀型を崩さない。
開かれた股間は陰茎と距離を縮め、俺が少し腰を進めれば秘裂に食い込む位置にあっても、今はまだ我慢しなければならなかった。
何とか突き入れたい欲求を我慢し、今度はミモリンの身体をうつ伏せの体勢へ変える。
それから湯船の縁へ手を付かせて湯船の底で膝を立たせれば、ミモリンは太股の上の方だけを湯に付かせた状態で四つん這いになった。
胸も重力に引かれて下にある湯船へ前半分だけ浸かり、再び水中で揺れる。
無防備に晒された白い背中は華奢で、くびれた腰から安産型の尻に行く線が性的な興奮を誘って止まない。
俺の目の前には肉付きの良い尻が突き出され、膝を肩幅に開いている所為で大陰唇どころか肛門すら見えた。
「しかし、やはり豪華さが無いと寂しいと言うか……」
「そんな豪華さは捨ててしまえ!」
あらかじめ持っていたオリーブオイルのビンを取った俺は、突き出された大陰唇へビンの口を挿入する。
ビンの口の形に広がった大陰唇は難なく咥え込み、俺の手にもビンの先が膣口へ入る感触を受けた。
そのまま角度を立てて、ミモリンの膣内でオリーブオイルを流し込んでいく。
そして、膣口の隙間から漏れ出し始めると、俺は膝立ちになってミモリンの腰の高さに陰茎を合わせた。
サーヤの膣内に出しても硬さと太さを復活させた陰茎の根元を支え、鈴口を秘裂に接触させる。
「でも、たまにはこの様なお風呂も良いですね~」
「私はいつも家の狭いのに入ってるから新鮮な感じがするわ」
オリーブオイルでヌルヌルになった大陰唇は、俺が腰を前へ突き出すだけで左右へ割り開かれ、亀頭を咥え込んで行く。
湯に浸かって温まったミモリンの体温を直に感じた俺の興奮も更に高まり、陰茎の硬さも増してしまう。
鈴口を狭く硬い膣口に食い込ませて陰茎を支える必要が無くなると、ミモリンの細い腰を掴んでジワジワと引き寄せる。
全く愛撫をしていない膣口は亀頭の形に添って広げられ、大陰唇を引き摺りながら膣内へ減り込む。
解していない所為で硬い感覚を受けるが、サーヤよりも肉体的に成長しているお陰で、締め付けは比べると弱いかもしれない。
それでも亀頭に受ける圧迫感は強く、ヌルヌルになっている事で快感も大きかった。
メリメリと膣口を広げる感覚に陰茎は勝手にカウパー液を漏らし、亀頭が3分の1位まで膣口に入ると、鈴口には処女膜の抵抗を受ける。
完全に行く手を遮る位置にある壁は、俺が腰を少し押し込めば僅かに伸びた。
「おふぅ……締め付けが強い……!!」
大陰唇を巻き込みながら亀頭を完全に膣口へ入れても、快感で勝手に動く俺の腰は止まる事無く、竿すら挿入して行く。
腰の力に抵抗できない処女膜はブツリとした感触を亀頭に返し、儚く少女の証を散らすと、今度は解されていない膣壁が鈴口に立ちはだかった。
しかし、オリーブオイルの滑りで硬い膣壁は難なく、広げられる。
亀頭の表面を擦られる刺激は締め付け同様に強く、カウパー液も量を増やすばかり。
一度射精をしたので余裕はあった筈だが、ミモリンの華奢な背中とキメの細かい肌、更には回りに大勢の女子達が居る中で、犯している状況が大きな快感となっていた。
そして、最奥まで入れると俺の下腹部には安産型の尻が当たる。
「くふっ……うぅ……」
サーヤの膣内は入れても抜いても硬い膣内を力尽くで広げる感覚だったが、ミモリンの膣内は解れていない状態であっても俺の陰茎の形に添って強く包み込んできた。
オリーブオイルで滑るヒダは、話す振動でジワジワと陰茎の表面を這い回る。
鈴口は子宮口にカウパー液を擦り付けた後、俺は腰を引いて膣壁をカリで削っていった。
膣口から出てくる竿には破瓜の血が付き、確かに処女を奪ったと視覚的にも確認できる。
挿入していた時よりも大陰唇を左右へ開きつつ、カリが出てくるまで腰を引くと、今度は勢いを付けて子宮口を突き上げた。
ぺチンとミモリンの尻が高い音を浴室へ響かせながら波打って衝撃を吸収し、俺は反発する尻の力を消さない様にサッと腰を引いて前後運動を開始する。
「こほっ……」
「あれ? 大丈夫?」
「けほっ、えぇ、大丈夫です。ちょっと湯気を吸い込んでしまったみたいで」
「あぁ、サウナでも熱気が器官に入ると咳き込む事があるよね」
「ちょっと、油断したみたいです」
子宮口を突かれ、身体の奥から押し上げられたミモリンは軽く咳き込む。
隣の友人が心配そうに聞き返すも、本人は違った原因を疑ったらしい。
何度か硬い膣壁を広げながら子宮口を突き上げれば、ミモリンも衝撃を上手く流せるようになってすぐに呼吸を安定させた。
弾力のある尻が間に挟まって陰茎を根元まで挿入できない事で、膣内で受ける衝撃自体は思いの外少ない様でもある。
それでも俺が腰を使って強く突けば、反動を流しきれないミモリンの身体は前後に揺さぶられ、風呂に浸かっている巨乳が釣られて湯を掻き回した。
大きな胸はミモリンの背中から見下ろしても、脇腹から横乳を表す。
それを見た俺は腰を動かしながら上半身を前へ倒し、華奢な背中へ覆い被さると湯の中で揺れ動く胸を掴んだ。
「ぅん、ふっ、さっきより、くっ、重いかも、しれない」
湯に浸けられる状態になっている巨乳は、水中から持ち上げれば広げた指から大幅に食み出た状態で乗った。
支えきらなかった部分が掌から零れてしまい、尻を突き上げられる反動でたぷんたぷんと揺れる。
人差し指と親指で両方の乳首を摘んで見ても、やはり俺を認識していない所為で犯されている事実も身体は感じず、興奮を一切示していないままだった。
乳輪から僅かに顔を出した程度の乳首は平常を保ち、水中で下へ引っ張っても生理的は反応すら返さない。
指に力を入れて餅を捏ねる様に揉み解し、掴まれた跡を赤く残しても、友人と会話を続ける表情と同じで変化を見せなかった。
それでも、俺にとってはミモリンの巨乳を無許可で揉んでいる事には変わらず、勝手に膣内で陰茎を扱いている現状が合わさって絶頂へ上らせてくれる。
補充された精液が再び上がってきた感覚で陰茎が太くなり、俺の思考も徐々に白くなり始めた。
もはや胸を揉んでいる姿勢では腰の動きに満足できず、俺は身体を起こしてからミモリンの腰を掴み直し、ピストン運動を速める。
「ふっ! はっ! くはっ!!」
「そう言えば、ここってサウナは無いのかな?」
「パンフレットには書いてなかったと思いますよ?」
「そう、別に入らなくても良いんだけど、無いなら無いで損した気分」
「うふふ、そうですね。私の家みたいに十畳ほどのがあれば良いのですけれど」
「無駄に広い!」
サーヤと違って座っている下から抱えている訳ではないので、腰の動きは制限される事無く、力強く腰を前後に動かせた。
若干、脚が湯に囚われて動かし辛くとも、性欲に身体を支配された俺は関係なく腰を動かしていく。
水面は激しく波打ち、ミモリンの尻も子宮口を突き上げられる度に弾力を感じさせる反発を返しながら大きく波打った。
カリで削るヒダは全く反応を返していないが、それでもオイルで滑る感触は十分な快感となって俺を絶頂へ押し上げる。
暴発しそうになる精液を股間で塞き止めながら、俺は最後の止めとして勢い良く子宮口を突き上げた。
「ふっ!」
「こはっ……」
そして、ミモリンが咳き込む息を聞いてから、股間の力を抜く。
「出すぞ!」
全く反応を返さない膣内で、犯されていると認識していない子宮口へ向かって精液を吐き出していく。
ビクビクと震えながら射精を繰り返し、膣内の最奥に残っていたオリーブオイルすら押し流した。
子宮口付近の僅かな隙間すら精液は入り込み、全てのヒダにさえも塗りたくる勢いで膣内に広がる。
射精をして上下に痙攣を繰り返す鈴口で、硬い感触の子宮口を擦りながら精液でオイルとは違った滑りを追加した。
反応自体は平常を保ったままの膣口は、大陰唇を広げる陰茎を締め付ける僅かな隙間から精液を逆流させ、湯船に体液の塊を作る。
「うっ……ふっ、うぅ……」
精液を流し込まれても硬い膣内で痙攣を続けていた陰茎は徐々に動きを緩め、絶頂の快感も引いていく。
ミモリンの腰を無意識に強く握っていた手から力を抜き、白くなっていた思考も戻って絶頂直後の気だるさが襲ってきた。
「そろそろ出ましょうか」
「そうだね。好い加減のぼせそう」
「おっと……」
絶頂の余韻を膣内で味わっていると、ミモリンがいきなり立ち上がってしまう。
自然と陰茎も抜けてしまい、キュッと元の狭さに戻った膣口からは精液が勢い良く漏れ出した。
湯船を歩く度に股間から内腿を通って湯の中へ落ち、熱で固まった精液が沈んでいく。
そんな卑猥な光景は誰も気にせず、精液が固まっている湯の中で他の女子生徒は嬉々として入り、その湯で顔を洗う。
ハッとした俺はこのまま放すのを惜しく思い、慌てて後を追ってミモリンの耳元で囁いた。
「ミモリン、お前は――」
△
翌日。
はしゃぎ過ぎた生徒達は殆ど寝ぼけ眼で、朝食を食べる為に廊下を歩いている。
その集団の中に俺も居るのだが、上半身を曲げてユラユラと動く周りの生徒の所為で、ゾンビの集団に居る錯覚を思えてしまった。
「あっ!」
「んっ?」
女子生徒達と合流を果たすと、少し遠くから聞きなれた声が聞こえる。
何事かと思って視線をやれば、サーヤが嬉しそうに走り寄ってきた。
「やっ! おはよう!」
「あぁ、おはよう」
「あっ! べ、別に朝からあんたに会えて嬉しくは無いんだからね」
「そうかい」
分かり易いツンデレを早速披露して来たサーヤは、巨乳を持ち上げるように腕を組んで顔を反らす。
顔色は赤くなっており、明らかに俺に対して行為を抱いている雰囲気を全身から出していた。
「あっ!」
「えっ?」
「またか」
同じ様な声を聞いて今度はサーヤと一緒に声の方向へ振り向くと、ミモリンがこれまた嬉しそうに走り寄ってくる。
ブラをしていても大きく弾む巨乳を揺らしながら走ってくる姿は、擦れ違う男子生徒達の視線を釘付けにしていた。
「おはようございます」
「おはよう」
「おはよう、ミモリン」
「おはようございます、サーヤ」
親しそうに会話をするサーヤとミモリンには、あらかじめ仲が良くなる様に暗示を掛けてある。
流石に俺を取り合って骨肉の争いをされるのは見ていて気持ちの良いものではない。
何かの間違いでどちらかが怪我でもしてしまっては、大変勿体無いと思っての処置だった。
透明になって耳元で囁くだけなのでたいして苦労もしていないが、目の前で楽しそうに会話をする二人の姿を見れば、やって良かったと思える。
元々失敗はしないものの、やはり自分が仕掛けた事が思い通りに効果を発揮するのは気持ちが良い。
「一緒に朝食を食べませんか?」
「良いわね」
「別に良いぞ」
「そうですか!」
俺とサーヤが即答すれば、ミモリンは嬉しそうに胸の前で手を合わせて喜んだ。
二の腕に押された胸がジャージの谷間を深くして、俺の朝立ちは固さを更に高める。
しかし、流石に今透明になっては混乱を招くだけなので、我慢する必要があった。
それでも、俺を好きになる暗示の効果の程を知りたくなり、おもむろにサーヤとミモリンの巨乳を掴んで見る。
「あっ……」
「ゃん……」
他の生徒が居る前で胸を揉んでも二人は微笑みながら顔を赤くするだけで、俺の手を払い除け様とはしない。
それどころか逆に押し付ける抵抗さえ感じ、俺に対しての好意はカナリ高そうだった。
「ここでは駄目ですよ?」
「そうよ。後で幾らでもしてあげるから。ね?」
「うん、楽しみにしてるよ」
「うふふ、えぇ、楽しみにしておいて下さい」
「スキーより激しくなりそうだわ」
優しく言い聞かせてきたサーヤとミモリンは、俺の腕を胸の谷間へ抱いて食堂へ脚を向ける。
周りからは男子生徒の嫉妬に塗れた視線を受けるが俺は気にせず、連れて行かれるままに歩く。
この世界に来てから薬の実験台にされて不幸かと思ったが、前世の知識を思い出して本当に良かった。
お陰でパッとしなかった学校の生活にも色が咲き、充実していきそうにも思える。
両隣からは甘い視線と女の子特有の良い香り、そして胸の柔らかさで幸せの絶頂に居ると断言できるだろう。
暫くの間はサーヤとミモリンと言う二人の美少女を味わい尽くす事に専念しようか。
終わり
涼宮ハルヒの憂鬱 長門 有希:強制発情
「三つだけ! 三つだけだから!」
「そんなチャラい男が良く使う『先っちょだけだから』みたいに言うなよ」
俺の目の前に居るのは、癇に障るぐらい後光が激しい謎の老人。
本人曰く神らしい。
後光が激しくて姿はハッキリ見えないが、薄目で確認して見れば確かにイメージ通りの神っぽい。
何でもミスって俺が死んだから、お詫びとして生前好きだった『涼宮ハルヒの憂鬱』の世界に転生させてくれるとか何とか。
最近の神の世界では、ただ転生させるだけでは面白みが無いと、何らかの特典を付けてやるのが流行らしい。
「流行って何だよ」
「まぁまぁ。とにかく行き成り言われても思いつかないだろうから、転生してから言えば良いよ」
「あぁ、とりあえず最初は閉鎖空間を覗ける様にしてほしい」
「ほう?」
思えば『涼宮ハルヒの憂鬱』のイベントは、主に閉鎖空間内で起こっていた筈。
キョンが古泉に連れられて目撃した巨人戦や、朝倉涼子に命を狙われて長門に救われた、果てはカマドウマ戦など、何か大きなイベントがある時は殆ど必ず閉鎖された空間で起こっている。
涼宮ハルヒの憂鬱の世界に行く以上は、是が非でも目撃したい。
しかし、間違っても当事者になりたいとは思わず、大事なのはアニメを見る感覚で目撃すると言う事だ。
「そんな感じの理由だから、閉鎖された空間を覗ける様にしてくれよ」
「うむ、分かった」
「後はあっちの世界に行って決めるからよ」
「うむ。では、早速お前を高校に送ってやろう」
「えっ? 転生とかじゃないのか?」
「違う。流石に一から人生を遣り直すのは面倒臭いだろう? 特に乳幼児の期間は」
「まぁ、そうだな」
自我がちゃんとある状態でオムツは勘弁してほしいかも知れない。
特殊な趣味なら問題ないだろうが、俺にはそんな物は無く、当然ながら排泄を垂れ流すのも嫌だ。
「だから、お前が生きた人生を作り上げて、主人公の同級生として送り込むのだ」
「分かった」
「では、イクゾー」
――と、言う様な事があって気が付いた時には、目の前に文芸部部室の扉が目に入る。
行き成り高校生として送られるとは聞いていたが、まさか行き成り重要な部屋の前に送られるとは思わなかった。
巻き込まれるのは嫌だが、顔も知らない程度では覗ける距離に居られないと言う事かもしれないな。
何にせよ、アニメで見た美少女を、現実の人物として見れる貴重な時間には変わりない。
部屋の上に取り付けられているプレートは既にSOS団と書かれた紙が張ってあるので、既に主要なキャラ達は邂逅を果たしているだろう。
神にはイベントを見たいと言ったので、少なくとも原作が始まって時間が経っているとは思えない。
一先ず現状を確認する為には、やはり入らなければならないのか。
意を決し、部室の扉を開け放った。
「たのも~」
「…………」
中に居たのは一人だけ。
団長席の横にある、窓から近い椅子に座って俺を見詰めるのは灰色のショートヘアーをしている<長門 有希>
眼鏡の奥から見詰める視線からは感情らしい感情は受けず、原作と同じ様に無表情だった。
「…………」
「え~っと……」
勢い良く扉を開けたは良いが、目的を決めていない。
流石に『原作の状況を確かめに来ました』とは言えないだろう。
無言の長門から受ける視線に気まずさを感じた俺は、思わず目を泳がせてしまった。
このままパンダのごとく観察されていては何も始まらないので、とりあえず俺は部屋の中に入り、動かぬ部室の長となっている長門へ近付く。
「……なに?」
「その~……」
「?」
そして、座っている長門を見下ろす位置に移動した俺は、見詰め返してくる長門の無表情な顔を見て、ふとした興味が沸いた。
「長門」
「……何故名前を?」
「あぁ、それは……美少女の名前はチェックしてるんだよ」
「そう」
流石に初対面で名前を言われれば、警戒までは行かなくとも疑問には思ったらしい。
咄嗟に理由になっていない理由を言って見るも、肝心の長門は全く関心を示さなかった。
「長門の色んな表情が見たくてね」
「……表情?」
「そう」
そして、沸いた興味とは、いつも変わらぬ無表情な長門の、他では見られない表情を見たいと言うもの。
今は原作でのイベントも進んでいないらしく、人間らしい感情を浮かべるのはまだまだ先になる筈。
しかし、俺がギャグをやっても何か感情を浮かべるとは思えないので、ここで神頼みの出番だ。
「神よ!」
「……神?」
勢い良く天井を向いて神に呼び掛けたものの、どんな表情を浮べさせるか決めてなかった。
行き当たりばったり過ぎると自分で思っても今引いても格好悪いだけであり、必死に考えを巡らせる。
少々、混乱する思考の中でパッと浮かんだのは、『どうせなら原作では絶対にしないような表情が見たい』と言う考えだった。
「長門を発情させてくれ!!」
「……理解不能」
性的に発情すると言うのは健全な作品である原作では絶対に陥らないと状況だ。
近い状態は人間らしさを持った長門がキョンに対して恋心を抱く時だが、それは単純に好意を抱いているだけで性的な厭らしさはない。
辛うじて初心な恥じらいで、見ている側にとっては微笑ましいと感じるだけだ。
少なくとも見ていて興奮はしない。
部外者の俺では長門の心を射止められるとは思えず、将来に渡って恋人として付き合うのも無理なのは明白。
しかし、俺は今、長門の変化した表情を見たい。
客観的に見て、現状どころか生涯に渡って不可能な願いなら、まさしく神頼みに相応しいだろう。
『分かった』
「……っ!?」
そして、SOS団部室の中に響いたのは、明らかにどんな生物でも出しえぬ重厚な声。
長門は驚いて息を詰まらせ、目を開いて珍しい顔を浮かべる。
短い言葉ですら押し潰されそうな声が消えると、再び部室内には静寂が戻った。
「…………」
俺は上を向いていた顔を下ろし、期待を込めて長門の表情を確認して見れば、そこには代わり映えしない無表情が見詰めてきている。
神に限って失敗しないとは思うも、そもそも俺がこの世界に来たのが神の失敗であるので少々不安にもなってしまう。
それでも、ジッと長門の顔を見詰めていれば、徐々に白かった頬に赤みを帯び出した。
「……はぁ……はぁ」
更には閉じられていたピンク色の唇も艶を増して少し開き、呼吸が荒くなっていく。
吐き出される吐息には、明らかに普通とは違う色っぽい雰囲気が滲む。
俺を見詰めていた目も潤み、目尻が下がって濡れた視線を送ってくるようになる。
「はぁ……はぁ……っ!」
明らかに先ほどの無表情から変わった長門の顔を見ていると、観察されている長門はおもむろに読んでいた本を横のテーブルへ置き、俺へバッと抱き付いてきた。
「おっ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ――」
俺の首に回された長門の腕はガッシリと巻き付き、絶対に逃がさない意思が感じ取れる。
耳元では甘い吐息が吐き出され、耳に拭き掛けられる度にゾクソクとした感覚が俺の背中に流れた。
抱き付かれた所為で長門の小さな胸が俺の胸板に押し付けられ、柔らかな感触で興奮を呼び覚まされる。
陰茎が硬くなりつつあるのを自覚し、せめてばれないように腰を引こうとも、長門は積極的に自分の下半身を俺の股間へ押し付けてきた。
グリグリと左右に動き、硬くなる陰茎の存在を確かめてくる。
長門の首筋から漂ってくるのは間違いなく長門の体臭で、髪の毛の匂いと重なって陰茎が更に硬くなる。
一気に性的な興奮を呼び覚まされた俺も長門の身体を抱き締めれば、首に絡んでいた腕に力を込められ、身体同士の密着が高められた。
長門は陰茎を刺激していた下半身だけでなく、全身を使って俺の身体へ擦り付けてくる。
一通り満足したらしい長門は腕に力を緩めて上半身を軽く放し、俺の顔を欲情に潤む目で見詰めると何も言わずに唇を重ねてきた。
「んっ」
「むっ!?」
長門の小さな唇は柔らかく、ぷにぷにとした弾力を感じる。
俺の唇に接触させたままで軽く左右に顔を振り、肌を擦り付ける感触を積極的に味わっていく長門。
そして、軽く口を空けた長門が舌を伸ばして俺の唇を突き、要求を察して素直に開ければヌルリと生暖かい舌が入り込んできた。
「んむっ」
「んんっ!?」
心成しか甘い味がする長門の舌は、俺の口内に入ると即座に絡んでくる。
舌の腹同士を重ね、軽く擦ると今度は裏側へ回って舐め回してきた。
俺も負けじと動かすが、長門の舌は上手く俺の動きに合わせ、厭らしく口内で蠢く。
「んふっ、んむっ」
「ぁむっ、んんっ」
互いの顔を斜めに傾けて深くキスを交わし、唇の端から唾液が漏れても構わずに互いの舌を味わった。
「んぁっ!」
「んはっ……」
自然と顔が離れれば唾液が唇を繋ぎ、卑猥な光景を作り出す。
しかし、キスだけでは発情を抑えきれない様子の長門は、俺が何か言う前に屈んだ。
首に回されていた腕を解くも、手だけは俺の身体に接触したままで肩から胸を触り、遂にはズボンの上から陰茎を擦る。
無表情だった顔は光悦としており、口元には僅かな微笑を浮かべていた。
「おい、長門――」
「……はぁ……はぁ……」
問いかけても返事を返さず、荒い呼吸のままでズボンのベルトを外しに掛かり、俺が履いていたパンツごと陰茎を取り出した。
されるがままとなっていた俺も、何気に性欲に思考を支配されていたので抵抗する気は無い。
反り立つ陰茎はパンツのゴムに引っ掛かった後に勢い良く跳ね上がり、長門の頬を掠めた。
「……ほぁ」
目の前で反り立つ陰茎を見た長門は、普段の無表情からは考えられない程に色っぽい吐息と熱い視線を投げ付ける。
既に硬くなっている所為で竿は太い血管が浮き出ており、鈴口からは僅かにカウパー液が漏れ出していた。
前世から続く童貞には、ヒロイン級の美少女に胸を押し付けながら抱き付かれ、口内を蹂躙されて上に陰茎も刺激されては、自分でも気が付かない程に大きな興奮と快感を得ていた様だ。
少しの間、陰茎を見詰めていた長門は少し顔を近付け、軽く匂いを嗅いだ後に小さな唇を目一杯広げて亀頭を咥えた。
「ぁむっ」
「うぉっ!?」
長門の口内で乾いていた肌に唾液を塗りたくられ、唇はカリの凹みに入ると鈴口が舐められる。
広げられた舌の腹が亀頭の先を包み、上下に動いて刺激を送ってきた。
若干、歯が当たって軽い痛みも感じるが、亀頭が舐められる快感の方が圧倒的に大きい。
見下ろす俺の視線の先では、陰茎を咥えた長門の唇が前へ伸ばされており、ひょっとこの様な顔になっている。
普通なら笑ってしまいそうな顔であっても、生暖かい口内へ陰茎を咥えられ、弾力の強い舌が唾液を塗りたくりながら亀頭を這い回る快感は、思考に余裕を無くさせた。
「んむぁっ……」
「うっ、くふっ……」
亀頭だけを咥えていた長門は頭を前へ進め、竿まで口内へ入れていく。
鈴口を舐めていた舌は陰茎の下半分を包み込むように形を変え、奥へ招き入れるにつれて上顎へ押し付けて圧迫を加えてきた。
長門の小さな口内では陰茎を根元まで咥えられず、半分以上残した状態で鈴口は舌の根元まで入ってしまう。
「んっ、じゅる、ずず……」
「くはっ!」
これ以上は入らないと判断した長門が頭を引き、陰茎を口内から抜いていくと、唾液を啜る音が厭らしく聞こえた。
カリが唇を内側から押すまで引いてから、再び陰茎を咥え込んで頭を前後に動かし始める。
「じゅ、ん、じゅる……」
「おふぁっ……」
舌は亀頭のカリへ入り込み、平べったくなって撫でていたと思えば舌先で穿る刺激を送ってきた。
生暖かい感触に加えて舌の這い回る快感は、鈴口から漏れるカウパー液の量を増やし、長門が陰茎を啜る音も大きくさせる。
「じゅぷ、じゅるる、んふっ……」
既に快感で思考を白く染める俺は無意識に長門の頭を掴み、触り心地の良い髪を梳く。
指の間に流れるサラサラの髪は、撫でているだけでも気持ち良かった。
その間にも前後の動く長門の頭は速さを増し、陰茎を攻める舌の動きも徐々に激しくなっていく。
「じゅる、んぷっ、んんっ」
「おっ! おぉぅ!?」
どれだけ頭を動かしても口内で陰茎に張り付く舌は離れずに表面を這い回り続け、密着したままで亀頭を舐める所為でザラザラした感触を絶えず感じた。
漏れ出るカウパー液は出た端から舐め取られ、代わりに大量の唾液が纏わり付く。
上がってきた精液を我慢する陰茎が張った事で、軽く噛む刺激すら追加してくる長門。
唇の端から大量の唾液が漏れても、光悦とした表情のままで頭を動かし続けた。
陰茎が我慢の限界に近付き、小刻みに痙攣を始めると、長門も吸い付きを強くして舌を強く押し当てながら頭の速度を上げる。
「んっ、じゅる、んっ、んむっ」
「おぁ! くぅ! で、出る!」
そして限界を迎えた陰茎は、俺の意思を通り越して精液は吐き出した。
「んぶっ!」
「くはっ!」
長門は口内に精液を出された瞬間に頭を深く押し出し、陰茎を咥えられる所まで咥える。
舌を陰茎に密着させながらも奥へ吸い込み、白く細い喉がコクリコクリと動いて出される精液を直接飲み込んでいく。
長門の口内に空間が無いので、俺はまるで太いストローで睾丸から吸い取られている錯覚さえ覚えた。
「ん、んぷぁ……」
「おふぅ……」
吐き出される精液も無くなり、全て飲み干した長門が満足そうに目元を緩めながら口内から陰茎を抜く。
出てきた陰茎は唾液で光沢を得て、卑猥に光を反射した。
射精をした事で反り立つ程の硬さが消えてしまい、今では半立ちの状態で、頭を離した長門の顔へ鈴口を付き付けている。
「……次」
「ぅえ!?」
射精をした直後で俺の思考は鈍くなっているものの、呟く言葉を聞いて戸惑いを覚えた。
しかし、長門は俺の都合を気にせずに立ち上がると、俺の肩を掴んで近くのテーブルへ押し倒す。
「ちょ、ちょっと、待ってくれ! 少し休憩を――」
何をやるにしろ、せめてある程度回復するまで待って貰おうと声を掛ければ、長門は有無を言わせないで不思議呪文を高速で呟いた。
「――――」
「えっ!?」
その瞬間、力が抜けていた筈の俺の陰茎は即座に先ほどの固さを取り戻す。
明らかに長門の呪文によって、強制的に回復させられてしまった。
性欲に関しては絶頂のダルさを感じるので、肉体的な事だけ操作されたらしい。
復活した俺の陰茎を確認した長門はテーブルの上に寝かされた俺の上へ圧し掛かり、同時にショーツも脱ぎ去る。
細い足から離れたショーツは愛液を多量に含み、重たそうにベチャッと音を立ててテーブルに落とされた。
長門は自身の唾液で濡れる陰茎の根元を支えて直立させると、急かされているかのように腰を降ろしてくる。
「ちょっとま――」
「黙って」
そして、鈴口が愛液を流す秘裂へ接触した瞬間、長門は口元をニヤリと歪め、嬉しそうな表情を浮かべた。
その顔はある意味嬉しそうでありながら、原作では絶対にしないだろうと思える程に淫猥極まりない。
俺が止める間もなく腰を降ろせば、鈴口は秘裂へ食い込み、その奥にある膣口すら広げていく。
愛液に濡れているお陰でたいした抵抗も無く亀頭が飲み込まれ、処女の締め付けが表面を舐める。
鈴口に処女膜の感触があっても、長門は腰を落として陰茎を根元まで咥えこんだ。
「んぁ!!」
「くはっ!?」
処女を失った直後に子宮口を突き上げる衝撃は、発情した長門であっても頭を振り上げる程のものだった。
陰茎を押さえていた手は俺の胸へ置かれ、倒れない様に支えてから、腰を動かし始める長門。
上下ではなく前後左右に動かして、膣内を占領する陰茎の異物感を楽しんでいる雰囲気がある。
既に解れているヒダに陰茎を舐められる俺にも大きな快感があり、亀頭には硬い子宮口の周りを擦る感触があった。
カリに隙間無く密着する膣壁の所為で、ぬるぬるとしたヒダが蠢きながら締め付けてくる。
腹筋と陰茎に挟まれた事で不規則に左右へ押し遣られれば、不測の快感が俺を絶頂へ向かわせていく。
「はっ、ふぁっ!」
「んくっ!?」
頭を振り上げたままの長門は、手に力を入れて腰を引き上げる。
太股に引っ掛かっているスカートは殆ど捲られており、見えなかった長門と繋がっている股間の様子がハッキリ見えた。
小さな膣口を引きずり出しながら姿を現す竿には破瓜の血が僅かに付いていたものの、それ以上の愛液で余り確認出来ない。
内側から広げられた大陰唇の上には陰核が見え、愛液の光沢を得て強く自己主張をしていた。
膣内では発達の乏しい薄いヒダがカリに抵抗を示し、滑る膣壁を削る快感を増幅させる。
長門が腰を上げれば鈴口の先に出来る筈の隙間すら、締め付ける膣壁が密着してきた。
竿を抜くと膣内で分泌された愛液が漏れ出し、俺の股間を濡らして下のテーブルすら濡らす。
カリが膣口を内側から押す程度まで陰茎を抜いた長門は、そのまま腰を落とすのではなく、空中で腰を回し始めた。
「んふぁ……」
「うぉ……」
亀頭だけが膣内に入った状態で腰を回されると、カリの凹みに入っている膣口が腰の動きに合わせて敏感な箇所を刺激し、フェラと違って全方向から亀頭を舐められる。
カウパー液も大量に漏れ出し、精液も尿道を根元で待機している感覚があった。
「な、長門……!」
「ん、んぁっ!」
腰を回す動きを一旦止め、今度は勢い良く腰を降ろして再び陰茎を根元まで咥えた長門が、有無を言わせずに上下運動を始める。
愛液が掻き回されて静かだった部室にヌチョヌチョと卑猥な音が響き、下腹部に長門の股間が当たる度に周囲へ体液の雫を飛ばした。
灰色の短い髪を振り乱し、光悦とした表情を浮かべながら腰を振る長門。
制服の赤いリボンは大きく揺れ、その下にある小さな胸ですら激しく上下に震えた。
「うくっ! ま、また出そう……だ」
「んくっ、ふぁっ!」
俺が思わず呻き声を上げれば長門は腰の動きを早め、脚へ力を入れて膣内を締め上げる。
張った亀頭が愛液に濡れた膣壁に舐められ、ヒダがカリへ張り付く。
限界が近付いて小さく痙攣を始めた陰茎は締め付けが強くなって蠢くヒダの刺激を受け、遂には限界を超えてしまう。
「くぁっ! 出る!!」
「んふぁっ!!」
俺の言葉を合図に、長門はギュッと力を入れて今迄以上に締め付けてきた。
そして、激しい痙攣と共に吐き出される精液。
「うぁっ!!」
「んふぁっ!?」
精液を吐き出す陰茎の動きを止めんばかりに強く締め付ける膣壁は、奥へ引き込む動きを返して出される片っ端から、精液を子宮口へと送っていく。
長門も膣内の最奥に他人の体液を受けた刺激で絶頂に達し、俺の胸へ置かれていた手が硬く握り締められた。
止めた筈の腰はピクピクと小刻みに震え、愛液の他に潮までも噴き出す。
暫く互いに身体を小さく痙攣させた後、陰茎が吐き出していた精液も無くなっていき、激しかった痙攣も治まっていく。
「うっ……ふぁ……」
「あっ、んくぅ」
強制的に二度の射精をさせられては俺の疲労も大きく、テーブルの上に投げ出された手足を動かす気力すら無い。
未だに長門の膣内に入っている陰茎は半立ちを保っているものの、ヒダの動きを受けても快感として受け取れなかった。
「うっ……!」
「んふぁ……」
膣口から陰茎が抜ける感覚に悦声を漏らした。
密着していた腰から身体を退かせた長門が、おもむろに陰茎を掴んだ事で俺の意識も一気に覚醒する。
バッと顔を下げれば、再び不思議呪文を使おうとしている長門が居た。
つやつやとした表情を浮かべ、ある意味酔っ払っているとも思える程に顔を赤くし、目尻もうっとりとしたままだが、明らかに満足していない雰囲気を出している。
「な、長門! 流石にもう、無理だ!」
「…………」
降参の言葉を聞いた長門は陰茎を握って惚けていた表情を即座に沈め、心底残念そうな顔をしてテーブルから降りる。
それから、ショーツも履かずに、スカートの中から精液と愛液を漏れさせながら、部室の扉を開けて廊下へ出てしまった。
「長門!? そんな格好で何処へ行くんだよ!?」
「…………」
声を掛けた俺へ視線を送る事も無く、長門は無言のままで扉を閉めて姿を消してしまうも、疲労で動けない俺は見送るしか出来ない。
そして、暫くしないで感知したのが、閉鎖空間の発生。
神に頼んで閉鎖空間の覗けるようにして貰った能力が、ここに来て突然発動した。
何事かと思って見てみれば、壁を通り越した向こう側が見える。
「あっ! 長門!?」
透過した壁の向こうでは長門が男子生徒を捕まえて、フェラをしている光景があった。
戸惑う男子生徒に構わず、歳相応の太さを持つ陰茎を舐め回して十分に硬さを持たせると、長門は壁へ手を付いて尻を上げる。
スカートは捲られ、真っ白で小さな尻が男子生徒の目を釘付けにした。
思春期真っ只中である上に、フェラをされて興奮を溜めた状態では我慢出来る筈も無いだろう。
予想通りに乱暴とも思える動きで長門の尻を掴んだ男子生徒は、反り立つ陰茎の力に苦戦しながらも亀頭を膣口へ当てて、一気に突き入れた。
「あぁ……、入れた……」
映像だけで声は聞こえないものの、長門の表情はうっとりと蕩けており、犯される快感に身を任せている。
陰茎を突き入れた男子生徒は激しく腰を動かして膣内を味わい、長門と違って必死さを滲ませていた。
童貞を脱して性的な快感で勝手に動く腰に翻弄されている様でもある。
それでも腰の動きは徐々に慣れを見せ、前後に動かすだけだったのが、すぐに斜め下から突き上げる動きへと変わった。
陰茎が出入りを繰り返す度に長門の膣内へ出した俺の精液が掻き出され、犯した証が流れていく。
しかし、激しい突き上げも長くは続かず、アッサリと動きを止めた男子生徒は陰茎を根元まで入れた状態で腰を振るわせた。
頭を振り上げた男子生徒の顔は絶頂で惚けており、見るからに射精をしていると分かる。
長門は子宮口に再び精液を流し込まれても、気持ち良さそうだった表情が曇り、何処と無く不満そうな雰囲気に変わった。
想像以上に射精が早く、思ったより快感を受けれなかったらしい。
十分に精液を吐き出した男子生徒は長門の尻を撫でて何か話しかけていたが、肝心の長門は一切取り合わずに他の場所へ移動する。
置いていかれた男子生徒は無視されて呆然とした直後に、閉鎖空間が解かれて俺の視界には部室の壁が戻ってきた。
「キャーー!」
遠くから、俺が居る部室に小さく響く悲鳴。
おそらく近くに居た女子生徒にでも精液塗れの下半身を見られたらしいが、そんな事を気にしている余裕は無かった。
再び閉鎖空間の発生を感知した俺の視界は、再び壁を透過して長門の姿を捉える。
そこではやはり男子生徒を捕まえた長門が陰茎を口で咥えており、積極的に唾液を絡ませていた。
下卑た表情を浮かべる男子生徒は不細工な顔で長門の頭を抱え、前後に動かす。
長門はされるがままで抵抗を示さず、陰茎を立たせた後に壁へ背中を預けると、スカートを捲り上げて脚を開いた。
そうすれば出てくるのは当然ながら愛液と精液に塗れて、ショーツも履いていない股間。
不細工な男子生徒は襲い掛かるように反り立つ陰茎を長門の膣口へ差し込み、勢い良く腰を振る。
俺以外の男に犯されて快感に歪む長門の顔を見ていると、まるで寝取られたかの様だ。
「俺の所為か……」
長門が誰彼構わず股を開き、精液を子宮に出させているのは間違いなく俺が神に願った所為だ。
単に無表情である長門の違った顔を見たかっただけで、何も犯したいとは思っていなかった。
軽い気持ちで願った事が俺の思惑以上の自体を引き起こしている。
テーブルの上で仰向けのままの俺では自体の収拾を付けられる筈もなく、下手をすれば原因である俺を朝倉が始末しに来るかもしれない。
今度は神の失態ではなく、俺自身の行いが原因なので再び転生するのは叶わないだろう。
自分の手から離れてしまった長門の痴態を見詰めながら、無力感に苛まれる俺は最後の神頼みをした。
「神よ! 俺がこの世界に来てからの事を全て無かった事にしてくれ!」
『分かった』
重圧の掛かる声が聞こえたと思えば、俺が見ている景色が一気に変わる。
一瞬の浮遊感を受け、気が付けば目の前にはSOS団部室の扉。
身体を包んでいた疲労も全く無くなり、元気そのもの。
しかし、心だけは他人に嬉々として犯されていた長門を見たショックが残っていた。
「……もう、良いか」
やはり主人公ではないイレギュラーの俺では、この世界のイベントは乗り切れない。
身の程を嫌と言う程に知った俺は、目の前にあるSOS団部室の扉を開けずに身を翻す。
幸いにも前世と同じ様な生活を神が用意してくれているらしく、このまま教室へ帰っても誰も何も変わらないだろう。
せめて大人の知識を持った状態で、再び人生の遣り直しが出来る事だけを喜ぶべきだった。
消えてしまった過去とは言え、長門を犯した快感を覚えているので、せめて想像の中だけでは恋人として身体を貸して貰おう。
そして、部室の中から扉の向こうに居る人物へ視線を合わせていた長門は、とぼとぼと気配が去っていくのを感じると、脚をもじもじと動かし、無表情の顔に僅かな笑みを浮かべて唇を舐めたのだった。
終わり
9月になったので現状報告
最近、涼しくなってきて大変嬉しい私です。
もう、鈴虫の鳴き声が心地良くてのぅ……。
ワシはノスタルジックな空気に心が躍るんじゃ。
そんな訳で、今月の更新は『スケットダンス』の完全透明人間ものです。
今はサーヤのエロに入った所なので、今月はもう一つ更新出来るかな?
今度こそ!
そして、同人小説短編集の未公正体験版として『ゼロ魔』と『コードギアス』の一話を載せます。
なので、今月の小説の更新は四つになる予定です。
大盤振る舞いだ!!
同人小説は全体的に見ると半分ぐらいを書き終えています。
十二月には販売できそうです。
△
拍手コメ返信
>> さん
やっぱりリン子さんはい~
感想有難うございます!
やっぱり巨乳キャラは書き易いですね。
描写の長さを稼ぐ事が出来ますんで。
エヴァの小説は人形化の予定ですよ!
でも、人形とする度合いが決まってないんですよね。
完全に意思を封じてからか、意思を操るか……?
後申し訳ないですがリクエストを受けている余裕は現在ありませんので
又の機会にお願いします。
>> さん
おっぱい!おっぱい!改めて文~
そうですよね!
巨乳キャラが身体に張り付く衣装を着ているとエロイですよね。
特にエプロンが使い易かったです!
セーターに切れ目を入れられて食み出る乳首がエプロンの脇から覗く、って……!
フヒヒ
未消化のネタは他ので流用したいと思います。
出来る物があれば!
拍手コメは改行されないですからね。
でも、短ければ読み難くも無いので、大丈夫ですよ。
それでも駄目と言うのなら、日記の下にコメント欄なら改行も出来ますので
そちらでお願いします。
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四つも更新を目指すなんて、今月は忙しくなりそうだ。
……毎月忙しいんですけど!?
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