アイドルマスター:萩原雪歩:常識改変
「……長かった」
実に長い道のりだった。
俺が765プロダクションに入って数ヶ月、自分の欲望を隠してひたすら働くこと数ヶ月!
プロダクションに入った理由であるアイドル候補生と偶然、やっと二人きりになれたのだ。
「本当に長かったです……」
そう言って、俺とは違う意味で同意を表し、肩をぐったりさせているのは<萩原 雪歩>
栗色のストレートの髪で、ボブカットが魅力的な少女。
優しそうな顔は保護欲を掻き立て、ファンになってしまえば支えたいと思ってしまうような雰囲気さえあった。
そんな少女は、今は仕事中では無い為に衣装ではなく、半袖の白い服に、薄い水色の水玉がある青いスカートの私服を着ている。
夏のこの時期には、実に涼しそうな服装だ。
現在の雪歩はアイドル候補生らしい仕事、サイン色紙100枚を書き終えて疲労困憊の様子でソファに座り、サインを書き続けた右手をフラフラと振りながら疲れを隠さない。
「右手が疲れた……」
アイドルを目指す彼女は極度の男性恐怖症で、最初は準マネージャーになった俺でさえも大股で3歩引いた距離でしか会話をしてくれなかった。
しかし数ヶ月と言う時間は意外に長く、テーブルを挟んだ距離で会話をしてくれる程度には慣れてくれたみたいだ。
俺が長かったと言ったのはサインを書くのに付き合った事もあるが、先にも言った通り雪歩と二人きりになる機会がやっとの事で訪れた事だ。
元々、765プロダクションには雪歩目当てで入社した事もあって、今日と言う偶然をずっと狙っていた。
そして俺は少しの休憩を挟んだ後、欠点を治す為の相談に乗る風を装って、ポケットの中のネックレスを握りしめながら話しかける。
「そう言えば、男性恐怖症は、ちょっとは良くなった?」
「えっ、いえ、それはまだ……」
突然話しかけられて身体を緊張させた雰囲気を発する雪歩は、俺から視線を背けながら答えた。
幾らテーブル越しでは普通に話してくれるとは言え、やはり未だに恐怖を覚える男の範囲から出ていないみたいだ。
しかし、これからのやる事への期待で既に硬く張りつつある陰茎を隠し、ポケットの中から取り出したネックレスを雪歩へ見せる。
「それならこれを付けてみればどうかな?」
「それは?」
「これは普通のネックレスだよ」
「はぁ……?」
したり顔で取り出した物がただのネックレスと断言され、何故付けてみろと言われたのか分からないと表情に出す雪歩。
実はこのネックレス、一見普通に十字架をあしらった地味目な物に見えるが、掛けた人物の常識を意のままに操る事が出来るらしいのだ。
らしい、と言うのは、これを売っていたのが怪しい婆さんで、買った翌日改めて行ったら店の痕跡ごと消えていた曰く付きの代物。
765プロダクションに入社したての俺に、その婆さんは怪しい笑い声と共に声を掛けてきたと思ったら、掛けた人物の常識を操れる物だと説明してきて、一方的に売りつけてきた。
勿論、俺も抵抗はしたものの雪歩をどうにかして手に入れたいと思っていたのと、微妙に安い値段に惹かれて買ってしまったのだ。
「このネックレスを付けている間は、新しい萩原雪歩になったと思えば良いんだよ」
「新しい私、ですか?」
「そう。男性恐怖症ではない萩原雪歩ってね」
実際理由などどうでも良いのだが、なんとしてでもネックレスを掛けて貰わなければならない。
婆さんの言葉通りに効果があったとしても無かったとしても、何らかの切欠になるだろう。
これで少しは男性恐怖症が収まり、俺に恩を感じてくれれば雪歩を手に入れられる一歩を踏み出せる。
いい加減、何らかの進展を望んでいたので、実はいい機会だったりもした。
「男性恐怖症ではない私……」
雪歩も流石に今のままではいけないと思っているようで、差し出したネックレスをじっと見つめる。
そして恐る恐る、俺の手に触れないでネックレスを受け取ると、意を決した様子で首へ掛けた。
「……どうかな?」
「……分かりません」
雪歩の言う通り、特に何の変化も無い。
俺を見る視線は相変わらず怯えを含んでいるし、逃げ腰もそのまま。
可笑しいなと思いつつも、俺はふと婆さんが常識を変えられると言っていた事を思い出した。
どうせなら男性恐怖症を克服する為の常識を変えてしまおう。
これで雪歩に何の変化も無かったら、また俺は期待で高まってしまった興奮をトイレで排出する事になる。
「じゃぁ、準マネージャーの俺と握手するのは常識だから、握手をしてみよう」
「え? 良いですよ?」
そうして雪歩はあっけなく俺の差し出した右手を、自分の右手で握り返した。
「……どうかな? 新しい雪歩ちゃんは男である俺と普通に握手してるぞ?」
「……あっ!」
ハッとした様子で自分の手を見た雪歩は、慌てて俺の顔を見上げた。
そして嬉しそうに笑顔を浮かべる。
「本当です! 全然怖くありません!」
「そうだろう? 新しい雪歩ちゃんは男性恐怖症じゃないんだよ。例えばファンがこんな事をしてきても――」
そう言って俺は『握手をしている』範囲で、雪歩の手を両手で包み込み、厭らしく撫で回していく。
雪歩の手はサラサラで心地よく、やはり女の子である所為か、俺の手よりも少し小さい。
そんな手を、まるで揉み手をするように撫でている。
しかし雪歩は全く恐怖心を浮かべておらず、小首を傾げるだけだった。
「ファンの人って、こんな事したりします?」
「あぁ、普通はこうなる前に職員に放されるけどね」
「そうですよね」
感心した雰囲気で撫で回される自分の手を見る雪歩。
正直、ネックレスの思い込みだけで、こんな事をさせてくれるなんてありえないだろう。
もしかして婆さんの言っていた常識を変えられる力が働いたのかもしれない。
俺も態々、常識を変えるような言い回しで、雪歩に言った甲斐があったものだ。
たった一言でこれ程の効果があるのなら、もう少し踏み込んだ事でも良さそうだと思い、俺は内心緊張しつつも次なる欲求を常識として雪歩に言う。
「雪歩ちゃん、次は男性恐怖症を治す為に、俺におっぱいを触らせてみようか?」
「えぇっ!?」
「ほら、常識だから!!」
「あっ、じょ、常識、ですよね……?」
「そう! 俺におっぱいを触らせるのは常識だよ」
「わ、分かりました……」
思い込みではないと確認する為にあえて『常識』を抜いた言い回しを使ってみたが、雪歩は心底有り得ないと言いたそうな表情で驚いた。
やはり効果があったのだと反射的に判断した俺は、慌てて『常識』と言う言葉を付け加える。
即座にネックレスの効果に捕らわれた雪歩は、それでも内心納得いってなさそうな雰囲気を醸し出しつつ、常識を受け入れた。
俺が撫で回していた手を優しく放し、テーブルを挟んだ向こう側に居る俺が触りやすいように背中を反らせ、余り大きいとは言えない胸を突き出してくる。
良く見れば白い上着から白いブラが透けており、興奮を掻き立てた。
勇気を振り絞った親切な行動を無駄にしない為に、掌を真正面から、迫り出された雪歩の胸へ近付ける。
「っ!」
「それじゃ触るよ」
「うっ!? ……はい」
宣言を聞いて身体をビクリとさせ、恐怖症の片鱗を見せた雪歩。
しかし俺はそんな事など知らぬとばかりに手を近付けると、控えめな胸を軽く鷲掴みにした。
「ひぅん!?」
「おぉ……柔らかい」
そのままゆっくりと揉みしだけば、胸特有の柔らかな感触が返ってくる。
服の上からでは控えめに見えても、実際に揉むと程良い大きさが確認できた。
「ひっ!? あ、あの! 触るだけって!!」
流石に揉んでしまうと、引き攣った悲鳴と共に雪歩が抗議してくる。
「も、揉むまでが触る内なのは常識だよ!」
「そ、そうですよね!? 常、識……ですよね!」
俺が雪歩に間違った常識を植え付けている間にも、手は指を動かし続けて程良い大きさの胸を揉み解す。
ブラの感触は夏らしく薄く感じ、胸の感触が殆ど直に感じられていると言っても良いかもしれないが、やはり本当に直接触るには程遠いだろうと、次の常識を雪歩へ伝えようと思う。
「そ、それじゃぁ、次はおっぱいを俺に見せてみようか。常識だよ?」
「うっ……。はい、じょ、常識ですもんね!」
完全に自分へ言い聞かせるような雰囲気で常識を受け取る雪歩。
それでも男性恐怖症は芽を出してくるのか、俺の前で上着のボタンを外そうとする手が震え始めた。
「あ、あれ?」
「大丈夫、落ち着いて外せばいいから」
「は、はい」
ここで欲望に身を任せて焦っては、俺が765プロダクションに入ってからの全てが無駄になってしまうかもしれない。
慌てずにしっかりと見守っていれば少しずつボタンは外されていき、徐々に白い肌が見えてくる。
鎖骨は華奢な印象を与え、ブラで中央へ寄せられている胸の谷間にも日の光が直接差し込んでいく。
雪歩の手は外すボタンが下に行く程大きく震え、完全に外し終わると肩さえも震え出した。
「あ、あの、こ、これで本当に――」
「大丈夫。俺を信じて新しい雪歩ちゃんも信じるんだ」
「あ、新しい私を信じる……!」
雪歩がそう決意を固めて言うと震えは若干収まり、ぐっと握りしめられる手は俺が何も言わなくとも上着を脱ごうとする。
自分から起こした行動を止めず、俺は雪歩の勇気を性欲と共に見守った。
「た、しか、胸を見せるんでした、よね?」
「うん。俺に胸を見せるのが常識だからね」
「分かり、ました……!!」
恥ずかしそうに俺から視線を外し、俯きながら上着の前を広げる雪歩。
出てきたのは白い地味目なブラに、白い肌を羞恥心で紅潮させた胸と、その中央で小さくできた谷間。
きめ細やかな肌は窓から差し込む夏の強い光で、胸の谷間で小さな影を作っている。
「…………」
「……そ、そんなに見ないでください」
「い、いや、ちゃんと男の視線に慣れさせるのは、常識だしなぁ……」
「あっ……! そ、そうですよね! 常識ですよね!?」
凝視し続けていると羞恥心を刺激された雪歩が制止を求めるが、俺は視線を胸から動かさないままで素早く常識を持ち出した。
雪歩もネックレスの効果で明らかにおかしい常識でも、声高らかに、自分へ言い聞かせるように俺に確認し、上着をバッと脱ぎ去る。
事務所の更衣室以外で上半身ブラだけになる違和感は雪歩の顔を真っ赤にさせ、同時に肩が震えてきた。
どうやら常識の範囲でも御しきれない恐怖が渦巻いている様子だ。
この先も一々言い聞かせるのは面倒なので、ここで少し手を打っておこうと思う。
「雪歩ちゃん」
「は、はい!?」
俺が胸から視線を外して真面目な表情を浮かべた事に、雪歩は少なからず動揺する。
「俺が今から言う事もやる事も全て常識だから、疑ってはいけないよ。じゃないと男性恐怖症は治せないからね」
「は……はい……分かりました。じょ、常識ですもんね」
これで雪歩はこれから先に何をしても、何を言っても全て常識であると捉えるだろう。
ネックレスの効果がどれぐらい強いかは分からないが、せめて犯すまで持って貰わなければ微妙な値段には割合わない。
「それじゃぁ、ブ、ブラを外してくれるかな?」
「は、はい。分かりました」
緊張した面持ちで俺が言えば、雪歩は顔を真っ赤にしながらも従って背中へ手を回した。
そしてプチッと小さな音が聞こえたと思えば、胸の谷間が左右へ開き、小さな影が無くなってしまう。
かと言って胸自体が小さい訳ではなく、雪歩がブラを肩から外してしまえば、程良い大きさの美乳が現れた。
胸は綺麗な丸い形で乳輪はピンク色で透き通る印象を受け、乳首は心成しか小さめ。
そんな胸が俺の視線を受け、根強い男への恐怖心は鳥肌を立たせ、乳首もつられて徐々に尖り始めてくる。
更には僅かに震える肩の振動を受けた所為で小さく振るえ、柔らかさを見せつけてきた。
「あ……あぁ……!」
「綺麗な胸だね」
「っ!?」
思わず素直な感想を言ってしまうと、雪歩は咄嗟に胸を隠そうとする。
しかし男性恐怖症を治す行為であると前提がある為、ぐっと手を握りしめて腰の横へ両手を降ろした。
それでも顔は俺から反らされ、俯いている。
俺は雪歩のそんな姿に興奮を隠し切れず、曝け出された胸を先ほどと同じように鷲掴みにした。
「ひっ!?」
「おぉ!」
直接触った胸は掌に張り付くような肌のきめ細やかさを持ち、中心には緊張で尖る乳首の硬さが目立つ。
指を動かせば、ふにふにと形を変えつつも芯には成長途中の証でもある硬さが感じられた。
手を肌へ張り付かせながら胸の形に沿って下ろすと、ブラを外した時以上に大きく揺れて再び俺の目の前へ美乳が現れる。
「ちょっとは俺の事は怖くなくなってきたかな?」
「は、はいぃ! で、でも、は、恥ずかしいですぅ……」
念の為に胸を触る為の免罪符を掲げてみれば、緊張した面持ちと羞恥心溢れる答えが返ってきた。
俺も雪歩の顔を見上げて表情を確認しても、恐怖で顔を青褪めている訳ではなく、真っ赤にした顔が俺の手を見下ろす。
完全とは言えなくとも恐怖心はだいぶ和らいだ様子なので、今度は下半身へ目標を変えてみる。
激しいダンスのレッスンを欠かさずしている雪歩の細く引き締まった腰を撫で、スカートのホックを外した。
「えっ!? ちょっ――」
「俺のやる事は常識だろ?」
「――あっ……。そ、そうでした……」
俺の行動を止めようとした雪歩は、また間違った常識に囚われ、降ろされようとしているスカートを掴む事を諦める。
行き場を失った手は再び腰の横で握り絞められた。
顔を伺えば恐怖心を塗りつぶす程の圧倒的な羞恥心が顔に浮かんでおり、悲鳴を出さないように口は真一文字に閉じられている。
一先ず文句が出なくなった所で俺はスカートをサッと降ろした。
「……白、か」
「っ!?」
清純を感じさせるブラと同じ色のショーツは、男の俺が間近に見ても逃げ腰にならない。
雪歩自身の男性恐怖症を治したい心を利用し、じっくり観察する。
少女らしさを醸し出す下腹部は、心成しか膨らんでおり幼さを感じさせた。
それでも陰毛が生えている辺りは不自然な膨らみを持っており、良く見ると髪と同じ色が透けて見える。
歳を考えてみれば生えていても可笑しくないので、完全に陰毛だろう。
その下には大陰唇を包む、布が二重になったクロッチがあり、微かに割れ目すら確認できた。
「ぅ……!!」
股間を見られている雪歩が小さく呻き、腰の横で作られている握り拳は激しい羞恥で震え始める。
それこそ穴が開く程、孔がある場所を観察した後、いよいよショーツを脱がしにかかった。
「っ!?」
今度はスカートの時のように制止は求めず、されるがままとなってショーツを脱がされていく雪歩。
そして見えてくるのは透けていた栗色の陰毛。
手入れはされていないらしく、小さな面積に少しだけ生えていた。
更にショーツを降ろせば、ぷっくりとした大陰唇の端が見え始め、淫核を包む包皮が割れ目から顔を出している。
止まらずに俺は手をショーツごと降ろし、遂には大陰唇が姿を現した。
「……んくっ」
「ひぃ……」
俺が興奮で唾液を飲み込めば、雪歩は小さな悲鳴を漏らす。
大陰唇には陰毛が生えておらず、包皮より下は綺麗な秘裂が走っていた。
スカートが周りを囲う足元へショーツを降ろし、完全に事務所内で雪歩を全裸にさせる。
念願叶って目を付けていた雪歩の裸を下から見上げると、無毛の秘裂越しに引き締まった腹があり、その向こうには胸の谷間から真っ赤になった顔を向ける雪歩が居た。
全身が若々しく張りがあり、見るからに触り心地が疎さそうで性欲を刺激して止まない。
何か言いたそうな雰囲気は発しているものの、実際に何か言ってくる事は無いが、顔見知りの俺に全裸を見られる羞恥でフラフラしてくる雪歩は、身体の力が抜けて後ろのソファに座り込んでしまう。
「あぅ!?」
座った反動で胸は上に大きく動いた後に下へ落ち、プルンと幻聴が聞こえそうな動きで揺れを収める。
ソファに沈んだ尻は自然と脚を開いてしまい、普通に立っている時以上に大陰唇を俺へ見せる事となった。
「大丈夫か……?」
「あ、はひ……」
表面上は心配しているような言葉を掛ける俺でも、視線は肩幅以上に開いている雪歩の股間を凝視したまま。
雪歩も自分の股間を直視されている事は分かっており、次に何をされるかと言う緊張で身体を強張らせる。
もう既に我慢できない程に興奮している俺は無言のままで雪歩の股間へ手を近付けると、いきなり淫核を包皮の上から摘まんだ。
「あひぁっ!?」
突然の事で床を踏んでいた脚を飛び上げる雪歩。
俺はどれだけ腰が動こうとも淫核を摘まんだままで捏ね繰り回す。
それでも雪歩は抵抗したい欲求を我慢し、手を口にやって出そうになる悲鳴を我慢する。
「ん、んむっ――」
男性恐怖症を治す一環だと信じ切っている雪歩は、恐怖と羞恥心で震える脚を閉じるどころか俺が弄り易いように開いてくれた。
摘まんだ淫核は未だ柔らかく、包皮から顔を出しそうもないが根気よく刺激を続けて何とか性感を目覚めさせていく。
「んっ、んんっ……!」
暫く淫核だけを捏ね続けていけば、雪歩の腰が徐々にピクピクと動き始めた。
割れ目だけだった大陰唇の僅かに開き、中の生々しいピンク色の小陰唇が食み出してくる。
性感帯を刺激された雪歩の身体は本人の意思に関係なく、男を受け入れる準備を始めたようだった。
指で閉じている口からも悲鳴とは違った色を含む吐息が漏れ、頬は先ほど以上に真っ赤になっている。
乳首も乳輪から膨らみ、身体が快感に支配されつつあるのを表していた。
「雪歩ちゃん、どうかな?」
「?」
「苦手な男の前で全裸になって、脚を開いて大事な所を弄られてるんだよ?」
「っ!?」
改めて現状を教えてやると雪歩は恐怖心と羞恥心、それに淫核からの快感が織り交ざり、激しく腰を上下に痙攣させて潮すら噴き出す。
「んんっ!?」
目は瞼の下へ裏返り、腰から始まった痙攣は全身へ回った。
程良い大きさの胸さえも激しく震え、尖った乳首は空気を切る。
僅かに開いていただけだった秘裂も大きく広がり、潮を吹くタイミングで開閉する膣口までも晒した。
恐らくは改めて現実を認識して混乱した身体がどういう反応をして良いか分からず、一先ず快感に従うとしたのだろうか。
何にしても俺の顔にまでかかる程の潮を噴き出したのなら、もうそろそろ良いだろう。
見られる羞恥心で疑似的に絶頂へ達し、意識を朦朧とさせている雪歩に構わず、俺はおもむろに立ち上がってズボンを脱いだ。
反り立つ陰茎はパンツの中でカウパー液まで流しており、ここまで焦らされた事に文句を言っているようだった。
「ふ、ぁ……」
そしてパンツも脱ぎ去った俺は飛び出た陰茎を押さえつつ、雪歩の開かれた股間へ腰を入れていく。
意識を朦朧とさせている雪歩は俺の行動には気が付いておらず、亀頭が潮を断続的に噴き出していた秘裂へ近付いても全く抵抗を見せない。
腰は小さく上下にピクピクと痙攣して狙いは定め難かったが、何とか鈴口を膣口の位置に合わせると一気に腰を押し込んだ。
「ひ、こはっ!?」
一瞬にして処女膜を破り、子宮口まで突き上げられた雪歩が脚をピンと伸ばし、背中を反らせて軽く咳き込む。
弓なりに身体を反らしたまま処女を失った衝撃と、狭い膣内を太く硬い陰茎で最奥まで拡張された圧迫感で朦朧としていた思考を停止させた。
潮を断続的に吹いていた秘裂や、絶頂の余韻で激しく開閉していた膣口さえも動きを止めている。
子宮口を突き上げる感覚は硬く、陰茎を取り巻く膣壁は僅かな呼吸の間隔で緩やかに締め付けて来ていた。
しかし現状を理解してくると、僅かながらに動き始め、反っていた背中も戻り始める。
ソファの後ろを見ていた頭がゆっくりと戻り、驚きで見開いた眼で俺を見てきた。
「あ……なに、を……!?」
「あ、あぁ。男性恐怖症を治す手っ取り早くて常識的な方法を取ったんだよ」
「そ、そうですか……っ!?」
余りにも雪歩が驚愕しているので俺も内心慌てながら、ありもしない理由を言い繕うと、雪歩はやっと痛みを感じ出したのか顔をしかめる。
止まっていた全身も動き出し、ただ包んでいるだけだった膣壁もうねって陰茎の表面を滑った。
既に愛液は十分過ぎる程湧き出ているお陰で動きに突っ張り感は無く、ひたすらヒダが鈴口から竿の根元まで舐め回す。
駄々漏れになっていたカウパー液は愛液と混ざり、卑猥な混合液となって子宮口の周りに貯められた後、徐々に膣内全体へと広がっていく。
常識的な方法と言われた雪歩も拒否を示すどころか、ピンと伸びていた脚を曲げると更に開いて俺の股間が入り易いようにしてくれる。
「くぅ、私も頑張って受け入れますので、ふぅっ、マネージャーさんも、んっ、動いてください……!」
「あくぅっ!? わ、分かった!」
雪歩も流石に性行為自体は知っているのか、動くように促してきた。
男性恐怖症を治す為に俺が協力していると信じ切っている所為で、もはや疑ってすらこない。
俺は雪歩の要求通りに腰をゆっくりと引いていき、幅広になったカリで膣内のヒダを削っていく。
「んくぅ、あぁ!!」
「おっ、おぁ、締まる……!!」
犯された現状を認識した膣内は強く締まり、出ていく亀頭に対して処女だった膣壁が抵抗してカリを裏側から舐める。
雪歩も膣内から異物が出ていく違和感で呻き声を上げ、必死に耐えていた。
「んあぁ!? お腹が、引っ張られる……!」
「くはっ!」
俺の興奮は既に最高潮であり、いつでも射精が出来るが必死になって股間で精液を止めている。
そうなれば陰茎は更に太くなって、僅かな筈の変化は雪歩へ大きな違和感として送られた。
「ふぁ!? 太くなって!?」
そして陰茎を亀頭だけが膣内に残るまで腰を引いてから、一気に鈴口を子宮口へ叩きつける。
「くはぁっ!?」
曲がっていた雪歩の脚は再びピンと伸び、股間を打ち上げられた衝撃は美乳を揺らす。
最奥を突いた感触を亀頭に受けた俺は動きを止めずに、雪歩の腰を持つとピストン運動を開始した。
「んっ! ふぁっ! あっ!」
「ふっ、はっ、くふっ!!」
綺麗なストレートのボブカットの髪を揺らしながら自分の腰を掴む俺の手を掴み、胸を縦に揺らしながら性行為の快感に喘ぎ声を遠慮なく出す雪歩。
処女だった膣内は言うまでも無く硬く、柔軟性だけで陰茎を包んでいる。
しかし激しく腰を前後させれば、亀頭に感じる硬さが徐々に解れていくのが分かった。
混乱の中であっても雪歩が一度絶頂に達した事で膣内は熱く、俺が腰を動かすごとに陰茎の形を記憶していく。
上下に揺さぶられる全裸の雪歩は全身を赤く染め、自分の腰を掴む俺の手を縋るようにギュッと握り、ボブカットの髪を大いに乱して犯される快感に耐える。
「ひぁっ! んっ! あぁっ! 駄目、です!!」
陰茎で掻き回される膣内からは、愛液とカウパー液が混じった体液が空気を含んで白く濁って俺の股間を濡らし、栗色の雪歩の陰毛すら濡らしていた。
卑猥に包皮から顔を出した淫核も俺が腰を突き入れる度に雪歩は刺激を受けてしまい、今度は快感で絶頂へ達しようとしている。
その動きは膣内にも反映され、小刻みに締め付けを強くする痙攣が断続的に起こり始めた。
ヒダは相変わらず、ぐにゅぐにゅと蠢いて陰茎を舐め回し、鈴口は子宮口に厭らしいキスを繰り返す。
「ひぐっ!? あぁ! 奥、が……!!」
激しく突かれる雪歩は広げていた脚を俺の腰に絡ませ、半ば無意識に精液を中へ出すように促してきた。
ヒダも陰茎を奥へと引き込み、カウパー液を子宮口へ送っていく。
痙攣を繰り返す膣壁が波打ちながら亀頭を刺激し、遂には俺も絶頂へ向かった。
「はぁう! ひぃん! あぁっ!」
「うっく……!」
雪歩の喘ぎ声が響く中、俺は射精の予感で小さく呻く。
幾ら雪歩が快感に乱れていても、流石に精液を膣内に出す事だけは拒否すると思い、黙って中へ出す為に腰の動きにスパートを掛けた。
「ひぅっ!? つ、強い、です! だ、駄目ぇっ!!」
「くふっ! はっ! んくぅ!!」
俺は快感で出てくる息を我慢したまま、最後の一息で思い切り雪歩の子宮口を突き上げて動きを止め、股間から力を抜く。
「ふっ!!」
「ひぐぁっ!?」
途端に吐き出される精液は子宮口へ直接掛かり、膣内に陰茎以外の熱さを感じた雪歩は、快感に思考をも犯された状態で絶頂に達した。
俺の腰を挟んだままの脚はビクビクと震え出し、雪歩の腰を中心とした激しい痙攣が全身へと広がる。
「あっ!? んはぁーーぅ!!」
俺の下腹部と密着する秘裂からは潮を盛大に噴き出し、腰が痙攣する所為でぬちょぬちょと卑猥な音が互いの身体に響いた。
しかも痙攣する腰が膣内の陰茎の角度を小刻みに変えてしまって子宮口だけではなく、その周りにまで精液が塗り付けられていく。
「あぁ!? 中、にぃ!!?」
どれだけ膣内に射精される事が危険だと認識していても、絶頂で身体の自由が利かない雪歩には何もできなかった。
ビクビクと痙攣しながら精液を吐き出す感覚を膣内で感じながら、絶頂は更に高みへと昇る。
子宮口付近で溜まりゆく体液によって雪歩の下腹部は僅かに膨らみ、夏の光で厭らしく卑猥な影を作り出した。
そして膣口から逆流する程の精液を出されてから、やっと身体の動きが落ち着き始める。
絶頂の中で子宮口に精液を吐き出された雪歩は放心状態になってしまい、俺の腰に絡められていた脚もいつの間にか解かれていた。
「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……はぁ……」
荒く深い呼吸をする俺と雪歩。
射精を果たした陰茎は徐々に力を失っていき、逆流する精液と一緒に膣内から外へ締め出された。
「はぁ……あの、……中に」
「あぁ、これも、ふぅ、男性恐怖症を治す、はぁ、方法の一つだよ。……常識だよ?」
「そ、そうですよね。ふぅ、はぁ、じょうしき……」
常識と呟いた雪歩は精液が逆流していく感覚を送ってくる自分の腹を、虚ろな表情で見つめる。
大丈夫かと思いつつも俺は自分の股間を綺麗にしていく。
時間を使い過ぎたので、そろそろ誰かが事務所に戻ってきてもおかしくないのだ。
後始末は迅速にしなければならない。
「ふぅ……それじゃ、そのネックレスをしている時は、男性恐怖症じゃない雪歩ちゃんって事で」
「あっ……! そ、そうですね」
何故犯されたかを改めて認識した雪歩の目に光が戻り、慌てて立ち上がろうとした。
しかし絶頂の後で足腰に力が入らず、立ったと思ったらよろけて俺へ抱き着いてくる。
「あっ!?」
「おっと、大丈夫?」
「…………」
俺も内心慌てて受け止めて言葉を掛けるも、返事は無い。
もしかしてネックレスの効果が切れたのかと思いきや、全裸の雪歩は俺の胸に埋めていた顔を笑顔で向けてきた。
「大丈夫です! ネックレスのお陰でマネージャーさんの事が全然怖くなくなりました!」
「お、おぉ。そうか。おめでとう」
「はい!!」
いっそ眩しい程の笑顔は俺の罪悪感さえ刺激してきそうだった。
それでも腕の中に感じる全裸の雪歩は華奢で可愛く、ふわりと形を潰す胸に、支える為に回した腰の触り心地は良く、その向こうに見える形の良い尻は再び興奮を誘いそうな色気がある。
まるで恋人みたいに抱き合っているものの、早く雪歩に服を着て貰わないといけない。
「雪歩ちゃん、喜ぶのも良いけど早く服を着ようね」
「あっ! す、すみません」
俺が脱がせたようなものだが律儀に謝ってくる雪歩は、そそくさと股間の汚れを拭くと素早く服を着ていく。
俺も俺でソファと床に広がっていた精液と愛液を処理し、窓を開けて淫靡な空気を解放した。
「ふぅ……今日も熱いな」
外の空気は未だ夏の真っ最中であり、むっとした熱気が部屋の中へ入ってくる。
代わりに冷房の効いた涼しくも、卑猥な匂いを含んだ空気が頭の後ろから流れ出ていく。
そんな、ある意味たそがれた気分は、やはり後ろから聞こえてくる雪歩が服を着る音に消されてしまっていた。
念願叶って雪歩を犯せた気分は最高であり、腰の疲労感さえも満足感をもたらしてくれる。
「あの、着ました。マネージャーさん」
「うん。じゃ、今日は仕事も無いし、帰る?」
「えっ、良いんですか?」
「サインの方は俺からプロデューサーに渡しておくからさ」
「あ、はい。お願いします」
元気良く頭を下げる雪歩には、絶頂へ達する程に乱れた名残は一切なかった。
「それから、ネックレス有難うございます! これがあれば私はアイドル候補生として、もっと頑張れそうです!」
本当は何かに依存して、何かを克服すると後で大変な事になりがちだが、俺がそれを言うのはお門違いだろうか。
そもそも俺が渡した訳であるし、無くした時に雪歩がどうなるか分からない。
もしかしたら風呂などに入る時に外してしまえば、効果も切れるかもしれないのだ。
ここは少しおかしく思われても釘を打っておこうと思う。
「どうせなら風呂に入る時も、ずっと付けてたら効果も持続するかもよ?」
「あっ! そうですね。そうします!」
ちょろい。
いや、この場合は雪歩がそれだけ男性恐怖症を治したいと願っているとの証かもしれないな。
ともかく、これで雪歩の常識はずっと変わったままだ。
俺に犯された事も治療として判断されるだろう。
「それじゃ、お疲れさまでした!」
「うん。お疲れ~」
そうして元気よく走り去って行く雪歩の後姿を眺めながら、俺は準マネージャーとしての仕事をせっせと始めるのだった。
終わり
元日になったので現状報告
明けましておめでとう御座います。
皆さんにとって去年はどんな一年でしたか?
私はエロ小説を更新したり同人を発売したりでいつもと変わらない一年でしたね~。
あぁ、変わった事と言えば『おっぱいを揺らすだけのクソゲー』を作ったことぐらいですか。
あれは酷い出来だった……。
そんな訳で今年はもう少しマシなゲームを作って、同人小説の方も引き続き発売したいと思っている次第です。
更新小説も勿論リクエストの消化を最優先で書いていきますよ!
△
今月の更新小説は、アイドルマスターの常識改変:萩原雪歩を予定しております。
アイドルマスターってあれだよね?
ロボットアニメだったよね?(真剣
ゲームは買えないんで、アニメでキャラを掴みつつ書きたいと思っています。
もちろん普通のアニメの方で。
△
で、毎年恒例の今年の目標なのですが、とりあえず同人小説を発売する事ですかね。
例年通りに近場の目標をコツコツと達成していきたいですね。
リクの消化も例年通りコツコツと。
後、金を稼いで生活を安定させるためにゲームを作る事!
とりあえず魔理沙を犯すだけのゲームを練習作として作ろうと考え中。
unityからUE4に鞍替えしたら、イメージ通りのキャラクター移動が出来て大変うれしいですの。
△
とりあえず今年もこんな感じで行きたいと思います。
皆様、今年もよろしくお願い致しまする!
皆さんにとって去年はどんな一年でしたか?
私はエロ小説を更新したり同人を発売したりでいつもと変わらない一年でしたね~。
あぁ、変わった事と言えば『おっぱいを揺らすだけのクソゲー』を作ったことぐらいですか。
あれは酷い出来だった……。
そんな訳で今年はもう少しマシなゲームを作って、同人小説の方も引き続き発売したいと思っている次第です。
更新小説も勿論リクエストの消化を最優先で書いていきますよ!
△
今月の更新小説は、アイドルマスターの常識改変:萩原雪歩を予定しております。
アイドルマスターってあれだよね?
ロボットアニメだったよね?(真剣
ゲームは買えないんで、アニメでキャラを掴みつつ書きたいと思っています。
もちろん普通のアニメの方で。
△
で、毎年恒例の今年の目標なのですが、とりあえず同人小説を発売する事ですかね。
例年通りに近場の目標をコツコツと達成していきたいですね。
リクの消化も例年通りコツコツと。
後、金を稼いで生活を安定させるためにゲームを作る事!
とりあえず魔理沙を犯すだけのゲームを練習作として作ろうと考え中。
unityからUE4に鞍替えしたら、イメージ通りのキャラクター移動が出来て大変うれしいですの。
△
とりあえず今年もこんな感じで行きたいと思います。
皆様、今年もよろしくお願い致しまする!
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