稗田阿求:性的な行為を認識できない&レ,イプ
「くそっ!!」
俺は周囲に誰もいない事を確認しつつ、言葉を小さく吐き捨てた。
出された言葉は決して大きくはないが、俺の中に溜まった鬱憤は多少は吐き出されたと信じよう。
そうでなければやっていられない……。
「何で俺がこんな目に遭わなけりゃならないんだよ……」
この幻想郷とか行う場所に迷い込んで以来、俺は苦難の連続だ。
最初は森の中で迷い、人の行る場所に出たと思ったら遣る気の無さそうと言うか面倒臭そうな巫女に出会い、気が付いたら稗田家とか言うデカい家の使用人になっていた。
しかも待遇は最悪で奴隷か、それに近いものだ。
聞く所によれば妖怪の山などに捨てられる、俺のような外来人達が多い中で、曲がりなりにも人里で生活できているのは運が良いと言われた。
それでも俺にとっては常に仕事をさせられ、暇さえ無い程に酷使されるのは納得がいかない。
おまけに逃げられないように脚の腱まで切られ、天気が少し傾くだけでじくじくと痛む。
「くそっ! くそっ!」
今日の天気は幸いにして晴れだから良いものの、雨の日になると最悪だ。
冴えないとは言え、普通に中学校生活をしていた俺に何の罪があるのだろうか。
豊かな元の世界で暮らしていた俺からすれば、幻想郷は田舎そのもの。
それでも稗田家に居る以上は与えられた仕事はせねばならず、反抗心からサボろうものなら暴力と飯抜きの罰が待っていた。
流石に何度もやられれば反抗心など潰えてしまい、ただ下働きを続けるしかない。
少なくとも表面上は……。
そんな中でも唯一の癒しと言えばいいのか、脚の痛みさえ忘れさせてくれるのが俺が専門に世話をしている阿求の存在だ。
この少女は今はまだ身分が低いが、将来は稗田家の当主になる事が約束されている存在である。
その上、外見上は可愛く、特に興味をそそるのがあの巨乳だ。
幻想郷は着物が主流なので阿求も例によって着物だが、胸の部分は大きく盛り上がっている。
「……阿求様、書物をお持ちしました」
「入りなさい」
「はい」
いやに偉そうな口調で入室を許可してきたのは、幻想郷に来て暫くしてから世話になっている主の声。
俺は先ほどまでの呪詛の言葉を顰め、なるべく従順な振りをして阿求の部屋へ入った。
中に居るのは当然阿求。
今は地位が低いらしく、使用人は俺一人で室内に居るのも阿求一人。
妖怪や人物に限らず、色々な種族の情報を黙々と本に記している。
「資料はここに置いておきますね」
「……」
「……」
俺の言葉に返事もしない阿求は、持ってきた資料を一瞥しただけで特に作業を中断する事もなかった。
阿求専属にされた俺は特に命令がない限り、傍に居なければならない。
なぜなら突然茶を要求されたり、食事の要求がなされたりするからだ。
時間はある程度決まっているものの、それでもひたすら無言で正座のまま待機しているのは気分が滅入る。
仕方ないので俺は暇になったら阿求の胸をガン見する事にしていた。
そんな俺へ見下すような視線を投げ掛ける阿求は早速次の命令を出してくる。
「……お茶を持ってきなさい」
「はい」
こうして俺は扱いの悪い使用人として阿求に扱き使われていた。
△
そんな中である夏の日。
俺が阿求の使用人として働いていると、縁側で柱にもたれ掛かり、眠っている阿求を発見した。
「阿求様?」
「く~……す~……」
声を掛けても返ってくるのは規則正しい寝息で、いつもの命令は無い。
近付いた俺は阿求の寝顔を拝もうと覗き込む。
「……」
「うぅ~ん……」
今は初夏。
流石に縁側の日向では日差しが強いのだろう。
寝苦しそうに着物の襟を開いて暑さを凌ごうとしている。
その行動は自然と巨乳と言える大きさの胸の谷間を大胆に見せる結果となり、俺は生唾を飲み込んだ。
小学校、中学校では教師が恥ずかしがってろくな性教育を受けられなかったが、幸いにしてネットというある意味教師として優秀な情報源があったお陰で性的な事に対しては知識があるつもりだ。
自慰が出来ないほど扱き使われ、自室もない状態の俺の性欲は溜まるばかりだった。
そこへ来て阿求の巨乳の谷間。
興奮しない筈がない。
俺は辺りを見回して誰も居ない事を確認してから眠る阿求の巨乳へ手を伸ばし、規則正しく動く胸を掴んだ。
「……んっ」
「柔らかい……!」
人生で初めて触った胸は俺が経験したあらゆる物よりも柔らかく、興奮を誘うものだった。
着物の上からでもその柔らかさは変わらず、指を食い込ませる程に制限無く沈むようだ。
下から揉み上げている所為で片乳だけが上へ持ち上げられ、露出している胸の谷間も柔らかく形を変える。
指の間からは巨乳が肉を盛り上がらせ、柔らかさを象徴していた。
乳首もハッキリと感じられて、俺の手の動きは無意識に激しさを増していく。
露出している胸の谷間も波打ち、視覚からもどれだけ柔らかいかを知らせてくれる。
夢中で揉む俺はハッとし、慌てて辺りを再び見回した。
「……ここじゃ、誰がいつ来るか分からない」
とにかく縁側から近い阿求の書斎へ行く事に決めた俺。
そこなら同室の下働きの奴も来ないし、阿求の世話は俺しかしていないのだから好き勝手に出来る筈。
ともかく場所を移動しなければ、安心して悪戯は出来はしない。
俺は胸を掴むと指で揉み解しながら阿求を引きずり、書斎へ向かう。
「うぅ~ん……」
阿求の眠りはよっぽど深いのか、身体を引きずっても起きない。
身長が俺と同じぐらいなので運ぶのは苦労したが、その分速く書斎に着いた。
両手が阿求の巨乳で塞がっているので足を使い障子を開け、誰も見ていないのを確認してから中へ入る。
「よいしょっと……」
「す~……く~……」
巨乳を掴んで運んでいた所為で着物の胸元は益々乱れ、辛うじて乳首が見えない程度にまで開いていた。
仰向けになっても型崩れしない胸は、大きなお椀型を保って天井を向いている。
「んくっ……!!」
自分でも眼を皿にして凝視しているのに気が付いているが、後でどんな罰が待っていようとも目の前の光景に眼が釘付けになってしまう。
興奮と鬱憤が溜まった俺は、半ば自暴自棄になって阿求の着物の襟を勢いよく開いた。
「んっ……」
「おぉ……生のおっぱいだ……」
「うぅ~ん……」
どれだけ憎かろうと身体には罪はない。
巨乳は襟を開いた反動で大きく揺れ、乳首は軽く円を描いた。
白く透き通るような胸が現れると俺の陰茎は最大まで固くなり、ズボンの中で痛みさえ発してくる。
先ほど夢中で揉んだ所為か、心なしか乳首が立っており、胸を卑猥な雰囲気に変えていた。
我慢できなくなった俺はズボンを脱いで陰茎を取り出すと、阿求の白く細い手を取って握らせる。
「うぅ……! ちょっと冷たくて気持ち良い!」
阿求は眠っているので指に力はないものの、俺が手を重ねる事で何とか扱く形に持って行った。
カウパー液は鈴口から滲み始め、俺が手を動かせばニチャニチャと卑猥な音が聞こえ始める。
「おふぅ……!!」
陰茎に絡む細い指は俺に快感を送り、特にカリへ掛かると大変気持ちよかった。
滑りを得た竿はカウパー液による光沢を得て、太い血管を脈動させる。
阿求の掌を亀頭に被せ、撫でるように手を動かした。
「うくぅ……!」
肌理の細かい掌は亀頭に優しい刺激を送ってくれる。
このままではすぐに精液が出てしまいそうなので、次に阿求の唇に目を付けた。
「く~……す~……」
寝息を吐き出す唇は半開きで白い歯がチラリと見える。
陰茎を握らせたままで上半身を曲げた俺は阿求の唇に吸い付いた。
「んむっ!」
「んむぁ……」
小さな口呼吸は鼻呼吸に変わり、俺の頬をくすぐる。
阿求の唇は潤いがあって柔らかくも弾力があり、少し顔を押し付ければ小さな反発を返してきた。
俺から吸い付いた筈なのに、まるで肌同士が求めていた相手を見つけたように張り付く。
「ん……れろ……」
「ぅむ……」
口紅もしていない可憐な唇を舐め回せば、阿求が飲んでいた茶の味が僅かに感じられた。
阿求の上唇を俺の唇で挟みつつ、頭を引いて引っ張っては離す。
多少間抜けな顔になっているだろうが、阿求の可愛さは変わらない。
阿求の顔はキスをされた所為で若干眉を顰め、不快そうな寝顔に変わった。
顔を離した事で元に戻った阿求はまた口呼吸になり、白い歯が見える。
ただ違うのは俺の唾液によって唇がリップクリームを塗ったようにテラテラとしている事だろうか。
「んふぅ!」
初めてのキスと、相変わらず陰茎からの快感を受けている俺は唇だけに留まらず、阿求の顔全体を舐め回していった。
唇は勿論、頬を通って鼻に掛かり、瞼を通って額へ辿り着く。
今まで扱き使われて溜まった鬱憤を晴らすように、阿求の顔を舐め回していった。
「れろ~ーー」
「うぅ……」
阿求の顔は心なしか甘い感じがする。
俺の舌が這う程に唾液が塗りたくられ、軽い陵辱の証として残った。
阿求の寝顔は益々不機嫌さを増し、あからさまに嫌そうな、不快そうな表情を浮かべる。
陰茎を扱く手とは反対側の手が暇だったので、阿求の下半身へ移動させて裾を捲り上げた。
「はぁはぁはぁーー」
荒い呼吸をしていると自覚しつつ顔を上げ、少女らしい下半身を撫で回す。
障子越しに入ってくる暖かな光を受ける細い太股は触り心地が良く、しっとりと掌に張り付いてきた。
内股へ手を入れると阿求の暖かな体温が感じられ、行儀良く揃えられている膝の所為で柔らかい感触が感じられる。
そのまま手を股間へ持って行けば、手触りの良いショーツが指を迎えた。
「んく……!」
指先にはシルクのショーツらしいサラサラした肌触りの奥に、大陰唇の柔らかさがある。
唇や内股よりも圧倒的に柔らかな感触は、阿求に握らせている陰茎へ力を与えてくれた。
眠っている阿求も性器を触られる不快感で表情を歪め、頭を横に振っては腰ごと寝返りを打とうとする。
それでも俺は秘裂に指を食い込ませ、寝返りを阻止した。
「うぅ……」
身体を思い通りに動かせない阿求は寝苦しそうな吐息を放つ。
指を食い込ませた秘裂は熱く、胸を揉んだ所為か、ぬるりとした愛液も感じられた。
「……これが愛液って奴か」
「くふぅ……」
知識だけだった性的な事柄に、現物を持って確認する俺。
ショーツの上からでもぬるぬるの秘裂の上から指を這わせると、僅かに固くなった淫核さえも確認できた。
更には興奮で厚くなった小陰唇さえも感じられ、阿求が眠りながらも性的な快感を溜め込んでいる事を知らせてくれる。
「阿求も興奮してるんだ……!!」
無意識に呼び捨てにしてしまっているのは、やはり身体を好き勝手にイジり回している為だろうか。
ともかく俺は手扱きをさせながら、ショーツの脇に指を差し込んで性器を直接触る。
「ほうっ……! やっぱ柔らかい」
「うくぅ……」
無毛の性器は当然愛液で塗れており、大陰唇とショーツの間に引いた体液が指に絡む。
暖かい愛液に柔らかな大陰唇の感触で、自然と陰茎を握らせる手に力が入る。
愛液の滑りの所為で指先は俺が思っていたよりも奥へ入り込んでしまい、割れ目に挟まれる感触があった。
「うぅ……」
「やぁ……」
眠る阿求も割れ目に違和感を受けて、頭を振って拒否感を示す。
秘裂に挟んでいる指を上下に動かせば、知識として知っていた淫核の存在が感じられた。
性感体という事なのと、柔らかな中でも固い感触が楽しく、執拗にイジり回す。
「ふぅ、ふぅーー」
「うぅ~ん……」
興奮と陰茎からの快感で俺の呼吸は荒くなる。
阿求も秘裂をイジられる不快感で、相変わらず不快そうに眉を顰めていた。
声に引かれて阿求の顔を見ようとするも、視線は露出している巨乳に留まってしまう。
性的な刺激を受けた事で乳首は相変わらず尖っており、卑猥な姿を見せていた。
俺は無意識に阿求に握らせていた手を離し、巨乳へと向かわせる。
「ふぉ……!」
「ぅん……」
真上から掴めば指の間から胸の肉がはみ出し、指が胸に包まれた。
改めて触っても阿求の巨乳は柔らかく、しかし性的な興奮を得たお陰か、心なしか弾力が増しているようにも感じる。
大きさだけではなく存在感も増しており、一回揉む毎に母性と性的な興奮を受けさせてくれた。
柔らかな中であっても乳首が負けじと存在感を示し、俺が手を動かせばコリコリと形を変える。
秘裂の方でも自然と指使いが荒くなってしまい、小陰唇を弄んだ。
淫核を含めてイジり回していくと偶然にも膣口に入り、指先が熱い感触に包まれた。
揉む胸は形を変えて眼を楽しませ、両手でイジる巨乳と性器からは熱い阿求の体温を感じる。
自分が阿求の身体を好き勝手にイジっている事を改めて自覚すると、その瞬間に陰茎の限界が来てしまい、掛かっていた阿求の指を解きながら精液を吐き出した。
「うぅ……!!」
拘束する物がないので上下に大きく痙攣する陰茎は精液を勢いよく発射し、阿求の露出した胸や寝苦しそうにしている顔へ振り掛けていく。
「…………臭い」
阿求は顔に掛けられた精液の匂いを無意識に感じ取り、不快そうに呟いた。
射精で思考を真っ白にしていた俺には分からなかったが、どうやら広い範囲に精液が飛び散っていたらしい。
鼻にまで掛かってしまった精液は阿求の寝苦しそうな表情に拍車を掛ける。
「うぅ~ん……」
射精が終わって腰の力が抜けてしまい、思わず尻餅を付いてしまった俺。
阿求の股間をイジっていた手は、着物から抜けて愛液の糸を引きながら畳を叩いて体液を染み込ませる。
後ろへ倒れそうになる身体を両手で支えた所為で、俺の陰茎は丸出しになって間抜けな体勢に変わってしまった。
「……ん」
そんな事を気にする間もなく、今まで深い眠りに付いていた阿求が目を覚ましてしまう。
「あっ!」
「……」
今、阿求の恰好はあられもないものになっている。
巨乳を露出させ、精液は胸から顔に降り掛けられたまま。
更に股間の方でも着物の裾を大きく開かせて、ショーツに包まれた股間を晒している。
犯人は明らかに俺しか居ないので、間違いなく断罪を受けるだろう。
しかし肝心の阿求は寝ぼけ眼で自分の身体を確認すると、俺へ視線を送っただけで何も言わない。
「……」
思っていたものとは違う反応に俺が戸惑っていると、阿求はおもむろに手拭いを取り出すと顔と胸を拭きだした。
顔を拭く手は鼻を中心にして布を動かし、巨乳を拭く時は下から胸を支えながら尖った乳首も気にしないで拭いていく。
布が胸の上を動く度、柔らかそうに阿求の細い指が食い込む。
普通なら興奮を誘う光景であっても、後の厳罰に恐慌している俺には何もする事は出来ない。
辛うじて震える腕でズボンを履いて正座をするしか無く、処罰を待つ気分は処刑台に立った人間の心情かもしれないと思った。
「……」
それでも阿求は何か言う気配はなく、黙々と身なりを整えていく。
巨乳に掛かった精液を拭ききるとキツそうに着物の中へ胸をしまい、股間を露出していた裾もササッと直した。
それから阿求は机へ向かい、早速仕事を始め出す。
「お茶を持ってきなさい」
「……えっ?」
「……聞こえなかったのですか? お茶を持ってきなさいと言ったのです」
「あっ、は、はい!」
明らかに性欲の的にされたにも関わらず、阿求は何の反応も見せずに茶を要求してきた。
余りにも普段と変わりない言葉に、俺は一瞬何を言われているのか分からなかったのだ。
阿求の冷たい視線に慌てて立ち上がった俺は、書斎を出て脚の痛みを堪えて出来る限り速く廊下を歩く。
「はぁ、はぁ、どうなってるんだ……?」
あれ程まで眠っている間に身体をイジられて、阿求が、と言うか普通の女ならば怒らない筈がない。
阿求が何を考えているか分からないが、取り敢えず助かったと考えていいのだろうか。
不安を抱えつつも、俺は自分の与えられた仕事を遂行するのだった。
△
結局、昨日の度を超えた悪戯に対しては何の音沙汰もなく、罰を下されもしない。
阿求の様子もいつもと変わらず、俺を見下すような視線で見るものの昨日の事に関して何も言ってこなかった。
余りにも何も無いので、いつまでも怯えているのが馬鹿馬鹿しくなる。
「……」
そこで俺は無言で仕事をしている阿求の後ろから近付き、そろりと伸ばした手で尻を触ってみた。
「っ!? ……」
一瞬だけ身体を跳ねさせた阿求だが、昨日と同じく特に何も言ってこない。
阿求が正座で座っているので若干触りにくいものの、踵に圧迫されて固くなった尻は確実に撫でられた。
足袋を履いた脚の間から手を差し込み、股間を撫でるように触っても阿求は仕事に集中して俺を振り返りすらしない。
「……」
「……もしかして俺にも能力、が?」
以前、阿求が書いた幻想郷縁起なる物を試しに読んだ記憶を思い出し、俺にも何らかの能力が発現したのかもしれないと思い至った。
それでしか性的な悪戯をして、罰どころか何も言われない事にたいしての説明が付かない。
「そうと分かれば……」
能力に確信を持った俺はおもむろに立ち上がると、ズボンを脱いで陰茎を取り出した。
阿求の尻を触った時から硬さが増しており、今は半立ちの状態。
丁度阿求の後頭部に亀頭を突きつけるような形で、溜まり始めた興奮を表している。
俺が下半身を丸出しにしても、流石に後ろに眼が付いている訳ではないので阿求に反応はない。
能力を信じて阿求の横へ回って、本を書いている目の前に陰茎を突き出してみる。
「……」
陰茎を横から突き出された阿求は視線を移し、仄かに頬を赤くしながらもすぐに書いている途中の本へ眼を戻した。
予想通りの反応に俺は陰茎の根本を持って、阿求の頬へ亀頭を擦り付けてみる。
「……んぅ」
既に滲み出していたカウパー液を塗りたくられ、鼻周辺に卑猥な匂いをかいだ阿求が不快そうに声を漏らした。
それでも俺は柔らかな頬に亀頭を擦り付ける行為を止めず、そのまま阿求の唇へ陰茎を持って行く。
「んむぇ……」
声を漏らす途中で唇を変形させられた阿求が変な声を漏らした。
亀頭に感じるのは白い歯の固い感触で、カウパー液は歯の間から構内へ進入する。
「んふ……」
流石に苦いらしく、阿求の表情は昨日寝ていた時程ではないが不愉快そうに眉を顰めた。
唇の下は口内の領域には入っているだろうが、物足りない俺は阿求の顎を若干開かせると一気に横から陰茎を突っ込んだ。
「んぶっ……」
斜め前方から阿求の口内へ陰茎を突っ込んだ所為で、反対側の頬が内側から亀頭の形に押し出される。
口の中は思った以上に狭く、陰茎が半分も入っていない状態だった。
入っている前半分は生暖かい口内の感触に包まれ、亀頭は頬の内側、竿の部分は少し閉じられた顎の所為で軽く噛まれている。
半立ちだった陰茎は阿求の口内で急速に興奮を高め、上顎を押し上げんばかりに固く反り立とうとした。
「つぅ……。ちょっ、と、痛いかな……?」
「んむぇっ……」
頬の内側には鈴口が擦り付けられている為、カウパー液は阿求の口内に広がっていく。
味の方は表情を見れば一目飄然で、どうやら顔をしかめる程に酷いらしい。
「でも、手よりも気持ち良い……!!」
「……」
細い指と違って、半分であっても陰茎を丸々包み込まれる感覚は大きな快感をもたらしてくれる。
反り立つ力は増し続け、竿は阿求の上の歯に食い込む程だ。
痛みを伴うものだが、亀頭を頬の内側で擦る快感の方が大きく、カウパー液も駄々漏れになっていく。
口を半開きにされた阿求も、唇の端から落ちようとする唾液を反射的に吸い込む。
「ずずず……」
「おわっ!?」
阿求が吸い込めば陰茎は口内の奥へ向かい、頬の内側を亀頭が擦る。
カウパー液も飲まれると、阿求はある意味見慣れた不快そうな表情を浮かべた。
「……」
眉を顰めつつも本を書く筆の動きは止まらず、流石は阿求と言った感じだ。
「おぉぅ……!」
それでも俺は吸い込まれる動きに抵抗し、徐々に腰を引いていく。
かつてエロ本で見たフェラチオでは、結構な動きで口内を犯していた。
それを見習って、俺も阿求の口内を犯していく事にする。
「くぅ……!」
吸い込まれる刺激は一瞬であっても、阿求は唾液を垂らさないように唇を閉めていた。
そのお陰で竿はキツく締め付けられる。
口内諸共閉まった所為で、舌の上まで移動していた亀頭はカリと竿の間を前歯で噛まれた。
「おふぁっ!?」
そもそも上顎に食い込む程度まで、反り立った陰茎は上の歯に食い込んでいる。
痛み自体は余り増加せずに、それどころか快感が大きくなっていった。
俺が腰を引けば阿求の前歯の裏側にカリが引っ掛かり、亀頭だけが口内には行った状態で止まってしまう。
暖かく弾力がある舌が亀頭を下から上顎へ押し上げ、飲み込む動きで口内の奥へ導かれた。
しかし俺は阿求の頭を掴むと、今度は腰を押し入れる。
「んぶっ……」
「おぁ~……」
唾液と一緒に飲み込むカウパー液の味が阿求の顔を歪めた。
吐きそうになられては気分も萎えるので、興奮に手加減をしながら腰を押し入れ、引いていく。
前後に腰を本格的に動かせば、吸いきれなかった唾液が阿求の小さな口の端から漏れ出し、顎を伝って巨乳へ落ちていった。
「んぶっ……んっ……」
「ふっ、はっ、あぁっ!!」
陰茎には手よりも圧倒的に包まれる面積が広く、生暖かい舌と口内の感触に安心感すら感じそうだ。
腰を引く度に舌が唾液を漏らさないように亀頭を下から押し上げてきており、カリが凸凹した感触に擦られる。
カウパー液を漏らしながら阿求の舌の上を亀頭が通れば、苦い体液の味を感じた阿求は更に不機嫌そうな表情を浮かべた。
逆に押し込めば竿が歯で削られ、激しい快感と共に亀頭が舌の付け根で上下から圧迫される。
これ以上行けない程度まで押し込み、腰を引いていく事で、ある意味憎き阿求の口内を犯していく。
「んっ……ぶっ……」
「ふっ、うぅ……!! 阿求様の口の中、気持ちいいですよ……!」
言葉すら聞こえないのかは分からないが、自然と出てしまう気持ちよさ。
俺は阿求の頭を軽く持ち、小さく押しては引き寄せる。
それと同時に陰茎を咥えさせた腰は、カリが前歯の裏側で留められるまで引き、阿求の頬の内側を押すまで突き入れた。
「はぁ、はぁ、はぁーー!!」
「んっ、ぅえ……、ずずっ……」
「おはぁ!!」
阿求は相変わらず唾液を漏らさないように吸い込みを続けてくれているので、陰茎は押し込む度に角度が変わって鈴口が頬の内側を擦る。
快感は大きくなりつつあり、何よりも精神的な征服感が圧倒的に大きくなって精液が陰茎の根本に集まってきた。
「うぅ……もう、出ます!!」
そして引いた瞬間に腰を押し込んだ俺は、腰の動きを止めて股間から力を抜く。
「んぶっ!?」
吐き出される精液は真面目に仕事をしている阿求の口の中へ溜まっていき、唾液と一緒に飲み込まれていった。
急激に口内の体液が増えた所為で若干驚いた雰囲気を見せるも、筆の動きすら止まらないで精液ごと唾液を飲み干していく阿求。
「んぐっ……ごく、ごくーー」
味が酷いらしく、カウパー液で顰められていた眉には中心の眉間に大きな皺を作った。
上下に痙攣する陰茎は亀頭を歯にぶつけるが、強い刺激は返って精液を吐き出す勢いを増させる。
阿求の頬は精液が吐き出された瞬間は軽く膨らみ、次の瞬間には飲み込まれて上下する亀頭が口内から頬を押した。
舌の動きは飲み込む度に竿を上顎へ押しやり、亀頭の付け根を奥歯へ接触させる。
「おぉ……ふぉ……痛気持ち良い……!」
精液を出し切った俺は心地良い余韻の中で、若干柔らかくなった陰茎を舌で翻弄される刺激に酔いしれた。
阿求が頑張って陰茎を吸い取ってくれたお陰なのか、口の端からは少量の唾液と精液しか垂れてこない。
巨乳を濡らす範囲も最小限に抑え、汚れは殆ど無かった。
「ふぅ……」
「んぅ……」
精液の苦さに眉を顰めている阿求に構わず、俺は満足気に吐息を吐き出して腰を引いていく。
舌の圧迫はまだ残っていたが、余韻として楽しめる。
射精したばかりで興奮は高まってこないものの、柔らかくなった陰茎を揉まれるのは気持ち良かった。
「んふぅ……、次は阿求様か……」
「……」
フェラで気持ち良くしてくれた分は、阿求にも気持ち良くなって貰おうと思った俺は陰茎を完全に口内から抜いて、綺麗に拭いてからズボンを履く。
そして自分だけ身なりを整えた俺は、おもむろに仕事中の阿求の後ろに回ると、張り出した巨乳へ手を差し向けた。
「よっと……」
「っ!?」
見た目通りに重い巨乳を下から持ち上げると、下乳を着物の上からゆっくり揉み上げる。
阿求の胸は着物の上からであっても柔らかさを誇示し、俺の指を際限無く沈み込ませようとしてくるようだ。
当然、着物の上からでは満足できないので、早々に襟を大胆に開いて巨乳を放り出した。
「っ!?」
ぶるんと縦に大きく揺れて現れた巨乳は昨日ぶりで、それでも懐かしさを感じる。
二つの大きな果実は白く、頂点にあるピンク色の乳首は興奮を与えていない所為で大人しく胸本体に身を隠していた。
阿求の仕事を極力邪魔しないように胸だけを露出させたので、帯の上に乗った巨乳は更に前へ突き出されている。
俺は下乳から持ち上げながら、乳首を目指して手を動かす。
「おぉ……、前より重い……!!」
「……」
下乳を支えた手には、たっぷり余裕を持って巨乳が乗る。
柔らかな感触を感じながら指を動かしてみると、指が食い込む食い込む。
制限なくとは言えないが、それでも胸の中心にまで指先が沈みそうだった。
なるべく快感を送るような動きで指を動かしつつ、乳輪へ向かう。
巨乳に対して乳輪の大きさは小さめであり、その分乳首は標準サイズかもしれない。
刺激を与えた事で反応を示す乳首は胸本体から顔を出し、厭らしく尖り始めた。
「阿求様のおっぱい、気持ちいいですね」
「……」
筆を動かす腕の動きを邪魔していないので、阿求は至極真面目な顔をして胸を放り出している。
阿求の手が文字を書く度に微妙な反動が胸を動かし、正直下乳に手を添えているだけで楽しかった。
それでも俺は乳首を引っ張っては釣り鐘状に巨乳の形を変えてみたり、真正面から掴んで胸を握り潰すような感じで荒々しくイジり回していく。
「っ……」
そこまで激しくはない筈だが、阿求にとっては多少痛みを感じたらしく、少しだけ声を詰まらせた。
しかし俺は胸だけでは満足せずに、正座をしている阿求の太股へ手を下ろす。
座っている所為で太股の筋肉は緊張しており、前に寝ている時に触った感触よりも圧倒的に固い。
それでも仕事用に着ている阿求の着物の裾を捲り上げ、白い太股を露出させた。
「っ……!」
同じ下着を何着も持っているのか、履いているショーツは昨日と同じ物。
白のレースで高級感が溢れている。
正座でぴったり閉じている太股の間でも、股間の部分は男と違って隙間があった。
俺はショーツの高級そうな手触りを感じつつ、阿求の下腹部を通って股間へ手を滑り込ませる。
「ひっ!?」
阿求も本能的に羞恥心を感じているらしく、小さな悲鳴と同時に身を強ばらせた。
「阿求様の……えーっと、おまんこ? 柔らかいですね」
流石に初めて使う単語には自信が無くなる。
ともかく俺の手は阿求の大陰唇に到達し、ショーツ越しに秘裂へ指を食い込ませた。
前もって経験した事なので食い込ませること自体は、脚を揃えた状態であっても簡単に触る事が出来る。
前と同じ感触であるが、座っている体勢の関係で心なしか前よりは肉厚になっている気がした。
ぶにぶにと最初は大陰唇の反発と、秘裂に食い込ませた指に感じる左右からの暖かさを楽しむ。
クロッチ越しであっても小陰唇の感触さえ感じ取れ、下着の上から弄ぶ。
「阿求様、おまんこ触られてますよ?」
「……」
耳元で囁いても能力のお陰なのか、阿求は真面目な顔を崩さない。
一方で身体の方は乳首を尖らせた巨乳だけを放り出し、着崩された裾からは俺の手が股間へ入り込んでいる。
身体と顔のギャップは拭いきれず、それが俺の興奮を蘇らせてくれた。
再び固くなった陰茎はズボンの中で自己主張を強めてくる。
仕方ないので再びズボンを脱いだ俺は陰茎を取り出し、今度は阿求の尻へ目標を変えた。
と言っても、着物をしっかり尻で踏んでいる上に、脚も着物を尻と一緒に挟んでいるので大きくイジりようがない。
しかし俺が目を付けたのは尻の谷間と正座した脚の隙間だ。
ここに陰茎を入れれば変則的な尻扱きになるのではないだろうかと思ったのだ。
「よっと……」
「……」
「おぉ……尻の柔らかさが……!」
思った通り、俺の下腹部には着物に包まれているとは言え、固さと柔らかさを兼ね備えた弾力が襲ってくる。
そのまま尻の谷間に陰茎を入れたまま、腰を前後に動かす俺。
「ほぉ……!」
「……」
体勢的に少し辛い物があるものの、何とか尻扱きを出来ている状態。
反り立とうとする陰茎に尻が固くも柔らかく押さえ込み、弾力を持って尻の谷間で挟む。
俺は腰を動かしながら、動きの止まっていた阿求の股間をイジる手に力を込める。
尻扱きとフェラをして貰った礼ではないが、少しでも阿求の快感を引き出して上げようと思った。
秘裂へ食い込ませた指を上下に動かし、包皮を被った淫核ごと刺激していく。
「ひくっ……」
性感体を刺激された阿求は、しゃっくりのような声を漏らした。
しかし本人は一切気付いておらず、筆の動きも乱れていない。
それでも性器をイジっていると愛液が徐々に吐き出され始め、ぬるぬるになってくる。
高級そうな手触りのショーツに愛液が染み込み、色が変わっている事だろう。
俺はショーツの股間の横から指を差し込み、今度は直接性器を触る。
「ぅっ……」
「阿求様、ぬるぬるですよ」
「……」
ショーツの上からでも肉厚で生暖かく、柔らかな大陰唇は進入した指を簡単に食い込ませた。
少し位置をずらせば割れ目へ指先が入り込み、左右から指が挟まれる。
愛液でぬるぬる秘裂は既に淫核を包皮から露出させており、性行為の準備は整っているらしかった。
柔らかな感触の中に少し固めの感触は新鮮で、俺は思わず重点的にイジり回してしまう。
「んぅ……!」
体勢の所為と、先ほど阿求の口の中に精液を出したので犯そうとも犯せない。
興奮は確かにあるのだが、どちらかと言えば悪戯している事に興奮しているようだ。
「胸も触りますね~」
「……」
陰茎を尻の谷間に挿入しつつ、阿求の背中に密着して腰を前後に動かしていく。
着物の清らかな肌触りは亀頭を優しく刺激し、反り立とうとする力は尻の谷間に僅かとは言え食い込んだ。
身体の前面で阿求の心なしか熱くなった背中を感じ、秘裂をイジっている方とは違う手で再び巨乳を持ち上げた。
「やっぱり重い……。なんか弾力も増しているような……?」
秘裂をイジられ、淫核すら弄ばれている阿求の身体は愛液を大量に流し、膣口を挿入されるべき陰茎を求めて小さく開閉を繰り返す。
胸に至っても性的な興奮で張りを増し、血流が良くなった所為で重さが増していた。
「厭らしい乳首ですね、阿求様。摘んで良いですか?」
「……」
「良いですよね」
返事が無いのを良い事に、俺は持ち上げた巨乳の先端を優しく摘む。
「ふぁ……」
途端に阿求から甘い吐息が吐き出される。
まるでグミのような感触は指先で摘んでいて楽しく、思わず胸本体の形が捻れてしまう程に強く捏ね回してしまった。
「んふぅ……」
結構強めの刺激であっても、阿求の身体は性的な興奮に支配されているらしく、甘い吐息が途絶えない。
秘裂でも愛液が駄々漏れになっており、少し奥へ手を差し込めば指先が自然と膣口へ導かれた。
愛液のお陰で何の抵抗もなく、と言うか膣口自体が歓迎するように指先を膣内へ迎え入れる。
軽く出し入れをしてみると、阿求は筆を動かしながら器用に腰を震わせた。
そうなれば陰茎にも着物が擦れる感覚が大きくなり、阿求の口内に出した精液が充填されるのが分かる。
「あ、阿求様! 精液がまた出そうです……!」
「……」
俺の意志を無視して上下に痙攣を始めた陰茎は、カウパー液で阿求の尻の谷間の着物を濡らす。
快感で思考が飛びそうになる中、俺は必死に巨乳を揉み、膣口に挿入させた指を出し入れさせた。
「っ……! っ……!」
速くなった膣口の刺激は、流石に阿求の筆を僅かに乱れさせる。
しかし許容範囲なのか、阿求の手は止まらない。
胸を興奮で張らせて乳首を固く尖らせ、膣口からは愛液が駄々漏れになっていても阿求は真面目に仕事を続ける。
阿求の頬も、胸と秘裂をイジられ、更には陰茎まで尻の谷間に挿入されて真っ赤になっていた。
射精が近付いた事で、俺の指は半ば無意識により激しく動いてしまい、阿求にも激しい快感を送る。
着物に包まれた尻、と言うか下半身全体は小刻みに震え始め、その小さな振動は巨乳を波打たせた。
「あぁっ! また、出ます! 阿求様!!」
「……んっ……んっ」
隠った喘ぎ声は断続的に速くなっていき、阿求は性的な興奮の余り汗を滲ませる。
俺は阿求から立ち上る汗と体臭を鼻一杯に吸い込み、腰と両手の動きを速めていった。
愛液で滑る膣口は、残り少なくなった理性で処女膜を傷付けないように気を付けている。
その分は腰の動きを速くして亀頭を着物で擦り、巨乳を乱暴に揉んだ。
指の間から胸の肉がはみ出る上に、尖った乳首すら指の間接で捏ね回す。
「あぁ! 阿求様のお尻に出ますよ!!」
「……ん……んん」
秘裂をイジりながら阿求の尻へ下腹部をぶつける俺は、性欲の赴くままに動き続けた。
そして股間から力を抜けば、精液が待ってましたとばかりに尿道を駆け上がる。
「あっ! あぁっ!!」
快感と共に阿求の着物を汚す俺の陰茎。
上に少女らしい小さな尻があるので上下運動は余り出来ないが、それでも精液は勢いよく阿求の膝の裏に向かって吐き出された。
射精の快感は膣口付近をイジっていた指にも力が入ってしまい、丁度鉤爪状になって膣内を引っ掛ける。
「んっ!? んんっ!!」
愛液を大量に流す程快感を溜め込んでいた阿求に指の刺激は強すぎて、俺の手には潮が断続的に吹き出された。
愛液で塗れていた着物は潮で更に濡れ、そのうえ精液を裏から吐き出された所為で体液が滴る程染み込んでしまっている。
射精の快感で思わず握りしめてしまった巨乳には赤い手形が付き、強く圧迫された事で乳輪が膨らんで乳首が丸く尖った。
「うっ……うふぅ……」
「……」
本来なら長く感じる射精であっても、流石に二度目となれば精液も量が少なく快感を感じる時間も短い。
それでも阿求を絶頂に導き、好き勝手イジり回す事が出来たので俺の満足感は大変良い物だった。
「ふぅ……気持ち良かったですか? 阿求様」
「……」
返事は当然ながら無いが、俺の両手には阿求の快感を示す証拠がいくつも残っている。
巨乳から手を離し、股に挿入していた手をも抜くと愛液と潮の混合液が掌全体を濡らしていた。
指の間には糸を引き、卑猥な匂いが漂ってくる。
わざと阿求の視界を遮るように手を持ち上げてみると、赤かった頬が更に赤さを増した気がした。
ともかく性欲をこれ異常ない程に満足させた俺は、尻の谷間から陰茎を引き抜いて阿求の背中から身体を離す。
それから陰茎を拭いていると、阿求がおもむろに立ち上がって着替え始めた。
「阿求様……?」
「……」
無言のままで仕事用の汚れても良い着物を脱ぐと、白い背中が露わになる。
膝の裏の部分には俺が出したばかりの精液が張り付いており、愛液と潮と共に着物の柄を体液で濃くしていた。
俺の目の前でショーツすら脱ぎ去ると、箪笥の前へ行ってショーツと着物を取り出して着替え始める。
現代人の俺と違ってサッと着物を着替えると、今度は俺の方を向いて言い慣れた命令を出してきた。
「汗を掻いたので脱いだ着物を洗濯場へ持って行きなさい」
「あっ……はい!」
もはや命令を受け慣れた自分が嫌になる暇もなく、阿求の命令に従ってしまう俺。
脱ぎ捨てられた着物と愛液に塗れるショーツを抱えると、俺は走れないなりに急いで洗濯場を目指すのだった。
△
数日後、俺は阿求の共として籠に揺られていた。
人里での遠出は、時代劇に出てくるような籠が一般的で、阿求も例によって籠で移動している。
ここでは長時間歩けない、走れない俺は流石に籠に乗せられた。
しかも嬉しい事に阿求と一緒の籠だ。
籠の前後から『えいほっ!』と掛け声が聞こえる中、背もたれ代わりとして阿求の後ろへ座っている俺。
前に阿求の口を犯してから数日経っているので、性欲は溜まっていた。
と言うか、溜めていたと言っても良いぐらいだ。
俺は阿求の後ろから巨乳をいきなり揉み解し、着物の前部を開いて乳首を弄ぶ。
阿求も数日振りに快感を伴う刺激を受けた所為か、すぐに乳首を固く尖らせていく。
心なしか成長した重さを感じつつも、乳首を引っ張っては離して波打つ巨乳を阿求の肩越しから見やる。
陰茎は既に固くなっており、俺は既にズボンを脱いで下半身を解放していた。
固く反り立つ陰茎は阿求の尻に密着し、柔らかくも弾力のある感触に刺激されて既に着物へカウパー液を染み込ませている。
胸をイジり回していた俺は早々に阿求の下半身へ手を移動させて、着物の裾を捲り上げた。
「……久しぶりだな」
「……黙って乗っていなさい」
「はい」
白い太股へ言ったつもりだったが、性的な言葉として認識されなかったようで、阿求に怒られる。
しかし、白く高級そうなショーツが見えてくるまで着物を捲り上げると、俺も機嫌が良くなってきた。
いつもはショーツを履かせたままでイジり回していたので、今日は少し趣向を変えて、完全に脱がしてみようと思うのだ。
そう思っている俺は乳首をイジっている巨乳から手を離して、阿求の高級そうなショーツを脱がしに掛かった。
「ごく……」
何気に初めて見る阿求の股間。
徐々に現れてくる白い下腹部に、陰毛は生えていない。
大陰唇はぷっくりと膨らんで肉厚な印象をもたらし、秘裂の端には淫核を隠す包皮が僅かにはみ出ていた。
俺は阿求の胸を掴んで身体を持ち上げると陰茎の上に乗せ、反り立つ力で秘裂に食い込むように座らせる。
阿求が両膝を閉じて行儀良く座っている所為で、丁度素股のような感じになった。
陰茎は大陰唇の柔らかさに上半分が挟まれ、秘裂の熱さを感じる。
少し動かすだけで大陰唇は肌を突っ張って形を変えた。
「おまんこ気持ちいいですよ! 阿求様!」
「……」
秘裂に食い込む陰茎を僅かに動かしながら巨乳を揉み解し、乳首を摘んでは軽く捻る。
「くぅ……」
多少自分の能力に慣れた俺の行動は乱暴になってしまったのか、阿求は痛みを含んだ声を漏らした。
それでも腰は小刻みに動かして大陰唇で竿を扱き、愛液を引き出していく。
刺激を受けた大陰唇も今まで散々イジられた経験から、少し陰茎を擦られただけで愛液が滲み始めた。
「うくぅ……!」
竿だけとは言え、陰茎を大陰唇に直接密着させるのは初めてであり、精神的な興奮が大きくなる。
胸を揉む力も熱が入り、弾力と柔らかさをじっくり味わうように指を動かした。
久しぶりの陰茎への刺激はすぐに精液を尿道へ送り、射精したい欲求がいつもより速く強くなる。
上半分が愛液に濡れた陰茎が痙攣を始めると、俺は亀頭を大陰唇に食い込ませて射精の準備をしていく。
愛液の滑りが亀頭にまで広がると快感も増大し、カウパー液にも精液が混じり始めた。
「くぅ……もうちょっと……!!」
「……」
阿求も大陰唇をイジられ、胸を露出させられた上に揉まれた所為で頬を赤くして無意識の羞恥心に心を浸す。
解放された巨乳は籠の振動で小さく跳ね、亀頭も大陰唇に食い込んだ。
「はうっ! もう駄目だ……!」
「……」
長く快感を味わっていようとしたが、久しぶりと言う事で限界も速くやってきた。
俺は亀頭を秘裂に食い込ませたままで腰の動きを止め、籠の振動だけで扱いて貰う。
限界が来た俺は、なるべく精液が秘裂に溜まるよう、腰の位置を調整して股間の力を抜いた。
「うっ!!」
「ん……」
射精と同時に阿求は秘裂に熱い体液を感じて声を漏らす。
快感と共に精液を吐き出した俺は阿求の乳首を摘み、激しく巨乳を揉み解してしまう。
「ひぐっ……」
殆ど無意識の行動であっても身体は自然と快感を求めているようだった。
小刻みに痙攣を繰り返しながら秘裂へ精液を吐き出す亀頭。
白濁した体液は秘裂の中へ僅かに溜まると、すぐに周囲へ漏れ出した。
俺は快感の余韻で思考を焦がしながら、稗田家に来て唯一取り上げられなかったデジカメを取り出して、阿求と俺の現状を写真として記録していく。
様々な角度から何十枚と痴態を撮っていき、俺が確かに阿求を汚したと言う証拠を残していった。
「ふぅ……」
「あぁ……」
狭い籠の中は性臭で充満しており、普通の大人ならば何が行われていたかは簡単に分かるだろうか。
ひとまず今回の目的を終えた俺は特別に阿求の後始末をしてやる。
胸を着物へ詰め込み、股間は精液を拭って乱れた着物の裾も綺麗に揃えてやった。
ショーツは俺のコレクションとして貰っておくとして、デジカメも懐へ隠す。
全ての後始末が終わった頃には阿求の目的地に着いたらしく、籠が地面へ優しく下ろされる感触が尻に伝わってきた。
「阿求様、到着したようですよ」
「一々言われなくても、分かっています」
「……」
籠の扉が開けられると、阿求は目的の商人の家に向かう。
俺も後に続き、懐に忍ばせた阿求の下着の温もりに優越感を覚えるのだった。
△
数ヶ月後。
商人の家に行った理由が判明する。
それは許嫁との婚姻。
稗田家と商家の間は援助関係にあり、切っても切れない関係にある。
商人に至っては『大』が付く程の富豪で、ある意味書物で妖怪や人などを記録するだけの稗田家にとっては恩すらある関係だ。
その息子との婚姻なら断れる筈もない。
稗田家の中でも祝いのムードが高まり、これで稗田は安泰だという声すらあった。
しかし当然喜べないのは俺一人。
今まで数々の悪戯を繰り返していたが、婚姻となると阿求から引き離されるかもしれない。
それは非常に困るので、ここまで残しておいた切り札を使う事にする。
「阿求様、ちょっと見て貰いたい物があるんですけど」
「……何ですか? 急に……」
いつもなら阿求が声を掛けるまで黙っている俺だが、今日に限っては積極的にならざるを得ない。
訝しげに見てくる阿求の目の前で、俺はおもむろに懐からデジカメを取り出した。
「それは……カメラ、のようですが?」
「これはデジカメって言って、カメラみたいにフィルムが無くても映像や写真が撮れるものです」
「あぁ、新聞屋が使っているものですね」
「まぁ、あれより便利なものですけどね」
「それで? 見て欲しいものとは?」
「これなんですけど……」
そう言って俺はデジカメの画面が見えるように、阿求の横へ座ってデジカメを再生させる。
「……なっ!?」
そこに写し出されたのは眠る自分が胸をはだけさせ、揉まれている姿が写しだされていた。
俺はデジカメを操って他にも阿求の痴態を続々と見せていき、遂には動画さえも見せる。
『阿求様のおっぱい気持ちいいですよ』
「こ……これは一体……!」
もくろみ通りに、直接俺が手を下さない状態であれば阿求は自分がされた事を正しく認識し、性的な悪戯をされていた事実を知った。
「貴方! こんな事をしてただで済むとーー」
「そうですね。結婚相手に知られれば大変な事になりますね」
「っ!?」
「相手は阿求様は身持ちが固いと思ってるでしょうねぇ?」
「……何が目的ですか?」
キッと睨みつける阿求は、やはりこう言うしかないのだ。
明らかな弱み、しかも結婚を目前とした状況で性的な悪戯をされたとなれば破談は目に見えている。
俺はおもむろに立ち上がり阿求を後ろから抱き締めると、胸を揉みながら悪魔の囁きを呟く。
「この動画を許嫁に見せられたくなかったら、最後の物を貰いましょうか」
「くっ……最後の……?」
「そう、処女ですよ」
「っ!!」
そう、俺が今まで悪戯しかしてこなかったのはこの時の為。
今までの恨み辛みを一気に吐き出すには、阿求が一番悔しがり、絶望する瞬間でないと意味がない。
「…………」
無言でデジカメの動画を見入る阿求。
それを見ながら俺は阿求の胸を揉んで、陰茎を小さな尻へ挟み込む。
身体をビクリとさせた阿求は歯を食いしばりながら、まさしく苦渋の決断という雰囲気で言葉を紡いだ。
「わ……かりました。貴方の言うとおりにしましょう」
阿求の言葉には絶望が宿り、横顔を見れば悔しそうに涙を流している。
俺は服の上から揉んでいた手を阿求の襟元に伸ばし、手を進入させ巨乳を直接揉んだ。
「ひっく……」
最初にデジカメで現状を認識させた所為なのか、性的な行為をしても阿求はしっかり認識している。
胸を揉まれる感触に対して、今まで以上に敏感な反応を返す阿求。
俺の手が胸を這い回る感覚が気持ち悪いらしく、早々に鳥肌が立つ。
着物と胸の間に手を差し込んだ俺は、乳首を指の間に挟める位置まで来ると、正面から感触を確かめるように指を動かしていく。
「……くっ」
指の間接では未だに尖っていない柔らかな乳首があり、その周辺を丁度良い大きさの乳輪が囲んでいる。
着物が煩わしくなった俺は、阿求の襟元を後ろから掴むと、一気に引き下ろした。
「っ!!」
後ろからであっても、ぶるんと大きく跳ねるのが分かる巨乳。
着物は二の腕辺りに下ろしたので腕を拘束する事となり、阿求は抵抗が益々出来なくなった。
再び背中へ張り付いた俺は、阿求の肩越しに巨乳を覗き込む。
「ほう……」
「くっ! 本当に最低ですね」
「俺がやられた事に比べれば、優しいものでしょう?」
後ろから覗き込み、体勢的に上から阿求が普段見ている光景で巨乳を見るとまた違った興奮が沸き上がってくる。
華奢な鎖骨から胸の大きな膨らみは極端で、先端の乳首に向かって丸みを帯びていた。
その巨乳を下からたぷたぷと手で跳ねさせれば、巨乳は卑猥に波打つ。
手は完全に巨乳の下へ隠れてしまい、乳首を触ろうとすると徐々に指先が見えてきた。
巨乳を持ち上げながら手を動かした所為で、胸の先端の方は指を食い込ませ、鳥肌で尖った乳首だけが卑猥に指の間から顔を出す。
「厭らしい乳首ですね」
「っ!? 言ってなさい!」
乳首を前へ引っ張ると釣り鐘状に形が変わり、巨乳特有の重さと柔軟性が見て取れた。
「痛っ……!」
「あぁ、すみません、阿求様」
強めに摘んでいた乳首を離し、元の形に戻る巨乳。
先端にある乳首は少し赤くなっており、今度は労るように指の指紋を使って撫で回す。
「んっ……」
「あれ? 気持ちいいですか?」
「そ、んな事、ある訳無いでしょう!」
気丈に言い放つ阿求であっても頬の赤さには明らかに性的な快感も含まれており、性感体である乳首からの刺激を身体だけは好意的に受け取っているようだった。
巨乳を強めに揉んでも指は胸の中へ沈み、阿求の体温と胸の柔らかさが感じられる。
先ほどからずっと揉んでいるが飽きは来ず、むしろ揉む程に陰茎は固くなって理性も消えていく。
「はぁ、はぁ、阿求様、つ、次はそこの柱に手を付いて、お尻を突き出してください」
「ぎりっ……」
遂に犯す気だと分かった阿求は心底悔しそうに歯軋りをした。
未だに悔し涙を流し続けており、その筋は首筋を伝って巨乳へと流れ落ちる。
俺に逆らえない阿求は素直に柱へ近付き、両手で掴んで俺の方へ尻を突き出した。
「そ、それで良いんですよ!」
興奮で言葉を詰まらせる俺も、阿求の後ろから近付き直し、着物の裾を一気に捲り上げる。
「ひぅっ!?」
突如無くなった下半身を覆う安心感が失われてしまった阿求が、悲鳴を漏らした。
出てきたのはいつもの高級そうなショーツで、よく見ればクロッチの部分が体液で塗れている。
「あ、阿求様、塗れてますね」
「なっ!?」
「おっぱいを触られて、んくっ、興奮したんですか?」
「そんな訳無いでしょう!!」
強く言い放つ阿求であっても身体の反応は隠しきれず、クロッチの部分が塗れているのは変わらない。
小振りな尻は屈辱と羞恥に震え、弾力のある印象で小さく波打つ。
「それじゃ、は、拝見させていただきます」
「この……!」
阿求はさぞ辛辣な言葉を向けたいのだろうが、感情が怒りに傾きすぎて言葉にならない様子。
それでも阿求は俺に逆らわず、大人しく柱に手を付き尻を突き出す。
俺は阿求のショーツを下ろしていき、クロッチと秘裂の間を繋いでいた愛液の糸を切った。
「ほう……」
「っ!?」
実際は何度も見ている性器であっても、阿求が意識している内に見るのは初めてだ。
わざと羞恥心と怒りを刺激するように感想を声に出す。
「毛が生えていませんね」
「放っておいてください!!」
大陰唇の回りには愛液のみが張り付いており、秘裂は小さく開いている。
ショーツを膝まで下ろした俺は両手の親指で大陰唇を開いた。
「ひぅっ!?」
認識している状態で性器を触られる感覚は、阿求にとって耐え難い嫌悪感を与えているだろう。
そんな事は知らぬとばかりに俺は片手で器用にズボンを脱ぎ去って陰茎を取り出した。
乳首をイジられただけで愛液を吐き出す程に敏感になった阿求の大陰唇は、触られているだけで性的な刺激と判断して膣口から愛液を吐き出す。
小さく開閉を繰り返す度に粘度の高い透明な体液が小陰唇の間を渡り、淫核へ落ちていく。
包皮を脱いだ淫核に光沢を与えた愛液は、後から来る愛液によって溜まっていって遂には畳へ落ちた。
「ごく……阿求様、エッチですね」
「ち、違っ!?」
性的な反応を示しているのは阿求自身にも分かっており、愛液が秘裂から零れる感覚も感じている。
その所為で羞恥心が刺激されてしまい、阿求は顔を俯かせるしかなかった。
反り立つ陰茎の根本を持った俺は水平にすると、亀頭を阿求の塗れる秘裂へ鈴口を向ける。
「い、行きますよ!」
「ごめんなさい……」
阿求の小さな呟きは婚約者に対しての物だろうと思った俺の興奮は、更に高まっていく。
鈴口からはカウパー液が滲むと、畳に落ちて染みを作った。
腰を進めた俺は、僅かに開いた秘裂へ鈴口を接触させる。
「ひぃっ!?」
流石に悲鳴を出してしまう阿求であったが、言われた体勢は崩さない。
徐々に腰を押し込めば亀頭の形に添って秘裂が更に開き、鈴口が膣口へ食い込んでいく。
「おぅ……!」
「くぅ……!」
初めて犯す膣口の感触は何よりも熱く、柔らかい。
しかし締め付けは強く、少しでも挿入から意識を反らせばすぐに弾かれてしまいそうだった。
処女のキツい締め付けに竿は曲がりそうであり、挿入はいささか困難であった。
それでも愛液の滑りは挿入を助けてくれ、カリの広がりさえも大陰唇は挟んでくれた。
膣口はメリメリと幻聴が聞こえそうな程に固く、阿求の拒絶の意思を表しているかのようだ。
そして愛液の力を借りた亀頭は阿求の膣内へ入った。
「おほぅっ!!」
「うくっ……!!」
陰茎で一番敏感な亀頭は膣内のヒダに迎え入れられ、阿求の意志とは別の動きを繰り返している。
愛液を流す程度には性的に準備の整った性器は、待ちに待った陰茎の進入に激しく蠢いて膣壁を押し付けてきた。
「き、気持ちいいですよ!!」
「痛ぅ……!」
俺の快感と違って阿求は処女の膣口を無理矢理広げられて苦痛を感じているらしい。
精神的にも、見下していた相手に逃げようのない弱みを握られ、犯される悔しささえもあるみたいだった。
処女の膣口にとって最大の障害だったカリが膣内に入ると、後は太さが一定の竿だけであり、俺は陰茎の根本から手を離して阿求の小振りな尻を掴む。
柔らかく肉付いている向こうには筋肉の感触があり、指を食い込ませると確かな弾力が感じられた。
揉めば揉む程に指への反発を受け、尻の表面は厭らしく形を変える。
亀頭が進めば処女膜の抵抗が鈴口に感じられるも、俺は構わず腰を突き入れた。
「ふぐぅ!?」
破瓜の衝撃は阿求の俯いていた顔を跳ねさせる程のもので、髪が振り上げられた所為で阿求の使っている石鹸の香りが漂ってくる。
処女膜を破られた膣内は蠢きを強め、亀頭にヒダを押し付けてくる膣壁。
ぐにゅりと形を変えるヒダは、乾いた亀頭に愛液を塗りながら、代わりにカウパー液を舐め取った。
「うぐぅ……!!」
破瓜を迎えた阿求の身体は一層強ばり、柱を掴む手に力が入っている。
その力は膣内にまで伝わり、今まで以上に強く陰茎を締め付けてきた。
亀頭は狭かった膣内をカリで拡張し、力の入る膣壁とは逆の力で胎内を進んでいく。
「ぐぅ……!!」
拡張される感覚は阿求に苦悶の声を出させ、強ばる全身は更に固まる。
お陰で膣内の締め付けも強くなり、陰茎を進める程に拡張する感覚は強くなった。
ぬるぬるの膣内では阿求の力の限りの抵抗など無意味で、陰茎は根本まで挿入しきる。
「おぉ……!! 気持ちいいですよ! 阿求様!」
「うくぅ……!」
俺の歓喜の言葉に反応を返す余裕がないのか、阿求は辛そうな声を漏らすだけ。
下腹部では阿求の小振りな尻が潰れ、掴んでいる手のひらと一緒に小さな快感を送ってくる。
鈴口では子宮口の感触があって、強く締め付けても柔らかなヒダとは違う固い感触が返ってきた。
膣内の許容量をほぼ越えた所為で、胎内に溜まっていた愛液は卑猥な音を立てながら膣口から逆流してくる。
「あぐぅ……!!」
処女だった膣内はやはり狭い。
そこを力ずくで拡張していく感覚は、睾丸から上ってきそうになっている精液の粘度を高めてくれそうだ。
阿求の意志とは別に陰茎を出迎える準備を整えていても、初めて異物を迎え入れるのは辛いらしい。
苦痛の声を聞きながら挿入しきった陰茎にはヒダの蠢きが表面を舐め、膣壁が強く締め付けてくる。
腰を動かさなくとも膣内が動き、積極的に快感を俺へ送ってくるようだった。
「ひ、引きますよ」
余りの快感に言葉を詰まらせる俺に、阿求は特に答えもせずに苦痛に耐える。
「ひぐぅ……!?」
いくら苦痛に耐えようとも愛液が流れる程度には性行為の準備を整えている所為で、阿求が戸惑う程度に快感がもたらされているようだ。
陰茎が引かれていけば膣口は竿に付いて秘裂から顔を出し、膣内ではカリがヒダを翻弄しながら子宮口から離れる。
カウパー液は確実に残され、陵辱の証として膣内を汚していた。
腰を引く為に小振りな尻を掴んでいた俺は、無意識に指を動かして揉む。
カリが出そうになるまで腰を引くと、今度はゆっくり膣内を味わうように押し入れていく。
「おふぁ……!」
「んぐぁ……!」
鈴口の前には強く締まったヒダが立ちふさがり、そこを拡張していく感覚は最初より幾分楽だった。
しかし処女の締め付けは未だに名残を残し、陰茎を強く刺激してくる。
蠢く膣壁を拡張しつつ、ヒダをカリで翻弄しながら奥へ突き進ませると再び子宮口にたどり着く。
「くはっ!?」
最奥を突かれた阿求も呼吸を勢いよく吐き出し、頭は目前にある柱へ向かう。
再び阿求の胎内の全てを犯した俺も、今度は勢いを止めずに腰を引き、再度腰を突き入れてピストン運動を開始した。
「ふっ、はっ、うっ!!」
「はくっ! んくっ! うぁっ!」
何度も子宮口を突き上げられる所為で膣内は徐々に拡張されていき、陰茎の形に添って広がっては亀頭の形に添って閉じていく。
当然ながら駄々漏れになっているカウパー液は膣内を汚し続け、カリによって掻き出される愛液も淫核を通って畳へ落ち続けた。
小振りな尻は俺の下腹部が衝突する度に小さく波打ち、掴んでいてもその衝撃は抑えきれないらしい。
「んっ、んはっ、あぁっ!!」
「ひぐっ! んぐっ! あくっ!」
阿求も徐々に激しくなるピストン運動の反動に身体を支えきれず、前後に揺さぶられる。
押さえきれない反動は下へ卑猥に垂れ下がっている巨乳を1拍遅れて前後へ揺らし、胸と胸がぶつかるペチンペチンとした音が聞こえてきた。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
興奮の頂点にいる俺は阿求の背中に伸し掛かると、前後に揺れる巨乳を掴んだ。
「んはぁっ!?」
膣内を犯される快感が大きくなっている最中に、胸から、そして乳首からの刺激を受けた阿求は戸惑いを含めた嬌声を上げる。
揉み込んだ巨乳は乳輪から乳首が膨らんでおり、心なしか能力で認識されない状態で摘んだ時よりも固くなっている気がした。
手と陰茎、そして下腹部にぶつかる小振りな尻から感じる感覚が全て快感となり、俺の快感は急速に絶頂へ上っていく。
「お、おほぅっ!! で、出そうです!」
「っ!? だ、駄目です! せめて、うぐっ!? 外に!!」
阿求の懇願は尤もだと思考の端で考えるが、既に俺の脳内は性欲と快感に犯されている。
もはや膣内、しかも子宮口に出す他には考えはなく、阿求の懇願は無視する事にした。
「で、出ますよ!!」
「だ、駄目です! あぐっ!」
そして俺は肩越しに振り返って何とか抜いて貰おうと懇願する阿求を無視し、巨乳ごと身体を抱き締めながら腰を一番奥へ突き入れた状態で動きを止めた。
「うぅっ!」
俺の意志を無視した上下の痙攣を繰り返しながら精液を吐き出す陰茎は、鈴口を子宮口に擦り付けながら体液を流し込んでいく。
胎内の一番奥深くで熱い精液を受けた阿求は、頭を振り上げて腹に広がる熱い感覚に悲鳴を漏らす。
「あひぃっ!?」
精液を感じた膣内は小刻みに痙攣を繰り返し、阿求が絶頂に達した事を知らせてくれた。
最奥まで挿入した状態であっても秘裂から潮を吹き出して、阿求の小さな腰は上下に動く。
「おっ! おぉっ!」
「あひっ! ひぃぅん!!?」
陰茎の上下の痙攣と反対に動く阿求の腰。
その所為で鈴口から吐き出される精液は、より子宮口に擦り付けられる。
「ふぅ……」
「ひぎっ、ひぐっ……」
精液を吐き出される量が徐々に減っていくと、阿求は本格的に泣き始めた。
肩でシャックリを繰り返し、涙は儚く落ちて畳を濡らす。
俺は征服感で背筋をゾクゾクと震わせ、また腰を動かし始める。
「っ!? も、もう、止めてください!」
「い、いえいえ、もう少し付き合ってくださいね」
「そ、そんな……!!」
そして俺は抜かずの二発目に入るのだった。
△
阿求が婚約者と目出度く結婚した後も、阿求は相変わらず俺の陰茎を突っ込まれている。
婚約者は婿養子として稗田家に入ってきたので、阿求はそのまま稗田の家に住んでいた。
しかし使用人が居るので念の為に、俺は人気のない所で阿求を犯す日々を送っている。
「ひん! ひん! ぁぅ!!」
「何度、犯しても、はぁ、気持ち良いですね!」
「も、もう止めてください!」
トイレで犯すのは流石に汚いと思う阿求は、いつもよりも拒否感が強い。
しかしそれが逆に膣内の動きを活発にして、陰茎を責め立てる。
俺も腰の動きを速め、阿求の子宮口を突き上げ、精液を放った。
「ふぅっ!!」
「ひぃっ!? ま、また! イくぅっ!!」
終わり
桜咲刹那、常識変換・洗脳
ガタンゴトンと電車特有の振動が乗客の脚を刺激する中、一人の男は満員の車両の中で快適な空間を満喫していた。
他の乗客が帰宅ラッシュの真っ直中で窮屈な思いをしている所に、男の周辺だけ変に空間が開いている。
しかも誰もがその空間に入ろうとはせず、まるで結界か何かが存在しているかのようだった。
「ん~、今日も学園の結界は問題なしっと」
電車の長椅子に一人だけ座る男は周りを見回して満足気に頷く。
満員電車で不自然な空間の中心で呟く男こそ、この現象の犯人である。
男はここ、麻帆良学園を覆う結界に干渉し、面倒事を嫌って自分が魔法を使える事実をひた隠しにしていた。
しかし、漫画と違って現実に変わりないので、イレギュラーである男が居る所為で未来が変わってしまっても困る。
仕方なく原作の監視をしているが、今の所は問題なくストーリーが進んでいるようだった。
「……これなら俺ものんびり出来るな」
男は完璧な万能型魔法使いと言っても良いぐらいに多種多様な魔法を使えるものの、原作に介入しようとは欠片も思わない。
何せ『立派な魔法使い』に潜在的な拒否感を持っている所為で、余り関わらないように気をつけているのだ。
前世を含めて今生でも人畜無害そうな人間であったが、内面は女を屈服させて犯したい欲求を常に渦巻かせている。
人助けに力を使う人格には程遠い。
幸いに見人当たりは良かったので、心の中は誰にもバレる事はなかった。
転生に在り来たりな原作の最強を越える力を貰ったが、男本人はそれを自分の為に使う事へ集中し、むしろ他人の為に力を使おうとする原作キャラ達の方が、おかしいと思い始末。
自分の内心を含めて魔法の力さえ人目に付かせず、魔法関係者からすら、ただの一般人を演じきっている。
それでも何でも出来るという欲望を募らせる男は、この世界で欲望のままに動こうと決めていた。
学園の結界をイジったのもその一環で、学園長を含めて結界内に居る全ての人間に暗示を掛けられるようにしている。
満員電車で男の周りだけ空間が開いているのも、成果の一つだった。
「ふぅ……放課後のラッシュ時はこの快適さがないとなぁっと」
男はニヤニヤと自分の優位性に満足しつつ、周りで固まっている女子中学生の胸を触ったりしていた。
「っ!?」
「どうしたの?」
「う、うぅん、何でもない」
友人が身体を大きくビクリと動かした所為で、異変を感じ取った女子中学生が心配そうに言葉を掛ける。
当然ながら男の犯行だとは思われてないので、女子中学生は謎の現象に戸惑うばかり。
胸を触ったのも真正面からであり、その正面には友人が居る。
その友人は両手に鞄を持っているから、手は動かせないと知っている女子中学生も不思議に思うのだった。
「やっぱり青い果実は良いよなぁ……。くくく」
更に言えば男の周りを囲んでいるのは女子中学生ばかりであり、美少女を中心に侍らせている。
男は間近で女子中学生の匂いを嗅ぎつつ、胸や尻を触り捲っていく。
「ひゃっ!?」
「きゃぁっ!?」
「な、なにっ!?」
「あっ!?」
「触られたっ!」
「また、やられた……」
「くっ……」
「いつ触っても面白い反応を返すな」
麻帆良の女子中学生は多少の異変は笑って流すものの、痴漢に遭えば大きな反応を返す。
普通ならば触られた恐怖で言葉も出さずに震える年頃であっても、流石は麻帆良と言うべきか、リアクションも大きかった。
なるべく乳首や肛門を目指して触っているのもあるだろうが、反応は様々でありながら触る側としては面白い。
「おっ……。あれは」
見つけたのは原作の重要人物の一人である<近衛 木乃香>。
周りには名も知らぬ友人らしき女子中学生が居るので、恐らくは部活関係の人脈だろうか。
「と、言う事は……」
満員電車で窮屈な思いをしながらも、楽しそうに会話をしている木乃香の周囲を探せば、簡単に目的の人物を発見できた。
「居た居た……」
木乃香から見えない位置に陣取り、睨みを利かせるようにして満員電車に揺られるのは<桜咲 刹那>
近衛木乃香の護衛として派遣されているものの、学園長から良いように扱われている哀れなキャラである。
特徴的な髪型は左側だけポニーテールのように纏められ、丁度肩の辺りにまで毛の先が掛かっていた。
木乃香の方へはチラチラと視線を送っているが、その視線は睨みつけるようであり、逆に目立っている所為で刹那が目的とする、隠れて護衛は余り意味をなしていない。
満員電車なので頭の方しか見えないが、きっと身体も引き締まっている事だろうと思う。
最近普通の女子中学生ばかり悪戯していたので、幾分飽き気味になっていた所だ。
ここは一つ、原作キャラに手を出して気を取り直そう。
「よいしょっと……」
腰を長椅子から持ち上げると同時に、学園を包む結界に干渉する。
内容は暗示で『電車内で起こる事に何があっても驚かず、当然の事と気にしない』と言うものだ。
しかし、それでは目的の人物の反応が楽しめないので、刹那以外、と言う条件を付けておく。
その刹那へ掛ける暗示は二つ。
内容の一つは木乃香に関したもので『木乃香の平穏を守るのが自分の使命であり、どんな行為をされても我慢しなくてはならない』
それと痴漢プレイを楽しむ為に『快楽を感じやすくなる』とした。
男は乗客を遠ざけていた、ある意味の結界を解くと適度な人混みを演出する。
女子中学生の身体を触りつつ興奮を高めていき、刹那の後ろへ張り付いた。
刹那の視線は相変わらずチラチラと木乃香へ送られており、仲良くしている部活の仲間へ若干の嫉妬さえ感じる。
そんな緊張感を持っている刹那の背後に陣取り、華奢に見える腕へ手を伸ばした。
「っ!?」
暗示の効果の外に居る刹那は、先程移動中に身体を触った女子中学生とは違って身体を強ばらせる。
瞬時に痴漢である男の方を見て睨みつけるも、木乃香に護衛している事がバレてはいけないと思いこんでいる所為で直接的な行動には移してこなかった。
触った腕の感触は、女子中学生ながら筋肉のしなやかさを残しつつも引き締まっており、細くも頼もしい印象を受ける。
次に手を伸ばしたのは刹那の脚。
決して尻を触らないように、体格的に少し厳しいが僅かに上半身を屈めて太股を触る。
「……っ!」
スパッツに包まれた太股も腕と同様に引き締まってはいるものの、女子中学生らしい華奢な感触を受けた。
少し力を込めて触れば太股の弾力は容易に指を押し返す。
僅かに屈めば男の顔は丁度刹那の首筋に入り込み、まるで吸血鬼が血を吸うような位置に当たった。
「す~……は~……」
「くっ!?」
自分の体臭を嗅がれていると音と首筋に走る、男の鼻息を感じて本格的に痴漢に遭っていると認識する刹那。
鳥肌を立たせる刹那であっても、木乃香に気付かれる危険性を重視して抵抗などは一切してこなかった。
窓越しに映る男の顔を睨み、僅かに滲み上がってくる快感に頬を赤くする。
同時に屈辱感も感じているらしい刹那は、歯をギリッと鳴らして悔しそうに表情を歪ませた。
太股もそれに伴って緊張感を増し、力が入った所為で弾力が強くなる。
それでも男は触る事は止めず、スパッツと太股の境目に指を入れてサラサラの感触を楽しんだ。
存分に刹那の体臭と太股の弾力、それから腕の折れそうでありながらも鍛えられた感触を楽しんだ男。
次に目を付けたのは、やはり慎ましやかに膨らんだ胸。
麻帆良学園の赤い制服を押し上げる胸は、刹那が呼吸をする度に大きく持ち上がる。
しかも今は屈辱に耐えている状態なので呼吸は荒く、胸の動きも通常よりは早くなっていた。
「くくく……」
「っ!?」
明らかに反応を楽しんでいる様子の男に、刹那はキッと鋭い視線を叩きつける。
男はおもむろに刹那の手足から手を引くと、揺れる胸へ向かわせた。
「!?」
刹那も男の目的に気付き、息を飲んだ。
驚きと戸惑いで眼を丸くしている刹那に構わず、男は制服のジャケットとカッターシャツのボタンを外していく。
徐々に露わになっていく白い素肌。
更に言えばブラも簡素な白い物であり、それが逆に露出してくる胸の白さを強調しているかのようだった。
全てのボタンを外し終えると、男は制服の中心に出来た隙間から手を差し込んでブラの上から刹那の胸を揉んだ。
大人の掌に収まる程度の胸は柔らかく形を変え、なおかつ成長を感じさせる固さもあった。
ブラの内側では乳首が擦られ、明らかな快感となって刹那を襲う。
余っていた手はスカートの中へ差し込んで、スパッツに形を強制された尻までも揉み解す。
胸と違って全体が引き締まり、触られた事で緊張に固くなった尻を片方だけ揉む男。
手が動けばスパッツは僅かにズレてしまい、快感を感じやすくされた身体は秘裂を擦るクロッチの感触で更なる快感を受け取った。
ここまで来れば刹那も事態の重要さに気付き、戸惑いと共に声を上げようと口を開く。
「ちーー」
「あの娘、君の友達でしょ?」
「ーーっ!?」
男が窓越しに刹那へ視線を合わせ、顎で指し示した方向には木乃香の姿。
親愛の情を抱いている存在を改めて認識させられると、出そうになった悲鳴は刹那の手によって抑えられた。
「ーー!」
その隙に男はブラのフロントホックを外して、胸を露出させる。
ぷるんと反動を僅かに見せ、若干左右へ広がった胸はガラスを鏡にして男へその姿を見せた。
身長がだいぶ違うのでガラスに胸が映ったのを確認した男は、刹那の肩から覗き込むようにして身体を密着させる。
「綺麗なおっぱいだね」
「ひっ!?」
耳元で囁かれる声は息が耳を触り、刹那に拭いきれない本能的な嫌悪感を沸き上がらせた。
胸を露出させた男はそれだけでは満足せず、スカートさえも捲り上げる。
「きーー!?」
「友達にバレても良いの?」
「ーーっ!!」
スパッツを履いているとは言え、下半身を故意に露出させられるのは刹那に悲鳴を出させようとした。
しかし男の囁きの内容を聞いて、再び口に手を当てて声を飲み込んだ。
這い回る男の手は胸をゆっくり揉み解し、乳輪の境界線に沿って指を動かす。
ピンク色の乳首は男の指の動きに沿って向きを変え、胸本体も凹んだ。
暗示で性的に敏感な身体にされた所為で、刺激は大きな快感となって刹那に送られた。
「んっ!? んっ……!」
周りの乗客に気付かれないよう、口に手を当てて何とか声を抑えようとする刹那。
しかし快感に伴う鼻息は抑えきれず、瞼は閉じられて眉は切なそうに顰められた。
刹那は自分の身体に走る快感を受けて戸惑い、その事実に信じられないと言う気持ちが沸き上がる。
何とか快感から逃れようと身を捩らせるも、男は木乃香へ視線を送って周りに聞こえない声量で呟いた。
「逃げたら続きは友達にして貰おうかなぁ?」
「っ!? くっ!」
嫌悪感と快感が混ざった刹那の身体は、触られる刺激に対して敏感に反応を返し、乳首は尖りつつある。
刹那は木乃香にこんな事を経験させる訳にはいかないと、必死に迫り来る快感を戦っていた。
「んっ!?」
男は乳輪をイジり回し、尖った乳首を指の指紋を使って弄ぶ。
乳首を刺激される程に刹那は身体を小さく前後に動かす。
小さくても胸なので、胴体が動けば可愛らしく揺れた。
乳首を一通りイジると、下から胸を持ち上げるようにして揉み上げる。
指をやわやわと動かしながら芯のある胸の感触を楽しみ、僅かとは言え食い込んで、羞恥で上がった体温と激しくなった鼓動が男の手に送られた。
「んんっ!!」
電車の中で胸を丸出しにされた羞恥心は女子中学生には衝撃的であり、心臓の鼓動もかなり早くなっている。
快感においても乳首からの刺激は確実に刹那の身体を蝕み、興奮で触っていない方の乳首まで立ってきた。
男も胸だけでは満足しておらず、胸を片手で揉みつつもスパッツを履いた下半身へとターゲットを増やす。
男の掌が身体の側面を撫でつつ手を下げていけば、下半身へと到達して捲り上げられたスカートの中へ入った。
「ひぅっ!?」
太股を撫でた手は前方から股間へ到達し、すぐ上の下腹部に到達してスパッツを下げに掛かる。
ショーツごと下ろされては刹那も身を強ばらせてしまい、年齢に違わない反応を見せた。
「ひぃっ!?」
膝まで下ろされたスパッツとショーツを確認した男は、解放された刹那の股間へ再び手を持って行く。
「んくっ!!」
直接触った性器の感触は男に熱い印象を与え、同時に胸よりも柔らかな感触を返した。
大陰唇を覆うように手を上から被せ、中指を曲げて秘裂をイジる。
「んふぅっ!?」
口に手を当てている所為で隠ってはいるが、刹那からは明らかな快感と取れる声が漏れてきた。
男は刹那の羞恥心と快感を受けた事実を明確にする為、少し身を屈めて耳元で囁く。
「声を出したら駄目だよ」
「っ!?」
自分が漏らした声に信じられないと眼を丸くして、肩越しに顔を男へ向けた刹那。
顔の向きが変わったので刹那の口から手は放れてしまい、唖然とした様子で僅かに開かれている。
男は迷わず刹那の唇にキスし、開いた口の間から舌を差し込んだ。
「んむっ!?」
刹那は何気にファーストキスを大切にしていたものの、望まぬ形で男に奪われた事実に眉をひそめて苦悩する。
しかし乳首と秘裂をイジる手は止まる事を知らず、刺激し続けた。
尖った乳首からの刺激は勿論の事、秘裂をイジられる快感は刹那の身体に溜まり続け、腰を軽く突き出して前後に痙攣させる。
「んっ!? んんっ!!」
軽い絶頂に達した悦声は直接男の口内へ送られ、差し込まれた大人の舌が事もらしく小さな舌を絡め取った。
少しだけ刹那の可愛い舌を味わい、口から唾液の糸を繋げながら男が顔を離し、刹那の羞恥心を更に煽る。
「気持ちよかった?」
「んはぁ……はぁ……」
視点の合っていない刹那の目の前へ、絶頂で愛液に塗れた手を持ってくる男。
「友達が近くに居るのにこんなになるなんて、君ってエッチなんだね」
「そん、な……」
事はない、とはとても言えない状況。
男の手には確かに快感を受けた証があり、指の間を卑猥な愛液で繋がっている。
目の前に持ってこられた所為で匂いすら明確に刹那へ送られ、羞恥心は天井知らずだった。
その間にも乳首は捏ね繰り回されており、愛液も徐々に量を増していく。
男は次の段階として回りの乗客を操ると、刹那と男の回りに壁を作らせた。
窮屈だった電車の中に突如として人の圧迫感が無くなった事へ、刹那は恐る恐る男へ視線を向ける。
「味方は居ないよ?」
その言葉を受けて弱気になった刹那は、回りへ助けを求めるような視線を送った。
しかし二人を囲む誰もがあえて背を向けている状態である事が、刹那の絶望を後押ししてしまう。
「友達はここで降りるみたいだけど、君も逃げるなら友達に変わって貰おうか?」
「うっ!?」
もはや絶望の真っ直中にいる刹那であっても、木乃香の幸せな平穏を守るという暗示は効いている。
部活の友達と笑いながら電車を降りる木乃香の背中を、寂しそうに見送った。
そんな心中を知る男は再び手を刹那の股間へ下ろし、愛液を滴らせる秘裂へ指を食い込ませる。
「んっ……」
前後に動かせば、感じやすい身体になっている刹那の身体は心の中を無視して快感に愛液を漏らした。
ぬるぬるの秘裂は快感の余りに、包皮を被っていた淫核を露出してしまう。
木乃香の平穏を守る為とは言え、大切な人に痴漢にあっている現状を気付いて貰えない、ある意味の勝手な絶望感が刹那を襲った。
それでいて身体は未だに快感を溜め続け、乳首は尖り淫核は更に固さを増す。
抑えきれない快感と、見捨てられたと勝手に思った絶望感。
諦めと共に痴漢にあって強ばった身体からは力が抜け、自分が犠牲になってやり過ごすという言い訳を心中で放つ。
視界から木乃香が消えると眼を閉じ、完全に受け入れる体勢を取った刹那。
「くくく、おい」
刹那が抵抗を諦めた事を、身体をイジっていた感触で認識した男は、密かに一体だけ作っておいた分身を呼ぶ。
念の為に刹那の両手を掴ませると、完全に抵抗できないようにさせた。
「くっ!?」
刹那も男に仲間が居たのは分かっていたが、直接手を出してくるとは思っても見なかった様子。
両手を封じられた刹那の身体は一瞬だけ再び強ばったものの、既に現状から抜け出すのを諦めているので緊張はすぐに解かれた。
本体の男は乳首を両手で摘むと本格的に揉み始める。
「柔らかいね」
「……」
「けど、まだ成長はすると思うよ?」
「……」
諦めの境地には入った刹那は何を言われても、表面上は無表情を保っていた。
しかし身体は正直であり、性感体を刺激された所為で白かった身体は興奮で赤みを増していく。
乳首も痛い程に尖り、男の指からの愛撫を受け入れていた。
胸を揉み解される度に快感が刹那の股間へ走ると、僅かに前後へ跳ねて反応を見せる。
ピンク色の乳首は男によって摘まれては胸に押し込まれ、胸とは違った固い感触を指へ返した。
「んっ……」
刹那の漏らした声を聞いて興奮を高めた男は、あくまで冷静を保って乳輪の縁に沿って指を動かす。
それから円を描きつつ胸の頂点から胴体との境目まで指を這わし、上下左右に向きを変える乳首の様子を楽しんだ。
「ふぁ……」
自己犠牲を免罪符に快感を受け入れつつある刹那が、思わず甘い声を漏らす。
愛液で塗れている指で乳首をイジった所為で、片方だけが卑猥な光沢を得ていた。
男は芯がある胸をイジり回すと、次の目標に向かって手を再び下ろす。
しかし今度は下腹部ではなく背中の腰を手が這い、スカートを捲られて剥き出しになっている尻へ到達した。
「ふっ!?」
てっきり尻を揉まれると思っていた刹那の考えとは違い、いきなり尻の谷間に手を入れられて肛門を触られる。
縦に入れられた手を横へ向きを変えると、自然に尻の谷間が左右へ開き、肛門が電車内で露出していた。
その肛門に男は指を接触させ、皺の一本一本を確認するように動かしていく。
「んふぁっ!?」
普通なら痴漢以上に嫌悪する感触であっても、敏感な刹那の身体は嫌な刺激でさえも快感に変換された。
しかも肛門を這う指は徐々に指先を食い込ませていき、明らかに拡張する意図を感じるも、その感覚さえ大きな快感として受け取る。
刹那自身は肛門をイジられ、更には他人に触られる嫌悪感で信じられないと言う感情も心中にはあった。
「な、何を!?」
慌てて後ろから触ってくる男へ振り返った後、無意識に周囲へ助けを求める視線を巡らせる刹那。
拒否しようにも括約筋は指の力に適わず、指先を徐々にめり込ませていく。
なまじ愛液という滑りを得ている所為で、進入してこようとする異物には抵抗できなかった。
「は、入っ!?」
第一関節まで指が入ってしまうと括約筋は強く締め付けを返す。
男は肛門に指を突っ込んだまま、刹那の前へ回り込む。
「どうかな? 初めての感覚は」
「くっ! き、貴様……!!」
先ほどの軽い絶頂の余韻は未だに残っており、刹那は完全に表情を引き締められていなかった。
前へ回った男を睨みつけながらも何処か欲情を漂わせ、肛門からの刺激で若干蟹股になっている。
刹那の肛門を前後に動かしつつ指を出し入れする男は、欲情を隠しきれない勝ち気な様子に陰茎を固くさせた。
秘裂は身を守る為の反射的な反応として愛液を滴らせては、肛門からの刺激を快感として変換する。
「んふぁっ……! っ!?」
刹那も肛門からの刺激を受けて自分が甘い声を漏らした事に、口を押さえて戸惑いの表情を浮かべた。
男はそんな刹那の反応を楽しみながら、ズボンを脱いで陰茎を取り出す。
「っ!? 何を!?」
「何って、もう限界だからね」
「は、離せ!」
どれだけ力を入れようとも、まるで普通の女子中学生のようにか弱くなってしまっている刹那。
身を捩らせる度に露出した小さく膨らんだ胸は揺れ、尻も固さを感じる動きで肛門に指を突っ込んでいる男の手を叩いた。
身長差があるので、このままでは入れられないと判断した男は分身に刹那の片足を持ち上げるようにイメージを送る。
「ひぅっ!?」
膝まで下ろされていたスパッツとショーツを完全に脱がせた分身は、そのまま片足を上げてI字バランスのように刹那の体勢を変えた。
「や、やめーー!!」
スカートは完全に捲り上げられ、電車の中で性器と肛門を晒す事になった。
恥ずかしいという思いが強く表面へ出てしまい、顔を真っ赤にさせる。
しかし顔の赤さも、男が肛門から指を抜いて陰茎を刹那の性器に食い込ませた時点で、青ざめたものに変わった。
同時に分身が肛門へ陰茎を合わせた感触を受けた所為で、正気を取り戻す。
「そ、そっちは違う!!」
秘裂に関しては事前の知識があって辛うじて理解は出来るものの、肛門に関しては知識の外にあるので、咄嗟に肩越しに後ろを向いて違うと言い張る。
「違わないよっ、と!」
「ひぎぁっ!?」
男が声を強めると同時に前後の孔を陰茎が犯し、一気に根本まで挿入しきった。
肛門を占領する圧倒的な違和感と、膣口を膣内を拡張される感覚は刹那の身体を大いに驚かせる。
処女喪失としては最悪の状況であっても、快感に敏感になっている身体は全ての違和感を快感として変換していた。
「ひっく……うぅ……」
犯させる絶望感と身を焦がす快感の間で、どうして良いか分からず刹那はついに泣き出してしまう。
肛門の違和感と破瓜の痛みを含めて、快感になっているので気持ち良くはあるが、残った理性が感じた事のない感覚を否定しようとしているのだ。
入れているだけでは満足できない男は一人の少女を征服した達成感に陰茎を震わせた。
「動くよ」
「ま、待って……っ!?」
快感によって愛液が溢れる膣内から、膣口を引きずりつつ竿が姿を現してくる。
肛門でも同じくして括約筋を引きずりながら、分身の陰茎が出てきた。
男は分身と感覚を共有しているお陰で、膣壁が快感の余りに歓迎してくる感触と腸内の等間隔で並んだヒダの感覚を同時に味わっている。
膣内では愛液で滑るヒダをカリが削り、掻き回す。
ぐにゅりと蠢く感覚は男の陰茎に多大なる快感を送った。
精液混じりのカウパー液は刹那の幼さを残す膣内へ残され、残った体液は確実に子宮を目指し始める。
「んぐぅ!?」
「おぉ、気持ち良いよ!!」
「あがぁ!!」
興奮の余りに腰を激しく動かす男は上下に刹那を揺さぶり、電車の床へ愛液を落とさせた。
男が刹那の身体を落とす度に幼い子宮口を押し上げ、犯される快感を刻み込んでいく。
亀頭の形に添って広げられる膣内はヒダを陰茎へ押し付け、積極的に快感を送ろうとしている。
幼く、成長しきっていない膣内であっても陰茎を迎え入れる準備は出来ており、快感に伴う反応は刹那と男にとって全てが新鮮だった。
「んはぁ、ひあぁ、んくぁ!!」
膣内を陰茎が出入りを繰り返し、膣口を竿が翻弄しても快感を受け入れ始めた刹那は喘ぎ声を漏らす。
男に力及ばず、これもまた木乃香を守る為の身代わりとして割り切り、刹那が腰を動かし始めた。
肛門でも痙攣を繰り返し、快感による反応は急速に強いものとなっていく。
膣内で子宮口を小突かれる間隔で潮を噴き、身体は小刻みに絶頂へ達する。
「ふっ、はっ、気持ちよさそうだね」
「んあっ!? ち、違う、ふぁっ! これはお嬢様を、んっ! 守る為、に仕方なく、んはぁっ!」
「でも、嬉しそうな、ふっ、顔をしてるよ? 友達なんてどうでもよくて、気持ちいい事の方が大事なんだろ」
まさしく現状の図星を突かれた刹那は、股間から潮と愛液を噴き出しながら叫ぶ。
否定したくとも身体を焦がす快感は誤魔化しきれず、結局は押し寄せる性的な刺激に負けてしまう刹那。
「あ、あぁ! ごめんなさい、お嬢様! ぁん! 気持ちいいです!!」
「ふ、くくく、んっ、はっ!」
「ひぁっ! あっ! んあっ!!」
男と分身にサンドイッチされた状態で、泣き叫ぶように木乃香へ謝る。
快感を完全に受け入れた刹那は分身から腕を放されると、男に抱きつく。
脚すらも男の腰に巻き付け、膣内では鈴口が子宮口に食い込んだ。
男に抱きついたお陰で、刹那の女子中学生らしい小さな身体は上下に揺さぶりやすくなった。
「ひゃ!? あっ! んふぁ!」
刹那の頭を振り上げて、片方だけ結ばれた髪がばさばさと音を立てる。
電車の中であっても刹那の中では、前後の孔を犯される快感しか頭にない。
ヒダは陰茎に掻き回され、愛液はカリによって膣口から押し出される。
鈴口が膣内の最奥を突けば反射的に下半身の力が増し、膣口と肛門を強く締め付けた。
愛液が付着した竿は膣口に圧迫され、脈動する太い血管すら止めんばかりだ。
男は刹那の尻を掴み、勢いよく上下に動かした。
「ひゃん! 奥が、ひぃ! 広がる!!」
男を抱きしめた所為でささやかに膨らんだ胸は潰れて、上下に揺さぶられる動きで乳首を擦られると刹那へ快感を送る。
固い弾力のある尻を掴めば肛門は更に開き、後ろの孔を犯す分身の動きを手助けした。
肛門では括約筋が膣口以上に強い締め付けを陰茎へ送り、その奥では生暖かい空間が広がる。
亀頭が奥に挿入されれば、膣内のように子宮口が無い分は制限のない奥行きがあった。
「お、お尻も、ひぐっ! 広がるぅっ!!」
太い竿は肛門を確実に拡張しており、圧倒的な違和感は刹那の快感へ変換される。
溜まっていく快感は大きな絶頂へと向かい、刹那の身体をガクガクと痙攣させ始めた。
「あひっ! 何かがっ! あぁっ! 来、るぅ!!」
膣内でも大きな収縮が陰茎を攻め、ヒダは高速で入出を繰り返すカリ掻き回される。
「あぁ! お腹の中、がぁ! 削られる! んぅっ!」
そして勢いよく動いていた男と分身の動きが止まり、膣内では子宮口を亀頭が押し上げた。
その瞬間に精液は吐き出され、刹那は熱い体液を受けた事で激しい絶頂で身を踊らせる。
「ひぁっ! で、出てる! あんくぁっ! こ、このちゃん!!」
歯を食いしばって絶頂に耐える刹那も、激しさを増した快感で意識が振れ、遂には気を失ってしまった。
「うっ、ふぅ……ありゃりゃ……」
分身と共に精液を吐き出しきった男は満足気に溜息を吐き出し、意識を失い身体から力の抜けた刹那を抱き留める。
膣口と肛門は射精をして柔らかくなった陰茎を未だに締め付けており、絶頂の余韻でピクピクと小さく痙攣を繰り返していた。
「……まぁ、気を失ったのならしょうがない。後始末をして隠れ家に持って行くか」
男は分身を消すと陰茎を膣口からも抜いて刹那を電車の床へ寝かせ、股間を拭いてやる。
肛門と秘裂から精液を逆流させる股間は、少し腹を押すと卑猥な音を立てて体液が出てきた。
電車の床にまで溜まる体液は小さな水溜まりを作り、性的な匂いを放つ。
下ろされていた刹那のスパッツとショーツを履かせてやり、制服も元に戻すと外見上は電車内で眠るただの女子中学生に戻った。
床を含めて後始末を終えた男は電車を降りて、誰にも知られてない隠れ家に引っ張り込む。
その後、目を覚ました刹那を後背位や正常位などで犯し尽くし、精神的にボロボロにしていく。
理性が消えた刹那も鳥族としての血が顔を出してしまい、背中に美しい白い翼が姿を現した。
それでも男は刹那を離さず、ずっと犯し続ける。
刹那は自分の秘密を知られてしまい、木乃香の前には出られないと嘆く。
「もう、このちゃんの前には居られへん……!」
犯されながらも、そう絶望する刹那に男は如何にも分かっているような口を開く。
「大丈夫だって、俺は刹那が木乃香を守ってるって分かってるから」
「……本当に?」
「本当だって」
「……」
そんな言葉を受けて、精神的にボロボロになった刹那は男に対して信頼の眼差しを向ける。
心の隙を逃す筈がない男は、魔法で刹那を自分へ依存させるように信頼を親愛にランクアップさせた。
その上で辛い記憶を封印し、更には妊娠しないようにする。
犯し終えたついでに精液を膣内に納めさせたままで、魔法を使って処女膜を再生させておき、深層心理に暗示を掛けておく。
内容は『大人っぽいエロい下着を履く』と『男の呼び出しに対してはいつでもどこでも応える』ようにした。
それから傷ついた精神を卑劣な手段で埋められた刹那を隠れ家から見送ると、男は物思いに耽る。
少し重くなってもスッキリした腰を抱えながら、やはり女を屈服させるのは最高だと思う男。
「次は同じ人外仲間の龍宮真名を狙ってみるか……?」
これからも楽しくなりそうだと、口の端を持ち上げる厭らしい笑みを浮かべて今後の計画を練るのだった。
終わり
上白沢 慧音:催眠、レ,イプ
様々な人々が行き交う騒がしい人里の一角に、ひときわ大きな屋敷がある。
開けられた門からは無邪気に遊ぶ子供の声が聞こえ、近所に微笑ましい空気をもたらしていた。
教師を買って出ている<上白沢 慧音>の存在も、子供を預ける親の安心感を大きくしている。
彼女は半獣の妖怪ではあるが、その事実を知っている者も知らない者も誠実な性格を理解していた。
むしろ普段の性格を含めて、人里を愛している事に掛けては右に出る者もいないだろう。
おまけに人里を守る為なら、身を挺してでも敵に立ち向かう姿を見た人間も多数いるので受ける信頼は熱かった。
今も寺子屋の庭で子供達と楽しそうに触れ合っている。
だが、庭の端の方で一人だけ若干暗い表情をしている一人の子供が、そんな慧音の姿を邪な目で見ていた。
△
気が付いたら幻想郷で孤児になっていた件について……。
何を言っているのか分からないと思うが、俺も訳が分からない。
しかも催眠を掛けられる魔眼持ちとか……。
全ての切っ掛けは義母のげんこつによるものから始まる。
幻想郷での義理の両親から本当の息子同様に育てられたらしい俺だが、子供がするような悪戯をして、義母からお叱りのげんこつを受けた所為で前世を思い出してしまった。
最初こそ戻る記憶の濁流で頭を抱えて蹲る俺だったが、義母は痛みに耐えかねていると思い、その時は両手を腰に当てて叱る体勢を維持し、家の手伝いをするように行ってきたが、記憶の濁流でそれどころではなかった俺は、見上げるようにして視線を合わて思わず叫んでしまったのだ。
『自分の仕事に戻れよ!』
ーーと。
そうすると義母は目から意志の光が無くなり、力なく返事をすると身体をふらふらさせながら自分の仕事に戻っていった。
これを切っ掛けに、俺には二次制作でありがちな特殊能力を手に入れていると感じたのだ。
その後、名も知らない里の女の子にも催眠を掛けてみると、予想通りの結果となった。
試しに羞恥心を伴う、スカートを捲るなどの命令を下してみても、少女は多少疑問を持ちながらも実行に移す。
この実験によって俺の魔眼は効力こそ絶対的ではないものの、言う事を聞かせるなら十分な能力だと判断できた。
更に、ここが幻想郷だと気が付いた理由は勿論慧音にある。
義理の両親から寺子屋という聞いた覚えのある場所へ行くように言われ、最初こそ江戸時代かそこらに転生したと思っていたら、教師に慧音が出てきた。
あの時ほど驚いたのは、前世を含めてありはしない。
もっと驚いたのは慧音の身体だ。
大きく張り出た巨乳は服の上からでも分かる程のロケットおっぱいであり、ブラの線も確認できる。
下半身もむっちりしていて眼を凝らさないでもショーツが浮き出ていた。
明らかに男好きする身体は、子供になった俺の性欲を刺激して止まなかった。
そして現在、子供達と楽しく遊んでいる慧音は、大きな胸を揺らしながら追いかけっこをしている。
「あぁ! 慧音先生のおパンツ見えてる~!」
「なっ!? ば、馬鹿! どこを見てるんだ!!」
突然の指摘に羞恥心で慌てる慧音は、尻を指さして叫んだ男の子を頭突きで叱っていた。
ごすんと鈍い音が男の子と慧音の額から響くと、男の子は頭を押さえて蹲る。
あれは痛い。
子供の足下の地面が僅かに沈むほどの威力だ。
慧音の羞恥心も本気のものだろう。
「じょ、女性にパンツが見えているとか言うな!!」
「いてー!!」
「痛くしたんだから当然だ!」
蹲る悪ガキが涙目で見上げていても、慧音が胸を張る所為で巨乳が邪魔をして、きっと顔は見えていない。
そんな事があって次の日から、少し不思議な事態が発生した。
「……あれ?」
なんと慧音の服の上から下着の線が消えてしまっていたのだ。
しかし乳首は浮いていないので、ブラを含めて下着はしっかりと付けている筈。
疑問に思った俺は幸いにも確認する手立てはある。
ここは目覚め始めた性欲を発散させる為、慧音に、文字通り一肌脱いで貰うことにしようと思った。
俺も幻想郷に子供として転生しているが、やはり精神は大人なので性欲は当然ある。
折角、慧音の寺子屋の生徒という立場を持っているのだ。
これを利用しない手はないと思い、俺は慧音の下着を確認する目的以外に性欲を満足させようと思いついた行動を実行に移す。
具体的には居残り授業を受ける事だ。
寺子屋の生徒達は慧音の熱心な教育のお陰で、何気に優等生が多い。
下着の線を見つけた悪ガキでさえも、授業はきっちり受けて成績も悪くはなかった。
そんな中でワザと居残りをしなければいけない程に成績を落とせば、自然に慧音と二人きりになれる。
それに慧音なら失敗しても誤魔化しきれる自信はあるし、もしバレても頭突き程度で許してくれるだろうとの打算もあった。
丁度テストがある日に成績をワザと落とした俺は案の定、慧音の居残り授業を受けている。
「……どうしたんだ? 急に成績が落ちたぞ?」
ここだ!
そう思った俺は上目遣いで慧音に視線を合わせ、魔眼を発動させる。
内容は『自分は教師だから俺を教育する義務がある』とした。
更にそこから派生させた『俺が疑問に思う事を優しく丁寧に教えてあげる必要があり、おかしく思う内容であっても、教師としての使命が優先される』
だが、効力は未だ弱いままなので、言葉はあくまで子供っぽいイメージをしておく。
「……ごめんなさい、慧音先生。先生の下着が気になってテストに集中できませんでした」
「ん!? わ、私の所為か!?」
流石に自分の下着の所為だと言われると驚く慧音。
「どんな下着を付けてるんですか?」
「んん!? ……肩紐のないブラとハイレグのTバックだ」
清純そうな慧音がそんな下着を持っているとは思いがけない発見だ。
それはともかく、暗示の効果で慧音は仄かに顔を赤くしながらも、教師として俺の質問に答えてくれる。
「色は?」
「……黒だ」
良し!
俺が掛けた魔眼での催眠は、確実に効力を発揮している。
義理の母や名も知らぬ女の子のように催眠状態にならないのは、やはり慧音が俺より肉体的にも精神的にも強者である証拠だろうか。
まぁ、何にせよ、催眠に掛かって暗示も効いているのなら問題はクリアしたも同然。
このまま性的な知識に疎くも興味津々な生徒として、慧音を攻めていこう!
「慧音先生、言われても分かんないから見せてほしいです」
「えっ!? …………む。わ、分かった」
いくら子供とは言え俺は異性。
見せてほしいと言われれば、やはり少し沈黙するぐらいの戸惑いはあるらしい。
それでも暗示の効果で慧音の手はゆっくりと上着の裾を掴み、恥ずかしそうに顔を背けながらもブラに包まれた胸をさらけ出した。
「おぉ!!」
「こ、こら! 歓声なんて……出すな。こ、これは教師としてだな、お前の疑問を解消しようと思っての事だからな……」
出てきたのは慧音の答え通りの肩紐がない黒いブラ。
しかも上着を捲った反動で、上下にたぷんと大きく揺れた。
肩紐がなくとも、ロケットおっぱいは前方へ突き出し、まるで俺を威嚇しているかのようだ。
「下はどうなってるんですか? ハイレグって何ですか?」
「むっ……。それも……見せろと言うのか?」
「はい!」
「げ、元気だけは良いな……」
俺の言葉を聞いた慧音は胸の上部に上着を引っ掛けたまま、じわじわと手をスカートへ持って行く。
かなり躊躇をしているようであり、動きは上着を捲り上げた時と違って遅い。
「う……こ、これで、どうだ……?」
やっと出てきたのは白い太股に、辛うじて見える黒の股間。
しかし太股の付け根より上は、未だにスカートの中に隠されている。
「慧音先生、ちょっとしか見えないです」
「むっ……くぅ……」
躊躇は慧音の行動を消極的にし、スカートを掴む手も羞恥を表して鈍くなった。
俺の言葉を聞いて徐々に上がるものの、動きはやはり遅い。
やっと股間を隠す黒のショーツが見えてくれば、腰の紐は骨盤の大きく上を行き、下腹部も殆ど隠していなかった。
食い込みが激しい所為で大陰唇はぷっくりと膨らみを見せており、子供の俺でさえも興奮をもたらせる。
大変エロい物だが、慧音はこれを下着の線が出ないから、という理由で着用していたのか。
反り立つ陰茎を何とか押さえつつ、次なる純粋な疑問を投げ掛ける。
「触って確かめても良いですか?」
「むっ…………、良いぞ」
やはり能力が低い所為で慧音の躊躇はかなりのもの。
暗示の効果自体は効いているので、教師としての仁義が俺の行動を受け入れる。
了承を得た俺の興奮は留まる所を知らず、立ち上がる瞬間に陰茎の位置を修正して慧音の前へ近寄った。
「それじゃ、触りますね……!」
「あ、あぁ……」
興奮で震えそうになる手を抑えながら、俺は慧音の前方へ突きだした巨乳へ手を重ねる。
「んっ……」
子供になった手では大幅に胸の方が大きく、軽く揉んでみても巨乳の柔らかさと慧音の暖かい体温が感じられた。
胸が大きすぎる所為で心臓の鼓動自体は感じないものの、それでも呼吸する度に上下する胴体の動きで、手に巨乳が押し付けられるような感覚がある。
巨乳は俺の子供の指を制限無く飲み込もうとするかのように、その柔らかさを誇示していた。
俺が少し指を動かして揉む度に胸本体は波打ち、ロケットおっぱいを維持するだけの堅さも見せる。
ワザとブラの中で乳首が擦れるように手を動かせば、慧音の顔には快感らしきもので頬を赤く染めた。
巨乳を揉んでいると、慧音の方から限界の言葉が出てくる。
「も、もう……」
「はい。次は下を触らせてくださいね」
「えっ!? …………わ、分かった」
慧音の言葉に俺は一旦巨乳から手を離し、なるべくキラキラした眼を維持しながら次の目的を言う。
長考の後には、暗示の効果で教師としての仁義が優先されたようだ。
スカートを持ち上げる手はそのままに、俺が触りやすいように肩幅に脚を広げる慧音。
動きは決して速いものではなかったが、確実に生徒である俺への配慮を見せた。
俺は屈んで下から見上げるようにして持ち上げられたスカートの中を覗く。
食い込みの激しいショーツは脚の付け根と大陰唇の間にキツく入り込んでおり、性器を更に肉厚にしている印象だった。
「触っても良いですよね?」
「う、む……良いぞ」
慧音の迷いの末の許可を貰ったので、俺は再び慧音の身体へ手を伸ばす。
指先が大陰唇に接触すると、流石に腰をぴくりとさせる慧音。
「ん……」
大陰唇は胸以上に柔らかく、熱さを帯びていた。
指を押し込めば簡単に指先を食い込ませ、秘裂はショーツの下から割れ目を広げる。
その広がった割れ目に指を挟ませると、片方の大陰唇を引っ張ってみた。
「んん……」
性器をイジられる慧音は俺の指が動く度に腰を微妙に動かし、刺激に何とか耐えているようだ。
食い込みの激しいショーツは淫核を浮かび上がらせ、膣口がある辺りからは愛液が滲み出す。
左右の大陰唇を外側から摘んでみると、滲みも濃くなって滑りが徐々に広がってきた。
今度は秘裂を広げて、クロッチを割れ目の中へ張り付けてみると小陰唇が浮かび上がり、ショーツごと引っ張ってみる。
「んくぅ……!!」
流石に少し痛みがあったのか、慧音は苦痛の声を漏らした。
それならと思った俺は目立っていた淫核を摘み、捏ね回す。
「ふぅっ、ん……」
すると、明らかに快感を含んだ声色へ変わり、クロッチを染める愛液もより一層濃くなった。
今度は指を膣口に少しだけ差し入れようとしとした時、慧音から制止の言葉が掛けられる。
「も、もう、そろそろ、良いだろう……?」
「ごめんなさい、慧音先生」
「い、いや。勉強熱心なのは良いことだ」
羞恥に震えていた声を聞いた俺は、慧音の顔を見る為に一旦離れた。
巨乳に阻まれていた顔が見える距離に離れてみれば、羞恥で頬を染め、涙目になった慧音の顔が見える。
相当の羞恥心が慧音を襲っていたようで、普段の性格を知っている者からすれば、まるで子羊のような弱さを想像させただろう。
「も、もう終わーー」
「今度は女の人の身体の仕組みを知りたいです!」
「なっ!?」
スカートを捲り上げながら絶句する慧音。
驚きで目を見開いた後、恐る恐る俺に詳細を訊ねてきた。
「それも……み、見せるのか?」
「はい! 全部見たいです!」
「ぜ、全裸になれと言うのか……!」
なるべく子供っぽく、なおかつ元気良く返事をすると慧音は視線を泳がせて大きく躊躇する。
流石に下着を脱いで全裸になるのは慧音にとっても恥ずかしいらしいが、暗示として掛けた教師としての使命と、羞恥心の間で心が揺れているのを感じた。
ぶつぶつと声にならない声で戸惑いと羞恥心が、暗示の効果と戦っている。
「いや……しかし、教師として……いやいや……大人として……!! くっ、どうすれば……!!」
しかし暗示の方が若干強かったようで、迷いを見せる表情から意を決した顔に変わった。
「よし! 分かった!」
威勢の良い声と共に頬を更に赤くして、上着を完全に脱いだ。
それからスカートを下ろすと申告通りの下着を着た慧音が現れた。
肩紐のないブラは背中から胸へ一周してロケットおっぱいを隠しており、下半身は腰紐が、本当に紐の食い込みの激しいハイレグのショーツを履いている。
真正目からでも尻の方はTバックであるのが分かり、少し屈んでみれば尻の肉が生で見れた。
慧音は俺の視線を気にしながらも、今度はブラとショーツも脱いで遂に全裸となる。
「こ、これで良いか……?」
下着が落ちた音と慧音の声で、俺は改めて全裸になった姿を見た。
真正面からは当然ながらじろじろと舐るように全身を見つつ、慧音の周りを回っていく俺。
横から見れば胸は前方へ大きく突き出ており、なおかつ桜色の乳首はピント正面へ向いている。
尻は肉付きが良く安産型だった。
そして後ろへ回れば、長い髪に隠れてはいるが綺麗な背中が見え、肩は羞恥で震えている。
横へ再び回れば反対側の巨乳と尻が現れ、正面へ戻ってくると僅かに左右へ広がった巨乳と股間を交互に見つめた。
すると、羞恥心の限界にきた慧音はおもむろに胸と股間を隠し、顔を恥ずかしそうに俺から背ける。
「……先生、どうして隠すの?」
「そ、れはだな……。そうだな、か、隠すのは……良くないな……」
俺の言葉を聞いて羞恥心よりも再び暗示の効果が上回り、全身を震わせながら胸と股間から腕を退けて身体を見せてくる慧音。
俺の視線を受けて羞恥に震える胸は、部屋の寒さか精神的に寒さを感じているのか、鳥肌が立ってきた。
乳首は鳥肌に釣られて固くなってきて、大半を乳輪に埋まっていた所が尖り出てくる。
「う~ん……」
「ど、どうした?」
「先生、ここはどうなってるんですか?」
「こ、ここ……って!」
俺が指さしたのは当然慧音の股間。
陰毛が生えている下腹部に、綺麗な大陰唇。
先程イジった所為で淫核は包皮から出ており、卑猥な姿を晒している。
その上、秘裂は僅かに開き、小陰唇が少しだけ見えていた。
「……っ!」
見せる行為が続いた所為か、慧音は何も言わずに腰を床へ下ろすとおもむろに脚を開いて股間を俺へ見せてくる。
それだけに留まらず、手はゆっくりと股間へ向かい、指で大陰唇を開いた。
流石に羞恥の極みに居る慧音の手は震え、顔は恥ずかしそうに背けられる。
顔を出した淫核どころか小陰唇に、愛液を僅かに流す膣口を晒して処女膜すら見えた。
「よく見えますよ、慧音先生」
「っ!? ……」
俺が改めて言葉にすると、慧音は身体を小さく跳ねさせるも指は大陰唇を広げたままの姿勢を崩さない。
見るだけでは俺も欲求を抑えられた状態なので、次の段階へ進む事にする。
「慧音先生、触ってみても良いですか?」
「あ、あぁ、良い、ぞ……!」
何度も触って確かめられては、俺の言葉も予想の範囲だったのか、躊躇を全面に表しながらも承諾する慧音。
顔は真っ赤に染められ、背けられているのは変わらなかった。
とりあえず許可は得たので、慧音の広げられた脚の間に膝建ちになった俺は手を近付けていく。
慧音は自分の股間へ進んでくる俺の手を、薄く開けた眼で見る。
そこにはやはり羞恥心が伺え、教師として、と言うか女として異性に股間を触られそうになっている状況に戸惑いすら見え隠れしていた。
俺の指が広げられた大陰唇を通り過ぎ、いきなり膣口へ指先を突っ込まれると、慧音の腰が大きく跳ねる。
「んっ!?」
即座に愛液が出迎えると、ぬるりとした感触と膣内の熱い感触があった。
慧音の顔を見ながら指を小さく出入りさせると、悶えるように言葉を口内で籠もらせる。
「んんっ、んっ、んぁっ!」
子供の俺の指でも強く締め付けを返してくる膣口は、出入りを繰り返す動きに合わせて秘裂から顔を出しては膣内に入り込んでいた。
淫核は完全に包皮から露出しており、性的な好奇心を強くした俺は摘んでみる。
「んっ!?」
その瞬間、慧音が腰を大きく跳ね上げると、巨乳をも揺らした。
淫核を摘んだ指を動かし、捏ね回すと腰の動きは小さな痙攣に変わり、全身を揺らす。
摘む淫核は俺が刺激を送る程に固さを増し、露出した膣口から漏れ出す愛液の量も大幅に増えていった。
「んっ、んんっ、ん~!!」
教師として喘ぎ声だけは出さないと決めたのか、唇を強く閉じる慧音。
鼻から漏れる吐息は甘い快感を含んでおり、女としての快感を我慢している様子。
俺は指を動かす手を止めず、淫核を強く捻り、膣口へ軽く出し入れを続ける。
「ひぐっ!?」
すると突然、指を締め付ける膣口が強く収縮し、秘裂から潮が軽く吹き出す。
小さな痙攣は尻から全身へと回り、揺れる巨乳は乳首を痛そうな程に尖らせて性的な興奮を表していた。
背けていた顔も思わず正面を向き、顎が若干上がると絶頂に耐えるように歯を食いしばっている。
暗示によって誘導された教師として生徒の疑問に答えなければと言う使命と、羞恥心の狭間で悶えた結果、快感が大きくなったのかもしれない。
一通りイジり回して、愛液も十分に秘裂に中へ広がったと思った俺は、更に突っ込んだ質問をする。
「慧音先生」
「んはぁ……な、なんだ?」
慧音は快感を逃がすように大きく吐息を吐き出し、純粋に教師としての仁義を思い出す。
「赤ちゃんはどこから来るのか教えてください!」
「なっ!?」
これには慧音も大きく驚く様子を見せた。
股間に跪く俺を見開いた眼で凝視した後、再び視線を泳がせてどうすればいいのかを考えて居るみたいだ。
しかしここで能力が切れては努力した意味がない。
そう思った俺は慧音の戸惑う視線が俺の目と合った瞬間、魔眼の力を全開にさせた。
重ね掛けする暗示は『これは教師としての信頼を裏切らない為』だとする。
これを迷う心に直撃された慧音はグッと唇を噛んだ後、意を決した雰囲気を漂わせ、俺へ真面目な顔を向けて口を開いた。
「……分かった。そ、それじゃ服を脱ぐんだ」
「は、はい!」
あくまで初な反応を維持しつつ、決心した慧音の言う事を聞く俺。
質素な上着を脱ぐと子供らしい頼りない上半身が現れる。
慧音はそんな俺を優しくも羞恥に満ちた表情を浮かべつつ、次の行動を見守ってきた。
それからズボンを脱ぐと大人顔負け以上の陰茎が出てくる。
「っ!?」
正直言って前世よりも大きな陰茎は、固く反り立ち既にカウパー液すら滲ませていた。
慧音の視線は俺の陰茎へ釘付けにされ、ごくりと緊張と一緒に生唾を飲み込み、頭を振って小さく呟く慧音。
「これは教育なんだ……! 邪な考えは捨てろ……!」
性的に期待を示す身体からの欲求を、教師として教育する為と免罪符を打つ。
俺も知識は持っているが、今回はあくまで無知の生徒を演じているので先の行動に移れない。
陰茎を挿入して快感のままに慧音を蹂躙したい気持ちを抑え、言葉を待つように棒立ちになっていた。
「ふぅ……はぁ……よ、良し! そ、そのまま立ってるんだぞ?」
「は、はい!」
息を整えて自分に気合いを入れた慧音の言葉に期待を込めた返事をすれば、相変わらず躊躇しながら俺の陰茎へ手を伸ばしてくる。
身体を動かすごとに巨乳は大きく左右に揺れた。
尖った乳首を下に四つん這いで俺へ近寄り、手の届く距離まで来るとおもむろに陰茎を掴む。
「うっ……」
「ふぅ……はぁ……」
慧音は緊張と肉体的な興奮で俺の反応を見ている暇がないらしく、少し冷たい指で大人以上の太さと大きさを持つ陰茎の感触を確かめてきた。
握る細い指には力が僅かに入り、そのまま小さく上下に扱く。
自分で触るよりも強い快感に亀頭の張りは増し、カウパー液が鈴口の裏筋を伝わって慧音の手に付着した。
今まで慧音からの女のフェロモンしかなかった部屋の中に、男の性が漂ってくる。
そんな中で慧音の顔が陰茎に近寄り、整える呼吸の吐息が掛かるまで接近すると口を大きく開けて亀頭を咥え込んだ。
「あむっ……」
「うぉっ!?」
強い雄の匂いを口内から取り入れた慧音は、一瞬だけ眼を惚けさせる。
しかし暗示の内容を即座に思い出し、教師として生徒の信頼に応えるという強い思いを蘇らせた。
そして亀頭を咥えた慧音の頭が徐々に下がっていく。
「んむぅ~ーー」
「おふぁぁ~……!」
熱い口内では舌が出迎え、唾液が陰茎の乾いていた箇所に塗りたくられていった。
鈴口から漏れていたカウパー液は弾力のある舌で舐め取られ、裏筋から亀頭に向かってザラザラした感触が通り過ぎる。
唇で竿は圧迫され、慧音が頭を更に押し込めば徐々に口内へ陰茎その物が咥えられていった。
下手な大人よりも大きい所為で慧音の顎は殆ど全開にされてしまい、閉じきれなかった唇の端から唾液が漏れ出す。
「き、気持ちいいです……!!」
「む、じゅる~ーー!!」
俺が快感の言葉を発しても、慧音の頭は止まることはなかった。
亀頭の先が口内で舌の付け根まで到達すると、慧音の頭は止まり、今度は引かれていく。
陰茎の下側をピッタリと張り付く感覚は間違いなく舌であり、熱くも弾力のある感触が包んできた。
裏筋で舌の腹を削る感覚は、大きな快感となって俺を襲う。
一往復だけでも前世を含めて初めて感じる快感は、陰茎をより太くさせた。
「っ!?」
童貞の俺もこのままでは精液を無駄打ちしてしまいそうなので、そろそろ自ら行動に移そうと思う。
快感に思考を焦がせながらも、何とか子供っぽい言い訳を考える。
「うくぅ、気持ちいい! 先生にもやってあげるね!」
「あっ!? 何を!?」
陰茎を口内から無理矢理に抜いた俺は慧音を押し倒し、先程よりも愛液の分泌が激しい大陰唇へ顔を近付けて舌を出した。
そして淫核から割れ目の中を沿って舐め上げる。
「れろ~……」
「んふぁっ!?」
愛液は陰茎に直撃する味であり、舌の弾力の向こうに大陰唇の熱さが感じられた。
小陰唇を絡め取って弄ぶように舌を動かし、同時に慧音へ快感を送る動きを繰り返す。
膣口に舌先を入れると軽く出し入れを繰り返しては、愛液を僅かに引き出してから淫核へ吸い付く。
「ふぁっ!! 駄目だ! あぅっ!!」
快感に喘ぎ声を出す慧音は、押し倒された姿勢のままで頭を上げて快感に思考を焦がす。
丁度、69の体勢になっているものの、慧音は陰茎を握っているだけ。
俺の腹には巨乳を押さえる感触があり、先端には固くなった乳首の尖り具合さえ感じられた。
秘裂の中を舐め回す程に愛液は漏れ出し、淫核は更に固さを増す。
試しに淫核を甘噛みしてみれば、慧音は腰を大きく跳ねさせた。
「んひぃっ!?」
膣口は激しい痙攣を繰り返し、愛液は吹き出す。
「も、もう……!」
すると、慧音も快感の限界を迎えたのか、反撃の為なのか、俺の下半身を抱いて仰向けにさせてくる。
頭を俺の股間から上げた慧音は、膝建ちになると仰向けになった俺を見下ろした。
快感に惚けても教師として真剣な表情を浮かべているが、やはり目覚めさせられた女としての欲求が見え隠れする。
何をするのかと期待の視線を俺が向けていると、眼を潤ませた慧音は口を数度閉じては開きを繰り返し、意を決した様子でキッと視線を鋭くさせた。
そして慧音が言い訳じみた言葉を放つ。
「良いか? これからすることは、子孫繁栄に欠かす事の出来ない大切な勉強だ!」
「う、うん!」
「決して面白おかしくしゃべり回らないように。分かったな?」
「は、はい!」
快感に惚けた視線を俺へ向けながらも、表情だけは教師としての威厳を保とうとしているのが即座に分かる。
だが、その表情も腹に横たわっている陰茎を掴み、垂直にさせると女としての性が刺激されたらしく生唾を飲み込んだ。
「ごく……」
陰茎を握りながら唾液の滑りを確認し、ゆっくり俺の股間へ跨がった慧音が、亀頭と開いた大陰唇を接触させる。
「ふっ、ふぅ……」
一息大きく付いた後、陰茎の根本めがけて一気に腰を落とした慧音。
捕まれていた陰茎は全てが慧音の膣内に納められ、熱いヒダに舐め回される。
途中で膜を破る感触さえあったが、そんな事はフェラ以上に大きな快感で思考の端から流された。
唾液に塗れていた陰茎はぬるりと、愛液溢れる慧音の膣内に突っ張る事なく入り込む。
最奥では僅かに子宮口を押し上げるか固い感触を受け、慧音は若干苦しそうな吐息を漏らした。
「こはっ……」
それでも慧音は教師として、年上として何とか吐息を飲み込んだ。
一気に根本まで咥えた腰を徐々に上げていく慧音も、膣内を削られる感覚に大きな快感を受ける。
「あぁ!!」
慧音は髪を振り乱し、自分の身体を抱きしめながら顔を天井へ向けた。
竿が膣口を引きずりながら出てくると、処女膜の名残さえも俺のカリが削り取る。
亀頭を舐めるヒダは陰茎が抜けていくと同時に、鈴口の前で壁となるかのように強い締め付けを返してきた。
カリと竿の付け根にある凹みにさえもヒダが入り、愛液を塗り替えしながら蠢く。
ぐにゅりと形を亀頭で変えられながら竿に張り付き、舐めてくる。
亀頭が竿から出てくる寸前になると、慧音も膣内の圧迫感が消えていくのを感じて、今度は脚の力が抜けるように再び陰茎を飲み込んだ。
「んぁぅ!?」
「はぁっ!?」
互いに快感の声を漏らし、俺は無意識に腰を使ってしまう。
「あぁっ!? 駄目だ! わ、私が動くから!!」
突然動き出した腰を押さえつけるように、股間を俺の下腹部へ打ち付けてくる慧音。
しかしその反動は、返って下にある俺の腰を上下に動かさせた。
陰茎は快感で増量したカウパー液を子宮口へ付着させる。
自分が動く毎に胎内の最奥を突き上げられる感触は、慧音の動きをより速くさせた。
「くはっ! あぁっ! んはっ!!」
俺は今まで経験した事のない快感に陰茎を包まれ、意志を無視した動きが前後の痙攣となって慧音の膣内で繰り返す。
「あぁっ! ふぁっ! んあぁっ!!」
上下に激しく動く慧音は巨乳をだぷんだぷんと大きく揺らし、俺の視界すら楽しませてくれた。
俺の思考は陰茎からの快感でまともに動いてはおらず、視線の先に魅力的な固まりが激しく動いている程度にしか感じない。
無意識に腰を上下に動かすと同時に手も慧音の太股を撫で、汗ばんだ肌触りを楽しんでいたようだった。
慧音も俺の陰茎に膣内を掻き回される感覚に大きな快感を感じ、もはや思考は働いていない。
完全に陰茎を味わい、子宮口を押される刺激に夢中になっていた。
ぐちょぐちょと粘液を掻き回す音が二人きりの教室に響き、耳からも快感じみた音と嬌声が入ってくる。
それと同時に陰茎は膣壁によってヒダを押し付けられ、カリが膣内を蹂躙した。
慧音は自ら腰を動かして快感を貪り、上下だけではなく左右の動きを付け加えてくる。
「あっ! 中が、掻き回される!!」
「うっ、ふぅっ!」
膣内から溢れ出る愛液は俺の下腹部を大きく濡らし、慧音が陰茎を根本まで入れると僅かに滑って子宮口の辺りを不規則に拡張した。
それでも強い締め付けはヒダを隙間無く張り付かせ、カリに激しい抵抗を示してくる。
「あっ! も、もう! 駄目だ!!」
「んくっ! あふっ! け、慧音先生!!」
そして慧音の快感は限界を迎えたらしく、最初に陰茎を咥え込んだ以上に勢いよく俺の下腹部へ股間を叩きつけると、急に動きを止める。
秘裂は潮を噴き出し、膣内では激しい痙攣を繰り返し、絶頂に達した事を知らせてくれた。
亀頭は慧音の子宮口へ食い込み、最奥の更に奥を突き上げる。
俺も快感を溜めた状態でヒダの蠢きと締め付けを繰り返し受けてしまえば、精液が尿道を勢いよく駆け上がった。
「出、るーー!!」
吐き出される精液は子宮口に直接吹き掛けられ、慧音の絶頂を後押しする。
背中を反らせ、巨乳を前へ突き出しながら絶頂へ達する慧音は、硬直する全身を小刻みに震わせて快感に身を焦がす。
「ん……はぁ……」
吐き出される精液は量があり、粘りも普通よりは多い気がした。
慧音が膣内に溜まっていく熱い感覚に、甘い吐息を吐き出す。
「ま、まだ、出てる……!」
膣内で陰茎が痙攣すれば愛液に滑るヒダの間を掻き分け、亀頭は射精の途中であっても新しい刺激を受けた。
睾丸から生成された精液が全て慧音の子宮に吐き出されると、陰茎の痙攣をやっと収まっていく。
「ふわぁ~……」
ある意味満足気な吐息を吐き出した慧音は、全身の痙攣をゆっくり治め、下に居る俺へ倒れ込んできた。
巨乳は俺の肩の辺りで潰れてしまい、慧音の頭は額を床へ付ける。
俺も射精をして慧音の子宮口に精液を吐き出してから、魔眼の力が大幅に向上したのを感じていた。
慧音このままにしては普段の態度にも変化が出るかもしれないので、早速慧音の記憶を改竄しておこうと思う。
射精で抜けた力を駆使して乗っ掛かってきている上半身を押し返した俺は、半開きになって快感に惚ける慧音の視線へ魔眼を合わせた。
それから俺と性行為をしたという記憶を封印しつつ、いつでも慧音の身体が使えるように暗示をかけておく。
これで性欲が溜まった時に、寺子屋へ来れば慧音が使えるようになった筈だ。
「ふぅ……。しかし、慧音を犯して能力が強化されるなら、他の原作キャラを犯しても強化されるのかな……?」
とりあえず上に倒れ込んできている慧音を何とかしなければと思い、魔眼を鍛える為にも犯す相手と接点を作らなければならないな。
そう思いつつ、俺は慧音の熱くなった体温と胸の柔らかさ、そして未だに陰茎を咥え込んでいる膣内の快感に浸りながら、今後の行動課題を決めるのだった。
終わり
東方双子録 第二幕 番外編
ある日の紅魔館。
泥棒騒ぎもなく、異変もない平和な日。
紅く染められた部屋の一角でチェスを楽しむ姉妹が居た。
「う~んと……ここ!」
「それなら~……ここね」
「うぅ~ん……」
「ふふ……」
久しぶりの家族団欒に楽しそうな顔を浮かべるのは紅魔館の主<レミリア・スカーレット>
艶の良い灰色のショートヘアーに赤いリボンが付いた帽子を被り、全体的に薄いピンク色のワンピースを着ている。
優雅に椅子へ座り、相手の手順を微笑ましく見ていた。
対する相手はレミリアの妹である<フランドール・スカーレット>
金色の髪は姉と同じくショートヘアーで、こちらは赤いリボンが付いていても白い帽子を被っている。
服装は白の上着に、胸の辺りまである赤いスカートを履いていた。
姉と違ってチェス板に顔を寄せ、必死に次の一手を考えている。
「フランちゃん、頑張れ~」
「レミリアさんも頑張って~」
「ふふ、応援されてるわよ、フラン」
「お姉さまには負けないんだから!」
「ふふふ」
微笑ましい遣り取りをする傍らで応援するのは、顔のよく似た一組の双子。
兄はレミリアを応援し、弟は精神年齢の近いフランドールを応援していた。
「……でも、どっちが勝ってるんだ?」
「……さぁ? 分かんない……」
最初こそ見た目も豪華な大理石製のチェス板に興味をそそられ、コツコツと進められる駒を熱心に見つめていたものの、やはりルールが分からない双子は徐々に興味を失っていく。
熱心に見つめていた視線は熱を失っていき、ただ動かされる駒を追うだけになっていた。
暫くすると双子の意識は完全にチェスから反れてしまう。
「つまんないね、お兄ちゃん」
「そうだなぁ……」
「ふふ、貴方達にはまだ早かったかしら?」
「えぇ、フランは楽しいよ?」
「フランはルールを覚えているからでしょう?」
「うん!」
楽しそうな姉妹の語らいに、蚊帳の外感が漂い始めた頃、双子の視線はそれぞれレミリアの顔、フランの顔から胸へと下げられる。
レミリアは若干背中を反って胸を突き出すように微笑んでいる所為で、乳首が服の上でも確認できるぐらいに浮き出ていたのだ。
「ごく……」
その光景に息を飲んだのは兄。
憧れに近い感情を抱かせるカリスマを持つレミリアが見せる、僅かな隙、僅かな油断が兄の性欲を刺激した。
反対に弟はフランの胸元に注目している。
前屈みになった為にゆるゆるの胸元が首の襟から見えてしまっており、薄ピンクのインナーに慎ましやかに膨らんだ胸の谷間が見えていたのだ。
「ごくり……」
そして二人は一度顔を合わせると、どちらとも無く頷いて兄はレミリアへ、弟はフランへ近付いていった。
「頑張れ、レミリアさん」
「フランちゃんも頑張って!」
「あら、お兄さんの方は私へ付くのね。賢明だわ」
「弟は私の味方なんだから! 勝ったも同然よ!」
レミリアとフランは近付いてくる二人に対して、自分の陣営に付いたのかと思いこむ。
実際双子の視線はチェス板に行っており、見た目だけはその通りに見えた。
手が届く距離に来た双子は、おもむろにレミリアとフランの身体へ欲望の食指を伸ばす。
「あっ!?」
最初に身体へ触れたのは弟だった。
襟元から見えていた乳首ではなく、手はスカートから延びていた太股へ置かれる。
サラサラとした感触は潤いもあって張りが良く、弟の掌を吸い付かせてくるようだ。
厭らしく撫で回せば、フランの身体は鳥肌を立たせる。
小さく粒々とした感触すら楽しむ弟の手は、反応を楽しみながら股間の方へ向かっていく。
徐々に捲り上げられるスカートと共に、吸血鬼特有の白さを持つ太股が見えてきた。
弟の視線はチェス板ではなくフランの太股に向かっており、眼も欲望に血走り始める。
スカートを捲り上げる弟の手は更にサラサラの内股へ向かい、普段人に触られる事がない領域に他人の感触を受けたフランは小さく身震いをした。
「はぁはぁ、フランちゃん、頑張って!」
「う、ん! 私頑張るよ!」
フランが座る椅子に辛うじて腰掛けた弟は、耳元で囁くように言う。
吸血鬼として何気に敏感な尖った耳へ吐息を掛けられたフランも、色っぽい声を漏らして励ましに答える。
上半身の事情など知らぬとばかりに、下半身では弟の手が遂にフランの一番敏感な場所へ到着した。
「はぅっ!?」
「あっ、……柔らかい」
ショーツ越しとは言え、性器を触られた刺激はフランを更に前屈みにさせる。
しかし姿勢はすぐに戻り、今はまだ思考は真剣に次の一手を考え、股間を触られた事など一切気にしていないようだ。
弟はフランの身体の中で、一番柔らかいと言っても良い箇所へ無遠慮に指を食い込ませる。
「んっ!?」
薄い布が二枚重なったクロッチの部分であっても、秘裂は簡単に割れ目を開き、大陰唇が左右から優しく弟の指を挟み込む。
肉厚の大陰唇は指と一緒に布を食い込ませ、自然と擦れる形となった淫核からむず痒い快感をフランの身体へ送った。
「んふぁ……」
「どう、したの? フラン、手が止まってるわよ?」
「か、考え中なの!」
「ふふ、そう……。なら私はゆっくり待たせて貰うわね」
甘い声に反応したのか、レミリアは頬を染めたフランの様子を伺う。
フランは次の一手を考え中であっても、股間からの快感で徐々に思考能力を失っていく。
食い込んだ弟の指は秘裂の奥から腹へ向かって動かされ、割れ目全体へ刺激を送った。
「ふぁ……」
「フランちゃん、可愛い……!」
緩やかな動きはフランに優しい快感を送り、じっとチェス板を見ていた眼を細くさせる。
しかしその甘い反応も、指が淫核に引っかかった途端に消えてしまった。
「きゃん!?」
「フ、ラン……?」
刺激を受けた淫核は包皮から顔を出し始め、指の爪から受けた固い感触でフランに大きな反応を出させる。
そんな様子を視線の端で見ていた兄も、レミリアの後ろへ回ると無言のままで襟首の空間から直接手を入れた。
「ひぁっ!?」
驚くレミリアだったが本人は認識できておらず、フランもまた認識できない股間からの快感で視界をぼやけさせている。
襟元から差し入れた手に掛かるのは、服の中で籠もったレミリアの暖かな体温。
更に奥へ進めると、小さくも膨らんで乳首すら浮かび上がらせていた胸を揉み解しに掛かった。
「あっ……」
「やっぱり、おっぱいは柔らかいな……!」
兄の手の先にはブラの感触があったものの、生地が極端に薄く感じられる。
レースと思わしき部分は肌触りが良く、サラサラとしていた。
かと言って他の部分が手触りが悪い訳でもなく、小さな胸を覆うブラ全体が触ってて気持ち良い。
勿論、ブラの感触だけではなく、胸本来の柔らかさも相まっての気持ちよさ。
兄はブラの上から一通り撫でると、今度は生の胸を目指してブラの中へ手を進入させた。
「ひゃっ!?」
姉としてのプライドなのか、指が食い込む感触は明らかにCカップはありそうだ。
先端へ到達すれば明らかに胸本体とは違った乳首があり、丸くぽっちとして指先に接触する。
「んっ……」
「ここが……乳首か」
そのぽっちへ円を描くように指を這わし、刺激を送っていけば乳首は性的な反応を返して丸く固く尖らせた。
胸元へ手を入れている兄が、爪の先で弾くように乳首を弄べばレミリアは反った身体をピクンと可愛らしく跳ねさせる。
顔こそチェス板に向いているが、明らかに次の一手は考えていなかった。
兄の指先から感じるむず痒い刺激は乳首を益々固くさせ、レミリアの性的興奮を目覚めさせていく。
乳首だけではなく胸全体を包むように掌を開き、ゆっくり揉めばレミリアも間延びした快感を含む声を漏らした。
「んふぅ~……」
一方、秘裂をイジっていた弟の方は、自己主張を強めたフランの淫核を興味本位で摘んでは捏ね回す。
「あっ! ひゃん!」
性的に未熟なフランは淫核をイジられる度に、身体を跳ねさせて可愛らしい声を上げた。
表情は完全に雌の顔となっており、頬も赤く染められて眼は快感で細められる。
秘裂は急激に目覚めさせられた性的な快感で愛液を噴き出し、ぐちょぐちょになってきた。
それに伴ってフランも快感に耐えるかのように前屈みになり、荒い呼吸を繰り返し始める。
「はぁ、はぁ、はぁん……」
ショーツの上からであっても秘裂の中が丸分かりになるまで割れ目を開いた大陰唇に、弟は指を差し入れて淫核どころか膣口にまで食指を伸ばした。
「ひゃぁん!?」
膣口はやはり子供の指であっても窮屈で、強く締め付けてくる。
軽く指を出入りさせても、布と一緒に膣口が付いてきて離さない。
愛液の滑りはあるのだが、それ以上の締め付けだった。
「はぁ、あ、んぁ~……」
魅力的な唇から発せられる甘い吐息は弟にとっても、勿論興味を引くもの。
初めて見る吸血鬼特有の牙もあって、弟の顔は自然とフランの顔へ持って行かれた。
顔同士が近付くにつれて、フランが性的に興奮して上がった体温と体臭を間近で感じる弟の興奮は高くなる。
「フランちゃん……」
「ぁむ……」
思わず口付けをしてしまった弟。
フランの唇は麗しく、瑞々しい感触は弟の唇にぴったりと引っ付いた。
荒く呼吸を繰り返すフランの鼻息が頬をくすぐり、むず痒い。
塞がれた口は開かれているので、弟は苦労せずにフランの舌を絡め取れた。
「んぁ、ちゅ、ちゅる~……」
「んっ、んふぁ……」
舌の腹同士を重ね合い、互いの口内の味わう。
それから弟がフランの舌全体を舐め回しながら、歯の方へ舌を移動させると、吸血鬼の鋭い犬歯に弟の唇が引っかかってしまった。
「っ!?」
「んむぁっ!?」
すると、今まで完全に受け身だったフランが、弟の血を感知して積極的に舌を絡め始める。
流れ込んでくる少ない血を少しでも吸い取ろうと、口内に入っている弟の舌を貪るように舐めていく。
「んちゅ、ふぁ……」
「はぁむ、んむっ……」
少ない量であっても互いの口の周りには血が付着し、フランの吸血鬼としての本能が舌と唇を深く合わせさせた。
弟は唇に走った痛みと相手が吸血鬼であるという事を思い出し、きっと血を啜っているのだろうと思い至った。
それでも唇を離す気配は全くなく、フランと同様に激しいキスを貪るように続ける。
唾液がフランの口元から垂れる頃には、イジられ続けていた秘裂も愛液を駄々漏れにさせており、スカートまで濡らす始末だった。
△
「レ、レミリアさん……」
もはや我慢できないと言った感じで小さく呟く兄は、いそいそと片手でズボンを脱いで陰茎を露出させる。
年相応以上に大きくなった陰茎を揺らしつつ、座っているレミリアと椅子の間に座った。
「あ、あら? どうしたの?」
「え~っとね、こうした方がチェスも分かりやすいかなって」
「そ、そう。べ、勉強熱心なのは良い事よ」
兄が無理矢理椅子とレミリアの間に座った所為で、反り立つ陰茎がレミリアの首から腰の辺りへ下がっていく。
熱い感触を受けて無意識に言葉を詰まらせるレミリアだったが、そこはスカーレット家の当主。
威厳とカリスマを絶やさないまま、一見して勉強熱心な言い訳をする兄を誉めた。
その肝心の兄の手はレミリアの身体を這い回り、最終的には胸と股間へ到達する。
女の子らしい肉付きの身体はどこを触っても柔らかく、特に先程襟首から手を入れて直接触った胸は服の上からであっても簡単に指を食い込ませた。
当然ブラの感触もあるのだが、それを考慮しても柔らかさは変わらない。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
「んふぁ、あぁ……」
胸を揉む手はあくまで優しくあり、レミリアにぬるま湯のような快感を送った。
服の上から胸を揉み解すと同時にスカートへ向かった手も、生地の上から股間を触る。
胸と同じか、それ以上に柔らかい大陰唇はスカートの上からであっても秘裂に押し入ってきた指を挟む。
「ひゃぁっ!?」
「おっぱいぐらい柔らかい……!」
布二枚が間にあろうとも柔らかな大陰唇は容易に指を咥え、熱くなりつつある体温を兄へ感じさせた。
そのまま指が上下に動けば大陰唇は布共々付いていき、肉が上下に寄る。
上へ指を動かせば今はまだ包皮に包まれる淫核が感じられ、下の方へ移動させると膣口の引っかかりを感じた。
その間にも小陰唇が絡み付き、刺激を受ける程に充血していって厚さを増していく。
「んは、はぁ、んぁ……」
ゆっくりとした動きはレミリアの性的興奮を徐々に盛り上げていき、視線はチェス板から、どこか遠くへ移された。
兄も威厳漂うレミリアの身体をイジる興奮を感じており、陰茎も呼応するかのように固さを増す。
更に刺激を求める性欲が、自然と兄の腰をレミリアの腰へ擦り付けさせた。
しかし兄にとって悪戯心の方が勝り、目に付いた尖った耳へ口を寄せる。
「あむっ!」
「んひゃぅっ!?」
吸血鬼の尖った耳は性感体としての機能も担っている所為で、甘噛みされたレミリアは可愛い悲鳴を上げた。
決して強くなく、歯形さえ残らないような力加減で噛み、唇で優しく挟む。
耳を刺激される度にレミリアの身体は小さく跳ね、兄の指を引っ掛からせる膣口はキュッと締まった。
そんな反応を性的な興奮で狂った思考のままで楽しむ兄は、耳へ舌を這わせる。
「んふぁ~……」
レミリアの背筋に痺れるような快感を流し、甘く間延びした声を出させた。
兄は首筋にも目を付け、レミリアから立ち上ってくる甘い匂いを至近距離で感じようと舌を這わせる。
「ひゃん!?」
幼く小さな舌が首筋という、ある意味で完全な急所を攻め立てられると悲鳴に似た嬌声を放った。
普段のカリスマに似合わない可愛い声を再び出された兄の興奮は更に大きくなると、胸と秘裂をイジる手にも力が入る。
レミリアの首筋は心なしか甘く、舐め回す舌も広範囲に及ぶ。
弱点とも言える首筋と胸、そして秘裂から刺激を受けたレミリアは多くの愛液を流し、スカートにすら大きく染みを作った。
「んっ、ふっ、んぁ!!」
「んむぁ?」
兄がレミリアの味を堪能していると、前方から籠もった喘ぎ声が聞こえてきた。
前に座っているのはチェスの対戦相手、フランが居る筈であり、先程見た時は弟と激しいキスをしていた筈。
なんとなしに声に引かれて視線を移すと、そこには相変わらず激しいキスをしながら対面座位で互いを抱き締め合い、犯されているフランが居た。
スカートは既に捲られ、弟の腰が深くフランの股間を突いている。
激しさの余りにフランは蟹股になり、快感と吸血衝動の為、自然と前に居る弟を抱き締めていたのだ。
弟は上半身を拘束されても腰だけは激しく突き上げ、フランを上下に揺さぶる。
子宮口を激しく突き上げられてはフランも大きな快感を受けてしまい、握りしめるように膣壁へ力が入った。
「んっ、むぁっ! はん……!!」
ヒダが弟のカリで翻弄されれば、愛液の滑りは増し続けてグチョグチョと卑猥な音が大きくなっていく。
ひたすら弟の陰茎の出し入れを受け続けた。
痛みは一切無く、陰茎が挿入された途端に膣内を拡張される感覚がフランを襲っている。
吸血していた事によって快感の方が大きく、陰茎はヒダによって歓迎すら思わせる勢いで出迎えられた。
「んむっ! はむっ! んぁっ!! はうぅっ!!」
「ふっ、ふぅ! んっ! フランちゃん!!」
子宮口を突き上げられる大きな快感は、フランに口付けをしている余裕をなくさせ、解放された口からは可憐な嬌声が吐き出される。
斜め下から子宮口を突き上げられ、一瞬遅れて身体の最奥から吐息を吐き出すフラン。
膣壁は痙攣を繰り返し、弟の陰茎を積極的に締め付ける。
鈴口は子宮口に接触する度にカウパー液を擦り付け、最奥を汚したという実質的な証拠を残した。
愛液が駄々漏れになっている所為で、ヒダは滑って入出を繰り返す陰茎を隙間無く舐める。
「ひぁっ! あっ! んぁっ!!」
フランは身体自体が華奢で膣内は締め付けが強く、弟の陰茎をまるで手で握るように圧迫してきた。
しかも抱き締めている弟の手が少し動くだけでもフランの身体は敏感に感じ、性的な刺激として変換される。
お互いが首筋に顎を乗せて抱き締め合っている状態で、弟が腰を動かせばフランの身体の前面部が全て擦られた。
立った乳首は当然ながら、ささやかに膨らんだ胸も上下に揺すられれば、身体全体が性感体になったような反応を返してくる。
「ふ、んっ! んんっ! ひゃぅっ!?」
膣内を陰茎で犯される刺激がフランの身体にとって一番の快感であり、子宮口を押し上げるだけで潮さえ噴き出し始めた。
「あっ! あぅん! ひやっ!?」
弟は睾丸から上がってくる精液の感覚に腰の動きを速め、射精に向けて準備を始めた。
抱き締め合っていても腰だけが勢いよくフランの子宮口を突き上げ、膣壁の反応を引き出す。
カリに掛かるヒダの感触は陰茎に圧迫を受ける程に抵抗が強まり、絶頂が近づいて更に狭くなった膣内から掻き出される愛液は量を増した。
ぐにょぐにょと蠢くヒダに舐め回される陰茎は、小刻みの痙攣を始めてカウパー液に精液を混じらせる。
そろそろ限界を超えそうだと思った弟は、一気に腰を突き上げて動きを止めた。
「はぁっ! うっ! 出る!!」
「ひゃぅん! ぁうっ! んふぁっ!!」
そして弟の自己申告通りに吐き出される精液は、押し上げた子宮口へ直接掛けられる。
「ひぅっ!?」
絶頂間近まで快感を貯めたフランの身体は胎内の最奥で熱い感触を受け、大きく身体を痙攣させた。
股間から盛大に潮を噴くフランは無意識に弟を強く抱き締め、脚さえも股間へ密着している弟の腰を挟んで引き寄せる。
「んくぅっ!!」
「んふぅっ!!」
ただでさえ子宮口にめり込んでいる鈴口が痙攣を繰り返す度、精液は確実に種を子宮内部へ運んでいく。
絶頂で締め付ける膣内は陰茎を舐め回し、ヒダを積極的に動かして精液を子宮へ送った。
それでも浅い膣内では精液の逆流は止められず、ギュッと竿の根本を締め付ける膣口から漏れ出す。
「んっ……んっ……」
「あふぁ……あぁ……」
未だに精液を子宮口に吐き出す弟と違い、フランは目を薄く開いて胎の奥に広がる熱い感覚に恍惚の表情を浮かべた。
△
変わって弟が本格的にフランを犯し始めた頃に時間は少し戻り、兄が弟の様子をちらりと見た時、兄も本格的にレミリアを犯す決断をする。
「レミリアさん、ちょっと立ってね」
「んふぁ……」
既に手淫で惚けた上に、耳元で囁かれてはレミリアも素直に誘導に従った。
レミリアを一旦立たせた兄は素早く椅子へしっかり座ると、再びレミリアを座らせる。
勿論、座る先は露出して入る場所を求めている陰茎の上。
兄はレミリアを自分の股間へ誘導しつつ、ショーツを横へ退けると愛液溢れる大陰唇を剥き出しにさせる。
そしてレミリアの股間は位置を調整されて、陰茎の上へ座らせられた。
「んふうぅ~……」
膣内を拡張する感覚は久しぶりであり、まるで温泉にでも入ったかのような安心感をレミリアへもたらす。
兄は手をレミリアの腰に添えているだけで、何もしていなかった。
亀頭にとってある意味慣れ親しんだ膣壁を広げていくのは、レミリア自身の体重。
「んくぁっ……」
柔らかでヒダの多い膣内は肉付きが良く、陰茎を優しく迎え入れてくれる。
肉厚の大陰唇も大きく太い竿に巻き込まれ、秘裂の中にまで入ってきた。
同様に膣口も竿に張り付いて、秘裂の中から膣内へ入り込んでくる。
ヒダを掻き分けるのは亀頭を小さな舌で舐められる感覚で、兄の性感を大きく高めた。
竿にも粒々したヒダが絡み付き、しかも膣圧で押し付けられてくる。
そして下で待ち受ける陰茎へ身体を落とし、レミリア自らの体重で子宮口を押し上げるのだ。
「ひゃぅっ!?」
最奥を突かれたレミリアは何度目かの可愛い声を上げた。
もはやカリスマも完全に剥がれてしまっており、兄の上に座るのは可憐な少女一人。
更に言えば性的に全身を解されて良い具合に身体の力が抜けている。
しかし兄は快感に浸る事を許さず、レミリアの胸を握りしめると少し乱暴に腰を使い始めた。
「ひぁっ!? んぁっ! ひぎっ!!」
激しく上下に揺さぶられ、子宮口を何度も突かれるレミリアは、先程のぬるま湯のような快感から一転して膣内を削られる快感に取って代わられる。
まるで痛みにも似た激しい快感は、レミリアの身体を股間から一直線に脳を焦がした。
「あがっ! ひぐっ! んぁっ!!」
乱暴に子宮口を突き上げられるレミリアの口からは、苦痛にも聞こえる喘ぎ声が聞こえる。
それでも犯される膣内は快感によって強い締め付けを返してきた。
肉厚の膣壁はカリの凹みにまで入り、抜こうとすれば激しい抵抗となって兄へ快感を送る。
逆に、入れようとしても締め付けを強めた膣壁が亀頭を舐めながら広がっていき、最終的には子宮口の少し固い感触が鈴口に接触した。
「あひっ! ひぁっ! んぁっ!!」
握りしめた胸でも快感で尖った乳首は強く自己主張し、兄の掌に存在感を示す。
それでも兄の身体に当たるレミリアの全ての部分は柔らかく、背面座位で犯していても抱き心地が良かった。
子宮口は本来の役目を果たす為に最奥から若干降りて来るも、兄の陰茎によって再び奥へ追いやられる。
肉厚のヒダもカリに掛かる抵抗を大きく増やし、逆にレミリア自身も膣内を削られる快感を受け取った。
「ひぎゅっ! んっ! あっ! はぁっ!!」
上下の激しい動きを続けていくと、膣内が徐々に切羽詰まったような痙攣を始める。
レミリアの表情も明らかに絶頂を耐えるようなものに変わり、両手も握りしめられた。
潮も断続的に小さく吹き、絶頂が近い事を知らせてくれる。
兄も快感に脳を焦がしながら本能的に腰の動きを速め、子宮口を乱暴に突き上げた。
「あっ! あぁっ! ひぃん!!」
艶の良い灰色の髪を大きく揺らし、顎を反らせて絶頂の予感に身体を震わせるレミリア。
喘ぎ声を漏らす口からは唾液が一筋流れ、兄の服へ落ちた。
「も、もう出る!!」
兄も切羽詰まった声を漏らすと、腰の動きを更に早くさせる。
そしてレミリアの子宮口へ亀頭を押し付けると、激しかった腰の動きを止めた途端に吐き出された精液。
「ひゃっ!? ひゃうぅっ!!」
持ち上げられた子宮口に直接精液を吐き出されたレミリアも、絶頂へ達する。
胸を捕まれて支えられている上半身は、硬直してもガクガクと激しい痙攣を繰り返し、兄の下腹部へ潮を噴き出す。
陰茎を締め付ける力は一段と強くなり、肉厚のヒダさえも滑って絶頂の強さを物語った。
精液は膣内の最奥で溜められ、許容量以上にまで流し込まれると一気に逆流を始める。
「んふあぁ……」
絶頂途中で体液が膣内から流れ出す感覚で、レミリアは恍惚とした表情を浮かべた。
硬直しつつ痙攣だけは止まらなかった全身から力が抜けてしまい、全体重を兄の股間へ乗せる。
「あ、あぁ……」
すると当然ながら子宮口は再び奥へ押し込まれ、精液の名残さえも押し付けられた。
部屋中に精液の匂いと愛液の匂いが漂い、和やかだった空気が一変して卑猥な雰囲気へと変わる。
丁度その頃には弟もフランの子宮に精液を押し込んだタイミングであり、最初こそ遅い速いの違いはあっても、ほぼ同時に射精を迎えた。
『ふぅ……』
双子が揃って大きく溜息を付く。
しかし一度の射精ではフランとレミリアの膣内に入った陰茎は満足しておらず、未だに固いまま。
双子特有の以心伝心で、二人同時に陰茎を膣口から抜いていった。
「んふぁ……」
「あぁ……」
絶頂直後であっても敏感な反応を返すフランとレミリアは、余韻の最中に膣壁を削られて間延びした声を漏らす。
「じゃぁ……」
「変わろっか……」
兄が言いたい事を弟が引き継ぎ、兄はレミリアをテーブルの上に寝かせ、弟はフランを椅子に座らせたままで移動を開始した。
立ち位置を入れ替えると兄はフランを抱き上げてテーブルに手を付かせて、後背位の体勢を取らせる。
多少は絶頂で脚が不安定だったが、何とか立たせて小振りな尻を突き出させた。
変わって弟はテーブルの上で仰向けに寝ているレミリアをそのままで脚を開かせる。
ショーツは付けたままなので、クロッチの部分が大陰唇の横へ退けられていた。
すると弟はレミリアの愛液で濡れた紫の大胆なショーツを脱がし、スカートを捲って股間を丸出しにさせる。
愛液に塗れた大陰唇は秘裂から兄の精液を漏らしており、卑猥な姿を弟へ見せた。
「んくっ……!」
弟はフランの愛液と精液で陰茎の滑りは十分であると思い、脚を開かせたレミリアの股間に腰を差し入れていく。
反り立つ陰茎の根本を押さえて何とか水平に保ち、秘裂から顔を見せて愛液と精液を漏らす膣口へ標準を合わせた。
「行くよ。レミリアさん……」
「はぁ、はぁ、はぁーー」
差し込まれる陰茎は滑る亀頭を大陰唇に挟み、更にその奥にある膣口へ鈴口を食い込ませる。
その瞬間、滑る膣口は弟の亀頭をヌルリと飲み込んだ。
「おわっ!?」
「んふぁっ!!」
粒々のヒダは即座にフランの愛液とレミリア自身の愛液を混ぜ合い、鈴口に残っていた精液の名残を吸い取る。
レミリアも再び膣口を広げられた感覚で身震いし、濃くなった卑猥な体臭を弟へ立ち上らせていく。
弟に脚を広げられた所為で結果的に蟹股になったレミリアの膣口は、絶頂に達しても物足りないのか、陰茎を半ば吸い込むように挿入を促した。
「うぅ……!」
「ふぁ……」
滑る亀頭は愛液が溜まっている膣内をすんなり入っていき、熱い膣壁が出迎える。
一度射精しても硬度を保つ弟の陰茎は、レミリアの腹側のヒダを押し上げながら挿入されていった。
竿を咥える膣口は締め付けを強めると、一緒に秘裂から膣内へ入っていく。
「くぅ……レミリアさん。フランちゃん、よりはキツくない……?」
「んあぁ……」
体格的にフランよりも成長を見せるレミリアは、膣内においても深さがあるようだった。
締め付けに関しても決して緩いと言うことはなく、優しく抱きしめるような感覚を弟へ送っている。
しかし先にフランの強すぎる膣圧を受けた所為で、緩いと感じていた。
それでもヒダは肉厚であり、陰茎を根本まで挿入すると蠢きながら絡み付く。
フランとは違った感触に快感も違う事を発見しつつ、腰を前後に動かし始める弟。
「ふっ、はっ、あぁ!」
「んふぁ! あっ! あぁっ!!」
前後に揺さぶられればレミリアの膨らんだ胸も揺れ、尖った乳首を布に擦られると新しい快感が襲う。
弟も揺れる胸に目を付けると、服の上からでも分かる乳首を摘んだ。
「えい!」
「んひゃぅっ!?」
「んわっ!?」
面白半分に摘んだ乳首からの快感が、犯される膣壁を締め付ける切っ掛けとなった。
流石にフラン程の締め付けは無かったものの、膣壁はヒダを押し付け、前後に動き続ける陰茎を包む。
カリで引っ掻かれるヒダがぐにょりと形を変え、弟が腰を引けば抵抗を示し、押し込めば不規則に蠢いて亀頭を攻めた。
「あうぅっ、レミリアさん、気持ち良い……!」
「ふぅっ! んっ! あひっ!!」
乳首は弟によって捏ねられ続けており、服とブラ、そして指によって拘束されてもCカップの胸本体は柔らかく前後に揺れる。
弟が更なる快感を求めて乳首をイジりながら、腰を動かして子宮口を小突く。
レミリアの身体も子宮口を刺激されると、反射的に愛液を漏らして滑りを良くし、弟の動きを手助けしていた。
包皮を完全に脱いだ淫核も弟の下腹部が当たる度にレミリアへ快感を送り、認識できない快感に思考を焦がす。
弟の動きは急速に速くなり、射精の予感でレミリアの股間を半ば乱暴に突き上げた。
「んっ! あっ! ひぁっ!」
動くスピードが速くなった所為で膣口は秘裂の中で出入りを繰り返され、愛液に塗れていても摩擦で赤みを増す。
「ふっ! あっ! 出、そう!!」
「ひぁっ! んふぁっ! あぁっ!!」
弟の腰が最高潮にまで快感を溜め、動きも一段と速くなると締め付ける膣内で痙攣を始めた。
そして精液が上がって来ようとする予感を受けた弟は、腰を一気に突いて動きを止める。
「ひぐぅっ!?」
「うくぅっ!! 出る!!」
吐き出される精液は子宮口に張り付き、濃い体液がレミリアの身体の奥から熱さを与えた。
「んぐぅっ!!」
「あぅっ!? 締まる!!?」
同じく快感を溜めていたレミリアも大きな絶頂へ達し、腰を上下に激しく痙攣させる。
潮さえも噴き出すと、弟の下腹部を大きく濡らした。
熱い感触は胎内で増加し、白い腹さえも小さく膨らませる。
「うぅ……くぅ……!!」
「ひっ……あぁ……!!」
激しい痙攣をレミリアと弟共々治まる頃には、兄とフランも絶頂を通り過ぎていた。
△
再び時は遡って、弟がレミリアを犯し始めた時。
テーブルに両手を付かせてフランを立ちバックの体勢にした兄は、弟と同じくして反り立つ陰茎を水平にさせて愛液が溢れる秘裂へ目標を定めた。
「行くよ、フランちゃん」
「あっ……あぁ……」
未だに快感の余韻で思考が麻痺しているフランは答えを返さない。
それでも兄は赤いスカートを捲り上げ、薄ピンクのショーツを脱がすとフランの下半身を丸出しにさせた。
水平に進む陰茎は愛液でてかり大陰唇に近付くと、躊躇い無く秘裂を割り開く。
「おぅ……あったかい……!」
「んぅっ……」
鈴口がフランの膣口へ食い込めば、激しい締め付けを返してきた。
兄はレミリアとは違った感触に驚きながらも、無理矢理に狭い膣口を広げていく。
「んぁ、せ、狭い……!!」
「んぐぅ……!!」
レミリアとフラン自身の愛液で滑りがあるので、兄の腰の力を持ってすれば簡単にカリの太さまで膣口を拡張できた。
しかしカリを過ぎると一気に締め付けを取り戻し、亀頭と竿の付け根に膣口を入り込ませる。
「ふぉっ……」
「んくぅ……」
亀頭を丸々飲み込んだ膣内では発達の少ないヒダと、激しい締め付けが迎えた。
「くぅ……キツい!!」
「んくぁっ!!」
太さは殆ど一緒であっても、再び陰茎で拡張される感覚はフランに大きな快感を送る。
陰茎を支える必要の無くなった兄は、フランの小振りな尻を掴んだ。
「ひゃっ!?」
既に全身が性感体と言っても良いぐらいに発情したフラン。
膣口を犯され、尻を触られただけで自分では認識できない嬌声を上げた。
兄が掴んだ尻は流石に胸よりは固いものの張りがあり、指を食い込ませれば強い反発がある。
しかも尻を揉むごとに膣壁もキュッと締まり、ヒダが兄の亀頭を舐めた。
「おあぁ……」
「んぐぅ……」
狭い膣内を兄の腰は徐々に進み、陰茎が進入する程に中で溜まっていた愛液が膣口から漏れ出す。
締め付け自体はレミリアよりも圧倒的に強いが、ヒダが少ない分は兄にとって少し刺激に物足りなさを感じた。
「うぅ……でも、気持ちいい……!!」
「くはぁ……」
レミリアの粒々したヒダを思い出しながらも腰を押し込む兄。
「くぅ……!」
「んきぅ……!」
拡張される感覚はフランの頭を振り上げさせ、瞳を瞼の裏へ隠す。
全身が性感体に似た状態のフランは全ての刺激が快感となり、レミリアよりも早く脳を焦がしていた。
それに伴い、進入してくる陰茎にもヒダを押し付ける力を強め、兄にとっては手で握られるような錯覚を受けさせる。
身体が華奢な分、膣内も浅く、あっさりと最奥を突かれるフラン。
「んくぁっ!!」
何度小突かれても大きな快感をフランへもたらす子宮口は、兄の鈴口から滲んでいたカウパー液を吸い取った。
兄が腰を引けばカウパー液は糸を引いて、子宮口と鈴口の橋を作る。
しかしそれも一瞬で、子宮口から離れると強い締め付けを返す膣壁がすぐに鈴口の前へ来て、卑猥な体液の糸を亀頭諸共舐めた。
「ふくぅ……」
締め付けの強い膣内で陰茎を抜いていくと、ヒダがカリに抵抗を示して亀頭の形に沿っては広がって鈴口の前でピタリと閉じる。
フランにとっては胎内から子宮口が引き出されるような感覚をもたらし、それすらも快感として変換していた。
自然と速くなる兄の腰の動きで、フランの尻は下腹部に当たって少し汗ばんだ音を響かせる。
「ふっ! んっ! あぅ!」
フランは子宮口を亀頭で押し上げられる度に頭を揺らし、切羽詰まった声を身体の奥から吐き出した。
兄の動きに合わせて、膣壁を広げられては自分の膣圧で隙間を無くす。
前後に揺さぶられれば金色の髪が大きく揺れ、シャンプーと汗の匂い、そして性的に興奮したフランの体臭が兄の方へ流れた。
その匂いに興奮を高めた兄も腰の動きを更に速め、射精へ向かってフランの子宮口を小突き上げる。
「あきゃぅっ!? ひゃっ! あぅっ!!」
激しくなる一方の動きに翻弄されるフランと膣内。
子宮口も愛液を漏らしては自分を守ろうとするも、滑りを増やすだけで兄は動きやすくなっていく。
掻き出される愛液も増え、辛うじて立っているフランの内股に太い滝を作った。
「も、もう、出る!!」
射精の予感を受けて腰の動きを限界まで速くし、押し寄せる精液に背筋を震わせ、腰は膣内の最奥を突いた状態で止められる。
それから吐き出される精液は、フランの子宮口を快感で焦がした。
「あひゃぁぅっ!?」
フランが溜め込んでいた快感も兄の精液を受けた所為で解放され、強い締め付けを持って絶頂に達する。
辛うじて立っていた脚はガクガク震え、伸ばしているのがやっとと言った感じだ。
精液を吐き出される膣内でも子宮口が吸い突き、二人目の種を子宮内部へ送った。
「うぅ……! 吸われる……!!」
「ふぁっ! あぁっ!!」
フランの尻を掴みながら鈴口を吸い付かれ、陰茎全体を強く締め付けられる兄。
脚だけではなく全身で痙攣を繰り返すフランは、快感で脳の思考能力を一切合切取り払う。
膣内に溜まっていく熱い精液は子宮口を焦がし、フランの絶頂を後押しした。
そして射精と激しい絶頂は過ぎ去り、フランの脚から徐々に力が抜けていく。
ゆっくりと座り込むように腰が下がっていけば、陰茎も自然と抜けてしまい、精液の名残が膣口と繋がりながらすぐに切れた。
『ふぅ……』
ひとまず精液を出し切った双子は、同時に大きく吐息を吐き出す。
その時、咲夜がいつも通り一瞬にして現れた。
「お嬢様方、そろそろ……あら?」
「あっ、咲夜さん」
「何か用ですか?」
もはやいきなり現れる事に慣れた双子が咲夜に用件を聞く。
「え、えぇ。そろそろお休みの時間ですので、チェスも程々にと言いに来たのですが……」
その言葉を聞いた双子は、下半身を丸出しにしたままで姉妹を見やる。
激しい絶頂を二度も経験した二人は既に意識が朦朧として、一見して眠そうにも見えた。
「それじゃ、僕達が部屋にお連れします」
「……そうですね。お願いできますか?」
「俺達は以外に力持ちだから、簡単だよ!」
「分かりました。くれぐれも丁寧にお願いいたしますね」
「は~い!」
現れた時と同じように突然消えた咲夜を見送ると、双子は互いに視線を合わせると頷き、兄はレミリア、弟はフランを抱き上げた。
体格的には同じようなものなので抱き上げると言うよりは、完全におんぶをしてレミリアとフランを持ち上げている。
「それじゃ……」
「行くか……」
双子は取り敢えず欲望の赴くままにレミリアとフランを犯したものの、やはり好みがあったのだ。
それはおんぶした方で意志表示されており、兄はレミリアの身体を好み、弟はフランの締め付けを好んだ。
未だに絶頂で小刻みに痙攣を繰り返す姉妹を、それぞれの部屋へ運んでいく双子。
そして部屋に着くと、再び好みの姉妹を犯す。
「レミリアさん、気持ち良いよ!!」
「ひぐっ! あっ! ひんっ!!」
「フランちゃん、やっぱりキツい!!」
「ゃん! あっ! ひゃっ!!」
レミリアは正常位で犯され、股間を精液と愛液で泡立たせていた。
打って変わってフランは犬のように四つん這いにされ、固めで小ぶりな尻を弟の下腹部で叩かれる。
夜の月明かりの中、紅魔館の二つの部屋では悦を大量に含む嬌声が響いた。
△
次の日の朝。
兄はレミリアと、弟はフランと仲良く眠っており、時間を止めた中で掃除をしようとする咲夜が難儀する程、ベッドは大量の愛液と精液で濡れていたのだった。
終わり
ゼロ○使い魔の世界でズブリ 後日談 ※本番無し
※この小説は現在発売中の『ゼロ○使い魔の世界でズブリ』の後日談的なものです。
体験版でも良いので本編を読んでから読んでね☆彡
ちなみに本番はありませんの。
△
トリステイン魔法学校を魔力素で支配してから数日。
毎日ヒロイン達を犯しては精液を子宮口へ吐き出す毎日に飽きが来始めた頃、マンネリを回避する為に一つの案を思いついた。
「さてと……」
目の前にいるのは、乙女らしくなく大股を開いて寝ているルイズ。
寝ている呼吸は規則正しく、女の子らしく可愛らしい小さな寝息。
いつも通りに透けるキャミソールに、貴族らしい豪華なローライズのショーツ。
今日の為に昨日犯すのを我慢した甲斐があって、体液に塗れていない綺麗な姿である。
「ルイズ、そろそろ起きろよ」
「ん……うぅ~ん……」
付き合いもだいぶ経つので、ルイズは俺の声で素直に起きあがってくる。
上半身を起こし、ベッドの上に座り込んだルイズはボサボサのピンクの長い髪を手櫛で解いていく。
キャミソールから透けるのは、ささやかに膨らんだ胸。
犯して性的な刺激を受け続けた所為か、僅かに大きくなっている気がしないでもない。
イジって摘んで吸い付いた乳首は薄いピンク色で、色素が濃くなっている気配すらなかった。
未だ大股を広げている脚の中央では秘裂がショーツに食い込み、何とも厭らしい姿を見せている。
「ふぅ……」
一通り髪を整え終えたルイズの手は、俺の思惑通りに自身の胸と股間へ持って行かれる。
そしてキャミソールの上から摘まれた小さな乳首。
もう片方の手はショーツが食い込む秘裂へ向かい、大陰唇の割れ目に細い指を挟み込んだ。
「ん……」
寝ぼけた顔には性的な刺激でサッと頬に赤みが現れ始め、半分開かれていた眼も再び閉じられた。
毎日犯した所為で、刺激を受けたルイズの身体は性的に目覚める。
ルイズ自身も性的な気持ちよさに浸る為、快感に表情を惚けさせた。
摘まれた乳首は細い指の腹で優しく、時には激しく刺激され、キャミソールの薄い生地を押し上げる。
「ふぁ……」
未だ完全に覚醒していない意識は、すぐに性的な快感に塗りつぶされた。
甘く吐き出される声は幼いながらも色っぽく、俺の陰茎を刺激して止まない。
大陰唇でも指が上下に動かされ、積極的に快感を蓄積していく。
「んぁ……」
キャミソールほどではないが薄いショーツの生地には、愛液の染みが滲み始めてきた。
シュルシュルと微かに聞こえていた布を擦る音は、ぬちょぬちょと大きな変化を遂げる。
細い指の影から、小さくも大きく顔を出した淫核が存在を主張をしていた。
眼を閉じて快感に浸るルイズは積極的に淫核を指の根本で刺激し、卑猥に広げられた脚を小さく震えさせる。
「はぅ……」
胸の方でも乳首をイジる手が、膨らんだ胸本体を下から優しく揉み解す。
今度は指ではなくキャミソールで擦られる乳首が、小さくなった刺激であっても敏感に反応してルイズに快感を送った。
優しく刺激される胸と違って大陰唇では指の動きが激しくなり、膣口に指先が挿入される。
「ふぁっ!」
ピクンと可愛らしく腰を跳ねさせるルイズ。
ぬるぬるになったおかげで多少の障害物があっても、簡単に指を迎え入れる膣口。
普段受け入れている陰茎より細い指であっても、強く締め付けを返しているようだった。
赤くなった頬は更に赤みを増し、どれほどの快感がルイズを襲っているかを知らせてくれる。
眼と違って半開きになった唇は潤み、綺麗な白い歯がチラリと見えた。
「あっ……あっ……」
真正面に居る俺の方へ向いていた顔は徐々に天蓋へ向き始める。
胸を揉み、乳首をイジる手にも熱が籠もり、激しさを増していく。
尖った乳首も爪が白くなるまで摘まれていた。
乳首を摘んでいない指も胸本体を強く揉み、ささやかに膨らんだ美乳の形を大きく変える。
「ん……あっ……ふぁっ!!」
膣口に出入りを繰り返す指は徐々に深く入り、ショーツも膣内に進入してしまう。
その所為でローライズのウエスト部分が下がってしまい、殆ど丸出しになっていた下腹部が更に露出する。
辛うじて隠されていた秘裂が現れ、包皮を脱いだ淫核が姿を現した。
愛液に塗れて卑猥に光沢を見せ、ルイズの指でこねられる。
柔らかく形を変える大陰唇諸共ショーツから透けていた。
小陰唇さえも巻き込まれてしまっており、見学しているだけで柔らかさが感じられる。
「んぁ! ふぁ! はぅっ!!」
喘ぎ声も激しくなっていき、顔は完全に上を向く。
指を咥え込む膣口は締め付けを更に強くさせたようで、小さな股間の痙攣も激しくなっていった。
ショーツ越しであっても小さく吹き出す潮は、出入りを繰り返す指によって阻まれ、下へ垂れると指に沿って膣口へ入って滑りを追加する。
動きやすくなったおかげでルイズの指も激しさを増す一方であり、腰の痙攣も愛液を飛び散らせる程に大きくなった。
「ひぁっ! あぁっ! んはっ!!」
揉んでいない方の胸すらも小さく震える程に激しく身体を震わせるルイズは、遂に絶頂へ向かって淫核を強く摘んだ。
そしてルイズは自らの手で絶頂へ達する。
「あぁっ!!」
小刻みに小さく出ていた潮は、ショーツ越しであっても大きく吹き出す。
速く出し入れを繰り返されていた手は、一変して淫核を摘んだままピタリと止まった。
同時に乳首をイジっていた指も強く抓ったままで止まり、相変わらず爪は白くなったまま。
しかし震えていた腰は大きく痙攣を繰り返し、身体全体を揺らす。
「あっ……あぁ……!!」
大量の愛液はベッドの染みを広げ、ルイズの小さな尻が震える度にシーツとの間に糸を引いていた。
激しい絶頂は起こしていた上半身を再びベッドへ倒す程であり、絶頂が終わった直後には完全に仰向けで寝てしまう。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
荒い呼吸を繰り返しながら上下に動く胸は乳首を立たせ、キャミソールを卑猥に持ち上げている。
ルイズは絶頂の疲労で両手を広げて大の字でベッドへ寝てしまっており、暫くすると規則正しい呼吸に変わった。
「ふぅ……くぅ……くぅ……」
自慰は寝起きでするものと常識を変換したら、起こしてもすぐに疲労で再び寝てしまう。
このままではもう一度起こしても自慰をして寝てしまうので、魔力素を使って今の内に常識を元に戻しておこう。
△
起こしたルイズは俺に見られていた事に顔を真っ赤にしながらも怒りはせず、ひたすら恥ずかしそうにして下着を変えていた。
愛液に塗れて透けたショーツは、興奮で左右へ若干広がった大陰唇と秘裂の中身を見せつけていたので、俺の興奮を大きくしてくれる。
しかし今はまだ我慢だ。
「さて、そろそろ行くぞ」
「え、えぇ。分かったわ!」
全裸になって着替えをするルイズをジッと視姦しても、羞恥心を見せるだけで抗議もしてこない。
そしてルイズを連れて部屋を出ると、いつも通りに計ったようにキュルケが出てくる。
「あ~ら、偶然ね。ダーリン」
「また出たわね……」
「相変わらず酷い対応ね~。ね? ダーリン」
「まぁ、そう言うなよ」
「うふふ」
嫌そうに表情を歪めるルイズに、楽しそうなキュルケ。
真っ赤な燃えるような赤い髪を揺らしながら、褐色の巨乳を大胆に見せつけ、谷間さえも露出して俺を誘惑してくる。
短いスカートから延びる脚は、相変わらずむっちりとして触り心地が良さそうだった。
俺は迷わず魔力素を操り、キュルケの常識を変換する。
すると、キュルケはおもむろに両手を巨乳へ向かわせ、厭らしく揉み始めた。
「んふ~……」
「なっ……!」
誘惑するように流し目を俺へ流しながら、文字通り手に余る巨乳を揉み、指の間から制服を持ち上げる乳首を弄ぶキュルケ。
ルイズは急変したキュルケの様子に絶句する。
その間にも自身の胸を揉む手には力が入り、圧迫を受けた巨乳は反射的に乳輪から乳首を立たせた。
薄い制服の下からは色までもハッキリと確認でき、陰茎への興奮は更に大きくなる。
「ふぁ……」
「キュ、キュルケ……」
薄く開けられる眼で俺を見つめながら胸を揉みほぐすと、今度は片手を身体へ這わせ、太股を一度撫でると指先でスカートを捲り上げた。
現れたのはシースルーのショーツで秘裂しか隠していない。
真っ赤な色は髪と同じようなものであり、いかにもキュルケの情熱を表しているかのようだった。
愛液は既に滲み出しているようで、クロッチの部分は色を濃くしている。
赤いショーツにキュルケの手が重ねられ、指は股間の真下へ行く。
「あぁ……ダーリンに見られてる……!」
「……」
ルイズは最早言葉もないと言った感じで、唖然としていた。
俺は視線をキュルケの股間へ移すと、視線を受けたキュルケは股間をイジる指を激しく動かしていく。
俺からは見えないが、ぬちゃぬちゃと愛液が掻き回される音を聞けば、指は膣口に挿入されているらしい。
辛うじて出し入れされる人差し指が見え、漏れ出た愛液は指を伝って廊下へ落ちた。
「んぁ……ふぁ……あぁ!」
キュルケの興奮は留まる事を知らず、俺へ見せつけるようにしていた脚は徐々に蟹股へ変わっていく。
流し目で俺の視線を確認していた顔も天井へ向いてしまい、自慰に熱中してしてしまう。
「あっ! あぁ! ダーリン! ダーリン!!」
俺の事を言葉にしながら、胸を揉む手には力が籠もって乳首を抓る指にも熱が入る。
固く尖ったグミのような感触の乳首は俺の手ではなく、キュルケ自身の手で捏ねられて弄ばれていた。
巨乳に食い込む指が動けば乳首は向く方向を卑猥に変え、柔らかさの中に若さから来る張りを見せている。
制服は揉まれる動きで徐々にズレていってしまい、膨らんだ乳輪ごと乳首を覗かせた。
「あぁ!!」
イジる指が直接触った乳首からの快感は大きいらしく、更に大きな嬌声を上げる。
天井を向いた顔でも口は笑っているのだけは確認でき、キュルケが心底快感に浸っている事を教えてくれた。
俺はニヤニヤと楽しみながら、ルイズは未だに唖然としながら親友となったキュルケの自慰を見ていると、股間をイジっていた愛液に塗れた手がおもむろに胸の谷間へ持って行かれる。
「んはぁ……はぁ……」
「ん?」
「こ、今度は何をするの……?」
何かと見ていると、胸を愛液に濡らしながら杖を取り出した。
そして杖を持ったままの手は再び股間へ向かい、ショーツのクロッチを横へ退けると持ち手の部分を膣口へ差し込んでしまう。
「あぁっ!! ダーリン!!」
ぬるぬるになった膣口は、俺の陰茎よりも圧倒的に細い杖の持ち手程度を簡単に咥え込んだ。
完全に股間から杖が生えているように見える格好になっても、キュルケの自慰は激しさを増していく。
杖を垂れてくる愛液の量は増え続け、蟹股になった内股にまで伝ってきた。
しかも脚は徐々に震え始め、絶頂が近付いているらしい。
激しく杖を出し入れするキュルケは自分自身で子宮口を小突き、疑似的に俺に犯される感覚を味わう。
「んあっ!! 良いわ! はぁっ! ダーリン!!」
両手の動きと共に激しくなるキュルケの嬌声は廊下に響く。
揉まれる巨乳は滲む汗を光らせ、はみ出した乳首が厭らしく捏ねられる。
杖を出し入れさせている膣口からも、膣内で体液を掻き回す音が大きく聞こえた。
「あっ! はっ! あぁ!!」
そしてキュルケを攻める快感が大詰めを迎え、いよいよ絶頂が近い雰囲気を発し始める。
「んふぁっ! も、もう!! ダーリンっ!!」
揉んでいない方の胸すら放り出して小刻みに身体を痙攣させると、一気に全身を硬直させたキュルケ。
胸を揉んでいた手は強く乳首諸共胸を握り締め、杖は勢い良く子宮口へ向かって突き上げられる。
「んんっ!!!」
笑うように開けられた口は堅く結ばれ、天井を向いていた顔は下げられて俯く。
影になって見えなくなった顔は、恐らく襲ってくる快感に耐えているのだろう。
赤い髪も垂れ、硬直の中でも小刻みに震える振動で細やかに髪が揺れていた。
激しい硬直は数秒ほど続き、それが過ぎたと思ったら惚けた顔を上げる。
「んはぁ~……。ダーリン……」
その表情は明らかに性的な満足感が漂い、全身を色気のあるフェロモンが包み込んでいた。
周囲には微かに愛液の匂いが感じられて、既に臨戦態勢の陰茎が暴れ出しそうになってしまう。
しかし今日は限界まで我慢すると決めたので、今はまだ犯さない。
少なくとも、後一人の自慰を見るまでは……。
それでも『挨拶代わりに自慰を披露する』と変えた常識のままでは、キュルケも生活しにくいだろうから、元に戻しておこう。
常識が元に戻ったキュルケの狼狽ぶりを楽しむためでもあるが。
「あ……あら……わ、私とした事が、恥ずかしい所をみ、見せたわね」
「あっ……」
「キュルケ……」
魔力素を操って常識を元に戻した途端、キュルケは羞恥に顔を染まらせるも、何とか自尊心を維持して放り出ていた巨乳を自然な手付きで隠した。
だが、支えを失った膣内に入り込んだ杖は重力に従い、持ち手の凹凸が膣壁を刺激しながら落ちていく。
「んっ! んふぁ……」
最初こそ耐えて見せたが絶頂後の緩い刺激は、キュルケにとって羞恥心を越える程に強く、再び惚けた表情を俺達へ向けた。
それでも杖が廊下へ落ちが音を聞いて正気を取り戻し、ササッと愛液に塗れる持ち手を掴んで引き上げる。
その後は胸の谷間へ杖をしまうと、自分の部屋の扉を開けて身体を隠した。
上手く羞恥に塗れた表情を隠しながら、顔を半分だけ出したままで言い繕おうとするキュルケ。
「け、今朝は少し体調がす、優れないみたいですわ……」
「え、えぇ。そ、そのようね……」
誤魔化そうとするキュルケに、顔をひきつらせながら合わせるルイズ。
「ルイズ、朝は休むと言っていて頂戴」
「わ、分かったわ」
すぐに元の調子を戻したキュルケは言葉を安定させ、部屋の中へ引っ込んだ。
ルイズは親友とも言える存在の公開自慰の衝撃から戻ってこれず、言われるままに受け入れた。
「さて、朝食に行くぞ」
「あ、あんた、随分と冷静ね」
「そんな事は無いぞ」
「っ!?」
そう言って俺はルイズに、自分の股間で反り立つ陰茎を触らせる。
手を握られて無理矢理性器を触らされても、ルイズは怒るどころか生唾を飲み込んで過ぎる興奮を抑えた。
「きょ、今日も、その……するの?」
「当然だろ」
「っ……!」
断言するように言うと、顔色を真っ赤にさせる。
いくら犯されても初心な反応を見せるのはルイズの良い所だと思う。
「さぁ、行くぞ」
「え、えぇ」
△
朝食も済み、俺は授業が始まる教室でモンモランシーの隣に座っていた。
特徴的な金髪のロール髪が小さく揺れ、明らかに普通に授業を受けていない。
「んぁ……ふぁっ!!」
それも当たり前で、モンモランシーは『授業中は俺を見ながら、隣で自慰をする』と常識を変えてあるので、その自慰真っ最中だ。
両足を机の上に乗せ、白の清純そうなショーツを膝の上辺りに引っかかっていた。
両手はスカートの中で性器をイジっており、恍惚とした表情は俺へ向けられている。
他の全員が静かに教師の授業に耳を傾けている中、体液を掻き回す音と嬌声が響く。
「あふっ……」
潤んだ瞳は半開きになっても、しっかり俺をとらえて離さない。
両手を股間へ持って行っているので、美乳は中央へ寄せられている。
胸は一切触ってなくとも乳首は固く立たせており、乳輪から膨らんでいるのが確認できた。
股間をイジる手は増しく、愛液でぬるぬると大陰唇を滑りながら秘裂を広げている。
淫核を指の腹で弄び、時には強く摘んで真っ白な尻を痙攣させていた。
広げられた秘裂から顔を見せている小陰唇さえもイジり回し、快感に思考を犯されている雰囲気を全身から漂わせている。
「んっ……はぁ……気持ちいい……」
膣口では細い指が出入りを繰り返し、本日三度目の体液を掻き回す音が聞こえてきていた。
俺に犯されても強い締め付けを返す膣口は指に張り付き、秘裂を出たり入ったりを繰り返す。
その間にも愛液は量を増していき、白い尻の谷間を伝って椅子に落ちていった。
「はぁ……はぁ……んはぁ……」
荒く甘い呼吸を瞳同様に潤んだ唇から吐き出すモンモランシーは、秘裂をイジるのに夢中であり、今の自分がどれだけ異常である事をしているか認識していない。
自分で膣内をイジる分、気持ち良い所は分かっているようで、すぐに絶頂の気配を見せ始めた。
全身を小刻みに痙攣させ始めたモンモランシーだったが、指は遠慮する筈もなく、益々激しく性器をイジり回していく。
「んっ! ……んんっ!!」
俺がモンモランシーの股間へ視線を移せば白い尻は震えを増し、細い指も膣口と淫核を厭らしく弄んだ。
すると指の出し入れが止まり、膣内に入ったままになる。
「んぁっ! ふぁっ!! あぁ!!」
しかし喘ぎ声は切羽詰まった雰囲気が増加していき、半開きの口は大きく開かれた。
膣口に入っている指は膣壁を掻き回しているらしく、関節が頻繁に曲がっている。
その度に尻がピクンと動いて、金色の巻き髪がフェロモンをまき散らす。
「あぅん! うっ! ふぁっ!!」
そして痙攣が一段と大きくなると、一瞬にしてモンモランシーの全身が止まった。
「んんっ!!!」
絶頂に達したらしいモンモランシーは指を根本まで膣内へ差し入れ、秘裂から潮を勢い良く吹き出す。
淫核も強く摘み、自分で快感を追加して更なる絶頂の高みへ上った。
「あぁっ!!」
俺を見ていた顔は耐えきれずに天井へ向けられ、激しい快感にみを焦がすモンモランシー。
全身が硬直しても小刻みに痙攣させる所為で、乳首が立った美乳さえも厭らしく震えた。
そんな生徒が居ても授業は淡々と続き、遂には終了の鐘が鳴る。
全身を硬直させるモンモランシーは鐘と共に絶頂が過ぎ去り、力の入っていた身体がだらんと椅子と机にもたれ掛かった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
特徴的な金色の巻き髪は激しい絶頂の余韻で汗ばんだ頬に張り付き、実に色っぽい雰囲気になっている。
潤む瞳は再び俺をぼんやり見つめ、潤い溢れる唇も荒い呼吸を甘い喘ぎ声にしていた。
このまま観察しておきたいのも山々だが、遠くに座っていたルイズが近寄って来た事であるし、モンモランシーの常識を元に戻しておく。
「はぁ……ぁ……っ!?」
そうするとモンモランシーは普通の常識を取り戻し、机の上に上げていた脚を慌てて降ろした。
膝に引っ掛かっていたショーツも即座に引き上げ、スカートの中へ消える。
見られていた事と俺を見つめて自慰をしていた事はしっかり覚えており、モンモランシーが俯かせた顔に掛かる前髪の間から俺を覗き見た。
「くっ……また、マジックアイテムを私に使ったのね……!」
良いものを見たと笑いを浮かべている俺を見たモンモランシーは、顔を羞恥で真っ赤にしながら悔しそうに呟く。
そして持ってきていた教科書などを手荒に腕の中へ抱え込むと、スカートから愛液が垂れるのも構わずに教室から去っていった。
「あら、またモンモランシーと一緒に居たの?」
「あぁ、でも、嫌われたらしい」
「あんたがま、またエッチな事をしたからじゃないの?」
ルイズは俺からされた行為を思い出しながら、頬を赤くして予想を立てる。
しかし今回は俺は何もしていないので、胸を張って違うと言い切れた。
「違うぞ。『俺』は何もしてないからな」
「なによ、その含みのある言い方は……」
俺の部分を強調すると、ルイズはゲンナリして肩を落とす。
「まぁ、気にするなって」
「はいはい。分かったわよ」
何を言っても無駄と判断したのか、ルイズがスカートを翻しながら教室の出口へ向かう。
精一杯お洒落をしたショーツをチラリと見えているが、俺の方を見たという事はワザと見せたのだろう。
「……まぁ、良いか」
「は、早く来なさい」
「へいへい」
この後滅茶苦茶セックスした。
終わり
体験版でも良いので本編を読んでから読んでね☆彡
ちなみに本番はありませんの。
△
トリステイン魔法学校を魔力素で支配してから数日。
毎日ヒロイン達を犯しては精液を子宮口へ吐き出す毎日に飽きが来始めた頃、マンネリを回避する為に一つの案を思いついた。
「さてと……」
目の前にいるのは、乙女らしくなく大股を開いて寝ているルイズ。
寝ている呼吸は規則正しく、女の子らしく可愛らしい小さな寝息。
いつも通りに透けるキャミソールに、貴族らしい豪華なローライズのショーツ。
今日の為に昨日犯すのを我慢した甲斐があって、体液に塗れていない綺麗な姿である。
「ルイズ、そろそろ起きろよ」
「ん……うぅ~ん……」
付き合いもだいぶ経つので、ルイズは俺の声で素直に起きあがってくる。
上半身を起こし、ベッドの上に座り込んだルイズはボサボサのピンクの長い髪を手櫛で解いていく。
キャミソールから透けるのは、ささやかに膨らんだ胸。
犯して性的な刺激を受け続けた所為か、僅かに大きくなっている気がしないでもない。
イジって摘んで吸い付いた乳首は薄いピンク色で、色素が濃くなっている気配すらなかった。
未だ大股を広げている脚の中央では秘裂がショーツに食い込み、何とも厭らしい姿を見せている。
「ふぅ……」
一通り髪を整え終えたルイズの手は、俺の思惑通りに自身の胸と股間へ持って行かれる。
そしてキャミソールの上から摘まれた小さな乳首。
もう片方の手はショーツが食い込む秘裂へ向かい、大陰唇の割れ目に細い指を挟み込んだ。
「ん……」
寝ぼけた顔には性的な刺激でサッと頬に赤みが現れ始め、半分開かれていた眼も再び閉じられた。
毎日犯した所為で、刺激を受けたルイズの身体は性的に目覚める。
ルイズ自身も性的な気持ちよさに浸る為、快感に表情を惚けさせた。
摘まれた乳首は細い指の腹で優しく、時には激しく刺激され、キャミソールの薄い生地を押し上げる。
「ふぁ……」
未だ完全に覚醒していない意識は、すぐに性的な快感に塗りつぶされた。
甘く吐き出される声は幼いながらも色っぽく、俺の陰茎を刺激して止まない。
大陰唇でも指が上下に動かされ、積極的に快感を蓄積していく。
「んぁ……」
キャミソールほどではないが薄いショーツの生地には、愛液の染みが滲み始めてきた。
シュルシュルと微かに聞こえていた布を擦る音は、ぬちょぬちょと大きな変化を遂げる。
細い指の影から、小さくも大きく顔を出した淫核が存在を主張をしていた。
眼を閉じて快感に浸るルイズは積極的に淫核を指の根本で刺激し、卑猥に広げられた脚を小さく震えさせる。
「はぅ……」
胸の方でも乳首をイジる手が、膨らんだ胸本体を下から優しく揉み解す。
今度は指ではなくキャミソールで擦られる乳首が、小さくなった刺激であっても敏感に反応してルイズに快感を送った。
優しく刺激される胸と違って大陰唇では指の動きが激しくなり、膣口に指先が挿入される。
「ふぁっ!」
ピクンと可愛らしく腰を跳ねさせるルイズ。
ぬるぬるになったおかげで多少の障害物があっても、簡単に指を迎え入れる膣口。
普段受け入れている陰茎より細い指であっても、強く締め付けを返しているようだった。
赤くなった頬は更に赤みを増し、どれほどの快感がルイズを襲っているかを知らせてくれる。
眼と違って半開きになった唇は潤み、綺麗な白い歯がチラリと見えた。
「あっ……あっ……」
真正面に居る俺の方へ向いていた顔は徐々に天蓋へ向き始める。
胸を揉み、乳首をイジる手にも熱が籠もり、激しさを増していく。
尖った乳首も爪が白くなるまで摘まれていた。
乳首を摘んでいない指も胸本体を強く揉み、ささやかに膨らんだ美乳の形を大きく変える。
「ん……あっ……ふぁっ!!」
膣口に出入りを繰り返す指は徐々に深く入り、ショーツも膣内に進入してしまう。
その所為でローライズのウエスト部分が下がってしまい、殆ど丸出しになっていた下腹部が更に露出する。
辛うじて隠されていた秘裂が現れ、包皮を脱いだ淫核が姿を現した。
愛液に塗れて卑猥に光沢を見せ、ルイズの指でこねられる。
柔らかく形を変える大陰唇諸共ショーツから透けていた。
小陰唇さえも巻き込まれてしまっており、見学しているだけで柔らかさが感じられる。
「んぁ! ふぁ! はぅっ!!」
喘ぎ声も激しくなっていき、顔は完全に上を向く。
指を咥え込む膣口は締め付けを更に強くさせたようで、小さな股間の痙攣も激しくなっていった。
ショーツ越しであっても小さく吹き出す潮は、出入りを繰り返す指によって阻まれ、下へ垂れると指に沿って膣口へ入って滑りを追加する。
動きやすくなったおかげでルイズの指も激しさを増す一方であり、腰の痙攣も愛液を飛び散らせる程に大きくなった。
「ひぁっ! あぁっ! んはっ!!」
揉んでいない方の胸すらも小さく震える程に激しく身体を震わせるルイズは、遂に絶頂へ向かって淫核を強く摘んだ。
そしてルイズは自らの手で絶頂へ達する。
「あぁっ!!」
小刻みに小さく出ていた潮は、ショーツ越しであっても大きく吹き出す。
速く出し入れを繰り返されていた手は、一変して淫核を摘んだままピタリと止まった。
同時に乳首をイジっていた指も強く抓ったままで止まり、相変わらず爪は白くなったまま。
しかし震えていた腰は大きく痙攣を繰り返し、身体全体を揺らす。
「あっ……あぁ……!!」
大量の愛液はベッドの染みを広げ、ルイズの小さな尻が震える度にシーツとの間に糸を引いていた。
激しい絶頂は起こしていた上半身を再びベッドへ倒す程であり、絶頂が終わった直後には完全に仰向けで寝てしまう。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
荒い呼吸を繰り返しながら上下に動く胸は乳首を立たせ、キャミソールを卑猥に持ち上げている。
ルイズは絶頂の疲労で両手を広げて大の字でベッドへ寝てしまっており、暫くすると規則正しい呼吸に変わった。
「ふぅ……くぅ……くぅ……」
自慰は寝起きでするものと常識を変換したら、起こしてもすぐに疲労で再び寝てしまう。
このままではもう一度起こしても自慰をして寝てしまうので、魔力素を使って今の内に常識を元に戻しておこう。
△
起こしたルイズは俺に見られていた事に顔を真っ赤にしながらも怒りはせず、ひたすら恥ずかしそうにして下着を変えていた。
愛液に塗れて透けたショーツは、興奮で左右へ若干広がった大陰唇と秘裂の中身を見せつけていたので、俺の興奮を大きくしてくれる。
しかし今はまだ我慢だ。
「さて、そろそろ行くぞ」
「え、えぇ。分かったわ!」
全裸になって着替えをするルイズをジッと視姦しても、羞恥心を見せるだけで抗議もしてこない。
そしてルイズを連れて部屋を出ると、いつも通りに計ったようにキュルケが出てくる。
「あ~ら、偶然ね。ダーリン」
「また出たわね……」
「相変わらず酷い対応ね~。ね? ダーリン」
「まぁ、そう言うなよ」
「うふふ」
嫌そうに表情を歪めるルイズに、楽しそうなキュルケ。
真っ赤な燃えるような赤い髪を揺らしながら、褐色の巨乳を大胆に見せつけ、谷間さえも露出して俺を誘惑してくる。
短いスカートから延びる脚は、相変わらずむっちりとして触り心地が良さそうだった。
俺は迷わず魔力素を操り、キュルケの常識を変換する。
すると、キュルケはおもむろに両手を巨乳へ向かわせ、厭らしく揉み始めた。
「んふ~……」
「なっ……!」
誘惑するように流し目を俺へ流しながら、文字通り手に余る巨乳を揉み、指の間から制服を持ち上げる乳首を弄ぶキュルケ。
ルイズは急変したキュルケの様子に絶句する。
その間にも自身の胸を揉む手には力が入り、圧迫を受けた巨乳は反射的に乳輪から乳首を立たせた。
薄い制服の下からは色までもハッキリと確認でき、陰茎への興奮は更に大きくなる。
「ふぁ……」
「キュ、キュルケ……」
薄く開けられる眼で俺を見つめながら胸を揉みほぐすと、今度は片手を身体へ這わせ、太股を一度撫でると指先でスカートを捲り上げた。
現れたのはシースルーのショーツで秘裂しか隠していない。
真っ赤な色は髪と同じようなものであり、いかにもキュルケの情熱を表しているかのようだった。
愛液は既に滲み出しているようで、クロッチの部分は色を濃くしている。
赤いショーツにキュルケの手が重ねられ、指は股間の真下へ行く。
「あぁ……ダーリンに見られてる……!」
「……」
ルイズは最早言葉もないと言った感じで、唖然としていた。
俺は視線をキュルケの股間へ移すと、視線を受けたキュルケは股間をイジる指を激しく動かしていく。
俺からは見えないが、ぬちゃぬちゃと愛液が掻き回される音を聞けば、指は膣口に挿入されているらしい。
辛うじて出し入れされる人差し指が見え、漏れ出た愛液は指を伝って廊下へ落ちた。
「んぁ……ふぁ……あぁ!」
キュルケの興奮は留まる事を知らず、俺へ見せつけるようにしていた脚は徐々に蟹股へ変わっていく。
流し目で俺の視線を確認していた顔も天井へ向いてしまい、自慰に熱中してしてしまう。
「あっ! あぁ! ダーリン! ダーリン!!」
俺の事を言葉にしながら、胸を揉む手には力が籠もって乳首を抓る指にも熱が入る。
固く尖ったグミのような感触の乳首は俺の手ではなく、キュルケ自身の手で捏ねられて弄ばれていた。
巨乳に食い込む指が動けば乳首は向く方向を卑猥に変え、柔らかさの中に若さから来る張りを見せている。
制服は揉まれる動きで徐々にズレていってしまい、膨らんだ乳輪ごと乳首を覗かせた。
「あぁ!!」
イジる指が直接触った乳首からの快感は大きいらしく、更に大きな嬌声を上げる。
天井を向いた顔でも口は笑っているのだけは確認でき、キュルケが心底快感に浸っている事を教えてくれた。
俺はニヤニヤと楽しみながら、ルイズは未だに唖然としながら親友となったキュルケの自慰を見ていると、股間をイジっていた愛液に塗れた手がおもむろに胸の谷間へ持って行かれる。
「んはぁ……はぁ……」
「ん?」
「こ、今度は何をするの……?」
何かと見ていると、胸を愛液に濡らしながら杖を取り出した。
そして杖を持ったままの手は再び股間へ向かい、ショーツのクロッチを横へ退けると持ち手の部分を膣口へ差し込んでしまう。
「あぁっ!! ダーリン!!」
ぬるぬるになった膣口は、俺の陰茎よりも圧倒的に細い杖の持ち手程度を簡単に咥え込んだ。
完全に股間から杖が生えているように見える格好になっても、キュルケの自慰は激しさを増していく。
杖を垂れてくる愛液の量は増え続け、蟹股になった内股にまで伝ってきた。
しかも脚は徐々に震え始め、絶頂が近付いているらしい。
激しく杖を出し入れするキュルケは自分自身で子宮口を小突き、疑似的に俺に犯される感覚を味わう。
「んあっ!! 良いわ! はぁっ! ダーリン!!」
両手の動きと共に激しくなるキュルケの嬌声は廊下に響く。
揉まれる巨乳は滲む汗を光らせ、はみ出した乳首が厭らしく捏ねられる。
杖を出し入れさせている膣口からも、膣内で体液を掻き回す音が大きく聞こえた。
「あっ! はっ! あぁ!!」
そしてキュルケを攻める快感が大詰めを迎え、いよいよ絶頂が近い雰囲気を発し始める。
「んふぁっ! も、もう!! ダーリンっ!!」
揉んでいない方の胸すら放り出して小刻みに身体を痙攣させると、一気に全身を硬直させたキュルケ。
胸を揉んでいた手は強く乳首諸共胸を握り締め、杖は勢い良く子宮口へ向かって突き上げられる。
「んんっ!!!」
笑うように開けられた口は堅く結ばれ、天井を向いていた顔は下げられて俯く。
影になって見えなくなった顔は、恐らく襲ってくる快感に耐えているのだろう。
赤い髪も垂れ、硬直の中でも小刻みに震える振動で細やかに髪が揺れていた。
激しい硬直は数秒ほど続き、それが過ぎたと思ったら惚けた顔を上げる。
「んはぁ~……。ダーリン……」
その表情は明らかに性的な満足感が漂い、全身を色気のあるフェロモンが包み込んでいた。
周囲には微かに愛液の匂いが感じられて、既に臨戦態勢の陰茎が暴れ出しそうになってしまう。
しかし今日は限界まで我慢すると決めたので、今はまだ犯さない。
少なくとも、後一人の自慰を見るまでは……。
それでも『挨拶代わりに自慰を披露する』と変えた常識のままでは、キュルケも生活しにくいだろうから、元に戻しておこう。
常識が元に戻ったキュルケの狼狽ぶりを楽しむためでもあるが。
「あ……あら……わ、私とした事が、恥ずかしい所をみ、見せたわね」
「あっ……」
「キュルケ……」
魔力素を操って常識を元に戻した途端、キュルケは羞恥に顔を染まらせるも、何とか自尊心を維持して放り出ていた巨乳を自然な手付きで隠した。
だが、支えを失った膣内に入り込んだ杖は重力に従い、持ち手の凹凸が膣壁を刺激しながら落ちていく。
「んっ! んふぁ……」
最初こそ耐えて見せたが絶頂後の緩い刺激は、キュルケにとって羞恥心を越える程に強く、再び惚けた表情を俺達へ向けた。
それでも杖が廊下へ落ちが音を聞いて正気を取り戻し、ササッと愛液に塗れる持ち手を掴んで引き上げる。
その後は胸の谷間へ杖をしまうと、自分の部屋の扉を開けて身体を隠した。
上手く羞恥に塗れた表情を隠しながら、顔を半分だけ出したままで言い繕おうとするキュルケ。
「け、今朝は少し体調がす、優れないみたいですわ……」
「え、えぇ。そ、そのようね……」
誤魔化そうとするキュルケに、顔をひきつらせながら合わせるルイズ。
「ルイズ、朝は休むと言っていて頂戴」
「わ、分かったわ」
すぐに元の調子を戻したキュルケは言葉を安定させ、部屋の中へ引っ込んだ。
ルイズは親友とも言える存在の公開自慰の衝撃から戻ってこれず、言われるままに受け入れた。
「さて、朝食に行くぞ」
「あ、あんた、随分と冷静ね」
「そんな事は無いぞ」
「っ!?」
そう言って俺はルイズに、自分の股間で反り立つ陰茎を触らせる。
手を握られて無理矢理性器を触らされても、ルイズは怒るどころか生唾を飲み込んで過ぎる興奮を抑えた。
「きょ、今日も、その……するの?」
「当然だろ」
「っ……!」
断言するように言うと、顔色を真っ赤にさせる。
いくら犯されても初心な反応を見せるのはルイズの良い所だと思う。
「さぁ、行くぞ」
「え、えぇ」
△
朝食も済み、俺は授業が始まる教室でモンモランシーの隣に座っていた。
特徴的な金髪のロール髪が小さく揺れ、明らかに普通に授業を受けていない。
「んぁ……ふぁっ!!」
それも当たり前で、モンモランシーは『授業中は俺を見ながら、隣で自慰をする』と常識を変えてあるので、その自慰真っ最中だ。
両足を机の上に乗せ、白の清純そうなショーツを膝の上辺りに引っかかっていた。
両手はスカートの中で性器をイジっており、恍惚とした表情は俺へ向けられている。
他の全員が静かに教師の授業に耳を傾けている中、体液を掻き回す音と嬌声が響く。
「あふっ……」
潤んだ瞳は半開きになっても、しっかり俺をとらえて離さない。
両手を股間へ持って行っているので、美乳は中央へ寄せられている。
胸は一切触ってなくとも乳首は固く立たせており、乳輪から膨らんでいるのが確認できた。
股間をイジる手は増しく、愛液でぬるぬると大陰唇を滑りながら秘裂を広げている。
淫核を指の腹で弄び、時には強く摘んで真っ白な尻を痙攣させていた。
広げられた秘裂から顔を見せている小陰唇さえもイジり回し、快感に思考を犯されている雰囲気を全身から漂わせている。
「んっ……はぁ……気持ちいい……」
膣口では細い指が出入りを繰り返し、本日三度目の体液を掻き回す音が聞こえてきていた。
俺に犯されても強い締め付けを返す膣口は指に張り付き、秘裂を出たり入ったりを繰り返す。
その間にも愛液は量を増していき、白い尻の谷間を伝って椅子に落ちていった。
「はぁ……はぁ……んはぁ……」
荒く甘い呼吸を瞳同様に潤んだ唇から吐き出すモンモランシーは、秘裂をイジるのに夢中であり、今の自分がどれだけ異常である事をしているか認識していない。
自分で膣内をイジる分、気持ち良い所は分かっているようで、すぐに絶頂の気配を見せ始めた。
全身を小刻みに痙攣させ始めたモンモランシーだったが、指は遠慮する筈もなく、益々激しく性器をイジり回していく。
「んっ! ……んんっ!!」
俺がモンモランシーの股間へ視線を移せば白い尻は震えを増し、細い指も膣口と淫核を厭らしく弄んだ。
すると指の出し入れが止まり、膣内に入ったままになる。
「んぁっ! ふぁっ!! あぁ!!」
しかし喘ぎ声は切羽詰まった雰囲気が増加していき、半開きの口は大きく開かれた。
膣口に入っている指は膣壁を掻き回しているらしく、関節が頻繁に曲がっている。
その度に尻がピクンと動いて、金色の巻き髪がフェロモンをまき散らす。
「あぅん! うっ! ふぁっ!!」
そして痙攣が一段と大きくなると、一瞬にしてモンモランシーの全身が止まった。
「んんっ!!!」
絶頂に達したらしいモンモランシーは指を根本まで膣内へ差し入れ、秘裂から潮を勢い良く吹き出す。
淫核も強く摘み、自分で快感を追加して更なる絶頂の高みへ上った。
「あぁっ!!」
俺を見ていた顔は耐えきれずに天井へ向けられ、激しい快感にみを焦がすモンモランシー。
全身が硬直しても小刻みに痙攣させる所為で、乳首が立った美乳さえも厭らしく震えた。
そんな生徒が居ても授業は淡々と続き、遂には終了の鐘が鳴る。
全身を硬直させるモンモランシーは鐘と共に絶頂が過ぎ去り、力の入っていた身体がだらんと椅子と机にもたれ掛かった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
特徴的な金色の巻き髪は激しい絶頂の余韻で汗ばんだ頬に張り付き、実に色っぽい雰囲気になっている。
潤む瞳は再び俺をぼんやり見つめ、潤い溢れる唇も荒い呼吸を甘い喘ぎ声にしていた。
このまま観察しておきたいのも山々だが、遠くに座っていたルイズが近寄って来た事であるし、モンモランシーの常識を元に戻しておく。
「はぁ……ぁ……っ!?」
そうするとモンモランシーは普通の常識を取り戻し、机の上に上げていた脚を慌てて降ろした。
膝に引っ掛かっていたショーツも即座に引き上げ、スカートの中へ消える。
見られていた事と俺を見つめて自慰をしていた事はしっかり覚えており、モンモランシーが俯かせた顔に掛かる前髪の間から俺を覗き見た。
「くっ……また、マジックアイテムを私に使ったのね……!」
良いものを見たと笑いを浮かべている俺を見たモンモランシーは、顔を羞恥で真っ赤にしながら悔しそうに呟く。
そして持ってきていた教科書などを手荒に腕の中へ抱え込むと、スカートから愛液が垂れるのも構わずに教室から去っていった。
「あら、またモンモランシーと一緒に居たの?」
「あぁ、でも、嫌われたらしい」
「あんたがま、またエッチな事をしたからじゃないの?」
ルイズは俺からされた行為を思い出しながら、頬を赤くして予想を立てる。
しかし今回は俺は何もしていないので、胸を張って違うと言い切れた。
「違うぞ。『俺』は何もしてないからな」
「なによ、その含みのある言い方は……」
俺の部分を強調すると、ルイズはゲンナリして肩を落とす。
「まぁ、気にするなって」
「はいはい。分かったわよ」
何を言っても無駄と判断したのか、ルイズがスカートを翻しながら教室の出口へ向かう。
精一杯お洒落をしたショーツをチラリと見えているが、俺の方を見たという事はワザと見せたのだろう。
「……まぁ、良いか」
「は、早く来なさい」
「へいへい」
この後滅茶苦茶セックスした。
終わり