東方双子録 第二幕 番外編
ある日の紅魔館。
泥棒騒ぎもなく、異変もない平和な日。
紅く染められた部屋の一角でチェスを楽しむ姉妹が居た。
「う~んと……ここ!」
「それなら~……ここね」
「うぅ~ん……」
「ふふ……」
久しぶりの家族団欒に楽しそうな顔を浮かべるのは紅魔館の主<レミリア・スカーレット>
艶の良い灰色のショートヘアーに赤いリボンが付いた帽子を被り、全体的に薄いピンク色のワンピースを着ている。
優雅に椅子へ座り、相手の手順を微笑ましく見ていた。
対する相手はレミリアの妹である<フランドール・スカーレット>
金色の髪は姉と同じくショートヘアーで、こちらは赤いリボンが付いていても白い帽子を被っている。
服装は白の上着に、胸の辺りまである赤いスカートを履いていた。
姉と違ってチェス板に顔を寄せ、必死に次の一手を考えている。
「フランちゃん、頑張れ~」
「レミリアさんも頑張って~」
「ふふ、応援されてるわよ、フラン」
「お姉さまには負けないんだから!」
「ふふふ」
微笑ましい遣り取りをする傍らで応援するのは、顔のよく似た一組の双子。
兄はレミリアを応援し、弟は精神年齢の近いフランドールを応援していた。
「……でも、どっちが勝ってるんだ?」
「……さぁ? 分かんない……」
最初こそ見た目も豪華な大理石製のチェス板に興味をそそられ、コツコツと進められる駒を熱心に見つめていたものの、やはりルールが分からない双子は徐々に興味を失っていく。
熱心に見つめていた視線は熱を失っていき、ただ動かされる駒を追うだけになっていた。
暫くすると双子の意識は完全にチェスから反れてしまう。
「つまんないね、お兄ちゃん」
「そうだなぁ……」
「ふふ、貴方達にはまだ早かったかしら?」
「えぇ、フランは楽しいよ?」
「フランはルールを覚えているからでしょう?」
「うん!」
楽しそうな姉妹の語らいに、蚊帳の外感が漂い始めた頃、双子の視線はそれぞれレミリアの顔、フランの顔から胸へと下げられる。
レミリアは若干背中を反って胸を突き出すように微笑んでいる所為で、乳首が服の上でも確認できるぐらいに浮き出ていたのだ。
「ごく……」
その光景に息を飲んだのは兄。
憧れに近い感情を抱かせるカリスマを持つレミリアが見せる、僅かな隙、僅かな油断が兄の性欲を刺激した。
反対に弟はフランの胸元に注目している。
前屈みになった為にゆるゆるの胸元が首の襟から見えてしまっており、薄ピンクのインナーに慎ましやかに膨らんだ胸の谷間が見えていたのだ。
「ごくり……」
そして二人は一度顔を合わせると、どちらとも無く頷いて兄はレミリアへ、弟はフランへ近付いていった。
「頑張れ、レミリアさん」
「フランちゃんも頑張って!」
「あら、お兄さんの方は私へ付くのね。賢明だわ」
「弟は私の味方なんだから! 勝ったも同然よ!」
レミリアとフランは近付いてくる二人に対して、自分の陣営に付いたのかと思いこむ。
実際双子の視線はチェス板に行っており、見た目だけはその通りに見えた。
手が届く距離に来た双子は、おもむろにレミリアとフランの身体へ欲望の食指を伸ばす。
「あっ!?」
最初に身体へ触れたのは弟だった。
襟元から見えていた乳首ではなく、手はスカートから延びていた太股へ置かれる。
サラサラとした感触は潤いもあって張りが良く、弟の掌を吸い付かせてくるようだ。
厭らしく撫で回せば、フランの身体は鳥肌を立たせる。
小さく粒々とした感触すら楽しむ弟の手は、反応を楽しみながら股間の方へ向かっていく。
徐々に捲り上げられるスカートと共に、吸血鬼特有の白さを持つ太股が見えてきた。
弟の視線はチェス板ではなくフランの太股に向かっており、眼も欲望に血走り始める。
スカートを捲り上げる弟の手は更にサラサラの内股へ向かい、普段人に触られる事がない領域に他人の感触を受けたフランは小さく身震いをした。
「はぁはぁ、フランちゃん、頑張って!」
「う、ん! 私頑張るよ!」
フランが座る椅子に辛うじて腰掛けた弟は、耳元で囁くように言う。
吸血鬼として何気に敏感な尖った耳へ吐息を掛けられたフランも、色っぽい声を漏らして励ましに答える。
上半身の事情など知らぬとばかりに、下半身では弟の手が遂にフランの一番敏感な場所へ到着した。
「はぅっ!?」
「あっ、……柔らかい」
ショーツ越しとは言え、性器を触られた刺激はフランを更に前屈みにさせる。
しかし姿勢はすぐに戻り、今はまだ思考は真剣に次の一手を考え、股間を触られた事など一切気にしていないようだ。
弟はフランの身体の中で、一番柔らかいと言っても良い箇所へ無遠慮に指を食い込ませる。
「んっ!?」
薄い布が二枚重なったクロッチの部分であっても、秘裂は簡単に割れ目を開き、大陰唇が左右から優しく弟の指を挟み込む。
肉厚の大陰唇は指と一緒に布を食い込ませ、自然と擦れる形となった淫核からむず痒い快感をフランの身体へ送った。
「んふぁ……」
「どう、したの? フラン、手が止まってるわよ?」
「か、考え中なの!」
「ふふ、そう……。なら私はゆっくり待たせて貰うわね」
甘い声に反応したのか、レミリアは頬を染めたフランの様子を伺う。
フランは次の一手を考え中であっても、股間からの快感で徐々に思考能力を失っていく。
食い込んだ弟の指は秘裂の奥から腹へ向かって動かされ、割れ目全体へ刺激を送った。
「ふぁ……」
「フランちゃん、可愛い……!」
緩やかな動きはフランに優しい快感を送り、じっとチェス板を見ていた眼を細くさせる。
しかしその甘い反応も、指が淫核に引っかかった途端に消えてしまった。
「きゃん!?」
「フ、ラン……?」
刺激を受けた淫核は包皮から顔を出し始め、指の爪から受けた固い感触でフランに大きな反応を出させる。
そんな様子を視線の端で見ていた兄も、レミリアの後ろへ回ると無言のままで襟首の空間から直接手を入れた。
「ひぁっ!?」
驚くレミリアだったが本人は認識できておらず、フランもまた認識できない股間からの快感で視界をぼやけさせている。
襟元から差し入れた手に掛かるのは、服の中で籠もったレミリアの暖かな体温。
更に奥へ進めると、小さくも膨らんで乳首すら浮かび上がらせていた胸を揉み解しに掛かった。
「あっ……」
「やっぱり、おっぱいは柔らかいな……!」
兄の手の先にはブラの感触があったものの、生地が極端に薄く感じられる。
レースと思わしき部分は肌触りが良く、サラサラとしていた。
かと言って他の部分が手触りが悪い訳でもなく、小さな胸を覆うブラ全体が触ってて気持ち良い。
勿論、ブラの感触だけではなく、胸本来の柔らかさも相まっての気持ちよさ。
兄はブラの上から一通り撫でると、今度は生の胸を目指してブラの中へ手を進入させた。
「ひゃっ!?」
姉としてのプライドなのか、指が食い込む感触は明らかにCカップはありそうだ。
先端へ到達すれば明らかに胸本体とは違った乳首があり、丸くぽっちとして指先に接触する。
「んっ……」
「ここが……乳首か」
そのぽっちへ円を描くように指を這わし、刺激を送っていけば乳首は性的な反応を返して丸く固く尖らせた。
胸元へ手を入れている兄が、爪の先で弾くように乳首を弄べばレミリアは反った身体をピクンと可愛らしく跳ねさせる。
顔こそチェス板に向いているが、明らかに次の一手は考えていなかった。
兄の指先から感じるむず痒い刺激は乳首を益々固くさせ、レミリアの性的興奮を目覚めさせていく。
乳首だけではなく胸全体を包むように掌を開き、ゆっくり揉めばレミリアも間延びした快感を含む声を漏らした。
「んふぅ~……」
一方、秘裂をイジっていた弟の方は、自己主張を強めたフランの淫核を興味本位で摘んでは捏ね回す。
「あっ! ひゃん!」
性的に未熟なフランは淫核をイジられる度に、身体を跳ねさせて可愛らしい声を上げた。
表情は完全に雌の顔となっており、頬も赤く染められて眼は快感で細められる。
秘裂は急激に目覚めさせられた性的な快感で愛液を噴き出し、ぐちょぐちょになってきた。
それに伴ってフランも快感に耐えるかのように前屈みになり、荒い呼吸を繰り返し始める。
「はぁ、はぁ、はぁん……」
ショーツの上からであっても秘裂の中が丸分かりになるまで割れ目を開いた大陰唇に、弟は指を差し入れて淫核どころか膣口にまで食指を伸ばした。
「ひゃぁん!?」
膣口はやはり子供の指であっても窮屈で、強く締め付けてくる。
軽く指を出入りさせても、布と一緒に膣口が付いてきて離さない。
愛液の滑りはあるのだが、それ以上の締め付けだった。
「はぁ、あ、んぁ~……」
魅力的な唇から発せられる甘い吐息は弟にとっても、勿論興味を引くもの。
初めて見る吸血鬼特有の牙もあって、弟の顔は自然とフランの顔へ持って行かれた。
顔同士が近付くにつれて、フランが性的に興奮して上がった体温と体臭を間近で感じる弟の興奮は高くなる。
「フランちゃん……」
「ぁむ……」
思わず口付けをしてしまった弟。
フランの唇は麗しく、瑞々しい感触は弟の唇にぴったりと引っ付いた。
荒く呼吸を繰り返すフランの鼻息が頬をくすぐり、むず痒い。
塞がれた口は開かれているので、弟は苦労せずにフランの舌を絡め取れた。
「んぁ、ちゅ、ちゅる~……」
「んっ、んふぁ……」
舌の腹同士を重ね合い、互いの口内の味わう。
それから弟がフランの舌全体を舐め回しながら、歯の方へ舌を移動させると、吸血鬼の鋭い犬歯に弟の唇が引っかかってしまった。
「っ!?」
「んむぁっ!?」
すると、今まで完全に受け身だったフランが、弟の血を感知して積極的に舌を絡め始める。
流れ込んでくる少ない血を少しでも吸い取ろうと、口内に入っている弟の舌を貪るように舐めていく。
「んちゅ、ふぁ……」
「はぁむ、んむっ……」
少ない量であっても互いの口の周りには血が付着し、フランの吸血鬼としての本能が舌と唇を深く合わせさせた。
弟は唇に走った痛みと相手が吸血鬼であるという事を思い出し、きっと血を啜っているのだろうと思い至った。
それでも唇を離す気配は全くなく、フランと同様に激しいキスを貪るように続ける。
唾液がフランの口元から垂れる頃には、イジられ続けていた秘裂も愛液を駄々漏れにさせており、スカートまで濡らす始末だった。
△
「レ、レミリアさん……」
もはや我慢できないと言った感じで小さく呟く兄は、いそいそと片手でズボンを脱いで陰茎を露出させる。
年相応以上に大きくなった陰茎を揺らしつつ、座っているレミリアと椅子の間に座った。
「あ、あら? どうしたの?」
「え~っとね、こうした方がチェスも分かりやすいかなって」
「そ、そう。べ、勉強熱心なのは良い事よ」
兄が無理矢理椅子とレミリアの間に座った所為で、反り立つ陰茎がレミリアの首から腰の辺りへ下がっていく。
熱い感触を受けて無意識に言葉を詰まらせるレミリアだったが、そこはスカーレット家の当主。
威厳とカリスマを絶やさないまま、一見して勉強熱心な言い訳をする兄を誉めた。
その肝心の兄の手はレミリアの身体を這い回り、最終的には胸と股間へ到達する。
女の子らしい肉付きの身体はどこを触っても柔らかく、特に先程襟首から手を入れて直接触った胸は服の上からであっても簡単に指を食い込ませた。
当然ブラの感触もあるのだが、それを考慮しても柔らかさは変わらない。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
「んふぁ、あぁ……」
胸を揉む手はあくまで優しくあり、レミリアにぬるま湯のような快感を送った。
服の上から胸を揉み解すと同時にスカートへ向かった手も、生地の上から股間を触る。
胸と同じか、それ以上に柔らかい大陰唇はスカートの上からであっても秘裂に押し入ってきた指を挟む。
「ひゃぁっ!?」
「おっぱいぐらい柔らかい……!」
布二枚が間にあろうとも柔らかな大陰唇は容易に指を咥え、熱くなりつつある体温を兄へ感じさせた。
そのまま指が上下に動けば大陰唇は布共々付いていき、肉が上下に寄る。
上へ指を動かせば今はまだ包皮に包まれる淫核が感じられ、下の方へ移動させると膣口の引っかかりを感じた。
その間にも小陰唇が絡み付き、刺激を受ける程に充血していって厚さを増していく。
「んは、はぁ、んぁ……」
ゆっくりとした動きはレミリアの性的興奮を徐々に盛り上げていき、視線はチェス板から、どこか遠くへ移された。
兄も威厳漂うレミリアの身体をイジる興奮を感じており、陰茎も呼応するかのように固さを増す。
更に刺激を求める性欲が、自然と兄の腰をレミリアの腰へ擦り付けさせた。
しかし兄にとって悪戯心の方が勝り、目に付いた尖った耳へ口を寄せる。
「あむっ!」
「んひゃぅっ!?」
吸血鬼の尖った耳は性感体としての機能も担っている所為で、甘噛みされたレミリアは可愛い悲鳴を上げた。
決して強くなく、歯形さえ残らないような力加減で噛み、唇で優しく挟む。
耳を刺激される度にレミリアの身体は小さく跳ね、兄の指を引っ掛からせる膣口はキュッと締まった。
そんな反応を性的な興奮で狂った思考のままで楽しむ兄は、耳へ舌を這わせる。
「んふぁ~……」
レミリアの背筋に痺れるような快感を流し、甘く間延びした声を出させた。
兄は首筋にも目を付け、レミリアから立ち上ってくる甘い匂いを至近距離で感じようと舌を這わせる。
「ひゃん!?」
幼く小さな舌が首筋という、ある意味で完全な急所を攻め立てられると悲鳴に似た嬌声を放った。
普段のカリスマに似合わない可愛い声を再び出された兄の興奮は更に大きくなると、胸と秘裂をイジる手にも力が入る。
レミリアの首筋は心なしか甘く、舐め回す舌も広範囲に及ぶ。
弱点とも言える首筋と胸、そして秘裂から刺激を受けたレミリアは多くの愛液を流し、スカートにすら大きく染みを作った。
「んっ、ふっ、んぁ!!」
「んむぁ?」
兄がレミリアの味を堪能していると、前方から籠もった喘ぎ声が聞こえてきた。
前に座っているのはチェスの対戦相手、フランが居る筈であり、先程見た時は弟と激しいキスをしていた筈。
なんとなしに声に引かれて視線を移すと、そこには相変わらず激しいキスをしながら対面座位で互いを抱き締め合い、犯されているフランが居た。
スカートは既に捲られ、弟の腰が深くフランの股間を突いている。
激しさの余りにフランは蟹股になり、快感と吸血衝動の為、自然と前に居る弟を抱き締めていたのだ。
弟は上半身を拘束されても腰だけは激しく突き上げ、フランを上下に揺さぶる。
子宮口を激しく突き上げられてはフランも大きな快感を受けてしまい、握りしめるように膣壁へ力が入った。
「んっ、むぁっ! はん……!!」
ヒダが弟のカリで翻弄されれば、愛液の滑りは増し続けてグチョグチョと卑猥な音が大きくなっていく。
ひたすら弟の陰茎の出し入れを受け続けた。
痛みは一切無く、陰茎が挿入された途端に膣内を拡張される感覚がフランを襲っている。
吸血していた事によって快感の方が大きく、陰茎はヒダによって歓迎すら思わせる勢いで出迎えられた。
「んむっ! はむっ! んぁっ!! はうぅっ!!」
「ふっ、ふぅ! んっ! フランちゃん!!」
子宮口を突き上げられる大きな快感は、フランに口付けをしている余裕をなくさせ、解放された口からは可憐な嬌声が吐き出される。
斜め下から子宮口を突き上げられ、一瞬遅れて身体の最奥から吐息を吐き出すフラン。
膣壁は痙攣を繰り返し、弟の陰茎を積極的に締め付ける。
鈴口は子宮口に接触する度にカウパー液を擦り付け、最奥を汚したという実質的な証拠を残した。
愛液が駄々漏れになっている所為で、ヒダは滑って入出を繰り返す陰茎を隙間無く舐める。
「ひぁっ! あっ! んぁっ!!」
フランは身体自体が華奢で膣内は締め付けが強く、弟の陰茎をまるで手で握るように圧迫してきた。
しかも抱き締めている弟の手が少し動くだけでもフランの身体は敏感に感じ、性的な刺激として変換される。
お互いが首筋に顎を乗せて抱き締め合っている状態で、弟が腰を動かせばフランの身体の前面部が全て擦られた。
立った乳首は当然ながら、ささやかに膨らんだ胸も上下に揺すられれば、身体全体が性感体になったような反応を返してくる。
「ふ、んっ! んんっ! ひゃぅっ!?」
膣内を陰茎で犯される刺激がフランの身体にとって一番の快感であり、子宮口を押し上げるだけで潮さえ噴き出し始めた。
「あっ! あぅん! ひやっ!?」
弟は睾丸から上がってくる精液の感覚に腰の動きを速め、射精に向けて準備を始めた。
抱き締め合っていても腰だけが勢いよくフランの子宮口を突き上げ、膣壁の反応を引き出す。
カリに掛かるヒダの感触は陰茎に圧迫を受ける程に抵抗が強まり、絶頂が近づいて更に狭くなった膣内から掻き出される愛液は量を増した。
ぐにょぐにょと蠢くヒダに舐め回される陰茎は、小刻みの痙攣を始めてカウパー液に精液を混じらせる。
そろそろ限界を超えそうだと思った弟は、一気に腰を突き上げて動きを止めた。
「はぁっ! うっ! 出る!!」
「ひゃぅん! ぁうっ! んふぁっ!!」
そして弟の自己申告通りに吐き出される精液は、押し上げた子宮口へ直接掛けられる。
「ひぅっ!?」
絶頂間近まで快感を貯めたフランの身体は胎内の最奥で熱い感触を受け、大きく身体を痙攣させた。
股間から盛大に潮を噴くフランは無意識に弟を強く抱き締め、脚さえも股間へ密着している弟の腰を挟んで引き寄せる。
「んくぅっ!!」
「んふぅっ!!」
ただでさえ子宮口にめり込んでいる鈴口が痙攣を繰り返す度、精液は確実に種を子宮内部へ運んでいく。
絶頂で締め付ける膣内は陰茎を舐め回し、ヒダを積極的に動かして精液を子宮へ送った。
それでも浅い膣内では精液の逆流は止められず、ギュッと竿の根本を締め付ける膣口から漏れ出す。
「んっ……んっ……」
「あふぁ……あぁ……」
未だに精液を子宮口に吐き出す弟と違い、フランは目を薄く開いて胎の奥に広がる熱い感覚に恍惚の表情を浮かべた。
△
変わって弟が本格的にフランを犯し始めた頃に時間は少し戻り、兄が弟の様子をちらりと見た時、兄も本格的にレミリアを犯す決断をする。
「レミリアさん、ちょっと立ってね」
「んふぁ……」
既に手淫で惚けた上に、耳元で囁かれてはレミリアも素直に誘導に従った。
レミリアを一旦立たせた兄は素早く椅子へしっかり座ると、再びレミリアを座らせる。
勿論、座る先は露出して入る場所を求めている陰茎の上。
兄はレミリアを自分の股間へ誘導しつつ、ショーツを横へ退けると愛液溢れる大陰唇を剥き出しにさせる。
そしてレミリアの股間は位置を調整されて、陰茎の上へ座らせられた。
「んふうぅ~……」
膣内を拡張する感覚は久しぶりであり、まるで温泉にでも入ったかのような安心感をレミリアへもたらす。
兄は手をレミリアの腰に添えているだけで、何もしていなかった。
亀頭にとってある意味慣れ親しんだ膣壁を広げていくのは、レミリア自身の体重。
「んくぁっ……」
柔らかでヒダの多い膣内は肉付きが良く、陰茎を優しく迎え入れてくれる。
肉厚の大陰唇も大きく太い竿に巻き込まれ、秘裂の中にまで入ってきた。
同様に膣口も竿に張り付いて、秘裂の中から膣内へ入り込んでくる。
ヒダを掻き分けるのは亀頭を小さな舌で舐められる感覚で、兄の性感を大きく高めた。
竿にも粒々したヒダが絡み付き、しかも膣圧で押し付けられてくる。
そして下で待ち受ける陰茎へ身体を落とし、レミリア自らの体重で子宮口を押し上げるのだ。
「ひゃぅっ!?」
最奥を突かれたレミリアは何度目かの可愛い声を上げた。
もはやカリスマも完全に剥がれてしまっており、兄の上に座るのは可憐な少女一人。
更に言えば性的に全身を解されて良い具合に身体の力が抜けている。
しかし兄は快感に浸る事を許さず、レミリアの胸を握りしめると少し乱暴に腰を使い始めた。
「ひぁっ!? んぁっ! ひぎっ!!」
激しく上下に揺さぶられ、子宮口を何度も突かれるレミリアは、先程のぬるま湯のような快感から一転して膣内を削られる快感に取って代わられる。
まるで痛みにも似た激しい快感は、レミリアの身体を股間から一直線に脳を焦がした。
「あがっ! ひぐっ! んぁっ!!」
乱暴に子宮口を突き上げられるレミリアの口からは、苦痛にも聞こえる喘ぎ声が聞こえる。
それでも犯される膣内は快感によって強い締め付けを返してきた。
肉厚の膣壁はカリの凹みにまで入り、抜こうとすれば激しい抵抗となって兄へ快感を送る。
逆に、入れようとしても締め付けを強めた膣壁が亀頭を舐めながら広がっていき、最終的には子宮口の少し固い感触が鈴口に接触した。
「あひっ! ひぁっ! んぁっ!!」
握りしめた胸でも快感で尖った乳首は強く自己主張し、兄の掌に存在感を示す。
それでも兄の身体に当たるレミリアの全ての部分は柔らかく、背面座位で犯していても抱き心地が良かった。
子宮口は本来の役目を果たす為に最奥から若干降りて来るも、兄の陰茎によって再び奥へ追いやられる。
肉厚のヒダもカリに掛かる抵抗を大きく増やし、逆にレミリア自身も膣内を削られる快感を受け取った。
「ひぎゅっ! んっ! あっ! はぁっ!!」
上下の激しい動きを続けていくと、膣内が徐々に切羽詰まったような痙攣を始める。
レミリアの表情も明らかに絶頂を耐えるようなものに変わり、両手も握りしめられた。
潮も断続的に小さく吹き、絶頂が近い事を知らせてくれる。
兄も快感に脳を焦がしながら本能的に腰の動きを速め、子宮口を乱暴に突き上げた。
「あっ! あぁっ! ひぃん!!」
艶の良い灰色の髪を大きく揺らし、顎を反らせて絶頂の予感に身体を震わせるレミリア。
喘ぎ声を漏らす口からは唾液が一筋流れ、兄の服へ落ちた。
「も、もう出る!!」
兄も切羽詰まった声を漏らすと、腰の動きを更に早くさせる。
そしてレミリアの子宮口へ亀頭を押し付けると、激しかった腰の動きを止めた途端に吐き出された精液。
「ひゃっ!? ひゃうぅっ!!」
持ち上げられた子宮口に直接精液を吐き出されたレミリアも、絶頂へ達する。
胸を捕まれて支えられている上半身は、硬直してもガクガクと激しい痙攣を繰り返し、兄の下腹部へ潮を噴き出す。
陰茎を締め付ける力は一段と強くなり、肉厚のヒダさえも滑って絶頂の強さを物語った。
精液は膣内の最奥で溜められ、許容量以上にまで流し込まれると一気に逆流を始める。
「んふあぁ……」
絶頂途中で体液が膣内から流れ出す感覚で、レミリアは恍惚とした表情を浮かべた。
硬直しつつ痙攣だけは止まらなかった全身から力が抜けてしまい、全体重を兄の股間へ乗せる。
「あ、あぁ……」
すると当然ながら子宮口は再び奥へ押し込まれ、精液の名残さえも押し付けられた。
部屋中に精液の匂いと愛液の匂いが漂い、和やかだった空気が一変して卑猥な雰囲気へと変わる。
丁度その頃には弟もフランの子宮に精液を押し込んだタイミングであり、最初こそ遅い速いの違いはあっても、ほぼ同時に射精を迎えた。
『ふぅ……』
双子が揃って大きく溜息を付く。
しかし一度の射精ではフランとレミリアの膣内に入った陰茎は満足しておらず、未だに固いまま。
双子特有の以心伝心で、二人同時に陰茎を膣口から抜いていった。
「んふぁ……」
「あぁ……」
絶頂直後であっても敏感な反応を返すフランとレミリアは、余韻の最中に膣壁を削られて間延びした声を漏らす。
「じゃぁ……」
「変わろっか……」
兄が言いたい事を弟が引き継ぎ、兄はレミリアをテーブルの上に寝かせ、弟はフランを椅子に座らせたままで移動を開始した。
立ち位置を入れ替えると兄はフランを抱き上げてテーブルに手を付かせて、後背位の体勢を取らせる。
多少は絶頂で脚が不安定だったが、何とか立たせて小振りな尻を突き出させた。
変わって弟はテーブルの上で仰向けに寝ているレミリアをそのままで脚を開かせる。
ショーツは付けたままなので、クロッチの部分が大陰唇の横へ退けられていた。
すると弟はレミリアの愛液で濡れた紫の大胆なショーツを脱がし、スカートを捲って股間を丸出しにさせる。
愛液に塗れた大陰唇は秘裂から兄の精液を漏らしており、卑猥な姿を弟へ見せた。
「んくっ……!」
弟はフランの愛液と精液で陰茎の滑りは十分であると思い、脚を開かせたレミリアの股間に腰を差し入れていく。
反り立つ陰茎の根本を押さえて何とか水平に保ち、秘裂から顔を見せて愛液と精液を漏らす膣口へ標準を合わせた。
「行くよ。レミリアさん……」
「はぁ、はぁ、はぁーー」
差し込まれる陰茎は滑る亀頭を大陰唇に挟み、更にその奥にある膣口へ鈴口を食い込ませる。
その瞬間、滑る膣口は弟の亀頭をヌルリと飲み込んだ。
「おわっ!?」
「んふぁっ!!」
粒々のヒダは即座にフランの愛液とレミリア自身の愛液を混ぜ合い、鈴口に残っていた精液の名残を吸い取る。
レミリアも再び膣口を広げられた感覚で身震いし、濃くなった卑猥な体臭を弟へ立ち上らせていく。
弟に脚を広げられた所為で結果的に蟹股になったレミリアの膣口は、絶頂に達しても物足りないのか、陰茎を半ば吸い込むように挿入を促した。
「うぅ……!」
「ふぁ……」
滑る亀頭は愛液が溜まっている膣内をすんなり入っていき、熱い膣壁が出迎える。
一度射精しても硬度を保つ弟の陰茎は、レミリアの腹側のヒダを押し上げながら挿入されていった。
竿を咥える膣口は締め付けを強めると、一緒に秘裂から膣内へ入っていく。
「くぅ……レミリアさん。フランちゃん、よりはキツくない……?」
「んあぁ……」
体格的にフランよりも成長を見せるレミリアは、膣内においても深さがあるようだった。
締め付けに関しても決して緩いと言うことはなく、優しく抱きしめるような感覚を弟へ送っている。
しかし先にフランの強すぎる膣圧を受けた所為で、緩いと感じていた。
それでもヒダは肉厚であり、陰茎を根本まで挿入すると蠢きながら絡み付く。
フランとは違った感触に快感も違う事を発見しつつ、腰を前後に動かし始める弟。
「ふっ、はっ、あぁ!」
「んふぁ! あっ! あぁっ!!」
前後に揺さぶられればレミリアの膨らんだ胸も揺れ、尖った乳首を布に擦られると新しい快感が襲う。
弟も揺れる胸に目を付けると、服の上からでも分かる乳首を摘んだ。
「えい!」
「んひゃぅっ!?」
「んわっ!?」
面白半分に摘んだ乳首からの快感が、犯される膣壁を締め付ける切っ掛けとなった。
流石にフラン程の締め付けは無かったものの、膣壁はヒダを押し付け、前後に動き続ける陰茎を包む。
カリで引っ掻かれるヒダがぐにょりと形を変え、弟が腰を引けば抵抗を示し、押し込めば不規則に蠢いて亀頭を攻めた。
「あうぅっ、レミリアさん、気持ち良い……!」
「ふぅっ! んっ! あひっ!!」
乳首は弟によって捏ねられ続けており、服とブラ、そして指によって拘束されてもCカップの胸本体は柔らかく前後に揺れる。
弟が更なる快感を求めて乳首をイジりながら、腰を動かして子宮口を小突く。
レミリアの身体も子宮口を刺激されると、反射的に愛液を漏らして滑りを良くし、弟の動きを手助けしていた。
包皮を完全に脱いだ淫核も弟の下腹部が当たる度にレミリアへ快感を送り、認識できない快感に思考を焦がす。
弟の動きは急速に速くなり、射精の予感でレミリアの股間を半ば乱暴に突き上げた。
「んっ! あっ! ひぁっ!」
動くスピードが速くなった所為で膣口は秘裂の中で出入りを繰り返され、愛液に塗れていても摩擦で赤みを増す。
「ふっ! あっ! 出、そう!!」
「ひぁっ! んふぁっ! あぁっ!!」
弟の腰が最高潮にまで快感を溜め、動きも一段と速くなると締め付ける膣内で痙攣を始めた。
そして精液が上がって来ようとする予感を受けた弟は、腰を一気に突いて動きを止める。
「ひぐぅっ!?」
「うくぅっ!! 出る!!」
吐き出される精液は子宮口に張り付き、濃い体液がレミリアの身体の奥から熱さを与えた。
「んぐぅっ!!」
「あぅっ!? 締まる!!?」
同じく快感を溜めていたレミリアも大きな絶頂へ達し、腰を上下に激しく痙攣させる。
潮さえも噴き出すと、弟の下腹部を大きく濡らした。
熱い感触は胎内で増加し、白い腹さえも小さく膨らませる。
「うぅ……くぅ……!!」
「ひっ……あぁ……!!」
激しい痙攣をレミリアと弟共々治まる頃には、兄とフランも絶頂を通り過ぎていた。
△
再び時は遡って、弟がレミリアを犯し始めた時。
テーブルに両手を付かせてフランを立ちバックの体勢にした兄は、弟と同じくして反り立つ陰茎を水平にさせて愛液が溢れる秘裂へ目標を定めた。
「行くよ、フランちゃん」
「あっ……あぁ……」
未だに快感の余韻で思考が麻痺しているフランは答えを返さない。
それでも兄は赤いスカートを捲り上げ、薄ピンクのショーツを脱がすとフランの下半身を丸出しにさせた。
水平に進む陰茎は愛液でてかり大陰唇に近付くと、躊躇い無く秘裂を割り開く。
「おぅ……あったかい……!」
「んぅっ……」
鈴口がフランの膣口へ食い込めば、激しい締め付けを返してきた。
兄はレミリアとは違った感触に驚きながらも、無理矢理に狭い膣口を広げていく。
「んぁ、せ、狭い……!!」
「んぐぅ……!!」
レミリアとフラン自身の愛液で滑りがあるので、兄の腰の力を持ってすれば簡単にカリの太さまで膣口を拡張できた。
しかしカリを過ぎると一気に締め付けを取り戻し、亀頭と竿の付け根に膣口を入り込ませる。
「ふぉっ……」
「んくぅ……」
亀頭を丸々飲み込んだ膣内では発達の少ないヒダと、激しい締め付けが迎えた。
「くぅ……キツい!!」
「んくぁっ!!」
太さは殆ど一緒であっても、再び陰茎で拡張される感覚はフランに大きな快感を送る。
陰茎を支える必要の無くなった兄は、フランの小振りな尻を掴んだ。
「ひゃっ!?」
既に全身が性感体と言っても良いぐらいに発情したフラン。
膣口を犯され、尻を触られただけで自分では認識できない嬌声を上げた。
兄が掴んだ尻は流石に胸よりは固いものの張りがあり、指を食い込ませれば強い反発がある。
しかも尻を揉むごとに膣壁もキュッと締まり、ヒダが兄の亀頭を舐めた。
「おあぁ……」
「んぐぅ……」
狭い膣内を兄の腰は徐々に進み、陰茎が進入する程に中で溜まっていた愛液が膣口から漏れ出す。
締め付け自体はレミリアよりも圧倒的に強いが、ヒダが少ない分は兄にとって少し刺激に物足りなさを感じた。
「うぅ……でも、気持ちいい……!!」
「くはぁ……」
レミリアの粒々したヒダを思い出しながらも腰を押し込む兄。
「くぅ……!」
「んきぅ……!」
拡張される感覚はフランの頭を振り上げさせ、瞳を瞼の裏へ隠す。
全身が性感体に似た状態のフランは全ての刺激が快感となり、レミリアよりも早く脳を焦がしていた。
それに伴い、進入してくる陰茎にもヒダを押し付ける力を強め、兄にとっては手で握られるような錯覚を受けさせる。
身体が華奢な分、膣内も浅く、あっさりと最奥を突かれるフラン。
「んくぁっ!!」
何度小突かれても大きな快感をフランへもたらす子宮口は、兄の鈴口から滲んでいたカウパー液を吸い取った。
兄が腰を引けばカウパー液は糸を引いて、子宮口と鈴口の橋を作る。
しかしそれも一瞬で、子宮口から離れると強い締め付けを返す膣壁がすぐに鈴口の前へ来て、卑猥な体液の糸を亀頭諸共舐めた。
「ふくぅ……」
締め付けの強い膣内で陰茎を抜いていくと、ヒダがカリに抵抗を示して亀頭の形に沿っては広がって鈴口の前でピタリと閉じる。
フランにとっては胎内から子宮口が引き出されるような感覚をもたらし、それすらも快感として変換していた。
自然と速くなる兄の腰の動きで、フランの尻は下腹部に当たって少し汗ばんだ音を響かせる。
「ふっ! んっ! あぅ!」
フランは子宮口を亀頭で押し上げられる度に頭を揺らし、切羽詰まった声を身体の奥から吐き出した。
兄の動きに合わせて、膣壁を広げられては自分の膣圧で隙間を無くす。
前後に揺さぶられれば金色の髪が大きく揺れ、シャンプーと汗の匂い、そして性的に興奮したフランの体臭が兄の方へ流れた。
その匂いに興奮を高めた兄も腰の動きを更に速め、射精へ向かってフランの子宮口を小突き上げる。
「あきゃぅっ!? ひゃっ! あぅっ!!」
激しくなる一方の動きに翻弄されるフランと膣内。
子宮口も愛液を漏らしては自分を守ろうとするも、滑りを増やすだけで兄は動きやすくなっていく。
掻き出される愛液も増え、辛うじて立っているフランの内股に太い滝を作った。
「も、もう、出る!!」
射精の予感を受けて腰の動きを限界まで速くし、押し寄せる精液に背筋を震わせ、腰は膣内の最奥を突いた状態で止められる。
それから吐き出される精液は、フランの子宮口を快感で焦がした。
「あひゃぁぅっ!?」
フランが溜め込んでいた快感も兄の精液を受けた所為で解放され、強い締め付けを持って絶頂に達する。
辛うじて立っていた脚はガクガク震え、伸ばしているのがやっとと言った感じだ。
精液を吐き出される膣内でも子宮口が吸い突き、二人目の種を子宮内部へ送った。
「うぅ……! 吸われる……!!」
「ふぁっ! あぁっ!!」
フランの尻を掴みながら鈴口を吸い付かれ、陰茎全体を強く締め付けられる兄。
脚だけではなく全身で痙攣を繰り返すフランは、快感で脳の思考能力を一切合切取り払う。
膣内に溜まっていく熱い精液は子宮口を焦がし、フランの絶頂を後押しした。
そして射精と激しい絶頂は過ぎ去り、フランの脚から徐々に力が抜けていく。
ゆっくりと座り込むように腰が下がっていけば、陰茎も自然と抜けてしまい、精液の名残が膣口と繋がりながらすぐに切れた。
『ふぅ……』
ひとまず精液を出し切った双子は、同時に大きく吐息を吐き出す。
その時、咲夜がいつも通り一瞬にして現れた。
「お嬢様方、そろそろ……あら?」
「あっ、咲夜さん」
「何か用ですか?」
もはやいきなり現れる事に慣れた双子が咲夜に用件を聞く。
「え、えぇ。そろそろお休みの時間ですので、チェスも程々にと言いに来たのですが……」
その言葉を聞いた双子は、下半身を丸出しにしたままで姉妹を見やる。
激しい絶頂を二度も経験した二人は既に意識が朦朧として、一見して眠そうにも見えた。
「それじゃ、僕達が部屋にお連れします」
「……そうですね。お願いできますか?」
「俺達は以外に力持ちだから、簡単だよ!」
「分かりました。くれぐれも丁寧にお願いいたしますね」
「は~い!」
現れた時と同じように突然消えた咲夜を見送ると、双子は互いに視線を合わせると頷き、兄はレミリア、弟はフランを抱き上げた。
体格的には同じようなものなので抱き上げると言うよりは、完全におんぶをしてレミリアとフランを持ち上げている。
「それじゃ……」
「行くか……」
双子は取り敢えず欲望の赴くままにレミリアとフランを犯したものの、やはり好みがあったのだ。
それはおんぶした方で意志表示されており、兄はレミリアの身体を好み、弟はフランの締め付けを好んだ。
未だに絶頂で小刻みに痙攣を繰り返す姉妹を、それぞれの部屋へ運んでいく双子。
そして部屋に着くと、再び好みの姉妹を犯す。
「レミリアさん、気持ち良いよ!!」
「ひぐっ! あっ! ひんっ!!」
「フランちゃん、やっぱりキツい!!」
「ゃん! あっ! ひゃっ!!」
レミリアは正常位で犯され、股間を精液と愛液で泡立たせていた。
打って変わってフランは犬のように四つん這いにされ、固めで小ぶりな尻を弟の下腹部で叩かれる。
夜の月明かりの中、紅魔館の二つの部屋では悦を大量に含む嬌声が響いた。
△
次の日の朝。
兄はレミリアと、弟はフランと仲良く眠っており、時間を止めた中で掃除をしようとする咲夜が難儀する程、ベッドは大量の愛液と精液で濡れていたのだった。
終わり
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