To LOVEる : 結城 美柑(洗脳レイプ)
「リトリト~!」
「ん、ララ?」
「大変なの!」
何の因果か、『To LOVEる』の世界に転生して早十数年。
何の因果か、主人公である<結城 梨斗>と出合い、更には親しい友人となってしまった。
聞き覚えのある名前、見覚えがある人物の顔で予感はしていたが、本当に漫画の世界に転生してしまうとは人生も分からないものだ。
クラスメイト達に問い詰められたララの、お嫁さんと言う衝撃的な自己紹介から数ヶ月。
今では存在を知られており、多少空を飛んでいる程度では誰も驚かない程に周囲と馴染んでしまった。
「リト、大変!」
「騒動でも起こしたのか?」
「また、私が作った道具を落としちゃった!」
「えぇ!? 大変じゃないか!」
文字通り飛んできたララを受け止めたリトは衝撃の告白に驚く。
過去の事件を例に挙げても、最近は大抵ララが中心となって騒動が起きており、その被害を主に受けていれば慌てもするだろう。
「今度はどんなのを落としたんだよ!?」
「えっとね、名前は『ハイパー洗脳君』って言って、相手を都合の良い様に洗脳する機械なの!」
リトの聞き出した内容を隣に居る友人と言う立ち居地で聞いているが、何と言う直球な名前。
正しくエロ同人用に作ったと言われても否定は出来ないだろう。
名前を聞いただけでリトにもどれだけ危険な物か理解できたが、ララはイマイチ慌てていない。
「な、何でそんな危険な物を作ったんだ!」
「えぇ、偶々そんな案があったから試しに作ってみたんだ。一回で壊れるけど」
最後に『えへっ♪』が付きそうな程に能天気な返事を返したが、聞いた方は能天気に構えていられない。
校長と言う変態の具体的な例がある為に、リトの慌てっぷりは面白い程だ。
「ど、どんな形をしてるんだ!?」
「え~っとね、体に悪そうな紫色で玩具の拳銃っぽい形」
「すぐに探しに行こう!」
そう言ってララの手を握った瞬間、蚊帳の外だった俺に気が付いた。
「ご、ごめんな! 用事が出来たから先にオレの家に行っててくれ!」
「おぉ、分かった」
「行くぞ! ララ!」
「は~い!」
その探し物が俺の鞄の中にある訳だが……。
形状と色からしてララの何らかの道具だとは思っていたが、まさか洗脳の効果があるとは思いも寄らなかった。
去っていくリトとララの後姿を眺めながら降って沸いた好機に俺は言われた通り、リトの家へと向かう。
△
見えてくる一軒家は一見裕福そうで、例によって別の住居にスタジオを持っている漫画家の親は見た事が無い。
何処かで頻繁に見る住居環境だ。
当然ながら鍵は持っていないので客人らしくインターホンを押し、来訪を告げれば程無く扉が開かれた。
「よう」
「あれ、リトはまだ帰ってきてないよ?」
僅かに開いた隙間から顔を出した美柑は、俺が一人で来た事に意外そうな顔をしている。
ラフな普段着は胸元も緩く、少し屈むだけで小さな谷間が見えそうだ。
美少女と言う事も相まって前世よりロリコンの気がある俺にとっては、大変嬉しい無防備さを持つ。
「リトならララに落し物を探す手伝いに借り出されてね。俺に先に行っててくれって言われたんだよ」
「また、ララさんが騒動を起こしたの?」
「そうらしい」
「そう言う事ならしょうがないか……。入って待ってなよ」
「悪いな」
呆れた雰囲気を隠さない美柑は、扉を開けて入る様に促してきた。
断る理由が全く無い俺は喜んで入り、鞄の『ハイパー洗脳君』に手を伸ばす。
そして、玄関を閉められると同時に美柑へ向き直り、玩具の様な銃口を向けて引き金を引いた。
「とりゃ!」
「っ!?」
気合を入れて発射した心算だが、肝心の銃口からは全く何も出ずに嫌な沈黙だけが続く。
美柑も最初は驚いた様子だったが害は無いと分かり、何やら頭が残念そうな人を見る表情で俺を見てくるのが一番辛い。
玄関へ出る為に履いていたサンダルを脱ぎ、擦れ違う瞬間に大きな溜息を付かれた。
「はぁ~…………、そういうのはリトと一緒にやってよ」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!」
「……何?」
ジト目で見てくる顔は何を言っても聞きそうに無く、美柑の中で俺の評価が果てしなく落ちているのがハッキリと分かってしまう。
何とか取り繕う為に引き止めて、変化があるかどうかを確かめなければならない。
「な、何も変わった事は無いのか?」
「何もって言うか、あれで何か変わる訳無いよ」
美柑の様子は全く変わらないどころか、更に評価が落ちた気もする。
ララが一回で壊れると言っていたのも思い出し、既に使われた後なのかとも思った。
そうなら、俺は完全に痛い人間になってしまう。
道具が使えなくなっていれば、美柑が持っている俺の心象は最低を通り越してしまうが賭けるしかない。
「美柑、オッパイを見せてくれ!」
「……はぁ?」
自室に帰ろうとしていた美柑に思い切って、普通なら軽蔑の視線と共に一蹴される事を口走った。
それを聴いた瞬間に足を止めて俺へ振り返り、腰に手を当ててジト目のままで顔を近づけてくる。
「あのね、そんな事を一々言わなくても、好きな時に見れば良いでしょ」
「えぁ?」
「はぁ……、ほら、はい」
駄目元で、俺の社会的地位を犠牲にして言った願いをアッサリと承諾される。
その事実を脳が確認する間も無く、美柑は上着の裾を捲り上げて下着を晒した。
上げられた上着の下からは、ピンクに白のフリルが付いた女の子らしいブラが出てくる。
「おっ……」
「あっ、ブラしたままだった」
余りにも平然とした態度に言葉も出せずに居ると、続いてブラまでも外してしまった。
小さくても外した反動でぷるんと揺れ、頂点に在る乳首はピンク色をしている。
「これで良い?」
「お、おぉ、良いぞ」
綺麗な美乳を男に見せているにも拘らず、服を捲り上げて首を傾げながら確認してきた美柑は、少しだけ赤面している程度。
とても胸を見せている態度ではない。
幾ら顔見知りと言っても、平然としている姿は完全にララの道具が効果を発揮している証拠だろう。
調子を取り戻した俺は、目を皿にして美柑の美乳を視姦した。
フルフルと揺れる胸は小さくとも柔らかさを見せ、穢れ等知らないと思わせる。
「美柑、次は短パンを下げてくれよ」
「はぁ、だから一々言わなくても、脱がせれば良いでしょって」
「そうか? それじゃ遠慮なく」
「はいはい」
相変わらず呆れた様子で許可は要らないと言って来る美柑。
脱がし易いように少し腰を突き出して来たので『ハイパー洗脳君』を置いて屈み、短パンに手を掛ける。
ウエストの前ボタンを外してファスナーを下げていけば、徐々にブラとお揃いのショーツが見えてきた。
夢にまで見た光景に緊張で手が震えそうだ。
「…………」
「ふぅ、そんなに時間掛けなくても……」
ファスナーの間から見えるショーツですら興奮をしてしまうが、念の為に一線を越える前の最後の確認を美柑に取る。
「美柑、本当に良いんだな?」
「何言ってるの、私が身体を差し出すのは当たり前でしょう?」
下から見上げた俺に対して、常識であるとまで言いたそうな雰囲気で返す。
逆に何故聞いてくるのかと不思議そうでもあった。
「だから、私のオッパイを見ようが揉もうが、いつでも自由にしても良いし、私に聞かなくても良いんだよ?」
「おぉ、分かった」
改めて断言された事で俺の戸惑いは一切消えてしまい、ショーツごと短パンを一気に下ろした。
そして見える、美少女の最も隠したい性器。
大陰唇は子供らしくぷっくりと膨れて産毛は生えているが、陰毛と呼べる物は無く、綺麗でありながら幼くも女の色気を漂わせる。
ズボンとショーツを膝まで下げた後、指を恐る恐る近づけていく。
「んっ」
指が大陰唇に触れた瞬間に感じた興奮は想像以上の物。
感触にしても今まで触った何よりも素晴らしく、視界と肌から直接男の性欲を刺激して止まない。
指で奥から手前に引いて撫でれば、引っ張られた大陰唇が眼の前で形を歪ませる。
僅かに開いた秘裂の中には、乳首以上に生々しいピンクの小陰唇、そして淫核を護っている包皮が見えた。
「美柑、もう少し足を開いてくれ」
「ん、ズボンが膝にあるから無理だよ。脱がすんなら全部下して」
「うっ、おぉ」
美柑が自ら望んで自分の下半身を守っているズボンとショーツを脱がせる様に頼んでくる。
普段の感覚からは逸脱した要望に、改めて洗脳されている事実を認識した。
「ん、それで良いよ」
足を完全に開放され、俺の要望通りに足を肩幅に開く美柑。
何も着けていない裸の股間を下から見上げると、少し開いた秘裂が目に入る。
特に何か言う余裕が無くなった所為で、見た瞬間に手を伸ばしてしまった。
「んっ」
再び触られて反射的に声を漏らした美柑に気を向かわせられない俺は、夢中になって秘裂を弄り始める。
指二本で大陰唇を摘み上げて開き、膣口全てを曝け出す。
普段は空気に触れない箇所が開放された所為で、僅かな匂いの変化を感じた。
外見は幼くとも既に立派な女の性器となっているギャップに、陰茎は大きくなるばかりだ。
好い加減、ズボンの拘束が辛くなってきたのでサッサと出してやると、動きを察知した美柑が俺の股間を覗き込んできた。
「うわっ、そんなの入るかな……」
囁く様な大きさで呟いた声はシッカリと聞こえていた。
陰茎を見た割には恥ずかしがってもいない。
「見たのは初めてじゃないのか?」
「えっ、初めてだけど、これから私が御世話になるんだし……」
変に悲鳴を上げられるよりはマシであるが、良く見れば先程よりも頬が赤くなっている美柑。
洗脳されても、羞恥心自体は失われていない様だ。
「あっ、でも、入れる時は濡らした方が良いよな?」
「えっ、うん、そうね。その方が痛く無いだろうし」
露骨な事を言われた美柑は更に頬を赤くし、そっぽを向いて答える。
「じゃぁ、俺は舐めるから、美柑も自分の乳首を弄っておいてくれよ」
「うん、分かった」
素直に頷いた美柑は上着を鎖骨の辺りで丸めて落ちない様にしてから、言われた通りに乳首を弄り始める。
自分の気持ち良いと感じる刺激を求め、指の腹で捏ね回し、爪で引っ掻いたと思えば指で摘んで刺激を自分の身体に送っていく。
その度に、小さくも膨らんだ胸は形を変え、小さく波打っている。
気持ち良さそうに眼を細めて乳首を弄り続ける美柑を、下から美乳越しに眺めつつ、俺は処女の性器目指して舌を伸ばした。
陰毛が一本も無い大陰唇に男の生暖かい大陰唇は何とも言えない味で、言うなれば少ししょっぱい。
決して不快と感じるレベルではなく、興奮をダイレクトに直撃してくる感じだった。
匂いもこれ以上ない位の至近距離で嗅げてしまい、既に陰茎からカウパー液が漏れ始めてしまっている。
「んっ、ふぁ……」
舌に感じる大陰唇の柔らかさに秘裂の中の味、上からは美柑の鼻に掛かると息が聞こえ始めた。
ピクピクと小刻みに動き始めた腰が、快感の強さを物語っている。
逃がさない為に置く場所が無かった両手で、美柑の小振りな尻を掴む。
若さを感じる弾力が、指の間から食み出る。
そのまま揉めば、更なる興奮が味わえた。
暫く愛撫を続ければ俺の唾液よりも愛液の量が多くなり、大陰唇も卑猥にテラテラと光を反射し始める。
閉じていた秘裂も僅かに開き、顔を離せば膣口から体液が糸を引いて落ちていく。
「……そろそろ良いか。美柑、ちょっとマットの上に寝てくれ」
「んっ、あっ、わ、分かったよ」
乳首と秘裂からの快感に身を任せていた美柑は、俺の言葉で正気に戻る。
夢中になってしまっていた羞恥心から、慌てて玄関マットの上に仰向けで寝転がった。
「足を開くぞ」
「良いよ」
言葉だけの許可を貰い、膝を持って足を開く。
唾液と愛液に塗れた大陰唇は開かれ、美柑自身の呼吸の間隔で小さく開閉を繰り返し、包皮に護られていた淫核も小さく顔を出していた。
上半身は服を捲り上げた状態になっている為に、刺激で尖った乳首を弄っている胸から下は完全に裸。
性器を濡らして足を開けば、やる事は一つだけ。
反り立つ陰茎の角度を調整しながら美柑の足の間に腰を差し入れた俺は、鈴口を開いた秘裂に食い込ませる。
そして、大陰唇の柔らかな弾力を感じながら、赤面している処女を失う最後の表情を見つめた。
「行くぞ」
「んっ……」
お互いに眼を見つめ、俺は腰を突き出していく。
「んくっ!?」
鈴口が膣口に咥えられた感覚を感じたと思えば、次は強い締め付けが亀頭を襲ってくる。
ヌルヌルした愛液が狭い穴に入る手助けと同時に、滑りそうな不安を返して来た。
何とか腰の角度を調節しながらズルズルと差し込んで行き、遂には一番張り出しているカリが胎内に飲み込まれる。
陰茎の先端に感じるのは処女の証、乙女の最後の砦。
「んぐぅ!!」
「もう少しだから我慢してくれ」
「んん、大丈、夫~」
痛みと言うよりも、狭い膣内を広げられる圧迫感で眉を顰めている美柑。
鈴口に感じていた薄皮程度の抵抗では、腰の力に耐える事等と到底出来ない。
そして、ブツリと破る感触を亀頭に受けた瞬間、美柑の身体は跳ね上がった。
「んあぁ!!」
破瓜の衝撃は強く、膣壁は強く締まって陰茎の進入を阻もうとする。
しかし、感じる全てが快感になってしまい状況では、無駄な努力としか言いようが無い。
胎内に挿入されている陰茎は、巻き込まれる大陰唇に竿が扱かれる。
独特の柔らかさを持つ膣壁を力尽くで広げながら、最奥を目指して突き進めていく。
亀頭から根元に向けて順に締め付けられる生暖かい美柑の胎内を味わいながら、遂に子宮口を持ち上げる感覚を鈴口に受け、純潔だった膣内は全て異物に占拠された。
「ん、くはっ!」
「ふぅ……」
一息付いても蠢くヒダに陰茎が舐め取られ、物理的に狭い所為で血管を止めんばかりに激しい締め付けも受ける。
上から見下ろす美柑の白い下腹部は胎内に入れられた他人の肉の塊が、薄っすらと形を浮かび上がっていた。
根元が数センチ入りきっていないものの、陰毛が一本も無い大陰唇が愛液で濡れて無残にも広げられ、太い陰茎を咥え込まされている。
それは背徳極まりない光景。
「動いても良いか?」
「んっ、ちょっとキツイけど大丈夫だよ」
「そうか」
美柑の承諾を得て、子宮口を感じていた亀頭を引いていく。
狭い膣内が陰茎に張り付いている所為で竿に密着し、膣口が少し外まで引き出される。
カリに掛かる快感は挿入している時とは比にならず、発育途中のヒダの抵抗が心地良い。
愛液と破瓜の血に塗れて出てくる陰茎をカリが出てくる前に止め、再び突き入れた。
「こふっ!?」
「うぉぅ!?」
最初とは違って抵抗が思った以上に緩やかで、一度広げられた膣内はすんなりと子宮口に到達した。
胎内の最奥を不意に小突かれた美柑が、息を詰まらせて弄っていた乳首も強く摘んでしまう。
連鎖的に膣内と胸からの刺激を受けた身体が、大きくなった快感に戦慄く。
俺に腰を入れられて広がった足はプルプルと震え、天井を向いた視線は何処も見ていない。
細かい痙攣をしていたヒダもギュッと陰茎を締め付けたままで、一向に力を弱めなくなってしまった。
暫く身体の外も中も強張っていた美柑は、戻ってきた途端に俺の顔へ視線を移してジト目を返す。
「わ、私の身体を使っても良いとは、ふぅ、言ったけど、もう少し丁寧に犯してよ」
「うっ、わ、悪い……っ!」
不満を言ってくる美柑だが、その声が狭い膣内でも響いている。
なるべく子宮口を力強く小突き上げない程度に力を抑えつつ、細い腰を掴んでテンポ良く腰を動かしていく。
「うっ、あっ、はっ、んっ!」
「はっ、はっ、はっ、ふっ!」
突き上げる反動で上下に揺れる美柑の身体は、乳首を摘んでいる胸すら揺れてしまう。
許容量の限界間近まで陰茎を入れられた膣口以外は決して無理をしてこないお陰で、快感に身を任せて天井を見つめる眼を気持ち良さそうに細めた。
掻き回される膣内はグチョグチョと卑猥に、空気の混ざった体液の音を玄関で出す。
ふとした瞬間にリトが帰って来ても可笑しくない状況で、非現実的と言っても良い程に異様な興奮も快感を得る材料となった。
腰を押し込む度に壁となって立ち塞がるヒダを広げて突き破り、最奥にある子宮口を優しく突いてカウパー液を塗り返す。
そして、腰を引く度に、カリで残っていた処女膜さえ削り取る。
漏れ続ける愛液は胎内で空気を混ぜられた所為で白く濁り、粘度も増していった。
意識しないでも徐々に早くなる腰に、睾丸から精液が上がってくる感覚を股下から受ける。
「そ、そろそろ、出すぞ!」
「うっ、ぅん、は、早く!」
身体を揺さ振られながら膣内と乳首からの快感で、絶頂の予感があった美柑は切羽詰った様に受け入れる姿勢を見せた。
勢いが増していく腰の早さは自分では制御出来ない程に速度を増し、性欲に乗っ取られる。
「んっ、あぁ! 駄目!」
「うぅっ!!」
犯される美柑が一足先に絶頂に達してしまい、陰茎を締め付けた。
絶頂間近だった所為で僅かな刺激でも射精の切欠になってしまい、掴んでいた腰を反射的に引き寄せて奥深く突き入れる。
「ふっ、んあぁ!!」
「出るっ!!」
子宮口に減り込んだ亀頭が精液を吐き出した瞬間に、最奥で他人の体液を感じた美柑の絶頂が更に高まってしまった。
未だに弄って弄り易く硬さを増していた乳首を今まで以上に強く摘み、背を反らして快感の悦声を出す。
締め付ける膣内でも陰茎が上下に痙攣を繰り返して射精を繰り返し、幼い子宮に精液を降り掛けていく。
ネトッとしている白濁した体液は胎内に溜まり、愛液を奥から押し流す様だ。
「うっ……、ふぁ……」
「ふぅ…………」
そうして長いとも短いとも感じた絶頂が終わってしまい、身体には気だるさが残った。
満足して身体を倒した俺を、美柑は重そうに呻きながらも背中に手を回して抱き止めてくれる。
「はぁ……」
「うぅ……」
美少女に倒れ込み、挙句足を開かせて腰を突き入れる。
誰がどう見てもレイプ現場だろう。
実際、間違いではないが第三者に見られて騒ぎになっても困るし、後片付けをしなければならない。
最奥を突いていた力の無い陰茎を抜いていき、身体を離す。
足を広げたままの美柑は愛液と精液の混じる体液を、無残にも広がった膣口から漏らしている。
破瓜の血も混じっている所為で、若干ピンク色になっている所もあった。
「んん~、どれだけ出したの?」
「満足行くまでだよ」
「はぁ……別に良いけど、次からは後片付けがしやすい所でしてよ」
「ん、まぁ、考えておくよ」
「……駄目っぽそう」
俺の気の無い返事を聞いた美柑は、股間を拭きながら呆れて呟いた。
手近にあった拭く物が、脱がした短パンとショーツだけだったので、ショーツを手に取って綺麗にしていく。
しかし、拭けども拭けども膣内から溢れ出てくる為、美柑が諦めた。
「あぁ……もういいや」
そう言って精液が染み込んだショーツを再び履き直し、短パンも履いてしまう。
「大丈夫なのか?」
「別に困る事はないでしょ?」
「いや、乾いたら痒くなったりするんじゃないのか?」
「……ちょっとシャワーに行って来るよ」
短パンの内側から漏れ出した精液を廊下に点々と残しながら、風呂場へ行く美柑。
流石にあのままでは不都合もあるだろう。
染み込み切れなかった精液が出てくるとか、それこそ乾きでもしたら痒くなるのは想像に難しくない。
念の為に言ってみたが、やはり美柑も痒いのは嫌だったらしい。
自然と残された俺は、一先ず行き慣れたリビングに行って暇を潰す事にした。
暫くして、頬をお湯で赤く染めた美柑がやって来ると隣に座る。
「流石にちょっと痛かったかも」
「まぁ、最初は痛いと、良く聞くしな」
「でも、思ったよりは気持ち良かったよ」
「それは何よりだ」
『ハイパー洗脳君』で洗脳された美柑は、今自分がどれ程異常な事を言っているのか気が付いていないのだろう。
もしくは、知っていても俺に身体を好き勝手されるのが当然と思わされている所為で、一般的に正常な思考が出来ていないのか。
どちらにせよ、俺に従順で身体も進んで差出し、更に美少女と来れば文句の付け様が無い。
急に愛おしくなった美柑の肩を抱き、手を胸へと持っていく。
「ぁん、何? まだするの?」
「いや、可愛いなぁと思ってな」
「あ、……ありがと」
褒められた美柑は一瞬顔をポカンとさせた後、顔を背けて小さく礼を言ってくる。
耳まで赤くなって照れる姿も、また可愛かった。
シャワーで上がった体温が俺の腕の中で感じられ、美柑も身体をもたれかからせて来る。
髪を撫でていれば、やっと玄関からリトが帰ってくる音がしてきた。
「あぁ、ここにあった!」
「どれだけ探したと思ってるんだよ!」
どうやら片付けるのを忘れた『ハイパー洗脳君』を見つけた様だ。
一先ず、美柑の異変を知られない為に一旦離れる。
「あっ……」
残念そうに呟いた声を聞かない振りをして、リトを迎えに出た。
「それでララ、使われてたりしてないか?」
「ん~……、分かんない」
「分かんないって……」
ララの無責任な言葉に呆れているリトの前に行くと、慌てた様子で俺にも詳細を聞いてくる。
「あっ、これ、ここにあったんだけど、何か知らないか?」
「いや、珍しかったから触ってみたけど、何も無かったぞ?」
そう言って後ろから来ていた美柑に顔を向けると、頷いて同意を示した。
「うん、確かに何も無かったよ。うんともすんとも言わなかったし」
「あれ~、最初から壊れてたのかなぁ?」
「シッカリしてくれよ、ララ」
脱力して項垂れるリトを適当に慰めつつ、リビングに連れて行ってやる。
最初に俺が使ったと疑わない辺りは、少年誌の主人公らしい性格だ。
既に『ハイパー洗脳君』は用済み。
少なくとも美柑と言う性欲の発散先を手に入れた俺は、上機嫌を隠し切れない。
変にテンションが高い事で若干引かれたりもしたが、その後は何の疑いも掛けられず、普通に友人同士らしく遊び倒す。
ゲームの展開に一喜一憂している間にも、美柑の尻を触ったりしながら、この世界に転生してしまった興奮を噛み締めるのだった。
終り
翠星のガルガンティア ベローズ:催眠姦
覚醒した意識が最初に見たのは海。
余りにも突然の事に、半ば唖然としながら見回しても海、海水、地平線。
更に後ろへ視線を移せば、巨大な船が巨大な船団を組んで航行している。
混乱し過ぎて停止してしまった思考でも、この景色には見覚えがあった。
「……くっそーーー!!!!!」
「な、何だ!? どうした!?」
隣で心配する声が聞こえても、俺の絶望は止まらない。
まさか『翠星のガルガンティア』の世界に来てしまうとは!
どうせトリップするなら最終回まで待ってくれれば良いのに!!
未来の出来事を知っていると言う絶対的な優位性が無ければ、この世界は前世と同じ様に手探りで生きて行かなければならない。
「くぅ……」
「な、何があったのか分からねぇが、これをやるから元気を出せ。なっ?」
「うぐぐ……」
よくよく隣に居る男の声を聞いていると、聞き覚えのある声。
ふと顔を上げてみれば、少し乱れたリーゼント風の髪形をしたピニオンが心配そうにしていた。
しかも手には何やら変な箱が握られており、どうやら慰めの一つとして差し出したらしい。
「うっ……、済まん」
「おう!」
突然、叫んだ俺に対して男気溢れる笑顔に申し訳なさが湧いて来る。
「けど、何だよこれ?」
「知らん!」
「はっ?」
自分から差し出したので、てっきり何かの使い道があると思っていたが、返って来たのは自信満々な態度と簡潔な答え。
思わず聞き返せば、申し訳なさそうな表情になって弁明をしてきた。
「いやな、サルベージした物なんだが、何をどうしても開かないんだよ」
「へぇ、そうなのか」
「で、後でレドにもブリキ野郎にも聞いたが分からないって言われてな」
「それってゴミって言わないか?」
「ははははは!」
突然笑い出したピニオンは、シュタッと手を上げて走り去っていく。
「てめー、ピニオン! ゴミを押し付けんなぁ!」
「元気が出たんだから良いだろー! ハーハッハッ――」
遠ざかる声に呆れながらも、少しは感謝しても良いかとも思った。
確かに混乱した頭は平常に戻り、物を貰った事で興味はそっちに移る。
少なくとも、この先に対する不安は多少和らいだ。
「はぁ……、全く。って言うか、本当に何だよこれ」
掌程の大きさで所々に青い線が走る白い箱を、色んな角度から観察しても正体は分からない。
開きそうな切れ目すらなく、どの方向に力を入れても変形しなかった。
座り込んで途方に暮れていると、再び聞いた事のある声が聞こえてくる。
「ん? またピニオンに何か押し付けられたのか?」
「あぁ、ベローズか」
やって来たのは燃える様に赤く長い髪をポニーテールに上げたベローズ。
大きな胸を肩紐の付いたチューブトップに押し込め、下半身は涼しそうな短パンを履いている。
俺の手の中にある箱を見たベローズは、邪気の無い笑顔を浮かべていた。
「そうなんだよ。ゴミを押し付けられて」
「あいつは変な物をサルベージするのが上手いからなぁ」
「褒めてんの?」
「そんな訳無いだろ」
「そりゃそうか」
『俺』にとっては初対面でしかないが、この身体の持ち主とベローズは親しい関係を持っているらしい。
しかし、記憶を辿っても恋愛に発展する様な物は無く、単に気に許せる親友と言った所だろうか。
何にせよ、期待していた色気のある記憶は思い出せなかった。
座っていても仕方が無いので、立ってベローズと視線の高さを合わせる。
「箱っぽいんだけど、開かないんだよ」
「へぇ……」
そう言って箱を渡してみた。
受け取ったベローズは俺と同じ様に手の中でクルクルと回して観察した後、力を入れて押してみても何の変化も無い。
「駄目だね」
「やっぱりか」
アッサリと諦めて俺に返した瞬間に、上になっていた部分がパカッと開いた。
「えっ!?」
「うぉっ!?」
行き成りの出来事に驚くが変化は息つく暇も無く訪れ、箱の中から現れた線がベローズに向かって紫色の霧を噴射した。
「うっ!?」
「ベローズ!?」
反射的に顔を庇ったベローズだったが気体を避けられず、完全に頭が霧に包まれてしまう。
そして、数秒にも満たない短い時間に、上げられていた腕から突然力が抜けてダランと落ちた。
「……ベローズ? 大丈夫か?」
まさか貰った箱がベローズに危害を加えるとは思っていなかった俺は、慌てて声を掛ける。
少しの間を置いて返って来たのは、驚く程に平坦に無事を知らせる声。
「……あぁ、大丈夫」
「ベローズ?」
紫の霧がやっと晴れたと思ったら、中からは先程までハキハキとしていたベローズとは思えない感情が消えた顔。
箱から出た霧によって仲の良い女に危害を加えられ事を理解して、せめてもの報復として睨み付けた途端に音声が響いてきた。
『催眠状態への移行を完了しました』
「はっ?」
合成された音の言葉を聞いてベローズへ視線を移せば、その意味をハッキリと理解してしまう。
意志が見られない虚ろな目に、力が抜けて左右にフラフラと微妙に揺れる身体。
どう見ても異常な事態が降り掛かっている。
「大丈夫か……?」
「……あぁ、大丈夫」
もう一度問い掛けても、やはり淡々と答える。
「あっ、ヤバイ!」
ベローズを正気に戻さないといけないが、この状況を誰かに見られでもしたら犯人が俺だと思われてしまう。
あらぬ疑いを避ける為に、誰にも見られない物影に移動する必要があった。
「ベローズ、ちょっとこっちへ来い」
「……あぁ、分かった」
俺の指示を聞いて、不自然に力が抜けた動きで着いて来る。
何とか誰かに見られる前に、日が当たらず、寂れた商店街の様な場所に移動して人目を避けた。
「…………」
「…………」
一先ず安心出来る場所に来たが、眼に前には無防備な美人が催眠状態で立っている。
その身体のプロポーションは思わず唾液を飲み込む程に魅力的で、視線は大きく張り出している胸へと向かう。
確か箱の音声は催眠状態にしたと言っていた。
ならば、今ここで俺がベローズに何かしても、本人には知られないのではないか。
そんな考えが、無意識に持ち上げる腕の動きで示された。
「あっ!?」
「…………」
気が付いた時には既に巨乳を持ち上げてしまい、指を食い込ませていた。
俺は反射的に謝ろうと胸から顔へ視線を戻したが、ベローズの表情は先程と変わらずに一切感情が浮かんでいない。
本来ならすぐにでも手を離すべき状況でも、指に感じる魅惑の感触で張り付いたままになってしまっている。
ベローズが拒否の意志を示さないのを良い事に、徐々に手が大胆に胸を揉んでしまう。
手の中で形を変える巨乳を堪能しながらも、次の欲求を満たそうと言葉を放った。
「ベローズ、胸を見せてくれ」
「……あぁ、分かった」
無愛想とも思える無感情な声で承諾し、チューブトップの裾に手を掛ける。
自然と離す事になってしまった俺の手など気にもしないで、ベローズは服を持ち上げた。
大きさと柔らかさの所為で捲り上げられた布に胸が付いて行ったが、限界に達した瞬間、たぷんと幻聴が聞こえそうに波打って姿を現す。
普段外に出ている所為で日に焼けた肌とは違い、胸は白い。
心成しか大き目の乳輪も薄いピンク色で、可憐さの中に色気を感じた。
乳首は乳輪の大きさとはバランスが良く、今は小さく息衝いている。
「おぉ……」
「…………」
俺の感動する声を余所に服を持ち上げて脱ぎ進め、遂には上半身裸になってしまった。
抑え切れなかった反動で揺れる胸は乳首を頂点として、少し外側へ向かってツンと上に向いている。
大きさの割りに全く垂れておらず、普段からしている力仕事の所為で、鍛えられた胸筋を元にした綺麗な形を維持していた。
恐る恐る伸びていく掌が胸に触れた瞬間、肌が張り付いてくる。
温暖な気候で常に少し汗ばむ程度である為に、触ってみると、それこそ指紋の凹凸にさえ入り込むカの様な手触り。
ただ触れ、離すだけでも柔らかく揺れる光景を眼にしては、最早言葉を発する余裕が無くなり、眼の前にある胸を弄る事だけが思考を占領した。
指を動かせば柔らかさの中にある若さが弾力となって、抵抗してくる。
反発する僅かな感触でさえ、手には快感として送られた。
十分に揉み込んだ後に両手の人差し指と親指で左右の乳首を摘めば、胸を送られた刺激で変化した少し固めの感触。
それをくりくりと捏ねる様に動かしていく。
「んっ……」
幾ら催眠状態にあっても、性感帯の一つでもある乳首を集中的に刺激されては声が漏れ出てしまう様だ。
持続的に刺激して行けば、比較的すぐに硬さを増して反応を返してきた。
先程よりも摘み易くなった事にも興奮を覚え、弄りながら次の一手を考える。
「どうせ犯すなら、この胸を見ながらの方が楽しいだろうなぁ」
「…………」
自分の身体が汚される直前になってもベローズは、何の反応も無い。
前世よりの知識で洗脳状態にあり相手に、暗示を掛けるのが定石。
ここは一つ俺にとって都合の良い事を吹き込みたい。
「ベローズ、この後の予定は何かあるのか?」
「……いや、何も無い」
「そうか」
乳首を弄びながら念の為に予定を聞き、ここに居ても不都合が無いかを確かめた。
「ベローズ、お前は俺に相談をする為に来たんだ」
「……相談」
「そうだ。その内容はエイミーとレドに関する事」
「……エイミーとレド」
ベローズが俺に対して相談事を持ち込むとは思えないが、とにかく会話をする分かり易い話題が無いと先には進めない。
そして、一番大事な暗示を掛ける。
「相談事をする為には身体を捧げないと駄目だからな」
「……身体を捧げる」
「あぁ、でも、俺だけの決まりだから、他の奴に相談をする時は別に捧げなくても良いぞ」
「……他は捧げなくても良い」
「分かったな」
「……あぁ、分かった」
理屈にかなりの穴があり、ベローズにとっては理不尽極まりない暗示でも、謎の箱の効果は素晴らしく辻褄を合わせてくれる。
『後、10秒で催眠状態が解けます』
「おっ、もう終りか」
どうやって催眠状態から目覚めさせようかと思っていれば、再び箱から機械音声が聞こえてきた。
このまま待っていれば問題なく目覚めると知り、10秒の残り時間で追加の暗示も出来ないので大人しく待つ事にする。
『催眠状態が解けます』
「――ん」
虚ろだった眼に力が戻り、表情が戻った時を見計らってベローズに声を掛けた。
「で、相談事があるって?」
「……? あぁ! そうだ」
最初は何の事が分からない雰囲気で首を傾げたものの、すぐに暗示を思い出した様子。
神妙な顔になったと思えば、存在しなかった相談事を言ってくる。
「エイミーとレドの事なんだけどさ」
「うん」
「エイミーって、明らかにレドの事が気になってるよな?」
「あぁ……、確かにな」
原作は少ししか見ていないが、確か船団が分かれる時には涙を流していた筈。
何も気持ちを持っていなければ、悲しむ様な事は無い。
その事を考えれば、確かにエイミーはレドの事を気にしていると言える。
しかし、相談事は無かったと思っていたが、意外に具体的な物が出てきた。
返事を考えていると、ベローズは裸だった上半身を気にせず、下半身の短パンを何の躊躇も無く脱ぎ始める。
髪と同じく赤い色の陰毛を出し、日に焼けていない白い肌を俺の前に晒した。
少し焼けた茶色い肌とベローズが持つ本来の色のコントラストは、ただの全裸を見るより興奮の度合いが強い。
「何をしてるんだ?」
「ん? お前に相談事をするんだから、身体を捧げるのは当然だろう?」
「おぉ、そうだったな」
「おかしな奴だな」
余りにもあっけらかんとした態度に逆に戸惑ってしまうも、陰茎はシッカリと硬くなっていた。
靴すらも脱いで完全に全裸となったベローズが、床に敷いた服の上で仰向けになって俺を見てくる。
「さっ、準備は万端だから、相談に乗ってくれよ」
「あぁ、分かったよ」
相談には乗るがベローズにも乗る。
足を開いた所為で、股間にあった秘裂は膣口が僅かに見える程には開いていた。
胸に愛撫の様に揉まれた身体は、反射的に愛液の分泌も開始しており、不十分ではないと言える程度には濡れている。
包皮から少しだけ姿を現している淫核を見れば、興奮がイマイチであるとも分かった。
少量ながらも卑猥な光沢を見せる大陰唇を目の前に、急いでズボンを脱ぎ捨てると陰茎を取り出す。
「うわ、思ったより大きいな……」
興奮に力の増す陰茎を見たベローズは素直な感想を言ってくる。
「そ、そんなの入るかな?」
「まぁ、入れないと相談も出来ないんだけどな」
「うっ……、そ、そうだな」
処女のベローズにとって、始めて見た大きさに恐怖すらも抱いてしまう。
しかし、相談をすると言う建前上は、拒否する選択肢も無い。
そんな心境を理解しながらも、俺は仰向けに寝ているベローズに圧し掛かる。
女の本能で性器を守ろうと閉じかけた足を開き、腰を差し入れた。
最初に見た時よりも愛液の滑りは少なくが、頑張れば何とか行けそうでもある。
「ベローズ、ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してくれよ」
「あぁ、初めては痛いものだと聞いた事があるから、ある程度は覚悟してるよ」
「それなら大丈夫か」
そして、亀頭を大陰唇に接触させる。
「うっ!?」
性器に他人の体温を直接感じて身体が強張り、巨乳の下に置いてある手も握り締められた。
腰に力を込め、亀頭が大陰唇を分け入っていく。
「んぐぁ!?」
最低限しか濡れていない膣口を引っ張られたベローズは痛みを感じ、苦痛に声を漏らす。
しかし、目測通りに何とか入れられる程度には濡れているお陰で、徐々に陰茎は胎内へ姿を消していく。
強めの抵抗をする膣壁に愛液を塗りたくられながら、処女膜に接触した。
「行くぞ?」
「あぁ」
短い言葉を交わし、ブツリと言う感触と共に乙女の証を破り去る。
「んぎうぅ!!」
処女を奪われたベローズは、破瓜の痛みで今まで以上に顔を歪める。
もう少し愛撫をしても良かったかもしれないが、ここまで来てしまっては止める等出来ない。
痛みと圧迫感で全身が力んでしまっているベローズの身体は、膣壁すらも強く締め付けて陰茎に快感を送ってきた。
一段と狭くなっていた処女膜跡を過ぎれば、肉の壁となったヒダが鈴口を迎える。
滑りが少ない所為で亀頭に感じる刺激も強く、突っ張られる感じもあった。
「うっく……気持ち良い」
「わ、私は痛いけど……」
「あ、あぁ、済まん済まん」
「くふぅ……ぅっ……」
痛みを訴えてくる間にも陰茎を押し込む腰は力を入れ続け、行く手を阻んでいた膣壁を抉じ開けながら子宮口を目指す。
ベローズの生暖かい膣内を拡張しつつ、最後は鈴口か子宮口に到達した。
「うっ……あっ、やっと、相談事が、出来るな」
「あぁ、どんな相談でも乗るよ」
「うん、有難う」
足を開いて友人程度に思っている男の陰茎を受け入れ、笑顔で返してくる。
「そ、それで、エミリーは、どう見ても、うっ、レドの事が好きなんじゃないかなと思うんだ」
「あぁ、確かに気にはしている様だな」
「んぐっ!?」
相談を受けている所為で、エミリーを思い浮かべながら腰を動かしてしまう。
これではいけないと思い、なるべくベローズの顔を見つめながら言葉を交わしていく。
「うっ、そ、そんなに見つめられると、照れるじゃないか」
「まぁ、ベローズは美人だからな」
「なっ、ひぐっ、まぁ、有難うと、んっ、言っておくよ」
ベローズを褒めながら腰を動かして犯していく。
混乱しきりだった膣内は既に落ち着きを取り戻し、異物を拒否する動きで前後に動く陰茎に対抗している。
少なかった愛液が防衛本能によって量を増して、出し入れを繰り返す度に卑猥な光沢が追加された。
僅かに出ている破瓜の血も押し流され、下に敷いた服に染み込んだ。
腰を突き上げれば、白い巨乳が上下に揺れて眼も楽しませる。
乳首も尖りきっており、摘み易そうだった。
「んぅっ、そ、それで、ふっ、エイミー、ぃ、の事だけど――」
処女だった膣内を我が物顔で蹂躙していく陰茎の感覚を受け流しきれないベローズは、言葉の合間に息を挟む。
膣口から子宮口まで一直線に動く異物感と圧迫感。
更にはカリで削られる膣壁は弄ばれ、次第に快感へと変換してしまう。
「んふぁ、ん、ぜ、絶対、か、んぅ、価値観の違いでぇ、あぁ!」
押さえきれない快感は身体を駆け抜け、苦痛に歪んでいた顔が快楽によって惚けてきた。
犯されている秘裂からも、グチョグチョと愛液が掻き混ぜられる音が次第に大きくなっていく。
下半身へ視線を向ければ、隠れていた淫核は完全に姿を現して愛液の光沢で光る。
前後運動を続ける俺も、絶頂の波が近付いている事を察知して咄嗟に股間へ力を入れた。
「んぁ!」
快感に悶えるベローズが胎内で硬さを増した陰茎に、敏感な反応を返す。
ヒダを削るカリは張りを増した所為で敏感になり、ベローズの膣内も快感で小刻みに締め付けを繰り返して絶頂へ向かう。
完全に相談事をする余裕がなくなるも、最早二人とも気にしていない。
「うっ、くっ!」
「ひっ、はっ、あぁ!」
身を走る快感を、自分の身体を抱き締めて耐えるベローズ。
持ち上げられた巨乳が左右から押されても上下の反動は止められず、谷間には汗が流れ落ちた。
突き入れる腰も限界に近付き、本能のみの動きで最後の止めを放つ。
勢い良く子宮口を突き上げられたベローズは、溜まった絶頂を一気に開放させられた。
「んっ、くはあぁぁ!!」
「うくうぅ! 出るぞ!」
「っ!? ふあぁーー!」
絶頂で白くなった思考の中、膣内で跳ねながら精液を出していく陰茎と、強く締め付ける膣壁を辛うじて感じる。
射精を促された所為で早い段階で全てを出し切り、純潔だった子宮口が汚されてしまった。
「はぁ、はぁ、はぁ――」
「んっ、あふぁ……、はぁ……」
ビクビクと痙攣を繰り返していたヒダは陰茎の全てを舐め取り、精液を子宮口へ送る。
本能に従って蠢く膣内とは違って、ベローズの四肢は力無く床へと落ちた。
「あぁ……相談出来なかった」
白く染まっていた思考が回復して、心底残念そうに呟く。
「まぁ、このままでも出来なくはないんじゃないか?」
「まだ入ってるし、んっ、大丈夫かな」
「別に罰則がある訳でもないから大丈夫だろ」
どうせ、俺の身勝手な性欲を押し付けた結果の事なので、フォローがてらに相談事を促した。
そして、満足そうに惚けた表情のまま、表面上の目的であった相談を言ってくる。
「私はレドとの常識と言うか、価値観が違うから、このままだとエイミーが不幸になると思うんだよ」
全裸のままで未だに陰茎を膣内に咥え込みながら、深刻そうに自分の妹分でもあるエイミーを心配するベローズ。
「でもな、結局はエイミーとレドの間で解決するしかないだろう?」
「そうだけど……。どうせなら悲しんで欲しくないじゃないか」
「人生は色んな体験経験して、やっと大人に慣れるんだ。何でも事前に対策を打てば良いってものじゃないよ」
「…………」
一般的に言われそうな持論を唱えると、ベローズは眉を顰めて迷っている様な雰囲気を出している。
力の無くなった陰茎が膣内から締め出される頃には、自分の中で結論を出して身体を起こしてきた。
苦笑いをしつつも、何かに納得した感じもある。
「本当に相談のし甲斐が無い奴だな」
「済まんね」
「まぁ、私も話して少しは気も晴れたし、良いけど」
「そうかい」
正直、何が役に立ったかは分からないが、ベローズにはベローズの考え方があるだろう。
きっと、自分の中で納得させられるだけの理屈が通ったと思う他無い。
そんな考えをしている間にベローズは禄に股間を拭かず、床に置いてあった服を着てしまう。
「さて、そろそろ帰るよ」
「じゃぁ、俺も仕事が無い事だし、帰るか」
「途中まで一緒に行くか?」
「あぁ、何か奢るよ」
「そうこなくちゃ!」
持っていた知識通りに、気安い親友らしい会話をしながら帰路に付く。
『俺』は知らないが、道順なら身体が覚えている。
恋人にはならない雰囲気を感じながら、夕日が差し込む船の上で取り止めの無い会話を楽しむ。
何でもない事に幸せを感じ、改めて自分がこの世界の住人になってしまった実感が身を包んでいた。
未来を知らない所為で手探りの人生を送るだろうが、それもまた楽しめば良い。
少なくともピニオンから貰った『箱』があれば、性的には前世以上に充実した生活が送れる。
そんな確信を持って、ベローズと肩を並べて歩くのだった。
終り
ネギまでズブリ その3
その3
「んん~……」
朝日が昇り始めた頃。
新聞配達のバイトをしている明日菜は習慣的に目覚め、覚醒を促す為に硬くなった身体を解しながら伸びをした。
「んん~……?」
程好い痛みを感じつつ、身体を一本の線の様に伸ばしている最中に、とある異変を寝ぼけた思考で感じ取る。
頭上にあった手を確認の為に下げて触ってみると、霞の掛かった頭が一気に冴えた。
「履いてない!?」
慌てて飛び起きた明日菜が視線を自分の下半身へと移せば、そこには膝の上ほどまでに下がっているパジャマのズボンとショーツ。
下半身を隠す物が完全に役目を果たしておらず、無毛の秘裂を曝け出していた。
「はっ!?」
一瞬で羞恥に染まった顔で床に寝ている異性であるネギを見下ろし、自分の声を聞いて起きていない事を確認した後、即座にショーツをズボンごと引き上げる。
「ふぅ……危なかった」
「んぅ……? 明日菜、どうしたん?」
「やっ、何でもないわよ?」
「……?」
一気に眼が覚めた明日菜とは違って、未だ寝ぼけ眼の木乃香は下のベッドから見上げて声を掛けた。
親友とは言っても、流石に寝ている間に下半身全開にしていたと恥ずかしくて言えはしない。
反射的に誤魔化し、親友の嘘を付いた微かな罪悪感から逃れる様に時計へと視線を移す。
「わっ! 早く行かないと!!」
「あぁ、もうそんな時間?」
慌てて着替え始めた明日菜と、ごそごそとベッドの上から這い出してくる木乃香。
ここまで騒がしくなってしまっては、熟睡していたネギも眼を覚ました。
「んん~……」
「あっ、ちょっと五月蝿くし過ぎたか。御免ね、ネギ」
「あぁ…………、いや、丁度起きないといけない時間だから大丈夫」
床に置いていた布団から出てきたネギに対して明日菜が謝るも、覚醒しきっていない頭では反応を返すのに時間が掛かった。
「あれ、ネギ君もこんな早い時間に出んとあかんの?」
「いや、教師としての仕事があって、生徒より早めに行って授業の準備とかしないといけないんだよ」
「あぁ、言われて見ればそうやね」
「ふ~ん、先生も大変なのね~……。って早く行かないと!」
意外にネギが教師としての自覚を持っていた事に驚いたのか、明日菜は感心した様に言う。
しかし、時計を見て慌しく玄関に向かった。
「行ってきます!」
「いってらっしゃ~い」
「気を付けてな」
バタバタと足音が遠ざかり、残された二人は早めの朝食を取る。
早朝特有の少し冷たい空気の中で、取り留めの無い会話をしながら親睦を深める。
その光景はとても肛門を犯した側と犯された側とは思えなかった。
「ふぅ……美味かった。ご馳走様」
「お粗末様ぁ」
普通の答えた木乃香だったが、ある事に気が付く。
「そう言えばネギ君、イギリス出身やのに、『頂きます』と『ご馳走様』を言うんやね」
「えっ、あぁ、麻帆良に来る前に予備知識として知ってたんだよ」
「へぇ、立派やねぇ」
「それほどでもないけど」
実際、言っていたのは前世からの習慣で、根本が日本人の今のネギにとっては思いも寄らない事だった。
改めて考えてみれば、確かに日本へ来たばかりの外国人が『頂きます』と『ご馳走様』を言えば珍しく思われるかもしれない。
食事が終わり、片付けも済ませたネギはスーツへ着替える。
「さて、じゃ先に学校へ行って来るから」
「はいな、いってらっしゃい」
「いってきます」
「ふふふ」
何の取り止めの無い挨拶をした筈だが、木乃香は楽しそうに笑う。
「どうしたんだ?」
「なんや、新婚さんみたいと思うてね」
「あぁ、確かにな」
「いってらっしゃいのチューでもした方が良えんやろか?」
「木乃香みたいな可愛い女の子にキスをされるなんて嬉しいな」
そう言って頬を差し出せば、雰囲気に乗ってキスをしてきた。
チュッと可愛い音が聞こえた瞬間に、柔らかい感触が返ってくる。
「ふふふ、なんや変な気分になってきそうやね」
最初に言った時は子供にキスをする程度に考えていたものの、実際にやってみると予想以上に恥ずかしい様だ。
頬を赤くさせた木乃香に追い出されたネギは、余裕たっぷりに自分の職場へ向かう。
△
何の問題も無く授業を終えた放課後、質問に来た<宮崎 のどか>に、<綾瀬 夕映>と<早乙女 ハルナ>の三人の相手にシッカリと質問に答えてやり、教師らしい仕事をしておいた。
ついでにのどかを可愛いと褒め、好感度を上げておく事を忘れない。
その後、何だかんだあり、風呂へ入れられる事になる。
寮の部屋で勉強会が始まろうとしたが、宴会騒ぎに怒った明日菜が集まった全員を追い出し、偶然ネギの傍に近寄った時に匂いを感じ取ったらしい。
そして、風呂には入っていない事を白状してしまい、引き摺られて大浴場へ連れて行かれた。
実は魔法陣で汚れを落としているので身体は綺麗なのだが、匂いまでは落とし切れなかった様だ。
これは後で改良しなければいけない。
ともあれ、明日菜が自ら裸になる理由を持って来てくれるのなら、断る理由も無い。
風呂自体は特に嫌いでもなく、寧ろ女湯に合法的には入れるなら進んで入る。
この件で明日菜が連れ込み、尚且つ入る免罪符を手に入れられれば望む所と言った思いだった。
服を脱がされてタオルを腰に巻いてから浴室へと入れば、中は凄まじく広い。
ちょっとしたスーパー銭湯を思わせる。
「おぉ、凄い風呂だな」
「うちの寮自慢の大浴場よ!」
自分が利用している施設を褒められた明日菜は、胸を張って答えた。
「でも、風呂にスクール水着って無いんじゃないか?」
「な、何言ってんの! ネギの前で裸になるなんて恥ずかしいじゃない!」
スクール水着で完全防備をしている明日菜を非難するが、子供と言っても異性の前で裸になる羞恥心はある明日菜。
それではつまらないと思ったネギは、隠れながら風呂全体に効果が及ぶ魔法陣を目立たない壁に刻み込んだ。
「あっ! でも、ここは女子風呂なんだし、女の子の私は絶対に裸にならないといけないわよね」
「そうそう」
魔法陣の効果は別に特殊な物ではなく、『女風呂に入った女は裸にならなければいけない』と言う物。
最初からある常識を後押しするだけだが、その常識は男のネギが目の前に居ても優先される。
自分が如何に可笑しな格好をしているかを自覚した明日菜は、恥ずかしそうに慌ててスクール水着を脱ぎ出した。
肩紐を掴んで下せば、柔軟性がある布で強めに締め付けていた美乳が開放され、柔らかくぷるんと跳ねる。
頂点にあるピンク色の乳首は大人しく縮こまっており、これだけでも十分に性欲を刺激して止まない。
腰から下はキツそうにしながらも力を入れて脱いでいき、遂には明日菜自身の手によって全裸が曝け出された。
無残に処女を奪われた秘裂は綺麗な形を維持しており、ぷっくりとしている大陰唇は未だに穢れを知らなさそうでもある。
「さっ、これで文句は無いでしょ?」
「風呂を入るなら脱いで当然だろう」
「そ、そうなんだけどね……」
足を肩幅に開いて胸を張って、腰には手を当てて仁王立ちになる明日菜。
完全に隠す物が取り払われ、常識の為とは言え、異性の前で全裸になっている羞恥は顔を赤く染める。
美少女の裸を目の前に見せつけられては、当然ネギの陰茎も大きくなり始めた。
腰に巻いたタオルは結び目が正面に来ており、裂け目から徐々に反り立つ。
しかし、あらかじめタオルに魔法陣を刻んである為に、明日菜は興奮した陰茎が目に入ってもパニックにならない。
こちらの効果も単純で、『上半身と同じ印象を受ける』と言う物。
なので、男の上半身を見ても恥ずかしがらない明日菜にとっては、大きく腹まで反り立つ陰茎を見ても平静を保っていた。
多少は裸を見られる羞恥に染まっていても、それ以上は何も言わない。
「さっ、背中を洗ってあげるから、そこの椅子に座りなさい」
「はいはい」
誘導されるままに座り、泡塗れのスポンジが背中に押し当てられる。
ワシャワシャと上下の動きは大した時間を掛けずに終った。
背中が小さい所為で、洗う所など少ないのだろう。
自分の役目は終えたとばかりに、明日菜は後ろからスポンジを差し出してくる。
「はい、前は自分で洗えるでしょ」
「いや、ついでだから前もお願いするよ」
「えぇ! それぐらい自分でしなさいよ」
「頼むよ」
肩越しに明日菜へ振り返り、弱い効力の魔法陣をツインテールにしている髪飾りへと刻み込んだ。
元々面倒見が良い性格を後押しするだけの極々弱いもので、決して性格は一切変えない。
これでネギの簡単な頼み事程度なら、髪飾りを付けている間は断らなくなった。
「しょうがないわね……」
「すまんね」
しぶしぶ差し出していたスポンジを戻すが、このままでは余り意味は無いので一つ頼み事を追加した。
「そのスポンジじゃちょっと痛いから、手で洗ってくれよ」
「はぁ……、良いわよ。ついでだから要望は全部聞いてやろうじゃないの」
流石に呆れた雰囲気を出しながらも、指示に従う意志を見せた。
そして、ネギは座ったままで後ろに居る明日菜に身体を向ける。
腰に巻いたタオルの切れ目が真正面にある所為で、猛る陰茎は隠される事無く飛び出したまま。
向かい合う位置関係になった明日菜は臨戦態勢の男の生殖器を見てしまったものの、乙女の悲鳴などは全く出さないどころか興味がある様子すら見せた。
「あれ? 何なのそれ?」
身体の大きさとは不釣合いな程に太く長い陰茎を指差して、疑問を述べてくる。
「あぁ、これは明日菜が可愛いから、こんな反応になってしまってるんだよな」
「なっ! 何言ってるの! このマセガキ!」
突然容姿を褒められて顔を赤くするも、何処か嬉しそうに口元が緩んだ。
しかし、そんな喜びもすぐに収まり、赤黒く腫れ上がっている様に見える陰茎を見つめる。
「大丈夫なの、それ?」
「まぁ、痛くは無いけどな」
「そうなの?」
「だけど、このままじゃ駄目だから明日菜に丁寧に洗っても貰おうと思ったんだよ」
「そう言う事なら早く言いなさいよね」
自分が頼られたと思った明日菜は張り切って、ネギの足の間へ片膝を立てた状態で屈み込んできた。
視線の先には陰茎があり、鈴口は突き付けられている。
このままじゃ駄目と言われた事を悪い方に受け取った明日菜はボディソープを手で伸ばし、完全に腫れ物を触る手付きで恐る恐る触ろうとしてくる。
「そんなに丁寧に触らなくても大丈夫だよ」
「でも、駄目なんでしょう?」
「寧ろ弱すぎたらもっと駄目だよ」
「そ、そう」
ネギの言葉に戸惑いを覚えながらも、意を決して力を込めた手で陰茎を握った。
「おぅ!?」
「えっ!? 大丈夫!?」
「う、うん、大丈夫だから続けてくれ」
「わ、分かった」
細く柔らかい指で握られた快感に、声が思わず出てしまった。
驚いて動きを止めた明日菜を宥めつつ、刺激を要求する。
粟立ってヌルヌルのボディソープで扱かれる陰茎は、更に硬さを増して指を押し返した。
「……何か変な感触ね」
女の身体にはない器官なので、異性の身体に疎い明日菜は感触を確かめながら指に力を入れて動かしていく。
表面を走る太い血管が指で押さえられ、上下に動く指によって亀頭へ血液が集められる。
それによってカリが今までよりも大きく張り出し、陰茎の凶悪さが増していった。
ボディソープが塗りたくられている所為でカウパー液は見えないが、確実に出てしまっているだろう。
カリの凹みに指が掛かる頻度が多くなり、快感も絶頂に向かって高まる。
ビクビクと動き始めた事を自分の手の中で感じ取った明日菜は、再び上目遣いで伺ってきた。
「ビクビク動いてるけど、本当に大丈夫なの?」
「うっ、あぁ、気持ち良くなって来ただけだから」
「そ、そう?」
陰茎からの快感に耐えるネギの顔を見た明日菜は、自分の行いがそこまで影響を及ぼすものかと戸惑いを浮かべる。
「もっと、早く動かしてくれ」
「わ、分かった」
切羽詰ったネギの言葉を聞いて素直に腕の動きを速め、上半身が釣られて動く所為で美乳はフルフルと揺れを大きくして視界を楽しませてくれる。
陰茎からの刺激と合わせて、美少女が全裸で言われるがままに片手で手扱きをするシチュエーションに、快感は絶頂へ上っていく。
「ふぅ……、案外疲れるわね」
腕の動きを早くした明日菜だったが、同じ姿勢を保っているのに疲れたのか、全裸なのも忘れて片方だけ立っていた足を両方立て、M字に開いた状態に変えた。
当然の事ながら股間は開かれ、処女の様に閉じていた秘裂が筋に引っ張られて包皮に隠れる淫核と膣口を見せる。
椅子に座って少し高い位置に居るネギも目撃してしまい、思わぬ無防備な光景に絶頂の後押しをされてしまう。
昨日犯し、今でも陰茎を咥え込む光景と感触が鮮明に思い浮かべられる。
その時の快感が蘇り、手の刺激と高まっていた快感は一気に爆発してしまった。
「うっ、出る!」
「えっ!?」
我慢をする間も無く上がって来た精液は、手の中で痙攣を起こして吐き出してしまう。
射精の勢いを止める物が何も無く、鈴口の先にあった明日菜の顔に飛んで行った。
「きゃっ!?」
ネギの顔を見上げていた拍子に、思いも寄らぬ方向からの飛沫を受けた所為で悲鳴が出てしまう。
反射的に使っていない方の手で顔を庇っても精液の勢いは止まらず、明日菜の身体を汚していく。
痙攣を繰り返す陰茎を握っている方も、無意識に顔へ飛んでくる体液を止めようとして力が込められた。
しかし、ボディソープの滑りが在っては上手く掴めず、小刻みに扱く結果に終わってしまう。
「うっ!」
「な、何か出てる!?」
射精している最中に強く握られた陰茎は、精液が搾り出される。
膣壁や括約筋とは違った感覚に新鮮味を感じ、手扱きとは言えども満足出来る程度の快感は得られた。
「うっ……ふぅ……」
「んっ……、ちょっと、変なの掛けないでよ!」
「あぁ……、すまん、気持ち良かったからついな」
「って言うか、何なのこれ?」
誠意の篭っていない謝罪も気にせず、手の中に出された精液を指で弄びながら聞いてくる明日菜。
ヌチョヌチョとボディソープと混ぜられ、香料の奥に僅かな栗の花の匂いを感じた。
「あぁ、それは男から出るタンパク質だよ」
「タンパク質?」
「そう、しかも、それを食べると肌の張りやら艶やらが良くなるって聞いたけど」
「これがぁ?」
如何にも胡散臭げに精液を見つめる。
「肌が綺麗なれば、高畑も振り向くかも?」
「えっ!?」
「顔にボディソープが混じってないのが付いてるから、ちょっと舐めてみろよ」
「分かったわ!」
パッと表情を明るくした明日菜は言われた通りに、素早い動きで顔に付いていた精液を舐め取った。
しかし、口の中へ入れた瞬間に眉は顰められ、テンションが落ちる。
「……不味い」
「まぁ、良薬口に苦しとも言うからな」
「綺麗になる為には、茨の道を行かなければ行けないのね」
「茨の道なんて行ったら傷だらけになるだろうよ」
結局、出された精液は全て洗い流され、力の抜けた陰茎を明日菜の手で洗われた後、湯船に移動しようとするも更衣室から賑やかな声が入って来た。
「あっ、明日菜、まだ入っとったん?」
「あっ、木乃香、ちょっとネギを洗ってやってたのよ」
「何ですって!?」
最初に入って来た木乃香へ答えていると、すぐ後ろから切羽詰った声が響いてくる。
そして、走って来たのは案の定<雪広 あやか>。
眼を見開いて近寄り、タオルを巻いただけのネギを見て活動が停止してしまった。
「あらあら、あまりの刺激で思考が止まってしまったみたいね」
「どれだけロリコンなのよ……」
同じく後ろから来ていた、あやかに負けず劣らずのプロポーションをしている<那波 千鶴>。
風呂場に刻んだ魔法陣の効果を受け、手にタオルを持っていても身体を一切隠していない。
ツンと上を向く乳首が乗っている巨乳をゆさゆさと揺らしながら誇示し、陰毛が生え揃う股間も出したままで歩いてくる。
それは続々と入ってくる生徒全てにも同じ事が言え、鳴滝姉妹から魔法の気配に敏感そうな<龍宮 真名>や<エヴァンジェリン>まで、残さず全裸。
しかも、誰も可笑しいとは思っていない様子。
気配に敏感だろうと思われる<長瀬 楓>すら、男のネギが居る前で身体を隠していなかった。
初めて見る眼鏡越しではなく、正真正銘の全裸。
ブラに押さえられていない胸達は穢れの無い乳首が乗っており、正しく美乳揃い。
押さえる物が存在しない所為で、歩く度にぷるんと柔らかく揺れ動く。
そんな光景を見てしまえば、タオルの隙間から垂れていた陰茎が徐々に力を増してくる。
明日菜に呆れられ、やっと戻ってきたあやかは巨乳を大きく揺らしながら必死な表情でネギに詰め寄った。
「ネギ先生! 明日菜さんに身体を洗って貰ったとは本当ですか!?」
「お、おぉ、本当だよ」
「是非とも次は私に洗わさせて貰えませんか!?」
隠されていないネギの反り立つ陰茎は、肩を揺さ振られて左右に揺れる。
あやかを始め、他の女子生達の視界には入っている筈だが、悲鳴は全く上げられない。
これ程までに多い美少女達に陰茎を見せ付けていると、違う興奮も沸き上がって来そうだった。
「いや、身体は洗って貰ったから、もう良いよ」
「そ、そんな……」
断られたあやかは、まさにこの世の絶望を背負った悲壮な顔をして崩れ落ちる。
「残念だったわね~、あやか」
「くっ、明日菜さん!」
ニヤニヤしている明日菜に飛び掛り、いつものじゃれ合いが始まった。
放置された形になったネギは、一つの目的を達成する為に、既に湯船に使っていた<龍宮 真名>の元へ近寄っていく。
「ん、先生か」
「こんにちは」
褐色の肌を持つ真名は魔族とのハーフであり、その眼に魔力を看破する魔眼を持っている。
身体的には長身で、身体の発育具合もかなり良い。
湯船に浸かっている巨乳は水面に浮かび、ユラユラと漂っていた。
対してネギは真正面に立っているので、自然と真名の視線の先には反り立つ陰茎が入っている。
魔眼は魔力に反応して発動するとのイメージがある為に、今後の憂いを無くす目的で魔法陣を刻んだタオルが眼の前に来る様にしたのだ。
これで魔法陣の存在と効力を見破られなければ、恐らくエヴァンジェリンの眼さえも欺けるだろう。
その確認の為に態々かなりの危険と知りつつも、真名の眼の前にやって来た。
「そう言えば龍宮さんは、巫女をやってるんだとか」
「あぁ、そうだ」
世間話をしつつ、目の前で湯船に浸かるネギ。
少しだけ視線を落として『浴槽の中で何をされても可笑しくは無い』と言う効果の魔法陣を底に直接刻んでおく。
そして再び真名の顔を見る。
「本当は日本の生まれじゃないんだけどな」
「そうなんですか」
流石に眼の前で魔法陣を刻めば何か反応があると思っていたネギが拍子抜けする程に、一切気が付いた気配が無いままで会話を続けていた。
もしかしたら、あえて無視しているのかもしれないとも思い、湯の中に漂っている巨乳を片手で揉んでみる。
下から支える様に持ち上げてみれば、浮力が働いて見た目よりは軽い。
軽く力を入れるだけでも柔らかい感触と共に指が食い込んだ。
余っていた親指で乳首を弾き、乳輪の縁に沿って撫でていく。
「んっ、神社は殆どバイトみたいなものだけどな」
「へぇ、大変ですね~」
褐色の巨乳にネギの小さな手が食い込んでも、振り払わずに揉まれるがままにしていた。
これは明らかに魔法陣の存在と、常識を変えられた事に全く気が付いていない。
確かに生命力を元にした物だが、ここまで隠匿出来ているとは思いも寄らなかった。
何にしろ、これは大変好都合。
なるべく会話を続かせながら、巨乳を両手で大胆に揉み解していく。
「んぁ、そ、それで――」
「ふむふむ」
両胸から繊細な動きで刺激を送られて、乳首が徐々に硬さを増して大きくなってくる。
少し続けるだけで、乳輪を撫でていた親指に引っ掛かるまでになった。
吸い易そうな形であった為、水面から持ち上げて口に含んでみる。
「あむっ」
「はぅ!?」
淡い刺激で敏感になっていた乳首を生暖かい口内に入れられた瞬間、身体をビクンと跳ねさせて水面諸共巨乳と身体を揺らした真名。
しかし、魔法陣の効果で何も可笑しな事はされて居ないと思い込み、周りに居る生徒達すら意識してこちらを注視してこない。
硬くなった乳首を唇で挟み、前歯で軽く甘噛みを繰り返せば、固めのグミを思わせる弾力が湯の味に混じって感じられた。
揉み込む指の動きや吸う時に生じる僅かな反動さえも、余す事無く吸収して波打つ褐色の巨乳。
十分過ぎる程に魔法陣の隠匿性を確認し、いよいよ手は真名の股間へと向かった。
とても木乃香と同年代とは思えない程が陰毛は生え揃っている所を抜け、更に下の秘裂を触る。
「くっ!?」
「ん? どうした?」
「……っ、ネギ先生」
「何だ?」
「何かしてるのか?」
「?」
生殖器を触られて本能的な嫌悪感に、真名が何かを疑い始めた。
実際、常識を変化させたのだが、正直に言う事も無い。
とりあえず、何の事か分からない振りをしつつ、股間にやった手を動かす。
「何の事だ?」
「……うっ、いや、何も心当たりが無いなら、ひっ、良いが……」
秘裂を触った感じでは、大陰唇まで陰毛は生えていない様だった。
あくまで勝手な印象だが、年齢から見ればまだ股間の手入れは余りしないだろうから、元から無いのか。
身体は殆ど成熟して肉付きは素晴らしく、傭兵と言う職業柄、全身は魅力を無くさない程度には引き締まっている。
しかし、筋肉質ではなく、肉体的に女として完成されたと言っても過言では無いだろう。
厚みがある大陰唇も例外ではなく、弾力は思ったよりも心地良い。
胸以上に柔らかく少し指に力を入れるだけで、容易に形を変える感触があった。
水中にある所為で直接の確認は出来ないのが少し残念でもあるが、その分神経を集中させて普段以上に感触を楽しめる。
「くっ……ぬっ……」
ネギに身体、特に胸や性器を触られる事は何も可笑しくないと思い込んでいる真名は、自然と出てくる声を恥ずかしそうに我慢しようとしていた。
それでも指が敏感な所を這う度に、身体を震わせて反応を返す。
秘裂に入り込ませて膣口を探りつつ、淫核を探し出す。
胸を揉まれた上に硬くなった乳首は吸われ、挙句に性器まで弄られた真名の身体は愛液を漏らし始めていた。
湯の中では余り確認は出来ないが、膣口に軽く差し入れた指に粘度の高い滑りを感じたのだ。
そして淫核も指に引っ掛かる程度には、包皮から出ている。
「うっ……ネ、ネギ先生、本当に、っ、何もしていないのかな?」
「真名の身体を弄ってるけど」
「ふっ……なら、何の問題も……、うっ、無いか……」
試しに白状してみたが、性的な危機に陥っているとは微塵も思っていないらしい。
実際かなり危険な行いだったが、胸を揉んで秘裂を弄り回すのに忙しく、つい言ってしまった。
ここまでしても問題が無いのなら、好い加減に陰茎の欲求を解消したいと思い、真名の足を抱える。
「ん?」
大陰唇と胸の刺激が一旦止まり、僅かな間でも冷静な思考をする余裕が出た真名は、体勢を変えられて少し座りづらそうに眉を顰めた。
「ネギ先生、座り難いよ」
「じゃぁ、俺が腰を差し入れて支えるよ」
「いや、元に戻したいんだが……」
意外に押しが強いネギに困惑している真名の両足を広げ、反り立つ陰茎を隠さずに股間を差し込む。
そして、亀頭を秘裂に分け入らせ、膣口に引っ掛けた。
「くっ!?」
「入れますよ」
「え……」
真名が言葉の意味を理解しきる前に、腰に力を入れる。
「ぁぐう!?」
処女の膣口は湯に浸かって身体が解れていても締め付けは強いが、愛液の滑りを利用しながら奥へ差し込む。
「うぐぁ……」
膣内で増える圧迫感で真名の顔が歪んだ。
腰を進めても一向に処女膜の抵抗は無く、アッサリと陰茎の根元まで挿入出来てしまった。
「ふぅ……」
「くっ、ネ……ギ先生、少し顔が近いな」
「別に害は無いだろう?」
「そうだが……、気恥ずかしいんだ」
そう言って真名は初めて顔を染めて、顔を反らす。
クールだった真名の珍しい表情は、陰茎の興奮を高める材料になりえる。
ネギの恥骨が包皮から出た淫核に接触するまで腰を突き入れた体勢で、ヌメヌメと蠢く膣壁に快感は溜まっていく。
身体が成熟している分は明日菜よりも陰茎に張り付き、ヒダの厚みも感じられた。
そして、腰を引いていく。
「んくぅ……」
膣壁をカリで削られ、胎内を圧迫していた異物が出て行く感覚は真名にとって言い表しがたい物。
ネギにとっては関係なく、犯している実感を全身で感じ取り、勝手に快感を高めていく。
肉厚のヒダが陰茎を包みながらも微妙に締め付けを繰り返す。
処女を失った混乱は無くとも、身体だけは性行為をしているという自覚を持っているらしく、徐々に動きを大胆にさせてきた。
ヒダの一枚一枚が陰茎の表面に愛液を塗り、ついでとばかりに舐め取っていくかの様に蠢く。
出て行く動きに合わせながらも奥から膣口へ向かって、強弱を付けながら締め付けを送ってくる。
やっとの事でカリが抜けそうな位置まで陰茎を抜き、再び最奥目指して腰を突き入れた。
「くふぅ!」
胎内から押し上げられる感覚に慣れない真名の吐息を聞きながら、子宮口に軽く接触する程度まで入れた後、ピストン運動を開始した。
バチャバチャと波打つ水面に周囲は何事かと視線をこちらへ向けるが、魔法陣の効果で本当に何も言わない。
せっせと真名の股間へ腰を突き入れるネギを見ても、単に甘えている程度にしか認識していない雰囲気が感じられる。
しかし、何をしているのかを知っている所為で、本能的に恥ずかしいと感じる心を隠しきれずに顔を赤くしていた。
真っ先に反応しそうなあやかは、未だに明日菜とじゃれあっている所為で気が付いていない。
胎内を刺激されて生理的な反射を見せる真名の膣口は、愛液の分泌を多くして陰茎を受け入る体勢を整えていく。
断続的に締め付ける間隔が早く強くなり、膣内にも快感が溜め込まれているのが分かった。
「うっ、くっ」
軽く接触する位置にある子宮口を小突かれる度に、真名の口からは押さえきれない悦声が漏れる。
快感が走る身体は胎内のヒダを厚くさせ、陰茎へ送られる快感も大きくなっていく。
精子の混じったカウパー液が処女だった痙攣を繰り返し始めた膣内に漏れ出し、絶頂は確実に近づいて来た。
「うっ、ふっ、くふっ!」
「はっ、ふっ、はっ!」
水面が激しく波打つ程に腰の動きを加速させれば、真名の足が殆ど無意識にネギの腰を挟み込む。
下半身に内側の方向へ力が加わった所為で絶頂間近の膣壁も締め付けを増し、我慢を重ねた陰茎に最後の後押しを送った。
「くふぅ!」
「んぁ!」
我慢出来ない絶頂の快感が睾丸を通って上がって来た感覚と受けたネギは、眼の前にあった真名の身体を抱き締めて巨乳に顔を埋め、真名も反射的に受け止める。
お互いに恋人以上の抱擁を返し、足を絡められた腰は最奥まで陰茎を挿入し、激しい痙攣を繰り返すヒダに迎え入れられた。
「出るっ!」
「あうっ!?」
巨乳の谷間に掻き消されたネギの言葉を切欠に、処女の膣内で精液が吐き出される。
湯船に浸かり、温まった身体の中で更に熱い他人の体液を受け入れる真名。
膣内でビクビクと震えながら射精を繰り返す陰茎が、締まる胎内で無理矢理動き続けた。
「うぅ……」
「ふぅ……」
全ての精液を子宮口へ掛け終り、絶頂の大きな波も引いて思考に冷静さが戻ってくる。
完全に大浴場に居る事を忘れていたネギと真名は、そっと見回して周囲を確認した。
「っ!」
「あっ!」
明日菜とあやかは未だに洗い場で言い合いを続けていたが、他の生徒達は浴槽に入っており、更にはネギと真名を直視している。
魔法陣の効果で何も可笑しくないとは理解していても、やはり明らかな性行為を目の前で目撃してしまっては刺激が強すぎたのだろう。
顔を赤くしつつも、眼を見開いてネギ達を見ていた。
何も可笑しくないと言う事は、顔を隠す事は逆に変であり、生徒達にとって見るのは早い行為であっても視界を反らす事は無い。
クラスメイト達の前でネギと抱き締めあっていたと認識した真名は咳払いをした後、抱き締めていた手と足を離して、恥ずかしさを隠す様に言葉を掛けた。
「んんっ、ネギ先生、もう離れてくれないかな?」
「あぁ、すまんすまん」
「んふぁ」
絶頂を経験した直後の膣内を擦られた真名は、羞恥の余りに油断してしまった所為で甘い声を漏らしてしまう。
それは当然見ている生徒達も聞いてしまい、鳴滝姉妹の姉である風香がボソッと呟いた。
「エッチだ……」
「っ!?」
浴槽の辺りだけ妙に静まり返っていた事で、小さく出された声もハッキリと注目の人物である真名の耳にも届く。
「さ、先に出るよ」
「あぁ、俺も出ようかな。流石にのぼせたし……」
湯の中で膣内に出された精液を漏らしていた真名は、立ち上がった瞬間に腹筋へ力が入った所為で更に精液を流して内腿を汚していく。
途中、シャワーで軽く足を流して更衣室へ行く後を追うネギは、浴槽から出ても犯された事を可笑しく思わない事を密かに確認して満足気に笑う。
注目していた二人が居なくなり、ぎこちなくはあるものの元の明るい雰囲気を取り戻した生徒達は、未だに若干顔を赤くしながらも会話に花を咲かせ始める。
そして、風呂から上がる頃にはコロコロ変わる話題に真名の痴態は消えてしまい、完全に取るに足りない普通の出来事として消えていった。
△
「はぁ、気持ち良かったな」
一足先に明日菜の部屋に戻ったネギは、飲み物を飲みつつ一息付く。
暇な時間に考える事はやはり大浴場での出来事。
意外だったのはエヴァンジェリンでさえ、魔法陣の影響を受けていた事だ。
馴れ合いを好まずに少し離れた所で湯に浸かっていたものの、他の生徒達と同じ様に顔を赤くしてネギ達を見ていた。
六百年生きた吸血鬼とは言えども、性的には身体の大きさに違わない初心さを維持しているのかもしれない。
何にしろ、あちらから先に接触してくるのを待つ必要がある。
流石に『英雄の息子』と言う便利かつ迷惑な肩書きを持っている所為で、迂闊に近寄れば色んな方向から注目が集まってしまう。
「どうせ、他にも可愛い俺の可愛い生徒達が一杯居るから、まだ慌てる様な時間じゃないか」
その後、遅れて戻ってきた明日菜に、何故先に帰ったのかと攻められたが、適当に楽しそうにしていたからと返しておいた。
更に後から帰って来た木乃香が作った夕食を食べ、ネギは仕事を済ませて何事も無く就寝する。
性的な欲求は溢れているが、我慢出来ない程でもない。
明日に期待しつつ、前世で慣れ親しんだ布団に包まれて意識は暗闇に落ちて行った。
続く
「んん~……」
朝日が昇り始めた頃。
新聞配達のバイトをしている明日菜は習慣的に目覚め、覚醒を促す為に硬くなった身体を解しながら伸びをした。
「んん~……?」
程好い痛みを感じつつ、身体を一本の線の様に伸ばしている最中に、とある異変を寝ぼけた思考で感じ取る。
頭上にあった手を確認の為に下げて触ってみると、霞の掛かった頭が一気に冴えた。
「履いてない!?」
慌てて飛び起きた明日菜が視線を自分の下半身へと移せば、そこには膝の上ほどまでに下がっているパジャマのズボンとショーツ。
下半身を隠す物が完全に役目を果たしておらず、無毛の秘裂を曝け出していた。
「はっ!?」
一瞬で羞恥に染まった顔で床に寝ている異性であるネギを見下ろし、自分の声を聞いて起きていない事を確認した後、即座にショーツをズボンごと引き上げる。
「ふぅ……危なかった」
「んぅ……? 明日菜、どうしたん?」
「やっ、何でもないわよ?」
「……?」
一気に眼が覚めた明日菜とは違って、未だ寝ぼけ眼の木乃香は下のベッドから見上げて声を掛けた。
親友とは言っても、流石に寝ている間に下半身全開にしていたと恥ずかしくて言えはしない。
反射的に誤魔化し、親友の嘘を付いた微かな罪悪感から逃れる様に時計へと視線を移す。
「わっ! 早く行かないと!!」
「あぁ、もうそんな時間?」
慌てて着替え始めた明日菜と、ごそごそとベッドの上から這い出してくる木乃香。
ここまで騒がしくなってしまっては、熟睡していたネギも眼を覚ました。
「んん~……」
「あっ、ちょっと五月蝿くし過ぎたか。御免ね、ネギ」
「あぁ…………、いや、丁度起きないといけない時間だから大丈夫」
床に置いていた布団から出てきたネギに対して明日菜が謝るも、覚醒しきっていない頭では反応を返すのに時間が掛かった。
「あれ、ネギ君もこんな早い時間に出んとあかんの?」
「いや、教師としての仕事があって、生徒より早めに行って授業の準備とかしないといけないんだよ」
「あぁ、言われて見ればそうやね」
「ふ~ん、先生も大変なのね~……。って早く行かないと!」
意外にネギが教師としての自覚を持っていた事に驚いたのか、明日菜は感心した様に言う。
しかし、時計を見て慌しく玄関に向かった。
「行ってきます!」
「いってらっしゃ~い」
「気を付けてな」
バタバタと足音が遠ざかり、残された二人は早めの朝食を取る。
早朝特有の少し冷たい空気の中で、取り留めの無い会話をしながら親睦を深める。
その光景はとても肛門を犯した側と犯された側とは思えなかった。
「ふぅ……美味かった。ご馳走様」
「お粗末様ぁ」
普通の答えた木乃香だったが、ある事に気が付く。
「そう言えばネギ君、イギリス出身やのに、『頂きます』と『ご馳走様』を言うんやね」
「えっ、あぁ、麻帆良に来る前に予備知識として知ってたんだよ」
「へぇ、立派やねぇ」
「それほどでもないけど」
実際、言っていたのは前世からの習慣で、根本が日本人の今のネギにとっては思いも寄らない事だった。
改めて考えてみれば、確かに日本へ来たばかりの外国人が『頂きます』と『ご馳走様』を言えば珍しく思われるかもしれない。
食事が終わり、片付けも済ませたネギはスーツへ着替える。
「さて、じゃ先に学校へ行って来るから」
「はいな、いってらっしゃい」
「いってきます」
「ふふふ」
何の取り止めの無い挨拶をした筈だが、木乃香は楽しそうに笑う。
「どうしたんだ?」
「なんや、新婚さんみたいと思うてね」
「あぁ、確かにな」
「いってらっしゃいのチューでもした方が良えんやろか?」
「木乃香みたいな可愛い女の子にキスをされるなんて嬉しいな」
そう言って頬を差し出せば、雰囲気に乗ってキスをしてきた。
チュッと可愛い音が聞こえた瞬間に、柔らかい感触が返ってくる。
「ふふふ、なんや変な気分になってきそうやね」
最初に言った時は子供にキスをする程度に考えていたものの、実際にやってみると予想以上に恥ずかしい様だ。
頬を赤くさせた木乃香に追い出されたネギは、余裕たっぷりに自分の職場へ向かう。
△
何の問題も無く授業を終えた放課後、質問に来た<宮崎 のどか>に、<綾瀬 夕映>と<早乙女 ハルナ>の三人の相手にシッカリと質問に答えてやり、教師らしい仕事をしておいた。
ついでにのどかを可愛いと褒め、好感度を上げておく事を忘れない。
その後、何だかんだあり、風呂へ入れられる事になる。
寮の部屋で勉強会が始まろうとしたが、宴会騒ぎに怒った明日菜が集まった全員を追い出し、偶然ネギの傍に近寄った時に匂いを感じ取ったらしい。
そして、風呂には入っていない事を白状してしまい、引き摺られて大浴場へ連れて行かれた。
実は魔法陣で汚れを落としているので身体は綺麗なのだが、匂いまでは落とし切れなかった様だ。
これは後で改良しなければいけない。
ともあれ、明日菜が自ら裸になる理由を持って来てくれるのなら、断る理由も無い。
風呂自体は特に嫌いでもなく、寧ろ女湯に合法的には入れるなら進んで入る。
この件で明日菜が連れ込み、尚且つ入る免罪符を手に入れられれば望む所と言った思いだった。
服を脱がされてタオルを腰に巻いてから浴室へと入れば、中は凄まじく広い。
ちょっとしたスーパー銭湯を思わせる。
「おぉ、凄い風呂だな」
「うちの寮自慢の大浴場よ!」
自分が利用している施設を褒められた明日菜は、胸を張って答えた。
「でも、風呂にスクール水着って無いんじゃないか?」
「な、何言ってんの! ネギの前で裸になるなんて恥ずかしいじゃない!」
スクール水着で完全防備をしている明日菜を非難するが、子供と言っても異性の前で裸になる羞恥心はある明日菜。
それではつまらないと思ったネギは、隠れながら風呂全体に効果が及ぶ魔法陣を目立たない壁に刻み込んだ。
「あっ! でも、ここは女子風呂なんだし、女の子の私は絶対に裸にならないといけないわよね」
「そうそう」
魔法陣の効果は別に特殊な物ではなく、『女風呂に入った女は裸にならなければいけない』と言う物。
最初からある常識を後押しするだけだが、その常識は男のネギが目の前に居ても優先される。
自分が如何に可笑しな格好をしているかを自覚した明日菜は、恥ずかしそうに慌ててスクール水着を脱ぎ出した。
肩紐を掴んで下せば、柔軟性がある布で強めに締め付けていた美乳が開放され、柔らかくぷるんと跳ねる。
頂点にあるピンク色の乳首は大人しく縮こまっており、これだけでも十分に性欲を刺激して止まない。
腰から下はキツそうにしながらも力を入れて脱いでいき、遂には明日菜自身の手によって全裸が曝け出された。
無残に処女を奪われた秘裂は綺麗な形を維持しており、ぷっくりとしている大陰唇は未だに穢れを知らなさそうでもある。
「さっ、これで文句は無いでしょ?」
「風呂を入るなら脱いで当然だろう」
「そ、そうなんだけどね……」
足を肩幅に開いて胸を張って、腰には手を当てて仁王立ちになる明日菜。
完全に隠す物が取り払われ、常識の為とは言え、異性の前で全裸になっている羞恥は顔を赤く染める。
美少女の裸を目の前に見せつけられては、当然ネギの陰茎も大きくなり始めた。
腰に巻いたタオルは結び目が正面に来ており、裂け目から徐々に反り立つ。
しかし、あらかじめタオルに魔法陣を刻んである為に、明日菜は興奮した陰茎が目に入ってもパニックにならない。
こちらの効果も単純で、『上半身と同じ印象を受ける』と言う物。
なので、男の上半身を見ても恥ずかしがらない明日菜にとっては、大きく腹まで反り立つ陰茎を見ても平静を保っていた。
多少は裸を見られる羞恥に染まっていても、それ以上は何も言わない。
「さっ、背中を洗ってあげるから、そこの椅子に座りなさい」
「はいはい」
誘導されるままに座り、泡塗れのスポンジが背中に押し当てられる。
ワシャワシャと上下の動きは大した時間を掛けずに終った。
背中が小さい所為で、洗う所など少ないのだろう。
自分の役目は終えたとばかりに、明日菜は後ろからスポンジを差し出してくる。
「はい、前は自分で洗えるでしょ」
「いや、ついでだから前もお願いするよ」
「えぇ! それぐらい自分でしなさいよ」
「頼むよ」
肩越しに明日菜へ振り返り、弱い効力の魔法陣をツインテールにしている髪飾りへと刻み込んだ。
元々面倒見が良い性格を後押しするだけの極々弱いもので、決して性格は一切変えない。
これでネギの簡単な頼み事程度なら、髪飾りを付けている間は断らなくなった。
「しょうがないわね……」
「すまんね」
しぶしぶ差し出していたスポンジを戻すが、このままでは余り意味は無いので一つ頼み事を追加した。
「そのスポンジじゃちょっと痛いから、手で洗ってくれよ」
「はぁ……、良いわよ。ついでだから要望は全部聞いてやろうじゃないの」
流石に呆れた雰囲気を出しながらも、指示に従う意志を見せた。
そして、ネギは座ったままで後ろに居る明日菜に身体を向ける。
腰に巻いたタオルの切れ目が真正面にある所為で、猛る陰茎は隠される事無く飛び出したまま。
向かい合う位置関係になった明日菜は臨戦態勢の男の生殖器を見てしまったものの、乙女の悲鳴などは全く出さないどころか興味がある様子すら見せた。
「あれ? 何なのそれ?」
身体の大きさとは不釣合いな程に太く長い陰茎を指差して、疑問を述べてくる。
「あぁ、これは明日菜が可愛いから、こんな反応になってしまってるんだよな」
「なっ! 何言ってるの! このマセガキ!」
突然容姿を褒められて顔を赤くするも、何処か嬉しそうに口元が緩んだ。
しかし、そんな喜びもすぐに収まり、赤黒く腫れ上がっている様に見える陰茎を見つめる。
「大丈夫なの、それ?」
「まぁ、痛くは無いけどな」
「そうなの?」
「だけど、このままじゃ駄目だから明日菜に丁寧に洗っても貰おうと思ったんだよ」
「そう言う事なら早く言いなさいよね」
自分が頼られたと思った明日菜は張り切って、ネギの足の間へ片膝を立てた状態で屈み込んできた。
視線の先には陰茎があり、鈴口は突き付けられている。
このままじゃ駄目と言われた事を悪い方に受け取った明日菜はボディソープを手で伸ばし、完全に腫れ物を触る手付きで恐る恐る触ろうとしてくる。
「そんなに丁寧に触らなくても大丈夫だよ」
「でも、駄目なんでしょう?」
「寧ろ弱すぎたらもっと駄目だよ」
「そ、そう」
ネギの言葉に戸惑いを覚えながらも、意を決して力を込めた手で陰茎を握った。
「おぅ!?」
「えっ!? 大丈夫!?」
「う、うん、大丈夫だから続けてくれ」
「わ、分かった」
細く柔らかい指で握られた快感に、声が思わず出てしまった。
驚いて動きを止めた明日菜を宥めつつ、刺激を要求する。
粟立ってヌルヌルのボディソープで扱かれる陰茎は、更に硬さを増して指を押し返した。
「……何か変な感触ね」
女の身体にはない器官なので、異性の身体に疎い明日菜は感触を確かめながら指に力を入れて動かしていく。
表面を走る太い血管が指で押さえられ、上下に動く指によって亀頭へ血液が集められる。
それによってカリが今までよりも大きく張り出し、陰茎の凶悪さが増していった。
ボディソープが塗りたくられている所為でカウパー液は見えないが、確実に出てしまっているだろう。
カリの凹みに指が掛かる頻度が多くなり、快感も絶頂に向かって高まる。
ビクビクと動き始めた事を自分の手の中で感じ取った明日菜は、再び上目遣いで伺ってきた。
「ビクビク動いてるけど、本当に大丈夫なの?」
「うっ、あぁ、気持ち良くなって来ただけだから」
「そ、そう?」
陰茎からの快感に耐えるネギの顔を見た明日菜は、自分の行いがそこまで影響を及ぼすものかと戸惑いを浮かべる。
「もっと、早く動かしてくれ」
「わ、分かった」
切羽詰ったネギの言葉を聞いて素直に腕の動きを速め、上半身が釣られて動く所為で美乳はフルフルと揺れを大きくして視界を楽しませてくれる。
陰茎からの刺激と合わせて、美少女が全裸で言われるがままに片手で手扱きをするシチュエーションに、快感は絶頂へ上っていく。
「ふぅ……、案外疲れるわね」
腕の動きを早くした明日菜だったが、同じ姿勢を保っているのに疲れたのか、全裸なのも忘れて片方だけ立っていた足を両方立て、M字に開いた状態に変えた。
当然の事ながら股間は開かれ、処女の様に閉じていた秘裂が筋に引っ張られて包皮に隠れる淫核と膣口を見せる。
椅子に座って少し高い位置に居るネギも目撃してしまい、思わぬ無防備な光景に絶頂の後押しをされてしまう。
昨日犯し、今でも陰茎を咥え込む光景と感触が鮮明に思い浮かべられる。
その時の快感が蘇り、手の刺激と高まっていた快感は一気に爆発してしまった。
「うっ、出る!」
「えっ!?」
我慢をする間も無く上がって来た精液は、手の中で痙攣を起こして吐き出してしまう。
射精の勢いを止める物が何も無く、鈴口の先にあった明日菜の顔に飛んで行った。
「きゃっ!?」
ネギの顔を見上げていた拍子に、思いも寄らぬ方向からの飛沫を受けた所為で悲鳴が出てしまう。
反射的に使っていない方の手で顔を庇っても精液の勢いは止まらず、明日菜の身体を汚していく。
痙攣を繰り返す陰茎を握っている方も、無意識に顔へ飛んでくる体液を止めようとして力が込められた。
しかし、ボディソープの滑りが在っては上手く掴めず、小刻みに扱く結果に終わってしまう。
「うっ!」
「な、何か出てる!?」
射精している最中に強く握られた陰茎は、精液が搾り出される。
膣壁や括約筋とは違った感覚に新鮮味を感じ、手扱きとは言えども満足出来る程度の快感は得られた。
「うっ……ふぅ……」
「んっ……、ちょっと、変なの掛けないでよ!」
「あぁ……、すまん、気持ち良かったからついな」
「って言うか、何なのこれ?」
誠意の篭っていない謝罪も気にせず、手の中に出された精液を指で弄びながら聞いてくる明日菜。
ヌチョヌチョとボディソープと混ぜられ、香料の奥に僅かな栗の花の匂いを感じた。
「あぁ、それは男から出るタンパク質だよ」
「タンパク質?」
「そう、しかも、それを食べると肌の張りやら艶やらが良くなるって聞いたけど」
「これがぁ?」
如何にも胡散臭げに精液を見つめる。
「肌が綺麗なれば、高畑も振り向くかも?」
「えっ!?」
「顔にボディソープが混じってないのが付いてるから、ちょっと舐めてみろよ」
「分かったわ!」
パッと表情を明るくした明日菜は言われた通りに、素早い動きで顔に付いていた精液を舐め取った。
しかし、口の中へ入れた瞬間に眉は顰められ、テンションが落ちる。
「……不味い」
「まぁ、良薬口に苦しとも言うからな」
「綺麗になる為には、茨の道を行かなければ行けないのね」
「茨の道なんて行ったら傷だらけになるだろうよ」
結局、出された精液は全て洗い流され、力の抜けた陰茎を明日菜の手で洗われた後、湯船に移動しようとするも更衣室から賑やかな声が入って来た。
「あっ、明日菜、まだ入っとったん?」
「あっ、木乃香、ちょっとネギを洗ってやってたのよ」
「何ですって!?」
最初に入って来た木乃香へ答えていると、すぐ後ろから切羽詰った声が響いてくる。
そして、走って来たのは案の定<雪広 あやか>。
眼を見開いて近寄り、タオルを巻いただけのネギを見て活動が停止してしまった。
「あらあら、あまりの刺激で思考が止まってしまったみたいね」
「どれだけロリコンなのよ……」
同じく後ろから来ていた、あやかに負けず劣らずのプロポーションをしている<那波 千鶴>。
風呂場に刻んだ魔法陣の効果を受け、手にタオルを持っていても身体を一切隠していない。
ツンと上を向く乳首が乗っている巨乳をゆさゆさと揺らしながら誇示し、陰毛が生え揃う股間も出したままで歩いてくる。
それは続々と入ってくる生徒全てにも同じ事が言え、鳴滝姉妹から魔法の気配に敏感そうな<龍宮 真名>や<エヴァンジェリン>まで、残さず全裸。
しかも、誰も可笑しいとは思っていない様子。
気配に敏感だろうと思われる<長瀬 楓>すら、男のネギが居る前で身体を隠していなかった。
初めて見る眼鏡越しではなく、正真正銘の全裸。
ブラに押さえられていない胸達は穢れの無い乳首が乗っており、正しく美乳揃い。
押さえる物が存在しない所為で、歩く度にぷるんと柔らかく揺れ動く。
そんな光景を見てしまえば、タオルの隙間から垂れていた陰茎が徐々に力を増してくる。
明日菜に呆れられ、やっと戻ってきたあやかは巨乳を大きく揺らしながら必死な表情でネギに詰め寄った。
「ネギ先生! 明日菜さんに身体を洗って貰ったとは本当ですか!?」
「お、おぉ、本当だよ」
「是非とも次は私に洗わさせて貰えませんか!?」
隠されていないネギの反り立つ陰茎は、肩を揺さ振られて左右に揺れる。
あやかを始め、他の女子生達の視界には入っている筈だが、悲鳴は全く上げられない。
これ程までに多い美少女達に陰茎を見せ付けていると、違う興奮も沸き上がって来そうだった。
「いや、身体は洗って貰ったから、もう良いよ」
「そ、そんな……」
断られたあやかは、まさにこの世の絶望を背負った悲壮な顔をして崩れ落ちる。
「残念だったわね~、あやか」
「くっ、明日菜さん!」
ニヤニヤしている明日菜に飛び掛り、いつものじゃれ合いが始まった。
放置された形になったネギは、一つの目的を達成する為に、既に湯船に使っていた<龍宮 真名>の元へ近寄っていく。
「ん、先生か」
「こんにちは」
褐色の肌を持つ真名は魔族とのハーフであり、その眼に魔力を看破する魔眼を持っている。
身体的には長身で、身体の発育具合もかなり良い。
湯船に浸かっている巨乳は水面に浮かび、ユラユラと漂っていた。
対してネギは真正面に立っているので、自然と真名の視線の先には反り立つ陰茎が入っている。
魔眼は魔力に反応して発動するとのイメージがある為に、今後の憂いを無くす目的で魔法陣を刻んだタオルが眼の前に来る様にしたのだ。
これで魔法陣の存在と効力を見破られなければ、恐らくエヴァンジェリンの眼さえも欺けるだろう。
その確認の為に態々かなりの危険と知りつつも、真名の眼の前にやって来た。
「そう言えば龍宮さんは、巫女をやってるんだとか」
「あぁ、そうだ」
世間話をしつつ、目の前で湯船に浸かるネギ。
少しだけ視線を落として『浴槽の中で何をされても可笑しくは無い』と言う効果の魔法陣を底に直接刻んでおく。
そして再び真名の顔を見る。
「本当は日本の生まれじゃないんだけどな」
「そうなんですか」
流石に眼の前で魔法陣を刻めば何か反応があると思っていたネギが拍子抜けする程に、一切気が付いた気配が無いままで会話を続けていた。
もしかしたら、あえて無視しているのかもしれないとも思い、湯の中に漂っている巨乳を片手で揉んでみる。
下から支える様に持ち上げてみれば、浮力が働いて見た目よりは軽い。
軽く力を入れるだけでも柔らかい感触と共に指が食い込んだ。
余っていた親指で乳首を弾き、乳輪の縁に沿って撫でていく。
「んっ、神社は殆どバイトみたいなものだけどな」
「へぇ、大変ですね~」
褐色の巨乳にネギの小さな手が食い込んでも、振り払わずに揉まれるがままにしていた。
これは明らかに魔法陣の存在と、常識を変えられた事に全く気が付いていない。
確かに生命力を元にした物だが、ここまで隠匿出来ているとは思いも寄らなかった。
何にしろ、これは大変好都合。
なるべく会話を続かせながら、巨乳を両手で大胆に揉み解していく。
「んぁ、そ、それで――」
「ふむふむ」
両胸から繊細な動きで刺激を送られて、乳首が徐々に硬さを増して大きくなってくる。
少し続けるだけで、乳輪を撫でていた親指に引っ掛かるまでになった。
吸い易そうな形であった為、水面から持ち上げて口に含んでみる。
「あむっ」
「はぅ!?」
淡い刺激で敏感になっていた乳首を生暖かい口内に入れられた瞬間、身体をビクンと跳ねさせて水面諸共巨乳と身体を揺らした真名。
しかし、魔法陣の効果で何も可笑しな事はされて居ないと思い込み、周りに居る生徒達すら意識してこちらを注視してこない。
硬くなった乳首を唇で挟み、前歯で軽く甘噛みを繰り返せば、固めのグミを思わせる弾力が湯の味に混じって感じられた。
揉み込む指の動きや吸う時に生じる僅かな反動さえも、余す事無く吸収して波打つ褐色の巨乳。
十分過ぎる程に魔法陣の隠匿性を確認し、いよいよ手は真名の股間へと向かった。
とても木乃香と同年代とは思えない程が陰毛は生え揃っている所を抜け、更に下の秘裂を触る。
「くっ!?」
「ん? どうした?」
「……っ、ネギ先生」
「何だ?」
「何かしてるのか?」
「?」
生殖器を触られて本能的な嫌悪感に、真名が何かを疑い始めた。
実際、常識を変化させたのだが、正直に言う事も無い。
とりあえず、何の事か分からない振りをしつつ、股間にやった手を動かす。
「何の事だ?」
「……うっ、いや、何も心当たりが無いなら、ひっ、良いが……」
秘裂を触った感じでは、大陰唇まで陰毛は生えていない様だった。
あくまで勝手な印象だが、年齢から見ればまだ股間の手入れは余りしないだろうから、元から無いのか。
身体は殆ど成熟して肉付きは素晴らしく、傭兵と言う職業柄、全身は魅力を無くさない程度には引き締まっている。
しかし、筋肉質ではなく、肉体的に女として完成されたと言っても過言では無いだろう。
厚みがある大陰唇も例外ではなく、弾力は思ったよりも心地良い。
胸以上に柔らかく少し指に力を入れるだけで、容易に形を変える感触があった。
水中にある所為で直接の確認は出来ないのが少し残念でもあるが、その分神経を集中させて普段以上に感触を楽しめる。
「くっ……ぬっ……」
ネギに身体、特に胸や性器を触られる事は何も可笑しくないと思い込んでいる真名は、自然と出てくる声を恥ずかしそうに我慢しようとしていた。
それでも指が敏感な所を這う度に、身体を震わせて反応を返す。
秘裂に入り込ませて膣口を探りつつ、淫核を探し出す。
胸を揉まれた上に硬くなった乳首は吸われ、挙句に性器まで弄られた真名の身体は愛液を漏らし始めていた。
湯の中では余り確認は出来ないが、膣口に軽く差し入れた指に粘度の高い滑りを感じたのだ。
そして淫核も指に引っ掛かる程度には、包皮から出ている。
「うっ……ネ、ネギ先生、本当に、っ、何もしていないのかな?」
「真名の身体を弄ってるけど」
「ふっ……なら、何の問題も……、うっ、無いか……」
試しに白状してみたが、性的な危機に陥っているとは微塵も思っていないらしい。
実際かなり危険な行いだったが、胸を揉んで秘裂を弄り回すのに忙しく、つい言ってしまった。
ここまでしても問題が無いのなら、好い加減に陰茎の欲求を解消したいと思い、真名の足を抱える。
「ん?」
大陰唇と胸の刺激が一旦止まり、僅かな間でも冷静な思考をする余裕が出た真名は、体勢を変えられて少し座りづらそうに眉を顰めた。
「ネギ先生、座り難いよ」
「じゃぁ、俺が腰を差し入れて支えるよ」
「いや、元に戻したいんだが……」
意外に押しが強いネギに困惑している真名の両足を広げ、反り立つ陰茎を隠さずに股間を差し込む。
そして、亀頭を秘裂に分け入らせ、膣口に引っ掛けた。
「くっ!?」
「入れますよ」
「え……」
真名が言葉の意味を理解しきる前に、腰に力を入れる。
「ぁぐう!?」
処女の膣口は湯に浸かって身体が解れていても締め付けは強いが、愛液の滑りを利用しながら奥へ差し込む。
「うぐぁ……」
膣内で増える圧迫感で真名の顔が歪んだ。
腰を進めても一向に処女膜の抵抗は無く、アッサリと陰茎の根元まで挿入出来てしまった。
「ふぅ……」
「くっ、ネ……ギ先生、少し顔が近いな」
「別に害は無いだろう?」
「そうだが……、気恥ずかしいんだ」
そう言って真名は初めて顔を染めて、顔を反らす。
クールだった真名の珍しい表情は、陰茎の興奮を高める材料になりえる。
ネギの恥骨が包皮から出た淫核に接触するまで腰を突き入れた体勢で、ヌメヌメと蠢く膣壁に快感は溜まっていく。
身体が成熟している分は明日菜よりも陰茎に張り付き、ヒダの厚みも感じられた。
そして、腰を引いていく。
「んくぅ……」
膣壁をカリで削られ、胎内を圧迫していた異物が出て行く感覚は真名にとって言い表しがたい物。
ネギにとっては関係なく、犯している実感を全身で感じ取り、勝手に快感を高めていく。
肉厚のヒダが陰茎を包みながらも微妙に締め付けを繰り返す。
処女を失った混乱は無くとも、身体だけは性行為をしているという自覚を持っているらしく、徐々に動きを大胆にさせてきた。
ヒダの一枚一枚が陰茎の表面に愛液を塗り、ついでとばかりに舐め取っていくかの様に蠢く。
出て行く動きに合わせながらも奥から膣口へ向かって、強弱を付けながら締め付けを送ってくる。
やっとの事でカリが抜けそうな位置まで陰茎を抜き、再び最奥目指して腰を突き入れた。
「くふぅ!」
胎内から押し上げられる感覚に慣れない真名の吐息を聞きながら、子宮口に軽く接触する程度まで入れた後、ピストン運動を開始した。
バチャバチャと波打つ水面に周囲は何事かと視線をこちらへ向けるが、魔法陣の効果で本当に何も言わない。
せっせと真名の股間へ腰を突き入れるネギを見ても、単に甘えている程度にしか認識していない雰囲気が感じられる。
しかし、何をしているのかを知っている所為で、本能的に恥ずかしいと感じる心を隠しきれずに顔を赤くしていた。
真っ先に反応しそうなあやかは、未だに明日菜とじゃれあっている所為で気が付いていない。
胎内を刺激されて生理的な反射を見せる真名の膣口は、愛液の分泌を多くして陰茎を受け入る体勢を整えていく。
断続的に締め付ける間隔が早く強くなり、膣内にも快感が溜め込まれているのが分かった。
「うっ、くっ」
軽く接触する位置にある子宮口を小突かれる度に、真名の口からは押さえきれない悦声が漏れる。
快感が走る身体は胎内のヒダを厚くさせ、陰茎へ送られる快感も大きくなっていく。
精子の混じったカウパー液が処女だった痙攣を繰り返し始めた膣内に漏れ出し、絶頂は確実に近づいて来た。
「うっ、ふっ、くふっ!」
「はっ、ふっ、はっ!」
水面が激しく波打つ程に腰の動きを加速させれば、真名の足が殆ど無意識にネギの腰を挟み込む。
下半身に内側の方向へ力が加わった所為で絶頂間近の膣壁も締め付けを増し、我慢を重ねた陰茎に最後の後押しを送った。
「くふぅ!」
「んぁ!」
我慢出来ない絶頂の快感が睾丸を通って上がって来た感覚と受けたネギは、眼の前にあった真名の身体を抱き締めて巨乳に顔を埋め、真名も反射的に受け止める。
お互いに恋人以上の抱擁を返し、足を絡められた腰は最奥まで陰茎を挿入し、激しい痙攣を繰り返すヒダに迎え入れられた。
「出るっ!」
「あうっ!?」
巨乳の谷間に掻き消されたネギの言葉を切欠に、処女の膣内で精液が吐き出される。
湯船に浸かり、温まった身体の中で更に熱い他人の体液を受け入れる真名。
膣内でビクビクと震えながら射精を繰り返す陰茎が、締まる胎内で無理矢理動き続けた。
「うぅ……」
「ふぅ……」
全ての精液を子宮口へ掛け終り、絶頂の大きな波も引いて思考に冷静さが戻ってくる。
完全に大浴場に居る事を忘れていたネギと真名は、そっと見回して周囲を確認した。
「っ!」
「あっ!」
明日菜とあやかは未だに洗い場で言い合いを続けていたが、他の生徒達は浴槽に入っており、更にはネギと真名を直視している。
魔法陣の効果で何も可笑しくないとは理解していても、やはり明らかな性行為を目の前で目撃してしまっては刺激が強すぎたのだろう。
顔を赤くしつつも、眼を見開いてネギ達を見ていた。
何も可笑しくないと言う事は、顔を隠す事は逆に変であり、生徒達にとって見るのは早い行為であっても視界を反らす事は無い。
クラスメイト達の前でネギと抱き締めあっていたと認識した真名は咳払いをした後、抱き締めていた手と足を離して、恥ずかしさを隠す様に言葉を掛けた。
「んんっ、ネギ先生、もう離れてくれないかな?」
「あぁ、すまんすまん」
「んふぁ」
絶頂を経験した直後の膣内を擦られた真名は、羞恥の余りに油断してしまった所為で甘い声を漏らしてしまう。
それは当然見ている生徒達も聞いてしまい、鳴滝姉妹の姉である風香がボソッと呟いた。
「エッチだ……」
「っ!?」
浴槽の辺りだけ妙に静まり返っていた事で、小さく出された声もハッキリと注目の人物である真名の耳にも届く。
「さ、先に出るよ」
「あぁ、俺も出ようかな。流石にのぼせたし……」
湯の中で膣内に出された精液を漏らしていた真名は、立ち上がった瞬間に腹筋へ力が入った所為で更に精液を流して内腿を汚していく。
途中、シャワーで軽く足を流して更衣室へ行く後を追うネギは、浴槽から出ても犯された事を可笑しく思わない事を密かに確認して満足気に笑う。
注目していた二人が居なくなり、ぎこちなくはあるものの元の明るい雰囲気を取り戻した生徒達は、未だに若干顔を赤くしながらも会話に花を咲かせ始める。
そして、風呂から上がる頃にはコロコロ変わる話題に真名の痴態は消えてしまい、完全に取るに足りない普通の出来事として消えていった。
△
「はぁ、気持ち良かったな」
一足先に明日菜の部屋に戻ったネギは、飲み物を飲みつつ一息付く。
暇な時間に考える事はやはり大浴場での出来事。
意外だったのはエヴァンジェリンでさえ、魔法陣の影響を受けていた事だ。
馴れ合いを好まずに少し離れた所で湯に浸かっていたものの、他の生徒達と同じ様に顔を赤くしてネギ達を見ていた。
六百年生きた吸血鬼とは言えども、性的には身体の大きさに違わない初心さを維持しているのかもしれない。
何にしろ、あちらから先に接触してくるのを待つ必要がある。
流石に『英雄の息子』と言う便利かつ迷惑な肩書きを持っている所為で、迂闊に近寄れば色んな方向から注目が集まってしまう。
「どうせ、他にも可愛い俺の可愛い生徒達が一杯居るから、まだ慌てる様な時間じゃないか」
その後、遅れて戻ってきた明日菜に、何故先に帰ったのかと攻められたが、適当に楽しそうにしていたからと返しておいた。
更に後から帰って来た木乃香が作った夕食を食べ、ネギは仕事を済ませて何事も無く就寝する。
性的な欲求は溢れているが、我慢出来ない程でもない。
明日に期待しつつ、前世で慣れ親しんだ布団に包まれて意識は暗闇に落ちて行った。
続く
6月にこんにちは
現状報告の前に改めてお礼を。
同人小説を買って頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。
満足して貰っているのならば、それで良いんですけど
出来なかった方には私の力不足で申し訳ありませんでした。
それを避ける為の体験版だったんですけど
実際に買ってみると大した事が無かったと言う場合もありますからね。
△
と言う訳で現状報告です。
今は『ネギま』の小説を書いてますよ。
最初の導入しか掛けてませんけど……。
後、今月はなるべくリクを消化していきたいと思います。
進行状況は
『ゼロの使い魔』同人を発売したんでシチュエーションに迷ってる。
『To LOVEる』大まかにイメージが出来てきた。
『ガルガンティア』あらすじが出来て、後書くだけ。
『ビビッドレッド・オペレーション』エロシーンが少し書けてます。
『はたらく魔法さま』キャラの性格と喋り方が怪しいですけどイメージは出来てます。
『FF7』導入部分は書けてます。
リクは確かこれで全部だった筈。
現状はこんな感じです。
15日までに2つか、3つ更新出来ればなという感じのペースで書いてますよ。
△
次回の同人小説ですが、実は2つの題材で迷っているのですよね。
マンネリ回避の為に『ひぐらしのなく頃に』の異種姦か
いつも通りの催眠洗脳で『コードギアス』か……。
『ひぐらし~』だったら主人公が居なくなって、妖怪的な怪物に犯される感じ。
『コードギアス』は、いつも通りの主人公さん。
どっちにしようかな……。
△
それにしても投稿した小説に何の音沙汰も無いんだけど。
美少女文庫のお知らせを見ても
次回の公募が始まってて進展状況とか書いてないんだよね。
かと言って、落選のお祈りメール的な物も無くてですね……。
これはもう駄目って事かな?
出来れば同人で売りたいんだけど。
△
今月はこんな感じで行きたいと思ってます。
最後に宣伝もしておこう
同人エロ小説『ゼロ○使い魔の世界でズブリ』が以下のサイトで発売中です!
良かったら買ってください。
DMM
ゼロ○使い魔の世界でズブリ
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