聖痕のクェイサー カーチャ:誤認・強制行動
「はぁーー!!」
「くぁっ!?」
突然、立った状態になっている事に戸惑う暇も無く、襲い掛かってきた紅色の帯を咄嗟に避ける。
勢い余ってゴロゴロと地面を転がり、勢いを付けたまま体勢を整えて膝立ちになった。
「な、なんだ!?」
「それはこちらの台詞よ!」
「はぁ!?」
襲ってきた紅い帯の根元へ目を向けると、そこには腹部に球体を持って上半身と下半身に分かれている成人よりも大きな人形と、ゴスロリ衣装に身を包んだ少女が見える。
肩と鎖骨辺りを大胆に露出し、少し下げれば胸が見えそうな衣装。
下半身もフリルの付いた短いスカートを履いており、ガーターベルトに吊られた色っぽいストッキングを履いている。
見ただけで分かる美少女は、明らかに俺へ敵意を持っていると分かる表情を浮かべ、戦闘態勢を取っていた。
「……あっ、カ、カーチャ……か?」
「何を今更!!」
「うぉっ!?」
見覚えのある人形と少女の顔を見て思い出したのは『聖痕のクェイサー』に登場する、女王様と名高き<エカテリーナ=クラエ>、通称カーチャの存在。
漫画と言う媒体で認識していたキャラクターが、目の前で俺を襲っている状況に付いていけない。
「このっ!」
「おぉっ!!?」
現状を認識しようとしてもカーチャの攻撃は絶え間なく行われ、俺は避けるのに一杯一杯だった。
「くっ! ど、どうして、俺を狙うんだよ!?」
「それを!」
「うわっ!」
「今!」
「おぉっ!?」
「私に言うの!!!」
「ふぉっ!?」
理由を聞こうとしても、肝心のカーチャは怒りに任せて攻撃を繰り返すだけ。
息も付かせない嵐の様な銅の濁流を避けている間に、ふとした疑問が沸いて来た。
突然、カーチャと戦闘している現状も当然不思議であるが、そもそも一般人の俺がカーチャの攻撃を避け切れている事が不思議なのだ。
「そこ!
「うぉっ!?」
「くっ!? 避けてばかり……!」
悔しそうに睨んでくるカーチャを余所に俺は一見危なそうに避けているが、実際は服に切れ目すら入れられていない程の無傷で、精々地面を転がって土の汚れが付いている程度。
紙一重ではなく、かなり余裕を持って攻撃を避けられている様だった。
しかし、俺にはカーチャの攻撃が認識できておらず、残像が見えて初めて身体を動かしている。
明らかに当たると思っても、不思議と余裕を持って避けられていた。
「な、何で俺を狙うんだ!?」
「そんな事、自分の胸に聞きなさい!」
「おわっ!?」
そう言われても俺の記憶の始まりは、行き成りカーチャの人形から攻撃を受けていた事しか思い浮かばない。
それ以前の事を思いだそうとしても……。
思い出した。
確か俺は自分の部屋で『聖痕のクェイサー』物のエロ同人誌を読んでいた筈だ。
表紙に期待を寄せて実際に読んで見ると、表紙とは明らかに違う中の絵。
表紙詐欺に騙されたと落胆した途端に、カーチャの攻撃を受けていた。
もしかしなくとも、異世界トリップと言う奴ではなかろうか?
「タイミングを考えろ!」
「何を意味不明な事を言っているの!!」
「危ねっ!」
普通、トリップするならトラックに轢かれたとか、誰かに殺されたとか、そう言う人生が終わるか終わらないかの分岐点でトリップするものだろう!
何だよ『表紙詐欺のエロ同人にガッカリしたらトリップ』って。
シンジラレナーイ!
そして、前世とも言える記憶を思い出せば、俺が持っている能力の詳細も思い出してきた。
「よっ!」
「な!? また!?」
「なるほどね……」
先ほどまで大袈裟過ぎる程に地面を転がって攻撃を避けていた俺は、身体をスッと反らせるだけで済ませる。
それでも肌どころか服すらも傷付けず、完璧に回避できた。
原作で、主に元素を操るクェイサーとは全く違った力を俺は持っているようだ。
能力に順応した俺の変化も気にしないカーチャは、攻撃を苛烈にさせてくる。
「食らいなさい!」
「ほいっ、と」
「なっ!?」
カーチャが操る銅製の人形、アナスタシアからの攻撃を人差し指一本で止めると、流石に絶句されてしまった。
しかも、カーチャの顔色は真っ青になっており、攻撃を止められた以上の衝撃を受けているようにも見える。
「何よ、その力は!?」
「ハンドパワーです」
一向に攻撃が当たらず、当たっても簡単に止められる事への苛立ちで息を荒げるカーチャ。
俺の答えを聞いて、ふざけているのかと認識した所為で、更に怒りを増加させる。
「何処までも馬鹿にして! ママ!!」
憤怒の形相を浮かべても、美少女らしい可愛さを失わないカーチャは隣に居るアナスタシアを動かした。
強い風が俺の周りに吹き荒れ、粉塵が舞い上がって視界は悪くなる。
「食らいなさい!」
土埃の向こうからカーチャの鋭い声が響いたと思えば、俺の周囲に電撃が吹き荒れた。
細かい粉塵は電撃の熱量で蒸発し、霧となって立ち込める。
明らかに身体に悪そうな空気になったので思わず口元を押さえてしまったが、俺は例によって無傷のままだった。
「これで終わりね……」
残念。
それは終わってないフラグです。
「なっ、なんですって!?」
「空気が悪いな……」
身体に悪そうな霧が晴れて俺の姿を確認したカーチャは、俺が一歩も動いておらず、構える事すらしていないのを見て唖然としてしまう。
流石にカーチャ自身が持つ最大の攻撃を受けて、傷一つ付いていない事実が信じられないといった表情を浮かべていた。
俺を中心とした周囲の地面すら電撃を受けた様子も無い事を認識したカーチャは、アナスタシアの攻撃を止めた意外に何らかの能力を使っていると察する。
「不思議そうだな?」
「当たり前でしょ! 私の攻撃を避けもせずに無傷で居るなんて!」
「そうなら教えてあげよう。知った所でどうしようもないと思うしな」
「どういう事よ!」
「俺の能力は、潜在意識を操れるんだよ」
「な、んですって!?」
と言うのは、勿論嘘。
本当は『無意識の領域に拒否感を植え付ける』だけの能力だ。
大抵の人間は自分の深層心理など知る術は無い。
ならば、そこに『攻撃を当てる事』に拒否感を刻めば、意識として表に出ている表層心理がどれだけ行動しようとも、放った攻撃を当てようとはしなくなる。
もし当たっても、俺が指一本で防いだ様に見える位には、全力で勢いを止めるだろう。
先ほど、カーチャが顔色を青くしたのも、俺に攻撃を当てた事へ恐怖を感じてしまった結果だ。
深層心理からの拒否感なので、自分で攻撃を反らしている事も気付かないカーチャにとっては、俺が絶対的な強者に見えている筈。
大抵の人間は攻撃が当たらず、当たっても掠り傷すら付けられないのなら、実力の差の大きさは果てしないと感じる。
しかし、俺の能力は絶対的な効力を発揮する代わりに、一つの事柄しか刻めないのが難点。
俺の意識が突然この世界に来たのも、この世界の俺が調子に乗って二つ目の拒否感を刻もうとした代償を受け、魂を抹消らされたかららしい。
消去も可能だから一つ消して再び刻めば良いだけなのに、横着した結果がこれか。
能力の禁忌を犯した代償が魂の抹消とか怖い。
「だから、俺はカーチャの意識を好きな様に操って、今みたいに攻撃をさせない事が出来るんだよ」
「そんな物、ある訳無いでしょう!!」
説明を受けても信じないカーチャは、アナスタシアの銅の帯を使って再び攻撃を仕掛けてきた。
一直線に進んでくる赤銅は、当たれば確実に俺の首を飛ばすだろう。
直撃コースに居ても俺はポケットに手を突っ込んで、避ける訳でもなく普通に立ったまま。
そして、目の前に数cm程まで来た銅の帯びは、何かに当たったかの様に直角へ曲がって地面へ刺さる。
「そん、な……!」
「だから言っただろう? 俺はカーチャの潜在意識を操れるって」
「ひっ!? 来ないで!!」
堂々と脚を進めれば、カーチャは自分の意識を操られる得体の知れない能力に恐怖を浮かべ、必死にアナスタシアで攻撃を繰り出してきた。
しかし、攻撃の全てはある程度進んだ途端に角度を変え、俺に掠りさえしないで地面へ反れる。
「もう諦めろ」
「っ!? くっ!」
恐怖に染まった表情を浮かべるカーチャに降参を進めてみたが、俺の言葉を聞いた事で女王としてのプライドを取り戻してしまった。
歳相応に恐れを抱いていた顔はキッと視線を鋭くさせて睨み、弱気になっていた心に渇を入れる為に、高潔な意思を見せて啖呵を切ってくる。
「私は女王よ! あんたなんかに……!! どれだけ不利になっても屈指はしないわ!」
「そうかい」
そう言えば、何で戦っていたのかが有耶無耶になってしまっている気がするが、今はそんな事はどうでも良い。
折角買った同人誌がハズレだった上に読めなかった鬱憤と、溜まっていた筈の性欲を発散させる手伝いをして貰おうか。
カーチャの頭へ手をかざしながら近寄れば、カーチャは自棄になった様子で必死に銅の帯を繰り出してくる。
「無駄だよ」
「あっ……あぁ……!」
そして、触れられる距離まで近付き、呆然としているカーチャの隙を狙って『俺へ攻撃を当てる事への拒否感』を消し、『俺の命令を聞かない事への拒否感』を刻み込んだ。
「アナスタシアよ、消えろ!」
「あっ!?」
深層心理で俺の命令を忠実に実行したカーチャは、銅製のアナスタシアを跡形も無く消した。
自分に意思でカーチャ自身を守り、攻撃手段だった人形が消えてしまった事で唖然と座り込む。
「さて……」
もはや反抗の意思と術を失ったカーチャ。
俺が頭に手を近付けても、呆然としながら手を見詰めていた。
「いや……!」
流石に指先が髪に触れると正気を取り戻し、身の危険を認識して座った体勢のまま逃げようとする。
しかし、俺が咄嗟に『命令を聞かない事への拒否感』を消し、『逃げる事への拒否感』を植えつけた所為で、後ずさる動きがピタリと止まった。
「逃げるな!」
「ひぁっ!? なんで!? 動いて!!」
女王としてのプライドを通り越した恐怖を抱き、情けなく逃げようとしても深層心理に刻まれた拒否感を拭う事は出来ない。
俺の言葉を聞いた途端に自由が効かなくなり、カーチャの受ける恐怖はこれ以上ないものとなった。
どう足掻いても通用しない力の差を実感してしまった少女は、もはや普段の高圧的な態度の欠片すらない。
「ひっ!?」
指先が触れた手でカーチャの頭を触ると、小さな悲鳴と共に身体をビクリと震わせた。
恐怖で強張る身体を認識しながらも、俺はサラサラの髪を撫でる。
「あっ……?」
想像とは違って優しく撫でられれば困惑するようで、カーチャはポカンとした表情を浮かべた。
座り込んでいるカーチャを見下ろす位置に居る俺からは、肩を露出しているゴスロリの衣装の胸元が自然と目に入る。
胸自体が大きくない所為で隙間が出来ており、上から見れば乳首の膨らみが微かに見えた。
昼間の明るい中であっても影でよく確認できないが、小さなポッチが確かに確認できる。
そう言えばと、思い出したのが使えなかったエロ同人。
燻る性欲を抱えたままで理不尽に異世界へ送られ、送られた先では命を狙われた。
襲われた意趣返しとして、勝者である俺がカーチャを好きにするのは当然の権利だろう。
しかも、今のカーチャは精神的にも負けを認め、抵抗出来る筈も無い。
念の為に『俺の行動に抵抗する事への拒否感』を刻み、カーチャをお姫様抱っこで抱えて近くにあったベンチへと向かう。
「へぅっ!?」
抱きかかえられたカーチャは可笑しな声を漏らして身体を硬直させるが、気にしないでベンチへと座った。
驚いて目を丸くしているカーチャを俺の膝の上で横向きに座らせると、おもむろにゴスロリの服の上から胸を触る。
「ふぁっ!? くっ! あんたごときが、触って良い身体じゃないわ!」
「そう思うなら抵抗すれば良いだろう?」
「あ、あんたが抵抗出来ない様に操ってるんでしょ!!」
俺の手がどれだけ自分の身体を這い回ろうとも、カーチャは抵抗を一切示さない。
焦りを浮かべる顔で文句を言ってくる以外は、大人しく俺の腕の中にすっぽりと身体を収めている。
胸を触ればブラの感触どころか、胸の膨らみすら無く、辛うじて乳首の形が分かる程度。
それでも、性感帯としてはシッカリと発達しているのか、俺が指先で引っ掻くと小さな身体をピクピクと震わせた。
「ひゃぅっ!? ちょ、ちょっと、私の許可無く、んっ、汚らわしい手で、ひぅっ!? 触らないで!」
言葉だけは威勢が良いものの、身体を動かさないので俺の手に好き勝手に弄られるカーチャ。
膨らんでいる乳首を指の腹で撫で回した俺は、乳輪に沿って爪で刺激を送っていく。
「あぅ!? んっ!」
刺激を受けた小さな乳首は性的な反応を返し始め、服を下から持ち上げて自己主張を始めた。
掌を広げて浮いていた生地をピッタリと胸に貼り付けてみれば、乳輪から膨らんだ厭らしい形が浮かび上がる。
身体を弄られるカーチャは両手を自分の太股の上に乗せ、行儀良く横向きに座ったまま悦声を漏らす。
カーチャを膝の上に乗せている所為でズボンの中で硬くなった陰茎が、ガーターベルトの隙間にある素肌の太股へ触れてしまい、存在を知らせてしまった。
「ひっ!?」
普段、奴隷としている女子生徒に下半身を舐めさせていても、流石に男の性欲を擦り付けられては、カーチャも短い悲鳴を漏らす。
怒りと胸を揉まれる羞恥に赤く染まっていた顔は、一気に青ざめた。
何処か他人を見下していたカーチャの意外な反応を楽しみつつ、俺はゴスロリの服を引き降ろして胸を曝け出す。
「なっ!? ちょっと!」
「可愛いおっぱいだな」
「ほっ、放って置いてよ!」
曝け出したカーチャの胸は触っていた時の印象と比べれば、僅かに膨らんでいる程度。
硬くなった乳首は赤みが強く、白い肌からはしてみれば目立つ。
生で見ると成長途中の気配が心成しか感じられた。
今度は片手で乳首を直接摘み、捏ね回しながらカーチャの顔を俺へ向かせてキスをする。
「うむっ!?」
カーチャは驚いて目を見開いた後に、鋭い目付きで睨んできた。
しかし、乳首を捏ねると甘い鼻息を漏らし、視線が快感で緩む。
「ん、んふっ……んぁ……」
カーチャの唇は薄く小さい上に弾力は少ないものの、有り余る潤いで俺の唇に張り付いてくる。
ある程度感触を楽しんでから、今度はカーチャの唇を抉じ開けて舌を差し込んでみた。
「んむぅっ!?」
ヌルリと入り込んだ舌に再び驚くカーチャだったが、抵抗しないままで入り込んだ舌に対して噛み付く訳でもなく、積極的に自分の舌を絡めてきた。
キス自体は奴隷とした女子生徒と経験が豊富なのか、外見からは想像も出来ない程に舌が動いてくる。
「んふっ、んむっ……!!」
俺がカーチャの舌の腹を舐めようとすれば、その動きに合わせて上に在る俺の舌へ自分の舌を押し付け、ゆっくりと前後に動かしてザラザラした表面を互いに合わせる様に動く。
心成しか甘い唾液を味わい、俺の唾液と混ぜてからカーチャへ落す。
「んっ!? んくっ……!!」
俺の頭が上にあり、カーチャは見上げる形でキスを受けているので、流し込まれた唾液は飲むしかない。
当然、カーチャは怒りを込めた目で睨んでくるものの、大人しく座った身体は動かずに居る。
指で弄っている乳首は力を込めて摘めば、僅かであっても硬くなった弾力を返し、興奮が溜まっている事を感触で示した。
「ん~! んむっ!!」
口を塞がれながら文句を言うカーチャも、徐々に性的な興奮を目覚めさせられて、頬を怒りと羞恥以外で赤く染めていく。
次に俺は乳首を弄っていた片手を離して、膝を揃えている細い太股を撫でた。
「んむぁっ!?」
重ねられていたカーチャの手を軽く握ってから太股の間へ手を差し込み、スカートを捲りながら股間へ移動させる。
サラサラとした感触に挟まれた手からは、胸とは違った快感を受けた。
指先が大陰唇にまで到達した途端に、カーチャはジッとさせていた身体を小さく跳ねさせる。
「ぷはっ……」
「んはっ! ちょっと! んっ、そこは駄目よ! 気安く触らないで!!」
「駄目だよ。命を狙われたんだからな」
「それは、あんたの所為でしょ! ひぅっ!」
「何の事か分からんね」
「くぁっ!?」
閉じられている脚を開かせれば、抵抗無く俺の思いのままに動くカーチャの身体。
まるで捧げてくる様な動きを返す姿は、原作で普段の性格を知っている所為で余計に興奮を掻き立てた。
「くっ! ちゃんと動いて!」
「動いてるじゃないか」
「そうじゃないわよ! 私の思い通りに動いてって、んっ、言ってるのよ!」
「ふっ……」
「なっ!? 何がおかしいのよ!!」
深層心理から俺へ対しての抵抗を抑えられても、表層心理ではシッカリと反抗を返して来ている姿は何処か微笑ましい。
思わず笑ってしまい、予想通りに噛み付いてくるカーチャに構わず、股間に触れた指に力を入れる。
「ひぅっ!?」
指先が肉厚の大陰唇に減り込み、ショーツを巻き込みながら秘裂に食い込む感触があった。
手を差し込んだ所為でスカートが捲れても、股間は辛うじて隠れているので確認は出来ない。
どうせ犯す時に邪魔になるだろうと、カーチャの身体を一瞬だけ持ち上げて、スカートを完全に捲りあげた。
「っ!? こ、この……!!」
出てきたのはゴスロリの衣装と合わせられたフリルの覆いショーツ。
紫色の生地で腰の部分が透けており、小さいながらも色気を出している。
普通ならばカーチャの年代の少女が履いていても背伸びをしている感が出る筈だが、完全に着こなしていた。
「脱がすぞ」
「えっ!?」
再び一瞬だけカーチャの身体を持ち上げ、履いていたショーツを太股の半ばまで下げる。
現れた下腹部には陰毛は見えず、年齢的にぽっこりとした腹が見えた。
脚を開かせて軽く覗き込んでみれば、大陰唇の膨らみと秘裂の割れ目の先端が確認できる。
「触るからな」
「だ、駄目――」
一応、断りを入れてみたが、どんな答えが返って来ようとも関係なく、股間へ手を差し込んだ。
脚を広げさせているので太股に挟まれて動きを止められる事も無く、直接大陰唇へ触れた。
「……う~ん、胸より柔らかいな」
「なっ!?」
ぷにぷにとした感触は育っていない胸よりも柔らかな弾力が大きい。
軽く押しただけで簡単に指先が沈み、温かな感触に包まれた。
そのまま動かして、秘裂へ食い込ませると滑りを感じる。
「濡れてるな……」
「っ!?」
愛液を流しているのを指摘されるのは恥ずかしいのか、カーチャは顔を真っ赤にさせた後、俯いてしまった。
しかし、俺は秘裂に食い込ませたままの指を動かし、愛液を纏わせてから淫核がある筈の場所を探る。
「んふっ!?」
犯すにはまだ愛液が足りないと思った俺は、乳首と一緒に淫核を摘んで捏ね回し、滑りを増やそうと強めの刺激で性感帯を弄っていく。
「あぅっ! 止めなさい……!」
包皮から顔を出して敏感になった淫核を弄られるカーチャは、快感で腰を小刻みに動かす。
声だけは拒否を示しているものの、既に表情はうっとりとして目を潤ませ、俺を見詰めて来た。
どれだけ俺へ敵対心を持っていても、性感帯を刺激されてしまえば性欲が身体を駆け巡るのだろう。
淫核を弄れば弄る程に愛液が指先に絡み、秘裂の中の肌が突っ張った感じが消えていく。
潤んだカーチャの目を見詰めながら、俺は手を股間の下へ潜り込ませて指先を膣口へ入れる。
「ひゃぁ!!」
滑る愛液の力を借りて進入を果たした指先には、膣口の狭すぎる締め付けと膣壁の生暖かさが感じられた。
膣内で軽く指先を曲げて腹側の膣壁を掻いて見れば、薄いヒダを掻き分ける感触がある。
「んくぅ……!」
指を秘裂に沿って釣り針の様に曲げ、膣壁と淫核を一緒に刺激してカーチャの性感を引き出す。
「あっ、んぁぅっ!?」
唾液が垂れた跡の残る口を半開きにしたカーチャの目は、快感で薄く開けられて涙が溜まる。
腰はピクピクと震え始め、太股の上で行儀良く重ねられていた両手は俺の服をキュッと掴んだ。
まるで縋ってくる様な仕草と、快感に蕩けるカーチャの表情を見てしまった俺は、幼い身体を弄って溜まりきった性欲が我慢できない程に高まる。
「……よっと」
「ひぐぁっ!?」
快感で思考が停止しているカーチャを、膣内に引っ掛けた指と胸を抱えて持ち上げた。
そして、胸を抱えていた手を離し、自由になった片手でズボンを素早く脱いで陰茎を取り出し、再びカーチャの胸を抱えて身体を支える。
既に陰茎は最高まで硬くなっており、鈴口からは期待でカウパー液が漏れ出している。
カーターベルトを履く太股へ接触した所為で白い肌が汚れてしまうも、カーチャは膣内から身体を持ち上げられた衝撃で足の状態を気にしている余裕は無さそうだ。
それからカーチャの向きを変え、背面座位の体勢にさせると腕から力を抜いて持ち上げた身体を降ろしていく。
「んくっ……な、なんて事をしてく――ひっ!?」
膣内から持ち上げられて涙を浮かべたカーチャが肩越しに振り返り、文句を言おうとするが、股間に押し付けられた熱い感触に引き攣った悲鳴を漏らす。
バッと正面に戻した頭を下げて自分の股間を確認しようとしても、俺の手があるので分からない。
しかし、カーチャは自分の体勢と俺の位置を改めて認識し、股間に当たる感触の正体を察知した。
「そ、それだけは駄目よ! 今すぐ、は、離しなさい!」
今迄以上に慌てた声を出すカーチャだが、身体は持ち上げられて不安定になった体勢を崩さない様に俺の腕を掴んで、動きをサポートしてくれる。
大陰唇に左右から挟まれながら膣口に食い込んでいた指を抜くと同時に、亀頭を接触させて鈴口を減り込ませた。
愛液でヌルヌルの秘裂は、カーチャの体重だけで狭い膣口へ亀頭を食い込ませていく。
「くはっ!? あくぁっ!!」
膣口の許容量よりも倍ほど張り出した亀頭で拡張される刺激は、カーチャに苦しそうな息を吐き出させた。
それでも、俺は腕の力を抜き、支えていたカーチャの身体が更に下がると、遂には亀頭が膣内へ入る。
「うぁっ!?」
「うくっ……」
大陰唇を分け入る刺激だけでカウパー液を漏らしていたが、膣口に締め付けられてヒダで亀頭を舐められてしまっては、精液も漏れ出しそうになってしまう。
何とか我慢しても、膣内へ入っていく陰茎からの快感は増加するばかり。
大陰唇から愛液を塗りつけられる竿は浮き出ていた血管を圧迫されてしまい、その刺激すら快感となって俺へ襲い掛かってくる。
快感を余所に進む鈴口が処女膜を破り去った刺激でカーチャの身体が硬直し、膣内が激しく痙攣を繰り返す。
「んくぁっ!!」
「おぅっ……!」
処女膜を破られたカーチャが、自由になる頭を振り上げて合っていない焦点を青空へ向けた。
戦いで傷付く事はあっても、処女を汚され、膣内を許容量以上の異物に進入される刺激には思考を飛ばす程の衝撃を受けたようだ。
狭く締まっていた膣壁を亀頭で広げつつ、最奥を目指していくと、ヒダに亀頭が舐められて大きな快感が返ってくる。
竿にさえ絡みつくヒダは未発達な感じがして、動きも何処か初々しい。
決して歓迎はしている雰囲気が無くとも、事前に弄られて性感を目覚めさせられていたお陰で、強く拒否を示しても来なかった。
激しい痙攣を返して陰茎を這い回り、押し出そうとする動きが無いのだ。
そして、根元まで挿入する前に、鈴口が子宮口を持ち上げる。
「こはっ!」
「うっ……」
身体を奥から持ち上げられたカーチャが息を吐き、その反応は膣内で締め付けを強める動きとなって陰茎に返って来た。
しかし、陰茎の進入は未だに止まらず、俺が力を入れなくともカーチャの体重で子宮口を押し込みながら、根元まで咥え込んでしまう。
「あっ……かはっ……」
「おぉ……」
ただでさえ年齢的に狭い膣内を、標準よりも大きな陰茎に串刺しにされたカーチャ。
俺の太股に完全に体重を乗せているが、脚は地面に付いておらずフラフラと揺れている。
処女膜を破られた時には激しい痙攣を返していた膣内は、子宮を押される衝撃に耐えられなかったのか、動きがピタリと止まった。
それでも愛液に満たされているお陰で、停止した中であってもカーチャが呼吸をする度に小さく蠢く膣壁の動きで陰茎を刺激される。
カーチャの身体が性的に目覚めている所為で膣内は熱く、陰茎を包み込んできた。
「あぁっ……! こ、この……!」
「お、おふぅ……」
狭い膣内に締め付けられるのは十分に暴発してしまいそうな快感だったが、何とか耐えつつ次の行動をカーチャへ指示する。
「うっ、ふぅ……、それじゃ、次はカーチャが腰を上下に動かせ」
「うっ!? な、何を! つっ! 何を言っているの!? そんな事、くぅ、する訳無いでしょ!!」
まさしくカーチャ自身に性交を強制する指示を聞いて、一応怒りを見せてみるが、肩越しに振り返って俺を見る目には恐れが見え隠れしていた。
怒鳴った所為で処女を奪われたばかりの膣内から鈍痛来ても、息を荒くして文句を言ってくる。
自分から動くのは勿論プライドが許さない。
しかし、深層心理に刻み付けられた拒否感が、カーチャに得体の知れない恐怖を感じさせた。
「うはっ、い、嫌なら逃げれば良いし、くっ、逃げないのなら腰を動かさないと、ず、ずっと入れたままだぞ?」
「くぅ……! 分かったわよ!!!」
快感で言葉を詰まらせながら言う俺を忌々しそうに睨み、やけくそ気味に言い放つと、カーチャは自分の足の間から食み出ていた俺の膝を掴み、腰をゆっくりと上げていく。
「うぐぅ……」
「おっ、おふぅ……」
引き出される陰茎は、カーチャが下半身に力を入れた所為で締め付けが強くなった膣壁に扱かれながら膣口から出てくる。
薄いヒダであってもカリの凹みに入り込むまで密着しているので、陰茎が抜かれればヒダを削る快感を受けた。
カーチャも処女を失ったばかりの膣壁を削られる感覚を受け、少なくなった痛みと膣内から異物が抜けていく違和感で呻き声を出す。
「んくはぁ……!」
頭を振り上げて漏れ出すカーチャの声には、鼻から抜ける快感の色が見られた。
カリが膣口から出てくるまで腰を上げたカーチャは、今度は自分の意思で腰を落としていく。
「あくぁ……!!」
「うおぉ……」
陰茎が再び膣内へ消えていくものの、亀頭で広げる膣壁の締め付けは確実に解れており、処女膜も無くなった事でスムーズに子宮口へ向かう。
鈴口が子宮口を押し上げても、カーチャは腰を落として根元まで咥え込んだ。
俺の太股に当たるカーチャの小さな尻は反動で波打ち、柔らかさを視界と感触で伝えてきた。
そして、根元まで挿入すると、動きを止めずに上下運動を始めるカーチャ。
「うっ、ふっ、んぁっ!」
「おぉ……気持ち、良い……!」
「くふぁっ! あぁっ!!」
俺の目の前では小さな背中のカーチャが懸命に身体を動かし、陰茎を膣内で扱く。
漏れ出す愛液はカーチャの感じる快感の大きさを表している様だった。
チューブトップに似た服が下ろされたままの上半身は、後ろに居る俺から見ると綺麗な背中が見える。
染み一つ無く透き通り、先ほどの激しい戦いと上下に身体を動かしているので、若干汗で光を反射し始めていた。
「うっ! はぅっ! んくっ!!」
俺は全く動く必要が無く、陰茎からの快感を受けるだけだったが、早くも沸き上がって来た射精の予感で少し慌ててしまう。
カーチャが動き始めた途端に出してしまっては情けないと思われそうなので、気を反らそうと手をカーチャの前へ回して胸を掴んだ。
「んひゃぅっ!? な、何をするの!?」
「うっ、くっ、辛そう、だから、カーチャも少しでも気持ち良く、うっ! なって貰おうと思って……!」
「あふぁっ!? よ、余計なお世話よ!!」
正面に回した指には、硬く尖った乳首の感触がある。
最初に生で触った時よりも明らかに硬さが増しており、興奮を溜め込んでいるのが分かった。
乳首を摘んだ指へ力を入れてみても、柔らかさと適度な弾力があって手に快感を受ける。
胸全体には揉むと言う程の大きさはないが、美少女の胸を揉んでいる興奮は大きなものだった。
カーチャも乳首からの快感を追加された所為で、痛みと大き過ぎる異物感で鈍くなっていた膣内の動きが活発になる。
俺に文句を言っている間にもカーチャの腰は上下運動を繰り返し、突き上げられ続けていた。
胎内を押し上げられるたびに甘い吐息が漏れ、身体に走る快感で思考が蕩けていくカーチャ。
「ぅふっ! ふぁっ! あぁぅっ!」
「うぉ、くぅ……!」
上下に動く身体は激しさを増していき、陰茎を締め付ける膣壁も痙攣を始める。
乳首を弄っていた俺は早くなるカーチャの動きに指を動かす暇も無くなり、胸全体を掴んでカーチャの身体を支えた。
「んっ! あっ! くっ! くふぅぁ!!!」
「おぅ……おっ……」
子宮口を押し込まれる感覚で、カーチャは意識が飛びそうになる程の快感に悔しそうな悦声を出す。
後ろから見えるカーチャの首筋や耳は真っ赤になって汗が滲み、甘い体臭を消す勢いで股間から愛液の匂いが漂う。
腰を動かして膣内で愛液を掻き回し、ビチャビチャと粘っこい音を響かせた。
陰茎を擦るヒダが心成しか厚みを増してカリに掛かる抵抗を増やし、膣壁は鈴口から漏れ出したカウパー液を子宮口へ送る。
子宮口は陰茎を最奥まで挿入されれば亀頭を半分以上包み込み、滑る膣壁を広げた先にある固い感触で、俺が受ける快感の中にメリハリを付けてくれ、精液は一気に駆け上がってきた。
「うっ! くふっ! で、出そうだ!」
「あぅっ!? 駄目よ!! な、中に、ふぁっ! 出しちゃ!! あぁ!!」
流石に拒否を示すカーチャだが、腰の動きは変わらず動き続けて陰茎を扱く。
肩越しに俺を見る顔も快感で頬を染め、上がった体温で汗を流して少女の顔であっても卑猥な色気を醸し出していた。
上気した表情に甘い吐息を吐き出す唇は潤い、白い歯が見え隠れする。
ツインテールの金髪を頬に張り付かせ、目は何かを期待するかのように潤む。
「うぁっ! 限界だ……!」
「だめーー!!」
襲い来る射精の予感を受け、上下に動いていたカーチャの腰を掴んだ俺は、一気に腰を引き寄せて陰茎を強制的に根元まで入れた。
痙攣をしていた膣内は最後の大きな刺激で激しく波打ち、乱暴に子宮を持ち上げられ、今迄で一番の締め付けを返してくる。
「くはぁっ!」
「ふあぁ!!?」
快感を溜めた所で強く締め付けられた陰茎は、俺の意思を通り越して勝手に精液を吐き出した。
「んふあぁー!!」
「ぅくはっ……!!」
最奥まで入った陰茎が痙攣を繰り返しながら精液を流し込み、亀頭には子宮口を擦る刺激は快感となって更に射精の勢いを増やす。
引き寄せたカーチャの腰を掴む手へ絶頂の快感で無意識に力を込めてしまい、白い肌に赤い跡を付けた。
「う……あ、出てる……!」
「お、おふぅ……」
陰茎の動きを胎内で感じ取ったカーチャは精液を出される快感に震えながら、唖然とした様子で呟く。
激しく動いていた腰もカーチャが放心した所為で力が抜けてしまい、抑えなくともペッタリと俺の太股に体重を預けた。
しかし、膣内だけは精液を受けた刺激で、更に脈動して精液を搾り出していく。
竿の根元は膣口で締め付け、膣壁がカリから鈴口まで密着してきた。
痙攣を繰り返しながら精液を吐き出し続ければ、強く締まっていた膣口から愛液に混じって逆流する。
「うぅ……ふぅ……」
「…………」
全て精液を出し切った陰茎は硬さが徐々に無くなり、半立ちの状態で膣内を締め付けを受けた。
「くっ……!!」
悔しそうに自分の股間へ視線を降ろし、視覚的に自分が犯された事実を認識するカーチャ。
普通なら既に俺を始末している状況であっても、深層心理に刻まれた拒否感は行動を起こさせない。
結果的に泣き寝入りするしかないと思い込むカーチャは、フラフラの足取りで俺の膝の上から降りた。
「うっ……」
「おふぁっ……」
抜けていた陰茎が抜かれる刺激は四つん這いになったカーチャに小さな呻き声を出させ、俺にも絶頂直後の余韻に最後の快感を送ってくる。
カーチャの身体には発散し切れなかった快感が渦巻いており、俺から見える秘裂からは精液を漏らしながらも開閉する膣口が見えた。
少女の身体を支える手足は絶頂まで近付いていたにも拘らず、発散されなかった快感で小刻みに震える。
アレだけ快感に喘いでいたので精液の感触を受ければ絶頂に達すると思っていたが、カーチャの最後のプライドが身体を制御したのかもしれない。
それでも、俺に対しては深層心理から屈服している現状では、何の意味も無いプライドに成り下がる。
「カーチャ様~……、って、カーチャ様!?」
「華!? こちらへ来ては駄目!」
俺の手を下さないままでカーチャの身体を絶頂へ持っていこうと思った途端に、建物の角からカーチャの奴隷である<桂木 華>が現れた。
ショートの髪と息を乱して居る所を見るに、どうやら必死にカーチャを探し回っていたらしい。
主人であるカーチャがスカートを捲られて下半身を丸出しにし、ショーツも太股半ばまで降ろされている姿を見て驚いている。
全身に汗を滲ませ胸も曝け出して四つん這いになっている事に、一瞬だけ困惑を見せた。
しかし、混乱した思考でも後ろで座っている俺が何かした事をすぐに察して、手近にあった鉄パイプを握って襲い掛かってくる。
「カーチャ様から離れろ!」
「駄目! こいつは人の意思を思いのままに操るのよ!」
「そうだぞ」
「私の心はカーチャ様に捧げた! 操られても関係ない!」
「華!」
オレンジ色の短髪を風になびかせ、俺から見ても素人と分かる動きで飛び掛ってきた華。
目の前に明らかな危機が迫っていても焦る気持ちが沸かないのは、俺がカーチャでさえも操った能力を持っていると自覚しているからだろう。
ベンチに座ったままで余裕を持った動きで、向かってきた華へ手を向け、能力を発動しようとした瞬間に俺の意識は消えていく。
「なっ!?」
「えっ……、なに? どうなっているの?」
「えっ? ま、まだ、私は何もしてないけど……?」
カーチャと華が困惑する中、俺はベンチから身体を崩して地面へ倒れ込んでしまった。
もはや自分の意思で身体を動かせず、それどころか意識さえも保てない。
単純に眠気や気絶とは根本的に違い、まさしく魂が消滅していくような感覚。
「そ、うか……失敗、した……」
そう、倒れた原因は能力の禁忌を犯した代償だろう。
カーチャへ能力を掛けたままで、華へも能力を使おうとした事で『一つしか使えない』と言う禁忌に触れたのだ。
まさか、掛けた人間以外に使っても二つ目と判断されるとは思っていなかった所為で、迂闊に掛けようとしてしまった。
原因を理解し、後悔しても魂が消える感覚は止まらずに速度を上げていく。
そして、俺は困惑しているカーチャと華に見られながら、下半身丸出しの情けない格好で『聖痕のクェイサー』の世界から魂が消えてしまった――
「――くはっ!?」
「はぁーー!!」
「くぁっ!?」
突然、立った状態になっている事に戸惑う暇も無く、襲い掛かってきた紅色の帯を咄嗟に避ける。
勢い余ってゴロゴロと地面を転がり、勢いを付けたまま体勢を整えて膝立ちになった。
「な、なんだ!?」
「それはこちらの台詞よ!」
「はぁ!?」
襲ってきた紅い帯の根元へ目を向けると、そこには腹部に球体を持って上半身と下半身に分かれている成人よりも大きな人形と、ゴスロリ衣装に身を包んだ少女が見える。
肩と鎖骨辺りを大胆に露出し、少し下げれば胸が見えそうな衣装。
下半身もフリルの付いた短いスカートを履いており、ガーターベルトに吊られた色っぽいストッキングを履いている。
見ただけで分かる美少女は、明らかに俺へ敵意を持っていると分かる表情を浮かべ、戦闘態勢を取っていた。
「……あっ、カ、カーチャ……か?」
無限ループって怖くね?
終わり
東方プロジェクト 藤原妹紅:催眠
日も落ちて暗い竹林の中、俺は採ったばかりの筍を担いで夜の暗闇を歩いている。
確かに来た道を帰っていたと思うが、辺りは同じ景色ばかりが続いて、人里に近付いているようには思えなかった。
途方に暮れてしまいそうになるも、歩かなければどうしようもない。
月明かりの中で行灯の灯りを頼りにフラフラ竹林を歩いていると、少し離れた竹の影から一人の少女が現れた。
「迷い人?」
既に薄暗い時間帯。
妖怪の危険もあって、日が暮れれば速やかに家へ帰り、就寝する幻想郷の住人から見れば俺は確かに迷い人だろう。
月明かりと行灯の灯りに照らされて見えたのは、クールな微笑を浮かべる<藤原妹紅>の姿。
日本人でありながら白と言うか、灰色に近い髪は地面に付く程に長い。
頭の上には白を基調とした赤い紋様があるリボンを付け、小さくも同じ物が左右の髪に規則正しく三つずつ結ばれている。
服装は白いシャツに赤いもんぺを着ており、普通の農民で着流しの着物が主流になった俺から見れば、前世を思い出させる懐かしい感じがした。
微笑を浮かべる妹紅の顔は端麗で、キリッとした目付きが良く似合う。
「あんたが妹紅さんか……」
「ん? 会った事があったかな?」
「いや、前にあんたに助けて貰ったと友人が言っててね。外見も聞いたからな」
「そうなの」
まさか、原作知識で知ってましたと言える訳も無い。
何の因果か、俺はゲームと認識していた世界に転生してしまっていた。
妹紅が不老不死の存在であっても、流石に異世界、しかも幻想郷がゲームとして存在していた世界から来たと言っても信じて貰えないだろう。
科学が発達していない人里の一農民としての生活は、現代の便利さに慣れた俺には辛かったが、それでも赤ん坊の時から過ごせば流石に慣れた。
この世界の両親は既に妖怪に襲われて亡くなってしまっており、前世と同じく独り身。
友人に関しても一人しか居らず、余り隣近所とは付き合いが無い。
最初こそは単に昔の日本に転生しただけかと思っていたものの、妖怪と言う存在が普通に恐れられ、村に慧音が居たり、妖夢が買い物に来ていたのを見たりで、初めて幻想郷で転生したと認識した。
妹紅の事も唯一の友人からの体験を聞いて、言われた特徴から事前に妹紅であると察したのだ。
筍を採りに来たのも、わざと竹林に迷って妹紅に会う為の口実に過ぎない。
「この先は危ないよ。それに夜も更けてきた。危ないから私が帰り道を案内してあげようか?」
「そうだな。ちょっと筍の収穫に夢中になってしまったし、お願いしても良いか?」
「えぇ、勿論」
幾ら幻想郷と言えども、流石に転生しただけでは特殊な能力を得られる訳でもない。
妖怪ならともかく、一般人である農民なら尚更だ。
現に俺も空を飛ぶ事が出来ず、力も普通。
まさしく、一般人極まりなかった。
ついこの間までは。
「それじゃ、私の後に付いて来て」
「あぁ、頼む」
しかし、ここは幻想が集う場所。
現世では下らないと一蹴される概念すら未だに存在し、外からも新しく生まれたモノが入り込んでくる。
例えば『三十路まで童貞であれば魔法使いになれる!』とか。
そう、俺は三十路まで独り身で、当然ながら女にも縁は無かった。
そして、幻想を信じ続けて三十年。
念願の魔法を手に入れたぞ!
実際は本当の魔法ではなく、相手の方向感覚を狂わせる物と、相手の罪悪感を増加させると言う、地味な能力を手に入れた。
殺してでも奪われる程、上等な物ではないのは十分に分かっているが、持っていれば使いたいと思うのは当然。
しかし、ターゲットを選ぶにしても能力を使う場所が人の多い里は論外であり、魔法の森は危険極まりなく、紅魔館や冥界は遠すぎて到達できない。
なので、慧音に魔理沙とアリス、それにレミリアを始めとした紅魔館に居るキャラは諦めなければいけなかった。
辛うじて博麗神社までは、運が良ければ行けない事は無いものの、やはり人里から遠い所為で行く勇気が出ない。
それで思い付いたのが、比較的博麗神社よりも近い位置に広がっている竹林だ。
永遠亭があって周囲にはウサギが巡回し、竹林にも妹紅と言う強者が住んでいるので、他の場所よりは安全な地域。
転生した世界が好きな作品であるならば、好きなキャラに会いたいと思うのが常である。
俺は東方作品に出てくるキャラの中では妹紅が好きであり、何気に真っ先に会いたいと思っていた。
機会が無く、最初に会ったのが慧音だが、それでも原作キャラを見て感動したのを覚えている。
今、妹紅に会えた嬉しさも踊り出したくなる程であるものの、本当に踊ってしまっては普通に引かれてしまう。
俺が企んでいる目的から、変に距離を置かれては困る。
「そう言えば、そんなに筍を取って大丈夫だった?」
「あぁ、ウサギがチラチラうろついてたけど、取るのに夢中で無視してたよ」
「そう、まぁ、悪戯されなかったのは幸運だったね」
無言で歩くのは飽きも来るだろうと、妹紅は話題を振ってきてくれた。
原作では人見知りであった筈だが、永遠亭が病院として機能し始めてから人の往来も増え、自然と慧音以外の人との係わり合いもあって、自分から話しかける程度には解消したらしい。
「でも、迷っても妹紅さんみたいな美人に道案内をしてくれるなら、喜んで迷子にもなるもんだけどな」
「嬉しいね。有難う」
伊達に千年を生きていない妹紅は俺へ振り返って微笑みを返すが、褒め言葉に対して特に照れた様子も見せなかった。
妹紅からしてみれば、前世を含めて五十やそこらの俺では、子供が背伸びをして褒めてきた程度にしか感じないのかもしれない。
そして、俺の能力は既に発動済みだ。
特に言葉も動きも必要ない方向感覚を狂わせる能力は、不老不死である妹紅にもシッカリと効果を発揮している。
竹林を歩く足は迷い無く進んでいるが、目的地の方向から僅かに曲がったままで修正される気配が無い。
と言うか、俺自身が迷っていたので、正しい方向なんて分からないが……。
「……………」
「……まだ歩くのか?」
「あっ!? あぁ、もうちょっとだよ」
時計を持っていないので正確な事は分からないものの、俺が竹林を歩いていた以上の時間は確かに経過している感覚はあった。
空の月もだいぶ高くなり、辺りの暗闇は深くなる一方。
一応、俺も妹紅も行灯を持っている分、足元の確認が出来るが中を覗けば蝋もだいぶ減っていた。
ここまで来れば妹紅でも自分が道に迷ったかもしれないと思い始め、心成しか微笑みも引き攣りを見せる。
「筍も早く煮ないと灰汁が強くなるんだけど……」
「す、すまない」
ボソッと聞こえるように言うと、妹紅は慌てて俺へ振り返ると謝ってきた。
千年以上生きた経験に裏打ちされた精神的な余裕は消え始め、表情にも僅かな動揺が見え隠れしている。
まさか長く住んでいる竹林で自分が迷う事態は始めての経験らしく、しきりに周りの様子を見ていた。
「も、もう少し歩けば里が見えて来る筈だから」
「分かった。妹紅さんを信じるよ」
「そ、そうか。任せてくれ!」
しかし、俺の能力下にある妹紅は人里へ向かう道を見付けられず、徐々におろおろと慌て始める。
「お、おかしいなぁ……。確かこの道であってる筈なんだけど」
「…………」
「どうしよう、どうしよう……」
幾ら見回しても変わらない竹だらけの光景で、既に今どの方角を向いているのかすら分かっていない妹紅。
俺が向ける視線から逃れるように顔を反らしながら、繰り返し月の位置を確認していた。
「も、もうちょっと歩くから」
「あぁ、分かったよ」
「ご、ごめんなさい」
心成しか喋り方が女らしくなった妹紅は、俺のもう一つの能力でシッカリと道案内が出来ていない状況に罪悪感がある筈だ。
なまじ最初に余裕たっぷりで登場して道案内まで買って出てしまった手前、素直に迷ったと言うにも勇気が要り、パニックになった思考は人見知り時代に戻ってしまう。
チラチラと俺を気にしながらも代わり映えのしない竹を確認して、混乱している頭で必死に現在位置を確認しようと試みる。
「た、確かこっちだった筈だけど、……おかしいな」
「…………」
「うっ、大丈夫、私に任せて!」
「うん、信用してるよ」
「うぅっ!?」
確かに信用したと言ったが、肝心の妹紅は大きくなってしまったプレッシャーで目尻に薄く涙を浮かべた。
俺からは先導をする妹紅の背中が見えているが、その背中からは隠しきれない動揺が溢れている。
身体の動きも女らしくなりつつあり、千年以上経とうとも蓬莱の薬を飲む前の、普通の少女だった妹紅を思わせる動作だった。
「おかしいな、どうしよう。どうしよう……!」
「……なぁ」
「えっ!?」
パニックになっていく一方の妹紅に声を掛ければ、慌てた様子で俺へ振り向く。
キリッとしていた表情はスッカリ消えてしまい、今にも不安と罪悪感で泣きそうになっていた。
「そろそろ、歩き付かれたよ。今日はもう帰らなくても良いから野宿して明日帰ろう」
「うぅ……ごめんなさい」
「良いよ。誰にだって不調な時ぐらいあるもんだよ」
「……ごめんなさい」
少なくとも、妖怪に関しては存在として上位に居る妹紅が居るから、襲っては来ないだろう。
今日は少し寒い上に夜になって気温も下がったので、虫の心配も余り無い。
辺りへ燃え広がらないように周囲の落ち葉を除けてから妹紅が出した火で暖を取り、持っていた筍を夕食として焼く。
申し訳なさそうに俯いた妹紅は上目遣いで俺を伺ってくる。
「ほれ、焼けたぞ」
「あ、……有難う」
焦げた皮を剥いて出てきた薄い黄色の中身をシャクシャクと食べる筍は少し灰汁を感じたものの、食べられない程度ではない。
口が塞がっているので自然と無言になる時間は、妹紅にとって気まずい雰囲気に感じている筈だ。
俺は特に表情を浮かべていなくとも、罪悪感が心を支配している妹紅には不機嫌であると思われているのかもしれない。
筍も灰汁の味が、採ったばかりの物よりも明らかに強い事で、一度芽吹いた罪悪感が大きくなっている。
互いに一本食べ終わると、妹紅は恐る恐る言葉を掛けてきた。
「……あの、道案内できなくて御免なさい」
「いや、別に良いよ。そんなに急いでないし。妹紅さんみたいな美人と夜を共に出来るんなら嬉しいからな」
「……有難う」
美人とは初対面の時にも言ったが、罪悪感に苛まれている今の妹紅は余裕が溢れた微笑ではなく、少し照れながら笑って返してくる。
少女と言う外見に相応な笑顔は、俺の心にあった恋心を燃え上がらせた。
荒事を経験し、服装が男っぽくなっても、やはり性格の根っこは千年以上経っても少女のままなのか。
「そ、それで、お詫び……と、筍のお礼なんだけど……」
「別にそんな事をしなくても良いんだけど」
「いや、それじゃ私の気がすまない」
頬を赤くさせながらキッと決心を映す目を向けてくる妹紅。
「私は今何も持ってないから、して欲しい事を何でも言ってくれ」
「えっ……」
絶対の自信があった道案内で結局迷ってしまい、挙句に野宿をする羽目になった罪悪感は、妹紅に簡略的な思考をさせた。
「…………それじゃ、とりあえずキスをして貰おうかな?」
「キス……?」
「口付けだよ」
「っ!? ……んっ、分かった」
美人だと言われて自分の身体に価値があると知り、他に礼をする手立ての無い妹紅は渋々承諾する。
表情は明らかに不満げな気持ちを浮かび上がらせており、俺に対しても何処か見下すような視線を送ってきた。
かつて輝夜に鼻の下を伸ばしていた貴族達を直に見ていた所為で、すぐに女の身体を求める男に対して良い印象を持っていないのだろう。
しかし、どれだけ不満に思っても、自分が迷った所為で野宿をする羽目になったと言う罪悪感が断る選択肢を取らせない。
「あぁ、そうだ。キスの前に、まずは裸を見せてくれないか?」
「うっ!? うぅ……分かった」
キスをする為に立ち上がった妹紅に対して、要求を追加する。
どうせ犯す事になるのだから今から脱がせておき、裸を見ておこうと思った
言われた妹紅は断れない現状に若干悔しそうな雰囲気を漂わせ、恥ずかしそうにシャツのボタンを外していく。
活動的な妹紅であっても、貴族時代に不老不死となった所為で肌の白さも高貴さを醸し出す。
首筋から胸の間が見えてもブラの存在は確認できず、その下の白い腹までボタンを外す。
そして、もんぺを支えていた肩紐も下ろし、一気にズボンを脱いだ。
下着は現代風のショーツだが、色は基本的な白で飾りは一切付いていない。
ピッタリと股間に張り付く布の下では大陰唇の膨らみと、淫核のポッチが僅かに確認できた。
「んっ……」
俺にジッと見詰められるのは流石に恥ずかしいのか、小さく声を漏らす妹紅。
それでも、手は止まらずにボタンを外していたシャツも脱ぎ去った。
何も身に着けていない妹紅の上半身は焚き火の灯りによって竹林の夜に、幻想的な雰囲気すら出しながら浮かび上がる。
大きめの胸は形が良く、頂点にある乳首は薄いピンク色。
羞恥で微かに震える身体の振動で、小刻みに美乳を波打たせる。
ショーツ一枚になった妹紅は、ゆっくりとした足取りで焚き火を避けて俺の方へやって来た。
「身体に自信がある訳じゃないけど……」
「いや、十分に綺麗だよ」
「……ふん」
隣に座った妹紅は、身体を褒められて複雑な心境を感じさせる引き攣った微笑みを返し、顔を近付けて目を閉じた。
先ほどの様に見下す雰囲気はあるものの、心を守る為に罪悪感を根底に、身体を差し出すのは礼と詫びであると、自分を納得させたのかもしれない。
顔を近付けて来た姿に、要求を察した俺も黙って近付いた唇に口付けを落とす。
「んっ……」
「んむっ……」
キスを交わして俺の唇に返ってくるのは心地良い弾力。
瑞々しい感触を受ければ、性的な興奮も湧き上がる。
「んっ……、次はどうすれば良いかな?」
スッと顔を離した妹紅はキスをする前よりも頬を赤くしていた。
焚き火の明るさに照らされる顔は、少女の可憐さを見せているようだ。
「それじゃ、おっぱいを揉ませてくれ」
「ぅっ……、良いよ」
直球で言った要求に対して少し羞恥に息を詰まらせるが、罪悪感が拒否の心を押し込めた。
そもそもショーツ一枚で男の前に居る時点で、最終的な行動は妹紅も予想しているだろう。
俺の要求を聞いた妹紅は背中を反らせて胸を差し出してくる。
どちらかと言えば巨乳と言える大きさは、改めて目の前に出されれば迫力があった。
「それじゃ触るぞ」
「……あんまり痛くしないでね」
「心掛けるよ」
そして指先は妹紅の胸に接触する。
「んっ……」
人差し指の先がぷにっと胸に食い込み、柔らかだが確かな弾力を感じた。
肌はサラサラで僅かな産毛の感触と、吸い付く瑞々しさを受ける。
下から支えると持ち上げられた胸が形を変え、手に張り付く重さが返って来た。
少しずつ手を手前に引いて離していけば、支えを失った胸は広げられた指の間を下がり、たぷんと聞こえそうな動きで元の形へ戻る。
一瞬ではあるが乳首を擦られてしまった妹紅も、小さく肩を震わせて反応を返した。
「んふっ……」
鼻から抜ける吐息には明らかに性的な興奮が感じられ、美乳から移された俺の視線を受けた妹紅の顔は恥ずかしそうに避ける。
再び視線を胸へ降ろした俺は薄いピンク色の乳首を摘んだ。
「ふぁっ……!」
妹紅が肩を震わせた所為で胸も振動を受けて動いてしまい、軽く摘んだ乳首が指の間から逃げてしまった。
しかし、俺は特に何も言わないで、もう一度乳首を摘み、今度は不意の振動を受けても離さない程度に力を入れる。
「ぁうっ!」
丸い感じだった乳首が上下から指に押され、厭らしく形を変えた。
そのままコリコリと捏ね回していき、俺の性的な好奇心を満たしていく。
乳首を摘んだままで手首を回せば土台となっている美乳も捻られ、視覚的に柔らかさを伝えてきた。
刺激を加えていた事で平常を保っていた乳首が、徐々に硬さを増してくる。
「んぅ……」
一旦手を離して感触が変わった乳首を確認して見ると、胸に影を落とす程度には尖っていた。
惹かれるように顔を近づけた俺は、おもむろに吸い付いてしまう。
「ひゃっ!?」
これ以上ないぐらいの至近距離で嗅ぐ妹紅の胸の匂いは、心成しか甘く感じる。
興奮するのは間違いないが、何処か安心してしまうのだ。
唇には胸の柔らかさを感じ、歯で硬くなった乳首を甘噛みする。
口内に入った乳首の先端を舌先で刺激しては、乳首を味わう。
「ふっ……」
上からは妹紅の僅かに憐れみを含んだ声が聞こえたと思えば、頭に手を置かれて髪を梳きながら撫でられた。
まるで赤ん坊をあやしている雰囲気すらあったものの、俺の興奮は溜まり切り、陰茎からの要求も我慢できないほどになってしまっている。
「ぷはっ」
「ん? もう良いのか?」
乳首から口を離した俺は少し腰を上げて着物を捲り、褌の端から陰茎を取り出した。
開放された陰茎は硬く反り立ち、前世よりも大きな姿が妹紅を唖然とさせる。
「ぅわぁ……、思ったよりも大きい……」
「そろそろ次に行きたいんだけど」
「むっ……、分かった。ちょっと待って」
妹紅は近くに置いてあった自分の服を持ってくると、土が剥き出しだった地面に敷き、その上で仰向けになった。
灰色の長い髪は寝転がった所為で広がり、月明かりと焚き火の灯りに照らされて何処と無く幻想的な色気が出ている。
恥ずかしさの余りに胸が軽く隠され、脚も閉じて俺の舐めるような視線から身体を隠す。
しかし、罪悪感に勝てず、僅かな間を置いてから脚をM字に広げた。
「んっ……はい、良いよ」
「あ、あぁ。でも、濡らさないと痛いって、き、聞いたから触るぞ?」
「えっ、あっ、うん、出来れば、優しくしてほしい」
「おっ、おぉ。心掛けるよ」
「た、頼むよ」
いよいよ身体を開く段階になった妹紅は不満な心を浮かび上がらせるよりも、羞恥と緊張で身体を強張らせる。
性欲に思考を支配されつつある俺は、妹紅の心境に気を配る余裕が消えてしまった。
「んくっ……」
「そ、そんなに見られると、流石に恥ずかしい……」
唾液を飲み込みながらショーツに包まれた股間へ顔を近付ければ、妹紅の匂いが感じられる。
胸の匂いとは違って甘くなく、何とも言えないものの確実に性欲を刺激してくる香り。
硬くなった陰茎へ更なる力を与え、俺が少し身体を動かして揺れてしまう感覚すら快感として受け取ってしまっていた。
そして、震える手を伸ばす。
「あっ……」
行き成り大陰唇の中心へ指先を刺してしまい、軽く秘裂に飲み込まれてしまった。
左右から指を挟む大陰唇は暖かくも柔らかで、皺をつけたショーツが卑猥な光景を作り出す。
指先を減り込ませたままで上へ動かし、布の下から存在を主張している淫核を引っ掛けた。
「んぁっ!?」
脚をM字に広げていた妹紅は指が淫核を刺激した瞬間に腰をピクンと小さく跳ねさせる。
潰れていた形の良い尻もプルンと震え、一瞬であっても俺の視界を楽しませた。
人差し指で淫核を刺激したまま、親指で膣口辺りを突いて指を押し込み、更なる刺激を送っていく。
「あっ! ぁふっ!?」
膣口を探る親指の先では僅かに湿った感覚を受け、ショーツにも徐々に体液が染み込んで白かった色が灰色になった。
心がどれだけ不満を抱えていようとも、性感帯を刺激されれば不老不死であっても性的な反応を返すらしい。
ショーツの端を捲って直接大陰唇を露出させて見ると、クロッチとの間に体液の糸を繋ぎながら、現れたのは大陰唇の膨らみ。
「……濡れてるな」
「ふぁっ!? あ、あんまり見ないで、欲しい……!」
無毛でサラサラとした印象を受ける綺麗な肌の中心にある秘裂は僅かに開き、滲み出た愛液で光っている。
淫核も包皮から僅かに顔を出し、妹紅の性器は既に準備が出来ているようだった。
「そ、そろそろ、入れられそう、かな?」
「……んっ」
愛液に濡れる股間から顔と手を離した俺は、膝立ちのままでM字に開かれた足の間へ移動する。
仰向けに寝ている妹紅を上から見下ろす位置に来ると、火の灯りに照らされて羞恥で頬を染める妹紅の顔が見えた。
ジッと俺の目を見詰めて来る視線には、確かな欲情が見え隠れし、心ならずも犯される状況を受け入れているのが分かる。
自分の腰を妹紅の股間と合わせた俺は、反り立っていた陰茎を抑えて真横に倒す。
「そ、それじゃ、入れるからな」
「うん、痛くは、しないで欲しい」
「ま、まぁ、善処はするよ」
興奮で詰まる言葉を何とか搾り出した俺は、亀頭を進めて大陰唇へ接触させた。
熱い感触を人生で始めて性器に受けた妹紅は緊張で腰を動かす。
「ふっ!?」
カウパー液が滲み出ていた亀頭に愛液の滑りが加えられ、大陰唇をヌルリと割り開く。
鈴口はアッサリと膣口を見つけ、先端を少し食い込ませてから根元を押さえていた手を離した。
ジワジワと腰を押し進め、千年以上処女だった膣口を広げていく。
「んっ!? んん~……!」
「おふぁっ!?」
強い締め付けが、興奮で張った亀頭の形を歪め、同時に快感も送ってくる。
ぬるぬるの感触が亀頭を包み、鈴口から生暖かい膣内に入っていく。
左右から大陰唇の緩い圧迫を受け、乾いていた竿に愛液を広げられた。
膣口がカリまで食い込めば強く締め付けて、そこを過ぎると一瞬にしてカリの凹みへ膣口が入ってくる。
亀頭だけが膣内に入った状態で、鈴口に処女膜を感じた。
「んっ……」
「おぁ……」
妹紅も膣内を拡張される違和感に呻き声を上げ、両腕は耐えるように自分を抱き締めていた。
ヒダで亀頭を弄られる快感を流した俺は再び腰を押し込んで、ブツリと処女膜を破る
「んぁっ!?」
「うぉっ!?」
処女を奪われた衝撃は妹紅の身体を大きく跳ねさせた。
膣内の締め付けも一段と強くなると同時に、妹紅が腰を動かした所為で中に入っていた亀頭を包むヒダが角度を変える。
自然と膣壁に亀頭を舐め回され、一度流した快感が増大して襲い掛かってきた。
思わず股間に力を入れて暴発しそうになる精液を塞き止める。
しかし、股間を締めれば陰茎にも内側から圧力が掛かり、太さも硬さも増やして妹紅の膣内を僅かに広げた。
「ふぁっ!?」
「うくっ!?」
大きさの違いとしては僅かであっても処女を奪われたばかりの膣内で、締まる力に反発して広げられる刺激を敏感に感じ取る妹紅と、反射的に締まる膣内。
互いが互いに、広げる力と締める力で反発し合い、精神的に盛り上がった身体が余す事無く快感として受け取った。
狭くなった膣壁を押し退ける快感で亀頭からカウパー液が漏れ、愛液に満たされていた妹紅の胎内へ、会ったばかりの男の体液が混じる。
竿が大陰唇を巻き込みながら徐々に姿を消していき、陰茎には膣内の熱くぬるぬるしたヒダに包まれる感覚の範囲が広がった。
「あ……あぁ、広がる……」
「おっ、おぉぅ……」
進めていた俺の腰が妹紅の股間に接触すると、鈴口が少し固い箇所を押し上げた感覚を受ける。
「あぁ……奥まで、一杯……」
「くはぁ……締まる……」
蠢く膣壁に舐められる陰茎からの快感は、止まっていても絶頂へ近付かせた。
カリの凹みまで隙間無く密着してくる締め付けも強く、快感で陰茎は僅かに痙攣してしまい、精子混じりのカウパー液が漏れる。
「うはぁ……、う、動くぞ……!」
「すぅ、はぁ……んっ、うん」
腰を引いて陰茎を引き摺り出す中で、膣口が竿に張り付き、秘裂の中から僅かに顔を出す。
破瓜の血も付着しているが、量の多い愛液で薄いピンク色になっている。
犯された事実で思考が一杯一杯の妹紅は不満を示す余裕が無くなり、性的な快感に浸りつつあった。
「んあぁ……」
「おっ、おぉ……」
密着を高めていた膣内から陰茎が抜かれれば、胎内も釣られて付いて行く様に引き摺られる。
妹紅には、子宮すら下げられる刺激を受けているだろう。
膣内を満たしていた愛液が掻き出され、妹紅のショーツの染みを広げる頃には、陰茎も亀頭だけを膣内に残した状態になった。
「ふっ……はっ……」
「うぁっ!?」
一息ついた後に再び腰を押し入れた俺は、その勢いを無くさないままでピストン運動を開始する。
焚き火と月明かりに照らされ、風に揺られる笹の音色に、愛液を掻き回す場違いな音が混じった。
妹紅の顔も快感で惚けており、視線は俺の方を向いているが何処か遠くを見ている。
少なくとも快感に押し潰された思考では、不快感は一切ない様子だった。
俺が腰を突けば妹紅の身体も上下に揺さぶられ、美乳も揺れる。
興奮で立った乳首が胸に影を落し、片方だけは俺の唾液に濡れて卑猥な淡い光を反射していた。
「はっ、はっ、ふっ!!」
「ん、んぁっ、あっ!」
根元まで陰茎を入れれば子宮口に亀頭が減り込み、子宮口を押し上げた瞬間に膣壁がギュッと陰茎を抱き締める。
滑る膣内で陰茎に押し付けられたヒダが圧力で左右へ動き、表面を舐め回して快感を送ってきた。
どれだけ腰を前後に動かしても、締まる膣壁は陰茎が抜ける端から鈴口の前に入って隙間を埋め、挿入されると同時に亀頭の形に添って広がる。
「うぁ、き、気持ち良い……!」
「ふぁっ! あぁっ!!」
相変わらず狭い膣口に竿を扱かれ、亀頭をヒダに舐められる俺の快感は絶頂へ向けて上り続けていく。
妹紅も道に迷ってしまった詫びと言う免罪符を持っているお陰で、犯される刺激を好意的に受け取って快感に浸る。
互いに性器を刺激しあって絶頂へ達する快感を溜め、陰茎と膣壁が同時に小刻みに痙攣を始めた。
「ふっ! はっ! はっ!!」
「あっ! あぅっ! ふぁっ!!」
俺の腰の動きが大きな快感で無意識に早くなり、妹紅への突き上げも徐々に乱暴な動きへと変わる。
しかし、妹紅も絶頂へ至る中では、もはや全ての刺激が快感となって身体を駆け抜けて気にしている余裕はなさそうだ。
切羽詰った荒い呼吸を繰り返す妹紅の目はうっとりと細められて潤む。
「はっ! はぅっ! で、出そう」
「んっ! あっ! な、中でも、良い」
不老不死である為に妊娠もしないと思っている妹紅は、精液を中に出される事に拒否感を示さない。
乱暴に身体を上下に揺さぶられ、精液を出され様としていても、最初に見せていた不満気な表情が消えて完全に犯される快感を受け入れていた。
膣壁も痙攣を繰り返しながら陰茎を締め付け、子宮口を突かれた瞬間に絶頂へ達してしまう。
「ふっ!? ふあぁぅ!!?」
「うぉ!?」
身体を強張らせた妹紅が全身を小刻みに震わせた。
M字に広げられていた足が俺の腰を挟み、自然と陰茎を根元まで咥え込むと、絶頂で力が入った膣壁に締め付けられる。
鈴口は子宮口に包まれる感触を受け、カリにヒダが入り込んで愛液を擦り付けた所為で俺も絶頂へ達してしまった。
「うっ!? あぁ!」
大きすぎる快感を耐えていた所に強い刺激を受けた陰茎は、我慢していた精液を暴発させる。
「くはっ!!」
「ふぁっ!? 出てる!」
子宮口に鈴口を密着させた状態で精液を吐き出せば、絶頂の途中だった妹紅の快感を押し上げた。
尿道を駆け上がる感覚は俺の快感も増幅させ、背筋にゾクゾクとした感覚が走る。
痙攣を繰り返す陰茎では鈴口で子宮口を擦る刺激さえ、射精の勢いを強くした。
敏感になった亀頭が動く度に締め付けるヒダを掻き分け、押し退けた膣壁に舐められる。
「おふぁっ!!」
「あっ! 熱い、いぁっ!!」
自分の身体を抱き締めながら背中を反らせ、未だに続く絶頂の快感に身を焦がす妹紅。
陰茎を根元まで咥えている秘裂からは、身体を痙攣させる間隔に合わせて潮を噴き出した。
妹紅自身の腕に支えられた巨乳も震え、柔らかさを最後まで見せる。
膣内を占領している陰茎が、出した精液に包まれる感触が増えたと思えば、膣口から愛液と混じった状態で逆流してショーツと、敷いていた妹紅の服を濡らした。
「うっ……ふぅ……」
「あっ……あぁ……」
そして、最奥で精液を出していた動きも止まり、硬かった陰茎も徐々に柔らかさを取り戻していく。
絶頂の波が過ぎた俺は妹紅を見下ろす余裕が復活した。
「……ふぅ……はぁ」
「あぅ……くふっ……」
朦朧としている妹紅は自分の身体を抱き締めていた腕から力が抜けてしまっており、胸の下で力無く置かれている。
俺の腰を引き寄せていた脚も蟹股で広げられたまま、地面へ落ちた。
思う存分、精液を妹紅の子宮に出して、性的に満足した俺は腰を引いて陰茎を抜く。
「うぉ……」
「あっ……」
陰茎が抜けて開放された膣口は無残に開かれており、周囲には精液と愛液で薄められた破瓜の血が付着していた。
興奮で充血した小陰唇は秘裂から食み出て、淫核も包皮から顔を出す。
潮を噴いた所為で股間辺りは体液で濡れ、涼しい風を受けてしまっては寒ささえ感じた。
「拭かないと風邪引くぞ?」
「……あぁ、分かってる」
気だるそうにゆっくりと上半身を起こした妹紅は、身体の下に引いていたもんぺからハンカチを取り出して股間を拭く。
俺も濡れた陰茎を拭き去って綺麗にしてから、汗を掻いて冷えた身体を焚き火で温める。
「……とにかく、これで侘びと筍の礼は済ませたから」
「……あぁ、確かに受け取ったよ」
「……はぁ」
股間を拭いて身形を整えた妹紅が、俺から離れるようにして焚き火の向こう側へ座った。
「火の番はしてあげるから、もう寝なさい。やる事も無いでしょう?」
「まぁ……、そうだな。それじゃ、頼むよ」
「んっ……」
火の向こうに見える妹紅は表情に感情を浮かべておらず、先ほど快感に惚けていたとは思えない。
若干、絶頂の余韻で頬を染めているが、チラリと俺を見る目には何処か見下す雰囲気が復活していた。
やはり、身体を求めれば好感度は下がるのだろう。
侘びをさせた事で植えつけていた罪悪感も消えてしまったので、冷静な思考が俺という人間に対する評価を駄々下がりにさせてしまったのか。
これでは再び妹紅を犯す事は出来ない感じだ。
俺がもう一度竹林で迷っても、おそらく道案内にすら出てこないだろう。
少しばかり残念に思うが、俺は性欲を発散させた心地良い疲労ですぐに睡魔に負けてしまう。
△
翌朝にもなれば、妹紅へ掛けた俺の能力は全て解かれ、今度は迷う事無く人里が見える所まで案内された。
「さて、私の役目は終わりだ。もう二度と迷わないで欲しい」
「いや、妹紅さんに会い為にまた来るかもな」
口説き文句のように軽く言って見るが、妹紅の無表情は変わらない。
それどころか指先に炎を出し、銃弾の様に飛ばして俺の頬の横を掠らせた。
「余り私を怒らせない方が良い」
流石に調子に乗った事を察した妹紅は、威嚇を放ってくる。
しかし、ここで引いてしまっては勿体無い。
少しでも好感度を回復しておこうと、駄目元で足掻いてみる。
「いや、誤解しないで貰いたいんだけど、昨日抱いたのは妹紅さんを好きだったからだよ」
「…………」
「これだけは誓っても良い」
真正面から目を合わせてハッキリ断言すると、妹紅の目が心成しか柔らかくなった気がした。
俺の都合の良い思考がそう見せたのか分からないものの、希望を持って正直に言うしかない。
「…………ふん、サッサと帰りなさい」
「また、会えるよな?」
「………………」
無言の妹紅は振り返る間際に俺へ視線を送り、そのまま竹林の奥へ消えていく。
灰色の髪が風に靡く後姿からは、拒否感が消えていると思いたい。
目的の相手が消えてしまったので、俺も人里のある自分の家へ帰る。
途中で見かけた友人に筍を分けた後、俺は自分の仕事をする為に畑へと出た。
疲れていたのは事実だが、やらない訳にも行かない。
暫く日を置いて改めて竹林へ赴くと、何と妹紅がすぐに姿を現した。
そして、妹紅は呟く様に一言言ってくる。
「私にとって人の一生は、一瞬の出来事だ」
「えっ……?」
「だから、とりあえずお前が死ぬまでは、戯言に付き合ってあげる」
「それって……」
どう聞いても、俺の告白を受ける言葉を言う妹紅。
恥ずかしそうに頬を軽く染め、視線は羞恥を隠そうと明後日の方角へ向ける。
「…………浮気は許さないから」
「あっ、あぁ! それは問題ないよ!」
こうして、俺は一人の伴侶を手に入れ、能力は二度と使わなくなったのだ。
終わり
10月になったので現状報告
私です。
最近めっきり涼しくなりまして。
そんな訳で今月の小説の更新は、東方の『妹紅、道案内しようとして迷子になる』編です。
まぁ、催眠なんですけどね。
困る妹紅を見たいと言っていた気がするので、そこを頑張りたいと思います。
余裕があれば後何か。
同人小説は『ゼロの使い魔』は書き終わりました。
校正してないですけど。
今は『コードギアス』の神楽耶編を書いてます。
操り人形です。
これが終われば天子の無知シチュで終わりです。
短編集は基本的にエロシーンが、一つなので早く終わりますね。
エロくなければ意味が無いですけどね!
△
拍手コメ返信
>>アンジュさん
え、エロすぎる…!この、双子~
コメント有難うございます!
『東方双子録』ですね~
言明は出来ませんけど、少なくともランドセルの世話になっている年代ですね。
でも、設定的には、よく言う『登場人物は全て成人です』的な感じでお願いします。
少なくとも、空を飛べるようになる時点で普通の人間じゃないですよね。
これで完結してるので、この設定では書かないかも知れません。
△
今月はこんな感じです。
ちなみに3Dゲームの方は、今は朝比奈さんを製作中。
Unityの使い方も把握したいし、今年中には何らかの形でゲームを発表したいと思ってます。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
余裕があれば 綾波篇期待
コメント有難うございます!
しかし、残念!
今月の『余裕があれば』更新は『聖痕のクェイサー』です。
しかも、更新日まで間に合うかどうか分かりません!
来月の更新で余裕があれば書きます。
最近めっきり涼しくなりまして。
そんな訳で今月の小説の更新は、東方の『妹紅、道案内しようとして迷子になる』編です。
まぁ、催眠なんですけどね。
困る妹紅を見たいと言っていた気がするので、そこを頑張りたいと思います。
余裕があれば後何か。
同人小説は『ゼロの使い魔』は書き終わりました。
校正してないですけど。
今は『コードギアス』の神楽耶編を書いてます。
操り人形です。
これが終われば天子の無知シチュで終わりです。
短編集は基本的にエロシーンが、一つなので早く終わりますね。
エロくなければ意味が無いですけどね!
△
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>>アンジュさん
え、エロすぎる…!この、双子~
コメント有難うございます!
『東方双子録』ですね~
言明は出来ませんけど、少なくともランドセルの世話になっている年代ですね。
でも、設定的には、よく言う『登場人物は全て成人です』的な感じでお願いします。
少なくとも、空を飛べるようになる時点で普通の人間じゃないですよね。
これで完結してるので、この設定では書かないかも知れません。
△
今月はこんな感じです。
ちなみに3Dゲームの方は、今は朝比奈さんを製作中。
Unityの使い方も把握したいし、今年中には何らかの形でゲームを発表したいと思ってます。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
余裕があれば 綾波篇期待
コメント有難うございます!
しかし、残念!
今月の『余裕があれば』更新は『聖痕のクェイサー』です。
しかも、更新日まで間に合うかどうか分かりません!
来月の更新で余裕があれば書きます。
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