アクセルワールド 上月 由仁子:洗脳・常識変換
『ソードアート・オンライン』から続く、正式な世界観が舞台の『アクセルワールド』
過去に重大な事件があろうとも技術は止まる事無く発展を続けて、遂には首周りに巻くだけでネットワークにアクセスできるまでに到達した。
ニューロリンカーと呼ばれる装置は現実と仮想世界を重ね、限定空間であるローカルな物から世界と繋がるネットワークまで、パソコンや携帯を通さずにアクセスできる。
更には脳細胞との無線通信すら可能にする技術は、五感さえも思い通りにコントロール出来る様になっていた。
また、ごく一部の学生達は謎の開発者から送られたニューロリンカー用のアプリケーションである『ブレイン・バースト』と言う対戦格闘ゲームで、自身のプライドや信念を掛けて遊んでいる。
各所に設置されたソーシャルカメラを通して製作された舞台は現実の一秒を約十六分にし、加速された世界で戦いを繰り広げていた。
などと、堅苦しく言って見たが、そんな事は然程重要な事でもない。
問題は俺が『この世界』を小説として認識し、更には『ごく一部の学生』に該当している事だ。
前世とも言える記憶がある事から、アクセルワールドの世界に居るキャラクターに憑依したと事は何となく分かる。
不思議とパニックになっていないのが腑に落ちないものの、変にうろたえても仕方が無い。
これでも前世では二次制作の小説を読み漁っているのだ。
主にエロ方面を。
なので、突然創作の世界に放り込まれても、何とか生きていくだけの気持ちを常に持っている。
幸いにも憑依した人物は前世の俺とそっくりであり、外見上の違和感が無い上に頭も悪くは無い。
成績に関しては平均で、普段の素行も目立つ様な事もしておらず、小説の登場人物としては完全に背景キャラだ。
おまけに両親は長期的に不在で、家にも生活に困らない程度の金がある。
思春期に望んで仕方が無い自由な環境に喜んだ俺は、勉強もそこそこに話題のゲームである『ブレイン・バースト』をやり込もうと思った時、一つの問題が持ち上がった。
それは、俺のアバターが弱すぎる事だ。
攻撃力も無く、防御力も無い。
挙句に素早さもないのでプレイをした当初から何度戦っても勝てず、少し経てばすぐに他の対戦相手からカモと認識されてしまう。
余りに負けるとバーストポイントが無くなり、ブレイン・バーストのアプリケーションが強制的に消されてしまうので、アバターが弱いと分かってからは戦えなくなった。
そもそも、おかしいのだ。
原作を見る限り、ブレイン・バーストをプレイしているキャラは何かしら特徴を持っている。
攻撃だったり、防御だったり、速さや空を飛べたりと、とにかく戦う分には最低限の性能があった。
それに引き換え、俺のキャラは何も特性が無い。
ステータス的を見ても戦う為に必要な攻撃力、防御力、挙句に速さまで貧弱すぎて使い物にならない。
原作では苦境に立たされた主人公が先人からのアドバイスを受け、傷付かない設定の壁を手刀で切っていた。
主人公属性かもしれないが、強く思う事でキャラの特性が出てくる設定を思い出すも、元が貧弱ではそもそも攻撃用アバターではないかもしれない。
とすれば、自分で戦う以外の能力が出てきそうではあるものの、憑依した俺は辛うじて苛められていない程度のぼっち。
つまり他人との関わりが殆ど無い。
この事を考えるに、他人をフォローする支援を目的とした能力は確実に出ないだろう。
そして後一つ可能性として残ったのが、直接戦わないで相手を撃破する方法。
ゲームである以上は戦って勝つ為の能力がある筈なので、俺のキャラは勝つ為に自分の戦闘力を持って戦うのではなく、他人を支援して勝ちを拾う物でもなく、それ以外の物と思われる。
つまりどうやって勝つかと言うと、まともに戦わなければ良いのだ。
武力を使わず、味方の力も借りず、敵の無力化を図る。
それを行うには、相手の精神を乗っ取れば良い。
しかし、これも簡単な話ではない。
精神を操る何らかを投げても相手は当然避けるだろうし、相手が俺に接触して発動するタイプでも防御力が低いので、一発当たれば負けだ。
素早さも貧弱な所為で、避けつつ相手に触るという事が出来ない。
では、どうすれば良いのか?
音を使えば良い。
正確には音声データだが、相手に聞こえれば精神を乗っ取るウィルス的な物をアバターへ感染させられるだろう。
たとえ耳を塞いだとしてもスピーカーの音量を操作しないといけないので、アバターだけを操作しても意味が無い。
戦っている途中で咄嗟に音量を調節出来る人間は殆ど居ない、と思われる。
これによって、そもそも敵が俺に対して攻撃出来ない様にすれば、もしくは敵対する意味を見出さなければ相手に降参させて勝利を得られる。
使っている貧弱アバターの能力については、おそらく正しいだろう。
無ければ困る。
しかし、中途半端な気持ちでは能力も出ないと思われるので、ちょっと自分を追い詰めて見た。
△
「もっと熱くなれよーーー!」
「止めろ! あたしの中に入ってくるなーー!!」
具体的には、後一戦負ければアプリケーションが消える状況に陥り、更に戦える中で最も強い相手と戦う事。
目の前で耳を押さえて蹲っているのはブレイン・バースト最強のレベル9の一角を担う<スカーレット・レイン>こと、<上月 由仁子>
赤いアバターは比較的女の子らしく可愛い外見であるが、その能力は普通の物とは比較的にならない程に高い。
しかし、それが今は地面で小さくなって震えている。
「諦めんなよ! 諦めんなよ、お前! どうしてそこで蹲るんだ!? そこで!」
「うわああぁぁ!!!」
「もう少し頑張ってみてみろよ! ダメダメダメダメそこで諦めちゃ!」
「くあぁぁ!!」
俺の発する音声データに潜む精神改ざんのウィルスは、いくら由仁子がアバターの耳を塞いでも防ぐ事は出来ない。
エフェクト的には微妙に辺りの景色が歪んで見える波紋が広がっているだけであっても、そこに仕込まれた効果は最強の一角を完全に無力化する程。
伊達に単一能力ではないと言う事か。
むしろ、攻撃力も防御力も素早さも無い俺のアバターでは、これだけしか戦う術が無い。
最初に対戦する時は完全にカモとして認識していた由仁子も、強者であるという油断が俺に先手を打たせ、土壇場で発現した唯一の能力をまともに受ける結果となってしまった。
対戦表が出た時から勝敗は決まったものと認識されている所為で辺りに観戦者は居ない。
寂しいと思える景色であっても、他人を洗脳できる能力が知られる事が無いという利点もあるだろう。
「俺のこと思えよ! スカーレット・レインに勝ちたいって思っている俺のこと思ってみろって!」
「くぅ、うあぁーー!!」
「あともうちょっとで洗脳が終わるんだから!」
「ぐぅ! うぐうぅ!!」
「俺だってこんな貧弱アバターでスカーレット・レインに勝とぅるって頑張ってるんだよ!」
「ぐっ! あくぁっ……!」
ただでさえブレイン・バーストの世界は一秒が十六秒弱に伸ばされる。
現実世界での脳の活動は常人よりも活発であり、さぞやサブミリナル効果が効くだろう。
一秒を十六分割した世界の中、一秒以下の短い間隔で発現した能力のウィルスを叩き込めば、現実では凄まじい速度で絶え間なく信号を受ける事になる。
ブレイン・バースト内でのキャラを洗脳できれば、現実世界では完全に思考を操れる筈。
「ずっと聞いてみろ! 必ず洗脳を達成できる!」
「あがぅ……、あ゛あ゛あ゛――」
炎の妖精の言葉を借りてるのも、あの思い込みを利用できれば能力の発現が楽になると睨んでの事。
思った以上に最強と名高い由仁子の精神を汚染できている。
やはり、思い込ませれば右に出る者は居ない炎の妖精は最強だった。
「だからこそNever Give Up!」
「あああぁぁぁーーーー!!」
最後まで言い切ると由仁子のアバターは頭を抱えたままで輝き、光はそのまま空に向かって伸びる。
若干暗めのフィールドを照らし、辺りに目を閉じなければいけない程の眩しさを広げた。
そして、光が消えた時には由仁子のアバターは倒れており、ピクリとも動かない。
しかし、HPは減っていないので戦闘不能にはならず、ゲームとしては続行中。
カモとして認識されていた俺が、下手に勝利してしまっても注目を浴びてしまうのは必至なので、この結果はかなり良かったと思える。
取り合えず由仁子を犯す為には住んでいる場所を聞かなくてはならない。
最近は自分のアバターが弱すぎて思った通りに戦えず、ストレスが溜まっているのだ。
その上、何とか打開策を見つけ様と色々調べ回った所為で性欲を発散する暇も無かった。
原作を思い出せば上月由仁子は紛れも無い美少女。
自分よりも強い相手を好き勝手に出来ると言うのは、独特の興奮がある。
洗脳能力の効果を確認する為と無駄な免罪符を自分に打ち、理性は性欲に支配され、完全に由仁子を現実世界で犯す方向で動いた。
「立て、由仁子」
「……あぁ」
幽鬼の様にゆらりと立ち上がった姿には生気は感じられず、表情の分からない機械的な顔からも意思が消えている雰囲気が漂っている。
「住所は何処だ?」
「……住所は――」
住所を聞いた後は待ち合わせ場所を決めて、細かな設定を教え込んでいく。
現実世界では洗脳能力も使えないので、事前に細かく決めておく必要があった。
俺にとって都合の良い事を命令した後は、特に会話も無く互いに突っ立ったまま時間切れまで待つ。
そして、対戦結果はドローとなった。
△
後日。
待ち合わせ場所として決めておいた公園で待っていると、遠くから見覚えのある少女が歩いてくるのが見える。
短いツインテールはアバターに負けない位の赤く、殆ど隠れていない額には前髪を少し垂らす特徴的な髪型。
着ている服も赤く、今は夏なので涼しげな薄い小さめのキャミソールに短パンという活動的な格好。
下着を着ていない所為で身体の線をハッキリと浮かび上がらせ、ぷっくりと膨らんで布を持ち上げる乳首の膨らみが見えた。
そんな如何にも活発な少女らしい格好であっても、歩く姿はフラフラと頼り気無く、今にも倒れそうだ。
時間帯が以外に人気の無い昼辺りでなければ、きっと邪魔なお節介焼きが声を掛けているだろう。
「――あれ? ここは……?」
俺の近くまで歩いて来た由仁子は幽鬼の様な状態から一気に覚醒して、辺りの景色を困惑気に見回した。
しかし、目的自体はハッキリさせているお陰で、特に混乱している様子も余り無い。
辺りを見ていた由仁子の視線が俺を捕らえると、眉をピクリと動かした後、足取り荒く近寄ってきた。
「お前か? 来てやったぞ」
「あぁ、すまんね」
「あたしが直々にアバターの操作を教えてやるんだ。ほら、あたしに挨拶しな」
「おぉ、分かった」
名目上の師匠とも言える立場は、普段の勝気で男勝りな性格を更に増幅させていた。
由仁子は俺の真正面で手を腰に当てて仁王立ちになり、乳首が浮いている胸を突き出す。
背を反らせた事で僅かに膨らんでいる胸の形を更にハッキリとさせた。
由仁子には、実際に会った事の無い俺を本人と認識させる為の特別な合図を決めてある。
「それじゃ失礼するよ」
「あぁ、早くしろ」
突き出された胸に手を近付けた俺はおもむろに乳首を摘み、親指と人差し指をくりくりと捏ねた。
動きにつられた胸は布ごと渦を巻いて軽く捻られる。
「んっ……」
由仁子はなるべく威厳を失わない様に口元を固く結んでいるものの、指が動くと自然と声が漏れてしまった。
摘んだままの乳首を前に引っ張り、パッと離すと小さくともぷるんと揺れて元の形に戻る胸。
そして、今度は真上から掌を被せてゆっくりと揉んだ。
「ぁぅ……」
見た目では然程膨らんでいないと思っていたが、実際に全体を触ってみるとそれなりに柔らかさが返ってくる。
指を曲げても胸に食い込み、成長途中の硬さと確かな柔らかさを感じた。
掌の中心にある乳首の感触は手が動く程に少しずつ固くなり、胸を揉まれる刺激を性的な快感として受け取っているらしい反応を見せても来る。
由仁子の顔は表情こそ偉そうな雰囲気を漂わせ、得意げな表情を浮かべているが頬はシッカリと赤くなっていた。
支配した筈の精神の奥底では、初対面の男に胸を触らせる状況に多少なりとも羞恥心を感じているのかもしれない。
それでも、加速された世界で絶え間なく送られた洗脳ウィルスの力によって曲げられた常識は、由仁子に次の段階へと進ませた。
「さて、挨拶はもう良いだろう」
「そうか」
「じゃ、次は、っと……」
言葉を止めた由仁子は短パンのボタンへ手を掛け、何の躊躇いも無く脱いでいく。
前面部のチャックが下ろされ、女の子っぽい可愛らしいショーツが見えるとショーツごと一気に下し、完全に脱がなかった所為で短パンは膝の下で止まる。
股間が日の光の下に出てくると、由仁子は膝を蟹股に開いてから胸と同じ様に腰を突き出す。
白い肌の肉厚の大陰唇が見え、秘裂自体も幼い印象を受ける。
陰毛が生える辺りには産毛も無く、ぽっこりと膨らんだ腹は少女特有の卑猥さを滲み出した。
「ほら、ここにお前のチンポを入れて、アバターの操作感を磨くんだよ」
「随分変わった練習法だよな」
「まぁな、あたしぐらいになると常人の練習法では意味が無いからな」
「それは凄い」
「当たり前だろ?」
明らかに関係なさそうな事でも、褒めてやれば下半身を晒したままで得意げに『ふふん』と胸を張る由仁子。
しかし、人気が無いとは言え、昼間の公園で美少女が下半身を晒している光景は、本来なら微笑ましい場面が完全に背徳的な雰囲気に変わってしまっている。
由仁子にとっては弱い相手に教えを請われたから、スカーレット・レインの自分が直々に、態々教えてやると、圧倒的な上から目線で居る事には変わらない。
自信に満ち溢れている顔も俺を見下しており、自分の優位性を疑っていない様子だった。
「何処に入れるか良く見えないから、開いて見せてくれよ」
「何言ってんだ。そんな事ならお前の手で確認すればいいだろ?」
「良いのか?」
「良い悪いじゃなくて、やれ」
由仁子は、やれ、と言い切ったと同時に、突き出していた腰をクイッと前後に揺らす。
とても少女がやる行いではなく、股間を触らせる意味も理解していないらしい。
「分かったよ」
当然俺は逆らう事無く指示に従い、股間へ手を伸ばす。
自分の命令をアッサリと聞いた事で由仁子は益々得意げな表情を強めた。
「ぁっ……」
年齢と、肉体的な成長も乏しい由仁子の大陰唇は肉厚で柔らかく、押し込めば指先が埋もれる程度に弾力がある。
二本の指で少し左右に開くと秘裂も開かれ、中には薄いピンク色の小陰唇が出てきた。
発達を始めてすらいないようにも見え、淫核を包んでいる包皮すら、割れ目から全く食み出ていない。
少し奥には小さな膣口があり、開かれる力に抵抗してヒクヒクと開閉を繰り返す。
「んぁっ……」
性器の中で蠢く指の感触で声を漏らす由仁子。
少しでも性的な快感を目覚めさせておこうと思った俺は、人差し指で右の大陰唇を押し退け、秘裂の中に食い込ませながら奥へ進める。
軽く膣口に指先を引っ掛けつつ肛門の手前まで触り、今度は左の大陰唇を押し退けながら手前へ引いた。
未だに包皮の下に隠れている淫核を穿る様に指先でくすぐると、指から力を抜いて大陰唇に左右から挟まれる温かみを味わう。
そのまま前後に動かすと僅かだがニチュニチュと粘った音が聞こえてきた。
指を挟んでいる大陰唇は動きに釣られて、指と同じ様に前後に引っ張られて形を変える。
突っ張っていた感触は徐々に愛液で滑り、完全に秘裂の中に隠れていた淫核も少しだけ頭を出した。
「……何か、変な感じだな」
秘裂を弄られる由仁子は股間から感じる、今まで経験した事の無い感覚に、若干戸惑いを感じているらしい。
顔色はたいして赤くなっていない所を見るに、性的な快感で愛液を流している訳でもなさそうだった。
秘裂の中を動く指にある程度愛液が絡むと、由仁子の指示が飛んでくる。
「……そろそろ良いだろ。じゃぁ、チンポを入れるからズボンを脱げ」
「分かったよ」
指を離すと秘裂との間に愛液の糸が出来、すぐに千切れた。
由仁子の指示に従う俺は素直にズボンとパンツを脱いで、反り立つ陰茎を取り出す。
「うっ!? ……思ったより大きいな。入るか?」
怯んだ言葉を聞かない振りをした俺は、再び椅子に座った。
「これで良いか?」
「ん、あぁ、良いぞ。あたしが座ってやるから動くなよ」
「了解」
期待で揺れた陰茎を見た由仁子は、緊張でごくりと唾液を飲み込んだ。
恐る恐る俺へ小さな尻を向け、そのまま後ろへ下がって位置を探る。
昼間の公園で幼い少女が尻を丸出しにして、ベンチに座った男の陰茎の上に腰を下ろす光景は、何処から見ても異常極まりないだろう。
「おい、ちゃんと誘導しろよ」
「そうだな。……もう少し右だ」
「……ここか?」
ふりふりと目の前で揺れる尻の間では愛液に濡れた大陰唇が、陰になった状態でも卑猥に光を反射した。
僅かに見える肛門は色素の沈殿も少ない様で、薄めの茶色をしている。
由仁子は見えない状態でも何とか挿入しようとしているが、やはり陰茎が直角に反り立つ所為で上手くいかない。
もう少し小さな尻が振られる光景を見ていたかったものの、そろそろ機嫌を損ないそうなので細い腰を掴んで誘導していく。
触り心地の良い肌を指で擦り、根元を押さえた陰茎の位置へ合わせた。
そして、遂に鈴口が愛液を付着させた大陰唇を割って入り、秘裂に食い込む。
「んぐっ!?」
「おふっ!?」
狭い膣口に太い亀頭が減り込む圧迫感で声を漏らした由仁子。
逆に俺も強い締め付けを受け、想像以上の気持ち良さで声を出してしまった。
由仁子は背中を向けている俺に表情を見られていないと、声だけは気丈に振舞う。
「くっ! な、中々デカイじゃねぇか!」
「くぉ、そりゃ、どうも、ぉっ!」
「うっ! あぁ……」
曲がりなりにも赤の王であるというプライドが弱音を吐かせず、膣口を限界まで広げられても腰を落とす動きは止めない。
足が股間を拡張される感覚で震え、正面から見れば脂汗を額に浮べていようとも、最強の一角である事実が口を固く結んだ。
ぬるりと亀頭の表面を進みつつ、熱い胎内へ飲み込まれる快感は俺の理性を溶かす。
「んん~……!!」
亀頭が少しずつ進む程に狭い膣口は激しい抵抗を示すが、漏れ出ていた愛液の滑りで何とか咥え込んでいく。
俺が軽く掴んでいる由仁子の腰も、大き過ぎる圧迫感で小さく震えた。
「ふぅ! ふぅ!」
「あ、あんまり無理、んっ、するなよ?」
「無理じゃない! チンポを入れる程度ッ、あたしが出来ない筈無いだろ! お前も余裕が、無さそうじゃね~か!」
「おっ、んぉ!」
殆ど顔を見せないで視線だけを俺へ向け、肩越しに振り返る由仁子は目を吊り上げて睨みつけてくる。
快感で声を出す俺を見た事で、余裕綽々の雰囲気を出す。
「見てろ! ……ふっ!」
情けない姿を晒す俺から挑発されたと思い、気合を入れる為に自分の膝を掴んで力を込め、一息吐いてから一気に腰を打ち下ろした。
「こはっ!?」
「うぉっ!?」
狭い膣内を陰茎によって一瞬で拡張され、鈴口は処女膜どころか子宮口まで一直線に突き上げる。
しかし、由仁子の小さな身体で根元まで挿入するには体重が足りず、長めと自負している陰茎は3分の1を残して止まってしまう。
身長の差で足が地面についていないので、殆ど子宮口を突き上げる陰茎で身体を支えている状態になってしまった。
膝を掴んでいた手は胸まで上げられると宙に漂って所無さ気に揺れ、足はピンと前へ突き出される。
元々体格的に胎内も狭く浅いので、締め付けで押し返そうとする動きは強い。
亀頭の半分ぐらいしか大陰唇に食い込んでいなかった所で、いきなり竿の半分以上を滑る膣内に飲み込まれた俺への快感は大き過ぎた。
膣壁に包まれる範囲が増大し、危うく精液が暴発しそうになってしまう。
「くぅっ!!」
「あっ……あぁ……ぅ」
明らかに体格が吊り合っていない大きさの陰茎を無理矢理入れた衝撃は凄まじく、破瓜の痛みを合わさって放心してしまう由仁子。
膣内の動きも亀頭で苦戦していた時とは違い、締め付けも緩んで動きを完全に止めた。
「んぎぅっ……!!!」
遅れてやってきた膣内を中心とした痛みと圧迫感で意識を取り戻した途端、背中を丸めて股間の拡張される感覚に耐える。
同時に膣壁の力も取り戻して、先程よりも強く陰茎を締め付けてきた。
子宮口で体重を支えたまま、膣内を一気に広げられた拡張感で全身をプルプルと震わせ、口を固く結んで言葉すら漏らさない。
陰茎を挿入された膣壁はパニックになって、締め付け以外に不規則な動きで表面を這い回る。
拒絶する意思はハッキリと示され、何とか異物を押し返そうとヒダが波打った。
荒く繰り返される呼吸の間隔は短く、動く横隔膜と連動して膣壁も上下に動く。
「くはっ! ふっ! ふぅっ!」
「だ、んくっ、大丈夫か?」
「だ、かはっ! 大丈夫に、決まってんだろ!」
「そ、そうか。なら、ふぅ! もう少し、入れるぞ?」
「ちょっ――」
俺の言葉に驚いた由仁子が止めようとしてくる瞬間を狙って、掴んでいた細い腰を引き下ろした。
既に理性は性欲と陰茎の快感に負けてしまっており、気遣う余裕が無くなっている。
「んくぁっ!!?」
「おふぁ!!」
今度こそ陰茎を根元まで咥え込み、由仁子の小さな尻が俺の太股にぶつかってぺチンと音を立てた。
亀頭の半分ほどまで子宮口の固い感触に包まれ、押し上げられた子宮は横隔膜を刺激する。
「けほっ! こほっ! おぉ……」
「おっ、おぉ、気持ち良い……!」
下半身丸出しで短パンとショーツを膝に引っ掛け、陰茎の上に座って咳き込みながら目を見開く由仁子。
膣内を拡張された大きな刺激で殆どの思考は停止し、舌が食み出た半開きの口から漏れるのは、肺から吐き出される空気ばかり。
締め付けを受ける陰茎から漏れ出るカウパー液には精子すら混じり、薄くなった愛液に滑りを追加していく。
「こん、の! な、何してくれてんだ!! んぐっ!!?」
痙攣する膣壁の刺激を味わう為に動かずに居ると、最奥を更に持ち上げられた衝撃から返って来た由仁子が文句を言ってきた。
しかし、子宮口を持ち上げたままなので怒鳴る度に腰が動いて亀頭の位置が変わり、予期しない感覚を受けた事で言葉を詰まらせる。
「ど、くっ、どうせなら全部入れた方が、ぅっ、操作感を磨けそうじゃないか」
「そ、そうだけど! いきなり、入れるなって言ってんだよ!」
「な、何だ? スカーレット・レインが、つらいの――」
「つらくない! んかぅ!?」
反射的に反論しても、子宮口を亀頭で抉られておかしな声に変わった。
精液の暴発を何とか耐えながら挑発してみたが、由仁子が怒鳴る度に振動が膣壁を伝わって陰茎に送られてくる。
何とか意識を反らさないと動く前に出してしまうと思い、細い腰を掴んでいた手を肌に触れさせたままで上げていった。
「んひゃぅ!? くすぐるな! あぅ!」
「くぁっ……」
薄いキャミソールの下を通り、素肌を撫でながら胸へ手を向かわせる。
微かに浮き出た肋骨を触って、指先はなだらかに盛り上がった下乳に到達した。
「んふぁっ!」
「おぉぅ……」
それから少し上へ手を動かし、脇腹を掴んだ状態にすれば指先の位置が丁度乳首の位置にくる。
中指で乳輪の縁をなぞり、くりくりと回して残った指で胸全体を揉み解した。
「ふぁっ!」
股間からの違和感の中で、乳首を弄られる快感を追加された由仁子が頭を振り上げて悦声を出す。
同じ様に陰茎をただ締め付けている膣壁も、拒否しか感じなかった動きに快感に対する戸惑いが現れた。
宙を漂っていた手は胸を弄る俺の腕を掴み、短パンを引っ掛けている足は俺のふくらはぎに絡み付く。
指先で弄り回していた小さな乳首が刺激と性的な快感で硬くなり始め、陰茎も単に膣内へ入れているだけでは満足できなくなってくる。
下半身の欲求に従う事に思考を塗り潰された俺は、掴んでいた由仁子の胴体を持ち上げた。
「っ!? んおぉぉ!!?」
「くはっ! 締まるぅ!!」
ただでさえ狭い膣内に入り込んだ陰茎はみっちりと中を満たし、その状態で腰を上げられれば当然ながら胎内を引き摺り出される様な刺激が由仁子に送られる。
膣口は竿で最大まで広げられたまま、抜かれる陰茎に張り付いて秘裂の中から姿を現してしまう。
少し引いただけでは、過剰に押し上げられていた子宮口は亀頭から全く離れないで付いてきた。
そして、限界まで降りてきた所で鈴口を開放し、即座に締め付ける膣壁が包み込む。
いくらカリが張っていようとも発達に乏しい薄いヒダを引っ掻く感触を受けない。
しかし、それ以上に吸い付いてくる感覚で大きな快楽を受けた。
一番締め付けの強い膣口をカリが膣内から押す位まで引き抜くと、腕から力を抜いて持ち上げた小さな身体を落とす。
「んぐぁっ!?」
「うっく……」
小さな身体でも支えを失えば、大陰唇を巻き込みながら一気に陰茎を咥え込む。
一度最奥の更に奥まで入れられたお陰で、今度は根元が余る事無く完全に挿入しきった。
再び子宮口を持ち上げられた由仁子は、再び横隔膜を押されて反射的に声を漏らしてしまうも、俺は気にする余裕も無く、快感を求めて腕を上下に動かしていく。
「んぐっ! あぐっ! ちょっ、ちょっと! くっ! 止ま、止まれ! あくっ!!」
「む、無理だ!」
「くあぅ! あっ! うぁっ!」
カリで膣壁を削られながら宙へ持ち上げられ、下ろされると子宮口が鈴口で突かれた挙句に体重を受け止めさせられる由仁子。
暫くしない内に俺の腕を掴んでいた手は既に添えられるだけとなり、首も力なく揺さぶられている。
陰茎が出入りを繰り返す度に潮が細かく噴き出し、膣口は竿に張り付いたままで膣内と外を激しく出入りした。
愛液に塗れる大陰唇は竿で秘裂が左右に広げられ、俺の下腹部にぶつかれば周囲に体液をビチャッと飛び散らせる。
「んっ! あっ! ぐぅっ! んくっ!!」
「ふっ、はっ、はっ、ふっ!」
もはや文句も出てこない由仁子は目を虚ろにさせ、子宮口を押される刺激で呻き声を上げるだけになった。
それでも膣内は締め付けを弱めず、出入りを繰り返す陰茎に密着して締め付けによる快感を送ってくる。
カリで愛液を掻き出されてもカウパー液が即座に補充されて、犯される刺激が流れ出すよりも多くの愛液を流した。
「くぁっ! ダメだ!」
「うっ! あ゛っ! あぐっ!」
突き上げる子宮口の固い感触と強く締め付ける膣壁の滑りを受け、陰茎は我慢の限界を超える。
膣壁の様にビクビクと振るえ始めるとカウパー液も粘度を高めた。
そして、由仁子の身体を一段と勢い良く俺の太股にぶつけ、股間の力を抜く。
「くはっ! 出る!!」
「ひぎぅ!? 熱っ!? あぁーー!!」
亀頭が子宮口に包まれた瞬間、精液を一気に吐き出した。
震える鈴口が食い込んだ子宮口を抉じ開けるように痙攣し、精子を含んだ体液を直接掛ける。
「あっ……おふぅ……」
「あぅ、うぅ……、出てる……」
いくら由仁子の身体が小さいとは言え、連続して動かすのはかなりの力が要るものの、犯している最中はそれを物ともしない性欲の力。
しかし、絶頂の快感を受けると共に腕の疲労が襲い掛かり、だるさで腰を支える力も無くなってしまう。
「くそ、はぁ、いくら操作感を、ふぅ、鍛えるからって無茶させやがって……ふぅ」
「でも、んくっ、常人の訓練じゃ、駄目だって言ったのは、そっちじゃ、はぁ、ないか」
「そうだけど、んくっ……、しかも、うっ、中に出しやがって……」
流石に絶頂へ達しはしなかった由仁子も疲労困憊で、力が抜けた身体を後ろに居る俺へ預けてきた。
細い女の子らしい足を短パンで拘束されていても、膝は俺の脚を挟んで蟹股に開いている。
股間では未だに陰茎が大陰唇を無残に広げ、膣口に咥え込んでいる光景すら日の下に晒した。
愛液で光を反射し、痙攣する内腿と同じタイミングで潮も小さく噴く。
暫く体力を回復させる為にジッとしていると、力の抜けた陰茎は狭い膣にから締め出された。
「んっ……」
「おっ……」
陰茎にぬるんとした感触を受け、愛液と精液に濡れた所為で空気が冷たく感じる。
「くっ、こんなに、ふぅ……出しやがって……」
気だるげに自分の股間から出てくる精液を見詰めて文句を言うが、聞いている分には余り拒否反応は無い。
胎内の奥から体液が漏れ出る感覚で、由仁子の小さな身体が震えた。
それから、何とか立てる程度まで回復した由仁子は俺の膝から降り、引っ掛かっていた短パンをバッと上げる。
「ひくっ!?」
「拭かなくても良いのか?」
「っ! ……ふん、これぐらい拭かなくても別に良いだろ! 汗かいたからどうせ風呂に入るし」
「そうかよ」
股間に濡れた布が接触する気持ち悪さに声を出した由仁子も、無意味な気丈さで返してきた。
短パンの裾から精液と愛液が流れても、特に気にしないで俺へ向き直る。
「こほん! まっ、今日はこんなもんだろう!」
「本当に操作感が磨かれてると良いだけどな」
「あたしが直々にチンポを入れてやったんだぞ? 磨かれてなかったら逆に可笑しいわ!」
強く言い切る度に、由仁子の短パンの下から精液が多く流れた。
俺もいつまでも下半身を出したままでは風邪を引きそうなので、のろのろと後始末をしていく。
「どっちにしろ、また特訓はしなきゃならないからな! 赤の王である、あたしに! 指導される事を光栄に思えよ!」
「分かってるって」
「……いまいち感謝が足りないな」
適当に股間を拭きながら適当に由仁子の相手をしていると、流石に気分を少し害したらしい。
仕方ないので、ちゃんと向き合って礼を言っておく。
「あぁ、確かに感謝してるよ。中出しまでさせてくれたし」
「ふん! 分かれば良いんだよ! って言うか、中に出すな!」
「それも特訓の内だろ?」
「うぐっ! そ、そうだけどなぁ……」
明らかに関係ないが、痛いところを突かれたと言葉を詰まらせる由仁子。
しかし、すぐに気丈さを取り戻し、荒い足取りで公園の出口へと歩き出した。
「まぁ、次の特訓も付きやってやるから、連絡をしろよ」
「おぉ、頼むよ」
「じゃぁな! ……何か股間がグニュグニュする」
「またな」
赤く短いツインテールが揺れながら去っていく後姿を見送り、俺も帰る事にする。
辺りはそろそろ子供が戻ってきそうな時間帯であり、あと少し遅ければ誰かに見られたかもしれない。
ベンチには精液と愛液が混ざった水溜りが出来ているが、ここまで綺麗にする必要は無いだろう。
「さて、次はいつ世話になろうかなぁ……」
遠くから聞こえてくる元気な子供達の声を聞きながら、俺は昼間に相応しくない想像を膨らましながら帰路に着いたのだった。
終わり
To LOVEる 古手川唯:価値観変更
「はい、これ」
「おっ、有難う」
朝、俺はリトが学校へ行く準備を待つ為に、リトの家の玄関に居た。
そこへササッと近寄ってきた美柑が差し出してきたのは、例の『ハイパー洗脳君』
前に使ったきり壊れたままでララに保管されていたが、それを直して貰った物だ。
美柑を犯してから、他のヒロインも犯してみたい欲求が湧き上がってきたものの、美少女達は軒並みリトを憎からず思っており、最後まで行くのは殆ど無理だろう。
そこで必要になったのが、美柑を洗脳した『ハイパー洗脳君』だった。
しかし、リトの友人でしかない俺が、他人を洗脳する装置を欲してもララが貸してくれるとは思えない。
正直困っていた所に美柑が視界に入り、白羽の矢を立てたのが事の次第。
他人である俺よりもリトの身内である美柑が頼めば、簡単に直してくれると思ったのだ。
そして、結果は想像通り。
目的を達した美柑は俺の元へ洗脳君を持ってきてくれた。
「ちゃんとララの記憶は操作したか?」
「したよ。やっぱりララさんの道具は凄いよね。私でも筋が通っていない事でも簡単に信じてくれたし」
念の為にララが洗脳君を作った事自体を忘れさせておく様に言っておいたが、美柑はシッカリと期待に応えてくれたらしい。
「この分だったら、俺の言う事を無条件に実行する美柑も洗脳されてるかもしれないな」
「何言ってるの? そんな事ある訳無いじゃない」
さらっとネタばらしてみたものの、心底呆れた雰囲気を隠さずに言う美柑は一切信用しなかった。
関係上は兄の友人でしかなかった俺に処女を奪われた事実を持ってしても、洗脳されている思考では可笑しいとさえ思っていない。
「で、誰に使うの?」
「それはまだ決めてないよ」
「まっ、誰に使っても私は知らないけど、後でちゃんとご褒美を頂戴よね」
隠したい嫉妬心を滲ませながら顔を背けた美柑は、顔を赤くして洗脳君を持ってきた報酬を求めてきた。
要求の内容を察した俺は、軽く抱き締めて頭を撫でてやる。
「じゃ、今度はゆっくりな」
「……うん」
悪い女誑しみたいな事を言ってやると、腕の中にすっぽりと入る美柑が小さく頷いた。
過去に与えた快感が余程気に入った様だ。
このまま再び幼い身体を犯したいが、そろそろリトの用意も終わる頃だろうから今は我慢しよう。
断腸の思いで美柑の身体を離したと同時に騒がしい声が聞こえてきた。
「お、おまたせ!」
「あ~ん、リト待って~」
「ララ、早くしろ! 遅刻するぞ!」
相変わらず騒がしいリトとララは、時計を見て慌しく靴を履いて玄関を出て行く。
「美柑、戸締りはシッカリとしてくれよ!」
「分かってるって」
「よし、じゃぁ、行こうか」
「おぉ」
「リト~、待って~」
時間的に遅刻しそうなのも事実なのでリトの後に続いた俺は、美柑の視線を背中に受けながら学校へと急いだ。
△
そして、時間は飛んで放課後。
部活も終わりかけで人通りの少ない廊下を歩く俺は、手に例の洗脳君を持っている。
流石に授業の合間にある短い休憩時間で犯せるとは思えず、何とか放課後まで我慢した。
朝から蓄えられた期待は既に陰茎を半立ちにさせており、女子の身体に触る想像だけで完全に硬くなってしまいそうだ。
「さ~て、誰に使おうかなっと」
「その玩具を何に使うのかしら?」
「うぉっ!?」
後ろから掛けられた声に驚いて振り向けば、そこには風紀委員の<古手川 唯>が立っていた。
しかも、廊下の窓から差し込む夕日に照らされた顔は厳しく、腕を組んで問い詰める気満々の仁王立ち。
風紀を乱す行為を極度に嫌う唯は、俺が手に持っていた『ハイパー洗脳君』を鋭い視線で睨む。
「学校にそんな玩具を持ってくるなんて、不真面目だわ!」
「いや、これは……、あの~……」
「なに?」
厳しい視線で睨まれても、性欲が溜まっている俺は無意識に唯の身体へ落ちた。
腕を組んでいる所為で胸は持ち上げられ、程好い大きさが強調されている。
足は当然ながら学校指定のソックスだけでストッキングは履いておらず、スカートから生足が伸びていた。
空けられた窓から入り込む風が唯の長い髪とスカートを揺らし、心成しか甘酸っぱい匂いが感じられる。
半立ちだった陰茎は美少女の香りを受けて硬くなり、理性は性欲にアッサリと負けた俺は掛け声と共に銃口を向けて引き金を引く。
「とぁっ!」
「えっ――」
朝に美柑がララで試した洗脳君は、二度目の使用であっても問題なく効力を発揮する。
銃口を向けられても明らかな玩具である外見で警戒を一切していなかった唯は、抵抗を示す間もない。
一瞬だけ頭に手をやりそうになるも、すぐに手を胸の下に戻して腕を組み直す。
「――で、なに?」
「あ、あぁ、これからは『俺が古手川にする行為はどんな事であってもハレンチではないからな』」
「何を言っているの? そんなの当たり前でしょ?」
「お、おぉ」
確実に洗脳された状態であっても追及の手を緩めない態度に若干戸惑ってしまうも、何とか暗示を与える事が出来た。
常識を塗り替えられた唯は、即座に俺の言葉を肯定してくる。
いつもならば、ハレンチではないと言われた時点で、『ハレンチな事をするつもりなの!?』と言いそうな点を思い浮かべるに、反論をしてこない所を見ると洗脳は成功したと思えた。
本当にララの宇宙技術は便利だ。
「それじゃ、ちょっと相談したい事があるから、移動しようか」
「えぇ、良いわよ」
ひとまず風紀委員に相談を持ちかける形で移動を提案すれば、唯は洗脳君を発見した時に発していた怒りを消して俺の後を付いてくる。
犯す場所としてあらかじめ目を付けておいた空き教室へ二人揃って入り、鍵を閉めて長い机へと向かわせた。
「それで? 相談って何かしら?」
「あぁ、ちょっと女の身体に興味があってね。実際に触ってみたいからジッとしててくれ」
「それは恋人とかにする事じゃないの?」
「予習だよ」
「……はぁ、まったく、しょうがないわね」
直球で身体を要求してもハレンチと思わない唯は呆れを隠さずに渋々従い、その場で腕を組んだ体勢で身体の動きを止める。
そして、俺は正面から向き合う位置に移動してから、程好い大きさの胸へと両手を伸ばした。
「んっ……」
僅かに身体をくねらせた唯だが、リトにハプニングで触られた時の様な反応を示さない。
指を動かして揉んでも不思議そうな顔をするだけで、顔色もごく平然としたまま。
「俺が何をしてるのか分かってるか?」
「私の胸を揉んでるわね。でも、私の胸を揉むなんて普通の事よね?」
「いや、もしもリトに揉まれたらどうよ?」
「なっ!! そ、そんなハレンチな真似、させる訳無いわ!!」
例え話としてリトの名前を出した途端に、顔を真っ赤にさせて普通の反応を返す唯。
「でも、俺は胸を揉んでるけど、これは良いのか?」
「……何言ってるの? 別にハレンチではない事に怒る理由も無いでしょ?」
制服に皺が出来る程に揉みながら聞いてみれば、顔を赤くして怒っていた唯はキョトンとして不思議そうな表情を浮かべる。
俺の要求を聞いてジッと身体を動かさず、暗示通りに俺の行動を性的な事、つまりハレンチであると認識していなかった。
「じゃ、胸を揉んでも良いんだな」
「えぇ、好きにすれば良いじゃない。……そんな事より裸を見るならもっと良い女の子が居ると思うけど?」
「俺は古手川の身体に興味があるんだよ」
「余り理解できないわね」
胸を揉まれる事を『そんな事』程度にしか思っていない唯は、自分よりもプロポーションの良い女子を勧めてくる。
しかし、今回は既に唯を犯すと決めているので、ここまで来て他に変えるつもりは無かった。
「それじゃ、次は古手川のおっぱいを見せてくれよ」
「おっぱいならティアーユ先生の方が大きいと思うけど……」
「早く見せてくれ!」
「んっ、分かったわよ。ちょっと手を離して」
「おぉ」
俺が胸から手を離すと、唯はおもむろに制服のボタンを外していく。
白い指が迷い無く動いて黄色いブレザーを脱ぎ、肩から下ろすと首もとのリボンを解いた。
そして、遂に白いブラウスへと手が掛かり、中央から少しずつ肌の色が広がる。
「…………」
「……そんなに見詰める様な物でもないと思うわよ?」
「いや、古手川のおっぱいを見れるんだ。しっかり目に焼き付けないと」
「変な人ね」
唯の手によってブラウスのボタンが外され、広げられると可愛い柄のブラが出てきた。
風紀委員の役職が関係あるのかは分からないものの、薄いピンクで大人しい感じの印象を受け、カップの上の縁には小さなフリルが付いている。
包まれ切れなかった胸がブラの上から食み出しており、制服を脱ぐ動作で波打つ。
「ん、っと……」
「…………」
ブラウスを完全に脱ぎ去るとブラだけの上半身を少し前へ屈め、後ろのホックを外しに掛かった。
プチッと音が聞こえた途端に、拘束の緩んだ胸がたゆんと揺れて重力に引かれる。
もはやブラは支える役割を果たせず、単に正面を覆っているだけに過ぎない。
締め付けられていない胸は、曲げていた上半身を戻す動きで大きく振るえ、唯が肩紐を摘みながら手を下ろすと待ちに待った胸が曝け出された。
「はい、どうぞ」
「おぉ……」
背中を反って突き出す様に差し出された胸は、美柑と同じぐらいに肌の白いが、大きさは比べ物にならない。
キメの細かそうな肌をしており、ブラを取った反動はぷるんと上下に揺らす。
頂点にある乳首は初々しいピンク色で、乳輪は心成しか小さ目。
夕焼けが入り込む空き教室で、美少女か上半身裸で胸を曝け出しているのは何処となく幻想的な雰囲気すら感じる。
真正面から近付けた掌を被せれば、掴みきれない程度に見た目より大きかった。
ゆっくりと揉んで、心成しか固めの弾力を確かめながら唯の顔をチラリと見上げると、あくまで平然とした顔が俺を見下ろしている。
「んっ……」
「乳首が立ってきたな」
「えぇ、そうね」
唯の意識は性的な行為を何とも思っていなくても、流石に触られれば生理的な反射で変化が出てきた。
掌の中心に感じた硬さを確認する為に一旦手を離せば、先程よりも尖った乳首が姿を現す。
分かり易い性的な興奮を示す反応は、俺の興奮も高めてくれる。
「それじゃ、次はスカートとパンツを脱いでくれよ」
「えぇ、分かったわ」
全裸を求める言葉にも微笑みすら浮べて承諾した唯は、スカートのホックをアッサリと外す。
重力に従ってストンと落ち、出てきた股間にはブラと同じ柄のショーツを履いており、密着している生地が下半身の形を浮かび上がらせる。
それから、骨盤のすぐ上辺りを締め付けるゴムの縁へ親指を掛け、腰を屈めながら一気に引き下ろした。
上半身を曲げた拍子に、ブラを外した時よりも大きく胸が重力で引っ張られ、ショーツを足から抜く際も片足に体重を掛けた事で美乳が左右に揺れた。
「はい、これで良いかしら?」
「おぉ……」
そして上半身を上げてショーツをブラに上に畳んでから置くと、腰に手を当てて向かい合ってくる。
肩幅に開かれた足では股間の隙間が開いてしまい、大陰唇と中心に走る一本の線が曝け出されていた。
下腹部には陰毛は全く見えず、産毛すら確認出来ない。
完全に露出した太股は適度に引き締まり、足全体の曲線美を魅せる。
返事と言うよりも、目の前に唯が全裸で立っている事に感激の声を上げた俺は、次の命令を下した。
「じゃぁ、その机に座って足をM字に広げてくれよ」
「随分変わった事を頼むのね」
「ちゃんと、性器を見たいからな」
「……私は角度的に見れないのよね」
女の身体の中で一番大事な所である割には、本人が見れない事にポツリと不満を言いながら近くにある長い机に腰掛ける。
そのまま俺の方を向いてから太股を広げて膝の裏へ手を回し、足を抱えてM字に開いた。
性的な事をハレンチであるとの認識が消えている所為で、股間を見せろと言われても一切恥ずかしがらずに平然と性器を見せる。
両手で膝を抱えているので体重が後ろへ行ってしまい、まんぐり返しに近い体勢となっていた。
平然としている唯の顔の先には二の腕で左右から押された美乳が乳首を立たせて天井へ向かい、その先では太股を左右に開いた事で内腿の筋が大陰唇を引っ張り、秘裂の中が曝け出される。
乳首よりも生々しい濃いピンク色をしている淫核から小陰唇、更には膣口すらヒクヒクと小さく開閉を繰り返す姿を見せた。
全裸で性器を露出していても俺を見詰める唯は、友人へ向ける親しげな表情を浮かべる。
「これで良いかしら?」
「お、おぉ」
首を傾げて聞いてくる唯の、普通すぎる態度に湧き上がっていた背徳的な興奮が更に高まってしまう。
我慢できなくなった俺は、美少女の裸を見ながらズボンをパンツごと脱ぎ去り、陰茎を開放した。
そして、ついでとばかりに股間を唯へ突き出しながら、答えが分かりきった質問をする。
「これはハレンチじゃないのか?」
「……ハレンチ? ただおちんちんを出しただけでハレンチな訳ないでしょ?」
「そうかい」
陰茎を左右に揺らしながら広げられた足の間に入り込んだ俺は、唯の視線を受けつつ、手を大陰唇へ被せた。
ふっくらとした弾力を返す下腹部から指先を下げ、少し力を加えるだけで形を変える大陰唇はサラサラで触り心地が良く、指を滑らせていけば自然と秘裂の中へ入り込む。
いくら胸を揉んでも愛液を吐き出すには刺激が不足だった所為か、今は全く濡れていない。
肌同士が突っ張る感触を返してくる秘裂の中を軽く撫でてから、親指と人差し指の爪側で大陰唇を広げ、今度は上にある淫核を摘む。
「…………」
手っ取り早く愛液を引き出そうと包皮の上から柔らかいままの淫核を捏ねて刺激していく。
自分の性器を弄られる唯は相変わらず平然とした表情で、股間で動く俺の手を見詰めたままで目立った反応は返さず、下手をすれば他人と握手をするよりも、冷静な顔をしているのかもしれない。
「……ねぇ、楽しいの?」
「おぉ、凄く楽しいぞ」
「ふ~ん、男子の考える事は分からないわね」
性感帯を弄られても、他人事の様に心底不思議そうな顔を浮べているだけの唯。
指の力を強くして淫核を捏ねても表情は変わらないが、相反する様に秘裂からは徐々に滑る愛液が滲み出てきた。
いくら精神が何も感じなくとも、身体だけはシッカリと反応を示してくる。
柔らかかった淫核も親指と人差し指の間を強くなった弾力で押し返し、性的な興奮が確実に目覚め始めた様だった。
指を動かし続ければ膣口は愛液を滴る程に流す。
興奮で僅かに広がった秘裂の中からは、充血して厚みを増した小陰唇が食み出てきた。
「ヌルヌルになってきたぞ?」
「そうね」
「恥ずかしくないのか?」
「何も恥ずかしい事なんてしてないでしょう? 変な人ね」
大陰唇は流れ出た愛液で卑猥な光沢を纏い、夕日の光を鈍く反射している。
淫核から離した指を膣口に軽く差し込むと、強い締め付けと奥へと引き込もうとする生暖かい膣壁の感触が返って来た。
処女膜を破らない程度に出し入れを繰り返し、挿入をスムーズにする為に愛液を周辺に掻き出す。
指を引けば秘裂が内側から捲り上げられ、卑猥になった形が興奮を誘う。
膣内の浅い箇所であっても性器を弄られた刺激は唯の身体へ快感を送り、腰が小刻みにピクピクと痙攣を始めた。
断続的に小さく潮を噴き出し、膣口は強く指を締め付けても、唯の視線は客観的に股間を見詰め、平然とした態度を崩さない。
乳首すら固く尖って性的な興奮を表す状況で、首から上が別の人物と繋がっているかのように反応が違った。
「そ、そろそろ入れても良いか?」
「もう、その程度の事なら態々聞かなくても良いじゃない。律儀ね」
膣口を弄って高まった俺の興奮は、既に陰茎からカウパー液を漏らす程に大きくなっている。
半ば性欲に押し潰されながら、開いた秘裂へ亀頭を接触させて膣口へ食い込ませた。
愛液のぬるりとした感触と、左右に押し遣られた大陰唇の生暖かい感覚に挟まれ、漏れ出していたカウパー液の量を増やす。
「んぉ……」
「…………大きいわね。入るかしら?」
鈴口が大陰唇の中へ入れられた挙句にカウパー液すら擦り付けられ、今にも処女を犯されようとしても唯は他人事の様に呟く。
滑る愛液と強い締め付けで溜まった性欲はすぐにでも精液が暴発しそうになるものの、股間に力を入れる事で何とか耐えた。
ゆっくり進む陰茎は確実に膣口を広げ、一番広がっているカリまで食い込んだ。
抵抗を示す締め付けも愛液の滑りで意味を成さないどころか、俺に快感を送る始末になっている。
大陰唇すら巻き込みながらも突き進む陰茎は、遂にカリの広さを突破した。
「おふっ!?」
「…………」
最大の広がりを過ぎた事で拡張される力が消えると、元に戻ろうとする膣口が即座にカリの凹みへ入り、亀頭だけが膣内へ入る。
鈴口では処女膜の抵抗があるものの、我慢を重ねた陰茎を態々止める意思は持てず、そのまま腰を押し込む。
「おっ、おぉぅ……!」
「んっ……」
陰茎からの快感で思考はいまいち働いていなかったが、鈴口でブツリと何かを破る、儚くも確かな感触を感じた。
一度カリの広さまで拡張されても、それを過ぎれば腰を前へ進める程に、強い締め付けを取り戻した膣口で陰茎を扱かれる。
唯の平然とした視線に晒され、尿道を駆け上がりそうになる精液を我慢しながら根元まで挿入しきった。
無残に左右へ押し遣られた大陰唇には、膣口の僅かな隙間を通って流れ出た愛液に混じって、少量の破瓜の血が付く。
「おふぅ……」
「……気持ち良さそうね」
唯の意識は変わらなくとも、処女を奪われた膣内は大きく震えて陰茎を締め付ける。
異物を押し出そうと奥から段階的に波打つも、指で弄って快感を送っていた所為で何処か拒否し切れていない印象を受けた。
性器として目覚めた子宮口は位置を下げて鈴口に減り込み、隙間無く密着している膣壁は陰茎の形に広がる。
根元まで挿入したまま動かなくとも、唯が呼吸をする度に上がる横隔膜がヒダを奥へ引いてカリを引っ掻いた。
亀頭の形に張り付いているので鈴口から出ていたカウパー液はもれなく子宮口へ吸い上げられる。
膣口も処女の締め付けを発揮し、陰茎を積極的に圧迫してきた。
「おふぅ……、これならリトも喜ぶかもな」
「なっ!? ハ、ハレンチね! 結城くんは関係ないでしょ!!」
膣内から送られてくる快感に浸って思わずリトの名前を出してしまうと、陰茎を根元まで入れられても平然としていた唯が、顔を真っ赤にさせて言葉を返してきた。
今まさに犯されている状況をシッカリと認識しながらも、『俺にされている』と言う理由で拒否反応は無くなっている。
しかし、リトに同じ事をされた想像を促して見れば、唯の不純を許さない価値観を刺激し、いつもの性格を取り戻す。
言葉だけを聞けば、とても自ら足をM字に広げて処女を奪われた直後とは思えない。
「くっ、まぁまぁ、リトに犯されると思って、うっ、気持ちよくなってくれよ」
「ゆ、結城くんとは、そんな関係じゃないわよ! そ、そもそも! こんな事は結婚してからするべきじゃない!」
「うぉ!?」
激しく反論を重ねる唯の膣内は、言葉を話す度にビクビクと締め付けを強めてくる。
しかも、リトに犯される想像をして沸き起こった羞恥心を誤魔化そうと身体を捻る所為で、膣壁が陰茎を包みながら表面を回る、今まで経験した事の無い刺激を受けた。
「でも、くっ、今は古手川が好きでもない俺に犯されてるけど、んっ、これは良いのか?」
「そんな事は別にどうでも良いの! そもそも、何が悪いのかが分からないわ」
まだ赤い顔に浮かぶ羞恥心を紛らわそうと俺の言葉に乗るが、本当に不思議そうな顔に変わって俺に犯される事を疑問に感じていない様子だ。
「じゃぁ、動くからな」
「んんっ! ……えぇ、好きに動いても良いわよ!」
無理矢理空気を変えたい唯のやけくそ気味な許可を貰った俺は、腰を激しく動かす。
勢い良く抜いた陰茎は塗りたくられた愛液を周囲に飛び散らせ、竿に張り付く膣口を秘裂の外へ食み出させた。
カリにヒダの抵抗を受けても亀頭が抜ける寸前まで腰を引き、一瞬も止まらずに今度は押し込んでいく。
内側から開かれた秘裂が大陰唇を巻き込みながら膣口へ沈み、鈴口は強い締め付けを返す膣壁を突き進む。
根元まで入った拍子に俺の下腹部が唯の股間へ当たり、ビチャッと粘度のある体液の音が聞こえたと同時に、膣内を進んだ鈴口が固めの感触に包まれた。
子宮口を持ち上げる亀頭は既に精液が混じるカウパー液を滲ませており、知らず知らずの内に出してしまった精子は先走って子宮の中を目指す。
「ふっ! はっ! はっ!」
「んっ、んっ、は、激しいわね」
胎内の最奥を突き上げられる衝撃は、文字通り身体を中から押される感覚であり、その反動は唯に吐息を出させた。
激しい突き入れで上下に揺れる美乳は乳輪から乳首を立たせて、大きな興奮を溜めている事を示す。
俺が腰を動かせば膣内が締め付けながらも陰茎を受け止め、まるで迎え入れるような動きを返してくる。
拒否する雰囲気が無くなり、快感を求める反応に変化したヒダからの快感は大きい。
リトの名前を出されて湧き上がった羞恥心を収めた唯は平常心を取り戻し、普通に犯される自分の性器を見詰める。
対照的に俺は幾度と無く腰を動かして処女だった膣内を犯し、愛液を掻き出しながらもカウパー液を流し込んでいく。
陰茎で子宮口を押し上げれば、その度に膣壁が大きく痙攣を繰り返して突き上げられる刺激を快感として受け取った。
駆け上がる精液を耐えるのも苦労するまで我慢を重ねると陰茎の張りは更に増していき、太くなった所為で敏感になり、より正確に膣内の動きを感じ取れる。
膣壁が締め付ければぬるりと愛液で滑って陰茎の表面を舐めた。
小さく、細かく蠢くヒダの一枚一枚が、快感を求めているかの様だ。
「くぅ! はぅっ! で、出そうだ」
「んっ、中で、うっ、出して良いわよ」
「おっ、おぉ!」
暴発させるギリギリまで我慢した俺は、切羽詰った声で射精の意思を知らせる。
しかし、唯の方は身体が興奮を多く溜め込み、秘裂から覗く淫核が硬く張って子宮口を小突かれる刺激で絶頂に達しようとしていても、首から上は冷静極まりない。
すぐ先に待ち受けている、精液を子宮口で受ける事実を目の前にしても何の抵抗無なかった。
普段の性格では絶対に言わない事を平然と言い放った言葉が止めとなり、我慢していた絶頂が襲い掛かって来る。
そして、俺は激しく動かしていた腰を一気に突き入れた。
「ふっ! くっ!! 出すぞ!!」
「んっ、あっ、うっ……!」
上がってきた精液は絶頂の快感と共に尿道を一気に駆け上がる。
ビクビクと震える陰茎は子宮口へ鈴口を減り込ませ、我慢を重ねて粘度が増した状態の体液を、少しの隙間も無い状態で吐き出した。
「くふっ!!」
「あっ、お腹が暖かくなってき――んっ……?」
子宮口付近で広がる精液の粘つく感覚を受けた事で、膣内は意思に関係なく絶頂に達する。
小刻みに潮を噴いて勝手に震える腰を、唯は不思議そうな目で見詰めた。
陰茎を咥え込んでいる秘裂からは断続的に愛液が噴出し、絶頂の締め付けで子宮口に溜まっていた精液が逆流してくる。
それでも、唯の下腹部では子宮のすぐ下辺りが内側から押され、出された体液が溜まった所為で心成しか膨らんでいくのが分かった。
膣内で震える陰茎は射精の度に一瞬だけ太くなっては精液を吐き出して力が抜け、再び太さを増す度に新しい精液を子宮口へ掛けていく。
熱い粘液を出される感覚を確かに受け、絶頂で尻が上下にカクカクと痙攣しても、唯の客観的な思考と他人事の視線は変わらなかった。
「……全部出したかしら?」
「お……おふっ……、まだ、少し残ってるから、腹筋に力を入れてくれよ」
「ん? 良いわよ?」
「んくぁ!?」
射精が終わって快感の余韻を味わっていた所に、俺の命令通りに腹筋を締め付けた圧力が加わり、尿道に残っていたものまで全て胎内に搾り出される。
若干柔らかくなった陰茎は、同じく絶頂から返って来た膣壁に優しく包まれ、表面を舐める様に蠢くだけのゆったりとした快感を受けた。
最後の一滴まで子宮口に掛け切った俺は、絶頂で硬直していた身体から力を抜いて一息付く。
「ふぅ……」
「……もう良いの?」
「あぁ、十分だよ」
腰を離して膣口から陰茎を抜くと膣内から精液が漏れ出し、唯が身体を起こそうとすれば腹に力が加わって更に勢い良く流れ出てくる。
「……リトからも精液を出して貰えば良いんじゃないのか?」
「なっ!? だから! 結城くんとは! そんな関係じゃないって! 言ってるでしょ!」
汚れた股間をごく普通に拭こうとしていた唯に言葉を掛けると、やはりいつも通りに顔を真っ赤にさせて激しい反論を向けてきた。
足取り荒く机から降り、若い柔軟性を発揮してピッタリと閉じられた秘裂から精液を垂れ流しつつも、分かり易い恋心を否定してくる。
「でも、好きじゃないのか?」
「そ、そんな訳無いじゃない!! だいたい、いつもハレンチな真似ばかりして――」
顔を赤くして激しい口調で否定した後、乳首が立ったままの胸の前で両手の指を絡め、リトに対して文句を呟く。
傍から見ても悪い印象を持っていないのは簡単に分かった。
「まぁ、ララに振り回されたりで、リトも色々大変だろうしなぁ」
「ま、まぁ、そうね」
このまま放って置いてはいつまでも呟いていそうなので適当にフォローを出しておく。
俺は唯の言葉を軽く流しながら汚れた股間を拭き、制服を着直すと、それを見た唯もそそくさと精液と愛液を綺麗にしていき、床に畳んでいた制服を着た。
時間は既に放課後の終わりも良い所であり、そろそろ帰らないと見回りの教師に見つかる可能性が出てきた。
「もうこんな時間か」
「ほんと、早く帰らないと行けないわね」
身形と整えていた唯も時計を見て言葉に乗ってきた。
リトの事で赤くなっていた顔も元に戻り、処女を奪った俺とも親しげな友人として会話をしてくる。
そして、着替え終わった唯と一緒に校門まで他愛も無い会話をしながら歩き、そこからは別れて帰路へと着いた。
「ふぅ、やっぱりララの発明品は役に立つなぁ」
帰る道すがら、俺は鞄から取り出した洗脳君を見詰める。
相変わらず身体に悪そうな色で陳腐な外見だが、効果の程は身を持って体験した。
「美柑も使えたし、唯も犯した。次は誰にしようかな?」
発散された性欲は収まっているものの、やはり欲求は絶えず頭の中に渦巻いてきた。
今すぐに誰かを犯したいとは思わないが、次のターゲットの顔は次から次へと思考に流れてくる。
我ながら下半身に正直だと感じつつ、俺は明るい明日を想像して、胸と股間を膨らませるのだった。
終わり
7月になったので現状報告
天気予報 『今年は冷夏になると思うよ』
僕 「真夏の暑さは和らぐんですか!? ヤッター!」
天気予報 『冷夏になると言ったな。アレは嘘だ! 今年も例年通りに猛暑になるぜ』
僕 「冷夏になるって言ったじゃないですか! ヤダーー!」
そんな訳で夏の暑さに恐れ戦く私です。
今月の小説の更新は『To LOVEる価値観変更』になります。
時間があれば他のも書きます。
ある程度は導入部分まで出来てるので、何とか本格的に熱くなる前にズババッと更新したいな。
同人小説の方は『ゼロ魔』のティファニア編が書けました。
公正はまだですけど。
しかも、書き上げたのは二つ目の話なのに一つ目が書けていないと言う……。
ヤバイ!
今年中には間に合わないかもしれない……。
後、どうでも良い事なんですけど、ゲーム作ってます。
3Dの。
時間が無いのに。
舞台はハルヒでシチュエーションは『性的な事を認識されない』設定の使い回しで
部室内で主人公を操ってハルヒや長門やら、朝比奈さんにエロイ事をするゲームです。
余裕があれば時間停止とか催眠シチュエーションとか追加したい。
今は舞台である部室の中をある程度出来てますんで、何とか今年中に出したいな。
フリー配布予定なので、気軽に出来ますよ!
でも、PCのスペックの問題があるからな……。
その前に『ヨコハマ買出し紀行』のアルファ宅を探検する簡単なゲームも作りたいし……。
あ、あ、あ、時間が足りない。
△
拍手コメ返信
>> さん
な、なんて強引な展開w
感想有難うございます!
確かに言われて見ればそうですね。
書いてる時は気が付かなかったんですけど、もう少し主人公の存在理由を書いておくべきでしたか。
いや、最初に思いついたのが『社会人の主人公が変な光線でキャラをエロくする』でしてね。
そこまで行く導入に苦労したんですよね。
アニメを確認しても人通りがあり過ぎる所か、無さ過ぎる所しかキャラが行かなくて困ったのです。
思った以上に主人公を絡められない、と。
主人公は普通に学生にすればよかったかな?
>>うなぎさん
初めまして、MC小説を探してい~
初めまして!
コメント有難うございます。
『ダンボール戦機』はちょっと力を入れたんで気に入って頂いて嬉しいです。
洗脳系は普段の性格とのギャップが大事ですから、そこら辺は気を付けて書きましたよ。
シチュエーションに関しては、私が思いつく物で作品になったのを出してますよ。
過去に感想で色々ヒントも貰っているので、新しいシチュエーションはふわふわした状態であります。
全然固まってないのですよ。
他の小説書きの人は思いも寄らない設定で、エロい作品を書く人とかも居るでしょうから
ぜひ色んな所を放浪して見てください。
きっと新しい世界が広がってますよ!
性的な意味で。
新作も何とか頑張ってますけど、期待するとガッカリしますよ!
絶対しますよ!
ハードルを上げたら大変ですよ!!
私が!
△
そんな訳で今月は暑さに恐怖しながら行きますよ、っと。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
貴方の書く認識できない系~
おぉ!
有難うございます!
私自身は他の書き手とそんなに変わらないと思うのですが、素直に嬉しいです!
3Dはまだキャラを立体にした上で違和感が無いようにすると言う課題があるんですけど
何とか頑張って普通に見えるように頑張ってます。
テクスチャの面倒を除けば、舞台は簡単なんですけどね~
小説以上に期待しないで待っててください。
△
追記追記拍手コメ返信
>> さん
既に滅茶苦茶暑い日が続いてま~
コメント有難うございます。
ホントもう熱くて湿っぽくて、どうしようもないですな~。
体調は何とか大丈夫ですよ。
何とか……。
今は朝方は少し涼しいぐらいですけど、昼過ぎ辺りがもう……。
むわっ! と。
か、書き溜めですか~。
む、むむむ無理ですなぁ。
HAHAHA!
いや、既に『To LOVEる』のは出来たんで、書き溜めは出来てると言えば出来てますかね。
今は『アクセル・ワールド』の洗脳を書いてますよ。
更新日に間に合うかどうかは分かりませんけど。
しかし、前にプロの編集者から分かり難いと言われたんで不安でしょうがないんですよね~。
なるべく描写はくどくならない程度に細かくしたつもりですけど。
どうかなぁ~?
とりあえず、いつも通りに余り期待せずにお待ち下さい。
僕 「真夏の暑さは和らぐんですか!? ヤッター!」
天気予報 『冷夏になると言ったな。アレは嘘だ! 今年も例年通りに猛暑になるぜ』
僕 「冷夏になるって言ったじゃないですか! ヤダーー!」
そんな訳で夏の暑さに恐れ戦く私です。
今月の小説の更新は『To LOVEる価値観変更』になります。
時間があれば他のも書きます。
ある程度は導入部分まで出来てるので、何とか本格的に熱くなる前にズババッと更新したいな。
同人小説の方は『ゼロ魔』のティファニア編が書けました。
公正はまだですけど。
しかも、書き上げたのは二つ目の話なのに一つ目が書けていないと言う……。
ヤバイ!
今年中には間に合わないかもしれない……。
後、どうでも良い事なんですけど、ゲーム作ってます。
3Dの。
時間が無いのに。
舞台はハルヒでシチュエーションは『性的な事を認識されない』設定の使い回しで
部室内で主人公を操ってハルヒや長門やら、朝比奈さんにエロイ事をするゲームです。
余裕があれば時間停止とか催眠シチュエーションとか追加したい。
今は舞台である部室の中をある程度出来てますんで、何とか今年中に出したいな。
フリー配布予定なので、気軽に出来ますよ!
でも、PCのスペックの問題があるからな……。
その前に『ヨコハマ買出し紀行』のアルファ宅を探検する簡単なゲームも作りたいし……。
あ、あ、あ、時間が足りない。
△
拍手コメ返信
>> さん
な、なんて強引な展開w
感想有難うございます!
確かに言われて見ればそうですね。
書いてる時は気が付かなかったんですけど、もう少し主人公の存在理由を書いておくべきでしたか。
いや、最初に思いついたのが『社会人の主人公が変な光線でキャラをエロくする』でしてね。
そこまで行く導入に苦労したんですよね。
アニメを確認しても人通りがあり過ぎる所か、無さ過ぎる所しかキャラが行かなくて困ったのです。
思った以上に主人公を絡められない、と。
主人公は普通に学生にすればよかったかな?
>>うなぎさん
初めまして、MC小説を探してい~
初めまして!
コメント有難うございます。
『ダンボール戦機』はちょっと力を入れたんで気に入って頂いて嬉しいです。
洗脳系は普段の性格とのギャップが大事ですから、そこら辺は気を付けて書きましたよ。
シチュエーションに関しては、私が思いつく物で作品になったのを出してますよ。
過去に感想で色々ヒントも貰っているので、新しいシチュエーションはふわふわした状態であります。
全然固まってないのですよ。
他の小説書きの人は思いも寄らない設定で、エロい作品を書く人とかも居るでしょうから
ぜひ色んな所を放浪して見てください。
きっと新しい世界が広がってますよ!
性的な意味で。
新作も何とか頑張ってますけど、期待するとガッカリしますよ!
絶対しますよ!
ハードルを上げたら大変ですよ!!
私が!
△
そんな訳で今月は暑さに恐怖しながら行きますよ、っと。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
貴方の書く認識できない系~
おぉ!
有難うございます!
私自身は他の書き手とそんなに変わらないと思うのですが、素直に嬉しいです!
3Dはまだキャラを立体にした上で違和感が無いようにすると言う課題があるんですけど
何とか頑張って普通に見えるように頑張ってます。
テクスチャの面倒を除けば、舞台は簡単なんですけどね~
小説以上に期待しないで待っててください。
△
追記追記拍手コメ返信
>> さん
既に滅茶苦茶暑い日が続いてま~
コメント有難うございます。
ホントもう熱くて湿っぽくて、どうしようもないですな~。
体調は何とか大丈夫ですよ。
何とか……。
今は朝方は少し涼しいぐらいですけど、昼過ぎ辺りがもう……。
むわっ! と。
か、書き溜めですか~。
む、むむむ無理ですなぁ。
HAHAHA!
いや、既に『To LOVEる』のは出来たんで、書き溜めは出来てると言えば出来てますかね。
今は『アクセル・ワールド』の洗脳を書いてますよ。
更新日に間に合うかどうかは分かりませんけど。
しかし、前にプロの編集者から分かり難いと言われたんで不安でしょうがないんですよね~。
なるべく描写はくどくならない程度に細かくしたつもりですけど。
どうかなぁ~?
とりあえず、いつも通りに余り期待せずにお待ち下さい。
| HOME |