ビビッドレッド・オペレーション 一色もも:人形化レイプ
アローンの最後の襲撃から数ヶ月、世界は平和を取り戻している。
正体不明だったアローンの被害は未だ少しは残っているが、それでも人々にはいつも通りの日常が返ってきた。
「え~っと、こっちだったかな?」
そんな中で一人道路を歩くのは、年若く線の細い少年。
ぽつりと呟いた声は少女とも聞こえ、声変わりをする前の年代と分かる。
道路沿いの、通学路の沿いにある垣根を超えた目的の場所にあるのは一色家。
少年は知らないが、アローンの侵攻から世界を守った英雄の家だった。
「忘れ物するなんて珍しいな……」
そう言って不思議そうに取り出したのは、学校の授業で使う普通のプリント。
同級生<一色 もも>が、宿題として出された物が教室に残っているのを教師が発見し、たまたま家が近くだった少年に届けるよう頼んだのだ。
「あっ、あった! あそこだ!」
上り坂を歩くこと数分、『一色』と書かれた表札を発見する少年。
目的地に着いたと思えば走る元気も湧き上がり、急ぐ必要もないのに足早に一色家の敷地内へ入っていった。
キョロキョロと大きめの庭を見渡してみれば、開いている玄関で棒立ちの見覚えのある後姿を見付ける。
「あれ? 一色さん……? っと、ダメダメ……」
見覚えのある赤に近いピンク色の髪に、細いツインテール。
遠目に見ても全体的に体格が小さく、少年と同じような身体をしていた。
しかし何よりも違うのが、殆ど丈の無いズボンに包まれた尻。
プリッとした尻は見るからに触り心地が良さそうで、何気にももへの僅かな恋心を抱いている少年にとっては目に毒な光景。
咄嗟に性的な色が何もない後頭部へ視線を移したものの、少年が気になったのは直立不動で玄関から動かない事だった。
とりあえずプリントを渡さないといけないと、尻をちらちら見ながらも後ろから近付いていく。
「……一色さん? 大丈夫?」
「……はい、大丈夫です」
大丈夫との声を聴いた少年は安堵するも声に張りが無い事を疑問に思い、ドキドキしながらももの肩に手を掛けた。
「一色さん、どうしたの? っ!?」
少年の手に促されるまま振り返ったももの顔には感情が一切なく、それこそ人形のように無表情が浮かび上がっている。
流石に少年も驚きを隠せず、息を飲んだ。
「……恐らくお爺ちゃんの発明で、こういう状態になったようです」
「ど、どうして分かるの?」
「……先ほど、お爺ちゃんの研究所の方から青い膜が飛んで来た時からこうなっています」
と、指差したのはももの祖父が研究所として使用している建物。
つられて少年が見てみるも今は別段変わった所は無いが、それでもはっきり断言する程の確信を得ているのだろう。
『大抵こういう事は祖父が原因』だと……。
しかし少年の興味は、すぐに研究所から離れる。
「一色さんは、だ、大丈夫なの?」
「……はい、問題ありません」
今のももは直立不動で無表情を浮かべ、視線は少年の方向を向いているだけでどこか遠くへ送られていた。
言葉も少年の言うままに答えており、ある種の操り人形の状態であると察する事が出来る。
そうなれば多感な時期である少年のする事は一つであり、同時に密かに抱いていた恋心を成就させる最大のチャンスだと思った。
「じゃ、じゃぁ、お、おっぱい触っても良い?」
「……駄目です」
男の子なら興味を持って当然の要求をしてみるも、操り人形の状態でも当然のように拒否するもも。
積み重ねた価値観が異性に胸を触られるのは嫌がるが、少年もやり取りのコツは既に察しているので拒否しないように言い聞かせる。
「駄目だよ、一色さん。おっぱい触ってくださいって言わなきゃ」
「……はい。おっぱい触ってください」
「うん、分かったよ」
明らかに自分の意志ではない言葉で了承を取った少年の手が、好奇心の赴くままにももへ向かい、小さな指先が硬くもあるが柔らかい小さな胸に食い込んだ。
「っ!?」
「…………」
ぷにっと幻聴が聞こえそうな感触は少年に衝撃を与える。
人生で初めて触った胸が密かに恋心を抱いている相手であり、しかも自分の思い通りに動く状態で無抵抗。
そんな状況にあれば、少年の青い性は暴走してしまうのは明白だった。
「一色さん!」
「……はい」
勢い良く抱きしめ、小さな胸の顔を埋める少年。
僅かな膨らみの中に硬さを感じる胸の谷間で顔を左右へ振りながら、少年はぐりぐりと顔を押し付けて香りと感触を存分に味わう。
薄い胸であっても肋骨を感じる前に、男にはない柔らかさが頬を挟み、耳を付けると小さな鼓動も聞こえる。
制服の上からであっても少女らしい良い匂いは感じられ、知らず知らずの内に少年の陰茎は徐々に硬くなり始めた。
細い腰を抱きしめていた手も上へ動かし、華奢で脆いとすら感じる背中を撫で回す。
そして最後には高まった興奮の赴くままに手を動かし、先ほど目を奪われた尻へと下ろしていった。
「んふー! むふー!」
「…………」
荒い鼻息が浅い胸の谷間で溜まり、人形状態のももへ生暖かい感触を送る。
しかも制服の中にまで少年の息が入り、心臓の辺りだけ湿り気のある熱さを籠らせた。
ももの背中を降りていた手が尻にまで到達すると、少年は鼻息をさらに荒くして指を目一杯広げながら揉んだ。
指に返ってくるのは胸以上に若さを感じる硬い感触で、胸以上に大きな触り心地。
それでも少年が指を広げて掴めば、辛うじて全体を掴める程度には小さかった。
手を動かせば硬めの感触に指が食い込み、ももが履いている制服のショートパンツも徐々にTバック状態に変わっていく。
布越しの感触からサラサラした生の尻の感触に変わっていく所為で、少年の興奮は最高潮へ到達しようとしていた。
「い、一色さん! お尻出して! お尻!!」
「……はい、お尻を出します」
やっと胸の谷間から顔を上げた少年は初めてももへ命令を下す。
強い口調で言われてしまえば積み重ねた価値観で拒否が出来ず、言われるがままに少年へ背中を向けて自分の膝を掴んで尻を突き出した。
「むふぉーー!!」
「…………」
触っていた感触でどんな状態であるかは何となく分かって居たが、実際に目にする少年の感動も大きくなる。
まさに白桃を思わせるももの尻は白く透き通るような肌で、ずり上がったショートパンツが食い込んで更なる卑猥さを醸し出していた。
僅かにショーツも食み出してはいるものの、もはや少年の視線と目的は尻にしか行っていない。
「そ、それじゃ、ズ、ズボンも脱いで!」
「……はい、ズボンも脱ぎます」
緊張で言葉を詰まらせながら言った少年の命令に、躊躇も無く実行へ移すもも。
ズボンのボタンを外してからファスナーを下ろし、ウエストの部分に指を掛けてショーツごと、太腿の半ばまでズボンを下ろしてしまった。
「……これが、一色さんのお尻……!!」
「…………」
完全に露出した尻はぷりんと張りが良く、色艶も幼さを全開にした小ぶりなもの。
尻の谷間が深い為に肛門は見えないが、腰から尻、太腿にかけて美しく、幼い印象を与える曲線美が白昼の下に曝け出された。
「い、一色さん!」
「……はい」
少年も陰茎の主張に殆ど無意識にズボンを脱いで陰茎を取り出し、後ろからももへ抱き着いた。
「ふぉっ!?」
背丈が同じぐらいの少年が抱き着けば、当然ながら反り立つ陰茎はももの尻の谷間に挟まれる。
熱く硬い陰茎に対して、触れる尻は少し冷たい感触と柔らかい弾力を与えた。
その快感は予想も出来ない程に大きく、少年は動く間もなくあっさりと精通を果たしてしまう。
「あっ……あひぁ……」
「…………」
ももの尻の谷間を精液で汚しながら、茫然自失として突如訪れた絶頂の快感で思考を焦がす少年。
ビクビクと勝手に痙攣を繰り返す陰茎は射精を繰り返し、透き通る白さを持っていたももの肌を汚していった。
「あ……一色……さん……!」
「……はい」
精通の快感は少年に凄まじい衝撃を与え、無意識にももを抱きしめていた腕を離してふらふらと後ろへ座り込んだ。
「……あれ?」
朦朧としていた視線の先には少年の精液に汚されたももの尻がある。
精通の精液は粘っこく肌に張り付き、重力に従ってゆっくり跡を残しながら地面へ落ちていく。
絶頂を過ぎたダルさの中で何気なく眺めていると、股の部分には自分ので見慣れた睾丸が無い事に気が付いた。
尻の割れ目から真っ直ぐ正面へ続いている秘裂は、性的な知識が無い少年にとって未知の部分に見える。
「……一色さん、こっち向いて!」
「……はい」
好奇心の赴くままに深く考えず、向き合うように命令を下す。
「……あっ! チンコが無い!」
初めて見る女性器に、少年は驚きで声を上げた。
ももの股間部には盛り上がった大陰唇に、小陰唇や淫核も食み出ていない綺麗な秘裂が走っている。
下腹部は陰毛も無くぽっこりとして少女らしく、少年と同年代である事を強烈に示していた。
可憐で綺麗な女性器でも少年に自覚できない卑猥さを感じさせ、精液の名残を垂らす小さな陰茎を再度硬く反り立たせる。
クラスメイトに限らず、異性に一番見られたくない性器を見られても、人形となっているももは遠くを見詰めたままで微動だにしない。
正体不明の興奮で息を飲み、四つん這いで近付く少年の鼻息が股間に直接感じられる距離まで来ても、それは変わらなかった。
「どうなってるのかな……?」
自分の股間とは全く違う姿に好奇心を発揮した少年は、無遠慮にももの大陰唇へ手を伸ばす。
そして触れる指先は、胸よりも柔らかな感触を送った。
「あっ……。おっぱいよりも柔らかい……!」
「…………」
子供とは言え、やはり男である少年の指は本能で感じる興奮の赴くままに指を動かす。
大陰唇を突き、秘裂の中へ指先を入れれば暖かさに驚き、割れ目を開いては中の卑猥さに驚いた。
「わっ……わっ……!」
「…………」
発達していない小陰唇は秘裂の中で少年の指に弄ばれ、未だ包皮の中に姿を隠している淫核に至っては存在する事を気付かれもしない。
秘裂を弄り回されても無反応のももに変わって、身体が防衛本能として摩擦を少しでも減らす為に愛液を流し始めた。
少年が至近距離で感じる愛液の匂いは射精直後の陰茎を更に硬くさせ、皮すらも脱いで亀頭を丸出しにしてしまう。
「ぬるぬるになってきた……。チンコもまた立ってきたし……」
「…………」
ももの身体が一旦性的な反応を示し始めると、感情が無い所為で性器を弄られる刺激を快感として受け入れ、溢れ出す愛液で大陰唇を広げているのすら苦労するようになってくる。
それでも自分の指で面白くも興奮する反応に、好い気になった少年は指の動きを激しくさせていった。
大陰唇が捲られる度に生々しいピンク色をした秘裂の中を曝け出し、発達していない小陰唇が指で弄ばれる。
愛液の滑りで照る割れ目の中は、完全におもちゃにされてしまっていた。
そうして弄り回している内に愛液が漏れ出してくる場所である膣口を発見し、興味もそこへ向かう。
「あれ? 穴がある」
何気なく呟いた後、ヒクヒクと小刻みに開閉を繰り返す膣口へ人差し指を遠慮なく差し込む少年。
「うわ!? 気持ち良い……!」
感情という余計なものが無い所為で、性的な刺激はそのまま受け取るようになっているももの身体は、膣内に入り込んできた少年に指を蠢く細かなヒダで舐め回す。
しかも事前に秘裂を弄り回された所為で幼いながらも性感に目覚めてしまっており、女として身体が勝手に異物を奥へと導く。
ヌルヌルの感触が気持ち良く、少年が指を膣口に出し入れを繰り返していくと、刺激を受けた膣内は愛液の量を増やし、徐々に太腿にまで流れ落ちてきた。
同時に少年は、自分の指を強く締め付ける膣口を見て一つの案を思いつく。
「……チンコ入れたら、もっと気持ち良いかな……?」
少年は先ほどももの尻で精通を果たした快感を思い出し、未だに硬く反り立つ自身の陰茎をチラリと見やり呟いた。
膣口へ入れていた指を、愛液の糸を引きながら抜くとおもむろに立ち上がる。
「い、一色さん! もうちょっと足を開いて!」
「……はい、足を開きます」
命令を受けたももは太腿にショートパンツが引っ掛かっていても、無理やり脚を広げていく。
自然と蟹股になって股間に空間が出来た事を確認した少年は、反り立つ陰茎を水平にさせて出来た空間へ腰を入れていった。
「……ここか――あぁ、入れてないのに気持ち良い……!!」
「…………」
立った状態ではももの股下は見えないので、根元を掴んだ陰茎で探れば亀頭が秘裂の中を動いて小陰唇に絡み、肉厚の大陰唇に挟まれて大きな快感を得る。
暖かく、しかも胸より柔らかく、更には愛液でヌルヌルになって全てが気持ち良かった。
そして鈴口が膣口に引っ掛かったと感じた少年は、ももの尻を掴んで一気に引き寄せる。
「っあぁ!!?」
「…………」
ぬるりと入っていく亀頭は、指の太さしか知らなかった膣口を大きく拡張した。
少年は人生で初めてカリの凹みに生暖かく、滑るヒダの感触を受けた少年は入れて間もなく再び射精をしてしまう。
「あひぃっ!?」
尿道を精液が駆け上がる快感は、精通を果たした時よりも遥かに大きかった。
ももの膣内はヒダが薄く数も少ないがその分蠢きが激しく、不規則な動きで亀頭を握りしめる。
しかし未だに処女膜を破ってはいないので、大半の精液は亀頭のカリの凹みに入っている膣口の合間から逆流していった。
快感の射精に思考を焦がしながらも男の本能は自然と腰を斜め上へ動かさせ、あっさりと処女膜を破り去ってしまう。
「……っ」
「あ……あぁ……」
操り人形状態のももでも、破瓜の痛みは意思が封じられている状態の身体をピクリと動かす程の衝撃を受ける。
処女膜が無くなってしまえば逆流していた精液は更に奥へ流し込まれ、幼い子宮口にすら届いた。
そんな事を知らない少年は、射精がいつの間にか止まった陰茎で奥を目指し、腰をももの蟹股に開いた股間へ差し入れていく。
「もっ、と奥に……!」
精液でヌルヌルになった秘裂の中は竿にまで滑りを与え、締め付けだけしか抵抗の無い膣口を通り過ぎる。
「はふ……!!」
「…………」
陰茎を挿入出来る所まで挿入し、一息ついた少年の目に入るのはももの顔。
処女膜を破られて精液を流し込まれ、今なお股間同士を密着させている状態でも無表情を浮かべて、顔色すら変えていない。
目は相変わらず遠くを見詰め、視線を少年の後ろへ向けている。
「はぁ……はぁ……動いて良いよね! 一色さん」
「……はい、動いて良いです」
たとえ性的な知識に疎くとも、男の本能が腰を動かしたくなる衝動を刺激していた。
「あっ! あっ! さっきより、んっ! 気持ち良い!!」
「…………」
最奥までは入っていないものの、膣港付近で少年のカリが空気を取り込み精液と愛液を泡立たせる。
異物の侵入を受けた膣口も動きを止めようと強く締め付け、それが精液を膣内へ多く残す結果となった。
それでも動きが止まらない陰茎は鈴口からカウパー液を漏れさせ、狭く浅い膣内に体液を充満させていく。
更に少年が腰を動かす所為で、薄いヒダしかない膣内全てに少年のカウパー液と精液が行き渡り、愛液と濃く混じり合った。
精液と愛液で滑る膣内は強く締め付け、二度の射精を迎えた陰茎でも先程以上に硬く反り立たせる。
太さ的には少年自身の人差し指より少し太い程度であっても、幼く小さな膣内は侵入してくる異物を握りしめていた。
亀頭はそんな幼くも大人の女の反応を見せる膣壁を押し広げ、堰き止めようともしないカウパー液を子宮口付近にまで流し込む。
斜め下から突き上げられる衝撃に身を任せるももも何気に無理な体制で、倒れないようにバランスを取る所為で下半身へ力が入った。
「あぁ! あぅ! 締まる……!」
「…………」
ぐちょぐちょと股間から膣内を陰茎で掻き混ぜる卑猥な音が響き、無毛の股間同士が擦り合うと卑猥な体液がネチョネチョと音を立てる。
小さくも立派に傘を広げているカリが少なく発達していないヒダを引っ掻き、未だ成熟も果たしていないももの身体へ危機感を募らせて愛液を流し出させていく。
滑る感触は少年が動く程に増えていき、快感もまた大きくなっていった。
「あぅ! ま、また、何か、でぅ! 出そう!!」
「…………」
突き上げる動きは徐々に速くなり、反動を受け切れなくなったももは細いツインテールをパラパラと激しく揺らす。
それでも無表情は変わらず、快感の余りに抱き締めてくる少年すら見ていなかった。
射精間近の少年は無意識に抱き締めた、自分と同じぐらいの大きさのももを全身で感じる。
首筋に埋めた顔からは体臭を荒くなる呼吸と共に吸い込み、胸では膨らみかけの小さな微乳の反発があった。
ももの後ろへ回した手では華奢な背中の感触があり、儚さに思わず抱きしめる力を強めてしまう少年。
「あぁっ! で、出るよ!」
「…………」
そして最後とばかりに腰を、これでもかとももの股間へ突き入れ、僅かに接触した子宮口へ精液を吐き出していく。
「あっ! あぁぅ! また、出てるぅ!」
「んっ……」
人形状態であっても流石に胎内の奥深くへ精液を掛けられると、震えるように呻き声を小さく出したもも。
体液の熱さを感じた膣壁も驚いたように戦慄き、陰茎へ更なる刺激を送った。
処女膜で堰き止められていた精液は既に愛液で押し流されていても、最奥から新しい精液が補充されていく。
三度目であっても強く締め付ける膣口から逆流する程に射精を繰り返し、幼い子宮口へ掛けられた精液は少量と言えども確実に精液を子宮の中へ送り込んだ。
それでも精液は止まらず、最後の一滴まで吐き出さんとばかりにももの幼い膣内を汚していく。
ビクビクと小刻みに腰を突き上げる少年は、無意識に尿道に残った精液まで膣内へ出そうと、締め付ける膣口で竿を扱いていた。
少年は尿道を駆け上がる快感で脚を震わせ、遂には力尽きたように再び後ろへよろよろと座り込む。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「…………」
荒い呼吸を繰り返しながら、快感の余韻で白く霞んだ視線をももへ向ける。
当然だがその視線の先には、太腿に引っ掛かっているショートパンツが伸びるのも構わずに、脚を広げたままの体勢で無表情を保つもも。
内腿には愛液と精液のほかに破瓜の血がうっすらと残り、処女を奪った証拠が流れていた。
愛液を流す程度まで防衛本能を見せる身体は僅かに赤みを増しており、一見すればももの身体も興奮しているようにも見える。
その上、股間は卑猥な体液で汚れており、野外という事を考えれば何処か非現実的な印象さえ受けた。
しかし余りにも無表情で無抵抗のももにしてしまった行為を思い出した少年は、漠然とした恐怖心に捕らわれる。
「あっ、あぁ……怒られる!」
誰に、とは言わないが、心の奥から湧き上がった恐怖心に支配され、陰茎も拭かずにズボンを履くと慌ててももの股間を拭きに掛かる少年。
ポケットから出したハンカチで内腿を流れていた精液と愛液を拭き、股間の大陰唇の柔らかさを味わう以前の心理状態で綺麗にしていく。
恐慌状態の少年の動きは荒く乱暴であっても確実に体液を拭き取り、もものショートパンツを引き上げるように命令を下した。
「い、一色さん! ズボンを履いて!」
「……はい、ズボンを履きます」
のろのろとした動きであっても少年の命令を実行に移すもも。
そしてズボンを履き終わるのを待っていた少年が近くに放り出していたプリントを渡す。
「こ、これ! 忘れ物だから、受け取って!」
「……はい、受け取ります」
「それと! ぼ、僕がこ、こんな事をしたのは、忘れてね!」
「……はい、忘れます」
プリントを両手で受け取った体勢のまま、ももは命令通りに記憶から悪戯された事を消した。
外見では変化は分からないものの、今まで命令を下せば実行してくれると理解している少年は踵を返して逃げるように一色宅から去っていく。
少年の後姿を感情の無い虚ろな目で見送るももに、祖父が籠る研究所から波動が貫いた。
「うっ…………」
その瞬間、ももは頭を抱えてバランスを崩しそうになるも、咄嗟に脚へ力を入れて元の直立姿勢へ戻る。
「……あれ? プリント……は持って来て貰ったんだっけ……?」
人形化状態だった時の記憶は曖昧になっており、少年が忘れろと言った悪戯が終わった直後にプリントを渡された所為で、誰から貰ったのかすら忘れてしまっていた。
しかしももに取って重要なのは、また自身の祖父が変な発明をした事。
「もう! お爺ちゃんったら、今度はどんなのを発明したの!?」
そう言って怒りを漂わせる足取りで研究所へ向かうももには、破瓜の影響は見られない。
多少、胎に痛みがあっても全てが祖父の発明の所為にされる。
完全に冤罪であるが、普段がお調子者であるとの印象が強いので不可解な異変があれば犯人であると思われるのだ。
少し前ならアローンの影響とでも言えたものの、実の姉が元凶を退治したので可能性からは一切消えている。
砂利の地面に多量の精液が落ちていても、それは変わらなかった。
「……アローンも居なくなったのに、何を作ってるのかな?」
少年の犯罪と精通は完全に闇へと葬られ、祖父の冤罪とももの膣内に留まる精液だけが残る。
自分がやらかした事に少年は不安で眠れない一夜を過ごす夜になるが、翌日には普通にクラスメイトと話をするももを見て安心した。
少なくとも悪戯をされて落ち込んではいないと。
こうして少年一人だけが良い思いをした以外は平穏な日常は戻り、これからも平和な世界が回っていくのだった。
終わり
11月になったので現状報告
最近寒くなりましたね。
私です。
今年も後2か月になったので現状報告です。
△
PC直ったよ!
何かスタートアップが失敗しまくりでセーフモードでしか起動しなくなってたんですよね。
それで慌ててWindows10を買ってインスコしたら、今度はペンタブが使えなくなって
また慌てて新しいペンタブを買ったのですよね……。
くそぅ……余計な出費が!!
後は記事下のコメント欄で、鍵掛けのコメントを不可にしました。
前に自分のリクエスト内容が思い出せないとのコメントがあったので、それを防ぐ為に。
えっ? もう遅い?
知ってます。
△
今月の更新は『ビビッドレッド・オペレーション』の人形化です。
また、アニメ化したのすら忘れられてそうな作品で書きます。
新しく小説を書く時はいつも主人公設定で迷うんですよね~。
同級生で書くか、年下で書くか、それとも普通のエロい青年で書くかって。
……同級生で行くか。
それとCCでの、しつこい追記要求以来、調子が狂ってるので何とか元に戻したい次第です。
同人小説は後編の最初のエロシーンが終わった所です。
内容としては、ショタおねの軽いジャブ的な感じですけど。
残りのエロシーンは6つもあるよ……。
△
今月はこんな感じです。
今年も残り少ないですけど、どうかよろしくお願いします。
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