ゼロの使い魔 ティファニア昏睡姦SS
自宅の近くに在る森の中で果物を探しているティファニア。
肘に掛けている籠の中には、まだ数個の果物しか入っていなかった。
「困ったわ、これじゃ子供達には足りない……」
自分が世話をしている子供の笑顔が脳裏に浮かび、籠の中を見て落胆してしまう。
慣れ親しんだ森の中では迷う事無く奥へ進んでも目的の物は見つけられなかった。
仕方なく村へ引き返す事になっても、通ってきた道とは違う方へ果実を求めて足を勧める。
「何度も入っているけど、まだ知らない所も在るのね」
いつもなら通らない道は、少し違う風景を見せて新鮮な気持ちにさせてくれた。
しかし、それで籠の中身が増える筈も無く、子供たちの落胆の顔が浮かんでは消えていく。
「もっと在れば良いんだけど……、あれ?」
地面に落ちていたのは、求めていた果実。
一個だけでは流石に足りないが、無いよりはマシと拾って傷が無いか確かめた。
「うん、傷は無いから大丈夫ね」
だが、始めて見る物である為に、食べられるかどうか分からない。
周辺を見回しても同じ物は見つからなかった。
恐る恐る鼻を近づけて、匂いを嗅いで見れば甘い匂いが感じられる。
「良い匂い、……でも、食べても大丈夫かな?」
初めて見る物を子供に食べさせる訳にはいかない。
かと言って、自分で食べるのに勇気がいるのも事実だった。
「……ちょっとだけなら大丈夫かな?」
意を決して、ほんの少量を齧り取ろうと皮に歯を立てた瞬間、それは弾け飛んだ。
「わぷっ!?」
衝撃はまったくと言って良いほどに無かったが、その代わりとばかりに細かい粉塵があたりに撒き散らされた。
「ケホッケホッ、何これ!?」
明らかに身体へは悪そうな色をした粉塵を吸い込んで咳き込むティファニア。
そして異変はすぐに訪れた。
「あ、れ、……体が、痺れる……?」
手足の痺れを感じたと思ったら、徐々に身体の力が抜けていく。
遂には倒れこんだティファニアの脳裏には、ここで死んでしまうかもしれないと絶望が過ぎった。
「み、んな、ごめんね……」
そして意識は闇の中へ落ちていった。
―――――――――――――――――――――――――――――
それから一時間ほど経った後、ティファニアを心配して一人の少年が探しにやって来た。
「テファねーちゃーん!」
目的の人物を探して大声を張り上げながら森の中を進んでいく。
本来なら来ない道だが、いつもの場所を探しても見つからなかったので、この道を探しに来ていた。
一向に見つからない少年には、最悪の状況が頭を過ぎり始める。
「まさか、誰かに浚われたんじゃ……?」
幼い自分から見ても美少女のティファニアであれば、外に人間に見つかって浚われてしまうのも十分にありえる。
無事を祈りつつ森を進んでいくと、見慣れた金色の髪が眼に入った。
「テファねぇちゃん!!」
倒れているのがティファニアと認識した瞬間に少年は急いで近寄った。
「テファねぇちゃん、大丈夫!?」
気を失っている身体を揺すり無事を確認しようとも反応は無い。
見る限りでは血など出ていなく外傷はなさそうだが、これだけ声を出しても意識が戻らない事に異変を感じる。
乏しい知識を総動員し、顔の血色を確かめた後に心臓と呼吸の音を聞く為に、大きな胸の谷間へ頭を差し込んだ。
しばらく耳を済ませてみても、何か異変を感じる様な音は聞こえなかった。
「はぁ、何で起きないんだろう?」
一先ず安心した少年は、この状況に頭を捻る。
何がともあれ、ティファニアを家に運ぶ事を優先しようと思う。
どうやって運ぼうかと思案しても、対格差から見て上手く行きそうも無い。
「お姫様抱っこは無理だろ、おんぶも無理だし、誰か呼んで来たいけど離れている時に誰か来たら……」
自分が離れた所為でティファニアに危険が及んだとすれば悔やんでも悔やみきれない。
何とかして運ぼうと、手を引っ張って動かしたが背中を引きずる事になって断念した。
後ろから脇を抱えて運ぶ方法も上手く行かずに、途方にくれてしまう。
「うぅ、どうしたら良いのかなぁ?」
そして、身長差から一度は諦めた背負う方法で運ぶ事にした。
四苦八苦しながらも、やっとの事で背負って見ると背中に感じる巨乳の心地良い感触に驚き、ティファニアの身体を落としてしまう。
「うわっ、あっ、ご、ごめん、テファねぇちゃん!」
再び地面へ寝る事になってしまったティファニアへ謝るも視線は大きな胸へ注がれたままだった。
少年と言えども男に変わりなく、自分を助けてくれている事への恩を感じているが恩名としてみてしまっているのも事実。
落ちた衝撃で揺れている胸に欲情を覚えるのもしょうがないだろう。
「……テファおねぇちゃん?」
先程の身を案じる様な大きさとは違い、小声で何か確かめる様に声を掛ける。
やはり反応が無いのを見ると、今度は手を近づけていく。
緊張で震えていると気が付かないほどに緊張をしながら、まずは肩を掴んで揺する。
「テファおねぇちゃん?」
そして、遂に手は仰向けに寝ていても膨らみを崩さない胸へと向かう。
無意識にゴクリと唾液を飲み込み、そっと置く様に触った。
「っ!?」
人生で初めて性的な目的で触った胸の感触は、それだけで精通を果たしてしまいそうな感触だった。
再び表情を盗み見ながら、指に力を入れていく。
今の時期は少し暑いぐらいの季節。
着ている服は薄い布で出来ており、自己主張の強い巨乳はその形をはっきりと浮かび上がらせている。
当然、ブラジャーなどの下着は無く、在ってもティファニアに合うサイズの物は到底買えないだろう。
そうすれば自然と巨乳は薄い布で守られているだけになる。
服の上から揉んでいると言う事を忘れてしまう程に柔らかい感触が帰ってきた。
「はぁはぁはぁ……」
興奮で荒くなった呼吸をしつつ、巨乳を揉む少年。
傍から見れば完全に家族会議ものだが、ここには2人だけだ。
止める者が居ない状況に置かれた少年の欲望はエスカレートしていく。
首から細い紐で支えられているだけの服を中央へ寄せて、遂には木漏れ日が差し込む中で曝け出された。
「はぁはぁ、やっぱり大きい」
服から開放された巨乳はブルンと大きく揺れながら少年の欲望を加速させた。
久しぶりに見た巨乳は、昔一緒に沐浴をした時よりも大きくなっている。
大きさはもちろんの事、胸全体から見ればバランスの良い乳輪に吸い甲斐のありそうな乳首が乗っていた。
片方だけでは満足できなくなり、すぐに残った方も曝け出すと胸に吸い付く。
「んっ」
「っ!?」
僅かに漏れた声に意識が戻ったのかと硬直してしまったものの、そんな様子は無いと判断すると更に強く吸い付いた。
胸と同じく柔らかな乳首と歯と唇で転がし、残った方は収まりきらずとも必死に揉む。
小さな手が胸の付け根から外側を通り、乳輪を撫でてから乳首を摘む。
意識は無くとも生理的な反射で硬くなる乳首に気を良くした少年は、もう一方も立たせようと口を離した。
同じ手順で刺激をしていき、存分に憧れの人物の乳首を立たせると今度は自身の異変に気が付く。
「んっ、何かちんちんがムズムズする……」
下半身の違和感に気が回る様になった少年は、誰も見ていない事を一応確認してからズボンを脱いだ。
「わっ、大きくなってる……」
始めて見る変化に戸惑いながらも好奇心が勝り、小さくても硬くなった陰茎を触ってみた。
「あっ、気持ち良い……」
一度気持ちが良い事を知ってしまえば何度もしたくなるのが心情。
少年は陰茎を触りながら、未だ気を失っているティファニアに眼をやった。
服を中央に寄せられ、露出させられた胸は呼吸の度に揺れて硬くなっている乳首は唾液で光っている。
それを自身がやったと思えば、小さな陰茎も硬さを増すと言うもの。
更に少年は性欲に汚染された好奇心で疑問を感じる。
「僕のちんちんは大きくなっちゃったけど、テファおねぇちゃんのはどうなってるんだろう?」
そして視線は股間へ流れた。
スカートと言うには短すぎる丈の服から、魅力的な太ももが伸びている。
陰茎を擦りながら布を捲れば純白のショーツが出てきた。
今度もティファニアの表情を盗み見ながら手を股間の隙間に差し入れる。
「あっ、ちんちんは、無いけど柔らかい……」
小さな手が女性器に這い回ろうとも、ティファニアには止める術は無い。
好奇心の赴くままに擦られている性器も、乳首同様に生理的な反射をし出す。
「何か、濡れて来た?」
ただ上下に擦るだけでも、少年と同じ様に性的な事への免疫が無いティファニアは性感の開拓が進められていく。
そして、少年は直接、股間を見たい欲求を我慢する事無く実行に移した。
ティファニアから見て下へ移動し、足を揃えて持ち上げるとショーツを脱がしに掛かる。
徐々に姿を現す性器に興奮は最高潮になっていった。
「うわぁ……」
人生で始めて見た女性器に感動とも取れる声を漏らす。
陰毛も生えていない大陰唇は僅かに開き、小陰唇と膣口を見せている。
皮から顔を出していない淫核に尿道口、さらには肛門までと本人が見られたくない場所まで曝け出された。
ショーツを完全に脱がせた少年はティファニアの足を広げると、その間に身を滑り込ませる。
性器に顔を近づけて好き勝手に観察を開始した。
「ヌルヌルしてる、テファおねぇちゃんもお漏らしはするんだ……」
指に絡む愛液を興味心身に弄ぶ。
無意識的に匂いを嗅いで見みると少年自身が、気が付かない内に陰茎の固さも増してしまう。
遂に興味は性器自体へ移動し、小さな指で弄り始める。
「ヌルヌルしてて弄り難いけど、……あっ、穴が開いてる!」
好奇心の赴くままに開けば、姿を現すのは膣口。
自分が持っていない大陰唇の柔らかな感触と、小陰唇を掻き分けて広げる。
処女の膣口であっても、少年の指の太さでは大して圧迫感を与える事無く奥へと侵入を許してしまう。
「何か、ぐにゅぐにゅしてる……」
「うっ」
胎内に指を入れられた感覚に呻き声を上げるも、ちらりと視線を流しただけで終わる。
生理的な反射を越え、性的な反応をしだした性器に興味は募っていく。
「あれ、これは何だろう?」
そう言って摘んだのは皮から完全に露出した淫核。
性感の塊を直接触られたティファニアは、腰をガクガクと震わせて絶頂に達した。
「うわわっ!?」
本人が知らない内に人生で初めての絶頂を感じさせられてしまう。
突然動き出した腰に驚き、少し頭を引いたものの未だ起きないのを見るや、再び弄り始めた。
増加した愛液を指に纏わせ、激しい反応があった淫核を嬲ったり、大陰唇を掴んだりと好き放題に遊んだ。
そして好い加減放ったらかしにしていた陰茎を、眼の前でぽっかりと口を開けている膣口に入れてみようと思い立つ。
「テファねぇちゃんは、おねしょをしちゃったから僕のちんちんで塞いで上げるね」
亀頭を少しだけ食み出させていた陰茎を濡れている膣口に合わせて、少しづつ挿入していく。
「あっ、何だこれ、凄く気持ち良い!」
指よりも若干太い陰茎は年上の処女孔に丁度良い大きさになっているが、3分の1程入れると抵抗感を感じた。
「なかなか、全部入らないなぁ」
思案した結果、一旦引いた後に勢い良く突き入れる事にした少年。
「今度は全部入れるからね」
そして突き入れた瞬間、膜を破った感触と共に襲ってきたのは目の前が真っ白になるほどの快感だった。
入れた体制のまま硬直して、精液を胎内へ出し続ける。
子供の陰茎らしく皮を被っていたが程好い膣壁の締め付けの所為で、少年自身が剥いて空気に触れるよりも先に膣壁へ触れてしまう。
それによって溜まっていた快感は一気に開放され、精通が女性器の中で行われたのだった。
「あぅ、あぅ、あぅ」
「うぅ……」
快感に呻く少年と、意識を失っていても胎内に粘液を注入された違和感に声を出すティファニア。
最初の射精が終わると、全身の力が抜けて倒れ込んだ。
「はふぅ、気持ち良かった」
ティファニアの身体をベッドにしながら余韻に浸っている。
しかし、視界一杯に広がる巨乳の感触と匂いで、胎内に入ったままの陰茎が再び大きくなり出したのを感じた。
先ほどは訳が分からないままに絶頂へ達してしまったが、今度はちゃんと気持ち良くなろうと腰を動かし出す。
剥かれた幼い亀頭は処女だった胎内で扱かれ、経験を蓄積していく。
心成しか締め付けが強くなった膣内は、小さな陰茎から精液を搾り取ろうと動き始めた。
発達し始めて間もないヒダを絡ませ、降りてきた子宮で鈴口に口付けをする。
ティファニア自身の呼吸により、細かく上下に動いてしまう子宮口に剥けたての亀頭は素晴らしい快楽を感じた。
「あぁ、気持ち良いよ、テファねぇちゃん!」
「うっ、うっ、うぅ、ん」
巨乳へ頭を挟んだままで、不器用ながらも動かしても十分な快感を得られる。
両手は乳首を捻り続け、その刺激で膣内が動き事を発見した少年は調子に乗って指に込める力に強弱を付け始めた。
「寝てても、ちゃんと身体は反応するんだね」
埋めている上半身を持ち上げると本格的に腰を動かしだす。
出した精液と愛液が混ざり、先程よりも動かしやすかった。
小さな身体と言えども突く力は十分にあり、衝撃で揺れ動く巨乳は乳首で固定しながら快楽を貪る。
そして早くも2度目の絶頂が襲って来た少年は、何の遠慮も無く最奥へ射精をした。
「あぅ、あぅ、あぅ!」
「うぅ……、んくぅ」
自分で書き出してしまった精液を補充すると、幼いながら精神的にも肉体的にも征服感が満たされた。
満足して陰茎を抜けば、栓を失った膣口からピンク色の精液が漏れ出してくる。
しかし、少年には処女膜があるという知識が無い為、自分が出した物だと勘違いをしてしまった。
「へぇ、気持ち良くなると、ちんちんからピンク色のおしっこが出るんだ」
ティファニアの性器からは呼吸と同じリズムで漏れ出しており、それを見ているともう一度入れたいと思ってしまう。
しかし、鳥が羽ばたいた音で正気に戻り、実行に移される事は無かった。
辺りを見回すと、そろそろ日が暮れそうで早めに戻らなければ、慣れた土地とはいえ自分まで迷ってしまいそうだ。
「とりあえず、葉っぱで拭いた方が良いかな?」
手近にあった大きな葉を毟り取り、性器を拭いていく。
布ではない為、吸収率は無いが外に付いている分は全て取り除いた。
「中に在るのは、拭けないからこれで良いか!」
膣内に残った精液をそのままに脱がしていたショーツを履かせる。
そして、もう一度背負い直し、籠と果実を持って村の方へと足を進めていった。
巨大な胸が背中に当たっているのだが、性的に満足した所為で戸惑う事は無い。
図らずも大人の階段を上った少年の顔は何処か余裕を感じさせた。
「早く帰ってテファねぇちゃんをベッドに寝かせてあげないと!」
自身のある歩調で足を踏み出す少年。
それから村へ帰ると、他の子供達が心配そうに集まっていた。
気を失っているティファニアを見て騒ぎかけるも、ただ眠っているだけだから安心だと伝え、家へ運んでいった。
それから数時間後、ちゃんと眼を覚ました事により事態は収束した。
「ごめんね、重かったでしょ?」
「全然、むしろ軽かったよ!」
「ふふっ、有難う」
「テファねぇちゃんならいつでも運んで上げるからね!」
「頼りにしてるわ!」
ここまで運んでくれた少年に礼を言っているティファニアだが、自分の股間の違和感を感じていた。
性的な知識が無い為に真実へ辿り着くのは先になる。
眼の前に居る子は何も無かった様な様子なので、地震の違和感に関係していると思いすらしない。
ただ家へ運んでくれた礼を言うだけだった。
「次からは一緒に行こうか?」
「うん、絶対にテファねぇちゃんを守るからね!」
「ふふっ」
そして数日後には例の果実を見つけた少年が味見をしようと口を開いた瞬間に、ティファニアが庇い粉塵を吸い込む事態が起きてしまう。
何故、意識が戻らなかったかを理解した少年は、それを密かに集め性欲が溜まった頃に使う事を覚えてしまった。
「はぁはぁ、テファねぇちゃん、気持ち良いよ!」
終わり
―――――
最近、男の子が年上の女の子に悪戯をするシチュエーションに凝っています。
肘に掛けている籠の中には、まだ数個の果物しか入っていなかった。
「困ったわ、これじゃ子供達には足りない……」
自分が世話をしている子供の笑顔が脳裏に浮かび、籠の中を見て落胆してしまう。
慣れ親しんだ森の中では迷う事無く奥へ進んでも目的の物は見つけられなかった。
仕方なく村へ引き返す事になっても、通ってきた道とは違う方へ果実を求めて足を勧める。
「何度も入っているけど、まだ知らない所も在るのね」
いつもなら通らない道は、少し違う風景を見せて新鮮な気持ちにさせてくれた。
しかし、それで籠の中身が増える筈も無く、子供たちの落胆の顔が浮かんでは消えていく。
「もっと在れば良いんだけど……、あれ?」
地面に落ちていたのは、求めていた果実。
一個だけでは流石に足りないが、無いよりはマシと拾って傷が無いか確かめた。
「うん、傷は無いから大丈夫ね」
だが、始めて見る物である為に、食べられるかどうか分からない。
周辺を見回しても同じ物は見つからなかった。
恐る恐る鼻を近づけて、匂いを嗅いで見れば甘い匂いが感じられる。
「良い匂い、……でも、食べても大丈夫かな?」
初めて見る物を子供に食べさせる訳にはいかない。
かと言って、自分で食べるのに勇気がいるのも事実だった。
「……ちょっとだけなら大丈夫かな?」
意を決して、ほんの少量を齧り取ろうと皮に歯を立てた瞬間、それは弾け飛んだ。
「わぷっ!?」
衝撃はまったくと言って良いほどに無かったが、その代わりとばかりに細かい粉塵があたりに撒き散らされた。
「ケホッケホッ、何これ!?」
明らかに身体へは悪そうな色をした粉塵を吸い込んで咳き込むティファニア。
そして異変はすぐに訪れた。
「あ、れ、……体が、痺れる……?」
手足の痺れを感じたと思ったら、徐々に身体の力が抜けていく。
遂には倒れこんだティファニアの脳裏には、ここで死んでしまうかもしれないと絶望が過ぎった。
「み、んな、ごめんね……」
そして意識は闇の中へ落ちていった。
―――――――――――――――――――――――――――――
それから一時間ほど経った後、ティファニアを心配して一人の少年が探しにやって来た。
「テファねーちゃーん!」
目的の人物を探して大声を張り上げながら森の中を進んでいく。
本来なら来ない道だが、いつもの場所を探しても見つからなかったので、この道を探しに来ていた。
一向に見つからない少年には、最悪の状況が頭を過ぎり始める。
「まさか、誰かに浚われたんじゃ……?」
幼い自分から見ても美少女のティファニアであれば、外に人間に見つかって浚われてしまうのも十分にありえる。
無事を祈りつつ森を進んでいくと、見慣れた金色の髪が眼に入った。
「テファねぇちゃん!!」
倒れているのがティファニアと認識した瞬間に少年は急いで近寄った。
「テファねぇちゃん、大丈夫!?」
気を失っている身体を揺すり無事を確認しようとも反応は無い。
見る限りでは血など出ていなく外傷はなさそうだが、これだけ声を出しても意識が戻らない事に異変を感じる。
乏しい知識を総動員し、顔の血色を確かめた後に心臓と呼吸の音を聞く為に、大きな胸の谷間へ頭を差し込んだ。
しばらく耳を済ませてみても、何か異変を感じる様な音は聞こえなかった。
「はぁ、何で起きないんだろう?」
一先ず安心した少年は、この状況に頭を捻る。
何がともあれ、ティファニアを家に運ぶ事を優先しようと思う。
どうやって運ぼうかと思案しても、対格差から見て上手く行きそうも無い。
「お姫様抱っこは無理だろ、おんぶも無理だし、誰か呼んで来たいけど離れている時に誰か来たら……」
自分が離れた所為でティファニアに危険が及んだとすれば悔やんでも悔やみきれない。
何とかして運ぼうと、手を引っ張って動かしたが背中を引きずる事になって断念した。
後ろから脇を抱えて運ぶ方法も上手く行かずに、途方にくれてしまう。
「うぅ、どうしたら良いのかなぁ?」
そして、身長差から一度は諦めた背負う方法で運ぶ事にした。
四苦八苦しながらも、やっとの事で背負って見ると背中に感じる巨乳の心地良い感触に驚き、ティファニアの身体を落としてしまう。
「うわっ、あっ、ご、ごめん、テファねぇちゃん!」
再び地面へ寝る事になってしまったティファニアへ謝るも視線は大きな胸へ注がれたままだった。
少年と言えども男に変わりなく、自分を助けてくれている事への恩を感じているが恩名としてみてしまっているのも事実。
落ちた衝撃で揺れている胸に欲情を覚えるのもしょうがないだろう。
「……テファおねぇちゃん?」
先程の身を案じる様な大きさとは違い、小声で何か確かめる様に声を掛ける。
やはり反応が無いのを見ると、今度は手を近づけていく。
緊張で震えていると気が付かないほどに緊張をしながら、まずは肩を掴んで揺する。
「テファおねぇちゃん?」
そして、遂に手は仰向けに寝ていても膨らみを崩さない胸へと向かう。
無意識にゴクリと唾液を飲み込み、そっと置く様に触った。
「っ!?」
人生で初めて性的な目的で触った胸の感触は、それだけで精通を果たしてしまいそうな感触だった。
再び表情を盗み見ながら、指に力を入れていく。
今の時期は少し暑いぐらいの季節。
着ている服は薄い布で出来ており、自己主張の強い巨乳はその形をはっきりと浮かび上がらせている。
当然、ブラジャーなどの下着は無く、在ってもティファニアに合うサイズの物は到底買えないだろう。
そうすれば自然と巨乳は薄い布で守られているだけになる。
服の上から揉んでいると言う事を忘れてしまう程に柔らかい感触が帰ってきた。
「はぁはぁはぁ……」
興奮で荒くなった呼吸をしつつ、巨乳を揉む少年。
傍から見れば完全に家族会議ものだが、ここには2人だけだ。
止める者が居ない状況に置かれた少年の欲望はエスカレートしていく。
首から細い紐で支えられているだけの服を中央へ寄せて、遂には木漏れ日が差し込む中で曝け出された。
「はぁはぁ、やっぱり大きい」
服から開放された巨乳はブルンと大きく揺れながら少年の欲望を加速させた。
久しぶりに見た巨乳は、昔一緒に沐浴をした時よりも大きくなっている。
大きさはもちろんの事、胸全体から見ればバランスの良い乳輪に吸い甲斐のありそうな乳首が乗っていた。
片方だけでは満足できなくなり、すぐに残った方も曝け出すと胸に吸い付く。
「んっ」
「っ!?」
僅かに漏れた声に意識が戻ったのかと硬直してしまったものの、そんな様子は無いと判断すると更に強く吸い付いた。
胸と同じく柔らかな乳首と歯と唇で転がし、残った方は収まりきらずとも必死に揉む。
小さな手が胸の付け根から外側を通り、乳輪を撫でてから乳首を摘む。
意識は無くとも生理的な反射で硬くなる乳首に気を良くした少年は、もう一方も立たせようと口を離した。
同じ手順で刺激をしていき、存分に憧れの人物の乳首を立たせると今度は自身の異変に気が付く。
「んっ、何かちんちんがムズムズする……」
下半身の違和感に気が回る様になった少年は、誰も見ていない事を一応確認してからズボンを脱いだ。
「わっ、大きくなってる……」
始めて見る変化に戸惑いながらも好奇心が勝り、小さくても硬くなった陰茎を触ってみた。
「あっ、気持ち良い……」
一度気持ちが良い事を知ってしまえば何度もしたくなるのが心情。
少年は陰茎を触りながら、未だ気を失っているティファニアに眼をやった。
服を中央に寄せられ、露出させられた胸は呼吸の度に揺れて硬くなっている乳首は唾液で光っている。
それを自身がやったと思えば、小さな陰茎も硬さを増すと言うもの。
更に少年は性欲に汚染された好奇心で疑問を感じる。
「僕のちんちんは大きくなっちゃったけど、テファおねぇちゃんのはどうなってるんだろう?」
そして視線は股間へ流れた。
スカートと言うには短すぎる丈の服から、魅力的な太ももが伸びている。
陰茎を擦りながら布を捲れば純白のショーツが出てきた。
今度もティファニアの表情を盗み見ながら手を股間の隙間に差し入れる。
「あっ、ちんちんは、無いけど柔らかい……」
小さな手が女性器に這い回ろうとも、ティファニアには止める術は無い。
好奇心の赴くままに擦られている性器も、乳首同様に生理的な反射をし出す。
「何か、濡れて来た?」
ただ上下に擦るだけでも、少年と同じ様に性的な事への免疫が無いティファニアは性感の開拓が進められていく。
そして、少年は直接、股間を見たい欲求を我慢する事無く実行に移した。
ティファニアから見て下へ移動し、足を揃えて持ち上げるとショーツを脱がしに掛かる。
徐々に姿を現す性器に興奮は最高潮になっていった。
「うわぁ……」
人生で始めて見た女性器に感動とも取れる声を漏らす。
陰毛も生えていない大陰唇は僅かに開き、小陰唇と膣口を見せている。
皮から顔を出していない淫核に尿道口、さらには肛門までと本人が見られたくない場所まで曝け出された。
ショーツを完全に脱がせた少年はティファニアの足を広げると、その間に身を滑り込ませる。
性器に顔を近づけて好き勝手に観察を開始した。
「ヌルヌルしてる、テファおねぇちゃんもお漏らしはするんだ……」
指に絡む愛液を興味心身に弄ぶ。
無意識的に匂いを嗅いで見みると少年自身が、気が付かない内に陰茎の固さも増してしまう。
遂に興味は性器自体へ移動し、小さな指で弄り始める。
「ヌルヌルしてて弄り難いけど、……あっ、穴が開いてる!」
好奇心の赴くままに開けば、姿を現すのは膣口。
自分が持っていない大陰唇の柔らかな感触と、小陰唇を掻き分けて広げる。
処女の膣口であっても、少年の指の太さでは大して圧迫感を与える事無く奥へと侵入を許してしまう。
「何か、ぐにゅぐにゅしてる……」
「うっ」
胎内に指を入れられた感覚に呻き声を上げるも、ちらりと視線を流しただけで終わる。
生理的な反射を越え、性的な反応をしだした性器に興味は募っていく。
「あれ、これは何だろう?」
そう言って摘んだのは皮から完全に露出した淫核。
性感の塊を直接触られたティファニアは、腰をガクガクと震わせて絶頂に達した。
「うわわっ!?」
本人が知らない内に人生で初めての絶頂を感じさせられてしまう。
突然動き出した腰に驚き、少し頭を引いたものの未だ起きないのを見るや、再び弄り始めた。
増加した愛液を指に纏わせ、激しい反応があった淫核を嬲ったり、大陰唇を掴んだりと好き放題に遊んだ。
そして好い加減放ったらかしにしていた陰茎を、眼の前でぽっかりと口を開けている膣口に入れてみようと思い立つ。
「テファねぇちゃんは、おねしょをしちゃったから僕のちんちんで塞いで上げるね」
亀頭を少しだけ食み出させていた陰茎を濡れている膣口に合わせて、少しづつ挿入していく。
「あっ、何だこれ、凄く気持ち良い!」
指よりも若干太い陰茎は年上の処女孔に丁度良い大きさになっているが、3分の1程入れると抵抗感を感じた。
「なかなか、全部入らないなぁ」
思案した結果、一旦引いた後に勢い良く突き入れる事にした少年。
「今度は全部入れるからね」
そして突き入れた瞬間、膜を破った感触と共に襲ってきたのは目の前が真っ白になるほどの快感だった。
入れた体制のまま硬直して、精液を胎内へ出し続ける。
子供の陰茎らしく皮を被っていたが程好い膣壁の締め付けの所為で、少年自身が剥いて空気に触れるよりも先に膣壁へ触れてしまう。
それによって溜まっていた快感は一気に開放され、精通が女性器の中で行われたのだった。
「あぅ、あぅ、あぅ」
「うぅ……」
快感に呻く少年と、意識を失っていても胎内に粘液を注入された違和感に声を出すティファニア。
最初の射精が終わると、全身の力が抜けて倒れ込んだ。
「はふぅ、気持ち良かった」
ティファニアの身体をベッドにしながら余韻に浸っている。
しかし、視界一杯に広がる巨乳の感触と匂いで、胎内に入ったままの陰茎が再び大きくなり出したのを感じた。
先ほどは訳が分からないままに絶頂へ達してしまったが、今度はちゃんと気持ち良くなろうと腰を動かし出す。
剥かれた幼い亀頭は処女だった胎内で扱かれ、経験を蓄積していく。
心成しか締め付けが強くなった膣内は、小さな陰茎から精液を搾り取ろうと動き始めた。
発達し始めて間もないヒダを絡ませ、降りてきた子宮で鈴口に口付けをする。
ティファニア自身の呼吸により、細かく上下に動いてしまう子宮口に剥けたての亀頭は素晴らしい快楽を感じた。
「あぁ、気持ち良いよ、テファねぇちゃん!」
「うっ、うっ、うぅ、ん」
巨乳へ頭を挟んだままで、不器用ながらも動かしても十分な快感を得られる。
両手は乳首を捻り続け、その刺激で膣内が動き事を発見した少年は調子に乗って指に込める力に強弱を付け始めた。
「寝てても、ちゃんと身体は反応するんだね」
埋めている上半身を持ち上げると本格的に腰を動かしだす。
出した精液と愛液が混ざり、先程よりも動かしやすかった。
小さな身体と言えども突く力は十分にあり、衝撃で揺れ動く巨乳は乳首で固定しながら快楽を貪る。
そして早くも2度目の絶頂が襲って来た少年は、何の遠慮も無く最奥へ射精をした。
「あぅ、あぅ、あぅ!」
「うぅ……、んくぅ」
自分で書き出してしまった精液を補充すると、幼いながら精神的にも肉体的にも征服感が満たされた。
満足して陰茎を抜けば、栓を失った膣口からピンク色の精液が漏れ出してくる。
しかし、少年には処女膜があるという知識が無い為、自分が出した物だと勘違いをしてしまった。
「へぇ、気持ち良くなると、ちんちんからピンク色のおしっこが出るんだ」
ティファニアの性器からは呼吸と同じリズムで漏れ出しており、それを見ているともう一度入れたいと思ってしまう。
しかし、鳥が羽ばたいた音で正気に戻り、実行に移される事は無かった。
辺りを見回すと、そろそろ日が暮れそうで早めに戻らなければ、慣れた土地とはいえ自分まで迷ってしまいそうだ。
「とりあえず、葉っぱで拭いた方が良いかな?」
手近にあった大きな葉を毟り取り、性器を拭いていく。
布ではない為、吸収率は無いが外に付いている分は全て取り除いた。
「中に在るのは、拭けないからこれで良いか!」
膣内に残った精液をそのままに脱がしていたショーツを履かせる。
そして、もう一度背負い直し、籠と果実を持って村の方へと足を進めていった。
巨大な胸が背中に当たっているのだが、性的に満足した所為で戸惑う事は無い。
図らずも大人の階段を上った少年の顔は何処か余裕を感じさせた。
「早く帰ってテファねぇちゃんをベッドに寝かせてあげないと!」
自身のある歩調で足を踏み出す少年。
それから村へ帰ると、他の子供達が心配そうに集まっていた。
気を失っているティファニアを見て騒ぎかけるも、ただ眠っているだけだから安心だと伝え、家へ運んでいった。
それから数時間後、ちゃんと眼を覚ました事により事態は収束した。
「ごめんね、重かったでしょ?」
「全然、むしろ軽かったよ!」
「ふふっ、有難う」
「テファねぇちゃんならいつでも運んで上げるからね!」
「頼りにしてるわ!」
ここまで運んでくれた少年に礼を言っているティファニアだが、自分の股間の違和感を感じていた。
性的な知識が無い為に真実へ辿り着くのは先になる。
眼の前に居る子は何も無かった様な様子なので、地震の違和感に関係していると思いすらしない。
ただ家へ運んでくれた礼を言うだけだった。
「次からは一緒に行こうか?」
「うん、絶対にテファねぇちゃんを守るからね!」
「ふふっ」
そして数日後には例の果実を見つけた少年が味見をしようと口を開いた瞬間に、ティファニアが庇い粉塵を吸い込む事態が起きてしまう。
何故、意識が戻らなかったかを理解した少年は、それを密かに集め性欲が溜まった頃に使う事を覚えてしまった。
「はぁはぁ、テファねぇちゃん、気持ち良いよ!」
終わり
―――――
最近、男の子が年上の女の子に悪戯をするシチュエーションに凝っています。
8月になったので進行状況の報告
えぇ、同人は大体3分の2程出来ています。
ここまでの文字数は約11万文字位です。
まだ全て書き終えていないのに、前作よりも多いと言う状態になっています。
前作は8万ちょっとだった筈。
本当は今出来ている仮プロットでは足りないかなと思っていたのですが
謀らずも多くなっているのでプロットは追加せずにいようと思いますよ。
場合によっちゃ、終わりの描写はぶった切りになるかも・・・・・・?
何とか辻褄合わせは試みますけど、どうなる事やら。
ちなみにプロットの数は10章、今書いているのは7章の終わり程。
執筆ペースが2週間で1章ぐらいなので、予定通りに10月には発売出来ると思います。
挿絵に時間が・・・・・
それにしても、登場人物が多いと凄く大変。
終わりに差し掛かってるから主人公も調子に乗らせないといけないし
物語的にエンディングの雰囲気を出さないといけないしで時間がかかってしまうのですよ。
そんなこんなで世のエロい人に向けて頑張って書いてますよ。
もう少しお待ちくださいな。
ちまちま他の小説も更新してるんで。
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