To LOVEる 籾岡里紗:誤認和姦
今日も今日とて学校内は平和である。
ただ一人の人物の周りを除いて……。
「ほほぉ、随分と育っておりますなぁ」
「やぁん」
「ほら、結城も見てるわよ~」
「やぁ! 見ないで結城くん!!」
「あわわ、籾岡! 何やってるんだよ!」
今日も今日とて結城リトの周りでは姦しい騒ぎが起きていた。
学校の廊下で堂々と<西連寺 春奈>の胸を揉んでいるのは<籾岡 里沙>
茶髪で毛先が広がるセミロングの髪型で、いつも制服を着崩している大変フレンドリーなキャラだ。
何とも羨ましいく、眼福な光景を作り出しているその表情は、悪戯心溢れる顔をしている。
周囲の目も気にせず、学園のアイドル的存在の胸を好き勝手にする姿は、誰にでも気安く取っ付き易い印象を受けさせた。
かく言う俺も、里沙の気安さに目を付けた一人である。
リトの妹、美柑や風紀委員の<古手川 唯>を犯して以来、他のターゲットを探していた所に話しかけられた事が切欠の一つだった。
その気安い喋り方は誰にでも好感を持たせ、俺以外にも裏表のない人物として親しまれている。
普段は黒いツインテールにメガネが特徴の<沢田 未央>と行動を共にしており、なかなか『ハイパー洗脳君』を使う機会が持てない人物。
しかし流石に四六時中一緒に居る訳ではないのは、ここ数日のストーカー紛いの調査で判明している。
今日も普段通りなら、きっとその時間は一人になるだろうから、ここは辛抱強く待つしかない。
何がともあれ、原作の主人公は大変そうだなと思いつつ、原作に存在しない俺は自分の教室に行くのだ。
△
そんなこんなで普通に授業を消化し、五時限目も終わって里沙が一人で行動する時間帯が近付き、俺は偶然を装って目的の場所へ移動する。
あくまで偶然で、たまたま通りかかった風を装い、里沙がやってくるのを忍者のように壁に張り付きながら待つ。
そして階段を下りる、軽い足音が聞こえてくると壁の角から片目を出して誰が来るのかを確かめる。
流石に確かめもせずに『ハイパー洗脳君』を使うのはリスクが大きいのだ。
片目で見えたのは里沙がいつも着崩し、ブレザーを巻かれたスカートの下半身だった。
これは間違いないと確信した俺は再び忍者のように気配を消したつもりになって、壁に張り付いて近付いてくる瞬間を待つ。
「ふんふふ~ん♪」
ご機嫌な様子の鼻歌は確かに里沙の声。
きっとヒロインの誰かの胸でも揉み終えたのだろうか。
俺の方へ曲がってくる瞬間を狙って『ハイパー洗脳君』を発射する。
「とりゃ!」
「きゃっ!?」
顔を庇った里沙だがララの発明品は効果を遺憾なく発揮し、悲鳴の後には悪戯を思いついた顔で口元をニヤリと引き上げた。
「やってくれるじゃない」
『ハイパー洗脳君』からは何も発射されていないように見えるので、単に驚かせただけと思われるだろう。
里沙自身も既に洗脳されたとは思っておらず、今まで話した事も無い俺に対して明らかに親しみのある表情を浮かべた。
このままでは仕返しされてしまうかもしれないが、それこそが今回の目的だ。
「この~!」
と、楽しそうに里沙が手を伸ばした先は俺の股間。
更には、がしっと陰茎を掴むと良い具合で揉み込んでくる。
「ほれほれ~、仕返しじゃ~」
「おふっ!?」
ズボン越しであっても里沙の手付きは厭らしく俺の陰茎を的確に刺激してきた。
そうすると当然陰茎は硬くなり始める。
「お、おぉ! 何か大きくなってきた!」
平常では小さく柔らかかった陰茎が、里沙の手によって大きくなりつつあるのを現在進行形で感じ取る里沙は、珍し気に声を上げた。
何を隠そう、今回里沙に掛けたのは『俺の股間は女子の胸と同じ感覚』と誤認させている。
実際に俺の股間と言うか、陰茎そのものを揉み解す里沙の顔はまさしく女子の胸を揉む悪戯心満載の顔であり、好奇心すら見え隠れしていた。
陰茎も細く女の子らしい指に刺激され、更に大きくなっていく。
「ほほう、な、なかなかの大きさですなぁ!」
流石に里沙もどこかおかしいと思ったのか言葉をどもらせるも、変に声を張り上げて俺を見上げる。
その顔は頬を真っ赤にして恥ずかしさを感じているのが丸分かりだった。
しかし手を出した以上は、引っ込める事が出来なさそうに指を動かし続ける。
だが、ここは廊下のど真ん中。
人がいつ来るかもわからない状態では快感に浸る事も出来ないので、俺はとりあえず陰茎を揉む手を掴んで近場の男子トイレへ里沙を連れ込む事にした。
「おぉ!? ど、どうしたの!? 怒った?」
突然の行動に戸惑う里沙は、俺が怒っていると勘違いしたらしい。
「怒ってないよ。だけどあそこじゃ恥ずかしいんだよ」
「はっは~ん。この籾岡さんに続きをしてほしいって事かね?」
「そういう事だよ」
「お主も淫らよのう」
冗談めかしている里沙だったが赤い顔は更に赤くなり、ジワリと戸惑いの汗を掻いていた。
そして男子トイレの個室へ入った俺は一先ずカギを閉めると、里沙を蓋の閉じた洋式便器へと座らせる。
「男子トイレに入るなんて初めてだわ」
「俺も女子を連れ込んだのは初めてだよ」
「まぁ、良いわ。では~続きを~っと」
手をワキワキとさせる里沙は再び俺の股間へ向かおうとするも、一旦止めておく。
「ちょっと待ってくれ」
「何よ。もっと揉んでほしいって言ったのはそっちでしょ?」
「そうだけど、直接やって欲しいんだよ」
「ちょっ、直接とな!?」
里沙からしてみれば生乳を揉んでほしいと言われたも同然なので、目を丸くして驚いた。
しかし何処かふざけた感じは消えず、口元は再びニヤリと笑みを浮かべる。
「あんたがそんなにえっちぃとは思わなかったよ」
「籾岡だから揉ませるんだぞ?」
「おぉ!? トイレの個室で愛の告白!? ないわ~」
里沙の反応から察するに、俺の事はしっかりと男であるとは認識しているらしい。
一先ずズボンを脱ぐに掛かる俺を、里沙は目を見開いて凝視してくる。
特に股間を。
「よいしょっと……」
「おわっ!?」
勢いよく飛び出した陰茎はパンツのゴムに引っ掛かって、解放されると一気に跳ね上がった。
里沙も僅かに大げさなリアクションで驚いて見せる。
それでも男と女がトイレの個室に入り、俺が下半身を露出してきた現状に、一度は消えた頬の赤さを復活させた。
「お、大きいわね」
ごくりと緊張で唾液を飲み込んだ里沙は、俺が何も言わずとも陰茎へ手を伸ばしてくる。
揉んで欲しいと言われ、承諾した手前、ここで引き下がる訳にはいかないのだろう。
そして今度はズボン越しではなく、直接女子らしい細く少し冷たい指が、熱くいきり立つ陰茎に絡みついた。
「おっ、く……」
「あっ、痛かった?」
「いや、大丈夫だから、もっと続けてくれ」
「ふふふ、本当にえっちぃわね~」
口元に浮かべるニヤリとした笑みは、陰茎を直接握った所為で淫靡な雰囲気を発し始める。
俺が何も言う間もなく里沙の手は上下に動き、扱き始めると同時に睾丸の方にも手が回った。
冷たい感触で位置が変わる睾丸は、精液を勢いよく製造しているような感覚を受ける。
今まで何人分もの美乳や巨乳を揉み解した手が陰茎を扱いていると思えば、興奮も大きく高まっていきそうだ。
「くっ……」
「うわ……凄っ……!」
完全に皮の剥けた亀頭は赤く腫れあがり、里沙へ潜在的な恐怖心を僅かに沸き立たせるも、興味の方が勝っているらしい。
里沙の熱視線に晒されながら扱かれる陰茎はジワリとカウパー液を滲ませる。
「何か出てきたし……」
扱く程にカウパー液が量を増やし、自分の手に付いても腕を動かし続ける里沙。
ニチャニチャと厭らしい音がトイレの個室に響く。
「うわぁ……、何か凄くえっちぃくない?」
「くあ、気持ち良い」
「……本当に気持ちよさそうな顔してるし」
快感に浸る俺の顔を見た里沙は小さく呟くも、更に色んな反応を引き出したいのか指を絡めてきた。
竿からカリの凹みまでを単純に上下に動くだけだった手が、指を亀頭に絡ませるとカウパー液を引き延ばしながら掌を使って撫でてくる。
睾丸を握っていたほうの手も竿へと移動し、扱く動きを速くさせた。
「これはどうかなぁ?」
「うぁ、上手い……!!」
「ふっふっふっ、籾岡さんの手に掛かればこんなもんよ」
自分の手扱きで腰をビクビクと震わせる俺の反応を見た里沙は、自信有り気に手の動きを自慢する。
そしていよいよ射精と言うところで、俺は一旦里沙の腕を止めた。
「ちょ、ちょっと、待ってくれ!」
「えぇ……? 何かもう少しな感じがするのに?」
いつも胸を揉んでいる所為か、里沙は絶頂の予感も敏感に感じ取る。
それでも手扱きで出してしまっては勿体ないので、今の里沙理論を利用して里沙にも楽しんでもらおうと思った。
「ふぅっ……! はぁ」
一息ついて何とか射精の予感を堰き止めた俺は、改めて里沙へ提案をする。
「籾岡、俺を気持ち良くしてくれた礼に籾岡も気持ち良くしてやるよ」
「えっ? いやいやいや、私は良いよ!」
「そう言わずに受け取れって!」
「ひゃっ!?」
そう言って俺が手を突っ込んだのは籾岡のスカートの中。
座りっぱなしで蒸れた空気は俺の手を包み込み、一気に突き進んだ先には大陰唇が爪の先に感じられた。
しかも乾いたショーツの感触ではなく、既に粘液で濡れている感触。
どうやら里沙自身も俺の陰茎を扱いた所為で、知らず知らずの内に興奮を貯め込んでいたらしい。
「ちょっ!? やだ! ぬ、濡れて……!」
里沙も自分の股間が愛液で濡れていると、今まさに気が付いた様子で慌てて俺の手を押さえようとしてくる。
しかしそんな事を許す俺ではなく、咄嗟に大陰唇の形を確かめると淫核を即座に見付けて強く摘まんだ。
「んふぁっ!?」
余りの快感に身体を丸める里沙は俺の腕を抱え込む。
腕には胸に挟まれる感覚があり、左右から柔らかく温かい快感がカウパー液に塗れる陰茎に力を与えた。
ヌルヌルになっている秘裂は指を動かせば布ごと淫核を擦り上げ、里沙に更なる快感を送る。
「ひゃぅっ!? ちょ、タンマ!」
「待たないよ」
「んぁっ!?」
どれだけ言葉で止めようとしても身体は淫核を掴まれて力が抜けてしまっており、里沙は股間で動く俺の手へ自身の手を重ねるしかできなかった。
その間にも動き続ける指は的確に淫核を捏ね回し、愛液を吐き出させていく。
「ふぁっ、ちょ、んっ!? ちょっと!」
抗議の為に上げた顔には明らかな快感が宿り、もはや俺を本気で止めようとしていない様子がありありと伺えた。
赤く染まった頬はそのままに、唇は先程よりも潤って甘い吐息を吐き出す。
目はとろんと蕩け、快感によって眼尻には涙が溜まっていた。
弄り回す淫核は既に硬くなって摘まみ易く、しかし愛液の所為で強く力を入れようとしても滑ってしまう。
「ふぁっ!?」
それでも里沙にとっては大きすぎる快感で、身体を大きく跳ねさせた。
トイレの個室にはスカートを越えて卑猥な匂いさえ充満してくる。
愛液は止まる事無く、淫核を刺激されるままに垂れ流され、既に俺の指は完全に濡れてしまっていた。
「ほほぅ、随分とえっちぃですなぁ」
「もう!」
あえて言い方を真似た俺はスカートから抜いた手を里沙の目の前へ持っていき、指を広げる。
そうすれば当然ながら糸を引いた愛液が二チャッと音を立て、指の谷間へ落ちていく。
里沙は顔を真っ赤にして視線を反らしつつも、期待するように俺を見上げた。
その視線は男を見るような、女を見るような微妙な物であり、『胸を揉み合った同士の間柄』と言う雰囲気に感じられる。
陰茎を曝け出している俺は里沙の無言の訴えを聞き入れ、里沙で言う更にえっちぃ事をする為に再びスカートの中へ手を入れた。
「ぁっ……」
今度は拒否される事も無く、潤んだ視線を俺の手を向けてから僅かに腰を浮かせる里沙。
抵抗なく脱がされたショーツには、俺の指に絡んでいた以上の愛液が染みついていた。
それを見せつけるように広げてみると、バッと里沙に奪われる。
「なんでこんなに濡れてるのよ!」
ショーツをスカートのポケットへ入れる里沙は女同士と言う感覚もあって、男の前では決して言わなさそうな事を平然と言葉に出してきた。
男の前で濡れると言う事は発情していると断言するも同然なので、恋愛に関しては経験豊富の里沙が明け透けに言うとは思えないのだ。
可愛く怒る姿に、俺は苦笑いを返してから里沙の両ひざを持つと蟹股へ脚を広げさせる。
抵抗もしない広げられた脚の付け根は辛うじてスカートが隠すも、それすら捲り上げた。
「……うわ、想像以上に恥ずかしいわね、これ」
流石に男子トイレの個室で、胸と同じ程度の認識を持つとは言え、股間を曝け出されてしまっては大きく羞恥心が刺激されるのだろう。
里沙の股間は愛液で卑猥にテカっており、蟹股に広げられた事で秘裂の中身までも見せつけてくる。
先程摘まんだ淫核は完全に包皮から顔を出し、ピンク色の外見を恥ずかしげも無く露出していた。
更には小陰唇さえ興奮で厚みを増しており、膣口がヒクヒクと開閉を繰り返して愛液を垂れ流す。
「……何か凄くいけない事をしている気分だわ」
里沙自身はあくまで胸を付け合う程度の認識しかなくとも、流石に身体が危機感を感じるらしい。
それでも俺は無言のままで興奮を押し隠し、陰茎を膣口へ向ける。
カウパー液で蛍光灯の光を鈍く反射する亀頭が徐々に開かれた里沙の脚の間を進んでも、危機感は全く募らせていないように感じられた。
それどころか何処か興味津々な様子さえ見える。
俺を男であると同時に女とも意識しており、ある意味男女の観念が里沙の中で混在してしまっていた。
だからこそ、こうやって陰茎を自分の性器に近付けられても悲鳴も出さずに見つめ続けるのだ。
更に理由を挙げるならば、最初に『ハイパー洗脳君』で陰茎を女の胸と同じ感覚で揉むと認識させている所為かもしれない。
「……こんな事するなんて初めてだわ」
「俺は結構やってるけどな」
「えっ?」
意外そうな顔で俺を見上げる里沙。
「意外にあんたもえっちぃのね……」
「まぁな」
そう言っている間にも亀頭は開かれた秘裂の中へ接触した。
鈴口に感じるのは膣口の開閉する感覚であり、性器特有の生暖かさと愛液の滑り。
「うわっ!?」
自分の股間に陰茎の感触を受けた里沙は条件反射的に脚を閉じようとするも、俺の腰の所為で完全には閉じられなかった。
逆に鈴口を咥えていた膣口が締まり、いかにも処女らしい反応を見せたと俺は内心興奮を高める。
外見やキャラクターでは遊んでいるイメージがぬぐえない里沙であっても、流石に貞操観念はしっかりしているようだった。
しかしそれも今日までで、亀頭はいよいよ狭い膣口を広げに掛かる。
「くっ……、痛ぅ……!」
もはや何で陰茎を膣口に入れられているか分かっていない里沙は、破瓜を目前とした膣口を拡張される痛みで可愛い顔を歪めた。
膣口の抵抗も激しく、亀頭の形が変えられる程に締め付けを受ける。
それでも愛液とカウパー液の滑りで亀頭の表面を流れるように、胎内へ迎え入れていった。
「あ、くぅっ……!!」
カリが膣口を拡張していくも抵抗は大きく、滑る所為で少しでも油断すれば即座に弾かれそうだった。
「入っ……たぁ~……!」
何とか亀頭を丸ごと咥え込んだ秘裂は卑猥に左右へ押し開かれ、淫核を完全に露出させる。
里沙も内腿をプルプルと震わせつつも、視線だけは股間へ注がれ続けていた。
「我ながら凄い広がってる……」
痛みを覚えても、まるで他人事のように自分の股間の状態を実況する。
陰茎に広げられた大陰唇は里沙の言う通りに限界間近まで左右へ押しやられ、綺麗な秘裂が卑猥な姿に変貌してしまっていた。
亀頭が完全に膣内へ入り込めば、愛液を漏らす程にまで興奮したヒダが波打ちながら舐め回してくる。
カリの凹みに入った膣口もギュッと締め付けを強めては、愛液で滑って回転するように扱いてきた。
そのまま俺は腰を押し入れていき、処女膜を破りに掛かる。
鈴口にはヒダとは違った平べったい感触があり、陰茎が入り込む程に奥へ伸びていく。
遂には処女膜が陰茎の侵入に耐え切れず、ぶつりと言う感触と共に敗れ去ってしまった。
「くぁっ!?」
破瓜の痛みは曲げていた膝を思わず伸ばしてしまう程に大きかったらしい。
里沙は何故か俺の顔をぽかんとした表情で見上げると、途端に苦痛で眉間に皴を刻む。
「くぅぁ……!!」
それから俺の服の袖を強く掴み、膣口も竿を強く締め付けた。
そして快感とは違う涙を眼尻に浮かべながら俺を上目使いで見上げる。
「何で、こんなに痛いの……?」
「俺は、くっ、気持ち良いけど。何度か奥まで、んっ、入れれば籾岡も気持ち良くなるよ」
「そう、なの……?」
もしかしたら自分が美少女たちの胸を揉む際に、破瓜と同様の痛みを与えていたと思い込んでしまった里沙は、申し訳なさそうに眉を垂れさせた。
しかし俺が気持ち良くなると断言した事で、多少は心配が消えたみたいだ。
その心理状態は膣内の動きにも反映されてしまっており、痛みを感じて心配していた状態では怯えたように締め付けて来ていたが、安心した今では労わるように表面を這い回ってくる。
飲み込まれていく竿にも同じ感触があり、ヒダが表面に浮く太い血管ごと舐めてきた。
「あくぅ……お腹が、広がる……!?」
狭い膣内を広げれば流石に胸とは関係ない事に気付き始める。
まずいと思った俺はおもむろに手を里沙の股間へ持っていき、丸裸になっている陰核を優しく摘まんだ。
「んふぁん……」
途端に僅かな疑問を感じていた表情が蕩けてしまい、極端に甘い声が男子トイレの個室内に響いた。
既に快感に思考が犯された里沙は、陰茎で膣内を広げられている現状を受け入れて快楽に身を任せ始める。
その間に俺は陰茎を一気に突き進め、子宮口を突き上げた。
「くはぁっ!」
鈴口には膣壁と違った硬い感触を受け、俺は陰茎が根元まで入った事で里沙の膣内を完全に占領したと快感と共に悟る。
指で捏ね繰り回す淫核はそのまま刺激を続けていけば、膣内に反応が返ってヒダが呻きながら奥へ引き込み、まるで子宮口に亀頭を減り込ませようとしているかのように蠢いた。
しかも里沙が快感の余り浅く荒い呼吸を繰り返す所為で、膣壁が回転するような動きを加えてくる。
「はっ、あっ、あぁっ、だ、駄目! そこ!!」
淫核を弄る俺の手を何とか止めようとする里沙だったが、快感を受け続けたいという本能が手に力を入れさせない。
代わりに膣内が最奥まで入った陰茎を抱きしめていた。
そして俺が腰を引いていくと、膣内の蠢きはよりいっそう激しさを増す。
「んんっ!?」
女の身体で最大の性感帯である淫核を弄られる中、膣内までも削られる刺激は大きな快感となって里沙を攻め立てる。
淫核を弄る度に里沙の腰が軽く痙攣し、膣壁も収縮を繰り返す。
抜かれていく竿に名残惜し気な雰囲気で纏わり付く膣口は、愛液を塗り返しながら秘裂の外へ姿を現した。
胎内から異物が消えていく感触と共に、里沙の背中は反らされ、胸が俺の腹から胸に掛けてずり上がる。
布越しに感じた柔らかさは俺の興奮を底上げし、半ば無意識に頭を下げるとすぐ下には里沙の惚けた顔があった。
潤んだ表情に興奮を受けた俺は、里沙の半開きになっていた唇へキスをする。
「んむっ!?」
驚いた様子が口内から伝わってくるものの、淫核を弄られたままで陰茎を抜かれていく快感に里沙の思考は鈍いまま。
自分の口内で俺の舌が舌を絡めとっても碌な反応は見せず、心成しか甘い里沙の唾液が思う存分味わえた。
陰茎ではカリが膣口を裏から押す感覚があり、抜ける所まで抜けたと、快感に脳を焦がしながら判断した俺は再度腰を押し込んでいく。
「んむぁ!!」
膣内を押される力が里沙の口へ抜け、俺の口内へ直接入ってくる。
驚きの声があると同時に膣壁が締まり、再びの侵入を拒もうとしてきた。
しかし愛液の滑りはそんな事を許さず、実にスムーズに陰茎は飲み込まれていく。
「ふあぁ……!!」
淫核を弄られる快感と合わさって更に背中を反らせて俺の唇から顔を放し、放心した様子で視線を遠くへ送る里沙。
甘い声を放つ口は大きく開かれており、俺の口と唾液の糸で繋がっては切れた。
上の口では繋がりが消えても陰茎を押し込んでいく程にヒダを絡ませてくる膣内は、快感で蠢いて亀頭を歓迎してくるかのようだ。
竿に張り付いていた膣口は再びの挿入で秘裂の中へ戻されると、締め付けを強めて快感を送ってきた。
一度目と違って処女膜が無い分挿入は容易く、あっという間に鈴口は子宮口を突き上げる。
「んはぁっ!?」
ゆっくり腰を動かしていたのでそんなに衝撃はない筈であっても、胎の奥から押される感覚は里沙に甘い吐息を吐き出させた。
そして今度は動きを止めないまま腰を引いていき、本格的に里沙を犯し始める俺。
「んっ!? あっ! ぁはっ!?」
愛液が膣内で掻き回される音が聞こえると同時に里沙の喘ぎ声も個室の中で響く。
カウパー液を含んだ愛液は熱く、膣内はもっと熱かった。
おまけに淫核を弄っている所為で里沙の快感は急激に上り詰め、既に小さく潮を吹くまでになっている。
膣内でもカリがヒダを削る程に痙攣が強弱を繰り返し、刺激にメリハリを付けてきた。
カウパー液を吐き出す鈴口は子宮口に確実な凌辱の跡を残しつつ、膣壁に撫でられながら膣口へ引いていく。
完全に腰を引けば、その逆にヒダを掻き分けつつ何度目かの子宮口を目指して陰茎は処女だった狭い膣内を拡張していった。
「あっ! あひっ!? 奥、がっ!! あぁっ!!?」
断続的に突き上げられる里沙は天井の向こうへ視線を送り、開かれた口の端から唾液を垂らす。
快感で潤む目では、一筋の綺麗な涙が流れた。
股間からの反動で前後に動く里沙の胸は、制服の上からでもたぷんたぷんと揺れて柔らかさを誇示し、俺を視界から興奮させる。
手扱きの段階で既に限界が近くだった俺は、速度を上げて里沙を突き上げた。
「んっ!? ちょっ! んはっ!? 強っ!?」
快感で涙を流しながら抗議をしてきても、俺の腰はもはや止まる事は無い。
カリで削るヒダも激しく犯される所為で、絶頂へ向かう痙攣を繰り返す。
淫核がスイッチとなった里沙の身体が制服の上から乳首を浮かせ、ガクガクと腰を震わせていた。
里沙の絶頂が近いと判断した俺は指に力を込め、ギュッと抓る。
「んひっ!?」
一瞬引き攣った笑い顔を浮かべた里沙が、大きく潮を吹きながら絶頂へ達した。
「んあぁーー!!」
それでも俺は激しく痙攣する膣内を犯し続け、絶頂で蠢くヒダで陰茎を扱く。
我慢の限界に近付いてきた俺も射精の為、一気に里沙の股間を突きあげた。
そして力を抜き、尿道の根元でたぎっていた精液を解き放つ。
「あひぁっ!?」
絶頂途中で熱い精液を感じた里沙は更なる刺激に大きく快感を押し上げられ、腰どころか身体全体をガクガクと震わせる。
セミロングの髪が激しく揺れれば、愛液の濃い匂いに交じって少し汗ばんだ里沙の髪の匂いを感じられた。
精液を吐き出す陰茎は揺れる里沙の巨乳と、鼻から感じる匂いで射精の勢いを高め、濃く塊となった物を子宮口へ貼り付けていく
。
ヒダも陰茎の動きに合わせるかのようにして奥へ引き上げられ、愛液を吐き出す代わりに精液を受け入れていった。
「あ……あぁ……」
茫然と天井を見上げる里沙の口からは唾液が垂れたままであり、快感による涙は頬に更なる筋を作る。
淫核からようやく指を放した俺の手は潮と愛液で濡れ、卑猥な匂いと粘りが付いていた。
興奮を呼び覚ます匂いに誘われた最後の精液が、締め付ける膣壁に尿道を扱かれて子宮口へ流れつく。
睾丸に溜まっていた精液をすべて出し切った俺は満足気に溜息を付き、腰を放して陰茎を抜いていった。
「ふぅ……」
「んぁ……!」
鈴口から精液と愛液の名残を残しながら、力の抜けた陰茎はぬるりと抜ける。
絶頂直後の膣内を刺激された里沙は惚けた顔で甘い声を上げ、天井を向いていた頭がゆっくり降りてきた。
「……こんなに凄かったなんて」
俺の股間を『女子の胸と同じ感覚』と誤認させたお陰で、精々俺が胸を使って好き勝手してきた程度にしか感じていない筈だ。
しかし里沙は俺を男としても認識しているので『胸を使って好き勝手してきた』感覚と『犯された』感覚が混在している様子を僅かに見せる。
その証拠に里沙は脚を肩幅に開いたまま、股間から流れる精液でトイレの便座の蓋を汚しているのを、視線を降ろしてしっかりと認識しているのだ、
「……凄い出したのね」
精液に関しても母乳と同じ感覚なのか、全く拒否感を見せていない。
最近原作主人公に関して母乳だの、女体化だのの騒ぎが頻発している所為で、膣内に出されても慌てた雰囲気は感じられなかった。
それでも犯されたと少しは認識しているので、ニヤリとした悪戯心を見せる顔を俺に向けてくる。
「……出来ちゃったらどうするの?」
普通ならば慌てる質問だったが、この学校には問題を解決するのが得意な教員が保健室に居た。
なので、全く心配する必要はないのが現状だ。
「その時は御門先生に頼めば良いだろ?」
「それもそうね」
あっさり俺の言葉を飲み込んでしまった里沙は、備え付けのトイレットペーパーを大量につかみ取り、中腰になるとスカートの中へ手を突っ込んで精液と愛液に塗れた股間を拭いていく。
「ぁん……」
その最中でも俺に流し目を使い、色っぽい雰囲気を醸し出す悪戯は欠かさない。
賢者タイムである俺には効かないが……。
それにしても美少女がスカートの中に手を入れて精液を拭き取るのは興奮を誘う行為だ。
「おっと、危ない危ない……」
「うふふ」
俺の葛藤を察した里沙が楽しそうに笑う。
何とか自制心を発揮して思い留まると、俺も里沙に倣って股間を拭いていった。
先程の喘ぎ声が響いていた時とは違って無言のトイレの個室には、トイレットペーパーで股間を拭くカサカサとした音が二人分聞こえている。
使用済みの物は蓋を開けたトイレの中へ流し、一先ず俺と里沙は見た目だけは綺麗になった。
残るのは個室の中の淫靡な空気と俺の腰の心地良い疲労に、里沙の胎内に残された精液だけ。
元々あまり使われないトイレなのでバレはしないだろうが、念の為に空気の入れ替えをしておこうと思い、扉を開けた。
「ちょっと! 私が居るんだから誰も居ないか確認してよ」
「お、おぉ。悪い」
確かに彼女にしたい女子生徒ナンバー2が男子トイレに居たら大騒ぎになるだろう。
里沙は女子の自分が男子トイレの中に居る事が恥ずかしいと思っているらしいが、事態は意外に大変なのである。
「……誰も居ないな」
「なら、早く出ましょう?」
「分ったよ」
俺が先頭に立ち、個室から出ると次は廊下に人が居ないかを確認してから里沙を廊下へ導いた。
「ふぅ、初めての経験だったから緊張したわ」
「そうか? その割には楽しそうだったけどな」
「そう見える? 実は普段見れない場所に入れて興味深かったわ」
「で、感想は?」
「そうね。女子トイレと変わりないわね」
「そりゃそうだ」
と、二人で笑うと時間を知らせるチャイムが鳴る。
どうやら思っていた以上に時間を取ってしまっていたようだ。
「あっ! 早く教室に戻らないと!」
「そうだな」
「走れ走れ~」
「ちょっと、腰が……」
「何を年寄り臭い事言ってるのよ。先に行ってるわよ~」
スカートを翻し、ショーツを履き忘れた生の尻を震わせつつ、さっさと自分の教室へ戻っていく里沙。
俺はそんな後姿を眺めながら駆け足から徒歩へと戻り、どうせ間に合わないとゆっくり自分の教室へ戻っていったのだった。
△
そして時間は飛んで三ヶ月後。
「あっ、お~い」
俺を呼んでいるらしき声に振り返ると、里沙が大きく手を振って走り寄ってくる。
その表情は嬉しそうに、楽しそうに、しかしいつも通りの悪戯っぽい顔をしていた。
走ってきた勢いのまま俺の腕を胸の谷間に掴み取る里沙は耳元へ顔を近付けてきて、衝撃の事実を告白してくる。
「やっぱり出来ちゃった」
「えっ!?」
「御門先生に相談してくるわね~」
そう言って里沙は俺の腕を解放すると、実に普通っぽく保健室に向かった。
余りの事実に茫然と立ち尽くすしかなかった俺を置いたまま……。
終わり
3月になったので現状報告
どうも、私です。
今年も後十ヶ月しかありませんね。
大変だ!
△
そんな訳で現状報告です。
今月の更新小説は『ToLOVEる』の続きで籾岡誤認和姦小説です。
本当はデートの後に和姦ってリクだったのですが
デートが分からないので、かなり困ってたのですよね。
でも、リク主さんのお陰でデートのシーンはまるっと没に出来ました。
有難う!
リク主さん!
だいぶ書き易くなりまして、今は手扱きシーンが終わった所です。
身も蓋もない言い方をすれば、後は籾岡のマ○コを濡らさせて犯すだけ~。
△
同人は何も決まってません。
何かいい能力が無いんですよね~。
一応、制限の付いた魔法使いにしようとか思ってるんですけど
その制限の思いつかないんですよね。
主人公が万能だったら面白くも無いしなぁと、ちょっと悩み中です。
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今月はこんな感じですの。
寒いのは嫌だなぁ……。
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