俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している:遊王子 謳歌時間停止レイプ
『人生は選択の連続だ』と言う言葉は大変同意するものだ。
例えば加熱用の牡蠣を買ってきた時、美味しい食べ方を検索したら生で食べると美味しいと書いてあったばかりに、生で食べる選択を取ってみると、便所とお友達になって上から下からマーライオン。
例えば賞味期限が一週間ぐらい過ぎてるヨーグルトを見つけた時、他に食べる物が無くて仕方なく食べる選択を取ったばかりに便所とお友達になって上から下から――。
「全部腹を壊す選択しかして来なかったのかよ!?」
「ナイス突っ込み」
「『ナイス突込み』じゃないよ!!」
事前に選択肢として行動を提示されれば、都合の良い未来を引き寄せる事も可能だろうか?
しかし、実際に、それこそ恋愛アドベンチャーで出てくる物が目の前に出てきたら、鬱陶しい事この上ない。
加えて、提示されている行動が確実に誰かの反感を買い、自分に害が及ぶと分かる物であれば是非とも遠慮したい物だ。
更には選ばないと言う『選択肢』は無く、行動に起こさないと激痛に苛まれる正しく呪いの様な……能力?
「はぁ……」
「なんだ、また選択肢でも出てんのか?」
「今は大丈夫だけど、教室に行くと確実に何かしら出てくるだろうな……」
隣で溜息を付いているのは『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』の主人公<甘草 奏>、その人である。
俺が何かの運命的なアレでライトノベルの世界に転生してしまい、色々あって出来た友人。
最初に会った時も、甘草は脳内に選択肢が出た状態で蹲っていた。
苦悶の表情を浮かべながら選ばない痛みに悶えていたと思ったら、突然変態行為をやけくそ気味に始めた場面に遭遇したのだ。
最初こそ思春期特有の行動かと生暖かい目で眺めていたものの、すぐに原作の存在を思い出して接触を試みた。
その後、何だかんだあって甘草とは知り合いになり、紆余曲折を経て事情を知る友人となった。
選択肢に悩まされる姿に多少の同情を寄せていたが、その気持ちは最近になって違う意味で分かる。
実は俺も脳内で選択肢が沸く様になっていた。
1:時間を止めて 尻穴をズブリ♂
2:時間を止めて 膣孔をズブリ♀
3:かわせない、現実は非常である。
1からは危険な香りがするし、3は何が『かわせない』のかが謎であるものの、とりあえず若干恐怖心だけが煽られる。
視界の右上に申し訳ない程度に常時表示され、放置していても甘草の様に苦痛は全く無い。
そもそも、この選択肢は目的がハッキリしすぎている。
自称・神の僕たるショコラの言葉を借りれば、甘草の絶対選択肢は確実に神の呪いであるが、俺に出て来たのは違うだろう。
<神は言っている。『ここでエロイ事をする運命だ』と……>
つまり、そう言う事である。
甘草に近付いたのは、主人公に美少女が集まるのであわよくば美味しい思いを受けられると睨んでの判断だ。
しかし、俺にも選択肢が出てくるようになったと言う事は、待つよりも行動を起こせとの啓示かもしれない。
「あ~、甘っちだ! おはよー!」
「げっ、遊王子!」
「むっ……」
通学路を歩く俺達の後ろから、頭の上に細いリボンが巻かれている長い髪と、ブラウスを大きく押し上げる胸を揺らしながら走ってくるのは<遊王子 謳歌>
この世界での大企業・UOGの社長令嬢で、ヒロインの一人。
絵に描いた様な美少女でありながら言葉遣いは幼く、行動に至っては予測が難しい上に結構な頻度で暴走する為、恋愛対象にならない不名誉の証『お断り5』の一員。
小柄な身体の所為で巨乳が目立ち、腰の括れは高校生と言う事を除いても細い上に、尻は安産型でプロポーションは良く、チラリと見えるへそもワンポイントとなってヒロインとしては完璧。
普段の言動に目を瞑れば、小説のキャラとしても肉体的にも魅力溢れる美少女だ。
選択肢が出たタイミングと言い、転生した作品と言い、これは正しく神の思し召しだろう。
……等と色々言い訳をしてみたが、正直思春期の性的な欲求は我慢できないレベルにまで高まっている。
幾ら前世で年齢を重ねても、やはり高校生の活発な肉体に精神は引っ張られてしまう。
そんな状況で走り寄って来る謳歌の弾む胸は、朝立ちも収まりきっていない俺の思考を性欲で塗り潰すには十分だった。
「丁度良かっ――」
今迄、何気に恐怖心を抱いていたが、選択肢を選んでみると実に呆気なく現実が応える。
神の呪いである甘草の選択は自分の行動を強制的に行わせるもので、祝福とも言えそうな俺の選択は世界を強制的に従わせる物なのだろうか。
視界の右上に映っていた二番目の選択肢を選んだ瞬間に全ての時は止まり、周りから音と動きが消える。
選択肢の効果を確認した俺は、走る体勢で胸を上に弾ませたまま静止している謳歌に近付いた。
「やっぱり、ヒロインだけあって美少女だよな……」
純粋な笑顔を浮かべる謳歌の顔を至近距離で見詰めれば、正直な感想が出てくる。
跳ねた状態で宙に舞っている髪を触ってみると、そこだけ時間を取り戻した様に重力を受けて普通の位置へ戻った。
試しに、上へ弾んだままで止まる胸を触れば、指先が柔らかな感触に包まれたと思った瞬間、たぷんと音が聞こえそうな動きで時間を取り戻す。
下着に包まれていても胸自体が大きい所為で、完全に動きを遮断できていない。
よく見れば、ブラウスの上からでも乳首の膨らを確認できる。
「それじゃ、ちょっと失礼するよ……」
走り寄るポーズを維持してマネキンの様に止まっている姿に非現実的な興奮を覚えつつ、制服の中心にあるボタンを外していく。
白い布が開かれるにつれて肌色が広がり、すぐに深い胸の谷間が現れた。
そのまま手を動かしていき、制服の前だけを開放する。
中にあった巨乳は片方だけが重力を受けて通常の位置へ戻っているが、残った方は止まった時間に囚われて弾んだ状態で静止していた。
ブラの中から上に盛り上がる胸の肉は今にも動き出しそうな質感で、もう少し大きければ飛び出てきそうな感じを受ける。
薄っすらと浮かび上がっていた乳首をスイッチに見立て指先を食い込ませ、時間を戻す。
ブラウスの正面を開いているので、弾みながらブラに受け止められた反動で波打つ光景が直接見れた。
一先ず胸の時間を戻した俺は身長の差で少し低い位置にある胸の谷間へ顔を埋め、左右から押して心地良い柔らかさを堪能する。
しかも、制服を着ていた事で中に篭っていた謳歌の甘い体臭が鼻に入って陰茎を滾らせた。
背中へ回した手でブラのホックを外すと、拘束を解かれた巨乳が揺れるのを頬で感じる。
開放された胸を見ようと顔を離せば、正しくヒロインの名に相応しい美乳が曝け出されていた。
「おぉ……」
若さを惜しみなく感じさせる巨乳は前へ突き出てツンと上を向いた形を維持しており、肌は白く艶やか。
薄いピンク色の乳首は乳輪から少し顔を出しており、卑猥とも取れる大きさの胸と比べれば可愛い印象を受ける。
期待に満ちる手で持ち上げると、柔らかくも重い感触で肌はしっとりと張り付く様にサラサラだった。
四本の指を揃えたままで下乳を支え、残った親指で乳首を刺激していく。
指の腹で左右にはじかれる振動は胸全体を細かく揺らして視界すらも楽しませてくれた。
刺激を受ける乳首は生理的な反射で徐々に硬さを増し、全体的に丸っこい形をしていた巨乳の先端に厭らしい突起が現れる。
柔らかめのグミを思わせる感触は、弾く親指にも適度な抵抗となって胸を弄る楽しさを感じた。
「さて、次は……」
清純を思わせる胸に、乳首を立たせると言う性的な厭らしさを追加した俺は下半身へと目標を変える。
髪と同様に跳ねた状態で宙に静止しているスカートは、肉が適度に付いた太股を殆ど露出していた。
ただでさえ短い布は、少し屈むだけで中に隠されているショーツが見える程度にまで捲れている。
俺が触れば胸と同じく時間を取り戻して重力の縛りで元の形へと戻った。
何の躊躇も無くスカートのホックを外せば、時間が止まっている中でも地面へ落ちる。
股間を覆うのはブラをお揃いのショーツで高級感溢れる布地だが、少女の感性が感じられるフリルの付いた可愛らしい物だった。
キュッと腰に食い込むゴムは肉質的にリアルであり、股間を締め付けるクロッチは大陰唇が盛り上がり、よく見なくても中心に秘裂のスジが確認できる。
「んっ……」
生唾を飲み込みながら股間の真正面に座り込んだ俺は、ショーツの左右にあるゴムを指先で摘み、ゆっくりと下していく。
少女特有のふっくらとした下腹部が徐々に現れ、更に下げていくと申し訳ない程度に生えている陰毛が見えてくる。
最後にはショーツの上からでも形が分かった盛り上がる大陰唇が、俺のすぐ目の前で姿を現す。
淫核すら見えない一本の秘裂の上に陰毛が少量生えていたが、大陰唇は産毛すら確認できない程に綺麗なものだった。
ショーツはそのまま足から抜き取って、下半身を覆っていた布を完全に取り払う。
屈んだままで何となく視線を上へ向けると、制服の前を広げられた上にブラも取られた胸が日の下で白い肌と薄いピンク色の乳首を晒し、その向こうに見える顔は甘草に向かって笑顔を向けている。
下半身は完全に何も履いておらず、巨乳すらも見せている格好はどう見ても露出狂だ。
「では、早速頂くか」
触った所が時間を取り戻すのは髪と胸、スカートで確認済みなので、股関節の辺りだけを触って動かせるようにする。
太股から両足を持ち上げて地面から浮かせても、胴体は落ちずに空中で固定された。
眼前で開かれた股間ではスジに引っ張られた秘裂が開いてしまって膣口が見え、陰核を包んでいる包皮も完全に顔を出す。
乳首より生々しい濃い目のピンク色で、無毛の大陰唇と合わさって実に背徳的な興奮を沸き上がらせる。
空中で足をV字に広げてから謳歌の秘裂へ顔を近付けてみると、若干尿の匂いを感じた。
「朝からトイレに行かない訳もないから予想はしてたけど、舐める気はしないなぁ……」
若干、美少女に対しての幻想が消えた事を感じた俺は立ち上がり、開かれた股間へ手を持っていく。
指で触れると胸より柔らかい女性器特有の弾力が返って来た。
そのまま滑らせて秘裂の中へ差し込み、大陰唇に左右から挟まれる心地良い感触を受けながら淫核を目指す。
薄く小さな小陰唇に纏わり付かれながら進め、未だに興奮が足りない所為で包皮に隠れている所を上から摘んで捏ね繰り回していく。
薄い皮を挟んだ向こう側にある、乳首よりも柔らかな感触を重点的に根気強く刺激すると、開かれた秘裂から徐々に愛液が漏れ始めた。
時間が止まって自我が働いていないので余計な羞恥心が無く、性感帯から受けた感覚を素直に表へ出す謳歌の身体。
膣口へ戻した指を軽く膣内へ差し込めば愛液が纏わり付き、秘裂に卑猥な光沢が広がる。
浅く抜き差しを繰り返して擬似的に犯される刺激を送り、更に性感を引き出す。
包皮に隠れていた陰核も姿を現し始め、犯す準備は出来つつある様子だ。
一旦愛撫を中断した俺は空中で静止していた謳歌の身体を少し持ち上げ、お互いの股間の位置を合わせるとズボンを脱いで陰茎を取り出した。
「よっと……」
反り立つ陰茎の先端と謳歌の秘裂の位置を合わせ、鈴口で秘裂を掻き回す。
ヌルヌルになっている大陰唇に挟まれた亀頭からは、思った以上の快感を得られた。
乾いていた肌に愛液の滑りが追加され、お返しに引っ掛かりとして感じていた膣口にカウパー液を流し込んだ。
「おっ……おふっ……」
既に大きな快感を受けているものの、入れもしないで射精をするのは情けないと股間に力を入れて我慢を重ねる。
自然と陰茎が太くなって敏感にもなるが、そろそろ十分だろと謳歌の尻を抱えて腰を前へ押し進めた。
「うっ……!」
普段の性格が災いして経験が無さそうな膣口は鈴口すら拒む程の狭さで、間違いなく処女の反応を返してきた。
止まった時間の中では愛液を流す以上の反応が返ってこないものの、生暖かく柔らかい膣壁を亀頭で抉じ開け、陰茎を挿入していく。
膣内へじわじわと姿を消していく陰茎は、大陰唇を大きく左右に広げる。
小陰唇が竿に張り付く刺激を味わいながら滑るヒダを亀頭で掻き分けていくが、その動きはすぐに塞き止められた。
慎重に入れていたお陰で気が付いたが、鈴口に感じるのは処女膜の薄い抵抗。
少女の証でもある繊細な膜を鈴口で軽く押し、滲み出るカウパー液を擦り付ければ興奮は更に強いものになった。
笑顔を浮かべる謳歌の顔を至近距離で観察しながら手触りの良い尻を揉み、処女膜を破る為に止まってしまった腰を再び押し込む。
亀頭に感じていた膣壁とは違う抵抗は、ブツリと破る感覚と共にあっさりと消え去り、その奥では多くのヒダが壁となって鈴口の前に立ちはだかっていた。
「おっ、おふぅ……」
愛液に塗れた膣壁で亀頭を擦られる快感は強く、奥へ進むにつれて広がるヒダは陰茎の外見に添って形を変え、柔軟な締め付けで隙間無く張り付いてくる。
「くっ……」
膣内に溜まっていた愛液は挿入された陰茎によって押し出され、秘裂から漏れ出たものが地面を濡らす。
カリで膣壁の抵抗を拡張しながら挿入を続ければ、恋人同士が抱き合うように謳歌の身体へ密着した。
裸の胸が俺の胸板で形を歪める感触も興奮を高め、尻を掴んでいた手は女の子らしい小さな背中と腰へ回す。
真正面から抱き締める体勢になれば自然と陰茎を深く挿入する事になり、亀頭は子宮口を押し上げた。
竿の根元も謳歌の大陰唇に接触して愛液で塗れる感触を受け、硬くなった淫核も下腹部に感じる。
動かなくとも処女の締め付けは強く、時間が止まっているので広げられた膣内を元の形に戻そうと腹筋が内側へ押し返し、陰茎に与えられる圧迫感は自分で擦るよりも圧倒的に気持ち良い。
僅かに潰れている巨乳の谷間越しに挿入部分を見下ろせば、量の多い愛液に薄められた破瓜の血が確かに見える。
子宮口を持ち上げるまで挿入した所為で押し寄せる快感は思った以上に強く、何とか流そうと尻と背中へ回したばかりの手を離して露出している胸を鷲掴みにした。
興奮で硬くなったままの乳首を掌の中心に感じながら、そのままグニグニと揉み解していく。
広げた指が食い込む胸は、指の一本一本を左右から胸の肉で挟み込んで来る。
次に巨乳の形に添って産毛を撫でながら手を動かしてサラサラの肌を堪能し、再び重みを確かめる様に下から持ち上げた。
若干、上を向いた乳首は厭らしく立ち、朝の日差しで影を作っている。
そこへ顔を近付けた俺は乳輪ごと咥えた。
唇で吸い付き、硬くなった乳首を甘噛みしつつ、口内では舌先で唾液を塗りたくる。
残った方の胸は揉み、余った腕は謳歌の身体を支える為に再び腰へ回してから、陰茎をゆっくりと引き抜いていく。
竿に張り付く膣口は外へ引き出されて、秘裂も内側から広げられる。
カリに掛かるヒダは滑る愛液で形を変えられながら亀頭の形に沿い、時間が止まっている腹筋の圧迫で鈴口まで隙間無く撫でてきた。
完全に抜け切る寸前まで腰を引き、今度は一気に子宮口を目指して突き上げる。
反動で揺れる胸は口と手で固定しながら、後ろへ逃げる桜花の腰を回した手で引き寄せた。
勢い良く突いたリズムを失わせずに、そのままピストン運動を開始する。
早く動く腰で俺の下腹部が謳歌の大陰唇と内股に当たって、肌同士がぶつかる乾いた音が大きく響く。
「んっ、んんっ!!」
口内に含んで甘噛みを繰り返す乳首へ直接叩き付ける声は、謳歌の胸に吸収される。
隣で弄ぶ方も付け根から先端へ向かって絞る様に揉み、頂点付近まで行くと乳輪から摘み上げて縦に伸ばした。
時間が止まっていても腰を突き上げる度、陰茎の形に慣れていく膣内。
出し入れを繰り返す亀頭には、どんなに動かしても絶え間なく密着する膣壁が快感を送ってくる。
竿を咥え込む膣口が処女の締め付けを返し、絶頂への波が大きくなってきた。
亀頭で秘裂を弄っていた時から受けていた快感は高まって既に限界近く、意思を離れた腰は女を孕ませたい性欲の赴くままに動き続ける。
「おっ! おぉう!!」
間近に迫った絶頂の予感で口を離した乳首は唾液で塗れて光り、揉んでいた胸も力強く握り締めてしまう。
指の間から硬くなった乳首が飛び出し、手の形に歪んだ巨乳は柔らかさを示す。
ビクビクと痙攣を始めた陰茎は既に精液の混じったカウパー液を漏らして、今にも暴発しそうだ。
「くっ!! あぅ!?」
我慢しきれなくなったタイミングで抱えていた腰を思い切り引き寄せ、これ以上無い程に密着した俺の下腹部と謳歌の股間。
根元まで挿入しても、気持ち的に陰茎を更に奥へと押し込んで子宮口へ鈴口を減り込ませた。
太く脈打つ血管の凹凸や、カリの隙間にまで入り込んだ生暖かいヒダが絶頂の後押しをして来る。
「あぁ!」
そして、力の抜けた声と共に射精を塞き止めていた股間の力も抜けば、尿道を駆け上がる精液が大きく上下に痙攣を繰り返す陰茎の動きと連動して吐き出された。
掴んだままの巨乳と引き寄せた細い腰、間近で嗅ぐ謳歌の甘い体臭で思考は白く染まり、意識は遠くへ飛んでしまう。
大きく形の良い胸を無意識に揉みながら、美少女である謳歌の膣内で避妊もせずに精液を流し込む快感は理性の全てを溶かした。
腰を抱えていた腕には心地良い重さを感じ、立ち上る愛液の匂いで満足感が満たされていく。
「お……ふぅ……」
流し込み続けた射精の勢いも落ち着き始める頃には、竿を咥え込んで限界まで広げられた筈の膣口から精液が逆流を始め、落ちた物は地面を汚す。
思考も戻ってきた俺は胸を数回揉んで乳首を摘み、力を失ってきた陰茎を身体ごと離してヌルリと抜いた。
愛液と精液で卑猥に塗れる膣口が無残に広がり、大陰唇には薄くなって付着していた破瓜の血が処女だった名残を残す。
時間が止まっているので精液を漏らす秘裂は閉じる事無く、ぽっかりと丸く開いたままだった。
ここにライトがあれば、子宮口まで簡単に見れただろう。
完全に地面から離れた足をV字に開いて空中に浮き、曝け出された胸の頂点では唾液に塗れた乳首が立っている。
何処からどう見ても卑猥極まりない格好だが、胸の横で甘草に呼びかけ様とした手が中途半端に上げられている所だけ、何気ない日常を物語っていた。
「……どうしよう」
色々な生臭い体液で身体の各所を濡らす姿を見て何とかしようとは思うも、出来る後始末は余り無い。
塗れた箇所は拭けば良いし脚は関節を動かして元に戻せば良いが、膣口を閉じるにはどうすれば良いのか分からないのだ。
仕方なく、とりあえず一番簡単な作業として性器周辺と乳首を綺麗にしておく。
流石に子宮口付近まで入り込んだ精液は拭けないが、広がったままの秘裂に目を瞑れば綺麗な外見に戻せた。
それから制服を元通りに着せて、思い出せる限りに姿勢を戻して時間を動かす。
「――た、ひゃぁん!?」
「なっ、何だ!? 急に叫んでどうしたんだ、遊王子!?」
世界に音と動きが戻った瞬間に謳歌は幼さの残る悦声を出し、顔を赤くしながら股間を押さえて前屈みになる。
体勢的には完全に勃起を隠したい男がする態勢でも、美少女が色っぽい声と共にやると、普段の言動を抜きにして興奮を覚えそうだ。
「おい、遊王子! 朝っぱらからそんな所を抑えて喘ぐな!」
「んぁ! だ、だって、何か、へ、変な感じに……!」
「変なって、どうしたんだよ?」
「何か、股間に棒状の物が入れられ――」
「はい、ストップ! それ以上はいけない!」
未だに通学途中の生徒が居る中で平然と性的な事を言おうとした謳歌を即座に止めた甘草。
しかし、違和感がある股間の疼きが激しく、困惑の言葉は止まらない。
「おまけに、この辺がグニュグニュと言うか、グチュグチュする……」
「朝っぱらから何言ってんのこいつ!?」
謳歌が自分の下腹部を押さえると膣内が圧迫を受け、残っていた精液が押し出されてスカートの中から伸びている綺麗な内股を伝って流れ落ちてきた。
胎内から漏れる感覚を尿と勘違いし、犯された快感の余韻よりも漏らしたかもしれない羞恥心で顔を赤くする。
「はぅ!? やばっ! 漏らしたかも!?」
「高校生にもなって漏らすのかよ! 早くトイレに行って来いよ!」
「あ、あうぅ……!!」
言われた通りにトイレを目指して走り去る最中でも太股の半ばまで履いている黒いストッキングに、膣内から漏れ出した白い精液が染みこんでいるのが見えた。
元々、立っていた位置には落ちた体液が溜まっており、謳歌の通った後に点々と続いている。
「まったく、何なんだよいったい……」
「きっと俺達には理解できない事情が襲ったんだよ」
誤魔化す様に視線を遠くへ飛ばして黄昏れると、違う意味を察した甘草も同じ様に青い空を見つめた。
「人生はままらならいものだな……」
「それが……人生、だ」
「ふっ……」
「ふふっ……」
謳歌を襲った異変の原因は俺が犯した事だが、事実を知らない甘草はいつもの突拍子もない行動と思ったらしい。
なんにせよ、このまま空を見つめていては遅刻してしまうので、サッサと学校へ足を進める事にする。
若干、周りから俺達に送られる視線が痛ましい感じがするものの、これは何気にいつもの事だ。
甘草と行動を共にする様になってから、同類と思われている雰囲気をビシビシと感じる。
それでも俺にとって周囲の評価は重要でもなく、原作主人公に群がる美少女ヒロイン達を犯せる現状に満足している。
まさに神の祝福様々だ。
これからの学校生活も、俺は間違いなくヒロイン達を犯していくだろう。
もしかしたら妊娠する者も出てくるかもしれない、ある意味での背徳的な興奮を胸に二度目の青春を楽しむとする。
終わり
ニセコイ : 桐崎 千棘 存在無視
例えば、無視『される』と言うのは、一般的には紛れも無いイジメの一種だ。
話しかけても返さず、視線すら合わせて貰えない上に、諦めてその場を去れば必ず、ひそひそと笑われる。
しかし、どこかのアニメの様に、相手が何かの事情で止む終えなく無視『しなければいけない』なら、どうだろうか。
きっと最初こそ戸惑いながらも、同じクラスの女子の胸や尻ぐらいは触るかもしれない。
そして、更に先を行って自分の意思で、相手に自分を強制的に無視『させる』となればどうか?
確実に好き勝手能力を使い捲くるだろう。
しかも、自分の意思一つで普通の状態と、行き来できるなら言う事は無い。
能力を解いて話しかければ返事を返し、相手からも話しかけられ、無視『させる』状態で何かされても被害にあった方は何も無かった様に振舞ってくれるのだ。
そうなれば、いつの間にか降り立っていた、漫画として読んでいた世界だって、生き易いどころか寧ろトリップして良かったとさえ思える。
「お、おほほほほ、ダ、ダーリンもお茶目ね~」
「あ、あははは、ご、ごめんね、ハ、ハニー」
「おほほほ」
「あははは」
現実として目の前に居る存在であっても、引き攣り笑いをしている<一条 楽>を中心に漫画の主人公が遭遇する様な騒動は尽きない。
実家がヤクザである割にクラスメート達は気にしている様子も少なく、教師を含めてある程度は平和な学校風景。
偽りの恋人として転入してきた、後頭部の鋭いリボンで纏めた綺麗な金髪を風に流すハーフの美少女<桐崎 千棘>は、まさに名前からしてツンデレのヒロイン。
同じ主要人物として、大人しい性格で正統派ヒロインの雰囲気を出す<小野寺 小咲>
肩に少し掛かる程度の黒い髪も、清楚なイメージを与えてくれる。
漫画の絵として見ていた時から美少女だったが、この『ニセコイ』の世界に転生してから実在の人物として見ても、下手なアイドルすら簡単に凌駕する可愛さだ。
対外的には千棘と楽は恋人同士であるので近くに居る事が多いものの、今では色んな関係が進んで小咲も追加され、三人で目立つ事が多い。
決していつも一緒に居る訳ではないが、騒ぎが起きると大抵三人組が寄り集まっていた。
他にも千棘を守る為にクラスメートとして派遣された短髪で男装の美少女<鶫 清四郎>は、最近意外に可愛い性格が発覚してから男子達の人気が高い。
正統派ヒロイン小咲の親友で普段は余り目立たないが、良いアシストをする<宮元 るり>も美少女の枠に収まり、主人公である楽の周囲に彩を与えた。
斯く言う俺はそんな騒ぎの外側から、完全に第三者として眺める立ち位置にいる。
漫画で言えば名前どころか顔すら碌に描かれない背景キャラだ。
周囲を囲む野次馬の一員として眺める先には、未だに引き攣り笑いをしている千棘に楽。
問い詰めるように視線を鋭くして睨んでいる誠士郎の近くではおろおろとしている小咲と、半目のるりが成り行きを眺めていた。
原作が始まって以来、珍しくなくなった賑やかな騒動は、主要人物達を眺めるクラスメートが輪になって中心を開けているので、一種の舞台とも言える状況で続く。
そして俺は主人公達の遣り取りよりも、少年漫画に在りがちな短いスカートからチラチラと見えるヒロイン達の太股に視線を釘付けだ。
思春期真っ只中の性欲は、少しの女の香りを見つけるだけで興奮を呼び起こす。
転生してからも自分で処理してきたが、間近で見るヒロインの魅力にそろそろ我慢出来なくなった。
思い立ったら即行動と、無視『させる』能力を発動しつつ、未だに誠士郎の問い詰めをしどろもどろで辛うじて受け流している騒ぎの中心へ入り込む。
周囲の野次馬は突然乱入した俺を一瞬だけ見てくるが、能力のお陰ですぐに存在していないと言わんばかりに誰も気に留めなくなった。
自分を通り過ぎる視線を感じながら千棘の真後ろに移動して、必死に誤魔化しの言葉を言う千棘の尻を鷲掴みにする。
「な、何を言ってい――ひっ!?」
「ハ、ハニー……」
「ど、どうしました? お、嬢……」
突然、聞こえた短い悲鳴を不審に思った楽と誠士郎が発信源である千棘を見やり、何が起こっているのかを理解した途端に言葉が小さくなっていった。
肝心の千棘もギギギと音が聞こえそうな硬い動きで真後ろに居た俺を見た後、視線を降ろして自分の尻を掴んでいる手を確認するも、何も言わずにそのまま誠士郎へ顔を戻す。
「あっ……、だ、から、私とダーリンは、ちゃんと付き合ってるから心配、無いわよ」
「うっ、そ、そう、ハニーの言うとおり、だぞ?」
「えっ、あっ、そ、それが怪しいと……」
動揺を隠し切れない状態で言い争いを続ける姿を後ろから見ながら、俺は千棘の小さな尻をスカートの上から揉み始める。
普通ならここで護衛を勤める誠士郎に撃たれても可笑しくはない。
しかし、無視『させる』能力のお陰で誰も行動を咎める事はせず、存在すら認識していないと言う雰囲気を無理やり作り出す。
騒動を見ていたクラスメート全員が視線すら向けようともしないが、意識だけはシッカリと向けられるのを感じた。
被害者の千棘に至っても顔を真っ赤に染め、尻を掴んで揉んでいる俺の存在を無視し、あくまで問い詰められて困りながら言い繕う状況を装う。
それに乗る楽と誠士郎も続き、小咲も顔を赤くして驚きながらも他のクラスメートと同様に、いつもの騒動を見守っている雰囲気を維持した。
周囲の空気の変化を気にせず動かす指には、スカート越しであっても揉み応えがありつつも柔らかく押し返す千棘の小振りな尻の感触。
数回、揉み応えを楽しんでから手を中へ進入させて、今度はショーツの上から掴んだ。
「ひぃっ!?」
「ハ、ハニー……!」
「お嬢……」
身体を強張らせても俺の手を振り解かずに、今度は確認の視線すら向けてこない。
手触りの良い布地は柔らかい尻の感触を一切遮断できない程に薄く、皺も深く形付けられる。
指を動かし続ければショーツが谷間へ寄ってしまい、激しくなる食い込みで片方だけが露出してしまった。
スカートの中での出来事で誰にも見られていないが、俺が手を差し込んだ所為で大胆に布が捲れ上がってチラチラと見える尻の付け根が、意識を向けている男子生徒達へ興奮を与える。
突き刺さるクラスメートの視線を受ける千棘も、赤くなった耳で羞恥の大きさが分かった。
横から回り込んで顔を確認すると、涙が薄っすらと浮かび上がる眼で一瞬だけ俺と視線を交わし、再び誠士郎へ向き直る。
「ほ、本当に、ひっ、つ、付き合ってるから……」
「そ、そうですか……?」
目の前で尻を揉まれて羞恥で顔を染める千棘の言う事へ、混乱する思考の中で納得するような言葉を返す誠士郎。
そんな意識が篭っていない遣り取りを聞きながら、俺は屈んでショーツの両端を両手で摘むと一気に下した。
「ひぃっ!?」
「お、お嬢!」
大きく声を上げた誠士郎だったが、俺の行動を止めようとする気配は欠片もない。
何とか会話を続けようと口を開くも言葉が出て来ず、開いては閉じるを繰り返していた。
フリルの付いたピンク色のショーツを足首まで下し、千棘の脚を少し肩幅に広げてから生の尻を掴んだ。
「あぅっ!?」
直接触る尻は小振りで、掌から少し食み出る程度。
肌もサラサラで触り心地は良く、ぷるんとした弾力は指に快感を返す。
立っている姿勢の関係で尻の肉は心成しか後ろへ突き出ており、下から軽く叩けばスカートに隠れていても柔らかく震えている空気を感じた。
一先ず立ち上がった俺は千棘の背中を軽く押し、手を楽が座る机に付かせて立ちバックの体勢にさせた後に、尻を隠していたスカートを捲り上げる。
「きゃぁ!!?」
「お嬢!?」
「ハニー!」
思春期の男子が多く居る教室内で下半身を丸出しにされた千棘は悲鳴を上げ、誠士郎と楽も声を荒げる。
昼間の明るい中で曝け出された白い尻は熱を感じる程の強い視線を受けて、羞恥で一気に赤くなっていく。
少し前屈みにさせた所為で、足の付け根に挟まれた大陰唇は後ろへ押し出された。
陰毛も無い綺麗な肌で、秘裂からは何も食み出ていない幼いスジ。
その上には少し茶色の肛門すら曝け出させた。
後ろに居るのは俺と小咲とるりだけだったので、幸いにも他の男子生徒達には性器を見られなかったものの、それでも横から見える生の尻に興奮した熱い視線が突き刺さる。
「ぅ……」
羞恥の頂点に達してしまった千棘からは小さな声が聞こえたが、俺は構わず剥き出しにした大陰唇を触った。
「ひくっ!?」
最も触られたくない性器に男の指の感触を受け、楽の机に手を付いたままの姿勢で思わず背を反らせる千棘。
後頭部の鋭いリボンが大きく揺れ、正面では少々豊かな胸もブラの中で揺れただろう。
触れた大陰唇は僅かな力でも形を歪めて秘裂を広げる。
「ひぅっ……」
淫核がある下の方から、右側の大陰唇に沿って肛門のある上へ指を移動させ、膣口がある辺りを過ぎた所で左の大陰唇に沿って再び淫核へ向かって手を下す。
圧力を加えられた所為で開いた秘裂は、小陰唇を食み出させて卑猥に形を変える。
親指と人差し指で左右から大陰唇を丸ごと挟み、尻以上に柔らかな感触を楽しんだ。
そして、愛液を促す為に淫核を摘んで、グニグニと捏ねるように指を動かして刺激を送る。
「んくっ!?」
クラスメートと、昔からの知り合いである誠士郎に恋人設定の楽、後ろからは小咲とるりに見守られながら性器を弄られる千棘は、大きすぎる羞恥心で思考が止まっていた。
股間から送られる刺激で反射的に声を漏らしているが、視線は何処にも合わせられていない。
目を見開き、口も開けたままで固まり、淫核を捏ねられる度に腰がぴくぴくと細かく上下に動くだけだった。
それでも性感帯を刺激されれば素直に反応を返すのは身体の本能。
乾いていた秘裂からは徐々に滑りが増え始め、大陰唇に走るスジだけが体液で光る。
余っていた手で秘裂を開けば、二チャッと粘る音が無言の教室で微かに聞こえた。
「っ!?」
「あっ……、お、嬢……?」
自分の股間から卑猥な音を聴いて身体を大きく跳ねさせた千棘。
開いた大陰唇の左右に愛液の糸が繋がり、男の性欲を直撃する匂いすら僅かに広がった気がした。
淫核を弄りながらも、秘裂を開いていた手を離してズボンを脱ぐ。
ジジジとファスナーが降ろされる音を聞いた千棘はぎこちない動きで再び肩越しに振り返り、やはり俺の顔を見た後に取り出した陰茎へ視線を合わせた瞬間、息を詰まらせた。
「ひっ!?」
「うっ!?」
つられて同じ所を見た誠士郎も同じ様に息を詰まらせ、乙女らしく顔を赤くさせる。
転生してから最大に大きく硬くなったとも言えそうな形は凶悪で、処女には恐怖心しか沸かせないだろう。
入れるには位置的に邪魔だった淫核を弄る手を尻へ乗せて千棘の腰を固定すると、陰茎の根元を押さえて愛液を流し始めた秘裂に亀頭を押し付ける。
「ひぁっ!?」
肩越しに俺の動きを唖然としながら見ていた千棘は、秘裂に亀頭が接触した感触で大きく悲鳴を上げながら天井へ向けて頭を振り上げた。
僅かに滲み出ていた愛液を広げる様に、鈴口を食い込ませながら上から下へ動かす。
指で触っても柔らかかった大陰唇は亀頭で触れても快感を送り、愛液で卑猥な光沢を塗り返してきた。
鈴口に膣口が引っ掛かる度、綺麗な金髪は揺れて華奢な背中は大きく跳ねる。
俺を無視『させられる』所為で今まさに犯されようとしても、意識を向けるだけで誰も止めてこない。
そして、クラス中の視界外の注目を集めながら、ゆっくりと腰を押し込んでいく。
「っ!? んぎぅっ!?」
「おっ、お嬢……」
「…………」
少ない愛液で処女の膣口を無理矢理広げられる感覚は千棘に苦痛の悲鳴を出させる。
メリメリと突き進む亀頭は強い締め付けで抵抗を返されても、快感を受け取る陰茎は益々硬く太くなるだけだった。
視線を下げれば、白い尻の合間で幅の広がったカリが膣口を胎内に減り込ませながら挿入されていく。
大きな快感に耐えながらある程度まで挿入出来ると、膣口が元の形へ戻ろうと一気にカリの凹みへ入り込んで締め付け、亀頭が完全に千棘の膣内へ咥え込まれる。
少ない愛液では滑りも足りないので、拒否を示して激しく蠢くヒダの摩擦を強めに受けた。
鈴口では処女膜の壁も感じる。
陰茎の根元を押さえる必要がなくなった俺は、捲れ上がった千棘のスカートを押し退けて腰を掴むと、引き寄せると同時に陰茎も押し込んだ。
「んぐああぁぁーーー!!」
「あっ……あぁ……!!」
鈴口に処女膜が破れる感触を受けたと思った瞬間に千棘は絶叫の声を上げ、誠士郎は呆然と処女を奪われた千棘を見る。
竿の形に広げられている膣口の端から破瓜の血が流れ、愛液に混じって大陰唇に付着した。
壁が無くなった鈴口の先に締まるヒダが立ち塞がるも、滑る所為で陰茎の進入を拒めずに拡張されていく。
千棘の膣内へ姿を消していくにつれて大きくなる快感は、漏れ出るカウパー液の量を増やして動きが更にスムーズになった。
それでも締め付ける膣壁が拒否を示すのは変わらず、せめて進入を拒もうと千棘の身体が必死に膣内を締め付ける。
「ひっ、ひぎぅ……!」
胎内に増えていく違和感と拡張される感覚で悲鳴を漏らす千棘。
楽の机に置かれた手は硬く握り締められて、犯される衝撃の大きさを物語っていた。
広げられる膣壁に鈴口がカウパー液を塗り付けながら進み、遂に子宮口にまで辿り着く。
膣壁の抵抗とは違って完全な行き止まりとしてコツンと突く感覚を受けたものの、俺は腰を止めないで更に押し込む。
「こはっ……!!」
胎内の最奥を持ち上げられ、身体の中から押される刺激で自然と出てしまった様な息が聞こえた。
相変わらず天井へ向けられている顔は何処も見ておらず、今度はただ股間から来る刺激に思考が停止している。
子宮口に鈴口を減り込ませていけば、残っていた竿の部分も全て膣内に納められ、先程揉んで楽しんだ尻が俺の下腹部を柔らかく受け止めてくれた。
その状態で腰を少し回すと、意識を飛ばしていた千棘の反応が戻る。
「んくぁ!!」
子宮口の縁に食い込みながら形に沿って動く鈴口が、口紅を塗る感覚でカウパー液を広げていく。
愛液に塗れるヒダは陰茎が動けば形を変え、表面を滑りながら快感となる刺激が送られてきた。
グニュグニュと蠢く膣内の締め付けを解しつつ、異物を受け入れる感覚に慣れさせる。
「ひくぅ、うっ、う゛ぅ゛……」
カリの凹みに入り込んでくる膣壁から受ける快感で絶頂が押し寄せて来ない内に腰を回すのを止めて引いていく。
「ふぐぅ……」
強く締め付ける膣内は中の隙間が少なく、陰茎が抜かれれば当然胎内も引き出されるとも似た感覚を千棘に返した。
出される呻き声に痛みは感じていない雰囲気があり、単に圧迫感で自然と出てしまっているとも思える。
竿に張り付いていた膣口が外へ引き摺り出されてしまい、太い陰茎を咥え込まされている事と合わせて視覚的に卑猥な光景が作り出された。
破瓜の血が付いて愛液で光る大陰唇も左右に割り開かれ、少し上では圧迫感と違和感でヒクヒクと収縮を繰り返す肛門が見える。
丸い尻は犯された所為で体温が上がり、白かった肌に赤みが増えていた。
そして、カリが膣口から姿を現した時に腰を止めて、今度は勢いを強めて再び押し込む。
「んくあっ!?」
胎内を占領していた異物が抜かれる違和感を耐えていた所に、急激に大きくなった圧迫感で千棘が意味を成していない言葉を発する。
本来、千棘の身を守る為に居る誠士郎ですら、犯す俺を無視『させられている』所為で、どれだけ守りたいと思っていても、それは思うだけしか出来なかった。
凝視している反応から見ればとても無視しているとは言えないが、無理矢理であっても存在すら認めていない状態なので、他の生徒同様に止められる筈も無い。
千棘の腰を掴んでピストン運動を始めた俺は、小さな尻の弾力を使ってタイミング良く陰茎を差し込む。
パンパンと乾いた音が無言の教室内に響き、何処からか生唾を飲む音が聞こえた。
出し入れを繰り返される膣内は生理的な反射で愛液の量を増やし、身体を守る為に僅かな痛みを消して快感を高めていく。
「ふぁっ! んっ、くぁっ!?」
「お、お嬢……?」
急速に増えたり減ったりする圧迫感で苦痛の色を含んでいた声に悦が混じり始め、間近で聞いた誠士郎が戸惑いの声を掛けた。
しかし、千棘は応える余裕も無く、前後に揺さ振られる腰を楽の机に付いた手で必死に支える。
漏れ出す愛液は内股に卑猥な滝を作って徐々に太さが増し、膣内で愛液を掻き混ぜられる卑猥な音が大きくなり始めた。
「んっ、はっ、はぅっ!」
膣壁は陰茎に絡み付き、蠢くヒダが敏感な亀頭を舐める。
犯される刺激を快感として変換し始めた身体は、膣内に出入りを繰り返す異物を受け入れ、外へ押し出そうと拒否する動きを収めつつあった。
代わりに子宮口が積極的に鈴口へ吸い付いて奥に引き込み、膣口もギュッと優しくも強い締め付けを返してくる。
見るからに好意的な雰囲気を感じるまでに変化した反応を返すも肝心の俺の方が限界に近付き、陰茎が意思を無視した痙攣を始めた。
カウパー液には精液が混じり、愛液と合わさって粘度を高める。
「うっ、くふっ、出そうだ……」
「ひぎぅっ!?」
切羽詰った俺の言葉を聞いた千棘は驚愕の視線を三度肩越しに送り、誠士郎の顔に浮かんでいた絶望も濃くなった。
それでも無視『させられている』状況では何も出来ず、激しくなる突き入れで叩かれる尻が音を立てて揺れる様子を見てるだけしか出来ない。
少し開かれた千棘の足の間からは飛び散る愛液が教室の床を濡らし、破瓜の血はスッカリ消えて空気を含んだ体液だけが漏れ出ていた。
陰茎で斯き回す膣内では張り付く膣壁がうねる肉の波となって強弱を付けながら刺激を送ってくる。
先は鈴口から、根元は膣口が締め付ける所まで、満遍なくヒダが密着して絶頂へと促す。
限界まで我慢を重ねた亀頭は張りを増して敏感になり、遂には精液が勝手に尿道を駆け上がった。
「おふっ!!」
「くはぁっ!?」
「あっ……」
掴んでいた千棘の腰を反射的に引き寄せた俺は同時に勢い良く最奥まで突き入れ、鈴口を子宮口に減り込ませてから股間から力を抜く。
少し漏れ出しても辛うじて塞き止められていた濁流が一気に開放されて、膣内へ吐き出される。
熱い体液を身体の奥底で受け止めた千棘も、今迄以上に背中を反らせて腰を振るわせ、上履きの中にある足は指を丸めて刺激に耐え様としていた。
ショックで硬直した膣内でヒダを掻き分けながら射精を繰り返し、上下に痙攣する陰茎は精液を吐き出し続ける鈴口を子宮口へ擦り付ける。
「うっ、くぅ……」
「あっ、あぁ……」
「…………」
言葉も出なくなった誠士郎に見守られ、胎内で動く熱い異物に体液を流し込まれる千棘が呆然としながらも声を漏らす。
竿の形に広げられた膣口からは空気を含んだ愛液の他に、子宮口に掛けられた精液が逆流してきた。
白かった千棘の尻は羞恥と俺の下腹部に打たれた所為で赤くなり、陰茎が突き刺さる秘裂の隙間からは二人分の体液が吹き出てくる。
落ちていく精液がタパタパと音を立て、愛液で塗れていた床を上から汚した。
「ふっ……」
「うっ……」
思う存分に精液を流し込んだ俺が満足して吐息を付けば、千棘が力を感じさせない程の小さな声で呻く。
若干硬さを失った陰茎を、未だに張り付く膣口の感触を楽しみながら抜いた。
栓をしていた異物が無くなると、入り口を広げられた胎内から愛液と精液が混ざった体液が先程以上に多く流れ出し、足首まで下されていたショーツのクロッチに落ちて粘つく染みを作る。
千棘の腰から手を離して身体を開放すれば、捲り上げられて尻を丸出しにしていたスカートが元の役目へ戻った。
下半身は隠されたものの、中から落ちてくる精液や愛液は止まらず、逆に卑猥な光景を作り出す。
一先ず欲求を満たした俺は、千棘の股間を拭かないままで下げていたショーツを履かせてやった。
「んくっ……」
体液で塗れていたショーツを履かされた千棘は、股間も濡れていた所為で不快そうに声を漏らす。
俺を無視しているのでどんな状態にされても、俺が原因で起こった事に対して自分から後始末は出来ない。
「――だ、……だから、私と、ダーリンは、つ、付き合ってるってば」
「へっ!? あっ……、その、お、お嬢、しかし、それにしては行動が、あ、怪しいと……」
つい先程、処女を犯された上に精液を子宮口に出され、体液で塗れたショーツを履かされて股間に不快感があっても、元々していた会話を再開させた千棘と誠士郎。
その言動はまさに俺の存在を無視している事に他ならない。
内股を濡らす体液は拭かれずに放置され、イベントの様な言い合いは続けられる。
ヒロインと名乗るに相応しい美少女がクラスメートの目の前で犯された興奮が教室に残っていたものの、その空気も俺が陰茎を仕舞って再び背景の人間として戻ると徐々に消えていく。
言葉を詰まらせていた千棘達も調子を取り戻し、いつもの騒がしさを見せた。
前世は何の変哲も無い人生を送っていたが別に主人公になりたい訳でもないので、今の背景としてのポジションが丁度良いと思える。
物理法則が限りなく前世に近い世界で、俺だけが持つ異能の力はこれからも役に立ってくれるだろう。
満足感と腰の疲労を抱えながら主人公とヒロイン達の戯れを遠目に見つつ、俺は未来に対しての希望を大きくするのだった。
終わり
3月になったので現状報告
どうも、私です。
今月の更新予定は『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』の時間停止物です。
後は『ニセコイ』の存在無視物を、間に合えば更新します。
本当は『アクセル・ワールド』を書こうと思ったんですけど
ターゲットである倉崎楓子のキャラがイマイチ掴めなくて断念しました……。
キャラクターを紹介して頂いた方には申し訳ないのですけど
主要キャラのロリにします。
すまぬ、すまぬ~……。
後『一騎当千』の資料集めとして、丁度安売りしてたゲームをセットで買ってみたけど
正直クソつまらん。
いやね、衣装が破れるのは良いんですけど
ほら、ここの小説って、その先が主なコンテンツじゃん?
衣装が破れて犯されるとか何とか……。
だから乳首が見えない衣類破壊なんて、あんまり価値が無いの。
大人しく古本屋で原作を入手します。
同人で販売予定のオリジナル時間停止物の小説は、軽い校正が終わりました。
後はシッカリとした校正と、挿絵とキャラクターの絵を描いて終わりです。
発売は未定です。
△
拍手コメ返信
>> さん
良かった。マイナーですがアリカ王女と~
有難うございます!
でも、流石に魔法世界に行く理由が無いですから無理っぽいですね~。
って言うかエヴァンジェリン辺りで、エロ小説的には限界ですね。
たぶん。
それ以上は中弛みになって飽きると思います。
番外でやっても、アリカと会う流れが最低限でも必要になりますからね~。
それと、個人的に近親相姦は回避したいです。
なので、申し訳ないですが、書けませぬ。
>> さん
咲夜さんの睡眠姦ごちそうさまでしたどんど~
おぉ!
有難うございます!
次も至高のエロを目指して頑張ります!
>> さん
エロかったです。睡姦とか良いんですが比較的~
睡姦はマニアックですからね。
これからは徐々に増やしていきたいです。
正直『M×0』で書き尽くした感も否めないですが。
DOAのマリー・ローズタンはアップデート待ちですね。
早くペロペロしたいですが、仕方が無い。
なので、『聖痕のクェイサー』のカーチャでのリクエストをお受けします。
気長にお待ち下さいな。
△
今月はこんな感じです。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
>同人で販売予定のオ~
コメント有難うございます!
たぶん、六月までには何とか発売している予定なので
気長にお待ち下さいな。
△
追記追記拍手コメ返信
>> さん
思いついた順だと下手したら最初期の~
コメント有難うございます。
最初期から残ってるのは『ネギま』の連載だけですよ。
原作に使えそうなイベントがなくても
催眠的なシチュエーションなら日常に入り込んで犯す事も出来ますしね。
その分、細かくシチュエーションをリクエストしてくれた人は在り難い存在です。
何気に。
良いサイトがありますな!
情報提供有難うございます!!
今月の更新予定は『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』の時間停止物です。
後は『ニセコイ』の存在無視物を、間に合えば更新します。
本当は『アクセル・ワールド』を書こうと思ったんですけど
ターゲットである倉崎楓子のキャラがイマイチ掴めなくて断念しました……。
キャラクターを紹介して頂いた方には申し訳ないのですけど
主要キャラのロリにします。
すまぬ、すまぬ~……。
後『一騎当千』の資料集めとして、丁度安売りしてたゲームをセットで買ってみたけど
正直クソつまらん。
いやね、衣装が破れるのは良いんですけど
ほら、ここの小説って、その先が主なコンテンツじゃん?
衣装が破れて犯されるとか何とか……。
だから乳首が見えない衣類破壊なんて、あんまり価値が無いの。
大人しく古本屋で原作を入手します。
同人で販売予定のオリジナル時間停止物の小説は、軽い校正が終わりました。
後はシッカリとした校正と、挿絵とキャラクターの絵を描いて終わりです。
発売は未定です。
△
拍手コメ返信
>> さん
良かった。マイナーですがアリカ王女と~
有難うございます!
でも、流石に魔法世界に行く理由が無いですから無理っぽいですね~。
って言うかエヴァンジェリン辺りで、エロ小説的には限界ですね。
たぶん。
それ以上は中弛みになって飽きると思います。
番外でやっても、アリカと会う流れが最低限でも必要になりますからね~。
それと、個人的に近親相姦は回避したいです。
なので、申し訳ないですが、書けませぬ。
>> さん
咲夜さんの睡眠姦ごちそうさまでしたどんど~
おぉ!
有難うございます!
次も至高のエロを目指して頑張ります!
>> さん
エロかったです。睡姦とか良いんですが比較的~
睡姦はマニアックですからね。
これからは徐々に増やしていきたいです。
正直『M×0』で書き尽くした感も否めないですが。
DOAのマリー・ローズタンはアップデート待ちですね。
早くペロペロしたいですが、仕方が無い。
なので、『聖痕のクェイサー』のカーチャでのリクエストをお受けします。
気長にお待ち下さいな。
△
今月はこんな感じです。
△
追記拍手コメ返信
>> さん
>同人で販売予定のオ~
コメント有難うございます!
たぶん、六月までには何とか発売している予定なので
気長にお待ち下さいな。
△
追記追記拍手コメ返信
>> さん
思いついた順だと下手したら最初期の~
コメント有難うございます。
最初期から残ってるのは『ネギま』の連載だけですよ。
原作に使えそうなイベントがなくても
催眠的なシチュエーションなら日常に入り込んで犯す事も出来ますしね。
その分、細かくシチュエーションをリクエストしてくれた人は在り難い存在です。
何気に。
良いサイトがありますな!
情報提供有難うございます!!
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