俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している:遊王子 謳歌時間停止レイプ
『人生は選択の連続だ』と言う言葉は大変同意するものだ。
例えば加熱用の牡蠣を買ってきた時、美味しい食べ方を検索したら生で食べると美味しいと書いてあったばかりに、生で食べる選択を取ってみると、便所とお友達になって上から下からマーライオン。
例えば賞味期限が一週間ぐらい過ぎてるヨーグルトを見つけた時、他に食べる物が無くて仕方なく食べる選択を取ったばかりに便所とお友達になって上から下から――。
「全部腹を壊す選択しかして来なかったのかよ!?」
「ナイス突っ込み」
「『ナイス突込み』じゃないよ!!」
事前に選択肢として行動を提示されれば、都合の良い未来を引き寄せる事も可能だろうか?
しかし、実際に、それこそ恋愛アドベンチャーで出てくる物が目の前に出てきたら、鬱陶しい事この上ない。
加えて、提示されている行動が確実に誰かの反感を買い、自分に害が及ぶと分かる物であれば是非とも遠慮したい物だ。
更には選ばないと言う『選択肢』は無く、行動に起こさないと激痛に苛まれる正しく呪いの様な……能力?
「はぁ……」
「なんだ、また選択肢でも出てんのか?」
「今は大丈夫だけど、教室に行くと確実に何かしら出てくるだろうな……」
隣で溜息を付いているのは『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』の主人公<甘草 奏>、その人である。
俺が何かの運命的なアレでライトノベルの世界に転生してしまい、色々あって出来た友人。
最初に会った時も、甘草は脳内に選択肢が出た状態で蹲っていた。
苦悶の表情を浮かべながら選ばない痛みに悶えていたと思ったら、突然変態行為をやけくそ気味に始めた場面に遭遇したのだ。
最初こそ思春期特有の行動かと生暖かい目で眺めていたものの、すぐに原作の存在を思い出して接触を試みた。
その後、何だかんだあって甘草とは知り合いになり、紆余曲折を経て事情を知る友人となった。
選択肢に悩まされる姿に多少の同情を寄せていたが、その気持ちは最近になって違う意味で分かる。
実は俺も脳内で選択肢が沸く様になっていた。
1:時間を止めて 尻穴をズブリ♂
2:時間を止めて 膣孔をズブリ♀
3:かわせない、現実は非常である。
1からは危険な香りがするし、3は何が『かわせない』のかが謎であるものの、とりあえず若干恐怖心だけが煽られる。
視界の右上に申し訳ない程度に常時表示され、放置していても甘草の様に苦痛は全く無い。
そもそも、この選択肢は目的がハッキリしすぎている。
自称・神の僕たるショコラの言葉を借りれば、甘草の絶対選択肢は確実に神の呪いであるが、俺に出て来たのは違うだろう。
<神は言っている。『ここでエロイ事をする運命だ』と……>
つまり、そう言う事である。
甘草に近付いたのは、主人公に美少女が集まるのであわよくば美味しい思いを受けられると睨んでの判断だ。
しかし、俺にも選択肢が出てくるようになったと言う事は、待つよりも行動を起こせとの啓示かもしれない。
「あ~、甘っちだ! おはよー!」
「げっ、遊王子!」
「むっ……」
通学路を歩く俺達の後ろから、頭の上に細いリボンが巻かれている長い髪と、ブラウスを大きく押し上げる胸を揺らしながら走ってくるのは<遊王子 謳歌>
この世界での大企業・UOGの社長令嬢で、ヒロインの一人。
絵に描いた様な美少女でありながら言葉遣いは幼く、行動に至っては予測が難しい上に結構な頻度で暴走する為、恋愛対象にならない不名誉の証『お断り5』の一員。
小柄な身体の所為で巨乳が目立ち、腰の括れは高校生と言う事を除いても細い上に、尻は安産型でプロポーションは良く、チラリと見えるへそもワンポイントとなってヒロインとしては完璧。
普段の言動に目を瞑れば、小説のキャラとしても肉体的にも魅力溢れる美少女だ。
選択肢が出たタイミングと言い、転生した作品と言い、これは正しく神の思し召しだろう。
……等と色々言い訳をしてみたが、正直思春期の性的な欲求は我慢できないレベルにまで高まっている。
幾ら前世で年齢を重ねても、やはり高校生の活発な肉体に精神は引っ張られてしまう。
そんな状況で走り寄って来る謳歌の弾む胸は、朝立ちも収まりきっていない俺の思考を性欲で塗り潰すには十分だった。
「丁度良かっ――」
今迄、何気に恐怖心を抱いていたが、選択肢を選んでみると実に呆気なく現実が応える。
神の呪いである甘草の選択は自分の行動を強制的に行わせるもので、祝福とも言えそうな俺の選択は世界を強制的に従わせる物なのだろうか。
視界の右上に映っていた二番目の選択肢を選んだ瞬間に全ての時は止まり、周りから音と動きが消える。
選択肢の効果を確認した俺は、走る体勢で胸を上に弾ませたまま静止している謳歌に近付いた。
「やっぱり、ヒロインだけあって美少女だよな……」
純粋な笑顔を浮かべる謳歌の顔を至近距離で見詰めれば、正直な感想が出てくる。
跳ねた状態で宙に舞っている髪を触ってみると、そこだけ時間を取り戻した様に重力を受けて普通の位置へ戻った。
試しに、上へ弾んだままで止まる胸を触れば、指先が柔らかな感触に包まれたと思った瞬間、たぷんと音が聞こえそうな動きで時間を取り戻す。
下着に包まれていても胸自体が大きい所為で、完全に動きを遮断できていない。
よく見れば、ブラウスの上からでも乳首の膨らを確認できる。
「それじゃ、ちょっと失礼するよ……」
走り寄るポーズを維持してマネキンの様に止まっている姿に非現実的な興奮を覚えつつ、制服の中心にあるボタンを外していく。
白い布が開かれるにつれて肌色が広がり、すぐに深い胸の谷間が現れた。
そのまま手を動かしていき、制服の前だけを開放する。
中にあった巨乳は片方だけが重力を受けて通常の位置へ戻っているが、残った方は止まった時間に囚われて弾んだ状態で静止していた。
ブラの中から上に盛り上がる胸の肉は今にも動き出しそうな質感で、もう少し大きければ飛び出てきそうな感じを受ける。
薄っすらと浮かび上がっていた乳首をスイッチに見立て指先を食い込ませ、時間を戻す。
ブラウスの正面を開いているので、弾みながらブラに受け止められた反動で波打つ光景が直接見れた。
一先ず胸の時間を戻した俺は身長の差で少し低い位置にある胸の谷間へ顔を埋め、左右から押して心地良い柔らかさを堪能する。
しかも、制服を着ていた事で中に篭っていた謳歌の甘い体臭が鼻に入って陰茎を滾らせた。
背中へ回した手でブラのホックを外すと、拘束を解かれた巨乳が揺れるのを頬で感じる。
開放された胸を見ようと顔を離せば、正しくヒロインの名に相応しい美乳が曝け出されていた。
「おぉ……」
若さを惜しみなく感じさせる巨乳は前へ突き出てツンと上を向いた形を維持しており、肌は白く艶やか。
薄いピンク色の乳首は乳輪から少し顔を出しており、卑猥とも取れる大きさの胸と比べれば可愛い印象を受ける。
期待に満ちる手で持ち上げると、柔らかくも重い感触で肌はしっとりと張り付く様にサラサラだった。
四本の指を揃えたままで下乳を支え、残った親指で乳首を刺激していく。
指の腹で左右にはじかれる振動は胸全体を細かく揺らして視界すらも楽しませてくれた。
刺激を受ける乳首は生理的な反射で徐々に硬さを増し、全体的に丸っこい形をしていた巨乳の先端に厭らしい突起が現れる。
柔らかめのグミを思わせる感触は、弾く親指にも適度な抵抗となって胸を弄る楽しさを感じた。
「さて、次は……」
清純を思わせる胸に、乳首を立たせると言う性的な厭らしさを追加した俺は下半身へと目標を変える。
髪と同様に跳ねた状態で宙に静止しているスカートは、肉が適度に付いた太股を殆ど露出していた。
ただでさえ短い布は、少し屈むだけで中に隠されているショーツが見える程度にまで捲れている。
俺が触れば胸と同じく時間を取り戻して重力の縛りで元の形へと戻った。
何の躊躇も無くスカートのホックを外せば、時間が止まっている中でも地面へ落ちる。
股間を覆うのはブラをお揃いのショーツで高級感溢れる布地だが、少女の感性が感じられるフリルの付いた可愛らしい物だった。
キュッと腰に食い込むゴムは肉質的にリアルであり、股間を締め付けるクロッチは大陰唇が盛り上がり、よく見なくても中心に秘裂のスジが確認できる。
「んっ……」
生唾を飲み込みながら股間の真正面に座り込んだ俺は、ショーツの左右にあるゴムを指先で摘み、ゆっくりと下していく。
少女特有のふっくらとした下腹部が徐々に現れ、更に下げていくと申し訳ない程度に生えている陰毛が見えてくる。
最後にはショーツの上からでも形が分かった盛り上がる大陰唇が、俺のすぐ目の前で姿を現す。
淫核すら見えない一本の秘裂の上に陰毛が少量生えていたが、大陰唇は産毛すら確認できない程に綺麗なものだった。
ショーツはそのまま足から抜き取って、下半身を覆っていた布を完全に取り払う。
屈んだままで何となく視線を上へ向けると、制服の前を広げられた上にブラも取られた胸が日の下で白い肌と薄いピンク色の乳首を晒し、その向こうに見える顔は甘草に向かって笑顔を向けている。
下半身は完全に何も履いておらず、巨乳すらも見せている格好はどう見ても露出狂だ。
「では、早速頂くか」
触った所が時間を取り戻すのは髪と胸、スカートで確認済みなので、股関節の辺りだけを触って動かせるようにする。
太股から両足を持ち上げて地面から浮かせても、胴体は落ちずに空中で固定された。
眼前で開かれた股間ではスジに引っ張られた秘裂が開いてしまって膣口が見え、陰核を包んでいる包皮も完全に顔を出す。
乳首より生々しい濃い目のピンク色で、無毛の大陰唇と合わさって実に背徳的な興奮を沸き上がらせる。
空中で足をV字に広げてから謳歌の秘裂へ顔を近付けてみると、若干尿の匂いを感じた。
「朝からトイレに行かない訳もないから予想はしてたけど、舐める気はしないなぁ……」
若干、美少女に対しての幻想が消えた事を感じた俺は立ち上がり、開かれた股間へ手を持っていく。
指で触れると胸より柔らかい女性器特有の弾力が返って来た。
そのまま滑らせて秘裂の中へ差し込み、大陰唇に左右から挟まれる心地良い感触を受けながら淫核を目指す。
薄く小さな小陰唇に纏わり付かれながら進め、未だに興奮が足りない所為で包皮に隠れている所を上から摘んで捏ね繰り回していく。
薄い皮を挟んだ向こう側にある、乳首よりも柔らかな感触を重点的に根気強く刺激すると、開かれた秘裂から徐々に愛液が漏れ始めた。
時間が止まって自我が働いていないので余計な羞恥心が無く、性感帯から受けた感覚を素直に表へ出す謳歌の身体。
膣口へ戻した指を軽く膣内へ差し込めば愛液が纏わり付き、秘裂に卑猥な光沢が広がる。
浅く抜き差しを繰り返して擬似的に犯される刺激を送り、更に性感を引き出す。
包皮に隠れていた陰核も姿を現し始め、犯す準備は出来つつある様子だ。
一旦愛撫を中断した俺は空中で静止していた謳歌の身体を少し持ち上げ、お互いの股間の位置を合わせるとズボンを脱いで陰茎を取り出した。
「よっと……」
反り立つ陰茎の先端と謳歌の秘裂の位置を合わせ、鈴口で秘裂を掻き回す。
ヌルヌルになっている大陰唇に挟まれた亀頭からは、思った以上の快感を得られた。
乾いていた肌に愛液の滑りが追加され、お返しに引っ掛かりとして感じていた膣口にカウパー液を流し込んだ。
「おっ……おふっ……」
既に大きな快感を受けているものの、入れもしないで射精をするのは情けないと股間に力を入れて我慢を重ねる。
自然と陰茎が太くなって敏感にもなるが、そろそろ十分だろと謳歌の尻を抱えて腰を前へ押し進めた。
「うっ……!」
普段の性格が災いして経験が無さそうな膣口は鈴口すら拒む程の狭さで、間違いなく処女の反応を返してきた。
止まった時間の中では愛液を流す以上の反応が返ってこないものの、生暖かく柔らかい膣壁を亀頭で抉じ開け、陰茎を挿入していく。
膣内へじわじわと姿を消していく陰茎は、大陰唇を大きく左右に広げる。
小陰唇が竿に張り付く刺激を味わいながら滑るヒダを亀頭で掻き分けていくが、その動きはすぐに塞き止められた。
慎重に入れていたお陰で気が付いたが、鈴口に感じるのは処女膜の薄い抵抗。
少女の証でもある繊細な膜を鈴口で軽く押し、滲み出るカウパー液を擦り付ければ興奮は更に強いものになった。
笑顔を浮かべる謳歌の顔を至近距離で観察しながら手触りの良い尻を揉み、処女膜を破る為に止まってしまった腰を再び押し込む。
亀頭に感じていた膣壁とは違う抵抗は、ブツリと破る感覚と共にあっさりと消え去り、その奥では多くのヒダが壁となって鈴口の前に立ちはだかっていた。
「おっ、おふぅ……」
愛液に塗れた膣壁で亀頭を擦られる快感は強く、奥へ進むにつれて広がるヒダは陰茎の外見に添って形を変え、柔軟な締め付けで隙間無く張り付いてくる。
「くっ……」
膣内に溜まっていた愛液は挿入された陰茎によって押し出され、秘裂から漏れ出たものが地面を濡らす。
カリで膣壁の抵抗を拡張しながら挿入を続ければ、恋人同士が抱き合うように謳歌の身体へ密着した。
裸の胸が俺の胸板で形を歪める感触も興奮を高め、尻を掴んでいた手は女の子らしい小さな背中と腰へ回す。
真正面から抱き締める体勢になれば自然と陰茎を深く挿入する事になり、亀頭は子宮口を押し上げた。
竿の根元も謳歌の大陰唇に接触して愛液で塗れる感触を受け、硬くなった淫核も下腹部に感じる。
動かなくとも処女の締め付けは強く、時間が止まっているので広げられた膣内を元の形に戻そうと腹筋が内側へ押し返し、陰茎に与えられる圧迫感は自分で擦るよりも圧倒的に気持ち良い。
僅かに潰れている巨乳の谷間越しに挿入部分を見下ろせば、量の多い愛液に薄められた破瓜の血が確かに見える。
子宮口を持ち上げるまで挿入した所為で押し寄せる快感は思った以上に強く、何とか流そうと尻と背中へ回したばかりの手を離して露出している胸を鷲掴みにした。
興奮で硬くなったままの乳首を掌の中心に感じながら、そのままグニグニと揉み解していく。
広げた指が食い込む胸は、指の一本一本を左右から胸の肉で挟み込んで来る。
次に巨乳の形に添って産毛を撫でながら手を動かしてサラサラの肌を堪能し、再び重みを確かめる様に下から持ち上げた。
若干、上を向いた乳首は厭らしく立ち、朝の日差しで影を作っている。
そこへ顔を近付けた俺は乳輪ごと咥えた。
唇で吸い付き、硬くなった乳首を甘噛みしつつ、口内では舌先で唾液を塗りたくる。
残った方の胸は揉み、余った腕は謳歌の身体を支える為に再び腰へ回してから、陰茎をゆっくりと引き抜いていく。
竿に張り付く膣口は外へ引き出されて、秘裂も内側から広げられる。
カリに掛かるヒダは滑る愛液で形を変えられながら亀頭の形に沿い、時間が止まっている腹筋の圧迫で鈴口まで隙間無く撫でてきた。
完全に抜け切る寸前まで腰を引き、今度は一気に子宮口を目指して突き上げる。
反動で揺れる胸は口と手で固定しながら、後ろへ逃げる桜花の腰を回した手で引き寄せた。
勢い良く突いたリズムを失わせずに、そのままピストン運動を開始する。
早く動く腰で俺の下腹部が謳歌の大陰唇と内股に当たって、肌同士がぶつかる乾いた音が大きく響く。
「んっ、んんっ!!」
口内に含んで甘噛みを繰り返す乳首へ直接叩き付ける声は、謳歌の胸に吸収される。
隣で弄ぶ方も付け根から先端へ向かって絞る様に揉み、頂点付近まで行くと乳輪から摘み上げて縦に伸ばした。
時間が止まっていても腰を突き上げる度、陰茎の形に慣れていく膣内。
出し入れを繰り返す亀頭には、どんなに動かしても絶え間なく密着する膣壁が快感を送ってくる。
竿を咥え込む膣口が処女の締め付けを返し、絶頂への波が大きくなってきた。
亀頭で秘裂を弄っていた時から受けていた快感は高まって既に限界近く、意思を離れた腰は女を孕ませたい性欲の赴くままに動き続ける。
「おっ! おぉう!!」
間近に迫った絶頂の予感で口を離した乳首は唾液で塗れて光り、揉んでいた胸も力強く握り締めてしまう。
指の間から硬くなった乳首が飛び出し、手の形に歪んだ巨乳は柔らかさを示す。
ビクビクと痙攣を始めた陰茎は既に精液の混じったカウパー液を漏らして、今にも暴発しそうだ。
「くっ!! あぅ!?」
我慢しきれなくなったタイミングで抱えていた腰を思い切り引き寄せ、これ以上無い程に密着した俺の下腹部と謳歌の股間。
根元まで挿入しても、気持ち的に陰茎を更に奥へと押し込んで子宮口へ鈴口を減り込ませた。
太く脈打つ血管の凹凸や、カリの隙間にまで入り込んだ生暖かいヒダが絶頂の後押しをして来る。
「あぁ!」
そして、力の抜けた声と共に射精を塞き止めていた股間の力も抜けば、尿道を駆け上がる精液が大きく上下に痙攣を繰り返す陰茎の動きと連動して吐き出された。
掴んだままの巨乳と引き寄せた細い腰、間近で嗅ぐ謳歌の甘い体臭で思考は白く染まり、意識は遠くへ飛んでしまう。
大きく形の良い胸を無意識に揉みながら、美少女である謳歌の膣内で避妊もせずに精液を流し込む快感は理性の全てを溶かした。
腰を抱えていた腕には心地良い重さを感じ、立ち上る愛液の匂いで満足感が満たされていく。
「お……ふぅ……」
流し込み続けた射精の勢いも落ち着き始める頃には、竿を咥え込んで限界まで広げられた筈の膣口から精液が逆流を始め、落ちた物は地面を汚す。
思考も戻ってきた俺は胸を数回揉んで乳首を摘み、力を失ってきた陰茎を身体ごと離してヌルリと抜いた。
愛液と精液で卑猥に塗れる膣口が無残に広がり、大陰唇には薄くなって付着していた破瓜の血が処女だった名残を残す。
時間が止まっているので精液を漏らす秘裂は閉じる事無く、ぽっかりと丸く開いたままだった。
ここにライトがあれば、子宮口まで簡単に見れただろう。
完全に地面から離れた足をV字に開いて空中に浮き、曝け出された胸の頂点では唾液に塗れた乳首が立っている。
何処からどう見ても卑猥極まりない格好だが、胸の横で甘草に呼びかけ様とした手が中途半端に上げられている所だけ、何気ない日常を物語っていた。
「……どうしよう」
色々な生臭い体液で身体の各所を濡らす姿を見て何とかしようとは思うも、出来る後始末は余り無い。
塗れた箇所は拭けば良いし脚は関節を動かして元に戻せば良いが、膣口を閉じるにはどうすれば良いのか分からないのだ。
仕方なく、とりあえず一番簡単な作業として性器周辺と乳首を綺麗にしておく。
流石に子宮口付近まで入り込んだ精液は拭けないが、広がったままの秘裂に目を瞑れば綺麗な外見に戻せた。
それから制服を元通りに着せて、思い出せる限りに姿勢を戻して時間を動かす。
「――た、ひゃぁん!?」
「なっ、何だ!? 急に叫んでどうしたんだ、遊王子!?」
世界に音と動きが戻った瞬間に謳歌は幼さの残る悦声を出し、顔を赤くしながら股間を押さえて前屈みになる。
体勢的には完全に勃起を隠したい男がする態勢でも、美少女が色っぽい声と共にやると、普段の言動を抜きにして興奮を覚えそうだ。
「おい、遊王子! 朝っぱらからそんな所を抑えて喘ぐな!」
「んぁ! だ、だって、何か、へ、変な感じに……!」
「変なって、どうしたんだよ?」
「何か、股間に棒状の物が入れられ――」
「はい、ストップ! それ以上はいけない!」
未だに通学途中の生徒が居る中で平然と性的な事を言おうとした謳歌を即座に止めた甘草。
しかし、違和感がある股間の疼きが激しく、困惑の言葉は止まらない。
「おまけに、この辺がグニュグニュと言うか、グチュグチュする……」
「朝っぱらから何言ってんのこいつ!?」
謳歌が自分の下腹部を押さえると膣内が圧迫を受け、残っていた精液が押し出されてスカートの中から伸びている綺麗な内股を伝って流れ落ちてきた。
胎内から漏れる感覚を尿と勘違いし、犯された快感の余韻よりも漏らしたかもしれない羞恥心で顔を赤くする。
「はぅ!? やばっ! 漏らしたかも!?」
「高校生にもなって漏らすのかよ! 早くトイレに行って来いよ!」
「あ、あうぅ……!!」
言われた通りにトイレを目指して走り去る最中でも太股の半ばまで履いている黒いストッキングに、膣内から漏れ出した白い精液が染みこんでいるのが見えた。
元々、立っていた位置には落ちた体液が溜まっており、謳歌の通った後に点々と続いている。
「まったく、何なんだよいったい……」
「きっと俺達には理解できない事情が襲ったんだよ」
誤魔化す様に視線を遠くへ飛ばして黄昏れると、違う意味を察した甘草も同じ様に青い空を見つめた。
「人生はままらならいものだな……」
「それが……人生、だ」
「ふっ……」
「ふふっ……」
謳歌を襲った異変の原因は俺が犯した事だが、事実を知らない甘草はいつもの突拍子もない行動と思ったらしい。
なんにせよ、このまま空を見つめていては遅刻してしまうので、サッサと学校へ足を進める事にする。
若干、周りから俺達に送られる視線が痛ましい感じがするものの、これは何気にいつもの事だ。
甘草と行動を共にする様になってから、同類と思われている雰囲気をビシビシと感じる。
それでも俺にとって周囲の評価は重要でもなく、原作主人公に群がる美少女ヒロイン達を犯せる現状に満足している。
まさに神の祝福様々だ。
これからの学校生活も、俺は間違いなくヒロイン達を犯していくだろう。
もしかしたら妊娠する者も出てくるかもしれない、ある意味での背徳的な興奮を胸に二度目の青春を楽しむとする。
終わり
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停止した体を好き放題もてあそび、描写もとてもエロく満足でした