To LOVEる 古手川唯:価値観変更
「はい、これ」
「おっ、有難う」
朝、俺はリトが学校へ行く準備を待つ為に、リトの家の玄関に居た。
そこへササッと近寄ってきた美柑が差し出してきたのは、例の『ハイパー洗脳君』
前に使ったきり壊れたままでララに保管されていたが、それを直して貰った物だ。
美柑を犯してから、他のヒロインも犯してみたい欲求が湧き上がってきたものの、美少女達は軒並みリトを憎からず思っており、最後まで行くのは殆ど無理だろう。
そこで必要になったのが、美柑を洗脳した『ハイパー洗脳君』だった。
しかし、リトの友人でしかない俺が、他人を洗脳する装置を欲してもララが貸してくれるとは思えない。
正直困っていた所に美柑が視界に入り、白羽の矢を立てたのが事の次第。
他人である俺よりもリトの身内である美柑が頼めば、簡単に直してくれると思ったのだ。
そして、結果は想像通り。
目的を達した美柑は俺の元へ洗脳君を持ってきてくれた。
「ちゃんとララの記憶は操作したか?」
「したよ。やっぱりララさんの道具は凄いよね。私でも筋が通っていない事でも簡単に信じてくれたし」
念の為にララが洗脳君を作った事自体を忘れさせておく様に言っておいたが、美柑はシッカリと期待に応えてくれたらしい。
「この分だったら、俺の言う事を無条件に実行する美柑も洗脳されてるかもしれないな」
「何言ってるの? そんな事ある訳無いじゃない」
さらっとネタばらしてみたものの、心底呆れた雰囲気を隠さずに言う美柑は一切信用しなかった。
関係上は兄の友人でしかなかった俺に処女を奪われた事実を持ってしても、洗脳されている思考では可笑しいとさえ思っていない。
「で、誰に使うの?」
「それはまだ決めてないよ」
「まっ、誰に使っても私は知らないけど、後でちゃんとご褒美を頂戴よね」
隠したい嫉妬心を滲ませながら顔を背けた美柑は、顔を赤くして洗脳君を持ってきた報酬を求めてきた。
要求の内容を察した俺は、軽く抱き締めて頭を撫でてやる。
「じゃ、今度はゆっくりな」
「……うん」
悪い女誑しみたいな事を言ってやると、腕の中にすっぽりと入る美柑が小さく頷いた。
過去に与えた快感が余程気に入った様だ。
このまま再び幼い身体を犯したいが、そろそろリトの用意も終わる頃だろうから今は我慢しよう。
断腸の思いで美柑の身体を離したと同時に騒がしい声が聞こえてきた。
「お、おまたせ!」
「あ~ん、リト待って~」
「ララ、早くしろ! 遅刻するぞ!」
相変わらず騒がしいリトとララは、時計を見て慌しく靴を履いて玄関を出て行く。
「美柑、戸締りはシッカリとしてくれよ!」
「分かってるって」
「よし、じゃぁ、行こうか」
「おぉ」
「リト~、待って~」
時間的に遅刻しそうなのも事実なのでリトの後に続いた俺は、美柑の視線を背中に受けながら学校へと急いだ。
△
そして、時間は飛んで放課後。
部活も終わりかけで人通りの少ない廊下を歩く俺は、手に例の洗脳君を持っている。
流石に授業の合間にある短い休憩時間で犯せるとは思えず、何とか放課後まで我慢した。
朝から蓄えられた期待は既に陰茎を半立ちにさせており、女子の身体に触る想像だけで完全に硬くなってしまいそうだ。
「さ~て、誰に使おうかなっと」
「その玩具を何に使うのかしら?」
「うぉっ!?」
後ろから掛けられた声に驚いて振り向けば、そこには風紀委員の<古手川 唯>が立っていた。
しかも、廊下の窓から差し込む夕日に照らされた顔は厳しく、腕を組んで問い詰める気満々の仁王立ち。
風紀を乱す行為を極度に嫌う唯は、俺が手に持っていた『ハイパー洗脳君』を鋭い視線で睨む。
「学校にそんな玩具を持ってくるなんて、不真面目だわ!」
「いや、これは……、あの~……」
「なに?」
厳しい視線で睨まれても、性欲が溜まっている俺は無意識に唯の身体へ落ちた。
腕を組んでいる所為で胸は持ち上げられ、程好い大きさが強調されている。
足は当然ながら学校指定のソックスだけでストッキングは履いておらず、スカートから生足が伸びていた。
空けられた窓から入り込む風が唯の長い髪とスカートを揺らし、心成しか甘酸っぱい匂いが感じられる。
半立ちだった陰茎は美少女の香りを受けて硬くなり、理性は性欲にアッサリと負けた俺は掛け声と共に銃口を向けて引き金を引く。
「とぁっ!」
「えっ――」
朝に美柑がララで試した洗脳君は、二度目の使用であっても問題なく効力を発揮する。
銃口を向けられても明らかな玩具である外見で警戒を一切していなかった唯は、抵抗を示す間もない。
一瞬だけ頭に手をやりそうになるも、すぐに手を胸の下に戻して腕を組み直す。
「――で、なに?」
「あ、あぁ、これからは『俺が古手川にする行為はどんな事であってもハレンチではないからな』」
「何を言っているの? そんなの当たり前でしょ?」
「お、おぉ」
確実に洗脳された状態であっても追及の手を緩めない態度に若干戸惑ってしまうも、何とか暗示を与える事が出来た。
常識を塗り替えられた唯は、即座に俺の言葉を肯定してくる。
いつもならば、ハレンチではないと言われた時点で、『ハレンチな事をするつもりなの!?』と言いそうな点を思い浮かべるに、反論をしてこない所を見ると洗脳は成功したと思えた。
本当にララの宇宙技術は便利だ。
「それじゃ、ちょっと相談したい事があるから、移動しようか」
「えぇ、良いわよ」
ひとまず風紀委員に相談を持ちかける形で移動を提案すれば、唯は洗脳君を発見した時に発していた怒りを消して俺の後を付いてくる。
犯す場所としてあらかじめ目を付けておいた空き教室へ二人揃って入り、鍵を閉めて長い机へと向かわせた。
「それで? 相談って何かしら?」
「あぁ、ちょっと女の身体に興味があってね。実際に触ってみたいからジッとしててくれ」
「それは恋人とかにする事じゃないの?」
「予習だよ」
「……はぁ、まったく、しょうがないわね」
直球で身体を要求してもハレンチと思わない唯は呆れを隠さずに渋々従い、その場で腕を組んだ体勢で身体の動きを止める。
そして、俺は正面から向き合う位置に移動してから、程好い大きさの胸へと両手を伸ばした。
「んっ……」
僅かに身体をくねらせた唯だが、リトにハプニングで触られた時の様な反応を示さない。
指を動かして揉んでも不思議そうな顔をするだけで、顔色もごく平然としたまま。
「俺が何をしてるのか分かってるか?」
「私の胸を揉んでるわね。でも、私の胸を揉むなんて普通の事よね?」
「いや、もしもリトに揉まれたらどうよ?」
「なっ!! そ、そんなハレンチな真似、させる訳無いわ!!」
例え話としてリトの名前を出した途端に、顔を真っ赤にさせて普通の反応を返す唯。
「でも、俺は胸を揉んでるけど、これは良いのか?」
「……何言ってるの? 別にハレンチではない事に怒る理由も無いでしょ?」
制服に皺が出来る程に揉みながら聞いてみれば、顔を赤くして怒っていた唯はキョトンとして不思議そうな表情を浮かべる。
俺の要求を聞いてジッと身体を動かさず、暗示通りに俺の行動を性的な事、つまりハレンチであると認識していなかった。
「じゃ、胸を揉んでも良いんだな」
「えぇ、好きにすれば良いじゃない。……そんな事より裸を見るならもっと良い女の子が居ると思うけど?」
「俺は古手川の身体に興味があるんだよ」
「余り理解できないわね」
胸を揉まれる事を『そんな事』程度にしか思っていない唯は、自分よりもプロポーションの良い女子を勧めてくる。
しかし、今回は既に唯を犯すと決めているので、ここまで来て他に変えるつもりは無かった。
「それじゃ、次は古手川のおっぱいを見せてくれよ」
「おっぱいならティアーユ先生の方が大きいと思うけど……」
「早く見せてくれ!」
「んっ、分かったわよ。ちょっと手を離して」
「おぉ」
俺が胸から手を離すと、唯はおもむろに制服のボタンを外していく。
白い指が迷い無く動いて黄色いブレザーを脱ぎ、肩から下ろすと首もとのリボンを解いた。
そして、遂に白いブラウスへと手が掛かり、中央から少しずつ肌の色が広がる。
「…………」
「……そんなに見詰める様な物でもないと思うわよ?」
「いや、古手川のおっぱいを見れるんだ。しっかり目に焼き付けないと」
「変な人ね」
唯の手によってブラウスのボタンが外され、広げられると可愛い柄のブラが出てきた。
風紀委員の役職が関係あるのかは分からないものの、薄いピンクで大人しい感じの印象を受け、カップの上の縁には小さなフリルが付いている。
包まれ切れなかった胸がブラの上から食み出しており、制服を脱ぐ動作で波打つ。
「ん、っと……」
「…………」
ブラウスを完全に脱ぎ去るとブラだけの上半身を少し前へ屈め、後ろのホックを外しに掛かった。
プチッと音が聞こえた途端に、拘束の緩んだ胸がたゆんと揺れて重力に引かれる。
もはやブラは支える役割を果たせず、単に正面を覆っているだけに過ぎない。
締め付けられていない胸は、曲げていた上半身を戻す動きで大きく振るえ、唯が肩紐を摘みながら手を下ろすと待ちに待った胸が曝け出された。
「はい、どうぞ」
「おぉ……」
背中を反って突き出す様に差し出された胸は、美柑と同じぐらいに肌の白いが、大きさは比べ物にならない。
キメの細かそうな肌をしており、ブラを取った反動はぷるんと上下に揺らす。
頂点にある乳首は初々しいピンク色で、乳輪は心成しか小さ目。
夕焼けが入り込む空き教室で、美少女か上半身裸で胸を曝け出しているのは何処となく幻想的な雰囲気すら感じる。
真正面から近付けた掌を被せれば、掴みきれない程度に見た目より大きかった。
ゆっくりと揉んで、心成しか固めの弾力を確かめながら唯の顔をチラリと見上げると、あくまで平然とした顔が俺を見下ろしている。
「んっ……」
「乳首が立ってきたな」
「えぇ、そうね」
唯の意識は性的な行為を何とも思っていなくても、流石に触られれば生理的な反射で変化が出てきた。
掌の中心に感じた硬さを確認する為に一旦手を離せば、先程よりも尖った乳首が姿を現す。
分かり易い性的な興奮を示す反応は、俺の興奮も高めてくれる。
「それじゃ、次はスカートとパンツを脱いでくれよ」
「えぇ、分かったわ」
全裸を求める言葉にも微笑みすら浮べて承諾した唯は、スカートのホックをアッサリと外す。
重力に従ってストンと落ち、出てきた股間にはブラと同じ柄のショーツを履いており、密着している生地が下半身の形を浮かび上がらせる。
それから、骨盤のすぐ上辺りを締め付けるゴムの縁へ親指を掛け、腰を屈めながら一気に引き下ろした。
上半身を曲げた拍子に、ブラを外した時よりも大きく胸が重力で引っ張られ、ショーツを足から抜く際も片足に体重を掛けた事で美乳が左右に揺れた。
「はい、これで良いかしら?」
「おぉ……」
そして上半身を上げてショーツをブラに上に畳んでから置くと、腰に手を当てて向かい合ってくる。
肩幅に開かれた足では股間の隙間が開いてしまい、大陰唇と中心に走る一本の線が曝け出されていた。
下腹部には陰毛は全く見えず、産毛すら確認出来ない。
完全に露出した太股は適度に引き締まり、足全体の曲線美を魅せる。
返事と言うよりも、目の前に唯が全裸で立っている事に感激の声を上げた俺は、次の命令を下した。
「じゃぁ、その机に座って足をM字に広げてくれよ」
「随分変わった事を頼むのね」
「ちゃんと、性器を見たいからな」
「……私は角度的に見れないのよね」
女の身体の中で一番大事な所である割には、本人が見れない事にポツリと不満を言いながら近くにある長い机に腰掛ける。
そのまま俺の方を向いてから太股を広げて膝の裏へ手を回し、足を抱えてM字に開いた。
性的な事をハレンチであるとの認識が消えている所為で、股間を見せろと言われても一切恥ずかしがらずに平然と性器を見せる。
両手で膝を抱えているので体重が後ろへ行ってしまい、まんぐり返しに近い体勢となっていた。
平然としている唯の顔の先には二の腕で左右から押された美乳が乳首を立たせて天井へ向かい、その先では太股を左右に開いた事で内腿の筋が大陰唇を引っ張り、秘裂の中が曝け出される。
乳首よりも生々しい濃いピンク色をしている淫核から小陰唇、更には膣口すらヒクヒクと小さく開閉を繰り返す姿を見せた。
全裸で性器を露出していても俺を見詰める唯は、友人へ向ける親しげな表情を浮かべる。
「これで良いかしら?」
「お、おぉ」
首を傾げて聞いてくる唯の、普通すぎる態度に湧き上がっていた背徳的な興奮が更に高まってしまう。
我慢できなくなった俺は、美少女の裸を見ながらズボンをパンツごと脱ぎ去り、陰茎を開放した。
そして、ついでとばかりに股間を唯へ突き出しながら、答えが分かりきった質問をする。
「これはハレンチじゃないのか?」
「……ハレンチ? ただおちんちんを出しただけでハレンチな訳ないでしょ?」
「そうかい」
陰茎を左右に揺らしながら広げられた足の間に入り込んだ俺は、唯の視線を受けつつ、手を大陰唇へ被せた。
ふっくらとした弾力を返す下腹部から指先を下げ、少し力を加えるだけで形を変える大陰唇はサラサラで触り心地が良く、指を滑らせていけば自然と秘裂の中へ入り込む。
いくら胸を揉んでも愛液を吐き出すには刺激が不足だった所為か、今は全く濡れていない。
肌同士が突っ張る感触を返してくる秘裂の中を軽く撫でてから、親指と人差し指の爪側で大陰唇を広げ、今度は上にある淫核を摘む。
「…………」
手っ取り早く愛液を引き出そうと包皮の上から柔らかいままの淫核を捏ねて刺激していく。
自分の性器を弄られる唯は相変わらず平然とした表情で、股間で動く俺の手を見詰めたままで目立った反応は返さず、下手をすれば他人と握手をするよりも、冷静な顔をしているのかもしれない。
「……ねぇ、楽しいの?」
「おぉ、凄く楽しいぞ」
「ふ~ん、男子の考える事は分からないわね」
性感帯を弄られても、他人事の様に心底不思議そうな顔を浮べているだけの唯。
指の力を強くして淫核を捏ねても表情は変わらないが、相反する様に秘裂からは徐々に滑る愛液が滲み出てきた。
いくら精神が何も感じなくとも、身体だけはシッカリと反応を示してくる。
柔らかかった淫核も親指と人差し指の間を強くなった弾力で押し返し、性的な興奮が確実に目覚め始めた様だった。
指を動かし続ければ膣口は愛液を滴る程に流す。
興奮で僅かに広がった秘裂の中からは、充血して厚みを増した小陰唇が食み出てきた。
「ヌルヌルになってきたぞ?」
「そうね」
「恥ずかしくないのか?」
「何も恥ずかしい事なんてしてないでしょう? 変な人ね」
大陰唇は流れ出た愛液で卑猥な光沢を纏い、夕日の光を鈍く反射している。
淫核から離した指を膣口に軽く差し込むと、強い締め付けと奥へと引き込もうとする生暖かい膣壁の感触が返って来た。
処女膜を破らない程度に出し入れを繰り返し、挿入をスムーズにする為に愛液を周辺に掻き出す。
指を引けば秘裂が内側から捲り上げられ、卑猥になった形が興奮を誘う。
膣内の浅い箇所であっても性器を弄られた刺激は唯の身体へ快感を送り、腰が小刻みにピクピクと痙攣を始めた。
断続的に小さく潮を噴き出し、膣口は強く指を締め付けても、唯の視線は客観的に股間を見詰め、平然とした態度を崩さない。
乳首すら固く尖って性的な興奮を表す状況で、首から上が別の人物と繋がっているかのように反応が違った。
「そ、そろそろ入れても良いか?」
「もう、その程度の事なら態々聞かなくても良いじゃない。律儀ね」
膣口を弄って高まった俺の興奮は、既に陰茎からカウパー液を漏らす程に大きくなっている。
半ば性欲に押し潰されながら、開いた秘裂へ亀頭を接触させて膣口へ食い込ませた。
愛液のぬるりとした感触と、左右に押し遣られた大陰唇の生暖かい感覚に挟まれ、漏れ出していたカウパー液の量を増やす。
「んぉ……」
「…………大きいわね。入るかしら?」
鈴口が大陰唇の中へ入れられた挙句にカウパー液すら擦り付けられ、今にも処女を犯されようとしても唯は他人事の様に呟く。
滑る愛液と強い締め付けで溜まった性欲はすぐにでも精液が暴発しそうになるものの、股間に力を入れる事で何とか耐えた。
ゆっくり進む陰茎は確実に膣口を広げ、一番広がっているカリまで食い込んだ。
抵抗を示す締め付けも愛液の滑りで意味を成さないどころか、俺に快感を送る始末になっている。
大陰唇すら巻き込みながらも突き進む陰茎は、遂にカリの広さを突破した。
「おふっ!?」
「…………」
最大の広がりを過ぎた事で拡張される力が消えると、元に戻ろうとする膣口が即座にカリの凹みへ入り、亀頭だけが膣内へ入る。
鈴口では処女膜の抵抗があるものの、我慢を重ねた陰茎を態々止める意思は持てず、そのまま腰を押し込む。
「おっ、おぉぅ……!」
「んっ……」
陰茎からの快感で思考はいまいち働いていなかったが、鈴口でブツリと何かを破る、儚くも確かな感触を感じた。
一度カリの広さまで拡張されても、それを過ぎれば腰を前へ進める程に、強い締め付けを取り戻した膣口で陰茎を扱かれる。
唯の平然とした視線に晒され、尿道を駆け上がりそうになる精液を我慢しながら根元まで挿入しきった。
無残に左右へ押し遣られた大陰唇には、膣口の僅かな隙間を通って流れ出た愛液に混じって、少量の破瓜の血が付く。
「おふぅ……」
「……気持ち良さそうね」
唯の意識は変わらなくとも、処女を奪われた膣内は大きく震えて陰茎を締め付ける。
異物を押し出そうと奥から段階的に波打つも、指で弄って快感を送っていた所為で何処か拒否し切れていない印象を受けた。
性器として目覚めた子宮口は位置を下げて鈴口に減り込み、隙間無く密着している膣壁は陰茎の形に広がる。
根元まで挿入したまま動かなくとも、唯が呼吸をする度に上がる横隔膜がヒダを奥へ引いてカリを引っ掻いた。
亀頭の形に張り付いているので鈴口から出ていたカウパー液はもれなく子宮口へ吸い上げられる。
膣口も処女の締め付けを発揮し、陰茎を積極的に圧迫してきた。
「おふぅ……、これならリトも喜ぶかもな」
「なっ!? ハ、ハレンチね! 結城くんは関係ないでしょ!!」
膣内から送られてくる快感に浸って思わずリトの名前を出してしまうと、陰茎を根元まで入れられても平然としていた唯が、顔を真っ赤にさせて言葉を返してきた。
今まさに犯されている状況をシッカリと認識しながらも、『俺にされている』と言う理由で拒否反応は無くなっている。
しかし、リトに同じ事をされた想像を促して見れば、唯の不純を許さない価値観を刺激し、いつもの性格を取り戻す。
言葉だけを聞けば、とても自ら足をM字に広げて処女を奪われた直後とは思えない。
「くっ、まぁまぁ、リトに犯されると思って、うっ、気持ちよくなってくれよ」
「ゆ、結城くんとは、そんな関係じゃないわよ! そ、そもそも! こんな事は結婚してからするべきじゃない!」
「うぉ!?」
激しく反論を重ねる唯の膣内は、言葉を話す度にビクビクと締め付けを強めてくる。
しかも、リトに犯される想像をして沸き起こった羞恥心を誤魔化そうと身体を捻る所為で、膣壁が陰茎を包みながら表面を回る、今まで経験した事の無い刺激を受けた。
「でも、くっ、今は古手川が好きでもない俺に犯されてるけど、んっ、これは良いのか?」
「そんな事は別にどうでも良いの! そもそも、何が悪いのかが分からないわ」
まだ赤い顔に浮かぶ羞恥心を紛らわそうと俺の言葉に乗るが、本当に不思議そうな顔に変わって俺に犯される事を疑問に感じていない様子だ。
「じゃぁ、動くからな」
「んんっ! ……えぇ、好きに動いても良いわよ!」
無理矢理空気を変えたい唯のやけくそ気味な許可を貰った俺は、腰を激しく動かす。
勢い良く抜いた陰茎は塗りたくられた愛液を周囲に飛び散らせ、竿に張り付く膣口を秘裂の外へ食み出させた。
カリにヒダの抵抗を受けても亀頭が抜ける寸前まで腰を引き、一瞬も止まらずに今度は押し込んでいく。
内側から開かれた秘裂が大陰唇を巻き込みながら膣口へ沈み、鈴口は強い締め付けを返す膣壁を突き進む。
根元まで入った拍子に俺の下腹部が唯の股間へ当たり、ビチャッと粘度のある体液の音が聞こえたと同時に、膣内を進んだ鈴口が固めの感触に包まれた。
子宮口を持ち上げる亀頭は既に精液が混じるカウパー液を滲ませており、知らず知らずの内に出してしまった精子は先走って子宮の中を目指す。
「ふっ! はっ! はっ!」
「んっ、んっ、は、激しいわね」
胎内の最奥を突き上げられる衝撃は、文字通り身体を中から押される感覚であり、その反動は唯に吐息を出させた。
激しい突き入れで上下に揺れる美乳は乳輪から乳首を立たせて、大きな興奮を溜めている事を示す。
俺が腰を動かせば膣内が締め付けながらも陰茎を受け止め、まるで迎え入れるような動きを返してくる。
拒否する雰囲気が無くなり、快感を求める反応に変化したヒダからの快感は大きい。
リトの名前を出されて湧き上がった羞恥心を収めた唯は平常心を取り戻し、普通に犯される自分の性器を見詰める。
対照的に俺は幾度と無く腰を動かして処女だった膣内を犯し、愛液を掻き出しながらもカウパー液を流し込んでいく。
陰茎で子宮口を押し上げれば、その度に膣壁が大きく痙攣を繰り返して突き上げられる刺激を快感として受け取った。
駆け上がる精液を耐えるのも苦労するまで我慢を重ねると陰茎の張りは更に増していき、太くなった所為で敏感になり、より正確に膣内の動きを感じ取れる。
膣壁が締め付ければぬるりと愛液で滑って陰茎の表面を舐めた。
小さく、細かく蠢くヒダの一枚一枚が、快感を求めているかの様だ。
「くぅ! はぅっ! で、出そうだ」
「んっ、中で、うっ、出して良いわよ」
「おっ、おぉ!」
暴発させるギリギリまで我慢した俺は、切羽詰った声で射精の意思を知らせる。
しかし、唯の方は身体が興奮を多く溜め込み、秘裂から覗く淫核が硬く張って子宮口を小突かれる刺激で絶頂に達しようとしていても、首から上は冷静極まりない。
すぐ先に待ち受けている、精液を子宮口で受ける事実を目の前にしても何の抵抗無なかった。
普段の性格では絶対に言わない事を平然と言い放った言葉が止めとなり、我慢していた絶頂が襲い掛かって来る。
そして、俺は激しく動かしていた腰を一気に突き入れた。
「ふっ! くっ!! 出すぞ!!」
「んっ、あっ、うっ……!」
上がってきた精液は絶頂の快感と共に尿道を一気に駆け上がる。
ビクビクと震える陰茎は子宮口へ鈴口を減り込ませ、我慢を重ねて粘度が増した状態の体液を、少しの隙間も無い状態で吐き出した。
「くふっ!!」
「あっ、お腹が暖かくなってき――んっ……?」
子宮口付近で広がる精液の粘つく感覚を受けた事で、膣内は意思に関係なく絶頂に達する。
小刻みに潮を噴いて勝手に震える腰を、唯は不思議そうな目で見詰めた。
陰茎を咥え込んでいる秘裂からは断続的に愛液が噴出し、絶頂の締め付けで子宮口に溜まっていた精液が逆流してくる。
それでも、唯の下腹部では子宮のすぐ下辺りが内側から押され、出された体液が溜まった所為で心成しか膨らんでいくのが分かった。
膣内で震える陰茎は射精の度に一瞬だけ太くなっては精液を吐き出して力が抜け、再び太さを増す度に新しい精液を子宮口へ掛けていく。
熱い粘液を出される感覚を確かに受け、絶頂で尻が上下にカクカクと痙攣しても、唯の客観的な思考と他人事の視線は変わらなかった。
「……全部出したかしら?」
「お……おふっ……、まだ、少し残ってるから、腹筋に力を入れてくれよ」
「ん? 良いわよ?」
「んくぁ!?」
射精が終わって快感の余韻を味わっていた所に、俺の命令通りに腹筋を締め付けた圧力が加わり、尿道に残っていたものまで全て胎内に搾り出される。
若干柔らかくなった陰茎は、同じく絶頂から返って来た膣壁に優しく包まれ、表面を舐める様に蠢くだけのゆったりとした快感を受けた。
最後の一滴まで子宮口に掛け切った俺は、絶頂で硬直していた身体から力を抜いて一息付く。
「ふぅ……」
「……もう良いの?」
「あぁ、十分だよ」
腰を離して膣口から陰茎を抜くと膣内から精液が漏れ出し、唯が身体を起こそうとすれば腹に力が加わって更に勢い良く流れ出てくる。
「……リトからも精液を出して貰えば良いんじゃないのか?」
「なっ!? だから! 結城くんとは! そんな関係じゃないって! 言ってるでしょ!」
汚れた股間をごく普通に拭こうとしていた唯に言葉を掛けると、やはりいつも通りに顔を真っ赤にさせて激しい反論を向けてきた。
足取り荒く机から降り、若い柔軟性を発揮してピッタリと閉じられた秘裂から精液を垂れ流しつつも、分かり易い恋心を否定してくる。
「でも、好きじゃないのか?」
「そ、そんな訳無いじゃない!! だいたい、いつもハレンチな真似ばかりして――」
顔を赤くして激しい口調で否定した後、乳首が立ったままの胸の前で両手の指を絡め、リトに対して文句を呟く。
傍から見ても悪い印象を持っていないのは簡単に分かった。
「まぁ、ララに振り回されたりで、リトも色々大変だろうしなぁ」
「ま、まぁ、そうね」
このまま放って置いてはいつまでも呟いていそうなので適当にフォローを出しておく。
俺は唯の言葉を軽く流しながら汚れた股間を拭き、制服を着直すと、それを見た唯もそそくさと精液と愛液を綺麗にしていき、床に畳んでいた制服を着た。
時間は既に放課後の終わりも良い所であり、そろそろ帰らないと見回りの教師に見つかる可能性が出てきた。
「もうこんな時間か」
「ほんと、早く帰らないと行けないわね」
身形と整えていた唯も時計を見て言葉に乗ってきた。
リトの事で赤くなっていた顔も元に戻り、処女を奪った俺とも親しげな友人として会話をしてくる。
そして、着替え終わった唯と一緒に校門まで他愛も無い会話をしながら歩き、そこからは別れて帰路へと着いた。
「ふぅ、やっぱりララの発明品は役に立つなぁ」
帰る道すがら、俺は鞄から取り出した洗脳君を見詰める。
相変わらず身体に悪そうな色で陳腐な外見だが、効果の程は身を持って体験した。
「美柑も使えたし、唯も犯した。次は誰にしようかな?」
発散された性欲は収まっているものの、やはり欲求は絶えず頭の中に渦巻いてきた。
今すぐに誰かを犯したいとは思わないが、次のターゲットの顔は次から次へと思考に流れてくる。
我ながら下半身に正直だと感じつつ、俺は明るい明日を想像して、胸と股間を膨らませるのだった。
終わり
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