To LOVEる : 結城 美柑(洗脳レイプ)
「リトリト~!」
「ん、ララ?」
「大変なの!」
何の因果か、『To LOVEる』の世界に転生して早十数年。
何の因果か、主人公である<結城 梨斗>と出合い、更には親しい友人となってしまった。
聞き覚えのある名前、見覚えがある人物の顔で予感はしていたが、本当に漫画の世界に転生してしまうとは人生も分からないものだ。
クラスメイト達に問い詰められたララの、お嫁さんと言う衝撃的な自己紹介から数ヶ月。
今では存在を知られており、多少空を飛んでいる程度では誰も驚かない程に周囲と馴染んでしまった。
「リト、大変!」
「騒動でも起こしたのか?」
「また、私が作った道具を落としちゃった!」
「えぇ!? 大変じゃないか!」
文字通り飛んできたララを受け止めたリトは衝撃の告白に驚く。
過去の事件を例に挙げても、最近は大抵ララが中心となって騒動が起きており、その被害を主に受けていれば慌てもするだろう。
「今度はどんなのを落としたんだよ!?」
「えっとね、名前は『ハイパー洗脳君』って言って、相手を都合の良い様に洗脳する機械なの!」
リトの聞き出した内容を隣に居る友人と言う立ち居地で聞いているが、何と言う直球な名前。
正しくエロ同人用に作ったと言われても否定は出来ないだろう。
名前を聞いただけでリトにもどれだけ危険な物か理解できたが、ララはイマイチ慌てていない。
「な、何でそんな危険な物を作ったんだ!」
「えぇ、偶々そんな案があったから試しに作ってみたんだ。一回で壊れるけど」
最後に『えへっ♪』が付きそうな程に能天気な返事を返したが、聞いた方は能天気に構えていられない。
校長と言う変態の具体的な例がある為に、リトの慌てっぷりは面白い程だ。
「ど、どんな形をしてるんだ!?」
「え~っとね、体に悪そうな紫色で玩具の拳銃っぽい形」
「すぐに探しに行こう!」
そう言ってララの手を握った瞬間、蚊帳の外だった俺に気が付いた。
「ご、ごめんな! 用事が出来たから先にオレの家に行っててくれ!」
「おぉ、分かった」
「行くぞ! ララ!」
「は~い!」
その探し物が俺の鞄の中にある訳だが……。
形状と色からしてララの何らかの道具だとは思っていたが、まさか洗脳の効果があるとは思いも寄らなかった。
去っていくリトとララの後姿を眺めながら降って沸いた好機に俺は言われた通り、リトの家へと向かう。
△
見えてくる一軒家は一見裕福そうで、例によって別の住居にスタジオを持っている漫画家の親は見た事が無い。
何処かで頻繁に見る住居環境だ。
当然ながら鍵は持っていないので客人らしくインターホンを押し、来訪を告げれば程無く扉が開かれた。
「よう」
「あれ、リトはまだ帰ってきてないよ?」
僅かに開いた隙間から顔を出した美柑は、俺が一人で来た事に意外そうな顔をしている。
ラフな普段着は胸元も緩く、少し屈むだけで小さな谷間が見えそうだ。
美少女と言う事も相まって前世よりロリコンの気がある俺にとっては、大変嬉しい無防備さを持つ。
「リトならララに落し物を探す手伝いに借り出されてね。俺に先に行っててくれって言われたんだよ」
「また、ララさんが騒動を起こしたの?」
「そうらしい」
「そう言う事ならしょうがないか……。入って待ってなよ」
「悪いな」
呆れた雰囲気を隠さない美柑は、扉を開けて入る様に促してきた。
断る理由が全く無い俺は喜んで入り、鞄の『ハイパー洗脳君』に手を伸ばす。
そして、玄関を閉められると同時に美柑へ向き直り、玩具の様な銃口を向けて引き金を引いた。
「とりゃ!」
「っ!?」
気合を入れて発射した心算だが、肝心の銃口からは全く何も出ずに嫌な沈黙だけが続く。
美柑も最初は驚いた様子だったが害は無いと分かり、何やら頭が残念そうな人を見る表情で俺を見てくるのが一番辛い。
玄関へ出る為に履いていたサンダルを脱ぎ、擦れ違う瞬間に大きな溜息を付かれた。
「はぁ~…………、そういうのはリトと一緒にやってよ」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!」
「……何?」
ジト目で見てくる顔は何を言っても聞きそうに無く、美柑の中で俺の評価が果てしなく落ちているのがハッキリと分かってしまう。
何とか取り繕う為に引き止めて、変化があるかどうかを確かめなければならない。
「な、何も変わった事は無いのか?」
「何もって言うか、あれで何か変わる訳無いよ」
美柑の様子は全く変わらないどころか、更に評価が落ちた気もする。
ララが一回で壊れると言っていたのも思い出し、既に使われた後なのかとも思った。
そうなら、俺は完全に痛い人間になってしまう。
道具が使えなくなっていれば、美柑が持っている俺の心象は最低を通り越してしまうが賭けるしかない。
「美柑、オッパイを見せてくれ!」
「……はぁ?」
自室に帰ろうとしていた美柑に思い切って、普通なら軽蔑の視線と共に一蹴される事を口走った。
それを聴いた瞬間に足を止めて俺へ振り返り、腰に手を当ててジト目のままで顔を近づけてくる。
「あのね、そんな事を一々言わなくても、好きな時に見れば良いでしょ」
「えぁ?」
「はぁ……、ほら、はい」
駄目元で、俺の社会的地位を犠牲にして言った願いをアッサリと承諾される。
その事実を脳が確認する間も無く、美柑は上着の裾を捲り上げて下着を晒した。
上げられた上着の下からは、ピンクに白のフリルが付いた女の子らしいブラが出てくる。
「おっ……」
「あっ、ブラしたままだった」
余りにも平然とした態度に言葉も出せずに居ると、続いてブラまでも外してしまった。
小さくても外した反動でぷるんと揺れ、頂点に在る乳首はピンク色をしている。
「これで良い?」
「お、おぉ、良いぞ」
綺麗な美乳を男に見せているにも拘らず、服を捲り上げて首を傾げながら確認してきた美柑は、少しだけ赤面している程度。
とても胸を見せている態度ではない。
幾ら顔見知りと言っても、平然としている姿は完全にララの道具が効果を発揮している証拠だろう。
調子を取り戻した俺は、目を皿にして美柑の美乳を視姦した。
フルフルと揺れる胸は小さくとも柔らかさを見せ、穢れ等知らないと思わせる。
「美柑、次は短パンを下げてくれよ」
「はぁ、だから一々言わなくても、脱がせれば良いでしょって」
「そうか? それじゃ遠慮なく」
「はいはい」
相変わらず呆れた様子で許可は要らないと言って来る美柑。
脱がし易いように少し腰を突き出して来たので『ハイパー洗脳君』を置いて屈み、短パンに手を掛ける。
ウエストの前ボタンを外してファスナーを下げていけば、徐々にブラとお揃いのショーツが見えてきた。
夢にまで見た光景に緊張で手が震えそうだ。
「…………」
「ふぅ、そんなに時間掛けなくても……」
ファスナーの間から見えるショーツですら興奮をしてしまうが、念の為に一線を越える前の最後の確認を美柑に取る。
「美柑、本当に良いんだな?」
「何言ってるの、私が身体を差し出すのは当たり前でしょう?」
下から見上げた俺に対して、常識であるとまで言いたそうな雰囲気で返す。
逆に何故聞いてくるのかと不思議そうでもあった。
「だから、私のオッパイを見ようが揉もうが、いつでも自由にしても良いし、私に聞かなくても良いんだよ?」
「おぉ、分かった」
改めて断言された事で俺の戸惑いは一切消えてしまい、ショーツごと短パンを一気に下ろした。
そして見える、美少女の最も隠したい性器。
大陰唇は子供らしくぷっくりと膨れて産毛は生えているが、陰毛と呼べる物は無く、綺麗でありながら幼くも女の色気を漂わせる。
ズボンとショーツを膝まで下げた後、指を恐る恐る近づけていく。
「んっ」
指が大陰唇に触れた瞬間に感じた興奮は想像以上の物。
感触にしても今まで触った何よりも素晴らしく、視界と肌から直接男の性欲を刺激して止まない。
指で奥から手前に引いて撫でれば、引っ張られた大陰唇が眼の前で形を歪ませる。
僅かに開いた秘裂の中には、乳首以上に生々しいピンクの小陰唇、そして淫核を護っている包皮が見えた。
「美柑、もう少し足を開いてくれ」
「ん、ズボンが膝にあるから無理だよ。脱がすんなら全部下して」
「うっ、おぉ」
美柑が自ら望んで自分の下半身を守っているズボンとショーツを脱がせる様に頼んでくる。
普段の感覚からは逸脱した要望に、改めて洗脳されている事実を認識した。
「ん、それで良いよ」
足を完全に開放され、俺の要望通りに足を肩幅に開く美柑。
何も着けていない裸の股間を下から見上げると、少し開いた秘裂が目に入る。
特に何か言う余裕が無くなった所為で、見た瞬間に手を伸ばしてしまった。
「んっ」
再び触られて反射的に声を漏らした美柑に気を向かわせられない俺は、夢中になって秘裂を弄り始める。
指二本で大陰唇を摘み上げて開き、膣口全てを曝け出す。
普段は空気に触れない箇所が開放された所為で、僅かな匂いの変化を感じた。
外見は幼くとも既に立派な女の性器となっているギャップに、陰茎は大きくなるばかりだ。
好い加減、ズボンの拘束が辛くなってきたのでサッサと出してやると、動きを察知した美柑が俺の股間を覗き込んできた。
「うわっ、そんなの入るかな……」
囁く様な大きさで呟いた声はシッカリと聞こえていた。
陰茎を見た割には恥ずかしがってもいない。
「見たのは初めてじゃないのか?」
「えっ、初めてだけど、これから私が御世話になるんだし……」
変に悲鳴を上げられるよりはマシであるが、良く見れば先程よりも頬が赤くなっている美柑。
洗脳されても、羞恥心自体は失われていない様だ。
「あっ、でも、入れる時は濡らした方が良いよな?」
「えっ、うん、そうね。その方が痛く無いだろうし」
露骨な事を言われた美柑は更に頬を赤くし、そっぽを向いて答える。
「じゃぁ、俺は舐めるから、美柑も自分の乳首を弄っておいてくれよ」
「うん、分かった」
素直に頷いた美柑は上着を鎖骨の辺りで丸めて落ちない様にしてから、言われた通りに乳首を弄り始める。
自分の気持ち良いと感じる刺激を求め、指の腹で捏ね回し、爪で引っ掻いたと思えば指で摘んで刺激を自分の身体に送っていく。
その度に、小さくも膨らんだ胸は形を変え、小さく波打っている。
気持ち良さそうに眼を細めて乳首を弄り続ける美柑を、下から美乳越しに眺めつつ、俺は処女の性器目指して舌を伸ばした。
陰毛が一本も無い大陰唇に男の生暖かい大陰唇は何とも言えない味で、言うなれば少ししょっぱい。
決して不快と感じるレベルではなく、興奮をダイレクトに直撃してくる感じだった。
匂いもこれ以上ない位の至近距離で嗅げてしまい、既に陰茎からカウパー液が漏れ始めてしまっている。
「んっ、ふぁ……」
舌に感じる大陰唇の柔らかさに秘裂の中の味、上からは美柑の鼻に掛かると息が聞こえ始めた。
ピクピクと小刻みに動き始めた腰が、快感の強さを物語っている。
逃がさない為に置く場所が無かった両手で、美柑の小振りな尻を掴む。
若さを感じる弾力が、指の間から食み出る。
そのまま揉めば、更なる興奮が味わえた。
暫く愛撫を続ければ俺の唾液よりも愛液の量が多くなり、大陰唇も卑猥にテラテラと光を反射し始める。
閉じていた秘裂も僅かに開き、顔を離せば膣口から体液が糸を引いて落ちていく。
「……そろそろ良いか。美柑、ちょっとマットの上に寝てくれ」
「んっ、あっ、わ、分かったよ」
乳首と秘裂からの快感に身を任せていた美柑は、俺の言葉で正気に戻る。
夢中になってしまっていた羞恥心から、慌てて玄関マットの上に仰向けで寝転がった。
「足を開くぞ」
「良いよ」
言葉だけの許可を貰い、膝を持って足を開く。
唾液と愛液に塗れた大陰唇は開かれ、美柑自身の呼吸の間隔で小さく開閉を繰り返し、包皮に護られていた淫核も小さく顔を出していた。
上半身は服を捲り上げた状態になっている為に、刺激で尖った乳首を弄っている胸から下は完全に裸。
性器を濡らして足を開けば、やる事は一つだけ。
反り立つ陰茎の角度を調整しながら美柑の足の間に腰を差し入れた俺は、鈴口を開いた秘裂に食い込ませる。
そして、大陰唇の柔らかな弾力を感じながら、赤面している処女を失う最後の表情を見つめた。
「行くぞ」
「んっ……」
お互いに眼を見つめ、俺は腰を突き出していく。
「んくっ!?」
鈴口が膣口に咥えられた感覚を感じたと思えば、次は強い締め付けが亀頭を襲ってくる。
ヌルヌルした愛液が狭い穴に入る手助けと同時に、滑りそうな不安を返して来た。
何とか腰の角度を調節しながらズルズルと差し込んで行き、遂には一番張り出しているカリが胎内に飲み込まれる。
陰茎の先端に感じるのは処女の証、乙女の最後の砦。
「んぐぅ!!」
「もう少しだから我慢してくれ」
「んん、大丈、夫~」
痛みと言うよりも、狭い膣内を広げられる圧迫感で眉を顰めている美柑。
鈴口に感じていた薄皮程度の抵抗では、腰の力に耐える事等と到底出来ない。
そして、ブツリと破る感触を亀頭に受けた瞬間、美柑の身体は跳ね上がった。
「んあぁ!!」
破瓜の衝撃は強く、膣壁は強く締まって陰茎の進入を阻もうとする。
しかし、感じる全てが快感になってしまい状況では、無駄な努力としか言いようが無い。
胎内に挿入されている陰茎は、巻き込まれる大陰唇に竿が扱かれる。
独特の柔らかさを持つ膣壁を力尽くで広げながら、最奥を目指して突き進めていく。
亀頭から根元に向けて順に締め付けられる生暖かい美柑の胎内を味わいながら、遂に子宮口を持ち上げる感覚を鈴口に受け、純潔だった膣内は全て異物に占拠された。
「ん、くはっ!」
「ふぅ……」
一息付いても蠢くヒダに陰茎が舐め取られ、物理的に狭い所為で血管を止めんばかりに激しい締め付けも受ける。
上から見下ろす美柑の白い下腹部は胎内に入れられた他人の肉の塊が、薄っすらと形を浮かび上がっていた。
根元が数センチ入りきっていないものの、陰毛が一本も無い大陰唇が愛液で濡れて無残にも広げられ、太い陰茎を咥え込まされている。
それは背徳極まりない光景。
「動いても良いか?」
「んっ、ちょっとキツイけど大丈夫だよ」
「そうか」
美柑の承諾を得て、子宮口を感じていた亀頭を引いていく。
狭い膣内が陰茎に張り付いている所為で竿に密着し、膣口が少し外まで引き出される。
カリに掛かる快感は挿入している時とは比にならず、発育途中のヒダの抵抗が心地良い。
愛液と破瓜の血に塗れて出てくる陰茎をカリが出てくる前に止め、再び突き入れた。
「こふっ!?」
「うぉぅ!?」
最初とは違って抵抗が思った以上に緩やかで、一度広げられた膣内はすんなりと子宮口に到達した。
胎内の最奥を不意に小突かれた美柑が、息を詰まらせて弄っていた乳首も強く摘んでしまう。
連鎖的に膣内と胸からの刺激を受けた身体が、大きくなった快感に戦慄く。
俺に腰を入れられて広がった足はプルプルと震え、天井を向いた視線は何処も見ていない。
細かい痙攣をしていたヒダもギュッと陰茎を締め付けたままで、一向に力を弱めなくなってしまった。
暫く身体の外も中も強張っていた美柑は、戻ってきた途端に俺の顔へ視線を移してジト目を返す。
「わ、私の身体を使っても良いとは、ふぅ、言ったけど、もう少し丁寧に犯してよ」
「うっ、わ、悪い……っ!」
不満を言ってくる美柑だが、その声が狭い膣内でも響いている。
なるべく子宮口を力強く小突き上げない程度に力を抑えつつ、細い腰を掴んでテンポ良く腰を動かしていく。
「うっ、あっ、はっ、んっ!」
「はっ、はっ、はっ、ふっ!」
突き上げる反動で上下に揺れる美柑の身体は、乳首を摘んでいる胸すら揺れてしまう。
許容量の限界間近まで陰茎を入れられた膣口以外は決して無理をしてこないお陰で、快感に身を任せて天井を見つめる眼を気持ち良さそうに細めた。
掻き回される膣内はグチョグチョと卑猥に、空気の混ざった体液の音を玄関で出す。
ふとした瞬間にリトが帰って来ても可笑しくない状況で、非現実的と言っても良い程に異様な興奮も快感を得る材料となった。
腰を押し込む度に壁となって立ち塞がるヒダを広げて突き破り、最奥にある子宮口を優しく突いてカウパー液を塗り返す。
そして、腰を引く度に、カリで残っていた処女膜さえ削り取る。
漏れ続ける愛液は胎内で空気を混ぜられた所為で白く濁り、粘度も増していった。
意識しないでも徐々に早くなる腰に、睾丸から精液が上がってくる感覚を股下から受ける。
「そ、そろそろ、出すぞ!」
「うっ、ぅん、は、早く!」
身体を揺さ振られながら膣内と乳首からの快感で、絶頂の予感があった美柑は切羽詰った様に受け入れる姿勢を見せた。
勢いが増していく腰の早さは自分では制御出来ない程に速度を増し、性欲に乗っ取られる。
「んっ、あぁ! 駄目!」
「うぅっ!!」
犯される美柑が一足先に絶頂に達してしまい、陰茎を締め付けた。
絶頂間近だった所為で僅かな刺激でも射精の切欠になってしまい、掴んでいた腰を反射的に引き寄せて奥深く突き入れる。
「ふっ、んあぁ!!」
「出るっ!!」
子宮口に減り込んだ亀頭が精液を吐き出した瞬間に、最奥で他人の体液を感じた美柑の絶頂が更に高まってしまった。
未だに弄って弄り易く硬さを増していた乳首を今まで以上に強く摘み、背を反らして快感の悦声を出す。
締め付ける膣内でも陰茎が上下に痙攣を繰り返して射精を繰り返し、幼い子宮に精液を降り掛けていく。
ネトッとしている白濁した体液は胎内に溜まり、愛液を奥から押し流す様だ。
「うっ……、ふぁ……」
「ふぅ…………」
そうして長いとも短いとも感じた絶頂が終わってしまい、身体には気だるさが残った。
満足して身体を倒した俺を、美柑は重そうに呻きながらも背中に手を回して抱き止めてくれる。
「はぁ……」
「うぅ……」
美少女に倒れ込み、挙句足を開かせて腰を突き入れる。
誰がどう見てもレイプ現場だろう。
実際、間違いではないが第三者に見られて騒ぎになっても困るし、後片付けをしなければならない。
最奥を突いていた力の無い陰茎を抜いていき、身体を離す。
足を広げたままの美柑は愛液と精液の混じる体液を、無残にも広がった膣口から漏らしている。
破瓜の血も混じっている所為で、若干ピンク色になっている所もあった。
「んん~、どれだけ出したの?」
「満足行くまでだよ」
「はぁ……別に良いけど、次からは後片付けがしやすい所でしてよ」
「ん、まぁ、考えておくよ」
「……駄目っぽそう」
俺の気の無い返事を聞いた美柑は、股間を拭きながら呆れて呟いた。
手近にあった拭く物が、脱がした短パンとショーツだけだったので、ショーツを手に取って綺麗にしていく。
しかし、拭けども拭けども膣内から溢れ出てくる為、美柑が諦めた。
「あぁ……もういいや」
そう言って精液が染み込んだショーツを再び履き直し、短パンも履いてしまう。
「大丈夫なのか?」
「別に困る事はないでしょ?」
「いや、乾いたら痒くなったりするんじゃないのか?」
「……ちょっとシャワーに行って来るよ」
短パンの内側から漏れ出した精液を廊下に点々と残しながら、風呂場へ行く美柑。
流石にあのままでは不都合もあるだろう。
染み込み切れなかった精液が出てくるとか、それこそ乾きでもしたら痒くなるのは想像に難しくない。
念の為に言ってみたが、やはり美柑も痒いのは嫌だったらしい。
自然と残された俺は、一先ず行き慣れたリビングに行って暇を潰す事にした。
暫くして、頬をお湯で赤く染めた美柑がやって来ると隣に座る。
「流石にちょっと痛かったかも」
「まぁ、最初は痛いと、良く聞くしな」
「でも、思ったよりは気持ち良かったよ」
「それは何よりだ」
『ハイパー洗脳君』で洗脳された美柑は、今自分がどれ程異常な事を言っているのか気が付いていないのだろう。
もしくは、知っていても俺に身体を好き勝手されるのが当然と思わされている所為で、一般的に正常な思考が出来ていないのか。
どちらにせよ、俺に従順で身体も進んで差出し、更に美少女と来れば文句の付け様が無い。
急に愛おしくなった美柑の肩を抱き、手を胸へと持っていく。
「ぁん、何? まだするの?」
「いや、可愛いなぁと思ってな」
「あ、……ありがと」
褒められた美柑は一瞬顔をポカンとさせた後、顔を背けて小さく礼を言ってくる。
耳まで赤くなって照れる姿も、また可愛かった。
シャワーで上がった体温が俺の腕の中で感じられ、美柑も身体をもたれかからせて来る。
髪を撫でていれば、やっと玄関からリトが帰ってくる音がしてきた。
「あぁ、ここにあった!」
「どれだけ探したと思ってるんだよ!」
どうやら片付けるのを忘れた『ハイパー洗脳君』を見つけた様だ。
一先ず、美柑の異変を知られない為に一旦離れる。
「あっ……」
残念そうに呟いた声を聞かない振りをして、リトを迎えに出た。
「それでララ、使われてたりしてないか?」
「ん~……、分かんない」
「分かんないって……」
ララの無責任な言葉に呆れているリトの前に行くと、慌てた様子で俺にも詳細を聞いてくる。
「あっ、これ、ここにあったんだけど、何か知らないか?」
「いや、珍しかったから触ってみたけど、何も無かったぞ?」
そう言って後ろから来ていた美柑に顔を向けると、頷いて同意を示した。
「うん、確かに何も無かったよ。うんともすんとも言わなかったし」
「あれ~、最初から壊れてたのかなぁ?」
「シッカリしてくれよ、ララ」
脱力して項垂れるリトを適当に慰めつつ、リビングに連れて行ってやる。
最初に俺が使ったと疑わない辺りは、少年誌の主人公らしい性格だ。
既に『ハイパー洗脳君』は用済み。
少なくとも美柑と言う性欲の発散先を手に入れた俺は、上機嫌を隠し切れない。
変にテンションが高い事で若干引かれたりもしたが、その後は何の疑いも掛けられず、普通に友人同士らしく遊び倒す。
ゲームの展開に一喜一憂している間にも、美柑の尻を触ったりしながら、この世界に転生してしまった興奮を噛み締めるのだった。
終り
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Re: No title
有難うございます!
題材としては続けられそうでもあるんですけどね。
でも、最近リクエストが溜まってしまっていてですね……。
他のリクエストを消化して、何か思い浮かべば短編として書くかも?
No title
洗脳君を使用して洗脳状態となったシーンが全くのノーリアクション、シームレスってのが良いですね
全く変わる様子が無くその実がっつり洗脳されているというのが面白かったです
にしても…物凄い執筆スピードですね…
読者としては嬉しい限りです!
六月後半の更新も楽しみにしてます(チラッ
全く変わる様子が無くその実がっつり洗脳されているというのが面白かったです
にしても…物凄い執筆スピードですね…
読者としては嬉しい限りです!
六月後半の更新も楽しみにしてます(チラッ
Re: No title
コメント有難うございます。
『実は洗脳が完了してました』ってシチュエーションも良いと思ったんですよ。
やはり、人格その物を改変するよりも、そのままで弄った方が興奮しますからね。
同人小説が大幅に遅れても良いのなら書いても良いよ!(チラッ
って言うか、それだと私が困るんですけどね!
まぁ、ぶっちゃけ、ここまで更新したら
「後は3ヶ月ぐらい更新休んで同人小説に力を入れたいわ~」って言うのが正直な感想です。
No title
3ヶ月は流石に寂しい!主におちんちんが!
かといって新作同人も楽しみなわけで…
でもやっぱりHPでのSS、読みたいです
かといって新作同人も楽しみなわけで…
でもやっぱりHPでのSS、読みたいです
Re: No title
私もここがただの宣伝ブログになるのは嫌ですからね。
なるべく更新をしたいんですけど、大量に小説を書くと気力が萎えそうなんですよ。
本当は前半に一つぐらいのペースが一番良いんです。
気力的に。
同人の方も「その1」の後半で展開に困ってる始末ですし……。
犯すまでの段階的な展開が思い浮かばないのです。
あぁ、何か天恵でも降りてこないかなぁ。
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