上白沢 慧音:催眠、レ,イプ
様々な人々が行き交う騒がしい人里の一角に、ひときわ大きな屋敷がある。
開けられた門からは無邪気に遊ぶ子供の声が聞こえ、近所に微笑ましい空気をもたらしていた。
教師を買って出ている<上白沢 慧音>の存在も、子供を預ける親の安心感を大きくしている。
彼女は半獣の妖怪ではあるが、その事実を知っている者も知らない者も誠実な性格を理解していた。
むしろ普段の性格を含めて、人里を愛している事に掛けては右に出る者もいないだろう。
おまけに人里を守る為なら、身を挺してでも敵に立ち向かう姿を見た人間も多数いるので受ける信頼は熱かった。
今も寺子屋の庭で子供達と楽しそうに触れ合っている。
だが、庭の端の方で一人だけ若干暗い表情をしている一人の子供が、そんな慧音の姿を邪な目で見ていた。
△
気が付いたら幻想郷で孤児になっていた件について……。
何を言っているのか分からないと思うが、俺も訳が分からない。
しかも催眠を掛けられる魔眼持ちとか……。
全ての切っ掛けは義母のげんこつによるものから始まる。
幻想郷での義理の両親から本当の息子同様に育てられたらしい俺だが、子供がするような悪戯をして、義母からお叱りのげんこつを受けた所為で前世を思い出してしまった。
最初こそ戻る記憶の濁流で頭を抱えて蹲る俺だったが、義母は痛みに耐えかねていると思い、その時は両手を腰に当てて叱る体勢を維持し、家の手伝いをするように行ってきたが、記憶の濁流でそれどころではなかった俺は、見上げるようにして視線を合わて思わず叫んでしまったのだ。
『自分の仕事に戻れよ!』
ーーと。
そうすると義母は目から意志の光が無くなり、力なく返事をすると身体をふらふらさせながら自分の仕事に戻っていった。
これを切っ掛けに、俺には二次制作でありがちな特殊能力を手に入れていると感じたのだ。
その後、名も知らない里の女の子にも催眠を掛けてみると、予想通りの結果となった。
試しに羞恥心を伴う、スカートを捲るなどの命令を下してみても、少女は多少疑問を持ちながらも実行に移す。
この実験によって俺の魔眼は効力こそ絶対的ではないものの、言う事を聞かせるなら十分な能力だと判断できた。
更に、ここが幻想郷だと気が付いた理由は勿論慧音にある。
義理の両親から寺子屋という聞いた覚えのある場所へ行くように言われ、最初こそ江戸時代かそこらに転生したと思っていたら、教師に慧音が出てきた。
あの時ほど驚いたのは、前世を含めてありはしない。
もっと驚いたのは慧音の身体だ。
大きく張り出た巨乳は服の上からでも分かる程のロケットおっぱいであり、ブラの線も確認できる。
下半身もむっちりしていて眼を凝らさないでもショーツが浮き出ていた。
明らかに男好きする身体は、子供になった俺の性欲を刺激して止まなかった。
そして現在、子供達と楽しく遊んでいる慧音は、大きな胸を揺らしながら追いかけっこをしている。
「あぁ! 慧音先生のおパンツ見えてる~!」
「なっ!? ば、馬鹿! どこを見てるんだ!!」
突然の指摘に羞恥心で慌てる慧音は、尻を指さして叫んだ男の子を頭突きで叱っていた。
ごすんと鈍い音が男の子と慧音の額から響くと、男の子は頭を押さえて蹲る。
あれは痛い。
子供の足下の地面が僅かに沈むほどの威力だ。
慧音の羞恥心も本気のものだろう。
「じょ、女性にパンツが見えているとか言うな!!」
「いてー!!」
「痛くしたんだから当然だ!」
蹲る悪ガキが涙目で見上げていても、慧音が胸を張る所為で巨乳が邪魔をして、きっと顔は見えていない。
そんな事があって次の日から、少し不思議な事態が発生した。
「……あれ?」
なんと慧音の服の上から下着の線が消えてしまっていたのだ。
しかし乳首は浮いていないので、ブラを含めて下着はしっかりと付けている筈。
疑問に思った俺は幸いにも確認する手立てはある。
ここは目覚め始めた性欲を発散させる為、慧音に、文字通り一肌脱いで貰うことにしようと思った。
俺も幻想郷に子供として転生しているが、やはり精神は大人なので性欲は当然ある。
折角、慧音の寺子屋の生徒という立場を持っているのだ。
これを利用しない手はないと思い、俺は慧音の下着を確認する目的以外に性欲を満足させようと思いついた行動を実行に移す。
具体的には居残り授業を受ける事だ。
寺子屋の生徒達は慧音の熱心な教育のお陰で、何気に優等生が多い。
下着の線を見つけた悪ガキでさえも、授業はきっちり受けて成績も悪くはなかった。
そんな中でワザと居残りをしなければいけない程に成績を落とせば、自然に慧音と二人きりになれる。
それに慧音なら失敗しても誤魔化しきれる自信はあるし、もしバレても頭突き程度で許してくれるだろうとの打算もあった。
丁度テストがある日に成績をワザと落とした俺は案の定、慧音の居残り授業を受けている。
「……どうしたんだ? 急に成績が落ちたぞ?」
ここだ!
そう思った俺は上目遣いで慧音に視線を合わせ、魔眼を発動させる。
内容は『自分は教師だから俺を教育する義務がある』とした。
更にそこから派生させた『俺が疑問に思う事を優しく丁寧に教えてあげる必要があり、おかしく思う内容であっても、教師としての使命が優先される』
だが、効力は未だ弱いままなので、言葉はあくまで子供っぽいイメージをしておく。
「……ごめんなさい、慧音先生。先生の下着が気になってテストに集中できませんでした」
「ん!? わ、私の所為か!?」
流石に自分の下着の所為だと言われると驚く慧音。
「どんな下着を付けてるんですか?」
「んん!? ……肩紐のないブラとハイレグのTバックだ」
清純そうな慧音がそんな下着を持っているとは思いがけない発見だ。
それはともかく、暗示の効果で慧音は仄かに顔を赤くしながらも、教師として俺の質問に答えてくれる。
「色は?」
「……黒だ」
良し!
俺が掛けた魔眼での催眠は、確実に効力を発揮している。
義理の母や名も知らぬ女の子のように催眠状態にならないのは、やはり慧音が俺より肉体的にも精神的にも強者である証拠だろうか。
まぁ、何にせよ、催眠に掛かって暗示も効いているのなら問題はクリアしたも同然。
このまま性的な知識に疎くも興味津々な生徒として、慧音を攻めていこう!
「慧音先生、言われても分かんないから見せてほしいです」
「えっ!? …………む。わ、分かった」
いくら子供とは言え俺は異性。
見せてほしいと言われれば、やはり少し沈黙するぐらいの戸惑いはあるらしい。
それでも暗示の効果で慧音の手はゆっくりと上着の裾を掴み、恥ずかしそうに顔を背けながらもブラに包まれた胸をさらけ出した。
「おぉ!!」
「こ、こら! 歓声なんて……出すな。こ、これは教師としてだな、お前の疑問を解消しようと思っての事だからな……」
出てきたのは慧音の答え通りの肩紐がない黒いブラ。
しかも上着を捲った反動で、上下にたぷんと大きく揺れた。
肩紐がなくとも、ロケットおっぱいは前方へ突き出し、まるで俺を威嚇しているかのようだ。
「下はどうなってるんですか? ハイレグって何ですか?」
「むっ……。それも……見せろと言うのか?」
「はい!」
「げ、元気だけは良いな……」
俺の言葉を聞いた慧音は胸の上部に上着を引っ掛けたまま、じわじわと手をスカートへ持って行く。
かなり躊躇をしているようであり、動きは上着を捲り上げた時と違って遅い。
「う……こ、これで、どうだ……?」
やっと出てきたのは白い太股に、辛うじて見える黒の股間。
しかし太股の付け根より上は、未だにスカートの中に隠されている。
「慧音先生、ちょっとしか見えないです」
「むっ……くぅ……」
躊躇は慧音の行動を消極的にし、スカートを掴む手も羞恥を表して鈍くなった。
俺の言葉を聞いて徐々に上がるものの、動きはやはり遅い。
やっと股間を隠す黒のショーツが見えてくれば、腰の紐は骨盤の大きく上を行き、下腹部も殆ど隠していなかった。
食い込みが激しい所為で大陰唇はぷっくりと膨らみを見せており、子供の俺でさえも興奮をもたらせる。
大変エロい物だが、慧音はこれを下着の線が出ないから、という理由で着用していたのか。
反り立つ陰茎を何とか押さえつつ、次なる純粋な疑問を投げ掛ける。
「触って確かめても良いですか?」
「むっ…………、良いぞ」
やはり能力が低い所為で慧音の躊躇はかなりのもの。
暗示の効果自体は効いているので、教師としての仁義が俺の行動を受け入れる。
了承を得た俺の興奮は留まる所を知らず、立ち上がる瞬間に陰茎の位置を修正して慧音の前へ近寄った。
「それじゃ、触りますね……!」
「あ、あぁ……」
興奮で震えそうになる手を抑えながら、俺は慧音の前方へ突きだした巨乳へ手を重ねる。
「んっ……」
子供になった手では大幅に胸の方が大きく、軽く揉んでみても巨乳の柔らかさと慧音の暖かい体温が感じられた。
胸が大きすぎる所為で心臓の鼓動自体は感じないものの、それでも呼吸する度に上下する胴体の動きで、手に巨乳が押し付けられるような感覚がある。
巨乳は俺の子供の指を制限無く飲み込もうとするかのように、その柔らかさを誇示していた。
俺が少し指を動かして揉む度に胸本体は波打ち、ロケットおっぱいを維持するだけの堅さも見せる。
ワザとブラの中で乳首が擦れるように手を動かせば、慧音の顔には快感らしきもので頬を赤く染めた。
巨乳を揉んでいると、慧音の方から限界の言葉が出てくる。
「も、もう……」
「はい。次は下を触らせてくださいね」
「えっ!? …………わ、分かった」
慧音の言葉に俺は一旦巨乳から手を離し、なるべくキラキラした眼を維持しながら次の目的を言う。
長考の後には、暗示の効果で教師としての仁義が優先されたようだ。
スカートを持ち上げる手はそのままに、俺が触りやすいように肩幅に脚を広げる慧音。
動きは決して速いものではなかったが、確実に生徒である俺への配慮を見せた。
俺は屈んで下から見上げるようにして持ち上げられたスカートの中を覗く。
食い込みの激しいショーツは脚の付け根と大陰唇の間にキツく入り込んでおり、性器を更に肉厚にしている印象だった。
「触っても良いですよね?」
「う、む……良いぞ」
慧音の迷いの末の許可を貰ったので、俺は再び慧音の身体へ手を伸ばす。
指先が大陰唇に接触すると、流石に腰をぴくりとさせる慧音。
「ん……」
大陰唇は胸以上に柔らかく、熱さを帯びていた。
指を押し込めば簡単に指先を食い込ませ、秘裂はショーツの下から割れ目を広げる。
その広がった割れ目に指を挟ませると、片方の大陰唇を引っ張ってみた。
「んん……」
性器をイジられる慧音は俺の指が動く度に腰を微妙に動かし、刺激に何とか耐えているようだ。
食い込みの激しいショーツは淫核を浮かび上がらせ、膣口がある辺りからは愛液が滲み出す。
左右の大陰唇を外側から摘んでみると、滲みも濃くなって滑りが徐々に広がってきた。
今度は秘裂を広げて、クロッチを割れ目の中へ張り付けてみると小陰唇が浮かび上がり、ショーツごと引っ張ってみる。
「んくぅ……!!」
流石に少し痛みがあったのか、慧音は苦痛の声を漏らした。
それならと思った俺は目立っていた淫核を摘み、捏ね回す。
「ふぅっ、ん……」
すると、明らかに快感を含んだ声色へ変わり、クロッチを染める愛液もより一層濃くなった。
今度は指を膣口に少しだけ差し入れようとしとした時、慧音から制止の言葉が掛けられる。
「も、もう、そろそろ、良いだろう……?」
「ごめんなさい、慧音先生」
「い、いや。勉強熱心なのは良いことだ」
羞恥に震えていた声を聞いた俺は、慧音の顔を見る為に一旦離れた。
巨乳に阻まれていた顔が見える距離に離れてみれば、羞恥で頬を染め、涙目になった慧音の顔が見える。
相当の羞恥心が慧音を襲っていたようで、普段の性格を知っている者からすれば、まるで子羊のような弱さを想像させただろう。
「も、もう終わーー」
「今度は女の人の身体の仕組みを知りたいです!」
「なっ!?」
スカートを捲り上げながら絶句する慧音。
驚きで目を見開いた後、恐る恐る俺に詳細を訊ねてきた。
「それも……み、見せるのか?」
「はい! 全部見たいです!」
「ぜ、全裸になれと言うのか……!」
なるべく子供っぽく、なおかつ元気良く返事をすると慧音は視線を泳がせて大きく躊躇する。
流石に下着を脱いで全裸になるのは慧音にとっても恥ずかしいらしいが、暗示として掛けた教師としての使命と、羞恥心の間で心が揺れているのを感じた。
ぶつぶつと声にならない声で戸惑いと羞恥心が、暗示の効果と戦っている。
「いや……しかし、教師として……いやいや……大人として……!! くっ、どうすれば……!!」
しかし暗示の方が若干強かったようで、迷いを見せる表情から意を決した顔に変わった。
「よし! 分かった!」
威勢の良い声と共に頬を更に赤くして、上着を完全に脱いだ。
それからスカートを下ろすと申告通りの下着を着た慧音が現れた。
肩紐のないブラは背中から胸へ一周してロケットおっぱいを隠しており、下半身は腰紐が、本当に紐の食い込みの激しいハイレグのショーツを履いている。
真正目からでも尻の方はTバックであるのが分かり、少し屈んでみれば尻の肉が生で見れた。
慧音は俺の視線を気にしながらも、今度はブラとショーツも脱いで遂に全裸となる。
「こ、これで良いか……?」
下着が落ちた音と慧音の声で、俺は改めて全裸になった姿を見た。
真正面からは当然ながらじろじろと舐るように全身を見つつ、慧音の周りを回っていく俺。
横から見れば胸は前方へ大きく突き出ており、なおかつ桜色の乳首はピント正面へ向いている。
尻は肉付きが良く安産型だった。
そして後ろへ回れば、長い髪に隠れてはいるが綺麗な背中が見え、肩は羞恥で震えている。
横へ再び回れば反対側の巨乳と尻が現れ、正面へ戻ってくると僅かに左右へ広がった巨乳と股間を交互に見つめた。
すると、羞恥心の限界にきた慧音はおもむろに胸と股間を隠し、顔を恥ずかしそうに俺から背ける。
「……先生、どうして隠すの?」
「そ、れはだな……。そうだな、か、隠すのは……良くないな……」
俺の言葉を聞いて羞恥心よりも再び暗示の効果が上回り、全身を震わせながら胸と股間から腕を退けて身体を見せてくる慧音。
俺の視線を受けて羞恥に震える胸は、部屋の寒さか精神的に寒さを感じているのか、鳥肌が立ってきた。
乳首は鳥肌に釣られて固くなってきて、大半を乳輪に埋まっていた所が尖り出てくる。
「う~ん……」
「ど、どうした?」
「先生、ここはどうなってるんですか?」
「こ、ここ……って!」
俺が指さしたのは当然慧音の股間。
陰毛が生えている下腹部に、綺麗な大陰唇。
先程イジった所為で淫核は包皮から出ており、卑猥な姿を晒している。
その上、秘裂は僅かに開き、小陰唇が少しだけ見えていた。
「……っ!」
見せる行為が続いた所為か、慧音は何も言わずに腰を床へ下ろすとおもむろに脚を開いて股間を俺へ見せてくる。
それだけに留まらず、手はゆっくりと股間へ向かい、指で大陰唇を開いた。
流石に羞恥の極みに居る慧音の手は震え、顔は恥ずかしそうに背けられる。
顔を出した淫核どころか小陰唇に、愛液を僅かに流す膣口を晒して処女膜すら見えた。
「よく見えますよ、慧音先生」
「っ!? ……」
俺が改めて言葉にすると、慧音は身体を小さく跳ねさせるも指は大陰唇を広げたままの姿勢を崩さない。
見るだけでは俺も欲求を抑えられた状態なので、次の段階へ進む事にする。
「慧音先生、触ってみても良いですか?」
「あ、あぁ、良い、ぞ……!」
何度も触って確かめられては、俺の言葉も予想の範囲だったのか、躊躇を全面に表しながらも承諾する慧音。
顔は真っ赤に染められ、背けられているのは変わらなかった。
とりあえず許可は得たので、慧音の広げられた脚の間に膝建ちになった俺は手を近付けていく。
慧音は自分の股間へ進んでくる俺の手を、薄く開けた眼で見る。
そこにはやはり羞恥心が伺え、教師として、と言うか女として異性に股間を触られそうになっている状況に戸惑いすら見え隠れしていた。
俺の指が広げられた大陰唇を通り過ぎ、いきなり膣口へ指先を突っ込まれると、慧音の腰が大きく跳ねる。
「んっ!?」
即座に愛液が出迎えると、ぬるりとした感触と膣内の熱い感触があった。
慧音の顔を見ながら指を小さく出入りさせると、悶えるように言葉を口内で籠もらせる。
「んんっ、んっ、んぁっ!」
子供の俺の指でも強く締め付けを返してくる膣口は、出入りを繰り返す動きに合わせて秘裂から顔を出しては膣内に入り込んでいた。
淫核は完全に包皮から露出しており、性的な好奇心を強くした俺は摘んでみる。
「んっ!?」
その瞬間、慧音が腰を大きく跳ね上げると、巨乳をも揺らした。
淫核を摘んだ指を動かし、捏ね回すと腰の動きは小さな痙攣に変わり、全身を揺らす。
摘む淫核は俺が刺激を送る程に固さを増し、露出した膣口から漏れ出す愛液の量も大幅に増えていった。
「んっ、んんっ、ん~!!」
教師として喘ぎ声だけは出さないと決めたのか、唇を強く閉じる慧音。
鼻から漏れる吐息は甘い快感を含んでおり、女としての快感を我慢している様子。
俺は指を動かす手を止めず、淫核を強く捻り、膣口へ軽く出し入れを続ける。
「ひぐっ!?」
すると突然、指を締め付ける膣口が強く収縮し、秘裂から潮が軽く吹き出す。
小さな痙攣は尻から全身へと回り、揺れる巨乳は乳首を痛そうな程に尖らせて性的な興奮を表していた。
背けていた顔も思わず正面を向き、顎が若干上がると絶頂に耐えるように歯を食いしばっている。
暗示によって誘導された教師として生徒の疑問に答えなければと言う使命と、羞恥心の狭間で悶えた結果、快感が大きくなったのかもしれない。
一通りイジり回して、愛液も十分に秘裂に中へ広がったと思った俺は、更に突っ込んだ質問をする。
「慧音先生」
「んはぁ……な、なんだ?」
慧音は快感を逃がすように大きく吐息を吐き出し、純粋に教師としての仁義を思い出す。
「赤ちゃんはどこから来るのか教えてください!」
「なっ!?」
これには慧音も大きく驚く様子を見せた。
股間に跪く俺を見開いた眼で凝視した後、再び視線を泳がせてどうすればいいのかを考えて居るみたいだ。
しかしここで能力が切れては努力した意味がない。
そう思った俺は慧音の戸惑う視線が俺の目と合った瞬間、魔眼の力を全開にさせた。
重ね掛けする暗示は『これは教師としての信頼を裏切らない為』だとする。
これを迷う心に直撃された慧音はグッと唇を噛んだ後、意を決した雰囲気を漂わせ、俺へ真面目な顔を向けて口を開いた。
「……分かった。そ、それじゃ服を脱ぐんだ」
「は、はい!」
あくまで初な反応を維持しつつ、決心した慧音の言う事を聞く俺。
質素な上着を脱ぐと子供らしい頼りない上半身が現れる。
慧音はそんな俺を優しくも羞恥に満ちた表情を浮かべつつ、次の行動を見守ってきた。
それからズボンを脱ぐと大人顔負け以上の陰茎が出てくる。
「っ!?」
正直言って前世よりも大きな陰茎は、固く反り立ち既にカウパー液すら滲ませていた。
慧音の視線は俺の陰茎へ釘付けにされ、ごくりと緊張と一緒に生唾を飲み込み、頭を振って小さく呟く慧音。
「これは教育なんだ……! 邪な考えは捨てろ……!」
性的に期待を示す身体からの欲求を、教師として教育する為と免罪符を打つ。
俺も知識は持っているが、今回はあくまで無知の生徒を演じているので先の行動に移れない。
陰茎を挿入して快感のままに慧音を蹂躙したい気持ちを抑え、言葉を待つように棒立ちになっていた。
「ふぅ……はぁ……よ、良し! そ、そのまま立ってるんだぞ?」
「は、はい!」
息を整えて自分に気合いを入れた慧音の言葉に期待を込めた返事をすれば、相変わらず躊躇しながら俺の陰茎へ手を伸ばしてくる。
身体を動かすごとに巨乳は大きく左右に揺れた。
尖った乳首を下に四つん這いで俺へ近寄り、手の届く距離まで来るとおもむろに陰茎を掴む。
「うっ……」
「ふぅ……はぁ……」
慧音は緊張と肉体的な興奮で俺の反応を見ている暇がないらしく、少し冷たい指で大人以上の太さと大きさを持つ陰茎の感触を確かめてきた。
握る細い指には力が僅かに入り、そのまま小さく上下に扱く。
自分で触るよりも強い快感に亀頭の張りは増し、カウパー液が鈴口の裏筋を伝わって慧音の手に付着した。
今まで慧音からの女のフェロモンしかなかった部屋の中に、男の性が漂ってくる。
そんな中で慧音の顔が陰茎に近寄り、整える呼吸の吐息が掛かるまで接近すると口を大きく開けて亀頭を咥え込んだ。
「あむっ……」
「うぉっ!?」
強い雄の匂いを口内から取り入れた慧音は、一瞬だけ眼を惚けさせる。
しかし暗示の内容を即座に思い出し、教師として生徒の信頼に応えるという強い思いを蘇らせた。
そして亀頭を咥えた慧音の頭が徐々に下がっていく。
「んむぅ~ーー」
「おふぁぁ~……!」
熱い口内では舌が出迎え、唾液が陰茎の乾いていた箇所に塗りたくられていった。
鈴口から漏れていたカウパー液は弾力のある舌で舐め取られ、裏筋から亀頭に向かってザラザラした感触が通り過ぎる。
唇で竿は圧迫され、慧音が頭を更に押し込めば徐々に口内へ陰茎その物が咥えられていった。
下手な大人よりも大きい所為で慧音の顎は殆ど全開にされてしまい、閉じきれなかった唇の端から唾液が漏れ出す。
「き、気持ちいいです……!!」
「む、じゅる~ーー!!」
俺が快感の言葉を発しても、慧音の頭は止まることはなかった。
亀頭の先が口内で舌の付け根まで到達すると、慧音の頭は止まり、今度は引かれていく。
陰茎の下側をピッタリと張り付く感覚は間違いなく舌であり、熱くも弾力のある感触が包んできた。
裏筋で舌の腹を削る感覚は、大きな快感となって俺を襲う。
一往復だけでも前世を含めて初めて感じる快感は、陰茎をより太くさせた。
「っ!?」
童貞の俺もこのままでは精液を無駄打ちしてしまいそうなので、そろそろ自ら行動に移そうと思う。
快感に思考を焦がせながらも、何とか子供っぽい言い訳を考える。
「うくぅ、気持ちいい! 先生にもやってあげるね!」
「あっ!? 何を!?」
陰茎を口内から無理矢理に抜いた俺は慧音を押し倒し、先程よりも愛液の分泌が激しい大陰唇へ顔を近付けて舌を出した。
そして淫核から割れ目の中を沿って舐め上げる。
「れろ~……」
「んふぁっ!?」
愛液は陰茎に直撃する味であり、舌の弾力の向こうに大陰唇の熱さが感じられた。
小陰唇を絡め取って弄ぶように舌を動かし、同時に慧音へ快感を送る動きを繰り返す。
膣口に舌先を入れると軽く出し入れを繰り返しては、愛液を僅かに引き出してから淫核へ吸い付く。
「ふぁっ!! 駄目だ! あぅっ!!」
快感に喘ぎ声を出す慧音は、押し倒された姿勢のままで頭を上げて快感に思考を焦がす。
丁度、69の体勢になっているものの、慧音は陰茎を握っているだけ。
俺の腹には巨乳を押さえる感触があり、先端には固くなった乳首の尖り具合さえ感じられた。
秘裂の中を舐め回す程に愛液は漏れ出し、淫核は更に固さを増す。
試しに淫核を甘噛みしてみれば、慧音は腰を大きく跳ねさせた。
「んひぃっ!?」
膣口は激しい痙攣を繰り返し、愛液は吹き出す。
「も、もう……!」
すると、慧音も快感の限界を迎えたのか、反撃の為なのか、俺の下半身を抱いて仰向けにさせてくる。
頭を俺の股間から上げた慧音は、膝建ちになると仰向けになった俺を見下ろした。
快感に惚けても教師として真剣な表情を浮かべているが、やはり目覚めさせられた女としての欲求が見え隠れする。
何をするのかと期待の視線を俺が向けていると、眼を潤ませた慧音は口を数度閉じては開きを繰り返し、意を決した様子でキッと視線を鋭くさせた。
そして慧音が言い訳じみた言葉を放つ。
「良いか? これからすることは、子孫繁栄に欠かす事の出来ない大切な勉強だ!」
「う、うん!」
「決して面白おかしくしゃべり回らないように。分かったな?」
「は、はい!」
快感に惚けた視線を俺へ向けながらも、表情だけは教師としての威厳を保とうとしているのが即座に分かる。
だが、その表情も腹に横たわっている陰茎を掴み、垂直にさせると女としての性が刺激されたらしく生唾を飲み込んだ。
「ごく……」
陰茎を握りながら唾液の滑りを確認し、ゆっくり俺の股間へ跨がった慧音が、亀頭と開いた大陰唇を接触させる。
「ふっ、ふぅ……」
一息大きく付いた後、陰茎の根本めがけて一気に腰を落とした慧音。
捕まれていた陰茎は全てが慧音の膣内に納められ、熱いヒダに舐め回される。
途中で膜を破る感触さえあったが、そんな事はフェラ以上に大きな快感で思考の端から流された。
唾液に塗れていた陰茎はぬるりと、愛液溢れる慧音の膣内に突っ張る事なく入り込む。
最奥では僅かに子宮口を押し上げるか固い感触を受け、慧音は若干苦しそうな吐息を漏らした。
「こはっ……」
それでも慧音は教師として、年上として何とか吐息を飲み込んだ。
一気に根本まで咥えた腰を徐々に上げていく慧音も、膣内を削られる感覚に大きな快感を受ける。
「あぁ!!」
慧音は髪を振り乱し、自分の身体を抱きしめながら顔を天井へ向けた。
竿が膣口を引きずりながら出てくると、処女膜の名残さえも俺のカリが削り取る。
亀頭を舐めるヒダは陰茎が抜けていくと同時に、鈴口の前で壁となるかのように強い締め付けを返してきた。
カリと竿の付け根にある凹みにさえもヒダが入り、愛液を塗り替えしながら蠢く。
ぐにゅりと形を亀頭で変えられながら竿に張り付き、舐めてくる。
亀頭が竿から出てくる寸前になると、慧音も膣内の圧迫感が消えていくのを感じて、今度は脚の力が抜けるように再び陰茎を飲み込んだ。
「んぁぅ!?」
「はぁっ!?」
互いに快感の声を漏らし、俺は無意識に腰を使ってしまう。
「あぁっ!? 駄目だ! わ、私が動くから!!」
突然動き出した腰を押さえつけるように、股間を俺の下腹部へ打ち付けてくる慧音。
しかしその反動は、返って下にある俺の腰を上下に動かさせた。
陰茎は快感で増量したカウパー液を子宮口へ付着させる。
自分が動く毎に胎内の最奥を突き上げられる感触は、慧音の動きをより速くさせた。
「くはっ! あぁっ! んはっ!!」
俺は今まで経験した事のない快感に陰茎を包まれ、意志を無視した動きが前後の痙攣となって慧音の膣内で繰り返す。
「あぁっ! ふぁっ! んあぁっ!!」
上下に激しく動く慧音は巨乳をだぷんだぷんと大きく揺らし、俺の視界すら楽しませてくれた。
俺の思考は陰茎からの快感でまともに動いてはおらず、視線の先に魅力的な固まりが激しく動いている程度にしか感じない。
無意識に腰を上下に動かすと同時に手も慧音の太股を撫で、汗ばんだ肌触りを楽しんでいたようだった。
慧音も俺の陰茎に膣内を掻き回される感覚に大きな快感を感じ、もはや思考は働いていない。
完全に陰茎を味わい、子宮口を押される刺激に夢中になっていた。
ぐちょぐちょと粘液を掻き回す音が二人きりの教室に響き、耳からも快感じみた音と嬌声が入ってくる。
それと同時に陰茎は膣壁によってヒダを押し付けられ、カリが膣内を蹂躙した。
慧音は自ら腰を動かして快感を貪り、上下だけではなく左右の動きを付け加えてくる。
「あっ! 中が、掻き回される!!」
「うっ、ふぅっ!」
膣内から溢れ出る愛液は俺の下腹部を大きく濡らし、慧音が陰茎を根本まで入れると僅かに滑って子宮口の辺りを不規則に拡張した。
それでも強い締め付けはヒダを隙間無く張り付かせ、カリに激しい抵抗を示してくる。
「あっ! も、もう! 駄目だ!!」
「んくっ! あふっ! け、慧音先生!!」
そして慧音の快感は限界を迎えたらしく、最初に陰茎を咥え込んだ以上に勢いよく俺の下腹部へ股間を叩きつけると、急に動きを止める。
秘裂は潮を噴き出し、膣内では激しい痙攣を繰り返し、絶頂に達した事を知らせてくれた。
亀頭は慧音の子宮口へ食い込み、最奥の更に奥を突き上げる。
俺も快感を溜めた状態でヒダの蠢きと締め付けを繰り返し受けてしまえば、精液が尿道を勢いよく駆け上がった。
「出、るーー!!」
吐き出される精液は子宮口に直接吹き掛けられ、慧音の絶頂を後押しする。
背中を反らせ、巨乳を前へ突き出しながら絶頂へ達する慧音は、硬直する全身を小刻みに震わせて快感に身を焦がす。
「ん……はぁ……」
吐き出される精液は量があり、粘りも普通よりは多い気がした。
慧音が膣内に溜まっていく熱い感覚に、甘い吐息を吐き出す。
「ま、まだ、出てる……!」
膣内で陰茎が痙攣すれば愛液に滑るヒダの間を掻き分け、亀頭は射精の途中であっても新しい刺激を受けた。
睾丸から生成された精液が全て慧音の子宮に吐き出されると、陰茎の痙攣をやっと収まっていく。
「ふわぁ~……」
ある意味満足気な吐息を吐き出した慧音は、全身の痙攣をゆっくり治め、下に居る俺へ倒れ込んできた。
巨乳は俺の肩の辺りで潰れてしまい、慧音の頭は額を床へ付ける。
俺も射精をして慧音の子宮口に精液を吐き出してから、魔眼の力が大幅に向上したのを感じていた。
慧音このままにしては普段の態度にも変化が出るかもしれないので、早速慧音の記憶を改竄しておこうと思う。
射精で抜けた力を駆使して乗っ掛かってきている上半身を押し返した俺は、半開きになって快感に惚ける慧音の視線へ魔眼を合わせた。
それから俺と性行為をしたという記憶を封印しつつ、いつでも慧音の身体が使えるように暗示をかけておく。
これで性欲が溜まった時に、寺子屋へ来れば慧音が使えるようになった筈だ。
「ふぅ……。しかし、慧音を犯して能力が強化されるなら、他の原作キャラを犯しても強化されるのかな……?」
とりあえず上に倒れ込んできている慧音を何とかしなければと思い、魔眼を鍛える為にも犯す相手と接点を作らなければならないな。
そう思いつつ、俺は慧音の熱くなった体温と胸の柔らかさ、そして未だに陰茎を咥え込んでいる膣内の快感に浸りながら、今後の行動課題を決めるのだった。
終わり
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