東方双子録 第二幕 その5
早苗を犯した後、双子は茶屋で休憩を取っていた。
「阿求さんってどんな人かな?」
「さぁな~。でも、可愛い人とかだったら良いな」
「うん」
地図を片手に団子を食べつつ、色んな妄想に浸る双子。
やれ知的で背の高い美人だの、やれ小柄で可愛い女の子だの。
とにかく色んな人物像を想像していた。
咲夜から聞いていた情報だけでは、色んな意味で想像が膨らむのだ。
そして一番興味があるのは、やはり身体。
双子にとっては巨乳の方が悪戯のやりがいがあるので、貧乳ではある意味困る。
ただ、嫌いではないがイジり甲斐と言う意味では、巨乳の方が良いと思っている節があった。
「まっ、行って会ってみれば分かるだろ」
「そうだね」
代金を支払った双子は体力を多少は回復させ、阿求邸へ向かう。
道すがら地図を頼りに、もはや歩き慣れた土の道を進み、人里にある一角を目指す。
見えてきたのは周りの民家と比べて、ひときわ大きな屋敷。
長い塀もさることながら重厚感漂う門に、『稗田』の立派な表札。
咲夜に渡されたメモを見ながら確認する双子は、思った以上の大きな屋敷に物怖じしてしまう。
「こ、ここだよな?」
「う、うん」
思い切って門を叩いてみると、すぐに使用人が出てきた。
「あら、あなた方は……?」
「えっと、阿求さんに呼ばれたんですけど……」
兄の答えに覚えがあったのか、女中らしき人物は思い出したように頷いて門を大きく開ける。
咲夜から教えられた話は既に通っているようで、快く受け入れてくれた。
「例の双子さんですね。どうぞ中へ」
「あっ、はい」
「分かりました」
流石の双子も初老の女中には手を出そうとは思わず、素直に敷地の中へ入っていく。
門の外から見た通りに庭は広く、屋敷その物が双子が住んでいる長屋の何百倍もありそうだった。
門から屋敷の入り口まで比較的遠く、少し歩かなければならない。
由緒正しき豪華な庭を抜けると、門に負けない程に豪華な屋敷の入り口が近付いてくる。
双子はここでも圧倒されながら緊張していると、女中は微笑みながら双子に声を掛けた。
「ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
「う、うん」
「でも、こんな大きな家を見たのは初めてだから……」
「まぁ、幻想郷でも屈指の広さを誇りますからね。仕方がないかもしれませんが」
広さに圧倒される双子に若干困り気な女中。
しかし兄は何とか気分を変えようと、女中に阿求について質問をする。
「あ、阿求さんって、どんな人ですか?」
「そうですね~……。まぁ、お会いになられれば分かりますよ」
女中は含み笑いをしながら質問の答えをはぐらかした。
その悪戯好きそうな仕草に、疑問を募らせる双子は思わず互いの顔を見やる。
阿求の印象がどんどん謎の人物になっていくと同時に、双子と女中は玄関に着いた。
重々しい音を立てながら引き戸を開けると、これまた豪華な玄関が目に入る。
用意された室内用の履き物を履くと、双子は再び女中の後をついて行く。
「すごい……!」
「豪華だね」
「うふふ、有り難う御座います」
縁側を案内される双子の目に入るのは整理された日本庭園。
松や池に鯉など、現代社会では実現がかなり難しい規模で広がっていた。
暫く歩く程に長かった縁側を進んでいる途中、女中が止まる。
「ここでお待ちですよ」
「あっ、はい」
「ありがとうございます」
「いえいえ、私の役目なのでお気になさらず」
相変わらず微笑みを絶やさない女中は、緊張もあるだろうが礼儀正しい双子に優しい気分を感じていた。
そして女中は用が済んだとばかりに背中を向けて去っていく。
残された双子は本当に部屋の中へ入ろうかと迷っていると、中から入室を促す幼い声が聞こえた。
「そんな所でぼんやり突っ立ってないで、早く入ってきたらどうですか?」
『は、はい!』
余りにもぞんざいな言い方に、双子は先ほどの女中との違いで驚きを隠せない。
思わず二人同時に返事をしてしまい、慌てて障子を開けた。
「まぁ、障子すら静かに開けられないのですか?」
「あっ……ごめんなさい」
「ごめんなさい」
嫌みったらしい言い方を聞いて、反射的に頭を下げる双子。
それから頭を上げると、初めて室内に居る人物を認識した。
「さて、こんにちわ。私は稗田家当主の稗田阿求です」
目の前にはおかっぱ風に切り揃えた、少し紫色の髪に花の髪飾りを付け、緑色を基調とした着物に、花柄が添えられている黄色い羽織を着ている少女が居る。
外見が自分達と差ほど変わらない事に驚いた双子は、ポカンと揃えて口を開けた。
「何ですか、その間抜け面は。自己紹介もまともに出来ないのですか?」
「あっ、ご、ごめんなさい……」
「謝罪ではなく自己紹介を聞きたいのです」
そうして促され、やっと自分達の名前を言った双子は、阿求と名乗った人物を盗み見る。
今は双子の方は見ておらず、なにやら巻物に筆を走らせていた。
阿求は畳に正座で座っており、立っている双子からは少し覗き込めば自分達の名前らしきものが書かれていると分かる。
少し難しい書体であるものの、自分達の名前は分かった。
しかしその下に書かれているのは殆ど分からず、兄と弟は揃って首を傾げる。
「何書いてるんだろ?」
「さぁ? 分からん」
「あなた方の情報を記録しているのですよ」
小声で喋っているつもりであっても静かな室内である為、阿求には丸聞こえであった。
「いつまでも突っ立ってないで、そこに座ったらどうですか」
「は、はい」
「わ、分かりました」
再び促された双子は、低い机を挟んだ阿求の正面へと座る。
その間にも阿求は筆を走らせ、双子の情報を書き込んでいった。
暫くもしないで一段落したのか、顔を上げた阿求は双子それぞれに視線を送り、質問を始める。
「それではいくつか聞きたい事があります」
『は、はい!』
余りにも高圧的な態度で再び双子は揃って返事をしてしまった。
阿求の質問は多岐に渡り、女中がお茶を持ってきた事さえ気が付かない程の質問責めにあう。
「なるほど、ではあなた方も親に捨てられたのですね」
『っ!?』
いい加減辟易してきた頃に、阿求は双子の地雷を踏んでしまった。
「何ですか? 親に捨てられる程度の事なら人里でも珍しくないですよ」
そうは言っても双子にとっては悲しい出来事に変わらない上、忘れたい物事でもある。
高圧的な態度も手伝って、阿求に対する双子の印象は下降の一手を辿っていた。
そして思いついたのは、いつもの悪戯。
おもむろに立ち上がった双子は無言のまま、阿求の両側へ回ると身を寄せるように座った。
「何ですか?」
「いや、近い方が聞き易いかなと思って」
「耳は十分に聞こえてますが?」
「それでも、近い方が良いでしょ?」
「まぁ、聞き易い事は確かですが……」
渋々双子の言い分に納得した阿求は筆を走らせ、情報を記録していく。
「それで、んっ!? 将来は--」
と、阿求が声を詰まらせたのは、胸を触られた所為。
同時に双子はある事柄に気が付いた。
「あれ? おっぱいが固い?」
「本当だな」
「何を言っているのですか」
阿求にとっては意味の分からない言葉を発したと認識される。
胸が固いと感じた双子は、もはや阿求の嫌みな質問など忘れてしまい、胸への探求を最優先に考え始めた。
幼い知識欲は、純粋に固い胸の謎を解く事に注がれる。
その欲求は、無許可で阿求の着物を剥ぎ取るまでに高まっていた。
「っ!? 将来は、な、何になるつもりですか」
「あっ! 早苗姉ちゃんと同じ物付けてる!」
「本当だ! 乳首も立ってる!」
ぎゅうぎゅうにサラシで締め付けられた胸は、双子の手が着物の上から撫でただけで、乳首の影を見せる程に敏感な反応を見せる。
嫌みな質問に対してやり返す為に始めた悪戯も、既に性的な好奇心に取って代わられ、双子は目の前に出てきた突起を摘んだ。
「んふぁっ!?」
若い内に転生を繰り返す阿求は、身体が双子と同じような大きさであっても性感体が早熟しており、少し固くなった乳首を摘まれただけで嬌声を放つ。
イジられる乳首は双子の手によって尖り、更にサラシを下から持ち上げる。
敏感な性感体を摘まれた所為で、阿求の身体は急速に体温を上げ始めて白い頬を性的な快感で赤く染めた。
するとサラシで押し固められている胸も張りを増したのか、双子が揉んでみれば多少の柔らかさが感じられる。
「これ取ったら、おっぱいどうなるのかな?」
「取ってみようよ!」
「分かった!」
兄は弟の提案を受けて自分の方にあったサラシの結び目を解いた。
途端にサラシは勝手に押し上げられていき、固く締め付けられていた胸が大きくなっていく。
それに伴ってサラシも解かれていき、隙間から白い肌の胸が見え始めた。
「っ!?」
「わぁ!」
「おっきくなってきた!!」
「な、にを驚いて、いるのですか」
呆れたように筆を走らせ続ける阿求は、自分の格好がどれだけ卑猥な物になっているか認識していない。
何せ解かれたサラシの合間からは白い巨乳が肌を見せ、尖った乳首は落ちそうになっていた布を引っ掛けているのだ。
双子の性的な好奇心が阿求の巨乳を暴き、更には卑猥な光景を作り出す。
押し付けられていた巨乳を双子は持ち上げるようにして、下乳を触る。
「重い……!」
「柔らかい……!」
手首に掛かる重量はまさしく巨乳であり、双子と同じような年齢である為、阿求が背筋を正していても前へ突き出す形になっていた。
双子は下乳を撫でつつ、現れた色素の薄い乳首を目指して手を動かしていく。
巨乳は張りと柔らかさ故に、下乳の形を双子の手の形に変える。
「んふぁ……そ、それで--」
あくまで淡々と質問を続けようとする阿求であっても、胸からの快感は言葉を詰まらせる。
双子の手が乳首へ到達すると、兄と弟は視線だけで合図をして親指と人差し指で強く摘む。
『えい!』
「んひゃっ!?」
息の合った性的なやり返しを受けた阿求は、思わず筆を巻物の外へはみ出させてしまう。
「ぅく……あ、あら、私とした事が……! 失敗です」
双子によって摘まれた乳首はコリコリと捏ねられ、持続して阿求に快感を送っていく。
その度に巻物を走る筆は振るえてしまい、難解だった字が更に分かりづらくなってしまった。
性的な刺激を受け続ける胸もサラシから解放された時よりも張りを増し、少し固さを感じる程度まで興奮を溜め込んでいく。
前へ張り出す形になっている胸を真正面から掴んだ双子は、片手で思いのままに揉み解していった。
余りの大きさと、柔らかさの中に弾力という固さを感じた双子の陰茎も、急速に固くなっていく。
「んっ……あっ……ふぁっ……」
快感に敏感な反応を見せる阿求は既に筆を止めてしまっており、無意識ながらにも胸を揉まれる刺激に浸っている。
顔は巻物から上げられて正面を向き、眼も薄く開けられて潤みを見せていた。
半開きになった口からは小さな喘ぎ声が、双子の胸を揉む間隔で吐き出さる。
そんな、歳を考えれば不相応な色っぽい反応を見た双子の陰茎は、胸を揉んだ時より固さを増し、ズボンの中でカウパー液を滲ませた。
「阿求さん、質問しなくて良いの?」
「何でも答えるよ?」
「んぁっ、い、良い、んひっ、心、掛けです……ふぁっ!」
嫌みったらしかった阿求が自分達の手で快感に翻弄されるのを、ニヤつく表情を隠さないで左右から見つめる双子。
巨乳を揉む手は激しさを増し続け、乳首も乱暴に抓られた。
性的に敏感な身体を持つ阿求にとっては多少の痛みさえも、性感体からの刺激であれば快感として変換される。
摘まれた乳首は痛い程に尖り、赤みを増してピンク色に染まった。
下半身でも阿求はモジモジと太股を擦り合わせ、秘裂への刺激を求めているかのようだ。
「ひぁっ!? あぅっ!! ぅん!!」
もはや乳首からの刺激で嬌声しか発しなくなった阿求は、筆を手から離してしまって巻物に大きな染みを作った。
完全に快感の虜となってしまった様子に、双子は顔を見合わせて巨乳を押しながら阿求を畳へ押し倒す。
阿求が半分以上倒れかけると、乳首を引っ張って勢い良く倒れるのを防ぐ。
引っ張られた巨乳は、縦に長く伸ばされた。
しかもその強い刺激すら快感として阿求に送られてしまい、大きな喘ぎ声となって室内に響く。
「んひぃーー!!?」
そして摘みきれなくなった双子の手は乳首から離れ、阿求は畳に軟着陸する。
巨乳はたぷんと大きく揺れても、十代の若さで天井へ向かって乳首を向け、横へ広がらず、大きなお椀のような形となって胴体の上に乗っている。
「おぉ……!」
「凄い、おっきい……!」
「あ……あひっ……」
「あっ! 阿求さん、もう股を濡らしてる!」
「本当だ!」
次に双子の目を引いたのが阿求の袴。
股間部分は駄々漏れになった愛液で股間部分が塗れており、袴の色を濃く変えていた。
仕返しという免罪符を得ている双子は何の躊躇いもなく袴を捲り上げ、阿求の下半身を露出させる。
「パンツも透けてる!」
「うん!」
陰毛が全く生えていない下腹部が解放されているローライズのショーツは、クロッチ部分が透けて大陰唇どころか包皮から顔を出した淫核さえも透けさせていた。
兄は更なる興味を持って淫核へ手を延ばし、弟は同じように秘裂へ指を食い込ませる。
「あひぅ!?」
「ぬるぬるしてる!」
「こっちは乳首みたいに固いぞ!」
双子は楽しそうに阿求の性器をイジり回す。
乳首と同様に固くなった淫核は兄の指によって捏ねられ、愛液を膣口から吹き出させる。
弟も遊び半分でショーツの上から大陰唇を開いては閉じるを繰り返し、胸以上に柔らかく熱い感触を楽しんだ。
ぬるぬるの秘裂は双子の指に愛液を絡ませ、ショーツの上からであっても滑りながら激しい愛撫を受け入れる。
「んぁっ!? あぁっ!!」
阿求の腰は大きく痙攣を繰り返し、ショーツ越しであっても潮を小刻みに吹き出していた。
愛液の匂いは強くなっていき、双子の性欲を刺激して止まない。
「ごく……お、お兄ちゃん」
「も、もう入れても、良いだろ」
「う、うん」
仕返しで始めた愛撫であっても、性的な興奮を溜め込んだのは何も阿求だけではなかった。
「お、俺はさっき股に入れたから、今度はお前が入れて良いぞ」
「やった!」
兄の言葉に喜んだ弟は、いそいそとズボンとパンツを脱ぎ捨てて陰茎を取り出す。
既にカウパー液で亀頭を濡らす陰茎。
弟が阿求の脚側へ移動すると、まずは両足を揃えてローライズのショーツを脱がす。
クロッチと大陰唇の間には愛液の糸を引きながら、ヌチャッと音を立てながら引き剥がされた。
性器が布の拘束から解放された事で、弟が感じる阿求のフェロモンはいっそう強くなる。
「ごく……」
出てきた阿求の大陰唇は既に秘裂を開き、充血した小陰唇がはみ出していた。
膣口すらも露出しており、既に軽く絶頂に達している所為で激しい収縮で愛液を漏らしている。
阿求は両膝を弟に揃えられた状態で脚を上げられているので、愛液に滑る大陰唇が肉厚の唇のように突き出ていた。
もはや我慢できない弟は片手で阿求の膝の裏を押さえると、反り立つ陰茎の根本を押さえて水平にさせる。
それから腰を押し出し、亀頭を開かれた秘裂へと接触させた。
「んぁ……」
「あぁ……暖かい……!」
既に愛液で滑る秘裂の中は鈴口を簡単に迎え入れ、左右から柔らかな感触で亀頭を包み込んだ。
小さな膣口は陰茎を感じると、即座に亀頭へ吸い付く。
弟は腰を引っ張られるような感じさえ受け、無意識に膣口の誘導に従った。
「ひぐぅ……!!」
「んはぁ……締まるぅ……!」
比較的若い内に転生を繰り返す阿求の膣口は、多少大きな陰茎であっても性的に成熟が早いので難なく飲み込んでいく。
体格的に強い締め付けを弟の陰茎に返すも、包み込むような反応を見せた。
半ば自然と膣内へ飲み込まれていくので、処女膜は殆ど抵抗を見せずに破られる。
「んくぅっ!?」
「おわっ!?」
鈴口に破瓜の感触を感じたと思えば、弟の陰茎は更に強く膣壁に握りしめられた。
「あ、んぁ~……!!」
「ふぉ~……。気持ちいい……!」
ぬるりと阿求の狭い膣内へ進入していく陰茎は緩やかに進み、膣壁を拡張しながらカウパー液をヒダに塗り返していく。
駄々漏れになっている愛液は、膣内が陰茎に占領されゆくにつれて膣口から逆流してくる。
阿求は陰茎が挿入される刺激で小刻みに絶頂へ達し、腰を小さく上下に痙攣を繰り返していた。
「あ、あひっ、あぁっ!!」
「うぅ~……」
弟が根本まで陰茎を差し込めば、下腹部は阿求の潮によって塗れてしまい、ぬるぬるの感触が強くなっていく。
一方兄の方は、腰が小さく上下に動く所為で反動を受けた巨乳が波打つ光景に釘付けだった。
「ごく……」
興奮で生唾を飲み込むと、おもむろに巨乳へ両手を伸ばして真上から掴んだ。
「ひゃぅっ!?」
「あぅっ!? 変な方向に!!?」
新しい快感を胸から受けた阿求は、背中を反らせて大きな反応を見せる。
つられて阿求の腰も角度を変えたので陰茎を根本まで入れている弟は、鈴口に固めの子宮口ではなく、柔らかな膣壁を突き上げた。
兄が掴む巨乳は乳首が痛い程に立っており、大胆に指を動かすだけで掌の中で転がるように動く。
適度な弾力は揉んでくる指に反発を返し、柔らかさは指を左右から挟む。
「んはぁっ!?」
「おぉ、なんか気持ちいい!!」
最奥を突いている弟は腰を引き始め、カリに掛かる充血したヒダが抵抗を示した。
ゆっくり引かれても掻き回される膣内は快感を阿求へも送り、弟と互いに性的な快楽を分け合った。
「あひぁっ!?」
「んくぅっ!!」
狭い膣口が秘裂から顔を出し、竿に張り付きながらも強く締め付けを返した。
膣口から出てくる竿は愛液と、薄くなった破瓜の血が付着しており、弟が阿求の処女を奪った証として示す。
弟の陰茎が膣口から出てくる寸前まで腰を引けば、再び最奥を目指して勢い良く突き上げる。
「はっ!」
「んひぃっ!?」
勢いを失わないまま腰を引いた弟は、腰を前後に動かして阿求を本格的に犯し始めた。
「ふっ! んっ! んんっ!!」
「んひっ!? はひっ!? んぁっ!!」
子宮口を押し上げる度に陰茎の根本は阿求の大陰唇をつぶし、淫核すら刺激する。
潮も変わらず断続的に小さく吹き出され、阿求が小刻みに絶頂へ達している事を弟に教えた。
膣壁もヒダを強く陰茎へ押し付け、弟の陰茎へ快感を送ると精液を強請るような動きを繰り返す。
弟の突き上げによって上下に揺さぶられる阿求は、兄に捕まれる巨乳すら揺らした。
「んっ! んんっ! はぁうっ!!」
「はひっ! んはっ! あぅっ!!」
快感によって弟の腰の動きは徐々に速くなり、鈴口から漏れ出すカウパー液も濃くなっていく。
精液も既に睾丸から尿道へ流れ始めると、弟の腰は益々速くなった。
「はっ! はぅ! で、出る~……!」
「ひぁっ! はひっ! んぁぅ!!」
阿求の股間へ自分の下腹部を叩きつけながら、子宮口を突き上げていく弟。
固さの解れた子宮口は突かれる度に鈴口へ吸い付き、カウパー液を吸い取った。
速い出入りを始めた陰茎の動きにつられた膣口が愛液を大量に漏れさせ、履いたままのスカートにまで染みを大きく広げる。
「ふくっ!? 出る!!」
限界を超えた陰茎は遂に精液を吐き出してしまった。
弟は咄嗟に阿求の子宮口を強く突き、陰茎を根本まで差し込んだ。
「んふぁーー!!?」
膣内の最奥に精液を感じた阿求も、小刻みではない大きな絶頂へ達する。
小さく締め付けを繰り返していた膣壁も、陰茎を強く圧迫し、吐き出される精液をヒダが奥へ留めようとしていた。
「あうぅ~、吸われる~……!!」
「あぁ!!」
陰茎ごと吸い込む勢いの膣内の動きは、弟の射精を手助けする。
子宮口に食い込む鈴口は粘る精液を張り付け、射精の痙攣で更に擦り込まれた。
「おぁ……あぁ……」
「ひっ、ひぅ……」
弟の射精が終わる頃には、阿求の下腹部は妊娠したように僅かな膨らみを見せる。
子宮口付近に溜まった精液は、ヒダの特殊な動きによって逆流する事はなかった。
阿求は早めに転生する為、出された精液は全て子宮に留められる。
射精を終えた弟はゆっくりと腰を引いて陰茎を抜いていく。
「おぉ……まだ、締まる……!!」
「ふっ、ふぅ……!」
そして自然と抱きしめていた阿求の太股を解放し、弟は身体を離す。
「ふぅ……気持ちよかった」
「つ、次は俺の番だぞ!」
「うん!」
余りにも気持ちよさそうな弟の顔を見た兄は、掴んでいる巨乳を揉むのも忘れて見入ってしまっていた。
掌には確かに尖った乳首の感触があるものの、やはりズボンの中で存在を主張する陰茎の欲求には勝てなかったのだ。
「じゃ、交代だね」
「おぉ!」
弟が阿求の下半身から退いたので、兄はいそいそと譲られた場所へ座る。
兄が見たのは揃えられた脚の付け根に左右から押されて肉厚になった大陰唇と、弟に拡張された膣口。
破瓜の血は駄々漏れになっている愛液に薄められて、秘裂の中で僅かに残っていた。
「ごくっ……」
(稗田 阿求:レ,イプ兄別ルート)
弟と同じくして生唾を飲み込んだ兄はズボンを脱いで陰茎を取り出す。
既にカウパー液を漏らしている陰茎は勢い良くズボンから飛び出し、反動で飛び散った体液は阿求の身体を汚した。
陰茎を水平にした兄は腰を阿求の股間へ近付けると、開かれた秘裂へ亀頭を食い込ませる。
「おぁ……暖かい……!」
「んっ……」
再び陰茎の熱さを性器に受けた阿求は、朦朧とする意識の中で声を漏らした。
亀頭から愛液の滑りと大陰唇の柔らかさを受け、兄が無意識に腰を押し進める。
一度拡張された阿求の膣口は弟と同じような形の亀頭を難なく受け、カリも無理なく飲み込んでいった。
「ふぉ……締まる……!!」
「んくぁ……」
それでも締め付けの強さは維持しており、進入してきた陰茎を膣壁で握りしめる。
お預けを食らった状態だった兄は腰を勢い良く突き入れ、阿求の解れた子宮口へ亀頭をぶつけた。
「んっ!」
「ひぐぅっ!?」
子宮口を突き上げられる阿求は意識を辛うじて保っており、喘ぎ声を出す傍らで、なぜ自分が仰向けに寝ているのかを不思議に思っている。
「ふぉ! 気持ちいい!!」
「んぁっ!!」
しかしそんな思考も兄が陰茎を根本まで入れた状態で、腰を回し始めた事で吹き飛んだ。
精液が溜まる子宮口の辺りを亀頭が掻き回しながらも最奥を拡張する。
「うぅ~……!」
「んふぁ~……!」
滑る愛液がヒダを陰茎へ絡ませ、快感を兄へ送っていく。
ぐにゅりと蠢くヒダの動きは陰茎が膣内で回る程に激しくなり、竿は勿論の事、亀頭を丸々包み込んだ。
そして我慢の限界を超えた兄は、阿求の膣内を味わう前に腰を前後に動かし始めた。
「うっ! はっ! はぅっ!」
「あひっ! ひぅっ! んぁっ!!」
弟のよって解された膣内は、兄の陰茎にとってもちょうど良い心地良さをもたらし、いきなり腰の速度を最速へ導く。
飛び散る愛液に、再び小刻みに吹き出される潮。
小さな絶頂を繰り返しても阿求の意識は快感に墜ちる事なく、頭の片隅で思考を保っている。
「あぅ! 気持ちいい!!」
「ひぅん! うぅん!」
竿に捲られる膣口は大陰唇からもはみ出し、幾度となく挿入を繰り返されて赤くなった姿を晒した。
一方、賢者タイムで暇になった弟は縦に揺れ動く阿求の巨乳を掴み、乳首を捻る。
「えい!」
「ひぎぅっ!?」
膣内を犯される快感に乳首をイジられる快感を重ねられた阿求が、腰を上げて震わせた。
「うぉっ!?」
「あぁ!!」
阿求が腰を上げれば当然ながら腰を動かしている兄も影響を受け、突き上げる角度が変わって子宮口から周りの柔らかな膣壁を突く事になる。
柔らかく亀頭を包み込む感触は兄の快感を大幅に押し上げた。
カリでヒダを掻き回す陰茎が愛液を引き出し、膣壁の痙攣も促す。
「ふぅっ! あっ! あぅっ!」
「ひぅっ! んぁっ! ひぁっ!!」
大陰唇は内側から捲られ、弟に犯された所為で心なしか赤く晴れ上がっていた。
淫核が兄の下腹部へぶつかる度に、潮を軽く吹き出す阿求の秘裂。
絶頂に達し続ける阿求は全身を赤く染め、性的な快感を身体中で受け取っていた。
激しい痙攣を繰り返す膣内は兄の陰茎を強く握り締め、精液を欲している。
鈴口には子宮口が吸い付き、兄のカウパー液を子宮内部にさえも導く。
陰茎のカリにはヒダが入り込み、出入りを繰り返す度に大きな抵抗となって兄に快感を送る。
弟の性行為を見ていた事で我慢を重ねた形になった兄は、尿道に精液が流れ込む感じを受け取った。
「うぅ……! で、出そうだ!」
「ひぁん! あひっ! ひぅん!!」
兄の陰茎は意志を無視して勝手に痙攣を始め、カウパー液に精液を混じらせ始める。
腰の動きは射精を目指して速くなり、最奥に溜まっていた弟の精液すら掻き回した。
「うくっ! 出る!!」
兄は勢い良く阿求の股間を突き上げると、股間に入れていた力をあっさり抜き、沸き上がる射精の快感に身を焦がす。
吐き出される精液は弟の精液と混じり、愛液の濃度も濃くしていく。
「あひぁっ!?」
相変わらず小刻みに絶頂へ達し続ける阿求はそれでも気を失わない。
転生を繰り返して千年以上も生きているおかげで、性的に強くなっていた。
そんな中で熱い精液を受けて再び大きな絶頂を迎えた阿求も、下半身を激しく痙攣させる。
精液は最奥へ溜まっていく程に白い腹へ浮かび上がっている、ぽっこりとした影は大きくなっていく。
「うくっ!? こはっ!!」
子宮口付近に大きな圧迫感を受けた阿求が、若干苦しそうな声を漏らした。
膣内の特殊な動きはそれでも精液を逃さずに、胎の一番奥で溜め込んでいる。
陰茎は根本までは入った状態で上下に大きな痙攣を繰り返し、子宮口へ、弟の精液諸共自身の精液を擦り付けていった。
「うぅ~……!」
「ひはっ!!」
二人分の精子は確実に阿求の子宮内部に入り込む。
痙攣を繰り返す陰茎が大きく締め付けを繰り返す膣内を掻き回し、亀頭はヒダにめり込み、膣壁を直接刺激した。
「ひっ! ひぁっ!!」
大きな絶頂に達している中で更なる刺激を受けた阿求。
強く締め付ける膣壁を陰茎が無理矢理広げる感覚さえも、今の阿求にとって快感と変換されて絶頂も押し上げられた。
潮は再び勢い良く吹き出され、今度は兄の下腹部を濡らす。
竿の根本を強く締め付ける膣口からは愛液しか出てこず、精液は一切逆流してこなかった。
「うぅ……ふぅ……」
そして仕返しを終えた兄は一息付き、柔らかくなった陰茎を抜いていく。
「んふぁ……!」
絶頂が過ぎ去った阿求も力の抜けた膣壁を擦られる感覚で、甘い声を鼻から抜けるように吐き出した。
表情も潤んだ眼から一筋の涙を流し、半開きの口からも唾液が流れている。
しかし雰囲気自体はどこか満足げであり、認識できないと言っても身体だけは犯された事を知っているのだろう。
「お、お兄ちゃん……」
「ん?」
声を掛けられた兄が弟を見ると、股間を押さえて眼を潤ませていた。
双子特有の共有感で言いたい事が分かった兄は、さっさと自分が居た場所を譲る。
「分かった。交代だな!」
「うん!」
そうして阿求は双子の思うままに犯されていくのだった。
△
しばらくして無制限かと思われた性欲も落ち着き、元の位置に戻った双子。
正面には着物を着ていても大きく張り出した巨乳をそのままに、顔を赤くさせて疲労困憊の阿求が居る。
机の端から見える腹は、まるで妊娠したかのように膨らんでおり、どれだけ精液を吐き出されたかを物語っていた。
「けぷっ……」
下の口から大量の精液を無理矢理吐き出された所為で、可愛らしいげっぷをする阿求。
しかし知的好奇心は未だ衰えないらしく、双子への質問は続けられた。
「それでは--」
相変わらず嫌みったらしい聞き方であっても、もはや双子が気分を害する事はない。
その証拠に、阿求がどれだけ質問をしても、双子は子供らしい笑顔で答えているのだ。
「それはね~--」
性欲を限界まで発散した双子が、発散した先である阿求に怒りを沸く筈もない。
何しろ既に自分達のものであると、阿求自身も認識できない内に刻み込んでいるのだ。
二人とも満足感で一杯だった。
そうして質問も尽きたのか、阿求は大きく息を付いて筆を置く。
「ふぅ~……」
若干苦しそうな雰囲気を感じるのは、妊婦ほどに膨らんだ腹部の所為だろうか。
「もう終わりました」
「そうなの?」
「えぇ、もう帰っても良いですよ」
「う~ん、分かった」
「あら、随分素直ですね」
「阿求さんも疲れてるだろうしね。ね? お兄ちゃん!」
「うん、疲れてそうな感じがするよな!」
「そうですか?」
と、阿求は自分の顔を手で触って疲労が出ているのかと確かめる。
しかし双子の視線は大きく膨らんだ腹部へ行っており、言葉の意味が若干違うのを示していた。
「じゃ、帰ろうか」
「うん!」
「さようなら」
「さようなら~」
「バイバイ、阿求さん」
「はいはい」
元気よく手を振ってきた双子に、面倒そうな雰囲気を隠さずに手を振り返す阿求。
そうして静かになった室内で阿求は、書き損じた部分を直し、巻物の編集を始めるのだった。
続く
東方双子録 第二幕 その4
空を飛ぶ双子は稗田阿求邸を目指している途中、村の中でとある人混みを見つけた。
よく見ると人集りは輪になっており、中心には緑色の髪をした少女が何やら大きな声で話している。
「……何してるんだろ?」
「さぁ? 行ってみようか」
「うん」
興味を引かれた双子は阿求邸に行く前に、暇つぶし感覚で向かうことにした。
用事は用事としてあるのだが、やはり幼い双子は好奇心の方が勝ってしまうようだ。
近付いてみると少女の話す声がよく聞こえる。
「神はいつもあなた方を見守っておられます!」
どうやら喋っているのは、神への信仰を目指したものらしい。
頻繁に自分が仕える神を信仰する上での利点を伝えようとしている。
周りにいる観衆達も多くはないが、少なからず感心している者もいた。
しかし効果は微妙と行った感じ。
少なくとも幻想郷では博麗神社を信仰している者が多いので、新たに乗り換える人間は少なそうである。
それでも最近は博麗神社に人外しか出入りしていない事情を知っている者からすれば、新しい信仰先として認識されるのかもしれない。
何にしても双子にとって興味があるのは、自分達を助けてくれなかった神ではなく可愛い、もしくは美人の女の人だけである。
「あっ……」
「どうした?」
「お兄ちゃん、あのお姉ちゃんのオッパイおっきい……」
「あっ……。本当だ」
近くに降り立った双子は、身振り手振りで神の教えを説いている緑色の髪の少女に釘付けになった。
何せ少女が手を上げて話す度に、巫女服の上からでも巨乳と言える胸が、たゆんと揺れているのだ。
その所為か、少女の話を聞いている大衆の殆どが男。
目には厭らしいものを含ませているのが少なからず居た。
肩の袖がない巫女服の脇からはサラシが見えており、解けばより一層大きくなりそうだと双子は思う。
「あら?」
大衆に混じって最前線で少女の演説を聞いていると、何やら向こうから気が付いた様子で双子に視線が止まる。
「?」
「なんだろ?」
双子には心当たりがないので頭に疑問を浮かべるしかない。
それでも巫女服の少女は気にせず、守矢神社と書かれた箱から地面へ降り立つと、双子の方へ近寄ってきた。
「貴方達が噂の双子さんですね」
「噂の?」
「お姉ちゃん何か聞いてるの?」
「えぇ、何でも人外魔境となった博麗神社に出入りしている変わった双子が居るって聞いてますよ」
そう聞いた双子は顔を見合わせて笑う。
「霊夢姉ちゃんの神社が変な事になってる!」
「ほんと!」
真実を知っている双子は心底楽しそうに笑い、つられて少女も笑顔になった。
そして双子に自己紹介をしていなかった事に気付き前屈みになる。
「双子さん、私は東風谷早苗です」
前屈みになって膝に手を置いた所為で胸は二の腕に左右から押され、斜め下へ突き出すように尖る。
そんな様子を見た双子は、視線を巨乳へ突き刺しながら自己紹介をした。
双子の手は半ば無意識に早苗の巨乳へ向かい、突き出した巨乳を支えるように下から持ち上げる。
二人にとって胸を触るという行為は既に挨拶程度のものとなっており、何か特別な感情を込める事はなかった。
それでも二本の陰茎は本能的、そして習慣的に固くなりはじめる。
「あっ! 重い!!」
「本当だね!」
「うふふ、可愛いわね」
自身の巨乳を持ち上げられても、早苗には単にじゃれてきていると判断されて特に拒否は見せない。
しかも拒否どころか笑顔で双子の頭を撫でる始末で、胸を触られているとさえ認識されていなかった。
双子は怒られないのを良い事に、重力に逆らって砲弾のような形になった巨乳を揉み解し始める。
小さな指が巫女服越しに胸へと食い込めば、徐々にサラシがズレていく。
びったりと脇腹に張り付き、それこそ胸の付け根まで見せていた白い布が隙間から肌の色を見せ始めたのだ。
持ち上げている感覚も拘束から解かれた胸の重みが増加し、心地よい弾力を双子に送る。
そして小さな悪戯を思いついた兄は、早苗に提案をした。
「そうだ! 俺達も早苗姉ちゃんの手伝いをして上げるよ!」
「あら? 良いの?」
「うん!」
「でも双子さんは博麗神社の所属じゃないの?」
「しょぞく?」
「よく分かんない!」
弟が難しい言葉を分からないと行った雰囲気で兄を見ると、兄の視線は早苗の巨乳に行ったまま。
双子特有の不思議な協調性で全てを察した弟も、早苗の手伝いを買って出る。
「僕も手伝う!」
「本当に? 嬉しいです!」
手を叩いて喜ぶ早苗は、無邪気に笑う双子の視線が胸に突き刺さっている事に気が付いていない。
しかもある意味商売敵の霊夢側に居たと思われる双子の協力を得た喜びで、小さく跳ねもした。
当然ながら二の腕に挟まれた巨乳も大きく揺れ、双子は手の上で踊る感触を味わい、残っていた観衆は目を釘付けにする。
「それじゃ、こっちへ来てください」
「うん!」
「分かった!」
双子の手を取って台の前へ移動した早苗は、再び自分の神である加奈子と諏訪子の素晴らしさを讃え始めた。
両隣に居る双子も頷きながらも、手はそろりそろりと巫女服の開いている脇の方へ移動し、緩んでいても今はまだサラシに巻かれた脇腹と胸の境目を触る。
「んっ、諏訪子様の--」
端とは言え、胸を触られた早苗は声を漏らすも、小さな手達は両側から巫女服の中へ進入していく。
巨乳は子供の指によって形を変えられ、サラシもどんどん外れていった。
「あっ! 乳首!」
「僕も見つけたよ!」
そうして完全に外れそうなサラシの隙間に出てきた乳首を、幼い好奇心の赴くままに弄ばれ始める。
「んふぁっ、か、加奈子様は--」
小さな手で両方の乳首を一度にイジられる早苗は、快感を含んだ声を漏らしつつも加奈子の賛美を止めない。
未だに柔らかい乳首であっても性感体としては発達して、少しの刺激でも固くなってしまう。
その所為で早苗はブラではなく、より胸に密着するサラシを巻いていたのだ。
そんな事情を知らない双子は、完全に外れてしまったサラシを巫女服の脇から取り去ってしまった。
しゅるりと胸を保護していた布が取られてしまえば、早苗の尖った乳首は巫女服を押し上げてしまう。
当然観衆にも乳首が立った状態を見られてしまうが、双子の能力によって誰一人として認識する者は居なかった。
「え~っと、もりや? 神社をお願いします!」
「お願いしま~す」
双子も気の抜けた合いの手を言いつつ、早苗の胸を揉み続ける。
刺激を受けた巨乳は性的な興奮で重みを増し、心なしか張ってさえきた。
乳首をイジり回す手は巫女服の上からでも分かり、気まぐれに巨乳を根本から絞るように揉めば、突起として乳首が更に布を押し上げる。
「奇跡は、んぁっ! 神のぉ、ふぁっ! おかげ、なのですぅ!」
主に兄の遊び心によって乳首をイジられ、弟も呼応するように指を動かせば、早苗の言葉には鼻に掛かる色っぽい吐息が混じった。
巫女服の中ではモゾモゾと、双子の手が動いているのはハッキリ分かる。
若く張りの増した巨乳は乳首を引っ張られ、胸を支えつつも持ち上げて重さを感じ、同時に手首にまで到達する胸の大きさに感激する双子。
揉み込めば揉み込む程に脇の隙間から漂ってくる早苗の匂いは強くなり、巨乳を揉んでいる興奮と合わせて、小さな陰茎を最大まで固さを高めた。
イジる乳首は乳輪から膨れ上がり、卑猥な影となって巫女服の下から存在を主張している。
「乳首立ってきたな!」
「うん!」
「そうです! ぅん、この双子さんの、言うとおり加奈子様は--」
双子の言葉を認識できない早苗は、てっきり合いの手を入れられたと思い込む。
一通り早苗の反応と巨乳の感触に満足した、双子は同時に手を抜き、今度は下半身へと目標を変えた。
「俺は前~」
「それじゃ、僕は後ろ~」
早苗を前後から挟むように立ち位置を移動した双子は、何の躊躇いもなくスカート状の袴を持ち上げる。
双子の手によって捲られて出てきたのは、清純そうな白くシンプルなショーツ。
後ろの弟は尻に食い込むショーツを見て、前に居る兄は大陰唇を包み、割れ目に食い込むショーツを見た。
そして双子が袴の中へ身体ごと潜り込み、ショーツを降ろしていく。
「早苗姉ちゃんのここはどんなのかなぁ?」
「お尻はおっきい気がする!」
「っ!? も、守矢神社は--」
太股までショーツが降ろされると、弟は早苗の尻を揉みながら左右へ開く。
弟の目には色素の薄い肛門が左右へ引っ張られる力にたいして抵抗を示し、括約筋をピクピクと動かしていた。
一方前に居る兄の目には緑色の陰毛が僅かに生えている下腹部と、何もはみ出していない綺麗な大陰唇が見える。
弟は好奇心の赴くままに肛門へ指を突き刺し、逆流してくる刺激に抵抗する肛門を解しに掛かった。
「ひぅっ!?」
兄は兄で大陰唇を左右へ広げ、包皮に隠れている淫核を直接口で吸い付く。
「あむっ……」
「ひゃぅっ!?」
流石に性感体を吸われた早苗も演説どころではなく、可愛らしい悲鳴を大衆に聞かせた。
双子からは見えないが顔は真っ赤にしており、次の言葉が出てこない様子。
それでも何とか布教を続けようとしているのか、あわあわと口を動かしている。
「か、神のき、奇跡は--」
「むちゅ~」
「あひゃぅっ!?」
淫核を吸われた早苗は腰を後ろに引いて、兄の悪戯から逃れようとした。
「あっ……」
「んほぉっ!?」
しかし後ろに行けば弟が肛門をイジっているので、括約筋を解していた指を第一関節まで挿入させてしまう。
小さなの異物であっても強く締め付ける早苗の肛門だったが、弟は逆に面白がって入ってしまった指を中で動かした。
「んあぁっ!!」
人生で初めて感じる肛門を逆流する感覚は早苗の脚を蟹股にさせ、前へ腰を逃がそうとする。
しかし前には当然兄が居るので、再び淫核へ吸い付かれ腰は前後に行ったり来たりを繰り返した。
その度に吸われる淫核は包皮から顔を出し始め、兄の唾液によって卑猥な光沢を得る。
固さも増しているので兄は乳首を吸う感覚で唇を窄め、歯で軽く甘噛みを繰り返す。
「ひっ、ひぅん!!?」
後ろの方でも腰が逃げてくる度に弟の指は深く肛門へ入り込み、既に根本まで挿入しきっていた。
指全体が生暖かい腸の壁に包まれ、指が動けば早苗の腰は違和感で震える。
「んふぉっ!!」
淫核を吸われる秘裂では愛液が急速に漏れ出し、兄の唇から顎を濡らした。
「んむぁっ……ふぅ。これぐらいで良いかな?」
「僕の方も、良いかも……?」
袴の中で兄が股間から顔を離せば、綺麗な割れ目だった秘裂は口を開き、性的な刺激で興奮した小陰唇が厚みを増してはみ出している。
少し覗き込めば肛門に突き刺さる弟の指の前に膣口があり、小さく収縮を繰り返す度に愛液を漏らしていた。
袴を被ったままで立ち上がった兄はズボンを脱いで陰茎を取り出す。
幼いながらも立派に反り立つ陰茎は愛液を間近で嗅いだ事によって、既にカウパー液を滲ませていた。
陰茎の根本を持った兄は角度を調整し、蟹股になった下がった早苗の股間目がけて亀頭を動かす。
「ひっ!?」
兄の動きを見ていた弟も、動かしていた指を一気に抜いた。
「んあぁっ!?」
それから兄と同様にズボンを脱いで、カウパー液を滲ませる陰茎を取り出した。
片手で安産型の尻を開けば、指を抜かれた肛門が僅かに広がっており、弟はそこ目がけて陰茎を突き入れる。
「えい!」
「んおぉ!?」
幾ら子供らしいとは言え、それなりの太さと長さがある弟の陰茎を肛門へ入れられた衝撃は早苗に絶叫を出させた。
しかも再び逃げるように腰を前に突き出した所為で、今度は処女の膣口に兄の陰茎が突き刺さる。
「うぉっ!?」
「ひぐぅっ!?」
小指すら入るかどうか分からなかった膣口には、弟と同じ形の陰茎がやはり突き刺さり、一気に処女膜を破り去った。
愛液が駄々漏れになっていたおかげで早苗の負担は最小限だったが、それでも破瓜の衝撃は強く、進入してきた兄の陰茎を強く締め付けてくる。
竿には処女膜を破った証の血が流れ、愛液と混じって薄くなった。
「締め付けが、強い……!!」
「ぼ、僕の方も、強い……!!」
「あっ、あぁ……!!」
下半身二つの処女を一度に失った早苗は、呆然として立つだけ。
脚からも殆ど力が抜けていくにも関わらず、立っていられるのは陰茎からの快感の余りに双子が前後から抱きついているからだ。
兄はスカート越しに巨乳の谷間へ顔を埋め、弟は華奢な背中へ顔を張り付かせている。
当然ながら双子が立てばスカートも捲り上げられてしまい、下半身が丸出しになってしまう。
しかし観衆は双子の能力化にあるので、早苗が急に黙り込んでしまったとしか感じていなかった。
「どうした? 嬢ちゃん」
「あ、あぅ……。す、諏訪子様は--」
前後の二つの孔を犯されても観衆から声を掛けられれば、自身が仕える神の素晴らしさを説こうとする早苗。
太股にショーツを引っかけたままであろうとも、その心意気は変わらなかった。
「よいしょっと……」
「ひぐっ!?」
「んしょっと……」
「んふぉっ!?」
そして兄が腰を上げれば、遅れて弟も腰を押し上げ、弟が腰を押し上げれば兄は腰を下げ、弟も下げる。
早苗が蟹股になっている所為で、高さ的には双子が膝を伸ばして立った位置は、陰茎を根本まで挿入された状態になる。
それ故に双子が軽く屈伸をすれば、早苗の前後の孔は犯されてしまうのだった。
膣内に挿入している兄は大人の女へ成熟し始めたヒダを掻き分けつつ、子宮口を小突く。
「んっ!」
「こはっ!?」
胎を最奥から押し上げられた早苗は、肺を直接押されたような呼吸を吐き出した。
一方で遅れて肛門を突き上げる弟が膝を伸ばせば、亀頭は腸の壁を押し広げながら、制限のない腹の奥へと入っていく。
「やっ!」
「んぉっ!?」
そうして交代で突き上げていくと、早苗は常に双子が立った状態の頂点に身体を維持させられる。
しかも力の抜けた脚は自身の身体を支えきれず、下がろうとした途端に兄に陰茎で子宮口を押し上げられ、または弟の陰茎で突き上げられた。
「んぁっ!? ひぅっ!? あぁっ!?」
早苗が嬌声しか出さなくなった段階で、無言になったと捉えた観衆は既に帰ってしまっており、辺りには何気に忙しそうに働く人達が行き交う。
そんな中で早苗は交互に前後の孔を犯され、甘い声を断続的に吐き出す。
肛門からの違和感はあるものの、声として出す前に子宮口を突かれる為、結局は嬌声しか出せなかった。
兄が早苗の身体に密着している所為で、股間も隙間無く張り付き、下腹部で淫核を大きく刺激している。
更には陰茎が反り立つ力が強い事もあって、腹側にあるGスポットすら、カリがヒダを掻き分けて引っ掻いていた。
肛門でも弟の陰茎が出たり入ったりを繰り返し、括約筋を外へ内へと翻弄する。
「んぉ!? ふぅっ!? んほぉっ!?」
弟が突き上げる度に陰茎は腸内のヒダをカリで刺激し、排泄の欲求を促すも、出そうとした瞬間に逆流してくる感覚が押し寄せてきた。
陰茎を根本まで入れようとすれば、弟の下腹部が早苗の安産型の尻を押しつぶし心地よい弾力を持って反発を返す。
その反発を利用した弟が更にスピードを付けて、腰を押し入れる始末だった。
膣内を犯している兄も早苗の胸の谷間に顔を埋めている所為で、肩の上にはサラシを解かれて大きく揺れ動く巨乳が、たぷんたぷんと踊る。
性器を犯された事で体温が上がった早苗の身体の匂いを、存分に吸い込む兄の動きは止まることを知らずに速くなっていく。
「んっ! んっ! んっ!」
「あひっ! あぁっ! んぁっ!!」
「ふっ! んっ! あぅっ!」
「んぉ! んふぅっ! んくぉっ!!」
膣口を犯された刺激は早苗の身体に快感として蓄積され、肛門を犯される違和感でさえも、徐々に快感に変換される。
愛液は淫核を吸われた時以上に漏れ出し、卑猥な音を周囲に響かせた。
肛門を犯していても腸液が潤滑油となり、弟の腰の動きにスムーズさを与える。
「あっ! あぅっ!? も、もう出そう!!」
「ぼ、僕も……!!」
「ひぐぅっ!? あぐっ! んくっ!!」
速くなる双子の腰の動きは早苗を上下に激しく揺さぶり、特徴的な緑の髪をバサバサと跳ねさせた。
その度に高まった性的な体臭は辺りに巻き散らされ、通行人に無意識な興奮を与えてしまう。
『あうぅ、出るぅ!』
双子の声が重なると、二人一緒に膝を伸ばして蟹股の早苗を突き上げた。
そして同時に吐き出される精液。
「んふぁっ!? ふ、ふぁーー!!」
膣内と腸内に熱い体液を受けた早苗は無意識に兄を抱きしめ、絶頂へ達する。
蟹股のままで潮を噴き出し、前後の陰茎を根本まで入れたまま、腰を前後に痙攣をさせた。
射精途中で根本を扱かれる形になった双子も、精液の勢いが強くなる。
「うぉっ!!」
「ぅんっ!!」
「ひゃぅっ!?」
子宮口に張り付くのは若く粘りある精液で、処女だった膣内を奥から汚す。
大量に吐き出される為、絶頂で締まる膣内を逆流し、ヒダの合間を縫って膣口から漏れ始めた。
逆に出る方向から入れられる腸内の精液は、腸の更に奥を目指して突き進む。
精液を吐き出された感覚を受けた肛門は、逆流する感覚を何とか止めようとする為に必死に括約筋を締め付けた。
しかしどちらも双子の快感を大きくし、精液の勢いを増させるだけ。
早苗が前後の孔に精液の熱さを感じ、本能的に示す反応は全てが双子にとっての快感となった。
「あっ、あぁ……!」
「ふぅ……あぅ……!」
「ひぅ、ひぃ……!」
最奥が子宮口で止まっている膣口から流れ出てきた精液が、蟹股になってい限界まで引き延ばされた、太股に引っ掛かるショーツの上にボタボタと落ちる。
一方で大腸の奥に吐き出される弟の精液は、射精の勢いのままに奥へ進む。
そして良質なタンパク質として消化吸収されるのだろう。
射精を終えた双子の陰茎は力を失い、柔らかくなるが締め付けの強い膣口と肛門の所為で竿に食い込む程の圧迫を受けた。
満足した双子が陰茎を抜こうと身体を離せば、その締め付けで竿を扱かれてしまい、尿道に残った分まで全て早苗の体内に残されていく。
「んしょっと……ふぅ……」
「よいしょっと……はぁ……」
「あひぃ……!!」
絶頂に達し、全身が敏感になった早苗は、陰茎が前後同時に抜かれる感覚で腰を卑猥に振った。
異物が消えた大陰唇では無惨に拡張された膣口から精液が逆流し、太股に引き延ばされたショーツへ落ちる。
肛門の方では括約筋がキュッと締まり、逆流は防いだ。
「気持ちよかったな!」
「うん!」
「あっ……あ……」
力の抜けた陰茎を丸出しにしながら、未だに腰を震わせる早苗越しに弟へ声を掛ける兄。
弟も元気よく返事をし、早速陰茎を綺麗にし始める。
双子が身体を離したお陰で、早苗のスカートは元の役割を果たして下半身を隠すも、蟹股になっている脚は元に戻っていない。
しかもショーツに吸収されなかった精液と愛液が、ボタボタと音を立てながら乾いた地面へ落ちていた。
兄も愛液と精液で汚れた陰茎を吹きつつ、早苗の心配をする。
「早苗姉ちゃん……大丈夫?」
「あ……あひっ……」
流石に白目を剥いて辛うじて立っている状態は、兄の良心をくすぐるようだった。
しかし伊達に現人神ではないので、すぐに回復を見せ始める。
「あっ、んんっ……だ、大丈夫です」
犯され、絶頂を迎えた余韻は既に過ぎ去り、急速に正気を取り戻していく早苗。
「はぁ……ふぅ……」
荒かった呼吸を深呼吸で整えると、早苗はしっかりした目で前にいる兄を見据えた。
その表情には快感の名残は殆ど無く、精々頬が赤くなっている程度。
弟も後ろからすぐ前へ回り込み、兄に並ぶ。
「ふぅ……。今日は双子さんの協力してくれたので、張り切ってしまいましたか」
「……うん!」
「早苗お姉ちゃん、頑張ってたよ!」
体力の消耗を布教活動の成果だと判断した早苗に、その可能性に乗る双子。
可能性も何も性行為をしたからなのだが、どうせ早苗には認識されないので双子もこれ幸いと乗ったのだ。
「あら? 観衆の方々が……?」
「あっ! 誰も居ない」
「本当だ!」
双子が犯していた時間は比較的長く、その間は観衆も早苗が黙り込んでしまったと認識したので、何気に暇じゃない里の人達は自分の仕事に帰ってしまっていた。
子供も同様に家の手伝いをする為に帰ったので、周りにいるのは忙しく歩き回る人々しか居ない。
「……ふぅ、今日は疲れましたし、もう帰ります……」
「お姉ちゃん頑張れ!」
「そうだよ! もっと声を出せば、また集まるかもしれないじゃん!」
「いえ、経験上、一度解散してしまうと再び集めるのは苦労するんですよ」
「……へぇ」
「知らなかった……」
「なので、今日は大人しく帰ります!」
確かに里の人達も暇潰しに使える時間は少なく、一度解散してしまうと思考も仕事一直線になってしまうので、再び集めるのは難しいのだ。
もちろん、仕事をしていない暇人も居るには居るが、そんな人間の信仰を集めても余り意味がないと思っている早苗。
現実世界からきた早苗は、やはり働いている人間の信仰の方が暇人よりも上だと思いこんでいる節もあった。
実状は少しでも信仰が欲しい加奈子や諏訪子に取って、暇人も社会人も同じ存在価値だが早苗は知る由もない。
「それでは双子さん、また機会があれば手伝って下さいね」
「うん! 分かった!」
「ばいばい! 早苗姉ちゃん!」
そうして早苗は、守矢神社と書かれた箱を持って空を飛んでいった。
「あっ……」
「あっ……、降ろしたパンツがそのままだ……」
飛び去っていく早苗が残すのは股間から漏れ出した精液。
民家の屋根や畑に精液と愛液が混じった体液を落としながら、早苗は双子を自陣へ迎えた満足感を胸に帰って行くのだった。
「さて、俺達も……どこだっけ?」
「稗田阿求? さんの所に行くんだよ」
「そうだった。稗田さんの所に行くか」
「うん」
続く
ナ○トとブリ○チセットでズブリ(短編集 体験版β
二年後
周りはなにやら里の危機が半端なく訪れていたが、俺はいつも通りに原作の周りをちょろちょろと動き回り、時には隠れたりして身の安全を第一に動いていた。
おかげで怪我一つ無く、大きなイベントを通過し、今は再びの平和が訪れている。
原作キャラ達も二年という年月で大きく成長して、実に犯しがいのありそうな身体に成長していた。
中でもヒナタは特に胸の成長が著しく、会う度に揉みしだく始末である。
フィールドに関しても、使い続けたおかげか範囲が広がっており、前よりも遙かに広げる事が出来ていた。
しかし効果に関しては余り変わらず、いつも通りに催眠や人形化出来る程度に収まっている。
まぁ、これだけで俺的には十分なので問題ないが……。
それでも性欲は溜まるものであり、同時に犯すキャラにも目を付けている。
とは言っても、流石に相手は中忍であり、俺よりも遙かに忙しい存在。
休暇などは人手不足も相まって滅多にないらしく、里の中で見かける事事態滅多になかった。
そんな中でやっと見つけたのは<日向 ヒナタ>
出会う度に胸を揉んでいた所為で、見かけるだけで陰茎がいきり立つ存在になっていた。
成長著しい巨乳タプンタプンと揺らして、今日は案外暇そうに歩いているのを見かける。
人通りが多い場所だったが、実際性欲も溜まってしまっているので、この際フィールドを最大まで広げて不自然の無いようにヒナタを連れ出そうと思った。
そして俺は使いっぱしりの任務の合間を縫って、ヒナタの前へ降り立つ。
「よっと」
「きゃっ!?」
流石に目の前へ急に飛び降りられると驚いたのか、ヒナタは胸を庇うようにして驚いた。
「久しぶりだな。ヒナタ」
「あっ……久しぶり」
二年経ったおかげでヒナタの人見知りもかなり緩和されており、俺が急に話しかけても普通に答えてくれる程度にはなっている。
俺は瞬時にフィールドを広げると、ヒナタを犯す為に命令を下した。
「『ヒナタ、ちょっと暇だったら俺の部屋に来ないか』?」
「あっ、良いよ。丁度暇だったし」
一見するとお願いに聞こえるが、フィールドのおかげで実際は命令である。
快く俺の命令を聞いてくれたヒナタの顔も笑顔であり、拒否感は全く見られない。
催眠以前に友好関係はそれなりに築いているのだ。
そんなに普段から特別扱いは受けていないようだが、一応は名家のお嬢様であるヒナタと一緒に歩いていても不自然じゃないように、フィールドの効果を追加しておく。
「『俺とヒナタが一緒にいても不自然じゃないよな』?」
「? うん、そうだね」
不思議そうにするヒナタ。
しかし一応口に出しておかないと、何をフィールドに追加したか忘れてしまうのだ。
犯す事が目的なら興奮で尚更……。
普段なら性欲も仕事の忙しさで忘れられるものの、今は僅かな間の休憩中であり、俺の性欲は我慢できない所まで溜まっていた。
「『ヒナタ、胸を触っても良いか』?」
「えっ、……うん、良いよ」
「そうか」
許可を貰ったので人通りが激しい中、限界まで広げたフィールドの効果を信じてヒナタの胸へ手を伸ばす。
下から支えるように持ち上げればいつもと同じく、興奮する重みが手首に掛かり、柔らかさ故に指が巨乳へ埋まる。
そのままタプタプと跳ね上げれば、柔らかく波打って俺の目と手に感じる感触で楽しませてくれた。
服を着ていてもブラはしていない所為で、柔らかさは拘束されることなく、ほぼダイレクトに俺の掌に掛かってくる。
そして揉み込めば指は一本一本が、先ほど以上に巨乳へ沈み込んでいき、ヒナタの体温の暖かさを感じられた。
思い切ってヒナタの服をガバッと開けば、網に包まれた巨乳が片方だけ姿を現す。
「あぁ……人前でおっぱい出しちゃってる……!!」
日頃の教育のおかげで、ヒナタは自分の胸の事を厭らしく『おっぱい』と言う風になっていた。
しかも改めて命令を下さなくても、胸を出しても抵抗せずに俺の暴挙を受け入れるがまま。
揉まれた巨乳は既に乳首を立たせており、編み目から顔を出している。
そんな巨乳を片方だけ露出しながら、人通りの多い道路を歩いているのは異常でありながらも擦れ違う人々は何も反応しない。
俺はヒナタの乳首を弄びながら自宅へ向かう。
揉まれた刺激を受けたヒナタの巨乳は、会う度に揉んでいるおかげで既に厭らしい反応を返し、心なしか張りを増している気がした。
しかも乳輪は編み目に食い込む程に膨らんでいる。
揉み込む程に胸全体が柔らかく、大きく揺れ、俺の指に大きな快感をもたらした。
「ほら、ヒナタ、早く行こうぜ!」
「ぁん。乳首引っ張らないで……!」
陰茎の限界を感じた俺は早く部屋へ行く為に、編み目から飛び出した乳首を引っ張って先を急かす。
巨乳故に卑猥な釣り鐘型になった所為で、歩く度に縦に大きく波打つ。
乳首を摘んでいる指をコリコリと捻れば、ヒナタの顔は益々赤くなり、表情にも劣情が滲んできた。
「んふぁ……」
ヒナタの鼻から抜けるような吐息は色っぽく、唇には潤いが増している。
そして俺が住んでいるアパートに到着すると、もう辛抱溜まらんとばかりに乳首から手を離して腕の中へ掻き抱き、後ろから抱きついた。
「あっ!?」
「『ちょっと犯させて貰うけど良いよな』?」
「う、うん……。良いよ……」
最初こそは抵抗しようと身をよじるヒナタだったが、フィールドを広げたままで命令を下せばすぐに承諾してくれる。
既に俺の陰茎はヒナタの尻の間に挟まり、弾力のある感触が更に興奮を誘う。
片乳を放り出したままで後ろから抱きつかれるヒナタは、困ったような表情を浮かべ、俺に身体をまさぐられるままにされていた。
抱きしめる身体は二年という時間が成長させ、抱き心地は大変良くなっている。
両手で育った巨乳を揉み解せば、服と合わさった感触と網だけの感触との違いがよく感じられた。
そのまま身体の前を撫でながら、巨乳を揉んでいた片手を降ろして股間へ持って行く俺。
「あっ……」
流石にマンションの廊下で股間を触られるのは羞恥心が勝るのか、小さな抵抗として股間へ向かう俺の手首を軽く掴むヒナタ。
しかし抵抗というには程遠く、本当に軽く掴むだけで止めようと言う意志は感じられなかった。
膝まであるズボンのウエストから中へ手を差し込むと、大人になり欠けの女の子特有の柔らかさを感じられ、胸とはまた違った興奮を誘う。
軽く腹を撫でた後にショーツを履いている地域にまで手を降ろし、更に中へ入れていく。
「んっ……こんな所で……!」
腹を通過して下腹部へ移動させると、流石に年齢的に生えている陰毛の感触。
手入れは余りしていない感じだったが、それでもふわふわとした手触りで心地よかった。
そこを過ぎるといよいよ待っていた大陰唇の端に指先が掛かり、淫核を包む包皮の感触が感じられる。
爪の先で包皮を剥き、淫核を丸出しにさせると、流石にヒナタは大きな反応を返して腰を引くようにビクンと動かした。
そうなれば当然尻の間に挟まっている陰茎も擦られてしまい、最大まで堅くなって性欲を大きく刺激してくる。
指の腹で淫核を転がすように刺激すれば、ヒナタは恥じらいを含めた声で鳴き、身体を小刻みに動かす。
「んっ、んんっ、んふぁ、だ、だめぇ……」
甘い声は廊下に響く。
指先の淫核は柔らかな感触から徐々に抵抗を増していき、性感体である所為で一気に固くなってきた。
すると、俺の指先には愛液のヌルリとした感触が増えてくる。
そのまま指先を秘裂へ食い込ませ、淫核ごと割れ目を刺激していく。
「あっ、あぅっ、んっ」
片手では露出した乳首を弧ね繰り回し、片手ではズボンどころかショーツにまで進入させた指で秘裂を刺激する。
成長を経て肉厚になった小陰唇は愛液によって俺の指先に絡み、その興奮して充血した熱さを伝えてきた。
更に下へ指を食い込ませれば、陰茎へすぐに吸い付くようになった膣口が待っている。
指先でさえも切なように咥え込み、膣口はギュッと締め付けてきた。
その感触を受けてしまっては、俺の我慢の限界を超えてしまい、半ば慌ただしくヒナタのズボンとショーツを膝まで脱がす。
そして壁へ手を付けさせると尻を突き出させ、改めて愛液に塗れた秘裂を観察する。
「いや……恥ずかしい……!」
余りの羞恥心で顔を俯かせるヒナタであっても、突き出された尻の、と言うか、足の付け根から見える大陰唇は愛液という涎をはしたなく漏らしていた。
俺も我慢できずにズボンとパンツを一緒に脱ぎ去ると、固くなり過ぎた陰茎を取り出す。
そしてまるで童貞だった気分を思い出しつつ、興奮で思考が止まってしまったまま腰を突き出した。
「あっ……」
ズボンとショーツの所為で足を揃えているおかげで、大陰唇はいつもよりも肉厚になっており、亀頭を食い込ませれば暖かくも柔らかな感触が挟み込んでくる。
小陰唇が鈴口から漏れ出したカウパー液を絡め取り、膣口が指に吸い付いてきた時同様、亀頭を迎え入れてくれた。
何度も犯したヒナタの膣口は俺の陰茎を感じるだけで、性的な刺激で全身を発情させる。
カリが広がるままに秘裂も広げられていき、僅かに中身が見えたと思えばすぐに肉厚の大陰唇がカリの裏側を覆い隠した。
鈴口は既に膣口から胎内に入っており、やはり蠢くヒダにカウパー液を舐め取られる。
膣内は性的な興奮で熱くなり、本来なら熱くなった筈の亀頭でさえも若干冷たく感じた。
そのまま腰を突き入れていく俺は陰茎を支える必要が無くなったので、下腹部のすぐ前にあるヒナタの尻へ手を伸ばす。
「あぁ……」
掴んだ尻は昔よりも肉が付き、かつ鍛えられて実に触り心地の良いものになっていた。
思わず胸と同じく揉みしだきながら腰を押し込み、竿が大陰唇に挟まれる暖かさを味わう。
乾いていた竿へ先に愛液を塗りたくる大陰唇のおかげで、突っ張ることなく、卑猥な滑りを持って膣内へ進入する手助けをしてくれた。
亀頭は成長し、俺の陰茎によって拡張された膣内を突き進み、ヒダの歓迎を受けながら子宮口へ到達した。
「んくっ……!」
子宮口は過去に幾たびも突かれた所為で既に解れきっており、密着してきた鈴口に優しく吸い付く。
最奥が歓迎する動きを返すなら、途中にある膣壁もまた歓迎してくれ、ヒダを絡ませながら亀頭から竿の入っている部分まで揉み解すような動きを返してきた。
肉厚に尻が間にある分、陰茎は根本まで入っていないものの、ヒナタの尻の暖かさは俺の下腹部にとって心地良い。
しかも揉み解している所為で、興奮は止まる所を知らなかった。
そして最奥を犯した陰茎をゆっくり引いて行くと、絡んできていたヒダが複雑に蠢き、カリに抵抗を返してくる。
「んあぁ~……」
膣内から陰茎が引かれると圧迫感も消えていくのか、ヒナタが間延びした声を漏らした。
カリはヒダを掻き回しながら愛液を引き出していき、竿が出てくる膣口から滑りある体液が真下にあるショーツのクロッチへ流れ落ちてくる。
肉厚の大陰唇は内側から捲られると秘裂の中身を露出し、膣口すら顔を出させた。
快感に身を悶えさせるヒナタは壁へ付いていた手から力が無くなり、上半身を支えられなくなってしまう。
辛うじて立ちバックだった体勢は崩れてしまい、どんどん上半身が落ちていってしまう。
しかし俺はヒナタに休む事を許さず、背中から抱きついて崩れかけていた上半身を持ち上げた。
ついでに巨乳も揉み解しながら腰を動かし、最奥を勢いよく突く。
「んふぁっ!?」
ヒナタが快感の余りに長くなった髪と一緒に頭を振り上げれば、髪の中で籠もっていた女の子らしいシャンプーの匂いが感じられた。
それから俺はヒナタの露出したままの巨乳と、服の中に隠れている巨乳を同時に揉みながら、腰を動かしていく。
俺が腰を突き入れる度に肉付きの良い尻は大きく波打ちながら衝撃を吸収し、ペチンペチンと若干汗ばんだ肌を叩く音が聞こえる。
同時に股間では粘液を掻き回す音と、興奮を催す匂いが立ち上り、俺の性欲を益々増加させた。
突き上げる勢いが増し続けると、膣内も陰茎を舐め回す動きを強める。
ヒダがカリに掻き回されれば、愛液は膣内で泡立ち、滑りはより心地良いものに変化していった。
「んっ! あっ! はぅっ!!」
揉み解している筈の巨乳は興奮で張りを増していき、乳首は先ほど以上に固く尖っている。
それは服の上から揉んでいても掌の中で存在感を放ち、摘めば膣内の反応を引き出すスイッチとなっていた。
「あっ! くふぅっ!! だめ……!!」
力無く垂れていたヒナタの腕は、自分の胸を揉み解す俺の両手首へ重ねられる。
巨乳を好き勝手にする手を止める意志は最初から無く、ただ無意識に縋るものへ手を乗せたという感じだった。
その間にも俺は腰を動かし続け、ヒナタの膣内を犯していく。
既に掻き出される愛液は白く白濁したものに変わっており、糸を引いてはショーツへ落ちるもの、内股を流れるものに分かれていった。
俺に犯されて以来、めっきり快感に弱くなったヒナタは膣内を痙攣させ始める。
それに伴い足も震え、立っているのもやっとという感じだ。
小刻みに潮も吹き出し始めた膣内は、後一息で絶頂に達しそうな予感がする。
俺も精液が睾丸から急き上がる感覚を受け、腰を突き上げる速さを上げた。
「うっ! あっ! も、もう! だめ!!」
そしてヒナタは一足先に絶頂へ達してしまう。
「んふあぁーー!!」
「うくぅっ!?」
予想はしていても突然締め付けられる感覚は何度体験しても気持ち良く、俺も射精の為に腰をヒナタの尻へ勢いよく叩きつけた。
「ふっ!! 出るぞ!!」
「んふぁーー!!」
未だに絶頂の中にいるヒナタにとって、痙攣を繰り返す膣内で陰茎が動くのは快感に耐えられないと言う意味で辛いらしく、大きく声を上げる。
強い締め付けに我慢できなくなっていた俺は股間から力を抜いて、精液を絶頂途中にあるヒナタの膣内へ吐き出していく。
「うぅっ……」
「んあぁー!? 出てるーー!!」
痙攣を繰り返す膣内は精液を感じた途端に奥へ引き込む動きに変わり、吐き出された端から最奥へ溜め込んでいく。
子宮口に食い込んだ鈴口は直接精液を吐きかけ、確実に精子を子宮内部へ届けた。
全身を痙攣させるヒナタを巨乳ごと抱きしめる俺も、腰を痙攣させて性欲の全てを膣内へ出していく。
「うっ、くぅ……!!」
「あっ……あぁ……また、出されちゃった……!」
膣内を精液が逆流する感覚を陰茎に受け、余韻を楽しんでいるとヒナタが甘い声で囁いた。
それが切っ掛けとなって改めてヒナタを犯した実感を得た俺は、最後の一滴まで精液を子宮口に吐き出す。
抱きしめていた身体は徐々に震えが収まり、ガクガクとしていた膝もしっかり床を踏みしめる。
少なくとも立てるまでには回復したと判断した俺は、名残惜しげに何度か巨乳を揉んだ後、ヒナタの身体を解放した。
「んぁ……」
「ふぅ……」
そして腰を引き抜いていくと、精液と愛液に塗れた竿が出てくる。
「あぁ~……」
絶頂直後の敏感になった膣内を力の無くなったカリで引っかかれても、膣内から異物が無くなる感覚で、再び間延びした声を放つヒナタ。
カリが出てくる頃には陰茎も完全に力を失ってしまい、情けなく垂れてしまっていた。
俺がヒナタから離れると、眼に前には安産型の肉付きの良い尻の間、無惨に犯されて赤くなった股間が見える。
しかも足を揃えて立っている所為で、秘裂は陰茎が抜けた瞬間に綺麗な割れ目を取り戻していた。
犯された名残は赤くなった大陰唇と秘裂から逆流する精液。
更に言えば、大量に流れていた愛液だけだろうか……。
「『ヒナタ、フェラをしてくれよ』」
「う、うん。ちょっと、待って……」
ひとまず陰茎の掃除をさせようと思った俺はフェラを命じるも、ヒナタは膝まで脱がされたズボンとショーツの所為で上手く動けないようだった。
股間を露出したままで足取り鈍く振り向くと、俺にひざまずき顔を精液と愛液に塗れた陰茎に近付ける。
それから躊躇無く咥えるとフェラを始めた。
「あむ……」
「おふぅ……!」
「じゅる……ずず……」
「うくっ……!!」
掃除目的のフェラである為、ヒナタは何も追加して言わなくても陰茎に付着した精液と愛液を吸い取っていく。
口の中に含んだ力の無い陰茎を舌で舐め上げると、カリの形を確かめるように這わせてきた。
鈴口から漏れていた精液すら、恍惚とした表情で舐め取っていく。
「んむ……むぁ……」
「くっ……!」
「じゅるる……」
「気持ち良い……!」
自分の愛液でも何の厭な表情もなく舐めていくヒナタの舌の動きに、陰茎は徐々に力を取り戻していく。
「んむっ!? ……むっ……じゅる」
「おふぁ……!」
その陰茎の変化に最初は戸惑ったヒナタだったが、すぐに順応して舌を這わせてくる。
ヒナタの口内で笠の増したカリへ舌を、今度は唾液を塗りたくる意味で使い、舌先は敏感なカリの裏を刺激してきた。
舌の腹は鈴口の前に立ちふさがり、下から上へザラザラとした面で舐め上げてくる。
更には頭を前後に動かし始めるヒナタ。
「じゅるる……じゅぽっ……んっ……」
「くぅっ……!!」
唾液が垂れないように吸い込みながら頭を引く所為で、陰茎はヒナタの口に引き抜かれるような感覚を受ける。
事実、尿道に残った精液は既に吸い上げられてしまい、今では新しい精液を一刻も早く充填している真っ最中だった。
ヒナタが頭を前後に動かせば、長い髪が大きく揺れ、未だ裸の下腹部にくすぐったい感覚を覚える。
俺の手は自然とヒナタの頭へ乗せられ、無意識の内に前後に動く手助けをしていた。
「れろ……ん、……じゅるる」
「くぁっ!?」
最後にはヒナタの熟練した舌の動きに負けた陰茎が、出来立ての薄い精液を口内に放ってしまう。
「んっ!? ……ごく……ごく」
「うっ、ふぅっ……!!」
量的にも濃さ的にも膣内に出したものより、圧倒的に少なく薄い精液は、何の抵抗もなくヒナタ自身に飲み込まれた。
そして今度こそ強い賢者タイムによる力の無くなっていく陰茎を掃除するヒナタ。
「じゅるる~……」
「ん……!」
最後には陰茎の表面に僅かな唾液の滑りが残り程度まで舐め取られ、フェラは終了となった。
「んむぁ……ふぅ……これで良いよね……?」
「あ、あぁ、有り難う」
「ふふ、どういたしまして」
股間を露出して、陰茎の前に顔を置いたまま、ヒナタは眩しい笑顔で答えてくる。
ほんわかするような気分さえ感じられるのは、ヒナタ自身が穏和な性格であるからだろうか。
何にしても、そんなヒナタの常識を無理矢理変えて犯した背徳感は最高だった。
「『ヒナタも股間の後始末をしろよ』?」
「あっ、うん。そ、そうだね」
改めて自分の股間の惨状を認識したヒナタは、顔を真っ赤にしながら俺の命令を実行に移す。
「よいしょっと……」
「おっと、大丈夫か?」
「う、うん。有り難う」
今のヒナタは両足を拘束されて居るも同然なので、手を貸して立たせてやる。
にっこりと笑顔で返され、俺の興奮は再び高まりそうだった。
しかし強い賢者タイムがそれを許さずに、素直な気持ちを持ってヒナタの手伝いをする。
「んっ……」
膝まで降ろされていたズボンからハンカチを取り出したヒナタは、俺の目の前で精液と愛液を漏らす股間を拭いていく。
少し覗き込めばヒナタの手によって形を変える大陰唇の形がよく見え、布が淫核へ当たる度に小さく甘い声を漏らす姿を見れた。
「んっ……んふぁ……」
それから内股を伝っていた愛液と、ショーツのクロッチにたまっていた精液と愛液をふき取ると、ズボン諸共引き上げる。
「ん……ちょっと、気持ち悪いかな……」
流石に自分の愛液といえども、一度身体を離れた体液は冷たくて気持ち悪いらしい。
僅かに眉を顰めたヒナタは、やっと俺から手を離して普通に立った。
「よし、それじゃ、俺の部屋に居こうか」
「あっ、そ、そうだったね」
ヒナタは露出していた片乳をしまうと、ここまで来た目的を思い出したようだ。
改めて俺の部屋へヒナタを招待する。
「適当に座ってくれ」
「うん、分かった」
とは言っても、座る所などテーブルの前しかないが。
そして俺は茶を入れてやり、ヒナタの前へ出した。
「粗茶ですが……」
「あ、お構いなく」
「……くくく」
「……ふふふ」
あからさまな遣り取りで思わず笑いが零れてしまう俺とヒナタ。
「それで、中忍になったようだけど、最近どうよ?」
「そうだねぇ……最近は任務に忙しかったかな?」
「そうか。そこら辺は下忍とあんまり変わらないんだな」
「うん。でも他国へ行く任務が多くなった気がするよ?」
「そうなのか?」
「うん」
「具体的な内容は言えないだろうけど、やっぱり戦ったりするのか?」
「それはそうだね。やっぱり戦闘になったりすることも多いよ」
それを聞いた俺は心底中忍にならなくて良かったと思った。
何せ俺の戦闘力は一般人程度のものしかないのだ。
人外の忍者達の戦いに巻き込まれては困る。
「へぇ、そんな時も担当が助けてくれたりするんだよな?」
「うん、勿論紅先生も助けてくれるけど、ギリギリまで私達の戦いを見てたりもするよ」
「ふ~ん……中忍は中忍で大変なんだなぁ」
「うん、だけど依頼してきた人に喜ばれるのが一番嬉しいかな?」
「あ、未だに人助け任務とかあるのか」
「あるよ。ちょっと難しい状況で~、だったりそんな感じ」
「へぇ」
意外と中忍も使いっぱしりにされてしまうこともあるようだった。
その後もヒナタと俺の会話は続き、結局今日一日は部屋で一緒に過ごすことになってしまう。
その間に会話の内容が何でも『ナルトくん』『ナルトくん』で、ナルト一色だったが、それでも二人きりで俺の部屋に居ると、まるで恋人に出もなった気分だった。
「おっと、もうこんな時間か」
「あっ、本当!」
「すまんな。貴重な休日だったんだろう?」
「うぅん、良いよ。知らない仲じゃないしね。楽しかったよ」
「そういってくれると有り難い」
「それじゃ、今日は帰るね」
「あぁ、また暇な時にでも来てくれよ」
「うん、分かった」
そして最後に会話の内容がナルト一色になったのが悔しくて、思わず最後に命令を下してしまう俺。
「じゃ『別れのキスでもしようか』」
「あっ……うん」
元の白い肌に戻っていたヒナタの頬は一瞬で赤くなり、初な表情を見せる。
命令を受けて承諾したのでヒナタは、そっと目を瞑って唇を差し出してきた。
肩へ手を置くとヒナタの身体はピクリと小さく跳ねる。
俺も目を瞑って唇を近付け、接触した瞬間に感じるのは吸い突くような肌理の細かい感触。
「んっ……」
「ん……」
互いに小さく声を漏らし、まるで付き合いたての少年少女を思わせるキスを交わした。
俺とヒナタの間には巨乳があり、顔を近付けただけで胸の先端が俺の胸へ柔らかく突きつけられる。
当然ながらそれだけでは満足できない俺は、ヒナタを強く抱きしめると間で潰れる巨乳の感触を味わいながら舌を口内へ差し込んだ。
「んむ!?」
「んっ……」
突然の暴挙に驚いたヒナタだったが、ディープキスも『キス』の範囲なので抵抗は一切してこなかった。
それどころか俺を落ち着かせるように肩へ手を置いて来て、完全に受け入れる体勢をしている。
抱きしめる際にヒナタの背中へ回した感触は、成長とした言っても華奢で、かつ女の子らしい肉付きを果たしていた。
口内で暴れ回る俺の舌を恐る恐る絡め取り、粗茶の味がする唾液を交換する。
「じゅる……」
「ん……ずず」
漏れ出しそうになる唾液は互いに吸い取り、フェラとは違った吸い込む音が室内の玄関に響く。
華奢な背中へ回した腕は自然と下がってしまい、先ほど嫌と言うほど下腹部をぶつけた尻を掴んでしまった。
「んむっ!?」
「んん……」
巨乳を揉みように指を目一杯に広げて揉み解す感触は、やはり弾力がありながらも引き締まっている。
安産型で比較的手に余る大きさである所為で、全ては覆い隠せ無いがそれでも十分に冷めた興奮に再び熱を与えられるような気分だった。
しかし精液は未だに回復していない賢者タイムを持続しているので、もう一度犯そうとは思わないのだけが残念だ。
一通り口内を陵辱すると、今度は恐る恐る動いていたヒナタの舌へ俺の舌を絡める。
互いにザラザラした舌の腹を重ね合い、擦り付けると舌先同士を絡め合う。
ヒナタの口内は生暖かく、安心できるような印象を受けた。
近くに顔がある所為で僅かに荒くなった鼻息が、俺の頬をくすぐる。
これ以上ない深いキスを交わした事に満足した俺は、やっと顔を離した。
互いの唇には唾液の位置が繋がり、名残惜しげに切れてしまう。
「ふぅ……」
「ふぅ……」
「そ、それじゃ~ね」
「あぁ、次の日を楽しみにしてるよ」
「う、うん。分かった……」
そして顔を真っ赤にしたヒナタは去っていった。
玄関の扉の向こうから小走りで走り去る音を聞きつつ、残された俺は唇へ指を当て、意外に初めてだったディープキスに満足げな笑みを隠せない。
「この分だと、他のキャラも問題なさそうだな」
最後に悪戯したのが何気にヒナタの胸を揉む時だけだったので、一抹の不安を抱えていたが、やはりフィールドの効果は問題なく、効力自体も上がっている気がした。
「さて、次は誰を犯そうかな……?」
俺はヒナタが使った湯飲みを、口を付けていた部分を舌で舐めとる。
そんな変態的な行動をしながら、次に犯すキャラの候補を絞っていくのだった。
テマリ編
数日後。
俺は雑務を任されて、里中を駆け巡っていた。
雑務というか、各所に手紙を配達するだけだが、人力での移動なのでこれが結構しんどいのだ。
せめて前世で有ったスクーター辺りが欲しい物。
しかし直帰で良いと言われているので、その分は楽と言えば楽だった。
そんな訳で里を駆け巡っていると、頻繁にテマリが一人で若干怒りながら歩いているのを見かける。
最初は何をしているのかと思っていたのだが、どうやらシカマルが捕まらないらしい。
近くにあった壁の角から聞き耳を立てていると、何でも里の案内をする予定だったらしい。
しかしシカマルはサボったのか予定があるのか分からないものの、現在は行方が分からないようだった。
決して事件所為のある行方不明というわけではないが、シカマルならサボるのもありうる。
どうやらシカマルにはまだ恋愛感情は、まだ無いらしい。
将来を知っている分、早めから手を付けたいと思っていたので丁度良いタイミングだった。
前に見た衣装と違って薄い紫を基調とした着物を着ており、その上に赤い帯、白い胸当てを身につけている。
下半身は相変わらす片足にだけ網タイツを履いているものの、ミニスカートという魅力的な物を履いていた。
しかも左右には鋭い切れ込みが入って、見る者に若さ故の成熟しかけの青い所為の魅力を感じさせる。
毛ガニみたいな髪型は変わらないものの、二年という年月が久し振りに見るテマリの身体を成長させていた。
胸当ての上部からは胸の谷間が見える程度には育っており、揉み心地は増していそうだ。
俺がじろじろと観察していると、気配を察知したテマリがいきなり俺の方を向いた。
「……またお前か」
「また、俺だよ」
確か最初に出会った時も、俺はテマリを観察していた筈である。
「そう言えばお前、本当に監視係とかじゃなかったんだな」
「あぁ、だから言っただろ?」
「あの時は、大蛇丸の所為で気が張っていたんだよ」
「まっ、気持ちは分からんでもないけどな」
「そうかい」
一応顔見知りであるので近付いてきたテマリ。
先ほどの怒りは成りを潜めたらしく、気分は落ち着いてきたらしい。
何故かは分からないが……。
しかしテマリも随分と丸くなったものである。
昔は我愛羅と言う爆弾と、水影に化けた大蛇丸の所為で里に多大な危害を加える気満々で、気分もピリピリしていたというのに。
今では後を付けただけで睨みもしなければ、俺という顔見知りを見つけた事で笑顔すら見せる始末。
ある意味、昔のテマリの態度が懐かしいものだ。
「丁度良い。お前が里を案内してくれ」
「ん?」
「実はシカマルに頼んだんだが、ほっぽりだして何処かに消えてしまってね。代わりを捜してたんだ」
「別に良いけど。シカマルじゃないと駄目なんじゃないか?」
「ん? どうしてだ?」
本当にキョトンとしている所を見るに、どうやらテマリにとってもシカマルへの恋愛感情は薄いらしい。
これは好都合と思った俺は、早速フィールドを広げた。
付ける効果は『俺の行動に疑問を持たない』だ。
「まぁ、いいんなら良いよ」
「変な奴だな」
「それじゃ、どこから案内しようか……?」
「とりあえず喉が渇いたから茶屋に連れて行って貰えないか?」
「あぁ、それならおやすいご用だ」
俺が了承した事で隣へ来るテマリ。
フィールドを最大に広げたので、遠目に見ても効力は発揮されるだろうから、早速テマリへ悪戯を開始する。
まずは最初の試しと、テマリのスカートを捲ってみてみた。
すると出てきたのは驚くことに網タイツしか付けていない尻。
前にも見た光景だが、年頃の女の子が股間に網だけなんて何と大胆だろうと思う。
「テマリ、俺が何をしてるか分かってるよな?」
「ん? あぁ、スカートを捲って尻を見てるな」
「触っても良いか?」
「あぁ、良いぞ」
本当に何気ない会話だけで承諾してくれたテマリ。
許可を得た俺は、遠慮せずに網に包まれた、殆ど生の尻を掴んだ。
「んっ……」
小振りで小さなテマリの尻は弾力が強くなっており、前よりも引き締まっている感じがする。
しかし歩く振動でプルプルと小刻みに揺れ、柔らかささえも感じさせてくれた。
尻と足の付け根には深い溝があるおかげで、指で尻を跳ねさせる事が簡単にできる。
尻の重さを味わいつつもついでとばかりに、もう片方の手でテマリの胸当てを解くと、薄い紫の着物の襟を勢いよく広げた。
「っ!? ……」
当然ながらショーツも履いていないテマリはブラも付けておらず、生の程良い大きさの胸が現れる。
しかも襟を開いた反動で揺れてしまい、乳首は民衆の前で風を切った。
「茶屋はもうすぐだから」
「っ!! あ、あぁ、分かった」
疑問を持たなくても羞恥心はあるのか、顔を真っ赤にさせるテマリは今目的を思い出したように言い繕う。
そして俺はさらけ出した美乳を尻と同じように下から弾いた。
「んっ……」
美乳の柔らかさは疑うものではなく、指の先には尻以上に柔らかな感触が掛かってくる。
更には重みも大きさも十分であり、暫くみない内に揉み堪えが増えていそうな感じだった。
期待を込めた俺はテマリの胸を、正面から鷲掴みにする。
「あっ……!」
(体験版終わり)
ガンダムビルドファイターズトライ:カミキ・ミライ:洗脳・操り人形化
「こんにちわ~」
フミナを操り人形としてから何日か経った後、ガンプラ部に訪問者が現れた。
元気な声でありながら上品さを失わず、しかしどこか似た声を聞いたことがある。
俺はそんな風に思いながら、いつも通りにシュミレーターの調節をしていた。
「こんにちは、ミライ先輩!」
「久しぶりね」
「そうですね」
シュミレーターの中に頭を突っ込んで調整をしている俺からは見えないが、どうやら目的の人物がやって来たようである。
「っと、シュミレーターは調整中なのね」
「えぇ、でも、もうすぐ終わると思いますよ?」
「……はい、もう終わりましたよ」
「ほら」
「ふふ、そうね。ヤジマ商事の職員さんはいつも仕事が速いわね」
シュミレーターから顔を出して最初に見えたのがフミナ。
その隣には今回の目的の人物である<カミキ・ミライ>の姿があった。
楽しそうにフミナとの会話を弾ませている彼女は、ファッション誌の表紙を飾るほどの美少女である。
肩胛骨ほどまである茶色の髪はあくまで上品で、立ち振る舞いも優雅さを伴っている。
しかしその実体は次元覇王流拳法の実力者。
フミナの後輩であるというセカイですら尊敬する人物なのだそうだ。
ガンプラにファッション感覚程度の興味しかなかった彼女が、ガンプラ部に来たのは、フミナの誘いがあっての事だけではないらしい。
かつて「東京ガンプラ・コレクション」で実力を見せつけて以来、ガンプラバトルにハマってしまったらしいのだ。
その折りにフミナからの誘い。
断るはずもないと、他ならぬフミナ自身が言っていた。
そして俺はフミナに目配せを一瞬だけすませると、あらかじめ決めておいた予定通りに動き出す。
「ちょうど終わった所ですし、どうです? 一勝負」
「ふふ、良いわね。望む所よ」
俺達の思惑を知らないミライはニヤリと笑い、フミナの挑戦を受け取った。
そこで俺は素知らぬ顔でシュミレーターの蓋を閉じ、電源を入れるとフミナへ声を掛ける。
「それじゃ、いつも通りにテストをお願いします。フミナさん」
「あっ、はい。いつも通りですね」
どこか含みのある言い方だが、ミライは気がついた様子はない。
それどころかフミナの挑戦を受けて、舌舐めずしさえし出した。
俺もミライの身体を密かに視姦しつつ、二人と入れ替わるようにしてシュミレーターから離れる。
対戦を見守るかのような位置で、調整の為に使った工具を置いた。
「それじゃ、ミライ先輩。胸をお借りします!」
「えぇ、存分に掛かってらっしゃい!」
そして始まるシュミレーター。
画面は流れる四角形の光を経た後、荒野の映像が映し出された。
それから脳に直接作用する改良型の洗脳文字が、ミライの方へ流れていく。
「あら? 何か文字が……」
「大丈夫ですよ。それはうちの専属調整員さんの特性プログラムです」
「……特性プログラム?」
「そうです、だから受け入れてくださいね」
「……えぇ、分かったわ」
「くくく……」
流れ始めた洗脳プログラムの改良型は、何の違和感もなくミライの脳へ刻まれていく。
普通なら格闘技をやっているミライなら警戒を呼び覚ます光景であっても、フミナの安心したような声を聞いて何の疑問もなく洗脳されていく。
時折、肩をビクビクと震わせ、脳に直接刻まれる暗示に抵抗しているかのようだった。
しかもブラに包まれている筈の胸さえも上下に揺れ、制服の上からでも柔らかさを誇示していた。
ミライの気の強そうな目からは徐々に光が失われていき、逆に虚ろさが増してきた。
半開きになった口からは唾液すら一筋垂れてしまい、豊満に突き出した胸へ落ちる。
「あ……あぁ……」
「…くくく、順調だな」
「そうですね」
既に学校用の表情を消したフミナが、いつの間にか俺の隣へ来ていた。
制服も脱いでおり、立たせた乳首を見せるタンクトップにスパッツの格好になっている。
洗脳されゆくミライを見る表情は完全に無表情で、感情は一切感じられない。
「フミナ」
「はい」
「ミライには世話になったんじゃないのか?」
「はい、しかしマスターの命であれば誰であろうとも差し出します」
「くくく……良いぞ」
「有り難う御座います」
完全に操り人形と化したフミナの言葉には何の躊躇もなかった。
俺は思わず自分が作った洗脳プログラムの出来具合を誇らずにいられない。
チラリと横を見れば、完全に醒めた目で洗脳されゆくミライを見つめるフミナの姿。
試しにスパッツを丸く盛り上げる尻を掴んでも、何の反応も見せない。
ただ、前と違ってショーツの感覚はなく、薄い布の向こうにはプリンとした肉付きの良い尻があった。
何度も味わった感触であっても、飽きのこない揉み応えだ。
その間にもミライの洗脳は進んでいき、遂にはプログラムの終了を知らせる声がミライの口から流れ出た。
「洗脳プログラムインストール完了しました」
「くくく……よし、こっちへ来るんだ」
「はい」
シュミレーターのプレイヤーが立つ位置に居た場所から、光を宿さなくともハッキリと開かれた目で俺を見つめながら近付いてくるミライ。
スカートから伸びた太股はフミナと違った意味で眩しく、ハイソックスは男心を誘われる。
そして俺の目の前に来ると直立不動の姿勢で止まった。
俺は無言のままでミライの胸を掴んでみる。
「……」
「現状を認識できているか?」
「はい、胸を捕まれています」
手に返ってくる感触は柔らかく、ブラと制服の固い手触りもあった。
ミライの反応も操り人形特有の無感情であり、胸を大胆に鷲掴みにされていても悲鳴どころか眉一つ歪めない。
モデルとあって均整の取れたプロポーションは、触っても興奮を大きく刺激した。
少し指を食い込ませるだけで指先は制服とブラの感触を抜けて、胸本体へと食い込む。
両手を使って揉み解してみても、無感情無表情は一切変わらなかった。
「よし、それじゃミライ、制服を脱ぐんだ」
「了解しました」
少女らしい指が制服のボタンを外していくほどに、モデルすら勤める美しく白い肌が見せる面積を増やす。
V字に広がっていく制服が胸の谷間を見せてくれば、俺の興奮も徐々に高まっていく。
俺の手はフミナの尻を揉んでいるものの、もはや慣れ親しんだ感触で愛着すら沸いている。
しかし最近は犯しすぎた所為もあってか、興奮もいまいちだったのだ。
そこに来たのがミライである。
当然ながら初めて見るミライの下着姿は新しい興奮を誘い、フミナの尻を揉む手にも力が入った。
「……」
無言のままに上半身下着姿になったミライは、制服を脱ぐ速度を維持したままでブラを取り去る。
出てきたのはフミナの胸ほどの大きさで、色も形も綺麗な美乳。
乳首は殆ど肌の色に近く、乳輪も大きさは控えめ。
しかし成熟したての柔らかさはブラから解き放たれた反動で大きく胸を揺らし、俺の視線を釘付けにした。
そんな心情を気にしないミライは命令を忠実に実行し続け、今度はスカートを脱ぎにかかる。
とは言っても、スカート自体はホックを外すだけで良いので、ストンと布特有の軽い音を立てて床へ落ちた。
ミライが履いているショーツはブラとお揃いであり、布の面積は大人の女としての色気を目覚めさせたばかりと言った感じで小さめ。
そのショーツさえも躊躇いなく、ウエストへ指をかけると上半身を曲げて下げた。
前屈みになった所為で美乳は卑猥に垂れ下がるも、若さのおかげで丸みを帯びた形を維持している。
そして綺麗な背中が見えるほどまで上半身を曲げきり、ショーツを脱ぎ去ると、元の直立へと戻った。
「おぉ……!」
「…………」
目の前にいるのは間違いなく、今人気絶頂とも言えるモデルの全裸である。
しかも女子高生で美少女と来れば、俺の陰茎はズボンの中から存在を主張してきた。
胸は言うまでもなく美乳であり、腰は適度に引き締められてくびれがある。
更にその下では薄く生え揃った陰毛があり、もう少し視線を降ろせば逆に陰毛の生えていない綺麗な割れ目があった。
大陰唇はぷっくりと膨れ、実に触り応えがありそうだ。
「ミライ、もう少し近付いてこい」
「はい」
俺の片手はフミナの尻を揉むのに忙しいので、ミライに手が届く範囲に来させる。
すると、モデル歩きで近付いてきたミライの胸は美しくプルンプルンと揺れて欲情を大きく刺激してきた。
もう辛抱溜まらんと言わんばかりに、俺の自由だった手はミライの胸を鷲掴みにしてしまう。
「おりゃ!!」
「……」
完全に無反応のミライの胸はあくまで柔らかく、制服の上から揉んだ時以上に俺の指を食い込ませた。
同時にミライの暖かい体温と、僅かに感じるのは心臓の鼓動。
特に激しく脈動しているわけではないので、興奮していないのは確かだろう。
冷静なミライの胸を揉み続ければ生理的な反射で乳首が卑猥に立ってくる。
「どうだ? ミライ」
「はい、胸を揉まれて乳首が立ってきました」
「気持ちいいか?」
「はい、胸を揉まれて気持ちいいです」
実際に指の間から顔を見せる乳首は、ミライの言葉通りにどんどん固くなってきた。
今度は揉むのではなく胸の形を確かめるように撫でていく俺。
すると、胸は産毛を刺激されて、乳輪から厭らしく膨らんでくる。
指先で乳首をこねくり回せば固い感触が返ってきた。
俺はそのまま胸を撫でていき、手を降ろして引き締まった腰を撫でていく。
手触りは心地良く、サラサラであり、なおかつ掌が吸い付くような肌理の細かさが感じられた。
そして下腹部へ手を移動させ、陰毛を手櫛で整えた後、いよいよ大陰唇へ手を持って行く。
「……触るぞ?」
「はい、どうぞ」
俺が何も言わなくても触りやすいように、前へ股間を突き出してくるミライ。
若干触りやすくなった股間へ、スルリと手を差し入れる。
最初に感じるのは、やはり大陰唇の柔らかさであり、胸以上に軽く、押すだけで指先が食い込む。
しかも食い込む先が大陰唇ではなく、綺麗な割れ目となっていた秘裂だった。
指先は柔らかくも暖かい大陰唇に挟まれ、中では発達を見せる小陰唇が感じられる。
更に手を奥へ差し込めば、小さな膣口がヒクヒクと収縮していた。
指先でさえも挿入には困難そうな感じであり、愛液がない所為で若干突っ張る感じがする。
「ミライは処女か?」
「はい、誰とも性交渉はしておりません」
「それじゃ、俺が触るのも初めてか?」
「はい、そうです」
そう答えを聞いた俺の興奮は頂点に達した。
「このままじゃ入れにくいから愛液を流せ」
「はい、分かりました」
命令を下せば、操り人形状態のミライは俺の指を挟む秘裂から愛液を大量に流し始める。
もはや肉体の操作まで可能とする深い洗脳状態。
指を軽く動かすだけで愛液は指に絡み付き、ニチャニチャと厭らしい音を立て始めた。
流れる愛液は止めどなく流れ、太股を通り、足首に溜まって部室の床を濡らす。
俺が指をミライの目の前に持ってくれば、愛液が糸を引いて絡み付いているのが確認できた。
それをワザとミライに見せるよう、指で弄ぶ。
「お前は厭らしいな」
「はい、マスターの為なら何でも捧げます」
「くくく……良い洗脳具合だな」
自分の愛液を目の前にしても無表情のミライの身体は、愛液を流す程に興奮を一気に高める。
揉んでいなかった方の胸の乳首も、今では痛そうな程に尖り、白かった肌も全身がほのかに赤くなっていく。
半開きになった口からは甘い吐息が絶えず吐き出され、完全に身体だけは欲情しているようだった。
「よし、ミライ、俺のズボンとパンツを脱がすんだ」
「はい、分かりました」
命令を聞いたミライは俺の膨らんだズボンの前へ屈むと、ホックを外しファスナーを降ろしていく。
そしてズボンとパンツのウエストに指を引っかけると、自分がショーツを脱いだ時と同じように一気に引き下ろした。
飛び出た陰茎は一瞬だけ真下を向いて、反り立つ力で直立になる。
その際にミライの鼻先をかすめ、カウパー液を塗りつけた。
男の性を強烈に感じ取った筈だが、ミライは顔色一つ変えない。
「咥えるんだ」
「はい、あむ……」
「うぉーー」
ミライが可憐な唇を開けると、反り立つ陰茎の亀頭を真上から咥える。
ぬるりと唾液に塗れる亀頭は、ミライの口内に入った。
カウパー液は舐め取られ、代わりに舌の腹が這い回りながら唾液を塗り返してくる。
洗脳プログラムをインストールしたついでに、性的な知識も刻みつけたので、勿論歯は当たっていない。
亀頭が完全に口内に入ると、今度は竿さえも飲み込んでいく。
「ずるる~ーー」
「おぁ……」
太い血管が脈動していてもミライの唇に締め付けられる事で快感に変わる。
陰茎の反り立つ力は凸凹した上顎で亀頭の上側を擦り、大きな快感となって俺を襲ってきた。
「くぅ~……」
「ず、ずず~」
「うはっ!?」
限界まで陰茎を咥え込んだミライは、今度は吸い込みを強めながら頭を引いていく。
まるで引き抜かれるような感覚で、俺は思わず大きな声を上げてしまった。
そしてついでと言わんばかりに、今の今まで揉んでいたフミナの尻を強く掴む。
「ずるる~……」
「くっ!!」
「…………」
隣で冷めた目をしながらミライを見つめるフミナは、いくら尻を強く捕まれても悲鳴の一つも出してこない。
片手に感じる弾力を感じる余裕もなく、陰茎からの快感に翻弄される俺。
ただでさえ今日の為に精液を溜め込んでいた所為で、ミライのフェラの快感は強すぎる。
しかし俺は何とか股間へ力を入れて、長くミライの口内を味わう為に我慢を重ねた。
そんな努力をする俺に構わず、ミライは頭を上下に降り始める。
「ずっ、じゅるる。ずず……」
「くはっ!」
綺麗で良い匂いのする髪がバサバサと揺れ動き、俺の下腹部を刺激してきた。
思わずミライの頭を軽く掴んだ俺は、優しく撫でるように手櫛でモデルらしい綺麗な髪を味わう。
上下する頭は陰茎を刺激し、吸い込みながら口内では舌先が亀頭を絡め取る。
「ずず~……、じゅるる」
「うぅ……!!」
そして我慢できなくなった俺は遂に根を上げてしまった。
「もう良い! ストップだ、ミライ」
「ず……んむぁ、分かりました」
唾液が垂れないように吸い込みつつ陰茎を口内から抜いたミライは、再び直立の姿勢に戻って指示待ちの状態へ移行する。
もう少し俺が止めるのが遅ければ、危うく無駄に精液を出してしまうところだった。
やはり最初に精液を出すのなら、子宮口でなくてはいけない。
そんな思いに駆られ、俺は次なる命令を下す。
「次は椅子に座って脚を広げるんだ」
「はい、了解いたしました」
命令を聞いたミライは例によってモデル歩きで尻を揺らしながら近くにあった椅子に浅く座る。
それから迷いなく脚を広げると、愛液滴る股間を大胆に見せてきた。
両足を広げた所為で内股の筋が引っ張られ、大陰唇は卑猥に広がって中に隠れていた小陰唇と膣口を晒す。
ある意味、フミナで見慣れた光景であるが、やはりモデルであるという先入観が、ミライの体勢をより卑猥に見せた。
しかも愛液を垂れ流すほどに性的な興奮を抱えている所為で、小陰唇は充血して肉厚になり、陰核は既に包皮から顔を出している。
ひとまずフミナの尻から手を離した俺は、惹かれるように足を開いて迎え入れる準備を整えたミライへ近付いた。
「……よし、それじゃ、犯すからな」
「はい、どうぞ」
そう言ったミライは、更に脚を広げて俺の腰を迎え入れる。
亀頭が秘裂の中へ食い込んだ瞬間に、膣口は鈴口に吸い付いた。
ミライ自身の唾液と愛液は混ざり合い、そこへ鈴口が漏らしたカウパー液が混ざる。
滑る粘液が一気に量を増し、指先すら強く締め付けていた膣口は簡単に、ぬるりと亀頭を飲み込んだ。
「おふっ!?」
「……」
鈴口の前には処女膜の抵抗を感じ、その儚さに興奮を更に沸き立てられた。
膣口付近であってもヒダは確かに存在し、進入してきた亀頭を舐め回してくる。
「くぅ……」
「……」
俺が快感の余りに声を漏らしても、ミライは自分の股間を見つめたままで動じない。
今まさに処女を破られんとしていても、表情には焦りとかの感情は一切浮かんでいなかった。
亀頭に大陰唇を開かれ、既に膣内へ姿を消していても、無感情な顔は変わらない。
俺は竿が柔らかな大陰唇に挟まれて感じる暖かみを受け、陰茎の大きさを心なしか増していた。
それ程にミライの膣内は新鮮味があったのだ。
「ふぅっ!!」
「……んっ」
そして射精しようとする陰茎の脈動を押さえつつ、処女膜を破り去った。
その瞬間は流石に操り人形と化しているミライでさえも、違和感と拡張感で声を漏らす。
俺が腰を奥へ進める程に、ミライの白い腹は陰茎の形の分だけ影を作っていく。
「くっ!!」
「……」
愛液を漏らす程に身体が興奮している所為で、小陰唇同様にヒダも厚みを増している気がした。
少しずつ腰を押し込んでいき、処女だった膣内を拡張していく。
狭かった膣壁は愛液の滑りで亀頭の形のままに広げられていき、竿までも飲み込んでいった。
大陰唇は優しく愛液を塗りたくり、膣口に入る前に滑りを追加してくれる。
「おふぁ……」
「……」
狭い膣内を突き進む亀頭はヒダに舐められながら最奥を目指す。
俺が腰を押し込む程、逆に陰茎に埋め尽くされていく膣内から愛液が吹き出してくる。
鈴口が子宮口に接触しても根本まで入れようとする俺は、子宮そのものを押し上げて挿入しきった。
「くぅ……」
「……」
破瓜の血は膣口を通り、大陰唇にまで到達しており、密着した俺の下腹部にさえも陵辱の証を残す。
根本まで入れれば下腹部にも愛液が付着してしまい、押し込む力でヌルリと腰が横へ移動してしまった。
「うくぅ……」
「……ん」
腰が動けば自然と膣内に入っている陰茎も角度を変え、子宮口の周りを鈴口が擦る。
その感覚にミライは思わず声を漏らし、俺も変わる刺激で大きな吐息を吐き出してしまった。
陰茎で満杯になった膣内は操り人形となったミライの代わりに戦慄き、異物を必死に排除しようと試みてくる。
しかしどれだけ最奥から波打っても腰の力には適わないので、陰茎を根本から鈴口の先まで舐め回すことしかできていない。
その刺激が俺にとって凄まじい快感となり、精液は睾丸から多く流れ出そうとしていた。
「くはっ! 気持ちいいぞ! ミライ!!」
「有り難う御座います」
俺がミライを褒めると、自分の股間を見ていた視線が俺の顔へと向けられる。
今の俺の顔は快感で歪んでいるので若干気恥ずかしいが、その気持ちを隠して腰を引いていった。
「おぉ……」
「……」
大人と子供の間と言っても良い年齢のミライの膣内は、ヒダが発達しておりカリに掛かる抵抗も大きかった。
モデルだけあって僅かに痩せているので、フミナと比べれば少々物足りないが、それでも美少女を犯している現実が大きく快感を押し上げてくれる。
カリに掻き出される大量の愛液は、すぐにミライの座っている椅子を濡らす。
締め付けが強い所為で鈴口の先では、抜いた端からヒダがカウパー液を絡め取り、亀頭自体を舐め回してきた。
一旦引ききると、今度は一気に膣内を突き上げ、動きを止めずに腰をピストン運動させる。
「ふっ、はっ、んっ」
「…………」
どれだけ俺が必死に動いてもミライの顔は相変わらず俺の顔を直視している。
性的な刺激を受けても、それは変わらず、代わりに身体が徐々に熱くなって赤みを増していく。
陰茎を断続的に突き入れられる膣内も徐々に解れ始め、拒否するような動きから進んで迎え入れるような雰囲気へと変わっていった。
「うくっ、ふん、はっ!!」
「……」
快感に翻弄されながらも、ふと視線を降ろせばミライの美乳は楕円を描いて上下に揺れている。
陰茎からの快楽に耐える為、意識を反らせようとして半ば無意識に揺れ動く美乳を掴む。
「はっ、ふっ、んんっ!!」
「……」
掌には性的な刺激を受けて固くなった乳首の感触があり、俺が指を動かして揉み解せばコリコリと手の中で動いた。
膣内でも俺が腰の動きに変化を付けて入出を繰り返せば、陰茎の角度が変わって絶えず新しい快感がある。
ある時は子宮口の固い感触を押し返すものであったり、ある時はヒダを掻き分けて柔らかな膣壁を押し上げたり。
様々な変化を楽しみつつ、俺は射精を我慢して必死にミライを犯していった。
そしてフェラチオをさせていた時点で限界間近だった陰茎に、遂に精液が暴発する予感が訪れる。
「くぅ……! もう駄目だ」
「どうぞ、精液を私の子宮にください。マスター」
「うぉ……!! 行くぞミライ!!」
「はい、存分に胎内を汚してください」
いくら事前にプログラムしてある台詞であっても実際に言われると、射精の切っ掛けになる程度には興奮を高めてくれた。
そして俺は腰を一気にミライの股間へ叩きつける。
「くっ! 出る!!」
ミライの子宮口へ亀頭を食い込ませた俺は、今の今まで我慢を重ねていた股間の力を抜いた。
途端に吐き出される精液。
「……」
ミライも視線を俺の顔から自身の子宮がある辺りに降ろし、まるで精液が溜まっていく感触に浸っているかのようだった。
陰茎が精液を吐き出す程に、ミライの下腹部は僅かに膨らむ。
それから子宮口付近に溜まった精液が、愛液を押しのけて一気に逆流してきた。
竿を咥え込んで一杯一杯だった膣口からも精液が漏れ出し、愛液で照かっていた大陰唇さえも秘裂の内側から汚す。
膣内でヒダの一枚一枚の根本まで精液が行き渡るのを待って、俺はゆっくりと腰を引いていった。
「うぅ……」
「……」
流石に射精直後とあっては、陰茎が快感にうごめく膣内に擦られるのはキツい。
未だ絶頂に達していなかったミライの身体は興奮の最高潮におり、ヒダを含めて膣壁を積極的に動かしていた。
出された精液も子宮口へ送る動きを繰り返し、確実に妊娠するように運動している。
やっと陰茎を膣内から出し切った後には、もう既に反り立つ力を回復させられてしまい、精液の名残を出しながらも立派に直立していた。
「くっ、ミライ! そこの床に四つん這いになるんだ!」
「はい、分かりました」
このままでは満足できないと認識した俺は更にミライを犯す事にする。
しかし普通の後背位ではつまらないので、今の今まで待機していたフミナにも声を掛けた。
「フミナはミライの上に乗るんだ」
「はい、了解いたしました」
放置されていても、即座に反応を返すフミナは迷い無く四つん這いになったミライの上にうつ伏せで乗る。
俺からは尻が2段重なって見え、下になったミライの大陰唇は綺麗な割れ目に戻っており、秘裂から大量の精液を逆流させているのが見えた。
一方、上になったフミナの尻はスパッツに包まれているものの、大陰唇の膨らみは隠されず、ショーツを履いていない所為で割れ目さえ確認できる。
俺はひとまずフミナのスパッツのクロッチ部分を両手で引き破ると、大陰唇だけを露出させた。
すると、秘裂は既に愛液で塗れており、卑猥な光沢を見せている。
「フミナ、濡れているな」
「はい、マスターとミライの性行為を見て身体が興奮してしまいました」
「くくく……良いぞ。思い掛けない効果だな」
「有り難う御座います」
好都合にもフミナの秘裂は濡れているので、挿入には問題なさそうだった。
ひとまずはミライの愛液と、既に出してしまった精液を落とす為に、フミナの膣内へ入れようと腰の位置を調整する俺。
「フミナ、入れるぞ?」
「はい」
亀頭をフミナの大陰唇に接触させれば、ミライとは違った愛液でヌルリと陰茎が滑る。
自然と割れ目を上下に擦る事となり、鈴口から漏れていた精液が秘裂の上から塗られてしまった。
反り立つ力が強い陰茎の根本を掴んで水平に保つと、一気に腰を突き入れる。
一度ならずも犯した膣内は俺の陰茎の形に変わっており、根本まで何の抵抗もなく飲み込んでいった。
しかし締め付けに関しては申し分なく、ヒダも陰茎を認識した瞬間から絡み付き、膣壁はギュッと優しく、かつ強く握りしめてくる。
鈴口に当たる子宮口は堅さを残しながらも、包み込んでくるようだった。
目論見通りにフミナの大陰唇でミライの愛液と、付着していた精液は全て削り取られる。
「おぉ、いつ犯しても良いな」
「有り難う御座います」
フミナは相変わらずの無感情のままで礼を言ってきた。
俺はフミナの尻を掴むとスパッツ越しの感触と弾力を味わい、腰を引いてピストン運動を開始する。
尻を俺の下腹部が叩く軽い音が聞こえる合間に、グチョグチョと粘液を掻き回す音も聞こえた。
三つの体液が混ざった事で、部室の中を漂う空気も卑猥なものに取って代わる。
俺が腰を引けば竿を締め付けている膣口が秘裂の合間から顔を出し、入れれば大陰唇が削り取った精液とミライの愛液を再び塗りつけてきた。
「次はミライだ!」
「はい、どうぞ」
何度か腰を行き来させた後、今度は下になっているミライの膣口へ陰茎を入れる。
未だに快感の名残を見せている膣内は、陰茎を咥え込んだ事で再び活発に動き始め、フミナの愛液を舐め取らんばかりにヒダを絡めてきた。
軽い痙攣さえ感じ、ミライの膣内はもうすぐ絶頂へ達しそうだ。
それでも俺は何度か行き来させた後、再びフミナの膣内へ陰茎を差し込む。
「ふっ!」
「んっ……」
フミナの膣内はミライよりも解れており、俺の陰茎の形にそって広がっては締め付けてくる。
未だ俺の陰茎に慣れていないミライの膣内と違って、入れていて安心するような感じさえあった。
二つの膣内の違いは年齢を考えても大きく、どれだけ俺がフミナを犯したかを教えてくれる。
そしてミライの膣内がどれだけ新鮮だったかを感じ取った。
何度か安心するフミナの膣内を犯した後、再びミライの膣内へ陰茎を差し込み、交互に二人を犯していく。
掻き出される愛液は二人分であり、フミナから落ちたものはミライの尻の谷間を通って秘裂へ流れ込んでいった。
先に犯していたミライの膣内は、間隔を置いて犯される程に快感を溜め込み、俺が挿入した途端に絶頂へ達してしまう。
「くぉ!?」
「……」
無言のままで腰を大きく上下に痙攣させる姿は卑猥であり、中に入れた陰茎も上下に子宮口を擦る。
潮を吹き、床を濡らすと愛液も膣口から大量に漏れ出してきた。
締め付けは強く、ヒダの蠢きは激しくなり、一度射精をしていても精液を吐き出しそうになってしまう。
そこで俺は慌ててフミナの膣内へ陰茎を根本まで挿入し、股間から力を抜いた。
「くふぅ……!!」
「……」
膣内に精液を吐き出されたフミナの身体は即座に反応を返し、ヒダを動かしては積極的に子宮口へ送る。
下で尻を痙攣させるミライの動きの反動は上で尻を差し出しているフミナへ伝わり、僅かな動きとして上下に尻が揺れていた。
それでも陰茎の射精する動きよりかは大人しい。
俺とミライの性行為を見て興奮していた膣内に精液は撒き散らされ、鈴口が食い込む子宮口に精子が張り付いていく。
やはり俺専用となっているフミナの膣内は精液を感じた瞬間に、絶頂に達していなくともギュッと締め付け、射精を促してくる。
蠢くヒダも亀頭に張り付き、小さな舌で舐められるような感じさえしてきた。
「うっ、ふぅ……」
「……」
そして射精を終えた俺は流石に疲労を感じ、ふらふらと後ろへ下がってしまう。
自然と陰茎がフミナの膣内から抜けてしまっても、堅さが無くなった所為で快感を感じる暇もなかった。
二回連続の射精で半ば麻痺してしまった陰茎の感覚は、抜く時の刺激でさえも感じる事はない。
「はぁ、流石に疲れたな」
「……」
「……」
ぽつりと呟いても命令を下していないのでフミナとミライは動かず、二連の四つん這いの姿勢を保ったまま。
「もう立って良いぞ」
「了解しました」
「分かりました」
命令を聞いた二人は同時に立ち上がり、俺の方を向くと直立姿勢に戻った。
ミライの方は全裸で無惨に赤くなった股間を晒しても、無表情で呼吸一つ乱していない。
背中にフミナを乗せて絶頂に達した筈だが、体力を消費している様子はなかった。
フミナの方はタンクトップは犯された興奮で乳首を目立たせ、股間では大陰唇の部分だけが引き裂かれたスパッツが見えている。
二人の厭らしい姿を見ていると興奮しそうなものだが、流石に強い賢者タイムの俺には通用しない。
「服を着ろ」
「はい」
「はい」
二人同時に返事をした後、股間の精液を拭かないままで服を着ていく。
タンクトップに包まれていてもフミナの胸は揺れて卑猥な光景を作り出す。
ミライに至っては何も付けていない美乳を晒しているので、一挙手一投足で胸が上下左右に揺れていた。
殆ど肌の色と変わらなくとも興奮で尖り、赤みがかった乳首を晒す胸をブラで隠し、付け終わると精液と愛液を拭かずにショーツを履いていく。
完全に下着を付け終わると次は制服を手に取り、まさしくいつも通りと言った雰囲気で着ていった。
フミナも同じように制服を着ていき、最後には制服姿の美少女二人が完成したのだ。
「よし、次は普段の性格を取り戻すんだ」
「……分かりました」
「……分かったわ」
命令を下した瞬間、二人の顔には、ある意味不自然な笑顔が浮かぶ。
「それじゃ、後はいつも通りに普段を過ごすんだぞ?」
「分かってますって。ねっ、ミライ先輩」
「えぇ、そうね。その程度なら簡単よね」
操り人形にする前の明るい性格と、年齢的に色気がありすぎる性格に変わった。
その姿は完全に普通の女の子であり、とても洗脳済みで犯された後とは思えない。
「そろそろ俺は帰るから、掃除は任せる」
「えぇ!? 私ばっかり損な役割を押しつけるんですから」
「そうなの?」
「そうなんですよ、ミライ先輩。いつも精液と愛液の後始末は私にばっかり押しつけて」
「そうなの」
ジト目で見てくるフミナから逃げるように、俺は部室を出ていくのだった。
「そ、それじゃぁな」
「あぁ、逃げた」
「逃げたわね……」
「それじゃ、ミライ先輩は床の掃除をお願いしますね」
「えぇ、分かったわ」
非常に親しい会話だが、実際はフミナからの命令であり、立場として下であるミライに断る選択肢はなかった。
「床のは雑巾で拭けばいいのかしら?」
「えぇ、本当は舌で舐め取りたいんだけど、マスターが汚いって言って許してくれないのよ」
「大切にされてるじゃない」
「そうですよ? 何せ一番最初にマスターの人形になったんですから」
はたから見れば異常な会話がなされる中、ミライは雑巾を取りに掃除箱へ向かう。
肝心のフミナはもう一つ精液で塗れている場所、椅子へと向かった。
「そう言えば、椅子なら舐めても良いって言ってたんですよね」
「えっ、ずるい!」
男の精液を求めて二人の美少女が言い合う様子は卑猥極まりない。
「へへ~ん、早い者勝ちですよ」
「もう、仕方ないわね」
いかにも先輩風を吹かせている様子のミライだったが、立場として上の存在に特を取られたに過ぎない。
そんなフミナにジト目を送ったミライは、改めて掃除箱から雑巾を手に取る。
一方のフミナは未だに新鮮な精液が匂い立つ椅子へ向かい、ひざまずくと精液に顔を近付けて舌で舐め取っていく。
多少、というか大量にミライの愛液が混じってはいるものの、フミナには関係なかった。
「れろ~--」
「んも~ずるい!」
文句を言いつつも雑巾片手に床を拭いていくミライ。
フミナは椅子に溜まっている精液に舌を伸ばし、舐め取っていく。
その表情は恍惚としており、とても中学生がする顔とは思えない、色気たっぷりのものだった。
とは言っても、椅子に残っているものは少なく、すぐに舐め終わってしまって残念そうな表情へと変わる。
「ふぅ、美味しかった……」
「残りは床に落ちてるものだけだから、ちゃんと雑巾を使いなさいよ」
「分かってますって、ミライ先輩」
「なら良いけど……」
余りにも恍惚としているので床に落ちているものまで舐め取らん勢いだったのをミライが止めた。
フミナもミライの言葉にハッと意識を取り戻したかのように、言い繕う。
こうして、ガンプラ部はセカイが来る前に、いつも通りの雰囲気へ変わっていったのだった。
終わり
桜花、人形化・洗脳・後編
そう言ってやってきたのは禊場。
男も女も薄布を着て身を清める場所である。
少し大きめの滝が目の前にあり、辺りには神聖な雰囲気が漂い、空気も澄んでいるような気がした。
そんな場所の脱衣所の前には『今日は女性の日です』と書いてあるが、俺はうっかり見逃してしまい、中へ入ってしまう。
脱衣所の中を見回してみれば籠の一つに桜花の衣類が入っており、桜花が禊をしている最中である事を知らせてくれた。
「今がチャンスだな……!」
俺は脱衣所の入口に『準備中』の看板を立てかけると、桜花の衣類が入っている籠の中を覗き込んだ。
中には精液と愛液が染み込んだ褌に着替え用の真新しい褌。
それからサラシまであるとなれば、今の桜花は完全に禊用の、水に濡れれば簡単に透ける着物だけしか身に着けていない事になる。
想像するだけで吐き出したばかりの精液は充填され、一気に陰茎は硬さを復活させた。
禊場に相応しくない欲望を抱えたまま、俺も禊用の着物に着替え、禊場へ続く脱衣所の扉を開け放つ。
「なっ!?」
「桜花さん」
「何だ。お前か」
てっきり悲鳴が出迎えてくれると思ったが、そうでもなかった。
禊前なのか桜花の着物は濡れておらず、期待した乳首は見えていない。
しかし股間の辺りではうっすらと陰毛の生えていない股間が目に入った。
「良かったら一緒に禊をしませんか?」
「あぁ、良いぞ」
膣内に残っていた精液は太腿を流れ、禊用の着物をいつも以上に張り付けている
俺の提案を承諾した桜花が禊場の奥へ行こうと後ろを向けば、ぷりんとしながらも張りのある尻の形がはっきりと浮かび上がっていた。
討伐に行ってた時は袴の所為で見えなかった部分だが、前と同じように後ろでも漏れた精液の所為で股間の辺りが張り付いている。
尻の形は勿論だが、谷間まで食い込んだ禊用の着物は、身体に密着しているので肌の色が透けていた。
「ほら、こっちへ来い」
「はい」
丁度ひざ下辺りまで浸かる程度の場所へ行った桜花は、手招きをして俺を呼ぶ。
桜花がここまで俺に対して恥ずかしがらないのは、ひとえに人形化した成果だと、俺の中の御霊は楽しそうに言う。
精神を封じ、操り人形にした所為で、最初から持っていた実力者かもしれないと言う好感が深層心理の中で押し上げられたらしい。
要は俺の事を恋人か、それに近い程の好感度を持った筈だと、御霊の言葉。
若干納得は行かないが、俺を呼ぶ桜花の顔は好感に溢れており、裸を見られるかもしれないと言う事に忌避は無い。
人形化した状態で操れば、洗脳できるとは知らなかった。
何にせよ、御霊の力は不思議なものだ、と言う事で納得するしかないのか。
実際に桜花に変化は起こっているし、効果の程は御霊の自信満々な言い分で疑いようも無い。
手っ取り早く洗脳できたと無理やり納得して、ここは桜花の身体を楽しむとしよう。
「結構良い感じに水がぬるいですね」
「あぁ、訓練で火照った身体を冷やすには十分だな」
世間話をしつつ、桜花へ近寄った俺は薄布越しに引き締まった尻の片方を片手で鷲掴みにした。
掴んだ感触は見た目通りに引き締まっており、数回揉み解せば強い弾力が指に返ってくる。
「っ!? な、なにをするんだ!?」
尻を掴むと流石に顔を赤くして抗議してくる桜花だったが、身体の方は一切逃げずに揉まれるがまま。
しかし精神が一応の拒否を見せていると言う事は完全に洗脳しきっていないと言う事なので、成長して新たに得た御霊の能力を使いつつ、洗脳を深めていく。
「何って、俺と禊をする時はいつもこうしているでしょう?」
「そ、そうだったか?」
「ほら、俺って期待されてでしょ? だから精神的な事を桜花さんの身体で癒すって言ってたじゃないですか」
「そう……だったか?」
俺が言葉を重ねる程に桜花の目から意思が抜け落ち、深層心理にまで御霊の新たな能力が満たされていく。
新しい力とは『相手を言葉によって操る』もので、簡単に言えば洗脳の力である。
身体を操る事に慣れれば、意志を操る方へ行くらしい。
俺の言葉によって桜花は意思を徐々に支配され、自然な表情を浮かべていた顔も何処か張り付いたようなものへと変わっていく。
洗脳の効果がハッキリと現れるとやはり興奮は溜まるもので、既に俺の陰茎は禊用の薄い着物の下から盛り上がりを見せていた。
「そう、だったな。分かった! 存分に私の身体を使うが良い!」
「有難う御座います」
「期待の新人を育てるのも先輩モノノフとしての役目だからな。気にしなくて良い」
桜花自身が納得を見せた事で張り付いた印象を受けていた表情は自然さを取り戻し、先輩としての自覚なのか、その豊満な胸を張って自分の身体を使えと許可を出してきた。
背中を反らせて腰に手を当てるポーズは薄布しか着ていない桜花の乳首を目立たせ、胸の形も浮かび上がる。
揉んでいた尻もキュッと引き締まり、谷間に潜り込んでいる指が左右の尻の肉に挟まれた。
「それじゃ、ちょっと失礼して……」
「わっ!?」
洗脳した結果、許可を貰ったので俺は尻から手を放して桜花の後ろから抱き付く。
その際に陰茎は指を挟んでいた尻の谷間に入り込み、両手は形を浮かび上がらせていた巨乳を掴む。
元から硬さを増していた陰茎は胸を掴み、揉んだ気持ち良さで更に硬さと熱さを増して、ぬるい禊用の水の中で一段と存在感を放つ。
「……尻に熱いものが」
「桜花さんが魅力的だからですよ」
「ひゃっ!? 耳元で話しかけるな」
桜花に背中から密着したままで声を掛けると、くすぐったそうにして身をよじらせた。
よじる動きは下半身にまで及び、尻の肉に挟まれた陰茎が軽く擦られる。
掌は勿論桜花の巨乳を味わい、俺の興奮は最高潮にまで達した。
時間的には精液を出したばかりであっても、陰茎からの欲求には逆らわない俺は、巨乳を揉み解す手を片方だけ桜花の股間へ持っていく。
「うっ!?」
流石の桜花も股間を触られるのは拒否感が働くのか、一瞬だけ身体を強張らせる。
しかし好きにして良いと言った手前、抵抗する雰囲気は一切なく、桜花の両手も自分の腰の横で動かないままだった。
桜花にしては珍しい恥じらいを見た俺は、股間へ向かわせた手を態々身体の表面に這わせていき、鍛えられた肉体美を感じ取る。
腹筋は触って初めて分かる程度に割れており、上には女らしい柔らかで薄い脂肪が覆っていた。
更に下へ行けば下腹部、子宮がある辺りは僅かに膨らんでおり、軽く掴むと桜花は色っぽい声を漏らす。
「あぅん……」
桜花の顔を横から見れば綺麗な目は閉じられ、頬を赤くしながら完全に俺に身を任せていた。
巨乳を揉む手は乳首を摘まみつつ、下腹部へ向かった手は遂に股間へ到達する。
「ふっ……うぅ……」
元から漏れ出した精液で濡れていた大陰唇はぬるりと俺の指を迎え入れ、簡単に秘裂の中へ侵入を許した。
淫核は時間が経っている所為で包皮の中へ隠れてはいたものの、興奮の余韻は残しているのか僅かな硬さが感じられる。
秘裂の中は熱く、小陰唇は精液が絡みつき、膣口は俺が指を軽く入れれば可愛らしく締め付けを返してきた。
「んっ……」
軽く指先を出し入れすれば中の精液は愛液で薄まるも、逆に粘りが増してくる。
滝の五月蠅い音の中に、くちゅくちゅと卑猥な音が桜花の股間から聞こえてくるほどまでになった。
先程膣内に精液を出した分、思った以上に早く滑りが出てきたので、俺は禊用の着物の股間部を捲り上げ、陰茎を露出する。
「桜花さん、ちょっとそこの岩へ手を付いて貰えますか?」
「んぁ……あぁ……」
快感で余り思考が回っていない桜花は特に文句も言うでもなく、大人しく近場の岩へ手を付いた。
岩は結構大きめなので桜花が手を付くと自然と尻を後方へ突き出すような体勢になる。
俺は突き出された尻の方から近付くと、桜花の着物を捲って下半身を丸出しにした。
「んっ……」
白い尻は興奮と羞恥でほんのりと赤くなり、丸見えになった秘裂からは愛液が精液と共に漏れ出した。
既に割れ目は開き、開閉を繰り返す膣口は陰茎を求めているようだ。
女の身体が見せる欲求に従うと言う免罪符を掲げた俺は、腰を近付けてカウパー液を漏らす鈴口を接触させる。
「ふぁ……」
亀頭よりも熱く吸い付く感触は、陰茎から大きな快感を送ってきた。
精液の充填はまだだが竿を脈打つ太い血管は臨戦態勢であり、犯す分には十分すぎる程の硬さを見せている。
そして亀頭が大陰唇を割り開き、鈴口が膣口へ潜り込んでいく。
「う、あぁ……」
例え処女を失っても締め付けの強さは相変わらずで、亀頭の形を変えられる程の圧力を受けた。
愛液と精液で滑る締め付けは当然快感となって俺を攻め立てる。
じわじわと進んでいく陰茎は一度拡張した膣内を再び押し開いていき、奥へ進む程に亀頭がヒダで舐められていく。
陰茎が膣内を占領していけば、逆流してくる精液と愛液は禊をする神聖な滝の水で固まり、下流へ流されていった。
「んっ、くあぁ……」
膣内が広げられる桜花は、快感の色を多大に含んだ声を漏らす。
陰茎を迎え入れたヒダもうねり、強弱を付けながら波打って舐め回してくる。
そんな中を進む陰茎はカウパー液を巻き散らしながら、遂には子宮口と邂逅を果たした。
「くふっ……」
最奥を刺激された桜花は、くすぐったそうに声を漏らす。
鈴口が僅かに子宮口へ減り込めば、丁度陰茎も根元に大陰唇を感じる程度まで入った。
長さ的には桜花の膣内はピッタリであり、一度犯した事もあって俺の陰茎の形に添ったように変形する。
締め付けは勿論の事、カリの凹みを舐め回す動きまで快感を引き出そうとしてきた。
根元まで挿入した状態で動かなくとも桜花の膣内は緩やかに蠢き、陰茎はゆっくりと扱かれる。
これだけでも十分気持ち良いが、ここは禊場。
一応看板は立ててきたが、他の誰かが来るかもしれないので一気に腰を引いた。
「ふんっ!」
「あふぁっ!?」
急激な動きで膣壁を削られた桜花が甘い声で喘ぐ。
一旦、亀頭が出る寸前まで引いてから今度と勢い良く突きあげた。
「ふっ!」
「うぁん!!」
子宮口を小突かれた桜花は突き上げられた反動を逃がしきれずに、身体まで前へ押し出され、禊用の着物に包まれた豊満な胸が大きく揺れるのが見える。
脇腹越しであっても横乳で動きが簡単に分かり、視界からの興奮には事欠かない。
そして最奥を突き上げた俺は動きを止めず、前後に腰を動かして桜花を再び犯し始めた。
「ふっ、はっ、ふっ!」
「うっ、あっ、あふぁっ!!」
快感で思考を犯された桜花も甘い声を遠慮なく漏らし、岩に着いた手を快感に耐えるように握りしめる。
脇腹から覗く巨乳は絶えず揺れ動き、美しい輝きを持つ髪も厭らしい間隔で前後に揺らぐ。
俺が腰に力を入れて突き上げれば桜花の膣内は子宮口を突かれてキュッと締まり、出し入れされる陰茎を優しく抱きしめてくる。
膣内で掻き回されるヒダもカリで更に愛液を泡立たせ、もはや膣口から出てくる白濁した愛液は精液と区別が付かなかった。
快感に晒される陰茎は俺の腰を勝手に動かし、意志を無視し始め、徐々に速さを増していく。
「ふぅっ! ふっ! くっ!!」
「ぅん! ぁうっ! あっ!!」
陰茎が抜けないよう、鷲掴みにした桜花の腰は見た目通りに引き締まり、神聖な禊の滝から飛び跳ねた水が付いていた。
睾丸に精液が溜まっていく感覚を朧気に感じつつ視線を降ろした俺は、眼下にあの桜花が卑猥に腰を突き出している体勢と、意外に華奢な背中に大きな興奮を覚える。
犯される桜花の快感も大きく膨れ上がっているらしく、膣壁が小刻みに痙攣を始めた。
操り人形と化している時に絶頂に達していなかった分、燻る快感はここに来て一気に暴発する勢いで増加していく。
「うっ! んくっ! はっ!」
「ぁくっ! んっ! ひぅ!」
そして桜花は強い連続する突き上げを受け、ある一突きを切欠に溜まり切った快感を爆発させた。
「んっ!? ふあぁーーっ!!」
「んぉっ!?」
痙攣を繰り返していた膣壁は急激に締め付けを強める。
陰茎を強く圧迫されてしまえば、俺も溜まった快感を無理やり絶頂へ上げられた。
「くはっ!? 出る……!!」
つられるように俺も精液を吐き出してしまい、咄嗟に腰を桜花の尻へ密着させる。
不意の刺激で暴発してしまった精液は突き入れた瞬間にヒダへ擦り付けられ、俺の下腹部が尻と密着すれば最奥で子宮口へ粘る精液を吐き掛けた。
「んふぁっ!?」
強い絶頂の最中で熱い精液を子宮に掛けられた桜花は更なる絶頂へ上り、背中を反らせて髪を振り上げる。
軽く握られていた両手も強く握りしめられ、全身を巡る快感で身体を硬直させた。
そうなれば膣壁も更に締め付けを強め、精液を吐き出し続ける陰茎にヒダを押し付ける。
射精の快感で張ったカリの凹みから鈴口に掛けて蠢き、子宮口に掛けられる精液を愛液と掻き混ぜていく。
潮も断続的に吹き、落ちた卑猥な体液が川の流れに同化していった。
「んくぅっ!?」
「何か、出てる、うぅ……!!」
膣内で精液を出されれば、反応を返す桜花。
嫌がっているのかどうなのかは分からないが、尻が上下左右にうねる。
膣内でのヒダも蠢きを強め、まるで陰茎を愛液で洗われているような感覚さえ覚えた。
射精途中でそんな動きをされてしまい、睾丸に残っていた全ての精液は再び桜花の子宮口へ送られていく。
痙攣しながら締め付ける膣口と膣壁、ヒダを突破し、尿道を駆け上がる精液。
断続的な射精は最後の勢いを、絶頂で小刻みに締め付ける膣内へ見せつけ、やっと終わりを見せてきた。
「くはぁ……」
「うぅん……」
射精を続けた陰茎は最後の一滴まで子宮口へ精液を擦り付け、役目を終えたとばかりに一気に硬さを失っていく。
短時間で二度の絶頂は辛く、俺の腰にも余韻を通り越した疲労が溜まっていた。
性器と愛液、潮の滑りがある所為で、俺と違って絶頂の余韻を味わう桜花の膣内から陰茎が締め出されてしまう。
「ぁう……」
「くぁ……」
通り過ぎた絶頂の余韻で敏感に陰茎と膣内を刺激された俺と桜花は、思わず声を漏らしてしまった。
精液を、今度こそ最後まで出し切った俺は大きく息を吐き、変わらず後背位の姿勢を維持している桜花から離れる。
「ふぅ……。もう姿勢を解いても良いですよ」
「んぁ……あぁ、分かった」
のろのろと体勢を整える桜花だったが、水で身体に張り付いた禊用の着物は元に戻らず、引き締まった尻を丸出しにしたままだった。
しかし桜花は着物を戻す訳でもなく、直立になるとフラフラと身体を揺らす。
「大丈夫ですか?」
「あ、あぁ。ちょっと激しかったからな。体力が無くなっただけだ」
「そうですか」
そう言う間に桜花の体力は回復して行っているようで、身体のふらつきも無くなっていった。
「それじゃ、禊をしましょうか?」
「あぁ。そうだな」
こちらへ振り返った拍子に着物は下半身を隠すも、水に濡れた薄布は乳首を透けさせる。
三度の興奮は流石に無かったものの、ジッと見詰めてしまうのは男の性だろう。
それから俺達は普通に禊を行うと、身体に何かの加護が掛かるのを感じた。
どうやら性行為は聖なる場所を汚すには至らなかったらしい。
何にせよ、次からは人目を気にしなくても良い場所で桜花を犯そうと誓う。
今度はじっくりと桜花の身体を味わいたい。
俺がそんな邪な思いを抱いているとは思っていなさそうな桜花は、笑顔で禊用の着物を脱いで身体を拭いていく。
どうやら完全に洗脳を施した所為で、俺に裸を見られても平気になってしまったらしい。
恥ずかしがる桜花を見れなくなってしまった事を内心残念に思いつつ、俺もいつも通りに身なりを整えるのだった。
終わり