東方双子録 第二幕 その4
空を飛ぶ双子は稗田阿求邸を目指している途中、村の中でとある人混みを見つけた。
よく見ると人集りは輪になっており、中心には緑色の髪をした少女が何やら大きな声で話している。
「……何してるんだろ?」
「さぁ? 行ってみようか」
「うん」
興味を引かれた双子は阿求邸に行く前に、暇つぶし感覚で向かうことにした。
用事は用事としてあるのだが、やはり幼い双子は好奇心の方が勝ってしまうようだ。
近付いてみると少女の話す声がよく聞こえる。
「神はいつもあなた方を見守っておられます!」
どうやら喋っているのは、神への信仰を目指したものらしい。
頻繁に自分が仕える神を信仰する上での利点を伝えようとしている。
周りにいる観衆達も多くはないが、少なからず感心している者もいた。
しかし効果は微妙と行った感じ。
少なくとも幻想郷では博麗神社を信仰している者が多いので、新たに乗り換える人間は少なそうである。
それでも最近は博麗神社に人外しか出入りしていない事情を知っている者からすれば、新しい信仰先として認識されるのかもしれない。
何にしても双子にとって興味があるのは、自分達を助けてくれなかった神ではなく可愛い、もしくは美人の女の人だけである。
「あっ……」
「どうした?」
「お兄ちゃん、あのお姉ちゃんのオッパイおっきい……」
「あっ……。本当だ」
近くに降り立った双子は、身振り手振りで神の教えを説いている緑色の髪の少女に釘付けになった。
何せ少女が手を上げて話す度に、巫女服の上からでも巨乳と言える胸が、たゆんと揺れているのだ。
その所為か、少女の話を聞いている大衆の殆どが男。
目には厭らしいものを含ませているのが少なからず居た。
肩の袖がない巫女服の脇からはサラシが見えており、解けばより一層大きくなりそうだと双子は思う。
「あら?」
大衆に混じって最前線で少女の演説を聞いていると、何やら向こうから気が付いた様子で双子に視線が止まる。
「?」
「なんだろ?」
双子には心当たりがないので頭に疑問を浮かべるしかない。
それでも巫女服の少女は気にせず、守矢神社と書かれた箱から地面へ降り立つと、双子の方へ近寄ってきた。
「貴方達が噂の双子さんですね」
「噂の?」
「お姉ちゃん何か聞いてるの?」
「えぇ、何でも人外魔境となった博麗神社に出入りしている変わった双子が居るって聞いてますよ」
そう聞いた双子は顔を見合わせて笑う。
「霊夢姉ちゃんの神社が変な事になってる!」
「ほんと!」
真実を知っている双子は心底楽しそうに笑い、つられて少女も笑顔になった。
そして双子に自己紹介をしていなかった事に気付き前屈みになる。
「双子さん、私は東風谷早苗です」
前屈みになって膝に手を置いた所為で胸は二の腕に左右から押され、斜め下へ突き出すように尖る。
そんな様子を見た双子は、視線を巨乳へ突き刺しながら自己紹介をした。
双子の手は半ば無意識に早苗の巨乳へ向かい、突き出した巨乳を支えるように下から持ち上げる。
二人にとって胸を触るという行為は既に挨拶程度のものとなっており、何か特別な感情を込める事はなかった。
それでも二本の陰茎は本能的、そして習慣的に固くなりはじめる。
「あっ! 重い!!」
「本当だね!」
「うふふ、可愛いわね」
自身の巨乳を持ち上げられても、早苗には単にじゃれてきていると判断されて特に拒否は見せない。
しかも拒否どころか笑顔で双子の頭を撫でる始末で、胸を触られているとさえ認識されていなかった。
双子は怒られないのを良い事に、重力に逆らって砲弾のような形になった巨乳を揉み解し始める。
小さな指が巫女服越しに胸へと食い込めば、徐々にサラシがズレていく。
びったりと脇腹に張り付き、それこそ胸の付け根まで見せていた白い布が隙間から肌の色を見せ始めたのだ。
持ち上げている感覚も拘束から解かれた胸の重みが増加し、心地よい弾力を双子に送る。
そして小さな悪戯を思いついた兄は、早苗に提案をした。
「そうだ! 俺達も早苗姉ちゃんの手伝いをして上げるよ!」
「あら? 良いの?」
「うん!」
「でも双子さんは博麗神社の所属じゃないの?」
「しょぞく?」
「よく分かんない!」
弟が難しい言葉を分からないと行った雰囲気で兄を見ると、兄の視線は早苗の巨乳に行ったまま。
双子特有の不思議な協調性で全てを察した弟も、早苗の手伝いを買って出る。
「僕も手伝う!」
「本当に? 嬉しいです!」
手を叩いて喜ぶ早苗は、無邪気に笑う双子の視線が胸に突き刺さっている事に気が付いていない。
しかもある意味商売敵の霊夢側に居たと思われる双子の協力を得た喜びで、小さく跳ねもした。
当然ながら二の腕に挟まれた巨乳も大きく揺れ、双子は手の上で踊る感触を味わい、残っていた観衆は目を釘付けにする。
「それじゃ、こっちへ来てください」
「うん!」
「分かった!」
双子の手を取って台の前へ移動した早苗は、再び自分の神である加奈子と諏訪子の素晴らしさを讃え始めた。
両隣に居る双子も頷きながらも、手はそろりそろりと巫女服の開いている脇の方へ移動し、緩んでいても今はまだサラシに巻かれた脇腹と胸の境目を触る。
「んっ、諏訪子様の--」
端とは言え、胸を触られた早苗は声を漏らすも、小さな手達は両側から巫女服の中へ進入していく。
巨乳は子供の指によって形を変えられ、サラシもどんどん外れていった。
「あっ! 乳首!」
「僕も見つけたよ!」
そうして完全に外れそうなサラシの隙間に出てきた乳首を、幼い好奇心の赴くままに弄ばれ始める。
「んふぁっ、か、加奈子様は--」
小さな手で両方の乳首を一度にイジられる早苗は、快感を含んだ声を漏らしつつも加奈子の賛美を止めない。
未だに柔らかい乳首であっても性感体としては発達して、少しの刺激でも固くなってしまう。
その所為で早苗はブラではなく、より胸に密着するサラシを巻いていたのだ。
そんな事情を知らない双子は、完全に外れてしまったサラシを巫女服の脇から取り去ってしまった。
しゅるりと胸を保護していた布が取られてしまえば、早苗の尖った乳首は巫女服を押し上げてしまう。
当然観衆にも乳首が立った状態を見られてしまうが、双子の能力によって誰一人として認識する者は居なかった。
「え~っと、もりや? 神社をお願いします!」
「お願いしま~す」
双子も気の抜けた合いの手を言いつつ、早苗の胸を揉み続ける。
刺激を受けた巨乳は性的な興奮で重みを増し、心なしか張ってさえきた。
乳首をイジり回す手は巫女服の上からでも分かり、気まぐれに巨乳を根本から絞るように揉めば、突起として乳首が更に布を押し上げる。
「奇跡は、んぁっ! 神のぉ、ふぁっ! おかげ、なのですぅ!」
主に兄の遊び心によって乳首をイジられ、弟も呼応するように指を動かせば、早苗の言葉には鼻に掛かる色っぽい吐息が混じった。
巫女服の中ではモゾモゾと、双子の手が動いているのはハッキリ分かる。
若く張りの増した巨乳は乳首を引っ張られ、胸を支えつつも持ち上げて重さを感じ、同時に手首にまで到達する胸の大きさに感激する双子。
揉み込めば揉み込む程に脇の隙間から漂ってくる早苗の匂いは強くなり、巨乳を揉んでいる興奮と合わせて、小さな陰茎を最大まで固さを高めた。
イジる乳首は乳輪から膨れ上がり、卑猥な影となって巫女服の下から存在を主張している。
「乳首立ってきたな!」
「うん!」
「そうです! ぅん、この双子さんの、言うとおり加奈子様は--」
双子の言葉を認識できない早苗は、てっきり合いの手を入れられたと思い込む。
一通り早苗の反応と巨乳の感触に満足した、双子は同時に手を抜き、今度は下半身へと目標を変えた。
「俺は前~」
「それじゃ、僕は後ろ~」
早苗を前後から挟むように立ち位置を移動した双子は、何の躊躇いもなくスカート状の袴を持ち上げる。
双子の手によって捲られて出てきたのは、清純そうな白くシンプルなショーツ。
後ろの弟は尻に食い込むショーツを見て、前に居る兄は大陰唇を包み、割れ目に食い込むショーツを見た。
そして双子が袴の中へ身体ごと潜り込み、ショーツを降ろしていく。
「早苗姉ちゃんのここはどんなのかなぁ?」
「お尻はおっきい気がする!」
「っ!? も、守矢神社は--」
太股までショーツが降ろされると、弟は早苗の尻を揉みながら左右へ開く。
弟の目には色素の薄い肛門が左右へ引っ張られる力にたいして抵抗を示し、括約筋をピクピクと動かしていた。
一方前に居る兄の目には緑色の陰毛が僅かに生えている下腹部と、何もはみ出していない綺麗な大陰唇が見える。
弟は好奇心の赴くままに肛門へ指を突き刺し、逆流してくる刺激に抵抗する肛門を解しに掛かった。
「ひぅっ!?」
兄は兄で大陰唇を左右へ広げ、包皮に隠れている淫核を直接口で吸い付く。
「あむっ……」
「ひゃぅっ!?」
流石に性感体を吸われた早苗も演説どころではなく、可愛らしい悲鳴を大衆に聞かせた。
双子からは見えないが顔は真っ赤にしており、次の言葉が出てこない様子。
それでも何とか布教を続けようとしているのか、あわあわと口を動かしている。
「か、神のき、奇跡は--」
「むちゅ~」
「あひゃぅっ!?」
淫核を吸われた早苗は腰を後ろに引いて、兄の悪戯から逃れようとした。
「あっ……」
「んほぉっ!?」
しかし後ろに行けば弟が肛門をイジっているので、括約筋を解していた指を第一関節まで挿入させてしまう。
小さなの異物であっても強く締め付ける早苗の肛門だったが、弟は逆に面白がって入ってしまった指を中で動かした。
「んあぁっ!!」
人生で初めて感じる肛門を逆流する感覚は早苗の脚を蟹股にさせ、前へ腰を逃がそうとする。
しかし前には当然兄が居るので、再び淫核へ吸い付かれ腰は前後に行ったり来たりを繰り返した。
その度に吸われる淫核は包皮から顔を出し始め、兄の唾液によって卑猥な光沢を得る。
固さも増しているので兄は乳首を吸う感覚で唇を窄め、歯で軽く甘噛みを繰り返す。
「ひっ、ひぅん!!?」
後ろの方でも腰が逃げてくる度に弟の指は深く肛門へ入り込み、既に根本まで挿入しきっていた。
指全体が生暖かい腸の壁に包まれ、指が動けば早苗の腰は違和感で震える。
「んふぉっ!!」
淫核を吸われる秘裂では愛液が急速に漏れ出し、兄の唇から顎を濡らした。
「んむぁっ……ふぅ。これぐらいで良いかな?」
「僕の方も、良いかも……?」
袴の中で兄が股間から顔を離せば、綺麗な割れ目だった秘裂は口を開き、性的な刺激で興奮した小陰唇が厚みを増してはみ出している。
少し覗き込めば肛門に突き刺さる弟の指の前に膣口があり、小さく収縮を繰り返す度に愛液を漏らしていた。
袴を被ったままで立ち上がった兄はズボンを脱いで陰茎を取り出す。
幼いながらも立派に反り立つ陰茎は愛液を間近で嗅いだ事によって、既にカウパー液を滲ませていた。
陰茎の根本を持った兄は角度を調整し、蟹股になった下がった早苗の股間目がけて亀頭を動かす。
「ひっ!?」
兄の動きを見ていた弟も、動かしていた指を一気に抜いた。
「んあぁっ!?」
それから兄と同様にズボンを脱いで、カウパー液を滲ませる陰茎を取り出した。
片手で安産型の尻を開けば、指を抜かれた肛門が僅かに広がっており、弟はそこ目がけて陰茎を突き入れる。
「えい!」
「んおぉ!?」
幾ら子供らしいとは言え、それなりの太さと長さがある弟の陰茎を肛門へ入れられた衝撃は早苗に絶叫を出させた。
しかも再び逃げるように腰を前に突き出した所為で、今度は処女の膣口に兄の陰茎が突き刺さる。
「うぉっ!?」
「ひぐぅっ!?」
小指すら入るかどうか分からなかった膣口には、弟と同じ形の陰茎がやはり突き刺さり、一気に処女膜を破り去った。
愛液が駄々漏れになっていたおかげで早苗の負担は最小限だったが、それでも破瓜の衝撃は強く、進入してきた兄の陰茎を強く締め付けてくる。
竿には処女膜を破った証の血が流れ、愛液と混じって薄くなった。
「締め付けが、強い……!!」
「ぼ、僕の方も、強い……!!」
「あっ、あぁ……!!」
下半身二つの処女を一度に失った早苗は、呆然として立つだけ。
脚からも殆ど力が抜けていくにも関わらず、立っていられるのは陰茎からの快感の余りに双子が前後から抱きついているからだ。
兄はスカート越しに巨乳の谷間へ顔を埋め、弟は華奢な背中へ顔を張り付かせている。
当然ながら双子が立てばスカートも捲り上げられてしまい、下半身が丸出しになってしまう。
しかし観衆は双子の能力化にあるので、早苗が急に黙り込んでしまったとしか感じていなかった。
「どうした? 嬢ちゃん」
「あ、あぅ……。す、諏訪子様は--」
前後の二つの孔を犯されても観衆から声を掛けられれば、自身が仕える神の素晴らしさを説こうとする早苗。
太股にショーツを引っかけたままであろうとも、その心意気は変わらなかった。
「よいしょっと……」
「ひぐっ!?」
「んしょっと……」
「んふぉっ!?」
そして兄が腰を上げれば、遅れて弟も腰を押し上げ、弟が腰を押し上げれば兄は腰を下げ、弟も下げる。
早苗が蟹股になっている所為で、高さ的には双子が膝を伸ばして立った位置は、陰茎を根本まで挿入された状態になる。
それ故に双子が軽く屈伸をすれば、早苗の前後の孔は犯されてしまうのだった。
膣内に挿入している兄は大人の女へ成熟し始めたヒダを掻き分けつつ、子宮口を小突く。
「んっ!」
「こはっ!?」
胎を最奥から押し上げられた早苗は、肺を直接押されたような呼吸を吐き出した。
一方で遅れて肛門を突き上げる弟が膝を伸ばせば、亀頭は腸の壁を押し広げながら、制限のない腹の奥へと入っていく。
「やっ!」
「んぉっ!?」
そうして交代で突き上げていくと、早苗は常に双子が立った状態の頂点に身体を維持させられる。
しかも力の抜けた脚は自身の身体を支えきれず、下がろうとした途端に兄に陰茎で子宮口を押し上げられ、または弟の陰茎で突き上げられた。
「んぁっ!? ひぅっ!? あぁっ!?」
早苗が嬌声しか出さなくなった段階で、無言になったと捉えた観衆は既に帰ってしまっており、辺りには何気に忙しそうに働く人達が行き交う。
そんな中で早苗は交互に前後の孔を犯され、甘い声を断続的に吐き出す。
肛門からの違和感はあるものの、声として出す前に子宮口を突かれる為、結局は嬌声しか出せなかった。
兄が早苗の身体に密着している所為で、股間も隙間無く張り付き、下腹部で淫核を大きく刺激している。
更には陰茎が反り立つ力が強い事もあって、腹側にあるGスポットすら、カリがヒダを掻き分けて引っ掻いていた。
肛門でも弟の陰茎が出たり入ったりを繰り返し、括約筋を外へ内へと翻弄する。
「んぉ!? ふぅっ!? んほぉっ!?」
弟が突き上げる度に陰茎は腸内のヒダをカリで刺激し、排泄の欲求を促すも、出そうとした瞬間に逆流してくる感覚が押し寄せてきた。
陰茎を根本まで入れようとすれば、弟の下腹部が早苗の安産型の尻を押しつぶし心地よい弾力を持って反発を返す。
その反発を利用した弟が更にスピードを付けて、腰を押し入れる始末だった。
膣内を犯している兄も早苗の胸の谷間に顔を埋めている所為で、肩の上にはサラシを解かれて大きく揺れ動く巨乳が、たぷんたぷんと踊る。
性器を犯された事で体温が上がった早苗の身体の匂いを、存分に吸い込む兄の動きは止まることを知らずに速くなっていく。
「んっ! んっ! んっ!」
「あひっ! あぁっ! んぁっ!!」
「ふっ! んっ! あぅっ!」
「んぉ! んふぅっ! んくぉっ!!」
膣口を犯された刺激は早苗の身体に快感として蓄積され、肛門を犯される違和感でさえも、徐々に快感に変換される。
愛液は淫核を吸われた時以上に漏れ出し、卑猥な音を周囲に響かせた。
肛門を犯していても腸液が潤滑油となり、弟の腰の動きにスムーズさを与える。
「あっ! あぅっ!? も、もう出そう!!」
「ぼ、僕も……!!」
「ひぐぅっ!? あぐっ! んくっ!!」
速くなる双子の腰の動きは早苗を上下に激しく揺さぶり、特徴的な緑の髪をバサバサと跳ねさせた。
その度に高まった性的な体臭は辺りに巻き散らされ、通行人に無意識な興奮を与えてしまう。
『あうぅ、出るぅ!』
双子の声が重なると、二人一緒に膝を伸ばして蟹股の早苗を突き上げた。
そして同時に吐き出される精液。
「んふぁっ!? ふ、ふぁーー!!」
膣内と腸内に熱い体液を受けた早苗は無意識に兄を抱きしめ、絶頂へ達する。
蟹股のままで潮を噴き出し、前後の陰茎を根本まで入れたまま、腰を前後に痙攣をさせた。
射精途中で根本を扱かれる形になった双子も、精液の勢いが強くなる。
「うぉっ!!」
「ぅんっ!!」
「ひゃぅっ!?」
子宮口に張り付くのは若く粘りある精液で、処女だった膣内を奥から汚す。
大量に吐き出される為、絶頂で締まる膣内を逆流し、ヒダの合間を縫って膣口から漏れ始めた。
逆に出る方向から入れられる腸内の精液は、腸の更に奥を目指して突き進む。
精液を吐き出された感覚を受けた肛門は、逆流する感覚を何とか止めようとする為に必死に括約筋を締め付けた。
しかしどちらも双子の快感を大きくし、精液の勢いを増させるだけ。
早苗が前後の孔に精液の熱さを感じ、本能的に示す反応は全てが双子にとっての快感となった。
「あっ、あぁ……!」
「ふぅ……あぅ……!」
「ひぅ、ひぃ……!」
最奥が子宮口で止まっている膣口から流れ出てきた精液が、蟹股になってい限界まで引き延ばされた、太股に引っ掛かるショーツの上にボタボタと落ちる。
一方で大腸の奥に吐き出される弟の精液は、射精の勢いのままに奥へ進む。
そして良質なタンパク質として消化吸収されるのだろう。
射精を終えた双子の陰茎は力を失い、柔らかくなるが締め付けの強い膣口と肛門の所為で竿に食い込む程の圧迫を受けた。
満足した双子が陰茎を抜こうと身体を離せば、その締め付けで竿を扱かれてしまい、尿道に残った分まで全て早苗の体内に残されていく。
「んしょっと……ふぅ……」
「よいしょっと……はぁ……」
「あひぃ……!!」
絶頂に達し、全身が敏感になった早苗は、陰茎が前後同時に抜かれる感覚で腰を卑猥に振った。
異物が消えた大陰唇では無惨に拡張された膣口から精液が逆流し、太股に引き延ばされたショーツへ落ちる。
肛門の方では括約筋がキュッと締まり、逆流は防いだ。
「気持ちよかったな!」
「うん!」
「あっ……あ……」
力の抜けた陰茎を丸出しにしながら、未だに腰を震わせる早苗越しに弟へ声を掛ける兄。
弟も元気よく返事をし、早速陰茎を綺麗にし始める。
双子が身体を離したお陰で、早苗のスカートは元の役割を果たして下半身を隠すも、蟹股になっている脚は元に戻っていない。
しかもショーツに吸収されなかった精液と愛液が、ボタボタと音を立てながら乾いた地面へ落ちていた。
兄も愛液と精液で汚れた陰茎を吹きつつ、早苗の心配をする。
「早苗姉ちゃん……大丈夫?」
「あ……あひっ……」
流石に白目を剥いて辛うじて立っている状態は、兄の良心をくすぐるようだった。
しかし伊達に現人神ではないので、すぐに回復を見せ始める。
「あっ、んんっ……だ、大丈夫です」
犯され、絶頂を迎えた余韻は既に過ぎ去り、急速に正気を取り戻していく早苗。
「はぁ……ふぅ……」
荒かった呼吸を深呼吸で整えると、早苗はしっかりした目で前にいる兄を見据えた。
その表情には快感の名残は殆ど無く、精々頬が赤くなっている程度。
弟も後ろからすぐ前へ回り込み、兄に並ぶ。
「ふぅ……。今日は双子さんの協力してくれたので、張り切ってしまいましたか」
「……うん!」
「早苗お姉ちゃん、頑張ってたよ!」
体力の消耗を布教活動の成果だと判断した早苗に、その可能性に乗る双子。
可能性も何も性行為をしたからなのだが、どうせ早苗には認識されないので双子もこれ幸いと乗ったのだ。
「あら? 観衆の方々が……?」
「あっ! 誰も居ない」
「本当だ!」
双子が犯していた時間は比較的長く、その間は観衆も早苗が黙り込んでしまったと認識したので、何気に暇じゃない里の人達は自分の仕事に帰ってしまっていた。
子供も同様に家の手伝いをする為に帰ったので、周りにいるのは忙しく歩き回る人々しか居ない。
「……ふぅ、今日は疲れましたし、もう帰ります……」
「お姉ちゃん頑張れ!」
「そうだよ! もっと声を出せば、また集まるかもしれないじゃん!」
「いえ、経験上、一度解散してしまうと再び集めるのは苦労するんですよ」
「……へぇ」
「知らなかった……」
「なので、今日は大人しく帰ります!」
確かに里の人達も暇潰しに使える時間は少なく、一度解散してしまうと思考も仕事一直線になってしまうので、再び集めるのは難しいのだ。
もちろん、仕事をしていない暇人も居るには居るが、そんな人間の信仰を集めても余り意味がないと思っている早苗。
現実世界からきた早苗は、やはり働いている人間の信仰の方が暇人よりも上だと思いこんでいる節もあった。
実状は少しでも信仰が欲しい加奈子や諏訪子に取って、暇人も社会人も同じ存在価値だが早苗は知る由もない。
「それでは双子さん、また機会があれば手伝って下さいね」
「うん! 分かった!」
「ばいばい! 早苗姉ちゃん!」
そうして早苗は、守矢神社と書かれた箱を持って空を飛んでいった。
「あっ……」
「あっ……、降ろしたパンツがそのままだ……」
飛び去っていく早苗が残すのは股間から漏れ出した精液。
民家の屋根や畑に精液と愛液が混じった体液を落としながら、早苗は双子を自陣へ迎えた満足感を胸に帰って行くのだった。
「さて、俺達も……どこだっけ?」
「稗田阿求? さんの所に行くんだよ」
「そうだった。稗田さんの所に行くか」
「うん」
続く
コメント
Re: タイトルなし
感想有難うございます!
ありゃ、ドライでしたか・・・。
う~む、やはり輪姦は苦手ですね~。
どう書いて良いのかわからないんですよね・・・。
頑張って書いた結果があんな感じに。
本当ならもっと子供特有の背徳感を出したかったんですけどね~。
上手く行かないもんです。
同人は余裕を持って来月ですかね。
とりあえず書き終えたら、阿求の執筆に取り掛かります。
今度こそ子供特有のエロさを目指したいと思います!
ありゃ、ドライでしたか・・・。
う~む、やはり輪姦は苦手ですね~。
どう書いて良いのかわからないんですよね・・・。
頑張って書いた結果があんな感じに。
本当ならもっと子供特有の背徳感を出したかったんですけどね~。
上手く行かないもんです。
同人は余裕を持って来月ですかね。
とりあえず書き終えたら、阿求の執筆に取り掛かります。
今度こそ子供特有のエロさを目指したいと思います!
No title
双子も大分行為になれてきた感がありこれはこれでいいですね。
なんとか観衆をとどめて公開レイプ状態を維持して欲しかったですが、できればレミリアあたりでパーティー中に、とかが読んでみたいですね。 双子が犯りなれてきたようにヤられ慣れてきたレミリアなら無言にはならないはず! と信じて。 まぁ希望は置いておいて続編期待してます!
なんとか観衆をとどめて公開レイプ状態を維持して欲しかったですが、できればレミリアあたりでパーティー中に、とかが読んでみたいですね。 双子が犯りなれてきたようにヤられ慣れてきたレミリアなら無言にはならないはず! と信じて。 まぁ希望は置いておいて続編期待してます!
Re: No title
おぉ!?
そうですか?
良いと言われたり悪いと言われたり忙しい作品になりましたね。
レミリアは一応最後に出てくるので、予定として考えておきます!
と言うか期待はしないでお待ちくださいませ。
プレッシャーがががが……!
そうですか?
良いと言われたり悪いと言われたり忙しい作品になりましたね。
レミリアは一応最後に出てくるので、予定として考えておきます!
と言うか期待はしないでお待ちくださいませ。
プレッシャーがががが……!
手慣れた感じなのも嫌いじゃないですが
ハードなのも好きなので次は是非フランの時みたいに阿求の腔も双子に連続謝精でパンパンにして貰いたいなと!
次も期待していないふりして期待してます(
ハードなのも好きなので次は是非フランの時みたいに阿求の腔も双子に連続謝精でパンパンにして貰いたいなと!
次も期待していないふりして期待してます(
Re: タイトルなし
あぁ、ハードですか~。
ハードなのも苦手っちゃ苦手なんですけど。
まぁ、次の阿求は少し嫌な少女になる予定なので、期待しないで待っていてくださいませ。
それなりの因果応報を受けるのでw
阿求が。
ハードなのも苦手っちゃ苦手なんですけど。
まぁ、次の阿求は少し嫌な少女になる予定なので、期待しないで待っていてくださいませ。
それなりの因果応報を受けるのでw
阿求が。
No title
遅ればせながら100万アクセスおめでとうございます~
久々の双子ご馳走様でした
今回少し短いですかね?気のせいかな
阿求はあまりエロ界隈で見ないのでかなり楽しみですね
公開レイプというか、立っているプレイって動きが制限されて変化が少ない気がするのですよね~
やっぱり女の子は押し倒してこそ、と個人的には
れみりゃでもしやるときは、一発やった後にかいほうする振りして寝室でねちょねちょ、ってのもいれてもらえたらレミスキーが喜びます、などとのたまっております~
久々の双子ご馳走様でした
今回少し短いですかね?気のせいかな
阿求はあまりエロ界隈で見ないのでかなり楽しみですね
公開レイプというか、立っているプレイって動きが制限されて変化が少ない気がするのですよね~
やっぱり女の子は押し倒してこそ、と個人的には
れみりゃでもしやるときは、一発やった後にかいほうする振りして寝室でねちょねちょ、ってのもいれてもらえたらレミスキーが喜びます、などとのたまっております~
No title
早期の投稿、そして久しぶりの双子録の更新お疲れ様です。
今回の話は前回ががっつりしてたから、ちょっとあっさりした印象を受けました。悪いわけではないんですけどね・・・。まあ前回と同じくらい攻めたら気絶して、騒ぎになるから仕方ないか。
次回は阿求のようですが、無理はなさらないでくださいね。
阿求が終わったら地霊殿や白玉楼の話になると思いますが、行く切欠が大変そうですね。地霊殿なら地底の温泉の話を聞いて~、ならできそう?そこでさとりに招待されて地霊殿に一泊、って感じで。
ラストのレミリアは個人的にフラン並みに攻めて欲しいですね。孕むのも納得、ってくらい。そのときは兄に頑張ってもらいたいところ(以前お預けくらったし)。
勝手な妄想、提案ですいません。そして長文で失礼しました。
今回の話は前回ががっつりしてたから、ちょっとあっさりした印象を受けました。悪いわけではないんですけどね・・・。まあ前回と同じくらい攻めたら気絶して、騒ぎになるから仕方ないか。
次回は阿求のようですが、無理はなさらないでくださいね。
阿求が終わったら地霊殿や白玉楼の話になると思いますが、行く切欠が大変そうですね。地霊殿なら地底の温泉の話を聞いて~、ならできそう?そこでさとりに招待されて地霊殿に一泊、って感じで。
ラストのレミリアは個人的にフラン並みに攻めて欲しいですね。孕むのも納得、ってくらい。そのときは兄に頑張ってもらいたいところ(以前お預けくらったし)。
勝手な妄想、提案ですいません。そして長文で失礼しました。
Re: No title
おっと!
そう言えば100万アクセスしてたんでした!
忘れてた・・・。
有難う御座います。
これも常連さんを含めて、皆さんのおかげでございます!
今回は少し短いですね。
7千文字ちょっとだったかな?
いつもは1万文字を目指して書いているので短いです。
だって苦手な輪姦だから・・・は理由になりませんね。
立ってのプレイは確かに動かし辛かったですね。
文字数が少ないのも、それが原因かもしれません。
レミリアは一応双子録のトリなので、プレイの大盤振る舞いをするかもしれません。
あくまで予定ですけど。
そう言えば100万アクセスしてたんでした!
忘れてた・・・。
有難う御座います。
これも常連さんを含めて、皆さんのおかげでございます!
今回は少し短いですね。
7千文字ちょっとだったかな?
いつもは1万文字を目指して書いているので短いです。
だって苦手な輪姦だから・・・は理由になりませんね。
立ってのプレイは確かに動かし辛かったですね。
文字数が少ないのも、それが原因かもしれません。
レミリアは一応双子録のトリなので、プレイの大盤振る舞いをするかもしれません。
あくまで予定ですけど。
Re: No title
>>サクラさん
早期の投稿、そして久しぶりの双子録の~
有難う御座います!
今回は文字数も少なめであっさりしてたのは確かですね。
輪姦は苦手ですし・・・。
ポメラを買ってからペースが何故か上がったので無理はしてませんの。
ネットという気を取られる物にアクセスできないからこそのペースですな!
阿求が終わったら白玉楼ですね。
幽々子と妖夢を犯した後、紅魔館に戻ってレミリアを犯すって感じで予定を立ててます。
さとりは外伝で行かせようかなと。
それなら時系列に関係なく行かせられますからね。
早期の投稿、そして久しぶりの双子録の~
有難う御座います!
今回は文字数も少なめであっさりしてたのは確かですね。
輪姦は苦手ですし・・・。
ポメラを買ってからペースが何故か上がったので無理はしてませんの。
ネットという気を取られる物にアクセスできないからこそのペースですな!
阿求が終わったら白玉楼ですね。
幽々子と妖夢を犯した後、紅魔館に戻ってレミリアを犯すって感じで予定を立ててます。
さとりは外伝で行かせようかなと。
それなら時系列に関係なく行かせられますからね。
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良いおっぱいをご馳走さまでした!
サラシにしている理由まであるとわ、抜かりないですね(笑)
只、他話を読み返したばかりだからかも知れないんですが、双子達のエロに対する姿勢がえらいドライに感じちゃいました。
苦手と仰る輪姦(二穴同時責めだから?)だからか?経験を積んだという設定からなのか、以前の双子に感じた、えろいことへの興奮や、子供らしさから来る背徳感が薄らいだように思えます。
やっぱり自分は輪姦そこまでなんで、二穴よりも無理に輪姦ぽくかんじない片方は乳揉みとかしてる方が好きですねwレミリアや慧音の時みたいな悪戯しながら時折のアシストとかが!あれは素晴らしいです機会があれば是非!
次は短編集ですね!今の執筆ペースだと今月には発売でしょうか?
なんにせよ、完成を心待ちにしてます!