桜花、人形化・洗脳・後編
そう言ってやってきたのは禊場。
男も女も薄布を着て身を清める場所である。
少し大きめの滝が目の前にあり、辺りには神聖な雰囲気が漂い、空気も澄んでいるような気がした。
そんな場所の脱衣所の前には『今日は女性の日です』と書いてあるが、俺はうっかり見逃してしまい、中へ入ってしまう。
脱衣所の中を見回してみれば籠の一つに桜花の衣類が入っており、桜花が禊をしている最中である事を知らせてくれた。
「今がチャンスだな……!」
俺は脱衣所の入口に『準備中』の看板を立てかけると、桜花の衣類が入っている籠の中を覗き込んだ。
中には精液と愛液が染み込んだ褌に着替え用の真新しい褌。
それからサラシまであるとなれば、今の桜花は完全に禊用の、水に濡れれば簡単に透ける着物だけしか身に着けていない事になる。
想像するだけで吐き出したばかりの精液は充填され、一気に陰茎は硬さを復活させた。
禊場に相応しくない欲望を抱えたまま、俺も禊用の着物に着替え、禊場へ続く脱衣所の扉を開け放つ。
「なっ!?」
「桜花さん」
「何だ。お前か」
てっきり悲鳴が出迎えてくれると思ったが、そうでもなかった。
禊前なのか桜花の着物は濡れておらず、期待した乳首は見えていない。
しかし股間の辺りではうっすらと陰毛の生えていない股間が目に入った。
「良かったら一緒に禊をしませんか?」
「あぁ、良いぞ」
膣内に残っていた精液は太腿を流れ、禊用の着物をいつも以上に張り付けている
俺の提案を承諾した桜花が禊場の奥へ行こうと後ろを向けば、ぷりんとしながらも張りのある尻の形がはっきりと浮かび上がっていた。
討伐に行ってた時は袴の所為で見えなかった部分だが、前と同じように後ろでも漏れた精液の所為で股間の辺りが張り付いている。
尻の形は勿論だが、谷間まで食い込んだ禊用の着物は、身体に密着しているので肌の色が透けていた。
「ほら、こっちへ来い」
「はい」
丁度ひざ下辺りまで浸かる程度の場所へ行った桜花は、手招きをして俺を呼ぶ。
桜花がここまで俺に対して恥ずかしがらないのは、ひとえに人形化した成果だと、俺の中の御霊は楽しそうに言う。
精神を封じ、操り人形にした所為で、最初から持っていた実力者かもしれないと言う好感が深層心理の中で押し上げられたらしい。
要は俺の事を恋人か、それに近い程の好感度を持った筈だと、御霊の言葉。
若干納得は行かないが、俺を呼ぶ桜花の顔は好感に溢れており、裸を見られるかもしれないと言う事に忌避は無い。
人形化した状態で操れば、洗脳できるとは知らなかった。
何にせよ、御霊の力は不思議なものだ、と言う事で納得するしかないのか。
実際に桜花に変化は起こっているし、効果の程は御霊の自信満々な言い分で疑いようも無い。
手っ取り早く洗脳できたと無理やり納得して、ここは桜花の身体を楽しむとしよう。
「結構良い感じに水がぬるいですね」
「あぁ、訓練で火照った身体を冷やすには十分だな」
世間話をしつつ、桜花へ近寄った俺は薄布越しに引き締まった尻の片方を片手で鷲掴みにした。
掴んだ感触は見た目通りに引き締まっており、数回揉み解せば強い弾力が指に返ってくる。
「っ!? な、なにをするんだ!?」
尻を掴むと流石に顔を赤くして抗議してくる桜花だったが、身体の方は一切逃げずに揉まれるがまま。
しかし精神が一応の拒否を見せていると言う事は完全に洗脳しきっていないと言う事なので、成長して新たに得た御霊の能力を使いつつ、洗脳を深めていく。
「何って、俺と禊をする時はいつもこうしているでしょう?」
「そ、そうだったか?」
「ほら、俺って期待されてでしょ? だから精神的な事を桜花さんの身体で癒すって言ってたじゃないですか」
「そう……だったか?」
俺が言葉を重ねる程に桜花の目から意思が抜け落ち、深層心理にまで御霊の新たな能力が満たされていく。
新しい力とは『相手を言葉によって操る』もので、簡単に言えば洗脳の力である。
身体を操る事に慣れれば、意志を操る方へ行くらしい。
俺の言葉によって桜花は意思を徐々に支配され、自然な表情を浮かべていた顔も何処か張り付いたようなものへと変わっていく。
洗脳の効果がハッキリと現れるとやはり興奮は溜まるもので、既に俺の陰茎は禊用の薄い着物の下から盛り上がりを見せていた。
「そう、だったな。分かった! 存分に私の身体を使うが良い!」
「有難う御座います」
「期待の新人を育てるのも先輩モノノフとしての役目だからな。気にしなくて良い」
桜花自身が納得を見せた事で張り付いた印象を受けていた表情は自然さを取り戻し、先輩としての自覚なのか、その豊満な胸を張って自分の身体を使えと許可を出してきた。
背中を反らせて腰に手を当てるポーズは薄布しか着ていない桜花の乳首を目立たせ、胸の形も浮かび上がる。
揉んでいた尻もキュッと引き締まり、谷間に潜り込んでいる指が左右の尻の肉に挟まれた。
「それじゃ、ちょっと失礼して……」
「わっ!?」
洗脳した結果、許可を貰ったので俺は尻から手を放して桜花の後ろから抱き付く。
その際に陰茎は指を挟んでいた尻の谷間に入り込み、両手は形を浮かび上がらせていた巨乳を掴む。
元から硬さを増していた陰茎は胸を掴み、揉んだ気持ち良さで更に硬さと熱さを増して、ぬるい禊用の水の中で一段と存在感を放つ。
「……尻に熱いものが」
「桜花さんが魅力的だからですよ」
「ひゃっ!? 耳元で話しかけるな」
桜花に背中から密着したままで声を掛けると、くすぐったそうにして身をよじらせた。
よじる動きは下半身にまで及び、尻の肉に挟まれた陰茎が軽く擦られる。
掌は勿論桜花の巨乳を味わい、俺の興奮は最高潮にまで達した。
時間的には精液を出したばかりであっても、陰茎からの欲求には逆らわない俺は、巨乳を揉み解す手を片方だけ桜花の股間へ持っていく。
「うっ!?」
流石の桜花も股間を触られるのは拒否感が働くのか、一瞬だけ身体を強張らせる。
しかし好きにして良いと言った手前、抵抗する雰囲気は一切なく、桜花の両手も自分の腰の横で動かないままだった。
桜花にしては珍しい恥じらいを見た俺は、股間へ向かわせた手を態々身体の表面に這わせていき、鍛えられた肉体美を感じ取る。
腹筋は触って初めて分かる程度に割れており、上には女らしい柔らかで薄い脂肪が覆っていた。
更に下へ行けば下腹部、子宮がある辺りは僅かに膨らんでおり、軽く掴むと桜花は色っぽい声を漏らす。
「あぅん……」
桜花の顔を横から見れば綺麗な目は閉じられ、頬を赤くしながら完全に俺に身を任せていた。
巨乳を揉む手は乳首を摘まみつつ、下腹部へ向かった手は遂に股間へ到達する。
「ふっ……うぅ……」
元から漏れ出した精液で濡れていた大陰唇はぬるりと俺の指を迎え入れ、簡単に秘裂の中へ侵入を許した。
淫核は時間が経っている所為で包皮の中へ隠れてはいたものの、興奮の余韻は残しているのか僅かな硬さが感じられる。
秘裂の中は熱く、小陰唇は精液が絡みつき、膣口は俺が指を軽く入れれば可愛らしく締め付けを返してきた。
「んっ……」
軽く指先を出し入れすれば中の精液は愛液で薄まるも、逆に粘りが増してくる。
滝の五月蠅い音の中に、くちゅくちゅと卑猥な音が桜花の股間から聞こえてくるほどまでになった。
先程膣内に精液を出した分、思った以上に早く滑りが出てきたので、俺は禊用の着物の股間部を捲り上げ、陰茎を露出する。
「桜花さん、ちょっとそこの岩へ手を付いて貰えますか?」
「んぁ……あぁ……」
快感で余り思考が回っていない桜花は特に文句も言うでもなく、大人しく近場の岩へ手を付いた。
岩は結構大きめなので桜花が手を付くと自然と尻を後方へ突き出すような体勢になる。
俺は突き出された尻の方から近付くと、桜花の着物を捲って下半身を丸出しにした。
「んっ……」
白い尻は興奮と羞恥でほんのりと赤くなり、丸見えになった秘裂からは愛液が精液と共に漏れ出した。
既に割れ目は開き、開閉を繰り返す膣口は陰茎を求めているようだ。
女の身体が見せる欲求に従うと言う免罪符を掲げた俺は、腰を近付けてカウパー液を漏らす鈴口を接触させる。
「ふぁ……」
亀頭よりも熱く吸い付く感触は、陰茎から大きな快感を送ってきた。
精液の充填はまだだが竿を脈打つ太い血管は臨戦態勢であり、犯す分には十分すぎる程の硬さを見せている。
そして亀頭が大陰唇を割り開き、鈴口が膣口へ潜り込んでいく。
「う、あぁ……」
例え処女を失っても締め付けの強さは相変わらずで、亀頭の形を変えられる程の圧力を受けた。
愛液と精液で滑る締め付けは当然快感となって俺を攻め立てる。
じわじわと進んでいく陰茎は一度拡張した膣内を再び押し開いていき、奥へ進む程に亀頭がヒダで舐められていく。
陰茎が膣内を占領していけば、逆流してくる精液と愛液は禊をする神聖な滝の水で固まり、下流へ流されていった。
「んっ、くあぁ……」
膣内が広げられる桜花は、快感の色を多大に含んだ声を漏らす。
陰茎を迎え入れたヒダもうねり、強弱を付けながら波打って舐め回してくる。
そんな中を進む陰茎はカウパー液を巻き散らしながら、遂には子宮口と邂逅を果たした。
「くふっ……」
最奥を刺激された桜花は、くすぐったそうに声を漏らす。
鈴口が僅かに子宮口へ減り込めば、丁度陰茎も根元に大陰唇を感じる程度まで入った。
長さ的には桜花の膣内はピッタリであり、一度犯した事もあって俺の陰茎の形に添ったように変形する。
締め付けは勿論の事、カリの凹みを舐め回す動きまで快感を引き出そうとしてきた。
根元まで挿入した状態で動かなくとも桜花の膣内は緩やかに蠢き、陰茎はゆっくりと扱かれる。
これだけでも十分気持ち良いが、ここは禊場。
一応看板は立ててきたが、他の誰かが来るかもしれないので一気に腰を引いた。
「ふんっ!」
「あふぁっ!?」
急激な動きで膣壁を削られた桜花が甘い声で喘ぐ。
一旦、亀頭が出る寸前まで引いてから今度と勢い良く突きあげた。
「ふっ!」
「うぁん!!」
子宮口を小突かれた桜花は突き上げられた反動を逃がしきれずに、身体まで前へ押し出され、禊用の着物に包まれた豊満な胸が大きく揺れるのが見える。
脇腹越しであっても横乳で動きが簡単に分かり、視界からの興奮には事欠かない。
そして最奥を突き上げた俺は動きを止めず、前後に腰を動かして桜花を再び犯し始めた。
「ふっ、はっ、ふっ!」
「うっ、あっ、あふぁっ!!」
快感で思考を犯された桜花も甘い声を遠慮なく漏らし、岩に着いた手を快感に耐えるように握りしめる。
脇腹から覗く巨乳は絶えず揺れ動き、美しい輝きを持つ髪も厭らしい間隔で前後に揺らぐ。
俺が腰に力を入れて突き上げれば桜花の膣内は子宮口を突かれてキュッと締まり、出し入れされる陰茎を優しく抱きしめてくる。
膣内で掻き回されるヒダもカリで更に愛液を泡立たせ、もはや膣口から出てくる白濁した愛液は精液と区別が付かなかった。
快感に晒される陰茎は俺の腰を勝手に動かし、意志を無視し始め、徐々に速さを増していく。
「ふぅっ! ふっ! くっ!!」
「ぅん! ぁうっ! あっ!!」
陰茎が抜けないよう、鷲掴みにした桜花の腰は見た目通りに引き締まり、神聖な禊の滝から飛び跳ねた水が付いていた。
睾丸に精液が溜まっていく感覚を朧気に感じつつ視線を降ろした俺は、眼下にあの桜花が卑猥に腰を突き出している体勢と、意外に華奢な背中に大きな興奮を覚える。
犯される桜花の快感も大きく膨れ上がっているらしく、膣壁が小刻みに痙攣を始めた。
操り人形と化している時に絶頂に達していなかった分、燻る快感はここに来て一気に暴発する勢いで増加していく。
「うっ! んくっ! はっ!」
「ぁくっ! んっ! ひぅ!」
そして桜花は強い連続する突き上げを受け、ある一突きを切欠に溜まり切った快感を爆発させた。
「んっ!? ふあぁーーっ!!」
「んぉっ!?」
痙攣を繰り返していた膣壁は急激に締め付けを強める。
陰茎を強く圧迫されてしまえば、俺も溜まった快感を無理やり絶頂へ上げられた。
「くはっ!? 出る……!!」
つられるように俺も精液を吐き出してしまい、咄嗟に腰を桜花の尻へ密着させる。
不意の刺激で暴発してしまった精液は突き入れた瞬間にヒダへ擦り付けられ、俺の下腹部が尻と密着すれば最奥で子宮口へ粘る精液を吐き掛けた。
「んふぁっ!?」
強い絶頂の最中で熱い精液を子宮に掛けられた桜花は更なる絶頂へ上り、背中を反らせて髪を振り上げる。
軽く握られていた両手も強く握りしめられ、全身を巡る快感で身体を硬直させた。
そうなれば膣壁も更に締め付けを強め、精液を吐き出し続ける陰茎にヒダを押し付ける。
射精の快感で張ったカリの凹みから鈴口に掛けて蠢き、子宮口に掛けられる精液を愛液と掻き混ぜていく。
潮も断続的に吹き、落ちた卑猥な体液が川の流れに同化していった。
「んくぅっ!?」
「何か、出てる、うぅ……!!」
膣内で精液を出されれば、反応を返す桜花。
嫌がっているのかどうなのかは分からないが、尻が上下左右にうねる。
膣内でのヒダも蠢きを強め、まるで陰茎を愛液で洗われているような感覚さえ覚えた。
射精途中でそんな動きをされてしまい、睾丸に残っていた全ての精液は再び桜花の子宮口へ送られていく。
痙攣しながら締め付ける膣口と膣壁、ヒダを突破し、尿道を駆け上がる精液。
断続的な射精は最後の勢いを、絶頂で小刻みに締め付ける膣内へ見せつけ、やっと終わりを見せてきた。
「くはぁ……」
「うぅん……」
射精を続けた陰茎は最後の一滴まで子宮口へ精液を擦り付け、役目を終えたとばかりに一気に硬さを失っていく。
短時間で二度の絶頂は辛く、俺の腰にも余韻を通り越した疲労が溜まっていた。
性器と愛液、潮の滑りがある所為で、俺と違って絶頂の余韻を味わう桜花の膣内から陰茎が締め出されてしまう。
「ぁう……」
「くぁ……」
通り過ぎた絶頂の余韻で敏感に陰茎と膣内を刺激された俺と桜花は、思わず声を漏らしてしまった。
精液を、今度こそ最後まで出し切った俺は大きく息を吐き、変わらず後背位の姿勢を維持している桜花から離れる。
「ふぅ……。もう姿勢を解いても良いですよ」
「んぁ……あぁ、分かった」
のろのろと体勢を整える桜花だったが、水で身体に張り付いた禊用の着物は元に戻らず、引き締まった尻を丸出しにしたままだった。
しかし桜花は着物を戻す訳でもなく、直立になるとフラフラと身体を揺らす。
「大丈夫ですか?」
「あ、あぁ。ちょっと激しかったからな。体力が無くなっただけだ」
「そうですか」
そう言う間に桜花の体力は回復して行っているようで、身体のふらつきも無くなっていった。
「それじゃ、禊をしましょうか?」
「あぁ。そうだな」
こちらへ振り返った拍子に着物は下半身を隠すも、水に濡れた薄布は乳首を透けさせる。
三度の興奮は流石に無かったものの、ジッと見詰めてしまうのは男の性だろう。
それから俺達は普通に禊を行うと、身体に何かの加護が掛かるのを感じた。
どうやら性行為は聖なる場所を汚すには至らなかったらしい。
何にせよ、次からは人目を気にしなくても良い場所で桜花を犯そうと誓う。
今度はじっくりと桜花の身体を味わいたい。
俺がそんな邪な思いを抱いているとは思っていなさそうな桜花は、笑顔で禊用の着物を脱いで身体を拭いていく。
どうやら完全に洗脳を施した所為で、俺に裸を見られても平気になってしまったらしい。
恥ずかしがる桜花を見れなくなってしまった事を内心残念に思いつつ、俺もいつも通りに身なりを整えるのだった。
終わり
コメント
桜花と橘花大好きです!ありがとうございます。
Re: タイトルなし
>>ヤスキさん
桜花と橘花大好きで~
コメント有り難う御座います。
喜んでいただけたようで何よりです!
桜花と橘花大好きで~
コメント有り難う御座います。
喜んでいただけたようで何よりです!
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