ビビッドレッド・オペレーションでズブリ その4
その4
「……ここかな?」
道路脇から反れて死角となっているボロ小屋へ、一人の少女が恐る恐る入っていく。
僅かに開かれた、今にも取れそうな扉から身体を滑り込ませる後ろ姿はオドオドしており、一見すると脅されているのかと思う程だ。
ウェーブを描く腰まである長い髪と、体格の割には大きな胸が特徴的である<四宮 ひまわり>は、辺りを警戒しながら背中を丸めて室内へ入った。
「やっ」
「っ!?」
中では例によって青年が待ち構えており、急に知らない人物が眼に入って逃げ様とした瞬間にひまわりの前へ赤い光を放つ。
恐怖に引きつった表情が消え、身体を守るついでにノートPCを抱き締めていた腕も力が抜けてしまった。
そうして人形状態にした後、外には聞こえない声で暗示を掛け、再び部屋を赤い光が埋め尽くす。
△
静かになったボロ小屋の中で青年は定位置に座り、机の上にあるノートPCを叩くひまわりを膝の上に乗せていた。
子供らしい小さな身体を腕の中にすっぽりと収め、目の前に来た頭へ鼻先を埋めて髪の匂いを嗅いでいる。
ひまわりは初対面の名前すら知らない男の膝の上に乗せられているにも拘らず、先程のオドオドした物とは打って変わって、いつもどおりの無表情を浮かべていた。
尻の感触を足で感じる様に身体を軽く揺さぶられても、二の腕や太股を撫でられても顔色すら変えない。
拒否されない事を確認した青年は緩む口元に欲望を隠さないで、何の迷いも無く年齢の割には大きな胸へと向かった。
成人した大きな太く指が硬さの残る巨乳に食い込み、グニグニと揉んでいきながら感触を味わいつつ、答えが分かりきった質問を投げかける。
「ひまわりちゃん、おっぱい揉まれてるけど良いのかな?」
「私の身体はお兄さんの物だから別に良い」
さも当然と言わんばかりに答える無表情のひまわりとは違って、欲望に染まった厭らしい顔を隠さない青年。
その間にも胸を揉む指が止まる事は無く、清潔感漂う制服に皺を付けていく。
成長途中の硬さを残しつつも本来の柔らかさを損なわず、固めの布の上からでも存分に形を変える。
軽く揉んで服の上からでは満足できなくなった青年は制服のボタンを外していき、前面を一気に開く。
中から出て来たのは白を基調とし、胸を包むカップの上の方に黄色い糸が通されたブラ。
どこか子供っぽい印象を受けるシンプルな物でも、大きさが場違いな色気を滲ませた。
下着なので胸を覆い隠し、支えると同時に持ち上げている所為で中心には深い谷間が出来ている。
すぐに揉み解したいと思った青年だが、逸る気持ちを抑えると小さな背中へ手を回してブラのホックを外した。
そして開放される巨乳。
「ふふふ……」
「……?」
思わず笑いを零してしまった青年を不思議そうに見上げるひまわり。
ブラから開放された胸はたぷんと大きく震え、重力に一切負けていない。
ひまわりが後ろを向いた振動を余す事無く受け入れ、揺れている。
成長途中の硬さを残していると言っても前に突き出る砲弾の様な形ではなく、本当に丸い胸らしい綺麗な形を保つ。
初々しい色をした乳首は平常を保って埋もれてはいるが、先程制服の上から揉まれた所為で布が擦れたのか、少しだけ大きくなっている気がした。
そんな光景を肩越しに見下ろした青年は、我慢した気持ちを発散する意味でも素早く美乳を鷲掴みにする。
「おほぅ……」
「ん……」
掴まれた巨乳は沈む青年の指を左右から胸の肉で挟み、手が届かなかった範囲では振動で波打ち、誰が見ても柔らかいと印象付ける光景を見せた。
性欲の赴くままに揉み解して存分に柔らかさを感じた後、今度は胸の形を崩さない様に這わせる。
胴体との境界を脇腹から下へ指を動かし、下乳まで到達すると今度は上にある乳首へ向かわせた。
産毛を撫でる繊細な刺激を受けたひまわりの乳首は反射的に大きくなり、指に引っ掛かる感触は掌で揉んだ時とは違って硬い。
「ひまわりちゃん、乳首が立ってるよ」
「うん」
「気持ち良い?」
「……分からない」
視線を前に戻したひまわりは、PCの画面を見ながら頭を左右に振った。
身体を動かした振動は胸を揺らして、指先だけで触られていた乳首を擦るが性的な快感はない様子だ。
それでも青年は指の腹で弄り回し、二本の指で摘むと捏ね回した。
性的な気持ち良さは感じていなくとも、刺激を受けた反射で硬くなった乳首は弄り易くなっている。
薄い色をした乳輪の縁を撫でて下乳を軽く叩けば、ペチペチと軽い音を立てながら波打つ。
そして、片手で胸を揉みつつ、残った方の手を下半身へ向かわせる青年。
驚く程に丈が短いズボンを履いている所為で、実質的には何も守る物が無い太股を厭らしく撫でた。
サラサラの肌は瑞々しい若さを感じさせる。
少し摘み、徐々に上を目指して動く先は股間。
触り易い様にひまわりの細い脚を広げてから、クロッチへ指を接触させた。
上半身の制服以上に厚く丈夫な箇所であっても、大陰唇の柔らかさを遮断する事は出来ず、力を大して入れなくても簡単に凹む。
上下に指を動かすだけで、ズボンとショーツを巻き込んで徐々に秘裂へ沈み込んで行く。
両側から大陰唇の暖かい体温を受け、ひまわりの小さな尻に接触している陰茎は硬さを増してしまう。
しかし、厚い布の上からでは不満を感じた青年は、ひまわりに命令を下した。
「ひまわりちゃん、ちょっと腰を上げてくれるかな」
「ん……」
空気椅子を思わせる程度に小さな尻を上げたひまわりだが、当然ながら足の長さが違って床に届かない。
その差を埋めて命令に従うには、青年の足の甲を爪先で踏む必要があった。
何とか腰が上がって空間が広がり、何の抵抗も無く短すぎる短パンを太股の中間辺りまでショーツごと一気に引き下げる。
青年から見れば白く丸い小さな尻が、空中に漂っている様だった。
このままでは陰茎を入れるにも苦労すると思い、尻の下を通らせた指で探りながら秘裂へと近付け、ぷにっと柔らかい感触と共に大陰唇に接触する。
「んっ……」
「あれ、濡れてる……?」
表情を含めて身体を動かすほどの反応は返ってこないが、秘裂へ触れた指にはシッカリと滑りを感じた。
胸を揉まれた所為で意思を通り越した身体が、勝手に性的な反応を返し始めた証拠だろう。
無毛の大陰唇を這う指は食い込まない程度の力で撫でながら前に進ませれば、指先に愛液が絡んでくる。
そのまま手を前へ動かして行き、秘裂の先端にあった淫核を守る包皮にまで到達した感触を受けると、爪の先で穿り、乳首と同じ様に摘んだ。
「…………」
未だに柔らかな反発しか受けないが僅かに分泌されていた愛液を絡ませて捏ね繰り回して、更に快感を送っていく。
摘んだ親指と人差し指を動かせば自然と大陰唇を掌で包み込む形になった。
一通り淫核を弄った後は両手を差し込んで秘裂を開いてみるも、ひまわりの無表情無反応を保ったまま。
ほんの指先だけでも強く締め付けを返してくる、愛液に塗れた膣口へ指を差込み、出し入れを繰り返して異物への順応を図る。
「大事な所を触られてるけど良いのかな?」
「私の身体はお兄さんの物だから大丈夫」
空気椅子は大人でも辛いが、ひまわりの身体は『青年の命令に従う』事を最優先にされている所為で、どんなに疲れても筋肉に力が入らなくなるまで命令された体勢を維持する様になっていた。
不安定な姿勢を維持して細い太股が震え出しても一切表情を変えず、尻を突き出す体勢を変えない。
好き勝手に股間で動き回る青年の指は性感帯を刺激しつつ、薄い愛液の助けを借りながら膣口を拡張していき、辛うじて第一関節辺りまで飲み込む程度には解れた。
狭さ自体はあかね達を変わらない感じを受けるが、実際に犯してみれば意外に入るものと認識している事で、そろそろ入れようと陰茎を取り出す。
「ひまわりちゃん、ゆっくりと腰を下ろすんだよ」
「んっ……」
短い返事を返したひまわりが指示通りに、ゆっくりと青年に支えられた白い尻を降ろしていく。
期待でカウパー液を滲ませる亀頭で大陰唇を割り開かれ、狭すぎる処女の膣口に鈴口が食い込んでも、下がる腰は止まらない。
ひまわり自身が拡張される苦痛の声すら出さない代わりに、太股が震えて悲鳴を上げている様だった。
そして、大陰唇を巻き込みながら陰茎を咥え込んで行く膣口。
薄いヒダが蠢き、陰茎の進入を拒もうとしている動きを受けるが、青年には快感として送られていた。
狭い膣口の締め付けが亀頭の中間を通り、遂にはカリまでも膣内に入り込んだ。
「ちょっ、ちょっとストップ!」
「…………」
亀頭だけがひまわりの狭い膣内に入った状態で、いったん静止を掛けた青年。
異物に反応した膣壁は、奥からの押し出そうとする強い締め付けを繰り返す。
ヒダが蠢く膣内へ入り込んだ鈴口の先にあるのは処女幕の儚い隔たりで、破瓜の直前の興奮で陰茎は太くなるばかり。
結果的に圧力が増した感じを受けた青年だったが、掴んだ小さな尻を揉みつつ、何とか絶頂の予感を逃がして追加の命令を下す。
「もう少し、腰を下げるんだ」
「…………」
ひまわりが再び腰を下げるに連れて鈴口に薄い膜が覆い被さる力が少しずつ増え、遂にはブツリと少女の証を破る感触を亀頭で受け取った。
その程度では沈んでいく小さな身体は止まらず、薄いヒダの抵抗を受けながら陰茎が飲み込まれる。
異物の進入を拒もうとする膣壁を亀頭で広げ、拡張していく。
そして、陰茎の三分の一程度を残した所で、鈴口に膣壁とは違った硬い子宮口に到達したものの、腰を下げる命令を忠実に遂行するひまわりの身体は止まる事無く沈み続ける。
子宮口どころか子宮その物を押し上げ、鈴口に留まらず亀頭の半分ほどが硬い感触に包まれた。
「おっ、おふっ!」
「…………」
小さな尻が青年の太股へ接触してしまえば、下がっていた腰も止まらざる終えない。
未成熟で小さな胎内に成長しきった大きな陰茎が飲み込まれ、ひまわりの白い下腹部に卑猥極まりない影が浮かび上がった。
『腰を下ろす』と言う命令が遂行出来なくなって初めて身体の動きを止めたが、相変わらずキーボードを叩いて画面を見つめる顔色に変化は無い。
大陰唇を胎内へ巻き込んで、殆ど無い膣口との隙間から破瓜の血を流しても平然とした態度を崩さなかった。
もはや尻を掴んで支える必要が無くなったので、曝け出されたままの胸へ手を置いてから命令を下す。
「くほっ……、ひまわりちゃん、今度は、くっ、ゆっくり腰を上下に動かして出し入れしてみようか」
「…………」
無言で動き出したひまわりはまるで人形化していると思う程に無反応なのだが、眼にはシッカリと意思を感じる。
年齢的に発達の乏しい膣壁をカリで削りながら出てくる陰茎には愛液で薄くなった血が滴り、巻き込まれていた大陰唇が外へと引き摺り出された。
膣口すら僅かに食み出る程度には締め付けが強い。
その上、足元が青年の足を踏んでいる状態なので不安定極まりなく、バランスを取ろうとする力が腹筋を引き締まらせ、不規則な締め付けを返してくる。
どれぐらいの間隔で腰を上下に動かすか指示をしていないが、ひまわりは『出し入れ』と言う言葉を聞き、一先ず亀頭が出る寸前で腰を止めてから再び下げ、陰茎の『出し入れ』を繰り返し始めた。
膣口が胎内から押される感触をカリで受けたと思った途端に力の方向を逆に変え、今度は子宮すら持ち上げる程に勢い良く咥え込む。
上下に動く腰と連動して、下腹部に浮かぶ盛り上がりも厭らしく上下に動いた。
狭い膣内で陰茎を扱かれる青年は快感に鈍くなる思考で一つの考えを思い付く。
「うっ、ひまわり、ちゃん」
「……何?」
指示通りに腰を上下に動かしながら肩越しに振り返ったひまわりの表情は、胸を揉まれた上に膣内を陰茎に削られていても何の変化も無い。
寧ろ、乳首を捏ねられる事全ての行動が、ごく普通とでも言い出しそうな雰囲気すらあった。
「ひまわりちゃん、奥を持ち上げられる感覚がある?」
「ある」
「じゃぁ、その感覚が消えない様に腰を上下に動かせるかな?」
「動かせると思う」
「やってみて」
「んっ……」
青年が思い付いたのは、常に鈴口へ子宮口が接触した状態でのピストン運動だった。
三分の一を残しても最奥に到達するならば、十分に快感を得るだけの動きは出来るだろうと思ったのだ。
青年の指示を聞いて腰を動かし始めたひまわりは、胎内へ意識を向け、子宮口に接触する感触を認識しながら慎重に上下運動を開始する。
「おふっ、そ、その調子!」
「んっ……」
腰を上げても下げても子宮口には鈴口が接触し続ける位置をあっさりと見つけたひまわり。
結果的に細かい上下運動をする事になったが、本人は自分が卑猥な動きをしているとは思いもしないだろう。
タイミングを把握して胎内に意識を向けなくても良くなった事で、視線は再びPCの画面に向かい、手はキーボードを叩き始めた。
グチュグチュと愛液を掻き混ぜる卑猥な音が大きくなり、ひまわりの膣内は陰茎の太さに拡張されていく。
上下に動く腰の所為で揺れる胸を支える青年は、両手の親指と人差し指を使って左右の乳首を捏ねた。
明らかに快感で硬さが増しているものの、ひまわりが表情を一切変えない所為で、とても膣内を掻き回されているとは思えない。
亀頭を擦るヒダの感触はどんな動きであっても青年へ快感を送り、狭い締め付けと相成って急激に快楽を溜め込ませていった。
一定のリズムを刻んで上下運動を繰り返すひまわりの足は、徐々に疲労を積み重ねていくが少しも遅くならない。
「おっ、おふぁ、も、もう少し、早く動かしてくれ」
「…………」
青年の命令を聞いてピストン運動を早めても、子宮口に接触したままの位置を保持し続ける。
鈴口で押し上げる感覚を絶えず与えられ、漏れ出したカウパー液は子宮内部へすら染み込むと思える程に一瞬も離れなかった。
既にひまわりの太股は卑猥なスクワットで限界が近付いて震え始めるも、PCのモニターを見つめる表情に疲労は浮かばない。
最奥まで入れるタイミングで、白く小さな尻が青年の太股に当たって波打ち、衝撃を吸収していた。
「くはぁ……」
「…………」
何とか股間に力を入れて射精を我慢し、長時間ひまわりの処女だった膣内を味わおうとしていても、陰茎に送られる快感は大きくなる一方。
掴んでいる巨乳も、もはや揉んでいる余裕も無くなり、青年の視界も白く染まりつつあった。
太くなった陰茎は愛液を垂れ流す膣内を抉り、拡張する。
膣口では根元付近を強く締め付けており、少し上では処女幕の残りが竿に絡み付いて僅かな破瓜の血を残した。
絶えず接触する子宮口へ、精子が混じり溢れ出るカウパー液を擦り付け、陵辱の証を胎内の最奥へ残していく。
愛液で滑った大陰唇は既に外へ出て元の形に戻っていたが、太い陰茎で卑猥に割り開かれている。
さほど時間も経たずに、我慢の限界に到達してしまった快感は一気に爆発してしまった。
「おくふぅ!? で、出るっ!!」
「…………」
ビクビクと震えて精液を吐き出し始める鈴口には、相変わらず子宮口が接触したままで、直接膣内へ種が吐き出されていく。
前後に動いて体液を吐き出す陰茎だったが、ひまわりは腰の速度を上げたままで動かし続ける。
射精をしているにも拘らず膣壁に扱かれ、絶頂の快感が強制的に大きくさせられてしまっていた。
「おっ、んおぉ!!」
「…………」
絶頂で白くなった思考では停止の命令を出せない。
命令を出されれば肉体的に動かなくなるまで行動を続ける暗示を掛けた所為で、忠実に腰を上下に振り続けるひまわり。
敏感になりつつあった陰茎を更に擦られた青年は、強すぎる快感で口の端から漏れる唾液すら拭き取る余裕も無くなっていた。
動くひまわりの腰は膣口から精液と逆流させ、太股が疲労で痙攣しても膣内で扱くのを止めない。
なまじ子宮口に接触させたままでピストン運動をさせた事で、不意のタイミングで抜けてしまう心配も無く、青年が止めない限りひまわりの腰は動き続ける。
逆流した精液と愛液は青年と、無表情のひまわりの股間を汚し、グチョグチョと粘着質な音を出していた。
そして、細い腰が動き激しく続けて暫くした後、射精も、強過ぎる快感も過ぎ去る頃には声を出す気力も戻り、疲労困憊で命令を出す。
「と、止まってくれ」
「んっ…………」
停止の言葉を聞いた瞬間に、疲労を抱えていたひまわりは一気に青年の太股へ尻を深く降ろした。
足は既に立ち上がれそうも無いと思える程に振るえている。
「はぁ……ふぅ……、精液と一緒に魂まで出るかと思った……」
愛液と精液の混ざった体液でヌルヌルになった股間で、ぐったりとボロイソファに身体を預ける青年。
その表情はひまわりの足以上に疲労を滲ませ、最初に性欲に取り付かれていた面影は無くなっている。
それどころか若干やつれてるとも言えそうだった。
膣内に入っている陰茎は完全に力が抜けてしまい、名残惜しげに精液の雫を吐き出すも、動き自体に元気が無い。
青年自体は全く動いてなくとも、射精をしている途中で更に膣内で扱かれるのは相当に体力を消耗する行為だった。
「ひ、ひまわりちゃん、ちょっと股間を綺麗にしようか」
「…………足が動かないから無理だよ」
「あかねちゃん達が来ちゃうからな」
「……んっ」
ひまわりの足は本人の意思を無視して動き続けた所為で、今はピクリとも動く気配は無い。
それでも何とか腰を動かして青年の上から退き、太股まで下ろされていたズボンからハンカチを取り出した。
動かない足を手で蟹股に大きく開き、破瓜の血が混じった二人分の体液を拭き取る。
無残にも拡張されていた膣口にまでハンカチ越しに指を差込み、入り口付近の汚れを取り去っていった。
普通なら少女が自分の性器を大胆に広げている光景を見てしまえば興奮も蘇って来そうなものだが、精神的に大きく疲労した状態では、そんな心配も無い。
ひまわりが股間を綺麗にしていく姿を横目に見つつ、ダルさを隠さない青年もノロノロと陰茎を拭いていった。
身形を整え終わっても何をする気も起きないので、ひまわりが一人でノートPCを叩く音がボロ小屋の中で響く時間が過ぎる。
「……あっ、やっと来た」
「ん?」
暫くして外から元気な足音が聞こえてくると、ひまわりは無表情ながらも嬉しそうな雰囲気を滲み出した。
扉を開いて入って来たのは当然の如くあかね達であり、自分を底から救ってくれた友人達の到来を、回復した足で立ち上がって迎え入れる。
「遅いよ」
「ごめんごめん」
「って、お兄さんどうしたの?」
いつも以上に疲労を見せている青年へ視線を向けたわかばが驚いた様子で声を掛けてきた。
「いやね、ひまわりちゃんを犯していたら疲れちゃってね」
「あっ、そうなんですか?」
「ひまわりちゃん、どんな事したの?」
「んっ、ちょっと腰を勢い良く動かしただけだよ」
「そうなの?」
あかねの質問に答えたひまわりは平然としている。
犯されたと言われても、わかばを含めた全員が普通の事として受け入れた。
自然と青年の股間とひまわりの股間を行ったり来たりする視線はすぐに収まり、あかねは移動を促す。
「そろそろ、行かないとお爺ちゃんが怒っちゃうかも知れないよ」
「そうだね。お兄さんも疲れている様だし、もう行こうか」
流石の青年も体力と性欲をひまわりの膣内に出し切ってしまっているので、無言で手を振って答えた。
「じゃぁ、お兄さん、明日は早めに来るね」
「あぁ、分かったよ。気を付けてな」
「は~い。皆、行こ」
「うん」
「分かった」
「じゃね、お兄さん」
「あぁ」
そうして、ボロ小屋を出た四人は、楽しそうな会話をしながら帰っていく。
残った青年は動く気力を取り戻すのに時間が掛かり、結局家へ戻ったのは辺りが暗くなったからの事だった。
「明日も犯すんだから、早めに寝ておかないとな」
何の因果か、手に正体不明の物体に取り付かれた所為で他人を思い通りに出来る力を宿してしまった青年。
明日の事を思い浮かべれば、多少は回復した体力の中で陰茎は僅かに力を増してしまう。
この先の未来が充実していく予感を確かに感じる青年の表情は確かに、性的な意味で明るいものだ。
布団の中に入っても思い浮かべるのは、四人ともそれぞれに違う胸や性器。
少しの我慢でも熟成される性欲を胸に、布団の中で満足気に眠りに付くのだった。
終わり
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