ファイナルファンタジー7 洗脳ティファ×洗脳ユフィ
不自然な程大きな鏡のある部屋に、二人の女が入れられていた。
一人は<ティファ・ロックハート>
『アバランチ』のヒロイン的存在だったが不注意で神羅に囚われ、今では完全に洗脳された後。
昔の活発だった面影は全く無くなってしまい、冷たい印象さえ受ける無表情を浮かべて立っている。
恋心を抱いていたかもしれないクラウドや、『アバランチ』のリーダーだったバレットの捕獲にさえ、命令されるままに一切の感情を浮かべず、囮を淡々と実行した。
その役目は終わる事はなく、今度は現在目の前にいる<ユフィ・キサラギ>にまで神羅の手先となって、仲間だった人物を強制的に引き込んだ。
「ティファ! 良かった、無事だったんだね!」
「…………」
「もう、心配したよ!」
「…………」
かねてより捜索を続けていた探し人が見つかった事で嬉しそうな笑顔を浮かべるユフィ。
しかし、肝心のティファは冷たい目をして見下ろしているだけで答えを返さない。
「今まで何してたの?」
「…………」
「……うん、分かった。言いたくない事になってたんだね……」
どれだけ話しかけても無言を貫くティファに、ユフィは都合の良い解釈をして納得した。
言いたくない程の事態に陥ったと勝手に思い、さぞや悲惨な目にあったのかと悲しそうに顔を俯かせる。
悲痛な表情はティファの過去に対してのみ向けられ、自分達の現状には一切気が付いていない。
大きな鏡を通して向けられる粘つく視線と、部屋の中に簡素なベッドしか備え付けられてなくとも、態度は別荘でリラックスしているかの様だった。
例え、目の前に居るティファが全裸であり、ユフィ自身も股間で存在を大きく主張するペニスバンドを装着している以外に、何も着ていない状態であっても変わらない。
明らかに異様な状況に陥っているが、認識している様子は欠片もなかった。
「でも、本当に無事でよかった……」
「…………」
目尻に涙まで浮かべて生存を喜ばれたティファの身体は度重なるドーピングで、ユフィが最後に見た時より筋肉質になっている。
腕や足には鍛えられた筋肉が浮き上がり、腹筋は綺麗に割れて脇腹も魅力的に括れていた。
特長的だった大きな胸は、犯され続け、兵士に揉まれた所為で更に大きさを増しており、呼吸で小さく動く度に全体を揺らす。
どれだけ成長しても頂点にある乳首だけは薄いピンク色で、穢れの無い印象を受ける。
尻に至っても安産型を維持しながらも揉み応えが良さそうになって、見るだけでも触りたいとさえ思わせた。
ティファの正面で未だに言葉を掛けるユフィの曝け出されている胸も程よく膨らみ、形は全く崩れていない。
ツンと上向きの乳首は肌色が強く、乳輪も小さめ。
戦闘スタイルが素早さを主にしている所為か、全身は適度に引き締まり、少女の可憐さの中に健康的な色気が感じられる。
ペニスバンドを履いている為に股間の様子は分からないものの、後ろがTバック状になっているので若さを滲ませる少し硬い印象の白い尻も興奮を誘った。
そして、ユフィが掛ける言葉も一段落した頃に、冷たい目をして黙っていたティファが動きを見せる。
「……了解しました。テストを開始します」
「あれ? ……ティファ?」
反応を返したと思ったら明らかに自分以外へ返事を返したティファに、不審気な表情を浮かべるユフィ。
しかし、そんな戸惑いを無視して簡素なベッドへ行くと、腰を突き出す様に浅く座って足を広げた。
当然ながら股間に性器はユフィに向かって開かれる。
過去に何十人もの兵士や研究者に犯されても処女の可憐さは保たれ、秘裂の中もピンク色のまま。
その上、度重なるテストと言う名の調教の結果、足を開くだけで条件反射を示し、愛液を漏らすまでになっている。
「ユフィ、そのペニスバンドのテストをするから入れろ」
「あっ、うん、分かった」
愛液を漏らす膣口とは違って冷淡な声で下される命令に、ユフィは躊躇する事無く承諾した。
捕らえられて早々に『あやつる』のマテリアを体内に埋め込まれ、既に定着も果たした事で、立場が上と認識している相手の言葉には疑問の余地も無く従う。
ただでさえ疑う事を封じられた挙句に『まどわす』のマテリアで正常な判断力すら歪められていた。
武器や防具にマテリアを複数付けるのは普通だが、人体に対しては未知の実験。
仕込みは捉えた頃から順調に進んで終えており、後は実際に効果を確かめるだけだった。
完全に洗脳を施し、実験体として性的にも役に立っていたティファを使って、正常にマテリアの効果が発揮されているかを調べるのが今日の目的。
研究員達は鏡の向こうでモニターと計器に目を光らせ、好奇心と性的な興味を向ける。
操られた価値観の中に居るユフィは最優先で従うと刷り込まれたティファの命令を聞いて、ペニスバンドを付けた腰を近付けた。
「よいしょっと……、ん。それでね、ティファが居なくなってからマリンが心配しててね――」
「…………」
無機物の冷たい感触が胎内を突き進んでもティファの無表情は変わる事無く、視線は広げられた大陰唇へと向かって観察を続ける。
ユフィも会わなかった時に起こった近況を言い、話したくない事態に陥って凍った心を溶かす様に喋っていく。
そんな仲間を思う心とは別に、淫核と感覚を直結されているペニスバンドからの快感は顔を赤く染め、徐々に性的な興奮を蓄え始めた。
話す事に意識を向けている所為でユフィの腰使いは単調で前後に動くだけだが、豊満になったティファの巨乳を揺らすには十分な反動を送る。
淫核は女の身体の中で最も多くの快感を受ける性感帯であるものの、流石に刺激された途端に快感で思考を飛ばす事はない。
ただでさえティファに話し掛けるのを目的として性的な事から意識を反らしている所為で、童貞の様に即、腰を振るまねはしなかった。
ゆっくりと出入りを繰り返すペニスバンドは本物の陰茎を正確に再現され、亀頭やカリの形は勿論の事、竿の血管まで作られている。
その凹凸が前後に動く度にティファの膣口が引き出されては押し込まれて、何気に許容限界ギリギリの太さであるので大陰唇すら巻き込んだ。
「報告。デフォルト状態で膣内に挿入をさせれば性的に興奮していなくとも、身体が少々の反応を表し始めました」
「バレットも居なくなっちゃうし、心配して泣いちゃって――」
何処となくペニスバンドから送られる快感でうっとりと顔を溶かし始めたユフィは、ティファが誰かへ現状を報告する言葉に反応を示さなかった。
曝け出されている程好い大きさの胸は少しずつ与えられる快感で乳首を立たせていき、じっくりと観察していれば小さく卑猥な変化がハッキリ確認出来る。
犯されているティファの膣口も過去に犯された記憶を呼び覚まされて愛液の量が増し、本物そっくりでも無機質なペニスバンドへ卑猥な光沢を帯びさせた。
膣壁が異物を突き入れられる刺激で、まるで陰茎を歓迎すると思える動きを返し始めれば、ユフィの様子も急速に変わっていく。
じろじろと観察する視線を全身に受けても、命令通りに前後の動きを繰り返すだけだった腰が本格的に犯すものへ変わってくる。
快感で反応を返す膣壁の滑った摩擦を受けるペニスバンドから淫核へ送られる刺激は確かな快感となって、ユフィの身体へ性交をしている認識を与えたのだ。
「んっ、ふぁ! ぁっ! あぁ!!」
「報告。膣内の動きが活発になるにつれて、被検体の動きと興奮が大きくなっていきます」
一気に性行為の快感に染まったユフィの淫核は、ペニスバンドからの刺激をより多く受け取って腰の動きを自然と早めてしまう。
所無さ気だった手はティファの腰の横へ付き、心配そうな表情を浮かべていた顔は完全に惚けている。
半分開いた口からは舌先が覗き、唾液すら落ちそうだ。
上半身を前屈みにさせた事でユフィの胸でも重力に引かれ、尖った乳首を下へ向けながら厭らしく震える。
最奥を突かれるティファの身体は受け切れなかった反動で後ろへ押され、その度に大きくなった巨乳がゆさゆさと揺れた。
表情だけは冷静な観察者の視線を浮かべていても激しさを増す刺激は興奮へ変換されてしまい、目に見える反応を表し始める。
上下に揺れ動く巨乳は乳首を硬く尖らせると胸も張り、股間では愛液がぬちょぬちょと大きく音を立て始めた。
徐々に思考を性欲に支配されているユフィを他所に、ティファは表情を変化させないで次の指令を受け取る。
「……了解しました」
「んっ、はっ、あぅ!!」
「ユフィ、モード:コンフュ」
「あぇ……? てぃ、ふぁ……?」
快感で遠くを見ていた視線は虚ろなままでティファへ合わせられ、ベッドを付いていた両手を目の前にある顔へ持っていく。
そして、頬を触ると愛おしそうに撫で、首筋へ下がった。
ティファの肌を触れば触る程に、ユフィの顔が性的な快感とは別の赤みを増す。
その表情は強い恋愛感情を浮かべており、完全に恋人を始めて抱く顔に変わっていった。
「ティファ……」
「報告。コンフュモードは事前に設定した内容で問題なく作動しました」
首筋を触っていた手が胸へ差し掛かると、ユフィが唾液を無意識に飲み込む。
ティファの顔を上目遣いで伺いながら、決して不快感を与えない恐る恐る触った。
「あっ……」
「報告。育てて頂いた胸の感触に快感を含めた声を出し、手付きも厭らしさを感じません」
自分の胸とは違って圧倒的に柔らかく重い感触で声を漏らすユフィは、食い込んだ指を曲げてゆっくりと揉み始めた。
単純に前後の動きを繰り返していた腰も捻りを加えて、なるべく愛するティファを気持ち良くしようとする心が見える。
揺れる巨乳を揉む手も硬くなった乳首を指で摘み、優しく捏ねて反応を引き出そうと試行錯誤を繰り返す。
無表情を浮かべるティファの顔を観察し、ティファはユフィの顔と動きを冷たい目で観察する。
互いの目が絡み合った事で恋心を抱いている相手の顔を性的なおかずにしたと言っても過言ではない状況で、一足先にユフィが絶頂へ達した。
「んっ! んんっ! あぁ!?」
「報告。被検体が絶頂へ達しました。ペニスバンドに変化はありませんが、被検体の体温が上昇しました」
恍惚を浮かべていた表情は切なそうなものへ変わって、前後に動いていた腰も止まってビクビクと振るわせる。
流石に射精はしないものの、ペニスバンドを固定しているショーツの下にある秘裂からは絶頂と共に大量の愛液が流れ出した。
中に収まっていた大陰唇に多くの滑り加わると、小さめのクロッチからヌルリと食み出してしまい、激しい食い込みを更に激しくする。
女にとって未知とも言える『女を犯す』感覚は精神的な不安をもたらし、ティファの身体を無意識に抱き締めた。
巨大な胸と程好い大きさの胸が互いに形を歪めては、硬くなった乳首が擦れ合って小さな快感を分け合う。
直接触れる肌の感触はユフィに安心と幸福感を与えた。
「んっ、ご、ごめん、ティファ、私だけ……」
「構わない。今は好きな様に私を犯せ」
「う、うん」
意識を操作されて恋人と思っているティファよりも、先に絶頂へ達してしまった事を反射的に謝るユフィだが、自分の身体を好きにして良いと言われて興奮が高まる。
男と違って射精と言う終わりがない分、性欲は未だに保たれており、命令には全く異存は無い。
膣内に挿入しているペニスバンドから淫核へ送られる快感は制限がなく、膣壁が少し動くだけでも絶頂に達する勢いだった。
それでも何とかティファに気持ち良くなって貰おうと、不器用ながらも試行錯誤を始める。
揉んでいた胸は産毛を刺激する様に軽く指を這わせて乳首へ移動させ、乳輪ごと摘んで強弱を付けて捏ね始めた。
絶頂で止まっていた腰も動きを再開させたと思えば単純に前後の動きだけでなく、角度を変えて膣壁を掻き回す。
しかし、どれだけ工夫を試そうともティファの無表情を崩せない。
身体だけは敏感な反応を返して軽い絶頂へ達し、小刻みに痙攣を繰り返している事だけが努力の成果を知らせた。
それでも、ペニスバンドと感覚を繋げられているユフィの淫核はそれ以上に繰り返し絶頂へ達してしまう。
「んぁっ! あっ! ティ、ティファー!」
「報告。腰の動きと胸を揉む手に変化が見られますが、被検体が絶頂を繰り返す為に動きが大雑把になりつつあります」
膣内を犯される刺激よりも興奮した淫核を刺激される方が受ける快感が大きい為、ユフィは一度の往復だけでティファ以上に絶頂へ上る。
小さめのショーツからは大陰唇が完全に食み出し、腰の動きに連動して擦れる感覚すら快感として受け取った。
潮を噴き出す間隔も短くなり、内腿を大量の愛液が流れる。
犯されているティファの身体も子宮口を小突かれる事によって調教された記憶を思い出して、早々に絶頂を繰り返し始めた。
「あくっ! だ、駄目! ふあぁーー!」
「報告。ティファの身体も大きな絶頂へ達しました」
鏡の向こうで観察を続ける研究者達へ報告するティファだが、顔は無表情でも身体の反応は隠せる筈もない。
最奥を小突かれる刺激で目覚めさせられた女としての本能が子を孕む為に子宮を下ろし、降りた分をペニスバンドの先端が押し返す。
揉まれる巨乳も更に張りを増すと乳首もつられて硬くなり、這い回る手の愛撫も敏感に感じ取る。
繰り返し捲られる膣口は愛液の量を増やし、ユフィの愛液と混じって簡素なベッドを塗らした。
絶頂で思考を白く染められてもティファの『犯せ』との命令を実行する所為で腰の動きは止まらない。
短い時間で繰り返し絶頂を続けるユフィは目を天井どころか瞼の裏へ行かせ、既に意識すら大き過ぎる快感で急速に薄れていった。
半開きになった口元から唾液を流して自分の胸を塗らしても、全く気付いていない。
「……了解。膣圧を強化して更にユフィへの攻めを強めます」
「んひゃっ!?」
ペニスバンドは陰茎と違って弾力が無いので圧迫を受ける刺激が少ないものの、淫核に感覚が繋がっているお陰で膣壁に包まれていると感じ取っていた。
十分すぎる刺激で性感が目覚めた為、男よりも敏感な性感帯が感度を上げて女を犯す快感を擬似的にとは言え、余す事無く受け取る。
意識を朦朧とさせていたユフィも追加された快感には勝てず、大き過ぎた快楽であっさりと気絶してしまう。
ふらりと力の抜けた身体はティファの上に崩れ落ちた。
「報告。被検体の意識が途絶えました。しかし、腰は未だに小刻みながらも動いています」
「あっ……あぁ……」
「了解。オマンコを締め付けて覚醒を促すと共にモード変更を行います」
ユフィの軽い身体を受け止める事無く報告を続けたティファは、追加の指示を受けて絶頂に達して痙攣を繰り返していた膣壁を意図的に締め付ける。
捕まった当初よりも鍛えられた腹筋は快感で意思を通さない動きをしていても、力を入れられれば即座に応えた。
「あひゃぁーー!?」
「モード:オリジナル」
「――へぁっ!?」
激しい絶頂で朦朧としていた意識は、膣内に挿入していたペニスバンドを締め付けられた刺激で一気に覚醒し、淫核への快感はティファに覆い被さっていた身体を跳ね上げさせる。
同時に洗脳する前の精神へ戻すキーワードを言えば、ユフィの即座に正気を取り戻した。
そして、目の前に入ってくるのは行方不明になる前より鍛えられ、胸も大きくなったティファの全裸。
次に異変を感じて見下ろしてみると、ペニスバンドを付けた自分の股間と淫核へ受ける不自然な快感。
「えっ!? な、何!? どうなってるの!!?」
正気を取り戻して認識した現状に、困惑しながらも慌てて身体を離そうとするも動きの自由が利かず、ティファが足で腰を挟んだ所為で引くに引けない状態になってしまった。
太股を内側へ閉じる動きをした所為で膣内の動きも変わり、ペニスバンドを不規則に締め付け、不意の刺激を淫核に受けたユフィは思わず身体を曲げる。
目の前に巨乳が迫るも、それを気にしている余裕も無い程の快感だった。
「んふぁっ!?」
「……了解。被検体の乳首を愛撫して更なる快感を送ります」
「ティ、ティファ!? 何を言ってるの!?」
自分が何かとんでもない事になっていると嫌でも察したユフィ。
明らかに尋常ではないティファの正気を取り戻したいが、ペニスバンドに感覚を繋げられて快感を送られる股間の刺激で言葉が出てこない。
自由にならない腕を必死に動かして明確に名指しされた自分の胸を隠そうとするも、無常にも新たな命令が追加された。
「『胸を隠すな』」
「んぁっ!? な、なんで――」
疑問の言葉が最後まで言われる事は無く、ティファを犯していた興奮で痛い程に硬さを増していた乳首は隠そうとした動きが封じられる。
無防備になった事で簡単に摘まれた次の瞬間、出てきたのは快感を多大に含んだ悦声。
「――ひゃん!?」
一度絶頂に達した身体は性的な刺激に敏感な反応を返し、背を反らせるも乳首を摘まれたままでは単に快感を増やすだけだった。
引き伸ばされたユフィの胸は卑猥に形を変えられてしまい、足で挟まれて深くペニスバンドを押し込む羽目になった淫核からも大きな快楽が身体を貫く。
困惑していた正常な思考は蓄積された快感で再び白く染まった。
「ひっ……はっ、ティ、ティファ、止めて……!」
「…………」
「ふぁっ!?」
静止を求める言葉に一切の反応を示さないティファは、無表情で淡々と命令を実行して乳首を捏ね回す。
興奮で赤みと硬さを増したお陰で摘み易いので、力の強弱も追加された指の動きに迷いが無い。
ペニスバンドへの刺激も忘れずに行われ、膣壁を少し締め付けるだけで刺激が伝わった淫核は絶頂へ達するには十分過ぎる快感を受け取った。
「ふっ、んぁっ!! 駄、目ぇ!」
胸を隠す動作を禁止された腕が胴体の横にある為、一見すると直立不動で身体を小刻みに痙攣させている様に見える。
正常な意識ながらも白くなった思考では身体を動かす事が出来ず、ティファの指と膣壁によって送られる快感に翻弄され続けた。
度重なる絶頂でショーツのクロッチは周辺を大きく濡らし、既に愛液が太股を経由する事無く直接床を汚していく。
タパタパと粘度の高い液体が落ちる特有の音が、ユフィの悦声に混じって聞こえる。
もはや快感に染まり切ってしまった思考では正常も何もないと、最後の命令がティファを通して伝えられた。
「ユフィ、モード:バーサク」
「うぐっ!?」
正気のユフィが快感で喘いでいた所に新たな変更を伝えられた瞬間、今迄戸惑いと絶頂を滲ませていた雰囲気が一変する。
色情に染まっていた目は見開かれ、正気が消えていく雰囲気が手に取る様に分かった。
小さく舌を覗かせて甘い吐息が出ていた口を堅く食い縛り、溢れ出る強い性欲に全てを支配されてしまう。
自由にならない筈の腕は信じられない速度でティファの肩を掴み、足で拘束されていたユフィの腰が力強くも速い速度で前後に動き始めた。
「報告。バーサクモードでは筋力と速さの著しい増強を確認」
「うっ! ぐあぁ!」
明らかに正気を失った目を向けられても、ティファは淡々と報告を送る。
乱暴としか言えない腰使いは子宮口を激しく突き上げ、その反動は大きくなった胸を揺らす。
股間からの性的な快感を得る為に思考の全てを放棄したユフィは、巨乳が揺れ動く光景を逃さず、頂点で尖っていた乳首へ半ば噛み付く様に吸い付いた。
「報告。理性を失った事で性的な快楽を求める為の躊躇が一切無くなっています」
「んふっ! ふぐっ! んむぁ!!」
「報告。乳首を吸う力がこれまで受けた事の無い強さです。また掴まれている肩も指が食い込んでいます」
乱暴な動きであっても調教されたティファの身体は絶頂へ達してしまい、小刻みに潮を噴いては膣口と膣壁を収縮させる。
しかし、痙攣を繰り返すヒダにペニスバンドを締め付けられるユフィは、それを圧倒的に上回る回数の絶頂を経験していた。
それでも腰を微妙に振るわせるだけで挿入の勢いは衰えず、逆にピストン運動を速める。
ユフィに吸い付かれた乳首は強めに噛まれ、前後に動く身体と連動して胸も引っ張られた。
ティファも痛みを感じているが、そんな気配を全く感じさせない無表情を浮かべながら、身体を蹂躙されるがままで成り行きを見守っている。
肩を掴んでいた手が吸い付かれていない方の胸を掴み、指が食い込む程に揉み解す。
愛撫とは到底思えない乱暴な動きで、赤い痣を残していく。
「んっ!! はむっ!!」
「…………」
ショーツのクロッチに吸収されない程の愛液を撒き散らしながら腰を振り続けても満足しないユフィは、仰向けになっていたティファの身体を掴んで後背位へと体勢を変えさせる。
ペニスバンドが抜けてしまうが性欲に囚われた思考でも腰の角度を調整して、勢い良く突き入れた。
寸分違わず挿入を繰り返していた愛液溢れる膣口へ再び入った感触を受けると、先程以上に力強く動き始める。
ユフィの下腹部がティファの肉付きの良くなった尻へ衝突すれば大きく波打ち、乱暴な動きの反動を吸収していく。
ベッドの上で四つん這いになった所為で巨乳は卑猥に垂れ下がり、後少し肘を曲げればシーツに尖った乳首が付きそうだった。
「うぐっ! がっ! んあぁっ!!」
「報告。腰の動きが早くなり続けています。おそらく限界を超えて性欲を求めていると思われます」
無防備に晒された背中へ覆い被さってきたユフィに、今度は両手で巨乳を揉まれても平然と報告するティファ。
表面上は変化が見られないものの、首から下は犯されて胸を揉まれる快感で絶えず絶頂に達している。
ペニスバンドが早く出入りを繰り返す膣口は空気を含んで白くなった愛液が周辺を濡らし、潮も間隔を置かずに噴出していた。
腰を一度動かす度に絶頂へ達しているユフィだったが、性欲に取り付かれ、文字通り理性を失って暴走している所為で体力の限界を超えて身体が勝手に動く。
食い縛った歯の間からは止められる事の無い唾液がティファの背中へ落ちた。
「ぐっ! ぐはっ! ぁがっ!!」
「報告。度重なる絶頂と加減の無い動きで体力の低下を認識しました」
いくら普段戦闘が出来る程度の体力を持っていても、流石に何十、下手をすれば何百と続けざまに絶頂へ達してしまっては体力が持つ筈も無い。
胸を揉んでいた手から力が抜け始めると、腰の動きも勢いが衰えていく。
興奮で出されていた呻き声も消え、性欲に取り付かれていた目も裏返ってしまった。
「ぅぐっ……あっ……」
「報告。被検体の体力が尽きた事を確認しました」
背中にユフィが倒れてきた重みを受け、最後の報告をするティファ。
そして、少し無言を挟んだ後に自分が感じた事を大きな鏡へ向かって話す。
「動きに関しては少し前まで処女であった事で単調でした。また、コンフュ状態であっても手探り感しかありません」
受けた愛撫や、恋心を抱いていたユフィの工夫をバッサリと切り捨て、淡々と客観的に評価をしていく。
背中では白目を向いて唾液をダラダラと流すユフィの熱い体温と、尖った乳首の感触を受けながら言葉を続けた。
「バーサク状態でも動きが強さ以外は変わりません。性的な技術を覚えさせても、そもそも被検体は犯される側なので意味が無いでしょう」
部屋の中では聞こえない研究員の提案を機械的に否定したティファは、ユフィをベッドへ押し退ける。
絶頂を繰り返していた膣内からペニスバンドが抜け、膣口とヒダに擦られる刺激は気を失っているユフィに快感を送って腰をカクカクと震わせた。
興奮の名残を残す身体を一切隠す事無く鏡へ向かい、実際に犯された側からの意見を言った。
「ペニスバンドを用いなくとも犯される立場を望む者は居ないでしょうから、私に施した調教を提案します」
テストとしてユフィには逆レイプ的な行為をさせてみたものの、犯されて喜ぶ研究員や兵士は居ない。
結果的に新たな暗示や『犯す側』のテクニックは全て無駄になり、役に立ったのは暴走状態での快感に対する耐久値だけだった。
身体を拭いていないので股間からは連続した絶頂で粘つく愛液を垂れ流し、未だに興奮が冷めない乳首を立たせたままで報告を続ける。
ある程度のデータを調べ終えたらしく、ティファがベッドで荒い息を繰り返しながら気を失っているユフィを抱えた。
「了解しました。直ちに戻ります」
大きな荷物を持つ様にユフィを肩に乗せたティファは、そのまま人を運ぶには少々乱暴な動きで部屋を出て行く。
歩いた後には流れ落ちた愛液が点となって残り、誰も居なくなった室内からは明かりが消された。
鏡の向こう側からも人の気配が消え、後には静寂だけが落ちる。
静けさの中に不吉な気配が漂う雰囲気は、着々と神羅の影が洗脳人形によって広がっていると暗示しているかの様だった。
終わり
要望が多すぎて消化し切れませんでした。
何とか纏め様と思いましたが駄目でした。
力不足ですみません。
一人は<ティファ・ロックハート>
『アバランチ』のヒロイン的存在だったが不注意で神羅に囚われ、今では完全に洗脳された後。
昔の活発だった面影は全く無くなってしまい、冷たい印象さえ受ける無表情を浮かべて立っている。
恋心を抱いていたかもしれないクラウドや、『アバランチ』のリーダーだったバレットの捕獲にさえ、命令されるままに一切の感情を浮かべず、囮を淡々と実行した。
その役目は終わる事はなく、今度は現在目の前にいる<ユフィ・キサラギ>にまで神羅の手先となって、仲間だった人物を強制的に引き込んだ。
「ティファ! 良かった、無事だったんだね!」
「…………」
「もう、心配したよ!」
「…………」
かねてより捜索を続けていた探し人が見つかった事で嬉しそうな笑顔を浮かべるユフィ。
しかし、肝心のティファは冷たい目をして見下ろしているだけで答えを返さない。
「今まで何してたの?」
「…………」
「……うん、分かった。言いたくない事になってたんだね……」
どれだけ話しかけても無言を貫くティファに、ユフィは都合の良い解釈をして納得した。
言いたくない程の事態に陥ったと勝手に思い、さぞや悲惨な目にあったのかと悲しそうに顔を俯かせる。
悲痛な表情はティファの過去に対してのみ向けられ、自分達の現状には一切気が付いていない。
大きな鏡を通して向けられる粘つく視線と、部屋の中に簡素なベッドしか備え付けられてなくとも、態度は別荘でリラックスしているかの様だった。
例え、目の前に居るティファが全裸であり、ユフィ自身も股間で存在を大きく主張するペニスバンドを装着している以外に、何も着ていない状態であっても変わらない。
明らかに異様な状況に陥っているが、認識している様子は欠片もなかった。
「でも、本当に無事でよかった……」
「…………」
目尻に涙まで浮かべて生存を喜ばれたティファの身体は度重なるドーピングで、ユフィが最後に見た時より筋肉質になっている。
腕や足には鍛えられた筋肉が浮き上がり、腹筋は綺麗に割れて脇腹も魅力的に括れていた。
特長的だった大きな胸は、犯され続け、兵士に揉まれた所為で更に大きさを増しており、呼吸で小さく動く度に全体を揺らす。
どれだけ成長しても頂点にある乳首だけは薄いピンク色で、穢れの無い印象を受ける。
尻に至っても安産型を維持しながらも揉み応えが良さそうになって、見るだけでも触りたいとさえ思わせた。
ティファの正面で未だに言葉を掛けるユフィの曝け出されている胸も程よく膨らみ、形は全く崩れていない。
ツンと上向きの乳首は肌色が強く、乳輪も小さめ。
戦闘スタイルが素早さを主にしている所為か、全身は適度に引き締まり、少女の可憐さの中に健康的な色気が感じられる。
ペニスバンドを履いている為に股間の様子は分からないものの、後ろがTバック状になっているので若さを滲ませる少し硬い印象の白い尻も興奮を誘った。
そして、ユフィが掛ける言葉も一段落した頃に、冷たい目をして黙っていたティファが動きを見せる。
「……了解しました。テストを開始します」
「あれ? ……ティファ?」
反応を返したと思ったら明らかに自分以外へ返事を返したティファに、不審気な表情を浮かべるユフィ。
しかし、そんな戸惑いを無視して簡素なベッドへ行くと、腰を突き出す様に浅く座って足を広げた。
当然ながら股間に性器はユフィに向かって開かれる。
過去に何十人もの兵士や研究者に犯されても処女の可憐さは保たれ、秘裂の中もピンク色のまま。
その上、度重なるテストと言う名の調教の結果、足を開くだけで条件反射を示し、愛液を漏らすまでになっている。
「ユフィ、そのペニスバンドのテストをするから入れろ」
「あっ、うん、分かった」
愛液を漏らす膣口とは違って冷淡な声で下される命令に、ユフィは躊躇する事無く承諾した。
捕らえられて早々に『あやつる』のマテリアを体内に埋め込まれ、既に定着も果たした事で、立場が上と認識している相手の言葉には疑問の余地も無く従う。
ただでさえ疑う事を封じられた挙句に『まどわす』のマテリアで正常な判断力すら歪められていた。
武器や防具にマテリアを複数付けるのは普通だが、人体に対しては未知の実験。
仕込みは捉えた頃から順調に進んで終えており、後は実際に効果を確かめるだけだった。
完全に洗脳を施し、実験体として性的にも役に立っていたティファを使って、正常にマテリアの効果が発揮されているかを調べるのが今日の目的。
研究員達は鏡の向こうでモニターと計器に目を光らせ、好奇心と性的な興味を向ける。
操られた価値観の中に居るユフィは最優先で従うと刷り込まれたティファの命令を聞いて、ペニスバンドを付けた腰を近付けた。
「よいしょっと……、ん。それでね、ティファが居なくなってからマリンが心配しててね――」
「…………」
無機物の冷たい感触が胎内を突き進んでもティファの無表情は変わる事無く、視線は広げられた大陰唇へと向かって観察を続ける。
ユフィも会わなかった時に起こった近況を言い、話したくない事態に陥って凍った心を溶かす様に喋っていく。
そんな仲間を思う心とは別に、淫核と感覚を直結されているペニスバンドからの快感は顔を赤く染め、徐々に性的な興奮を蓄え始めた。
話す事に意識を向けている所為でユフィの腰使いは単調で前後に動くだけだが、豊満になったティファの巨乳を揺らすには十分な反動を送る。
淫核は女の身体の中で最も多くの快感を受ける性感帯であるものの、流石に刺激された途端に快感で思考を飛ばす事はない。
ただでさえティファに話し掛けるのを目的として性的な事から意識を反らしている所為で、童貞の様に即、腰を振るまねはしなかった。
ゆっくりと出入りを繰り返すペニスバンドは本物の陰茎を正確に再現され、亀頭やカリの形は勿論の事、竿の血管まで作られている。
その凹凸が前後に動く度にティファの膣口が引き出されては押し込まれて、何気に許容限界ギリギリの太さであるので大陰唇すら巻き込んだ。
「報告。デフォルト状態で膣内に挿入をさせれば性的に興奮していなくとも、身体が少々の反応を表し始めました」
「バレットも居なくなっちゃうし、心配して泣いちゃって――」
何処となくペニスバンドから送られる快感でうっとりと顔を溶かし始めたユフィは、ティファが誰かへ現状を報告する言葉に反応を示さなかった。
曝け出されている程好い大きさの胸は少しずつ与えられる快感で乳首を立たせていき、じっくりと観察していれば小さく卑猥な変化がハッキリ確認出来る。
犯されているティファの膣口も過去に犯された記憶を呼び覚まされて愛液の量が増し、本物そっくりでも無機質なペニスバンドへ卑猥な光沢を帯びさせた。
膣壁が異物を突き入れられる刺激で、まるで陰茎を歓迎すると思える動きを返し始めれば、ユフィの様子も急速に変わっていく。
じろじろと観察する視線を全身に受けても、命令通りに前後の動きを繰り返すだけだった腰が本格的に犯すものへ変わってくる。
快感で反応を返す膣壁の滑った摩擦を受けるペニスバンドから淫核へ送られる刺激は確かな快感となって、ユフィの身体へ性交をしている認識を与えたのだ。
「んっ、ふぁ! ぁっ! あぁ!!」
「報告。膣内の動きが活発になるにつれて、被検体の動きと興奮が大きくなっていきます」
一気に性行為の快感に染まったユフィの淫核は、ペニスバンドからの刺激をより多く受け取って腰の動きを自然と早めてしまう。
所無さ気だった手はティファの腰の横へ付き、心配そうな表情を浮かべていた顔は完全に惚けている。
半分開いた口からは舌先が覗き、唾液すら落ちそうだ。
上半身を前屈みにさせた事でユフィの胸でも重力に引かれ、尖った乳首を下へ向けながら厭らしく震える。
最奥を突かれるティファの身体は受け切れなかった反動で後ろへ押され、その度に大きくなった巨乳がゆさゆさと揺れた。
表情だけは冷静な観察者の視線を浮かべていても激しさを増す刺激は興奮へ変換されてしまい、目に見える反応を表し始める。
上下に揺れ動く巨乳は乳首を硬く尖らせると胸も張り、股間では愛液がぬちょぬちょと大きく音を立て始めた。
徐々に思考を性欲に支配されているユフィを他所に、ティファは表情を変化させないで次の指令を受け取る。
「……了解しました」
「んっ、はっ、あぅ!!」
「ユフィ、モード:コンフュ」
「あぇ……? てぃ、ふぁ……?」
快感で遠くを見ていた視線は虚ろなままでティファへ合わせられ、ベッドを付いていた両手を目の前にある顔へ持っていく。
そして、頬を触ると愛おしそうに撫で、首筋へ下がった。
ティファの肌を触れば触る程に、ユフィの顔が性的な快感とは別の赤みを増す。
その表情は強い恋愛感情を浮かべており、完全に恋人を始めて抱く顔に変わっていった。
「ティファ……」
「報告。コンフュモードは事前に設定した内容で問題なく作動しました」
首筋を触っていた手が胸へ差し掛かると、ユフィが唾液を無意識に飲み込む。
ティファの顔を上目遣いで伺いながら、決して不快感を与えない恐る恐る触った。
「あっ……」
「報告。育てて頂いた胸の感触に快感を含めた声を出し、手付きも厭らしさを感じません」
自分の胸とは違って圧倒的に柔らかく重い感触で声を漏らすユフィは、食い込んだ指を曲げてゆっくりと揉み始めた。
単純に前後の動きを繰り返していた腰も捻りを加えて、なるべく愛するティファを気持ち良くしようとする心が見える。
揺れる巨乳を揉む手も硬くなった乳首を指で摘み、優しく捏ねて反応を引き出そうと試行錯誤を繰り返す。
無表情を浮かべるティファの顔を観察し、ティファはユフィの顔と動きを冷たい目で観察する。
互いの目が絡み合った事で恋心を抱いている相手の顔を性的なおかずにしたと言っても過言ではない状況で、一足先にユフィが絶頂へ達した。
「んっ! んんっ! あぁ!?」
「報告。被検体が絶頂へ達しました。ペニスバンドに変化はありませんが、被検体の体温が上昇しました」
恍惚を浮かべていた表情は切なそうなものへ変わって、前後に動いていた腰も止まってビクビクと振るわせる。
流石に射精はしないものの、ペニスバンドを固定しているショーツの下にある秘裂からは絶頂と共に大量の愛液が流れ出した。
中に収まっていた大陰唇に多くの滑り加わると、小さめのクロッチからヌルリと食み出してしまい、激しい食い込みを更に激しくする。
女にとって未知とも言える『女を犯す』感覚は精神的な不安をもたらし、ティファの身体を無意識に抱き締めた。
巨大な胸と程好い大きさの胸が互いに形を歪めては、硬くなった乳首が擦れ合って小さな快感を分け合う。
直接触れる肌の感触はユフィに安心と幸福感を与えた。
「んっ、ご、ごめん、ティファ、私だけ……」
「構わない。今は好きな様に私を犯せ」
「う、うん」
意識を操作されて恋人と思っているティファよりも、先に絶頂へ達してしまった事を反射的に謝るユフィだが、自分の身体を好きにして良いと言われて興奮が高まる。
男と違って射精と言う終わりがない分、性欲は未だに保たれており、命令には全く異存は無い。
膣内に挿入しているペニスバンドから淫核へ送られる快感は制限がなく、膣壁が少し動くだけでも絶頂に達する勢いだった。
それでも何とかティファに気持ち良くなって貰おうと、不器用ながらも試行錯誤を始める。
揉んでいた胸は産毛を刺激する様に軽く指を這わせて乳首へ移動させ、乳輪ごと摘んで強弱を付けて捏ね始めた。
絶頂で止まっていた腰も動きを再開させたと思えば単純に前後の動きだけでなく、角度を変えて膣壁を掻き回す。
しかし、どれだけ工夫を試そうともティファの無表情を崩せない。
身体だけは敏感な反応を返して軽い絶頂へ達し、小刻みに痙攣を繰り返している事だけが努力の成果を知らせた。
それでも、ペニスバンドと感覚を繋げられているユフィの淫核はそれ以上に繰り返し絶頂へ達してしまう。
「んぁっ! あっ! ティ、ティファー!」
「報告。腰の動きと胸を揉む手に変化が見られますが、被検体が絶頂を繰り返す為に動きが大雑把になりつつあります」
膣内を犯される刺激よりも興奮した淫核を刺激される方が受ける快感が大きい為、ユフィは一度の往復だけでティファ以上に絶頂へ上る。
小さめのショーツからは大陰唇が完全に食み出し、腰の動きに連動して擦れる感覚すら快感として受け取った。
潮を噴き出す間隔も短くなり、内腿を大量の愛液が流れる。
犯されているティファの身体も子宮口を小突かれる事によって調教された記憶を思い出して、早々に絶頂を繰り返し始めた。
「あくっ! だ、駄目! ふあぁーー!」
「報告。ティファの身体も大きな絶頂へ達しました」
鏡の向こうで観察を続ける研究者達へ報告するティファだが、顔は無表情でも身体の反応は隠せる筈もない。
最奥を小突かれる刺激で目覚めさせられた女としての本能が子を孕む為に子宮を下ろし、降りた分をペニスバンドの先端が押し返す。
揉まれる巨乳も更に張りを増すと乳首もつられて硬くなり、這い回る手の愛撫も敏感に感じ取る。
繰り返し捲られる膣口は愛液の量を増やし、ユフィの愛液と混じって簡素なベッドを塗らした。
絶頂で思考を白く染められてもティファの『犯せ』との命令を実行する所為で腰の動きは止まらない。
短い時間で繰り返し絶頂を続けるユフィは目を天井どころか瞼の裏へ行かせ、既に意識すら大き過ぎる快感で急速に薄れていった。
半開きになった口元から唾液を流して自分の胸を塗らしても、全く気付いていない。
「……了解。膣圧を強化して更にユフィへの攻めを強めます」
「んひゃっ!?」
ペニスバンドは陰茎と違って弾力が無いので圧迫を受ける刺激が少ないものの、淫核に感覚が繋がっているお陰で膣壁に包まれていると感じ取っていた。
十分すぎる刺激で性感が目覚めた為、男よりも敏感な性感帯が感度を上げて女を犯す快感を擬似的にとは言え、余す事無く受け取る。
意識を朦朧とさせていたユフィも追加された快感には勝てず、大き過ぎた快楽であっさりと気絶してしまう。
ふらりと力の抜けた身体はティファの上に崩れ落ちた。
「報告。被検体の意識が途絶えました。しかし、腰は未だに小刻みながらも動いています」
「あっ……あぁ……」
「了解。オマンコを締め付けて覚醒を促すと共にモード変更を行います」
ユフィの軽い身体を受け止める事無く報告を続けたティファは、追加の指示を受けて絶頂に達して痙攣を繰り返していた膣壁を意図的に締め付ける。
捕まった当初よりも鍛えられた腹筋は快感で意思を通さない動きをしていても、力を入れられれば即座に応えた。
「あひゃぁーー!?」
「モード:オリジナル」
「――へぁっ!?」
激しい絶頂で朦朧としていた意識は、膣内に挿入していたペニスバンドを締め付けられた刺激で一気に覚醒し、淫核への快感はティファに覆い被さっていた身体を跳ね上げさせる。
同時に洗脳する前の精神へ戻すキーワードを言えば、ユフィの即座に正気を取り戻した。
そして、目の前に入ってくるのは行方不明になる前より鍛えられ、胸も大きくなったティファの全裸。
次に異変を感じて見下ろしてみると、ペニスバンドを付けた自分の股間と淫核へ受ける不自然な快感。
「えっ!? な、何!? どうなってるの!!?」
正気を取り戻して認識した現状に、困惑しながらも慌てて身体を離そうとするも動きの自由が利かず、ティファが足で腰を挟んだ所為で引くに引けない状態になってしまった。
太股を内側へ閉じる動きをした所為で膣内の動きも変わり、ペニスバンドを不規則に締め付け、不意の刺激を淫核に受けたユフィは思わず身体を曲げる。
目の前に巨乳が迫るも、それを気にしている余裕も無い程の快感だった。
「んふぁっ!?」
「……了解。被検体の乳首を愛撫して更なる快感を送ります」
「ティ、ティファ!? 何を言ってるの!?」
自分が何かとんでもない事になっていると嫌でも察したユフィ。
明らかに尋常ではないティファの正気を取り戻したいが、ペニスバンドに感覚を繋げられて快感を送られる股間の刺激で言葉が出てこない。
自由にならない腕を必死に動かして明確に名指しされた自分の胸を隠そうとするも、無常にも新たな命令が追加された。
「『胸を隠すな』」
「んぁっ!? な、なんで――」
疑問の言葉が最後まで言われる事は無く、ティファを犯していた興奮で痛い程に硬さを増していた乳首は隠そうとした動きが封じられる。
無防備になった事で簡単に摘まれた次の瞬間、出てきたのは快感を多大に含んだ悦声。
「――ひゃん!?」
一度絶頂に達した身体は性的な刺激に敏感な反応を返し、背を反らせるも乳首を摘まれたままでは単に快感を増やすだけだった。
引き伸ばされたユフィの胸は卑猥に形を変えられてしまい、足で挟まれて深くペニスバンドを押し込む羽目になった淫核からも大きな快楽が身体を貫く。
困惑していた正常な思考は蓄積された快感で再び白く染まった。
「ひっ……はっ、ティ、ティファ、止めて……!」
「…………」
「ふぁっ!?」
静止を求める言葉に一切の反応を示さないティファは、無表情で淡々と命令を実行して乳首を捏ね回す。
興奮で赤みと硬さを増したお陰で摘み易いので、力の強弱も追加された指の動きに迷いが無い。
ペニスバンドへの刺激も忘れずに行われ、膣壁を少し締め付けるだけで刺激が伝わった淫核は絶頂へ達するには十分過ぎる快感を受け取った。
「ふっ、んぁっ!! 駄、目ぇ!」
胸を隠す動作を禁止された腕が胴体の横にある為、一見すると直立不動で身体を小刻みに痙攣させている様に見える。
正常な意識ながらも白くなった思考では身体を動かす事が出来ず、ティファの指と膣壁によって送られる快感に翻弄され続けた。
度重なる絶頂でショーツのクロッチは周辺を大きく濡らし、既に愛液が太股を経由する事無く直接床を汚していく。
タパタパと粘度の高い液体が落ちる特有の音が、ユフィの悦声に混じって聞こえる。
もはや快感に染まり切ってしまった思考では正常も何もないと、最後の命令がティファを通して伝えられた。
「ユフィ、モード:バーサク」
「うぐっ!?」
正気のユフィが快感で喘いでいた所に新たな変更を伝えられた瞬間、今迄戸惑いと絶頂を滲ませていた雰囲気が一変する。
色情に染まっていた目は見開かれ、正気が消えていく雰囲気が手に取る様に分かった。
小さく舌を覗かせて甘い吐息が出ていた口を堅く食い縛り、溢れ出る強い性欲に全てを支配されてしまう。
自由にならない筈の腕は信じられない速度でティファの肩を掴み、足で拘束されていたユフィの腰が力強くも速い速度で前後に動き始めた。
「報告。バーサクモードでは筋力と速さの著しい増強を確認」
「うっ! ぐあぁ!」
明らかに正気を失った目を向けられても、ティファは淡々と報告を送る。
乱暴としか言えない腰使いは子宮口を激しく突き上げ、その反動は大きくなった胸を揺らす。
股間からの性的な快感を得る為に思考の全てを放棄したユフィは、巨乳が揺れ動く光景を逃さず、頂点で尖っていた乳首へ半ば噛み付く様に吸い付いた。
「報告。理性を失った事で性的な快楽を求める為の躊躇が一切無くなっています」
「んふっ! ふぐっ! んむぁ!!」
「報告。乳首を吸う力がこれまで受けた事の無い強さです。また掴まれている肩も指が食い込んでいます」
乱暴な動きであっても調教されたティファの身体は絶頂へ達してしまい、小刻みに潮を噴いては膣口と膣壁を収縮させる。
しかし、痙攣を繰り返すヒダにペニスバンドを締め付けられるユフィは、それを圧倒的に上回る回数の絶頂を経験していた。
それでも腰を微妙に振るわせるだけで挿入の勢いは衰えず、逆にピストン運動を速める。
ユフィに吸い付かれた乳首は強めに噛まれ、前後に動く身体と連動して胸も引っ張られた。
ティファも痛みを感じているが、そんな気配を全く感じさせない無表情を浮かべながら、身体を蹂躙されるがままで成り行きを見守っている。
肩を掴んでいた手が吸い付かれていない方の胸を掴み、指が食い込む程に揉み解す。
愛撫とは到底思えない乱暴な動きで、赤い痣を残していく。
「んっ!! はむっ!!」
「…………」
ショーツのクロッチに吸収されない程の愛液を撒き散らしながら腰を振り続けても満足しないユフィは、仰向けになっていたティファの身体を掴んで後背位へと体勢を変えさせる。
ペニスバンドが抜けてしまうが性欲に囚われた思考でも腰の角度を調整して、勢い良く突き入れた。
寸分違わず挿入を繰り返していた愛液溢れる膣口へ再び入った感触を受けると、先程以上に力強く動き始める。
ユフィの下腹部がティファの肉付きの良くなった尻へ衝突すれば大きく波打ち、乱暴な動きの反動を吸収していく。
ベッドの上で四つん這いになった所為で巨乳は卑猥に垂れ下がり、後少し肘を曲げればシーツに尖った乳首が付きそうだった。
「うぐっ! がっ! んあぁっ!!」
「報告。腰の動きが早くなり続けています。おそらく限界を超えて性欲を求めていると思われます」
無防備に晒された背中へ覆い被さってきたユフィに、今度は両手で巨乳を揉まれても平然と報告するティファ。
表面上は変化が見られないものの、首から下は犯されて胸を揉まれる快感で絶えず絶頂に達している。
ペニスバンドが早く出入りを繰り返す膣口は空気を含んで白くなった愛液が周辺を濡らし、潮も間隔を置かずに噴出していた。
腰を一度動かす度に絶頂へ達しているユフィだったが、性欲に取り付かれ、文字通り理性を失って暴走している所為で体力の限界を超えて身体が勝手に動く。
食い縛った歯の間からは止められる事の無い唾液がティファの背中へ落ちた。
「ぐっ! ぐはっ! ぁがっ!!」
「報告。度重なる絶頂と加減の無い動きで体力の低下を認識しました」
いくら普段戦闘が出来る程度の体力を持っていても、流石に何十、下手をすれば何百と続けざまに絶頂へ達してしまっては体力が持つ筈も無い。
胸を揉んでいた手から力が抜け始めると、腰の動きも勢いが衰えていく。
興奮で出されていた呻き声も消え、性欲に取り付かれていた目も裏返ってしまった。
「ぅぐっ……あっ……」
「報告。被検体の体力が尽きた事を確認しました」
背中にユフィが倒れてきた重みを受け、最後の報告をするティファ。
そして、少し無言を挟んだ後に自分が感じた事を大きな鏡へ向かって話す。
「動きに関しては少し前まで処女であった事で単調でした。また、コンフュ状態であっても手探り感しかありません」
受けた愛撫や、恋心を抱いていたユフィの工夫をバッサリと切り捨て、淡々と客観的に評価をしていく。
背中では白目を向いて唾液をダラダラと流すユフィの熱い体温と、尖った乳首の感触を受けながら言葉を続けた。
「バーサク状態でも動きが強さ以外は変わりません。性的な技術を覚えさせても、そもそも被検体は犯される側なので意味が無いでしょう」
部屋の中では聞こえない研究員の提案を機械的に否定したティファは、ユフィをベッドへ押し退ける。
絶頂を繰り返していた膣内からペニスバンドが抜け、膣口とヒダに擦られる刺激は気を失っているユフィに快感を送って腰をカクカクと震わせた。
興奮の名残を残す身体を一切隠す事無く鏡へ向かい、実際に犯された側からの意見を言った。
「ペニスバンドを用いなくとも犯される立場を望む者は居ないでしょうから、私に施した調教を提案します」
テストとしてユフィには逆レイプ的な行為をさせてみたものの、犯されて喜ぶ研究員や兵士は居ない。
結果的に新たな暗示や『犯す側』のテクニックは全て無駄になり、役に立ったのは暴走状態での快感に対する耐久値だけだった。
身体を拭いていないので股間からは連続した絶頂で粘つく愛液を垂れ流し、未だに興奮が冷めない乳首を立たせたままで報告を続ける。
ある程度のデータを調べ終えたらしく、ティファがベッドで荒い息を繰り返しながら気を失っているユフィを抱えた。
「了解しました。直ちに戻ります」
大きな荷物を持つ様にユフィを肩に乗せたティファは、そのまま人を運ぶには少々乱暴な動きで部屋を出て行く。
歩いた後には流れ落ちた愛液が点となって残り、誰も居なくなった室内からは明かりが消された。
鏡の向こう側からも人の気配が消え、後には静寂だけが落ちる。
静けさの中に不吉な気配が漂う雰囲気は、着々と神羅の影が洗脳人形によって広がっていると暗示しているかの様だった。
終わり
要望が多すぎて消化し切れませんでした。
何とか纏め様と思いましたが駄目でした。
力不足ですみません。
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