テイルズ・オブ・レジェンディア クロエ・ヴァレンス
「はぁはぁ――」
「はぁはぁ――」
俺達は橋が多く架かる霧の山脈を走り抜ける。
後ろをチラリと見れば先程戦った白髪の少年と、大きなハンマーを持ったおっさんが俺達とは反対の方向へ走り去っていく姿が見えた。
道中で絡まれた山賊を何とか撒き、急いで目指すは囚われの少女が居る筈の山賊のアジト。
「はぁ、ふぅ、ここまで来れば、大丈夫だろう」
「はぁ、はぁ、でも、本当に良かったんですか? あいつらも俺達と同じ目的みたいな事言ってましたよ?」
山脈を走りきり、また平原へ出た頃に歩幅を緩めた俺は、同じく歩幅を緩めた目の前の少女<クロエ・ヴァレンス>に声を掛けた。
黒く艶やかなショーツヘヤーをふわりと舞わせながら俺へ振り返れば、僅かに掻いた汗で頬に色っぽく数束張り付けている。
服装は全身タイツの様な服を着ており、丈の短い上着は着ているものの、その魅力的なプロポーションを曝け出していた。
走った所為で荒くなった呼吸は肩を大きく上下に動かし、下着を付けていない巨乳はたぷんと揺れる。
辛うじて肩からマントを着けているが、後ろから見れば小さな尻がぷりぷりと動く様子が目に入ってきた。
「あぁ。だが、こういうのは騎士の仕事だ」
「まぁ、そうですよね」
曲がりなりにも、俺も騎士を目指していた男だ。
浚われた少女を救い出す仕事に、喜んでいないとは言えない。
普通の平凡極まりない家に生まれ、半ば食い扶持を減らす為に聖ガドリア王国の軍へと入った。
そこでは厳しい訓練を繰り返していたが、あるとき事件が起こる。
クロエの親で、武名の名高いヴァレンス家夫妻の死だ。
元より政敵が居ない訳ではなかったヴァレンス家だったので、暗殺なのか、本当に夜盗の仕業なのか不明だが非業の死を遂げた。
母の暗殺の場に居合わせたクロエは見逃され、後に何とか家を存続させようとしたらしいが、結局力及ばずヴァレンス家は取り潰しにされる。
済し崩し的に家を無くしたクロエは放浪の身となるも、家の復興を目指し、蛇の刺青を持つ敵を探しながらも騎士として旅を続けていた。
その時、俺は普通の一般兵士で任務についていたものの、とある目的を持って軍を抜けてクロエに付いている。
目的と言うのはクロエが家の復興を遂げた時の地位、では無く、単純にクロエ自身の身体だ。
ヴァレンス家と言う名家の生まれであるクロエは、俺が訓練兵時代から度々見掛けていた。
今から五年ほど前、ヴァレンス家夫妻が暗殺される前に、父に付いて訓練場へ来た事がある。
十二歳だったクロエは儚い印象を醸し出す美少女であり、何よりも目を引かれたのが胸。
俺には縁の無い高そうなドレスを下から持ち上げる胸は、既に巨乳になる片鱗を見せていたのだ。
それを見た瞬間、俺は誓った。
必ずあの胸を揉むと……!
それから暗殺がおき、ヴァレンス家が取り潰しとの情報を聞いて、この機会を逃すと一生後悔すると思った俺は放浪する直前にクロエと接触。
疑心暗鬼になっていたクロエも最初こそは俺を警戒していたものの、ヴァレンス家に世話になったとか、ありもしない嘘を教えると態度も軟化させた。
そして、俺の選択は正しいとすぐに証明される。
ドレスを脱ぎ、長かった髪をバッサリ切ってボブカットになったクロエは、この時既に全身タイツを着ていた。
剣を振るう度にタイツの下に隠された胸が一瞬遅れて、たぷんたぷんと柔らかそうに揺れる。
しかも、長時間戦えば、タイツが擦れる刺激で硬くなる乳首すら浮かび上がった。
股間でも脚を激しく動かす度に食い込みを激しくさせ、尻の形は勿論の事、股間では割れ目さえ確認できる。
そんな様子を間近で見続ける俺は、選択の正しさを常に実感するのだ。
「誘拐をする等非道の行い。私達が早く行って恐怖に震える少女を救うんだ」
「了解しました」
「では、行くぞ!」
「はい」
走って荒くなっていた呼吸を落ち着かせたクロエは、改めて山賊のアジト目指して歩き始める。
俺は大人しく後ろを歩き、目の前で揺れる尻を視姦しつつ付いていった。
正直、旅に同行している途中は興奮のしっぱなしで、性欲を発散させられるのはクロエが寝静まった後。
幾らでも視姦できるクロエの尻があっても、好きな時に性欲を発散させられない事だけが不満だった。
しかし、それもすぐに解決しそうだ。
五年前、放浪する直前のクロエを見て慌てて掴んだ剣とアイテム。
取り締まった犯罪者から没収した品物であったアイテムは、よくよく調べればかなり凶悪な物らしい。
何でも『相手の周りに漂う瘴気に干渉して意識を混濁させる』と、調べた本には書いてあった。
道具に関しては門外漢なので、どれぐらいの効果はあるのか分からないものの、余り長時間使うのは避けた方が良さそうな代物だ。
咄嗟に持ってきた品だが、クロエを手に入れるという目的にはこれ以上都合の良い物は無いだろう。
とは言え、何気に使う機会を逃しているのも事実。
そろそろ、効果の程をクロエで試したいと思っている。
「……見えた。あれが山賊のアジトか」
「思ったより立派ですね」
視線の先にはデカデカと姿を見せる大きな砦。
生半可な攻撃では落ちそうも無く、山の岩肌を使用している分は攻略も難しそうだ。
「……何処にも忍び込めそうな所は無いですね」
「忍び込むなど不要だ! 正面から行った方が早く助けられるだろう!」
「あっ! ちょっと!」
そう言って走り出したクロエは、俺が止める間もなくアジトの入り口へ入っていった。
歓迎するかのように門は簡単に開き、慎重を重ねる俺を無視したクロエは気にしないで進む。
「ここに囚われているのか……?」
「よう来たのう」
「誰だ!?」
薄暗い砦の中へ入った直後、奥から訛りのキツイ声が出迎える。
即座に戦闘態勢を取ったクロエに続き、俺も少し後ろで剣を構えた。
暗がりから姿を現したのは裸の上半身に宝石を付けた眼帯の男。
如何にも悪そうな顔をしており、クロエの正義感を刺激するには申し分ない雰囲気だった。
「お前が山賊の頭か!」
「おぉ! そうじゃ」
「覚悟!!」
「クロエさん! 一人で突っ走ったら危ないですよ!」
と、俺が注意しても時既に遅く、山賊の頭に飛び掛ったクロエは突然開いた地面に間抜けな声を出す。
「あっ――」
「足元ぐらいちゃんと見んかい」
「きゃあぁーーー!!」
「クロエさん!?」
そして、落とし穴へ落ちていくクロエ。
俺だけでは山賊の頭の相手は出来る筈も無いと思い、クロエの後に続いて落とし穴へ飛び込んだ。
「とぅ!」
「……なんじゃ、騒がしいわりにすぐ消えよったわ」
暫く宙を落ちる感覚を受けた後、俺は突然目に入った地面へ何とか着地した。
やっと穴の底へ到達したと判断し、クロエを探して周りを見回す。
「クロエさん! 無事ですか?」
「……うっ」
声を出して暗い中へ声を掛ければ、少し離れた所から小さく呻き声が聞こえた。
慌てて声の方向へ行くと、そこには倒れているクロエの姿が見える。
「クロエさん!」
「うぅ……」
クロエに駆け寄って肩を揺さ振っても、苦しそうに呻くだけで目を覚ます気配は無い。
しかし、血は出ておらず、見た所目立つ外傷も無い事から、一先ず無事だと分かった。
怪我が無い事を確認すると、安堵感よりもタイツを持ち上げている巨乳へ視線が動く。
気を失っているクロエは無防備極まりなく、呼吸をする胴体の動きでさえ、プルプルと胸が揺れる。
意識を失ってるので触っても問題は無いのだが、ここは一つ手に入れたアイテムを使ってみようと思う。
「……これ本当に使えるのか?」
鞄から取り出したのは身体に悪そうな箱。
如何にも『悪い事に使います』と言う雰囲気をこれでもかと出した物なので、クロエの目の前には出せなかった。
今はクロエが気を失っているし、気兼ね無く試せると言う訳だ。
「よし、では起動!」
巻き添えにならないように少し離れた俺は、意識を失っているクロエへ向けて使って箱を起動させる。
箱から放たれた黒い膜が一瞬で広がり、地面で仰向けになっているクロエの身体を包んだ。
そして、黒い膜が消え、クロエは身体を大きく跳ねさせる。
明らかに尋常じゃない現象に大丈夫かと思っていると、手元の箱から嫌な音が聞こえてきた。
「あっ、箱が……!」
慌てて箱を確認してみれば、いつの間にか入っていた小さな罅が音を立てて大きくなり、クロエへ膜を展開した状態のまま崩れていく。
結局、箱は塵も残さず消え去ってしまった。
思わぬ現象に半ば唖然としながらも頭を過ぎるのは、一瞬と言えども膜に包まれたクロエ。
心配になって視線を送ると、仰向けの体勢は変わらないが目だけはうっすらと開いているのが見える。
「ク、クロエさん……?」
「…………」
声を掛けても、普段どおりの男勝りな答えは返ってこない。
「大丈夫、ですか……?」
「……うん、大丈夫」
改めて無事を確認してみれば、返ってくるのは感情を失っているような声。
箱は壊れてしまったが、どうやら効果はシッカリと発揮されているらしい。
人形になったと思えば納得できる反応を見た俺は、不安だった気持ちが消え、代わりにクロエを味わえると気分が高揚してくる。
「クロエ……、立て」
「……分かった」
うっすらと目が開いたままで仰向けに寝ていたクロエは、俺の命令を聞いてゆっくり身体を起こす。
遅くても動きはスムーズで、スッと直立の姿勢になった。
俺の方を向いているクロエだが、視線だけが何処か遠くへ向かっている。
意識がある時と変わらないのは、呼吸の動きで揺れる巨乳だけ。
欲求に負けた俺は無防備な状態で晒されている胸へ、恐る恐る手を伸ばす。
「おぉ……! 柔らかい」
「…………」
最初こそ箱の効果をいまいち信用できなかったが、胸を揉んでも抵抗を示さないクロエの姿に、俺の遠慮は一瞬で消えた。
過去に何度も視姦を繰り返した胸へ指を食い込ませ、柔らかくも暖かな感触に感動する俺へ視線を向けるクロエの顔は何も感情を映していない。
指を動かして揉み解しても反応は欠片も無く、ただ無表情で立つ。
余りの無反応で箱の効果に若干恐怖を感じた俺は、気持ちを誤魔化すように両手を使ってクロエの巨乳を揉んでいく。
タイツに包まれた胸は、殆ど直接触っていると思える程に柔らかさを伝えてくる。
目一杯に広げた指の間から食み出る胸の肉は卑猥に盛り上がり、指一本一本を左右から挟んで暖かいクロエの体温を送ってきた。
欲求のままに手を動かしていけば、揉まれる刺激を受けたクロエの乳首が徐々に掌の中で硬くなる。
顔には感情を一切浮かべていなくとも、身体だけはシッカリと厭らしい反応を出してきた。
「くくく、乳首が立ってきたぞ。そんなに気持ち良いのか?」
「……あぁ、胸を揉まれて気持ち良い」
「それじゃ、これはどうだ?」
普段偽っている丁寧な口調が崩れてしまっても、無表情で身体に快感を受けていると告白するクロエ。
普段なら絶対に言わないであろうと思う言葉に、俺は興奮で思わず弄っている乳首へ更に刺激を送る。
少し硬くなっていた乳首は、タイツを押し上げて形を浮かび上がらせて摘み易くなっていた。
両手の人差し指と親指で左右の乳首を摘み、クリクリと捻ると柔らかな胸ごと形を歪める。
「……少し痛い」
「おっと。それじゃ、優しくしてやろうか」
「…………」
苦情を言ってきたクロエに、今度は指の腹を使って乳首の先端を撫でていく。
指紋でタイツを引っ掛けて肌を擦る刺激を送り、爪を立てて軽く掻いた。
強くはないが弱くも無い微妙な刺激を受けた乳首は、生理的な反射と温い快感で今まで以上に乳首を目立たせた。
しかし、そろそろ胸を直接見たいと思う俺はナイフを取り出してタイツを摘み、布に小さな切れ目を入れてから手を離す。
「よっと……」
「…………」
すると、切れ目からは、真下に隠されていた乳首が顔を出した。
変化はそれだけではなく、小さかった切れ目はタイツの柔軟性に引っ張られ、胸の形に沿って切れ目を広げていく。
ピリピリと布が裂ける音が聞こえる度に乳首の露出が大きくなり、巨乳へ布が食い込んで厭らしい形に変わりながらも乳輪すら出てきた。
そして、皮から押し出された果実の様に巨乳が現れる。
広がっていたタイツの切れ目は、巨乳を半分ほど剥き出しにした状態で止まった。
「ふぉ……!」
「…………」
乳首の真上で縦に入れた切れ目は、俺の目論見通りに乳首を食み出させ、黒いタイツを食い込ませながら露出する白い巨乳という卑猥な格好になる。
摘んで刺激を送っていた乳首は硬く尖って心成しか赤みがあるも、それでもピンク色を維持していた。
今度はタイツの上からではなく、直接揉む為にタイツの切れ目へ無理矢理手を入れる俺。
「おぉ……! やっぱり生で触ると違うな」
「…………」
タイツの切れ目を更に広げながら中へ進入させた手には、クロエの胸の温かさが直接感じられた。
乳首を立たせる程度には興奮を蓄えている所為で、タイツの上から触った時よりも体温が上がっている気がする。
胸の外側へ手を差し込んで左右から内側へ軽く押してみれば、手を柔らかく包み込みそうな反発を返しながら、胸の谷間を深くさせた。
アジトへ来る前に走ったので、若干汗ばむ胸は俺の掌に肌を張り付かせる。
重さを確かめるように下乳を持ち上げて軽く揺らして見ると、大きく波打って視覚的にも柔らかさを伝えてきた。
鼻息を荒くしながら揉み解せば、タイツの切れ目が大きく広がって完全に胸だけをタイツから食み出させてしまう。
「んくっ……」
「…………」
無表情のクロエが黒いタイツから巨乳だけを露出している光景は、俺が思ってる以上に興奮を刺激してきた。
もはや胸を揉むだけでは物足りなくなり、俺はタイツから手を抜いてクロエの股間へ視線を落とす。
大陰唇の膨らみを惜しげもなく浮かび上がらせ、秘裂に食い込んだタイツは直されていない。
タイツが身体にピッタリと張り付いている事を考えれば、陰毛がある筈の下腹部で余計な膨らみが無いのは生えていないと言う事なのか。
なんにしても確認すれば良いので、俺はクロエの股間へ屈むと、乳首を剥き出しにした時と同じ様にタイツだけを引っ張って布を切り裂いていく。
「……よっと、これで良いな」
引っ張っていた布をパッと離し、開放されたタイツはペチンと音を立てて元通りに股間へ張り付いた。
しかし、切れ目がある所為で、大陰唇だけが隠されずに剥き出しとなる。
小さかった切れ目は大陰唇を剥き出しにする際に広がり、大陰唇どころか下腹部を僅かに見せる程度までになった。
予想通りに陰毛は一切無く、産毛が微かに確認できるだけ。
秘裂もピッタリと閉じて処女であると思わせると同時に、幼い雰囲気まで受けさせた。
胸を触る時よりも緊張しながら手を近付けた俺は、人差し指で秘裂の一番上を突く。
「おっ! ……おぉ。思った以上に、柔らかい」
「…………」
秘裂に減り込む指先は、左右から大陰唇に挟まれる。
指を左右へ小刻みに動かして乳首と同様に刺激を送れば、大陰唇とは違う感触を感じた。
今指を付いているのは、確か淫核がある辺り。
「……やっぱり、興奮、しているのか」
「…………」
相変わらず無表情を真正面へ向けたままで直立姿勢のクロエに構わず、俺は過去に本で得た知識を思い出して秘裂の中を弄る。
生暖かい秘裂の中で皮が集まって、淫核を守る包皮の感触。
意思を封じられている所為で快感を拒まないクロエの身体は、性感帯を刺激された快感を即座に全身へ流していく。
指の向こうに感じていた柔らかな淫核が徐々に硬くなり、滑りも増えてきた。
「はぁ、はぁ――」
「…………っ」
クロエの性器を弄り回し、女の身体が興奮した時の反応を、俺の手で引き出した事で興奮も急速に高まる。
我慢出来ない程の興奮は陰茎を硬くさせ、ズボンを中から押し上げて痛みさえも発した。
「くっ……」
慌てるようにズボンを脱いだ俺は、陰茎を丸出しにして人形状態のクロエに新しい命令を出す。
「クロエ、そ、そこの岩に手を付いて尻を後ろへ突き出すんだ!」
「……分かった」
無感情で返事をしたクロエは言われた通り、近くにあった岩へ手を付いて腰を後ろへ突き出し、後背位の体勢になった。
斜め後ろに居た俺からはクロエが歩く度に揺れ、腰を曲げた拍子に下へ垂れた巨乳が見える。
尻を後ろへ突き出せば、大陰唇は元の位置へ戻ろうとするタイツに左右から押されて肉厚に変わった。
愛液が滲み、洞窟の薄暗い中でも光を鈍く反射する。
「よ、よし! そのまま動くなよ」
「……あぁ」
体勢を維持しやすいように脚を肩幅に開いたクロエ。
股間の大陰唇は綺麗な秘裂を保っているものの、良く見れば淫核がある辺りが心成しか丸く割れ目が広がっていた。
硬くなった淫核が秘裂の中でも存在を主張して、大陰唇に押されても割れ目を広げているのか。
しかし、俺の興味は既にまだ見ぬ膣口へ向けられていた。
「んくっ……」
生唾を飲み込んだ俺は、指で大陰唇を開く。
「……んっ」
「おぉ……! これがクロエの……!」
ピッタリと閉じられていた秘裂を開かれ、性器に空気の流れを感じたクロエは小さく声を漏らす。
俺の視線は愛液で滑る秘裂の中、小さな膣口が開閉を繰り返す光景に釘付けにされた。
広げた所為で篭っていた愛液の匂いが開放され、俺の興奮を直接鼻から刺激してくる。
「も、もう、入れても良いよな……!」
「…………あぁ」
「良し!」
騎士としての精神を持つクロエは、結婚するまえどころか恋人にすらなっていない男に身体を許す筈も無い。
それが今では意思を封じられた操り人形として、俺の言いなりになっている。
長年待ち望んだ状況と、本当なら絶対に許可等しない好意を受け入れさせた事で、俺の興奮は一気に高まった。
そして、俺はクロエのタイツに包まれた尻へ片手を乗せると、腰の位置を調整して陰茎の角度を横へ倒す。
いつの間にかカウパー液が漏れ出ていた鈴口をクロエの膣口へ近付け、接触させた。
「おっ! おぅっ!」
「…………」
大陰唇の生暖かさを亀頭に受けてしまえば、腰は自然と前へ進む。
秘裂へ亀頭が食い込む程に愛液を塗り返されて滑りが増え、鈴口は簡単に膣口へ減り込んだ。
「うくぅ……」
「…………」
処女の締め付けは思った以上に強い。
しかし、硬く張った亀頭の形を変える程の刺激であっても、今の俺には快感としか受けない。
本能的に処女の膣口が亀頭を締め出そうとする動きに抵抗しながら、腰をジワジワと前へ押していく。
「くっ、締まる……!」
「…………」
膣口を広げられ、少なからず痛みと違和感がある筈だが、クロエは何も言わずに尻を突き出す後背位を維持したままで微動だにしない。
亀頭が秘裂に減り込み、膣口がカリの太さまで拡張されても俺は更に押し込む。
処女の締め付けを維持する膣口は、カリを通過させた途端にカリの凹みに入って亀頭を丸ごと膣内で包んだ。
生暖かい膣内は淫核を弄ったお陰で波打ちながら蠢き、侵入して来た亀頭の肌を這い回る。
快感を受けた所為で処女であっても完全に拒否を示す訳でもなく、かと言って受け入れる動きでもない。
クロエの反応に関わらず、愛液に満たされた膣内で亀頭を包み込まれれば、大きな快感が陰茎に走った。
「おっ、おぉぅ……!」
陰茎を水平に保つ為に根元を押さえていた手を移動させ、両手でタイツに包まれた尻を掴んで引き寄せる。
ヌルヌルと這い回る膣壁からの快感で思考を解けさせた俺は、自分の身体の欲求に従って勢い良く腰を突き入れた。
「くはっ!」
「……んっ」
ペチンと尻を下腹部で打つ音が静かな洞窟内で反響し、胎内から身体の奥を押されたクロエは反射的に声を漏らす。
根元まで一気に差し入れた陰茎には一瞬だけ抵抗を感じたが、特に動きを遮られる事も無く亀頭で最奥を突き上げた。
犯す前は動きを止めて、じっくりとクロエの膣内を味わいたいと思っていたものの、陰茎に這い回る滑るヒダの動きで冷静な思考が吹き飛ばされてしまう。
「くはっ、あぁ!」
「……ぅっ」
クロエの尻を潰す程に押し込んでいた腰を勢い良く引き、再び一気に突き入れる。
下腹部で尻がたわむ感触を受けても動きを止めず、むしろ尻の反発力を使って本格的に犯していく。
少ない愛液は陰茎を突き入れられた刺激で量を増やし、グチュリと秘裂の中で篭った音を立てた。
犯されるクロエの膣内も大きく反応を示し始め、快感を受けようと積極的に絡み付いてくる。
自我が封じられている所為で快感に対する羞恥や恐怖も無く、子を孕む為の性行為を効率良く受け入れているかのようだった。
勢い良く腰を突き入れればクロエの身体を前へ押してしまうも、人形として命令通りに体勢を維持しようとするクロエの身体に力が入る。
下半身の強張りは陰茎が出入りを繰り返す膣内へも伝達され、自然と陰茎を締め付ける力を強めた。
処女で強い締め付けを返す膣内を亀頭で広げれば、愛液に塗れるヒダが亀頭を這う。
腰を引いて陰茎を抜いていけば、カリが熱く充血した膣壁を引っ掻いて快感を受けた。
抜いても挿入しても違う動きで膣壁は陰茎を攻め立て、精液は勢い良く溜まっていく。
「ふっ、はぁっ、締まる!」
「……んっ、……ぅっ」
激しくなる腰の動きに翻弄されるクロエも、秘裂から愛液を駄々漏れにさせた。
クロエが肩に付けていたマントも俺の激しい突き入れで身体の横へ退けられてしまい、快感で白く染まっていく俺の視界の端では、黒いタイツの下で前後にたぷんたぷんと揺れる巨乳が見える。
どれだけその光景を見たいと思っても、陰茎からの沸き上がる快感で顔を洞窟の天井へ上げてしまい、俺は開き直ってクロエを犯し続けた。
陰茎を動かす程にタイツへ愛液が染み込み、体液を掻き回す音にも粘りが増えてくる。
快感で激しく蠢くヒダからの快感は俺を絶頂へ上らせ、精液を睾丸から吐き出そうと身体が動く。
「うくっ!? くはっ、はぅっ!」
「…………」
長く犯そうと股間へ力を入れて絶頂に抵抗しても、陰茎に張り付く膣壁がそれを許さない。
愛液の滑りでヒダが細かく陰茎の表面を這い、僅かな動きでも大きな快感を送ってくる。
俺の意思に関係なく痙攣を始めた陰茎に我慢の限界を感じた俺は、万感の思いを込めて最後の一突きを放つ。
「クロエ! 俺の子を、孕め!!」
「……あぁ、分かった」
「うくっ!?」
切羽詰って言ってしまった俺の言葉を命令として受け取ったクロエは、操られても自分の意思で膣内を締め付けた。
逆に止めを刺される形になった俺は急いで弾力のある尻へ下腹部をぶつけ、股間で塞き止めていた精液を開放する。
「うはっ! 出る……!」
そして、開放される精液は、上下に痙攣する陰茎からクロエの処女だった膣内へ吐き出されていく。
膣内の最奥で粘る体液を受けるクロエも微妙に腰を震わせ、子宮口付近に精液が溜まる感覚で反応を見せた。
「うっ! ふぅっ!!」
「…………」
体感的には数十秒ほど精液を吐き出し続けた俺は、やっと力を抜いて一息つく。
「ふぅ……」
「…………」
力の抜けた陰茎を蠢き続けるクロエの膣内に入れたまま、復活した冷静な思考で背中を見下ろす。
黒いタイツに包まれる華奢な背中は、未だに少女の面影を残している。
しかし、括れのある腰より下では肉付きの良い尻が俺の下腹部が密着しており、僅かに隙間が開いている尻の隙間からはうっすらと股間に突き刺さる陰茎が見えた。
少女らしい背中とは打って変わって卑猥な光景を見た俺は、射精から間も置かずに興奮を復活させてしまう。
伊達に何年もクロエを犯す願いを持っていないのだ。
たかが精液を一回出しただけでは満足できる訳も無い。
それでも、操り人形にしたままでは、代わり映えもしないので今の状態を解こうと考えた。
どうせ後で元に戻すのだから、俺にとって都合の良い方向で元に戻そうと思う。
「クロエ、俺はお前の恋人だ」
「……恋人」
「そうだ。身体も重ねたし精液もお前の腹の中に出したからな」
「……精液を」
「騎士として不貞は許されないし、長年一緒に居た俺をお前が恋人にしたんだよ」
「……私が恋人に」
無表情のクロエも精液を出されたと言われ、自分の下腹部へと視線を落とした。
実際は完全なるレイプだが、精液を膣内に出されるのは主に恋人同士や夫婦であるのが一般的だ。
しかも、クロエは騎士として常に正しい行いを心掛けている。
その真っ直ぐな精神は、自分が犯された事実を認められないだろう。
操り人形になっている状態であっても、根底にある性格や信念は簡単に変わらない。
自我を封じられた状態のクロエは、矛盾があっても聞こえの良い言葉は抵抗無く受け入れると思う。
それに結構な時間、一緒に行動して分かったが、クロエは常に気を張って精神的な余裕も無い気がする。
こういう人間に限って、一度心を少しでも許せば一気に依存してくる筈。
いつでも好きな時にクロエを犯せる状況が欲しい俺にとって、依存してくるのは歓迎する状況だ。
とは言っても、流石に気が付いたら犯されているのはクロエも混乱するだろうから、一旦離れるとする。
「んぁ……」
「…………」
そして、少し身体を離した俺は、クロエに命令を出す。
「クロエ、もう普通に立っても良いぞ」
「……あぁ、分かった」
「それと……。ここじゃちょっと危ないから、他へ移動するぞ」
「……分かった」
何気に落とし穴の真下に居たのでは、新しく落ちてくる奴とぶつかるかも知れない。
危ない所からは、すたこらさっさだぜ。
「まぁ、ここで良いだろう」
「…………」
落ちてきた場所から暫く歩き、適度に広い箇所に出ると、俺は後ろから付いて来ていたクロエと向き合う。
破られたタイツはそのままなので、巨乳と大陰唇だけが黒いタイツから剥き出しになっている。
洞窟の中とは言え、女として最も隠したい所を二箇所も露出させている異常な状況に、半立ちだった俺の陰茎は硬さを復活してしまう。
精神が無防備なクロエは何の抵抗も無く俺の言葉を心に染み込ませ、記憶すら変えていく事にした。
しかし、犯されていないとは言え、クロエも目が覚めた途端に自分が胸と股間を曝け出している状況ではパニックになるだろうから、今の内に意識の矛盾を解消しておこう。
「それで人質を助ける為には絆を強くする必要があって恋人になったけど、更に心を重ねる為に性行為をしたんだ」
「……心を重ねる」
「だから、今のクロエが胸と股間を丸出しにしていても、何もおかしくはないぞ。分かったな?」
「……あぁ、分かった」
ついでだから恋人として身体の相性も良くしておこう。
折角クロエを手に入れたのに、飽きてしまっては勿体無いからな。
「それとクロエは俺に素肌を触られると、凄く気持ち良くなって安心するようになってるぞ」
「……安心する、……気持ち良い?」
無表情で下腹部を見詰めたまま、自分へ言い聞かせるように復唱するクロエ。
「……よし、それじゃ、俺がクロエの胸を揉めば、いつものクロエに戻るからな」
「……あぁ」
そして、俺はクロエの胸を揉み、クロエは胸を揉まれた瞬間に元の意識を取り戻す。
驚いたように目を見開いて俺の顔を見た後、触られている感触ある胸へ視線を降ろした。
自分の胸が揉まれているのを認識すると俺の手首を軽く掴み、恥ずかしそうに上目使いで小さく抗議をしてくる。
「――あっ、あぁ、あの……む、胸を」
「あぁ、俺達は恋人なんだから普通だろ? さっきもしたし」
「そ、そうだけど……! ふぁ!? も、揉むなぁ!!」
クロエは羞恥心で顔を赤く染めながら、あわあわと言葉を途切れさせた。
どれだけ恥ずかしくとも俺の手は撥ね退けようとはせず、指が巨乳の食い込む度に嬌声を発する。
「ふぁっ、んぁっ!」
「恋人の俺に揉まれるのは気持ち良いだろ?」
「んっ! き、気持ち良い! あっ、駄目だ! こ、こんな所じゃなくて、せめてベッドで……!」
岩場での性行為は抵抗があるらしいが、いつもの凛々しくも警戒を周りへ向けているクロエと違う姿は可愛らしく感じた。
胸を揉んで悶える珍しいクロエの反応は、新鮮で見ているだけでも興奮を誘う。
このままでは股間の張りで戦いも出来なさそうなので、クロエを大きな丸い岩へ押し倒した。
「あっ、駄目だ……んふぁっ!」
「布は引いてあるから大丈夫だよ」
「あぅ! で、でも……!」
「それとも、俺の事はもう嫌いになったのか?」
わざと悲しそうな顔を浮かべると、クロエは焦った様子で俺の頬へ手を当てて撫でてきた。
触り方は愛情を感じさせ、柔らかく女らしい手が優しく顔を包み込んだ。
そして、俺の首へ腕を回し、自分の身体へ抱き寄せるクロエ。
「冗談でもそんな事は言うな。私の愛は変わらないから」
「あぁ……有難う」
「し、しかしだな。やはり、こういうのは……」
恥ずかしがる声が俺の耳元で小さく聞こえた。
クロエに抱き寄せられた所為で巨乳が俺の胸で形を歪め、心地良い弾力が送られてくる。
抱き寄せられてクロエの肩に顎を乗せる体勢になれば、艶やかな髪から良い匂いが感じられた。
「いや、駄目だ。クロエの愛は分かったけど、俺の愛も今ここで受け取ってくれ!」
「うくっ……! ……わ、分かった」
クロエは抱き寄せていた腕から力を抜いて俺の身体を開放すると、自分の真正面へ俺の顔を移動させる。
俺を見る目は潤んでおり、明らかにキスを望んでいる雰囲気を発していた。
察した俺は何も言わずに目を閉じて顔を近付ければ、クロエも何も言わずに唇を差し出す。
「……んっ」
「……んむっ」
瑞々しい唇が俺の唇と接触し、歪んだ愛情と与えられた愛情が交わされた。
何故か押しに弱くなった気もするが、未だに操り人形にした時の影響が残っているのだろうか。
「……それじゃ、もう一回しようか」
「うっ、……あぁ、良いぞ」
自然と頭同士が離れ、俺は改めてクロエを求める。
キスでうっとりした表情を浮かべていたクロエも、今度は拒否しないで受け入れた。
クロエは背中を預けていた丸い岩に体重を預け、恥ずかしそうに俺から顔を背けて脚を開く。
大陰唇の上の布だけ切られたタイツは、未だに精液が溢れる秘裂を曝け出している。
脚を開いた所為で若干秘裂が開くも、膣口は見えない程度にしか広がらなかった。
性的な快感とキスをした高揚感で淫核は割れ目から顔を出し、陰毛も無い幼い外見の性器に卑猥な雰囲気を追加している。
「……よっと」
「んっ、や、優しくしてくれ」
「それは約束できないな」
自分の体勢がどれだけ恥ずかしいのかを自覚しているクロエは、無意識に腕を胸の前で交差させて巨乳を隠した。
しかし、腕に押さえられた所為で胸の肉が上下に食み出て、更に卑猥な光景を生み出す。
開かれたクロエの脚の間に腰を差し入れた俺は、反り立つ陰茎を再び水平にして秘裂へ合わせる。
愛液と精液に塗れているお陰で滑りは十分であり、遠慮する事もないので一気に根元まで入れた。
「んふぁぁっ!?」
グチュリと音を立てながら、膣内に残っていた精液を漏れさせるクロエの膣口。
陰茎の太さは膣口の広がる大きさと同じ様なものだが、それでも膣内を占領されて押し出される力の方が強いらしい。
愛液は未だに豊富な量を漏れさせ、陰茎を迎え入れた膣壁も人形状態だった時以上に絡み付いてくる。
膣内の最奥を押し上げるまで入れた俺は動きを止めず、勢い良く腰を引いて陰茎を抜き、間を置かずに腰を差し込んで前後に動かす。
「あっ! あぁっ!」
「うっ、ふっ!」
俺を恋人と認識させられたクロエは、犯されていても全身で快感に浸る。
嬌声を発する顔は快感で蕩けながらも嬉しそうに微笑を浮かべて俺を見詰め、巨乳に重ねられていた腕は俺の肩へ乗せられた。
力は一切入っておらず、本当にただ乗せられているだけだが時折労わるように撫で、頬まで上がると同じ様に撫でてくる。
「うぁっ! い、良い! 気持ち良い!」
「うっ! はっ! 俺も、だ!」
「あっ! ふぁ! 嬉し、いぃ!!」
快感で上がった体温はクロエに汗を流させ、高揚して赤くなった頬に黒い髪が張り付く。
色気を全身で出して悶え、俺に犯される状況を受け入れる。
露出している巨乳は、俺が腰を突きいれる度に大きく楕円を描きながら揺れて動きの激しさを示した。
クロエの脚は開かれていたものの、徐々に俺の腰へ上がって絡み付く。
犯される膣内でも、出入りを繰り返す陰茎の形へ膣壁を柔軟に変形させ、ヒダが這い回る。
動きに合わせて強弱を付けて波打ちながら、新しい精液を欲して子宮口へ体液を送る動きを返してきた。
「あっ! んっ! あうっ!」
「はっ! ふっ! くふっ!!」
突き上げの反動で上下に動くクロエの腰を掴んだ俺は、快感を求める本能のままにクロエを俺の腰へ引き寄せる。
その分、クロエも強く最奥を突き上げられ、激しい快感に身体を焦がした。
呼び散る愛液はタイツに広がって俺の下半身も濡らし、粘っこい音も鳴る間隔が早くなる。
「あっ! あぅ! な、何か、来そうだ!」
「あぁ! イくんだ! クロエ! 俺に犯されてな!」
「うくっ! あんっ! お、犯されて、ひぎぅっ! イくぅ!!」
俺の首に回した腕でぶら下がるクロエは背を反らせて、顔を後ろの壁へ向けた。
身体はビクビクと痙攣を始め、大きく激しい快感を爆発させようとしている。
そんな様子を見て、今度は俺が止めを刺す為に腰の動きを早くさせた。
「くっ! また、出すぞ!」
「あぁ! 出してくれ! 私の子宮の中に、ひぅっ! お前の、んくぁっ!! 精液を!」
「くぅっ!」
箱を使う前なら絶対に言わない言葉を、嬌声を混じらせながら言われた俺の興奮も頂点へ達する。
限界をあっさりと超えた俺は我慢する事無く、クロエが求めるままに腰を一番奥まで差し入れ、精液を解き放つ。
「で、出るぞ!」
最奥を突き上げた状態で止まった俺の腰を両足で強く挟むクロエは、子宮口に精液を吐き出される感覚で絶頂へ達した。
「んくぁっ! 出て、るぅ!!!!」
「うくぁっ!? 締まる!」
根元まで陰茎を咥え込んだ秘裂は、激しい絶頂で潮を噴き散らかす。
強く締め付ける膣壁も、射精で震える陰茎とタイミングを合わせて締め付けを繰り返した。
更にはヒダが蠢いて出された精液を子宮口に溜め、少しでも精子が子宮の中へ到達させる為に蠢く。
「うっ……うぁ……、お腹が、温かい……」
「んくぅ……ふぅ……」
吐き出される精液は膣内の最奥で溜まっていき、クロエに軽い圧迫感を与えた。
射精の勢いを弱めていく陰茎から硬さが失われても、膣壁は陰茎へ圧力を加えながら奥に向かって波打つ動きは変わらない。
しかし、ゆったりとした動きで、精液を二度も出した陰茎へ心地良い余韻が送られてくる。
激しい絶頂が過ぎた俺とクロエは自然に身体を離した。
「……良かったぞ」
「ぅん、私もだ」
労いの言葉を掛けると、照れ笑いを浮かべて返すクロエ。
最初の刺々しかった雰囲気はスッカリ成りを潜めてしまい、心の壁を取り払った笑顔はまさに愛する恋人と身体を重ね終えた雰囲気が漂っていた。
俺が身体を起こせば、クロエも俺の首へ回していた腕を解き、自由になった手で子宮を腹の上から撫でる。
「んっ、お前の愛を感じる……」
「それだけクロエが魅力的だって事だよ」
「ふふ、有難う……」
腰を離して陰茎も膣内から抜き取り、照れ笑いを浮かべるクロエが岩から立てる程度まで離れた。
陰茎が秘裂から離れても膣内から溢れる精液は止められる事もなく、岩から立ち上がったクロエの動きに合わせて逆流してくる。
「んっ……何か、変な感じだ……」
クロエは粘る精液が膣内を流れる感触に、嬉しそうな顔をして下腹部を撫でた。
「取り合えず、これで拭いておけ」
「あぁ、有難う」
手渡したハンカチを受け取って前屈みになったクロエ。
俺が目の前に居ても構わず、精液を溢れさせる股間を拭いていく。
「……むっ、色が変わってしまっているな。これでは外に戻れない」
「俺の上着を貸してやるから、腰に巻いて隠したらどうだ?」
「ん、そうだな」
俺も濡れた股間を抜きながら提案すると、アッサリ受け入れるクロエ。
胸の方はジャケットの前を締めれば問題なく、激しい戦いをしなければ変わった所は全く無い様に見えるだろう。
暫しの間は身体を拭く事に集中して無言の時間が過ぎ、一応は洞窟から脱出出来る格好になった。
「さて、まぁ、こんなものだろう。クロエはどうだ」
「大丈夫だ。そろそろ、行かないと誘拐された少女も助け出せなくなるかもしれない」
「あぁ、そうだった」
「ここに来た理由を忘れてたのか?」
「いや、クロエを愛するのに夢中でね」
「なっ!? ……ばか」
照れるクロエはジャケットの前を閉め、腰は俺から受け取った上着を巻いて股間を隠す。
恥ずかしさを誤魔化す為に腕を組んだ所為で、巨乳が左右から二の腕に押されて胸の谷間を深くさせた。
流石に興奮はしないが、頬を染めながら顔を背ける仕草は可愛らしい。
「なんにしろ、早く行かないといけないな」
「あぁ。では、行くぞ」
「了解です」
そして、俺達は敵を警戒しながら洞窟を進んでいくが、隣で歩いていたクロエは腕を伸ばして俺の手を握ってきた。
細く少し冷たい指が俺の指に絡んでくると、俺も何も言わないでクロエの手を握り返す。
「……隣に愛する者が居るのは良いものだな」
「同感だ」
「ふふ」
その後は遭遇した敵を軽くあしらいながら進み、途中で白髪の少年<セネル・クーリッジ>とハンマー男の<ウィル・レイナード>と合流。
目的が同じなので戦力の増加目的で行動を共にし、山賊の頭であった<モーゼス>を倒した。
しかし、謎の軍隊が山賊のアジトへ襲撃を仕掛けてくる。
モーゼスは軍隊と戦う為に、少女を閉じ込めていた部屋の鍵をセネルに渡すと率先して戦いの場へ向かっていった。
残された俺達は戦いに巻き込まれる前に急いで監禁部屋へ向かうも、一足遅く空飛ぶ男に少女を浚われてしまう。
セネルとウィルは知っている様だが、俺とクロエが口を挟める雰囲気ではない。
二転三転する状況に若干思考が停止しながらも、俺とクロエは騎士として攫われた少女を救うべく、空飛ぶ男が行ったとされる水晶の森へひた走る。
クロエを手に入れた喜びに浸る間もないが、大人しく付いて行く俺。
これからクロエの親の敵を一緒に探しつつ、俺は世界を巡る戦いの中へ巻き込まれていくかもしれない。
そんな予感がする。
俺達の戦いは、これからだ!
終わり
コメント
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Re: No title
>>ZEROさん
とてもエロかったです!~
感想有難う御座います。
ダンボールは最初のエロシーンを書いてますよ!
とてもエロかったです!~
感想有難う御座います。
ダンボールは最初のエロシーンを書いてますよ!
Re: タイトルなし
>>雪さん
原作知らないんですが!~
感想有難う御座います。
やっぱり展開が早かったですか。
正直、今回は出来に自信が無いのですよね。
いつも無いですけど。
リクの作品は知ってますよ。
知ってるだけですけど。
どっちも最初の方に読んだきりで、後は全然ですね。
でも、大丈夫だと思いますよ。
原作が確認できれば何とか。
原作知らないんですが!~
感想有難う御座います。
やっぱり展開が早かったですか。
正直、今回は出来に自信が無いのですよね。
いつも無いですけど。
リクの作品は知ってますよ。
知ってるだけですけど。
どっちも最初の方に読んだきりで、後は全然ですね。
でも、大丈夫だと思いますよ。
原作が確認できれば何とか。
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Re: タイトルなし
来月は東方の予定なので今月中に更新しないといけないのですよ。
それに私の場合は、時間を掛ければ良いのが書ける訳でもありませんからね。
書いている時の体調やら心境やらで大幅にぶれるのです。
それに私の場合は、時間を掛ければ良いのが書ける訳でもありませんからね。
書いている時の体調やら心境やらで大幅にぶれるのです。
No title
こういう洗脳系大好きや!
最高でした
最高でした
Re: No title
感想有難う御座います!
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Re: No title
感想有難う御座います。
不遇と言えば最新作のゼスティリアも、かなり不遇ですよね。
元ヒロインが。
プレイしてないので何とも言えませんが
プロデュサーが贔屓にしている声優を無理矢理使ってシナリオを台無しにした何とか。
他の方からも言われましたが、やはり展開が急ですか……。
小説の月二本の更新は、どう考えても悪い方向へ行ってますよね~。
ちょっと考えないといけないかもしれません。
タイツに関しては、とにかくエロイ格好を描写をする様に心掛けました!
あの身体の線が浮く服装を、何とか最大限利用できないかと模索した結果です。
長期連載は無理ですね~。
少なくともリクエストが無くならないと。
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Re: タイトルなし
開発が舐めくさって完全版商法とか好き勝手やっても
信じて付いていったファンに対してこれですからね。
バンナムにとって客は、ただの金蔓だったって事でしょうね。
まぁ、プレイしてないので偉そうな事は言えませんけど!
小説があんな感じになる原因は予想は付いてるんですよ。
要は予定を詰め込み過ぎなのです。
まぁ、原因は小説関係だけじゃないんですけど。
とりあえず来月までに打開策の糸口すら見えない状態だったら、予定は変えないと駄目ですね~。
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Re: No title
きっとタイツで巨乳は誰もを虜にするんですよ!
バンナムはもうゲーム会社として信用されてませんからね。
テイルズでしてきた事は会社の信用全てに関わるって事に、気が付いていないんでしょう。
目先の金を求めて信用を売ったって所ですか。
小説は書き続けますけど、ペースを少し見直そうと思っているのですよね。
流石に月二本更新は負担になってきたので。
やっぱり文章の中で、如何にも「急いで書きましたわ」って感じを受けるのは嫌でしょうから。
リクエストの消化を急いで、小説自体のレベルが落ちては元も子もないと思いますので
ちょっと一つの小説に力を入れていこうかなと思っています。
後は小説関連以外のその他で色々。
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