落第騎士の英雄譚 ステラ・ヴァーミリオン:操り人形化
「あ”~……」
寝起きで、ぼんやりした頭を使って考える。
もはや見慣れた寮の天井を見ながら、この世界に転成してから十数年を。
気が付いたら新しい世界に来ていた俺は、最初こそ前世と同じ世界に生まれ変わったと思っていた。
しかし、その考えは高校へ入る頃になって打ち砕かれる。
いや、その前から違和感は色々あった。
やれ伐刀者やら、やれ破軍学園やら……。
思い当たる節はいくらでもあった。
そして決定的になったのは、<ステラ・ヴァーミリオン>の存在。
何気に破軍学園へ入学してすら往生際悪く、普通の世界だと思いこもうとしていた所にこの仕打ち。
前世で好きだったキャラが同じ破軍学園に入学してくるとのニュースの情報で、俺は遂にこの世界が『落第騎士の英雄譚』の世界であると認識した。
「……」
そのステラがテレビで笑顔を振りまいている映像を見ながら、寝起きで余り回らない頭を使って前世の知識を手繰り寄せる。
「っ!? 不味い!!」
原作ではチョロインの名を欲しいままにしたステラは、確か一話目から主人公に対して何かしらの好感を持っていた記憶があった。
最初こそ着替えを見られて険悪な雰囲気を漂わせていたステラと主人公だが、決闘を機に主人公に惚れるストーリーだった筈。
このままでは原作通りになってしまい、成績が平凡極まりない俺では近付く事も難しくなってしまうかもしれない。
そう考えた俺は急いで制服に着替えると、部屋を飛び出してステラが入る筈の寮の前へ陣取った。
日は高いので今は昼頃。
アニメでは確か学園に来て即座に寮へ入っている描写があったので、ここで待ちかまえているのが最善だろう。
しばらく待っていると、明らかな護送車と高級そうな車が敷地内に入ってきた。
「……あれか?」
寮の玄関先に止まったのは護送車に挟まれた車。
そのまま玄関に横付けすると、高級そうな車の中から燃えるような赤い髪をツインテールにした美少女が降りてきた。
豊満な胸に長い脚は短いスカートから伸びている。
原作で見たままの美しい少女は、運転手に言葉を掛けると真っ直ぐに寮の玄関へ向かっていく。
間に俺が立っているものの、何も無いかのように視線すら向けてこない。
実際、メインヒロインを目の前にすると余り動けないようで、素通りされたにも拘わらず、俺はただステラを見送るだけだった。
隣をステラが通ると良い香りが風に乗って漂い、鼻孔をくすぐる。
「……はっ!?」
っと、意識を回復させれば既に護送車と高級そうな車は去っていく光景で、俺は咄嗟に後ろを振り返った。
ステラは既に玄関の自動ドアを通り抜け、エントランスホールへ入っていく後ろ姿しか確認できない。
ここを逃しては主人公に一直線のルートに入ってしまうので、必死になって追いかけて声を掛けた。
「ステラ・ヴァーミリオン様!!」
「はい?」
大声で叫んだ甲斐もあって、ステラは足を止めて俺へ振り返る。
その拍子に大きな胸は一瞬だけ遅れ、たぷんと胴体に追いついた。
俺は立ち止まったステラに駆け寄ると、ステラはテレビで見せる微笑を浮かべて見てくる。
ちらりと後ろを見れば車は既に見えなくなっており、俺とステラは人気のないホールで向かい合っていた。
これはチャンスだと思い、俺に都合の良い嘘をステラへ吹き込む。
しかしステラも馬鹿ではないだろうと思うので、無難で有りそうな言葉を吹き込む事にした。
「あの、案内を頼まれましたので」
「あら、そうですか。それはありがとうございます」
あくまで営業用の笑顔と言葉遣いを崩さないステラ。
あっさり俺の言葉を信じたのは自分の実力を信じて疑わないからだろう。
もし俺が何かしようものなら呆気なく消し炭にされる。
それでも俺がステラに声を掛けたのは、必勝の能力を持っているからだ。
能力の名は『催眠術』
しかも古い導入など必要なく、直接肌を触れ合わせれば相手を催眠状態に出来る代物だ。
なので、俺はステラに紳士的な態度を取る必要があった。
「では、ステラ・ヴァーミリオン様、お手を……」
「あら、随分紳士ね」
正真正銘のお嬢様、っと言うか王女であるステラは、ごく当たり前そうに俺が差し出した手に手を乗せる。
その瞬間、俺は能力を発動させてステラを催眠状態へ落とす。
「あっ……」
俺と触れた瞬間、高い知性を見せていた眼から意志が消える。
問答無用で催眠状態へ落とされたステラは、手を力なく身体の横へ垂れさせて棒立ちになった。
このままでは人に見つかってしまうので、ホールから俺の部屋へ移動させる必要がある。
「ステラ、聞こえるか?」
「……はい」
「今から俺の後に付いてくるんだ」
「……はい」
無防備にふらふら身体を左右に揺らし、眼の焦点はどこにも合っていない。
そんなステラを後ろに付かせた俺は、周囲に人が居ない事を確認しつつ自分の部屋へ招き入れた。
「ここで待ってるんだ」
「……はい」
男臭い部屋の中に美少女が居るだけで、空気が変わる気がする。
ステラが部屋へ入ったのを確認してから、万が一にも備えて鍵とチェーンで扉を封鎖した。
これで邪魔者は入ってこない。
改めてステラの前に立ち、無遠慮に全身を視線で舐め回す。
「……ごく」
「……」
燃えるような赤い髪はツインテールで結ばれているが嫌みになっておらず、むしろステラの魅力を底上げしている気がした。
視線を下へ向ければ制服を大きく持ち上げる、明らかな巨乳。
細くくびれた腰は女の子らしく、かつ魅力溢れる肉付きをしている。
スカートの中から伸びる脚には黒のストッキングを履いており、色っぽさを演出していた。
上から下まで舐めるように視姦し、俺の手は自然と制服を持ち上げる胸へ向かう。
「……おぉ!!」
「……」
見た目通りの巨乳は指を簡単に食い込ませ、制服に皺を作った。
無表情のステラは胸を触られても反応せず、視線もどこか遠くへ向けたまま定まっていない。
普段テレビで見ていた時に感じた高貴な雰囲気は一切消し飛んでおり、無防備な姿がまた興奮を誘う。
薄い制服の上からでも厚いブラの感触が感じられ、その向こうで巨乳が柔らかさと重さを主張している。
指を食い込ませる度に形を容易に変え、ブラと制服に移った体温を受け取った。
「……柔らかい!!」
「……」
俺は両手を使ってステラの下から巨乳を蹂躙し、柔らかさと重さを楽しむ。
制服には皺が走り、中で籠もっていた女の子らしい良い匂いが襟元から漂ってきた。
巨乳は揉めば揉む程に弾力を増すものの、同時に解れてくる気さえしてくる。
ブラの中で形を変える巨乳が乳首を擦られると、反射ですぐに取っ掛かりが分かるようになってきた。
「……乳首が立ったのか?」
「……はい」
完全に独り言だったが、ステラは律儀に答えてくれる。
一旦手を離してみれば、確かに巨乳の頂点では胸の曲線からはみ出した膨らみが確認できた。
「……ごく」
「……」
普通なら完全に世界が違う高貴な存在であるステラの巨乳を揉み、あまつさえ乳首を立たせた興奮は計り知れない。
自然と生唾を飲み込んだ俺は、どこか達成感を感じながら次の目標へ視線を下ろす。
見た先は当然下半身。
と言うか、股間である。
短いスカートの中に隠れている神秘は外から無遠慮に見ても興奮を誘い、次の行動を思い浮かべるだけで俺の股間は熱くなった。
「……股間を触るからな!」
「……はい、どうぞ」
宣言を聞いたステラは俺が触りやすいようにしてくれたのか、腰を僅かに前へ出す。
そんな指示をした覚えはないが、ここは手間が省けたと言う事にしておこう。
俺の手はスカートから伸びる生の太股を触る。
「……さらさらだ!」
「……」
スカートとストッキングの間に見える生の太股は手触りが良く、いつまでも撫でられそうだった。
「……ん、ガーターストッキングか」
「……はい」
目立つ巨乳にばかり目が行っていたが、改めて触って確かめれば原作通りにガーターを履いている。
思った以上に色気のある履き物に、陰茎は反り立つばかり。
生の太股を触っている俺は、手を徐々に登らせていくと何気に体温が籠もったスカートの中へ進入していった。
「……暖かい」
「……」
さらさらの太股を登っていく手は、ストッキングを吊っているガーターに沿って隠されているショーツの感触へと辿り着く。
興奮の最高潮に居る俺はウエスト部分を撫で回し、そのショーツの腰の部分に指を掛けると、殆ど無意識に下ろしていった。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
「……」
息を荒くしながら女の子のスカートの中へ手を突っ込み、ショーツを下ろそうとしている姿は明らかな変態である。
しかし止める者が居ない状態では、どんな変態行為でも許されるのだ。
そう免罪符を打ち、ショーツの確かな感触を感じながら手を下ろしていった。
スカートの中から出てきたのは、黒の大人っぽいショーツ。
「ほう……、随分色気のある下着だな」
「……」
ショーツのクロッチには僅かな愛液が残っており、蛍光灯の光を浴びて黒い色に卑猥な光沢を持たせている。
引き下げたショーツを完全に足首まで移動させた俺は、いよいよ秘された場所へ視線を移す。
いつ現れても良いように視線をステラの股間へ固定しながら、ショーツから手を離してスカートを捲った。
「おぉ!!」
「……」
見えたのは無毛の大陰唇に、女の子らしい丸みを帯びた下腹部。
大陰唇では当然ながら卑猥な割れ目が一筋通っており、視線を移すと淫核を隠す包皮が顔を出していた。
「んふ~、んふ~ーー」
「……」
股間へ手を出そうにもスカートが邪魔なので、完全に脱がせておく。
足首へショーツとスカートを纏め、下半身をガーターストッキングだけにされたステラ。
布から解放された股間を下から覗き込めば、膣口があるらしい箇所の大陰唇が僅かに濡れている。
「ステラ、脚を肩幅に開くんだ」
「……はい」
命令通りに脚を動かしたステラは、無感情に答えながら股間を見せつけるように露わにした。
俺は遠慮なくステラの股間へ手を伸ばし、大陰唇を左右へ開く。
「……ん」
人形状態であっても、性器の中に空気の感触を受けると声を漏らすようだ。
秘裂の中は生々しいピンク色をして、膣口が小さく開閉を繰り返す。
愛液に濡れている所為で卑猥な光沢を得ている膣口からは、フェロモンさえ感じさせる。
「す~……は~……」
漏れ出していた本能的に男の興奮を刺激する匂いは、俺の体内へ入ってしまい、興奮の後押しをしてきた。
反り立つ陰茎からの指示で、大陰唇を広げていた指を膣口へ軽く差し込む。
「ん……」
「……熱い」
愛液を流す程度に興奮した膣口は熱く、少しだけ差し込んだ筈の指を強く締め付けてきた。
その刺激に更なる興奮を覚え、軽く出し入れをしてみれば膣口は指先に纒わり付いて秘裂の中を出入りする。
柔軟性のある膣口は愛液で滑って指を扱き、強い締め付けを持って処女らしさを訴えてきた。
刺激を繰り返す度に愛液は多く漏れ出し、滑りも激しくなっていく。
量を増した所為で秘裂から流れ始め、俺の指を伝って腕へと流れてきた。
「そろそろ……」
「……」
ステラの身体を一通りイジった達成感を持ちつつ、高まり過ぎた陰茎の興奮を一旦押さえる為、視線を移したのは巨乳。
「パイズリでもしてみるか……」
「……」
押さえきれない興奮を言葉の端々に残し、ステラの下半身から立ち上がる。
身長が同じぐらいなので、立てば綺麗であっても意志を感じられない顔が目の前にやってきた。
「ステラ、膝立ちになるんだ」
「……はい」
パイズリをするにもステラを立たせたままでは出来はしないので、取り敢えず膝立ちにさせる。
そうすれば丁度俺の股間の目の前に巨乳が移動し、体勢的には良い位置になった。
ステラが屈んだのを確認してから、痛い程に反り立っている陰茎を取り出す。
既にカウパー液を滲ませている鈴口は、期待に震えているかのようだ。
俺はステラの制服を、胸の部分だけ脱がせる。
「……ほう」
「……」
出てきた巨乳は中心で大きな谷間を作っており、それが黒いブラで整えられたものとハッキリ分かった。
黒いブラのカップ上部から見える胸は白く透き通るような肌をして、普段如何に日の光を浴びていない事を教えてくれる。
秘められた箇所を暴いた気がした俺の興奮は鰻登り。
しかしパイズリをしようにもブラが邪魔だ。
「ちょっと、失礼しますよっと……」
そう呟いた俺はステラのブラへ手を近付け、おもむろに胸の谷間へ突っ込んだ。
多少心配したがブラはフロントホックらしく、簡単に剥がせた。
「……おぉ!!」
「……」
胸しか露出させていないので、ブラを外しても制服が左右から巨乳を押して中央の谷間を維持したままだ。
それでもブラが外れた事により、ピンク色の乳首が目の前へさらけ出される。
僅かでも秘裂をイジった所為か、興奮を蓄えた巨乳はピンクの乳首を乳輪から立たせて固く尖っていた。
制服の上からでも分かっていたが、実際目の前にすると大きな興奮を誘う光景だ。
「……ごく」
「……」
再び生唾を飲み込み、半ば無意識に下半身をステラへ近付けると陰茎を巨乳の谷間へ挟み込む。
「……暖かい」
熱くなった陰茎でさえもステラの巨乳から感じる体温は心地良い。
ブラに包まれていない巨乳は思った以上に柔らかく、それでも弾力はしっかりと保っている。
「……ステラ、自分の胸を上下に動かすんだ」
「……はい」
俺自身が巨乳を動かしても良いが、折角人形にさせたのでステラにさせてみようと思う。
返事をしたステラはのろのろと腕を持ち上げると、左右から自分の巨乳を持ち上げ、指示通りに上下に動かし始めた。
「おぉ! 気持ち良い!!」
「……」
左右からの柔らかな圧迫を受けた陰茎は早くもカウパー液を漏らし、胸の谷間でぬちょぬちょと卑猥な音を立てる。
滑りを追加されたお陰で俄然動きやすくなり、ステラの手の動きも心なしかスムーズになってきた。
乾いた亀頭にカウパー液が広がっては光沢を得て、張ったカリでは胸の抵抗を感じる。
「くっ……!」
「……」
ステラが手を上下に動かす度、亀頭は胸の谷間から出たり隠れたりを繰り返す。
巨乳自体もステラ自身の手で変形させられている事もあって、視覚的な興奮は凄まじかった。
それでも射精には未だ届かない感じがしたので、ステラに新たなる指示を出す。
「ぅ……ステラ、胸の谷間から出てる先端を、くっ、口に咥えろ!」
「……はい」
新しい命令を受けたステラは無表情に首を前へ傾けると、戸惑い無く口を開いてカウパー液に濡れる亀頭を口内へ含んだ。
「あむ……」
「あふっ!!」
胸の暖かさから口内の生暖かな感触に包まれた亀頭は、快感の余りに思わずカウパー液を吐き出してしまう。
ステラも苦い体液を舌の上に出された筈だが、俯いた表情は俺からは伺い知れ無い。
「うっ、そのまま、舌で舐め回すんだ!」
「……むぇい」
「うくっ!?」
亀頭を口の中へ入れたまま返事をされた所為で、陰茎に思いもよらない快感を受けてしまった。
射精を促してくる快感に耐えようとしても、ステラが舌を動かし始めた事によって力を入れた腰が震える。
「おふぁっ!?」
「ん……ん……」
竿の部分を胸で扱かれながら、亀頭は口内で舌に舐められ快感を大きくされていく。
カウパー液に濡れていたのが唾液に打って変わり、滑りは多少消えたものの快感は増大していった。
ステラの顔が真下を向いているので、唇の端から唾液が漏れ落ちる。
巨乳の上下運動で竿に広がったカウパー液と混ざる唾液は、動き安さを増加させた。
「うくぅ……!」
「んん……ん……」
鈴口の上で蠢く舌が、快感の所為で吐き出されるカウパー液を舐め取る。
次第に亀頭全体へと広がりを感じさせるステラの舌は、確実に俺を射精へ導いていった。
勝手に痙攣を始める陰茎が濃いカウパー液を吐き出し、ステラの口内へ体液を追加すると、唾液と共に唇の端から漏れ出していく。
俺が切羽詰まっても一定の動きで攻めてくるステラの舌に、竿を左右から圧迫する巨乳。
視覚的にも快感でも限界へ近付きつつある俺は、再びステラへ指示を下す。
「ステラ! そろそろ、くっ! 出るから、残らず飲むんだぞ!!」
「ん……むぁい……」
「くはっ!!」
激しい動きではなくとも、快感を送ってくるステラに陰茎が激しい反応を返していく。
我慢の限界を越えた陰茎は、俺の意志を無視して精液を勢い良く吐き出し始めた。
「うっ!? はぁ!!」
「ん……ごく、ごく……」
口内に精液が吐き出された途端、ステラは命令通りに舌を動かしながら飲み込んでいく。
ステラの舌の上ではカウパー液以上に生臭く苦い体液が通っていくものの、何の躊躇いもなく喉を鳴らしていった。
鈴口の下側では飲み込む際の舌の動きで刺激を加えられ、射精に勢いを追加させてくる。
陰茎が痙攣を繰り返してもステラは巨乳を上下に動かし、まるで竿から精液を絞り出すような感覚に陥ってしまった。
「うぅ……!」
「ごく……ごく……」
鈴口から吐き出される精液はステラの生暖かい口内を通り、胃の中へ流れていく。
射精が終わる頃には陰茎の痙攣も収まりつつあるが、尿道に残尿感が残っていた。
「うっ……ふぅ……ステラ、尿道に残った分まで、吸うんだ」
「ごく……むぁい……ずずーー」
「おふぁっ!」
亀頭だけを口内に含んでいる所為で、先端だけを吸い込まれるような感覚を受ける。
尿道に残っていた残尿感は一気に無くなっていき、完全にスッキリした感覚が陰茎を包んだ。
「ふぅ……ステラ、もう離して良いぞ」
「……むぁい」
口内から亀頭を吐き出し、唾液を唇の端から垂れさせるステラは俺を見上げる。
自身の巨乳からも手を離すと、跪いた体勢からおもむろに立ち上がるステラ。
「ふぅ……気持ちよかった……」
「……」
美しい巨乳を揉んでから溜まりに溜まった欲望を吐き出し終えた俺は、一種の開放感に股間を浸していた。
ステラも巨乳を露出したままだが、視線は部屋の向こう側へと向けられている。
性欲で濁った俺の視界は徐々に元へ戻っていき、無表情で目の前へ立つステラの顔へ焦点が合わさった。
視線を下ろせば剥き出しの巨乳が俺を向いており、呼吸する度に細かく揺れる。
左右の胸が合わさった谷間では唾液と精液の名残が溜まって、場違いな光沢で卑猥な雰囲気を醸し出していた。
かつて無い程のチャンスを逃すまいと、俺は急いでステラの後ろに見えていた冷蔵庫に向かい、取っておいた精力剤を取り出して飲み干す。
「んぐんぐんぐ……不味い!」
「……」
味はともかく、即効性の有る高価な精力剤は即座に効力を発揮し、精液を吐き出して情けなく垂れた陰茎を垂直に立たせた。
「おぉ……!」
余りの効果に感動した俺は、改めてステラを見る。
ステラは向きを変えていないので斜め後ろから眺める感じになるが、剥き出しの巨乳は二の腕の影から存在感を出していた。
性欲を復活させたお陰で、直接見ていないにも拘わらず俺の興奮はたちまち大きくなる。
「ス、ステラ、今度は壁へ手を付いて、尻を突き出すんだ!」
「……はい」
俺を振り返りもせずに、命令を受けたステラは真正面にある壁へ近付き、両手を肩の位置まで上げて掌をべったり付けた。
若干前屈みになった体勢で、更に腰を後ろへ突き出してくる。
形の良い剥き出しの尻は魅力的な形を見せ、隠されていない股間が俺へ向けられた。
尻の谷間では色素の沈殿した肛門が定期的にヒクヒクと収縮し、恥ずかし気も無く露出している。
「ふぅ……ふぅ……!」
「……」
再び荒くなる呼吸に気が付かない俺は、いよいよ最大の目的である股間を凝視した。
「ほぉ~……!」
大陰唇は何度見ても無毛の綺麗なものであり、中央には当然卑猥な割れ目が走っていた。
脚を肩幅に広げている所為で、秘裂は少しだけ中身を露出している。
生々しいピンク色を見せ、小陰唇がはみ出して視覚的に興奮を刺激してきた。
肉付きが良くガーターストッキングを履いている太股を軽く撫でつつ、俺は立ち上がると反り立つ陰茎を水平にした。
接触した秘裂を上下左右に広げる鈴口が、熱くも感じるステラの中へ入っていく。
亀頭が性器の中身に包まれていく程に、早くも射精感が沸き上がってくるようだ。
「うっく……!」
「……」
鈴口が狭い膣口を広げ、締め付けも自然と強くなる。
腰が更に進めば、付け根に向かって幅の広がっている亀頭へ圧迫感が増していく。
しかも少ない愛液は僅かな滑りと強い摩擦をもたらし、刺激は性感へと変換されていった。
秘裂の中へ消えていく亀頭は膣口が包み、膣内の熱さを感じさせる。
鈴口が膣内へ入るとヒダの壁が立ち塞がり、同時に滲み出たカウパー液を舐め取られた。
広がっても強い締め付けで亀頭の形を変えられてしまい、その刺激が陰茎を固く大きくさせる。
それでも亀頭は膣口を拡張しながら突き進むと、遂にはカリまでも入りきった。
「おぉ……!!」
「……」
亀頭を丸々咥え込まれた状態であっても俺の腰は止まらず、鈴口に処女膜を感じながら押し込んでいく。
そしてブツリと鈍い音が膣内で響くと、膣壁は強く亀頭を一気に締め付けた。
「あぅっ!?」
「……」
破瓜の衝撃は操り人形状態のステラであっても激しい反応を見せ、突然進入してきた異物に混乱する膣壁。
激しく蠢く膣内に舐め回される亀頭は大きな快感を受け、膣壁を拡張するカリを大きく張らせる。
亀頭の形を変えていた膣口は次に竿を締め付け、腰が前へ行く程に熱いステラの体温に陰茎が包み込まれていく。
膣内を進む亀頭では厚みのある膣壁を広げる感触が強く、締め付けを受ける所為でヒダの蠢きが尚更感じられる。
「うぅ……!」
「……」
膣口に続いてカリの凹みへ入ってくるのは、愛液に濡れながら蠢くヒダ。
カウパー液を滲ませる鈴口からカリまで、俺が腰を進める程に膣壁が流れるように亀頭の表面を舐めていく。
竿が大陰唇を左右へ広げながら膣口へ消えていく感触を受けながら、鈴口は子宮口を突き上げた。
「おふぅ……!」
「……」
陰茎全てがステラの膣内へ進入すると、満足感と共に謎の安心感さえある。
竿の根本を締め付ける膣口から漏れ出る愛液は、密着した俺の下半身を濡らす。
ニチャッとした感触がある中、破瓜の衝撃を未だに流し切れていない膣内味わいながら尻を揉み解した。
自身の強力な炎の能力を扱い切る為に、鍛錬を欠かさない尻は弾力があって反発は強い。
指を食い込ませても巨乳のように沈む事無く、軽く皮膚を凹ませる程度であった。
「うぅっ、く……!」
「……」
陰茎を包む快感に耐えながら腰を引いていけば、膣口が竿に張り付きながら大陰唇から顔を僅かに見せる。
カリは締め付けを受け、大きな抵抗となったヒダが掻き回された。
最奥から陰茎を抜いていく過程で、愛液は竿を包んでいる筈の膣口から漏れ出してくる。
粘度のある体液は肩幅に広げられたステラの内股を流れていき、同時に男の興奮を誘う匂いを強く立ち上らせた。
腰を引く程にカリから鈴口に向けて流れるヒダはあくまで柔らかく、しかし締め付けは強いまま。
鈴口を過ぎると膣壁が即座に締まり、滲むカウパー液をヒダで拭われた。
熱く滑る膣内は亀頭を舐め、膣口は出て行く竿を名残惜しそうに張り付く。
竿には愛液が付着し、膣内から出てくると外気の冷たさが感じられた。
「んっ……!」
「……」
膣口を内側からカリで押すまで腰を引いた俺は、再び押し込んでいく。
多少破瓜の混乱から回復した膣壁は締め付けを維持したままだが、再び亀頭に拡張される。
「締め付けは……強いままだな!」
「……」
強い快感を受け続ける俺が我慢できずに腰を勢いよく押し込めば、パチンと乾いた音が聞こえた。
ステラの鍛えられた尻はぶつかってきた下腹部を難なく受け止め、俺が掴んでいても軽く波打つ。
子宮口まで突き入れた反動を利用して即座に腰を引いていく。
最奥を刺激された反応を見せる間もなく腰を引かれて、カリでヒダを削られる膣内は咄嗟に陰茎を握り締めてくる。
「おぅっ!?」
溢れ出る愛液で動きは益々スムーズになり、俺は腰を引ききると間髪入れずに子宮口を突き上げた。
「ふっ!!」
「……」
それから動きを止めずに陰茎の出し入れを繰り返していく。
押し込む時は膣壁を亀頭で拡張し、表面を舐めてくるヒダの感触を味わう。
引けば膣内を犯されて充血し、厚みを増したヒダが抵抗を示して大きな快感をもたらしてくれる。
入出を繰り返す程にステラの膣内は解れ、陰茎の形に滑らかな動きで張り付いてきた。
腰の動きは無意識に速くなり、俺の下腹部がステラの股間を突き上げる度に愛液が飛び散る。
鈴口で最奥を突けばカウパー液が子宮口へ擦り付けられ、一瞬であっても滑りで陰茎が突き上げる位置がズレた。
「うっ、む!!」
「……」
腰の速度が上がるとカリはヒダを翻弄し、亀頭は膣壁を拡張する。
下腹部が衝突する尻は激しく波打ち、反動はステラの身体を前後に揺らす。
重力に従う巨乳も自然と揺れ、握っている尻にも僅かな抵抗となって感じられた。
俺は陰茎からの快感で顎を上げ、腰の動きだけを速める。
愛液が飛び散る中で陰茎を使って処女だったステラの膣内を掻き回し、子宮口をカウパー液で犯す。
本格的に意識が快感に乗っ取られた俺は、尿道から駆け上がる射精の予感に腰を震わせた。
「ふっ! うっ! くっ!!」
「……」
垂れ下がった巨乳を卑猥に揺らすステラの身体も、絶頂へ向けて膣壁を痙攣させ始める。
犯される刺激を快感として溜め込んだ膣内は、陰茎を握り締めるように圧迫してきた。
その上、痙攣も追加されると強弱の付いた刺激が俺の快感を押し上げ、尿道の根本に精液が溜まっていく。
「うっ! くっ! ふぅっ!!」
限界まで速くなった腰はステラの尻を乱暴に突き、子宮口を押し上げる。
最奥を突けば突く程に膣壁は激しく締め付けを繰り返し、陰茎を攻め立ててきた。
射精の予感に張りを増したカリで、快感を受けて厚みを増したヒダを削る。
亀頭を這うのは強弱を付けて圧迫してくる膣壁であり、竿は膣口によって締め付けられた。
速く動く陰茎であっても膣壁は難なく付いてきており、俺の射精と同じタイミングを狙っているかのようだ。
「うぅ! も、もう出る!!」
「……」
快感を溜め込んだ陰茎が勝手に震え始めると、俺は最後の意志を振り絞ってステラの尻へ下腹部を押し付けた。
子宮口を押し上げられた膣内は異物によって満たされ、ある種の性的な満足感が絶頂へ到達する。
「うぐぅっ!?」
「……」
濃いカウパー液を吐き出していた陰茎に、絶頂で激しい痙攣を繰り返す膣壁からの刺激は辛い。
我慢し続けた射精の予感は、俺がステラの最奥を突き上げたまま腰の動きを止めた瞬間に爆発した。
「くはぁっ!!」
陰茎の大きな脈動と共に尿道を駆け上がる精液は、カウパー液を押しのけて子宮口へ降りかかる。
「……!」
最奥に熱い体液を感じたステラの身体も、激しい絶頂を更に大きなものへと変化させた。
痙攣を繰り返す膣壁は、精液を吐き出しながら同じく痙攣を繰り返す陰茎を強く締め付ける。
精液が蠢くヒダによって膣内で撹拌され、愛液が満たされていた僅かな隙間にさえも入り込んだ。
ステラは絶頂で秘裂から潮を噴き出し、床を大いに濡らす。
膣口からも愛液だけではなく、子宮口から逆流した精液が吐き出されてくる。
痙攣の間隔で締め付けられれば、精液も勢いよく子宮口を汚していく。
最奥で溜まっていく精液はステラの腹の中に体液の固まりを作り、締め付けていた膣内へ違和感を与える。
暫く射精を繰り返していると、尿道を駆け上がる体液の刺激が徐々に収まっていき、同時にステラの絶頂も落ち着いてきた。
「うっ……ふぅ……」
「……」
射精が終わった俺は何度か腰を動かして、相変わらず強い締め付けを残す膣口で竿を扱き、尿道に残った精液もステラの膣内へ残す。
軽い疲労感が包む腰をゆっくり引いていき、力の抜けたカリで締め付けが緩くなった膣壁を撫でた。
最後に膣口を大きく開いて亀頭が出てくると、鈴口と膣口を繋ぐ精液と愛液の糸が繋がっては切れる。
反り立つ力も失った陰茎は頼りなく垂れ、二人分の体液で卑猥に濡れていた。
処女を奪った証である血の痕跡も僅かに残っており、改めて陰茎へ視線を落とせば実感も沸いてくる。
「はぁ……ふぅ……ちょっと疲れたかな……?」
「……」
肉付きの良い尻から手を離した俺は、一歩引いてステラの股間を見た。
肩幅に開いた足は絶頂に達しても不動で、頼もしささえ感じる。
陰茎という異物が無くなった秘裂は僅かに開く程度まで閉じ、隙間から覗く膣口から精液が固まりとなって足首に絡むショーツへ落ちた。
愛液で股間周辺を濡らす姿は見ただけでも、三度の興奮を誘いそうだ。
射精直後で流石に陰茎は復活しなかったが、眺めていれば欲情を催すので賢者タイムの内に後始末をする事に決めた。
「さてと……」
近くにあったティッシュを引き抜いた俺は、体液で光を鈍く反射させる股間を拭いていく。
張りの良い内股から股間へ向けて手を上げていき、滝を作っていた愛液を取り去る。
股間まで来ると、柔らかく変形する大陰唇を拭きつつ秘裂の中をまさぐった。
膣口から逆流してくる精液も纏めて拭い取り、見た目だけは犯す前と差程変わらないようになる。
ついでにショーツの上に溜まっていた精液も排除して、丸出しだった股間へスカート諸共履かせた。
「ふぅ……これで終わりかな?」
「……」
「ステラ、もう体勢を戻して良いぞ」
「……はい」
壁に手を付いて前屈みだったステラが上半身を戻せば、操られていても真っ直ぐな姿勢を維持した綺麗な後ろ姿が見える。
「ステラ、こっちを向くんだ」
「……はい」
後ろに居る俺へ振り返るステラは、相変わらず意志の感じられない眼で見てくる。
いつまでも俺の部屋に残しておいても仕方ないので、取り敢えずステラ自身の部屋へ戻そうと考える俺。
「……原作のイベントに間に合うか?」
「……」
確か原作ではステラは主人公に着替えを見られて決闘をする筈。
ちらりと壁に掛けてある時計を見れば、流石に多少時間が経っていた。
「……まぁ、行かせないよりはマシだろう」
何にしろステラの部屋は、ここではない。
原作のイベントは期待できないが、大人しく戻す方がいいだろう。
「ステラ、自分の部屋へ戻るんだ」
「……はい」
「あぁ、それと。この部屋を出ると意識が戻るからな」
「……はい」
命令を聞いて、早速俺の部屋を出ようと向きを変えたステラの背中へ最後の指示を出した。
こちらを向かずとも了承の返事を聞いて、安堵しながら見送る為に後ろを付いていく。
ふらふらと頼りない足取りで玄関まで移動し、おもむろにノブへ手を掛けて扉を開ける。
それから部屋を一歩出ると、ステラは元の意識を取り戻した。
「……あら? 何でこんな所に居るのかしら?」
「……」
後ろに居る俺に気が付かないステラは辺りを軽く見回し、自分が居る場所に首を傾げつつ、自分の部屋へ戻っていく。
開けられた扉の隙間からステラの後ろ姿を見送った俺は、暫くの間耳をすませた。
そして時間が経ってから、微かに聞こえたのはステラの悲鳴。
どうやら原作のイベントには間に合ったようだった。
げに恐るべきは歴史の修正力かな……。
ともかく原作が開始されたようなので、俺は俺でこそこそと美味しい所をかっ浚っていこうと思った次第だった。
終わり
コメント
コメントの投稿