バイオ5 ジル・バレンタイン催眠陵辱SS
ジル・ヴァレンタインによる捨て身の体当たりを受けて崖下に落下してしまったアルバート・ウェスカー。
一命を取り留めた彼はトライセルアフリカ支社の助力を得て、密かにジルを回収し冷凍睡眠で保管していた。
ウィルスの実験が難航していた最中にジルの体内に抗体が生成されている事が判明して以来、その身体に実験体としての利用価値は失ってしまう。
しかし、ウェスカーの度が過ぎる憎しみは単に殺すだけでは満足しないほどに膨れ上がっていた。
高い戦闘技術を役立たせる為に、肉体の強化と意識をそのままに意思の操作を可能にする「P30」の投薬実験に掛ける。
副作用による外見の変化を見せながらも問題無く成功を収めたウェスカーは、エクセラ・ギオネへ報告する前に改めて成果の確認をする為に実験室からジルを移動させた。
そして、部屋の中心にある検査台の上で眠るジルとウェスカーの2人だけになる。
薄いライダースーツで強調された平均よりも上位に入るプロポーションを舐める様に眺めていると、意識の覚醒を知らせる声が聞こえた。
「うっ……、ここは……?」
「ここはラボだよ、ジル・ヴァレンタイン」
朦朧とした頭を振り現状を確認しようとしている姿に声を掛けた。
聞き覚えが有りすぎる声を聞いて、一気に意識をクリアにしたジルは直に臨戦態勢を取る。
「ウェスカー!」
「落ち着けよ、ジル・ヴァレンタイン」
その余裕な態度を見て限界まで警戒心を上げつつも、ベッドを盾にする位置へと徐々に移動しながら周りを把握しようと試みていた。
どんな状況でも決して落ちない敵に対しての警戒心、そして仕える物を即座に判断して行動に移す行動力に満足する。
ジルは自分が洗脳されており、どんな命令にも逆らえないとは夢にも思っていないだろう。
どうやって脱出するかを考えていると思えば、行動の滑稽さと憎しみを湛えた心に快感が入り込んでくるに吊れて表情が歪んでしまう。
「何を笑っている!?」
「くっくっくっ……」
陰湿に笑い続けるウェスカーに疑問を投げようとした瞬間、視界の端に自分の髪の色ではない金髪が目に入ってきた。
驚いて頭を触ってみると、紛れも無く自分の頭から生えている毛髪であるのが確認でき、明らかな異常事態に動揺してしまう。
「なっ、なに……よ、これ!」
「くはっはっ!」
「私に何をしたの、ウェスカー!!」
殆ど絶叫に近い叫びに晒されても、ウェスカーは卑屈に笑い続けていた。
掴み掛かろうにもライダースーツしか身に着けていないジルにはどうする事も出来ず、ただ睨み付けるしか出来なかった。
「いやなに、お前の行動が滑稽すぎて笑わずにいられなかったんだよ」
「…………」
部屋にあった椅子を持ってきて言うウェスカーの言葉に答えず睨み続けるジル。
鋭い視線を受け続ければ、愉快だった気持ちも流石に苛立ちが芽生え始めた。
最早、無駄な足掻きに付き合う義理は無く絶望を味合わせるべく命令を下す。
「さて、ジル・ヴァレンタイン、『こっちに来て跪け』」
「っ…………なっ!?」
倒すべき敵の命令を受けて自分の意思とは無関係に従ってしまう身体に驚愕する。
必死の抵抗も全く意味を成さず、遂には椅子に座ったウェスカーの足元に命令通りに跪いてしまった。
「私の体に何をしたの!?」
気丈にも唯一、自由になる視線と言葉で追求してくる。
絶対的な支配が完成している構図に満足したウェスカーはジルの身体にやって来た事を言ってやった。
話が進むに連れて顔色が無くなっていくと同時に、それだけで人を殺せそうな視線を向けてくるようになる。
「この外道!!」
「くっくっくっ、そして要が胸に取り付けてある投薬装置だ」
言われて確認しようにも体の動きは支配されて、自分の意思では指一本動かせない。
その心境は予想済みで動かせないジルの体に命令を下す。
「『確認したいのなら胸を出せ』」
「なっ!?」
突然の命令にも素直に従う身体。
下には何も着ていない状態で脱いでしまうと出てくるのは当然、投薬装置と反動で柔らかく揺れる大きな乳房。
「いやっ、止めさせて!」
「良い揺れじゃないか」
ライダースーツの様なピッタリとした服を着ている所為で、放り出された胸が下から持ち上げられて強調されている。
中心に鎮座している装置の事にもショックを受けてしまうが、羞恥心の方が上回った。
テストを伴う嫌がらせは、これで終わりではない。
更なる恥辱を味遭わせる為に次の命令を下す。
「まずは『フェラチオをしろ』」
「何ですって、そんな事!?」
宿敵の卑猥な命令にも粛々と行動に移す身体。
嫌悪感と拒否の言葉を示そうとも止まる事は無く、ジッパーに手を掛けて陰茎を露出させていく。
「ひっ、うっ、いや!」
いくら顔を背けようとも命令された事を忠実に実行していく身体。
憎き敵が恥辱の溺れている姿を見て、既に臨戦態勢になっている陰茎を取り出した。
平均的な成人男性よりも大きな物を見て息を呑んでしまうジル。
「うっ、くっ、この外道!」
「くははは、良いぞ、その強靭な心」
命令をしてしまえば、それを折る事は容易い。
しかし、ウェスカーはそれを言うのは今ではないと考えていた。
その間にもジルは取り出した陰茎に舌を這わせていく。
久しぶりに感じる陰茎からの快感に思わず唸ってしまう。
「うぅ、良い舌使いじゃないか」
「くっ、ん、あむっ」
いくら屈辱的な事を言われても口に大きな物が入っていては憎まれ口も叩けない。
自分の意思とは別に、過去の経験を思いだしては舌と口を使って反映してしまう。
初めこそ上目遣いで睨んでいたが、いくら見ても事態は好転しないと見るや目を閉じてしまった。
「おや、そんなに集中してくれるのか?」
「んぶっ、ちゅ、ふ、ん、んむっ」
付け根から丁寧に下を這わして、カリを掃除するかの形で舌先を動かしていく。
そして口に含んでいる亀頭に唇を使って表面を丹念に滑らす。
鈴口にキスをしている様に見えるぐらいにまで引き、吸い込む動きと共に陰茎を飲み込む。
ジルにフェラをさせているという事実に満足はしているが、もう少し趣向を凝らそうと更に命令を下す。
「『お前は口の中にチンポを突っ込まれるとイってしまうだろう』」
「っ!!!」
その命令とは聞こえない言葉を聴いた瞬間に効果は現れる。
硬く閉じていたジルの目は見開き、一瞬で裏返った。
下ろしていた腰は激しい痙攣を起こし、ウェスカーの太股に添えられていた手は硬く握られている。
口から陰茎を吐き出せていない所為で鼻息荒くして、必死に呼吸をしていた。
しかしこれで満足するウェスカーではない。
絶頂に達している最中にも関わらず、ジルの頭を掴んで前後に降り始めた。
「ほらほら、さっさと続きをしろよ、ジル!」
「んごっ、ぶっ、がっ、んっ、ぐっ、ごっ」
投薬装置を谷間に挟んだ美しい巨乳が大きく揺れて、ウェスカーの被虐心を満足させるのに一役買っていた。
突き入れられる度に絶頂へ達するジルの思考は、最早何も浮かんでこない。
絶えず訪れる快感の濁流は全ての意思を流していった。
ついには緩んでしまった股間からは尿が漏れ始める。
「はははっ、その年になってお漏らしか!」
「がっ、ぐっ、うぐ、あが」
ライダースーツの境目から尿が漏れ出すのを見るや嘲笑するも、ジルには何も聞こえていない。
その事に気が付くと、早々に意識を元に戻す為に命令を重ねた。
「『正気に戻れ』ジル」
「ぐっ、……っ!?」
先程までの絶頂に流されていた思考が嘘の様に、ハッキリとしてくる。
完全にウェスカーの意思一つで全てを操られていると、嫌でも理解してしまったジルの顔には恐怖が浮かび上がってきた。
「ははは、その顔だよ、ジル」
「んっ、……っ!」
陰茎を口へ突き込まれる度に絶頂へ達して腰を震わせているが、正気を失う事は無い。
身体を駆け巡る快感、混濁しない思考は露出されている乳首が痛い程に硬さを増している事が分かる程だった。
「出してやるから零さずに飲めよ」
「んぐぅ!!」
返事を待たずに、根元まで入れられた陰茎から精液が流し込まれてくる。
無理やり飲まされるジルは呼吸を維持するべく、必死に飲み込むしか選択肢は無い。
喉を鳴らして出される精液を飲み干すと、頭を押し返されて口を解放された。
「ぐっ、ごほっ、ごほっ!」
「くくく、良い様だな」
「はぁ、はぁ、はぁ、……くっ!」
ジル自身も口から精液を垂れ流しながら咳き込む姿が、どれほど惨めかを理解している。
しかし、命令をされればどんな事にでも従ってしまうと、嫌と言う程に理解させられてしまっては悔しげに呻くしか出来ない。
「では、『ファスナーを股まで開けて貰おうか』」
「なっ、もう良いでしょ、ウェスカー!」
「この程度で満足すると思ったら大間違いだぞ」
「そ、そんな……!」
どんなに絶望をしても命令通りに動く腕は止まらない。
前面を開くに連れて、尿の匂いが立ち上ってきている。
敵の前で自分の身体を曝け出す羞恥心と合わせて、ジルはこの場から消えたくなった。
「何度見てもお前の身体は良いプロポーションをしているな」
「…………うっ」
「もし違う形で会っていたのなら口説いていたかもな」
「……例え口説かれても、絶対に恋人にはならないでしょうけどね」
苦し紛れに反論をして見ても、肝心のウェスカーはニヤニヤとしているばかりで堪えた様子もなく、自分が惨めになるだけだった。
一番下まで金具を下げられたスーツは惜し気も無く、ジルの豊満と言える裸体を晒す。
しかし、流石に股間まで続いている訳ではなかったので、仕方なく持っていたナイフで切れ込みを入れていく。
「お前の考えている事は分かるぞ」
「っ!」
「どうせ。このナイフを奪って脱出でもしようというのだろう?」
「……っ」
図星を付かれたジルは息を呑む。
「何を驚く、それぐらいは誰でも思いつくだろう」
そして、尻の谷間まで切り開くと次の命令を下した。
「『お前が跨って入れろ』」
「ひっ、それだけは止めて、嫌!」
「くくく」
どんなに嫌がっても、現段階でジルに抵抗する術は無い。
頭の隅では、こんな反応をしてもウェスカーを喜ばせる要因にしかならないと分かっている。
それでも拒否の言葉が口から出てしまう。
「ひっ、嫌!」
「『一気に奥まで入れるんだぞ』」
一度出したにも拘らず、未だに猛々しく立ち上がっている陰茎に狙いを定めて、言われるがままに腰を一気に下ろす。
過去にいくらか経験があろうとも、今胎内に入っている大きさは初めてだった。
人生で初めて感じる圧迫感に呼吸が詰まる。
「かはっ!?」
「くっ、良い締め付けだ」
子宮が減り込む程に入れられた衝撃は耐え難い物があった。
ジルが身体を硬直させても関係無いとばかりに言い放つ。
「何を呆けている、『腰を動かせ、なるべく厭らしくな』」
「うくっ、はっ、あぁ!」
本人の意思から離れた身体は、ウェスカーへ視覚的にも楽しませる様な動きをしてしまう。
密着させた腰を回して胎内を掻き回させ、乳首が硬くなった胸を突き出す。
下腹部に力を入れて締め付けを強くすると、亀頭で子宮口周辺を撫で回させた。
抜く時も、ただ上げるのではなく、なるべく陰茎が胎内を掻き回す様に腰を動かしていく。
ゆっくりと出し入れを繰り替え、巻き込まれる小陰唇すら使って奉仕をしている。
子宮を持ち上げられる感覚を何度も味合わされているジルには口に突き入れられなくとも、絶頂に達してしまった。
「あはーー!」
「またイったのか、ずいぶんと淫乱だな」
「ふぅ、くっ、はぁ、あぅ」
内股に力が抜けても腰を動かそうとしているが相次ぐ絶頂により、身体の限界が近づいている様だった。
1cmも上げられない状況に業を煮やしたウェスカーは、ジルの腰を掴んで下から打ち込んでいく。
「あっ、はっ、ふぁ、あはっ」
「どうした、もっと動かないといつまで経っても終わらないぞ!」
いくら言っても疲労したジルの身体は、怠慢な動きを繰り返すだけだった。
命令によって心と意識を好き勝手に出来ても、身体その物が動かなくなってしまっては意味が無い。
「ちっ」
「ふぁ、あくぅ、んっ、んっ」
フェラの段階で絶頂を感じさせ過ぎた事を少しだけ反省しつつ、腰の動きを早めて行った。
勢いよく突き上げられる反動で、美しい巨乳が縦横無尽に暴れまわっている。
赤みを増して硬くなった乳首を摘むと更に高い悦声が響き渡った。
「ひゃぁ、ひぁ、あん、いひぃ!」
「ふっふっふっ!」
既に何十回と絶頂に達しているジルの膣内は、受精と言う本来の役目を果たそうと陰茎に子宮を密着させている。
1度射精しているとはいえ、長い時間これほどの良い女を犯していると精液の充填も十分だった。
うねうねと動く膣壁をカリで削りつつ、スパートを掛ける。
「今度は中に出してやるからな!」
「ひぐっ、いや、あかっ、止め――」
「『遠慮なく孕め!』」
「あがっ!?」
腰を打ち上げて陰茎を最奥まで打ち込んだウェスカーは、宣言通りに胎内へ欲望に染まったドロドロの精液を吐き出した。
ジルの方も内臓を押し上げられる感覚を感じたと思えば、熱い液体が自分の身体の中で弾けるのを感じる。
望んでいない精液でも、これまで散々絶頂を感じていた身体は、あっけなく達してしまった。
膣内の吸い上げるかの様な動きに逆らう事無く射精を繰り返していくウェスカー。
断続的に震える陰茎の動きすら許さないとばかりに、締め付けを強くする膣内の動きを感じて、ジルは絶頂に濁った思考で自分ではどうしようもない事を悟った。
最後に一滴まで出し切ったウェスカーは余韻に浸りながら、巨乳を弄んでいる。
「んっ、……ふぁ、……ぁん」
「ふぅ、なかなか良かったぞ」
「……、くんっ……、んっ……」
最早何も返事をする気力も無くなった所為で、胸を嬲られて生じる快感に反応するだけになってしまった。
哀れに心が折れた姿に今度こそ満足して、後始末を命令する。
「『お前の汁で汚れたチンポを綺麗に舐めるれ』」
「……んっ、…………」
陰茎を抜く時に声を上げたきり、無言で従うジル。
何を言っても意味が無いと、たった今折られた心に刻み付けられては反抗する気力は見られない。
「……、『今お前が何を思っているのかを言って見ろ』」
「絶対に許さない、必ず殺してやる」
隠したかった心境をあっさりと暴露させられたジルは、悔しそうに陰茎を舐めながら力の無い眼で睨みつける。
ウェスカーはその反応を心から喜んだ。
「はははは、流石だ、これでこそジル・バレンタインだ!」
「くぅ!」
「はははははははは!」
その後、ウェスカーは無力感に苛まれるジルを眠らせ、邪魔者を始末させる為に運びだす。
意識無くなる瞬間に頭を過ぎったのは、過去に手に入れたゾンビパワーがあればこんな事には、と言う本来なら絶対に考えない未来。
一方のウェスカーは自分が下した命令通りにジルが孕んでいる事を確認して、満足げに歪んだ笑みを受けべるのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――
まさかの続編設定。
校正してないから可笑しい所があるかもねっていう言い訳。
一命を取り留めた彼はトライセルアフリカ支社の助力を得て、密かにジルを回収し冷凍睡眠で保管していた。
ウィルスの実験が難航していた最中にジルの体内に抗体が生成されている事が判明して以来、その身体に実験体としての利用価値は失ってしまう。
しかし、ウェスカーの度が過ぎる憎しみは単に殺すだけでは満足しないほどに膨れ上がっていた。
高い戦闘技術を役立たせる為に、肉体の強化と意識をそのままに意思の操作を可能にする「P30」の投薬実験に掛ける。
副作用による外見の変化を見せながらも問題無く成功を収めたウェスカーは、エクセラ・ギオネへ報告する前に改めて成果の確認をする為に実験室からジルを移動させた。
そして、部屋の中心にある検査台の上で眠るジルとウェスカーの2人だけになる。
薄いライダースーツで強調された平均よりも上位に入るプロポーションを舐める様に眺めていると、意識の覚醒を知らせる声が聞こえた。
「うっ……、ここは……?」
「ここはラボだよ、ジル・ヴァレンタイン」
朦朧とした頭を振り現状を確認しようとしている姿に声を掛けた。
聞き覚えが有りすぎる声を聞いて、一気に意識をクリアにしたジルは直に臨戦態勢を取る。
「ウェスカー!」
「落ち着けよ、ジル・ヴァレンタイン」
その余裕な態度を見て限界まで警戒心を上げつつも、ベッドを盾にする位置へと徐々に移動しながら周りを把握しようと試みていた。
どんな状況でも決して落ちない敵に対しての警戒心、そして仕える物を即座に判断して行動に移す行動力に満足する。
ジルは自分が洗脳されており、どんな命令にも逆らえないとは夢にも思っていないだろう。
どうやって脱出するかを考えていると思えば、行動の滑稽さと憎しみを湛えた心に快感が入り込んでくるに吊れて表情が歪んでしまう。
「何を笑っている!?」
「くっくっくっ……」
陰湿に笑い続けるウェスカーに疑問を投げようとした瞬間、視界の端に自分の髪の色ではない金髪が目に入ってきた。
驚いて頭を触ってみると、紛れも無く自分の頭から生えている毛髪であるのが確認でき、明らかな異常事態に動揺してしまう。
「なっ、なに……よ、これ!」
「くはっはっ!」
「私に何をしたの、ウェスカー!!」
殆ど絶叫に近い叫びに晒されても、ウェスカーは卑屈に笑い続けていた。
掴み掛かろうにもライダースーツしか身に着けていないジルにはどうする事も出来ず、ただ睨み付けるしか出来なかった。
「いやなに、お前の行動が滑稽すぎて笑わずにいられなかったんだよ」
「…………」
部屋にあった椅子を持ってきて言うウェスカーの言葉に答えず睨み続けるジル。
鋭い視線を受け続ければ、愉快だった気持ちも流石に苛立ちが芽生え始めた。
最早、無駄な足掻きに付き合う義理は無く絶望を味合わせるべく命令を下す。
「さて、ジル・ヴァレンタイン、『こっちに来て跪け』」
「っ…………なっ!?」
倒すべき敵の命令を受けて自分の意思とは無関係に従ってしまう身体に驚愕する。
必死の抵抗も全く意味を成さず、遂には椅子に座ったウェスカーの足元に命令通りに跪いてしまった。
「私の体に何をしたの!?」
気丈にも唯一、自由になる視線と言葉で追求してくる。
絶対的な支配が完成している構図に満足したウェスカーはジルの身体にやって来た事を言ってやった。
話が進むに連れて顔色が無くなっていくと同時に、それだけで人を殺せそうな視線を向けてくるようになる。
「この外道!!」
「くっくっくっ、そして要が胸に取り付けてある投薬装置だ」
言われて確認しようにも体の動きは支配されて、自分の意思では指一本動かせない。
その心境は予想済みで動かせないジルの体に命令を下す。
「『確認したいのなら胸を出せ』」
「なっ!?」
突然の命令にも素直に従う身体。
下には何も着ていない状態で脱いでしまうと出てくるのは当然、投薬装置と反動で柔らかく揺れる大きな乳房。
「いやっ、止めさせて!」
「良い揺れじゃないか」
ライダースーツの様なピッタリとした服を着ている所為で、放り出された胸が下から持ち上げられて強調されている。
中心に鎮座している装置の事にもショックを受けてしまうが、羞恥心の方が上回った。
テストを伴う嫌がらせは、これで終わりではない。
更なる恥辱を味遭わせる為に次の命令を下す。
「まずは『フェラチオをしろ』」
「何ですって、そんな事!?」
宿敵の卑猥な命令にも粛々と行動に移す身体。
嫌悪感と拒否の言葉を示そうとも止まる事は無く、ジッパーに手を掛けて陰茎を露出させていく。
「ひっ、うっ、いや!」
いくら顔を背けようとも命令された事を忠実に実行していく身体。
憎き敵が恥辱の溺れている姿を見て、既に臨戦態勢になっている陰茎を取り出した。
平均的な成人男性よりも大きな物を見て息を呑んでしまうジル。
「うっ、くっ、この外道!」
「くははは、良いぞ、その強靭な心」
命令をしてしまえば、それを折る事は容易い。
しかし、ウェスカーはそれを言うのは今ではないと考えていた。
その間にもジルは取り出した陰茎に舌を這わせていく。
久しぶりに感じる陰茎からの快感に思わず唸ってしまう。
「うぅ、良い舌使いじゃないか」
「くっ、ん、あむっ」
いくら屈辱的な事を言われても口に大きな物が入っていては憎まれ口も叩けない。
自分の意思とは別に、過去の経験を思いだしては舌と口を使って反映してしまう。
初めこそ上目遣いで睨んでいたが、いくら見ても事態は好転しないと見るや目を閉じてしまった。
「おや、そんなに集中してくれるのか?」
「んぶっ、ちゅ、ふ、ん、んむっ」
付け根から丁寧に下を這わして、カリを掃除するかの形で舌先を動かしていく。
そして口に含んでいる亀頭に唇を使って表面を丹念に滑らす。
鈴口にキスをしている様に見えるぐらいにまで引き、吸い込む動きと共に陰茎を飲み込む。
ジルにフェラをさせているという事実に満足はしているが、もう少し趣向を凝らそうと更に命令を下す。
「『お前は口の中にチンポを突っ込まれるとイってしまうだろう』」
「っ!!!」
その命令とは聞こえない言葉を聴いた瞬間に効果は現れる。
硬く閉じていたジルの目は見開き、一瞬で裏返った。
下ろしていた腰は激しい痙攣を起こし、ウェスカーの太股に添えられていた手は硬く握られている。
口から陰茎を吐き出せていない所為で鼻息荒くして、必死に呼吸をしていた。
しかしこれで満足するウェスカーではない。
絶頂に達している最中にも関わらず、ジルの頭を掴んで前後に降り始めた。
「ほらほら、さっさと続きをしろよ、ジル!」
「んごっ、ぶっ、がっ、んっ、ぐっ、ごっ」
投薬装置を谷間に挟んだ美しい巨乳が大きく揺れて、ウェスカーの被虐心を満足させるのに一役買っていた。
突き入れられる度に絶頂へ達するジルの思考は、最早何も浮かんでこない。
絶えず訪れる快感の濁流は全ての意思を流していった。
ついには緩んでしまった股間からは尿が漏れ始める。
「はははっ、その年になってお漏らしか!」
「がっ、ぐっ、うぐ、あが」
ライダースーツの境目から尿が漏れ出すのを見るや嘲笑するも、ジルには何も聞こえていない。
その事に気が付くと、早々に意識を元に戻す為に命令を重ねた。
「『正気に戻れ』ジル」
「ぐっ、……っ!?」
先程までの絶頂に流されていた思考が嘘の様に、ハッキリとしてくる。
完全にウェスカーの意思一つで全てを操られていると、嫌でも理解してしまったジルの顔には恐怖が浮かび上がってきた。
「ははは、その顔だよ、ジル」
「んっ、……っ!」
陰茎を口へ突き込まれる度に絶頂へ達して腰を震わせているが、正気を失う事は無い。
身体を駆け巡る快感、混濁しない思考は露出されている乳首が痛い程に硬さを増している事が分かる程だった。
「出してやるから零さずに飲めよ」
「んぐぅ!!」
返事を待たずに、根元まで入れられた陰茎から精液が流し込まれてくる。
無理やり飲まされるジルは呼吸を維持するべく、必死に飲み込むしか選択肢は無い。
喉を鳴らして出される精液を飲み干すと、頭を押し返されて口を解放された。
「ぐっ、ごほっ、ごほっ!」
「くくく、良い様だな」
「はぁ、はぁ、はぁ、……くっ!」
ジル自身も口から精液を垂れ流しながら咳き込む姿が、どれほど惨めかを理解している。
しかし、命令をされればどんな事にでも従ってしまうと、嫌と言う程に理解させられてしまっては悔しげに呻くしか出来ない。
「では、『ファスナーを股まで開けて貰おうか』」
「なっ、もう良いでしょ、ウェスカー!」
「この程度で満足すると思ったら大間違いだぞ」
「そ、そんな……!」
どんなに絶望をしても命令通りに動く腕は止まらない。
前面を開くに連れて、尿の匂いが立ち上ってきている。
敵の前で自分の身体を曝け出す羞恥心と合わせて、ジルはこの場から消えたくなった。
「何度見てもお前の身体は良いプロポーションをしているな」
「…………うっ」
「もし違う形で会っていたのなら口説いていたかもな」
「……例え口説かれても、絶対に恋人にはならないでしょうけどね」
苦し紛れに反論をして見ても、肝心のウェスカーはニヤニヤとしているばかりで堪えた様子もなく、自分が惨めになるだけだった。
一番下まで金具を下げられたスーツは惜し気も無く、ジルの豊満と言える裸体を晒す。
しかし、流石に股間まで続いている訳ではなかったので、仕方なく持っていたナイフで切れ込みを入れていく。
「お前の考えている事は分かるぞ」
「っ!」
「どうせ。このナイフを奪って脱出でもしようというのだろう?」
「……っ」
図星を付かれたジルは息を呑む。
「何を驚く、それぐらいは誰でも思いつくだろう」
そして、尻の谷間まで切り開くと次の命令を下した。
「『お前が跨って入れろ』」
「ひっ、それだけは止めて、嫌!」
「くくく」
どんなに嫌がっても、現段階でジルに抵抗する術は無い。
頭の隅では、こんな反応をしてもウェスカーを喜ばせる要因にしかならないと分かっている。
それでも拒否の言葉が口から出てしまう。
「ひっ、嫌!」
「『一気に奥まで入れるんだぞ』」
一度出したにも拘らず、未だに猛々しく立ち上がっている陰茎に狙いを定めて、言われるがままに腰を一気に下ろす。
過去にいくらか経験があろうとも、今胎内に入っている大きさは初めてだった。
人生で初めて感じる圧迫感に呼吸が詰まる。
「かはっ!?」
「くっ、良い締め付けだ」
子宮が減り込む程に入れられた衝撃は耐え難い物があった。
ジルが身体を硬直させても関係無いとばかりに言い放つ。
「何を呆けている、『腰を動かせ、なるべく厭らしくな』」
「うくっ、はっ、あぁ!」
本人の意思から離れた身体は、ウェスカーへ視覚的にも楽しませる様な動きをしてしまう。
密着させた腰を回して胎内を掻き回させ、乳首が硬くなった胸を突き出す。
下腹部に力を入れて締め付けを強くすると、亀頭で子宮口周辺を撫で回させた。
抜く時も、ただ上げるのではなく、なるべく陰茎が胎内を掻き回す様に腰を動かしていく。
ゆっくりと出し入れを繰り替え、巻き込まれる小陰唇すら使って奉仕をしている。
子宮を持ち上げられる感覚を何度も味合わされているジルには口に突き入れられなくとも、絶頂に達してしまった。
「あはーー!」
「またイったのか、ずいぶんと淫乱だな」
「ふぅ、くっ、はぁ、あぅ」
内股に力が抜けても腰を動かそうとしているが相次ぐ絶頂により、身体の限界が近づいている様だった。
1cmも上げられない状況に業を煮やしたウェスカーは、ジルの腰を掴んで下から打ち込んでいく。
「あっ、はっ、ふぁ、あはっ」
「どうした、もっと動かないといつまで経っても終わらないぞ!」
いくら言っても疲労したジルの身体は、怠慢な動きを繰り返すだけだった。
命令によって心と意識を好き勝手に出来ても、身体その物が動かなくなってしまっては意味が無い。
「ちっ」
「ふぁ、あくぅ、んっ、んっ」
フェラの段階で絶頂を感じさせ過ぎた事を少しだけ反省しつつ、腰の動きを早めて行った。
勢いよく突き上げられる反動で、美しい巨乳が縦横無尽に暴れまわっている。
赤みを増して硬くなった乳首を摘むと更に高い悦声が響き渡った。
「ひゃぁ、ひぁ、あん、いひぃ!」
「ふっふっふっ!」
既に何十回と絶頂に達しているジルの膣内は、受精と言う本来の役目を果たそうと陰茎に子宮を密着させている。
1度射精しているとはいえ、長い時間これほどの良い女を犯していると精液の充填も十分だった。
うねうねと動く膣壁をカリで削りつつ、スパートを掛ける。
「今度は中に出してやるからな!」
「ひぐっ、いや、あかっ、止め――」
「『遠慮なく孕め!』」
「あがっ!?」
腰を打ち上げて陰茎を最奥まで打ち込んだウェスカーは、宣言通りに胎内へ欲望に染まったドロドロの精液を吐き出した。
ジルの方も内臓を押し上げられる感覚を感じたと思えば、熱い液体が自分の身体の中で弾けるのを感じる。
望んでいない精液でも、これまで散々絶頂を感じていた身体は、あっけなく達してしまった。
膣内の吸い上げるかの様な動きに逆らう事無く射精を繰り返していくウェスカー。
断続的に震える陰茎の動きすら許さないとばかりに、締め付けを強くする膣内の動きを感じて、ジルは絶頂に濁った思考で自分ではどうしようもない事を悟った。
最後に一滴まで出し切ったウェスカーは余韻に浸りながら、巨乳を弄んでいる。
「んっ、……ふぁ、……ぁん」
「ふぅ、なかなか良かったぞ」
「……、くんっ……、んっ……」
最早何も返事をする気力も無くなった所為で、胸を嬲られて生じる快感に反応するだけになってしまった。
哀れに心が折れた姿に今度こそ満足して、後始末を命令する。
「『お前の汁で汚れたチンポを綺麗に舐めるれ』」
「……んっ、…………」
陰茎を抜く時に声を上げたきり、無言で従うジル。
何を言っても意味が無いと、たった今折られた心に刻み付けられては反抗する気力は見られない。
「……、『今お前が何を思っているのかを言って見ろ』」
「絶対に許さない、必ず殺してやる」
隠したかった心境をあっさりと暴露させられたジルは、悔しそうに陰茎を舐めながら力の無い眼で睨みつける。
ウェスカーはその反応を心から喜んだ。
「はははは、流石だ、これでこそジル・バレンタインだ!」
「くぅ!」
「はははははははは!」
その後、ウェスカーは無力感に苛まれるジルを眠らせ、邪魔者を始末させる為に運びだす。
意識無くなる瞬間に頭を過ぎったのは、過去に手に入れたゾンビパワーがあればこんな事には、と言う本来なら絶対に考えない未来。
一方のウェスカーは自分が下した命令通りにジルが孕んでいる事を確認して、満足げに歪んだ笑みを受けべるのだった。
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まさかの続編設定。
校正してないから可笑しい所があるかもねっていう言い訳。
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