博麗 霊夢:肉体操作
人里の貸本屋、鈴奈庵。
ここには妖怪が書いた本や妖怪達が封印されている本、所謂妖魔本が数多く眠っている。
その中には店主も把握出来ていない危険な物も数多く存在していた。
過ごしやすい気温が人里を包み始めたある日、一人の少年が本屋を訪れる。
現在の日本でいえば、ちょうど小学校高学年くらいだろうか。
鈴奈庵に入って一通り辺りを見回すと、彼は目的の本がある場所へ進んでいく。
妖魔本などが並ぶ中で、ただ一直線に目的の場所へ直行する少年。
貸本の中には当然ながら『春画』や、官能小説などもいくつか含まれている。
そういった本をこっそり読むのが、寺子屋に通う男子達の習慣になっているのだ。
かく言う少年もかなりの常連であり、既に鈴奈庵にある春画は読みつくしてしまっていた。
そんな彼は、ふといつもは目にとめない店の奥にある本棚へと目を向けた。
そこには何やら不穏な空気を放つ本の数々が置いてあり、春画を読み切った少年の気まぐれが視線を向けさせたのである。
それは誰にとっての不運か、それとも幸運だったのか。
少年が視線を向けた先は妖魔本が置かれている本棚の一角であり、店主や霊夢などの実力者以外が読めないように、普段は封印の札が作用している。
ところがこの時に限って、妖魔本を読み終えた魔理沙がそのずぼらな性格を発揮してしまった事で、封印の札がはがされたままになっていたのだ。
少年は引き寄せられるように、本棚の中にある一冊の本を手に取った。
「……これは?」
手に取ったのは妖気漂う妖魔本。
少年が半ば無意識に表紙を開けば、漂う妖気はいっそう強くなる。
釣られた周りにある妖魔本の妖気も若干強くなった気がした。
書かれている文字は少年には理解できない筈のものであっても、脳に直接書き込まれていく。
不思議と頭痛などはなく、少年は官能小説を読む以上の速度で妖魔本のページを捲っていった。
読み進める程に少年も妖気に捕らわれていくが、元々妖気が濃い区画である所為で店主は異変に気が付かない。
そうして少年は妖魔本に取り入られ、取り返しの付かない所まで自体が進行していくのだった。
△
数日後。
少年は今日も鈴奈庵にいた。
しかし彼はこの数日間、今まで毎日のように読んでいた春画に一切目を通していない。
それは春画とは比べ物にならない程の刺激を手にしたからだ。
彼がいるのは鈴奈庵の奥まった場所にある倉庫。
薄暗いその部屋で、少年を慕う学年が一つ下の少年達が居り、彼はその少年達の行為を満足げに眺めている。
「ひぁっ! あがっ! んぁっ!」
「ふっ! はっ! んはっ!」
「よっ! んっ! はっ!」
仰向けに寝る少年の上には全裸の小鈴が、陰茎を膣内に挿入されながら腰を振り、肛門にはやはり少年の陰茎が突き刺さっている。
しかし当の小鈴は抵抗する様子もなく、只々少年たちのされるがままだ。
これは別に小鈴が少年達を受け入れている訳では無い。
数日前、少年が読んだ本には上級の妖魔が封印されていた。
その妖魔の能力は「精神を操る程度の能力」
つまりは強力な催眠能力である。
封印したのは数代前の博麗の巫女であり、妖魔の存在こそ気薄になっていたが能力自体は強力に本へこびり付いていた。
妖魔の自我は完全に消えて無くなっていたものの、強い能力、そして自らを封印した博麗の巫女に対しての怨念は未だ衰えず、持っていた妖力と共に妖魔本に宿っていたのだ。
本を開いた少年は怨念と妖力を脳に刻まれ、全身に浴びる事になり、普通の人間とは全く違う存在に変質してしまった。
妖魔の能力を身に纏い、女を犯す事を生きがいと感じるようになり、博麗の巫女に対しての強い執着心を持った。
少年は能力を手に入れた事がすぐに理解でき、その能力がどういったものなのかも自然に理解する事が出来た。
怨念の影響で今代の博麗の巫女<博麗霊夢>を犯したい衝動に駆られていたが、狡猾で慎重であった妖魔の性質も受け継いだのか、まずは能力の効果や活用法を試す事にしたのだ。
そこで目を付けたのが、人の出入りが少ない鈴奈庵の小鈴。
人の出入りが少ないのを良い事に、丁の良い実験体にしたのだ。
更には少年達の中で仲の良かった二人の後輩達の精神を操り、命令を素直に実行するように仕立て上げた。
この数日、小鈴に対して能力を使い続けたお陰で少年は能力の全貌を粗方理解した。
能力は大きく分けて二つ。
一つは相手に性的な行為を行っても、それを認識させなくする事。
これは発言に対しても同じであり、性的な意味を含んだ言葉を発すると、それを聞いた相手は別の意味のある言葉と勘違いしてしまうのだ。
もう一つは相手の意識はそのままに、身体の自由を奪い、意のままに操るという能力だ。
この能力に関してはまだ完全には把握できていないが、かなり応用性のある能力であるようだ。
これらの能力を発動する条件は相手の目を見るだけ。
相手に能力を知られていなければ、ほぼ間違いなく発動できるかなりリスクの低い能力だ。
能力の検証はこれで十分と判断した少年は、未だに小鈴を犯している後輩達に行為を切り上げさせ、数日後霊夢を襲う為に準備を始めるのだった。
△
博麗神社。
少年は後輩二人を連れて長い階段を上ってやって来た。
流石に少年達の体力ではキツいものがあり、神社に着く頃には息も切れ切れの状態。
「あら、珍しいわね。人間の参拝客が来るなんて」
「そうですね」
「えっ?」
一番上の階段で息を整えていた三人に声を掛けてきたのは、メイド服の少女と緑色を基調とした服の少女。
どちらともスカートは短く、少し覗き込めばショーツが見えそうだった。
少年は即座に少女二人の目を見て暗示に掛ける。
少女二人が物珍しげに少年達を見ている状況である為、目の力に引き込むのは簡単だった。
使った能力は性的な行為を認識させられなくなるもの。
少年にとっての目標はあくまで霊夢なので、ここは後輩二人に譲る。
「おい、お前達、この二人は好きにして良いぞ」
「ホントっすか!?」
「ラッキー!」
少年が許可を出すと、性的な行為を認識できなくなった咲夜と妖夢の身体に群がる後輩二人。
何気に感度は上げているので後輩の手が咲夜の胸に触れた瞬間、咲夜は身体をぴくりと動かして頬を赤く染める。
妖夢にも後輩が張り付き、鍛錬で引き締まった身体を撫で回していた。
「ねぇねぇ、名前を教えてよ」
「さ、咲夜よ……んっ!」
「こっちは?」
「よ、ふゅ、妖夢です……ふぁっ!」
咲夜は巨乳を後輩に下から揉まれ、陰茎反り立つ下半身を擦り付けられながら耳元で囁かれる。
その刺激は感度の良くなった咲夜にとって性的な興奮を誘うには十分であり、揉まれる服の下から乳首を尖らす。
揉んでいる途中の後輩も乳首の存在を察知すると、重点的に摘んでは捏ね回して楽しんでいく。
「妖夢ちゃんは、普段何をしてるの?」
「ん、ふ、普段は、冥界の庭の手入れを、んくっ、しています」
馴れ馴れしい言葉使いであっても、快感に身を染める二人には気にならない。
妖夢は短いスカートに手を入れられ、ショーツの上から秘裂をなぞって大陰唇を弄ばれていた。
淫核は既に包皮から顔を出しており、後輩にイジられる度に細い腰をぴくぴく動かしている。
表情は咲夜と妖夢共に快感に染まって、正常な判断ができていないようにも感じた。
身体を走る快感に集中してしまい、後輩二人のなすがままになっている。
妖夢に悪戯している後輩は短いスカートからショーツを脱がし、愛液溢れる秘裂へ早々に陰茎を挿入していた。
「ふああぁぁぁ!!」
「おふっ!」
快感を感じる感度を上げている所為で、妖夢は破瓜の痛みより膣内を広げられる気持ちよさの方が上回っているようだった。
立ったまま犯されても引き締まったか半身のお陰で倒れず、後輩のピストン運動を受け入れている。
小さな胸もフルフルと揺れ、半開きの口からは唾液が一筋流れ出ていた。
「んぁ、乳首~、んくぅ!!」
「咲夜さん、良い匂い……」
咲夜に張り付いている方の後輩は胸を重点的に弄び続け、指一杯に広げて巨乳を楽しんでいる。
メイド服に包まれた巨乳は最初より張りを増しているようで、尖る乳首もより一層目立ってきた。
反り立つ陰茎を擦り付ける下半身では、短いスカートがずり上がってしまって太股に装備されているナイフが完全に見えてしまっている。
当然ながらショーツも丸見えになっており、クロッチの部分は大量の愛液を滴らせていた。
「ひ、人の神社で盛ってんじゃないわよ!」
ふと少年の所に人影が刺すと、上から聞き覚えのある声が聞こえてくる。
知り合い二人が神聖な神社で盛っている光景を、信じられないと言う感じで見ているのは宙に浮く霊夢。
最初こそ咲夜と妖夢の行為に目を捕らわれていたが、一人だけ参加していない少年を見つけると一気に接近して原因を問いつめる。
「あんたがやらせたの!? 今すぐ止めさせなさい!」
間近に迫った霊夢の顔は真剣その物であり、怒気さえ漂ってきた。
ただ一つの失敗を上げるとするなら、少年と目を合わせてしまった事であろうか。
その所為で霊夢は魔眼の力にあっさりと捕らわれてしまい、身体の自由を奪われてしまった。
「っ!? や、やっぱり、あんたが……!」
「くくく……。俺の目標は霊夢ただ一人だったからちょうど良いな」
「あんた、ただの里の人間じゃないわね!?」
「そうさ、かつて博麗の巫女に封印された悪魔の力を手に入れた人間って所か」
「すぐに解放しないと容赦しないわよ!」
「おぉ、怖い」
どれだけ凄んでも、少年は余裕たっぷりな態度を崩さない。
その事が霊夢の癇に障り、怒りを溜めさせる結果となっていた。
「とりあえず、こんな所に居ても仕方ないから寝室にでも案内して貰おうかな」
「くっ!?」
少年が命令を下せば霊夢の身体は勝手に動き、神社の中を歩いていく。
後ろを後輩二人も咲夜と妖夢を犯しながら、器用に少年の後を付いていった。
そして寝室に付くと六人揃って室内へ入り、咲夜に悪戯している後輩は続きを、妖夢を犯していた後輩は再び膣内を犯し始める。
「んはっ、乳首が、あぁ!」
「ふぁっ! お腹が、気持ちいいです!」
「くっ!」
二人の痴態を見て顔を僅かに赤く染める霊夢。
いくら冷静を保とうとも、思春期の少女である為に刺激の強い光景となっているようだった。
しかし身体の自由を奪われている以上、耳を塞ぎたくても塞げない。
「霊夢、床の上で仰向けになって膝を抱えるんだ」
「くっ!?」
身体の自由を奪われた霊夢は少年の行う通りに仰向けになると、両膝の裏に手を回して抱え込んだ。
現世で言うならばマングリ返しと言う名前で知られている体勢である。
スカート状だった袴は完全に捲れ上がってしまい、白いショーツが丸見えになった。
しかも膝を抱えている所為で大陰唇が強調されており、僅かだがショーツが秘裂に食い込んでいる。
淫核は可愛らしく秘裂の端で膨らんで、存在を自己主張していた。
「おぉ、良い格好じゃないか」
「あんた、いい加減にしなさいよ!」
「そんなことを言われてもねっと!」
「きゃぁ!」
少年が触ったのはショーツが食い込む秘裂。
柔らかな大陰唇は簡単に指を咥え込み、左右から暖かな感触を以て迎え入れてしまった。
少年はその指を前後に動かして、性器に刺激を送っていく。
特に自己主張をしている淫核には爪を引っ掛けては弾き、良いように弄んでいった。
「ひくっ、んあっ!!」
「どうした? 霊夢。まだイジリ始めたばかりだぞ?」
「うくっ、うっさいわね!」
両膝を抱えて巨乳が強調されても、少年を射抜くような鋭い視線は保ったまま。
拘束が解かれればすぐにでも符を叩き込んでくるだろう。
少年は膨らんだ大陰唇を左右から摘むと、弾力を確かめるように指を動かす。
当然ながら秘裂に食い込んだショーツも割れ目を深くしては浅くなる。
「くぅっ! ど、どこ触ってんのよ!」
「ん~?」
霊夢の問いに答えず、大陰唇を弄ぶ少年が淫核を強く摘んだ。
「ひきゅっ!?」
性感体を摘まれた霊夢は変な声を出してしまい、顎は上を向く。
摘まれた淫核をクリクリと捏ね回されてしまえば、宙に浮く霊夢の腰は小さく痙攣を繰り返す。
ショーツを挟んだ秘裂では膣口の辺りから愛液が滲み出し、白い色が灰色に変わっていく。
「くくく、霊夢も気持ちよくなってるんじゃないか!」
「くひっ!? んひっ!?」
少年に摘まれている淫核は刺激を受ける程、急速に固さを増していき、性感をも強くする。
その所為で霊夢の腰は快感によって大きく跳ねてしまい、結果的に少年へ尻を振る事になってしまった。
「随分厭らしく尻を振るじゃないか」
「あひぁっ!? んぁっ!!」
少年が声を掛けても、霊夢は淫核からの快感で反論できない状態になっていた。
宙に浮いた少女らしい腰が激しく動く度に、抱え込まれた両膝に左右から押された巨乳は縦に大きく揺れる。
そんな痴態を見せつけられては少年も興奮を高め、陰茎は固く反り立つ。
ショーツを太股まで脱がせれば、少なくない愛液が糸を引いて秘裂とクロッチを繋ぐ。
露出した大陰唇は無毛であり、愛液に濡れて光沢を得ている以外は綺麗な割れ目を晒していた。
淫核は既に包皮から顔を出して、性器が興奮状態である事を知らせてくれている。
親指で大陰唇を開けば生々しいピンク色をした秘裂の中身が晒され、同時に籠もっていたフェロモンが少年の鼻を直撃した。
発達しかけの小陰唇は小さく、膣口に至っては小指すら入るかどうかの大きさ。
「くっ、な、何をじろじろ見てんのよ! 早く解放した方が身の為よ!」
「おっと、お豆をイジられて喘いでいた霊夢ちゃんも強気じゃないか」
「くぅっ!!」
淫核からの刺激が途絶えて正常な思考を取り戻した霊夢は、股間を少年に晒した状態であっても強気の姿勢を崩さない。
流石に淫核をイジられて性的に頬は赤くなってはいるものの、元の勝ち気な性格は沈んではいないようだった。
少年は霊夢の様子にニヤリと笑い、人差し指を膣口へ突き刺す。
「ひぎっ!?」
多少愛液で濡れていても異物感は拭えず、同時に狭い膣口を拡張される痛みを感じていた。
処女膜手前まで挿入された指はうねる膣壁の動きを受け、気持ちよさそうな刺激に少年は益々陰茎を固くする。
軽く出し入れしてから指を抜けば、先ほどよりも量の多い愛液に濡れた人差し指が出てきた。
「これぐらいなら良いだろう」
「んくはっ! はぁ! はぁ……」
霊夢は初めて膣口に異物を挿入されたショックを隠しきれず、息も絶え絶えになっている。
「霊夢、膝を離しても良いぞ」
「くっ……」
霊夢は言う事を聞かない自分の身体に舌打ちを返す。
しかし身体は少年の言う通りに動き、袴が捲れたままで仰向けに寝た状態になった。
脚は肩幅に開いているので股間が丸出しになっており、実に卑猥な光景になっている。
少年が陰茎を取り出し、霊夢の太股に引っ掛かっていたショーツを完全に抜き取ると、脚を開かせて自分の腰を入れていく。
「っ!?」
流石の霊夢も何も付けていない股間に反り立つ陰茎が近付けば、緊張で息を飲む。
隣では犯されていなかった咲夜も後背位で犯されてしまって、妖夢と嬌声が重なった。
「ひぁっ! 奥が! 突かれる! あぁ!」
「子宮が! あっ! 掻き回されて! んふぁっ!!」
寝室に響く嬌声は少年の興奮も後押しし、鈴口からはカウパー液を漏らし始める。
「よ、良し!」
「っ!?」
少年は陰茎を水平にすると、多少の愛液に濡れた大陰唇に鈴口を近付けていく。
そしてカリの張った亀頭は大陰唇に接触する。
「ひっ!?」
霊夢も股間に陰茎が接触した感覚を受け取り、思わず短い悲鳴を漏らした。
亀頭はじわじわと大陰唇を割り開き、狭い膣口へ食い込んでいく。
「うくぅっ!!」
「ひぎぅっ!?」
霊夢も指すらキツかった膣口を、更に太い陰茎で拡張される痛みで目を見開いた。
少年は霊夢の腰を持ち上げると陰茎の高さに調節し、腰を無理矢理に押し込んでいく。
「んぐぁ!!」
大きく拡張される膣口はカリの張った亀頭を拒絶し、強く締め付けるも愛液の滑りの所為でゆっくりと膣内へ挿入されていった。
亀頭が完全に膣内へ入ると鈴口の前には処女膜の抵抗を感じるも、陰茎からの快感に捕らわれた少年は気にせずに腰を押し込んだ。
「くあぁっ!?」
「うぐっ、締まる!?」
処女膜を破られた衝撃は膣壁を一気に締め付ける程に強く、少年もまた陰茎からの快感で思考を白く染めていった。
膣口をカリが抜け、竿の付け根にまで入り込むと後は簡単で、柔らかなヒダを掻き分けながら突き進むだけ。
しかしそれでも陰茎を包む快感は大きく、愛液に濡れたヒダに舐められては膣壁によって強く締め付けられる。
破瓜の血は膣口から逆流し、大陰唇を伝って畳へ染み込んだ。
「うくぅ!!」
「あぐぅっ!!」
膣内を突き進める程に少年は陰茎からの快感が強く、最奥に到達すると同時に射精してしまった。
「うくぅ!?」
「んぁ、つぅ!!?」
根本まで挿入した途端に射精した事を感じた霊夢は僅かながらにプライドを取り戻し、見下した様子で少年を見やる。
「んくっ、はっ、しょ、所詮は童貞ね。くぅ、入れた途端に出すなんて!」
「くぅっ!!」
実際言われた事は事実なので、言い返す言葉が見つからない少年。
しかし少年もプライドがあるので、それならと再び魔眼を使う為に霊夢の目を見つめた。
「霊夢! お前は子宮口を突かれる度に絶頂へ達するぞ!」
「なっ!?」
少年の魔眼の力は霊夢の身体に刻まれ、最奥まで到達している陰茎を感じて絶頂へ達する。
潮を勢いよく吹き出し、少年の下腹部を濡らす。
「んはあぁっ!?」
「ま、た、締まる!!」
少年も霊夢の絶頂の影響を受けるものの、未だに固さを保つ陰茎へ力を込めながら腰を一気に引いた。
愛液と潮に塗れた下腹部を離し、太い血管が脈動し続ける竿を抜いていく。
カリが膣口を裏から押すまで引き抜くと、再び一気に腰を突き入れる。
「ふん!」
「あひゃぁっ!?」
最奥を突かれる度に絶頂へ達する霊夢は、その一突きで再び潮を吹き出す。
畳の上に寝かされた下半身は霊夢の意志を無視して痙攣を繰り返し、愛液と潮を散らす。
少年も腰の動きを一切止めずに膣内の最奥を突き、連続で霊夢を絶頂へ持って行く。
「ふん、はっ、んっ!!」
「ひぁっ! んくぁっ! あくぁっ!!」
上下にガクガクと揺さぶられる霊夢は既に思考を真っ白に染め、何も考えられない。
半開きの口からは唾液が流れ、目には快楽によって涙が溜まっている。
竿によって捲られる膣口は赤く充血し、速い動きに翻弄されていた。
カリは絶頂の度に締め付ける膣壁を拡張し、ヒダを掻き回す。
潮と一緒に膣口から逆流してくる愛液には、最初に出された精液が混じって滑りを追加する。
俄然動きやすくなった陰茎は速度を増し続けた。
殆ど隙間無く絶頂へ達する霊夢はプライドを粉々にされ、もはや膣内を犯される快感にしか思考を割いていない。
「ふ! んっ! はっ!!」
「んくあっ! 奥が! ひがっ! 突かれる~!!」
巨乳は大きく楕円を描きながら上下に揺れ、サラシを巻いていても固く尖った乳首が目立つ。
少年は霊夢の腰を持ち上げたままで、下から突き上げるように腰を使う。
軽くブリッジをした状態で犯される霊夢は快感の余りに頭を振り、何とか絶頂を耐えようとしていた。
それでも魔眼の力は強く、霊夢は絶頂の波から逃れられない。
膣内を陰茎で掻き回される刺激に、最奥を突かれる刺激が合わさり、膣壁は激しい痙攣を繰り返す。
締め付けられる陰茎は射精を我慢している所為で太さと固さを増し、更に霊夢の膣内を翻弄した。
「ふん! んっ! くっ!」
「あひっ! ひぁっ! も、もう! 許して!!」
流石に連続した絶頂を受けた霊夢は脳を焦がす快感に勝てず、降参の言葉を口にする。
少年は霊夢と同じく快感に思考を焦がしながらもその言葉を聞き、スパートを掛けた。
「んっ! ふぅっ! はっ!」
「んきぅっ!? だ、駄目! あぁっぅ!!」
そして少年は一段と強く膣内の最奥を突き上げると、動きを止める。
「ひぎぁっ!?」
霊夢は強い絶頂に達し、膣壁を強く締め付けた。
同時に少年は陰茎から力を抜き、尿道の根本で溜まっていた精液を吐き出した。
「あ、つぅっ!!」
子宮口に熱い精液を再び出された衝撃で、もう何度目か分からない絶頂へ達する。
強く激しい絶頂は霊夢の身体をビクビクと痙攣させ、膣壁だけが意志を持つように強く陰茎を締め付けていた。
最奥から補充される体液の所為で、強く締まる膣口すら通過して精液が逆流してくる。
少年は背を反らせながら限界まで腰を突き入れた状態で、精液を吐き出していく。
粘つく精液は子宮口に直接張り付き、愛液さえも押し退けて最奥へ溜まっていった。
「あ、あぁ……」
止まらない絶頂の中で、霊夢は自分が敗北した事を身体で知る。
小刻みに痙攣を繰り返す四肢は畳の上に力なく放り出された。
△
「んぁっ! ふぁっ! あぁっ!!」
それから、快感に敗北した霊夢は少年の腰の上で卑猥に踊っている。
股間には勿論陰茎が挿入されており、潮と愛液、そして精液でグチョグチョと卑猥な音を響かせていた。
騎乗位で踊る霊夢は巫女服に包まれた巨乳を大胆に揺らし、惚けた表情を浮かべる。
目は快感でうっすらと開き、隣で嬌声を上げている二人へ流された。
「あぁ! ゆゆこさま~! わ、私は! あぁ!」
ちゃぶ台に上半身を寝かされ、後背位の体勢で犯されているのは妖夢。
短いスカートはとっくの昔に捲り上げられ、ショーツも降ろされて綺麗な尻が丸出しになっている。
後輩が陰茎を突き入れるごとに尻は波打ち、突かれる衝撃を吸収していた。
股間からは潮を断続的に吹き出しており、陰茎が出てくる度に精液が逆流してくる。
顔からはいつものキリッとした表情は消え、快感に惚けていた。
引き締まった身体を小刻みに痙攣させ、快感に脳を焦がしているようだ。
一方、縁側で犯されているのは咲夜。
仰向けで脚を持たれ、股間を突き上げられている。
巨乳はメイド服から解放されてしまって、後輩に乳首を吸われていた。
「あひっ! あっ! お嬢様! あぁ!!」
揉まれる巨乳は柔らかく、卑猥に形を変えて震えている。
後輩が腰を突き入れれば、咲夜は顎を上げて快感に身を悶えさせた。
妖夢と同じく股間からは潮を断続的に吹き出しており、既に出された精液も逆流して縁側を汚している。
後輩が腰を使えば使う程、その勢いは大きくなっていた。
霊夢はそんな光景を見ては自分もあんな感じに見えるのかもしれないと、快感に焦がされる思考で思う。
しかし腰の動きは止まらず、少年の陰茎が自分の膣内を抉る度に、子宮口を押し込む度に絶頂へ達している。
少年の下腹部は既に体液で塗れに塗れており、もはや畳へ垂れてしまう程だった。
そうして卑猥な光景が繰り広げられる中、博麗神社の中は魔眼に汚染された領域となってしまった。
終わり
7月になったので現状報告
私です。
最近現状報告が面倒臭くなってきた私です!
だって家に籠って小説書いてるだけだから、特に変化が無いんだもの……。
△
依頼小説は現在、おまけの方を執筆中です。
でもストーリーが固まってないので頓挫中。
不公平感を払拭するのも大変だぜぇ……。
代わりにエルフ書いてたら乗りに乗っちゃって大変。
一気に母エルフ登場まで書いちゃったよ……。
もうすぐ更新できます。
依頼小説を書いてる途中でも内容を練ってたからサクサク書けるね。
△
ショタおね小説を書きたい!(唐突
実は案が3つあってですね。
天然大学生が小中一貫の男子校に乱入するか、男の子視点で天然隣人を犯すか。
それとも異世界から現代にやってきた魔法使いがゴブリンを少年に偽装して女系一家を乗っ取るか……。
こんな感じで3つの案があるんですよね~。
と言うか、ゴブリンを少年に偽装ってショタおねの範疇に入るのかな?
まぁ、全部書いても良いんですけど、優先順位があるので中々書けないのが現状ですの。
その前に依頼小説を消化していかないといけないですしおすし。
△
そんな訳で今月は、とりあえずエルフを更新してからおまけを書いて
粛々と依頼小説を消化していきたいと思います。
『載せても良いよ』って言ってくれてる人のは月一更新を目指してるので
小説の更新が無いって事は無いと思います。
以上です。
最近現状報告が面倒臭くなってきた私です!
だって家に籠って小説書いてるだけだから、特に変化が無いんだもの……。
△
依頼小説は現在、おまけの方を執筆中です。
でもストーリーが固まってないので頓挫中。
不公平感を払拭するのも大変だぜぇ……。
代わりにエルフ書いてたら乗りに乗っちゃって大変。
一気に母エルフ登場まで書いちゃったよ……。
もうすぐ更新できます。
依頼小説を書いてる途中でも内容を練ってたからサクサク書けるね。
△
ショタおね小説を書きたい!(唐突
実は案が3つあってですね。
天然大学生が小中一貫の男子校に乱入するか、男の子視点で天然隣人を犯すか。
それとも異世界から現代にやってきた魔法使いがゴブリンを少年に偽装して女系一家を乗っ取るか……。
こんな感じで3つの案があるんですよね~。
と言うか、ゴブリンを少年に偽装ってショタおねの範疇に入るのかな?
まぁ、全部書いても良いんですけど、優先順位があるので中々書けないのが現状ですの。
その前に依頼小説を消化していかないといけないですしおすし。
△
そんな訳で今月は、とりあえずエルフを更新してからおまけを書いて
粛々と依頼小説を消化していきたいと思います。
『載せても良いよ』って言ってくれてる人のは月一更新を目指してるので
小説の更新が無いって事は無いと思います。
以上です。
稗田阿求:性的な行為を認識できない&レ,イプ
「くそっ!!」
俺は周囲に誰もいない事を確認しつつ、言葉を小さく吐き捨てた。
出された言葉は決して大きくはないが、俺の中に溜まった鬱憤は多少は吐き出されたと信じよう。
そうでなければやっていられない……。
「何で俺がこんな目に遭わなけりゃならないんだよ……」
この幻想郷とか行う場所に迷い込んで以来、俺は苦難の連続だ。
最初は森の中で迷い、人の行る場所に出たと思ったら遣る気の無さそうと言うか面倒臭そうな巫女に出会い、気が付いたら稗田家とか言うデカい家の使用人になっていた。
しかも待遇は最悪で奴隷か、それに近いものだ。
聞く所によれば妖怪の山などに捨てられる、俺のような外来人達が多い中で、曲がりなりにも人里で生活できているのは運が良いと言われた。
それでも俺にとっては常に仕事をさせられ、暇さえ無い程に酷使されるのは納得がいかない。
おまけに逃げられないように脚の腱まで切られ、天気が少し傾くだけでじくじくと痛む。
「くそっ! くそっ!」
今日の天気は幸いにして晴れだから良いものの、雨の日になると最悪だ。
冴えないとは言え、普通に中学校生活をしていた俺に何の罪があるのだろうか。
豊かな元の世界で暮らしていた俺からすれば、幻想郷は田舎そのもの。
それでも稗田家に居る以上は与えられた仕事はせねばならず、反抗心からサボろうものなら暴力と飯抜きの罰が待っていた。
流石に何度もやられれば反抗心など潰えてしまい、ただ下働きを続けるしかない。
少なくとも表面上は……。
そんな中でも唯一の癒しと言えばいいのか、脚の痛みさえ忘れさせてくれるのが俺が専門に世話をしている阿求の存在だ。
この少女は今はまだ身分が低いが、将来は稗田家の当主になる事が約束されている存在である。
その上、外見上は可愛く、特に興味をそそるのがあの巨乳だ。
幻想郷は着物が主流なので阿求も例によって着物だが、胸の部分は大きく盛り上がっている。
「……阿求様、書物をお持ちしました」
「入りなさい」
「はい」
いやに偉そうな口調で入室を許可してきたのは、幻想郷に来て暫くしてから世話になっている主の声。
俺は先ほどまでの呪詛の言葉を顰め、なるべく従順な振りをして阿求の部屋へ入った。
中に居るのは当然阿求。
今は地位が低いらしく、使用人は俺一人で室内に居るのも阿求一人。
妖怪や人物に限らず、色々な種族の情報を黙々と本に記している。
「資料はここに置いておきますね」
「……」
「……」
俺の言葉に返事もしない阿求は、持ってきた資料を一瞥しただけで特に作業を中断する事もなかった。
阿求専属にされた俺は特に命令がない限り、傍に居なければならない。
なぜなら突然茶を要求されたり、食事の要求がなされたりするからだ。
時間はある程度決まっているものの、それでもひたすら無言で正座のまま待機しているのは気分が滅入る。
仕方ないので俺は暇になったら阿求の胸をガン見する事にしていた。
そんな俺へ見下すような視線を投げ掛ける阿求は早速次の命令を出してくる。
「……お茶を持ってきなさい」
「はい」
こうして俺は扱いの悪い使用人として阿求に扱き使われていた。
△
そんな中である夏の日。
俺が阿求の使用人として働いていると、縁側で柱にもたれ掛かり、眠っている阿求を発見した。
「阿求様?」
「く~……す~……」
声を掛けても返ってくるのは規則正しい寝息で、いつもの命令は無い。
近付いた俺は阿求の寝顔を拝もうと覗き込む。
「……」
「うぅ~ん……」
今は初夏。
流石に縁側の日向では日差しが強いのだろう。
寝苦しそうに着物の襟を開いて暑さを凌ごうとしている。
その行動は自然と巨乳と言える大きさの胸の谷間を大胆に見せる結果となり、俺は生唾を飲み込んだ。
小学校、中学校では教師が恥ずかしがってろくな性教育を受けられなかったが、幸いにしてネットというある意味教師として優秀な情報源があったお陰で性的な事に対しては知識があるつもりだ。
自慰が出来ないほど扱き使われ、自室もない状態の俺の性欲は溜まるばかりだった。
そこへ来て阿求の巨乳の谷間。
興奮しない筈がない。
俺は辺りを見回して誰も居ない事を確認してから眠る阿求の巨乳へ手を伸ばし、規則正しく動く胸を掴んだ。
「……んっ」
「柔らかい……!」
人生で初めて触った胸は俺が経験したあらゆる物よりも柔らかく、興奮を誘うものだった。
着物の上からでもその柔らかさは変わらず、指を食い込ませる程に制限無く沈むようだ。
下から揉み上げている所為で片乳だけが上へ持ち上げられ、露出している胸の谷間も柔らかく形を変える。
指の間からは巨乳が肉を盛り上がらせ、柔らかさを象徴していた。
乳首もハッキリと感じられて、俺の手の動きは無意識に激しさを増していく。
露出している胸の谷間も波打ち、視覚からもどれだけ柔らかいかを知らせてくれる。
夢中で揉む俺はハッとし、慌てて辺りを再び見回した。
「……ここじゃ、誰がいつ来るか分からない」
とにかく縁側から近い阿求の書斎へ行く事に決めた俺。
そこなら同室の下働きの奴も来ないし、阿求の世話は俺しかしていないのだから好き勝手に出来る筈。
ともかく場所を移動しなければ、安心して悪戯は出来はしない。
俺は胸を掴むと指で揉み解しながら阿求を引きずり、書斎へ向かう。
「うぅ~ん……」
阿求の眠りはよっぽど深いのか、身体を引きずっても起きない。
身長が俺と同じぐらいなので運ぶのは苦労したが、その分速く書斎に着いた。
両手が阿求の巨乳で塞がっているので足を使い障子を開け、誰も見ていないのを確認してから中へ入る。
「よいしょっと……」
「す~……く~……」
巨乳を掴んで運んでいた所為で着物の胸元は益々乱れ、辛うじて乳首が見えない程度にまで開いていた。
仰向けになっても型崩れしない胸は、大きなお椀型を保って天井を向いている。
「んくっ……!!」
自分でも眼を皿にして凝視しているのに気が付いているが、後でどんな罰が待っていようとも目の前の光景に眼が釘付けになってしまう。
興奮と鬱憤が溜まった俺は、半ば自暴自棄になって阿求の着物の襟を勢いよく開いた。
「んっ……」
「おぉ……生のおっぱいだ……」
「うぅ~ん……」
どれだけ憎かろうと身体には罪はない。
巨乳は襟を開いた反動で大きく揺れ、乳首は軽く円を描いた。
白く透き通るような胸が現れると俺の陰茎は最大まで固くなり、ズボンの中で痛みさえ発してくる。
先ほど夢中で揉んだ所為か、心なしか乳首が立っており、胸を卑猥な雰囲気に変えていた。
我慢できなくなった俺はズボンを脱いで陰茎を取り出すと、阿求の白く細い手を取って握らせる。
「うぅ……! ちょっと冷たくて気持ち良い!」
阿求は眠っているので指に力はないものの、俺が手を重ねる事で何とか扱く形に持って行った。
カウパー液は鈴口から滲み始め、俺が手を動かせばニチャニチャと卑猥な音が聞こえ始める。
「おふぅ……!!」
陰茎に絡む細い指は俺に快感を送り、特にカリへ掛かると大変気持ちよかった。
滑りを得た竿はカウパー液による光沢を得て、太い血管を脈動させる。
阿求の掌を亀頭に被せ、撫でるように手を動かした。
「うくぅ……!」
肌理の細かい掌は亀頭に優しい刺激を送ってくれる。
このままではすぐに精液が出てしまいそうなので、次に阿求の唇に目を付けた。
「く~……す~……」
寝息を吐き出す唇は半開きで白い歯がチラリと見える。
陰茎を握らせたままで上半身を曲げた俺は阿求の唇に吸い付いた。
「んむっ!」
「んむぁ……」
小さな口呼吸は鼻呼吸に変わり、俺の頬をくすぐる。
阿求の唇は潤いがあって柔らかくも弾力があり、少し顔を押し付ければ小さな反発を返してきた。
俺から吸い付いた筈なのに、まるで肌同士が求めていた相手を見つけたように張り付く。
「ん……れろ……」
「ぅむ……」
口紅もしていない可憐な唇を舐め回せば、阿求が飲んでいた茶の味が僅かに感じられた。
阿求の上唇を俺の唇で挟みつつ、頭を引いて引っ張っては離す。
多少間抜けな顔になっているだろうが、阿求の可愛さは変わらない。
阿求の顔はキスをされた所為で若干眉を顰め、不快そうな寝顔に変わった。
顔を離した事で元に戻った阿求はまた口呼吸になり、白い歯が見える。
ただ違うのは俺の唾液によって唇がリップクリームを塗ったようにテラテラとしている事だろうか。
「んふぅ!」
初めてのキスと、相変わらず陰茎からの快感を受けている俺は唇だけに留まらず、阿求の顔全体を舐め回していった。
唇は勿論、頬を通って鼻に掛かり、瞼を通って額へ辿り着く。
今まで扱き使われて溜まった鬱憤を晴らすように、阿求の顔を舐め回していった。
「れろ~ーー」
「うぅ……」
阿求の顔は心なしか甘い感じがする。
俺の舌が這う程に唾液が塗りたくられ、軽い陵辱の証として残った。
阿求の寝顔は益々不機嫌さを増し、あからさまに嫌そうな、不快そうな表情を浮かべる。
陰茎を扱く手とは反対側の手が暇だったので、阿求の下半身へ移動させて裾を捲り上げた。
「はぁはぁはぁーー」
荒い呼吸をしていると自覚しつつ顔を上げ、少女らしい下半身を撫で回す。
障子越しに入ってくる暖かな光を受ける細い太股は触り心地が良く、しっとりと掌に張り付いてきた。
内股へ手を入れると阿求の暖かな体温が感じられ、行儀良く揃えられている膝の所為で柔らかい感触が感じられる。
そのまま手を股間へ持って行けば、手触りの良いショーツが指を迎えた。
「んく……!」
指先にはシルクのショーツらしいサラサラした肌触りの奥に、大陰唇の柔らかさがある。
唇や内股よりも圧倒的に柔らかな感触は、阿求に握らせている陰茎へ力を与えてくれた。
眠っている阿求も性器を触られる不快感で表情を歪め、頭を横に振っては腰ごと寝返りを打とうとする。
それでも俺は秘裂に指を食い込ませ、寝返りを阻止した。
「うぅ……」
身体を思い通りに動かせない阿求は寝苦しそうな吐息を放つ。
指を食い込ませた秘裂は熱く、胸を揉んだ所為か、ぬるりとした愛液も感じられた。
「……これが愛液って奴か」
「くふぅ……」
知識だけだった性的な事柄に、現物を持って確認する俺。
ショーツの上からでもぬるぬるの秘裂の上から指を這わせると、僅かに固くなった淫核さえも確認できた。
更には興奮で厚くなった小陰唇さえも感じられ、阿求が眠りながらも性的な快感を溜め込んでいる事を知らせてくれる。
「阿求も興奮してるんだ……!!」
無意識に呼び捨てにしてしまっているのは、やはり身体を好き勝手にイジり回している為だろうか。
ともかく俺は手扱きをさせながら、ショーツの脇に指を差し込んで性器を直接触る。
「ほうっ……! やっぱ柔らかい」
「うくぅ……」
無毛の性器は当然愛液で塗れており、大陰唇とショーツの間に引いた体液が指に絡む。
暖かい愛液に柔らかな大陰唇の感触で、自然と陰茎を握らせる手に力が入る。
愛液の滑りの所為で指先は俺が思っていたよりも奥へ入り込んでしまい、割れ目に挟まれる感触があった。
「うぅ……」
「やぁ……」
眠る阿求も割れ目に違和感を受けて、頭を振って拒否感を示す。
秘裂に挟んでいる指を上下に動かせば、知識として知っていた淫核の存在が感じられた。
性感体という事なのと、柔らかな中でも固い感触が楽しく、執拗にイジり回す。
「ふぅ、ふぅーー」
「うぅ~ん……」
興奮と陰茎からの快感で俺の呼吸は荒くなる。
阿求も秘裂をイジられる不快感で、相変わらず不快そうに眉を顰めていた。
声に引かれて阿求の顔を見ようとするも、視線は露出している巨乳に留まってしまう。
性的な刺激を受けた事で乳首は相変わらず尖っており、卑猥な姿を見せていた。
俺は無意識に阿求に握らせていた手を離し、巨乳へと向かわせる。
「ふぉ……!」
「ぅん……」
真上から掴めば指の間から胸の肉がはみ出し、指が胸に包まれた。
改めて触っても阿求の巨乳は柔らかく、しかし性的な興奮を得たお陰か、心なしか弾力が増しているようにも感じる。
大きさだけではなく存在感も増しており、一回揉む毎に母性と性的な興奮を受けさせてくれた。
柔らかな中であっても乳首が負けじと存在感を示し、俺が手を動かせばコリコリと形を変える。
秘裂の方でも自然と指使いが荒くなってしまい、小陰唇を弄んだ。
淫核を含めてイジり回していくと偶然にも膣口に入り、指先が熱い感触に包まれた。
揉む胸は形を変えて眼を楽しませ、両手でイジる巨乳と性器からは熱い阿求の体温を感じる。
自分が阿求の身体を好き勝手にイジっている事を改めて自覚すると、その瞬間に陰茎の限界が来てしまい、掛かっていた阿求の指を解きながら精液を吐き出した。
「うぅ……!!」
拘束する物がないので上下に大きく痙攣する陰茎は精液を勢いよく発射し、阿求の露出した胸や寝苦しそうにしている顔へ振り掛けていく。
「…………臭い」
阿求は顔に掛けられた精液の匂いを無意識に感じ取り、不快そうに呟いた。
射精で思考を真っ白にしていた俺には分からなかったが、どうやら広い範囲に精液が飛び散っていたらしい。
鼻にまで掛かってしまった精液は阿求の寝苦しそうな表情に拍車を掛ける。
「うぅ~ん……」
射精が終わって腰の力が抜けてしまい、思わず尻餅を付いてしまった俺。
阿求の股間をイジっていた手は、着物から抜けて愛液の糸を引きながら畳を叩いて体液を染み込ませる。
後ろへ倒れそうになる身体を両手で支えた所為で、俺の陰茎は丸出しになって間抜けな体勢に変わってしまった。
「……ん」
そんな事を気にする間もなく、今まで深い眠りに付いていた阿求が目を覚ましてしまう。
「あっ!」
「……」
今、阿求の恰好はあられもないものになっている。
巨乳を露出させ、精液は胸から顔に降り掛けられたまま。
更に股間の方でも着物の裾を大きく開かせて、ショーツに包まれた股間を晒している。
犯人は明らかに俺しか居ないので、間違いなく断罪を受けるだろう。
しかし肝心の阿求は寝ぼけ眼で自分の身体を確認すると、俺へ視線を送っただけで何も言わない。
「……」
思っていたものとは違う反応に俺が戸惑っていると、阿求はおもむろに手拭いを取り出すと顔と胸を拭きだした。
顔を拭く手は鼻を中心にして布を動かし、巨乳を拭く時は下から胸を支えながら尖った乳首も気にしないで拭いていく。
布が胸の上を動く度、柔らかそうに阿求の細い指が食い込む。
普通なら興奮を誘う光景であっても、後の厳罰に恐慌している俺には何もする事は出来ない。
辛うじて震える腕でズボンを履いて正座をするしか無く、処罰を待つ気分は処刑台に立った人間の心情かもしれないと思った。
「……」
それでも阿求は何か言う気配はなく、黙々と身なりを整えていく。
巨乳に掛かった精液を拭ききるとキツそうに着物の中へ胸をしまい、股間を露出していた裾もササッと直した。
それから阿求は机へ向かい、早速仕事を始め出す。
「お茶を持ってきなさい」
「……えっ?」
「……聞こえなかったのですか? お茶を持ってきなさいと言ったのです」
「あっ、は、はい!」
明らかに性欲の的にされたにも関わらず、阿求は何の反応も見せずに茶を要求してきた。
余りにも普段と変わりない言葉に、俺は一瞬何を言われているのか分からなかったのだ。
阿求の冷たい視線に慌てて立ち上がった俺は、書斎を出て脚の痛みを堪えて出来る限り速く廊下を歩く。
「はぁ、はぁ、どうなってるんだ……?」
あれ程まで眠っている間に身体をイジられて、阿求が、と言うか普通の女ならば怒らない筈がない。
阿求が何を考えているか分からないが、取り敢えず助かったと考えていいのだろうか。
不安を抱えつつも、俺は自分の与えられた仕事を遂行するのだった。
△
結局、昨日の度を超えた悪戯に対しては何の音沙汰もなく、罰を下されもしない。
阿求の様子もいつもと変わらず、俺を見下すような視線で見るものの昨日の事に関して何も言ってこなかった。
余りにも何も無いので、いつまでも怯えているのが馬鹿馬鹿しくなる。
「……」
そこで俺は無言で仕事をしている阿求の後ろから近付き、そろりと伸ばした手で尻を触ってみた。
「っ!? ……」
一瞬だけ身体を跳ねさせた阿求だが、昨日と同じく特に何も言ってこない。
阿求が正座で座っているので若干触りにくいものの、踵に圧迫されて固くなった尻は確実に撫でられた。
足袋を履いた脚の間から手を差し込み、股間を撫でるように触っても阿求は仕事に集中して俺を振り返りすらしない。
「……」
「……もしかして俺にも能力、が?」
以前、阿求が書いた幻想郷縁起なる物を試しに読んだ記憶を思い出し、俺にも何らかの能力が発現したのかもしれないと思い至った。
それでしか性的な悪戯をして、罰どころか何も言われない事にたいしての説明が付かない。
「そうと分かれば……」
能力に確信を持った俺はおもむろに立ち上がると、ズボンを脱いで陰茎を取り出した。
阿求の尻を触った時から硬さが増しており、今は半立ちの状態。
丁度阿求の後頭部に亀頭を突きつけるような形で、溜まり始めた興奮を表している。
俺が下半身を丸出しにしても、流石に後ろに眼が付いている訳ではないので阿求に反応はない。
能力を信じて阿求の横へ回って、本を書いている目の前に陰茎を突き出してみる。
「……」
陰茎を横から突き出された阿求は視線を移し、仄かに頬を赤くしながらもすぐに書いている途中の本へ眼を戻した。
予想通りの反応に俺は陰茎の根本を持って、阿求の頬へ亀頭を擦り付けてみる。
「……んぅ」
既に滲み出していたカウパー液を塗りたくられ、鼻周辺に卑猥な匂いをかいだ阿求が不快そうに声を漏らした。
それでも俺は柔らかな頬に亀頭を擦り付ける行為を止めず、そのまま阿求の唇へ陰茎を持って行く。
「んむぇ……」
声を漏らす途中で唇を変形させられた阿求が変な声を漏らした。
亀頭に感じるのは白い歯の固い感触で、カウパー液は歯の間から構内へ進入する。
「んふ……」
流石に苦いらしく、阿求の表情は昨日寝ていた時程ではないが不愉快そうに眉を顰めた。
唇の下は口内の領域には入っているだろうが、物足りない俺は阿求の顎を若干開かせると一気に横から陰茎を突っ込んだ。
「んぶっ……」
斜め前方から阿求の口内へ陰茎を突っ込んだ所為で、反対側の頬が内側から亀頭の形に押し出される。
口の中は思った以上に狭く、陰茎が半分も入っていない状態だった。
入っている前半分は生暖かい口内の感触に包まれ、亀頭は頬の内側、竿の部分は少し閉じられた顎の所為で軽く噛まれている。
半立ちだった陰茎は阿求の口内で急速に興奮を高め、上顎を押し上げんばかりに固く反り立とうとした。
「つぅ……。ちょっ、と、痛いかな……?」
「んむぇっ……」
頬の内側には鈴口が擦り付けられている為、カウパー液は阿求の口内に広がっていく。
味の方は表情を見れば一目飄然で、どうやら顔をしかめる程に酷いらしい。
「でも、手よりも気持ち良い……!!」
「……」
細い指と違って、半分であっても陰茎を丸々包み込まれる感覚は大きな快感をもたらしてくれる。
反り立つ力は増し続け、竿は阿求の上の歯に食い込む程だ。
痛みを伴うものだが、亀頭を頬の内側で擦る快感の方が大きく、カウパー液も駄々漏れになっていく。
口を半開きにされた阿求も、唇の端から落ちようとする唾液を反射的に吸い込む。
「ずずず……」
「おわっ!?」
阿求が吸い込めば陰茎は口内の奥へ向かい、頬の内側を亀頭が擦る。
カウパー液も飲まれると、阿求はある意味見慣れた不快そうな表情を浮かべた。
「……」
眉を顰めつつも本を書く筆の動きは止まらず、流石は阿求と言った感じだ。
「おぉぅ……!」
それでも俺は吸い込まれる動きに抵抗し、徐々に腰を引いていく。
かつてエロ本で見たフェラチオでは、結構な動きで口内を犯していた。
それを見習って、俺も阿求の口内を犯していく事にする。
「くぅ……!」
吸い込まれる刺激は一瞬であっても、阿求は唾液を垂らさないように唇を閉めていた。
そのお陰で竿はキツく締め付けられる。
口内諸共閉まった所為で、舌の上まで移動していた亀頭はカリと竿の間を前歯で噛まれた。
「おふぁっ!?」
そもそも上顎に食い込む程度まで、反り立った陰茎は上の歯に食い込んでいる。
痛み自体は余り増加せずに、それどころか快感が大きくなっていった。
俺が腰を引けば阿求の前歯の裏側にカリが引っ掛かり、亀頭だけが口内には行った状態で止まってしまう。
暖かく弾力がある舌が亀頭を下から上顎へ押し上げ、飲み込む動きで口内の奥へ導かれた。
しかし俺は阿求の頭を掴むと、今度は腰を押し入れる。
「んぶっ……」
「おぁ~……」
唾液と一緒に飲み込むカウパー液の味が阿求の顔を歪めた。
吐きそうになられては気分も萎えるので、興奮に手加減をしながら腰を押し入れ、引いていく。
前後に腰を本格的に動かせば、吸いきれなかった唾液が阿求の小さな口の端から漏れ出し、顎を伝って巨乳へ落ちていった。
「んぶっ……んっ……」
「ふっ、はっ、あぁっ!!」
陰茎には手よりも圧倒的に包まれる面積が広く、生暖かい舌と口内の感触に安心感すら感じそうだ。
腰を引く度に舌が唾液を漏らさないように亀頭を下から押し上げてきており、カリが凸凹した感触に擦られる。
カウパー液を漏らしながら阿求の舌の上を亀頭が通れば、苦い体液の味を感じた阿求は更に不機嫌そうな表情を浮かべた。
逆に押し込めば竿が歯で削られ、激しい快感と共に亀頭が舌の付け根で上下から圧迫される。
これ以上行けない程度まで押し込み、腰を引いていく事で、ある意味憎き阿求の口内を犯していく。
「んっ……ぶっ……」
「ふっ、うぅ……!! 阿求様の口の中、気持ちいいですよ……!」
言葉すら聞こえないのかは分からないが、自然と出てしまう気持ちよさ。
俺は阿求の頭を軽く持ち、小さく押しては引き寄せる。
それと同時に陰茎を咥えさせた腰は、カリが前歯の裏側で留められるまで引き、阿求の頬の内側を押すまで突き入れた。
「はぁ、はぁ、はぁーー!!」
「んっ、ぅえ……、ずずっ……」
「おはぁ!!」
阿求は相変わらず唾液を漏らさないように吸い込みを続けてくれているので、陰茎は押し込む度に角度が変わって鈴口が頬の内側を擦る。
快感は大きくなりつつあり、何よりも精神的な征服感が圧倒的に大きくなって精液が陰茎の根本に集まってきた。
「うぅ……もう、出ます!!」
そして引いた瞬間に腰を押し込んだ俺は、腰の動きを止めて股間から力を抜く。
「んぶっ!?」
吐き出される精液は真面目に仕事をしている阿求の口の中へ溜まっていき、唾液と一緒に飲み込まれていった。
急激に口内の体液が増えた所為で若干驚いた雰囲気を見せるも、筆の動きすら止まらないで精液ごと唾液を飲み干していく阿求。
「んぐっ……ごく、ごくーー」
味が酷いらしく、カウパー液で顰められていた眉には中心の眉間に大きな皺を作った。
上下に痙攣する陰茎は亀頭を歯にぶつけるが、強い刺激は返って精液を吐き出す勢いを増させる。
阿求の頬は精液が吐き出された瞬間は軽く膨らみ、次の瞬間には飲み込まれて上下する亀頭が口内から頬を押した。
舌の動きは飲み込む度に竿を上顎へ押しやり、亀頭の付け根を奥歯へ接触させる。
「おぉ……ふぉ……痛気持ち良い……!」
精液を出し切った俺は心地良い余韻の中で、若干柔らかくなった陰茎を舌で翻弄される刺激に酔いしれた。
阿求が頑張って陰茎を吸い取ってくれたお陰なのか、口の端からは少量の唾液と精液しか垂れてこない。
巨乳を濡らす範囲も最小限に抑え、汚れは殆ど無かった。
「ふぅ……」
「んぅ……」
精液の苦さに眉を顰めている阿求に構わず、俺は満足気に吐息を吐き出して腰を引いていく。
舌の圧迫はまだ残っていたが、余韻として楽しめる。
射精したばかりで興奮は高まってこないものの、柔らかくなった陰茎を揉まれるのは気持ち良かった。
「んふぅ……、次は阿求様か……」
「……」
フェラで気持ち良くしてくれた分は、阿求にも気持ち良くなって貰おうと思った俺は陰茎を完全に口内から抜いて、綺麗に拭いてからズボンを履く。
そして自分だけ身なりを整えた俺は、おもむろに仕事中の阿求の後ろに回ると、張り出した巨乳へ手を差し向けた。
「よっと……」
「っ!?」
見た目通りに重い巨乳を下から持ち上げると、下乳を着物の上からゆっくり揉み上げる。
阿求の胸は着物の上からであっても柔らかさを誇示し、俺の指を際限無く沈み込ませようとしてくるようだ。
当然、着物の上からでは満足できないので、早々に襟を大胆に開いて巨乳を放り出した。
「っ!?」
ぶるんと縦に大きく揺れて現れた巨乳は昨日ぶりで、それでも懐かしさを感じる。
二つの大きな果実は白く、頂点にあるピンク色の乳首は興奮を与えていない所為で大人しく胸本体に身を隠していた。
阿求の仕事を極力邪魔しないように胸だけを露出させたので、帯の上に乗った巨乳は更に前へ突き出されている。
俺は下乳から持ち上げながら、乳首を目指して手を動かす。
「おぉ……、前より重い……!!」
「……」
下乳を支えた手には、たっぷり余裕を持って巨乳が乗る。
柔らかな感触を感じながら指を動かしてみると、指が食い込む食い込む。
制限なくとは言えないが、それでも胸の中心にまで指先が沈みそうだった。
なるべく快感を送るような動きで指を動かしつつ、乳輪へ向かう。
巨乳に対して乳輪の大きさは小さめであり、その分乳首は標準サイズかもしれない。
刺激を与えた事で反応を示す乳首は胸本体から顔を出し、厭らしく尖り始めた。
「阿求様のおっぱい、気持ちいいですね」
「……」
筆を動かす腕の動きを邪魔していないので、阿求は至極真面目な顔をして胸を放り出している。
阿求の手が文字を書く度に微妙な反動が胸を動かし、正直下乳に手を添えているだけで楽しかった。
それでも俺は乳首を引っ張っては釣り鐘状に巨乳の形を変えてみたり、真正面から掴んで胸を握り潰すような感じで荒々しくイジり回していく。
「っ……」
そこまで激しくはない筈だが、阿求にとっては多少痛みを感じたらしく、少しだけ声を詰まらせた。
しかし俺は胸だけでは満足せずに、正座をしている阿求の太股へ手を下ろす。
座っている所為で太股の筋肉は緊張しており、前に寝ている時に触った感触よりも圧倒的に固い。
それでも仕事用に着ている阿求の着物の裾を捲り上げ、白い太股を露出させた。
「っ……!」
同じ下着を何着も持っているのか、履いているショーツは昨日と同じ物。
白のレースで高級感が溢れている。
正座でぴったり閉じている太股の間でも、股間の部分は男と違って隙間があった。
俺はショーツの高級そうな手触りを感じつつ、阿求の下腹部を通って股間へ手を滑り込ませる。
「ひっ!?」
阿求も本能的に羞恥心を感じているらしく、小さな悲鳴と同時に身を強ばらせた。
「阿求様の……えーっと、おまんこ? 柔らかいですね」
流石に初めて使う単語には自信が無くなる。
ともかく俺の手は阿求の大陰唇に到達し、ショーツ越しに秘裂へ指を食い込ませた。
前もって経験した事なので食い込ませること自体は、脚を揃えた状態であっても簡単に触る事が出来る。
前と同じ感触であるが、座っている体勢の関係で心なしか前よりは肉厚になっている気がした。
ぶにぶにと最初は大陰唇の反発と、秘裂に食い込ませた指に感じる左右からの暖かさを楽しむ。
クロッチ越しであっても小陰唇の感触さえ感じ取れ、下着の上から弄ぶ。
「阿求様、おまんこ触られてますよ?」
「……」
耳元で囁いても能力のお陰なのか、阿求は真面目な顔を崩さない。
一方で身体の方は乳首を尖らせた巨乳だけを放り出し、着崩された裾からは俺の手が股間へ入り込んでいる。
身体と顔のギャップは拭いきれず、それが俺の興奮を蘇らせてくれた。
再び固くなった陰茎はズボンの中で自己主張を強めてくる。
仕方ないので再びズボンを脱いだ俺は陰茎を取り出し、今度は阿求の尻へ目標を変えた。
と言っても、着物をしっかり尻で踏んでいる上に、脚も着物を尻と一緒に挟んでいるので大きくイジりようがない。
しかし俺が目を付けたのは尻の谷間と正座した脚の隙間だ。
ここに陰茎を入れれば変則的な尻扱きになるのではないだろうかと思ったのだ。
「よっと……」
「……」
「おぉ……尻の柔らかさが……!」
思った通り、俺の下腹部には着物に包まれているとは言え、固さと柔らかさを兼ね備えた弾力が襲ってくる。
そのまま尻の谷間に陰茎を入れたまま、腰を前後に動かす俺。
「ほぉ……!」
「……」
体勢的に少し辛い物があるものの、何とか尻扱きを出来ている状態。
反り立とうとする陰茎に尻が固くも柔らかく押さえ込み、弾力を持って尻の谷間で挟む。
俺は腰を動かしながら、動きの止まっていた阿求の股間をイジる手に力を込める。
尻扱きとフェラをして貰った礼ではないが、少しでも阿求の快感を引き出して上げようと思った。
秘裂へ食い込ませた指を上下に動かし、包皮を被った淫核ごと刺激していく。
「ひくっ……」
性感体を刺激された阿求は、しゃっくりのような声を漏らした。
しかし本人は一切気付いておらず、筆の動きも乱れていない。
それでも性器をイジっていると愛液が徐々に吐き出され始め、ぬるぬるになってくる。
高級そうな手触りのショーツに愛液が染み込み、色が変わっている事だろう。
俺はショーツの股間の横から指を差し込み、今度は直接性器を触る。
「ぅっ……」
「阿求様、ぬるぬるですよ」
「……」
ショーツの上からでも肉厚で生暖かく、柔らかな大陰唇は進入した指を簡単に食い込ませた。
少し位置をずらせば割れ目へ指先が入り込み、左右から指が挟まれる。
愛液でぬるぬる秘裂は既に淫核を包皮から露出させており、性行為の準備は整っているらしかった。
柔らかな感触の中に少し固めの感触は新鮮で、俺は思わず重点的にイジり回してしまう。
「んぅ……!」
体勢の所為と、先ほど阿求の口の中に精液を出したので犯そうとも犯せない。
興奮は確かにあるのだが、どちらかと言えば悪戯している事に興奮しているようだ。
「胸も触りますね~」
「……」
陰茎を尻の谷間に挿入しつつ、阿求の背中に密着して腰を前後に動かしていく。
着物の清らかな肌触りは亀頭を優しく刺激し、反り立とうとする力は尻の谷間に僅かとは言え食い込んだ。
身体の前面で阿求の心なしか熱くなった背中を感じ、秘裂をイジっている方とは違う手で再び巨乳を持ち上げた。
「やっぱり重い……。なんか弾力も増しているような……?」
秘裂をイジられ、淫核すら弄ばれている阿求の身体は愛液を大量に流し、膣口を挿入されるべき陰茎を求めて小さく開閉を繰り返す。
胸に至っても性的な興奮で張りを増し、血流が良くなった所為で重さが増していた。
「厭らしい乳首ですね、阿求様。摘んで良いですか?」
「……」
「良いですよね」
返事が無いのを良い事に、俺は持ち上げた巨乳の先端を優しく摘む。
「ふぁ……」
途端に阿求から甘い吐息が吐き出される。
まるでグミのような感触は指先で摘んでいて楽しく、思わず胸本体の形が捻れてしまう程に強く捏ね回してしまった。
「んふぅ……」
結構強めの刺激であっても、阿求の身体は性的な興奮に支配されているらしく、甘い吐息が途絶えない。
秘裂でも愛液が駄々漏れになっており、少し奥へ手を差し込めば指先が自然と膣口へ導かれた。
愛液のお陰で何の抵抗もなく、と言うか膣口自体が歓迎するように指先を膣内へ迎え入れる。
軽く出し入れをしてみると、阿求は筆を動かしながら器用に腰を震わせた。
そうなれば陰茎にも着物が擦れる感覚が大きくなり、阿求の口内に出した精液が充填されるのが分かる。
「あ、阿求様! 精液がまた出そうです……!」
「……」
俺の意志を無視して上下に痙攣を始めた陰茎は、カウパー液で阿求の尻の谷間の着物を濡らす。
快感で思考が飛びそうになる中、俺は必死に巨乳を揉み、膣口に挿入させた指を出し入れさせた。
「っ……! っ……!」
速くなった膣口の刺激は、流石に阿求の筆を僅かに乱れさせる。
しかし許容範囲なのか、阿求の手は止まらない。
胸を興奮で張らせて乳首を固く尖らせ、膣口からは愛液が駄々漏れになっていても阿求は真面目に仕事を続ける。
阿求の頬も、胸と秘裂をイジられ、更には陰茎まで尻の谷間に挿入されて真っ赤になっていた。
射精が近付いた事で、俺の指は半ば無意識により激しく動いてしまい、阿求にも激しい快感を送る。
着物に包まれた尻、と言うか下半身全体は小刻みに震え始め、その小さな振動は巨乳を波打たせた。
「あぁっ! また、出ます! 阿求様!!」
「……んっ……んっ」
隠った喘ぎ声は断続的に速くなっていき、阿求は性的な興奮の余り汗を滲ませる。
俺は阿求から立ち上る汗と体臭を鼻一杯に吸い込み、腰と両手の動きを速めていった。
愛液で滑る膣口は、残り少なくなった理性で処女膜を傷付けないように気を付けている。
その分は腰の動きを速くして亀頭を着物で擦り、巨乳を乱暴に揉んだ。
指の間から胸の肉がはみ出る上に、尖った乳首すら指の間接で捏ね回す。
「あぁ! 阿求様のお尻に出ますよ!!」
「……ん……んん」
秘裂をイジりながら阿求の尻へ下腹部をぶつける俺は、性欲の赴くままに動き続けた。
そして股間から力を抜けば、精液が待ってましたとばかりに尿道を駆け上がる。
「あっ! あぁっ!!」
快感と共に阿求の着物を汚す俺の陰茎。
上に少女らしい小さな尻があるので上下運動は余り出来ないが、それでも精液は勢いよく阿求の膝の裏に向かって吐き出された。
射精の快感は膣口付近をイジっていた指にも力が入ってしまい、丁度鉤爪状になって膣内を引っ掛ける。
「んっ!? んんっ!!」
愛液を大量に流す程快感を溜め込んでいた阿求に指の刺激は強すぎて、俺の手には潮が断続的に吹き出された。
愛液で塗れていた着物は潮で更に濡れ、そのうえ精液を裏から吐き出された所為で体液が滴る程染み込んでしまっている。
射精の快感で思わず握りしめてしまった巨乳には赤い手形が付き、強く圧迫された事で乳輪が膨らんで乳首が丸く尖った。
「うっ……うふぅ……」
「……」
本来なら長く感じる射精であっても、流石に二度目となれば精液も量が少なく快感を感じる時間も短い。
それでも阿求を絶頂に導き、好き勝手イジり回す事が出来たので俺の満足感は大変良い物だった。
「ふぅ……気持ち良かったですか? 阿求様」
「……」
返事は当然ながら無いが、俺の両手には阿求の快感を示す証拠がいくつも残っている。
巨乳から手を離し、股に挿入していた手をも抜くと愛液と潮の混合液が掌全体を濡らしていた。
指の間には糸を引き、卑猥な匂いが漂ってくる。
わざと阿求の視界を遮るように手を持ち上げてみると、赤かった頬が更に赤さを増した気がした。
ともかく性欲をこれ異常ない程に満足させた俺は、尻の谷間から陰茎を引き抜いて阿求の背中から身体を離す。
それから陰茎を拭いていると、阿求がおもむろに立ち上がって着替え始めた。
「阿求様……?」
「……」
無言のままで仕事用の汚れても良い着物を脱ぐと、白い背中が露わになる。
膝の裏の部分には俺が出したばかりの精液が張り付いており、愛液と潮と共に着物の柄を体液で濃くしていた。
俺の目の前でショーツすら脱ぎ去ると、箪笥の前へ行ってショーツと着物を取り出して着替え始める。
現代人の俺と違ってサッと着物を着替えると、今度は俺の方を向いて言い慣れた命令を出してきた。
「汗を掻いたので脱いだ着物を洗濯場へ持って行きなさい」
「あっ……はい!」
もはや命令を受け慣れた自分が嫌になる暇もなく、阿求の命令に従ってしまう俺。
脱ぎ捨てられた着物と愛液に塗れるショーツを抱えると、俺は走れないなりに急いで洗濯場を目指すのだった。
△
数日後、俺は阿求の共として籠に揺られていた。
人里での遠出は、時代劇に出てくるような籠が一般的で、阿求も例によって籠で移動している。
ここでは長時間歩けない、走れない俺は流石に籠に乗せられた。
しかも嬉しい事に阿求と一緒の籠だ。
籠の前後から『えいほっ!』と掛け声が聞こえる中、背もたれ代わりとして阿求の後ろへ座っている俺。
前に阿求の口を犯してから数日経っているので、性欲は溜まっていた。
と言うか、溜めていたと言っても良いぐらいだ。
俺は阿求の後ろから巨乳をいきなり揉み解し、着物の前部を開いて乳首を弄ぶ。
阿求も数日振りに快感を伴う刺激を受けた所為か、すぐに乳首を固く尖らせていく。
心なしか成長した重さを感じつつも、乳首を引っ張っては離して波打つ巨乳を阿求の肩越しから見やる。
陰茎は既に固くなっており、俺は既にズボンを脱いで下半身を解放していた。
固く反り立つ陰茎は阿求の尻に密着し、柔らかくも弾力のある感触に刺激されて既に着物へカウパー液を染み込ませている。
胸をイジり回していた俺は早々に阿求の下半身へ手を移動させて、着物の裾を捲り上げた。
「……久しぶりだな」
「……黙って乗っていなさい」
「はい」
白い太股へ言ったつもりだったが、性的な言葉として認識されなかったようで、阿求に怒られる。
しかし、白く高級そうなショーツが見えてくるまで着物を捲り上げると、俺も機嫌が良くなってきた。
いつもはショーツを履かせたままでイジり回していたので、今日は少し趣向を変えて、完全に脱がしてみようと思うのだ。
そう思っている俺は乳首をイジっている巨乳から手を離して、阿求の高級そうなショーツを脱がしに掛かった。
「ごく……」
何気に初めて見る阿求の股間。
徐々に現れてくる白い下腹部に、陰毛は生えていない。
大陰唇はぷっくりと膨らんで肉厚な印象をもたらし、秘裂の端には淫核を隠す包皮が僅かにはみ出ていた。
俺は阿求の胸を掴んで身体を持ち上げると陰茎の上に乗せ、反り立つ力で秘裂に食い込むように座らせる。
阿求が両膝を閉じて行儀良く座っている所為で、丁度素股のような感じになった。
陰茎は大陰唇の柔らかさに上半分が挟まれ、秘裂の熱さを感じる。
少し動かすだけで大陰唇は肌を突っ張って形を変えた。
「おまんこ気持ちいいですよ! 阿求様!」
「……」
秘裂に食い込む陰茎を僅かに動かしながら巨乳を揉み解し、乳首を摘んでは軽く捻る。
「くぅ……」
多少自分の能力に慣れた俺の行動は乱暴になってしまったのか、阿求は痛みを含んだ声を漏らした。
それでも腰は小刻みに動かして大陰唇で竿を扱き、愛液を引き出していく。
刺激を受けた大陰唇も今まで散々イジられた経験から、少し陰茎を擦られただけで愛液が滲み始めた。
「うくぅ……!」
竿だけとは言え、陰茎を大陰唇に直接密着させるのは初めてであり、精神的な興奮が大きくなる。
胸を揉む力も熱が入り、弾力と柔らかさをじっくり味わうように指を動かした。
久しぶりの陰茎への刺激はすぐに精液を尿道へ送り、射精したい欲求がいつもより速く強くなる。
上半分が愛液に濡れた陰茎が痙攣を始めると、俺は亀頭を大陰唇に食い込ませて射精の準備をしていく。
愛液の滑りが亀頭にまで広がると快感も増大し、カウパー液にも精液が混じり始めた。
「くぅ……もうちょっと……!!」
「……」
阿求も大陰唇をイジられ、胸を露出させられた上に揉まれた所為で頬を赤くして無意識の羞恥心に心を浸す。
解放された巨乳は籠の振動で小さく跳ね、亀頭も大陰唇に食い込んだ。
「はうっ! もう駄目だ……!」
「……」
長く快感を味わっていようとしたが、久しぶりと言う事で限界も速くやってきた。
俺は亀頭を秘裂に食い込ませたままで腰の動きを止め、籠の振動だけで扱いて貰う。
限界が来た俺は、なるべく精液が秘裂に溜まるよう、腰の位置を調整して股間の力を抜いた。
「うっ!!」
「ん……」
射精と同時に阿求は秘裂に熱い体液を感じて声を漏らす。
快感と共に精液を吐き出した俺は阿求の乳首を摘み、激しく巨乳を揉み解してしまう。
「ひぐっ……」
殆ど無意識の行動であっても身体は自然と快感を求めているようだった。
小刻みに痙攣を繰り返しながら秘裂へ精液を吐き出す亀頭。
白濁した体液は秘裂の中へ僅かに溜まると、すぐに周囲へ漏れ出した。
俺は快感の余韻で思考を焦がしながら、稗田家に来て唯一取り上げられなかったデジカメを取り出して、阿求と俺の現状を写真として記録していく。
様々な角度から何十枚と痴態を撮っていき、俺が確かに阿求を汚したと言う証拠を残していった。
「ふぅ……」
「あぁ……」
狭い籠の中は性臭で充満しており、普通の大人ならば何が行われていたかは簡単に分かるだろうか。
ひとまず今回の目的を終えた俺は特別に阿求の後始末をしてやる。
胸を着物へ詰め込み、股間は精液を拭って乱れた着物の裾も綺麗に揃えてやった。
ショーツは俺のコレクションとして貰っておくとして、デジカメも懐へ隠す。
全ての後始末が終わった頃には阿求の目的地に着いたらしく、籠が地面へ優しく下ろされる感触が尻に伝わってきた。
「阿求様、到着したようですよ」
「一々言われなくても、分かっています」
「……」
籠の扉が開けられると、阿求は目的の商人の家に向かう。
俺も後に続き、懐に忍ばせた阿求の下着の温もりに優越感を覚えるのだった。
△
数ヶ月後。
商人の家に行った理由が判明する。
それは許嫁との婚姻。
稗田家と商家の間は援助関係にあり、切っても切れない関係にある。
商人に至っては『大』が付く程の富豪で、ある意味書物で妖怪や人などを記録するだけの稗田家にとっては恩すらある関係だ。
その息子との婚姻なら断れる筈もない。
稗田家の中でも祝いのムードが高まり、これで稗田は安泰だという声すらあった。
しかし当然喜べないのは俺一人。
今まで数々の悪戯を繰り返していたが、婚姻となると阿求から引き離されるかもしれない。
それは非常に困るので、ここまで残しておいた切り札を使う事にする。
「阿求様、ちょっと見て貰いたい物があるんですけど」
「……何ですか? 急に……」
いつもなら阿求が声を掛けるまで黙っている俺だが、今日に限っては積極的にならざるを得ない。
訝しげに見てくる阿求の目の前で、俺はおもむろに懐からデジカメを取り出した。
「それは……カメラ、のようですが?」
「これはデジカメって言って、カメラみたいにフィルムが無くても映像や写真が撮れるものです」
「あぁ、新聞屋が使っているものですね」
「まぁ、あれより便利なものですけどね」
「それで? 見て欲しいものとは?」
「これなんですけど……」
そう言って俺はデジカメの画面が見えるように、阿求の横へ座ってデジカメを再生させる。
「……なっ!?」
そこに写し出されたのは眠る自分が胸をはだけさせ、揉まれている姿が写しだされていた。
俺はデジカメを操って他にも阿求の痴態を続々と見せていき、遂には動画さえも見せる。
『阿求様のおっぱい気持ちいいですよ』
「こ……これは一体……!」
もくろみ通りに、直接俺が手を下さない状態であれば阿求は自分がされた事を正しく認識し、性的な悪戯をされていた事実を知った。
「貴方! こんな事をしてただで済むとーー」
「そうですね。結婚相手に知られれば大変な事になりますね」
「っ!?」
「相手は阿求様は身持ちが固いと思ってるでしょうねぇ?」
「……何が目的ですか?」
キッと睨みつける阿求は、やはりこう言うしかないのだ。
明らかな弱み、しかも結婚を目前とした状況で性的な悪戯をされたとなれば破談は目に見えている。
俺はおもむろに立ち上がり阿求を後ろから抱き締めると、胸を揉みながら悪魔の囁きを呟く。
「この動画を許嫁に見せられたくなかったら、最後の物を貰いましょうか」
「くっ……最後の……?」
「そう、処女ですよ」
「っ!!」
そう、俺が今まで悪戯しかしてこなかったのはこの時の為。
今までの恨み辛みを一気に吐き出すには、阿求が一番悔しがり、絶望する瞬間でないと意味がない。
「…………」
無言でデジカメの動画を見入る阿求。
それを見ながら俺は阿求の胸を揉んで、陰茎を小さな尻へ挟み込む。
身体をビクリとさせた阿求は歯を食いしばりながら、まさしく苦渋の決断という雰囲気で言葉を紡いだ。
「わ……かりました。貴方の言うとおりにしましょう」
阿求の言葉には絶望が宿り、横顔を見れば悔しそうに涙を流している。
俺は服の上から揉んでいた手を阿求の襟元に伸ばし、手を進入させ巨乳を直接揉んだ。
「ひっく……」
最初にデジカメで現状を認識させた所為なのか、性的な行為をしても阿求はしっかり認識している。
胸を揉まれる感触に対して、今まで以上に敏感な反応を返す阿求。
俺の手が胸を這い回る感覚が気持ち悪いらしく、早々に鳥肌が立つ。
着物と胸の間に手を差し込んだ俺は、乳首を指の間に挟める位置まで来ると、正面から感触を確かめるように指を動かしていく。
「……くっ」
指の間接では未だに尖っていない柔らかな乳首があり、その周辺を丁度良い大きさの乳輪が囲んでいる。
着物が煩わしくなった俺は、阿求の襟元を後ろから掴むと、一気に引き下ろした。
「っ!!」
後ろからであっても、ぶるんと大きく跳ねるのが分かる巨乳。
着物は二の腕辺りに下ろしたので腕を拘束する事となり、阿求は抵抗が益々出来なくなった。
再び背中へ張り付いた俺は、阿求の肩越しに巨乳を覗き込む。
「ほう……」
「くっ! 本当に最低ですね」
「俺がやられた事に比べれば、優しいものでしょう?」
後ろから覗き込み、体勢的に上から阿求が普段見ている光景で巨乳を見るとまた違った興奮が沸き上がってくる。
華奢な鎖骨から胸の大きな膨らみは極端で、先端の乳首に向かって丸みを帯びていた。
その巨乳を下からたぷたぷと手で跳ねさせれば、巨乳は卑猥に波打つ。
手は完全に巨乳の下へ隠れてしまい、乳首を触ろうとすると徐々に指先が見えてきた。
巨乳を持ち上げながら手を動かした所為で、胸の先端の方は指を食い込ませ、鳥肌で尖った乳首だけが卑猥に指の間から顔を出す。
「厭らしい乳首ですね」
「っ!? 言ってなさい!」
乳首を前へ引っ張ると釣り鐘状に形が変わり、巨乳特有の重さと柔軟性が見て取れた。
「痛っ……!」
「あぁ、すみません、阿求様」
強めに摘んでいた乳首を離し、元の形に戻る巨乳。
先端にある乳首は少し赤くなっており、今度は労るように指の指紋を使って撫で回す。
「んっ……」
「あれ? 気持ちいいですか?」
「そ、んな事、ある訳無いでしょう!」
気丈に言い放つ阿求であっても頬の赤さには明らかに性的な快感も含まれており、性感体である乳首からの刺激を身体だけは好意的に受け取っているようだった。
巨乳を強めに揉んでも指は胸の中へ沈み、阿求の体温と胸の柔らかさが感じられる。
先ほどからずっと揉んでいるが飽きは来ず、むしろ揉む程に陰茎は固くなって理性も消えていく。
「はぁ、はぁ、阿求様、つ、次はそこの柱に手を付いて、お尻を突き出してください」
「ぎりっ……」
遂に犯す気だと分かった阿求は心底悔しそうに歯軋りをした。
未だに悔し涙を流し続けており、その筋は首筋を伝って巨乳へと流れ落ちる。
俺に逆らえない阿求は素直に柱へ近付き、両手で掴んで俺の方へ尻を突き出した。
「そ、それで良いんですよ!」
興奮で言葉を詰まらせる俺も、阿求の後ろから近付き直し、着物の裾を一気に捲り上げる。
「ひぅっ!?」
突如無くなった下半身を覆う安心感が失われてしまった阿求が、悲鳴を漏らした。
出てきたのはいつもの高級そうなショーツで、よく見ればクロッチの部分が体液で塗れている。
「あ、阿求様、塗れてますね」
「なっ!?」
「おっぱいを触られて、んくっ、興奮したんですか?」
「そんな訳無いでしょう!!」
強く言い放つ阿求であっても身体の反応は隠しきれず、クロッチの部分が塗れているのは変わらない。
小振りな尻は屈辱と羞恥に震え、弾力のある印象で小さく波打つ。
「それじゃ、は、拝見させていただきます」
「この……!」
阿求はさぞ辛辣な言葉を向けたいのだろうが、感情が怒りに傾きすぎて言葉にならない様子。
それでも阿求は俺に逆らわず、大人しく柱に手を付き尻を突き出す。
俺は阿求のショーツを下ろしていき、クロッチと秘裂の間を繋いでいた愛液の糸を切った。
「ほう……」
「っ!?」
実際は何度も見ている性器であっても、阿求が意識している内に見るのは初めてだ。
わざと羞恥心と怒りを刺激するように感想を声に出す。
「毛が生えていませんね」
「放っておいてください!!」
大陰唇の回りには愛液のみが張り付いており、秘裂は小さく開いている。
ショーツを膝まで下ろした俺は両手の親指で大陰唇を開いた。
「ひぅっ!?」
認識している状態で性器を触られる感覚は、阿求にとって耐え難い嫌悪感を与えているだろう。
そんな事は知らぬとばかりに俺は片手で器用にズボンを脱ぎ去って陰茎を取り出した。
乳首をイジられただけで愛液を吐き出す程に敏感になった阿求の大陰唇は、触られているだけで性的な刺激と判断して膣口から愛液を吐き出す。
小さく開閉を繰り返す度に粘度の高い透明な体液が小陰唇の間を渡り、淫核へ落ちていく。
包皮を脱いだ淫核に光沢を与えた愛液は、後から来る愛液によって溜まっていって遂には畳へ落ちた。
「ごく……阿求様、エッチですね」
「ち、違っ!?」
性的な反応を示しているのは阿求自身にも分かっており、愛液が秘裂から零れる感覚も感じている。
その所為で羞恥心が刺激されてしまい、阿求は顔を俯かせるしかなかった。
反り立つ陰茎の根本を持った俺は水平にすると、亀頭を阿求の塗れる秘裂へ鈴口を向ける。
「い、行きますよ!」
「ごめんなさい……」
阿求の小さな呟きは婚約者に対しての物だろうと思った俺の興奮は、更に高まっていく。
鈴口からはカウパー液が滲むと、畳に落ちて染みを作った。
腰を進めた俺は、僅かに開いた秘裂へ鈴口を接触させる。
「ひぃっ!?」
流石に悲鳴を出してしまう阿求であったが、言われた体勢は崩さない。
徐々に腰を押し込めば亀頭の形に添って秘裂が更に開き、鈴口が膣口へ食い込んでいく。
「おぅ……!」
「くぅ……!」
初めて犯す膣口の感触は何よりも熱く、柔らかい。
しかし締め付けは強く、少しでも挿入から意識を反らせばすぐに弾かれてしまいそうだった。
処女のキツい締め付けに竿は曲がりそうであり、挿入はいささか困難であった。
それでも愛液の滑りは挿入を助けてくれ、カリの広がりさえも大陰唇は挟んでくれた。
膣口はメリメリと幻聴が聞こえそうな程に固く、阿求の拒絶の意思を表しているかのようだ。
そして愛液の力を借りた亀頭は阿求の膣内へ入った。
「おほぅっ!!」
「うくっ……!!」
陰茎で一番敏感な亀頭は膣内のヒダに迎え入れられ、阿求の意志とは別の動きを繰り返している。
愛液を流す程度には性的に準備の整った性器は、待ちに待った陰茎の進入に激しく蠢いて膣壁を押し付けてきた。
「き、気持ちいいですよ!!」
「痛ぅ……!」
俺の快感と違って阿求は処女の膣口を無理矢理広げられて苦痛を感じているらしい。
精神的にも、見下していた相手に逃げようのない弱みを握られ、犯される悔しささえもあるみたいだった。
処女の膣口にとって最大の障害だったカリが膣内に入ると、後は太さが一定の竿だけであり、俺は陰茎の根本から手を離して阿求の小振りな尻を掴む。
柔らかく肉付いている向こうには筋肉の感触があり、指を食い込ませると確かな弾力が感じられた。
揉めば揉む程に指への反発を受け、尻の表面は厭らしく形を変える。
亀頭が進めば処女膜の抵抗が鈴口に感じられるも、俺は構わず腰を突き入れた。
「ふぐぅ!?」
破瓜の衝撃は阿求の俯いていた顔を跳ねさせる程のもので、髪が振り上げられた所為で阿求の使っている石鹸の香りが漂ってくる。
処女膜を破られた膣内は蠢きを強め、亀頭にヒダを押し付けてくる膣壁。
ぐにゅりと形を変えるヒダは、乾いた亀頭に愛液を塗りながら、代わりにカウパー液を舐め取った。
「うぐぅ……!!」
破瓜を迎えた阿求の身体は一層強ばり、柱を掴む手に力が入っている。
その力は膣内にまで伝わり、今まで以上に強く陰茎を締め付けてきた。
亀頭は狭かった膣内をカリで拡張し、力の入る膣壁とは逆の力で胎内を進んでいく。
「ぐぅ……!!」
拡張される感覚は阿求に苦悶の声を出させ、強ばる全身は更に固まる。
お陰で膣内の締め付けも強くなり、陰茎を進める程に拡張する感覚は強くなった。
ぬるぬるの膣内では阿求の力の限りの抵抗など無意味で、陰茎は根本まで挿入しきる。
「おぉ……!! 気持ちいいですよ! 阿求様!」
「うくぅ……!」
俺の歓喜の言葉に反応を返す余裕がないのか、阿求は辛そうな声を漏らすだけ。
下腹部では阿求の小振りな尻が潰れ、掴んでいる手のひらと一緒に小さな快感を送ってくる。
鈴口では子宮口の感触があって、強く締め付けても柔らかなヒダとは違う固い感触が返ってきた。
膣内の許容量をほぼ越えた所為で、胎内に溜まっていた愛液は卑猥な音を立てながら膣口から逆流してくる。
「あぐぅ……!!」
処女だった膣内はやはり狭い。
そこを力ずくで拡張していく感覚は、睾丸から上ってきそうになっている精液の粘度を高めてくれそうだ。
阿求の意志とは別に陰茎を出迎える準備を整えていても、初めて異物を迎え入れるのは辛いらしい。
苦痛の声を聞きながら挿入しきった陰茎にはヒダの蠢きが表面を舐め、膣壁が強く締め付けてくる。
腰を動かさなくとも膣内が動き、積極的に快感を俺へ送ってくるようだった。
「ひ、引きますよ」
余りの快感に言葉を詰まらせる俺に、阿求は特に答えもせずに苦痛に耐える。
「ひぐぅ……!?」
いくら苦痛に耐えようとも愛液が流れる程度には性行為の準備を整えている所為で、阿求が戸惑う程度に快感がもたらされているようだ。
陰茎が引かれていけば膣口は竿に付いて秘裂から顔を出し、膣内ではカリがヒダを翻弄しながら子宮口から離れる。
カウパー液は確実に残され、陵辱の証として膣内を汚していた。
腰を引く為に小振りな尻を掴んでいた俺は、無意識に指を動かして揉む。
カリが出そうになるまで腰を引くと、今度はゆっくり膣内を味わうように押し入れていく。
「おふぁ……!」
「んぐぁ……!」
鈴口の前には強く締まったヒダが立ちふさがり、そこを拡張していく感覚は最初より幾分楽だった。
しかし処女の締め付けは未だに名残を残し、陰茎を強く刺激してくる。
蠢く膣壁を拡張しつつ、ヒダをカリで翻弄しながら奥へ突き進ませると再び子宮口にたどり着く。
「くはっ!?」
最奥を突かれた阿求も呼吸を勢いよく吐き出し、頭は目前にある柱へ向かう。
再び阿求の胎内の全てを犯した俺も、今度は勢いを止めずに腰を引き、再度腰を突き入れてピストン運動を開始した。
「ふっ、はっ、うっ!!」
「はくっ! んくっ! うぁっ!」
何度も子宮口を突き上げられる所為で膣内は徐々に拡張されていき、陰茎の形に添って広がっては亀頭の形に添って閉じていく。
当然ながら駄々漏れになっているカウパー液は膣内を汚し続け、カリによって掻き出される愛液も淫核を通って畳へ落ち続けた。
小振りな尻は俺の下腹部が衝突する度に小さく波打ち、掴んでいてもその衝撃は抑えきれないらしい。
「んっ、んはっ、あぁっ!!」
「ひぐっ! んぐっ! あくっ!」
阿求も徐々に激しくなるピストン運動の反動に身体を支えきれず、前後に揺さぶられる。
押さえきれない反動は下へ卑猥に垂れ下がっている巨乳を1拍遅れて前後へ揺らし、胸と胸がぶつかるペチンペチンとした音が聞こえてきた。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
興奮の頂点にいる俺は阿求の背中に伸し掛かると、前後に揺れる巨乳を掴んだ。
「んはぁっ!?」
膣内を犯される快感が大きくなっている最中に、胸から、そして乳首からの刺激を受けた阿求は戸惑いを含めた嬌声を上げる。
揉み込んだ巨乳は乳輪から乳首が膨らんでおり、心なしか能力で認識されない状態で摘んだ時よりも固くなっている気がした。
手と陰茎、そして下腹部にぶつかる小振りな尻から感じる感覚が全て快感となり、俺の快感は急速に絶頂へ上っていく。
「お、おほぅっ!! で、出そうです!」
「っ!? だ、駄目です! せめて、うぐっ!? 外に!!」
阿求の懇願は尤もだと思考の端で考えるが、既に俺の脳内は性欲と快感に犯されている。
もはや膣内、しかも子宮口に出す他には考えはなく、阿求の懇願は無視する事にした。
「で、出ますよ!!」
「だ、駄目です! あぐっ!」
そして俺は肩越しに振り返って何とか抜いて貰おうと懇願する阿求を無視し、巨乳ごと身体を抱き締めながら腰を一番奥へ突き入れた状態で動きを止めた。
「うぅっ!」
俺の意志を無視した上下の痙攣を繰り返しながら精液を吐き出す陰茎は、鈴口を子宮口に擦り付けながら体液を流し込んでいく。
胎内の一番奥深くで熱い精液を受けた阿求は、頭を振り上げて腹に広がる熱い感覚に悲鳴を漏らす。
「あひぃっ!?」
精液を感じた膣内は小刻みに痙攣を繰り返し、阿求が絶頂に達した事を知らせてくれた。
最奥まで挿入した状態であっても秘裂から潮を吹き出して、阿求の小さな腰は上下に動く。
「おっ! おぉっ!」
「あひっ! ひぃぅん!!?」
陰茎の上下の痙攣と反対に動く阿求の腰。
その所為で鈴口から吐き出される精液は、より子宮口に擦り付けられる。
「ふぅ……」
「ひぎっ、ひぐっ……」
精液を吐き出される量が徐々に減っていくと、阿求は本格的に泣き始めた。
肩でシャックリを繰り返し、涙は儚く落ちて畳を濡らす。
俺は征服感で背筋をゾクゾクと震わせ、また腰を動かし始める。
「っ!? も、もう、止めてください!」
「い、いえいえ、もう少し付き合ってくださいね」
「そ、そんな……!!」
そして俺は抜かずの二発目に入るのだった。
△
阿求が婚約者と目出度く結婚した後も、阿求は相変わらず俺の陰茎を突っ込まれている。
婚約者は婿養子として稗田家に入ってきたので、阿求はそのまま稗田の家に住んでいた。
しかし使用人が居るので念の為に、俺は人気のない所で阿求を犯す日々を送っている。
「ひん! ひん! ぁぅ!!」
「何度、犯しても、はぁ、気持ち良いですね!」
「も、もう止めてください!」
トイレで犯すのは流石に汚いと思う阿求は、いつもよりも拒否感が強い。
しかしそれが逆に膣内の動きを活発にして、陰茎を責め立てる。
俺も腰の動きを速め、阿求の子宮口を突き上げ、精液を放った。
「ふぅっ!!」
「ひぃっ!? ま、また! イくぅっ!!」
終わり
6月になってしまったので現状報告
まず最初に、依頼小説が遅れて大変申し訳ありません。
しかし確実に消化していくのでご安心くださいませ。
もちろん力の限り書かせて頂きます。
おまけもあるよ!
って言うか、おまけってどの程度書けばいいのかな?
ワンシーン?
△
先月は思った以上に依頼小説の悪戯描写に時間が掛かってしまったのです……。
その所為で遅れてしまいまして。
本当に申し訳ありません。
当然ながら依頼者さんの方にも罪はありません!
全ては私が遅筆なのが悪いのです。
△
突然ですが、私の小説って当たり外れがあると思いません?
私としては全て持てる文章力を駆使して書いているつもりなのですが
グダグダになってたとかコメントで頂きまして、どれの事やら……?
……あれか?
前にしつこい注文でイラついて適当に書いたエピローグの事かな?
だとしたら反論は出来ませんが、どれの事だろう?
△
とにかく今月は依頼小説の消化を最優先で致したいと思います。
本当なら依頼を受けた時点で最優先にするべきだったのですけどね……。
今月はこんな感じで進めたいと思います。
依頼小説の方は、掲載許可を貰っているので今日か明日載せたいと思います。
(エロシーンリンク面倒臭いなぁ……)
しかし確実に消化していくのでご安心くださいませ。
もちろん力の限り書かせて頂きます。
おまけもあるよ!
って言うか、おまけってどの程度書けばいいのかな?
ワンシーン?
△
先月は思った以上に依頼小説の悪戯描写に時間が掛かってしまったのです……。
その所為で遅れてしまいまして。
本当に申し訳ありません。
当然ながら依頼者さんの方にも罪はありません!
全ては私が遅筆なのが悪いのです。
△
突然ですが、私の小説って当たり外れがあると思いません?
私としては全て持てる文章力を駆使して書いているつもりなのですが
グダグダになってたとかコメントで頂きまして、どれの事やら……?
……あれか?
前にしつこい注文でイラついて適当に書いたエピローグの事かな?
だとしたら反論は出来ませんが、どれの事だろう?
△
とにかく今月は依頼小説の消化を最優先で致したいと思います。
本当なら依頼を受けた時点で最優先にするべきだったのですけどね……。
今月はこんな感じで進めたいと思います。
依頼小説の方は、掲載許可を貰っているので今日か明日載せたいと思います。
(エロシーンリンク面倒臭いなぁ……)
桜咲刹那、常識変換・洗脳
ガタンゴトンと電車特有の振動が乗客の脚を刺激する中、一人の男は満員の車両の中で快適な空間を満喫していた。
他の乗客が帰宅ラッシュの真っ直中で窮屈な思いをしている所に、男の周辺だけ変に空間が開いている。
しかも誰もがその空間に入ろうとはせず、まるで結界か何かが存在しているかのようだった。
「ん~、今日も学園の結界は問題なしっと」
電車の長椅子に一人だけ座る男は周りを見回して満足気に頷く。
満員電車で不自然な空間の中心で呟く男こそ、この現象の犯人である。
男はここ、麻帆良学園を覆う結界に干渉し、面倒事を嫌って自分が魔法を使える事実をひた隠しにしていた。
しかし、漫画と違って現実に変わりないので、イレギュラーである男が居る所為で未来が変わってしまっても困る。
仕方なく原作の監視をしているが、今の所は問題なくストーリーが進んでいるようだった。
「……これなら俺ものんびり出来るな」
男は完璧な万能型魔法使いと言っても良いぐらいに多種多様な魔法を使えるものの、原作に介入しようとは欠片も思わない。
何せ『立派な魔法使い』に潜在的な拒否感を持っている所為で、余り関わらないように気をつけているのだ。
前世を含めて今生でも人畜無害そうな人間であったが、内面は女を屈服させて犯したい欲求を常に渦巻かせている。
人助けに力を使う人格には程遠い。
幸いに見人当たりは良かったので、心の中は誰にもバレる事はなかった。
転生に在り来たりな原作の最強を越える力を貰ったが、男本人はそれを自分の為に使う事へ集中し、むしろ他人の為に力を使おうとする原作キャラ達の方が、おかしいと思い始末。
自分の内心を含めて魔法の力さえ人目に付かせず、魔法関係者からすら、ただの一般人を演じきっている。
それでも何でも出来るという欲望を募らせる男は、この世界で欲望のままに動こうと決めていた。
学園の結界をイジったのもその一環で、学園長を含めて結界内に居る全ての人間に暗示を掛けられるようにしている。
満員電車で男の周りだけ空間が開いているのも、成果の一つだった。
「ふぅ……放課後のラッシュ時はこの快適さがないとなぁっと」
男はニヤニヤと自分の優位性に満足しつつ、周りで固まっている女子中学生の胸を触ったりしていた。
「っ!?」
「どうしたの?」
「う、うぅん、何でもない」
友人が身体を大きくビクリと動かした所為で、異変を感じ取った女子中学生が心配そうに言葉を掛ける。
当然ながら男の犯行だとは思われてないので、女子中学生は謎の現象に戸惑うばかり。
胸を触ったのも真正面からであり、その正面には友人が居る。
その友人は両手に鞄を持っているから、手は動かせないと知っている女子中学生も不思議に思うのだった。
「やっぱり青い果実は良いよなぁ……。くくく」
更に言えば男の周りを囲んでいるのは女子中学生ばかりであり、美少女を中心に侍らせている。
男は間近で女子中学生の匂いを嗅ぎつつ、胸や尻を触り捲っていく。
「ひゃっ!?」
「きゃぁっ!?」
「な、なにっ!?」
「あっ!?」
「触られたっ!」
「また、やられた……」
「くっ……」
「いつ触っても面白い反応を返すな」
麻帆良の女子中学生は多少の異変は笑って流すものの、痴漢に遭えば大きな反応を返す。
普通ならば触られた恐怖で言葉も出さずに震える年頃であっても、流石は麻帆良と言うべきか、リアクションも大きかった。
なるべく乳首や肛門を目指して触っているのもあるだろうが、反応は様々でありながら触る側としては面白い。
「おっ……。あれは」
見つけたのは原作の重要人物の一人である<近衛 木乃香>。
周りには名も知らぬ友人らしき女子中学生が居るので、恐らくは部活関係の人脈だろうか。
「と、言う事は……」
満員電車で窮屈な思いをしながらも、楽しそうに会話をしている木乃香の周囲を探せば、簡単に目的の人物を発見できた。
「居た居た……」
木乃香から見えない位置に陣取り、睨みを利かせるようにして満員電車に揺られるのは<桜咲 刹那>
近衛木乃香の護衛として派遣されているものの、学園長から良いように扱われている哀れなキャラである。
特徴的な髪型は左側だけポニーテールのように纏められ、丁度肩の辺りにまで毛の先が掛かっていた。
木乃香の方へはチラチラと視線を送っているが、その視線は睨みつけるようであり、逆に目立っている所為で刹那が目的とする、隠れて護衛は余り意味をなしていない。
満員電車なので頭の方しか見えないが、きっと身体も引き締まっている事だろうと思う。
最近普通の女子中学生ばかり悪戯していたので、幾分飽き気味になっていた所だ。
ここは一つ、原作キャラに手を出して気を取り直そう。
「よいしょっと……」
腰を長椅子から持ち上げると同時に、学園を包む結界に干渉する。
内容は暗示で『電車内で起こる事に何があっても驚かず、当然の事と気にしない』と言うものだ。
しかし、それでは目的の人物の反応が楽しめないので、刹那以外、と言う条件を付けておく。
その刹那へ掛ける暗示は二つ。
内容の一つは木乃香に関したもので『木乃香の平穏を守るのが自分の使命であり、どんな行為をされても我慢しなくてはならない』
それと痴漢プレイを楽しむ為に『快楽を感じやすくなる』とした。
男は乗客を遠ざけていた、ある意味の結界を解くと適度な人混みを演出する。
女子中学生の身体を触りつつ興奮を高めていき、刹那の後ろへ張り付いた。
刹那の視線は相変わらずチラチラと木乃香へ送られており、仲良くしている部活の仲間へ若干の嫉妬さえ感じる。
そんな緊張感を持っている刹那の背後に陣取り、華奢に見える腕へ手を伸ばした。
「っ!?」
暗示の効果の外に居る刹那は、先程移動中に身体を触った女子中学生とは違って身体を強ばらせる。
瞬時に痴漢である男の方を見て睨みつけるも、木乃香に護衛している事がバレてはいけないと思いこんでいる所為で直接的な行動には移してこなかった。
触った腕の感触は、女子中学生ながら筋肉のしなやかさを残しつつも引き締まっており、細くも頼もしい印象を受ける。
次に手を伸ばしたのは刹那の脚。
決して尻を触らないように、体格的に少し厳しいが僅かに上半身を屈めて太股を触る。
「……っ!」
スパッツに包まれた太股も腕と同様に引き締まってはいるものの、女子中学生らしい華奢な感触を受けた。
少し力を込めて触れば太股の弾力は容易に指を押し返す。
僅かに屈めば男の顔は丁度刹那の首筋に入り込み、まるで吸血鬼が血を吸うような位置に当たった。
「す~……は~……」
「くっ!?」
自分の体臭を嗅がれていると音と首筋に走る、男の鼻息を感じて本格的に痴漢に遭っていると認識する刹那。
鳥肌を立たせる刹那であっても、木乃香に気付かれる危険性を重視して抵抗などは一切してこなかった。
窓越しに映る男の顔を睨み、僅かに滲み上がってくる快感に頬を赤くする。
同時に屈辱感も感じているらしい刹那は、歯をギリッと鳴らして悔しそうに表情を歪ませた。
太股もそれに伴って緊張感を増し、力が入った所為で弾力が強くなる。
それでも男は触る事は止めず、スパッツと太股の境目に指を入れてサラサラの感触を楽しんだ。
存分に刹那の体臭と太股の弾力、それから腕の折れそうでありながらも鍛えられた感触を楽しんだ男。
次に目を付けたのは、やはり慎ましやかに膨らんだ胸。
麻帆良学園の赤い制服を押し上げる胸は、刹那が呼吸をする度に大きく持ち上がる。
しかも今は屈辱に耐えている状態なので呼吸は荒く、胸の動きも通常よりは早くなっていた。
「くくく……」
「っ!?」
明らかに反応を楽しんでいる様子の男に、刹那はキッと鋭い視線を叩きつける。
男はおもむろに刹那の手足から手を引くと、揺れる胸へ向かわせた。
「!?」
刹那も男の目的に気付き、息を飲んだ。
驚きと戸惑いで眼を丸くしている刹那に構わず、男は制服のジャケットとカッターシャツのボタンを外していく。
徐々に露わになっていく白い素肌。
更に言えばブラも簡素な白い物であり、それが逆に露出してくる胸の白さを強調しているかのようだった。
全てのボタンを外し終えると、男は制服の中心に出来た隙間から手を差し込んでブラの上から刹那の胸を揉んだ。
大人の掌に収まる程度の胸は柔らかく形を変え、なおかつ成長を感じさせる固さもあった。
ブラの内側では乳首が擦られ、明らかな快感となって刹那を襲う。
余っていた手はスカートの中へ差し込んで、スパッツに形を強制された尻までも揉み解す。
胸と違って全体が引き締まり、触られた事で緊張に固くなった尻を片方だけ揉む男。
手が動けばスパッツは僅かにズレてしまい、快感を感じやすくされた身体は秘裂を擦るクロッチの感触で更なる快感を受け取った。
ここまで来れば刹那も事態の重要さに気付き、戸惑いと共に声を上げようと口を開く。
「ちーー」
「あの娘、君の友達でしょ?」
「ーーっ!?」
男が窓越しに刹那へ視線を合わせ、顎で指し示した方向には木乃香の姿。
親愛の情を抱いている存在を改めて認識させられると、出そうになった悲鳴は刹那の手によって抑えられた。
「ーー!」
その隙に男はブラのフロントホックを外して、胸を露出させる。
ぷるんと反動を僅かに見せ、若干左右へ広がった胸はガラスを鏡にして男へその姿を見せた。
身長がだいぶ違うのでガラスに胸が映ったのを確認した男は、刹那の肩から覗き込むようにして身体を密着させる。
「綺麗なおっぱいだね」
「ひっ!?」
耳元で囁かれる声は息が耳を触り、刹那に拭いきれない本能的な嫌悪感を沸き上がらせた。
胸を露出させた男はそれだけでは満足せず、スカートさえも捲り上げる。
「きーー!?」
「友達にバレても良いの?」
「ーーっ!!」
スパッツを履いているとは言え、下半身を故意に露出させられるのは刹那に悲鳴を出させようとした。
しかし男の囁きの内容を聞いて、再び口に手を当てて声を飲み込んだ。
這い回る男の手は胸をゆっくり揉み解し、乳輪の境界線に沿って指を動かす。
ピンク色の乳首は男の指の動きに沿って向きを変え、胸本体も凹んだ。
暗示で性的に敏感な身体にされた所為で、刺激は大きな快感となって刹那に送られた。
「んっ!? んっ……!」
周りの乗客に気付かれないよう、口に手を当てて何とか声を抑えようとする刹那。
しかし快感に伴う鼻息は抑えきれず、瞼は閉じられて眉は切なそうに顰められた。
刹那は自分の身体に走る快感を受けて戸惑い、その事実に信じられないと言う気持ちが沸き上がる。
何とか快感から逃れようと身を捩らせるも、男は木乃香へ視線を送って周りに聞こえない声量で呟いた。
「逃げたら続きは友達にして貰おうかなぁ?」
「っ!? くっ!」
嫌悪感と快感が混ざった刹那の身体は、触られる刺激に対して敏感に反応を返し、乳首は尖りつつある。
刹那は木乃香にこんな事を経験させる訳にはいかないと、必死に迫り来る快感を戦っていた。
「んっ!?」
男は乳輪をイジり回し、尖った乳首を指の指紋を使って弄ぶ。
乳首を刺激される程に刹那は身体を小さく前後に動かす。
小さくても胸なので、胴体が動けば可愛らしく揺れた。
乳首を一通りイジると、下から胸を持ち上げるようにして揉み上げる。
指をやわやわと動かしながら芯のある胸の感触を楽しみ、僅かとは言え食い込んで、羞恥で上がった体温と激しくなった鼓動が男の手に送られた。
「んんっ!!」
電車の中で胸を丸出しにされた羞恥心は女子中学生には衝撃的であり、心臓の鼓動もかなり早くなっている。
快感においても乳首からの刺激は確実に刹那の身体を蝕み、興奮で触っていない方の乳首まで立ってきた。
男も胸だけでは満足しておらず、胸を片手で揉みつつもスパッツを履いた下半身へとターゲットを増やす。
男の掌が身体の側面を撫でつつ手を下げていけば、下半身へと到達して捲り上げられたスカートの中へ入った。
「ひぅっ!?」
太股を撫でた手は前方から股間へ到達し、すぐ上の下腹部に到達してスパッツを下げに掛かる。
ショーツごと下ろされては刹那も身を強ばらせてしまい、年齢に違わない反応を見せた。
「ひぃっ!?」
膝まで下ろされたスパッツとショーツを確認した男は、解放された刹那の股間へ再び手を持って行く。
「んくっ!!」
直接触った性器の感触は男に熱い印象を与え、同時に胸よりも柔らかな感触を返した。
大陰唇を覆うように手を上から被せ、中指を曲げて秘裂をイジる。
「んふぅっ!?」
口に手を当てている所為で隠ってはいるが、刹那からは明らかな快感と取れる声が漏れてきた。
男は刹那の羞恥心と快感を受けた事実を明確にする為、少し身を屈めて耳元で囁く。
「声を出したら駄目だよ」
「っ!?」
自分が漏らした声に信じられないと眼を丸くして、肩越しに顔を男へ向けた刹那。
顔の向きが変わったので刹那の口から手は放れてしまい、唖然とした様子で僅かに開かれている。
男は迷わず刹那の唇にキスし、開いた口の間から舌を差し込んだ。
「んむっ!?」
刹那は何気にファーストキスを大切にしていたものの、望まぬ形で男に奪われた事実に眉をひそめて苦悩する。
しかし乳首と秘裂をイジる手は止まる事を知らず、刺激し続けた。
尖った乳首からの刺激は勿論の事、秘裂をイジられる快感は刹那の身体に溜まり続け、腰を軽く突き出して前後に痙攣させる。
「んっ!? んんっ!!」
軽い絶頂に達した悦声は直接男の口内へ送られ、差し込まれた大人の舌が事もらしく小さな舌を絡め取った。
少しだけ刹那の可愛い舌を味わい、口から唾液の糸を繋げながら男が顔を離し、刹那の羞恥心を更に煽る。
「気持ちよかった?」
「んはぁ……はぁ……」
視点の合っていない刹那の目の前へ、絶頂で愛液に塗れた手を持ってくる男。
「友達が近くに居るのにこんなになるなんて、君ってエッチなんだね」
「そん、な……」
事はない、とはとても言えない状況。
男の手には確かに快感を受けた証があり、指の間を卑猥な愛液で繋がっている。
目の前に持ってこられた所為で匂いすら明確に刹那へ送られ、羞恥心は天井知らずだった。
その間にも乳首は捏ね繰り回されており、愛液も徐々に量を増していく。
男は次の段階として回りの乗客を操ると、刹那と男の回りに壁を作らせた。
窮屈だった電車の中に突如として人の圧迫感が無くなった事へ、刹那は恐る恐る男へ視線を向ける。
「味方は居ないよ?」
その言葉を受けて弱気になった刹那は、回りへ助けを求めるような視線を送った。
しかし二人を囲む誰もがあえて背を向けている状態である事が、刹那の絶望を後押ししてしまう。
「友達はここで降りるみたいだけど、君も逃げるなら友達に変わって貰おうか?」
「うっ!?」
もはや絶望の真っ直中にいる刹那であっても、木乃香の幸せな平穏を守るという暗示は効いている。
部活の友達と笑いながら電車を降りる木乃香の背中を、寂しそうに見送った。
そんな心中を知る男は再び手を刹那の股間へ下ろし、愛液を滴らせる秘裂へ指を食い込ませる。
「んっ……」
前後に動かせば、感じやすい身体になっている刹那の身体は心の中を無視して快感に愛液を漏らした。
ぬるぬるの秘裂は快感の余りに、包皮を被っていた淫核を露出してしまう。
木乃香の平穏を守る為とは言え、大切な人に痴漢にあっている現状を気付いて貰えない、ある意味の勝手な絶望感が刹那を襲った。
それでいて身体は未だに快感を溜め続け、乳首は尖り淫核は更に固さを増す。
抑えきれない快感と、見捨てられたと勝手に思った絶望感。
諦めと共に痴漢にあって強ばった身体からは力が抜け、自分が犠牲になってやり過ごすという言い訳を心中で放つ。
視界から木乃香が消えると眼を閉じ、完全に受け入れる体勢を取った刹那。
「くくく、おい」
刹那が抵抗を諦めた事を、身体をイジっていた感触で認識した男は、密かに一体だけ作っておいた分身を呼ぶ。
念の為に刹那の両手を掴ませると、完全に抵抗できないようにさせた。
「くっ!?」
刹那も男に仲間が居たのは分かっていたが、直接手を出してくるとは思っても見なかった様子。
両手を封じられた刹那の身体は一瞬だけ再び強ばったものの、既に現状から抜け出すのを諦めているので緊張はすぐに解かれた。
本体の男は乳首を両手で摘むと本格的に揉み始める。
「柔らかいね」
「……」
「けど、まだ成長はすると思うよ?」
「……」
諦めの境地には入った刹那は何を言われても、表面上は無表情を保っていた。
しかし身体は正直であり、性感体を刺激された所為で白かった身体は興奮で赤みを増していく。
乳首も痛い程に尖り、男の指からの愛撫を受け入れていた。
胸を揉み解される度に快感が刹那の股間へ走ると、僅かに前後へ跳ねて反応を見せる。
ピンク色の乳首は男によって摘まれては胸に押し込まれ、胸とは違った固い感触を指へ返した。
「んっ……」
刹那の漏らした声を聞いて興奮を高めた男は、あくまで冷静を保って乳輪の縁に沿って指を動かす。
それから円を描きつつ胸の頂点から胴体との境目まで指を這わし、上下左右に向きを変える乳首の様子を楽しんだ。
「ふぁ……」
自己犠牲を免罪符に快感を受け入れつつある刹那が、思わず甘い声を漏らす。
愛液で塗れている指で乳首をイジった所為で、片方だけが卑猥な光沢を得ていた。
男は芯がある胸をイジり回すと、次の目標に向かって手を再び下ろす。
しかし今度は下腹部ではなく背中の腰を手が這い、スカートを捲られて剥き出しになっている尻へ到達した。
「ふっ!?」
てっきり尻を揉まれると思っていた刹那の考えとは違い、いきなり尻の谷間に手を入れられて肛門を触られる。
縦に入れられた手を横へ向きを変えると、自然に尻の谷間が左右へ開き、肛門が電車内で露出していた。
その肛門に男は指を接触させ、皺の一本一本を確認するように動かしていく。
「んふぁっ!?」
普通なら痴漢以上に嫌悪する感触であっても、敏感な刹那の身体は嫌な刺激でさえも快感に変換された。
しかも肛門を這う指は徐々に指先を食い込ませていき、明らかに拡張する意図を感じるも、その感覚さえ大きな快感として受け取る。
刹那自身は肛門をイジられ、更には他人に触られる嫌悪感で信じられないと言う感情も心中にはあった。
「な、何を!?」
慌てて後ろから触ってくる男へ振り返った後、無意識に周囲へ助けを求める視線を巡らせる刹那。
拒否しようにも括約筋は指の力に適わず、指先を徐々にめり込ませていく。
なまじ愛液という滑りを得ている所為で、進入してこようとする異物には抵抗できなかった。
「は、入っ!?」
第一関節まで指が入ってしまうと括約筋は強く締め付けを返す。
男は肛門に指を突っ込んだまま、刹那の前へ回り込む。
「どうかな? 初めての感覚は」
「くっ! き、貴様……!!」
先ほどの軽い絶頂の余韻は未だに残っており、刹那は完全に表情を引き締められていなかった。
前へ回った男を睨みつけながらも何処か欲情を漂わせ、肛門からの刺激で若干蟹股になっている。
刹那の肛門を前後に動かしつつ指を出し入れする男は、欲情を隠しきれない勝ち気な様子に陰茎を固くさせた。
秘裂は身を守る為の反射的な反応として愛液を滴らせては、肛門からの刺激を快感として変換する。
「んふぁっ……! っ!?」
刹那も肛門からの刺激を受けて自分が甘い声を漏らした事に、口を押さえて戸惑いの表情を浮かべた。
男はそんな刹那の反応を楽しみながら、ズボンを脱いで陰茎を取り出す。
「っ!? 何を!?」
「何って、もう限界だからね」
「は、離せ!」
どれだけ力を入れようとも、まるで普通の女子中学生のようにか弱くなってしまっている刹那。
身を捩らせる度に露出した小さく膨らんだ胸は揺れ、尻も固さを感じる動きで肛門に指を突っ込んでいる男の手を叩いた。
身長差があるので、このままでは入れられないと判断した男は分身に刹那の片足を持ち上げるようにイメージを送る。
「ひぅっ!?」
膝まで下ろされていたスパッツとショーツを完全に脱がせた分身は、そのまま片足を上げてI字バランスのように刹那の体勢を変えた。
「や、やめーー!!」
スカートは完全に捲り上げられ、電車の中で性器と肛門を晒す事になった。
恥ずかしいという思いが強く表面へ出てしまい、顔を真っ赤にさせる。
しかし顔の赤さも、男が肛門から指を抜いて陰茎を刹那の性器に食い込ませた時点で、青ざめたものに変わった。
同時に分身が肛門へ陰茎を合わせた感触を受けた所為で、正気を取り戻す。
「そ、そっちは違う!!」
秘裂に関しては事前の知識があって辛うじて理解は出来るものの、肛門に関しては知識の外にあるので、咄嗟に肩越しに後ろを向いて違うと言い張る。
「違わないよっ、と!」
「ひぎぁっ!?」
男が声を強めると同時に前後の孔を陰茎が犯し、一気に根本まで挿入しきった。
肛門を占領する圧倒的な違和感と、膣口を膣内を拡張される感覚は刹那の身体を大いに驚かせる。
処女喪失としては最悪の状況であっても、快感に敏感になっている身体は全ての違和感を快感として変換していた。
「ひっく……うぅ……」
犯させる絶望感と身を焦がす快感の間で、どうして良いか分からず刹那はついに泣き出してしまう。
肛門の違和感と破瓜の痛みを含めて、快感になっているので気持ち良くはあるが、残った理性が感じた事のない感覚を否定しようとしているのだ。
入れているだけでは満足できない男は一人の少女を征服した達成感に陰茎を震わせた。
「動くよ」
「ま、待って……っ!?」
快感によって愛液が溢れる膣内から、膣口を引きずりつつ竿が姿を現してくる。
肛門でも同じくして括約筋を引きずりながら、分身の陰茎が出てきた。
男は分身と感覚を共有しているお陰で、膣壁が快感の余りに歓迎してくる感触と腸内の等間隔で並んだヒダの感覚を同時に味わっている。
膣内では愛液で滑るヒダをカリが削り、掻き回す。
ぐにゅりと蠢く感覚は男の陰茎に多大なる快感を送った。
精液混じりのカウパー液は刹那の幼さを残す膣内へ残され、残った体液は確実に子宮を目指し始める。
「んぐぅ!?」
「おぉ、気持ち良いよ!!」
「あがぁ!!」
興奮の余りに腰を激しく動かす男は上下に刹那を揺さぶり、電車の床へ愛液を落とさせた。
男が刹那の身体を落とす度に幼い子宮口を押し上げ、犯される快感を刻み込んでいく。
亀頭の形に添って広げられる膣内はヒダを陰茎へ押し付け、積極的に快感を送ろうとしている。
幼く、成長しきっていない膣内であっても陰茎を迎え入れる準備は出来ており、快感に伴う反応は刹那と男にとって全てが新鮮だった。
「んはぁ、ひあぁ、んくぁ!!」
膣内を陰茎が出入りを繰り返し、膣口を竿が翻弄しても快感を受け入れ始めた刹那は喘ぎ声を漏らす。
男に力及ばず、これもまた木乃香を守る為の身代わりとして割り切り、刹那が腰を動かし始めた。
肛門でも痙攣を繰り返し、快感による反応は急速に強いものとなっていく。
膣内で子宮口を小突かれる間隔で潮を噴き、身体は小刻みに絶頂へ達する。
「ふっ、はっ、気持ちよさそうだね」
「んあっ!? ち、違う、ふぁっ! これはお嬢様を、んっ! 守る為、に仕方なく、んはぁっ!」
「でも、嬉しそうな、ふっ、顔をしてるよ? 友達なんてどうでもよくて、気持ちいい事の方が大事なんだろ」
まさしく現状の図星を突かれた刹那は、股間から潮と愛液を噴き出しながら叫ぶ。
否定したくとも身体を焦がす快感は誤魔化しきれず、結局は押し寄せる性的な刺激に負けてしまう刹那。
「あ、あぁ! ごめんなさい、お嬢様! ぁん! 気持ちいいです!!」
「ふ、くくく、んっ、はっ!」
「ひぁっ! あっ! んあっ!!」
男と分身にサンドイッチされた状態で、泣き叫ぶように木乃香へ謝る。
快感を完全に受け入れた刹那は分身から腕を放されると、男に抱きつく。
脚すらも男の腰に巻き付け、膣内では鈴口が子宮口に食い込んだ。
男に抱きついたお陰で、刹那の女子中学生らしい小さな身体は上下に揺さぶりやすくなった。
「ひゃ!? あっ! んふぁ!」
刹那の頭を振り上げて、片方だけ結ばれた髪がばさばさと音を立てる。
電車の中であっても刹那の中では、前後の孔を犯される快感しか頭にない。
ヒダは陰茎に掻き回され、愛液はカリによって膣口から押し出される。
鈴口が膣内の最奥を突けば反射的に下半身の力が増し、膣口と肛門を強く締め付けた。
愛液が付着した竿は膣口に圧迫され、脈動する太い血管すら止めんばかりだ。
男は刹那の尻を掴み、勢いよく上下に動かした。
「ひゃん! 奥が、ひぃ! 広がる!!」
男を抱きしめた所為でささやかに膨らんだ胸は潰れて、上下に揺さぶられる動きで乳首を擦られると刹那へ快感を送る。
固い弾力のある尻を掴めば肛門は更に開き、後ろの孔を犯す分身の動きを手助けした。
肛門では括約筋が膣口以上に強い締め付けを陰茎へ送り、その奥では生暖かい空間が広がる。
亀頭が奥に挿入されれば、膣内のように子宮口が無い分は制限のない奥行きがあった。
「お、お尻も、ひぐっ! 広がるぅっ!!」
太い竿は肛門を確実に拡張しており、圧倒的な違和感は刹那の快感へ変換される。
溜まっていく快感は大きな絶頂へと向かい、刹那の身体をガクガクと痙攣させ始めた。
「あひっ! 何かがっ! あぁっ! 来、るぅ!!」
膣内でも大きな収縮が陰茎を攻め、ヒダは高速で入出を繰り返すカリ掻き回される。
「あぁ! お腹の中、がぁ! 削られる! んぅっ!」
そして勢いよく動いていた男と分身の動きが止まり、膣内では子宮口を亀頭が押し上げた。
その瞬間に精液は吐き出され、刹那は熱い体液を受けた事で激しい絶頂で身を踊らせる。
「ひぁっ! で、出てる! あんくぁっ! こ、このちゃん!!」
歯を食いしばって絶頂に耐える刹那も、激しさを増した快感で意識が振れ、遂には気を失ってしまった。
「うっ、ふぅ……ありゃりゃ……」
分身と共に精液を吐き出しきった男は満足気に溜息を吐き出し、意識を失い身体から力の抜けた刹那を抱き留める。
膣口と肛門は射精をして柔らかくなった陰茎を未だに締め付けており、絶頂の余韻でピクピクと小さく痙攣を繰り返していた。
「……まぁ、気を失ったのならしょうがない。後始末をして隠れ家に持って行くか」
男は分身を消すと陰茎を膣口からも抜いて刹那を電車の床へ寝かせ、股間を拭いてやる。
肛門と秘裂から精液を逆流させる股間は、少し腹を押すと卑猥な音を立てて体液が出てきた。
電車の床にまで溜まる体液は小さな水溜まりを作り、性的な匂いを放つ。
下ろされていた刹那のスパッツとショーツを履かせてやり、制服も元に戻すと外見上は電車内で眠るただの女子中学生に戻った。
床を含めて後始末を終えた男は電車を降りて、誰にも知られてない隠れ家に引っ張り込む。
その後、目を覚ました刹那を後背位や正常位などで犯し尽くし、精神的にボロボロにしていく。
理性が消えた刹那も鳥族としての血が顔を出してしまい、背中に美しい白い翼が姿を現した。
それでも男は刹那を離さず、ずっと犯し続ける。
刹那は自分の秘密を知られてしまい、木乃香の前には出られないと嘆く。
「もう、このちゃんの前には居られへん……!」
犯されながらも、そう絶望する刹那に男は如何にも分かっているような口を開く。
「大丈夫だって、俺は刹那が木乃香を守ってるって分かってるから」
「……本当に?」
「本当だって」
「……」
そんな言葉を受けて、精神的にボロボロになった刹那は男に対して信頼の眼差しを向ける。
心の隙を逃す筈がない男は、魔法で刹那を自分へ依存させるように信頼を親愛にランクアップさせた。
その上で辛い記憶を封印し、更には妊娠しないようにする。
犯し終えたついでに精液を膣内に納めさせたままで、魔法を使って処女膜を再生させておき、深層心理に暗示を掛けておく。
内容は『大人っぽいエロい下着を履く』と『男の呼び出しに対してはいつでもどこでも応える』ようにした。
それから傷ついた精神を卑劣な手段で埋められた刹那を隠れ家から見送ると、男は物思いに耽る。
少し重くなってもスッキリした腰を抱えながら、やはり女を屈服させるのは最高だと思う男。
「次は同じ人外仲間の龍宮真名を狙ってみるか……?」
これからも楽しくなりそうだと、口の端を持ち上げる厭らしい笑みを浮かべて今後の計画を練るのだった。
終わり