ネギまでズブリ その5
その5
何やら、バレーボールの勝負やら、図書館で魔法の本を探そうとか、色んなイベントを面倒にならない方へ促しながら進める事数回。
気が付けば正式な教員として採用されていた。
主に委員長である雪広あやかが喜び、騒ぐのが好きな他の生徒達も盛大に歓迎の意思を示してくれる。
その中で鋭い視線を感じ、目を向けてみると、案の定エヴァンジェリンの姿。
更に最近噂になっているのが『桜通りの吸血鬼』。
どうやら、本格的に活動を開始したらしい。
この分だと近い内に、ちょっかいを掛けて来そうなので魔方陣を用意しておこうと思いながら、クラスには身体測定の連絡をしておく。
「さて、皆さん、今日は身体測定なので、早めに準備をして下さいね」
「は~い」
テンションの高い返事が教室中から響いた。
何か言われる前に廊下へ出た俺は見張りとして扉の前に立ちつつも、中の様子を伺う様に耳を済ませる。
やはりうら若き女子中学生の着替えは興味がある年頃。
と言っても、俺は前世があるから精神年齢は中年なのだが……。
扉の向こうの桃源郷を見る為に透視魔法を使おうとしたら、悪い意味での良いタイミングで和泉亜子が騒がしく走って来た。
着替えの途中であった所為で下着姿のまま教室から身を乗り出すと言うハプニングもあったが、とりあえず落ち着かせてから俺だけで保健室ヘと向かう。
室内に入って視線を巡らせると、しずなが心配そうにベッドで眠るまき絵を見守っていた。
「あら、ネギ先生」
「生徒が倒れてたとか聞いたんですけど」
「倒れていたと言う程でもないと思うけど、何か桜通りで寝ていた所を見つかったらしいのよ」
「ふ~ん……」
サッと見てみれば、そこにはワザとらしく残された魔法の痕跡を見つける。
しずなに言っても仕方が無いので、生徒の怪我の状況を確認しただけの態度を維持した。
「まぁ、異常が無いのなら起きるまで待つしかないでしょうね」
「そうね」
「心配ないと分かったんで俺は教室に戻りますよ」
「えぇ、頑張ってね」
「はい」
教室へ帰るとアスナを初めとしたクラスのほぼ全員がまき絵の様子を聞いてきたが、単に貧血で倒れたと言って安心させておいた。
それと合わせて不審者が出るとも知らせておき、特に桜通りには近付かない様、教師として注意を促すだけで終わらせる。
多少の混乱はあったものの比較的何事も無く授業を進めて放課後を向かえ、いよいよ吸血鬼が噂される時間帯を迎えた。
怖い噂と、実際に桜通りで倒れていたクラスメートが居た事で2-Aは寄り道せずに帰っていく。
俺と言えば放課後の職員会議で自分の役目や連絡事項を早めに終わらせ、急いで現場へと向かう。
曖昧な記憶では確かまき絵が襲われた日か、何日か後に襲われるのどかに、あらかじめ監視用の魔方陣を貼り付けてあった。
そこから送られてくる映像は、エヴァンジェリンが立ち塞がる状況を明確に知らせてくる。
魔女らしい黒いワンピースに黒いマント、そして頭には顔の半分が隠れる大きな尖がり帽子を被っていた。
昨日まき絵襲ったので今日は無いだろうと根拠の無い決め付けをしていたが、大きな間違いだった様だ。
人の目が無い所で転移魔方陣を引いて、一気に桜通りへと飛ぶ。
着いた先ではのどかが襲われる寸前であり、走っても間に合いそうに無い。
仕方なく、遠距離攻撃をする羽目になった。
走りながら両手の手首を合わせて指を鉤爪状に開き、身体を捻って腰の近くまで持ってくると掌の中に魔方陣を展開。
「真空――」
手の中で溢れる生命力は光となって、のどかを襲おうとしていたエヴァンジェリンの視線を引き寄せた。
俺の姿を確認した事で、如何にも魔女らしい大きな帽子で顔半分が隠れていても口元がニヤリと挑発的に笑うのが見える。
その表情は明らかに俺を格下と思い、どんな攻撃をされようとも防ぎきれる核心を持っている雰囲気だ。
魔方陣を使えば不死でも消滅させるのは簡単だが、本当に倒してしまっては意味が無いので手加減をしつつ、大きく踏み込んで両手を前へ突き出した。
「――波動拳!」
開かれた掌からは極太のレーザーの様なエネルギー波を放つ。
夕暮れを過ぎた暗さの中で光りながら突き進む波動拳は、空気を裂きながら突き進んだ。
「何!?」
「きゃあぁ!!?」
咄嗟に障壁を張ったエヴァンジェリンは後方へ飛びながら回避し、のどかは余波を軽く受けて気を失ってしまう。
元々、当てる気が無かったので、無傷で二人を引き離せた。
倒れこんだ拍子で怪我を負うのを防ぐ為に素早くのどかを抱え、改めて襲撃犯を睨む設定で鋭くさせた視線をエヴァンジェリンへ向ける。
「くくく、流石はサウザンドマスターの息子だな」
いかにも『私は関係者です』的な発言をしたエヴァンジェリンが、帽子を取りながら言ってきた。
今の俺は正体を知っている筈も無いので、適当に驚く振りをしておく。
「お前は、エヴァンジェリンか!」
「そうだよ、ネギ先生」
無傷のエヴァンジェリンはニヤリと笑いながら、肯定を示した。
その後は聞いてもいないのに、ナギがどうだとか、封印がどうだとか言っていたが、俺は腕に抱えたのどかを弄るのに忙しい。
前に階段から落ちた時と同じ様に、スカートの中へ手を入れ、サラサラの太股を撫でながらショーツのクロッチを押し込む。
大陰唇の感触はボリュームがあり、指を簡単に秘裂へ食い込ませる事が出来た。
顔は真剣に聞いている風を保っている内に、後ろからアスナと木乃香が駆け寄ってくる。
これ幸いとのどかの世話を任せ、俺は逃げるエヴァンジェリンを追う事にした。
「のどかの世話を頼む!」
「えっ!? ネギ君!?」
「ちょっと、ネギ!」
呼び止める声を無視しながら、暗くなった夜道を走る。
魔法を駆使して橋から飛び、高い塀を乗り越えて追いかける事十数分、逃げていたエヴァンジェリンは電灯の上に着地して俺と向かい合う。
こちらを見下ろす目は相変わらず俺を軽く見ており、絶対的な実力と経験による自信が見て取れた。
しかし、マントの下に来ている黒のワンピースが風で捲りあがっている所為で、ワンピースと同じく全体的に黒く、フリルの付いた色っぽい下着が丸見え。
当然ながら俺はショーツへ食い入る視線を向けている。
「流石はサウザンドマスターの息子と言ったところか」
「エヴァンジェリンが、生徒を襲ったのか?」
「そうだと言ったらどうする?」
正直に「どうせ生命に関わる程の被害も与えないだろうし、別にどうでも良い」と答えたくなるものの、グッと我慢をして反省を促す。
「今ならまだ間に合うから、自首をしろ!」
「間に合う? もう十分過ぎるほど遅いわ!!」
俺の言葉を一蹴したエヴァンジェリンが懐から小瓶を投げつけてくる。
中に入っていた魔法薬が地面に撒かれ、冷気の魔法が一気に襲ってきた。
「波動拳!」
「ふん、初めて見る技だな」
前から押し寄せてくる波状型の魔法を、今度は丸い通常バージョンの波動拳を撃って俺に当たりそうな場所の魔法を掻き消す。
冷気の塊は命中した瞬間に弾け、温度の下がった空気が辺りに流れた。
波動拳も魔法を通過するほどの威力は込めていないので、俺とエヴァンジェリンの間だけが綺麗な通り道が出来上がる。
両側に氷の生垣が生え、一見すれば幻想的な光景を生み出していた。
「……このままでは、お互いに千日手だな」
「このまま騒ぎ続ければ、他の教師もやってくるぞ」
「その前に終わらせるから問題は無い。茶々丸!」
「はい」
合図と共に物陰から出てきた茶々丸は、サッとエヴァンジェリンの隣へ移動して並び立つ。
「ふっ、これで2対1になった訳だ」
「…………」
「ほう、てっきり卑怯だと騒ぎ立てるかと思ったがな」
自信満々な様子に応えずに構えると、感心した雰囲気を隠さない。
笑みを深めたエヴァンジェリンは俺が何も言わないと見るや、茶々丸を仕掛けてくる。
「行け。茶々丸」
「はい、マスター」
足のバーニアを吹かしながら一気に懐へ入り込んでくる茶々丸。
繰り出される拳は戦いに慣れた様子で、鋭く俺を狙ってきた。
隠れながらに魔方陣で強化しながら紙一重を演出して避けていると、後方からエヴァンジェリンが魔法を放ってくる。
「そらそら! 茶々丸ばかりに気を取られていると直撃するぞ!」
「ちっ……」
流石にパートナーと言うだけあって連携が取れており、じわじわと追い詰められる状況になってしまった。
何とか避けつつ反撃をしようとしても茶々丸と腕の長さが違う所為で、そもそも攻撃が届かない。
適当にやっていると、遂に捕まってしまった。
両腕を抱えられた状態でエヴァンジェリンの前まで連れて行かれる。
「はっ! 所詮は坊やだったと言う事か」
「戦い慣れはしてないからな」
「随分と余裕じゃないか」
無様な俺の姿を見て、サウザンドマスターの影を見ていたエヴァンジェリンは見下した様に鼻で笑う。
しかし、本来の恨みを思い出して、詰め寄ってくる。
「お前の父。つまりサウザンドマスターに敗れて以来、十五年もノ~天気な中学生とお勉強をさせられてるんだよ!」
「いや、俺は関係無いだろ」
「この馬鹿げた呪いを解く為には、奴の血縁たるお前の血が大量に必要なのだ!」
グッと顔を近付けられて改めてエヴァンジェリンの顔を見ると美しさに目を奪われる。
正しく西洋人形の様に整った鼻筋に白い肌。
目はパッチリと大きく青い瞳は吸い込まれるとすら思える。
じろじろと顔を見ていると、俺が怖がっていない事に苛立ちを覚えたのか、不機嫌そうに舌打ちをして指を鳴らした。
「チッ……」
「ん? 結界?」
「ふん、結界を張られた程度の事は分かるのか」
辺りに認識障害を伴う結界を張られたが、これでは不十分だ。
こっそりと足の裏から靴底を通し、周囲に向けて幻覚効果のある結界をダース単位で大盤振る舞いに追加してやった。
実際に近付いてしまえば何をしているか等簡単に分かる程度でも、何処か遠くで高みの見物がてらに監視をしている人間には十分だろう。
これで外から見れば、どの様な盗撮魔法であれ機械であれ、捕まった俺が血を吸われていると思わせられる。
「まぁ、良い。早速血を――」
更に追加で首筋から血を吸う為に近付いたエヴァンジェリンの青い目に目掛けて暗示の魔方陣を叩き込んだ。
使ったのが透明であるのと、生命力で制作した物なので、熟練の戦闘者である吸血鬼の目の前であっても、一切気付かれない。
「……マスター?」
「――いや、それよりももっと効率の良い物があったな」
突然、言葉を止めた事に疑問を感じた茶々丸の声へ応えずにそう言ったエヴァンジェリンは、おもむろに俺の股間の辺りへ屈んだ。
突然の方向転換に戸惑う従者に構わないで、嬉々としてズボンを脱がし始める。
「マスター、その様なデータは在りませんが……」
「黙れ、茶々丸。ついでだから坊やにも教えてやろう」
股間間近から見上げてくる顔には口の端を上げてニヤリとした笑みを浮かべ、刻まれた知識を常識の様に言い放ってくる。
「血よりも効率の良い物、それは精液だよ」
「マスター!?」
そう、今回、暗示として掛けたのは、女の吸血鬼相手には王道の『血よりも精液の方が、効率が良い』と思わせる物。
実際はどうか分からないが、少なくとも生命力を高められた俺の精液では普通よりも効果は高いだろう。
変えられた知識とは気付かないエヴァンジェリンが俺のパンツを下げ、いよいよ陰茎が曝け出された。
のどかの身体を弄った上に美少女を間近で見て、匂いも嗅いだ所為で半立ちの状態を保ち、真横に突き出た形になっている。
真正面から鈴口を突き付けられても、一瞬だけ驚いた様子を見せた後、動揺を隠して笑みを浮かべた。
「むっ!? ……ま、まぁまぁの大きさだな」
「そりゃどうも」
「マスター……」
上目遣いで見上げてくる美少女の顔に陰茎を突き付けている興奮は目に見えて現れ、徐々に硬さを増して反り立つ角度を上げた。
カリは広がりを見せ、竿の血管は太く目立ち脈打つ。
「っ!? ぼ、坊やも随分と変態だな」
「いや、美少女に見詰められればそうなるよ」
「び、美少女だと!? ふん! そんな事を言っても手加減はせんからな!!」
外見を褒められて顔を赤くさせ、恥ずかしさを誤魔化す様に陰茎へ顔を近づける。
見下ろす茶々丸も主人の行動に、無表情ながらも驚いている雰囲気を漂わせていた。
エヴァンジェリンは俺の骨盤辺りを掴むと更に鼻を近付けて軽く匂いを嗅ぎ、反り立つ陰茎の角度に合わせて態々頭を上に移動させてから潤いの在る小さな唇が開いてパクッと亀頭を半分まで咥える。
「あむっ」
「うっ!」
「マスター……」
上から亀頭を咥えた後は身体ごと頭を下して、横へ寝かせる角度にした。
先端にはエヴァンジェリンの暖かい口内の空気を感じ、痛くない程度に歯の感触もある。
亀頭の端には吸血鬼らしい長めの犬歯が当たり、更には鈴口が舌先で舐められ、そのまま表面を這う。
形を確かめる様に動かされてしまえば、興奮は快感となってカウパー液を滲み出させた。
「んむ……」
「き、気持ち良い……!!」
「…………」
小さな舌先が鈴口から出たカウパー液を舐め取りながらも、更に口内へ陰茎を咥え込もうと骨盤辺りを掴んでいる手に力を入れて引き寄せつつ、頭を進めるエヴァンジェリン。
亀頭から離れない唇が唾液を塗りたりながら徐々に姿を消していき、歯の内側に入れば横に広がった舌が張り付いてくる。
軽い甘噛みの感触が徐々にカリへ進み、遂には先端だけを咥え込まれた。
顔を赤くもしないで上目遣いで俺を見てくる、余裕たっぷりの笑みは変わらず、フェラをしていると言う羞恥心も無い。
口内に在る亀頭の下半分を包み込み、ザラザラした小さな舌の腹で鈴口を舐め上げる。
吸い付いた所為で頬を凹ませ、更に頭を押し込んで陰茎を咥えて行った。
「うっ!」
予想以上の気持ち良さで呻き声を上げた俺を見る眼が、いっそう楽しそうに歪む。
カリに歯が当たり、進む唇が陰茎の半分程咥えた所でエヴァンジェリンは頭を止め、鈴口が舌の付け根に包まれる感覚を受けた。
咽る手前まで入れた事で根元には鼻息が当たって、くすぐったい。
口内では陰茎を味わう様に、鈴口からカリの下側と竿に満面無く張り付く舌を波打たせ、軽く噛んでからゆっくりと頭を引いていく。
「ん……」
「おふっ……」
舌を張り付かせたままで唇すら窄めている所為で間抜けな顔になっても、気にしている様子は無かった。
じゅるじゅると漏れ出そうな唾液を吸い込みつつも、密着していた舌は頭を引いていくにつれてカリの下側を舐め取っていく。
唇から姿を現した竿は卑猥に光り、夜風が冷たく感じた。
歯の裏側でカリを引っ掛けたエヴァンジェリンは動きを止め、今度は口内に残った亀頭だけを余す事無く舐め回す。
「くはっ!?」
最大まで硬くなった陰茎は張りを増した所為で、舌の動きさえ正確に伝えてくる。
鈴口の下にある凹みへ入り込んだ舌先が頭を傾けると同時に亀頭の横へ移動し、上の方すら這い回ってきた。
漏れ出るカウパー液は量を増やしてエヴァンジェリンの口内を汚していく。
傾けていた頭を元に戻してから、本格的に前後に動かしてフェラを始めた。
「んっ、んっ、んんっ」
「おっ、くはっ!」
「あぁ、マスター……」
両腕を拘束されているので動く頭を押さえる事が出来ないが、それを補うには十分な快感を受ける。
早く動く所為で長い髪は大きく揺れるものの、エヴァンジェリンは俺から視線を外そうとせず、絶えず観察してカウパー液を味わう。
しかも、ただ前後に動くだけではなく、頭を頻繁に傾げて隙あらば器用な舌先が亀頭から竿までを舐め回して来た。
吸い込み切れなかった唾液がポタポタと口元を汚し、可憐だった唇の光沢が増していく。
上顎の凸凹すらカリに抵抗を与え、快感を送られた陰茎が射精の準備を始めて細かく痙攣を繰り返す。
「んふふっ……」
「うっ、あぁ……!!」
口の中の陰茎から変化を感じ取ったエヴァンジェリンが、頭と舌の動きを激しくさせて攻め立ててくる。
骨盤を掴んでいる手には力が入り、言葉の変わりに『早く出せ』と言っている様だ。
もはや精液すら混じってきたカウパー液を美味そうに舌先が舐め取り、止めとばかりに吸い付きを強めたままでズルリと引き入れる。
「うっ!? あふぁ!!」
「ん、ぐっ……」
精一杯押し込んでも半分程しか咥えられないが、エヴァンジェリンの求めるままに精液を美少女の口内へ吐き出し始めた。
茶々丸に拘束されたまま、自分でタイミングを取る暇も無く、射精を促される。
俺は頭を跳ね上げて絶頂の快感で視界を白くさせ、陰茎から少女の口内で精液を吸われる快感に身を焦がす。
自然と前後に動いてしまう腰はエヴァンジェリンが固定し、欲求の赴くままに突き入れる事が出来ない。
思い通りにならない絶頂の中であっても快感は強く、全ての思考は遠くへ飛んでしまう。
咽ない程度に喉元へ差し入れられた亀頭が震え、食道を通った精液は胃に送られると同時に魔力へ変換された。
それだけでは満足しないエヴァンジェリンは、横に広げて張り付かせた舌を左右に動かして、更に刺激を送ってくる。
「うくっ……!?」
「んぐ、んっ……」
細い喉を鳴らしながら精液を飲み込んでいく姿は正に淫靡で、ある意味吸血鬼として想像通りの姿とも言えた。
徐々に痙攣が治まってきても、吸い付きを強くして尿道に残った物すら残らず奪われる。
そして、精液は無くなるが、半立ちになった陰茎を咥えたままでモゴモゴと舌を動かしてきた。
心成しか柔らかくなった亀頭に舌先が絡みつき、俺が一番反応を示したカリの凹みを重点的に舐め回してくる。
「うぅっ!」
「んむっ……」
エヴァンジェリンの目は正気を保っているのか怪しい光を湛え、もう一度精液を搾り取ろうと言う雰囲気が漂う。
小さく頭を前後に動かして、竿を甘噛みしながら口内の圧力を強くしていく。
しかし、それはアスナの乱入によって阻止される。
「何やってんの!! この変質者!!」
「ぶべらっ!?」
後少し遅ければ、拘束されたままでフェラをさせる趣味に目覚めてしまう所だった。
障壁を通り越す飛び蹴りを食らったエヴァンジェリンは、口の端から精液を漏らしながら砂埃を巻き上げながら派手に吹き飛んだ。
俺を拘束していた茶々丸も慌てて追いかけ、地面に倒れた主人の身体を起こす。
「な、神楽坂アスナ!?」
「えっ!? あんた達はうちのクラスの……!」
蹴ってから相手を認識したアスナは見覚えのある顔に驚くが、振り返った先に居る俺の格好を見て更に驚き、慌てて顔をそらした。
「って、ネギ! あんた何て格好してるの!?」
「吸われた……」
「何を!?」
茶々丸という支えを無くした所為で座り込んだ俺に近寄り、とりあえず立たせようと下半身から視線を背けながら身体を引き上げる。
その隙を突いたエヴァンジェリンは、三下みたいな捨て台詞を吐いて闇夜に消えていく。
「よくも私の顔を足蹴にしてくれたな……。覚えておけよ~~」
「あっ! 待ちなさい!」
下げられたズボンで動きを封じられた俺が居るので、追おうにも追えないアスナが悔しそうに歯を食いしばった。
しかし、とりあえず無事が分かった安心から、呆れた様に溜息をつく。
立たされた俺はハンカチで股間の唾液を拭き、ズボンを履いた。
「はぁ、あんたも一人で突っ走ったら駄目じゃない」
「まぁ、教師として捕まえないといけないと思ってね」
「でも、本屋ちゃんも怪我が無くて無事だったし、今すぐに捕まえないといけない訳でもないでしょう?」
「そうなんだけど、咄嗟に……」
咄嗟にフェラチオをさせるチャンスだと思った事は黙っていようと思う。
「とりあえず学園長にでも連絡しておくよ。曲がりなりにも生徒だから注意とかしてくれるだろうし」
「そうね。まぁ、あんたの仕事だと思うし、任せるわよ」
「あぁ」
とは言ったものの、実際に連絡をするには多少問題だ。
これが学園長の策略であろうが無かろうが、万が一、本当に対処されてしまっては犯すチャンスも無くなってしまう。
幾ら、アスナや木乃香の身体が使えるとは言っても、やはり美少女は多いに越した事は無い。
ここで遠くに送られては、性的な意味で大変困るのだ。
「とりあえず身体を洗いたいから、帰ったら風呂だな」
「たぶん木乃香が用意して待ってると思うから早く帰るわよ」
「はいはい」
返事を聞いたアスナはズボンを履いた俺の股間をチラッと見てから、顔を赤くして慌てて前を向く。
エヴァンジェリンから何を吸われたか具体的に何も聞かないのは、単に予想が付いて恥ずかしいからか。
「さ、さぁ、帰りましょ」
「おぅ」
帰るついでに足の裏にあった魔方陣を確認してみると、アスナの破魔の力に破壊されずに効果を発していた。
生命力が元となっているのが原因かもしれないが、とりあえず消しておかないといけない。
立ち止まって地面を睨んでいるとアスナが不思議そうに見ていたので、適当に誤魔化しておく。
「何してんの?」
「何か落ちてたら駄目かなと思ってけど、落ちて無かったわ」
「何よそれ?」
△
アスナと当たり障りの無い会話をしながら寮の部屋へ帰ってみると、木乃香は保護したのどかとお茶を飲んで待っていた。
「あっ、お帰り~」
「お、帰りなさい!」
「ただいま~、本屋ちゃん大丈夫だった?」
「大丈夫やよ、怪我もしとらんみたいやしな」
「は、はい」
原作のネギの様に武装解除を使わなかったから、制服のままでのんびりした雰囲気が漂う。
ただ、のどかは男の俺が居る所為で、何処となく緊張を漂わせていた。
「風呂に入りたいんだけど、お湯溜まってるかな?」
「あっ、それなら大丈夫やで~。学校から帰ってきた時に予約してあったから」
「そうか。じゃぁ、入らせて貰おうかな」
「分かったえ~」
木乃香の許可を貰ってから着替えを取り出し、それと同時に部屋全体に効果があり、更には場所によって暗示の内容が違う高性能な魔方陣を叩き込んだ。
薄っすらと光り輝きながら絨毯に染み込んで行き、あっと言う間に見えなくなる。
これで問題なく、部屋に居るヒロイン達の常識は変えられた筈だ。
「ついでだから、一緒に入らないか、のどか」
「えっ!?」
「へっ!?」
「はっ!?」
三者三様の驚く声を出した後、声を掛けられた本人は顔をサッと赤くして戸惑いながらも承諾する。
「えっ、あっ、はい、ご、ご一緒します」
「あぁ、ええなぁ」
「全く、お風呂ぐらい一人で入りなさいよ」
「まぁ、身体洗ってやるだけだから」
「あ、頑張ります!!」
「……本屋ちゃん、そんなに気合入れなくても良いから」
両手で握り拳を作ってやる気を見せるのどかに、呆れた雰囲気を隠さないアスナ。
俺を風呂に入る事を止めると思って『俺と一緒に風呂へ入る事は可笑しくない』との暗示を掛けたが、よく考えれば前に大浴場で一緒に入った経験があるから心配無かったかも知れない。
しかし、効果はこれだけではなく、もう一つの効果は『俺の親切心は断れない』と言うもの。
元々、ターゲットであるのどかは押しに弱く、それをダメ押しする為の暗示だ。
一緒に風呂へ入るまでの誤魔化しと、風呂に入ってから効果を発揮する二つの魔方陣を一つの物として作った。
本当なら何年も研究を重ねないと出来ない感じではあるが、げに恐ろしきは両親の才能。
生命力を魔方陣へ変換した時みたいに、簡単に出来た。
「それじゃ、先に入らせて貰うよ」
「お、お先に失礼します」
「早めに出てよ? 私達も入るんだから」
「分かってるって」
のどかを伴って浴室へ入ると、服を脱ぎ始めた俺を羞恥に顔を染めて見詰めていたものの、すぐに自分の服も脱ぎ始めた。
一応、後ろを向いて胸を見られない様にしているが、鏡がある所為で隠しきれていない。
お互いに背中を向け合っていても、俺の視線の端には上半身の制服が脱ぎ去られて白い肌が見え、細い脇腹の向こう側には小さめの胸の付け根が見えていた。
そして、スカートのホックを外せば、大人しい白のショーツが現れる。
「のどか、まだか?」
「ひゃっ!? は、はいっ!」
さも何も感じていないとばかりに振り返って声を掛けると、慌てて返事を返すのどか。
更には身体を隠す為に俺へ背中を向けたまま、両腕で胸を覆う。
対照的に突き出された尻は小さくて丸い。
「ん、ショーツだけか。早く脱いで入ろう」
「は、はい、ネギ先生」
裸を見られる事を恥ずかしがっても疑問に感じないのどかは、胸を隠していた腕を解いてショーツの縁へと指を掛ける。
そのままスッと下して行き、白い尻が丸出しになった。
ショーツを抜き取る時に腰を屈めて足を上げた事で、先程弄った秘裂がチラリと見える。
やはり年齢的に幼い所為で陰毛は生えておらず、かと言って、アスナの様に完全に何も無いとも言えない。
足を動かす度に、ぷっくりとした大陰唇が柔らかく歪んで秘裂が僅かに開く。
陰核の発達も未熟な印象を受け、包皮の膨らみさえ確認できない。
産毛にしては少し濃い毛が申し訳ない程度に、腹側の秘裂の上に少しだけ生えていた。
鏡へ視線を移して間接的に前面を見れば、身体を大きく動かした事で小さくても反動を吸収して、小さな胸が揺れる様子が伺える。
足から抜き取ったショーツを丁寧に畳んでハンドタオルを持つと、身体の前を隠して俺へと振り返った。
「お、お待たせし――!?」
恥ずかしそうに目を下へ伏せながら振り返った所為で、視線の先で反り立つ陰茎を直視してしまう。
俺もハンドタオルは持っているが、一切身体を隠していなかったのだ。
一瞬で固まってしまったのどかは顔を更に赤くさせた。
「どうしたんだ?」
「ひゃっ!? い、いえ! 何でも、ありません!!」
陰茎を見詰めていたと思われては恥ずかしいと、今迄に見た事の無い速さで俺の顔へ視線を移すのどか。
身体を守っているハンドタオルは小さくて薄く、隠す意味を果たせていない。
胸を守っているつもりの布の向こうでは、変に力を入れて押し付けている事で乳首の形がはっきりと浮かび上がっている。
しかも、圧力で胸が形を変えられ、より卑猥な印象を受けた。
手で覆いきれていない箇所はタオルが重力で下がってしまい、ピンク色の乳首が見える。
のどか自身は全く気付いた様子も無く、下半身を見ない様にしているのが全身から伝わってきた。
俺が少し視線を下せば、隠し切れない股間が大陰唇と中央に走る秘裂を晒しているのが見える。
「早速入ろうか」
「は、はい……!」
反り立つ陰茎を隠さずに言うと、羞恥で思考が停止したのどかがロボットを思わせる動作で着いて来た。
見えない所で防音の魔方陣を壁に刻みながら、中へ入ると俺が先にシャワーで軽く掛け湯をし、次に渡して身体を洗う為にタオルを泡立てていく。
「ほら、洗ってやるから、そこに座りな」
「へっ!? あ、あの、自分で出来ますから……」
「そう言うなって」
「あっ、でも――」
抵抗する意見を聞かないで無理やり椅子へ座らせ、白い背中を洗ってやる。
丁寧にタオルを這わせて泡塗れにしていき、尻へと手を下げた。
「ネ、ネギ先生! そこは、自分で――」
「良いから任せろ」
「あぅ……、はい」
魔方陣の効果で俺の親切心を断れなくなったのどかは、大人しく尻を洗われていく。
布越しとは言え、柔らかな感触は変わらなかった。
しかし、これで満足出来る程、俺は紳士ではない。
「布じゃ皮膚を駄目にするから、手で直接洗うぞ」
「へっ!?」
俺の言葉に驚いたのどかに構わず、泡を持って直接小さな尻へと手を這わした。
小振りであっても弾力があり、指へ心地良い反発が返って来る。
そのまま谷間へと指を滑り込ませ、肛門へ接触しそうになった所で、のどかは慌てて身体を起こした。
「あっ、あの! ネギ先生! そこは自分でやりますから!」
「まぁまぁ、俺がやってやるから動いたら駄目だよ」
「で、でも!!」
元々が一般人であるのどかは、魔方陣の効果からは逃げられない。
俺が、一見すれば親切心から出たと思われそうな言葉を聞く程に、抵抗は目に見えて消えていく。
「丁度良いから、前も洗ってやるよ」
「えっ!? あっ、あの……!!」
言葉だけで拒否をしようとも逃げるそぶりを見せなくなり、近寄る俺の手は難なく膨らみ始めた胸に接触する。
「んぁ……」
すっぽりと掌に収まる大きさだが、指を動かして揉んでみると柔らかな感触があった。
心成しか固めの抵抗も受けるものの、これから成長する為の種と思えばこれさえも愛おしい。
少しだけ上下に動かしても、今はまだ柔らかい乳首が形を変えながら擦る感覚を掌の中心に受ける。
「んぁっ!」
未だに成長しきっていない胸であっても乳首は立派な性感帯である為に、擦られる快感はのどかに悦声を出させた。
一旦離し、今度は下から持ち上げる様に手を動かしてから、人差し指と親指で乳輪から刺激していく。
泡でヌルヌルになったお陰で弄り易くなり、乳首は硬さを徐々に増してきた。
そのまま摘んで扱くと、人差し指の腹で弄ぶ。
「んっ、ふぁ!! ネ、ネギ先生……!」
「ん~、どうした? 身体を洗ってるだけだぞ?」
「あっ、んんっ!!」
背中を浴室の壁に預けつつも胸だけは本人の意思を通り越して快感を求め、俺の手に押し付けてきている。
一先ず乳首を弄って満足した俺は、次の目標として股間へと片手を下げていった。
「あっ……」
肌をすりながら下がっていく手を、快感で潤み始めた目で追うのどか。
魔方陣で抵抗をしないのは分かっているが、表情には期待が滲んでいた。
子供らしさを未だ失っていない腹を通り、軽く膨らんでいた下腹部へ到達しても、手を振り解こうともしない。
そして、秘裂の真上から殆ど感じない陰毛の抵抗を過ぎ、いよいよ大陰唇へと接触した。
「ぁっ……」
端とは言え、性器を触られた事で声を小さく漏らしたのどかは、自然と俺の顔を見詰めてくる。
潤んだ目を向け、吐息を漏らす綺麗な唇は半開きになっていた。
俺も見詰め返しながら、指先を秘裂に食い込ませる。
「っ!?」
身体を大きく跳ねさせて反応を返すのどかに構わず、そのまま秘裂に沿って手を下げた。
軽く力を入れるだけでも指を左右から挟みこむ大陰唇を掻き分け、小陰唇を探り当てる。
発達は少なく感じ、薄く短い感じがした。
秘裂の中で、大陰唇の抵抗と柔らかさを味わいながら指を左右へ動かして、浴室の空気を入れるかの様に弄んでいく。
更に手を進めて膣口に引っ掛かった指先をヌルリと差し込んだ。
「ひゃっ!?」
体格が小さい所為で物理的にも、処女の膣口は指先を強く締め付けてくる。
軽く抜き差しをしてみると、のどかの表情は快感で惚け、壁に付いていた手を俺の腕に掛けてきた。
動きを止め様としているにも見えるが、実際に力は全く入っておらず、まるで縋ってきているとも感じる。
胸を揉み続ける方の腕に両手を重ね、顔は快感で遠くに合わされた視線。
大陰唇に挟まれた指を上下に動かしていけば、指の付け根に感じていた陰核が硬くなっていく。
「んはっ、あぅっ……」
成熟していない幼い身体に快感を受け、膣口からは性的な興奮で愛液が漏れ出す。
泡は徐々に流され、少なくとも性器周辺は綺麗になってしまった。
ヌチョヌチョと聞こえる卑猥な音と、悦声が浴室で響く。
のどかも壁に背を付いて辛うじて立っている状態で、足を小刻みに震わせていた。
「んっ、もう、駄目です……!」
限界が来たのどかは俺に股間を支えられても、力無く床へ座り込んだ。
膝を広げている所為で弄っていた秘裂は開き、愛液を漏らす膣口は小さく開閉を繰り返す。
指を離してしまっても体液の糸は繋がり、卑猥な光を反射していた。
「それじゃ、ちょっと届かなかった所を洗うから、自分で開いてくれ」
「ふぇ……?」
「股間を両手の人差し指でこう……」
快感に蕩け掛けていた思考ではいまいち理解できなかったのか、聞き返してきたのでジェスチャーを使って説明してやると更に顔を赤くさせる。
「へっ!? あ、あの自分で――」
「指だったら届かないだろう。遠慮しなくても俺にはこれがあるからな」
「ひっ!?」
そう言って股間で硬く反り立つ陰茎を見せ付ければ、流石に恐怖で息を詰まらせた。
しかし、魔方陣で親切心を断れなくなっているので、視線を横へ反らせるだけで逃げる気配も無い。
とりあえず泡塗れでは困るだろうとシャワーを掛けてやり、全身を綺麗にしてやるとのどかは礼を言ってくる。
「あ、有難うございます」
「まだ、終わってないよ」
「うっ……」
足はM字に広げられたままなので、秘裂は僅かに広がった状態を維持していた。
シャワーで表面の愛液は泡と一緒に流れたが、興奮は未だに残っているので新しく漏れ出してくる。
幼い美少女が性的な反応を返す光景を見る俺は、好き勝手弄り回した感触と合わさって陰茎の硬さは増すばかりだった。
逃げようともしないのどかに、にじり寄りながら言い包める。
「まぁ、洗うだけだから、大丈夫だよ」
「うぅ……」
「ほら、早く開いてくれ」
「うっ……はい」
自分の身体を弄られた上に性器を開く羞恥と、魔方陣の効果の間で揺れていたのどかだったが、元の押しに弱い性格が災いして、顔を横へ背けながらも俺の言う通りに手を動かした。
細い指が本人の意思によって秘裂を開けば愛液が両側の大陰唇を糸で繋ぎ、現れた膣口はヒクヒクと小さく動く。
包皮に守られていた陰核も今では顔を出し、性的な興奮を溜め込んでいるのが分かる。
「もっと、足を開いてくれ」
「は、はい……」
「それじゃ、身体の奥を洗うからな」
「……お、お願いします」
座り込んで自分の足の間に身体を入れてくる俺へ顔を戻したのどかの焦点が自然と下がり、陰茎へと到達する。
そんな視線を受けては、興奮も高まってしまうと言うもの。
カウパー液は既に滴るほどに量を増して、今か今かと快感を待ち受ける。
鈴口が開かれた秘裂に潜り込み、更には膣口に接触すると、他人の熱い体温を感じたのどかが声を漏らした。
「ひっ……」
「大丈夫だから」
「あ……ネギ先生……」
優しく声を掛けても、ただでさえ狭い膣口は緊張で力が入って陰茎を拒絶する。
しかし、身体の重さと力に対抗出来ず、穢れを知らなかった性器が徐々に広げられていく。
「うくぅ……!」
膣口を拡張される痛みに耐えていると言うよりも、圧迫感で無意識に声が漏れている様子だった。
事前に指で刺激を送って異物に対しては、快感の方が大きいと感じさせたお陰で苦痛は無いのかもしれない。
身体を洗った直後で少し突っ張る胸を揉んで意識を反らせ様としても、のどかは何故か俺の陰茎を見詰め続ける。
大陰唇を巻き込みながら亀頭が膣口に姿を消してカリを飲み込み、鈴口には処女膜の儚い抵抗を受けた。
「あっ……」
少女の証である場所を陰茎で触られたのどかが声を漏らすが、俺は何か声を掛ける事もなく、腰を押し進める。
そして、最後の抵抗も空しく、処女膜は破られた。
「んっ! い、いた……」
僅かに痛みを訴えたものの、大陰唇を開く指を離さずに体勢も崩さない。
破瓜をした事で膣壁は侵入者を排除しようと、激しい動きで抵抗を示してきた。
発達が未熟で薄く短いヒダを必死で蠢かせ、奥へ進む亀頭の前に立ちはだかる。
それでも、事前に送られた快感は強く残り、愛液溢れる膣内では陰茎を受け入れる動きが強くなっていく。
血管が浮き上がる竿までも飲み込み、のどかへ腹の内側から圧迫感を与えた。
「んん~……」
股間が拡張されていく感覚を受けて広げられる足は震えるも、身体は動かさないで黙って陰茎を入れられる。
何とか腰を突き進めた俺だったが、のどかが床に座り込んでいる体勢では股間へ根元まで入れられなかった。
「ちょっと、持ち上げるぞ」
「んあっ!?」
足に筋力増強の魔方陣を使ってから、返事を聞かずにのどかの太股を持って身体を持ち上げる。
突然、不安定な体勢にされた事で大陰唇を開いていた指は流石に離され、俺の首へと巻き付けた。
首筋に愛液の滑りを感じるものの、指同士をシッカリと絡み付けているので落ちる事は無いだろう。
更には反射的に上げられた足は俺の腰へと絡み付き、自然と陰茎も奥へと導かれた。
その動きに伴い、亀頭は一気に進入して子宮口を持ち上げる。
「んっ、くはぁ!!」
自分の体重を腕と足の他に、膣内へ入り込んだ陰茎で支えるのどかは頭を振り上げて子宮を持ち上げられる感覚に耐えた。
一気に押し込まれた所為で胎内に溜まっていた愛液が押し出されてしまい、陰茎の根元を汚す。
最奥まで進入を許してしまった膣内は突如増えた圧迫感に一瞬だけ動きを止めた後、浮き上がる血管を止めるかの様に締め付けを強めた。
ヒダが薄い分、まるで手で握り締められているとも感じる。
何とか外へ排除したがる膣壁は奥から外へ波打ちながら、強弱を付けて陰茎を刺激してきた。
「うぅ、あぁ……」
「おふぅ……」
のどかの身体を支える手を太股から尻へと移動させた俺は、腕を上下に動かして陰茎の出し入れを開始した。
「あっ! あぅ!!」
「はっ、ふっ!」
竿には膣口が巻き込まれるのを感じ、根元では大陰唇が潰れる感触を受ける。
溢れ出ている愛液は床へ飛び散り、俺の太股さえも流れていった。
カリでは薄いヒダを掻き回して行き、処女の膣内に陰茎の形を覚えさせていく。
密着するほど抱き締められているので、俺の胸でのどかの小さな胸が形を変え、上下に揺さ振られる所為で乳首が擦られて快感を追加した。
シャワーを浴びただけでは説明が付かない程度に体温は上がり、決して不快ではない体臭が濃くなってくる。
お互いに頬を擦り合わせながら、お互いの耳元で快感を漂わせる悦声を吐き出す。
手と身体に感じるのどかの感触の全てが興奮を引き出す要因となり、陰茎から受ける膣内の感覚が絶頂へ上らせる。
カウパー液を子宮口へ擦り付けながらカリで愛液を引き出し、入れる度に巻き込まれる膣口が出す度に竿へ張り付き、膣内だけではなく性器全体から快感を受ける。
「んぁぅ! あっ、は、早い、です!!」
「はっ、はっ、ふぁっ!!」
無意識に早くなる出し入れに翻弄されるのどかが苦情を言ってきても、絶頂に近付いて白くなりつつある思考では気に掛ける事も出来ない。
俺の腰を挟み込んでいる細い脚も力を増した所為で腹筋が引き締められてしまい、膣内の動きに変化が加わって陰茎への快感が大きくなってきた。
亀頭は我慢を重ねて横へ広がってヒダを削り、鈴口はカウパー液を子宮口へ擦り付けていく。
物理的に狭かった膣内は俺の陰茎にとって丁度良い具合に拡張され、締め付けを返す薄いヒダがカリの凹みに入って快感を増加してくれる。
のどかは子宮を突き上げられる刺激を好意的に受け取り、絶頂へ上る身体は愛液を噴き出して大きな反応を返してきた。
「あっ、な、何か、来ます!!」
「うっく! ふっ、出すぞ!!」
「うっ、んあぁーー!!」
そして、精液を耐え切れなくなった俺はのどかの尻を思い切り掴み、限界まで下腹部に引き寄せた。
大陰唇が陰茎の根元で形を変え、鈴口は子宮口を持ち上げたままで射精を開始する。
胎内の最奥で粘つく体液を受けたのどかも、下腹部で潰された陰核からの強過ぎる快感を合わせて送られ、一気に絶頂へと上らされた。
熱い精液を感知した途端に膣壁の締め付けは先程よりも強められ、射精は勢いを増してしまう。
魔方陣で強化しても、絶頂で震える足を何とか維持しながら、睾丸で精製された物全てをのどかの未成熟な子宮へ吐き出していった。
「ん……あ……あぁ……」
「ふぅ……」
暫くの間、お互いに身体を硬直させた後、避妊もせずに射精を受けたのどかは絶頂の余韻で惚けた表情を浮かべる。
首に巻きついていた腕からは力が抜け、腰を挟んでいた足も力無く落ちた。
流石に少し辛いので抱えていた身体を床へと下す。
腰を離した事で自然と陰茎は抜けてしまい、開放された膣口からは精液と愛液が流れ出てくる。
「ぁっ…………」
再び座り込んだのどかの、宙を漂っていた視線の先には力が抜けた陰茎があるものの、人生で初めて経験した絶頂の衝撃で、見た物を理解している様子は無かった。
このまま裸で惚けられては風邪を引かれてしまいそうなので、熱めのシャワーを掛けて身体を綺麗にしていく。
汗が滴る首筋から肩、腕と通り、胸を揉みながら流す。
「んっ……」
それを過ぎると腰を軽く洗い、精液溢れる股間は指で丁寧に体液を流してやった。
膣内に残っていた分を掻き出そうと、軽く痙攣を繰り返す浅い箇所を指先で穿る。
意識を朦朧とさせているのどかへ送られた快感は無意識に腰を動かしたが、構わずにある程度綺麗にし、足へシャワーを掛けて流した。
見た目には汚れを落とし切ると足腰が立たないのどかを抱え、脱衣所に戻って身体を拭いてから制服を着せておく。
そのままお姫様抱っこでアスナ達が待つ居間へと行けば、何やら目をキラキラさせて見て来た。
「あら~、ネギ君、大胆やね~」
「何がだ?」
「お姫様抱っこって乙女として憧れやんか~」
「そうか?」
両手を頬に当てて身体をくねらせる木乃香のテンションは高い。
チラリとアスナを見てみるも、同じ様に視線を宙に向けて『私も高畑先生に……』と呟いていた。
「あぁ……、とりあえず、のどかを部屋に送ってくるから、その間に風呂に入ればいいよ」
「分かったえ、気を付けてなぁ」
「分かってるって」
夕方も過ぎ去り、夜が深くなって人気の無い廊下を歩いていると、途中でのどか正気を取り戻して、羞恥でパニックになったが魔方陣を刻んで落ち着かせる。
「ネ、ネギ先生……」
「あれは身体を洗っただけだから、何も気にする事は無いよ」
「あ……、はい、分かりました」
同じ状況になっても困らない様に『俺と一緒に風呂へ入った時だけにやる、身体を洗う方法』と、普通に考えればありえない常識を与えておく。
まだまだ、美少女達が居るので暫くは入らないだろうが、それでも先を見据えて手を打った方が後々何かの役に立つかもしれない。
落ち着きと歩く力を取り戻したのどかを下し、部屋の前まで送れば礼を言われる。
「今日は有難うございました」
「まぁ、教師として生徒が目の前で襲われていたら助けるのは当然だろうよ」
「それでもです」
相変わらず前髪で目を隠しているものの、口元には笑みが見えた。
人見知りで恥ずかしがり屋ののどかにとっては、これ以上ない感情表現だ。
「まぁ、吸血鬼騒動が治まっても、なるべく暗くなる前に帰りなさいよ」
「はい、分かりました」
「それじゃ、お休み」
「お休みなさい。ネギ先生」
扉の中へ消えていくのどかの背中を見送り、俺もサッサと部屋へ戻った。
室内では風呂に入っても未だに妄想に忙しいアスナを放っておき、魔方陣の破壊と、俺がのどかと一緒に風呂へ入った事の情報を少しばかり変えておく。
中で何をしていたかは防音の魔方陣で分からないだろうが、それでも生徒と教師が一緒に裸の付き合いをしたと言い触らされては困る。
前に大浴場で混浴を楽しんでも、流石に一対一で入ったとなれば騒ぐ者も居るだろう。
主にあやかだが、下手に権力も持っているから困るのだ。
今はまだ犯す時期ではないので、大人しくしていて貰いたい。
「アスナはまだ高畑先生の妄想かぁ~……」
「もう、放って置いて寝なさい」
「うん、分かったぇ」
そして、天井を見詰めて自分の身体を抱き締めながら、くねくねと動くアスナを放置して部屋の明かりは消された。
床に敷かれた布団の誘惑は強く、今日は何気にいつもより動いた所為で睡魔はすぐに襲ってくる。
抗う意味も無いので抵抗する事無く、闇夜に響くアスナの不気味な声を子守唄代わりに意識は深く沈んでいくのだった。
続く
コメント
No title
Re: No title
台詞の系統の変更ですね。
分かりました。
と言っても、まだ案すら思い付いてないんですけど。
自分よりも実力が上の存在を問答無用で好き勝手するのは良いですよね!!
……ギャーーー!
誤字報告有難うございます!
早速直しました。
校正したのに……!!
ハズカシイ……。
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ネギまでズブリですが、やはりエヴァの様な実力者を相手にというのはより征服感が増しますね。
後、誤字と思われる部分がありましたので一応報告を
>熟練の戦闘車である吸血鬼の目の前であっても、一切気付かれない。