SKET DANCE 安形 紗綾・丹生 美森:完全透明人間
俺の学校には、良い意味でも悪い意味でも目立つ三人組が居る。
その三人組は人助けを目的とした部活『スケット団』として活動しており、いつも騒動の中心で活躍していた。
学校も活動を止める事無く黙認しており、多少評判が悪くとも部活として認められている。
邪険にする生徒も居るには居るが、大多数はたいして気にしていない。
教師にも露骨に侮蔑する者が居ても、明らかに引き立て役にしかなっていないのが現状で、一部の生徒や校長自らスケット団に依頼を出す等、校内での地位は高いのか低いのか分からない程度には働いている。
時には押し付けがましく、現実世界では鬱陶しがられる活動をしていても、周囲は比較的受け入れている様にも見えた。
本当なら周囲から距離を置かれても可笑しくない活動を行う三人組が、他の生徒と普通に触れ合うのは、現実では限りなく難しいだろう。
しかし、その『現実』が、『漫画の世界』なら話は別だ。
どれだけ押し付けがましく行動しようとも、最後は円満に解決して周囲から認められる。
どれだけ突拍子も無い事をしようとも、校長は受け入れ、結局問題も解決するだろう。
なぜなら、彼らは主人公だからだ。
そして、何故、俺が突然こんな事を思ったのかは、両隣にその主人公達が座っているから。
「やー見てみぃなコレ。もう知らん景色やでー」
「あのさーチューさんさー! もう10時過ぎたからさー、おやつ食ってもいンだよなー!」
「好きにしろよ」
ワイワイがやがやと修学旅行で騒がしいバスの最後部に座って居る俺は、急に漫画『Sket Dance』の世界に転生した事を認識した。
かつて漫画として読み、女キャラクターに興奮を覚えていた記憶を思い出したのだ。
まるで、ハッキリしていなかった視界が急激に晴れた様な感覚で、前世での記憶と、この世界で生きてきた人生の記憶が脳内を走る。
この世界の俺は元々余り喋るタイプではないので、周りには『俺』の変化を気にする者が居らず、前世の記憶を思い出した事は気付かれていない様子。
そもそも誰かに異変が起きたとしても、たいていは車に酔ったとか思われるだろうし、まさか前世の記憶を思い出したのかとは欠片も考えないだろう。
右側には音声合成ソフトで話す、スイッチこと<笛吹 和義>が只管ノートパソコンを弄っており、眼鏡の奥に潜む鋭い視線をモニターへ向けている。
左側では角が付いている帽子にゴーグルを巻いた頭が特徴の、スケット団団長ボッスンこと<藤崎 佑助>がポッキーを貪り始めた。
ボッスンの隣には、かつて鬼姫とまで言われた程の武闘派であり、ヒロイン的存在であるヒメコ、<鬼塚 一愛>がポッキーを貰っている。
ボブカットの短い金髪で顔もヒロインらしく美少女、関西弁で話す突っ込み体質だが魅力は余り落ちていない。
胸も比較的大きく、ボッスンの幼馴染にしておくには勿体無いと思えた。
その隣にはスケット団の顧問であり、怪しげな薬で周りに迷惑を掛ける教師<中馬 鉄治>が、ポッキーのお零れに預かって――
って、あぁ!!
思い出した!
このやる気の無い教師が原因で、ヒメコとボッスンの精神が入れ替わってしまうイベントがあった筈。
俺の様な被害者を出さない為に、目の前の危機を排除しておこう。
「うぅ……」
「お? どうしたヒメコ、食い過ぎか?」
決心した途端に、車に酔ったヒメコは教師が薬を取り出す理由を作り出してしまった。
俺は慌てて能力を発動させる。
この能力とは周りから存在を認識されなくなるもの。
分かり易く言えば透明人間になれる能力。
しかも、完全に存在感が消えてしまう所為で、何をしても気付かれない。
例えば俺が透明になった状態で誰かの胸を揉んでも、俺と言う触る人物の存在が認識できないので、そもそも誰にも触られていないと思うのだ。
身体の生理的な反射すら騙す能力は中馬が作った薬が原因で会得したもので、俺も不良教師が作った薬の被害者だった。
この世界の俺は原作を知らないので差し出された薬を警戒無く飲んでしまい、翌日には自分の意思に応じて誰にも認識されない状態になる事が出来る能力を会得。
更には透明になった状態で命令を出せば、その命令を受けた相手は自分が思った事だと行動に移し、考えまで変えてしまう、強力な暗示を掛ける能力もある。
珍しく役に立つ能力を身に着けられたが、誰にも認識されないと言う恐怖と他人の意思を好き勝手に出来る恐怖がこの世界の俺には在り、余り積極的に使っていなかったと記憶があった。
しかし、今はこの能力を使って、せめて目の前で出てしまう被害を防ぐのだ。
「ヒメコ、お前の乗り物酔いはすぐに収まって、気分は楽になる」
「……あれ、なんや急に気持ち悪いんが収まってきたわ……?」
透明になった状態で命令を下せば、ヒメコの身体はすぐに反応して乗り物酔いを沈めた。
次に薬を取り出しつつある中馬に暗示を掛ける。
「お前は今日、薬なんて持ってきていない。イイネ?」
「アッハイ」
中馬はヒメコと同様に暗示を受け入れ、鞄から薬を取り出そうとしていた手を抜いた。
当然ながら薬箱は持っておらず、お零れに預かったポッキーを貪り始めたので、一先ずは精神が入れ替わってしまうイベントが無くなった様子。
安心した俺は視線をヒメコへ向けてしまう。
酔いが収まって顔色も良くなったお陰で、ボッスンとの漫才も復活した。
突っ込みを入れる度に揺れる身体が胸すら揺らし、巨乳の大きさを主張している。
未だに透明になっている俺の視線には当然ながら気が付かず、露骨に胸を凝視されてもヒメコは楽しそうな表情を浮かべた。
本当ならこのままヒメコを犯したい気持ちがあるものの、ここは我慢だ。
理由は今日泊まる旅館にある風呂。
そう、透明人間になれる妄想をした事がある男なら、必ずやりそうな……いや、やるべき行動だ!
他のクラスだが、ターゲットは既に決まっている。
風呂までの時間が全て無駄な時間と感じないでもないが、その時まで疲れない程度に修学旅行をエンジョイするとしよう。
△
そんなこんなで時間は夜。
スキーを楽しみ、夕食を終えた生徒達は入浴の時間を迎える。
この時間を待ちに待った俺は早速透明になり、ホテルの厨房に寄り道をしてから女湯へと向かう。
廊下では入浴を伝えられたAからC組の女子が、それぞれ仲の良い友達と固まって歩いており、近くを歩いている俺に思春期の美少女達の香りが漂ってきた。
冬場とは言えスキーで汗を掻いた女子達の匂いは、ヒメコで充電していた性欲が一気に呼び覚まされる。
鼻をいつもより大きく広げながら匂いを嗅いでいると、和気藹々と進む女子の集団の中に目的の人物を見つけた。
「ヒメコちゃんも誘おっか」
「うん!」
友人にヒメコを誘うと提案されて頷くのは、サーヤこと<安形 紗綾>
ツインテールの黒髪は清純を思わせるも、性格は典型的なツンデレ。
顔はヒロイン級で文句なしに美少女の名に相応しく、何より目立つのは巨乳である。
今はジャージで下はスパッツを履いている地味な格好であっても、胸の大きさは隠しきれていない。
風呂へ向かう途中でヒメコと合流を果たし、女子の集団は姦しくなった。
サーヤはボッスンの事を恋愛対象として見ているのは、原作の知識から知っている。
そして、ボッスンはヒメコの事を想っていると認識している所為で、一緒に歩いているヒメコに対して、いつもより態度が硬い。
ヒメコ達は気が付いていないが、明らかに言葉数が少なくなっていた。
チラチラとヒメコへ視線を送るサーヤは見てて保護欲が沸き立てられるものの、俺としては他の男に恋愛感情を抱かれるのは良い気分はしない。
なので、早速、サーヤに近寄り、耳元で囁いた。
「サーヤ、君はボッスンの事なんか好きでもなんでもない」
「……えっ、……そうね。何でこんなに気になってたのかしら?」
「あれ? サーヤ、どうしたん?」
「うぅん! なんでもないよ」
「そうか?」
ポツリと呟いたサーヤにヒメコは不思議そうに声を掛けるが、サーヤは先程と違って曇りの無い笑顔で答える。
「それなええんやけど」
「それにしても、風呂楽しみよね」
「そうやなぁ」
「あっ、でも、学校で予約するホテルだから、あんまり凝った風呂じゃないかも?」
「予算的には無理やろうからな。なぁ、サーヤ」
「まぁ、そうよね~」
脇役の割には美少女であるキャプテンと呼ばれている友人が、何気に学校の予算を貶していた。
ヒメコとサーヤも同意見の様で、それまで浮かべていた笑顔が苦笑いに変わる。
仲の良さそうな会話を俺が近くで聞いているのにも気が付かないサーヤ達は、件の風呂へ到着した。
キャプテンの予想通りに脱衣所の外見は普通で、中も特に豪華な内装ではない。
「……まぁ、そら、普通やろな」
「別にお風呂が売りって訳でも無いでしょうしね」
「そやな。ほな、さっさと入ろか」
脱衣所は既に他の生徒達が居り、服を脱ぎ掛けている者や裸の女子達が満載だった。
漂う汗を滲ませる美少女達の匂いに、人知れず一緒に脱衣所へ入った俺の興奮は高まり、既にズボンの拘束すら痛みを感じる。
俺の存在を認識していないサーヤはヒメコ達と固まって、衣服を入れる籠を確保すると、目の前でジャージを脱ぎ出した。
「しっかし、ほんまサーヤの胸はおっきいな!」
「えっ! ちょっと、見ないでよ!」
「女同士やねんから、ちょっとぐらいええやろ」
時間も限られているのでサッサと下着姿になったサーヤに、羨ましそうな視線を、主に胸へ送るヒメコ。
目つきは完全に乳を狙う狩人になり、手もワキワキと指を動かしていた。
咄嗟に胸を守ったサーヤだったが、腕に押された所為で胸の肉がブラの上から食み出してしまい、余計に卑猥な形になってしまう。
「ヒメコちゃん、駄目だって、早くお風呂に入っちゃわないと」
「せやったな。ごめんなサーヤ」
「ふぅ、危うく汚される所だったわ」
「何やそれ」
「ふふ」
賑やかで仲の良い会話をするサーヤの後ろでは、たいして顔も知らない男が匂いを嗅いでいるとは夢にも思わないだろう。
好い加減、我慢も限界に達した俺は持っていたビンを口に咥え、そそくさと服を脱いで全裸になり、サーヤがブラを取った瞬間に後ろから抱き付いた。
反り立つ陰茎はスパッツに包まれたサーヤの尻の谷間に挟まれ、美少女の暖かい体温と柔らかな感触でカウパー液すら漏れ出してしまう。
「ふふ~ん、ふ~ん」
楽しそうに鼻歌を歌い出したサーヤは俺が抱き付いても全く動きを止めずにブラを籠へ畳み、男の体液が染み込んだスパッツを脱ぐ。
腰を屈めた所為で俺を背負う体勢になっても、無意識に脚を踏ん張って二人分の体重を支えた。
ショーツも同じ様にサッサと脱いでしまい、遂に全裸になる。
後ろから抱き付いている俺は身体の前面でサーヤの背中のサラサラな肌を感じ、股間では生の尻に陰茎が挟まれる快感を受けた。
手で腹を撫でながら子宮がある下腹部を軽く押し、弾力を楽しむ。
サーヤの肩を覗き込んでみれば、巨乳が揺れる光景が見えた。
先端の乳首の色は薄く、僅かにピンク色をしている程度。
乳輪の大きさも丁度良く、巨乳でありながら美乳でもあった。
性欲に思考を支配されつつあった俺は躊躇い無く、後ろから巨乳を掴んだ。
「さて、それじゃ行こか」
「そうね」
ハンドタオルを持ってヒメコの後に続くサーヤの歩幅に合わせながら、掴んだ巨乳を揉み解せば、指を目一杯広げても有り余る感触が重く圧し掛かる。
下から支えても歩く度に振動で波打ってしまい、反動による動きを止められず、その反動は胸だけではなく尻までも揺らし、谷間に挟まっている陰茎は左右の尻に扱かれた。
そして、ビンを咥えて鼻息を荒くする俺を背中に張り付かせたままの、サーヤ達は浴室へ入る。
内装は思いの外に豪華で、想像と違った光景にサーヤ達は声を上げた。
「おぉ! 結構良いんとちゃう?」
「凄い、岩とか露天風呂みたいね」
入り口で立ち止まって俺に後ろから胸を揉まれ、尻では陰茎を擦り付けられながら、サーヤはヒメコ達と一緒に感動を表す。
「そんじゃ、チャッチャと身体洗って入ろか」
「そうね」
「楽しみ!」
俺は腕の中からサーヤが離れても、入り口から動けない程の大きな感動を受けた。
それは勿論風呂の豪華さにではなく、夢にまで見た女風呂へ全裸で入った感動。
しかも、周りには美少女が多い同年代の女子生徒達。
黄色く若い声は大浴場の中で響き、風呂の湯気と共に女の匂いが立ち込める。
全裸の俺を気にしている生徒は一人も居らず、目の前をタオルで隠す事無く歩く女子生徒すら居た。
「まさに桃源郷だな……!」
大きい胸や小さい胸に限らず、殆どが美乳であり、見るからに張りもある。
ブラの拘束が無いお陰で歩くだけでも、サーヤには及ばないがシッカリと揺れ、俺の目を楽しませてくれた。
股間の様子もツルツルで幼い割れ目にしか見えない股間から、生え揃った陰毛を揺らす者まで様々だ。
その中でもやはり光るのが、洗い場へ向かうサーヤである。
白い背中に、脇腹から食み出て見える巨乳。
尻は小さいが形は良く、サーヤが脚を踏み出す度にプルプルと揺れている。
「おっと、サーヤが座る前に行かないと犯し辛くなるな」
風呂場にある椅子へ先回りした俺が座っても、サーヤは躊躇い無く俺の膝の上に座った。
太股には先ほど見ていた尻の柔らかくも弾力のある感触を受け、間近になった肩甲骨辺りからはサーヤの身体の匂いが感じられる。
反り立つ陰茎が尻に押されてしまい、後ろから抱き着いていた時よりも強く谷間に挟まれた。
そして、俺は再び手をサーヤの前へ回し、何にも覆われていない胸を下側から掴んだ。
指は胸の肉に食い込んで左右から柔らかな感触に挟まれ、少し揉み込むだけで指先が巨乳に埋もれた。
手を上に移動させて親指と人差し指で乳首を摘みつつ、余った指では胸を揉み続ける。
「ふ~ん、ん~――」
身体にシャワーを当ててハンドタオルを泡立てるサーヤは鼻歌を歌い、機嫌良く身体を洗い始めた。
自分の腕へ泡立つタオルを優しく当て、ごしごしと動かしていく。
泡に塗れていく腕から肩へ移動させたサーヤは、そのまま鎖骨を通って反対側の腕を洗う。
身体を動かす所為で俺が乳首を弄っている胸も微かに揺れ、歩く程の大きな反動は無くとも、卑猥な動きを胸に伝えていた。
しかし、俺が性欲の赴くままに胸を揉んでも、どれだけ乳首を弄ろうとも反応はなく、平常のままで硬くなりさえしない。
乳輪の縁に指先を這わせ、産毛を撫でる様に刺激を送っても、生理的な反射さえ返さなかった。
巨乳自体はいつまでも揉んでいられるが、このままでは挿入に必要な愛液も出ないかもしれないと不安になった俺は、胸から片手を降ろし、くびれを感じる脇腹を通って股間へ差し込んだ。
「んしょっと……」
サーヤは腕を洗い終わって胸へと移り、俺の手があっても気にせずにタオルを動かす。
タオル越しとは言えサーヤが自分で俺の手を胸に押し付けている状況になってしまい、股間を触る目的を忘れそうになる。
それでも、何とか残った精神を導入して、サーヤの股間を触る。
「おぉっ……」
「ふふ~ん、ん~」
サーヤは膝を揃えて座っているので触り心地の良い太股に手が挟まれ、指先には大陰唇のプニッとした柔らかさを感じた。
胸以上に柔らかく、胸以上に温かい体温。
湯を受けながら大陰唇の形を確かめつつ指を這わせ、ピースサインの様にした指で秘裂を開き、淫核を弄る。
包皮ごと摘めば僅かに他の箇所とは違う感触を感じるが、どう触っても興奮している様子は無く、何度捏ねても乳首と同様に平常を保って柔らかいまま。
弄っている俺の興奮は高まるばかりであるものの、サーヤの身体が一向に性的な反応を返さない事で、徐々に焦りを感じてきた。
包皮の上から淫核を弄っていた指先を下げ、膣口へ軽く差し込もうとしても処女の膣口は突っ張り、入ろうとする指を拒否してくる。
水だけでは圧倒的に滑りが足りず、このまま入れても痛みしか感じなさそうだった。
「まぁ、そうだろうな……。用意してて良かった」
透明人間となった俺に触られても認識されないのなら愛液も出ないだろうと予想して、あらかじめ滑る液体を用意していたのだ。
持っていたビンから半分ぐらい液体を掌に取り出し、サーヤの股間へ擦り付ける。
「オリーブオイルだから、性器に入れられても害は無いだろう」
ホテルの厨房から拝借したオリーブオイルは俺の目論見通りに、突っ張った感触を返していた膣口に滑りを与え、指先が難なくヌルリと膣内へ入り込んだ。
愛液を流す性的な反応を返していない膣壁は、指の侵入を受けても異物を拒否する様な動きを返してこない。
指先で刺激しても、解されていない固い印象を受けた。
軽く抜き差しを繰り返し、処女膜を傷付けない様に指が入る所までオリーブオイルを塗りたくる。
挿入するのに十分な滑りを与えると、俺は膣内に指を引っ掛けたままでサーヤの身体を持ち上げた。
「ふぅ……、やっぱり汗を掻いたらちゃんと洗わないといけないわよねぇ……んしょっ」
小さな尻の下敷きになっていた陰茎をサッと動かし、持ち上げたサーヤの身体が落ちる前に直立させる。
そして、サーヤが自分の足を洗う為に体重を片足へ移動させたのを受け、膣内に引っ掛けていた指を抜きつつ、徐々に力を抜いた。
「ふっ……んんっ、ふ~ん、ふふ~ん」
直立していた陰茎はサーヤの尻が降りてくるとオリーブオイルで滑る秘裂に食い込み、亀頭が硬い膣口をメリメリと広げながら入っていく
「おぉぅ……締まる……!」
普通ならば処女の膣口を力尽くで広げられる痛みや拡張感で呻き声ぐらいは上げそうな状況であっても、サーヤは相変わらず機嫌良く自分の足を洗い続けた。
カリが膣口を通れば鈴口に硬い膣壁と違った儚い感触を受ける。
それでも、サーヤの尻は止まる事無く下がり続け、アッサリと処女膜を破った。
奥に潜んでいたヒダは発達を感じるが、やはり透明になっている所為で進入していく陰茎に反応を返してこないが、元々狭かった箇所へ捻じ込んで広げていく快感はある。
おまけにオリーブオイルのお陰で滑るヒダも、亀頭に絡み付く感触を強く返してきた。
「よっと……。次は反対の脚っと~……」
ゆっくりと確実に硬い膣壁を広げながら進入していく陰茎は、片足を洗い終えたサーヤが体勢を変えた事で突く角度が変わる。
しかし、締め付けるだけの膣内に変化は無く、膣口を竿で巻き込みながら何とか最奥まで挿入しても、拒否する反応すら見せなかった。
「お……おふぅ……」
膣壁が動かなくとも陰茎がサーヤの膣内に包み込まれた快感は大きく、愛液が無い分、変に摩擦が強いので思った以上に刺激を受ける。
この世界でも俺は童貞で身体が女を犯す刺激に慣れておらず、膝の上から腕の中まで満たしている美少女の身体の柔らかさと、匂いで急速に精液が上がってきた。
とりあえず意識を反らさなければいけないと思い、背中を洗い始めたサーヤを余所に再び巨乳を掴んだ。
「よいしょっと……」
指を動かして乳首を摘み、乳輪の縁を撫でては下乳から持ち上げ、肩と巨乳の付け根に指先を這わせて胸の谷間へ手を移動させる。
手の甲で感じる巨乳は泡で滑る所為でプルプルと揺れ、サーヤが背中を洗う反動も加わると卑猥に左右へ揺れた。
巨乳を好き勝手に揉み解して何とか絶頂の波を回避すると、サーヤの腰を掴んで上下に動かしていく。
「お、おぉ……」
泡で滑るサーヤの肌は思う様に掴めずに余り激しく動かせないが、少しの動きでも反応を見せないヒダをカリで削る快感を大きくさせた。
幾ら硬い膣内であっても犯せば亀頭が温かい膣壁に包まれ、陰茎全体が締め付けられる。
抜けば元の位置に戻ろうとする膣壁が亀頭に沿って締まって行き、差し込めば鈴口からカリへ舐める様に流れるヒダの刺激を感じる。
竿は膣口で締め付けられ、抜き時も挿入する時も張り付いてきた。
鼻歌を歌うサーヤは身体を上下に動かされても気にする事無くタオルを動かし、全身を泡だらけにしていく。
少し背中を伸ばした俺はサーヤの肩から正面にあった鏡を見た。
「おぉ……!」
「ん~……」
犯されて身体を動かされるサーヤの巨乳は、上下に伸びる楕円を描き、乳首から泡を飛び散らせている。
それを見た俺は思わず、掴んでいた腰から手を放して胸を掴んだ。
泡が付いている所為で揉んでも胸の肉が指の間から漏れ出し、指に力を入れれば、ぷるんと動いて手から逃げていく。
乳首は相変わらず柔らかいままだったが、俺には十分過ぎる興奮を追加してくる。
ピストン運動は俺自身の尻と太股に力を入れては抜く事で繰り返し、精液が上がってきた陰茎を固い感触の膣内で扱いた。
「ふっ! はっ! くふっ!!」
「んっと……シャワーシャワー……」
サーヤが身体を洗い終えて泡を流す段階になると、俺も絶頂の予感で陰茎が痙攣を始める。
カウパー液で膣内のオリーブオイルは流れ出し、突っ張る感覚が強くなった膣内から大きな刺激を受けてしまう。
止めとしてカリがヒダに引っ掛かった感触を受けた途端、精液は一気に尿道を流れていった。
湧き上がってきた絶頂は俺の脚から力を抜かせ、サーヤは自身の体重で陰茎を子宮口まで咥え込む。
揉んでいた巨乳は泡が流され、シッカリ掴める様になった事で無意識に力を込めて握ってしまった。
絶頂の強張る俺の身体は自然とサーヤを抱き締め、顔を背中へ密着させれば、俺の我慢は限界を超える。
「くふっ! 出すぞ!!」
「やっぱりシャワーは良いわね~」
そして、無防備な子宮口に精液が吐き出された。
サーヤの身体から泡が流れるに比例して、膣内には精液が流し込まれていく。
カウパー液が染み付いていた膣内の奥は精液で更に滑りを加えられ、硬く締め付けていたヒダが陰茎の表面を不規則に蠢く。
ビクビクと震えながら射精を繰り返す動きは、鈴口で精液を子宮口に擦り付ける結果になった。
突っ張っていたヒダの感触も精液が膣内の最奥から逆流するにつれて、陰茎と膣壁の間に僅かな隙間を作る。
その隙間を通って漏れ出す精液は締め付ける膣口を通って秘裂の中から出てくると、泡と一緒にシャワーで流された。
「お……おふっ……」
「ふぅ……」
スキーで掻いた汗を流してスッキリしたサーヤと、精液を思う存分吐き出した俺の満足そうな溜息が重なる。
膣内で痙攣していた陰茎も動きを落ち着かせ、精液の量が減っていくと硬さも抜けていく。
それに伴って広げられていた膣内は、元の締め付けを戻そうと更に圧迫を強めた。
「よっと……」
「ぅぶぁっ!?」
巨乳を揉みつつ、抱き締めたままで余韻を楽しんでいるとサーヤが髪を洗い始め、後ろに居る俺の顔へ濡れた髪が顔へ当る。
所詮は髪なので痛くは無いが、いつまでも抱き締めていては泡まで振ってきそうなので、早々に下から逃れる事にした。
グッとサーヤの腰を掴んで身体を軽く持ち上げ、出来た尻の隙間から素早く腰を引く。
膣内に入っていた陰茎も膣口と精液の糸を繋げながら抜け、半立ちのままで姿を現した。
陰茎には未だに芯が硬く、性欲も全て晴れたとは言えない。
思春期で若いと言う事と、女風呂で全裸になっていると言う状況が、射精をしても興奮を維持させていた。
一先ずサーヤは犯したので、次なるターゲットを探して視線を巡らしても、目的の人物は見えない。
よくよく思い出してみれば、相手はF組みなので浴室に居る訳は無いと気が付いた。
本人が居なければどうしようもなく、とりあえず後で身体を味わう為に再びサーヤへ近付き、頭を洗っている耳元で暗示を掛ける。
「んっと……」
「サーヤ。お前は――」
△
サーヤに俺を好きになる暗示を掛けた後、今度こそ目的の人物を探して全裸で廊下を放浪していれば、前からジャージ姿のミモリンこと<丹生 美森>が、友人と会話をしながら歩いて来た。
どうせ姿を見られないと高を括り、美少女が多い女子達の尻や胸を軽く揉みながら我が物顔で近付く。
「スキー楽しかったですね」
「うん。でも、あんまり上手く出来なかったよね」
「でも、初めてですから。世界チャンピオンを雇えば良かったですかね?」
「いや、修学旅行程度でそれは駄目でしょ」
「そうですか?」
相変わらず可笑しな金持ち思考をしている。
軽くウェーブが掛かっている黒く艶やかな髪を肩まで伸ばし、前髪は上げて額を見せる髪形のミモリン。
腰は細いがサーヤよりも大きな巨乳が存在を主張している。
今はブラをしている筈でも、歩く度に大きく揺れ、拘束している意味がなさそうだった。
歩いて来たミモリンの横へ並んだ俺は、おもむろに揺れる巨乳へ手を伸ばし、下から支えて持ち上げる。
「おぉ……」
サーヤよりも大きな胸は外見に違わない重量感と、胸が持つ柔らかさが俺の手に押しかかった。
軽く上下に動かせば、たぷんたぷんと揺れてジャージの生地ごと巨乳は動く。
出したばかりの精液も急速に充填され、陰茎の硬さも蘇ってきた。
胸を持ち上げられてもミモリンの顔は一切曇る事無く、友人との会話に華を咲かせている。
今はまだAからC組が入っている風呂場の前まで来ると、ミモリン達は立ち止まった。
横に付いていた俺は揉んでいるだけでは我慢も出来る筈も無く、ミモリンの正面に回っておもむろに屈み、ジャージのズボンへ手を掛けて引き降ろす。
「やはり、コツとかが要りそうですよね」
「スポーツだからね~。ある程度は熟練も必要かも?」
「あぁ、そうですよね。知識だけ知っていても意味がなさそうです」
「知らないよりマシだろうけどね」
「そうですね」
ショーツと一緒に降ろされれば下半身は曝け出され、陰毛が僅かに茂る股間が露出した。
壁に背を預け、脚を揃えて立っているので股間の隙間は狭くなり、脚の付け根に押された大陰唇は盛り上がって秘裂の割れ目を深くさせる。
廊下で女子達の他に一般の客が歩く中で下半身を丸出しにされても、ミモリンは笑顔で友人と会話を続けた。
「やはり世界チャンピオンのコーチを雇ったほうが良かったですね」
「いや、理屈は可笑しい」
曝け出されたミモリンの股間に顔を近付けた俺は、思い切って匂いを嗅いで見る。
スキーをしてから篭っていた汗の匂いが濃くなっており、女の身体の色気を鼻で感じた。
脚が閉じられているので広げられはしないが、何とか股間の隙間に両手の指を差込み、大陰唇を開けば秘裂の中身が見える。
中はサーヤよりも赤みが強く、淫核を包んでいる包皮は心成しか大きい。
小陰唇も、大陰唇からは食み出さない程度には発達している様だった。
股間の奥を覗き込めば確認できる膣口は見るからに小さく、小指の先すら入りそうに無い。
一先ず性器の確認を終えた俺は、今度は立ち上がってミモリンの前へ立ちはだかる。
目の前に俺の顔が上ってきても、ミモリンは俺の顔の向こうに居る友人へ視線を合わせたままで会話を続けた。
「あっ! なら、スキーのボードを純金に!」
「金は柔らかいからすぐに折れると思うよ?」
「では、プラチナで!」
「普通の板で良いでしょ」
いつもながらに外れた金持ち思考で、後頭部から聞こえる友人の声は若干呆れている。
会話の内容に興味が無い俺はミモリンのジャージのファスナーを掴み、ズボンと同じ様に一気に下げた。
中からシャツが出てきたので、それも上に捲り上げ、ブラに包まれた巨乳を引き出す。
ピンクの可愛らしくも高級感溢れる生地で、如何にも金を持っていそうなブラだった。
カップから食み出ている胸は白く透き通る肌で、キメも細かい印象を受ける。
谷間にあったホックを外すと、拘束から開放された巨乳がプルンと音が聞こえそうな動きで飛び出てきた。
「おぉ!」
跳ねる巨乳の頂点では薄いピンク色の乳首が、開放された反動で上下に揺れる。
胸の形も全体的には丸っこいが前へ突き出ている分、形も色もバランスも美乳の名に相応しい。
『DからF組の女子生徒は入浴してください』
「あっ、そろそろ、出てくるよ」
「そうですね。入りましょうか」
いざ揉もうとした時に、先に入浴していたクラスが出てきた。
館内放送も残っていたクラスの入浴を諭し、ミモリンと友人は脱衣所へ入っていく。
俺にジャージのズボンを下げられたミモリンは、ちょこちょこと脚を動かしてズボンを上げずに歩いていた。
胸も当然丸出しにされたままで、小刻みに全体を揺らす。
脱衣所に入ってからは、俺が少し脱がしていたお陰でサッサとジャージを脱いで全裸になり、タオルを持って友人が服を脱ぐのを待っていた。
「お待たせ」
「えぇ、早く汗を流したいです」
「そうね~。汗塗れは嫌よね」
ミモリンの全裸を後ろから見詰め、俺も再び裸になって後を追う。
しかし、身体を洗っている時に手を出してはサーヤと同じで面白くなく、一足先に浴槽へ入って待つ事にした。
先ほどとは顔ぶれの変わった女子風呂の光景を見ながら暫し待ち、のぼせない程度に脚だけを湯へ浸けていると、待っていたミモリンがやってくる。
「結構、大きな浴槽ですね」
「岩とかあるし……」
「あっ、でも、この岩は安物ですね」
「えっ?」
後ろで纏められた髪は既に洗ったのか、濡れて光沢を持ち、毛先から水が滴り落ちる。
洗った後の身体はシャワーで程好く温められ、白かった肌が赤みを帯びていた。
タオルで軽く胸と股間を隠している姿は、何処と無く幼いながらも成長した身体の線が大人の色気を醸し出し、俺の興奮も復活する。
湯船に脚を入れたミモリンはそのまま歩いて、少し奥の方で湯に浸かった。
胴体まで沈めれば巨乳は水面へ浮き、他の生徒が立てる波でゆらゆらと湯の中で揺れる。
ミモリンが腰を落ち着かせたのを見計らって、俺は正面から堂々と近寄った。
「ふぅ……良いお湯ですね」
「ほんと、スキーで疲れた身体には有難いわ~」
タオルで首筋を流し、丁度良い湯の気持ち良さにリラックスしている。
腕を動かす度に湯に浮いている胸も揺れ、水面の下に見える乳首が動く。
正面に陣取った俺は両手の人差し指を伸ばし、スイッチを押す様に乳首を突いた。
先ほどは触れなかった分、指の第一関節まで楽に食い込ませられる柔らかさを堪能する。
押し込まれる乳首は手を前へ押し出す程に胸の中へ消え、乳輪すら見えなくなった。
これ以上奥へ差し込めない程度の弾力を受けてからパッと手を引くと、湯の中であっても、たぷんと元の形へ戻る。
下から持ち上げてみても、浮力の所為でサーヤより大きくとも軽い。
水面から出てきた胸は水を滴らせて肌の張りもキメも細かく、触る手には吸い付く感触すらあった。
既に陰茎は反り立ってカウパー液すら滲ませているものの、湯の中ではオリーブオイルも使えないので、ミモリンの体勢を変えなければいけない。
「ちょっと、ごめんなさいよっと……」
「ん、私の家では湯船にバラの花か、金箔を浮かべるんですよ」
「バラは辛うじて分かるけど、金箔って出た時張り付いて大変じゃないの?」
「えぇ、シャワーを必ず浴びないといけないのが難点です」
「最初から入れなければ良いじゃん」
湯船の沈んでいるミモリンの腰を掴んだ俺はそのまま自分の方向へ引き寄せ、水面で仰向けになるように持ち上げる。
真正面に俺が居た所為でミモリンの脚は俺の身体を挟む程度に広げられ、浮き上がってきた股間は開かれた。
大陰唇は未だに秘裂が一本通るだけの綺麗な形を保ち、陰毛は湯の中で揺れる。
腰を持ち上げていた手をミモリンの尻へ下げれば、肉付きの良い感触が返って来た。
胸よりも弾力はあるが決して硬い印象は無く、揉むと指は肉に食い込んだ。
殆ど水面から出てきた巨乳は仰向けになった胴体に乗り、重力に従って横へ広がるが、それでも半分ほどが水中にあるので天井を向く大きな椀型を崩さない。
開かれた股間は陰茎と距離を縮め、俺が少し腰を進めれば秘裂に食い込む位置にあっても、今はまだ我慢しなければならなかった。
何とか突き入れたい欲求を我慢し、今度はミモリンの身体をうつ伏せの体勢へ変える。
それから湯船の縁へ手を付かせて湯船の底で膝を立たせれば、ミモリンは太股の上の方だけを湯に付かせた状態で四つん這いになった。
胸も重力に引かれて下にある湯船へ前半分だけ浸かり、再び水中で揺れる。
無防備に晒された白い背中は華奢で、くびれた腰から安産型の尻に行く線が性的な興奮を誘って止まない。
俺の目の前には肉付きの良い尻が突き出され、膝を肩幅に開いている所為で大陰唇どころか肛門すら見えた。
「しかし、やはり豪華さが無いと寂しいと言うか……」
「そんな豪華さは捨ててしまえ!」
あらかじめ持っていたオリーブオイルのビンを取った俺は、突き出された大陰唇へビンの口を挿入する。
ビンの口の形に広がった大陰唇は難なく咥え込み、俺の手にもビンの先が膣口へ入る感触を受けた。
そのまま角度を立てて、ミモリンの膣内でオリーブオイルを流し込んでいく。
そして、膣口の隙間から漏れ出し始めると、俺は膝立ちになってミモリンの腰の高さに陰茎を合わせた。
サーヤの膣内に出しても硬さと太さを復活させた陰茎の根元を支え、鈴口を秘裂に接触させる。
「でも、たまにはこの様なお風呂も良いですね~」
「私はいつも家の狭いのに入ってるから新鮮な感じがするわ」
オリーブオイルでヌルヌルになった大陰唇は、俺が腰を前へ突き出すだけで左右へ割り開かれ、亀頭を咥え込んで行く。
湯に浸かって温まったミモリンの体温を直に感じた俺の興奮も更に高まり、陰茎の硬さも増してしまう。
鈴口を狭く硬い膣口に食い込ませて陰茎を支える必要が無くなると、ミモリンの細い腰を掴んでジワジワと引き寄せる。
全く愛撫をしていない膣口は亀頭の形に添って広げられ、大陰唇を引き摺りながら膣内へ減り込む。
解していない所為で硬い感覚を受けるが、サーヤよりも肉体的に成長しているお陰で、締め付けは比べると弱いかもしれない。
それでも亀頭に受ける圧迫感は強く、ヌルヌルになっている事で快感も大きかった。
メリメリと膣口を広げる感覚に陰茎は勝手にカウパー液を漏らし、亀頭が3分の1位まで膣口に入ると、鈴口には処女膜の抵抗を受ける。
完全に行く手を遮る位置にある壁は、俺が腰を少し押し込めば僅かに伸びた。
「おふぅ……締め付けが強い……!!」
大陰唇を巻き込みながら亀頭を完全に膣口へ入れても、快感で勝手に動く俺の腰は止まる事無く、竿すら挿入して行く。
腰の力に抵抗できない処女膜はブツリとした感触を亀頭に返し、儚く少女の証を散らすと、今度は解されていない膣壁が鈴口に立ちはだかった。
しかし、オリーブオイルの滑りで硬い膣壁は難なく、広げられる。
亀頭の表面を擦られる刺激は締め付け同様に強く、カウパー液も量を増やすばかり。
一度射精をしたので余裕はあった筈だが、ミモリンの華奢な背中とキメの細かい肌、更には回りに大勢の女子達が居る中で、犯している状況が大きな快感となっていた。
そして、最奥まで入れると俺の下腹部には安産型の尻が当たる。
「くふっ……うぅ……」
サーヤの膣内は入れても抜いても硬い膣内を力尽くで広げる感覚だったが、ミモリンの膣内は解れていない状態であっても俺の陰茎の形に添って強く包み込んできた。
オリーブオイルで滑るヒダは、話す振動でジワジワと陰茎の表面を這い回る。
鈴口は子宮口にカウパー液を擦り付けた後、俺は腰を引いて膣壁をカリで削っていった。
膣口から出てくる竿には破瓜の血が付き、確かに処女を奪ったと視覚的にも確認できる。
挿入していた時よりも大陰唇を左右へ開きつつ、カリが出てくるまで腰を引くと、今度は勢いを付けて子宮口を突き上げた。
ぺチンとミモリンの尻が高い音を浴室へ響かせながら波打って衝撃を吸収し、俺は反発する尻の力を消さない様にサッと腰を引いて前後運動を開始する。
「こほっ……」
「あれ? 大丈夫?」
「けほっ、えぇ、大丈夫です。ちょっと湯気を吸い込んでしまったみたいで」
「あぁ、サウナでも熱気が器官に入ると咳き込む事があるよね」
「ちょっと、油断したみたいです」
子宮口を突かれ、身体の奥から押し上げられたミモリンは軽く咳き込む。
隣の友人が心配そうに聞き返すも、本人は違った原因を疑ったらしい。
何度か硬い膣壁を広げながら子宮口を突き上げれば、ミモリンも衝撃を上手く流せるようになってすぐに呼吸を安定させた。
弾力のある尻が間に挟まって陰茎を根元まで挿入できない事で、膣内で受ける衝撃自体は思いの外少ない様でもある。
それでも俺が腰を使って強く突けば、反動を流しきれないミモリンの身体は前後に揺さぶられ、風呂に浸かっている巨乳が釣られて湯を掻き回した。
大きな胸はミモリンの背中から見下ろしても、脇腹から横乳を表す。
それを見た俺は腰を動かしながら上半身を前へ倒し、華奢な背中へ覆い被さると湯の中で揺れ動く胸を掴んだ。
「ぅん、ふっ、さっきより、くっ、重いかも、しれない」
湯に浸けられる状態になっている巨乳は、水中から持ち上げれば広げた指から大幅に食み出た状態で乗った。
支えきらなかった部分が掌から零れてしまい、尻を突き上げられる反動でたぷんたぷんと揺れる。
人差し指と親指で両方の乳首を摘んで見ても、やはり俺を認識していない所為で犯されている事実も身体は感じず、興奮を一切示していないままだった。
乳輪から僅かに顔を出した程度の乳首は平常を保ち、水中で下へ引っ張っても生理的は反応すら返さない。
指に力を入れて餅を捏ねる様に揉み解し、掴まれた跡を赤く残しても、友人と会話を続ける表情と同じで変化を見せなかった。
それでも、俺にとってはミモリンの巨乳を無許可で揉んでいる事には変わらず、勝手に膣内で陰茎を扱いている現状が合わさって絶頂へ上らせてくれる。
補充された精液が再び上がってきた感覚で陰茎が太くなり、俺の思考も徐々に白くなり始めた。
もはや胸を揉んでいる姿勢では腰の動きに満足できず、俺は身体を起こしてからミモリンの腰を掴み直し、ピストン運動を速める。
「ふっ! はっ! くはっ!!」
「そう言えば、ここってサウナは無いのかな?」
「パンフレットには書いてなかったと思いますよ?」
「そう、別に入らなくても良いんだけど、無いなら無いで損した気分」
「うふふ、そうですね。私の家みたいに十畳ほどのがあれば良いのですけれど」
「無駄に広い!」
サーヤと違って座っている下から抱えている訳ではないので、腰の動きは制限される事無く、力強く腰を前後に動かせた。
若干、脚が湯に囚われて動かし辛くとも、性欲に身体を支配された俺は関係なく腰を動かしていく。
水面は激しく波打ち、ミモリンの尻も子宮口を突き上げられる度に弾力を感じさせる反発を返しながら大きく波打った。
カリで削るヒダは全く反応を返していないが、それでもオイルで滑る感触は十分な快感となって俺を絶頂へ押し上げる。
暴発しそうになる精液を股間で塞き止めながら、俺は最後の止めとして勢い良く子宮口を突き上げた。
「ふっ!」
「こはっ……」
そして、ミモリンが咳き込む息を聞いてから、股間の力を抜く。
「出すぞ!」
全く反応を返さない膣内で、犯されていると認識していない子宮口へ向かって精液を吐き出していく。
ビクビクと震えながら射精を繰り返し、膣内の最奥に残っていたオリーブオイルすら押し流した。
子宮口付近の僅かな隙間すら精液は入り込み、全てのヒダにさえも塗りたくる勢いで膣内に広がる。
射精をして上下に痙攣を繰り返す鈴口で、硬い感触の子宮口を擦りながら精液でオイルとは違った滑りを追加した。
反応自体は平常を保ったままの膣口は、大陰唇を広げる陰茎を締め付ける僅かな隙間から精液を逆流させ、湯船に体液の塊を作る。
「うっ……ふっ、うぅ……」
精液を流し込まれても硬い膣内で痙攣を続けていた陰茎は徐々に動きを緩め、絶頂の快感も引いていく。
ミモリンの腰を無意識に強く握っていた手から力を抜き、白くなっていた思考も戻って絶頂直後の気だるさが襲ってきた。
「そろそろ出ましょうか」
「そうだね。好い加減のぼせそう」
「おっと……」
絶頂の余韻を膣内で味わっていると、ミモリンがいきなり立ち上がってしまう。
自然と陰茎も抜けてしまい、キュッと元の狭さに戻った膣口からは精液が勢い良く漏れ出した。
湯船を歩く度に股間から内腿を通って湯の中へ落ち、熱で固まった精液が沈んでいく。
そんな卑猥な光景は誰も気にせず、精液が固まっている湯の中で他の女子生徒は嬉々として入り、その湯で顔を洗う。
ハッとした俺はこのまま放すのを惜しく思い、慌てて後を追ってミモリンの耳元で囁いた。
「ミモリン、お前は――」
△
翌日。
はしゃぎ過ぎた生徒達は殆ど寝ぼけ眼で、朝食を食べる為に廊下を歩いている。
その集団の中に俺も居るのだが、上半身を曲げてユラユラと動く周りの生徒の所為で、ゾンビの集団に居る錯覚を思えてしまった。
「あっ!」
「んっ?」
女子生徒達と合流を果たすと、少し遠くから聞きなれた声が聞こえる。
何事かと思って視線をやれば、サーヤが嬉しそうに走り寄ってきた。
「やっ! おはよう!」
「あぁ、おはよう」
「あっ! べ、別に朝からあんたに会えて嬉しくは無いんだからね」
「そうかい」
分かり易いツンデレを早速披露して来たサーヤは、巨乳を持ち上げるように腕を組んで顔を反らす。
顔色は赤くなっており、明らかに俺に対して行為を抱いている雰囲気を全身から出していた。
「あっ!」
「えっ?」
「またか」
同じ様な声を聞いて今度はサーヤと一緒に声の方向へ振り向くと、ミモリンがこれまた嬉しそうに走り寄ってくる。
ブラをしていても大きく弾む巨乳を揺らしながら走ってくる姿は、擦れ違う男子生徒達の視線を釘付けにしていた。
「おはようございます」
「おはよう」
「おはよう、ミモリン」
「おはようございます、サーヤ」
親しそうに会話をするサーヤとミモリンには、あらかじめ仲が良くなる様に暗示を掛けてある。
流石に俺を取り合って骨肉の争いをされるのは見ていて気持ちの良いものではない。
何かの間違いでどちらかが怪我でもしてしまっては、大変勿体無いと思っての処置だった。
透明になって耳元で囁くだけなのでたいして苦労もしていないが、目の前で楽しそうに会話をする二人の姿を見れば、やって良かったと思える。
元々失敗はしないものの、やはり自分が仕掛けた事が思い通りに効果を発揮するのは気持ちが良い。
「一緒に朝食を食べませんか?」
「良いわね」
「別に良いぞ」
「そうですか!」
俺とサーヤが即答すれば、ミモリンは嬉しそうに胸の前で手を合わせて喜んだ。
二の腕に押された胸がジャージの谷間を深くして、俺の朝立ちは固さを更に高める。
しかし、流石に今透明になっては混乱を招くだけなので、我慢する必要があった。
それでも、俺を好きになる暗示の効果の程を知りたくなり、おもむろにサーヤとミモリンの巨乳を掴んで見る。
「あっ……」
「ゃん……」
他の生徒が居る前で胸を揉んでも二人は微笑みながら顔を赤くするだけで、俺の手を払い除け様とはしない。
それどころか逆に押し付ける抵抗さえ感じ、俺に対しての好意はカナリ高そうだった。
「ここでは駄目ですよ?」
「そうよ。後で幾らでもしてあげるから。ね?」
「うん、楽しみにしてるよ」
「うふふ、えぇ、楽しみにしておいて下さい」
「スキーより激しくなりそうだわ」
優しく言い聞かせてきたサーヤとミモリンは、俺の腕を胸の谷間へ抱いて食堂へ脚を向ける。
周りからは男子生徒の嫉妬に塗れた視線を受けるが俺は気にせず、連れて行かれるままに歩く。
この世界に来てから薬の実験台にされて不幸かと思ったが、前世の知識を思い出して本当に良かった。
お陰でパッとしなかった学校の生活にも色が咲き、充実していきそうにも思える。
両隣からは甘い視線と女の子特有の良い香り、そして胸の柔らかさで幸せの絶頂に居ると断言できるだろう。
暫くの間はサーヤとミモリンと言う二人の美少女を味わい尽くす事に専念しようか。
終わり
コメント
No title
Re: No title
コメント有難うございます。
感想があると大変励みになりますよ!
No title
怒涛の更新お疲れ様です
サーヤとミモリンのおっぱいおっぱいで最高でした
自分が椅子になるとか後ろから抱きついておっぱい揉みながらお尻に陰茎くっつけるとか辛抱たまらないですね
体洗ってる女の子のおっぱい揉みまくりなのも嬉しいし
ミモリンも湯船に使ってる姿が想像できておっぱいの描写も良くて最高にエロく楽しめました
ポイ捨てじゃなくて2人共ゲットして良い雰囲気で終わったのも個人的に嬉しかったです
今までで一番好きかもしれないくらいで、できればまたこの続きがほしいくらいです
他のリクエストもまた楽しみにしていますね
お体に気をつけて頑張ってくださいね
サーヤとミモリンのおっぱいおっぱいで最高でした
自分が椅子になるとか後ろから抱きついておっぱい揉みながらお尻に陰茎くっつけるとか辛抱たまらないですね
体洗ってる女の子のおっぱい揉みまくりなのも嬉しいし
ミモリンも湯船に使ってる姿が想像できておっぱいの描写も良くて最高にエロく楽しめました
ポイ捨てじゃなくて2人共ゲットして良い雰囲気で終わったのも個人的に嬉しかったです
今までで一番好きかもしれないくらいで、できればまたこの続きがほしいくらいです
他のリクエストもまた楽しみにしていますね
お体に気をつけて頑張ってくださいね
Re: No title
感想有難うございます!
二人とも巨乳でしたから、おっぱいに行くのは仕方ないですね!
身体洗う時はたいてい座っているので、犯す為に主人公自ら椅子になってもらいました。
身体同士を密着させるエロさを目指しましたよ。
ミモリンの巨乳の描写は、ちょっと胸の柔らかさを意識して見ました。
巨乳が湯に浮くのは結構知られてますからね。
波間に揺れる巨乳。
良いですよね~。
続きは、とりあえず今受けているリクを消化し切ってからですね。
その時要望があれば、と言う感じです。
一番を更新出来る様に頑張りたいと思います!
No title
いつも読ませていただいてます
こののSSは長かったですが、内容がすばらしく、最後まで一気に読んじゃいました
もし続きがあるならぜひ読みたいです。
これからもがんばってください。
こののSSは長かったですが、内容がすばらしく、最後まで一気に読んじゃいました
もし続きがあるならぜひ読みたいです。
これからもがんばってください。
Re: No title
コメント有り難う御座います!
続きは確かリクエストであった筈なので、いつか書く予定です。
続きは確かリクエストであった筈なので、いつか書く予定です。
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