革命機ヴァルヴレイヴ 二ノ宮タカヒ:時間停止姦
『それでは決を採ります。独立に賛成の人は、その場で手を上げてください』
「さんせ~い!」
「面白そう!」
「俺達の国か!」
目の前の壇上に立つ眠そうな目をしている黒髪の少女<野火 マリエ>が、学園の独立に関する採決を求めている。
その隣では総理大臣の父を持つ<指南 ショーコ>が真剣な目で壇上を見上げる俺達を見ていた。
戦いに巻き込まれる危険が迫っているとは言え、独立した事によって生じる新しい矛盾や不都合を考えず、聞こえの良い言葉で独立を叫ぶ二人。
宇宙に浮かぶ都市であるにも拘らず、周囲の街と物理的に切り離す独立では、食料やら経済、他のあらゆる物資に関してジリ貧になる未来しか見えない。
こんなありえない判断を迫られているのも、物語の主人公である<時縞 ハルト>がヴァルヴレイヴに乗り、原作が始まってしまったからだ。
それからたいした時間も掛からずに、転生した俺が住んでいたモジュール77が物騒な事に巻き込まれて行く。
ショーコ発案の独立は学園と家族を攻撃させない為と目的を掲げているが、原作を知る俺は独立した事によって結局激しい攻撃に晒されてしまう未来が待つのを知っている。
最終的には平和な独立を勝ち取るのだが、そこまで行くのに大勢の犠牲が出てしまう。
俺の周りで賛成を声高らかに述べている生徒達も現実を見ているとは思えず、明らかに面白半分での賛成だった。
だから、ストーリーが進み、実際に独立した後、電力不足やヴァルヴレイヴのパイロットが人ならざる者だったと知れば、簡単に独立を決めた主人公勢を攻めるのだ。
そもそも、学園がある中立国・ジオールの一角でVVV計画とか訳の分からない事をしなければ、外の対立に構わず、平和を謳歌出来ていたのに……。
オノーレ……。
地球を離れ、宇宙へ生活圏を広げても、争いを続ける人の業とは恐るべき物だと心底感じる。
ハルトもヴァルヴレイヴと言う兵器を持ったのなら学園に留まるのではなく、合衆国か連邦に所属を変えれば良いのにと何度思った事か。
しかし、俺はそもそも原作に関わる気も無いから、俺に危険が迫らない所で好きにやってくれと思うしかない。
最終的には一国として安定はするのだ。
それまで俺は被害が出なさそうな所で、大人しくしていよう。
正直に言って、転生した俺の住む場所がダイソン・スフィアと言う宇宙都市であり、国の名前がジオールだった時から嫌な予感はしていた。
学園の名前もクラスメートも何処か見覚えがあると思っていれば、原作のアニメを思い出した直後に案の定この事態だ。
今もモジュール77の外の宇宙空間では、ドルシア軍事盟約連邦と環大西洋合衆国から攻撃を受け、ハルトが戦いを繰り広げている。
それなのに、辺りは現実から目を背ける様に場違いとも取れる笑顔が見えていた。
転生した俺は例によって特殊な能力を持っているものの、流石にロボット相手、しかも宇宙で戦うのでは何の役にも立てない。
そう、例え宇宙その物の時間を止める事が出来ても。
「まぁ、こんな危険な世界でも役得はあるもんだけどな……」
アニメの世界であるのならば、当然ながら登場人物においては美形ばかり。
男勢は殆ど例外無くイケメンであり、女勢は美少女しか居ないと言っても良いだろう。
ヒロインや、重要なポジションに居る女キャラは見ているだけでも、若い盛りの身体には性欲が沸き上がる。
テレビ画面からは感じられなかった匂いや、胸を揺らしながら前から歩いてくる姿は存在感があり、この世界が俺にとっての現実であると実感させてくれた。
「いやいや、良く考えた方が……」
「他に選択肢が在って?」
熱狂を模してきた周りに釣られる様に、後ろの髪も前へ流す縦ロールの金髪美少女が腰に手を当てながらスッと賛成の挙手をしている。
今はまだ目立たないポジションに居る<二ノ宮 タカヒ>は、後々に独立した学園で外務大臣になる、原作でも比較的重要なキャラだ。
普段は外見と言葉遣いが伴って少しキツイ印象を受けるものの、女子運動部のリーダーを務めているので人を纏める力はあるのかも知れない。
取り巻きからは『様』付けで呼ばれている所を見れば、実際は違うが完全にお嬢様と言わざるを得ないだろう。
小さめの尻に引き締まった腰、更に巨乳を持つプロポーションは素晴らしく、所属しているバレエ部では、その性的な意味で目を釘付けにする肉体美を披露している。
タカヒ本人は真面目にゼロGバレエと言う無重力で行う競技をやっているものの、思春期の男子生徒にしてみれば露出度の高いレオタードで青い性欲を刺激されて止まない。
タカヒの隣で慎重な意見を言っている生徒会長の<連坊小路 サトミ>と将来的に結婚するが、今は精々が友人程度と思っているだろうから、手を出しても寝取りにはならないだろう。
俺の隣に立っているタカヒを横目でチラチラと見ていると、バレエの露出度の高い衣装を思い出してしまって俺の興奮が目覚めつつある。
辺りは未だ冷めぬ熱狂で視線は全て壇上に居るショーコとマリエに注がれている中、俺だけがタカヒの身体を上から下まで舐める様に見ていた。
転生して異能を持ったとしてもロボット戦では役に立たない分、俺は俺の為に能力を使う事にする。
「時間よ、止まーれ……」
ボソッと呟いた能力を発動させる切欠の言葉。
その瞬間から騒がしかった生徒達の声は全て消えてしまい、誰一人動かない世界になってしまった。
まるで精巧な人形が並んでいるとも思えると光景は、暗ければさぞや恐怖を誘うだろう。
しかし、俺の関心はタカヒ一人のみ。
時間を止めた所為で手を上げている体勢は変わらず、何処か楽しそうな微笑を浮かべる顔では瞬きすらしていなかった。
特に繋がりを得てなかった俺は話しかける事すら出来なかったが、時間が止まったのなら問題は無い。
近寄ってみると、過去に擦れ違った一瞬漂ってきた匂いを思う存分嗅げる。
微笑を浮かべる顔は文句なしの美少女で、当たり前だが肌は若く瑞々しい。
視線を下へ降ろせば制服を盛り上げる巨乳に、細い腰。
スカートから伸びるのは、ストッキングを履いていない生の太股。
バレエをしているお陰で太過ぎず細過ぎない魅力的な足を見せていた。
「ほほぉ、間近で見るとやっぱり綺麗だよな」
美少女らしい綺麗な顔を眺めた後、俺はタカヒの後ろへ回って抱き着き、前へ回す手で細い腰を撫でる。
制服の上からでも分かる腰は引き締まっており、腹を触っても無駄な脂肪は殆ど感じられなかった。
後ろから抱き付いた所為で、ズボンの中に収まっていた陰茎はタカヒの尻の谷間へ挟まる。
柔らかな弾力に左右から挟まれ、陰茎が急速に硬さを増していった。
俺の顔がタカヒの後頭部に埋もれ、髪からはシャンプーの良い香りが鼻腔をくすぐる。
「すぅ……ふはぁ……」
クラスが違うし付き合いも無い為、普段では近付く事すら出来なかったタカヒを腕の中で抱き締めていると、性的な興奮で思考を支配されて行くのを感じた。
腹を抱きしめていた手を動かした俺は、制服を大きく盛り上げている巨乳へ向かわせる。
そして、掴んだ瞬間に、指は制服の上からであっても胸の肉に包まれた。
「おぉ! 柔らかい!!」
タカヒの肩から前を覗き込んで確認してみると、俺の指によって形を変えられている巨乳が確認できた。
胸が大きい所為で下から掴んでいる指は殆ど隠れてしまっている。
食い込む指が制服ごと胸に沈めば、沈んだ分だけ指が柔らかい抵抗を受け、暖かな体温に包まれた。
真横にあるタカヒの顔をチラリと見ても、壇上の二人を見上げて微笑む顔に陰りは一切無い。
時間が止まっているので胸が揉まれている事すらタカヒは感じられないが、それでもしつこく揉むと徐々に胸の張りが増してくるようだった。
柔らかく指を包んでいた巨乳からの抵抗が心成しか増し、無節操に揉んでいるだけだった掌にポツンと固めの感触が現れる。
「……ん?」
僅かに引っ掛かる感触は位置的に紛れも無い乳首であり、胸を揉まれたタカヒの身体は時間が止まっていても性的な刺激を溜め込んでいくらしい。
陰茎を尻の谷間へグリグリと押し付けながら、俺はタカヒの首筋に顔を埋めて思い切り体臭を吸い込んだ。
「すぅ……ふはぁ……」
先程、嗅いだ時よりもシャンプーの匂いを押し退けて、タカヒ自身の匂いが濃くなった気がする。
高まった興奮で思考に余裕が無くなりつつある俺は制服の上からでは満足できなくなり、タカヒの正面へ回ってから巨乳を隠しているボタンを外して行く。
首元からゆっくりと外し、徐々に白く透き通る肌を照明の下へ暴き出す。
華奢な鎖骨に、ブラで中央へ寄せられた巨乳が触れ合う谷間。
巨乳を包む高級そうなブラが全体を現すと、完全に制服の前を開け放つ。
他の学年を含める男に女と色んな生徒が周りに大勢居る中、微笑を浮かべるタカヒの上半身から完全に制服を取り去った。
制服を剥いだだけでもブラの中で波打つ巨乳は柔らかさを示し、俺はついでにブラのホックを外して巨乳を露出させる。
「ふぉ……」
思わず出てしまう声は、巨乳の美しさに感動しての物。
やはり普段隠されている箇所である所為か、胸は顔の肌よりも白く、良く見れば血管すら透けて見えそうな程。
頂点に存在する乳首は薄い桜色で乳輪の大きさは、胸本体の大きさから比べれば少し小さめ。
胸を揉まれた事で性的な興奮を目覚めさせた乳首は僅かに尖り始め、卑猥な突起を見せていた。
時間が止まっていてもブラを外した反動は余す事無く巨乳を縦横に揺らす。
「触った所は時間が動くのか? ……顔には触れないな」
揺れる巨乳から視線を移した先には、相変わらず微笑を浮かべるタカヒの顔。
自信が溢れ出る表情は、キツイ言い方さえしなければメインヒロインすら張れそうだ。
伊達に2年連続でミス咲森になっていないと言う事か。
人前で微笑みながら胸を晒す姿を見ていて興奮はするものの、僅かに残った冷静な思考が普通の体位で犯しては少し面白くないと思わせてきた。
なので、早速タカヒの体勢を変える。
「よっと……」
片足を横へ持ち上げ、Y字バランスの体勢を取らせてみた。
元々バレエをしているタカヒの股関節は柔らかく、殆ど真上に脚を伸ばしても難なく動かせる。
自然とスカートが捲りあがり、ブラとお揃いのショーツが見えてしまった。
股間を包むクロッチは大陰唇の膨らみで大きく盛り上がる。
中心には脚を上げさせた所為で開いた秘裂が布の割れ目を深め、良く見なくても淫核を包む包皮の形すらハッキリと浮かび上がらせた。
「食い込んでる……」
無意識にタカヒの顔をチラリと伺ってしまうが、壇上に向けたままの微笑みは変わっていない。
時間が止まっていると分かっていても、何気に始めて触る秘裂へ恐る恐る指を差し込んだ。
「うぉ……、柔らかいし暖かい」
ショーツに放射状の皺を作りながら指先が秘裂の中へ入り込み、大陰唇に挟まれて生暖かい感触を受ける。
丁度、膣口辺りに入ったらしく、先では狭い孔の入り口を感じた。
そのままグリグリと指を動かして大陰唇を揺らし、指を離すとクロッチへ指を掛けて捲る。
「……んくっ」
思わず生唾を飲み込んで目にしたのは無毛の股間。
白い肌の割れ目に生々しいピンク色の秘裂が僅かに広がり、少し屈むだけで膣口まで確認できた。
タカヒが最も隠したいと思われる性器を生で見た俺の陰茎が、痛みを発する程に硬さを増したので慌てて開放したものの、視線は秘裂へ合わせられたまま。
指を離したクロッチは元の位置に戻ろうと中心へ移動しようとするも、肉厚の大陰唇が邪魔をしてしまい、結局は半分だけしか隠せなかった。
秘裂にショーツの縁が食い込み、卑猥な光景を生み出す。
目の前の変化を見続けながらズボンをサッサと脱いだ俺は、再びクロッチを捲って大陰唇へ指を差し入れた。
「おぅ……」
直接触る秘裂の中はショーツの上から触った時よりも暖かく、遥かに興奮を与えてくれる。
思考が性欲に支配されるのを自覚しつつ、一先ず濡らさない事には入れられもしないと指先で膣口を刺激して行く。
「やっ、やっぱりキツイな……」
滑りが足りないので指先は乾いた肌で突っ張り、膣口も狭い所為で中々膣内に入らなかった。
それならと今度は淫核を包んでいる包皮へ目標を変え、少し強めに摘んで捏ね回して行く。
上半身は完全に裸で乳首を厭らしく立たせた巨乳を曝け出し、脚を横へ高く上げられた挙句にクロッチを捲られて性器を弄られるタカヒ。
それでも微笑を浮かべているのは余りにも非現実的な光景であり、興奮は淫核を弄る指を乱暴な動きにさせた。
乳首とは違った硬さを持つ淫核を、摘む刺激と包皮が擦れる刺激で集中的に快感を目覚めさせて行く。
暫く弄れば淫核も指を押し返す程度には硬くなり、生理的な反射と性感帯を刺激された膣口から愛液が漏れ始める。
指先に滑る体液を感じた俺が濡れ具合を確認すると、白いショーツのクロッチは愛液で灰色に変わっていた。
辛うじて太股には流れていないものの、あと少し弄れば間違いなく垂れてしまうだろう。
しかし、俺の我慢はそれまで持つ筈も無い。
「よ、よし! 今から犯してやるからな!」
聞いていないのを良い事に呼び捨てで宣言し、俺はタカヒの腰を掴むと陰茎を近付けて開いた秘裂へ亀頭を合わせた。
「おふぁ……!?」
興奮で張った亀頭が秘裂に食い込み、大陰唇に挟まれただけで大きな快感を受けてしまう。
漏れ出した愛液のお陰で陰茎が少し動くだけで大陰唇の形を変えてしまい、亀頭を擦る感覚でカウパー液が漏れた。
思わず股間へ力を入れて沸き上がる射精を我慢しようとしても、早く入れたい欲求は無意識に腰を押し込んで行く。
「おっ……おぉぅ……」
ジワジワと狭い膣口を広げる亀頭は処女の締め付けで形を変えられ、圧迫感と滑る摩擦、膣内の生暖かさ全てが快感となって俺へ送られてきた。
腰を押し込むと同時に手を引き寄せればタカヒの腰が近付き、ゆっくりと膣口を広げていた亀頭は速度を増して膣内へ進入して行く。
陰茎が進むにつれて大陰唇の滑りを通り、狭い膣口を過ぎると鈴口はヒダに包まれる感覚が広がった。
「おぉぁ……」
処女の締め付けは強く、陰茎が横へ弾かれそうになっても何とか挿入を続け、遂にはカリが膣口を通り過ぎる。
「んくっ!?」
時間が止まっていても、興奮して熱くなった膣壁は入ってきた亀頭の表面を這い回りながら蠢いた。
ヌルヌルのヒダが亀頭を舐め、カリの裏側を膣口が締め上げる。
「くぅ……」
処女の膣口とヒダから送られる快感に耐えて腰を押し込んでいくと、高く上げたタカヒの足が俺の顔の前へやってきた。
白い靴下に包まれたふくらはぎは思いの外細く、清潔感が漂う洗剤の匂いすら感じられる。
タカヒの腰を押さえていた片方の手はショーツの上から尻を掴み、もう片方では露出している巨乳を揉み解す。
胸の柔らかさと、適度に鍛えられた尻の硬さを掌に感じ、膣内を犯す股間からの快感に抵抗しようと積極的に指を動かして行く。
「くふぁっ……」
巨乳を揉んでいる方の手には、指の間から顔を出す乳首の固い感触があった。
指の関節でコリコリと刺激すれば、亀頭を這い回る膣壁が動きを活発にさせて快感を送ってくる。
半ば勝手に進んでいた腰が膣口へ竿を深く挿入して行くと、鈴口に薄い膜が被せられた刺激を受けた。
そして、はかない抵抗を残した後、俺は時間が止まっている中で微笑を浮かべるタカヒの処女膜を破る。
「うくぁっ!?」
破瓜を済ませた瞬間に、タカヒの膣内はギュッと陰茎を締め付けてきた。
事前に性感を送っていたお陰で、異物へ拒否を示すと言うよりもキツク抱き締められていると言えそうだ。
鈴口の前に壁として存在しているヒダも、愛液の滑りで入って行く亀頭に広げられる。
亀頭の表面をヒダで舐められる刺激は激しく、我慢している絶頂の予感を急速に増加させて行く。
巨乳と尻を揉み解しながらゆっくりと挿入を続け、俺の下腹部がタカヒの上げられた太股に当たった所で腰が止まった。
脚をY字に上げさせた横から挿入した所為で根元までは入れられなかったものの、九割ほどは膣内に挿入しきる。
「おふぁ……」
性的に目覚めている膣壁は俺が動かなくとも、グネグネと波打ちながら蠢いて陰茎を抱き締めてきた。
広く笠の張った亀頭に密着しながら、愛液の滑りでヒダが亀頭の表面を滑る。
鈴口の先で締まる膣壁が絶えず動き、漏れ出すカウパー液と愛液を混ぜた。
「くっ……」
早くも精液を吐き出そうとする陰茎を何とか押さえ、今度は腰を引いて行く。
絡み付くヒダが抵抗を示して大きな快感を送ってくるも、タカヒの胸と尻を揉んで意識を反らした。
膣内へ残すカウパー液に精液を混じらせつつ竿を膣口から引き、亀頭が出そうになると同時に腰を突き入れる。
「ふっ!」
股間からの反動は止まっているタカヒの身体も揺らし、掴んでいない方の巨乳を揺らした。
俺は勢いを止めずに腰を引いて前後に動かして、処女だった膣内に陰茎を馴染ませていく。
挿入される度に亀頭で広げられる膣壁は刺激を快感として受け取り、漏らす愛液を増やす。
腰を引けばヒダを削るカリが愛液を掻き出す代わりに、漏れ出したカウパー液を徐々に膣内へ滲ませた。
「ふっ! はっ! はっ! はぁっ!」
揉み解していた巨乳は犯された事で快感を受けて張りを増し、掌にも心地良い抵抗と上がった体温を感じる。
指の第一関節辺りで捏ね回す乳首も赤くなって硬く尖り、厭らしさを感じる形になっていた。
下乳を支えてから人差し指と親指を胸の付け根へ這わせ、中程まで行くと全ての指を使って搾るように巨乳ごと乳首を捻る。
卑猥に形を変える巨乳へ視線を送っても、増加した快感は上がるだけだった。
「くはっ! うくっ!!」
犯されるタカヒの身体が快感で僅かに汗ばみ、興奮を誘う体臭が濃くなる。
カリに引っ掛かれる膣壁も厚さを増やすと、抵抗も大きくさせてきた。
一度前後に腰を動かすだけでも、陰茎から受ける刺激は射精の予感を急速に高まらせる。
思考が白く染まる俺は殆どタカヒを犯したい欲求だけで、腰と手を動かしていた。
「うっ! くっ! ふっ! うぉっ!!」
激しくなる腰の疲労すら射精の後押しとなり、近付いた絶頂はアッサリと耐えていた我慢を越えてしまう。
「くはっ! 出、るぞ!」
犯しているタカヒ本人にすら聞かれない宣言をした俺は、勢い良く腰を突き上げた。
快感で激しい反応を繰り返す膣壁も、陰茎を力強く挿入された刺激で反射的に締め付けを強くして受け入れる。
「くはぅ!!」
俺は短く息を吐き出し、時間が止まっているタカヒの膣内へ精液を吐き出す。
「おっ……おぅ……」
根元付近まで挿入した陰茎は、亀頭で締まる膣壁を広げながら痙攣を繰り返す。
膣壁は陰茎を締め付けて舐める動きが、激しい痙攣を繰り返して波打つように変わり、精液を吐き出す陰茎を奥へ引き込んだ。
快感で蠢くヒダに押された精液が、鈴口が届かなかった子宮口に送られていく。
他人の体液を受けたタカヒは、乳首を強く摘まれる刺激を同時に受けた事で、溜まっていた快感を開放させて絶頂へと達する。
「うぉっふ!?」
射精の途中で思考を白く染めていても、新しい膣壁の動きは敏感に感じ取れ、出される精液の勢いも強くなった。
頬を赤く染めながら微笑を浮かべて絶頂に達するタカヒの脚は高く上げられているので、秘裂から噴き出された潮は何にも遮られる事無く地面を濡らす。
地面を踏んでいる方の足も太股を震えさせ、漏れた愛液が細い滝となって流れ落ちた。
全身から漂っていた女の匂いも濃くなり、童貞が近くで呼吸すればそれだけで興奮を呼び覚ましてくれるだろう。
締め付ける膣壁に痙攣で抵抗する陰茎が、吐き出していた精液の勢いを徐々に落として行くと、激しい絶頂を示していたタカヒの膣壁は落ち着いていく。
「う……あふぅ……」
絶頂の快感で震えていたタカヒの足は見るからに力が抜けてしまうも、時間が止まっている所為で体勢は変わらない。
一息ついた俺は掴んでいた巨乳と尻を何度か揉み解し、余韻の気持ち良さに浸った。
動かす指の間から食み出た乳首を弄びつつ、精液を出し切った陰茎を軽く動かす。
未だに狭さを保つ膣口で竿を扱き、尿道に残った物まで全て膣内へ流してから身体を離した。
「んくっ……」
力の抜けた陰茎は熱い膣内から抜けると力無く垂れてしまい、地面に精液の雫を落とす。
陰茎の形にぽっかりと孔を空けていた膣口も、異物を抜かれたが閉じる事無く広がったままだった。
しかも、奥から出てきそうになっていた精液は、俺がタカヒの身体から手を離した所為で止まった時間に囚われる。
無残に広がった膣口の奥に、破瓜の血が混ざってピンク色になった精液の塊が見えるのは、明らかに非現実の空間に居る事を思い知らせてくれた。
「……取り合えず、服を着せるか」
幾ら性欲を発散したとは言え、タカヒに恥を掻かせたい訳ではないので服を着せておく。
高く上げていた足を下ろさせてから、乳首を立たせている巨乳を揉みつつブラを付けさせ、制服も着せて行った。
脚を降ろさせた事でスカートに隠れた股間では、クロッチだけが捲れていた状態を戻しておく。
服を戻している途中でタカヒの身体を触ったので、時間が流れる膣内から逆流してきた精液を全て拭き取った。
どれだけ犯しても魅力溢れる身体を触れば興奮も蘇りそうだが何とか耐え、全ての作業を終える。
「ふぅ……、これで良いか」
服だけではなく姿勢も元へ戻してから、俺はタカヒから離れて元居た位置に立って時間を動かす。
動く存在が俺だけだった世界に時間の流れが復活し、熱気に包まれた広場には声が広がった。
「んきぅっ!?」
「んっ? ど、どうかしたのかい?」
時間が戻るとタカヒは壇上に向けていた微笑を消し、胸と下腹部を押さえて蹲ってしまう。
突然の行動に驚いた生徒会長が慌ててタカヒの肩へ手を触れさせるも、その瞬間にタカヒはビクリと身体を震わせた。
「ふぁぅ!? ふ、触れない、で……!」
「あっ、あぁ、済まない」
「んくふぁ……」
タカヒの異変は生徒会長以外に誰も気付いていないが、俺の立っている位置からはタカヒの顔がハッキリ見える。
蹲った瞬間こそ、痛みと戸惑いを浮かべていたものの、胸と下腹部を押さえたまま蹲ると、目を閉じて快感に耐えるような表情に変わっていた。
時間が止まっていた時に、身体へ送られた破瓜の痛みと処女の膣内を拡張される感覚、そして潮を噴く程の絶頂の感覚を一度に受けているのかもしれない。
強く閉じられた口からは防ぎきれない吐息を漏らし、自分の胸と下腹部を押さえている腕は震えている。
スカートに包まれた尻も小刻みに痙攣を繰り返しており、絶頂で受けた快感の強さを見せた。
このまま見ていても、世話をした生徒会長の株が上がってしまいそうなので声を掛ける。
「あぁ……、大丈夫か?」
「ん? 君は?」
「同学年の生徒だよ。それよりも二ノ宮さんの体調が悪そうだから、俺が保健室にでも連れて行っておくよ」
「そうだね。済まないが頼むよ」
「あぁ、任せてくれよ」
そう言って、俺はタカヒの肩を持って立たせる。
残る生徒会長は、恐らくこの場をシッカリと見届けるつもりなのだろう。
俺がタカヒを歩かせながらチラリと後ろを確認してみれば、タカヒから壇上の二人へ視線を移した生徒会長が、複雑な表情を浮かべた。
「んふぁっ……」
耳元で熱狂に掻き消された小さな吐息を聞きながら、俺は広場を後にする。
道中では特に悪戯する事も無く廊下を歩き、保健室に到達する前にタカヒも歩ける程度には回復してしまった。
「……ん、もう、一人で歩けるわ」
「そうか? 無理はするなよ?」
「大丈夫。ここまで運んでくださって有難う。後は大丈夫よ」
俺の肩から身体を離したタカヒは胸の下で腕を組み、警戒を感じさせる視線で拒絶の雰囲気を見せる。
若干、足は震えているものの、その立ち姿は見ず知らずの男には頼りたくないプライドを感じさせた。
流石に快感の余韻がある中で、無理矢理歩かせたのは不味かったかもしれない。
何にせよ、警戒心を持っている相手に、押し付けがましい行動をしても好感度は上がらないだろう。
「それじゃ、俺は帰るよ。二ノ宮さんも気をつけてな」
「えぇ、そんな事は分かっているわ」
何処かキツイ言い方を背中に受けた俺は、そのまま自分の部屋へ帰る。
広場に行っても原作のイベントが続いているだけで、何の実りも無い。
性欲を解消した後に襲ってくる身体のダルさは、既に眠気を伴ってくる。
どうせ授業も無い事だし、イベント関連はサボらせて貰う。
所詮俺は、日の当たらない背景キャラだ。
ヒロインに近付くのは時間を止めてからで良い。
賢者タイムの影響で心成しか暗い考えを持ちつつ、俺は自分のベッドを目指してフラフラと帰路に着いたのだった。
「……コロニー落しとかすれば、全部解決するのに」
終わり
コメント
No title
Re: No title
>> さん
遅くなりましたが良いエロ、良~
感想有難う御座います!
主人公は独占欲が強い設定ですからね。
何気に他の小説でも同じ設定ですけど……。
そして、犯した相手を自分の物だと認識するので
自分で使うキャラは綺麗にしておくのですよ。
使ったらちゃんと元に戻す的な感じで。
独り善がりな結果、相手の配慮になると言う。
遅くなりましたが良いエロ、良~
感想有難う御座います!
主人公は独占欲が強い設定ですからね。
何気に他の小説でも同じ設定ですけど……。
そして、犯した相手を自分の物だと認識するので
自分で使うキャラは綺麗にしておくのですよ。
使ったらちゃんと元に戻す的な感じで。
独り善がりな結果、相手の配慮になると言う。
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« 新世紀エヴァンゲリオン 惣流・アスカ・ラングレー:人形化 綾波レイ:洗脳 l Home l 今年最後の月になったので現状報告 »
こういう娘を好き放題できるのってすごくロマンです
作者様の作品は主にやる側が1人で、他の男にやらせたりはしないし、
ヒロイン側を裸で放置したりはせず配慮があるのが嬉しいですね