東方双子録 第二幕 その5
早苗を犯した後、双子は茶屋で休憩を取っていた。
「阿求さんってどんな人かな?」
「さぁな~。でも、可愛い人とかだったら良いな」
「うん」
地図を片手に団子を食べつつ、色んな妄想に浸る双子。
やれ知的で背の高い美人だの、やれ小柄で可愛い女の子だの。
とにかく色んな人物像を想像していた。
咲夜から聞いていた情報だけでは、色んな意味で想像が膨らむのだ。
そして一番興味があるのは、やはり身体。
双子にとっては巨乳の方が悪戯のやりがいがあるので、貧乳ではある意味困る。
ただ、嫌いではないがイジり甲斐と言う意味では、巨乳の方が良いと思っている節があった。
「まっ、行って会ってみれば分かるだろ」
「そうだね」
代金を支払った双子は体力を多少は回復させ、阿求邸へ向かう。
道すがら地図を頼りに、もはや歩き慣れた土の道を進み、人里にある一角を目指す。
見えてきたのは周りの民家と比べて、ひときわ大きな屋敷。
長い塀もさることながら重厚感漂う門に、『稗田』の立派な表札。
咲夜に渡されたメモを見ながら確認する双子は、思った以上の大きな屋敷に物怖じしてしまう。
「こ、ここだよな?」
「う、うん」
思い切って門を叩いてみると、すぐに使用人が出てきた。
「あら、あなた方は……?」
「えっと、阿求さんに呼ばれたんですけど……」
兄の答えに覚えがあったのか、女中らしき人物は思い出したように頷いて門を大きく開ける。
咲夜から教えられた話は既に通っているようで、快く受け入れてくれた。
「例の双子さんですね。どうぞ中へ」
「あっ、はい」
「分かりました」
流石の双子も初老の女中には手を出そうとは思わず、素直に敷地の中へ入っていく。
門の外から見た通りに庭は広く、屋敷その物が双子が住んでいる長屋の何百倍もありそうだった。
門から屋敷の入り口まで比較的遠く、少し歩かなければならない。
由緒正しき豪華な庭を抜けると、門に負けない程に豪華な屋敷の入り口が近付いてくる。
双子はここでも圧倒されながら緊張していると、女中は微笑みながら双子に声を掛けた。
「ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
「う、うん」
「でも、こんな大きな家を見たのは初めてだから……」
「まぁ、幻想郷でも屈指の広さを誇りますからね。仕方がないかもしれませんが」
広さに圧倒される双子に若干困り気な女中。
しかし兄は何とか気分を変えようと、女中に阿求について質問をする。
「あ、阿求さんって、どんな人ですか?」
「そうですね~……。まぁ、お会いになられれば分かりますよ」
女中は含み笑いをしながら質問の答えをはぐらかした。
その悪戯好きそうな仕草に、疑問を募らせる双子は思わず互いの顔を見やる。
阿求の印象がどんどん謎の人物になっていくと同時に、双子と女中は玄関に着いた。
重々しい音を立てながら引き戸を開けると、これまた豪華な玄関が目に入る。
用意された室内用の履き物を履くと、双子は再び女中の後をついて行く。
「すごい……!」
「豪華だね」
「うふふ、有り難う御座います」
縁側を案内される双子の目に入るのは整理された日本庭園。
松や池に鯉など、現代社会では実現がかなり難しい規模で広がっていた。
暫く歩く程に長かった縁側を進んでいる途中、女中が止まる。
「ここでお待ちですよ」
「あっ、はい」
「ありがとうございます」
「いえいえ、私の役目なのでお気になさらず」
相変わらず微笑みを絶やさない女中は、緊張もあるだろうが礼儀正しい双子に優しい気分を感じていた。
そして女中は用が済んだとばかりに背中を向けて去っていく。
残された双子は本当に部屋の中へ入ろうかと迷っていると、中から入室を促す幼い声が聞こえた。
「そんな所でぼんやり突っ立ってないで、早く入ってきたらどうですか?」
『は、はい!』
余りにもぞんざいな言い方に、双子は先ほどの女中との違いで驚きを隠せない。
思わず二人同時に返事をしてしまい、慌てて障子を開けた。
「まぁ、障子すら静かに開けられないのですか?」
「あっ……ごめんなさい」
「ごめんなさい」
嫌みったらしい言い方を聞いて、反射的に頭を下げる双子。
それから頭を上げると、初めて室内に居る人物を認識した。
「さて、こんにちわ。私は稗田家当主の稗田阿求です」
目の前にはおかっぱ風に切り揃えた、少し紫色の髪に花の髪飾りを付け、緑色を基調とした着物に、花柄が添えられている黄色い羽織を着ている少女が居る。
外見が自分達と差ほど変わらない事に驚いた双子は、ポカンと揃えて口を開けた。
「何ですか、その間抜け面は。自己紹介もまともに出来ないのですか?」
「あっ、ご、ごめんなさい……」
「謝罪ではなく自己紹介を聞きたいのです」
そうして促され、やっと自分達の名前を言った双子は、阿求と名乗った人物を盗み見る。
今は双子の方は見ておらず、なにやら巻物に筆を走らせていた。
阿求は畳に正座で座っており、立っている双子からは少し覗き込めば自分達の名前らしきものが書かれていると分かる。
少し難しい書体であるものの、自分達の名前は分かった。
しかしその下に書かれているのは殆ど分からず、兄と弟は揃って首を傾げる。
「何書いてるんだろ?」
「さぁ? 分からん」
「あなた方の情報を記録しているのですよ」
小声で喋っているつもりであっても静かな室内である為、阿求には丸聞こえであった。
「いつまでも突っ立ってないで、そこに座ったらどうですか」
「は、はい」
「わ、分かりました」
再び促された双子は、低い机を挟んだ阿求の正面へと座る。
その間にも阿求は筆を走らせ、双子の情報を書き込んでいった。
暫くもしないで一段落したのか、顔を上げた阿求は双子それぞれに視線を送り、質問を始める。
「それではいくつか聞きたい事があります」
『は、はい!』
余りにも高圧的な態度で再び双子は揃って返事をしてしまった。
阿求の質問は多岐に渡り、女中がお茶を持ってきた事さえ気が付かない程の質問責めにあう。
「なるほど、ではあなた方も親に捨てられたのですね」
『っ!?』
いい加減辟易してきた頃に、阿求は双子の地雷を踏んでしまった。
「何ですか? 親に捨てられる程度の事なら人里でも珍しくないですよ」
そうは言っても双子にとっては悲しい出来事に変わらない上、忘れたい物事でもある。
高圧的な態度も手伝って、阿求に対する双子の印象は下降の一手を辿っていた。
そして思いついたのは、いつもの悪戯。
おもむろに立ち上がった双子は無言のまま、阿求の両側へ回ると身を寄せるように座った。
「何ですか?」
「いや、近い方が聞き易いかなと思って」
「耳は十分に聞こえてますが?」
「それでも、近い方が良いでしょ?」
「まぁ、聞き易い事は確かですが……」
渋々双子の言い分に納得した阿求は筆を走らせ、情報を記録していく。
「それで、んっ!? 将来は--」
と、阿求が声を詰まらせたのは、胸を触られた所為。
同時に双子はある事柄に気が付いた。
「あれ? おっぱいが固い?」
「本当だな」
「何を言っているのですか」
阿求にとっては意味の分からない言葉を発したと認識される。
胸が固いと感じた双子は、もはや阿求の嫌みな質問など忘れてしまい、胸への探求を最優先に考え始めた。
幼い知識欲は、純粋に固い胸の謎を解く事に注がれる。
その欲求は、無許可で阿求の着物を剥ぎ取るまでに高まっていた。
「っ!? 将来は、な、何になるつもりですか」
「あっ! 早苗姉ちゃんと同じ物付けてる!」
「本当だ! 乳首も立ってる!」
ぎゅうぎゅうにサラシで締め付けられた胸は、双子の手が着物の上から撫でただけで、乳首の影を見せる程に敏感な反応を見せる。
嫌みな質問に対してやり返す為に始めた悪戯も、既に性的な好奇心に取って代わられ、双子は目の前に出てきた突起を摘んだ。
「んふぁっ!?」
若い内に転生を繰り返す阿求は、身体が双子と同じような大きさであっても性感体が早熟しており、少し固くなった乳首を摘まれただけで嬌声を放つ。
イジられる乳首は双子の手によって尖り、更にサラシを下から持ち上げる。
敏感な性感体を摘まれた所為で、阿求の身体は急速に体温を上げ始めて白い頬を性的な快感で赤く染めた。
するとサラシで押し固められている胸も張りを増したのか、双子が揉んでみれば多少の柔らかさが感じられる。
「これ取ったら、おっぱいどうなるのかな?」
「取ってみようよ!」
「分かった!」
兄は弟の提案を受けて自分の方にあったサラシの結び目を解いた。
途端にサラシは勝手に押し上げられていき、固く締め付けられていた胸が大きくなっていく。
それに伴ってサラシも解かれていき、隙間から白い肌の胸が見え始めた。
「っ!?」
「わぁ!」
「おっきくなってきた!!」
「な、にを驚いて、いるのですか」
呆れたように筆を走らせ続ける阿求は、自分の格好がどれだけ卑猥な物になっているか認識していない。
何せ解かれたサラシの合間からは白い巨乳が肌を見せ、尖った乳首は落ちそうになっていた布を引っ掛けているのだ。
双子の性的な好奇心が阿求の巨乳を暴き、更には卑猥な光景を作り出す。
押し付けられていた巨乳を双子は持ち上げるようにして、下乳を触る。
「重い……!」
「柔らかい……!」
手首に掛かる重量はまさしく巨乳であり、双子と同じような年齢である為、阿求が背筋を正していても前へ突き出す形になっていた。
双子は下乳を撫でつつ、現れた色素の薄い乳首を目指して手を動かしていく。
巨乳は張りと柔らかさ故に、下乳の形を双子の手の形に変える。
「んふぁ……そ、それで--」
あくまで淡々と質問を続けようとする阿求であっても、胸からの快感は言葉を詰まらせる。
双子の手が乳首へ到達すると、兄と弟は視線だけで合図をして親指と人差し指で強く摘む。
『えい!』
「んひゃっ!?」
息の合った性的なやり返しを受けた阿求は、思わず筆を巻物の外へはみ出させてしまう。
「ぅく……あ、あら、私とした事が……! 失敗です」
双子によって摘まれた乳首はコリコリと捏ねられ、持続して阿求に快感を送っていく。
その度に巻物を走る筆は振るえてしまい、難解だった字が更に分かりづらくなってしまった。
性的な刺激を受け続ける胸もサラシから解放された時よりも張りを増し、少し固さを感じる程度まで興奮を溜め込んでいく。
前へ張り出す形になっている胸を真正面から掴んだ双子は、片手で思いのままに揉み解していった。
余りの大きさと、柔らかさの中に弾力という固さを感じた双子の陰茎も、急速に固くなっていく。
「んっ……あっ……ふぁっ……」
快感に敏感な反応を見せる阿求は既に筆を止めてしまっており、無意識ながらにも胸を揉まれる刺激に浸っている。
顔は巻物から上げられて正面を向き、眼も薄く開けられて潤みを見せていた。
半開きになった口からは小さな喘ぎ声が、双子の胸を揉む間隔で吐き出さる。
そんな、歳を考えれば不相応な色っぽい反応を見た双子の陰茎は、胸を揉んだ時より固さを増し、ズボンの中でカウパー液を滲ませた。
「阿求さん、質問しなくて良いの?」
「何でも答えるよ?」
「んぁっ、い、良い、んひっ、心、掛けです……ふぁっ!」
嫌みったらしかった阿求が自分達の手で快感に翻弄されるのを、ニヤつく表情を隠さないで左右から見つめる双子。
巨乳を揉む手は激しさを増し続け、乳首も乱暴に抓られた。
性的に敏感な身体を持つ阿求にとっては多少の痛みさえも、性感体からの刺激であれば快感として変換される。
摘まれた乳首は痛い程に尖り、赤みを増してピンク色に染まった。
下半身でも阿求はモジモジと太股を擦り合わせ、秘裂への刺激を求めているかのようだ。
「ひぁっ!? あぅっ!! ぅん!!」
もはや乳首からの刺激で嬌声しか発しなくなった阿求は、筆を手から離してしまって巻物に大きな染みを作った。
完全に快感の虜となってしまった様子に、双子は顔を見合わせて巨乳を押しながら阿求を畳へ押し倒す。
阿求が半分以上倒れかけると、乳首を引っ張って勢い良く倒れるのを防ぐ。
引っ張られた巨乳は、縦に長く伸ばされた。
しかもその強い刺激すら快感として阿求に送られてしまい、大きな喘ぎ声となって室内に響く。
「んひぃーー!!?」
そして摘みきれなくなった双子の手は乳首から離れ、阿求は畳に軟着陸する。
巨乳はたぷんと大きく揺れても、十代の若さで天井へ向かって乳首を向け、横へ広がらず、大きなお椀のような形となって胴体の上に乗っている。
「おぉ……!」
「凄い、おっきい……!」
「あ……あひっ……」
「あっ! 阿求さん、もう股を濡らしてる!」
「本当だ!」
次に双子の目を引いたのが阿求の袴。
股間部分は駄々漏れになった愛液で股間部分が塗れており、袴の色を濃く変えていた。
仕返しという免罪符を得ている双子は何の躊躇いもなく袴を捲り上げ、阿求の下半身を露出させる。
「パンツも透けてる!」
「うん!」
陰毛が全く生えていない下腹部が解放されているローライズのショーツは、クロッチ部分が透けて大陰唇どころか包皮から顔を出した淫核さえも透けさせていた。
兄は更なる興味を持って淫核へ手を延ばし、弟は同じように秘裂へ指を食い込ませる。
「あひぅ!?」
「ぬるぬるしてる!」
「こっちは乳首みたいに固いぞ!」
双子は楽しそうに阿求の性器をイジり回す。
乳首と同様に固くなった淫核は兄の指によって捏ねられ、愛液を膣口から吹き出させる。
弟も遊び半分でショーツの上から大陰唇を開いては閉じるを繰り返し、胸以上に柔らかく熱い感触を楽しんだ。
ぬるぬるの秘裂は双子の指に愛液を絡ませ、ショーツの上からであっても滑りながら激しい愛撫を受け入れる。
「んぁっ!? あぁっ!!」
阿求の腰は大きく痙攣を繰り返し、ショーツ越しであっても潮を小刻みに吹き出していた。
愛液の匂いは強くなっていき、双子の性欲を刺激して止まない。
「ごく……お、お兄ちゃん」
「も、もう入れても、良いだろ」
「う、うん」
仕返しで始めた愛撫であっても、性的な興奮を溜め込んだのは何も阿求だけではなかった。
「お、俺はさっき股に入れたから、今度はお前が入れて良いぞ」
「やった!」
兄の言葉に喜んだ弟は、いそいそとズボンとパンツを脱ぎ捨てて陰茎を取り出す。
既にカウパー液で亀頭を濡らす陰茎。
弟が阿求の脚側へ移動すると、まずは両足を揃えてローライズのショーツを脱がす。
クロッチと大陰唇の間には愛液の糸を引きながら、ヌチャッと音を立てながら引き剥がされた。
性器が布の拘束から解放された事で、弟が感じる阿求のフェロモンはいっそう強くなる。
「ごく……」
出てきた阿求の大陰唇は既に秘裂を開き、充血した小陰唇がはみ出していた。
膣口すらも露出しており、既に軽く絶頂に達している所為で激しい収縮で愛液を漏らしている。
阿求は両膝を弟に揃えられた状態で脚を上げられているので、愛液に滑る大陰唇が肉厚の唇のように突き出ていた。
もはや我慢できない弟は片手で阿求の膝の裏を押さえると、反り立つ陰茎の根本を押さえて水平にさせる。
それから腰を押し出し、亀頭を開かれた秘裂へと接触させた。
「んぁ……」
「あぁ……暖かい……!」
既に愛液で滑る秘裂の中は鈴口を簡単に迎え入れ、左右から柔らかな感触で亀頭を包み込んだ。
小さな膣口は陰茎を感じると、即座に亀頭へ吸い付く。
弟は腰を引っ張られるような感じさえ受け、無意識に膣口の誘導に従った。
「ひぐぅ……!!」
「んはぁ……締まるぅ……!」
比較的若い内に転生を繰り返す阿求の膣口は、多少大きな陰茎であっても性的に成熟が早いので難なく飲み込んでいく。
体格的に強い締め付けを弟の陰茎に返すも、包み込むような反応を見せた。
半ば自然と膣内へ飲み込まれていくので、処女膜は殆ど抵抗を見せずに破られる。
「んくぅっ!?」
「おわっ!?」
鈴口に破瓜の感触を感じたと思えば、弟の陰茎は更に強く膣壁に握りしめられた。
「あ、んぁ~……!!」
「ふぉ~……。気持ちいい……!」
ぬるりと阿求の狭い膣内へ進入していく陰茎は緩やかに進み、膣壁を拡張しながらカウパー液をヒダに塗り返していく。
駄々漏れになっている愛液は、膣内が陰茎に占領されゆくにつれて膣口から逆流してくる。
阿求は陰茎が挿入される刺激で小刻みに絶頂へ達し、腰を小さく上下に痙攣を繰り返していた。
「あ、あひっ、あぁっ!!」
「うぅ~……」
弟が根本まで陰茎を差し込めば、下腹部は阿求の潮によって塗れてしまい、ぬるぬるの感触が強くなっていく。
一方兄の方は、腰が小さく上下に動く所為で反動を受けた巨乳が波打つ光景に釘付けだった。
「ごく……」
興奮で生唾を飲み込むと、おもむろに巨乳へ両手を伸ばして真上から掴んだ。
「ひゃぅっ!?」
「あぅっ!? 変な方向に!!?」
新しい快感を胸から受けた阿求は、背中を反らせて大きな反応を見せる。
つられて阿求の腰も角度を変えたので陰茎を根本まで入れている弟は、鈴口に固めの子宮口ではなく、柔らかな膣壁を突き上げた。
兄が掴む巨乳は乳首が痛い程に立っており、大胆に指を動かすだけで掌の中で転がるように動く。
適度な弾力は揉んでくる指に反発を返し、柔らかさは指を左右から挟む。
「んはぁっ!?」
「おぉ、なんか気持ちいい!!」
最奥を突いている弟は腰を引き始め、カリに掛かる充血したヒダが抵抗を示した。
ゆっくり引かれても掻き回される膣内は快感を阿求へも送り、弟と互いに性的な快楽を分け合った。
「あひぁっ!?」
「んくぅっ!!」
狭い膣口が秘裂から顔を出し、竿に張り付きながらも強く締め付けを返した。
膣口から出てくる竿は愛液と、薄くなった破瓜の血が付着しており、弟が阿求の処女を奪った証として示す。
弟の陰茎が膣口から出てくる寸前まで腰を引けば、再び最奥を目指して勢い良く突き上げる。
「はっ!」
「んひぃっ!?」
勢いを失わないまま腰を引いた弟は、腰を前後に動かして阿求を本格的に犯し始めた。
「ふっ! んっ! んんっ!!」
「んひっ!? はひっ!? んぁっ!!」
子宮口を押し上げる度に陰茎の根本は阿求の大陰唇をつぶし、淫核すら刺激する。
潮も変わらず断続的に小さく吹き出され、阿求が小刻みに絶頂へ達している事を弟に教えた。
膣壁もヒダを強く陰茎へ押し付け、弟の陰茎へ快感を送ると精液を強請るような動きを繰り返す。
弟の突き上げによって上下に揺さぶられる阿求は、兄に捕まれる巨乳すら揺らした。
「んっ! んんっ! はぁうっ!!」
「はひっ! んはっ! あぅっ!!」
快感によって弟の腰の動きは徐々に速くなり、鈴口から漏れ出すカウパー液も濃くなっていく。
精液も既に睾丸から尿道へ流れ始めると、弟の腰は益々速くなった。
「はっ! はぅ! で、出る~……!」
「ひぁっ! はひっ! んぁぅ!!」
阿求の股間へ自分の下腹部を叩きつけながら、子宮口を突き上げていく弟。
固さの解れた子宮口は突かれる度に鈴口へ吸い付き、カウパー液を吸い取った。
速い出入りを始めた陰茎の動きにつられた膣口が愛液を大量に漏れさせ、履いたままのスカートにまで染みを大きく広げる。
「ふくっ!? 出る!!」
限界を超えた陰茎は遂に精液を吐き出してしまった。
弟は咄嗟に阿求の子宮口を強く突き、陰茎を根本まで差し込んだ。
「んふぁーー!!?」
膣内の最奥に精液を感じた阿求も、小刻みではない大きな絶頂へ達する。
小さく締め付けを繰り返していた膣壁も、陰茎を強く圧迫し、吐き出される精液をヒダが奥へ留めようとしていた。
「あうぅ~、吸われる~……!!」
「あぁ!!」
陰茎ごと吸い込む勢いの膣内の動きは、弟の射精を手助けする。
子宮口に食い込む鈴口は粘る精液を張り付け、射精の痙攣で更に擦り込まれた。
「おぁ……あぁ……」
「ひっ、ひぅ……」
弟の射精が終わる頃には、阿求の下腹部は妊娠したように僅かな膨らみを見せる。
子宮口付近に溜まった精液は、ヒダの特殊な動きによって逆流する事はなかった。
阿求は早めに転生する為、出された精液は全て子宮に留められる。
射精を終えた弟はゆっくりと腰を引いて陰茎を抜いていく。
「おぉ……まだ、締まる……!!」
「ふっ、ふぅ……!」
そして自然と抱きしめていた阿求の太股を解放し、弟は身体を離す。
「ふぅ……気持ちよかった」
「つ、次は俺の番だぞ!」
「うん!」
余りにも気持ちよさそうな弟の顔を見た兄は、掴んでいる巨乳を揉むのも忘れて見入ってしまっていた。
掌には確かに尖った乳首の感触があるものの、やはりズボンの中で存在を主張する陰茎の欲求には勝てなかったのだ。
「じゃ、交代だね」
「おぉ!」
弟が阿求の下半身から退いたので、兄はいそいそと譲られた場所へ座る。
兄が見たのは揃えられた脚の付け根に左右から押されて肉厚になった大陰唇と、弟に拡張された膣口。
破瓜の血は駄々漏れになっている愛液に薄められて、秘裂の中で僅かに残っていた。
「ごくっ……」
(稗田 阿求:レ,イプ兄別ルート)
弟と同じくして生唾を飲み込んだ兄はズボンを脱いで陰茎を取り出す。
既にカウパー液を漏らしている陰茎は勢い良くズボンから飛び出し、反動で飛び散った体液は阿求の身体を汚した。
陰茎を水平にした兄は腰を阿求の股間へ近付けると、開かれた秘裂へ亀頭を食い込ませる。
「おぁ……暖かい……!」
「んっ……」
再び陰茎の熱さを性器に受けた阿求は、朦朧とする意識の中で声を漏らした。
亀頭から愛液の滑りと大陰唇の柔らかさを受け、兄が無意識に腰を押し進める。
一度拡張された阿求の膣口は弟と同じような形の亀頭を難なく受け、カリも無理なく飲み込んでいった。
「ふぉ……締まる……!!」
「んくぁ……」
それでも締め付けの強さは維持しており、進入してきた陰茎を膣壁で握りしめる。
お預けを食らった状態だった兄は腰を勢い良く突き入れ、阿求の解れた子宮口へ亀頭をぶつけた。
「んっ!」
「ひぐぅっ!?」
子宮口を突き上げられる阿求は意識を辛うじて保っており、喘ぎ声を出す傍らで、なぜ自分が仰向けに寝ているのかを不思議に思っている。
「ふぉ! 気持ちいい!!」
「んぁっ!!」
しかしそんな思考も兄が陰茎を根本まで入れた状態で、腰を回し始めた事で吹き飛んだ。
精液が溜まる子宮口の辺りを亀頭が掻き回しながらも最奥を拡張する。
「うぅ~……!」
「んふぁ~……!」
滑る愛液がヒダを陰茎へ絡ませ、快感を兄へ送っていく。
ぐにゅりと蠢くヒダの動きは陰茎が膣内で回る程に激しくなり、竿は勿論の事、亀頭を丸々包み込んだ。
そして我慢の限界を超えた兄は、阿求の膣内を味わう前に腰を前後に動かし始めた。
「うっ! はっ! はぅっ!」
「あひっ! ひぅっ! んぁっ!!」
弟のよって解された膣内は、兄の陰茎にとってもちょうど良い心地良さをもたらし、いきなり腰の速度を最速へ導く。
飛び散る愛液に、再び小刻みに吹き出される潮。
小さな絶頂を繰り返しても阿求の意識は快感に墜ちる事なく、頭の片隅で思考を保っている。
「あぅ! 気持ちいい!!」
「ひぅん! うぅん!」
竿に捲られる膣口は大陰唇からもはみ出し、幾度となく挿入を繰り返されて赤くなった姿を晒した。
一方、賢者タイムで暇になった弟は縦に揺れ動く阿求の巨乳を掴み、乳首を捻る。
「えい!」
「ひぎぅっ!?」
膣内を犯される快感に乳首をイジられる快感を重ねられた阿求が、腰を上げて震わせた。
「うぉっ!?」
「あぁ!!」
阿求が腰を上げれば当然ながら腰を動かしている兄も影響を受け、突き上げる角度が変わって子宮口から周りの柔らかな膣壁を突く事になる。
柔らかく亀頭を包み込む感触は兄の快感を大幅に押し上げた。
カリでヒダを掻き回す陰茎が愛液を引き出し、膣壁の痙攣も促す。
「ふぅっ! あっ! あぅっ!」
「ひぅっ! んぁっ! ひぁっ!!」
大陰唇は内側から捲られ、弟に犯された所為で心なしか赤く晴れ上がっていた。
淫核が兄の下腹部へぶつかる度に、潮を軽く吹き出す阿求の秘裂。
絶頂に達し続ける阿求は全身を赤く染め、性的な快感を身体中で受け取っていた。
激しい痙攣を繰り返す膣内は兄の陰茎を強く握り締め、精液を欲している。
鈴口には子宮口が吸い付き、兄のカウパー液を子宮内部にさえも導く。
陰茎のカリにはヒダが入り込み、出入りを繰り返す度に大きな抵抗となって兄に快感を送る。
弟の性行為を見ていた事で我慢を重ねた形になった兄は、尿道に精液が流れ込む感じを受け取った。
「うぅ……! で、出そうだ!」
「ひぁん! あひっ! ひぅん!!」
兄の陰茎は意志を無視して勝手に痙攣を始め、カウパー液に精液を混じらせ始める。
腰の動きは射精を目指して速くなり、最奥に溜まっていた弟の精液すら掻き回した。
「うくっ! 出る!!」
兄は勢い良く阿求の股間を突き上げると、股間に入れていた力をあっさり抜き、沸き上がる射精の快感に身を焦がす。
吐き出される精液は弟の精液と混じり、愛液の濃度も濃くしていく。
「あひぁっ!?」
相変わらず小刻みに絶頂へ達し続ける阿求はそれでも気を失わない。
転生を繰り返して千年以上も生きているおかげで、性的に強くなっていた。
そんな中で熱い精液を受けて再び大きな絶頂を迎えた阿求も、下半身を激しく痙攣させる。
精液は最奥へ溜まっていく程に白い腹へ浮かび上がっている、ぽっこりとした影は大きくなっていく。
「うくっ!? こはっ!!」
子宮口付近に大きな圧迫感を受けた阿求が、若干苦しそうな声を漏らした。
膣内の特殊な動きはそれでも精液を逃さずに、胎の一番奥で溜め込んでいる。
陰茎は根本までは入った状態で上下に大きな痙攣を繰り返し、子宮口へ、弟の精液諸共自身の精液を擦り付けていった。
「うぅ~……!」
「ひはっ!!」
二人分の精子は確実に阿求の子宮内部に入り込む。
痙攣を繰り返す陰茎が大きく締め付けを繰り返す膣内を掻き回し、亀頭はヒダにめり込み、膣壁を直接刺激した。
「ひっ! ひぁっ!!」
大きな絶頂に達している中で更なる刺激を受けた阿求。
強く締め付ける膣壁を陰茎が無理矢理広げる感覚さえも、今の阿求にとって快感と変換されて絶頂も押し上げられた。
潮は再び勢い良く吹き出され、今度は兄の下腹部を濡らす。
竿の根本を強く締め付ける膣口からは愛液しか出てこず、精液は一切逆流してこなかった。
「うぅ……ふぅ……」
そして仕返しを終えた兄は一息付き、柔らかくなった陰茎を抜いていく。
「んふぁ……!」
絶頂が過ぎ去った阿求も力の抜けた膣壁を擦られる感覚で、甘い声を鼻から抜けるように吐き出した。
表情も潤んだ眼から一筋の涙を流し、半開きの口からも唾液が流れている。
しかし雰囲気自体はどこか満足げであり、認識できないと言っても身体だけは犯された事を知っているのだろう。
「お、お兄ちゃん……」
「ん?」
声を掛けられた兄が弟を見ると、股間を押さえて眼を潤ませていた。
双子特有の共有感で言いたい事が分かった兄は、さっさと自分が居た場所を譲る。
「分かった。交代だな!」
「うん!」
そうして阿求は双子の思うままに犯されていくのだった。
△
しばらくして無制限かと思われた性欲も落ち着き、元の位置に戻った双子。
正面には着物を着ていても大きく張り出した巨乳をそのままに、顔を赤くさせて疲労困憊の阿求が居る。
机の端から見える腹は、まるで妊娠したかのように膨らんでおり、どれだけ精液を吐き出されたかを物語っていた。
「けぷっ……」
下の口から大量の精液を無理矢理吐き出された所為で、可愛らしいげっぷをする阿求。
しかし知的好奇心は未だ衰えないらしく、双子への質問は続けられた。
「それでは--」
相変わらず嫌みったらしい聞き方であっても、もはや双子が気分を害する事はない。
その証拠に、阿求がどれだけ質問をしても、双子は子供らしい笑顔で答えているのだ。
「それはね~--」
性欲を限界まで発散した双子が、発散した先である阿求に怒りを沸く筈もない。
何しろ既に自分達のものであると、阿求自身も認識できない内に刻み込んでいるのだ。
二人とも満足感で一杯だった。
そうして質問も尽きたのか、阿求は大きく息を付いて筆を置く。
「ふぅ~……」
若干苦しそうな雰囲気を感じるのは、妊婦ほどに膨らんだ腹部の所為だろうか。
「もう終わりました」
「そうなの?」
「えぇ、もう帰っても良いですよ」
「う~ん、分かった」
「あら、随分素直ですね」
「阿求さんも疲れてるだろうしね。ね? お兄ちゃん!」
「うん、疲れてそうな感じがするよな!」
「そうですか?」
と、阿求は自分の顔を手で触って疲労が出ているのかと確かめる。
しかし双子の視線は大きく膨らんだ腹部へ行っており、言葉の意味が若干違うのを示していた。
「じゃ、帰ろうか」
「うん!」
「さようなら」
「さようなら~」
「バイバイ、阿求さん」
「はいはい」
元気よく手を振ってきた双子に、面倒そうな雰囲気を隠さずに手を振り返す阿求。
そうして静かになった室内で阿求は、書き損じた部分を直し、巻物の編集を始めるのだった。
続く
コメント
No title
Re: No title
おっ!
あ、有難う御座います!
正直自分では納得いってない所が多々あるのですが
喜んでもらえて何よりです!!
あ、有難う御座います!
正直自分では納得いってない所が多々あるのですが
喜んでもらえて何よりです!!
No title
むむ!?本当ですか?
自分には極上の作品に思えるのですが、これ以上の完成度に
なる可能性が…
差し支え無ければどの辺が気になるか聞いてもよろしいですか?
自分には極上の作品に思えるのですが、これ以上の完成度に
なる可能性が…
差し支え無ければどの辺が気になるか聞いてもよろしいですか?
No title
かなり好きです、今回の小説。
もう2,3発射精するのを読みたいほど。
魔理沙。アリスに匹敵するくらいのお気に入りになりました。
性格のキツイ同級生に性的に仕返ししてる感じで、凄く興奮しました。エロシーンにいくまでに元気になっちゃうくらいです。
ただ一つだけ、最後のリクエストないよう?はぶっちゃけ雰囲気壊すんであそこにはいらないかなと思います。
もう2,3発射精するのを読みたいほど。
魔理沙。アリスに匹敵するくらいのお気に入りになりました。
性格のキツイ同級生に性的に仕返ししてる感じで、凄く興奮しました。エロシーンにいくまでに元気になっちゃうくらいです。
ただ一つだけ、最後のリクエストないよう?はぶっちゃけ雰囲気壊すんであそこにはいらないかなと思います。
Re: No title
>> さん
むむ!?本当ですか?
コメント有り難う御座います!
個人的には弟のエロシーンへの導入と
エロシーンそのものが分かりにくいかなぁ……、とか思ってます。
むむ!?本当ですか?
コメント有り難う御座います!
個人的には弟のエロシーンへの導入と
エロシーンそのものが分かりにくいかなぁ……、とか思ってます。
Re: No title
>> さん
かなり好きです、今回の小説~
マジですか!?
個人的には上手く行ってないっぽいんですが。
ま、まぁ、喜んで頂けるのなら良しとしましょうかね!!
リクの内容は消しておきます。
消化できなかったので要るかな?とか思ってたんですけど雰囲気壊してましたか。
かなり好きです、今回の小説~
マジですか!?
個人的には上手く行ってないっぽいんですが。
ま、まぁ、喜んで頂けるのなら良しとしましょうかね!!
リクの内容は消しておきます。
消化できなかったので要るかな?とか思ってたんですけど雰囲気壊してましたか。
凄くエロくて、好きなシチュ、キャラで、永久保存クラスの作品なんです。
ただ、読み返して見ると、途中で書くのに飽きてしまわれたせいなのか、挿入後半からが非常に適当に見えてしまいました。悪戯部分が良すぎてそう錯覚していたらすいません。
特に非常に気になってしまったのは、挿入中に片方が胸を弄る→子宮口から横にずれて柔らかな膣壁に。ここは描写含め、被りすぎではないかと…
このシーン含め、挿入後交代した後、体位と悪戯を含め、描写含めもここまで変化がないのは、今までの作品には無かった事かと。
無料で読ましてもらっている側が図々しいとは分かっているのですが、二幕の中でもトップクラスに好きな話なので、兄の場所だけでも体位や弟の悪戯に加筆修正もらえたらと願ってしまいます。
ただ、読み返して見ると、途中で書くのに飽きてしまわれたせいなのか、挿入後半からが非常に適当に見えてしまいました。悪戯部分が良すぎてそう錯覚していたらすいません。
特に非常に気になってしまったのは、挿入中に片方が胸を弄る→子宮口から横にずれて柔らかな膣壁に。ここは描写含め、被りすぎではないかと…
このシーン含め、挿入後交代した後、体位と悪戯を含め、描写含めもここまで変化がないのは、今までの作品には無かった事かと。
無料で読ましてもらっている側が図々しいとは分かっているのですが、二幕の中でもトップクラスに好きな話なので、兄の場所だけでも体位や弟の悪戯に加筆修正もらえたらと願ってしまいます。
うぅん、余り開き直って手を抜いたと公言はしない方が(--;)無料の作品であっても、小説を書く時、手を抜いて執筆していると分かった時、その作家の有料作品に対してプラスのイメージ沸きますか?
Re: タイトルなし
あぁ、そうですね。
確かにいいイメージは湧かないかもしれません。
まぁ、飽きたながらも精一杯書いたんですけどね。
どうしようかな……。
消しておいた方が良いですかね?
確かにいいイメージは湧かないかもしれません。
まぁ、飽きたながらも精一杯書いたんですけどね。
どうしようかな……。
消しておいた方が良いですかね?
Re: タイトルなし
>> さん
凄くエロくて、好きなシチュ~
コメント有り難う御座います。
ご指摘は参考にさせていただきます!
ご指摘通り、弟で力尽きたのは事実ですが手を抜いたわけではないですよ?
実は来月は書き直しを検討しておりますので、少々お待ちくださいませ。
凄くエロくて、好きなシチュ~
コメント有り難う御座います。
ご指摘は参考にさせていただきます!
ご指摘通り、弟で力尽きたのは事実ですが手を抜いたわけではないですよ?
実は来月は書き直しを検討しておりますので、少々お待ちくださいませ。
コメントの投稿
これはヤバい、ヤバすぎる。
実用性Maxです。
やっぱり双子は最高だ…。
良いとこだらけでしたが、何よりもおっぱいに対しての愛を感じました。
本当に素晴らしい作品ありがとうございます、短編集もかならず買います!