ネギまでズブリ その4
その4
「ネギ先生」
「はい?」
学校での教師生活も大分慣れた頃、次の授業の為に資料を用意していると、しずなが声を掛けてきた。
「これ、高畑先生から」
「何ですか?」
「『居残りさんリスト』です」
そう言って渡された紙には小テストの成績と、居残りをする事になっている生徒の顔写真が貼って在った。
生徒名簿と同じ顔と、見るに耐えない点数が乗っている。
要は前担任の高畑が残した仕事を押し付けられたのか。
本当なら面倒な事は回避したいが、担任教師の立場上は断る訳にもいかない。
「分かりました。せめて赤点以上は取れるようにしておけば良いんですよね?」
「そうですね。流石に3学期にこの点数は駄目でしょうからね」
確かにエスカレーター式の学校でも成績不振のままでは、この先困るだろう。
何気に俺も前世では遊び倒して、テストや受験に困った口だ。
歳を取って、と言えるのか、とにかく今こそ勉強の大事さを身に染みて理解している心算。
元々この世界は努力が実る世界。
後に起こるテストでの騒動を思い出せば、シッカリ教えれば何とかなると思う。
駄目なら、魔法陣で脳をゴニョゴニョすれば良い。
△
「そんな訳で、今日は居残りをして貰います」
「ふむ、思ったよりも早く我らバカレンジャーが再度集まりましたですね」
「誰がバカレンジャーよ!!」
放課後。
しずなに言われた通りに集めてみると、原作でよく見た面々が集まった。
三白眼で何処かつまらなそうな雰囲気を常に出している<綾瀬 夕映>の言葉に声を荒げて反論をしたアスナ。
どんなに怒鳴っても成績が悪ければ何の説得力もないし、言う資格も無い。
「それにこの学校はエスカレーター式なんだから、成績が悪くても自動的に進級出来るでしょう!」
「でも、成績は良いに越した事は無いよ。教師の覚えも良くなるだろうからな。……高畑とか」
「本当に!? 皆頑張るわよ!」
「さすが高畑先生の名前が出ると行動が早いでござるな」
勉強をしなくても良い理由を探して屁理屈を捏ねたアスナだったが、高畑の名前を出すとコロッと態度を変えて席へと付いた。
教室の後ろには夕映の付き添いとして二人居るが、今の主役は成績の悪い五人。
一番前の席に座って、俺の言葉を待った。
「とりあえず、今の学力を確かめる為にテストをするから」
「は~い」
一斉に返って来た、返事だけは良い面々にテスト用紙を配ると、たいして待たずに夕映が答案を持ってくる。
「出来ましたです……」
「また、早いな」
問題数が10問しかないテストだったので、すぐに出来るとは思っていたがものの、それ以上に早く回答を終えた夕映。
更には回答も一問だけ不正解と言う優秀な成績。
「こんなに出来るんなら普段のテストでも、ちゃんと勉強すれば良いのに」
「……勉強嫌いなんです」
「勉強するだけで将来が決まるなんて今だけなんだから、ちゃんとやりなさい」
「…………」
夕映は俺の言葉に対して不満そうな表情を隠さない。
実際、勉強をしろと言われて素直にするぐらいなら、今この場に居ないだろうなとも思う。
「まぁ、ちゃんと目標以上の点数も取ったしな、今日はもう帰っても良いよ」
「はい」
帰宅の許可を出すと後ろの方で待っていた、黒く長い髪に二本の触覚を持った<早乙女 ハルナ>と、未だに眼を隠している<宮崎 のどか>が祝福を送った。
さして照れた様子も無い夕映は早々に教室から去って行き、そのすぐ後に細い目で長身巨乳の<長瀬 楓>と褐色の肌を持つ<古 菲>。
おまけに影も印象も薄い新体操部の<佐々木 まき絵>が答案を持ってくるが、やはり頭が宜しくないらしく赤点だった。
アスナは言わずもがな。
当然、追試となるのだが、今日は何気に誰も犯していない。
勉強を教えると言う事は楓や古菲、まき絵とアスナに近寄る必要があり、そうなれば若い生徒の体臭が至近距離で俺の鼻をくすぐる。
魔法陣を使う副作用で増加した生命力の所為で一日に何度か出さないと、性欲は溜まり続けるだけ。
ここら辺りで開放しておかないと、何を仕出かすか自分でも分からない。
そう思った俺は素早く行動を起こした。
解き放たれた魔法陣はアスナ、楓、古菲、そしてまき絵の服に刻み込まれる。
僅かに光りを放ちながらそれぞれに飛んで行くも、夕日が差し込む教室の中では誰にも気付かれなかった。
夕映は思った以上に早く目標を達成してしまった所為で、決意をする前に教室を出て行ってしまったのが残念でもある。
しかし、四人も居れば、性欲は満足行くまで発散出来る筈だ。
「それにしても、ちゃんと授業中に勉強しておいてくれよ」
「いやはや、面目ないでござる」
「馬鹿で御免ね~。ネギ君」
「日本語は苦手アル」
「英語は苦手なのよね……」
言い訳になっていない泣き言が出てくる。
しかし、この状況を作り出してくれた事には感謝をしなければいけないだろう。
「こんなに手が掛かるんなら、別途で給与的な物を貰わないと割に合わないぞ」
「別途って、何よそれ?」
目的の為にワザとらしく言って見ると、アスナが不信そうに聞き返してきた。
残りの三人も同様に答案から顔を上げて俺を見てくる。
「どうせなら、身体を差し出してくれないと」
「か、身体、でござるか?」
「誰かと戦えと言う事アルか?」
「えぇ、私新体操しか出来ないよ?」
「……どういう事よ?」
流石に言い回しが分かり難かったらしい。
なので、直球で要求を言った。
「なに、ちょっと股間を使わせてくれれば、それで良いよ」
「なっ!?」
俺の言葉を聞いて一斉に絶句をする面々。
しかし、意味が分かった瞬間に、張り詰めた空気は弛緩した。
「なんだ、そんな事で良いんでござるか」
「てっきり高畑先生と戦えと言われるかと思ったアルよ」
「それぐらいならいつでも良いよね~」
「そ、えっ? み、皆良いの?」
明らかに性的な事を求めていると分かるのに、あっけらかんとしている他のクラスメートに慌てるアスナ。
そんな態度を不思議がる楓と古菲、そしてまき絵。
アスナと違って幻想の物事に対して抵抗出来る体質が無い以上は、刻まれた魔法陣の効果は遺憾なく発揮される。
「別に使わせるぐらいなら良いでござらんか?」
「そうアルよ」
「別に減る物でもないしねぇ?」
「えっ、えぇ!? ……わ、私がおかしいのかしら?」
どんなに聞いても変わらない答えを聞いて、自分の価値観がおかしいのかと疑い始めた。
魔法を消す体質を持っているアスナは、魔法陣の利きがいまいち鈍い。
それでもジワジワと認識を変えられてはいる様だった。
今回使った魔法陣の効果は察しの通り、自分の身体の性的な価値観を変える物。
それこそ、本来なら恋人や夫に対してのみ許してはいけない性器に関しても、勉強を教えて貰う代価として何の躊躇も無く差し出せる程度にさせられる。
アスナは高畑を引き合いに出せば、すぐに魔法陣の効果に落ちてくれるだろうから、さっさと誘惑をしておく。
「精液は良質なタンパク質だから、身体の中に入れれば肌の艶やら張りやらが良くなるらしいぞ?」
「うっ、うぅ~~~ん…………」
愛しの高畑に良く見られたいアスナは、大いに悩み始めた。
その間にも俺は他の生徒に合図を送る。
「はい、じゃぁ、机の前に出てきてくださいね。それで机に上半身を寝かせて下半身を俺に向けてくれ」
「分かったでござるよ」
「お安い御用アル」
「んっと、……これで良い?」
「良いよ~」
「うぅ~~~、どうしよう。でも高畑先生には綺麗に見られたいし……」
未だ悩み続けるアスナを余所に、三人には立ちバックの体勢を取らせた。
俺の眼の前には三つの尻がスカートに中華風のズボンと、体操服の短パンに包まれて差し出される様に並んでいる。
フリフリと揺れる魅力的な光景で、飛び掛りたい心を抑えるのに必死だ。
「やってみると、意外に恥ずかしいでござるな」
「そうアルな」
「そ、そうだね」
俺に下半身を見られる事を前提とした行動は、顔が羞恥心で赤くならない程度には恥ずかしいらしい。
そして、悩んでいたアスナも遂に高畑の為と決心して、同じく机に上半身を預けて尻を差し出してくる。
「よし! 私もやってあげようじゃないの!」
「おぉ、張り切ってるでござるな~」
「勉強を教えて貰うお礼の為に股間を使わせるアルよ?」
「どう見ても高畑先生への好感度を上げたいだけだよね」
「良いじゃない! お肌がツルツルになるってネギも言ってるし!」
『ねっ!』と力強く確認をしてくるアスナへ、適当に返事を返しながら俺は楓のスカートを捲り上げた。
「っ!? い、行き成りでござるな」
「魅力的な尻だから我慢出来ないからね」
「ふふ~ん、それは女として嬉しい答えでござるよ」
捲り上げられた瞬間こそ、身体をビクリと跳ねさせる楓。
出てきた尻は褌の様に腰の紐が捻られ、布も良い物を使っているらしく肌触りは良さそうだった。
何の遠慮も無く手を置いて揉み込んでみる。
「……っ」
「う~ん、良い揉み応えだな」
「そうでござるか?」
何気に忍者と言う事を隠す気の無い楓の尻は鍛えられているのも関わらず、俺の指を受け止める柔らかさを持っていた。
グニグニと動かせば、ショーツの面積が徐々に少なくなっていき、下にあった白い肌の割合が多くなってくる。
そんな状況にあっても肝心の楓は、平然としていた。
肩越しに振り返る顔も赤くなっておらず、魔法陣の効果が完璧に発揮されている事が確認出来る。
そして食い込む褌状態になったショーツをスルリと下ろした。
「ちょっ――」
「ネギ先生、大胆でござるな~」
尻を丸出しにした光景を見て、魔法陣の効きが甘かったアスナが咄嗟に声を上げようとするも楓の暢気な声に止められる。
更には価値観をばっちり変えられた古菲とまき絵にも不思議そうな顔をして聞かれた。
「アスナ、さっきから何を慌ててるアルか?」
「そうだよ。アスナ」
「えっ、いや、うん、何でも無いわよ? だって普通の事でしょ……?」
「そうアルよ?」
「態々放課後に時間を取ってくれてるんだから、当然だよね」
「そ、そうよね」
ここまで、子供とは言え男に下半身を見せている状況をさも当然との雰囲気を出されては、正常な価値観を持っているアスナですら自分が間違っているのかと思い始める。
おまけに魔法陣の効果も後押しする結果となり、押し付けられた異常な現実に負けてしまった。
「綺麗な尻だ。形も良いし」
「一応安産型である事を自負しているでござるよ」
「ふむふむ……」
アスナが持っていた性的な価値観が力尽くで変更された事を知りながらも、俺は気にせずに楓の尻を揉み続ける。
向き出しにされた挙句に綺麗な肌を教室内で出し、普段クラスメートと勉強に励んでいる空間で卑猥な格好をさせている異様な状況。
指を動かす度に尻の肉が左右へ割られ、中心に隠れていた肛門が姿を現した。
色素の沈殿で若干茶色掛かった色をしているが、周辺には産毛も無い。
すぐ下にある性器も大陰唇の周りに陰毛は確認できず、小陰唇すら食み出していない。
更に視線を降ろして淫核がある位置を見ても、包皮すら見えなかった。
指で大陰唇へ触れれば性的な事が勉強を教わる恩よりも下と認識している楓でも、本能的に身体を跳ねさせる。
「っ!?」
しかし、表情自体は相変わらず細い目を維持しており、顔色も羞恥心を一切感じていない様子は少しも変わらなかった。
それは秘裂を開かれても変わらない。
「綺麗な色をしてるな」
「貞操はしっかり守ってたでござるからな」
「でも、俺に差し出しても良いのか?」
「ネギ先生が時間を割いて拙者達の勉強を見てくれているのだから、処女ぐらい差し出すのは当然でござるよ」
チラリとアスナの顔を確認してみれば、先程とは打って変わって当然と言わんばかりに頷いている。
魔法を打ち消す体質が魔法陣に負けた瞬間だろうか?
楓の秘裂を確認し終えた俺は、隣に居る古菲へ目標を移した。
「今度は私アルか」
古菲は何故か制服ではなく中華服っぽい格好をしており、下半身はズボン。
しかし、脱がせる俺にとっては大した違いは無く、さっさと脱がした。
腰を締めていたゴムを降ろしていくと、実にシンプルなショーツが目に入る。
白の生地でレースやプリント等は無いが、褐色の肌に栄えた。
小さな尻を包んでいる布をサッと降ろせば、身体の大きさに違わない幼い印象を受ける秘裂が現れる。
若干肉厚に思えるが、陰毛も一切無い所は楓と同じだった。
そして、柔らかな大陰唇を開けば、薄いピンク色の小陰唇と膣口が顔を出す。
「……うっ」
「どうした?」
「ん、なんでもないアルよ?」
「無いのかあるのか分からんよ」
「ネギ先生の意地が悪いアルな!」
肩越しに振り返って抗議をしてくる古菲の雰囲気は、とても性器を開かれている様な態度ではない。
現実味が無いギャップは価値観を変えた事を、紛れも無い事実として俺に教えてくれた。
抗議するのは膣口も同じで、古菲が声を出す度に小さく開閉を繰り返す。
「口癖に難癖をつけるのは良くないアルよ?」
「済まん済まん」
「本当に反省するといいア、ひぁっ!?」
あまりに長く続きそうだったので、思わず淫核を強く摘んでしまった。
未だに性的な興奮に晒されていない所為で柔らかいが、性感帯を大陰唇から引き出されて強く摘まれるのは古菲にとって不意打ちの刺激。
文句を言っていた言葉は止まり、不満そうにしていた顔も前を向いて止まってしまった。
「あっ……ぅっ」
「ネギ先生、酷いでござるな」
「すっかり止まっちゃったじゃん」
「いや~、説教は好みじゃなくてね」
「……ネギ先生、酷いアル」
戻ってきた古菲は頭を机に落として、痛みと快感が混じった刺激に耐えている。
肩幅に開かれていた脚が内股になって、フルフルと震えていた。
「ちゃんと気持ち良くするから少し待っててくれ」
「痛いのは大丈夫アルけど……」
「どうせなら気持ち良い方が良いだろう?」
「まぁ、……そうアルね」
大した痛みじゃなかったのか、すぐに立ち直った古菲。
それから隣に移動した俺は、体操服姿のまき絵に目標を変える。
大して離れていない距離を移動して後ろに立つと、短パンの下から形の良い尻が浮かび上がっていた。
ブルマが消えて久しいが、前世が日本人であった記憶を思い出すと、やはり悲しい気持ちと残念な気持ちが浮かんでくる。
「じゃ、脱がすぞ?」
「は~い」
元気な返事を聞いてから短パンを脱がす。
先程の二人と違ってまき絵のショーツは、ピンクと白の水玉をしていた。
尻にぴったりと張り付く生地は、大陰唇の形までハッキリと浮かび上がらせる。
楓と古菲の性器を見て高まった興奮に耐えながら、腰の部分に手を掛けてショーツを下ろす。
新体操が室内競技であるのと、元々人目に触れない箇所である尻と性器は、今教室に居る他の三人の誰よりも肌が白く綺麗だ。
「はぅ!?」
これまでと同様に手を近づけて指の腹を柔らかく押し返す大陰唇を開くと、ピンク色の小陰唇が出てくる。
心成しか発達が遅いようで、形は良くても小さい。
同じくピンク色の膣口は狭そうで、小指すら入りそうに無かった。
そして最後は魔法陣に抵抗をしていたアスナ。
今ではすっかり価値観を変えられ、隣でクラスメートが性器を弄られていても、赤面すらせずに見てくる。
「脱がすよ」
「これで高畑先生も振り向いてくれるかな?」
「さぁ?」
ペロッとスカートを捲れば、思ったよりも幼いショーツが出てくる。
熊のバックプリントで下腹部を覆う程に大きな面積を持っており、生地自体も下半身を冷やさない様に厚い。
隣に居る三人よりもごわごわしたショーツを脱がした。
ごく最近犯した性器であっても、秘裂はピッタリと閉じて処女の風貌を維持している。
日に焼けていない肌は白く、前に見た通りに陰毛は産毛すら生えていない。
処女を失っただけでは急激な成長はしないようで、ある意味安心してしまった。
「皆、股間は綺麗だな」
「綺麗と言われるのは嬉しいでござるな」
「同感アル」
「てっきり可愛いとか言われると思ってたけど」
「高畑先生は綺麗でも可愛くても、きっと受け止めてくれるわよね」
これで教室に居る四人の女子生徒が机に上半身を突っ伏して、尻と股間を出し終えた。
太股にまで下ろされたショーツと、場合によってはズボン。
フリフリと左右に揺れる思春期真っ只中の女の子の生の尻。
俺の股間は既に硬く反り立ち、パンツの刺激すら窮屈に感じている。
とりあえず最初の準備を終えたので、再び楓の下半身へと戻った。
尻を差し出している四人は拳一つ分すら離れておらず、移動する間に興奮は冷めない。
「んじゃ、早速使わせて貰うかな」
「どうぞでござる」
「優しくして欲しいアルね」
「この後に部活があるからお手柔らかにね」
「ネギ、絶対に中に出して――っ!?」
アスナの要求は、俺が陰茎を取り出した光景を見て一瞬で止まり、更に他の三人も大きく天を向いた男の象徴に息を呑む。
「おっ、おっきい……」
「高畑先生の為……高畑先生の為……」
「そ、そんな大きいの入らないでござるよ……」
「これよりも大きな赤ん坊が出てくるんだから大丈夫だろう?」
「そ、そうアルか?」
「そうだよ」
早速入れようと腰の前に陰茎を合わせるが、肝心の性器は濡れていない。
愛撫が必要であるのは見て分かるものの、その時間すら惜しい為、掌に魔法陣を作成して粘液を作り出した。
それをベチョッと楓の秘裂に擦り付ける。
「んぁっ!?」
「冷たかったか?」
「い、いや、大丈夫でござるよ」
「そうかい」
粘液が溜まった掌を性器全体に覆い被せて、性器全体をぬるぬるにした。
それから指を秘裂に差し込んで、本格的に塗りこんでいく。
「ふっ……ん」
幾ら長身とであっても膣口は小さく、元々濡れていない所を力尽くで広げられる感触に息を短く吐き出した楓。
俺は揺れた尻を揉みながら押さえつつ、ニチャニチャと音を立てながら粘液を膣壁に擦り込む。
性行為を想定していない膣内は、足りなかった滑りを加えられても突っ張る感覚が少なからずあった。
肩越しに俺の顔を見ていた楓の顔は机に沈み、股間からの違和感に耐えている。
小さいとは言っても性欲を全面に出した指に膣内を掻き回され、粘液を塗り込まれる刺激で安産型の尻が上下に揺れた。
処女の膣口に締め付けられる刺激は強い。
粘液で滑る大陰唇は指に押さえられる圧力に負けて、ぷるんと横へ押し遣られる。
挿入する為に必要な分を濡らし終え、いよいよ挿入の為に腰を近づけた。
「それじゃ、入れるぞ?」
「分かったでござる」
「…………」
宣言をすると、脚の長い楓が膝を曲げて高さを併せてくれた。
隣で固唾を呑む三人の視線を股間に受けながら、濡らした秘裂に亀頭を割り入れる。
柔らかな感触に包まれながら、狭い膣口に鈴口が締め付けられた。
そのまま拡張しながら腰を徐々に押し込んで行く。
「うぐぅ……」
「楓……」
苦痛と圧迫感に呻く楓を心配して、誰かが呟く。
俺に至っては亀頭を膣口に締め付けられる快感で、余分な思考をしている余裕が無くなって行った。
今はただひたすら楓に膣内へ陰茎を押し入れる事しか考えらない。
膣内の生暖かい感覚が冷たい粘液の滑りを纏わせながら、亀頭を包み込んでいく。
そして、遂にはカリまでも胎内に挿入し終えた。
蠢く膣壁は処女らしく異物を排除しようと奥から押し出す動きを返す。
粘液の滑りで辛うじて膣内に挿入は出来たが、この先は狭い膣内が抵抗を示してくる。
文字通り壁となったヒダは鈴口に密着して、挿入の邪魔をしてきた。
しかし、滑りがあるので摩擦力が足りず、表面を小さくて分厚い舌で舐め取られる感触しか返ってこない。
更に奥へ進めれば、広げられた膣壁の向こうに処女膜を感じた。
最後の抵抗を鈴口に受けた俺は、湧き上がって来る性欲の赴くままに骨盤を掴んで強く腰を突き入れる。
「ふぐっ!?」
一気に膣内を進む陰茎は処女膜の抵抗等無いものとして、根元まで挿入を果たし、叩き付けられた下腹部の反動で大きな尻がたわむ。
勢い良く通り抜ける膣壁を広げながら最奥まで行くと、先端に感じるのは子宮口の僅かな感触。
突然、平均よりも少し大きめの陰茎で満たされた処女の膣内は、呆けた様に一瞬だけ動きを完全に止めたと思ったら強く締め付けを返した。
「んくぅ……」
性的な行為に関して価値観を変えても、やはり処女を奪われる痛みを取る事が出来ない様子だ。
苦痛を逃そうと机に頭を静める楓は、全身に力を入れて何とか耐えている。
小刻みに揺れる所為で俺の下腹部に潰された尻が震えた。
骨盤を掴んでいても小さな強張りは止められず、全身に力が入って膣内の締め付けも強い。
なまじ忍者として日々の鍛錬を欠かさない下半身は、風呂場で犯した真名と同じぐらいに良い具合だった。
陰茎を根元まで入れたまま、楓が耐え切るまで待つ。
手を硬く握り締める姿を後ろから見ていると、随分と痛みを与えてしまっているらしい。
「くっ……ふぅ……、もう、動いても良いでござるよ」
「大丈夫アルか?」
「うむ、入れられた時は少し辛かったでござるが、それを越えてしまえば問題ないでござる」
「そうアルか」
何とか痛みを流した楓が肩越しに俺へ動く許可を出したものの、肩が触れる程に近い位置で隣に居た古菲は心配そうに声を掛けた。
しかし、答える方は意外にも平気そうで、笑顔すら浮かべる。
俺は単に締め付けながらも動く膣壁の感触を存分に味わっていただけで、楓を心配した訳ではない。
態々言う事の程でもないが、許可を貰ったのだから動くとする。
だからと言ってピストン運動をする訳でもなく、次へ行く為に抜くだけだが……。
「ん、あぁ……」
強い締め付けを返す膣壁は、陰茎が抜かれる動きに付いて来て膣口を外まで引き出された。
出てくる竿は粘液の滑りで卑猥に光りながらも、破瓜の血が付着している。
カリに掛かる膣壁も身体の大きさに違わず、今まで犯した誰よりも引っ掛かる抵抗を感じた。
厚いヒダの抵抗を味わいながら、入れた時とは反対にゆっくりと腰を引く。
カリの凹みから亀頭までの形を舐める様に、狭さを維持している膣内が鈴口の先に出来る隙間さえ許さずにピッタリと密着してきた。
ズルズルと膣壁を引き摺り、処女膜の名残を削って膣内から陰茎を取り出す。
「んぁ…………」
「次は古菲だな」
「えぁ!? ……お手柔らかに頼むアルよ」
「滑りがあるから大丈夫だって」
一度処女を犯した事で挿入前よりも硬く、大きさも増した陰茎に顔が引き攣る古菲。
楓の痛みを堪える様子を見ていた所為で、心成しか青ざめて見える。
それでも、期待に震える陰茎の欲求を止める理由にはならない。
古菲の後ろの回った俺は、見えない様に楓の破瓜の血が付いている陰茎に粘液を追加して、ピッタリと閉じている秘裂に亀頭を突き付けた。
「んっ……」
「行くぞ?」
「……ふっ、いつでも良いアルよ」
気合を入れた古菲は、まるで挑戦する様な顔を俺に向ける。
褐色の大陰唇を割り広げる陰茎を支え、狭い膣口を広げていく。
体格が楓よりも小さい古菲は締め付けもより強いが、先程よりも大きくなった陰茎には大きな快感となって圧迫が返って来た。
何とか力を調整して大陰唇を巻き込みながら亀頭を減り込ませて行けば、カリを過ぎた瞬間にブツリと慣れた感触が鈴口に感じられる。
「くふっ!?」
楓では亀頭を完全に入れた段階で処女膜を押す感触があったものの、古菲は身体が小さいので処女膜も膣口より近い位置にあった。
拡張される感覚に耐えていた所で突然の破瓜。
行き成りの痛みに古菲は勢い良く頭を上げた後に、ゆっくりと拳を握って机に顔を沈めて行く。
「大丈夫でござるよ。その痛みはすぐに引いていくでござる」
「……今は辛いアルよ」
励ます楓に、暗い声で答える古菲。
破瓜の衝撃は、亀頭を咥え込んだままの膣内が奥へ行かせまいとする程に強い。
陰茎を押し込むには結構な力が必要で、骨盤を掴んで無理矢理押し込んでも膣壁の抵抗は凄まじい。
愛撫を全くしていない事もあり、小刻みに小突きながら徐々に奥へと差し込んでいく。
骨盤を掴んでも一気に差し込めない締め付けを、亀頭で拡張する。
「んぐうぅ……」
「頑張るでござるよ!」
「うわぁ、辛そう……」
「た、高畑先生の為ならこれくらい……」
限界近くまで広げられた膣口に、狭い膣内を広げられていく圧迫感に呻く古菲。
経験した楓はともかくとして、隣で見ているまき絵とアスナには刺激が強い光景だった。
視点を下げれば尻の谷間には肌と殆ど色の違わない肛門があり、その下には大きく割られた大陰唇、そして粘液に濡れた陰茎が血管を浮き上がらせて膣口に差し込まれている。
徐々に胎内へ挿入されていくが、少し竿を残した所で鈴口が最奥まで到達した感触があった。
しかし、俺はそれでも腰を止めず、骨盤を掴んでいた手に力を入れて更に押し込んだ。
「こはっ!?」
最奥以上を犯された古菲が、身体の内側から押し上げられる感覚で息を詰まらせる。
俺の下腹部が引き締まった小さな尻に受け止められると同時に、亀頭の3分に1ほどが硬めの子宮口に包まれる感覚が感じられた。
楓を犯した時と同じく、最奥まで挿入した段階で動きを止めても、強く締め付けてくる膣壁は異物を排除しようと蠢き続ける。
ろくに準備をしないままに狭い膣内を、大人顔負けの陰茎で広げられて細かな痙攣を繰り返していた。
それでも発達の乏しいヒダが生殖機能としての本能で陰茎に絡み付き、奥から外へ押し出す動きを返して来る。
愛液が無かった膣内に陰茎を使って粘液を塗ったお陰で、犯す分の滑りは十分に与えられた。
「くっ……ふぅ……、も、もう大丈夫アルよ」
「そうかい。じゃ次に行こうかな」
「あっ、お、お手柔らかに」
丁度良いタイミングで古菲が俺を振り返るも、次の順番だったまき絵にターゲットを移す。
子宮を押し上げるまで押し入れた陰茎を舐める膣壁は、小さなヒダを精一杯使って表面を動く。
粘液の所為で滑り、竿と亀頭を隙間無く扱く結果となっても、処女だった膣内は防衛本能で必死になっていた。
陰茎をズルズルと抜けば、奥から押し出そうとする膣壁の動きで勢い良く吐き出される。
反動で俺の腹に当たる程に勢いがついていた。
ぽっかりと開いてしまっていた膣口から眼を離し、隣のまき絵の尻へ移動する。
白く透き通る綺麗な肌は何も変わらず、隣で友達が犯された瞬間を見ても変わらない。
尻の付け根を開いて二人分の破瓜の血が付いた粘液で光る陰茎を押さえながら、肉厚の大陰唇へ陰茎を接触させる。
「はうっ!?」
ビクンと身体を跳ねさせたまき絵の小陰唇を巻き込む光景を見ながら腰を進めた。
メリメリと広げられる膣口が亀頭を締め付けられる。
短時間での処女を奪う事になって、何気に陰茎には快感が溜まっていた。
何とか股間に力を入れて射精の波を抑えると、自然と陰茎が大きさを増してまき絵の膣内を若干広げてしまう。
「んくっ……」
変化としては本当に少しであっても、元々狭い膣内では敏感な反応を返して来る。
思わず力を入れた俺にも張りを増して敏感になった陰茎から、膣壁の動きを正確に感じられた。
奥へ進めるだけで、思ったよりも厚いヒダが鈴口によって広げられていき、カリの形に合わせて小さな凹凸へ入り込む。
濡れていなかった膣内も粘液の所為で上手く陰茎を固定出来ず、楓や古菲と同じで滑る膣壁が硬い陰茎を揉み解してくる様だった。
最奥に到達すれば子宮口を持ち上げる感覚が鈴口に感じられるが、まだ根元に余裕があったので更に押し込む。
「くふぁ……」
机に突っ伏したままで、苦痛を感じていると思えない声が漏れ出して来た。
大きく広げられた膣口へ根元まで完全に挿入すると、一旦動きを止めて様子を見る。
後ろから見える頭は机に沈んだままで変化はあまり見られない。
手は楓と同じ様に握り締められているものの、膣内からの苦痛を然程感じて居ない雰囲気も漂っている。
古菲は全身を硬直させて震えすらしていたが、腰を大きく上げた体勢のまき絵は少ない持ち時間で持ち直した。
「くふぅ……」
「大丈夫か?」
「んっ、ちょっと苦しいけど大丈夫だよ。ネギ君」
「ワタシ結構痛かったアルが……」
「凄いでござるな~」
「えへへ~、それ程でもないよ」
パッと顔を上げたまき絵は隣から掛けられた感心する言葉に、笑顔で答える。
強く締め付けていた膣壁も単に締め付けて押し出そうとする動きが落ち着き、陰茎を優しく包み込む感じに変わった。
それでも粘液が足りない所為で、動くには摩擦の快感が強すぎるかもしれない。
せめてもう少し滑りが欲しい。
この分ではアスナを犯す時も苦労するかもしれないと思い、前以て愛液ぐらいは自分で用意させる。
「アスナ、今の内に股間を弄って、んっ、滑りを多くしておいてくれ」
「まぁ、見てる限り辛そうだから仕方ないわね」
強い締め付けを繰り返すまき絵の膣内から受ける快感に耐えながら言うと、素直にスカートに包まれた股間へ手を伸ばす。
身体を反らせてアスナの下半身を覗き見ると、ショーツの内側から、もぞもぞと指が動く光景が見えた。
確かに降ろした筈だが、流石に弄る所を見られるのは恥ずかしいのかもしれない。
しかし、これでは少し時間が掛かりそうでもあるので、まき絵を少し味わう事にする。
「はぅ……、くふぅ……んっ」
破瓜の衝撃を受け流したまき絵の胎内から、ゆっくりと陰茎を抜いていく。
内側へ巻き込まれていた大陰唇が外へ引き出されると同時に、膣口も竿に張り付いてくる。
厚めのヒダがカリに掛かり、処女膜があった箇所を過ぎれば亀頭が出てきた。
流れていた血は既に粘液よって流されて確認出来ない。
亀頭が半分位膣内から顔を出した時に腰を止め、再び押し込んだ。
「こはっ……!」
胎内をカリで引き摺られたと思ったら、間髪入れずに再度子宮口を突き上げられる。
普段頻繁に戦いを繰り返していた古菲ですら咽た衝撃は、まき絵にとっても十分強い刺激となって呼吸を吐き出させた。
そして腰を動かすスピードを早くしていき、リズム良く子宮を突いて行く。
パチンパチンと軽い音を立てるまき絵の尻が波打ち、出し入れを繰り返している膣口から愛液が漏れ始めた。
「あっ、あぅ! あぅん!!」
濡らすのは粘液だけだった大陰唇も、膣内から吐き出された愛液によって粘り気のある体液が飛び散り、次第に空気を含んで掻き回される音に変わり始める。
それでもまき絵は然程興奮していない様子であり、身体だけが反射的に性行為を認識している様でもあった。
「そ、んっ、それで、あふっ、この、問題は、あっ、どうやって、と、解くのぉ?」
「あっ、あぁ、ふっ、それはだな――」
愛液を噴き出す膣口を割り、生で陰茎を挿入されている上に最奥を突かれても、居残りの勉強会をしているという認識は消えていない。
喋り難そうにしながらも、テスト用紙を眼の前に持ってきたまき絵は詰まる言葉で必死に質問をしてきた。
まがりなりにも教師として居残りをさせているので、聞かれれば答えない訳には行かない。
今にも暴発しそうな快感を股間で止めつつ、腰を必死に動かしながら質問に答えていった。
その間にも陰茎の我慢は物凄い勢いで限界に近付き、溜まっていた快感が爆発してしまう。
「6を、か、掛けて、……くふっ! 出る!!」
「んくぅ、はっ、あぁ!!」
幾ら性行為をしている感覚は無くとも最奥を突かれ続け、あまつさえ熱い精液を子宮口に掛けられれば反射的に身体を強張らせる。
まき絵は机のテストを震える手で何とか書き上げ、後ろに回答を渡してきた。
「ネ、ネギ君。出来たよ」
「お、おぉ……」
どう見ても絶頂に達したのは俺だけで、まき絵は多少可笑しな行為をしながら勉強をした程度の認識しか持っていない様な雰囲気だ。
身体に走っていた筈の快感も、たいして気にしてはいないらしい。
未だに反り立つ陰茎は膣内に入れたままで亀頭から竿、愛液と粘液、そして精液の生暖かさに包まれていた。
今まで行なわれていた膣壁が異物を押し出す動きも無くなり、何処と無く精液を子宮口へ持って行く感じもする。
手渡された答案をチェックすれば、合格点には届いていた。
「うん、正解だ」
「本当? んっ、やった!」
「おぅっ!?」
机に突っ伏したままでガッツポーズをした所為で、膣内に力が入る。
締め付けられたヒダに押された体液は、限界まで開いていた筈の膣口から逆流してきた。
まき絵自身の太股を汚しながらボタボタとショーツの上に精液が落ちるも、薄い布だけでは受け止めきれずに短パンまで浸み込んでしまう。
とりあえず目標を超えたまき絵をこれ以上拘束している理由がなくなったのは事実。
名残惜しさを感じながら、身体を離して陰茎を抜いた。
ヌルリとした感触で狭い膣内から、体液を撒き散らしながら弾かれる様に出てくる。
「んくはっ……、さ、さて、早く部活に行かないと」
「良いでござるな~」
「ネギ先生! 次はワタシの番アルよ!」
「はいはい」
陰茎を抜かれたまき絵の膣口は、若さゆえの柔軟性ですぐに元の秘裂へと形を戻した。
陰毛の生えていない愛液で光る大陰唇の割れ目から白濁した精液が流れ出る。
そんな状況にあるにも拘らず、まき絵は拭かないままにショーツごと短パンを引き上げた。
「んっ……、それじゃ、お先に」
「気を付けて行けよ」
「分かってるって、ネギ君」
水分が付着して気持ち悪い筈だが、まき絵はさっさと教室から出て行った。
一度射精をしても生命力を糧に魔法陣を使い続けている俺は、副作用で性的欲求が短時間で溜まってしまう。
色んな体液で卑猥な光沢と白濁を身に纏った陰茎が硬く大きく立ったまま。
興奮は冷めるどころか高まっていくばかりだった。
「次は古菲だったな」
「そうアル!」
「早くして欲しいでござるよ」
「まぁ、順番だって」
急かす楓を慰めつつ、古菲の後ろに回ってサッと陰茎を秘裂へ差し込んだ。
「んくぅ!?」
処女を奪われても、再び拡張される感覚は少し辛い様だ。
滑り事態は何の問題も無い量が塗りたくられており、挿入するには手間も掛からない。
それでも体格と鍛えられた腹筋で、締め付けは物理的に強いままだった。
何とか子宮口を持ち上げるまで挿入しきった俺は、早速腰を動かしていく。
小さくても引き締まった尻の弾力を利用しながら、最初からスピードを上げてリズム良く突いた。
「んっ、あっ、かはっ! ふっ、この、問題が、わ、判らないアルね」
「はっ、ふっ、それは、だな、くっ――」
子宮口を突き破らんばかりに犯されていても、健気に勉強を自主的に行なう古菲。
前後に激しく揺さ振られながら、震える声で質問を繰り返す。
締め付けの強い膣内は少し動かすだけでも竿全体を扱いてくるし、尿道に残った精液すら搾り取る勢いだった。
カリに掛かる膣壁も愛液に濡れ始め、陰茎に残っていたまき絵の痕跡を流していく。
亀頭で広げられる膣壁は最奥へと差し込まれる度、反発するかのように締め付けて圧迫を加えてきた。
押し上げる子宮口の抵抗が徐々に大きくなり、古菲の身体も性行為をしていると認識し始めているらしい。
子を孕む確立を上げる為に、自ら犯されに降りてきたのだ。
掻き出される愛液と膣口は、破瓜の血さえ消えていった。
「んっ、あっ、ネ、ネギ先生、少し、強いアル!」
「あ……、あぁ、すまん、んっ!」
夢中になって小さな尻を突き上げれば、発散した筈の性欲が陰茎の太さとなって現れる。
反動で上手く書けない事に苦情を言ってくる古菲も、性行為に興奮している様子も無い。
与えられたテストを教えられながらであるが、順調に理解を深めていた。
最奥を突けば鈴口が子宮口に包まれる。
興奮で張りを増した亀頭が膣壁を削り、快感が大きくなってきた。
出し入れを繰り返された膣内が反射的に陰茎を受け入れるも、物理的な狭さで絶頂へ勢い良く押し上げられる。
ビクビクと意志に関係なく震え始め、カウパー液には精液が混じっていそうだった。
古菲が問題を理解して、改めて答案を書き上げる頃には絶頂の波も間近に迫る。
「出来たアル!!」
「はっ!?」
そして、テストを書き終えた拍子に膣内の締め付けも強くなり、その刺激は我慢を重ねていた陰茎に直撃した。
しかも、後ろに居る俺へと答案を渡そうとした所為で古菲の身体が捻られてしまい、膣内に複雑な動きを促す。
そんな刺激を受けた俺は本能的に最奥を突き、子宮口を押し上げたままで意志に関係なく、勝手に精液を吐き出してしまった。
「はぅっ!? ネ、ネギ先生っ!! で、出来たアルぅ!」
「おっ、おぉ!」
まき絵と同じく絶頂に達していないが、胎内の奥深くで粘りある他人の体液を出される感覚に言葉を詰まらせた古菲。
あまりに密着をしている為に、子宮口から直接内部に精液が入り込みさえしている。
絶頂の快感と、陰茎を通して古菲の胎内へ力が出て行くような感覚を味わいながら、白くなった思考に映った答案を受け取った。
「ど、どうアル、か?」
「う、うん、及第点だ」
「どう言う事アルか?」
「ぅっ……、ふぅ、合格だよ」
「本当アルか!? やったアル!」
「くふっ……!」
古菲は合格と聞いて喜ぶが、陰茎が膣内に挿入されている状態だ。
不用意に力が入った所為で、強く竿を締め付けていた膣口からも精液が噴き出す。
俺の下半身は既にまき絵と古菲の愛液、そして俺が出した精液と僅かな粘液でドロドロになってしまっていた。
とりあえず身体を離してから根元付近を拭いておく。
腰を開放された古菲が、いそいそとズボンを履いて帰る支度をした。
まき絵と同様に拭かなかったので、股間に染みが僅かに浮かんでくる。
しかし、そんな事も気にしない程、喜び勇んで鞄を担いだ。
「それじゃ、ネギ先生、とアスナと楓。お先アル」
「良いでござるな。ネギ先生、次は拙者でござるよ」
「分かってるって」
「ふぅ、んぁ、ひぅ……」
「アスナはもう少し掛かりそうだな」
二人分の空白の向こうに居るアスナへ視線を向けると、眼を閉じて自慰の没頭している姿があった。
スカートの下からチラチラと見えるショーツは十分に水分を流している様だが、今は楓を犯したいからそっとしておこう。
「それじゃ、行くぞ?」
「いつでも来いでござるよ」
最初に犯してから放置してしまっていたものの、隣で行なっていた痴態を見ていた所為で、乾いている筈の秘裂から愛液が少量流れ出ていた。
大陰唇を割って膣口を広げてみれば、小さく開閉を繰り返しながら溢れ出てくる。
「準備は要らないかな?」
「修行があるので、早く出してほしいでござる」
「……やっぱり忍者じゃないのか?」
「……はて、何の事でござ――」
いつも通りの遣り取りを最後まで言わせずに、陰茎を突き刺した。
言葉を詰まらせた楓は背中をビクンと跳ねさせ、広げられた膣内から送られる圧迫と、僅かに感じた痛みに耐える。
「くっ……、行き成りとは酷いでござるよ」
「早く終わらせたいんだろ?」
「そ、それもそうでござるが……あっ!?」
子宮口を突き上げた陰茎を一気に引き抜くと、膣壁を削られた感覚に戸惑う楓。
膣内には残ったままのまき絵と古菲の愛液で滑りを加えられ、性感を刺激されていない性器であっても何の問題も無く動かせる。
大きな尻を抱えながら、最早慣れ親しんだ動きで腰を前後に振っていく。
二度の射精を繰り返して快感に対して鈍くなった陰茎も、楓の膣内に包み込まれれば興奮は維持出来る。
身体の大きさに違わない発達を果たしている膣壁は、行き成り異物の進入を受けても寛容に受け止めた。
「せ、拙者はここが、あっ、分からないんでござるよ」
「んぉっ、……どれどれ」
俺の動きがスムーズになった事を察知し、早速質問をしてきた。
力一杯腰を突き上げ、肌を叩く乾いた音が響き始めても、楓の身体は反動を上手く消して答案に書く文字を震えさせていない。
大きな尻が波打ち、二人分の愛液が膣壁に擦り付けられる。
つい先程出された精液もそのままに、処女だった膣内に種が少しずつ送り込まれていく。
性行為を想定していなかった膣内が戸惑うように動き始めたと思えば、一気に動きが大胆になってきた。
抜き差しを続けられる陰茎に対して名残惜しさを滲ませ、優しく張り付いてくる。
古菲の様に物理的に狭い訳ではなく、幼い頃より鍛錬を積んだ腹筋が適度な締め付けとなった。
短時間で射精を繰り返して鈍感になったカリを舐めて、尻よりも細かく波打って陰茎に快感を送る。
鈴口で掘削を繰り返す感覚も出し入れの回数が多くなる程に抵抗が強く、しかし、柔らかくなってきた。
締め付けが徐々に強くなりつつあっても、肝心の楓は下半身こそ俺の突き上げに翻弄されているが、上半身は何の変化も無くテスト用紙に答えを記入していく。
後ろから見える耳も、興奮で赤くなってはいない。
時折、膣内から身体の中を押し上げられて息を短く出す意外は、普通にいつも通りの態度を貫く。
「っ、ふむ、ネギ先生の教えは分かり、易いでござるな」
「そ、ふっ、そうか?」
「そうでござるよ?」
細い目を肩越しに向けてくる楓は笑みを浮かべていた。
必死に腰を動かしていた甲斐もあって、平常を保っていた膣内から愛液が漏れ始める。
それに伴って膣壁も強弱を繰り返して陰茎に絡みつくだけだった動きから、亀頭を奥へと引き込む動きが追加された。
まるで陰茎が子宮口に向かって引っ張られる感覚を受ける。
フェラチオとも似た吸引力は次第に強さを増していき、ヒダも複雑に蠢いてきた。
降りてきた子宮口を突き上げれば愛液が増加し、陰茎に塗られていた物が新しく変えられていく。
元々性行為をさせていると言う意識をさせて居ない所為で、膣壁の興奮を完全には引き出せていないのが悔やまれる。
もはや楓の膣内を使った自慰となっているが、好き勝手に美少女の性器を犯している気分的な満足感が大きかった。
「ふっ、これで、どうでござるか?」
「んっ、あっ、あぁ、正解だっ!!」
「はぅ!?」
腰を動かし続けたお陰で、精液が上って来た感覚を受けたと同時に射精を行なう。
どうせ楓を絶頂に上らせられないのなら、長々と犯していても体力の消費が激しくなるだけ。
もっと言えば、三人を犯したのは魔法陣の副作用を逃す為。
まき絵や古菲よりも性的な感覚に強い楓を、性行為と認識させない状態で絶頂に上らせるのは不可能だろう。
ならば、俺だけがさっさと精液を出して、性欲を少しでも開放するしかない。
実際に射精をしても、楓は愛液を流す程度に解れた膣内へ精液を流し込まれた感覚に少し戸惑うだけで、大きな反応は返ってこなかった。
「と言う事は、合格で良いんでござるか?」
「……おぉ、合格です」
「嬉しいでござるよ」
絶頂の白い視界から戻ってきた俺に確認を取った楓は、膣内でビクビクと痙攣を繰り返して子宮口に精液を吐き出されながら笑顔で喜んでいた。
そして、処女だった膣内に溜まっていた体液を全て出し終えて腰を離せば、栓を失った膣口から勢い良く流れる精液が床を汚す。
解放された楓が俺の腰の高さと併せる為に蟹股で開いていた脚を伸ばし、ショーツも上げる。
三人の愛液と精液が流れる太股を気にせず、流れた体液も拭かないままで外見だけの身なりを整えた。
「拙者は部活に行って来るでござるよ」
「さんぽ部だったか?」
「そうでござるよ。今度是非一緒に周りたいでござるな」
「考えておくよ」
「では、ネギ先生。また明日」
「はいよ」
性欲を発散させた陰茎は少し力が抜けてしまい、上を向かずに正面を向いている。
しかし、未だに硬さを維持している亀頭を突き付けられる楓は、笑顔のままで教室を出て行った。
最後は今まで自慰をさせていたアスナなのだが……。
「ど、どうした?」
「……あっ、あぅ……」
声を掛けても机に突っ伏したままで、殆ど反応を示さない。
スカートの中を蠢いていた手は机から落ち、微かに指先を動かす程度。
顔を覗き込んでみると眼は朦朧としており、半開きの口からは舌が食み出して唾液も流れるまま。
とても意識があるとは思えなかった。
「もしかして、俺の所為か……?」
確か滑りを追加する為に弄らせた以外は何も指示を出していない。
その所為で秘裂を弄るのを止めるタイミングが分からずに、指を動かし続けてしまったのか?
元から少し滑りがあったのも手伝って、どれだけ滑りが増えれば良いのかが判断できなかったらしい。
スカートの下から見えるショーツも、溢れ出る愛液に濡れてしまい、大陰唇どころか秘裂の中にある膣口すら透けて見える。
過剰に濡れた事で吸収し切れなかった物が太股を流れ、大きな滝を作って床にまで溜まっていた。
全身から力が抜けて、上半身で辛うじて机の上から落ちていない。
この状態で更に犯すのは、流石に止めておきたいと思ったが、透けるショーツの下から無毛の大陰唇と、刺激を受けて赤くなった秘裂がチラチラと見えてしまえば、性欲も湧いて出てくる。
意識が朦朧としているアスナの後ろへ回り込んだ俺は、サッと重たくなったショーツを下ろした。
そして、解れきった膣口に陰茎を勢い良く突き入れる。
「よっと」
「あっ……」
アスナは辛うじて身体をビクンと跳ねさせたが、それ以上の反応はない。
そして睡眠中の犯した時とは違った感触を楽しみながら、腰を動かしていく。
溢れかえった愛液を周囲に飛び散らせ、赤くなった膣口を捲り返す。
カリで滑る膣壁を削りながら、子宮口を断続的に突く。
降りてきていた所為で膣内全体が浅くなっていたものの、更に奥を目指して腰を動かした。
「あっ……あぅ……あぁ……」
「はっ、ふっ、はっ!」
ガクガクと全身を揺さ振られるアスナは、相変わらず視線を宙に漂わせたままだ。
膣内も締め付けを強める訳でもなく、淡々と陰茎を受け入れている。
指を尻が赤くなる程に力を入れて揉み解し、腰を固定してスピードを上げた。
短時間で三度も精液を吐き出しても、やはりメインヒロインを犯していると思えば、精液の量産は勢いを増すようだ。
無毛の大陰唇を割り、膣口が捲られてしまう程の大きさを持つ陰茎を突き刺す。
亀頭は膣壁を掘削して、狭かった胎内を丁度良い締め付けを返すまで拡張する。
滲み出た精液の混じるカウパー液で愛液を押し流しながら、子宮口を突き上げた。
自分勝手な動きで、快感に意識を飛ばしたアスナを更に犯していく。
震えていた膣内が陰茎を入れられる事で目覚め始め、細かい痙攣を繰り返し始めた。
自慰で何度も絶頂へ達していた所為で敏感になったアスナは、早く出し入れを繰り返される刺激で、最早何度目になるか分からない絶頂へ上っていく。
ただ俺の突き上げを受けて翻弄されていた腰が上下に細かく跳ね、力の抜けていた手もピクピクと動く。
そして徐々に締め付けが強くなっていた膣壁が一番大きな反応を返した瞬間に、最奥まで陰茎を突き入れた。
「んぐっ……あぁ……」
「さ、最後だ……!」
新たに作り出されたばかりの精液を、意識を朦朧とさせているアスナの子宮目掛けて吐き出す。
上下に痙攣を繰り返す陰茎を押さえつける様に締め付けを強めるが、それが逆に射精を促す動きとなっている。
まるで牛の乳絞りをされていると思えそうな刺激は子宮口の吸い付きを加えられて、尿道に残った物まで膣内に引き出された。
「んっ……んっ……」
「ふぅ……出したなぁ……」
俺は身に走る絶頂の余韻を甘受しながら呟く。
膣壁は未だに吸い付いてきているが、力の抜けた陰茎では形を変えるだけで終わってしまう。
少しして膣圧に負けた所為で、外へと吐き出された。
「おぅ……」
「…………」
膣内からの刺激が絶えたアスナは疲労で眼を閉じて根息を立て始める。
規則正しい寝息と可愛らしい寝顔に気を削がれた俺は、親切心を出して後始末をしてやった。
「よっと……」
「んっ……」
短時間で四回も出したお陰で性欲の発散も出来た事でもあるし、今は身体を労ってやろう。
「仕方が無いか……」
「あっ…………」
意識が無いままであるが精液を膣内に出して欲しいとの希望は果たせた。
精々、明日起きたら肌の具合を確認する事だ。
それから魔法陣で身体を綺麗にして、アスナの脱力した身体を背負って女子寮へ戻る。
眠っている人間は思ったよりも重かった。
しかし、背中に感じる大きな胸のお陰で、最後まで運びきる事が出来るだろう。
精液を思う存分出し切った後の賢者タイムは心が寛容になり、ある程度の不都合は流せる。
勉強会もアスナだけが不合格となったものの、同じ部屋なので後から教えれば良いだろうと、重い腰と脚を動かしながら帰路に着いたのだった。
続く
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