コード・ギアス C.C.:催眠
「そう言えばC.C.」
「ん? 何だ?」
授業が終わって平和な雰囲気の中、部活に勤しむ生徒達の声を聞きながら俺はC.C.に話しかける。
ルルーシュとは色々あって、裏も表も知る気の知れる友人となった。
偶然にもC.C.とも知り合いになった事で、今は誰も居ない生徒会室で寛いでいる最中である。
「C.C.は確かギアスが効かないんだったよな?」
「何だ、藪から棒に……」
「いや、超常の力が効かなくても、古典的な物なら効くのかなと思ってね」
「ん~?」
ピザを食べるC.C.に差し出したのはオカルト雑誌。
開かれたページには催眠術が特集されており、催眠を掛ける簡単な方法が記されていた。
横目でチラリと内容を読み流したC.C.は、さも馬鹿馬鹿しそうに鼻で笑う。
「ふっ、こんなものが効くと本当に思っているのか?」
「いや、灯台下暗し的な意味で、基本の方法だと意外に掛かりそうじゃん?」
「まぁ、答えるとするなら正直言って分からないな」
「あれ、そうなのか? バッサリ切るかと思ってたけど」
「そもそも、いちいち相手の信用を得ないと掛けられない力よりも、ギアスで問答無用に操った方が早いからな」
「やっぱりC.C.も、ギアスを与えた相手にギアスを掛けられそうになった事があるのか」
「あぁ、そう言うのはしょっちゅうあったぞ。ルルーシュでさえそうだったからな」
「へぇ……」
ギアスは、掛かればどんな相手でも能力に捉えられると思ったが、そう都合良く行かないみたいだ。
見るだけで相手を思い通りに出来るなら、確かに態々古典的な方法で操ろうとは思わないだろう。
C.C.の外見は紛れも無い美少女だから、性的な好意を求めて操ろうとした人間を見た経験が何度もあるだろう。
ルルーシュの場合は都合が悪くてギアスを掛けようとしたらしいが……。
「じゃ、試しに催眠術を掛けて見ても良いか?」
「…………」
俺の言葉を聞いた途端にジロリと睨んで来たものの、すぐに冷笑に変わった。
「何だ? 私を操って犯すのか?」
「うっ……」
アッサリ目的を看破されて俺が言葉を詰まらせると、C.C.は心底バカにした笑みを浮かべる。
手の持っていたピザを丁寧に下ろし、少し顔を上に向けると視線だけで見下してきた。
「あははは、童貞もここまで来ると哀れだな。ルルーシュでさえもう少し隠していたぞ?」
「くぅ……。あぁ、そうだ! C.C.を犯したいのは事実だよ」
「おっと、遂に認めたか、童貞。くくく、情けないな」
浅ましい目的を笑われても反論も出来ない、
羞恥に顔が染まっている事を自覚しつつ、C.C.の言葉攻めに耐えていると、ふと笑い声が止んだ。
冷笑を浮べていた顔は挑発的な笑みに変わり、椅子の背もたれに体重を預ける。
そして、ピザの油で光る指先で妖艶に手招きをした。
「ふっ、良いぞ。私に催眠を掛けられたら身体を好きにしてもな」
「ほ、本当か!?」
「あぁ、どうせ、こんな方法では掛かりはしないだろうからな」
そこまで自身があるのならやってやろう。
羞恥と共に沸き上がった反骨心で、俺は雑誌を見ながらテーブルの向こうでふんぞり返るC.C.へ手をかざした。
掌を向けて僅かに左右へ揺らしつつ、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「C.C.、俺の手を良く見るんだ」
「くくく、あぁ」
「俺が数を数えると、C.C.はゆっくりと心の中の階段を下りていくぞ」
「何だ、それは」
「良いからやってみろって!」
「分かった分かった」
一々茶々を入れてくるC.C.を何とか黙らせ、指示に従うように促せば、何故か哀れそうな表情を浮かべて俺の言葉に従う。
「俺の声だけを聞いて、心の階段を下りるんだ」
「分かった」
「数字を数えるから、C.C.も心の中で復唱するんだぞ」
「あぁ」
少なくとも顔から呆れた雰囲気が消えたC.C.は、目の前で動く俺の掌へ視線を合わせる。
左右へ揺らせば、動いた分だけ目が付いてきた。
心成しか頭までフラフラとしはじめ、緑色の長い髪が揺れる。
「1……2……3……4……5……」
「…………」
「数字が10になったら、C.C.の意識は心の扉に入ってしまうぞ。6……」
「……あぁ」
数字が大きくなるにつれて、C.C.の目は徐々に瞼が落ちていく。
指示しても、答える声にはプライド高い覇気が感じられなかった。
「7……8……9……10……」
「…………」
そして数字が終わると、C.C.の顔から意志が消える。
俺の掌を見ていた目は半目になり、何処にも視点が合わせられているようには見えない。
先程までは、呆れた雰囲気が消えた顔でも確かな意思が宿っていた。
しかし、今は完全に意思を封じられてしまい、感情が一切確認できない。
「C.C.、聞こえるか?」
「……あぁ」
揺らしていた手を降ろしても、定まらない視線を何処か遠くへ飛ばしたままで俺を見ている様子は無い。
テーブルへ乗り出した俺は、念の為にC.C.の頬を突いてみる。
「お~い、本当に催眠に掛かってるのか?」
「……あぁ」
本人に確認するのもどうかと思ったが、返ってくるのは予想外に素直な答え。
C.C.もシッカリと催眠に掛かっている状態だと認識しているらしい。
「……何だよ。偉そうに言ってた割りにあっさり掛かってるじゃん」
やはり、いくらギアスと言う超常の力を与え、抵抗出来ても、それ以外の力には無防備だったのか。
むしろギアスが効かないと思っているからこその油断かもしれない。
何にしても、C.C.は催眠を掛ける事が出来たら犯しても良いと言っていた。
ならば、ここは在り難く言葉に甘えさせて貰う。
「C.C.、お前は俺の事を哀れんでいたよな?」
「……あぁ」
「それなら、お前は催眠に掛かったフリをして俺に身体を触らせろ」
「……掛かったフリ」
「それでもC.C.の憐れみは消えないから、童貞も貰ってやるんだぞ」
「……童貞を貰ってやる」
この催眠で一番大事なのは、C.C.の上から目線を無くさない事。
元々の性格からして、ある意味人の上位存在である自覚を持つ所為で、高飛車な態度を隠そうともしない。
辛うじてルルーシュだけには僅かな依存を見せているものの、今はまだあくまで契約者だから、と言う感じ。
その性格を含めてC.C.の魅力であり、催眠で変に優しくでもしてしまっては台無しになってしまうだろう。
かく言う俺も、上から目線のC.C.を犯したいと思ったからこそ、催眠術を話題に出したのだ。
「それじゃ、手を叩いたら元に戻るからな」
「……あぁ」
そして、二人きりの部屋に手を叩く乾いた音が響いた。
「…………ふっ」
途端にC.C.は馬鹿にしたような笑みを再び浮かべ、俺を見下してくる。
催眠状態になっていた時の無表情とは明らかに違い、ちゃんと意思を取り戻した表情になっていた。
「もう終わったのか?」
「あぁ、C.C.は催眠に掛かったのだよ!」
俺は芝居がかった声で、少し大げさに言う。
C.C.は笑みの浮かべる顔は変わらないが、目の奥で僅かな憐れみを宿す。
「なら、何か命令してみれば良いさ。私が催眠に掛かったと言うのなら望む事は一つだろう?」
そう言って、ピザで油塗れになった細く白い指をウェットティッシュで拭くと、拘束服に包まれた自分の身体を撫でるC.C.。
明らかな挑発に俺はごくりと生唾を飲み込み、視線は程好い大きさの胸へと向かう。
テーブルの前に座っているので胸から上しか見ず、C.C.が自分の胸の付け根を指でなぞった事で自然と目が釘付けにされてしまった。
俺が自分の身体を見ている事を認識しているC.C.も、見下した雰囲気を含ませる妖艶な視線を向けてくる。
「ふふふ……」
「よ、よし! それじゃ、立ってテーブルに手を付くんだ!」
「ん? それで良いのか?」
意外そうに言うC.C.だが、俺の目的は身体であっても胸ではないのだ。
「それで尻を後ろへ突き出せ!」
「あぁ、なるほどな。てっきり童貞のお前の事だからおっぱいでも吸いたがるのかと思ったが、尻が目当てだったか」
納得した様子で指示に従い、テーブルに手を付くと立ちバックの体勢になった。
俺は即座にテーブルを回り込んでC.C.の後ろへ行けば、突き出された尻がくいっと小さく上下に動かされる。
挑発するように振られた尻に下着の線は確認できない。
「……もしかして、パンツを履いていないのか?」
「あぁ、あれはどうしても線が浮かんでくるからな」
「そ、そうか」
「まぁ、履いてルルーシュをからかうのも面白そうだが、今は履いていない方がお前にとって都合が良いだろう?」
と、自分の後ろに居る俺へ肩越しに流し目を送ってくる。
伊達に何百年も生きていないC.C.は、まさしく魔女らしく誘惑をしてきた。
振られる安産型の大きな尻も左右や上下に動かされ、その度に拘束服の中で尻の肉が片方へ寄っては戻る。
そして幾ら拘束服であっても、股間の膨らみは押さえられていないらしく、大陰唇がぷっくりと盛り上がっていた。
しかも丁度割れ目がある辺りが食い込んでおり、秘裂の形さえハッキリと見せる。
「……んく」
再び生唾を飲み込んだ俺は、目の前で揺れる尻を両手で鷲掴みにした。
「おっと、遂に耐え切れなくなったか? くくく」
指を目一杯に広げても余りある大きな尻は、見た目よりも柔らかい。
掴んだ手を食い込ませる肉は温かくも弾力があり、グッと力を入れて握れば指先が制限無く食い込んでいきそうだった。
何度か握って感触を楽しみ、今度は尻の形に沿うように、満員電車での痴漢のように撫で回す。
「ふっ、まるで痴漢の手付きだな」
「ま、まぁ、やってる事は同じだし……」
「くくく、童貞の必死さを感じるな」
C.C.はテーブルに肘を付け、頬杖のまま楽しげに嗤う。
上半身だけが前屈姿勢で、下半身は脚をピンと伸ばして尻を俺へ差し出す体勢になっていた。
ザラザラした拘束服の生地は荒く厚いが、それを超える程にC.C.の尻は柔らかい。
最早服越しで触る事に耐えられなくなった俺は、服を脱ぐように命令する。
「C.C.! 服を脱げ!」
「おっと、遂に犯す決心が付いたのか。童貞らしい判断の早さだ」
テーブルへ倒していた上半身を起こし、命令通りに服を脱ぎ始めるC.C.。
ズボンと一体型の拘束服のファスナーを下ろせば、白い肩が見えてきた。
後ろに居る俺からは正面が見えないものの、緑色の髪をサラサラと流しつつ出てくる白い肌は、ある意味情緒が感じられる。
健康的な肩甲骨まで脱ぐと袖から腕を引き、グッと拘束服を降ろして細くくびれた腰を開放してから最後に尻が顔を出す。
C.C.が肩越しに挑発する視線を俺へ向けながら、わざと焦らながら降ろしていく。
ズボンを脱ぐ為に若干前屈みになっている所為で、尻は勿論だが谷間の奥にある肛門すら徐々に見えてきた。
更に拘束服を降ろしていくと、綺麗な割れ目が通っても陰毛は全く無い大陰唇が現れる。
そして最後に窮屈そうだった太股まで脱ぎ、完全に脚から服を抜いて全裸になった。
と言っても、靴下と靴は履いているので、随分とマニアックな格好になっているが、尻に夢中の俺は気が付かない。
「よ、よし! もう一回テーブルに手を付くんだ!」
「はいはい、分かった分かった。聞こえてるから大きな声を出すな。誰かが来たら悲鳴を上げてやるからな」
「うぐっ……」
童貞の心が慌てさせ、思わず声を大きくしてしまった事でC.C.から注意を受けてしまった。
それでも俺の指示通りに再びテーブルへ手を付け、立ちバックの体勢になる。
「おぉ……!」
「ふん、童貞だから生で見るのは初めてだろう」
「あ、あぁ。初めてだ」
「私が催眠術に掛かっている内に、存分に見ておけよ」
自分の行動を、催眠術に掛かったフリをしているだけだと思っている暗示を掛けられたC.C.は、全裸になって性器を見せ付けている事に何の疑問も持っていない。
むしろ催眠術に掛かっている状態ならば、こんな事もさせられるだろうと自分で納得しているのか。
何にせよ、C.C.が催眠術に掛かっている事を受け入れているのならば、不都合は一切無かった。
「ほら、どうだ? 初めて生で見る女の股間だぞ。……おっと、お前は尻だったな」
今度は全裸のままでクイッと尻を動かされてしまえば、俺の興奮は最高潮にまで達して身体が勝手に動く。
パッと見、頭突きをする勢いで向かった顔の先は当然尻の谷間。
無毛の大陰唇と肛門の間に鼻を突っ込み、両頬で尻の感触を受ける。
「むほっ!」
「おぉぅ!? ……がっつき過ぎだろ」
拘束服を脱いだ直後に顔を突っ込んだので、分厚い生地の中で蒸れたC.C.の体臭が濃く残っていた。
思い切り吸い込めば若干汗の匂いも混じり、それ以上に性器と尻の谷間で凝縮された匂いが脳を直撃する。
C.C.の尻を触った時点で硬くなり始めていた陰茎は即座に反応を示し、ズボンを中から押し上げた。
「んむ、んふぉっ!!」
「んん……。鼻息が……」
尻に顔を挟み、外側から両手で押して頬へ肉を押し付ける。
興奮で荒くなった俺の息が、剥き出しになっている股間へ至近距離から拭きかかり、大陰唇の表面と肛門を流れた。
C.C.も流石に股間で深呼吸をされるのは始めての体験で、僅かに戸惑っている雰囲気がある。
それでも俺は尻の感触と、濃い股間の匂いを嗅ぐ事に必死だった。
ズボンの中で陰茎からの痛みを感じるも、魅惑のフェロモンは顔を股間から離させない。
両側の尻を掴む手も意思を通り越して揉み続け、柔らかな弾力を更に解した。
指を食い込ませる程にC.C.の尻に熱が篭り、僅かずつであるが反応を返し始める。
鼻から濃い匂いを嗅いでいた俺も小さな変化に気付く程度には平静さを取り戻し、次の段階へ進むべく、おもむろに口を開けて舌を伸ばした。
「んむぁ……」
「んっ!?」
秘裂へ行き成り舌を入れられて驚くC.C.。
大きな尻がピクリと動き、肉が俺の掌の中で震える。
舌先が食い込んだ秘裂の中からは何とも言えない味が感じられ、生々しく性欲を刺激してきた。
童貞の知識を駆使して愛液を流させようと、膣口辺りを探って舌で舐め回す。
「ん……、なかなか激しい、んっ、舐め方だな。流石童貞と、言った所か」
「んむ、あむぁ……」
大陰唇を秘裂から開く舌には、尻よりも柔らかな抵抗があった。
しかも秘裂を開いた所為で股間の匂いは更に濃くなってしまい、俺の思考は性欲に支配されてしまう。
「ぷはっ! はぁ……はぁ……」
「落ち着けよ」
興奮を隠し切れず、血走りさえ見せる目でC.C.の股間を見詰めながら俺はズボンを脱ぎ去った。
開放された陰茎は鈴口からカウパー液を撒き散らして跳ね上がる。
C.C.の秘裂は舌で軽く舐めた程度の滑りと光沢だけを持ち、入れるには少々不安でも、今の俺にはそこまで考える余裕は無かった。
「よ、よし。それじゃ、入れるからな!」
「あぁ。あんまり濡れていないだろうから、少し痛いと思――うっ……!!」
相変わらず冷静なC.C.からの言葉を聞き終える前に、俺は亀頭を膣口へ食い込ませる。
しかし案の定、愛液が足りない所為で肌が突っ張り、大陰唇に挟まれる快感よりも完全に拒否を示す痛みの方が勝った。
「ふぅ……はぁ……」
「くぅ……ほら見ろ……!」
C.C.にも痛みが送られたらしく、苦痛の声を聞いて俺の思考も僅かに冷静さを取り戻す。
愛液が足らないのならばと、陰茎の根元を持って秘裂の中で亀頭を動かしていく。
漏れ出ているカウパー液で滑りを広げ、亀頭が大陰唇に挟まれ、小陰唇に絡まれる快感で更にカウパー液を追加する。
大きな尻の谷間の下で卑猥に広げられる秘裂の中から亀頭がチラチラと姿を現し、見える毎に体液で光沢を持つ面積が大きくなっていった。
大陰唇の中で異物が動き回る刺激を受けたC.C.も生理的な反射が働き、徐々に膣口から愛液が滲む。
幾ら不老不死であっても、身体的な代謝は普通の人間と変わらない。
性器を刺激されれば愛液を流し、それが呼び水となって意識へも快感を誘発させ、いつもの高い所から見下ろす言葉に艶を挟み始める。
「んっ、ふぅ……流石にこれだけ、ふぁ、……弄られれば滑ってもくるな」
ヌチョヌチョと卑猥極まりない音を股間から響かせても、C.C.の態度には羞恥心は全く無かった。
綺麗に伸ばされている足は微動だせず、尻も位置を維持したままだが、テーブルへ乗せられた上半身では快感で綺麗な指が握り締められる。
俺からはC.C.の顔は見えないものの、緑の髪の間から覗く耳が性的な気持ち良さで赤く染まっているのが確認できた。
少し腰を引くと、少量の愛液とカウパー液の混ざった体液が細い糸となって亀頭と秘裂を繋げる。
「よ、よし。今度こそ……」
「今度は痛くしてくれるなよ?」
「ま、任せろ!」
半ば反射的に答えた俺は片手で陰茎の根元を押さえて水平にしつつ、もう片方の手ではC.C.の尻を無意識に揉んでいた。
そして今度こそ亀頭は肌を突っ張らせる事無く、ヌルリと膣口へ挿入される。
愛液で照る大陰唇をカリが大きく左右へ広げ、秘裂の中身を外へ曝け出す。
チラリと見える生々しい赤い色に興奮を重ねる俺は、亀頭を舐める膣口の感触を味わいながら腰を押していった。
「んくはぁ……!」
「ん、なかなか、大きいな……!」
陰茎からは一気に押し込もうとする欲求が上がってくるも、脱童貞の正念場で僅かなプライドが腰をゆっくり動かす。
最大にまで張ったカリが膣口を抜け、亀頭は蠢くヒダに迎えられた。
性的に目覚めた膣内は陰茎を異物と認識しても、形を確かめるように表面を舐めて拒否は示さない。
「うっ、おぁ……!」
「くくく、童貞には、うっ、気持ち良過ぎるかな?」
俺の反応を面白がるC.C.が竿を飲み込みつつある膣内へ力を入れ、後ろへ突き出している尻を軽く揺らした。
「うぁっ!?」
「ふふふ、ほらほら。んっ」
締まる膣壁が押し付けてくるヒダは、薄いものの枚数が多く感じられ、奥へと引き込もうと蠢く。
しかも腰が小さく揺れる所為で亀頭がヒダを掻き分け、その奥にある膣壁へカウパー液を擦り付けてしまう。
梃子の原理で上下左右に傾く陰茎は激しい快感を俺に送り、カウパー液も粘度が高くなって若干精液が混じってきた。
膣壁に導かれるままにヒダを拡張し、陰茎を押し込んでいけば、俺の下腹部にC.C.の尻がぶつかる。
最早支える必要の無くなった陰茎の根元を離し、再び両手で生の尻を鷲掴みにした。
鈴口は最奥でひっそり存在していた子宮口に、軽く触れている状態。
それでもC.C.が未だに腰を動かす所為で、子宮口の周りに精液が混じるカウパー液が塗りたくられていった。
「おふぁ!!」
「あぁぅ……、どうした? 動けないのなら私が――」
「ちょ、ちょっと、くぁっ!? う、動かないでくれ!」
「むっ!? 流石男の子だな。んっ、力が強い」
未だに動こうとする尻を両手で、赤い手形が残る程に握り締め、抑えつける。
一先ず静止したのを確認した俺は指から抜き、C.C.の尻を撫で回しつつ手を移動させ、下になっている脚の付け根である骨盤を掴んだ。
それから俺は大きな尻の弾力を利用して腰を離す。
抜けていく陰茎には愛液が濃く張り付き、最初に秘裂の中へカウパー液を塗りたくった亀頭以上に体液の層が厚く付着していた。
膣口の締め付けで愛液は削り取られている筈であっても、薄くも数の多いヒダをグニュグニュと翻弄し、カリが隙間に溜まっていた体液を膣口へ掻き出していく。
広げられた膣壁も陰茎が抜けていけば元の締まりを取り戻し、亀頭の形に沿って締まっていきながら鈴口から出たカウパー液を舐め取った。
少量とは言え、精液を膣内に残しながら膣口から姿を現す陰茎を、カリが出る寸前まで引いた所で腰を止める。
「うっ……うぅ……」
「なんだ? まだ一回しか動いていないじゃないか。もう限界なのか?」
挑発するC.C.の言葉にも、人生で初めて感じる生の膣内から受ける快感で、答える為に思考を割く余裕が全く無い。
そんな中でも流石に三擦り半で出すのは童貞だった時代のプライドが許さず、競り上がろうとする精液を股間で止め、再び腰を押し入れていく。
「う、くはぁ……」
「んっ、また、腹が、くふっ、広がる……」
竿を飲み込んでいく大陰唇で厚く付着していた愛液が溜まり、タパッと粘っこい音を立てながら床へ落下した。
亀頭で広げる膣壁は積極的に陰茎を咥え込み、細かいヒダを蠢かせながら肌を滑ってくる。
C.C.が腰を動かさなくなっても下腹部への力は入ったままのようで、膣内を拡張する感覚が感じられた。
愛液で滑るお陰で難なく子宮口へ再びカウパー液を塗りたくると、俺はもう一度腰を引いてピストン運動を始める。
「くぅぁ! はぁぅっ! んんっ!!」
「ふっ、んっ、お、おぉ、随分、頑張るじゃない、ぃっ、か」
何とか三擦り半を超えて腰を動かせば、C.C.は珍しく感心した雰囲気で声を掛けて来た。
しかし今にも射精してしまいそうな俺には返事をする余裕はやはり無く、顔も暴発しそうな精液に耐える為、必死な表情が浮かんでいるだろう。
迫る射精を誤魔化そうとして腰の動きも乱暴で激しいものとなり、最奥の子宮口さえ強く押し上げた。
完全に意地で腰を動かし、C.C.の快感に目覚めて精液を促してくる膣内を突き上げていく。
大きな尻は俺の下腹部が当たる度に波打って衝撃を吸収し、互いの身体へ行く筈の反動を抑えた。
白く、言うなれば病的に白い尻が、何度も叩かれる所為で徐々に赤みを増してくる。
一回の陰茎の入出で、秘裂から愛液が広い範囲に飛び散った。
「ふぅっ! くぅっ! あうぅっ!!」
「んっ! んんっ! ちょっと、は、激しいぞ! 落ち着、ふぁっ、け!」
反動は少なくとも膣内を激しく掻き回されて疼き出した絶頂の気配に、余裕な表情を消して若干慌てた声を掛けてくるC.C.。
背中に流れていた緑色の髪は肩の方へ落ちてしまい、真っ白だった背中の肌が興奮でピンク色に染まっている光景が見える。
よく見なくても汗がジワリと浮き出し、激しく犯される膣口からの匂いも更に濃くなっていった。
陰茎だけではなく鼻と目からも興奮を高められた所為で、俺の思考は性欲と射精の欲求に支配される。
性欲の赴くまま、我武者羅な動きで快感に蠢く膣内を犯せば、流石に大きな尻であっても反動は受け切れなくなってきたらしく、C.C.の身体が前後に大きく揺さ振られた。
「あっ! くぅ! も、もう少し、落ち着けぇ!! あぅっ!」
「ふぅっ! あぁっ! くっ! うぅっ!!」
C.C.の骨盤を掴んで引き寄せると同時に俺も腰を前へ突き出し、僅かに精液が付着している子宮口を鈴口で突き上げる。
掻き回される膣内も締め付けに強弱が付き、激しい痙攣さえも返してきた。
細かいヒダが蠢き、幾重にも重なって出入りを繰り返す陰茎へ絡みつく。
どんな激しい動きであっても膣内に陰茎がある限り、何処かしら必ず密着してくる。
C.C.が絶頂の予感で尻を振るわせ始めれば、子宮口も降り、突いて来る鈴口を亀頭ごと食い込ませた。
そんな小さな変化ですら、射精を控えた陰茎には大きく感じ取れ、絶頂の快感と共に精液を尿道へ上がろうとする。
「くぅあっ! 出、す、ぞ!」
「んんっ!? ……まぁ、あっ! いっ! 良い、か。んっ! ふぁっ!」
何故か少し躊躇した雰囲気を出したC.C.だったが、既に俺は精液を吐き出す事しか考えられなかった。
そして欲求を開放すべく、ありったけの力を込めてC.C.の尻を引き寄せ、同時に腰を前へ突き出す。
「ふっ!」
「んんっ!」
ペチンと大きな音と共に陰茎を入る所まで挿入し、一瞬だけ静寂が訪れた後、俺は解れきった膣内で射精を始めた。
「んふぁっ!? は、腹が熱い……! いぃ!!?」
子宮口の真ん前で溜まっていく精液の感触に、快感を溜め込んでいたC.C.も思わぬ絶頂へ達してしまう。
床で踏ん張って伸ばされていた綺麗で細く女らしい脚がガクガクと振るえ、その振動は激しい痙攣と締め付けを繰り返す膣内へ伝わった。
「おぁっ!?」
「んくぅっ!?」
射精途中でそんな振動を受けてしまえば、絶頂に達した膣壁の激しい痙攣の中に上下左右の運動が加わってしまい、新しい刺激で精液を吐き出す勢いも激しくなる。
断続的に揺れる陰茎は鈴口が減り込んだ子宮口へ精液を擦り付け、大量の精子を子宮内部へ押し込んでいった。
膣内の絶頂は射精を繰り返す陰茎へ快感を送り、快感を受けた陰茎が精液を吐き出す為に激しい痙攣を繰り返すと、膣内へ快感を送り返す。
暫くの間、互いが互いに高め合った絶頂も過ぎ去っていき、精液を吐き出す陰茎と締め付けを強めていた膣壁の痙攣が徐々に収まっていった。
「うぅ……はぁ……はぁ……」
「くふぅ……やっと……終わったか……んくっ……」
膣内を拡張していた陰茎の動きが大人しくなり、心成しか圧迫感も減ったのを察知したC.C.が大きく溜息を付く。
C.C.の上半身は完全にテーブルへを預けられ、手を付いて身体を支える力さえ無くなっている様子。
汗ばんで赤く染まる背中の両側、脇腹からは小さくはない程度の胸が胴体に押し潰されて食み出ていた。
少しだけ身体を起こして恨めしそうな視線を肩越しに俺へ送る顔は、絶頂の余韻で赤く染まり、滲む汗が頬へ緑の髪を張り付かせる。
軽く呼吸を乱し、潤んだ瞳は淫靡な空気さえ感じてしまいそうだった。
「流石童貞だな。んっ……。まさかこんなに激しく、ふぅ、犯されるとは思わなかった」
「す、すまん」
「ふっ、まぁ、今回は、はぁ、童貞を卒業した祝いとして、ふぅ、許してやろう」
「あぁ、有難う……?」
「ふん。有り難がるのなら、まずは抜いたらどうだ?」
「うっ! すまん!」
冗談っぽく言われた俺は慌てて、射精を終えて柔らかくなっても未だにC.C.の膣内に入っていた陰茎を抜く。
「んくぅっ……」
「あふぁっ……」
陰茎が抜けた事で、ぽっかりと孔を開けた膣口から徐々に精液が出てきたが、粘度が大分高まっているように見える。
変に射精を我慢していたのが原因か。
しかし重力には勝てる筈も無く、ぼたっと、愛液よりも重たそうな音を立てて床へ落ちた。
C.C.が荒く早い呼吸のタイミングで膣口は収縮を繰り返し、子宮口に出した精液は流れ続ける。
その卑猥極まりない光景を見ていた俺はふと自分の股間の冷たい感触が気になり、視線を降ろした。
そこには当然ながら愛液と精液に塗れた陰茎が萎れており、室内の空気であっても濡れている所為で寒さすら感じる。
とりあえず拭いてしまおうと備え付けてあったティッシュを大量に抜き取って、下腹部と内腿を含めて綺麗にしていった。
「……私はシャワーを浴びてくる」
「お、おぉ。分かった」
至極ダルそうにテーブルから身体を起こしたC.C.は、精液の跡を床へ残しながら風呂場へ消えていく。
「股間を拭くついでに、床も拭いておけよ」
「いや、自分で拭けよ」
俺が断ろうとすれば、全裸に靴下と靴だけと言うマニアックな格好のC.C.が肩越しに顔を向けてきた。
浮かべるのは呆れた雰囲気を隠さない半目の表情。
「誰が出したんだ?」
「うっ……」
「頼んだぞ」
「へいへい」
確かに出したのは俺なので反論する資格はなかった。
仕方なく自分の股間を拭き終わるとズボンを履き、C.C.の残した精液の足跡を消していく。
幸いにも床はフローリングなので、畳や絨毯に染み込んだ物よりは拭き易く、痕跡も簡単に排除できた。
後始末を終えると俺は椅子に座って、テーブルに乗せられていた茶菓子を食べてC.C.を待つ。
流石にピザは完全に冷えてしまっており、とても美味しそうには見えない。
レンジで暖めればそれなりに食べられるだろうが、態々キッチンで暖めなおして食べるような食べ物でもないだろう。
別にピザがこれだけしかない、と言う訳でもあるまいに……。
そんな事を考えているとシャワーを浴びて身体を洗い終えたC.C.が全裸のまま戻ってきた。
「……服ぐらい着ろよ」
「ふっ、今更何を言ってるんだ? それに服は今一着しかないんだよ」
ニヤリと笑ったC.C.は、床に置かれていた拘束服を着ていく。
肉付きの良い安産型の尻と、小さいとは言えない大きさの胸を揺らしながら脚を通し、グッと服を上げて袖へ腕を入れてから肩を隠す。
最後に服の中に入ってしまった髪を、首の後ろへ回した手を一気に頭の上へ振り上げて取り出した。
それから再び椅子へ座って冷めたピザへ手を伸ばそうとした時、俺はC.C.へ後始末をする為に声を掛ける。
「なぁ、もう一度催眠術に掛けたいんだけど……」
申し訳無さそうに俺が言うとC.C.はピザへ伸ばした手をピタリと止め、不機嫌な雰囲気を纏った。
「好い気になるなよ、坊や」
「いや、そうじゃなくて! ほら! この本のここを読んでみろよ!」
「ん~……?」
明らかに機嫌が悪くなっていったC.C.へ、慌てて雑誌を手に持って記事を指差す。
そこには『一度催眠術を掛けた後、必ず同じ手順を辿って催眠を解いてください』と書かれてあった。
「なるほどな……」
「だから、C.C.に掛けた催眠を解く為に、もう一度催眠術に掛かって貰う必要があるんだよ!」
「……ふん。なら仕方がないか……。ほら、サッサと掛けろ」
「あぁ、分かった」
内心安堵の溜息を吐きながら、再びC.C.へ催眠術を掛ける。
手順は全く同じであってもアッサリ目から意思が抜け、不老不死の存在が再び無防備な状態を曝け出した。
「とりあえず、俺が催眠術を使えるって事をC.C.が知ってると、後で何かさせられそうだから忘れさせておくか……」
C.C.の口から面白半分に漏らされ、ルルーシュの耳へ入っても困る。
それを防ぐ為には、やはり催眠術に掛かってしまった事自体を忘れさせてしまうのが一番だろう。
絶対に催眠術を掛けられなかった事を馬鹿にされるだろうが、それはそれで仕方がない。
「C.C.、聞こえるか?」
「……あぁ」
「C.C.、お前がさっきまで催眠術に掛かっていた間の事は全て忘れるんだ」
「……全て忘れる」
「そうだ。それと下腹部に入れられた違和感が残ってるだろうけど、それも気にしないで良いからな」
「……気にしない」
精液に関しては、先程C.C.がシャワーを浴びた時に殆ど出し切った筈。
その前にも絶頂の余韻でテーブルに突っ伏していた時も多く逆流していたので、既に出てくる物は残っていないだろう。
C.C.にとっては自分の身体を目当てに催眠術に掛けようとした挙句、失敗してしまったと思って心底馬鹿にしてくる筈だ。
きっと嬉々として攻め、俺を羞恥のどん底に落とすに違いない。
欲望に塗れた結果、何も達成できなかった性欲で思考を鈍らせた青いガキとして。
その方が俺にとっては都合が良いのも確かである。
何せ俺を言葉で弄り回すのが優先されて、俺の予想していない違和感があっても意識が向かないだろうし。
「手を叩くと今言った事がちゃんと効果を発揮するからな。分かったか?」
「……あぁ」
「それじゃ――」
俺は手を叩き、静かになっていた室内に音が響いた。
そしてC.C.の目には意思が戻り、馬鹿にした雰囲気が一気に蘇る。
「――ふっ、言っただろう? 催眠術なんて下らないものには掛からないって」
「…………」
「しかし、お前も随分恥を掻いたなぁ? 何? 催眠術で私を犯したいと言ってたか?」
「くぅ……」
案の定、言葉で俺をネチネチと攻めて来るC.C.。
「あっはっはっはっ――」
「くっ、あばよ、とっつぁん!!」
「おっ、遂に逃げるのか、情けない童貞め!」
覚悟していたが、流石に耐え切れなくなった俺は怪盗のように部屋から逃げ帰った。
後ろから止めの言葉が飛んで来るも、流石に「もう童貞ちゃうわ!」とは言えない。
「今度はもっとマシな事を考えるんだなぁ!」
「バイバイキーン!」
こうして俺は逃げ帰ったのだった。
△
その夜。
C.C.は黒の騎士団の仕事から返ってきたルルーシュの部屋でベッドへうつ伏せになりながら、ゼロとしての仕事っぷりをいつものようにからかう。
しかし、ふと何かに気が付いた様子で自分の下腹部、具体的には子宮辺りへ視線を下ろした。
「……ん?」
「なんだ、もう腹が減ったのか?」
「…………あぁ、そうだな」
少し考えを巡らせたC.C.だったが、違和感に察しが付いてルルーシュの言葉にニヤリと笑みを浮かべながら返す。
「仕方が無い。軽い夜食でも用意してくる」
「あぁ、これからはもう少し食べる量が増えそうだからな」
「なんだそれ?」
「ふっ、童貞には分かるまい」
そう言ったC.C.がベッドから椅子へ座り直し、愛おしそうに子宮を一撫でする。
ルルーシュは意味が分からないと肩を竦めながらキッチンへ消えていき、すぐに簡単で胃に負担を掛けない夜食を持ってきた。
そんな日があってから暫くして、C.C.は一人の学生の前に立ちはだかる。
「おい、非童貞」
「えっ? C.C.?」
「と言うか、非童貞と呼ばれて振り返るな」
「あっ……!」
呼ばれた気がして振り返れば酷い言われようだ。
「まさか、本当に催眠術が使えるとは思わなかったぞ?」
「え゛!?」
「あの時、催眠術を私に掛けられたら身体を好きにして良いと言った筈だな」
「あ、あぁ、そうだな……」
「そして、お前は本当に私に催眠術を掛けて犯した、と……」
名探偵に犯行を暴かれる犯人の気持ちとはこう言う事だろう。
次々に暴露されるのは全てが完全に事実であり、俺の背中には冷や汗が止まらない。
そしてC.C.は意地が悪そうな笑みを浮かべ、腕を組みながら人差し指を振りつつ嬉々として真相を暴いていく。
「しかし、お前は実際に犯した事がバレると困るから、私が催眠術に掛かっていた間の事を忘れさせた」
「うぐっ……」
「ご丁寧にも犯された感覚まで消したようだったな?」
「…………」
返す言葉も無く黙ってしまったのを見て、俺の真正面から近付いたC.C.が顔を覗き込んできた。
「確かに好きにして良いと言ったがな。本当に犯すとは思わなかったぞ?」
「そ、それは……」
「催眠術が私に効いた事は驚きだが、まさか妊娠までしてしまうとはな」
「……へっ!?」
「不老不死になって始めての経験だぞ? 一応あの日は危険日だったから、それが当たったのかもな」
「えっ、だって……えっ!?」
「幾ら不老不死でもな、新陳代謝は普通にあるんだよ。髪は伸びるし汗も掻く、腹も減るし喉も乾く。そして私は女だ」
そう言ってC.C.は母性を含ませた表情を浮かべながら、自分の下腹部を撫でた。
引き締まった腹部は外見上に変わりないが、それでも女のC.C.にとっては重要な変化として、胎内の状況を認識しているのだろうか。
「生理も当然あるし、お前に精液を出された時が丁度排卵時期だったんだぞ?」
「それで、俺にどうしろと……?」
「いや? 別にどうかして貰おうとは特に思っていないぞ?」
「えっ!? それじゃ――」
「だたし!」
てっきり脅されるかと思っていたものの、アッサリと否定してきたC.C.。
それでも要求はあるらしく、俺の言葉を少々大きめの声で遮った。
「生まれた時は認知して貰うからな。それ意外は何も求めん」
「でも、金とか掛かるんじゃ……?」
確か出産とか育児に金が掛かるものだが、それを指摘するとC.C.は呆れた様子で大きく溜息を付く。
そして腰に手を当て、上目使いで睨んできた。
「はぁ……。お前は学生だろう? そんな金用意できるのか?」
「うっ……!」
「まっ、安心しろ。何か困ったらルルーシュに頼んで、ミレイに何とかして貰うからな」
「生徒会長に?」
「あぁ、口の上手いルルーシュが説得すれば、出産と育児費用ぐらいは出してくれるだろう」
「そ、そうか。分かった」
納得を示すと笑顔を浮かべたC.C.が身体を寄せて来て、俺の耳元で囁くように呟く。
「これからよろしくな。パパ♪」
「なっ!?」
「くくく」
そうして背中越しに手を振るC.C.の背中を眺める俺は、催眠術を使った青い性の暴走で一児の父(予定)になったのだった。
終わり
△
おまけ
※余りにも追記要求が多くて面倒臭くなったから、途中放棄した物。
最後にC.C.がディープキスをするシーン
「これからよろしくな。パパ♪」
「なっ!?」
「くくく」
耳元に掛かる吐息は柔らかな雰囲気に、何処か親愛の空気すら感じるようになっていた。
しかし楽しそうに笑うC.C.を見て僅かな悔しさを感じた俺は、苦し紛れの言い訳を出してしまう。
「キ、キスもしていないのにパパも何も無いだろう?」
「あぁ……そう言えば、キスはまだしていなかったな」
確かにキスはしていないと腕を組んで頷いたC.C.。
内心、一本取ったと思ったのも束の間、組まれていた女らしい手が俺の頬を両側から固定した。
「なっ!?」
「それなら今しておこうか。んっ」
「んむっ!?」
何を、と言う間もなく、俺の口はC.C.の潤いある唇に塞がれてしまう。
ぷにぷにとした感触のすぐ向こうに前歯の硬さも感じる。
更には軽く開いたC.C.の唇から舌がヌルリと俺の口内へ入り込み、俺の舌と絡められた。
心成しか甘い唾液を送られた俺は、思わず身体を硬直させてしまう。
しかしC.C.はその緊張を解すように優しく舌を使って口内を舐め回して来た。
「んむっ……」
「んっ……」
行き成りの展開に硬直していた俺の意識も解されてしまうと、目の前にある(以下放棄
そうして背中越しに手を振るC.C.の背中を眺める俺は、催眠術を使った青い性の暴走で一児の父(予定)になってしまった。
終わり
コメント
No title
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Re: No title
>>ZEROさん
最高にエロかったで~
キスが一回もなかったので最~
感想有難う御座います。
あのCCが、ただ催眠を掛けられただけで終わる筈がありませんからね!
最後には主人公の悪事を暴く感じにしてみました!
キスに関してはちょっと追加するだけなので、明日には追記しておきます。
現在絶賛執筆中です。
最高にエロかったで~
キスが一回もなかったので最~
感想有難う御座います。
あのCCが、ただ催眠を掛けられただけで終わる筈がありませんからね!
最後には主人公の悪事を暴く感じにしてみました!
キスに関してはちょっと追加するだけなので、明日には追記しておきます。
現在絶賛執筆中です。
Re: タイトルなし
>>桜花さん
とても完成度が高い作~
感想有難う御座います!
前に「CCの尻分が足りない」的な事を言われたので尻分増し増しにしてみました。
今回の中出しは1つの重要な要素なので
もう一度中出し描写を加えると大幅な修正が必要になってしまうのです……。
ちょっとならまだしも、流石に大幅な修正が必要な程の追記は面倒臭いのん……。
匂いに関しては何とか嗅ぐ状況を作ってみました。
とても完成度が高い作~
感想有難う御座います!
前に「CCの尻分が足りない」的な事を言われたので尻分増し増しにしてみました。
今回の中出しは1つの重要な要素なので
もう一度中出し描写を加えると大幅な修正が必要になってしまうのです……。
ちょっとならまだしも、流石に大幅な修正が必要な程の追記は面倒臭いのん……。
匂いに関しては何とか嗅ぐ状況を作ってみました。
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バイバイキーン!
と
主人公が去ってから
無意識にCCがお腹を摩るなどを追加して欲しいです。
ドロと精液が溢れるのとか?これは?まぁ良いか…何か満たされてるなとか
と
主人公が去ってから
無意識にCCがお腹を摩るなどを追加して欲しいです。
ドロと精液が溢れるのとか?これは?まぁ良いか…何か満たされてるなとか
No title
おお!
CCさんにキスを教わるとは羨ましいですな!
CCさんにキスを教わるとは羨ましいですな!
Re: タイトルなし
>>桜花さん
>> さん
>>ZEROさん
コメント有難う御座います。
追記要求が多くて面倒臭くなったので、今後は無しで。
キスシーンも放棄しておきます。
一度や二度の簡単な追記ならまだしも、流石に何度もやられるとダレますよ。
>> さん
>>ZEROさん
コメント有難う御座います。
追記要求が多くて面倒臭くなったので、今後は無しで。
キスシーンも放棄しておきます。
一度や二度の簡単な追記ならまだしも、流石に何度もやられるとダレますよ。
そうですよね。
何度もあったらやる気も無くなりますよね。\(^o^)/
しかし、ディープキスを良いところで…(≧∇≦)
お疲れさまです!
何度もあったらやる気も無くなりますよね。\(^o^)/
しかし、ディープキスを良いところで…(≧∇≦)
お疲れさまです!
Re: タイトルなし
一度だけなら、ちゃんと最後まで書いたんですけどね~。
終わった小説に何度も要求を受けると
流石に気力が無くなります。
終わった小説に何度も要求を受けると
流石に気力が無くなります。
まぁ、アスカ様の作品を気に入っての事ですよ。
心を大きく(汗)
確かに何度もあったらやる気も無くなりますよね〜
でも、最初のゼロさんのキスは書いて欲しいと思う自分も同じですか……ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘最初のだけでも
次の作品のマァムとブリーチは
これからシチュとか考えるのですか?
心を大きく(汗)
確かに何度もあったらやる気も無くなりますよね〜
でも、最初のゼロさんのキスは書いて欲しいと思う自分も同じですか……ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘最初のだけでも
次の作品のマァムとブリーチは
これからシチュとか考えるのですか?
Re: タイトルなし
気に入って貰えるのは嬉しいんですけどね……。
それに私は一度書き終えたと思ったら、その作品に興味が無くなるんですよね。
だから、正直追加のシチュとか、かなり無理をして書いている状態なのですよ。
後は、もうコード・ギアスは書き飽きました。
ネギ魔の連載も終えた理由も、飽きたからですからね~。
マァムはあらすじが決まっているのは、もう書き始めても良いです。
今は僅かな暇を活用してゲーム作りの勉強中ですけど。
ブリーチは原作のストーリーを軽く確認する必要がありますの。
その上でエロで使えそうな主人公の設定を考えるんですよ。
なので、ブリーチは今、主人公の設定を練っている最中です。
予定では虚になる予定です。
人間でも良いんですけど、そうすると霊界に行けないですからね。
男の原作主人公勢とは、一切顔すら合わせない予定なので
舞台が霊界に移ると、同人主人公が付いて行けないのですよ。
それに私は一度書き終えたと思ったら、その作品に興味が無くなるんですよね。
だから、正直追加のシチュとか、かなり無理をして書いている状態なのですよ。
後は、もうコード・ギアスは書き飽きました。
ネギ魔の連載も終えた理由も、飽きたからですからね~。
マァムはあらすじが決まっているのは、もう書き始めても良いです。
今は僅かな暇を活用してゲーム作りの勉強中ですけど。
ブリーチは原作のストーリーを軽く確認する必要がありますの。
その上でエロで使えそうな主人公の設定を考えるんですよ。
なので、ブリーチは今、主人公の設定を練っている最中です。
予定では虚になる予定です。
人間でも良いんですけど、そうすると霊界に行けないですからね。
男の原作主人公勢とは、一切顔すら合わせない予定なので
舞台が霊界に移ると、同人主人公が付いて行けないのですよ。
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Re: タイトルなし
コメント有難う御座います。
まぁ、自分の意見が殆ど通ったら都合が良いと思うでしょうしね。
私がほいほい受けてしまったのが悪いって事ですね。
ちょいと反省しております。
書いていないリクに関してのシチュの追加は大丈夫ですよ。
しかし、書き終わった後で、大幅な修正が必要な「こうして欲しかった」的な物は無理ですね。
上でも書きましたが、ちょっとエピソード的な物を追加するぐらいなら問題ないです。
おおぉぉ!?
ナイスアイデアです!!
そうですね。
ホロウでも『僕悪いホロウじゃないよ(プルプル)』ってしようと思ってたんですけど
流魂街の一住人なら簡単に動かせそうですね!
有難う御座います!!!
最高の助言者来た~!
まぁ、自分の意見が殆ど通ったら都合が良いと思うでしょうしね。
私がほいほい受けてしまったのが悪いって事ですね。
ちょいと反省しております。
書いていないリクに関してのシチュの追加は大丈夫ですよ。
しかし、書き終わった後で、大幅な修正が必要な「こうして欲しかった」的な物は無理ですね。
上でも書きましたが、ちょっとエピソード的な物を追加するぐらいなら問題ないです。
おおぉぉ!?
ナイスアイデアです!!
そうですね。
ホロウでも『僕悪いホロウじゃないよ(プルプル)』ってしようと思ってたんですけど
流魂街の一住人なら簡単に動かせそうですね!
有難う御座います!!!
最高の助言者来た~!
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Re: タイトルなし
いえ、同人の主人公は流魂街の一住人に変更になりました。
その方が卯の花にも近付き易いでしょうし。
一先ず最初の犠牲者は蘭菊か、織姫で。
原作では原作主人公達がルキアを助けにソウルソサエティへ
突っ込んできた辺りにしようと思っております。
現世での一護の妹とかは短編集かな? って感じになってます。
その方が卯の花にも近付き易いでしょうし。
一先ず最初の犠牲者は蘭菊か、織姫で。
原作では原作主人公達がルキアを助けにソウルソサエティへ
突っ込んできた辺りにしようと思っております。
現世での一護の妹とかは短編集かな? って感じになってます。
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Re: タイトルなし
ですよね。
少なくとも隊長格にバッサリいかれる事も無いでしょうし。
流石にそんな逞しくはならないですけどね。
いつもの主人公です。
少なくとも隊長格にバッサリいかれる事も無いでしょうし。
流石にそんな逞しくはならないですけどね。
いつもの主人公です。
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Re: タイトルなし
コメント&指摘有難う御座います!
和姦は何故か前から苦手なんですよね。
やはり私自身が和姦に興味が無いので、どうしても「これ、どう書いて良いんだ?」ってなるんですよ。
ですけど、物語の流れ上、仕方なく和姦になる事も多くて……。
『NARUTO~』とか特にですね。
本当は書きたくないんですけど。
ハーレムは似たような物が多々あるというのは問題ですね。
何とか解決をしなければなりません。
もう一度私の原点に目を向けるべき時期なのかもしれません。
原点回帰をせねば。
有難う御座います!
何か最近、自分のジャンルって言うのを見失っているような気がしてたんです。
これからはもっと私の原点である『催眠・陵辱』を頭に入れて書きたいと思います!
……あれ、じゃぁ『NARUTO~』って、あんまり出来が良くないのか。
…………(´・ω・`)
和姦は何故か前から苦手なんですよね。
やはり私自身が和姦に興味が無いので、どうしても「これ、どう書いて良いんだ?」ってなるんですよ。
ですけど、物語の流れ上、仕方なく和姦になる事も多くて……。
『NARUTO~』とか特にですね。
本当は書きたくないんですけど。
ハーレムは似たような物が多々あるというのは問題ですね。
何とか解決をしなければなりません。
もう一度私の原点に目を向けるべき時期なのかもしれません。
原点回帰をせねば。
有難う御座います!
何か最近、自分のジャンルって言うのを見失っているような気がしてたんです。
これからはもっと私の原点である『催眠・陵辱』を頭に入れて書きたいと思います!
……あれ、じゃぁ『NARUTO~』って、あんまり出来が良くないのか。
…………(´・ω・`)
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上から目線のCCに相応しい
最後に催眠に掛かってたのが分かるとは!
いやー良かったです。あそこに顔を突っ込むとか最高。