バイオハザード2 シェリー・バーキン異種睡姦
「きゃーーーーー!!」
地下水道内を落下するシェリー・バーキン。
目も眩む高さを重力に従って落ちて行く中で、一人残されて不安だった心はあっさりと意識を失わせた。
風圧で力の抜けた手足がフラフラと揺れ動きいている。
数十秒の間、自由落下を経て、遂には地面が見え始めた。
幸か不幸か下には高く積み上げられたゴミの山があり、高所から落ちてきた衝撃を余す事無く吸収してシェリーの命を救う。
「うぐっ……」
意識は相変わらず戻る事が無く、返って深く気を失わせてしまった。
周辺には大きな下水道が流れ、異臭がする水の中を巨大な鰐が我が物顔で泳いでいる。
短い足では登れそうに無いのが、せめてもの救いだろうか。
しかし、その場に居るのは鰐だけではなかった。
人間では聞き取れない声を発しながら、天井を移動する生物が近寄ってくる。
四足歩行で動きが素早い上に巨大な爪を持ち、脳が露出した頭に口からは驚くほどに長く柔軟な舌が獲物を探していた。
クリーチャーの名はリッカー。
不安定だった人造生命体に、人のDNAが吸収された結果に出来た化け物だ。
獲物の存在を感知して、ジリジリと気を失っているシェリーに近寄って行く。
目が存在しない為に器用な舌をそろそろと動かし、目標の状態を調べていたリッカーは突如として動きを止めた。
表情は無く、考えている事も理解出来そうに無いにも拘らず、何かを思い出そうとしている雰囲気は漂っている。
そうしてピクリとも動かなくなって数分、ビクンと身体を震わせた後にシェリーの身体の感触を確かめる様に舌で舐め始めた。
重ねて言うが、リッカーは不安定だった生物に人間のDNAが吸収された生物。
問題は、その吸収した人間の方にあった。
今となっては何処の誰だったのかは不明であるが、唯一つ言える事がある。
それは吸収した人間が、ロリコンだった事だ。
遺伝子レベルで刻まれていた性癖は、リッカーと言う化け物になってしまっても消える事無く燻り続け、シェリーの匂いを嗅いだ事で復活。
今まで人間を食す事だけの本能しかなかった所に、ロリコンとしての性癖が加わってしまったのだ。
恐るべきはロリコンの執念。
理性ある人間として実際に手を出すまいと心に決めていた反動は、リッカーとなる事で開放された。
シェリーの身体を這い回っていた舌は袖の中を通り、服の中へ侵入する。
襟が大きく、一見するとセーラー服の様な長袖の服では、意識を失っている事もあって陵辱者を拒む事は出来ない。
細い二の腕を軽く舐めつつ、遂には殆ど膨らんでいない胸にまで到達させ、器用に舌先を動かして小さな乳首を舐め回す。
「んっ……」
不気味な体液で滑っている舌で、幼くとも敏感になりつつある乳首を舐められたシェリーは僅かに声を漏らした。
聴覚が発達したリッカーは聞き漏らす事無く、満足そうに息を吐く。
しかし、内心は物足りなさも激増しており、欲求は行動として現れた。
人の頭蓋事など簡単に貫ける舌を使って、シェリーが着ている服を一気に裂いたのだ。
「あぅ!」
ビリッと布が引き裂かれる音が響いたと思えば、片方の袖しか残っていないボロ布が出来上がる。
良く見れば膨らんでいる胸は完全に露出され、体液で濡れた小さな乳首が姿を現す。
動きを阻害される事がなくなったリッカーの舌は、先程よりも大胆な動きに変化して行く。
今まで軽く舐める程度だったのが、丸く曲げた舌先が乳輪の縁から乳首の先端まで円を縮めながら摘んだ。
「んぁぅ……」
どれだけ刺激しようともシェリーは幼く、性的にも発達していない。
その所為で大人の女の様に乳首は立たなかった。
少女を思うままに出来ている現状に満足する一方で、少しがっかりしてしまうリッカー。
そして目標は上半身に着ていた服とセットの様な、青い半ズボンを履いている下半身へと変えられた。
決して傷つけない様に気を付けながら、大きな爪を持つ前足で切り裂いて行く。
「んんぅ~……」
幾ら建物内で多少は外よりも気温が高くても、ほぼ全裸にされたシェリーは肌寒さに身を捩らせた。
しかし、身体を大きく寝返らせる事は無く、服こそ無残に切り裂かれたが体勢は落ちた時と変わらぬまま。
リッカーは肩幅に開かれていた足の中心部、ぷっくりと少女特有の肉厚感がある秘裂へと舌を伸ばした。
「はぅっ……ん」
性的な知識や経験が無くとも、生殖器を弄られる感覚には敏感な反応を返してくる。
正体不明の体液を滴らせる舌は、愛液が一切出ていない秘裂であっても何の問題も無く膣内へ進入していった。
細いお陰で辛うじて処女膜を破らずに済んだものの、身体を胎内から舐められるシェリーは嫌そうに眉を顰める。
「うっ……いゃ……」
殆ど無意識に拒否の言葉を寝言として発する程に、少女の身体には嫌悪感が流れて行く。
ヌルヌルの体液をピッタリと閉じた大陰唇に剥ぎ取られる舌は、遂に子宮口にまで到達する。
最奥まで入ったと理解したリッカーは、胎内に入った部分をウネウネと大きく波打たせた。
「いっ、たぁぃ…………」
まるでミミズの様な動きをされてしまっては、無事だった処女膜も完全に破られてしまう。
意識を失っていても両手を胸の前で交差させ、頭を動かして苦痛に表情を歪ませる。
足だけは強靭な前足で固定されているので、閉じる事も叶わない。
大陰唇から流れ出る体液には破瓜の血が混ざり、血の味はリッカーの欲求を更に加速させた。
後ろ足の間から徐々に姿を現し始める、人間の物とは程遠い形の陰茎は既に期待で先走り液が漏れている。
未だに閉じている秘裂へ体液で存分に濡らし、挿入の準備をロリコンの本能のままに施して行く。
「んくぅあぁ……」
粘液を発達していない膣壁一枚一枚にまで塗りたくり、舌先は子宮口に突き刺した。
「ひぎぅ!」
腰をビクンと上げたシェリーは、余りにも未知の刺激で大きく声を出した。
膣口以上に狭い子宮口を、細い舌先がグリグリと蠢きながら進入して行く。
最奥の更に奥を広げられる痛みと果てしない嫌悪感で、シェリーの浮いた腰が逃れようと小刻みに動く。
しかし、長く柔軟な舌は、たった一ミリすらも抜けない。
「ぎぅ、ひん、あくぅ!」
暫く器用に子宮口を解し、理性の無い筈のリッカーが十分と判断すると、子宮内部まで侵入していた舌を一気に引き抜いた。
「はひあぁ!!」
胎内を一気に擦られる感覚は意識が無いシェリーにも、大きな反応を出させる。
空中を舞っていた舌がリッカーの口内に戻れば、破瓜の血と防衛本能で出ていた僅かな愛液の味で、異形の陰茎は興奮に震えた。
勢い良く抜かれた感覚は未だにシェリーの股間に纏わり付き、膣口からプシュッと愛液を撒き散らす。
カクカクと上下に震える腰は、丁度リッカーの眼前にあった。
まるで体液に塗れ、破瓜の血を流す秘裂の様子を見せ付けるかのようだ。
そして、腰が下がった事を感知したリッカーはジワジワと身体を前へ動かす。
大きな異物を間に差し込まれたシェリーの足は、自然と広げられてしまう。
中心にある秘裂も筋で引っ張られる事により、徐々に膣口を晒していった。
腰を差し込むリッカーの体液で十分な滑りを持った所為で、先が細くなっている陰茎を難なく咥え込み始める。
「ぅん……いっ……いぎぅ……ぁんぐぁぁぁぁ!!」
先端が大陰唇を割って膣口に接触した当初こそ、舌と同じ太さであったために余り反応が無かったものの、根元に行くに連れて太さも段違いになり、シェリーの呻き声も苦痛を孕んだ物となった。
染み一つ無く綺麗だった大陰唇がグロテスクな異形の陰茎を咥え込み、膣口は今では切れていないのが不思議な程に広がっている。
苦痛に呻くシェリーは意識こそ回復していないが、逃れようと身体を動かす。
しかし、所詮は幼い少女。
大きな身体と、人外の力を持つリッカーの拘束から逃れる術は無い。
それどころか、捻った身体は膣内にも変化をもたらして、ただ胎内に侵入した陰茎に快感を送るだけに終わってしまった。
「ぃたい~……ママぁ~……」
涙を流し始めたシェリーの顔を舌で舐めるリッカーだが、それは慰める物ではない。
腰の動きは犬の様に早くなり、細い先端は拡張された子宮口に入り込む。
眠りながら母に助けを求めるシェリーは大陰唇から膣口、膣内に子宮口へ行き子宮内部まで、女性器の全てを陵辱されてしまった。
人間の陰茎の様にカリが無い分、入出で送られる抵抗が少ない事が唯一の救いかもしれない。
ガクガクと大きく前後に揺さ振られながら犯されるシェリー。
生理的な反射で漏れ出した愛液は、血とリッカーの体液が呼び水となって懇々と流れ始める。
「ぎぅ、くっ、ぎっ、あぐっ!」
寝言の様に出ていた言葉は、突き入れられた時と同じタイミングで出ていた。
快感を含んでいないのは一目瞭然だが、リッカーにとっては心地良い音であるのは間違いない。
開放されたロリコンのDNAは、実際に少女を犯している快感でクリーチャーとしての人を食したい欲求を完全に押さえ込んでいる。
最早リッカーの脳内は、一刻も早く自分の下で呻く少女の胎内へ精液を吐き出す事しか考えられていなかった。
腰の動きは、誰が見ても切羽詰っていると分かる程に早い。
隣の下水道で鰐が泳ぐ中、終焉は訪れる。
最早人の物ではなくなった睾丸から異形の遺伝子を持った種が尿道を通り、最後に子宮内部へ陰茎の先端を侵入させたリッカーは欲望を開放した。
「あくぁぁぁ……」
性器の一番奥深く、正真正銘の穢れてはいけない器官に人間ですらない化け物の精液が流し込まれていく。
普通よりも熱く粘度もボンドの様に高い体液を子宮内部へ直接出される感覚は、シェリーに耐えがたい違和感をもたらした。
無駄と分からずに身を悶えさせ、未だ必死に逃れようとする。
それでも、リッカーは身体を押さえ、陰茎を根元まで押し込んで離さない。
外から見える子宮がある部分が、ポッコリと膨らんだ頃にやっと陰茎が抜かれていく。
「あっ……あああぁぁぁ……」
胎内をズルズルと抜けていく感覚と、その後を追うように漏れてくる熱い体液の感覚を受けて、シェリーは苦痛とはまた違った呻き声を出した。
間延びした声は、明らかに圧迫感から開放される安堵を孕んでいる。
陰茎が完全に抜かれた膣口は、あれ程広げられていたにも拘らず、若さが持つ柔軟性を発揮して即座に閉じていく。
秘裂すらもピッタリと閉じるのかと思った時、胎内に出された粘度の高い精液が圧力に負けて逆流してきた。
割れ目を通り、重力に従って下にある肛門へと流れ落ちて更に下にあったゴミの山へ、ベトッと落ちる。
「あっ、あぅ……」
DNAレベルでロリコンとして目覚めたリッカーは、性的な満足して来た道を引き返していく。
欲求に従うなら巣に持ち帰りそうなものだが、残念ながらそれほどの知性は持ち合わせていなかった。
化け物が這い回る地下下水道で意識を失ったまま、ほぼ全裸で一人取り残されるシェリー。
△
「うぅ~ん……」
数十分経過した後、奇跡的に教われる事無く目を覚ました。
寝起きでハッキリしない状態にあっても、身体に感じる違和感で意識を回復させる。
「えっ!? な、何これ!?」
そして、ボロボロになっている服と、股間から流れ出る白い体液、腹の中に感じる僅かな痛みと違和感。
性的な知識が無くとも、本能的に何か恐ろしい事が気絶している間に降り掛かったと理解したシェリーは思わず両親に助けを求める。
「ママ、パパ、助けて……」
孤独感と不安に震える手で最早一つだけとなった繋がりであるペンダントを握り締めて、か弱く声を出した。
身を縮めて震え、抱え込んだ足の付け根からは精液が制限無く漏れ出す。
その時、握り締めていたペンダントから眩い光が放たれた。
「きゃー!!?」
思わず目を閉じてしまったシェリーを襲う次なる異変は、身体を襲う浮遊感。
それはここへ落ちてきた時の落下するような物ではなく、その場で浮かんでいる様な感覚だった。
しかし、光は一向に消える事無く輝き続け、それは身体を包み込んでいく。
「助けて、ママーーー!!」
遂には全身を白い光に包まれたシェリーは、自分の身体に何が起こっているのかが理解出来ない。
強く輝き続ける光は所々が膨らみ、上から順に弾けて行った。
まず、ポンと軽い音と共に現れるのは、ブラウンの髪色に良く似合う大きく可愛いリボン。
弾ける反動で布らしく揺れて、その存在と重さをシェリーに伝える。
そして次は上半身と手首。
鬱陶しくならない程度に付けられた、大き目のフリルがあしらわれた長袖の服。
腕には肘まである手袋で、手首には頭に付けられた物を小さくしたリボンが可愛く揺れている。
更に腰では女の子らしくて可愛いワンポイントが入った縞々のショーツに、裾に宝石の様な石が付いたスカートが弾ける光の中から現れた。
「えっ、えぇ!?」
身に起きる非現実的な現象にシェリーが驚いても、異変は止まらない。
最後に足を包む光が弾ければ、踝の部分に小さなリボンが付いたロングブーツが履かされていた。
身を覆っていた物が全て消え去った後、シェリーの眼の前に浮いているペンダントがゆっくりと上下しながら漂っている。
「…………」
惹かれる様に恐る恐る掴んだ瞬間、最後とばかりに一瞬だけ強く光を放った。
思わず目を閉じたシェリーだったが、手の中には明らかにペンダントではない棒状の物を持っている感触がある。
「へっ!? つ、杖!?」
視線の先には、如何にもファンシーっぽい杖。
そう、ここに誕生したのだ!
新しいヒロイン<魔法少女 マジカル☆シェリー>が!!
「つ、使えば良いの!?」
握られた杖から流れてくる意志は、シェリーの無念を晴らす為の手段を提案してくる。
それから、意を決して口から出るのは教えられた呪文。
「混沌に沈む聖なる光よ」
語られる言葉は力となり、シェリーの身体から凄まじい魔力が広がる。
周辺の地面からは光が溢れ、それは呪文が進む程に強くなった。
「その身に宿りし清浄なる光よ!」
シェリーの周辺にある下水道の全ては光に包まれて、最早目を開けている事すら叶わない。
「悪しき闇を払いて、我の真の力となり、我が無念を晴らせ!!」
最後まで言い切ったシェリーの身体は、まるで回路の様な青い光が走っている。
そして、発せられるのは魔法の名前。
「ファイナル・セイント・バースト!!」
言い切った瞬間、シェリーを中心とした光がラクーンシティ全域に広がり、地上にある建物とゾンビやクリーチャー全てを葬り去った。
余りにも理解を超えた光景に、魔法を使ったシェリー自身が呆然としてしまう。
しかし、時は待ってくれない。
行け! マジカル☆シェリー!
負けるな! マジカル☆シェリー!!
ラクーンシティは更地になったが、自分をこんな目に合わせた元凶の大元を物理的にバラバラにするまで!!
終り
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