東方双子録 IF編 稗田阿求
外来人で新人になる双子の住む場所は、人が集中している中心よりも自然と里の隅の方になる。
かと言って、妖怪に襲われるような危険はない範囲の場所なので、夜中不用意に外出しなければ比較的安全な場所だった。
里の中央通りから若干離れた場所であっても、不便などは余りない。
家を買うのは当然出来ないので借家なのだが、家主は双子の年齢と若干の立地の悪さを理由に家賃を据え置きにしてくれていた。
その好意を素直に受け取り、双子は里の一員として馴染み始めている。
空を飛べるようになってから配達の仕事も開始したお陰で、早く荷物が届くと評判になって繁盛していた。
収入に関しては既に問題なく、正直博麗神社より安定した生活を送っている。
「……ふぅ。お腹一杯!」
「今日は久しぶりの休みだな」
「うん、里の人達も結構依頼してくれるよね」
「あぁ、多分里の人は飛べないから、飛ぶ分早く着く俺達を利用してくれるんだろうな」
「そうだね」
昼過ぎ、昼食を終えた双子は食器を片付け終わると、午後の団欒を過ごしていた。
配達の仕事の合間で、たまに沸く休みは貴重な時間になっている。
時間的に不規則であるものの、若い事もあって精力的に仕事はこなす。
いくら若くとも仕事ばかりでは流石に疲労は溜まるので、この貴重な休みは体力的にも精神的にも安らぎの時間だった。
そんな中で訪れるのは唐突な扉を叩く音。
「ん?」
「誰か来た?」
「すみません」
「は~い! 今開けます」
今日が休みである事は周知しているので客ではないだろうが、訪問者に付いても心当たりがないので首を傾げる双子。
しかし声からして女の子。
相手を待たせる訳にもいかず、弟は立ち上がると玄関へ降りて引き戸を開けた。
「は~い?」
「すみません。お休み中に」
扉の向こうでは双子と同じぐらいの背丈で、非常に上品な雰囲気を漂わせる少女が立っている。
紫がかった艶のある髪は肩の辺りで揃えられており、顔に浮かぶ表情は優しげだ。
着物も良い物らしいが嫌みにならない清楚な感じで、一目見た印象は深窓のお嬢様。
手には土産らしき物を包んだ風呂敷を細い指で持って、相手を訪ねる礼儀は上流階級の作法を体現したかのようだった。
「すみません。私、稗田阿求と申します」
「あ、どうも」
腰からすっと綺麗な姿勢で下げられた頭に、弟は反射的に下げ返す。
さらさらの髪が重力に従って阿求の頬を滑り、下を向く。
少し動いただけで漂ってくる匂いは、非常に可憐で花を思わせる印象を受けた。
部屋の奥で見ていた兄も寝転がっていた姿勢を正すと、弟を通して入って貰うように促す。
「いつまでもそこに立って貰ったら悪いから入って貰えよ」
「あっ、そうだね」
阿求の声と容姿、優しそうな表情を見て双子は一気に夢中になってしまった。
今まで犯した女の子と違って、自分達と同じぐらいの年齢に仲間意識さえ芽生える。
一番目に目に付くのは年齢不相応に大きく張り出した巨乳。
阿求が部屋の奥に居る兄の言葉を聞いて頭を上げる仕草でさえ、たっぷりと揺れる。
最初の印象は守りたいとさえ思う容姿に気が向いていたが、大きな胸を意識すると阿求の雰囲気が淫靡なものになった気さえした。
「ど、どうぞ」
「すみません。お邪魔いたします」
入室を促した弟の隣を通ると良い香りが漂い、部屋の中で花が咲いた幻想を抱かせる。
姿勢正しく歩く姿は育ちの良さを滲ませ、全体的に好印象を与えた。
何よりも巨乳が双子の視線を釘付けにし、生唾を飲み込ませる。
「あっ、良かったら、す、座ってください」
「失礼いたします」
阿求の巨乳に当てられて、ドギマギした兄の言葉は少し詰まってしまった。
しかし阿求は気にした様子もなく、素直に兄の対面へ座る。
「粗末な物で申し訳ありませんが、どうぞ」
「あ、どうも。ありがとうございます」
小さな机に差し出されたのは、風呂敷に包まれた土産。
阿求の巨乳に眼を送りつつ、受け取る兄。
触った風呂敷の手触りは見た目通りに良く、高級そうな感じだった。
風呂敷ごと貰った物を見ていると、中身が気になるのかと阿求に受け取られて開けるように促される。
「どうぞ、開けて下さってもよろしいですよ?」
「えっ、あ、はい」
上目遣いで阿求の巨乳へ視線を送りながら、言われるままに風呂敷を開けた。
中には風呂敷の質に劣らない高級菓子が包まれており、いかにも良い所のお嬢様が持つに相応しい土産。
兄は早速茶菓子として出そうと、弟に視線を送った。
「あっ、僕、お茶を入れるよ」
「お構いなく」
双子の気遣いに、笑顔で応える阿求。
優しげな雰囲気と儚い笑顔に、双子は益々魅了されてしまった。
来客用の湯飲みに茶を入れた弟は、そそくさと机へ移動して阿求の前へ差し出す。
「どうぞ」
「有り難う御座います」
阿求は安物の茶であっても嫌な顔一つせずに一口、行儀良く飲み込んだ。
兄は兄で土産を失礼の無いように開け、中身を机の中央へ並べる。
「それで今日は、あの……?」
「あぁ、今日はですね。最近人妖に構わず、覚えのない妊娠が相次いでいるのはご存じですか?」
「えっ!?」
「あっ!?」
心辺りどころか実行犯である双子は、阿求の言葉にドキリと身体を揺らす。
内心慌てながら視線を交わす双子だが、阿求はそんな様子に気が付かず、言葉を続ける。
「それでですね、最近特に人妖共に繋がりのあるお二方からお話を伺おうと思いまして……」
「そ、そうですか」
さも困ったように頬へ手を当てて首を傾ける阿求。
「同じ女性として覚えのない妊娠は非難するべきなのか、祝福するべきなのかは迷いますが……」
「そ、そうですね」
「う、うん……」
狼狽える双子に視線を送りながらも、怪しむ雰囲気は全くない阿求は再び茶で口を潤した。
一息付いて、疑いを持っていない視線を兄と弟へ送る。
突然の事で戸惑いながらも、双子の視線は身体を少し動く事に揺れる巨乳に張り付いていた。
阿求が頬へ手を当てれば、二の腕に押された大きな胸は柔らかく動いて性欲を刺激してくる。
見ているだけで内包している重さすら分かる揺れ具合に、未だ朝から性欲を発散する機会が無かった所為で幼い性欲が大いに刺激された。
巨乳を凝視してても、能力の所為で阿求は一切気付かない。
着物で少なからず締め付けられている筈だが、柔らかさは誇示している。
今の双子には刺激の強い光景を見せつけながら、阿求は至極真面目な表情を浮かべて事情を聞いていく。
「申し訳ありませんが、ご協力頂けますか?」
「あっ、はい」
「う、うん」
視線を阿求の顔から下に向けている双子は、殆ど何を言われているか分からないままで反射的に返事をしてしまっていた。
形がどうあれ、承諾を受けた阿求が机の上に身を乗り出して片手を差し出してくる。
「では、よろしくお願いいたします」
「は、はい!」
手を差し出されても視線は巨乳に向かっており、前屈みになって更に大きさと良い形を見せつける。
知らず知らずの内に性欲が溜まっていた双子は、阿求の手へ邪な思考を巡らせた。
幻想郷へ流れ着いてから性欲に忠実になった事で、行動は迅速に行われる。
差し出される細く女の子らしい指に華奢な手、普段なら何とも思わない部位であっても、今の双子には性的な魅力が溢れていた。
対面で話していた兄へ手を伸ばしていたので、兄はすっと立ち上がるとおもむろにズボンを脱いで陰茎を取り出す。
着物の中であっても、大きな存在感を示す巨乳を見てから早くも反り立ち、固くなって血管を竿へ浮かび上がらせている。
取り出した陰茎は、差し出された阿求の手に握らせられた。
「っ!?」
目の前で異性がズボンを脱いだ時点で顔に赤みが差していた阿求は、陰茎を握らされた瞬間に身体を竦ませる。
しかし双子の能力が阿求の認識を歪ませ、握らされた陰茎には細い指が無抵抗に絡んだ。
少し冷たい手は熱く固い陰茎へ刺激を送り、快感を性的な物へ昇華させた。
握らせた手を上から握った兄が、更なる気持ち良さを求めて微妙に前後に動かしていく。
阿求は握らせられている物を正しく認識できていないが、確かに何かを握っているという矛盾を自分の中で相手の手の感触として処理していた。
顔は羞恥に溢れ、視線も兄の顔と陰茎を行き来させる。
傍で見ている弟も歳が同じような阿求に興味を持ち、可愛らしい顔をまじまじと見た。
普通なら初対面の人間に対して失礼な程に近い距離で、顔を覗き込まれても阿求は気にもしない。
自分達が持っている能力は把握している為、まさしく舐め回すように見つめた。
パッチリとした眼に、頬は陰茎を握らされた所為で赤みがあるが健康的で、特に目を引いたのは薄いピンク色をした小さな唇。
まるで口紅を塗っているとも思える潤いを持って、普通に閉じられているのを見ただけでも弾力が良さそうだ。
弟は惹かれるように顔を近付けると、軽く唇を合わせる。
「んっ……」
「っ!?」
触れた瞬間に肩を跳ねさせた阿求。
合わされた唇は互いに若い事もあってか、潤いで張り付き合う感触を返してきた。
本当に軽く触れる程度の接触であっても、弟の唇に阿求の唇の弾力が余す事無く送る。
顔をこれ以上ない程に近付けた事で、女の子特有の甘い香りが至近距離で鼻をくすぐった。
直接肌を触れ合わせたのが要因となって、弟の陰茎は即座に最大まで固くなるとズボンの中で僅かな痛みを発する。
「んっ!?」
「んふぁ……」
顔を引けば、潤いで張り付いていた唇が僅かに肌同士を引っ張り合った後に離れた。
口を解放されても陰茎を握らせた手はそのままなので、阿求の姿勢は中途半端に腰を上げたまま。
言葉を発するのに障害が無くなったので、ここに来て自己紹介を始める。
「初めましてですね。私は稗田阿求。主に幻想郷における歴史。そして人妖問わず、力ある存在を書籍に記している者です」
「あっ、僕達はーー」
「あぁ、その辺は既に存じておりますのでお気遣い無く」
「そ、そうですか……」
陰茎を握りながら微笑む阿求から見て、圧倒的に人生経験の少ない双子に警戒心を持たせないような丁寧な挨拶をした。
その挨拶を受けて弟も自己紹介をしようとするも、既に素性を知っているらしく、詳しくは聞いてこない。
恐らく双子にとって、幻想郷に来た経緯を思い出すのは辛いだろうと思っての事だった。
そんな気遣いに気が回らない双子も、こちらは丁寧な挨拶に返さなくても良いと考え至り、意識は再び阿求の身体へ向かう。
「それでまず、霊夢さんに会った時の事を詳しく教えてほしいのです」
「うん! 良いよ!」
「あぁ!」
陰茎を握り、双子から見た最近の霊夢の印象をを聞き始める。
双子の視線は最早阿求の顔へは向けてられておらず、年齢を考えれば分不相応に育った肉体へ行っていた。
兄が陰茎を握らせた上に扱かせているので動けない阿求の身体へ、横から張り付く弟。
清楚な雰囲気を持つ着物は綺麗な反物を使っているようで、撫で回せば手触りはかなり良い。
張り付いた弟が足首まで隠す着物の裾を捲り上げていけば、白く華奢な足が見えてくる。
頼りなささえ感じる足に、弟と、弟の行動を見ながら陰茎からの刺激を受けている兄は、いっそ保護欲さえ沸き立てられるようだった。
裾を捲り上げる手が太股まで到達すると、意外に肉付きの良い光景が見える。
「ぅっ……」
外に居る時には絶対に空気を直接感じない筈の場所に風を受け、阿求は無意識に羞恥心の声を漏らした。
ショーツは見るからに質の良い生地を使っており、可愛らしいレースがいくつも付いている。
着物の清楚な感じと違って、色は黒でどことなく厭らしい雰囲気が漂っているかのようだ。
「あれ? 阿求さんエッチなパンツ履いてるね」
「そ、そうですか」
性的な言葉を、双子の能力で違う意味に捉えた阿求。
前から捲り上げられたので陰茎を握らせている兄にも黒のショーツが見えてしまい、細い指を押し返す弾力が大きく増す。
ショーツは阿求の股間をピッタリと包み、思いの外子供らしい下腹部に、クロッチは大陰唇の膨らみまで浮かび上がらせていた。
横から裾を捲り上げている弟からは余り見えないので面白くなく、興味はやはり巨乳へと向かう。
「んくっ……!」
あっさりと裾から離した弟の手が、何の躊躇いもなく巨乳を掴んだ。
「んふぁっ!?」
着物の上からでも弟の指は巨乳へ深く食い込み、柔らかさを見せつける。
掌に見た目以上の重みを与え、柔軟に形を変えるので指が殆ど胸の中に埋まってしまっていた。
それでも若いお陰で張りがあり、手へ力を入れれば心地よい反発が返ってくる。
下乳を持ち上げながら握って、感触を確かめるように指を動かす。
「んっ……」
胸に食い込む指先は暖かさで包まれ、奥に微かな鼓動を感じられた。
揉めば巨乳が着物の中で形を変え、乳首は裏地で擦られてしまう。
どれだけ指を動かしても、柔らかみのある重量感で弟を楽しませた。
「んふぁ……!」
阿求は眼を細めて、胸と乳首から来る甘い感覚に思わず吐息を漏らす。
下乳の形と巨乳の重さを感じながら撫でつつ、弟は真正面へ手を動かしていく。
乳輪に埋まっていた乳首が着物の生地を押し上げ、上を目指す手は胸の形に添って動いても頂点で引っ掛かった。
今度は巨乳を握るような形で鷲掴みにし、乱暴に揉み上げる。
「んんっ……!」
胸だけは成長著しいが、成長途中の弾力もありながらも成熟した柔らかさがあった。
鼻息が荒くなる弟は、自然と阿求の良い匂いを肺一杯吸い込む。
兄も、揉まれる阿求の巨乳を見て、陰茎をたぎらせた。
横から移動して背中から抱きつく抱き付く弟は、下半身を強く押しつけて固い陰茎を小振りな尻の谷間に入り込ませている。
掌以外からも快感を得て、弟は無意識に腰を小さく左右に振っていた。
興奮が高まるにつれて指が更に激しく動き、阿求が着ている着物の襟が乱れる。
首元まで隠されていたが、性的な刺激で艶を増した鎖骨が見えてきていた。
男としての性的な欲求に思考を支配されていても、双子の認識は精々が悪戯程度。
しかし阿求は初めて感じる性的な刺激に免疫が無く、思考が混乱しているのはハッキリ分かる。
陰茎の熱が移った手は震え、顔にも羞恥心が溢れていた。
真っ赤に染まった頬に、眼は明らかに泳いでいる。
「そ、それで、詳しくお話を聞きたいので、私の家へ、しょ、招待したいのですが……っ!?」
必死に言葉を紡ぐ阿求は乳首を抓られながらも、自宅へ招待する旨を伝えた。
双子はここで本格的に犯しても良いのだが、見るからに育ちの良さそうな阿求の家を見てもみたいと思い、視線を合わせると互いに頷いた。
「良いですよ~」
「あぁ、俺も阿求さんの家に行ってみたい!」
「そ、そうですか! お礼とはい、言っては何ですが、夕飯もご馳走致しますよ」
背後から揉み解されて固くなり、敏感になっている乳首を摘まれれば、阿求の言葉は詰まる。
幻想郷で生活を始めてから、お金の大切さも学んだ双子も夕飯代が浮くと聞いて断る理由が一切無くなった。
「で、では、早速行きましょう、か……?」
「うん!」
「行こう! 行こう!」
阿求の身体を好きに出来る期待が、双子のテンションを高めた。
陰茎から手を離した兄はズボンを履いて外へ出る用意をし、弟も張り付いていた小さな背中から離れて立ち上がる。
やっと中腰から解放された阿求も陰茎という男の象徴と、胸と乳首を摘まれる刺激から解放されて無意識にホッとした。
「それじゃ、行きましょうか」
「はい!」
「うん!」
性欲を隠しきれない元気な声と共に、双子は土産を片付けると先に玄関へ向かっていた阿求の後ろを付いていく。
外に出ると阿求の先導を頼りに里の、比較的地位が高い人物達が住んでいる地域へ移動を開始した。
道中では双子が阿求を左右から挟むように歩き、後ろでは歩く度に小さく震える尻を掴む。
「ん、んん……」
片方ずつ違う動きで揉む尻の肉はやはり柔らかい。
流石に巨乳より弾力が強いものの、触り心地は着物の生地の良さも相まって大変魅力溢れていた。
固いままの陰茎の所為で、若干歩き難そうな双子。
それでも人前で尻を大胆に捕まれ、羞恥に顔を赤く染める阿求と違って実に嬉しそうな表情を浮かべていた。
△
阿求の尻を揉みながら性欲の粘度を高めていると、開けた道の先に大きな門を構えた屋敷が見えてくる。
「あ、そこが、私が住んでいる稗田邸です」
「わぁ!」
「デカい……!」
指さした先は双子が幻想郷に来る前を含めて初めて見る大きさであり、塀も横に長く続いていた。
辛うじて上に見えるのは瓦屋根で、その瓦も塀に沿って横に長く続く。
外から眺めるだけでも門にも負けない、立派な屋敷である事が伺えた。
阿求に先導されて門へ近付けば、重い音を立てて木製の大きな扉が開く。
「お?」
「あ……自動で開いた?」
「い、いえ。だいたいの帰る時間を言ってありますので、後ろで使用人が開いてくれてるんです」
「へぇ、そうなんだ」
小さな尻を揉みながら、双子は流石金持ちと心の中で感心した。
これまで育ちの良さそうな話し方や、土産を忘れない礼儀正しい訪問方法に、素人目に見ても生地の良い着物。
阿求から溢れる金持ち感は、目の前の大きな屋敷を持ってして証明された。
「さぁ、入りましょう」
「うん」
「あぁ」
開かれた門の中へ入ると、石畳を敷かれた道が玄関へ続いているのが見える。
綺麗に手入れをされている中庭は、歩いているだけで圧倒されるような感覚さえもたらした。
不便にならない程度に続く石畳を進めばすぐに玄関へ付き、ここでも扉が勝手に開く。
「ただいま戻りました」
「お帰りなさいませ、阿求様」
出迎えたのは初老の女性。
白く染まった髪は纏められ、皺のある顔は温和そうで暖かみのある表情を浮かべていた。
「早速、この方達から予定通りにお話を聞きますので」
「畏まりました」
目の前の主人が尻を揉まれているのを確かに見ている老女だが、一切戸惑い無く道を開けて横へ退く。
にっこりと微笑む阿求は尻を揉まれ続けているので顔が引き吊ったまま、双子の家よりも広い玄関へ入った。
「さっ、こちらへどうぞ」
一足先に草履を脱いだ阿求は尻を双子の魔の手から逃れた事で、淀みなく微笑みを浮かべて誘う。
余りに大きく広い屋敷に内心ビビっていた双子も、声を掛けられて慌てて玄関を上がった。
「うふふ。驚きました?」
「凄い広い!」
「うん! こんな広い家、初めて見た!」
「喜んで貰えたようで何よりです」
子供らしく興奮する双子に、阿求と老女は微笑ましそうにその様子を眺める。
「では、お話を聞くのは私の部屋で行いますので、お二方はハグレないように付いてきて下さいね」
「分かった」
「うん!」
陰茎からの興奮は未だ冷めあらずとも、子供らしい好奇心も同時に発揮して家の中をキョロキョロと見て回る双子。
阿求の後ろを付いて行けば、長い廊下から見える立派な日本庭園が現れた。
「おぉ!」
「わぁ!」
「うふふ」
阿求にとっても自慢の光景なのか、双子の素直な声に嬉しそうな雰囲気を隠さない。
「ここです。お入り下さい」
暫くしないで着いたのは阿求の私室。
襖を開ければ室中には、糸で纏められた古い形式の本が山ほど積まれている。
整理整頓はされているので圧迫感は全くなく、広さと伴って作業しやすそうな環境が整っていた。
中央には大きすぎない机が置いてあり、上に墨と筆、更には紙が積まれている。
「本が一杯あるね」
「幻想郷の歴史でもあるので、これでも一握りなんですよ」
「へぇ」
弟の言葉を聞いて、丁寧に答えてくれる阿求。
部屋の中を見回す双子は、促されるままに机の横へ座った。
「すぐにお茶が来ますが、時間も有限ですので早速お聞きしたい事があるのですが……」
「あっ、良いよ」
「うん、何でも聞いて!」
せっかちとも思われそうで申し訳ないという感じを漂わせながら、阿求は本来の目的を果たし始める。
聞かれる双子も近い方が良いだろうと、分不相応に育った巨乳を見て即座に復活した性欲の導かれるようにして阿求の隣へ座り直した。
「それでは……。最近、霧雨魔理沙さんやアリス・マーガトロイドさんに会った時の事を教えて下さいませんか?」
「魔理沙姉ちゃんと、アリス姉ちゃんの事……」
「う~ん……」
「何でも構いませんよ。少しでも印象に残っている事なら何でも」
双子は聞かれた内容を考えるも、視線は巨乳へ向かったままで動かない。
思考が如何に阿求の身体をイジり回す算段をしていても、質問には答えなければならなと思う考えはあった。
意外と律儀に思い出を頭に巡らしながら、言葉を紡いでいく。
「最近は……お茶会をしてたかな?」
「お茶会、ですか?」
「うん、そうだね」
それを聞いて阿求は筆を持ち、いつでも重要な情報が出て来ても良いように準備している。
双子も視線で阿求の身体を舐め回しつつ、魔理沙とアリスの事を思い出していった。
「それは霧雨魔理沙さんと、アリス・マーガトドイドさんと一緒にですか?」
「うん」
「大抵そうだよな」
「ふむふむ……」
事前情報から、阿求は魔理沙とアリスの仲が比較的良い事を知っているのが、頻繁に茶会を開く程とは知らなかったようで紙に記入していく。
「それでね、魔理沙お姉ちゃんは最近僕達とお茶会するのが楽しいらしくて、紅魔館には行ってないらしいんだ」
「そうだっけ?」
「そうだよ?」
「ならば、大図書館の被害も最近は落ち着いていると……」
双子の軽い確認の仕合に耳を傾けながら、魔理沙の行動とそれに伴われる結果も記していった。
糸口を得た兄はアリスの情報も続いて思い出す。
「あぁ、魔理沙姉ちゃんもそうだけど、アリス姉ちゃんも俺達とのお茶会は楽しそうだったな」
「うん! それは僕も思った!」
「いっつも人形劇を里の人達に見せる前に実演してくれるもんな!」
「人との関わりを余り好まない傾向は落ち着いたのでしょうか……?」
茶会に参加すれば魔理沙とアリスを犯せる事が行く理由の一つだが、人形劇を先んじて見れる事も楽しみの一つであった。
何せアリスの劇は本当に人形が生き生きとしており、物語も楽しいものばかりだからだ。
盛り上がり方も子供心を捉えて、最初から最後まで飽きさせない構成となっていた。
アリスは人付き合いを好んでするタイプではなかったものの、最近は双子が来る茶会を影響もあって人里にも頻繁に行っている様子。
そんな些細な変化も阿求は余さず、筆を走らせる。
「それが終わると魔理沙姉ちゃんのおっぱいを揉むんだよな!」
「うん! 僕はアリスお姉ちゃんだったりするけど!」
「な、なるほど……」
話題が性的な事柄になった途端、阿求は正常に認識できなくなって自分で辻褄合わせをしていく。
胸の話が出た瞬間に普通だった顔色を真っ赤にさせ、手も心なしか羞恥で震えた。
「最近は揉んでる所為か、おっぱい大きくなった気がしないか?」
「するする! 元々おっきかったけど今はもっとおっきくなったよね!」
「ふ、ふむふむ……」
阿求の様子に気が付かない双子は、夢中でその時の様子を話す。
「ちんちんをお股に入れた時も凄い気持ち良いしね!」
「そうだよな! 精子一杯中に出せるもんな!」
「な、なるほど……」
嬉々として語れば、当時の記憶と共に快楽も蘇ってきてしまい、双子の陰茎は再び固さは増す。
巨乳を揉んだ感覚から犯した快感まで、経験した事実を無邪気に阿求へ教えていく。
「絞まりも強くて熱いんだよな!」
「そうそう! ちんちんが凄く気持ち良いんだよね!」
「そ、そうですか……」
話題が完全に性的なものへ変化したので、阿求は双子以外に聞いた魔理沙とアリスの事を記入していった。
最初に聞いただけの大図書館の被害軽減と、アリスの人付き合いが増えているだろうと言う予想も踏まえ、新しい情報として変化させる。
「そう言えば、阿求さんもおっぱい大きいよな」
「そうだよね」
「……」
あからさまな性欲を向けられても、阿求は顔を赤くしたまま筆を走らせ続けていた。
じわりと先ほどより左右から近寄った双子が巨乳を上から見下ろし、おもむろに着物の襟へ指を掛ける。
兄と弟が指をそれぞれ自分の方へ引けば、閉じられていた襟元が何の抵抗もなく開かれていく。
「っ!?」
巨乳は簡単に胸の谷間を晒し、下を向いて記入を続ける阿求自身にも自然と解放された胸が目に入った。
それでも双子の能力が認識を歪ませ、事実を事実として理解させない。
出て来た胸の谷間は白い肌を惜しげもなく見せ、大きさの所為で下から持ち上げられているような盛り上がりを上部に作っていた。
襟元が開かれる程に胸は襟に食い込みながら姿を現していき、半分ほどはみ出たぐらいにして手を止める。
着物の上からでも十分に大きさを誇示していた巨乳が目の前に改めて現れると、双子は大きさと綺麗な肌にある種の感動を覚えた。
「阿求さんも、魔理沙姉ちゃんやアリス姉ちゃんと同じぐらいにおっぱい綺麗だよな」
「大きさはアリスお姉ちゃんと同じぐらいかな?」
「だと思う。触ってみれば分かるだろ」
「うん!」
辛うじて乳首が見えない程度まで引き出された巨乳へ、襟元を引っ張っていた指が着物の中へ忍び込む。
「んっ!?」
他人の体温を直接感じた阿求の身体は、反射的に声を漏らした。
差し込まれる双子の手が巨乳を変形させ、同時に暖かさと大きさ故の重量感を返す。
乳首の真正面に陣取った二つの掌は、じっくり感触を確かめながら指を動かしていく。
柔らかさは言うまでもなく、指を直接素肌に触れさせれば吸い付くような肌理の細やかさが感じられた。
力を入れられても巨乳は難なく受け止め、若い肉体年齢が伴わせる僅かな固さも双子の興奮を底上げする。
掌の中心には乳首と乳輪の感触もあり、心地よい肌触りの中で僅かに固い感触を持ってメリハリをもたらしていた。
「う~ん……魔理沙姉ちゃんよりは大きいかな?」
「うん。アリスお姉ちゃんと同じぐらいじゃないかな?」
「っ!?」
巨乳の大きさを確かめながら揉み続ける双子が評価を下せば、阿求の羞恥心は刺激される。
胸の谷間を晒され、手を差し込まれて揉まれた上に他人と比べられる恥ずかしさは、能力で認識できない状態であっても強く表面へ出てきた。
その間にも巨乳は左右から小さな双子の手によって揉まれていき、刺激が送られていく。
「んっ……」
指が動けば掌の中で乳首が擦られてしまい、快感を含んだ甘い感覚が阿求に声を漏らさせる。
「そう、言えば、んふぁ……、霧雨魔理沙さんと、ん、アリス・マーガトロイドさんとは、くふ……、よく一緒にお茶会をしてたんですか?」
「そうですね~……」
「俺達が遊びに行くと大抵お茶会になるような気がするな」
「な、なるほど……」
阿求は魔理沙とアリスが同じ時期に妊娠が発覚したのと知っているので、二人がよく一緒に居たと言う裏付けが取れたと内心喜んで記入を続けた。
双子の手によって形を変える自身の巨乳を視界の下の方に捉えても、筆が震えて顔が真っ赤になるぐらいの変化で抑える。
乳首も固さを増しているが、未だ着物の中に隠れているので双子は掌の感覚でしか確認できなかった。
それだけでも大きな興奮を蓄えて、思考が性欲に侵略されていく。
「つ、次に紅魔館のスカーレット姉妹に、ん、付いてお聞きしたいのですが……」
「うん、良いよ!」
「レミリアさんは身体も俺達と同じぐらいで、ちんちん入れた股も小さかったな」
「そ、そうですか」
「フランちゃんはおっぱいとお股をイジったら寝てても、凄く腰を動かして何かエッチな感じのおしっこを一杯出してた!」
「な、なるほど……!」
あからさまな言葉を聞いても、双子の能力下にある阿求が書く文章の内容は自分で辻褄合わせをしたものに変わる。
事実とは少し違うが大体同じなので、信憑性に関しては問題ないだろう。
「それとフランちゃんは、ここを舐めると凄い反応を見せたんだよ」
嬉しそうだが明らかに性的な思考に支配されてしまった眼をした弟が、おもむろに阿求へ顔を近付けると、うなじを舐めた。
「ひゃん!?」
「あっ!? 俺も舐めてみたよ!」
弟の行動に遅れまいと、兄は兄で露出している鎖骨周辺へ舌を這わせる。
「ひゃぁ!?」
卑猥な事実を聞かされて羞恥に染まり、胸から送られる快感で僅かに汗ばんだ肌に、双子の小さな舌が這って汗を舐め取っていく。
生温かい感触が首筋に押し付けられ、動く程に阿求が可愛らしい嬌声を放つ。
「ひゃっ!? ふぁっ!!」
ただでさえ性的な刺激に免疫が無い上、双子も阿求の反応の良さを面白がって積極的に動き回る。
首筋に顔を突っ込んでいる体勢になっているので女の子の良い匂いが少年達の性欲を更に刺激し、胸を揉む手も激しさを増す。
立った乳首を指で摘み、乳輪ごと捏ね回していく。
「んっ! ふっ! あふぁ!?」
舌で舐め回す範囲が徐々に大きく広がっていくと共に、唾液の跡が汗と混じって卑猥な光沢を見せた。
首筋から上がって耳にまで到達すれば、阿求は一段と激しい反応を見せる。
「んふぁっ!?」
耳を舐められた瞬間に阿求の腰は勢いよく跳ね、双子に握られている巨乳さえ波打った。
「ひゃっ! あっ!?」
小さな舌が小さな耳たぶを弄び、耳の中にまで舌先が進入すると、阿求にとって完全に未知の感触が襲う。
同時にゾクゾクと背筋に不快とも言えない不思議な感覚が走り、先に与えられている性感と合わさると快感になって身体の中を駆け巡る。
双子は阿求の顔に沿って移動し、快感で真っ赤に染まった可愛らしい頬を欲望の体液で汚していった。
「ん、はぅっ……!」
流石に耳よりは反応が鈍いものの、知的な眼が快感で淀む。
一通り首から上を舐め回した弟は嬌声を聞いて興奮を大きく高め、胸を揉んでいた手を下半身へ向かわせた。
最初こそ行儀良く正座していた脚は乱れており、既に袴の間から白い太股が覗いている。
そこへ向かわせた手で袴の裾を一気に捲り上げれば、溜まっていた熱気が解放された。
胸を揉まれて身体が発情を示し始めているので、愛液の匂いも多少混じっている。
帯まで着物を捲り、下半身を丸出しにする弟。
「やっぱり、エッチなパンツだ!」
「おぉ! 本当だな!」
「んっ!?」
黒いショーツが完全に双子の眼に触れると、幼い性欲は上限無く上がっていく。
眼に好奇心まで滲ませる弟が、おもむろに白い太股へ手を乗せた。
「っ!?」
性感を刺激された阿求の身体は若干汗ばんでいるので、弟の掌をしっとりと吸い付かせる。
やはり見た目よりも肉付きは良く、軽く揉めば強い弾力が返ってきた。
それでも撫でればサラサラして触り心地は大変良い。
そのまま太股を撫でながら股間へ移動し、ショーツへ触れる。
「ひゃぅっ!?」
普段他人に触れさせる事の無い股間へ他人の身体を感じ、驚愕した様子で腰を動かした。
弟も阿求の反応を面白がり、指はいよいよショーツの中へ進入していく。
既に愛液が滲み出しているお陰で、ぬるりと入り込む指先がすぐに秘裂へ食い込む。
「んっ!?」
熱くなった秘裂の中で上下に指を動かし、充血した小陰唇や淫核、愛液が湧き出る膣口までも撫でた。
小陰唇は指先に絡んで含んでいた愛液を塗りたくり、淫核に引っ掛かれば阿求に大きな快感を送る。
膣口に至っては小刻みに縮小を繰り返し、指が動く程に空気を含んで白く濃くなっていく。
「んっ、暖かい……!」
興奮で口数が少なくなっても、指は積極的に秘裂を探って阿求の股間をイジり回す。
愛液で滑りを得た指先を膣口へ入れようとしても、身体の大きさに違わぬ狭さで指一本が限界だった。
「んんぅ!?」
指に付着した愛液すら膣口で削り取られてしまうが、膣内に充満している所為で入れば即座に付着する。
指先が膣口を抜けると、性的な刺激で敏感に反応するヒダが迎えた。
中は秘裂以上に熱く、膣壁が強く締め付けてくる。
半ば力ずくで挿入していけば、隙間のないヒダが広がっていく感覚を受けた。
指先が進む程に阿求の腰は激しく跳ね、嬌声も大きくなる。
「んふぁっ!?」
胎内に進入してきた異物の刺激を受け、阿求は顎を上げた。
遅れて舞い上がる紫がかった髪から、興奮で濃くなった良い匂いが双子の鼻へ吸い込まれる。
膣内のごく浅い部分に入った指先も、高まる興奮でヒダを掻き回し始めた。
「んっ! はっ!?」
快感で激しく動く腰が上半身にも影響を出し、露出していた巨乳は谷間を大きく剥き出しになる。
「んぁっ! あぁ!!」
「あっ! おっぱいが!?」
兄の興奮も頂点に達し、弟が離した方の巨乳へも手を伸ばす。
膣内で蠢く欲望溢れる指先で性感を呼び覚まされた阿求の身体は、愛液を駄々漏れにさせて柔らかさが目立っていた巨乳に張りをもたらした。
激しい快感で背中を反らせる阿求を受け止める兄は、倒れ込む背中を受け止めて自然と膝枕をする事になる。
阿求の頭を太股に乗せながらも、飛び出さんばかりの巨乳を揉み続けていた。
未だに胸の下半分を隠している着物の中にさえも手を差し込み、欲望赴くままに指を動かしていく。
指の間からは尖った乳首が飛び出し、捏ねられると腰が敏感に反応を返す。
胸からの刺激は膣内の動きも激しくして、弟の指先を舐る動きに変わりつつあった。
膣口が指の入出に従って徐々に解れ、愛液の滑りも手伝って一本だけ辛うじて入っていた締め付けに余裕が出てくる。
「あっ! ひゃぅん!?」
「んくっ……!」
高まり続ける興奮で生唾を飲み込み、弟が意を決して膣口へ入れる指を増やした。
「んはぁっ!?」
膣口が内側から広げられる感覚を受け、嬌声は大きくなる。
快感で阿求の視界は白く染まり、もはや身体が受ける刺激のみで反応していた。
指が二本に増えれば増えた分だけ締め付けは強くなるものの、弟は構わず膣口を広げる。
滑る膣内はヒダを変形させ、本能的に快楽を受け取ろうと膣壁を蠢かせた。
「よ、よし……!」
「っ! 待った!」
「んっ!?」
自分で解した膣口が具合良くなった感じを受けた弟は、愛液を垂れさせつつ指を抜いてから阿求の脚の間へ下半身を入れようと動く。
しかし、ここで珍しく兄が待ったを掛ける。
興奮で思考が一直線だった弟も、理性が少しだけ戻った。
「な、何? お兄ちゃん」
「俺が先に入れたい!」
「えぇ~……」
いつもなら弟に譲る場面だが、今回は兄の性欲も限界に近いらしく、表情からは決意が見え隠れしている。
当然弟は渋り、その感情は落ちる肩で明確になっていた。
「ん……。じゃ~、じゃんけんで決めようよ!」
「そうだな!」
「絶対僕が阿求さんを妊娠させるんだからね!」
「いや! 俺が妊娠させるんだ!」
「んふぁ~……?」
股間の性感体をイジられた阿求は、ただでさえ正常に認識できない言葉を完全に理解できていない。
雄の本能を全面に出した兄と弟の、初めてと言っても良い戦いをじゃんけんで繰り返される。
双子特有の共有感で、あいこが続くも結果的に弟が勝利した。
「やった!!」
「くっそ~……!」
素直に負けを認めた兄は引き下がり、弟は嬉しさを隠さずに愛液を吸って濃い黒色になったショーツを脱がせ、阿求の脚の間へ腰を差し入れる。
蟹股の股間は綺麗な、しかし愛液で濡れて卑猥極まりない姿を弟へ晒す。
下腹部では陰毛の存在が全くなく、腹から綺麗な肌が続いていた。
子供特有の微妙な凹凸が幼さに拍車を掛け、大陰唇の肉厚さは脚を広げられても変わらない。
広がった秘裂の中では充血した小陰唇が厚みを増し、淫核が包皮から顔を出しきっている。
卑猥な光沢を纏っているのは一目瞭然だが、何よりもショーツから解放された性的な匂いが弟の本能を刺激して止まない。
膣口から愛液が絶えず漏れ出し、秘裂を通って尻の谷間へ消えていく。
弟もそそくさとズボンを脱いで陰茎を取り出すと、垂直に立つ陰茎を膣口へ向けた。
「んくっ……!」
挿入する時は興奮で生唾を飲み込んでしまう。
腰を徐々に近付ける程、秘裂から立ち込める熱気が強くなる気がした。
鈴口からカウパー液が漏れ出すも、垂れてしまう前に秘裂の中へ亀頭が食い込む。
「んっ!」
「んふぁっ! 暖かい!」
張った亀頭は敏感に秘裂の中の体温を弟へ送る。
高まった性欲は無意識に腰を押し進め、鈴口は愛液を垂れ流す膣口へ食い込んでいく。
「んぐぅ……!」
「あぁ……! 気持ちいい!!」
処女の膣口は狭く、指二本を辛うじて飲み込んでいた締め付けを存分に亀頭へ返した。
滑る愛液のお陰で膣口は亀頭の肌を擦り、大きな快感を送る。
鈴口に感じていた膣内の熱さと締め付けの強さが、腰を前へ進めるごとに亀頭の表面へ広がっていく。
乾いていた肌には大陰唇の内側で愛液が塗られ、滑りが加えられた状態で熱く締め付ける膣口へ挿入される。
鈴口が通り過ぎればすぐに膣壁が圧迫を加え、ヒダは形を変えながら亀頭の形に広がっていく。
「んぐぅ……。レミリアさん、みたいに締まるぅ……!」
「ぐぅ……!」
狭い膣口を、カサの増した亀頭に沿って拡張される阿求が苦悶の表情を浮かべた。
体格が双子に近い上、処女である事も合わさって挿入にかなり時間が掛かっているようにも見える。
少しでも油断すれば、固くなっている筈の陰茎でさえ横へ反れてしまいそうで、弟の腰の動きは実にゆっくりだった。
早く自分も犯したいと思っている兄は、半分露出している巨乳を掴むと阿求の腰の位置を微妙に調整させる。
「んんぅ!!」
下半身の自重が加わり、挿入される陰茎は安定して膣壁を広げていく。
亀頭の独特な形に添って広がる膣口は左右に押し退けられる大陰唇の下に隠れ、卑猥な変形をしていった。
愛液の暖かさと大陰唇の柔らかさを受けながら、カリが徐々に膣内へ消えていく。
「んくぅ!!」
ほぼ限界まで拡張された膣口がカリを飲み込んだ瞬間、阿求は顎を上げて快感に耐える。
亀頭が完全に膣内へ進入すると、強すぎると言っても過言ではない締め付けが襲ってきた。
「うわぁ……! し、締まる……!」
鈴口の先には亀頭を這い回るヒダと違った感触があり、弟は経験から処女膜であると、快感に染まった思考の端で考える。
進入を拒む最後の砦でもあるが、小さな体格もあって締め付け自体が奥へ行く障害となっていた。
「ん、んんっ!!」
胸と違って成熟していない膣内は、異物で、しかも年齢的に考えれば太く大きな陰茎を受け付けない。
奥へ進めようとしても、愛液があろうが困難は目に見えていた。
兄も弟の補助をしているが、なかなか陰茎へ向かって沈まない阿求の腰を見て、快感で身体を解そうと手を動かし始める。
弟も亀頭から下が入らない状況にやきもきし、半ば無意識に広げられた脚の間、股間へ手が伸びた。
「あひゃぁっ!?」
向かった先は剥き出しになっていた淫核。
触れた途端に激しい快感が阿求の身体の中心を流れ、固まっていた膣壁が解れ始める。
指が淫核を摘み、捏ね回すと阿求の腰が跳ねて陰茎が微妙に出し入れされた。
下半身の自重と重力、そこへ合わさった上下運動の反動が入り切れていない竿の部分を飲み込んでいく。
「ひっ!? ひぅっ!?」
上半身を愛撫する兄も負けず劣らず、乳首を優しく撫で回しては摘み上げる。
愛撫を股間と胸に受け、阿求の小さな身体はうねった。
加えて兄は上半身を屈ませ、先ほど面白い程に反応を見せた耳へ舌を這わせる。
耳たぶを唇で甘噛みを繰り返し、舌先でも耳の穴を舐め回した。
「んくはぁっ!?」
性感体である箇所を一度に何度も刺激された所為で、反射的に緊張していた阿求の身体から力が抜けていく。
同時に締め付けが強すぎた膣壁も心なしか緩み、膣内に挿入される速度が僅かに速くなる。
狭さ故に、大陰唇が竿と共に膣内へ巻き込まれていった。
鈴口では処女膜を奥へ押し伸ばす感覚があり、弟の興奮が高まる。
「よいしょ……っと!」
「んぐぁっ!?」
そして破られる最後の砦。
破瓜の痛みは狭い膣内を更に締め付けさせ、奥へ進もうとする陰茎を拒む。
それでも自重と腰の力によって突き進む亀頭は、愛液を纏うヒダを掻き分けていった。
膣内に陰茎が入り込んでいけば、胎内を占領していく過程で中を満たしていた愛液が膣口の僅かな隙間から逆流してくる。
その中には破瓜の証である赤い血が混じっていた。
愛液と合わさった所為で薄くなっているが、鈴口から感じた感触と共に確実な証拠として現れる。
「やった! うっ! 阿求さん、やっぱり初めてだったんだ!」
「むぅ~……」
強い締め付けを受け、竿までもヒダに舐められる快感を受ける弟は喜びを隠さない。
膣壁が締め付ける事で陰茎との間に挟まれたヒダは蠢き、亀頭を舐めながらも奥へ進む程に広げられていく。
イジられる淫核と揉まれる胸、舐められる耳からの快感で解れてはいるが未だ固さを残す膣内。
元々の小さな体格由来の締め付けがあるものの、胎内特有の柔軟さで陰茎の形へ変えられていく。
徐々に奥へ進めば亀頭を舐めるヒダの感触も一層狭くなっていき、最奥が近い事を察知させた。
阿求の処女を奪って上機嫌に快感で表情を緩ませる弟を見て、兄は好きな人を取られたような嫉妬心が沸き上がらせる。
「くっそ~……! 早く交代してくれよ!」
「うっく……! まだ出して無いから、んっ! 駄目!」
挿入している途中で、まだ終わっていないのを知りつつも交代を急かす兄。
弟も陰茎からの快感で作り出される精液が増えるのを朧気に感じ、性欲に思考が支配されていくままに身を任せ始める。
余りにも気持ちよさそうな弟の表情を見て、兄は鬱憤を晴らすように半分露出していた巨乳を丸出しにさせた。
室内とは言え、明るい場所に曝け出された胸は大きくたわみながら全貌を表す。
「えい!」
「んくぁっ!?」
尖り切った乳首を摘まれた阿求は、恥ずかし気もなく嬌声を上げた。
ビリビリとした快感が胸から身体へ走り、脳を焦がす。
乳首だけではなく、巨乳自体も乱暴気味に揉まれれば、破瓜の痛みは急速に消えていった。
喘ぎ声を出し始める唇は半開きになって、小さな舌が可愛らしくはみ出す。
兄はせめてもの独占欲を発揮し、阿求の唇を奪った。
「んむっ!」
「んん~!!」
半開きになっていた可憐な唇を兄の舌がこじ開け、口内へ進入させる。
顔を少し斜めにして深く唇同士を合わせれば、潤いが十分にある肌が互いに吸い付いた。
兄の舌は阿求の舌へ絡み付き、口内を縦横無尽に陵辱していく。
歯を裏側から舐め、頬を内側から押す。
阿求が飲んだ茶の味が感じられ、舌の腹を互いに押し付け合った。
ザラザラした感触を味わいつつ、兄は重力に従って自分の唾液が阿求の口内へ入っていくのを感じる。
「んく……」
舌の付け根まで流れた唾液を反射的に飲み込む阿求。
深く合わさっても微妙に動く唇は唾液を阿求の頬へ垂れさせ、既に唾液で濡れている耳へ伝わった。
同じような大きさの舌が互いに引っ張り合い、唾液はより混ざり合う。
乳首も同時にイジられている状況で快感も高まっているので、兄の口内へ嬌声が直接入り込んでいった。
「んむぁっ! あぁ!!」
下半身では陰茎がやっと膣内の最奥まで到達して、子宮口を突き上げる。
それでも竿の根本が余っているので、弟は細い腰を掴んで押し込んだ。
「あっ!? んくぁっ!!」
「あうぅ……。締まるぅ!!」
子宮を亀頭の形に凹ませる膣内であっても、淫核からの刺激で快感が苦痛を越えた。
処女だった膣内は最奥まで陰茎で拡張され、溜まっていた愛液は膣口を通って逆流する。
愛液の滑りが追加されれば、最奥に入れたままでも腰が動いてしまった。
「んふぅっ!!」
「うくぅ……!」
子宮口を鈴口で撫でられている上に、子宮その物を変形させる感覚は膣内の最奥にあるボルチオ性感体を直撃する。
身体の各所から快感を追加される阿求は、強すぎる刺激で涙さえ流し始めた。
「んふぁっ。早く変わってくれよ!」
「んっ! わ、かった!」
「ひゃぅっ!!!」
深いキスから顔を上げた兄が、腰を動かさずに陰茎からの刺激に浸る弟を急かす。
口を解放された阿求の嬌声を聞きながら、言葉を受けた弟は腰を動かし始めた。
「ふぁ!!」
塞がれる事のない快楽を多分に含んだ声が、阿求の部屋で響く。
弟が腰を引くと同時に阿求の腰も持ち上げ、陰茎を抜いていけば、竿に粘着く愛液が鈍い光沢で光を反射する。
強い締め付けなので陰茎が抜けていけばカリでヒダを引っ掻かれ、膣内からの快感を強く意識させた。
「あぁーぅ!!」
「んん!!」
弟が腰を引く程に膣口は秘裂からはみ出して狭さを見せつける。
ヒダの間に溜まっていた愛液でさえ、カリによって掻き出された。
胎内から異物が消えていく代わりに、子宮口が引っ張られる感覚が阿求を襲う。
決して不快ではなく、逆に性器の中を掻き回されている実感を強く意識させた。
一度拡張された膣壁は、鈴口が通り過ぎた瞬間に壁となって立ち塞がる。
鈴口から漏れ出すカウパー液も締まるヒダに絡み取られ、愛液と混じって卑猥な粘度を高めた。
ヌチャリと粘液が掻き混ぜられる音が聞こえても、弟は腰の動きを止めない。
膣口から抜かれる竿がカリの付け根まで来ると、一旦動きを止めてから力を込めて突き上げる。
「んっ!」
「んぐぁっ!?」
子宮の形が変わる力で膣内を陰茎が突き進み、完全に締まっていた膣壁を再び拡張した。
根本まで無理矢理膣内に納めきると、今度は動きを止めずに腰を引く。
「あひぁっ!?」
素早い速さで変化を受ければ、自然と嬌声は大きくなった。
繰り返し腰を引き、そして突き上げて本格的に阿求を犯していく弟。
最奥を突かれる阿求には大きな快感が、まさしく身体の中心を突き抜ける。
快感で焦げた思考は正常な働きを放棄してしまい、ひたすら身体から受ける気持ち良さに翻弄された。
激しく上下に動く下半身の反動が上半身へ伝わり、兄に揉まれている巨乳を揺らす。
陰茎の出し入れが繰り返されると、愛液に空気が混じって白く濁っていく。
ヒダもカリで翻弄され、子宮口を突き上げられる刺激と共に大きな快感となって阿求を攻め立てた。
「ん! はぁっ!! あぁ!!」
喘ぎ声を上げる阿求の後頭部は兄の陰茎が下から支え、滲み出るカウパー液がズボン越しに紫がかった髪を濡らす。
しかも弟が激しく腰を動かす所為で小さな身体が揺れ動き、丁度後頭部で亀頭を擦る形になっていた。
巨乳と股間を丸出しにしながら、快楽に表情を歪める姿を見続ける兄の興奮は溜まりに溜まっていく。
「は、早く……!」
「ん! 分かってる……!! うぅ!!」
「ひっ! はぁっ! ぅん!!」
急かされる弟も思考を快感に犯され、陰茎からの気持ち良さを更に求めて腰の動きを速めていった。
激しさを増す突き上げは阿求の子宮口を奥へ押し込め、最奥にあるボルチオ性感体を何度も何度も刺激する。
「ひぐっ! んくぅっ! あひゃぁ!!」
嬌声を吐き出す口元から抑えきれなくなった唾液が一筋、快楽で真っ赤に染まった頬を流れた。
解れた髪も汗ばむ頬に張り付き、幼い顔へ妖艶な色気を追加する。
腰の速度が増していけば、快感で陰茎も太く固く、反り立つ力さえも強くなった。
腹を内側から押される阿求も膣壁を亀頭で強く圧迫され、激しく悶える。
今まで弟にされるがままだった腰も、強くなり過ぎている快感から逃れるようにうねり始めた。
「はぅ!? お腹の中が……!?」
「んくあぁ!!」
亀頭から竿の根本まで、入り込めば絞るように締め付けてくる膣壁。
抜けばヒダが流れるように竿からカリへ、そして亀頭の形に添って鈴口へ流れていく。
快感を増加させる程に濃くなる愛液とカウパー液が混じり合い、膣内で掻き混ぜられた。
粘度が高まるにつれて増大する快感が、陰茎を小刻みに痙攣させる。
「あっ! はぅ!! うくぅ!!」
「ひっ! んぅっ! んふぁっ!!」
近くなる絶頂の予感を受け、弟の動きが徐々に乱暴さを増していく。
激しく子宮口を突かれる阿求も膣壁を痙攣させ、小さく潮を吹き始めた。
膣口が竿を小刻みに締め付け、射精へ導いていく。
充血して熱くなった膣内でもヒダが亀頭を丸ごと包み、どれだけ動こうとも舐め回し続けた。
「うくぅ!! 出る~!!」
「ひゃぅ!? んくぁっ!!」
尿道の根本まで精液が上がってくる感覚を受け、弟は快感に痺れる腰を一気に阿求の股間へ突き入れる。
そして腰を止めると、高まっていた快感を解放した。
「んあぁーー!!?」
子宮口へ食い込んだ鈴口から熱い精液が吐き出され、膣内を最奥から汚す。
阿求も高められた快感を、膣内に突如として現れた熱い体液が切っ掛けで激しい絶頂へと昇華させた。
弟に翻弄されていた腰は、阿求の消えかかった意志を無視して上下に痙攣を繰り返す。
秘裂から壮大に潮が吹き出し、弟の下腹部を濡らした。
「あふぁ! 出てる~……」
「あ! ひゃぅっ!!」
吐き出される精液が子宮口を押し上げている鈴口から、子宮内部へ進入していく。
膣内の最奥で熱い体液が固まりとなって溜まり、すぐに限界を超えてヒダの間を縫って膣口へ流れ始めた。
「あ、あぁ……!」
「ふぁ……!」
吐き出される精液の勢いは衰える事を知らず、次々と新しいものを痙攣と共に子宮口へ吐き出す。
膣壁も阿求の絶頂で強く締め付けを繰り返しており、ヒダが奥へ精液を導こうと蠢いた。
体格的に狭い膣内では追加されていく精液の量を留めきれず、粘液が胎内を這って外へ向かっていく感覚が阿求の絶頂を大きくさせる。
激しい快感を解放させた膣壁は上下に震える陰茎を圧迫し、刺激を追加して射精を促す。
広く張り出したカリの裏側も隙間無くヒダが舐めていき、その隙間を精液が流れていった。
「あ、あぅ……」
「あぁ……」
竿を咥え込む膣口から愛液諸共精液が逆流してくる頃には、射精も落ち着き始める。
制限無く吐き出されるかと思われた精液も、尿道を駆け上がる勢いが最高潮を迎えた後には急速に衰えていった。
絶頂に達した阿求は、収まる快感と共に意識を消していき、やがて完全に身体から力が抜けてしまう。
陰茎を締め付けていた膣壁も緩み、逆流する二人分の体液が膣口から勢い良く漏れ出した。
「ふぅ……。気持ち良かった!」
「……」
満足気に息を吐き出した弟は、力が消えて柔らかくなった陰茎を抜いていく。
多少緩んでも未だに締め付ける膣口は竿を凹ませるが、逆流する体液は阻止できていない。
完全に弟が陰茎を抜ききると、締め付けを発揮した膣口はキュッと狭まった。
それでも阿求の呼吸する間隔で、精液と愛液は漏れ出す量を増減させる。
亀頭と膣口には濃い体液の橋を造り、日の光を得て白く輝いていた。
「終わったのなら、早く変わってくれよ!」
「うん! 良いよ!」
溜まった性欲を存分に阿求の膣内へ吐き出した弟が、兄の要望を上機嫌に受け入れる。
そそくさと蟹股にされた脚の間から身体を動かし、場所を空けた。
兄も入れ替わるように阿求の頭から移動して、弟が居た場所へ陣取る。
カウパー液が滲むズボンを脱いで反り立つ陰茎を取り出すと、精液と愛液が逆流する膣口へ亀頭を合わせた。
(後半へ続く)
新年になったので現状報告
まずは、皆さん、新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い致します!
……喪中だけど。
そんな訳で毎年恒例の今年の目標を掲げたいと思います。
△
まずは依頼小説を、いつも以上に頑張る!
と言うのも、去年の後半三カ月は酷かった。
毎月一日に「まだ三十日もあるわ~(ハナホジー」
って、調子に乗ってたら、いつの間にか月末になってて結局依頼小説が完成しなかったのです……。
なので、今年は調子に乗らず、頑張って依頼小説を消化していきたいと思う所存!
もう一つは、出来れば依頼小説を半年以内に消化し終わりたいな、と。
こっちはあくまで希望的観測。
私が自分で期限を決めて、守れた試しなんてないですからね。
あくまで希望です。
遅れても今年中には完遂したいと思います。
流石にそれ以上待たせるのは、依頼主様に対しても不誠実でしょうからね。
△
後は~っと……。
心身共に健康に過ごしたいな。
今年も何卒よろしくお願い致します!
……喪中だけど。
そんな訳で毎年恒例の今年の目標を掲げたいと思います。
△
まずは依頼小説を、いつも以上に頑張る!
と言うのも、去年の後半三カ月は酷かった。
毎月一日に「まだ三十日もあるわ~(ハナホジー」
って、調子に乗ってたら、いつの間にか月末になってて結局依頼小説が完成しなかったのです……。
なので、今年は調子に乗らず、頑張って依頼小説を消化していきたいと思う所存!
もう一つは、出来れば依頼小説を半年以内に消化し終わりたいな、と。
こっちはあくまで希望的観測。
私が自分で期限を決めて、守れた試しなんてないですからね。
あくまで希望です。
遅れても今年中には完遂したいと思います。
流石にそれ以上待たせるのは、依頼主様に対しても不誠実でしょうからね。
△
後は~っと……。
心身共に健康に過ごしたいな。
12月になってしまったので現状報告
自分で言った事を実行できないなんて最低~。
……もちろん私の事ですよ?
くそう……、先月は3つ小説を更新する予定だったのに!
なんか最近執筆スピードが著しく落ちている気がします。
そんな訳で私です。
△
今月は先月書ききれなかった東方を更新したいと思います。
勿論、納品した後に!
後は、どうかな……?
最近の傾向を見るに2つ目の小説は更新できそうにない。
出来る限り努力をしよう、と思います!
年末ですしね!
うぐぐ~……。
しかし無念だなぁ。
でも、頑張る。
△
今月はこんな感じです。
多分、目標は達成できる筈!
自分を信じれば空をも飛べる筈!
……もちろん私の事ですよ?
くそう……、先月は3つ小説を更新する予定だったのに!
なんか最近執筆スピードが著しく落ちている気がします。
そんな訳で私です。
△
今月は先月書ききれなかった東方を更新したいと思います。
勿論、納品した後に!
後は、どうかな……?
最近の傾向を見るに2つ目の小説は更新できそうにない。
出来る限り努力をしよう、と思います!
年末ですしね!
うぐぐ~……。
しかし無念だなぁ。
でも、頑張る。
△
今月はこんな感じです。
多分、目標は達成できる筈!
自分を信じれば空をも飛べる筈!
落第騎士の英雄譚 ステラ・ヴァーミリオン:操り人形化(おまけ
原作通りのイベントがあって数時間後。
俺は主人公から一瞬だけ離れた隙を狙ってステラに接触した。
「ステラ・ヴァーミリオン様!」
「あら、あなたは……」
ステラに取っては寮の玄関以来の再会である。
実質的には案内を放棄して行方をくらました相手であるが、表情を見る限り、余り詳しく覚えられていないようだった。
もしかして原作イベントの印象が強すぎて、俺のような如何にもモブキャラは印象に残らないのかもしれない。
何にせよ、悪い感じには捉えられていない雰囲気なので、ここは素知らぬ顔でステラへ近付こう。
「あの、試合見てました……」
「あら、そうなの……」
原作通りに主人公と試合をし、敗北したのだがステラには落ち込んだ様子はない。
意外にも残念そうな感じは受け取れないので、慰めるのは違う気がする。
仕方なく、俺は素直な感想を言う事でステラへ自然な動作で触れる流れを作ろうと思った。
「残念な結果でしたけど、参考になりました! 握手してください!!」
「まぁ、思っても見なかった結果だったけど、参考になったのなら貴方にとって価値のある戦いだったって事かしら?」
苦笑いを浮かべるステラは、俺の差し出した手へ至極当然のように応えてくる。
その瞬間、堅い意志を浮かべていた綺麗な眼は、一気に生気を無くしていった。
「……あ」
「ふぅ……。後は」
今居る場所は寮へ続く廊下なので、人目に付かない場所へ移動する必要がある。
とは言え、そんな都合良く部屋が空いている訳でもなく、俺は眼に入った男子トイレへステラを伴って連れ込んだ。
「ここなら安心だろう」
「……」
ステラが負けた衝撃は学校内に少なくない混乱を与え、ただでさえ人の往来が少ない廊下は完全に無人。
その中でこの男子トイレは一種のデッドスペースと言えた。
ここなら誰にも邪魔されず、ステラの身体を味わえる筈だ。
朝に解消した性欲は既に回復しており、意志を感じさせない操り人形状態のステラを見ているだけで陰茎は固くなりつつある。
トイレの個室にステラを誘導させた俺は、扉の内鍵を閉じて完全な密室を作り出した。
まぁ、上が開いているので進入しようとすれば出来るのだが……。
しかしここなら多少音が響いても誰かが気付く可能性は殆どないので、俺が好き勝手に出来る訳だ。
「ステラ、スカートを持ち上げるんだ」
「……はい」
無感情の返事を返してきたステラは、命令通りにスカートを持ち上げる。
中からは股間を覆うショーツが現れ、トイレの個室で下半身を露出する非日常的な光景に興奮が高まった。
股間の隙間では盛り上がった大陰唇がショーツのクロッチを盛り上げ、卑猥な膨らみを見せている。
恐る恐る手を伸ばした俺は、指先で軽く大陰唇を下から押し上げてみた。
「……おぉ!」
「……」
柔らかい股間の肉に食い込んだ指は簡単に割れ目へ挟まれ、左右から生暖かい感触を押し当ててくる。
前後に動かせばショーツのクロッチごと大陰唇が前へ後ろへつられて動き、外観からして柔らかさを伝えてきた。
勿論、指に感じる抵抗も優しく包まれており、一回動かすとしっかりと付いてくる。
何度か指を往復させると淫核の包皮がショーツの膨らみを作り出し、摘みやすそうな外見に変化し始めた。
俺は目敏く少ない変化を見つけ、秘裂を往復させる手はそのままに、自由になっていた方の指で淫核を摘んだ。
「……」
強い性感体である淫核を包皮の上から摘まれてしまえば、操り人形状態であっても腰は敏感に反応を返す。
淫核が摘まれた刺激はステラの腰を大きくビクンと跳ねさせ、摘む指が動く度に小さく震えた。
秘裂を往復する指では徐々に粘液の感触が出てきており、快感によって愛液の分泌が始まったのが一目瞭然。
黒いショーツのクロッチは愛液で滑りを得て、指が動かしやすくなってくる。
挟んでくる大陰唇も心なしか熱さを増していき、今では軽く小陰唇が存在感を増してきた気がした。
俺が少し身体を曲げてステラの股間を覗き込むと、秘裂を往復する指の両端ではショーツの色が濃さを増しているのが確認できる。
愛液が分泌される程に匂いも漂ってきて、俺の興奮は更に持ち上げられた。
秘裂と淫核をイジっていた両手を離してから、ショーツのウエスト部分に指を掛けた俺は一気に足首まで引き下ろす。
「……!」
「……」
再び現れたステラの性器は相変わらず美しく、同時に陰毛が無い所為で何処か幼い印象を受けた。
淫核と小陰唇は秘裂への刺激によって多少ははみ出してはいるものの、それを踏まえても幼さが勝ってる。
「ステラ、片足を上げるんだ」
「……はい」
足首に掛かっていたショーツを完全に脱がせる為、新たな命令を下す。
ステラも自我がないので何の躊躇もなく、スカートを自分で持ち上げながら片足を上げた。
脚の動作で柔らかな大陰唇も形を変えてしまい、割れ目を卑猥に変形させる。
俺の視線はステラの股間に固定させられながら、片足からショーツを取り去った。
ここまで来れば女の子らしい綺麗な脚は解放されたも同然なので、俺は更なる命令を下す。
「ステラ、便器の蓋の上に座って脚を広げろ」
「……はい」
相変わらず感情を感じさせない返事を返すステラは、開いていた洋式便器の蓋を閉じるとその上に座った。
そして綺麗で長い脚を惜しげもなく左右へ広げ、股間を曝け出す。
両足を開いた所為で中心にある大陰唇は僅かに広がってしまい、小さく開閉を繰り返す膣口さえも確認できた。
少量の愛液は股間の影に隠れていても卑猥な光沢を得ており、左右に開いた大陰唇同士を体液の糸で繋いでいる。
顔を近付ければステラの体臭が濃く感じられ、陰茎の興奮はより大きくなった。
淫核は未だ包皮を被っていても、少しだけ姿が見えている。
小陰唇も興奮を溜めているらしく、厚みを増して愛液に濡れていた。
俺は溜まりきった興奮を解放する為に、窮屈そうにズボンの中で存在を主張している陰茎を解放する。
「よ、よし。ステラ、膝を抱えて後ろのタンクに体重を預けるんだ!」
「……はい」
命令通りにトイレの貯水タンクへ背中を預けたステラは、膝下に手を回して胸の横へ抱え込む。
巨乳は膝で左右から押されて前方へ突き出し、制服の中心に大きな谷間を作った。
完全に露出した股間は秘裂を更に開き、先ほどよりもハッキリ淫核に小陰唇、愛液を滲ませる膣口を晒す。
ステラの準備が整ったのを確認し、反り立つ陰茎を水平にして亀頭を膣口へ標準を合わせた。
「ごく……」
「……」
今朝犯したとは言え、再びあの快感を思い出すと生唾を飲んでしまう。
期待に震える亀頭は鈴口からカウパー液を滲ませ、トイレの床へ滴り落ちた。
鈴口が開かれた秘裂へ接触すると、生暖かい柔らかな感触が包んでくる。
処女を失った所為で膣口は思いの外締め付けは強くなく、しかし拒絶を現しているような雰囲気は感じない。
亀頭に纒わり付く膣口は今朝進入してきた異物に反応して、すぐに吸い付いてくる。
「おふっ!」
「……」
一度拡張した膣口は少し抵抗しながらも亀頭を迎え入れてくれた。
鈴口からカリまで独特の形に沿って広がり、進入していく端から愛液に濡れるヒダが舐め回してくる。
陰茎からの快感で自然と前へ進む腰は、一度拡張した膣内を再び広げた。
代わりに受ける圧迫感は大きく、精神的な高揚もあって精液は濃さを増す。
心なしか重くなった睾丸を抱えて、カリで膣内を広げながらへ進入させた。
「うっ、く……!!」
「……」
股間に突き刺さる陰茎へ視線を下ろすステラは、何も感じていない様子。
ステラの白い下腹部には陰茎が進入していく程に、股間からヘソへ向けて盛り上がった影が進んでいく。
亀頭では未だ処女の締め付けを残す膣壁が表面を滑り、奥へ行く程に圧迫は強くなってきた。
陰茎がステラの最奥を目指せば竿も順調に膣口を潜り抜け、大陰唇は卑猥な形で丸く広げられている。
進入を続けると鈴口が子宮口を突き上げ、最奥まで陰茎が占領した。
「うっ、ふぅ……ぅっ!!」
「……」
熱い膣内は陰茎を受け入れて蠢き、ヒダは愛おしむように舐め回してくる。
鈴口から滲むカウパー液は追加され続ける快感で量を増し、愛液に濡れていた子宮口を汚す。
再び受け入れた他人の体液を敏感に感じ取った子宮口は、膣壁を強く収縮させる事によって反応を見せた。
自然と陰茎へ押し付けられる形となったヒダは上下左右へ蠢き、腰を動かしていないにも拘わらず俺へ快感を送ってくる。
僅かに上下する陰茎は子宮口を擦り、その刺激がやはり快感となって俺を襲う。
下腹部とステラの股間が密着した状態から、腰を引いて陰茎を抜いていく。
「ぅん……!!」
「……」
カリは押し付けられるヒダを削りながら膣内で掻き混ぜ、鈴口に向かって締まっていった。
漏れ出ているカウパー液が舐め取られると、蠢く膣壁によって胎内で撹拌される。
秘裂から膣口をはみ出させながら陰茎が出てくる毎に、快感が増大していった。
カリが膣口から顔を見せる程度まで腰を引き、今度は押し込んでいく。
広げられた膣内は最初よりもアッサリと陰茎を受け入れ、満たされていった。
再び異物を受け入れた所為で溢れる愛液は便器の蓋を濡らす。
「うぅ……!」
「……」
拡張される膣壁は亀頭を簡単に迎え入れ、すぐに子宮口を押し上げた。
最奥まで挿入しきった俺は即座に腰を引いて陰茎を引き出す。
最初よりも速度を付けて動けば、カリに掛かるヒダの抵抗がより鮮明に受け取れ、自然と腰の動きが速くなる。
挿入を繰り返す程に愛液は周辺に飛び散り、グチョグチョと卑猥な音を股間から響かせた。
俺の下腹部はステラの股間に幾度と無く衝突し、大陰唇さえも平たく形を変える。
連続して膣内を最奥まで刺激されればステラの身体も性感を溜め込み、膝を抱えて持ち上がった腰が痙攣し始めた。
子宮口を打ち上げられるステラは、無表情を保ちながらも受け止めきれなかった反動が身体全体を揺らす。
当然ながら膝を抱えていても巨乳は上下に大きく揺れ、実に重そうな感じを出していた。
燃えるような赤い髪も股間を打ち上げられる間隔で、シャンプーの匂いとステラ自身の良い香りを漂わせてくる。
体勢の関係で下から来る匂いは俺の鼻孔を刺激して、陰茎からの快感も相まって興奮を後押ししてきた。
睾丸から上がってくる精液は尿道の根本で爆発しそうになりつつあり、陰茎も俺の意志を無視して痙攣を始める。
「うっ、くぅっ!!」
「……」
快感で腰の動きを速くさせながら、与えられる快感に翻弄される膣内を掻き回す。
絶頂へ向けて高まり続ける興奮は亀頭を固く張らせ、竿が反り立つ力を大きくさせた。
カリはステラの腹側の膣壁を強く削り、ヒダの奥に隠れたGスポットさえも引っ掻く。
「んっ! くぅ!!」
「……」
無表情で自分の股間を見つめながら腰を痙攣させるステラ。
秘裂からの潮は時折勢い良く噴出し、俺の股間を濡らす。
駄々漏れになってきた愛液を広くなったカリで引き出し、ヒダの合間に残っていたものさえも残らず絞り出さん勢いだった。
腰が速度を上げ、ヒダをカリで翻弄し、亀頭は大きな快感を受ける。
絶頂間近の膣内が繰り返す痙攣を陰茎で受け取る俺は、射精の欲求に耐えながら腰を速く動かしてステラを限界まで快感責めにした。
「くぅ! で、出る……!」
「……」
膣内の痙攣と共に、陰茎もカウパー液を吐き出しながら小刻みに痙攣を始めると、俺の思考は急速に白く染まっていく。
そして止めとばかりに腰を勢い良く打ち付けて動きを止め、鈴口に子宮口を感じながら股間で溜まっていた精液を解放した。
「くはっ!!」
「……」
激しい濁流となって吐き出される精液は再び子宮口を汚し、膣内の最奥に熱い体液を感じたステラの身体は絶頂へ達する。
「ぅおっ!?」
「……」
射精と同時に絶頂へ達した膣内は激しい締め付けを陰茎へ返し、最大まで高まった快感を更に押し上げてきた。
精液が膣内に流れ込んで行く毎にステラの腰は激しい痙攣を繰り返して、密着している俺の股間に潮を噴き出す。
陰茎の痙攣は膣壁の締め付けを受けてもヒダの合間を縫って動き回った。
柔らかなヒダは陰茎の動きに合わせて形を変え、柔らかく精液を受け取る。
鈴口に密着した子宮口では吐き出される精液を擦り付けられ、溜まっていくものが最奥を僅かに膨らませた。
膣内の最奥から精液を補充されて愛液と混じり、隙間無く竿を圧迫している膣口から混合した体液が逆流してくる。
「うくぅ……!」
「……」
痙攣する膣壁から緊張が失われていくと、陰茎も精液の勢いが徐々に弱くなっていく。
逆流した精液は便器の蓋を大いに汚し、独特の匂いを発していた。
射精が終わって陰茎からも力が抜けていく感じを受けた俺は、ゆっくりと腰を引いていく。
「んんっ!!」
「……」
僅かながらに絶頂の余韻を残す膣口で、尿道に残っていた精液をステラの膣内に残しながら腰を更に引けば、体液に濡れた竿が姿を現す。
興奮して熱くなった膣内から陰茎を出すと、濡れた所為もあって外気が冷たく感じた。
張りが無くなったカリでは、もはやヒダを引っ掻く力さえ無くなり、鈴口の前で強い締め付けを発揮していた膣壁も僅かに隙間を感じさせる。
絶頂が過ぎて快感の余韻に浸る膣内は思い出したように締め付けるだけで、出て行く陰茎を引き留めようとはしてこなかった。
最後には膣口から亀頭が姿を現し、完全に膣内から陰茎を抜ききる。
「ふぅ……」
「……」
無表情を保つステラはジッと見つめていた股間から視線を上げ、俺の顔を見てきた。
陰茎は反り立つ力が無いのでだらしなく下を向き、鈴口から精液の名残を垂れさせている。
ある意味蓋を失った膣口からは精液と愛液が逆流して来ており、便器の蓋を更に汚した。
「さてと……」
性欲を発散させて冷静な思考を取り戻した俺は、備え付けのトイレットペーパーで自分の股間を拭き取りに掛かる。
「ステラ、膝はもう抱えなくても良いから、自分で濡れた股間を綺麗にするんだ」
「……はい」
陰茎と股間周辺を拭き取る最中、ちらりと見たステラの股間の惨状に後始末が面倒くさくなって命令を下してみた。
すると、ステラは俺の期待通りの動きを返し、黙々と精液と愛液が溢れる股間を綺麗にしていく。
大陰唇と秘裂の中は勿論の事、知らず知らずの内に濡れていたらしい尻の谷間まで、トイレットペーパーを動かしていった。
俺が先に股間を拭き終わり、ステラの動きを観察していると差程時間も掛からずに命令を終えたようだ。
「……ステラ、男子トイレを出ると正気に戻るからな」
「……はい」
ひとまず性欲で重かった腰が軽くなると、次なる問題は男子便所からステラ共々脱出する事だ。
先導しても良いのだが正気に戻った途端に俺が目の前に居ると、何故俺が居るのかを疑問に思うかもしれない。
なので、今回もステラを先にトイレから廊下へ移動させる。
「ステラ、トイレから出るんだ」
「……はい」
命令を受けたステラが扉の前に居る俺を横へ押し退け、個室から出ると真っ直ぐに男子トイレの出口へ向かっていく。
「……あら? ……また見知らぬ場所に」
トイレから出た瞬間、操り人形状態から正気に戻ったステラが辺りを軽く見回して自分の無意識の行動に疑問を持つ。
確かに気が付いたら他の場所に立っていた等、恐怖以外の何者でもないだろう。
「……まさか」
しかし元より精神が高潔なステラは恐怖を簡単に打ち破り、なにやら心当たりがある風な感じでそそくさと立ち去った。
俺もステラの後ろ姿をトイレから見送ると、廊下へ顔を出して再びステラの背中へ視線を送る。
「……俺の存在に気が付いた様子はないな」
ともあれ、ステラの心当たりは俺ではないと判明したので安心してトイレから出た。
「さ~て、次はどうやってステラを犯そうかなぁ?」
二度の経験は俺に自信を持たせ、このまま練習を続ければ能力の向上も見込める。
至れり尽くせりで怖いぐらいだが、原作知識を駆使して面倒事を主人公に任せながら、良い所だけ浚っていく事にしようと思う俺だった。
終わり
落第騎士の英雄譚 ステラ・ヴァーミリオン:操り人形化
「あ”~……」
寝起きで、ぼんやりした頭を使って考える。
もはや見慣れた寮の天井を見ながら、この世界に転成してから十数年を。
気が付いたら新しい世界に来ていた俺は、最初こそ前世と同じ世界に生まれ変わったと思っていた。
しかし、その考えは高校へ入る頃になって打ち砕かれる。
いや、その前から違和感は色々あった。
やれ伐刀者やら、やれ破軍学園やら……。
思い当たる節はいくらでもあった。
そして決定的になったのは、<ステラ・ヴァーミリオン>の存在。
何気に破軍学園へ入学してすら往生際悪く、普通の世界だと思いこもうとしていた所にこの仕打ち。
前世で好きだったキャラが同じ破軍学園に入学してくるとのニュースの情報で、俺は遂にこの世界が『落第騎士の英雄譚』の世界であると認識した。
「……」
そのステラがテレビで笑顔を振りまいている映像を見ながら、寝起きで余り回らない頭を使って前世の知識を手繰り寄せる。
「っ!? 不味い!!」
原作ではチョロインの名を欲しいままにしたステラは、確か一話目から主人公に対して何かしらの好感を持っていた記憶があった。
最初こそ着替えを見られて険悪な雰囲気を漂わせていたステラと主人公だが、決闘を機に主人公に惚れるストーリーだった筈。
このままでは原作通りになってしまい、成績が平凡極まりない俺では近付く事も難しくなってしまうかもしれない。
そう考えた俺は急いで制服に着替えると、部屋を飛び出してステラが入る筈の寮の前へ陣取った。
日は高いので今は昼頃。
アニメでは確か学園に来て即座に寮へ入っている描写があったので、ここで待ちかまえているのが最善だろう。
しばらく待っていると、明らかな護送車と高級そうな車が敷地内に入ってきた。
「……あれか?」
寮の玄関先に止まったのは護送車に挟まれた車。
そのまま玄関に横付けすると、高級そうな車の中から燃えるような赤い髪をツインテールにした美少女が降りてきた。
豊満な胸に長い脚は短いスカートから伸びている。
原作で見たままの美しい少女は、運転手に言葉を掛けると真っ直ぐに寮の玄関へ向かっていく。
間に俺が立っているものの、何も無いかのように視線すら向けてこない。
実際、メインヒロインを目の前にすると余り動けないようで、素通りされたにも拘わらず、俺はただステラを見送るだけだった。
隣をステラが通ると良い香りが風に乗って漂い、鼻孔をくすぐる。
「……はっ!?」
っと、意識を回復させれば既に護送車と高級そうな車は去っていく光景で、俺は咄嗟に後ろを振り返った。
ステラは既に玄関の自動ドアを通り抜け、エントランスホールへ入っていく後ろ姿しか確認できない。
ここを逃しては主人公に一直線のルートに入ってしまうので、必死になって追いかけて声を掛けた。
「ステラ・ヴァーミリオン様!!」
「はい?」
大声で叫んだ甲斐もあって、ステラは足を止めて俺へ振り返る。
その拍子に大きな胸は一瞬だけ遅れ、たぷんと胴体に追いついた。
俺は立ち止まったステラに駆け寄ると、ステラはテレビで見せる微笑を浮かべて見てくる。
ちらりと後ろを見れば車は既に見えなくなっており、俺とステラは人気のないホールで向かい合っていた。
これはチャンスだと思い、俺に都合の良い嘘をステラへ吹き込む。
しかしステラも馬鹿ではないだろうと思うので、無難で有りそうな言葉を吹き込む事にした。
「あの、案内を頼まれましたので」
「あら、そうですか。それはありがとうございます」
あくまで営業用の笑顔と言葉遣いを崩さないステラ。
あっさり俺の言葉を信じたのは自分の実力を信じて疑わないからだろう。
もし俺が何かしようものなら呆気なく消し炭にされる。
それでも俺がステラに声を掛けたのは、必勝の能力を持っているからだ。
能力の名は『催眠術』
しかも古い導入など必要なく、直接肌を触れ合わせれば相手を催眠状態に出来る代物だ。
なので、俺はステラに紳士的な態度を取る必要があった。
「では、ステラ・ヴァーミリオン様、お手を……」
「あら、随分紳士ね」
正真正銘のお嬢様、っと言うか王女であるステラは、ごく当たり前そうに俺が差し出した手に手を乗せる。
その瞬間、俺は能力を発動させてステラを催眠状態へ落とす。
「あっ……」
俺と触れた瞬間、高い知性を見せていた眼から意志が消える。
問答無用で催眠状態へ落とされたステラは、手を力なく身体の横へ垂れさせて棒立ちになった。
このままでは人に見つかってしまうので、ホールから俺の部屋へ移動させる必要がある。
「ステラ、聞こえるか?」
「……はい」
「今から俺の後に付いてくるんだ」
「……はい」
無防備にふらふら身体を左右に揺らし、眼の焦点はどこにも合っていない。
そんなステラを後ろに付かせた俺は、周囲に人が居ない事を確認しつつ自分の部屋へ招き入れた。
「ここで待ってるんだ」
「……はい」
男臭い部屋の中に美少女が居るだけで、空気が変わる気がする。
ステラが部屋へ入ったのを確認してから、万が一にも備えて鍵とチェーンで扉を封鎖した。
これで邪魔者は入ってこない。
改めてステラの前に立ち、無遠慮に全身を視線で舐め回す。
「……ごく」
「……」
燃えるような赤い髪はツインテールで結ばれているが嫌みになっておらず、むしろステラの魅力を底上げしている気がした。
視線を下へ向ければ制服を大きく持ち上げる、明らかな巨乳。
細くくびれた腰は女の子らしく、かつ魅力溢れる肉付きをしている。
スカートの中から伸びる脚には黒のストッキングを履いており、色っぽさを演出していた。
上から下まで舐めるように視姦し、俺の手は自然と制服を持ち上げる胸へ向かう。
「……おぉ!!」
「……」
見た目通りの巨乳は指を簡単に食い込ませ、制服に皺を作った。
無表情のステラは胸を触られても反応せず、視線もどこか遠くへ向けたまま定まっていない。
普段テレビで見ていた時に感じた高貴な雰囲気は一切消し飛んでおり、無防備な姿がまた興奮を誘う。
薄い制服の上からでも厚いブラの感触が感じられ、その向こうで巨乳が柔らかさと重さを主張している。
指を食い込ませる度に形を容易に変え、ブラと制服に移った体温を受け取った。
「……柔らかい!!」
「……」
俺は両手を使ってステラの下から巨乳を蹂躙し、柔らかさと重さを楽しむ。
制服には皺が走り、中で籠もっていた女の子らしい良い匂いが襟元から漂ってきた。
巨乳は揉めば揉む程に弾力を増すものの、同時に解れてくる気さえしてくる。
ブラの中で形を変える巨乳が乳首を擦られると、反射ですぐに取っ掛かりが分かるようになってきた。
「……乳首が立ったのか?」
「……はい」
完全に独り言だったが、ステラは律儀に答えてくれる。
一旦手を離してみれば、確かに巨乳の頂点では胸の曲線からはみ出した膨らみが確認できた。
「……ごく」
「……」
普通なら完全に世界が違う高貴な存在であるステラの巨乳を揉み、あまつさえ乳首を立たせた興奮は計り知れない。
自然と生唾を飲み込んだ俺は、どこか達成感を感じながら次の目標へ視線を下ろす。
見た先は当然下半身。
と言うか、股間である。
短いスカートの中に隠れている神秘は外から無遠慮に見ても興奮を誘い、次の行動を思い浮かべるだけで俺の股間は熱くなった。
「……股間を触るからな!」
「……はい、どうぞ」
宣言を聞いたステラは俺が触りやすいようにしてくれたのか、腰を僅かに前へ出す。
そんな指示をした覚えはないが、ここは手間が省けたと言う事にしておこう。
俺の手はスカートから伸びる生の太股を触る。
「……さらさらだ!」
「……」
スカートとストッキングの間に見える生の太股は手触りが良く、いつまでも撫でられそうだった。
「……ん、ガーターストッキングか」
「……はい」
目立つ巨乳にばかり目が行っていたが、改めて触って確かめれば原作通りにガーターを履いている。
思った以上に色気のある履き物に、陰茎は反り立つばかり。
生の太股を触っている俺は、手を徐々に登らせていくと何気に体温が籠もったスカートの中へ進入していった。
「……暖かい」
「……」
さらさらの太股を登っていく手は、ストッキングを吊っているガーターに沿って隠されているショーツの感触へと辿り着く。
興奮の最高潮に居る俺はウエスト部分を撫で回し、そのショーツの腰の部分に指を掛けると、殆ど無意識に下ろしていった。
「はぁ、はぁ、はぁーー」
「……」
息を荒くしながら女の子のスカートの中へ手を突っ込み、ショーツを下ろそうとしている姿は明らかな変態である。
しかし止める者が居ない状態では、どんな変態行為でも許されるのだ。
そう免罪符を打ち、ショーツの確かな感触を感じながら手を下ろしていった。
スカートの中から出てきたのは、黒の大人っぽいショーツ。
「ほう……、随分色気のある下着だな」
「……」
ショーツのクロッチには僅かな愛液が残っており、蛍光灯の光を浴びて黒い色に卑猥な光沢を持たせている。
引き下げたショーツを完全に足首まで移動させた俺は、いよいよ秘された場所へ視線を移す。
いつ現れても良いように視線をステラの股間へ固定しながら、ショーツから手を離してスカートを捲った。
「おぉ!!」
「……」
見えたのは無毛の大陰唇に、女の子らしい丸みを帯びた下腹部。
大陰唇では当然ながら卑猥な割れ目が一筋通っており、視線を移すと淫核を隠す包皮が顔を出していた。
「んふ~、んふ~ーー」
「……」
股間へ手を出そうにもスカートが邪魔なので、完全に脱がせておく。
足首へショーツとスカートを纏め、下半身をガーターストッキングだけにされたステラ。
布から解放された股間を下から覗き込めば、膣口があるらしい箇所の大陰唇が僅かに濡れている。
「ステラ、脚を肩幅に開くんだ」
「……はい」
命令通りに脚を動かしたステラは、無感情に答えながら股間を見せつけるように露わにした。
俺は遠慮なくステラの股間へ手を伸ばし、大陰唇を左右へ開く。
「……ん」
人形状態であっても、性器の中に空気の感触を受けると声を漏らすようだ。
秘裂の中は生々しいピンク色をして、膣口が小さく開閉を繰り返す。
愛液に濡れている所為で卑猥な光沢を得ている膣口からは、フェロモンさえ感じさせる。
「す~……は~……」
漏れ出していた本能的に男の興奮を刺激する匂いは、俺の体内へ入ってしまい、興奮の後押しをしてきた。
反り立つ陰茎からの指示で、大陰唇を広げていた指を膣口へ軽く差し込む。
「ん……」
「……熱い」
愛液を流す程度に興奮した膣口は熱く、少しだけ差し込んだ筈の指を強く締め付けてきた。
その刺激に更なる興奮を覚え、軽く出し入れをしてみれば膣口は指先に纒わり付いて秘裂の中を出入りする。
柔軟性のある膣口は愛液で滑って指を扱き、強い締め付けを持って処女らしさを訴えてきた。
刺激を繰り返す度に愛液は多く漏れ出し、滑りも激しくなっていく。
量を増した所為で秘裂から流れ始め、俺の指を伝って腕へと流れてきた。
「そろそろ……」
「……」
ステラの身体を一通りイジった達成感を持ちつつ、高まり過ぎた陰茎の興奮を一旦押さえる為、視線を移したのは巨乳。
「パイズリでもしてみるか……」
「……」
押さえきれない興奮を言葉の端々に残し、ステラの下半身から立ち上がる。
身長が同じぐらいなので、立てば綺麗であっても意志を感じられない顔が目の前にやってきた。
「ステラ、膝立ちになるんだ」
「……はい」
パイズリをするにもステラを立たせたままでは出来はしないので、取り敢えず膝立ちにさせる。
そうすれば丁度俺の股間の目の前に巨乳が移動し、体勢的には良い位置になった。
ステラが屈んだのを確認してから、痛い程に反り立っている陰茎を取り出す。
既にカウパー液を滲ませている鈴口は、期待に震えているかのようだ。
俺はステラの制服を、胸の部分だけ脱がせる。
「……ほう」
「……」
出てきた巨乳は中心で大きな谷間を作っており、それが黒いブラで整えられたものとハッキリ分かった。
黒いブラのカップ上部から見える胸は白く透き通るような肌をして、普段如何に日の光を浴びていない事を教えてくれる。
秘められた箇所を暴いた気がした俺の興奮は鰻登り。
しかしパイズリをしようにもブラが邪魔だ。
「ちょっと、失礼しますよっと……」
そう呟いた俺はステラのブラへ手を近付け、おもむろに胸の谷間へ突っ込んだ。
多少心配したがブラはフロントホックらしく、簡単に剥がせた。
「……おぉ!!」
「……」
胸しか露出させていないので、ブラを外しても制服が左右から巨乳を押して中央の谷間を維持したままだ。
それでもブラが外れた事により、ピンク色の乳首が目の前へさらけ出される。
僅かでも秘裂をイジった所為か、興奮を蓄えた巨乳はピンクの乳首を乳輪から立たせて固く尖っていた。
制服の上からでも分かっていたが、実際目の前にすると大きな興奮を誘う光景だ。
「……ごく」
「……」
再び生唾を飲み込み、半ば無意識に下半身をステラへ近付けると陰茎を巨乳の谷間へ挟み込む。
「……暖かい」
熱くなった陰茎でさえもステラの巨乳から感じる体温は心地良い。
ブラに包まれていない巨乳は思った以上に柔らかく、それでも弾力はしっかりと保っている。
「……ステラ、自分の胸を上下に動かすんだ」
「……はい」
俺自身が巨乳を動かしても良いが、折角人形にさせたのでステラにさせてみようと思う。
返事をしたステラはのろのろと腕を持ち上げると、左右から自分の巨乳を持ち上げ、指示通りに上下に動かし始めた。
「おぉ! 気持ち良い!!」
「……」
左右からの柔らかな圧迫を受けた陰茎は早くもカウパー液を漏らし、胸の谷間でぬちょぬちょと卑猥な音を立てる。
滑りを追加されたお陰で俄然動きやすくなり、ステラの手の動きも心なしかスムーズになってきた。
乾いた亀頭にカウパー液が広がっては光沢を得て、張ったカリでは胸の抵抗を感じる。
「くっ……!」
「……」
ステラが手を上下に動かす度、亀頭は胸の谷間から出たり隠れたりを繰り返す。
巨乳自体もステラ自身の手で変形させられている事もあって、視覚的な興奮は凄まじかった。
それでも射精には未だ届かない感じがしたので、ステラに新たなる指示を出す。
「ぅ……ステラ、胸の谷間から出てる先端を、くっ、口に咥えろ!」
「……はい」
新しい命令を受けたステラは無表情に首を前へ傾けると、戸惑い無く口を開いてカウパー液に濡れる亀頭を口内へ含んだ。
「あむ……」
「あふっ!!」
胸の暖かさから口内の生暖かな感触に包まれた亀頭は、快感の余りに思わずカウパー液を吐き出してしまう。
ステラも苦い体液を舌の上に出された筈だが、俯いた表情は俺からは伺い知れ無い。
「うっ、そのまま、舌で舐め回すんだ!」
「……むぇい」
「うくっ!?」
亀頭を口の中へ入れたまま返事をされた所為で、陰茎に思いもよらない快感を受けてしまった。
射精を促してくる快感に耐えようとしても、ステラが舌を動かし始めた事によって力を入れた腰が震える。
「おふぁっ!?」
「ん……ん……」
竿の部分を胸で扱かれながら、亀頭は口内で舌に舐められ快感を大きくされていく。
カウパー液に濡れていたのが唾液に打って変わり、滑りは多少消えたものの快感は増大していった。
ステラの顔が真下を向いているので、唇の端から唾液が漏れ落ちる。
巨乳の上下運動で竿に広がったカウパー液と混ざる唾液は、動き安さを増加させた。
「うくぅ……!」
「んん……ん……」
鈴口の上で蠢く舌が、快感の所為で吐き出されるカウパー液を舐め取る。
次第に亀頭全体へと広がりを感じさせるステラの舌は、確実に俺を射精へ導いていった。
勝手に痙攣を始める陰茎が濃いカウパー液を吐き出し、ステラの口内へ体液を追加すると、唾液と共に唇の端から漏れ出していく。
俺が切羽詰まっても一定の動きで攻めてくるステラの舌に、竿を左右から圧迫する巨乳。
視覚的にも快感でも限界へ近付きつつある俺は、再びステラへ指示を下す。
「ステラ! そろそろ、くっ! 出るから、残らず飲むんだぞ!!」
「ん……むぁい……」
「くはっ!!」
激しい動きではなくとも、快感を送ってくるステラに陰茎が激しい反応を返していく。
我慢の限界を越えた陰茎は、俺の意志を無視して精液を勢い良く吐き出し始めた。
「うっ!? はぁ!!」
「ん……ごく、ごく……」
口内に精液が吐き出された途端、ステラは命令通りに舌を動かしながら飲み込んでいく。
ステラの舌の上ではカウパー液以上に生臭く苦い体液が通っていくものの、何の躊躇いもなく喉を鳴らしていった。
鈴口の下側では飲み込む際の舌の動きで刺激を加えられ、射精に勢いを追加させてくる。
陰茎が痙攣を繰り返してもステラは巨乳を上下に動かし、まるで竿から精液を絞り出すような感覚に陥ってしまった。
「うぅ……!」
「ごく……ごく……」
鈴口から吐き出される精液はステラの生暖かい口内を通り、胃の中へ流れていく。
射精が終わる頃には陰茎の痙攣も収まりつつあるが、尿道に残尿感が残っていた。
「うっ……ふぅ……ステラ、尿道に残った分まで、吸うんだ」
「ごく……むぁい……ずずーー」
「おふぁっ!」
亀頭だけを口内に含んでいる所為で、先端だけを吸い込まれるような感覚を受ける。
尿道に残っていた残尿感は一気に無くなっていき、完全にスッキリした感覚が陰茎を包んだ。
「ふぅ……ステラ、もう離して良いぞ」
「……むぁい」
口内から亀頭を吐き出し、唾液を唇の端から垂れさせるステラは俺を見上げる。
自身の巨乳からも手を離すと、跪いた体勢からおもむろに立ち上がるステラ。
「ふぅ……気持ちよかった……」
「……」
美しい巨乳を揉んでから溜まりに溜まった欲望を吐き出し終えた俺は、一種の開放感に股間を浸していた。
ステラも巨乳を露出したままだが、視線は部屋の向こう側へと向けられている。
性欲で濁った俺の視界は徐々に元へ戻っていき、無表情で目の前へ立つステラの顔へ焦点が合わさった。
視線を下ろせば剥き出しの巨乳が俺を向いており、呼吸する度に細かく揺れる。
左右の胸が合わさった谷間では唾液と精液の名残が溜まって、場違いな光沢で卑猥な雰囲気を醸し出していた。
かつて無い程のチャンスを逃すまいと、俺は急いでステラの後ろに見えていた冷蔵庫に向かい、取っておいた精力剤を取り出して飲み干す。
「んぐんぐんぐ……不味い!」
「……」
味はともかく、即効性の有る高価な精力剤は即座に効力を発揮し、精液を吐き出して情けなく垂れた陰茎を垂直に立たせた。
「おぉ……!」
余りの効果に感動した俺は、改めてステラを見る。
ステラは向きを変えていないので斜め後ろから眺める感じになるが、剥き出しの巨乳は二の腕の影から存在感を出していた。
性欲を復活させたお陰で、直接見ていないにも拘わらず俺の興奮はたちまち大きくなる。
「ス、ステラ、今度は壁へ手を付いて、尻を突き出すんだ!」
「……はい」
俺を振り返りもせずに、命令を受けたステラは真正面にある壁へ近付き、両手を肩の位置まで上げて掌をべったり付けた。
若干前屈みになった体勢で、更に腰を後ろへ突き出してくる。
形の良い剥き出しの尻は魅力的な形を見せ、隠されていない股間が俺へ向けられた。
尻の谷間では色素の沈殿した肛門が定期的にヒクヒクと収縮し、恥ずかし気も無く露出している。
「ふぅ……ふぅ……!」
「……」
再び荒くなる呼吸に気が付かない俺は、いよいよ最大の目的である股間を凝視した。
「ほぉ~……!」
大陰唇は何度見ても無毛の綺麗なものであり、中央には当然卑猥な割れ目が走っていた。
脚を肩幅に広げている所為で、秘裂は少しだけ中身を露出している。
生々しいピンク色を見せ、小陰唇がはみ出して視覚的に興奮を刺激してきた。
肉付きが良くガーターストッキングを履いている太股を軽く撫でつつ、俺は立ち上がると反り立つ陰茎を水平にした。
接触した秘裂を上下左右に広げる鈴口が、熱くも感じるステラの中へ入っていく。
亀頭が性器の中身に包まれていく程に、早くも射精感が沸き上がってくるようだ。
「うっく……!」
「……」
鈴口が狭い膣口を広げ、締め付けも自然と強くなる。
腰が更に進めば、付け根に向かって幅の広がっている亀頭へ圧迫感が増していく。
しかも少ない愛液は僅かな滑りと強い摩擦をもたらし、刺激は性感へと変換されていった。
秘裂の中へ消えていく亀頭は膣口が包み、膣内の熱さを感じさせる。
鈴口が膣内へ入るとヒダの壁が立ち塞がり、同時に滲み出たカウパー液を舐め取られた。
広がっても強い締め付けで亀頭の形を変えられてしまい、その刺激が陰茎を固く大きくさせる。
それでも亀頭は膣口を拡張しながら突き進むと、遂にはカリまでも入りきった。
「おぉ……!!」
「……」
亀頭を丸々咥え込まれた状態であっても俺の腰は止まらず、鈴口に処女膜を感じながら押し込んでいく。
そしてブツリと鈍い音が膣内で響くと、膣壁は強く亀頭を一気に締め付けた。
「あぅっ!?」
「……」
破瓜の衝撃は操り人形状態のステラであっても激しい反応を見せ、突然進入してきた異物に混乱する膣壁。
激しく蠢く膣内に舐め回される亀頭は大きな快感を受け、膣壁を拡張するカリを大きく張らせる。
亀頭の形を変えていた膣口は次に竿を締め付け、腰が前へ行く程に熱いステラの体温に陰茎が包み込まれていく。
膣内を進む亀頭では厚みのある膣壁を広げる感触が強く、締め付けを受ける所為でヒダの蠢きが尚更感じられる。
「うぅ……!」
「……」
膣口に続いてカリの凹みへ入ってくるのは、愛液に濡れながら蠢くヒダ。
カウパー液を滲ませる鈴口からカリまで、俺が腰を進める程に膣壁が流れるように亀頭の表面を舐めていく。
竿が大陰唇を左右へ広げながら膣口へ消えていく感触を受けながら、鈴口は子宮口を突き上げた。
「おふぅ……!」
「……」
陰茎全てがステラの膣内へ進入すると、満足感と共に謎の安心感さえある。
竿の根本を締め付ける膣口から漏れ出る愛液は、密着した俺の下半身を濡らす。
ニチャッとした感触がある中、破瓜の衝撃を未だに流し切れていない膣内味わいながら尻を揉み解した。
自身の強力な炎の能力を扱い切る為に、鍛錬を欠かさない尻は弾力があって反発は強い。
指を食い込ませても巨乳のように沈む事無く、軽く皮膚を凹ませる程度であった。
「うぅっ、く……!」
「……」
陰茎を包む快感に耐えながら腰を引いていけば、膣口が竿に張り付きながら大陰唇から顔を僅かに見せる。
カリは締め付けを受け、大きな抵抗となったヒダが掻き回された。
最奥から陰茎を抜いていく過程で、愛液は竿を包んでいる筈の膣口から漏れ出してくる。
粘度のある体液は肩幅に広げられたステラの内股を流れていき、同時に男の興奮を誘う匂いを強く立ち上らせた。
腰を引く程にカリから鈴口に向けて流れるヒダはあくまで柔らかく、しかし締め付けは強いまま。
鈴口を過ぎると膣壁が即座に締まり、滲むカウパー液をヒダで拭われた。
熱く滑る膣内は亀頭を舐め、膣口は出て行く竿を名残惜しそうに張り付く。
竿には愛液が付着し、膣内から出てくると外気の冷たさが感じられた。
「んっ……!」
「……」
膣口を内側からカリで押すまで腰を引いた俺は、再び押し込んでいく。
多少破瓜の混乱から回復した膣壁は締め付けを維持したままだが、再び亀頭に拡張される。
「締め付けは……強いままだな!」
「……」
強い快感を受け続ける俺が我慢できずに腰を勢いよく押し込めば、パチンと乾いた音が聞こえた。
ステラの鍛えられた尻はぶつかってきた下腹部を難なく受け止め、俺が掴んでいても軽く波打つ。
子宮口まで突き入れた反動を利用して即座に腰を引いていく。
最奥を刺激された反応を見せる間もなく腰を引かれて、カリでヒダを削られる膣内は咄嗟に陰茎を握り締めてくる。
「おぅっ!?」
溢れ出る愛液で動きは益々スムーズになり、俺は腰を引ききると間髪入れずに子宮口を突き上げた。
「ふっ!!」
「……」
それから動きを止めずに陰茎の出し入れを繰り返していく。
押し込む時は膣壁を亀頭で拡張し、表面を舐めてくるヒダの感触を味わう。
引けば膣内を犯されて充血し、厚みを増したヒダが抵抗を示して大きな快感をもたらしてくれる。
入出を繰り返す程にステラの膣内は解れ、陰茎の形に滑らかな動きで張り付いてきた。
腰の動きは無意識に速くなり、俺の下腹部がステラの股間を突き上げる度に愛液が飛び散る。
鈴口で最奥を突けばカウパー液が子宮口へ擦り付けられ、一瞬であっても滑りで陰茎が突き上げる位置がズレた。
「うっ、む!!」
「……」
腰の速度が上がるとカリはヒダを翻弄し、亀頭は膣壁を拡張する。
下腹部が衝突する尻は激しく波打ち、反動はステラの身体を前後に揺らす。
重力に従う巨乳も自然と揺れ、握っている尻にも僅かな抵抗となって感じられた。
俺は陰茎からの快感で顎を上げ、腰の動きだけを速める。
愛液が飛び散る中で陰茎を使って処女だったステラの膣内を掻き回し、子宮口をカウパー液で犯す。
本格的に意識が快感に乗っ取られた俺は、尿道から駆け上がる射精の予感に腰を震わせた。
「ふっ! うっ! くっ!!」
「……」
垂れ下がった巨乳を卑猥に揺らすステラの身体も、絶頂へ向けて膣壁を痙攣させ始める。
犯される刺激を快感として溜め込んだ膣内は、陰茎を握り締めるように圧迫してきた。
その上、痙攣も追加されると強弱の付いた刺激が俺の快感を押し上げ、尿道の根本に精液が溜まっていく。
「うっ! くっ! ふぅっ!!」
限界まで速くなった腰はステラの尻を乱暴に突き、子宮口を押し上げる。
最奥を突けば突く程に膣壁は激しく締め付けを繰り返し、陰茎を攻め立ててきた。
射精の予感に張りを増したカリで、快感を受けて厚みを増したヒダを削る。
亀頭を這うのは強弱を付けて圧迫してくる膣壁であり、竿は膣口によって締め付けられた。
速く動く陰茎であっても膣壁は難なく付いてきており、俺の射精と同じタイミングを狙っているかのようだ。
「うぅ! も、もう出る!!」
「……」
快感を溜め込んだ陰茎が勝手に震え始めると、俺は最後の意志を振り絞ってステラの尻へ下腹部を押し付けた。
子宮口を押し上げられた膣内は異物によって満たされ、ある種の性的な満足感が絶頂へ到達する。
「うぐぅっ!?」
「……」
濃いカウパー液を吐き出していた陰茎に、絶頂で激しい痙攣を繰り返す膣壁からの刺激は辛い。
我慢し続けた射精の予感は、俺がステラの最奥を突き上げたまま腰の動きを止めた瞬間に爆発した。
「くはぁっ!!」
陰茎の大きな脈動と共に尿道を駆け上がる精液は、カウパー液を押しのけて子宮口へ降りかかる。
「……!」
最奥に熱い体液を感じたステラの身体も、激しい絶頂を更に大きなものへと変化させた。
痙攣を繰り返す膣壁は、精液を吐き出しながら同じく痙攣を繰り返す陰茎を強く締め付ける。
精液が蠢くヒダによって膣内で撹拌され、愛液が満たされていた僅かな隙間にさえも入り込んだ。
ステラは絶頂で秘裂から潮を噴き出し、床を大いに濡らす。
膣口からも愛液だけではなく、子宮口から逆流した精液が吐き出されてくる。
痙攣の間隔で締め付けられれば、精液も勢いよく子宮口を汚していく。
最奥で溜まっていく精液はステラの腹の中に体液の固まりを作り、締め付けていた膣内へ違和感を与える。
暫く射精を繰り返していると、尿道を駆け上がる体液の刺激が徐々に収まっていき、同時にステラの絶頂も落ち着いてきた。
「うっ……ふぅ……」
「……」
射精が終わった俺は何度か腰を動かして、相変わらず強い締め付けを残す膣口で竿を扱き、尿道に残った精液もステラの膣内へ残す。
軽い疲労感が包む腰をゆっくり引いていき、力の抜けたカリで締め付けが緩くなった膣壁を撫でた。
最後に膣口を大きく開いて亀頭が出てくると、鈴口と膣口を繋ぐ精液と愛液の糸が繋がっては切れる。
反り立つ力も失った陰茎は頼りなく垂れ、二人分の体液で卑猥に濡れていた。
処女を奪った証である血の痕跡も僅かに残っており、改めて陰茎へ視線を落とせば実感も沸いてくる。
「はぁ……ふぅ……ちょっと疲れたかな……?」
「……」
肉付きの良い尻から手を離した俺は、一歩引いてステラの股間を見た。
肩幅に開いた足は絶頂に達しても不動で、頼もしささえ感じる。
陰茎という異物が無くなった秘裂は僅かに開く程度まで閉じ、隙間から覗く膣口から精液が固まりとなって足首に絡むショーツへ落ちた。
愛液で股間周辺を濡らす姿は見ただけでも、三度の興奮を誘いそうだ。
射精直後で流石に陰茎は復活しなかったが、眺めていれば欲情を催すので賢者タイムの内に後始末をする事に決めた。
「さてと……」
近くにあったティッシュを引き抜いた俺は、体液で光を鈍く反射させる股間を拭いていく。
張りの良い内股から股間へ向けて手を上げていき、滝を作っていた愛液を取り去る。
股間まで来ると、柔らかく変形する大陰唇を拭きつつ秘裂の中をまさぐった。
膣口から逆流してくる精液も纏めて拭い取り、見た目だけは犯す前と差程変わらないようになる。
ついでにショーツの上に溜まっていた精液も排除して、丸出しだった股間へスカート諸共履かせた。
「ふぅ……これで終わりかな?」
「……」
「ステラ、もう体勢を戻して良いぞ」
「……はい」
壁に手を付いて前屈みだったステラが上半身を戻せば、操られていても真っ直ぐな姿勢を維持した綺麗な後ろ姿が見える。
「ステラ、こっちを向くんだ」
「……はい」
後ろに居る俺へ振り返るステラは、相変わらず意志の感じられない眼で見てくる。
いつまでも俺の部屋に残しておいても仕方ないので、取り敢えずステラ自身の部屋へ戻そうと考える俺。
「……原作のイベントに間に合うか?」
「……」
確か原作ではステラは主人公に着替えを見られて決闘をする筈。
ちらりと壁に掛けてある時計を見れば、流石に多少時間が経っていた。
「……まぁ、行かせないよりはマシだろう」
何にしろステラの部屋は、ここではない。
原作のイベントは期待できないが、大人しく戻す方がいいだろう。
「ステラ、自分の部屋へ戻るんだ」
「……はい」
「あぁ、それと。この部屋を出ると意識が戻るからな」
「……はい」
命令を聞いて、早速俺の部屋を出ようと向きを変えたステラの背中へ最後の指示を出した。
こちらを向かずとも了承の返事を聞いて、安堵しながら見送る為に後ろを付いていく。
ふらふらと頼りない足取りで玄関まで移動し、おもむろにノブへ手を掛けて扉を開ける。
それから部屋を一歩出ると、ステラは元の意識を取り戻した。
「……あら? 何でこんな所に居るのかしら?」
「……」
後ろに居る俺に気が付かないステラは辺りを軽く見回し、自分が居る場所に首を傾げつつ、自分の部屋へ戻っていく。
開けられた扉の隙間からステラの後ろ姿を見送った俺は、暫くの間耳をすませた。
そして時間が経ってから、微かに聞こえたのはステラの悲鳴。
どうやら原作のイベントには間に合ったようだった。
げに恐るべきは歴史の修正力かな……。
ともかく原作が開始されたようなので、俺は俺でこそこそと美味しい所をかっ浚っていこうと思った次第だった。
終わり