SKET DANCE 安形 紗綾・丹生 美森:完全透明人間
俺の学校には、良い意味でも悪い意味でも目立つ三人組が居る。
その三人組は人助けを目的とした部活『スケット団』として活動しており、いつも騒動の中心で活躍していた。
学校も活動を止める事無く黙認しており、多少評判が悪くとも部活として認められている。
邪険にする生徒も居るには居るが、大多数はたいして気にしていない。
教師にも露骨に侮蔑する者が居ても、明らかに引き立て役にしかなっていないのが現状で、一部の生徒や校長自らスケット団に依頼を出す等、校内での地位は高いのか低いのか分からない程度には働いている。
時には押し付けがましく、現実世界では鬱陶しがられる活動をしていても、周囲は比較的受け入れている様にも見えた。
本当なら周囲から距離を置かれても可笑しくない活動を行う三人組が、他の生徒と普通に触れ合うのは、現実では限りなく難しいだろう。
しかし、その『現実』が、『漫画の世界』なら話は別だ。
どれだけ押し付けがましく行動しようとも、最後は円満に解決して周囲から認められる。
どれだけ突拍子も無い事をしようとも、校長は受け入れ、結局問題も解決するだろう。
なぜなら、彼らは主人公だからだ。
そして、何故、俺が突然こんな事を思ったのかは、両隣にその主人公達が座っているから。
「やー見てみぃなコレ。もう知らん景色やでー」
「あのさーチューさんさー! もう10時過ぎたからさー、おやつ食ってもいンだよなー!」
「好きにしろよ」
ワイワイがやがやと修学旅行で騒がしいバスの最後部に座って居る俺は、急に漫画『Sket Dance』の世界に転生した事を認識した。
かつて漫画として読み、女キャラクターに興奮を覚えていた記憶を思い出したのだ。
まるで、ハッキリしていなかった視界が急激に晴れた様な感覚で、前世での記憶と、この世界で生きてきた人生の記憶が脳内を走る。
この世界の俺は元々余り喋るタイプではないので、周りには『俺』の変化を気にする者が居らず、前世の記憶を思い出した事は気付かれていない様子。
そもそも誰かに異変が起きたとしても、たいていは車に酔ったとか思われるだろうし、まさか前世の記憶を思い出したのかとは欠片も考えないだろう。
右側には音声合成ソフトで話す、スイッチこと<笛吹 和義>が只管ノートパソコンを弄っており、眼鏡の奥に潜む鋭い視線をモニターへ向けている。
左側では角が付いている帽子にゴーグルを巻いた頭が特徴の、スケット団団長ボッスンこと<藤崎 佑助>がポッキーを貪り始めた。
ボッスンの隣には、かつて鬼姫とまで言われた程の武闘派であり、ヒロイン的存在であるヒメコ、<鬼塚 一愛>がポッキーを貰っている。
ボブカットの短い金髪で顔もヒロインらしく美少女、関西弁で話す突っ込み体質だが魅力は余り落ちていない。
胸も比較的大きく、ボッスンの幼馴染にしておくには勿体無いと思えた。
その隣にはスケット団の顧問であり、怪しげな薬で周りに迷惑を掛ける教師<中馬 鉄治>が、ポッキーのお零れに預かって――
って、あぁ!!
思い出した!
このやる気の無い教師が原因で、ヒメコとボッスンの精神が入れ替わってしまうイベントがあった筈。
俺の様な被害者を出さない為に、目の前の危機を排除しておこう。
「うぅ……」
「お? どうしたヒメコ、食い過ぎか?」
決心した途端に、車に酔ったヒメコは教師が薬を取り出す理由を作り出してしまった。
俺は慌てて能力を発動させる。
この能力とは周りから存在を認識されなくなるもの。
分かり易く言えば透明人間になれる能力。
しかも、完全に存在感が消えてしまう所為で、何をしても気付かれない。
例えば俺が透明になった状態で誰かの胸を揉んでも、俺と言う触る人物の存在が認識できないので、そもそも誰にも触られていないと思うのだ。
身体の生理的な反射すら騙す能力は中馬が作った薬が原因で会得したもので、俺も不良教師が作った薬の被害者だった。
この世界の俺は原作を知らないので差し出された薬を警戒無く飲んでしまい、翌日には自分の意思に応じて誰にも認識されない状態になる事が出来る能力を会得。
更には透明になった状態で命令を出せば、その命令を受けた相手は自分が思った事だと行動に移し、考えまで変えてしまう、強力な暗示を掛ける能力もある。
珍しく役に立つ能力を身に着けられたが、誰にも認識されないと言う恐怖と他人の意思を好き勝手に出来る恐怖がこの世界の俺には在り、余り積極的に使っていなかったと記憶があった。
しかし、今はこの能力を使って、せめて目の前で出てしまう被害を防ぐのだ。
「ヒメコ、お前の乗り物酔いはすぐに収まって、気分は楽になる」
「……あれ、なんや急に気持ち悪いんが収まってきたわ……?」
透明になった状態で命令を下せば、ヒメコの身体はすぐに反応して乗り物酔いを沈めた。
次に薬を取り出しつつある中馬に暗示を掛ける。
「お前は今日、薬なんて持ってきていない。イイネ?」
「アッハイ」
中馬はヒメコと同様に暗示を受け入れ、鞄から薬を取り出そうとしていた手を抜いた。
当然ながら薬箱は持っておらず、お零れに預かったポッキーを貪り始めたので、一先ずは精神が入れ替わってしまうイベントが無くなった様子。
安心した俺は視線をヒメコへ向けてしまう。
酔いが収まって顔色も良くなったお陰で、ボッスンとの漫才も復活した。
突っ込みを入れる度に揺れる身体が胸すら揺らし、巨乳の大きさを主張している。
未だに透明になっている俺の視線には当然ながら気が付かず、露骨に胸を凝視されてもヒメコは楽しそうな表情を浮かべた。
本当ならこのままヒメコを犯したい気持ちがあるものの、ここは我慢だ。
理由は今日泊まる旅館にある風呂。
そう、透明人間になれる妄想をした事がある男なら、必ずやりそうな……いや、やるべき行動だ!
他のクラスだが、ターゲットは既に決まっている。
風呂までの時間が全て無駄な時間と感じないでもないが、その時まで疲れない程度に修学旅行をエンジョイするとしよう。
△
そんなこんなで時間は夜。
スキーを楽しみ、夕食を終えた生徒達は入浴の時間を迎える。
この時間を待ちに待った俺は早速透明になり、ホテルの厨房に寄り道をしてから女湯へと向かう。
廊下では入浴を伝えられたAからC組の女子が、それぞれ仲の良い友達と固まって歩いており、近くを歩いている俺に思春期の美少女達の香りが漂ってきた。
冬場とは言えスキーで汗を掻いた女子達の匂いは、ヒメコで充電していた性欲が一気に呼び覚まされる。
鼻をいつもより大きく広げながら匂いを嗅いでいると、和気藹々と進む女子の集団の中に目的の人物を見つけた。
「ヒメコちゃんも誘おっか」
「うん!」
友人にヒメコを誘うと提案されて頷くのは、サーヤこと<安形 紗綾>
ツインテールの黒髪は清純を思わせるも、性格は典型的なツンデレ。
顔はヒロイン級で文句なしに美少女の名に相応しく、何より目立つのは巨乳である。
今はジャージで下はスパッツを履いている地味な格好であっても、胸の大きさは隠しきれていない。
風呂へ向かう途中でヒメコと合流を果たし、女子の集団は姦しくなった。
サーヤはボッスンの事を恋愛対象として見ているのは、原作の知識から知っている。
そして、ボッスンはヒメコの事を想っていると認識している所為で、一緒に歩いているヒメコに対して、いつもより態度が硬い。
ヒメコ達は気が付いていないが、明らかに言葉数が少なくなっていた。
チラチラとヒメコへ視線を送るサーヤは見てて保護欲が沸き立てられるものの、俺としては他の男に恋愛感情を抱かれるのは良い気分はしない。
なので、早速、サーヤに近寄り、耳元で囁いた。
「サーヤ、君はボッスンの事なんか好きでもなんでもない」
「……えっ、……そうね。何でこんなに気になってたのかしら?」
「あれ? サーヤ、どうしたん?」
「うぅん! なんでもないよ」
「そうか?」
ポツリと呟いたサーヤにヒメコは不思議そうに声を掛けるが、サーヤは先程と違って曇りの無い笑顔で答える。
「それなええんやけど」
「それにしても、風呂楽しみよね」
「そうやなぁ」
「あっ、でも、学校で予約するホテルだから、あんまり凝った風呂じゃないかも?」
「予算的には無理やろうからな。なぁ、サーヤ」
「まぁ、そうよね~」
脇役の割には美少女であるキャプテンと呼ばれている友人が、何気に学校の予算を貶していた。
ヒメコとサーヤも同意見の様で、それまで浮かべていた笑顔が苦笑いに変わる。
仲の良さそうな会話を俺が近くで聞いているのにも気が付かないサーヤ達は、件の風呂へ到着した。
キャプテンの予想通りに脱衣所の外見は普通で、中も特に豪華な内装ではない。
「……まぁ、そら、普通やろな」
「別にお風呂が売りって訳でも無いでしょうしね」
「そやな。ほな、さっさと入ろか」
脱衣所は既に他の生徒達が居り、服を脱ぎ掛けている者や裸の女子達が満載だった。
漂う汗を滲ませる美少女達の匂いに、人知れず一緒に脱衣所へ入った俺の興奮は高まり、既にズボンの拘束すら痛みを感じる。
俺の存在を認識していないサーヤはヒメコ達と固まって、衣服を入れる籠を確保すると、目の前でジャージを脱ぎ出した。
「しっかし、ほんまサーヤの胸はおっきいな!」
「えっ! ちょっと、見ないでよ!」
「女同士やねんから、ちょっとぐらいええやろ」
時間も限られているのでサッサと下着姿になったサーヤに、羨ましそうな視線を、主に胸へ送るヒメコ。
目つきは完全に乳を狙う狩人になり、手もワキワキと指を動かしていた。
咄嗟に胸を守ったサーヤだったが、腕に押された所為で胸の肉がブラの上から食み出してしまい、余計に卑猥な形になってしまう。
「ヒメコちゃん、駄目だって、早くお風呂に入っちゃわないと」
「せやったな。ごめんなサーヤ」
「ふぅ、危うく汚される所だったわ」
「何やそれ」
「ふふ」
賑やかで仲の良い会話をするサーヤの後ろでは、たいして顔も知らない男が匂いを嗅いでいるとは夢にも思わないだろう。
好い加減、我慢も限界に達した俺は持っていたビンを口に咥え、そそくさと服を脱いで全裸になり、サーヤがブラを取った瞬間に後ろから抱き付いた。
反り立つ陰茎はスパッツに包まれたサーヤの尻の谷間に挟まれ、美少女の暖かい体温と柔らかな感触でカウパー液すら漏れ出してしまう。
「ふふ~ん、ふ~ん」
楽しそうに鼻歌を歌い出したサーヤは俺が抱き付いても全く動きを止めずにブラを籠へ畳み、男の体液が染み込んだスパッツを脱ぐ。
腰を屈めた所為で俺を背負う体勢になっても、無意識に脚を踏ん張って二人分の体重を支えた。
ショーツも同じ様にサッサと脱いでしまい、遂に全裸になる。
後ろから抱き付いている俺は身体の前面でサーヤの背中のサラサラな肌を感じ、股間では生の尻に陰茎が挟まれる快感を受けた。
手で腹を撫でながら子宮がある下腹部を軽く押し、弾力を楽しむ。
サーヤの肩を覗き込んでみれば、巨乳が揺れる光景が見えた。
先端の乳首の色は薄く、僅かにピンク色をしている程度。
乳輪の大きさも丁度良く、巨乳でありながら美乳でもあった。
性欲に思考を支配されつつあった俺は躊躇い無く、後ろから巨乳を掴んだ。
「さて、それじゃ行こか」
「そうね」
ハンドタオルを持ってヒメコの後に続くサーヤの歩幅に合わせながら、掴んだ巨乳を揉み解せば、指を目一杯広げても有り余る感触が重く圧し掛かる。
下から支えても歩く度に振動で波打ってしまい、反動による動きを止められず、その反動は胸だけではなく尻までも揺らし、谷間に挟まっている陰茎は左右の尻に扱かれた。
そして、ビンを咥えて鼻息を荒くする俺を背中に張り付かせたままの、サーヤ達は浴室へ入る。
内装は思いの外に豪華で、想像と違った光景にサーヤ達は声を上げた。
「おぉ! 結構良いんとちゃう?」
「凄い、岩とか露天風呂みたいね」
入り口で立ち止まって俺に後ろから胸を揉まれ、尻では陰茎を擦り付けられながら、サーヤはヒメコ達と一緒に感動を表す。
「そんじゃ、チャッチャと身体洗って入ろか」
「そうね」
「楽しみ!」
俺は腕の中からサーヤが離れても、入り口から動けない程の大きな感動を受けた。
それは勿論風呂の豪華さにではなく、夢にまで見た女風呂へ全裸で入った感動。
しかも、周りには美少女が多い同年代の女子生徒達。
黄色く若い声は大浴場の中で響き、風呂の湯気と共に女の匂いが立ち込める。
全裸の俺を気にしている生徒は一人も居らず、目の前をタオルで隠す事無く歩く女子生徒すら居た。
「まさに桃源郷だな……!」
大きい胸や小さい胸に限らず、殆どが美乳であり、見るからに張りもある。
ブラの拘束が無いお陰で歩くだけでも、サーヤには及ばないがシッカリと揺れ、俺の目を楽しませてくれた。
股間の様子もツルツルで幼い割れ目にしか見えない股間から、生え揃った陰毛を揺らす者まで様々だ。
その中でもやはり光るのが、洗い場へ向かうサーヤである。
白い背中に、脇腹から食み出て見える巨乳。
尻は小さいが形は良く、サーヤが脚を踏み出す度にプルプルと揺れている。
「おっと、サーヤが座る前に行かないと犯し辛くなるな」
風呂場にある椅子へ先回りした俺が座っても、サーヤは躊躇い無く俺の膝の上に座った。
太股には先ほど見ていた尻の柔らかくも弾力のある感触を受け、間近になった肩甲骨辺りからはサーヤの身体の匂いが感じられる。
反り立つ陰茎が尻に押されてしまい、後ろから抱き着いていた時よりも強く谷間に挟まれた。
そして、俺は再び手をサーヤの前へ回し、何にも覆われていない胸を下側から掴んだ。
指は胸の肉に食い込んで左右から柔らかな感触に挟まれ、少し揉み込むだけで指先が巨乳に埋もれた。
手を上に移動させて親指と人差し指で乳首を摘みつつ、余った指では胸を揉み続ける。
「ふ~ん、ん~――」
身体にシャワーを当ててハンドタオルを泡立てるサーヤは鼻歌を歌い、機嫌良く身体を洗い始めた。
自分の腕へ泡立つタオルを優しく当て、ごしごしと動かしていく。
泡に塗れていく腕から肩へ移動させたサーヤは、そのまま鎖骨を通って反対側の腕を洗う。
身体を動かす所為で俺が乳首を弄っている胸も微かに揺れ、歩く程の大きな反動は無くとも、卑猥な動きを胸に伝えていた。
しかし、俺が性欲の赴くままに胸を揉んでも、どれだけ乳首を弄ろうとも反応はなく、平常のままで硬くなりさえしない。
乳輪の縁に指先を這わせ、産毛を撫でる様に刺激を送っても、生理的な反射さえ返さなかった。
巨乳自体はいつまでも揉んでいられるが、このままでは挿入に必要な愛液も出ないかもしれないと不安になった俺は、胸から片手を降ろし、くびれを感じる脇腹を通って股間へ差し込んだ。
「んしょっと……」
サーヤは腕を洗い終わって胸へと移り、俺の手があっても気にせずにタオルを動かす。
タオル越しとは言えサーヤが自分で俺の手を胸に押し付けている状況になってしまい、股間を触る目的を忘れそうになる。
それでも、何とか残った精神を導入して、サーヤの股間を触る。
「おぉっ……」
「ふふ~ん、ん~」
サーヤは膝を揃えて座っているので触り心地の良い太股に手が挟まれ、指先には大陰唇のプニッとした柔らかさを感じた。
胸以上に柔らかく、胸以上に温かい体温。
湯を受けながら大陰唇の形を確かめつつ指を這わせ、ピースサインの様にした指で秘裂を開き、淫核を弄る。
包皮ごと摘めば僅かに他の箇所とは違う感触を感じるが、どう触っても興奮している様子は無く、何度捏ねても乳首と同様に平常を保って柔らかいまま。
弄っている俺の興奮は高まるばかりであるものの、サーヤの身体が一向に性的な反応を返さない事で、徐々に焦りを感じてきた。
包皮の上から淫核を弄っていた指先を下げ、膣口へ軽く差し込もうとしても処女の膣口は突っ張り、入ろうとする指を拒否してくる。
水だけでは圧倒的に滑りが足りず、このまま入れても痛みしか感じなさそうだった。
「まぁ、そうだろうな……。用意してて良かった」
透明人間となった俺に触られても認識されないのなら愛液も出ないだろうと予想して、あらかじめ滑る液体を用意していたのだ。
持っていたビンから半分ぐらい液体を掌に取り出し、サーヤの股間へ擦り付ける。
「オリーブオイルだから、性器に入れられても害は無いだろう」
ホテルの厨房から拝借したオリーブオイルは俺の目論見通りに、突っ張った感触を返していた膣口に滑りを与え、指先が難なくヌルリと膣内へ入り込んだ。
愛液を流す性的な反応を返していない膣壁は、指の侵入を受けても異物を拒否する様な動きを返してこない。
指先で刺激しても、解されていない固い印象を受けた。
軽く抜き差しを繰り返し、処女膜を傷付けない様に指が入る所までオリーブオイルを塗りたくる。
挿入するのに十分な滑りを与えると、俺は膣内に指を引っ掛けたままでサーヤの身体を持ち上げた。
「ふぅ……、やっぱり汗を掻いたらちゃんと洗わないといけないわよねぇ……んしょっ」
小さな尻の下敷きになっていた陰茎をサッと動かし、持ち上げたサーヤの身体が落ちる前に直立させる。
そして、サーヤが自分の足を洗う為に体重を片足へ移動させたのを受け、膣内に引っ掛けていた指を抜きつつ、徐々に力を抜いた。
「ふっ……んんっ、ふ~ん、ふふ~ん」
直立していた陰茎はサーヤの尻が降りてくるとオリーブオイルで滑る秘裂に食い込み、亀頭が硬い膣口をメリメリと広げながら入っていく
「おぉぅ……締まる……!」
普通ならば処女の膣口を力尽くで広げられる痛みや拡張感で呻き声ぐらいは上げそうな状況であっても、サーヤは相変わらず機嫌良く自分の足を洗い続けた。
カリが膣口を通れば鈴口に硬い膣壁と違った儚い感触を受ける。
それでも、サーヤの尻は止まる事無く下がり続け、アッサリと処女膜を破った。
奥に潜んでいたヒダは発達を感じるが、やはり透明になっている所為で進入していく陰茎に反応を返してこないが、元々狭かった箇所へ捻じ込んで広げていく快感はある。
おまけにオリーブオイルのお陰で滑るヒダも、亀頭に絡み付く感触を強く返してきた。
「よっと……。次は反対の脚っと~……」
ゆっくりと確実に硬い膣壁を広げながら進入していく陰茎は、片足を洗い終えたサーヤが体勢を変えた事で突く角度が変わる。
しかし、締め付けるだけの膣内に変化は無く、膣口を竿で巻き込みながら何とか最奥まで挿入しても、拒否する反応すら見せなかった。
「お……おふぅ……」
膣壁が動かなくとも陰茎がサーヤの膣内に包み込まれた快感は大きく、愛液が無い分、変に摩擦が強いので思った以上に刺激を受ける。
この世界でも俺は童貞で身体が女を犯す刺激に慣れておらず、膝の上から腕の中まで満たしている美少女の身体の柔らかさと、匂いで急速に精液が上がってきた。
とりあえず意識を反らさなければいけないと思い、背中を洗い始めたサーヤを余所に再び巨乳を掴んだ。
「よいしょっと……」
指を動かして乳首を摘み、乳輪の縁を撫でては下乳から持ち上げ、肩と巨乳の付け根に指先を這わせて胸の谷間へ手を移動させる。
手の甲で感じる巨乳は泡で滑る所為でプルプルと揺れ、サーヤが背中を洗う反動も加わると卑猥に左右へ揺れた。
巨乳を好き勝手に揉み解して何とか絶頂の波を回避すると、サーヤの腰を掴んで上下に動かしていく。
「お、おぉ……」
泡で滑るサーヤの肌は思う様に掴めずに余り激しく動かせないが、少しの動きでも反応を見せないヒダをカリで削る快感を大きくさせた。
幾ら硬い膣内であっても犯せば亀頭が温かい膣壁に包まれ、陰茎全体が締め付けられる。
抜けば元の位置に戻ろうとする膣壁が亀頭に沿って締まって行き、差し込めば鈴口からカリへ舐める様に流れるヒダの刺激を感じる。
竿は膣口で締め付けられ、抜き時も挿入する時も張り付いてきた。
鼻歌を歌うサーヤは身体を上下に動かされても気にする事無くタオルを動かし、全身を泡だらけにしていく。
少し背中を伸ばした俺はサーヤの肩から正面にあった鏡を見た。
「おぉ……!」
「ん~……」
犯されて身体を動かされるサーヤの巨乳は、上下に伸びる楕円を描き、乳首から泡を飛び散らせている。
それを見た俺は思わず、掴んでいた腰から手を放して胸を掴んだ。
泡が付いている所為で揉んでも胸の肉が指の間から漏れ出し、指に力を入れれば、ぷるんと動いて手から逃げていく。
乳首は相変わらず柔らかいままだったが、俺には十分過ぎる興奮を追加してくる。
ピストン運動は俺自身の尻と太股に力を入れては抜く事で繰り返し、精液が上がってきた陰茎を固い感触の膣内で扱いた。
「ふっ! はっ! くふっ!!」
「んっと……シャワーシャワー……」
サーヤが身体を洗い終えて泡を流す段階になると、俺も絶頂の予感で陰茎が痙攣を始める。
カウパー液で膣内のオリーブオイルは流れ出し、突っ張る感覚が強くなった膣内から大きな刺激を受けてしまう。
止めとしてカリがヒダに引っ掛かった感触を受けた途端、精液は一気に尿道を流れていった。
湧き上がってきた絶頂は俺の脚から力を抜かせ、サーヤは自身の体重で陰茎を子宮口まで咥え込む。
揉んでいた巨乳は泡が流され、シッカリ掴める様になった事で無意識に力を込めて握ってしまった。
絶頂の強張る俺の身体は自然とサーヤを抱き締め、顔を背中へ密着させれば、俺の我慢は限界を超える。
「くふっ! 出すぞ!!」
「やっぱりシャワーは良いわね~」
そして、無防備な子宮口に精液が吐き出された。
サーヤの身体から泡が流れるに比例して、膣内には精液が流し込まれていく。
カウパー液が染み付いていた膣内の奥は精液で更に滑りを加えられ、硬く締め付けていたヒダが陰茎の表面を不規則に蠢く。
ビクビクと震えながら射精を繰り返す動きは、鈴口で精液を子宮口に擦り付ける結果になった。
突っ張っていたヒダの感触も精液が膣内の最奥から逆流するにつれて、陰茎と膣壁の間に僅かな隙間を作る。
その隙間を通って漏れ出す精液は締め付ける膣口を通って秘裂の中から出てくると、泡と一緒にシャワーで流された。
「お……おふっ……」
「ふぅ……」
スキーで掻いた汗を流してスッキリしたサーヤと、精液を思う存分吐き出した俺の満足そうな溜息が重なる。
膣内で痙攣していた陰茎も動きを落ち着かせ、精液の量が減っていくと硬さも抜けていく。
それに伴って広げられていた膣内は、元の締め付けを戻そうと更に圧迫を強めた。
「よっと……」
「ぅぶぁっ!?」
巨乳を揉みつつ、抱き締めたままで余韻を楽しんでいるとサーヤが髪を洗い始め、後ろに居る俺の顔へ濡れた髪が顔へ当る。
所詮は髪なので痛くは無いが、いつまでも抱き締めていては泡まで振ってきそうなので、早々に下から逃れる事にした。
グッとサーヤの腰を掴んで身体を軽く持ち上げ、出来た尻の隙間から素早く腰を引く。
膣内に入っていた陰茎も膣口と精液の糸を繋げながら抜け、半立ちのままで姿を現した。
陰茎には未だに芯が硬く、性欲も全て晴れたとは言えない。
思春期で若いと言う事と、女風呂で全裸になっていると言う状況が、射精をしても興奮を維持させていた。
一先ずサーヤは犯したので、次なるターゲットを探して視線を巡らしても、目的の人物は見えない。
よくよく思い出してみれば、相手はF組みなので浴室に居る訳は無いと気が付いた。
本人が居なければどうしようもなく、とりあえず後で身体を味わう為に再びサーヤへ近付き、頭を洗っている耳元で暗示を掛ける。
「んっと……」
「サーヤ。お前は――」
△
サーヤに俺を好きになる暗示を掛けた後、今度こそ目的の人物を探して全裸で廊下を放浪していれば、前からジャージ姿のミモリンこと<丹生 美森>が、友人と会話をしながら歩いて来た。
どうせ姿を見られないと高を括り、美少女が多い女子達の尻や胸を軽く揉みながら我が物顔で近付く。
「スキー楽しかったですね」
「うん。でも、あんまり上手く出来なかったよね」
「でも、初めてですから。世界チャンピオンを雇えば良かったですかね?」
「いや、修学旅行程度でそれは駄目でしょ」
「そうですか?」
相変わらず可笑しな金持ち思考をしている。
軽くウェーブが掛かっている黒く艶やかな髪を肩まで伸ばし、前髪は上げて額を見せる髪形のミモリン。
腰は細いがサーヤよりも大きな巨乳が存在を主張している。
今はブラをしている筈でも、歩く度に大きく揺れ、拘束している意味がなさそうだった。
歩いて来たミモリンの横へ並んだ俺は、おもむろに揺れる巨乳へ手を伸ばし、下から支えて持ち上げる。
「おぉ……」
サーヤよりも大きな胸は外見に違わない重量感と、胸が持つ柔らかさが俺の手に押しかかった。
軽く上下に動かせば、たぷんたぷんと揺れてジャージの生地ごと巨乳は動く。
出したばかりの精液も急速に充填され、陰茎の硬さも蘇ってきた。
胸を持ち上げられてもミモリンの顔は一切曇る事無く、友人との会話に華を咲かせている。
今はまだAからC組が入っている風呂場の前まで来ると、ミモリン達は立ち止まった。
横に付いていた俺は揉んでいるだけでは我慢も出来る筈も無く、ミモリンの正面に回っておもむろに屈み、ジャージのズボンへ手を掛けて引き降ろす。
「やはり、コツとかが要りそうですよね」
「スポーツだからね~。ある程度は熟練も必要かも?」
「あぁ、そうですよね。知識だけ知っていても意味がなさそうです」
「知らないよりマシだろうけどね」
「そうですね」
ショーツと一緒に降ろされれば下半身は曝け出され、陰毛が僅かに茂る股間が露出した。
壁に背を預け、脚を揃えて立っているので股間の隙間は狭くなり、脚の付け根に押された大陰唇は盛り上がって秘裂の割れ目を深くさせる。
廊下で女子達の他に一般の客が歩く中で下半身を丸出しにされても、ミモリンは笑顔で友人と会話を続けた。
「やはり世界チャンピオンのコーチを雇ったほうが良かったですね」
「いや、理屈は可笑しい」
曝け出されたミモリンの股間に顔を近付けた俺は、思い切って匂いを嗅いで見る。
スキーをしてから篭っていた汗の匂いが濃くなっており、女の身体の色気を鼻で感じた。
脚が閉じられているので広げられはしないが、何とか股間の隙間に両手の指を差込み、大陰唇を開けば秘裂の中身が見える。
中はサーヤよりも赤みが強く、淫核を包んでいる包皮は心成しか大きい。
小陰唇も、大陰唇からは食み出さない程度には発達している様だった。
股間の奥を覗き込めば確認できる膣口は見るからに小さく、小指の先すら入りそうに無い。
一先ず性器の確認を終えた俺は、今度は立ち上がってミモリンの前へ立ちはだかる。
目の前に俺の顔が上ってきても、ミモリンは俺の顔の向こうに居る友人へ視線を合わせたままで会話を続けた。
「あっ! なら、スキーのボードを純金に!」
「金は柔らかいからすぐに折れると思うよ?」
「では、プラチナで!」
「普通の板で良いでしょ」
いつもながらに外れた金持ち思考で、後頭部から聞こえる友人の声は若干呆れている。
会話の内容に興味が無い俺はミモリンのジャージのファスナーを掴み、ズボンと同じ様に一気に下げた。
中からシャツが出てきたので、それも上に捲り上げ、ブラに包まれた巨乳を引き出す。
ピンクの可愛らしくも高級感溢れる生地で、如何にも金を持っていそうなブラだった。
カップから食み出ている胸は白く透き通る肌で、キメも細かい印象を受ける。
谷間にあったホックを外すと、拘束から開放された巨乳がプルンと音が聞こえそうな動きで飛び出てきた。
「おぉ!」
跳ねる巨乳の頂点では薄いピンク色の乳首が、開放された反動で上下に揺れる。
胸の形も全体的には丸っこいが前へ突き出ている分、形も色もバランスも美乳の名に相応しい。
『DからF組の女子生徒は入浴してください』
「あっ、そろそろ、出てくるよ」
「そうですね。入りましょうか」
いざ揉もうとした時に、先に入浴していたクラスが出てきた。
館内放送も残っていたクラスの入浴を諭し、ミモリンと友人は脱衣所へ入っていく。
俺にジャージのズボンを下げられたミモリンは、ちょこちょこと脚を動かしてズボンを上げずに歩いていた。
胸も当然丸出しにされたままで、小刻みに全体を揺らす。
脱衣所に入ってからは、俺が少し脱がしていたお陰でサッサとジャージを脱いで全裸になり、タオルを持って友人が服を脱ぐのを待っていた。
「お待たせ」
「えぇ、早く汗を流したいです」
「そうね~。汗塗れは嫌よね」
ミモリンの全裸を後ろから見詰め、俺も再び裸になって後を追う。
しかし、身体を洗っている時に手を出してはサーヤと同じで面白くなく、一足先に浴槽へ入って待つ事にした。
先ほどとは顔ぶれの変わった女子風呂の光景を見ながら暫し待ち、のぼせない程度に脚だけを湯へ浸けていると、待っていたミモリンがやってくる。
「結構、大きな浴槽ですね」
「岩とかあるし……」
「あっ、でも、この岩は安物ですね」
「えっ?」
後ろで纏められた髪は既に洗ったのか、濡れて光沢を持ち、毛先から水が滴り落ちる。
洗った後の身体はシャワーで程好く温められ、白かった肌が赤みを帯びていた。
タオルで軽く胸と股間を隠している姿は、何処と無く幼いながらも成長した身体の線が大人の色気を醸し出し、俺の興奮も復活する。
湯船に脚を入れたミモリンはそのまま歩いて、少し奥の方で湯に浸かった。
胴体まで沈めれば巨乳は水面へ浮き、他の生徒が立てる波でゆらゆらと湯の中で揺れる。
ミモリンが腰を落ち着かせたのを見計らって、俺は正面から堂々と近寄った。
「ふぅ……良いお湯ですね」
「ほんと、スキーで疲れた身体には有難いわ~」
タオルで首筋を流し、丁度良い湯の気持ち良さにリラックスしている。
腕を動かす度に湯に浮いている胸も揺れ、水面の下に見える乳首が動く。
正面に陣取った俺は両手の人差し指を伸ばし、スイッチを押す様に乳首を突いた。
先ほどは触れなかった分、指の第一関節まで楽に食い込ませられる柔らかさを堪能する。
押し込まれる乳首は手を前へ押し出す程に胸の中へ消え、乳輪すら見えなくなった。
これ以上奥へ差し込めない程度の弾力を受けてからパッと手を引くと、湯の中であっても、たぷんと元の形へ戻る。
下から持ち上げてみても、浮力の所為でサーヤより大きくとも軽い。
水面から出てきた胸は水を滴らせて肌の張りもキメも細かく、触る手には吸い付く感触すらあった。
既に陰茎は反り立ってカウパー液すら滲ませているものの、湯の中ではオリーブオイルも使えないので、ミモリンの体勢を変えなければいけない。
「ちょっと、ごめんなさいよっと……」
「ん、私の家では湯船にバラの花か、金箔を浮かべるんですよ」
「バラは辛うじて分かるけど、金箔って出た時張り付いて大変じゃないの?」
「えぇ、シャワーを必ず浴びないといけないのが難点です」
「最初から入れなければ良いじゃん」
湯船の沈んでいるミモリンの腰を掴んだ俺はそのまま自分の方向へ引き寄せ、水面で仰向けになるように持ち上げる。
真正面に俺が居た所為でミモリンの脚は俺の身体を挟む程度に広げられ、浮き上がってきた股間は開かれた。
大陰唇は未だに秘裂が一本通るだけの綺麗な形を保ち、陰毛は湯の中で揺れる。
腰を持ち上げていた手をミモリンの尻へ下げれば、肉付きの良い感触が返って来た。
胸よりも弾力はあるが決して硬い印象は無く、揉むと指は肉に食い込んだ。
殆ど水面から出てきた巨乳は仰向けになった胴体に乗り、重力に従って横へ広がるが、それでも半分ほどが水中にあるので天井を向く大きな椀型を崩さない。
開かれた股間は陰茎と距離を縮め、俺が少し腰を進めれば秘裂に食い込む位置にあっても、今はまだ我慢しなければならなかった。
何とか突き入れたい欲求を我慢し、今度はミモリンの身体をうつ伏せの体勢へ変える。
それから湯船の縁へ手を付かせて湯船の底で膝を立たせれば、ミモリンは太股の上の方だけを湯に付かせた状態で四つん這いになった。
胸も重力に引かれて下にある湯船へ前半分だけ浸かり、再び水中で揺れる。
無防備に晒された白い背中は華奢で、くびれた腰から安産型の尻に行く線が性的な興奮を誘って止まない。
俺の目の前には肉付きの良い尻が突き出され、膝を肩幅に開いている所為で大陰唇どころか肛門すら見えた。
「しかし、やはり豪華さが無いと寂しいと言うか……」
「そんな豪華さは捨ててしまえ!」
あらかじめ持っていたオリーブオイルのビンを取った俺は、突き出された大陰唇へビンの口を挿入する。
ビンの口の形に広がった大陰唇は難なく咥え込み、俺の手にもビンの先が膣口へ入る感触を受けた。
そのまま角度を立てて、ミモリンの膣内でオリーブオイルを流し込んでいく。
そして、膣口の隙間から漏れ出し始めると、俺は膝立ちになってミモリンの腰の高さに陰茎を合わせた。
サーヤの膣内に出しても硬さと太さを復活させた陰茎の根元を支え、鈴口を秘裂に接触させる。
「でも、たまにはこの様なお風呂も良いですね~」
「私はいつも家の狭いのに入ってるから新鮮な感じがするわ」
オリーブオイルでヌルヌルになった大陰唇は、俺が腰を前へ突き出すだけで左右へ割り開かれ、亀頭を咥え込んで行く。
湯に浸かって温まったミモリンの体温を直に感じた俺の興奮も更に高まり、陰茎の硬さも増してしまう。
鈴口を狭く硬い膣口に食い込ませて陰茎を支える必要が無くなると、ミモリンの細い腰を掴んでジワジワと引き寄せる。
全く愛撫をしていない膣口は亀頭の形に添って広げられ、大陰唇を引き摺りながら膣内へ減り込む。
解していない所為で硬い感覚を受けるが、サーヤよりも肉体的に成長しているお陰で、締め付けは比べると弱いかもしれない。
それでも亀頭に受ける圧迫感は強く、ヌルヌルになっている事で快感も大きかった。
メリメリと膣口を広げる感覚に陰茎は勝手にカウパー液を漏らし、亀頭が3分の1位まで膣口に入ると、鈴口には処女膜の抵抗を受ける。
完全に行く手を遮る位置にある壁は、俺が腰を少し押し込めば僅かに伸びた。
「おふぅ……締め付けが強い……!!」
大陰唇を巻き込みながら亀頭を完全に膣口へ入れても、快感で勝手に動く俺の腰は止まる事無く、竿すら挿入して行く。
腰の力に抵抗できない処女膜はブツリとした感触を亀頭に返し、儚く少女の証を散らすと、今度は解されていない膣壁が鈴口に立ちはだかった。
しかし、オリーブオイルの滑りで硬い膣壁は難なく、広げられる。
亀頭の表面を擦られる刺激は締め付け同様に強く、カウパー液も量を増やすばかり。
一度射精をしたので余裕はあった筈だが、ミモリンの華奢な背中とキメの細かい肌、更には回りに大勢の女子達が居る中で、犯している状況が大きな快感となっていた。
そして、最奥まで入れると俺の下腹部には安産型の尻が当たる。
「くふっ……うぅ……」
サーヤの膣内は入れても抜いても硬い膣内を力尽くで広げる感覚だったが、ミモリンの膣内は解れていない状態であっても俺の陰茎の形に添って強く包み込んできた。
オリーブオイルで滑るヒダは、話す振動でジワジワと陰茎の表面を這い回る。
鈴口は子宮口にカウパー液を擦り付けた後、俺は腰を引いて膣壁をカリで削っていった。
膣口から出てくる竿には破瓜の血が付き、確かに処女を奪ったと視覚的にも確認できる。
挿入していた時よりも大陰唇を左右へ開きつつ、カリが出てくるまで腰を引くと、今度は勢いを付けて子宮口を突き上げた。
ぺチンとミモリンの尻が高い音を浴室へ響かせながら波打って衝撃を吸収し、俺は反発する尻の力を消さない様にサッと腰を引いて前後運動を開始する。
「こほっ……」
「あれ? 大丈夫?」
「けほっ、えぇ、大丈夫です。ちょっと湯気を吸い込んでしまったみたいで」
「あぁ、サウナでも熱気が器官に入ると咳き込む事があるよね」
「ちょっと、油断したみたいです」
子宮口を突かれ、身体の奥から押し上げられたミモリンは軽く咳き込む。
隣の友人が心配そうに聞き返すも、本人は違った原因を疑ったらしい。
何度か硬い膣壁を広げながら子宮口を突き上げれば、ミモリンも衝撃を上手く流せるようになってすぐに呼吸を安定させた。
弾力のある尻が間に挟まって陰茎を根元まで挿入できない事で、膣内で受ける衝撃自体は思いの外少ない様でもある。
それでも俺が腰を使って強く突けば、反動を流しきれないミモリンの身体は前後に揺さぶられ、風呂に浸かっている巨乳が釣られて湯を掻き回した。
大きな胸はミモリンの背中から見下ろしても、脇腹から横乳を表す。
それを見た俺は腰を動かしながら上半身を前へ倒し、華奢な背中へ覆い被さると湯の中で揺れ動く胸を掴んだ。
「ぅん、ふっ、さっきより、くっ、重いかも、しれない」
湯に浸けられる状態になっている巨乳は、水中から持ち上げれば広げた指から大幅に食み出た状態で乗った。
支えきらなかった部分が掌から零れてしまい、尻を突き上げられる反動でたぷんたぷんと揺れる。
人差し指と親指で両方の乳首を摘んで見ても、やはり俺を認識していない所為で犯されている事実も身体は感じず、興奮を一切示していないままだった。
乳輪から僅かに顔を出した程度の乳首は平常を保ち、水中で下へ引っ張っても生理的は反応すら返さない。
指に力を入れて餅を捏ねる様に揉み解し、掴まれた跡を赤く残しても、友人と会話を続ける表情と同じで変化を見せなかった。
それでも、俺にとってはミモリンの巨乳を無許可で揉んでいる事には変わらず、勝手に膣内で陰茎を扱いている現状が合わさって絶頂へ上らせてくれる。
補充された精液が再び上がってきた感覚で陰茎が太くなり、俺の思考も徐々に白くなり始めた。
もはや胸を揉んでいる姿勢では腰の動きに満足できず、俺は身体を起こしてからミモリンの腰を掴み直し、ピストン運動を速める。
「ふっ! はっ! くはっ!!」
「そう言えば、ここってサウナは無いのかな?」
「パンフレットには書いてなかったと思いますよ?」
「そう、別に入らなくても良いんだけど、無いなら無いで損した気分」
「うふふ、そうですね。私の家みたいに十畳ほどのがあれば良いのですけれど」
「無駄に広い!」
サーヤと違って座っている下から抱えている訳ではないので、腰の動きは制限される事無く、力強く腰を前後に動かせた。
若干、脚が湯に囚われて動かし辛くとも、性欲に身体を支配された俺は関係なく腰を動かしていく。
水面は激しく波打ち、ミモリンの尻も子宮口を突き上げられる度に弾力を感じさせる反発を返しながら大きく波打った。
カリで削るヒダは全く反応を返していないが、それでもオイルで滑る感触は十分な快感となって俺を絶頂へ押し上げる。
暴発しそうになる精液を股間で塞き止めながら、俺は最後の止めとして勢い良く子宮口を突き上げた。
「ふっ!」
「こはっ……」
そして、ミモリンが咳き込む息を聞いてから、股間の力を抜く。
「出すぞ!」
全く反応を返さない膣内で、犯されていると認識していない子宮口へ向かって精液を吐き出していく。
ビクビクと震えながら射精を繰り返し、膣内の最奥に残っていたオリーブオイルすら押し流した。
子宮口付近の僅かな隙間すら精液は入り込み、全てのヒダにさえも塗りたくる勢いで膣内に広がる。
射精をして上下に痙攣を繰り返す鈴口で、硬い感触の子宮口を擦りながら精液でオイルとは違った滑りを追加した。
反応自体は平常を保ったままの膣口は、大陰唇を広げる陰茎を締め付ける僅かな隙間から精液を逆流させ、湯船に体液の塊を作る。
「うっ……ふっ、うぅ……」
精液を流し込まれても硬い膣内で痙攣を続けていた陰茎は徐々に動きを緩め、絶頂の快感も引いていく。
ミモリンの腰を無意識に強く握っていた手から力を抜き、白くなっていた思考も戻って絶頂直後の気だるさが襲ってきた。
「そろそろ出ましょうか」
「そうだね。好い加減のぼせそう」
「おっと……」
絶頂の余韻を膣内で味わっていると、ミモリンがいきなり立ち上がってしまう。
自然と陰茎も抜けてしまい、キュッと元の狭さに戻った膣口からは精液が勢い良く漏れ出した。
湯船を歩く度に股間から内腿を通って湯の中へ落ち、熱で固まった精液が沈んでいく。
そんな卑猥な光景は誰も気にせず、精液が固まっている湯の中で他の女子生徒は嬉々として入り、その湯で顔を洗う。
ハッとした俺はこのまま放すのを惜しく思い、慌てて後を追ってミモリンの耳元で囁いた。
「ミモリン、お前は――」
△
翌日。
はしゃぎ過ぎた生徒達は殆ど寝ぼけ眼で、朝食を食べる為に廊下を歩いている。
その集団の中に俺も居るのだが、上半身を曲げてユラユラと動く周りの生徒の所為で、ゾンビの集団に居る錯覚を思えてしまった。
「あっ!」
「んっ?」
女子生徒達と合流を果たすと、少し遠くから聞きなれた声が聞こえる。
何事かと思って視線をやれば、サーヤが嬉しそうに走り寄ってきた。
「やっ! おはよう!」
「あぁ、おはよう」
「あっ! べ、別に朝からあんたに会えて嬉しくは無いんだからね」
「そうかい」
分かり易いツンデレを早速披露して来たサーヤは、巨乳を持ち上げるように腕を組んで顔を反らす。
顔色は赤くなっており、明らかに俺に対して行為を抱いている雰囲気を全身から出していた。
「あっ!」
「えっ?」
「またか」
同じ様な声を聞いて今度はサーヤと一緒に声の方向へ振り向くと、ミモリンがこれまた嬉しそうに走り寄ってくる。
ブラをしていても大きく弾む巨乳を揺らしながら走ってくる姿は、擦れ違う男子生徒達の視線を釘付けにしていた。
「おはようございます」
「おはよう」
「おはよう、ミモリン」
「おはようございます、サーヤ」
親しそうに会話をするサーヤとミモリンには、あらかじめ仲が良くなる様に暗示を掛けてある。
流石に俺を取り合って骨肉の争いをされるのは見ていて気持ちの良いものではない。
何かの間違いでどちらかが怪我でもしてしまっては、大変勿体無いと思っての処置だった。
透明になって耳元で囁くだけなのでたいして苦労もしていないが、目の前で楽しそうに会話をする二人の姿を見れば、やって良かったと思える。
元々失敗はしないものの、やはり自分が仕掛けた事が思い通りに効果を発揮するのは気持ちが良い。
「一緒に朝食を食べませんか?」
「良いわね」
「別に良いぞ」
「そうですか!」
俺とサーヤが即答すれば、ミモリンは嬉しそうに胸の前で手を合わせて喜んだ。
二の腕に押された胸がジャージの谷間を深くして、俺の朝立ちは固さを更に高める。
しかし、流石に今透明になっては混乱を招くだけなので、我慢する必要があった。
それでも、俺を好きになる暗示の効果の程を知りたくなり、おもむろにサーヤとミモリンの巨乳を掴んで見る。
「あっ……」
「ゃん……」
他の生徒が居る前で胸を揉んでも二人は微笑みながら顔を赤くするだけで、俺の手を払い除け様とはしない。
それどころか逆に押し付ける抵抗さえ感じ、俺に対しての好意はカナリ高そうだった。
「ここでは駄目ですよ?」
「そうよ。後で幾らでもしてあげるから。ね?」
「うん、楽しみにしてるよ」
「うふふ、えぇ、楽しみにしておいて下さい」
「スキーより激しくなりそうだわ」
優しく言い聞かせてきたサーヤとミモリンは、俺の腕を胸の谷間へ抱いて食堂へ脚を向ける。
周りからは男子生徒の嫉妬に塗れた視線を受けるが俺は気にせず、連れて行かれるままに歩く。
この世界に来てから薬の実験台にされて不幸かと思ったが、前世の知識を思い出して本当に良かった。
お陰でパッとしなかった学校の生活にも色が咲き、充実していきそうにも思える。
両隣からは甘い視線と女の子特有の良い香り、そして胸の柔らかさで幸せの絶頂に居ると断言できるだろう。
暫くの間はサーヤとミモリンと言う二人の美少女を味わい尽くす事に専念しようか。
終わり
涼宮ハルヒの憂鬱 長門 有希:強制発情
「三つだけ! 三つだけだから!」
「そんなチャラい男が良く使う『先っちょだけだから』みたいに言うなよ」
俺の目の前に居るのは、癇に障るぐらい後光が激しい謎の老人。
本人曰く神らしい。
後光が激しくて姿はハッキリ見えないが、薄目で確認して見れば確かにイメージ通りの神っぽい。
何でもミスって俺が死んだから、お詫びとして生前好きだった『涼宮ハルヒの憂鬱』の世界に転生させてくれるとか何とか。
最近の神の世界では、ただ転生させるだけでは面白みが無いと、何らかの特典を付けてやるのが流行らしい。
「流行って何だよ」
「まぁまぁ。とにかく行き成り言われても思いつかないだろうから、転生してから言えば良いよ」
「あぁ、とりあえず最初は閉鎖空間を覗ける様にしてほしい」
「ほう?」
思えば『涼宮ハルヒの憂鬱』のイベントは、主に閉鎖空間内で起こっていた筈。
キョンが古泉に連れられて目撃した巨人戦や、朝倉涼子に命を狙われて長門に救われた、果てはカマドウマ戦など、何か大きなイベントがある時は殆ど必ず閉鎖された空間で起こっている。
涼宮ハルヒの憂鬱の世界に行く以上は、是が非でも目撃したい。
しかし、間違っても当事者になりたいとは思わず、大事なのはアニメを見る感覚で目撃すると言う事だ。
「そんな感じの理由だから、閉鎖された空間を覗ける様にしてくれよ」
「うむ、分かった」
「後はあっちの世界に行って決めるからよ」
「うむ。では、早速お前を高校に送ってやろう」
「えっ? 転生とかじゃないのか?」
「違う。流石に一から人生を遣り直すのは面倒臭いだろう? 特に乳幼児の期間は」
「まぁ、そうだな」
自我がちゃんとある状態でオムツは勘弁してほしいかも知れない。
特殊な趣味なら問題ないだろうが、俺にはそんな物は無く、当然ながら排泄を垂れ流すのも嫌だ。
「だから、お前が生きた人生を作り上げて、主人公の同級生として送り込むのだ」
「分かった」
「では、イクゾー」
――と、言う様な事があって気が付いた時には、目の前に文芸部部室の扉が目に入る。
行き成り高校生として送られるとは聞いていたが、まさか行き成り重要な部屋の前に送られるとは思わなかった。
巻き込まれるのは嫌だが、顔も知らない程度では覗ける距離に居られないと言う事かもしれないな。
何にせよ、アニメで見た美少女を、現実の人物として見れる貴重な時間には変わりない。
部屋の上に取り付けられているプレートは既にSOS団と書かれた紙が張ってあるので、既に主要なキャラ達は邂逅を果たしているだろう。
神にはイベントを見たいと言ったので、少なくとも原作が始まって時間が経っているとは思えない。
一先ず現状を確認する為には、やはり入らなければならないのか。
意を決し、部室の扉を開け放った。
「たのも~」
「…………」
中に居たのは一人だけ。
団長席の横にある、窓から近い椅子に座って俺を見詰めるのは灰色のショートヘアーをしている<長門 有希>
眼鏡の奥から見詰める視線からは感情らしい感情は受けず、原作と同じ様に無表情だった。
「…………」
「え~っと……」
勢い良く扉を開けたは良いが、目的を決めていない。
流石に『原作の状況を確かめに来ました』とは言えないだろう。
無言の長門から受ける視線に気まずさを感じた俺は、思わず目を泳がせてしまった。
このままパンダのごとく観察されていては何も始まらないので、とりあえず俺は部屋の中に入り、動かぬ部室の長となっている長門へ近付く。
「……なに?」
「その~……」
「?」
そして、座っている長門を見下ろす位置に移動した俺は、見詰め返してくる長門の無表情な顔を見て、ふとした興味が沸いた。
「長門」
「……何故名前を?」
「あぁ、それは……美少女の名前はチェックしてるんだよ」
「そう」
流石に初対面で名前を言われれば、警戒までは行かなくとも疑問には思ったらしい。
咄嗟に理由になっていない理由を言って見るも、肝心の長門は全く関心を示さなかった。
「長門の色んな表情が見たくてね」
「……表情?」
「そう」
そして、沸いた興味とは、いつも変わらぬ無表情な長門の、他では見られない表情を見たいと言うもの。
今は原作でのイベントも進んでいないらしく、人間らしい感情を浮かべるのはまだまだ先になる筈。
しかし、俺がギャグをやっても何か感情を浮かべるとは思えないので、ここで神頼みの出番だ。
「神よ!」
「……神?」
勢い良く天井を向いて神に呼び掛けたものの、どんな表情を浮べさせるか決めてなかった。
行き当たりばったり過ぎると自分で思っても今引いても格好悪いだけであり、必死に考えを巡らせる。
少々、混乱する思考の中でパッと浮かんだのは、『どうせなら原作では絶対にしないような表情が見たい』と言う考えだった。
「長門を発情させてくれ!!」
「……理解不能」
性的に発情すると言うのは健全な作品である原作では絶対に陥らないと状況だ。
近い状態は人間らしさを持った長門がキョンに対して恋心を抱く時だが、それは単純に好意を抱いているだけで性的な厭らしさはない。
辛うじて初心な恥じらいで、見ている側にとっては微笑ましいと感じるだけだ。
少なくとも見ていて興奮はしない。
部外者の俺では長門の心を射止められるとは思えず、将来に渡って恋人として付き合うのも無理なのは明白。
しかし、俺は今、長門の変化した表情を見たい。
客観的に見て、現状どころか生涯に渡って不可能な願いなら、まさしく神頼みに相応しいだろう。
『分かった』
「……っ!?」
そして、SOS団部室の中に響いたのは、明らかにどんな生物でも出しえぬ重厚な声。
長門は驚いて息を詰まらせ、目を開いて珍しい顔を浮かべる。
短い言葉ですら押し潰されそうな声が消えると、再び部室内には静寂が戻った。
「…………」
俺は上を向いていた顔を下ろし、期待を込めて長門の表情を確認して見れば、そこには代わり映えしない無表情が見詰めてきている。
神に限って失敗しないとは思うも、そもそも俺がこの世界に来たのが神の失敗であるので少々不安にもなってしまう。
それでも、ジッと長門の顔を見詰めていれば、徐々に白かった頬に赤みを帯び出した。
「……はぁ……はぁ」
更には閉じられていたピンク色の唇も艶を増して少し開き、呼吸が荒くなっていく。
吐き出される吐息には、明らかに普通とは違う色っぽい雰囲気が滲む。
俺を見詰めていた目も潤み、目尻が下がって濡れた視線を送ってくるようになる。
「はぁ……はぁ……っ!」
明らかに先ほどの無表情から変わった長門の顔を見ていると、観察されている長門はおもむろに読んでいた本を横のテーブルへ置き、俺へバッと抱き付いてきた。
「おっ!?」
「はぁ、はぁ、はぁ――」
俺の首に回された長門の腕はガッシリと巻き付き、絶対に逃がさない意思が感じ取れる。
耳元では甘い吐息が吐き出され、耳に拭き掛けられる度にゾクソクとした感覚が俺の背中に流れた。
抱き付かれた所為で長門の小さな胸が俺の胸板に押し付けられ、柔らかな感触で興奮を呼び覚まされる。
陰茎が硬くなりつつあるのを自覚し、せめてばれないように腰を引こうとも、長門は積極的に自分の下半身を俺の股間へ押し付けてきた。
グリグリと左右に動き、硬くなる陰茎の存在を確かめてくる。
長門の首筋から漂ってくるのは間違いなく長門の体臭で、髪の毛の匂いと重なって陰茎が更に硬くなる。
一気に性的な興奮を呼び覚まされた俺も長門の身体を抱き締めれば、首に絡んでいた腕に力を込められ、身体同士の密着が高められた。
長門は陰茎を刺激していた下半身だけでなく、全身を使って俺の身体へ擦り付けてくる。
一通り満足したらしい長門は腕に力を緩めて上半身を軽く放し、俺の顔を欲情に潤む目で見詰めると何も言わずに唇を重ねてきた。
「んっ」
「むっ!?」
長門の小さな唇は柔らかく、ぷにぷにとした弾力を感じる。
俺の唇に接触させたままで軽く左右に顔を振り、肌を擦り付ける感触を積極的に味わっていく長門。
そして、軽く口を空けた長門が舌を伸ばして俺の唇を突き、要求を察して素直に開ければヌルリと生暖かい舌が入り込んできた。
「んむっ」
「んんっ!?」
心成しか甘い味がする長門の舌は、俺の口内に入ると即座に絡んでくる。
舌の腹同士を重ね、軽く擦ると今度は裏側へ回って舐め回してきた。
俺も負けじと動かすが、長門の舌は上手く俺の動きに合わせ、厭らしく口内で蠢く。
「んふっ、んむっ」
「ぁむっ、んんっ」
互いの顔を斜めに傾けて深くキスを交わし、唇の端から唾液が漏れても構わずに互いの舌を味わった。
「んぁっ!」
「んはっ……」
自然と顔が離れれば唾液が唇を繋ぎ、卑猥な光景を作り出す。
しかし、キスだけでは発情を抑えきれない様子の長門は、俺が何か言う前に屈んだ。
首に回されていた腕を解くも、手だけは俺の身体に接触したままで肩から胸を触り、遂にはズボンの上から陰茎を擦る。
無表情だった顔は光悦としており、口元には僅かな微笑を浮かべていた。
「おい、長門――」
「……はぁ……はぁ……」
問いかけても返事を返さず、荒い呼吸のままでズボンのベルトを外しに掛かり、俺が履いていたパンツごと陰茎を取り出した。
されるがままとなっていた俺も、何気に性欲に思考を支配されていたので抵抗する気は無い。
反り立つ陰茎はパンツのゴムに引っ掛かった後に勢い良く跳ね上がり、長門の頬を掠めた。
「……ほぁ」
目の前で反り立つ陰茎を見た長門は、普段の無表情からは考えられない程に色っぽい吐息と熱い視線を投げ付ける。
既に硬くなっている所為で竿は太い血管が浮き出ており、鈴口からは僅かにカウパー液が漏れ出していた。
前世から続く童貞には、ヒロイン級の美少女に胸を押し付けながら抱き付かれ、口内を蹂躙されて上に陰茎も刺激されては、自分でも気が付かない程に大きな興奮と快感を得ていた様だ。
少しの間、陰茎を見詰めていた長門は少し顔を近付け、軽く匂いを嗅いだ後に小さな唇を目一杯広げて亀頭を咥えた。
「ぁむっ」
「うぉっ!?」
長門の口内で乾いていた肌に唾液を塗りたくられ、唇はカリの凹みに入ると鈴口が舐められる。
広げられた舌の腹が亀頭の先を包み、上下に動いて刺激を送ってきた。
若干、歯が当たって軽い痛みも感じるが、亀頭が舐められる快感の方が圧倒的に大きい。
見下ろす俺の視線の先では、陰茎を咥えた長門の唇が前へ伸ばされており、ひょっとこの様な顔になっている。
普通なら笑ってしまいそうな顔であっても、生暖かい口内へ陰茎を咥えられ、弾力の強い舌が唾液を塗りたくりながら亀頭を這い回る快感は、思考に余裕を無くさせた。
「んむぁっ……」
「うっ、くふっ……」
亀頭だけを咥えていた長門は頭を前へ進め、竿まで口内へ入れていく。
鈴口を舐めていた舌は陰茎の下半分を包み込むように形を変え、奥へ招き入れるにつれて上顎へ押し付けて圧迫を加えてきた。
長門の小さな口内では陰茎を根元まで咥えられず、半分以上残した状態で鈴口は舌の根元まで入ってしまう。
「んっ、じゅる、ずず……」
「くはっ!」
これ以上は入らないと判断した長門が頭を引き、陰茎を口内から抜いていくと、唾液を啜る音が厭らしく聞こえた。
カリが唇を内側から押すまで引いてから、再び陰茎を咥え込んで頭を前後に動かし始める。
「じゅ、ん、じゅる……」
「おふぁっ……」
舌は亀頭のカリへ入り込み、平べったくなって撫でていたと思えば舌先で穿る刺激を送ってきた。
生暖かい感触に加えて舌の這い回る快感は、鈴口から漏れるカウパー液の量を増やし、長門が陰茎を啜る音も大きくさせる。
「じゅぷ、じゅるる、んふっ……」
既に快感で思考を白く染める俺は無意識に長門の頭を掴み、触り心地の良い髪を梳く。
指の間に流れるサラサラの髪は、撫でているだけでも気持ち良かった。
その間にも前後の動く長門の頭は速さを増し、陰茎を攻める舌の動きも徐々に激しくなっていく。
「じゅる、んぷっ、んんっ」
「おっ! おぉぅ!?」
どれだけ頭を動かしても口内で陰茎に張り付く舌は離れずに表面を這い回り続け、密着したままで亀頭を舐める所為でザラザラした感触を絶えず感じた。
漏れ出るカウパー液は出た端から舐め取られ、代わりに大量の唾液が纏わり付く。
上がってきた精液を我慢する陰茎が張った事で、軽く噛む刺激すら追加してくる長門。
唇の端から大量の唾液が漏れても、光悦とした表情のままで頭を動かし続けた。
陰茎が我慢の限界に近付き、小刻みに痙攣を始めると、長門も吸い付きを強くして舌を強く押し当てながら頭の速度を上げる。
「んっ、じゅる、んっ、んむっ」
「おぁ! くぅ! で、出る!」
そして限界を迎えた陰茎は、俺の意思を通り越して精液は吐き出した。
「んぶっ!」
「くはっ!」
長門は口内に精液を出された瞬間に頭を深く押し出し、陰茎を咥えられる所まで咥える。
舌を陰茎に密着させながらも奥へ吸い込み、白く細い喉がコクリコクリと動いて出される精液を直接飲み込んでいく。
長門の口内に空間が無いので、俺はまるで太いストローで睾丸から吸い取られている錯覚さえ覚えた。
「ん、んぷぁ……」
「おふぅ……」
吐き出される精液も無くなり、全て飲み干した長門が満足そうに目元を緩めながら口内から陰茎を抜く。
出てきた陰茎は唾液で光沢を得て、卑猥に光を反射した。
射精をした事で反り立つ程の硬さが消えてしまい、今では半立ちの状態で、頭を離した長門の顔へ鈴口を付き付けている。
「……次」
「ぅえ!?」
射精をした直後で俺の思考は鈍くなっているものの、呟く言葉を聞いて戸惑いを覚えた。
しかし、長門は俺の都合を気にせずに立ち上がると、俺の肩を掴んで近くのテーブルへ押し倒す。
「ちょ、ちょっと、待ってくれ! 少し休憩を――」
何をやるにしろ、せめてある程度回復するまで待って貰おうと声を掛ければ、長門は有無を言わせないで不思議呪文を高速で呟いた。
「――――」
「えっ!?」
その瞬間、力が抜けていた筈の俺の陰茎は即座に先ほどの固さを取り戻す。
明らかに長門の呪文によって、強制的に回復させられてしまった。
性欲に関しては絶頂のダルさを感じるので、肉体的な事だけ操作されたらしい。
復活した俺の陰茎を確認した長門はテーブルの上に寝かされた俺の上へ圧し掛かり、同時にショーツも脱ぎ去る。
細い足から離れたショーツは愛液を多量に含み、重たそうにベチャッと音を立ててテーブルに落とされた。
長門は自身の唾液で濡れる陰茎の根元を支えて直立させると、急かされているかのように腰を降ろしてくる。
「ちょっとま――」
「黙って」
そして、鈴口が愛液を流す秘裂へ接触した瞬間、長門は口元をニヤリと歪め、嬉しそうな表情を浮かべた。
その顔はある意味嬉しそうでありながら、原作では絶対にしないだろうと思える程に淫猥極まりない。
俺が止める間もなく腰を降ろせば、鈴口は秘裂へ食い込み、その奥にある膣口すら広げていく。
愛液に濡れているお陰でたいした抵抗も無く亀頭が飲み込まれ、処女の締め付けが表面を舐める。
鈴口に処女膜の感触があっても、長門は腰を落として陰茎を根元まで咥えこんだ。
「んぁ!!」
「くはっ!?」
処女を失った直後に子宮口を突き上げる衝撃は、発情した長門であっても頭を振り上げる程のものだった。
陰茎を押さえていた手は俺の胸へ置かれ、倒れない様に支えてから、腰を動かし始める長門。
上下ではなく前後左右に動かして、膣内を占領する陰茎の異物感を楽しんでいる雰囲気がある。
既に解れているヒダに陰茎を舐められる俺にも大きな快感があり、亀頭には硬い子宮口の周りを擦る感触があった。
カリに隙間無く密着する膣壁の所為で、ぬるぬるとしたヒダが蠢きながら締め付けてくる。
腹筋と陰茎に挟まれた事で不規則に左右へ押し遣られれば、不測の快感が俺を絶頂へ向かわせていく。
「はっ、ふぁっ!」
「んくっ!?」
頭を振り上げたままの長門は、手に力を入れて腰を引き上げる。
太股に引っ掛かっているスカートは殆ど捲られており、見えなかった長門と繋がっている股間の様子がハッキリ見えた。
小さな膣口を引きずり出しながら姿を現す竿には破瓜の血が僅かに付いていたものの、それ以上の愛液で余り確認出来ない。
内側から広げられた大陰唇の上には陰核が見え、愛液の光沢を得て強く自己主張をしていた。
膣内では発達の乏しい薄いヒダがカリに抵抗を示し、滑る膣壁を削る快感を増幅させる。
長門が腰を上げれば鈴口の先に出来る筈の隙間すら、締め付ける膣壁が密着してきた。
竿を抜くと膣内で分泌された愛液が漏れ出し、俺の股間を濡らして下のテーブルすら濡らす。
カリが膣口を内側から押す程度まで陰茎を抜いた長門は、そのまま腰を落とすのではなく、空中で腰を回し始めた。
「んふぁ……」
「うぉ……」
亀頭だけが膣内に入った状態で腰を回されると、カリの凹みに入っている膣口が腰の動きに合わせて敏感な箇所を刺激し、フェラと違って全方向から亀頭を舐められる。
カウパー液も大量に漏れ出し、精液も尿道を根元で待機している感覚があった。
「な、長門……!」
「ん、んぁっ!」
腰を回す動きを一旦止め、今度は勢い良く腰を降ろして再び陰茎を根元まで咥えた長門が、有無を言わせずに上下運動を始める。
愛液が掻き回されて静かだった部室にヌチョヌチョと卑猥な音が響き、下腹部に長門の股間が当たる度に周囲へ体液の雫を飛ばした。
灰色の短い髪を振り乱し、光悦とした表情を浮かべながら腰を振る長門。
制服の赤いリボンは大きく揺れ、その下にある小さな胸ですら激しく上下に震えた。
「うくっ! ま、また出そう……だ」
「んくっ、ふぁっ!」
俺が思わず呻き声を上げれば長門は腰の動きを早め、脚へ力を入れて膣内を締め上げる。
張った亀頭が愛液に濡れた膣壁に舐められ、ヒダがカリへ張り付く。
限界が近付いて小さく痙攣を始めた陰茎は締め付けが強くなって蠢くヒダの刺激を受け、遂には限界を超えてしまう。
「くぁっ! 出る!!」
「んふぁっ!!」
俺の言葉を合図に、長門はギュッと力を入れて今迄以上に締め付けてきた。
そして、激しい痙攣と共に吐き出される精液。
「うぁっ!!」
「んふぁっ!?」
精液を吐き出す陰茎の動きを止めんばかりに強く締め付ける膣壁は、奥へ引き込む動きを返して出される片っ端から、精液を子宮口へと送っていく。
長門も膣内の最奥に他人の体液を受けた刺激で絶頂に達し、俺の胸へ置かれていた手が硬く握り締められた。
止めた筈の腰はピクピクと小刻みに震え、愛液の他に潮までも噴き出す。
暫く互いに身体を小さく痙攣させた後、陰茎が吐き出していた精液も無くなっていき、激しかった痙攣も治まっていく。
「うっ……ふぁ……」
「あっ、んくぅ」
強制的に二度の射精をさせられては俺の疲労も大きく、テーブルの上に投げ出された手足を動かす気力すら無い。
未だに長門の膣内に入っている陰茎は半立ちを保っているものの、ヒダの動きを受けても快感として受け取れなかった。
「うっ……!」
「んふぁ……」
膣口から陰茎が抜ける感覚に悦声を漏らした。
密着していた腰から身体を退かせた長門が、おもむろに陰茎を掴んだ事で俺の意識も一気に覚醒する。
バッと顔を下げれば、再び不思議呪文を使おうとしている長門が居た。
つやつやとした表情を浮かべ、ある意味酔っ払っているとも思える程に顔を赤くし、目尻もうっとりとしたままだが、明らかに満足していない雰囲気を出している。
「な、長門! 流石にもう、無理だ!」
「…………」
降参の言葉を聞いた長門は陰茎を握って惚けていた表情を即座に沈め、心底残念そうな顔をしてテーブルから降りる。
それから、ショーツも履かずに、スカートの中から精液と愛液を漏れさせながら、部室の扉を開けて廊下へ出てしまった。
「長門!? そんな格好で何処へ行くんだよ!?」
「…………」
声を掛けた俺へ視線を送る事も無く、長門は無言のままで扉を閉めて姿を消してしまうも、疲労で動けない俺は見送るしか出来ない。
そして、暫くしないで感知したのが、閉鎖空間の発生。
神に頼んで閉鎖空間の覗けるようにして貰った能力が、ここに来て突然発動した。
何事かと思って見てみれば、壁を通り越した向こう側が見える。
「あっ! 長門!?」
透過した壁の向こうでは長門が男子生徒を捕まえて、フェラをしている光景があった。
戸惑う男子生徒に構わず、歳相応の太さを持つ陰茎を舐め回して十分に硬さを持たせると、長門は壁へ手を付いて尻を上げる。
スカートは捲られ、真っ白で小さな尻が男子生徒の目を釘付けにした。
思春期真っ只中である上に、フェラをされて興奮を溜めた状態では我慢出来る筈も無いだろう。
予想通りに乱暴とも思える動きで長門の尻を掴んだ男子生徒は、反り立つ陰茎の力に苦戦しながらも亀頭を膣口へ当てて、一気に突き入れた。
「あぁ……、入れた……」
映像だけで声は聞こえないものの、長門の表情はうっとりと蕩けており、犯される快感に身を任せている。
陰茎を突き入れた男子生徒は激しく腰を動かして膣内を味わい、長門と違って必死さを滲ませていた。
童貞を脱して性的な快感で勝手に動く腰に翻弄されている様でもある。
それでも腰の動きは徐々に慣れを見せ、前後に動かすだけだったのが、すぐに斜め下から突き上げる動きへと変わった。
陰茎が出入りを繰り返す度に長門の膣内へ出した俺の精液が掻き出され、犯した証が流れていく。
しかし、激しい突き上げも長くは続かず、アッサリと動きを止めた男子生徒は陰茎を根元まで入れた状態で腰を振るわせた。
頭を振り上げた男子生徒の顔は絶頂で惚けており、見るからに射精をしていると分かる。
長門は子宮口に再び精液を流し込まれても、気持ち良さそうだった表情が曇り、何処と無く不満そうな雰囲気に変わった。
想像以上に射精が早く、思ったより快感を受けれなかったらしい。
十分に精液を吐き出した男子生徒は長門の尻を撫でて何か話しかけていたが、肝心の長門は一切取り合わずに他の場所へ移動する。
置いていかれた男子生徒は無視されて呆然とした直後に、閉鎖空間が解かれて俺の視界には部室の壁が戻ってきた。
「キャーー!」
遠くから、俺が居る部室に小さく響く悲鳴。
おそらく近くに居た女子生徒にでも精液塗れの下半身を見られたらしいが、そんな事を気にしている余裕は無かった。
再び閉鎖空間の発生を感知した俺の視界は、再び壁を透過して長門の姿を捉える。
そこではやはり男子生徒を捕まえた長門が陰茎を口で咥えており、積極的に唾液を絡ませていた。
下卑た表情を浮かべる男子生徒は不細工な顔で長門の頭を抱え、前後に動かす。
長門はされるがままで抵抗を示さず、陰茎を立たせた後に壁へ背中を預けると、スカートを捲り上げて脚を開いた。
そうすれば出てくるのは当然ながら愛液と精液に塗れて、ショーツも履いていない股間。
不細工な男子生徒は襲い掛かるように反り立つ陰茎を長門の膣口へ差し込み、勢い良く腰を振る。
俺以外の男に犯されて快感に歪む長門の顔を見ていると、まるで寝取られたかの様だ。
「俺の所為か……」
長門が誰彼構わず股を開き、精液を子宮に出させているのは間違いなく俺が神に願った所為だ。
単に無表情である長門の違った顔を見たかっただけで、何も犯したいとは思っていなかった。
軽い気持ちで願った事が俺の思惑以上の自体を引き起こしている。
テーブルの上で仰向けのままの俺では自体の収拾を付けられる筈もなく、下手をすれば原因である俺を朝倉が始末しに来るかもしれない。
今度は神の失態ではなく、俺自身の行いが原因なので再び転生するのは叶わないだろう。
自分の手から離れてしまった長門の痴態を見詰めながら、無力感に苛まれる俺は最後の神頼みをした。
「神よ! 俺がこの世界に来てからの事を全て無かった事にしてくれ!」
『分かった』
重圧の掛かる声が聞こえたと思えば、俺が見ている景色が一気に変わる。
一瞬の浮遊感を受け、気が付けば目の前にはSOS団部室の扉。
身体を包んでいた疲労も全く無くなり、元気そのもの。
しかし、心だけは他人に嬉々として犯されていた長門を見たショックが残っていた。
「……もう、良いか」
やはり主人公ではないイレギュラーの俺では、この世界のイベントは乗り切れない。
身の程を嫌と言う程に知った俺は、目の前にあるSOS団部室の扉を開けずに身を翻す。
幸いにも前世と同じ様な生活を神が用意してくれているらしく、このまま教室へ帰っても誰も何も変わらないだろう。
せめて大人の知識を持った状態で、再び人生の遣り直しが出来る事だけを喜ぶべきだった。
消えてしまった過去とは言え、長門を犯した快感を覚えているので、せめて想像の中だけでは恋人として身体を貸して貰おう。
そして、部室の中から扉の向こうに居る人物へ視線を合わせていた長門は、とぼとぼと気配が去っていくのを感じると、脚をもじもじと動かし、無表情の顔に僅かな笑みを浮かべて唇を舐めたのだった。
終わり
ガンダムビルドファイターズ イオリ・リン子洗脳レイプ
『ガンダム』シリーズには、殆ど例外なく<不思議パワー>が存在する。
個人の能力、合金、技術だったり、新しい概念だったりと、現実では完全に想像の産物。
それはアムロやシャアが持っていたニュータイプの能力。
小型核融合炉や、ナノマシンによる月光蝶システム。
果てはガンダムに限らず、スーパーロボット系に欠かせない、Gガンダムの<気合で何とかなる!>的な物まで。
上げれば切りが無い程に、<不思議パワー>が溢れている。
それは、俺が転生した『ガンダムビルドファイターズ』の世界でも例外ではない。
「……はぁ、また、君か」
「昨日ぶり!」
「何? またセクハラしに来たの?」
「いやぁ、リン子さんのおっぱいと揉みたくて来ましたよ!」
「そんな『ガンプラ買いに来ました!』っぽく言っても駄目よ」
厭らしく胸に視線を送る俺をカウンター越しから心底嫌そうに見詰めてくるのは<イオリ・リン子>
『ガンダムビルドファイターズ』の主人公である<イオリ・セイ>の母。
紺色の長い髪を後ろで束ね、とても子供を生んだとは思えないが、ある意味では納得できる程に熟れた身体。
胸は頬杖を付いたカウンターに乗る程に大きく、エプロンと生地の薄い長袖の夏服を大きく持ち上げる。
ジーンズの下には下品にならない程度に脂肪が付いた下半身。
見ただけで抱き心地が良さそうな身体は、まさに犯す為に成長したと言えそうだった。
そんなリン子は、俺が転生したと自覚した時から繰り返される、明らかに身体を求める視線と言動を繰り返す俺を嫌っている。
「でも、旦那さんが帰って来なくて寂しいんじゃないですか? 身体が」
「いい加減にしないと警察に突き出すわよ」
正直に言えば、イオリ模型店にはガンプラでは無く、リン子目当てに来る客も比較的多い。
俺も例に漏れず、リン子の色香に惑わされた一人。
転生して若返った身体に人妻の熟れた色気は刺激が強く、目の前に居られるだけでも漂ってくる香りで陰茎が反り立つ。
しかし、リン子も見ての通りに貞操観念は普通に持っており、浮気もするような女ではない。
そもそも、俺の転生した時から続いていた高いテンションのままにセクハラをされていた所為で、何があっても俺に惹かれる事は無いだろう。
それは今も俺を半目で睨み付けて来る姿から、簡単に想像できる。
最近は少し落ち着いたとは言え、やはりリン子を犯したい欲求は消えない。
なので、犯す為に少しズルをする事にした。
「まぁ、今日は他の用があるんですよ」
「どうだか」
俺の言葉を全く信用していないリン子は、不審げな雰囲気を隠さなかった。
そんな気配を気にせずに、俺が鞄から取り出したのは見た目ファーストガンダムの普通のガンプラ。
「……あら、ガンプラならセイの方が詳しいわよ?」
「でも、売るとなればリン子さんが値段を決めますよね?」
「まぁ、そうねぇ。うちで売るの? 他で売った方が言いと思うわよ」
流石に商売の話となればリン子の態度も少しは軟化するが、言葉の端々から『さっさと帰れ』オーラが滲み出ている。
「近所には買取してくれる所がここしかないんですよ。出来れば査定して貰えませんか?」
「……はぁ、仕方が無いわね」
そう言ってリン子はしぶしぶ、俺からガンプラを受け取った。
外見的には余り改造をしておらず、請った造りもしていないので値段的には高値にはならないだろう。
掌でガンプラをクルクルと回して隅々まで見ているリン子の視線は、至極真面目で、嫌っている俺の物すら適正価格を付け様としてくれている雰囲気が感じられる。
そして、最後にガンダムの顔を確認した瞬間、ガンダムの目から一瞬だけ光が走った。
「えっ……?」
ガンプラの目から放たれた光がリン子の目の中へ入り込み、更に奥の脳にまで到達する。
発射された光は、この世界では欠かせないプラフスキー粒子の亜種的な物で、プラスチックだけではなく、生き物に対して効果を発揮するようになっていた。
瞬時に脳へ圧倒的な影響を及ぼし、光を受けた後、最初に見た相手へ不気味とも言えるレベルで服従させる事が出来る。
ある意味、ガンダムらしい凶悪兵器とも言えるだろう。
更に言えば、イオリ模型店は閑古鳥が鳴いて久しいので、俺以外の人間を最初に見る危険も無い。
ちなみにプラフスキー粒子とは、『ガンダムビルドファイターズ』の世界観を構築する根源とも言える粒子で、世界的に流行っているガンプラバトルを行うのに必要な物だ。
この粒子を使って、ただのプラスチックの塊であるガンプラを、さもアニメで見るような動きで戦わせるのがガンプラバトル。
どこかのおっぱい麻雀の漫画の世界の如く、老若男女問わないで夢中になっている競技だ。
「――あ、えっ?」
「ちょっと、おっぱい揺らしてみろよ」
「あっ、えぇ、分かったわ」
目論見通りに俺を最初に見たリン子は、俺の命令を先程の様な嫌悪感を全く見せないで実行する。
生地が薄い長袖の夏服に包まれた巨乳を下から押し上げて揺らせば、エプロンを付けていても動きを遮られる事は無く、たぷんたぷんと全体を大きく動かす。
ワザとらしく偉そうに言っても、まったく気分を害した様子も見せない。
若干、不思議そうな顔をしている以外は、俺以外に見せる優しくも包容力のある女性の表情だ。
「俺と居るのは楽しいだろう?」
「えぇ、ほんとに! 今まで何で嫌だと思ってたのかしら?」
困惑を見せていたリン子は俺の言葉を聞いて、一瞬でニコニコとした笑顔を浮かべる。
人妻であり、子供を生んでいても若く魅力溢れる笑顔。
その表情を保ちながらも、リン子の腕は巨乳を揺らし続けた。
「もう、揺らすのは止めて良いから、今度はおっぱいを『恥ずかしがらずに』揉ませろよ」
「あら、そんな事で良いの?」
俺と居る事自体を楽しいと思わせているが、念の為に恥ずかしいと思う気持ちも阻害しておく。
笑顔のままでカウンターへ身を乗り出したリン子は、腕を使わなくても身体を動かすだけで揺れる巨乳を差し出してきた。
「はい、どうぞ?」
「おぉ、遠慮なく」
「……んっ」
俺の手が無遠慮に巨乳を掴むと、指が何処までも食い込んでいきそうな柔らかさを感じる。
エプロンと生地が薄い長袖の夏服、下にはブラの感触もあるが、それ以上に成熟した巨乳が俺の指を受け止めた。
張っただけの若い胸ではなく、吸い付くような弾力に重み、そして暖かい体温と安心してしまう鼓動を手から受ける。
何も考えなくとも手が勝手に動き、成熟を果たし、熟れに熟れた巨乳を味わう。
すぐに片手では満足できなくなった俺は、ダランと垂れていた片手も持ち上げて残っていた方の胸を鷲掴みにした。
「んふふ……」
自分で差し出した胸を両手で俺に揉まれても、リン子の笑顔は全く変わらない。
決して壊れた様に張り付く不自然なものではなく、本当に楽しいと感じていそうな自然な優しい笑顔。
とりあえず精神まで完全に掌握できているのは確認した。
「『元に戻って良いぞ』」
「――っ!?」
俺がそう言った瞬間、リン子はバッと身体を引いて後ろの棚へ背中を押し付け、胸を守る為に手で庇う。
一瞬前まで浮かべていた笑顔から一変して、恐怖を滲ませた嫌悪感をありありと浮かべた。
「あ、あなた! 私に何をしたの!?」
「別に何もしてないけど」
「嘘付かないで! 何もしていないって言うのなら、わ、私があんな事させる訳無いでしょ!!」
正気に戻っても記憶はシッカリと残っている。
楽しい気分で胸を揉ませると言う、明らかな異常事態を経験したリン子は、俺に揉まれた胸をギュッと押さえ、身体を震わせた。
貞操観念と言うか身持ちが硬いリン子にとっては、絶対に許せない行為をさせられたと認識している筈。
鋭い視線は最初に会った時以上の嫌悪を滲ませ、好感度も駄々下がりだろう。
しかし、既にそんな事は関係ない。
「まぁ、『俺に何をされても気にするなよ』」
「――えぇ、分かったわ」
既に精神の全てを俺の手に握られている状況では、リン子がいくら拒絶しようとも、全てが無駄に終わる。
嫌悪感を浮かべていた表情は、俺に気にするなと言われた途端に微笑を浮かべ、壁際へ逃げていた身体もカウンターへ戻ってきた。
「それで、このガンプラなんだけど、結構レア物だから値段は付けられないわ」
「じゃぁ、買い取りは無しって事で」
「ごめんなさいね」
「いえいえ、代わりに少し店で暇潰ししてもいいですか?」
「えぇ、良いわよ? どうせ今日もお客さんも来ないでしょうし」
アッサリと承諾を貰った俺は早速カウンターの中へ入ると、そそくさとリン子の後ろへ回る。
客としての立ち位置から俺が消えた事で、リン子はいつも通りに誰も居ない店内へ視線を向けて店番を始めた。
「……そう言えば客って、こんなに来ないんですか?」
「そうねぇ。世間はガンプラがブームだけど、ここでは目に見える程の活発さは無いわねぇ」
「そうなんですか」
俺は世間話を振りながらリン子の後ろから抱き付き、胸へ手を回す。
カウンターの上に乗った巨乳を再び揉み解しながら、硬くなった陰茎はジーンズに包まれたリン子の尻へ擦り付けた。
固めのジーンズ生地越しであっても、むっちりとした感触は胸と同じ位に気持ち良く、俺自身の身体の前面で味わう人妻の背中は安心感すら受ける。
後ろから抱き締めれば俺の顔はリン子の首筋の位置になり、漂ってくる匂いは転生した若い身体に大きな興奮を与えた。
深呼吸して体臭を目一杯嗅ぎながら胸を揉み、大きな尻へ陰茎を擦り付ける。
完全に自分の身体を性的な標的にされていても、リン子は全く動じずに店番を続けた。
「ちょっと、腰を上げてくれ」
「……んっ」
特に返事もしないままで俺の命令を聞いたリン子は、陰茎を擦り付けられていた尻を軽く椅子から持ち上げる。
背中から一旦身体を離した俺も揉んでいた胸から手を離し、そのままリン子の下乳を通って下へ移動させるとジーンズのボタンを外しに掛かった。
子供を生んだとは思えない位に引き締まった腰からズボンを脱がせれば、大人っぽい色気のあるショーツが出てくる。
全体的に薄い紫で、ウェスト部分の生地は透けていた。
子供では付けないだろうと思えるレースが、如何にも大人が履きそうなショーツの雰囲気を醸し出す。
「随分色っぽいショーツですね」
「そうかしら? こんなのしかもって無いわよ?」
「ブラもそうなんですか?」
「えぇ、お揃いよ?」
カウンターに上半身を預けたリン子は、いつ客が来ても良い様に入り口をぼんやり見詰めながら、何の躊躇も無く下着の趣味を教えてくれる。
顔は俺に向けられていないものの、機嫌が良いと感じさせる軽い口調は、まるで気の許せる同姓相手に話しているかのようだった。
その間にも俺はズボンを脱がせた事で心成しか濃くなったリン子の体臭を楽しみながら、ショーツへ手を掛け、スルッと太股の半ばまで下ろす。
向き出しになった尻は陰茎で擦り付けて感じていたよりも大きく、まさしく安産型。
上半身をカウンターに乗せながら腰を上げさせたので、尻だけを後ろに居る俺へ突き出している状態になっている。
犯すには都合の良い体勢であり、俺はズボンの中で硬くなっていた陰茎を開放した。
「っと、その前に……」
流石に胸を揉んだだけでは愛液が出ているとは思えず、このまま入れては痛みの方が強いだろう。
しかし、単に身体を弄って快感を送るだけでは、少し面白くも無い。
「リン子さん」
「なにかしら?」
「身体を弄られても気持ち良くならないで下さいね」
「……えぇ、分かったわ」
念を押す様に命令を下すと、店の入り口から肩越しに俺へ振り返ったリン子は疑いもしないで承諾した。
実際には、感じるなと言われても身体が反応するのだが、洗脳する力がどれだけ強いのかのテストでもある。
そして俺には見えない位置にあるリン子の性器目掛けて手を伸ばした。
「……おぉ、柔らかい」
「そりゃ、女性の身体の中で一番大事な所なんだから。あんまり硬かったら嫌でしょ?」
「まぁ、そうですけど」
触れた大陰唇は熟れた巨乳より柔らかく、簡単に指先が食い込む。
まさしく手探りの状態で腕を動かし、リン子の股間を探っていく。
大陰唇の中心辺りに指を差し向けて見ると、指先が柔らかな肉に挟まれる暖かな感触に包まれた。
「何か感じるか?」
「アソコの中を探られてる感じしかないわよ?」
「気持ち良かったりは?」
「全然」
平然とした声色で返し、後ろから見えるリン子の耳も赤くなっていない所を見るに、大陰唇を弄られて気持ち良くなっていないのは確かだろう。
それでも、刺激を受けた秘裂からは着実に愛液が滲み始める。
頭では快感を受け取っていない様にも見えるので、快感ではなく単純に生理的な反射だろうか。
本当は確認の為に弄っていたものの、興奮が高まってしまった今は陰茎を挿入できれば良い。
そもそも『感じるな』とは言ったが、性器を弄られても『愛液を流すな』と命令していない。
「まぁ、それでも良いか」
「ん? どうかした?」
「何でもないですよ」
「そう」
単純なミスを誤魔化す呟きもリン子には聞こえていたらしい。
適当にあしらった俺は愛液で滑る指先を更に秘裂の奥へ入れていき、膣口へ食い込ませた。
指一本でも強く締め付けてくる感触は、とても子供を生んだとは思えない。
外見から身体の内部まで、『緩んだ』と言う印象が全く感じられないのだ。
流石に処女みたいな印象は無いが、熟れた身体の方が犯し心地は良いと思う。
「……足が震えてますけど、大丈夫ですか?」
「えぇ、流石に空気椅子はちょっと辛いかしら?」
「その割には平気そうですね」
「あなたがこの体勢になれって言ったんでしょ? なら、何の問題も無いわよ?」
「そうですか」
ズボンを脱がせる時に椅子から尻を上げさせた姿勢を維持するリン子は、疲労を見せない表情で平然としていた。
不安定な中腰である所為で太股に大きな負担を受け、疲労で震え始めても、俺に命令された事実が体勢を維持させる。
筋肉が張った太股を軽く撫でた後、むっちりとした尻を軽く持ち上げて陰茎をリン子の股間の下へ忍び込ませた。
反り立つ陰茎が大陰唇を割り開きながら食い込み、漏れ出た愛液が亀頭に塗りたくられる。
自分のではない暖かな体温と、指に感じていた柔らかな感触は、確かな快感を得られた。
「今から犯しますけど良いですよね」
「えぇ、構わないわ」
先程まで嫌悪感を抱く程に嫌っていた俺の陰茎を大陰唇に付けられても、リン子の表情は平然として変わらない。
そして、俺は腰を少し引いて亀頭の位置を膣口へ合わせると、ジワリと挿入していった。
「おふぁ……」
「んっ…………」
成熟を果たした身体は膣内でも同じで、進入していく陰茎に肉厚の膣壁が絡み付いてくる。
愛液を十分に分泌しているお陰でスムーズに膣内を占領していく陰茎。
蠢くヒダが突き進む亀頭に、生暖かい壁となって立ち塞がるも、ぬるりとした感触と共に広がる。
処女の様な締め付けは無いが、どんな動きをしても受け止めてくれそうな安心感があった。
陰茎が挿入されていけば、膣内に溜まっていた愛液が膣口から逆流して下の椅子を汚す。
「流石、リン子さん。気持ち良い……」
「そう? 有難う」
子宮口まで挿入を果たそうとしたが、その前に肉付きの良い尻が弾力のある感触を返して挿入する動きを受け止め、俺の下腹部へ当たってしまった。
無意識に尻を掴むと巨乳とは違った硬さが指を包み、力を入れても簡単に食い込んだ。
これ以上奥へ行けなくなったのでゆっくりと腰を引けば、陰茎を這い回るヒダは優しく動きについて来る。
膣壁が陰茎に張り付いた所為で、引き抜く動きにも軽く抵抗を示しながらカリを擦ってきた。
腰を引いた事で竿を締め付ける膣口が少しだけ秘裂の外へ引き出される。
カリによって膣壁から削り取られた愛液が滝となって震えるリン子の太股を伝った。
「はぁ、お客さんが来なくて暇だわ……」
首から上の反応が全く違うリン子は、憂いを含んだ声色で店の入り口を見詰める。
カリが膣内から半分ほど姿を現すと、俺は再び腰を押し込んだ。
一度、挿入した事で解れた膣壁は、再び侵入してきた陰茎を難なく受け止め、肉厚のヒダが即座に絡み付く。
腰を緩やかに動かしながら視線を降ろせば、リン子の尻の谷間から陰茎が飲み込まれては吐き出されていた。
ねっとり蠢く肉厚のヒダが前後の動きを邪魔しないで、尻の弾力がリズム良くピストン運動をするのに役立つ。
愛液を掻き出しながらカリで膣壁を削る快感は、腰の動きを自然と早くさせる。
パンパンとリン子の尻が俺の下腹部で打たれる軽い音が響き、リン子の身体が前後に揺さぶられた。
「はっ! はっ! ふっ!」
「…………」
荒くなった俺の呼吸が、後ろで束ねられたリン子の髪を揺らす。
前後の動きが早くなるにつれて犯される膣内も快感を溜め始め、陰茎を受け止めつつも小さく痙攣を始める。
愛液の分泌は更に増え、粘った音も大きくなっていく。
尻を掴んでいる俺の手も快感に耐える為に力を込めて握り締めてしまい、白い肌に手形を残した。
膣内を犯される刺激をリン子の身体は好意的に受け取り、一旦快感を受け取り始めると、一気に快感に伴う動きを大きくさせる。
奥に潜んでいた子宮口は鈴口が接触する位置まで降り、尻に阻まれようとも亀頭が少し固めの感触を突く様になった。
ヒダは締め付けを強めながらも不規則に蠢いて陰茎の表面を激しく舐め回し、早くなる陰茎の動きにもシッカリと隙間無く密着してくる。
熱くなり、増えた愛液はヌルヌルの感触を陰茎に返し、俺の快感も増大させてきた。
もはや射精をする事しか頭に無くなった俺は、最後の理性を振り絞って命令を下す。
「俺が、はっ! 精液をだ、出したら、リン子も、くっ、イくんだぞ、っ!!」
「んっ、えぇ、分かったわ」
玄関を見詰めていた顔を俺へ向けたリン子の顔は平然としており、とても下半身で愛液を垂れ流して絶頂の予感に足を震わせている表情ではない。
掴んでいる尻でも快感で上がった体温が感じられる。
俺は早くなった腰を限界近くまで動かし、最後の一突きは思い切り叩き付けた。
『パンッ!』と高い音を店内に響かせれば、膣内でも子宮口を持ち上げる感触と、今までで一番強く締め付けられる。
「うぉっ、出る!」
「んっ!? ひゃ、んふあぁーー!!??」
最奥の子宮口を突き上げた状態で精液を流し込む。
我慢していた反動で、粘度が高くなった体液が尿道を通って吐き出されていく。
そして、子宮口に精液を感じたリン子の身体は指示通りに溜まった快感を爆発させて絶頂へ達した。
平然としていた表情は突然襲い掛かってきた大き過ぎる快感で歪み、悦声を出す口からは舌を食み出させて涙さえ流す。
「おふぁっ!?」
「へぁ、ひぎゅっ、んひゃぁーー!!」
店の玄関を見ていた目は瞼の裏へ隠れてしまって裏返り、引き攣った顔は不自然な笑みへと変わった。
笑ったままの口の端から唾液が漏れ出しても、そこまで気にする意識は既になさそうだ。
リン子の身体と意識が繋がった所為で、中腰で突き出されたままの尻が痙攣を大きくさせる。
陰茎の表面を蠢いていたヒダは絶頂で更に締め付けを強め、射精を繰り返す動きすら止める強さを返してきた。
子宮口も下がって鈴口に密着してきた事で、絶頂で敏感になった亀頭が固い感触に擦られる。
射精途中で更に快感を受けた俺は思考が白く染まり、無意識に手へ力を入れた。
入る所まで陰茎を入れたので、股間ではリン子の身体が噴出した潮を受ける。
愛液に濡れていた椅子は、もはや水浸しになっていた。
中腰を未だに続ける足は膣内以上に痙攣を繰り返し、既に姿勢を維持しているのも困難になっているが、リン子の身体は疲労よりも俺の命令を優先して踏ん張り続ける。
「うっ……ふぅ……」
「あひゃうっ!? はっ、ひぁっ……!」
射精を終えてもリン子は絶頂で身体を痙攣させ続け、言葉も全く意味を成していない。
見るからに思考が蓄積された快感に犯されている。
少し力の抜けた陰茎にもヒダが痙攣を繰り返す感覚があるものの、流石にすぐには回復しなかった。
精液を吐き出した事で冷静な思考が戻ってきた俺は、一先ずリン子の意識をハッキリさせる事にする。
「快感を受ける前に戻るんだ」
「ひぁっ!? ……あら?」
命令を受けた途端に冷静さを取り戻すリン子。
しかし、身体の方は未だに激しい絶頂の最中であり、尻は上下に動き続ける。
半立ちの状態の陰茎も痙攣を繰り返しているヒダに擦られた。
「あら、ごめんなさい。ちょっとイッちゃったみたいね」
「随分、んっ、激しかったですね」
「あんなに激しいのは久しぶりかしらねぇ」
リン子は絶頂の余韻で潮を小さく噴く秘裂と、溜まっていた快感で揺れる身体とは正反対の冷静な思考を見せる。
肩越しに振り返りながらも漏れ出していた唾液と涙を拭き取ったリン子は、微笑を浮かべながら隠すべき性生活の一端を垣間見せた。
絶頂で正気を失っていた事は当然覚えており、赤の他人である俺にそんな状態を見られても、恥ずかしさの欠片すら感じさせない。
「やっぱり旦那さんが居なくて長いからですか?」
「えぇ、そうね。お店に出ないといけないし、セイも居るから一人でするにはちょっと時間がね」
「そうですか」
俺は世間話をしながら腰を引いて陰茎を抜き取る。
膣口を塞いでいた栓が抜かれた事で、子宮口目掛けて出された精液を逆流させながら上下に痙攣を繰り返すリン子の尻。
異物を咥え込む刺激が膣内から消え、興奮が収まるにつれて尻も徐々に動きを小さくさせた。
中腰を維持していた足も遂に限界へ達し、リン子の意思どころか俺の命令すら解する事無く、ビチャッと音を立てて椅子に落ちた。
「あら?」
「あぁ、ちゃんと上げたままにしないと」
「ごめんなさい。足が勝手に力を抜いちゃったのよ。もう一回上げるから待って」
リン子自身の言葉とは裏腹にどれだけ足へ力を入れて尻を持ち上げようとしても、少し上がってはプルプルと足が震えたと思った瞬間に椅子へ落ちる。
何度繰り返しても中腰の維持ができないが、リン子は何故出来ないのか不思議そうな顔をしていた。
「いや、もう用も終わったんで上げなくても良いですよ」
「あら、そうなの? 中に精液を出しただけで良いの?」
「それが目的ですから」
普段の状態なら絶対に受け入れないような事をされても、平然と受け止めるリン子は、上半身を気だるげにカウンターへ乗せ、下半身は尻が丸出しで太股の半ばまで下げられたジーンズとショーツ。
その上、秘裂からは精液を逆流させている。
「次はちょっと立ってくださいよ」
「えぇ、良いわよ?」
椅子から立ち上がるリン子は、若干足を震えさせながらも何とか立ち上がった。
中腰を維持する時とは違って、ただ立つだけの姿勢は負担が掛かる訳でもないので、尻を中途半端に上げるよりは遥かに楽だろう。
そして、俺の真正面で直立するリン子。
下半身は長いエプロンの隠れてしまって剥き出しの股間は見えなくなってしまった。
しかし、横から下ろされたジーンズが見えており、下手な裸エプロンより卑猥な格好になっている。
「エプロン捲ってください」
「ん、……はい、これで良いかしら?」
「はい」
リン子は俺の言う通りに、下半身に掛かっていたエプロンを、スカートを捲るように持ち上げた。
中腰の姿勢では見えなかったリン子の股間は、やはり歳相応に陰毛が生えている。
手入れはしているみたいなので不潔感は無く、触った感覚でも分かったが、大陰唇辺りには見当たらない。
すぐ下にある秘裂は犯された刺激で少しだけ割れ目が開き、その中心から精液が落ちてショーツのクロッチに溜まっていく。
薄い生地は精液の水分を吸収しきれずにジーンズにまで染みを広げた。
卑猥な格好をしているリン子からふと視線を移せば、そこには時計が見える。
「そろそろ、セイが帰ってきそうな時間ですね」
「あら、もうそんな時間かしら」
流石にセイに見られながら犯す気は無く、今はまだ人目に付かずにリン子だけを犯したい。
洗脳の効果と深さの確認は終わったから、今日の所はこの辺にしておくとしよう。
「ズボンを履いた時に、元の正気に戻りますよ」
「えぇ、良いわ」
「あっ、俺の命令に絶対服従は変わらないんで」
「まぁ、当然ね。逆らう理由も無いわよ?」
態々言葉にして確認した俺に、リン子はエプロンを上げたままで不思議そうな顔を浮かべる。
まるで世界の常識を一々言われた様な雰囲気だ。
俺もガンプラから出た光の効果は信頼しているが、一応ダメ押しをしておきたかった。
流石に重ね掛けをされてしまえば、僅かな反抗の芽も摘めるだろう。
深層心理の更に奥深くを支配できていれば、表面に出てくる反応の全てが犯す上での楽しみになる。
「それじゃ、ズボンを履くんだ」
「分かったわ」
そうして、俺に言われるままにリン子がズボンを履き、ウェストのボタンを締めた途端に、顔に深い嫌悪感を浮かべた。
「あ……あなた、こんな事をして――」
「明日もリン子さんを犯しに来ますんで、その服に切れ目を入れておっぱいを出して置いてくださいね」
「っ!? そんな事、するわけ無いでしょ!」
精液が染み込んだ下着の気持ち悪さで腰をもじもじと動かしながら、リン子は俺を攻めたてる。
明日に向けて命令を下しても、元の性格に戻った事で拒否を示したリン子。
正常に働いている貞操観念からしてみれば、やはり犯された事実と命令された行動に顔を顰めて嫌悪を見せる。
圧倒的な優位に経った状態で無理矢理行動させるのも良いが、これ程まで態度に出てしまうのなら、セイもリン子の異変に気が付くかもしれない。
「でも、リン子さんは俺が手を叩けば、すぐに俺の言う事を喜んで聞く様になりますよ」
「ひっ!? や、やめて!」
「止めません」
「だ、だめ――」
操られた状態の記憶も残っているリン子は恐怖を浮かべるが、俺は静止の言葉を言い切らない内に手を叩いた。
「あっ――」
『パンっ!』と尻を打つ音よりも軽い音が響くと、リン子が浮かべていた恐怖心は一瞬で消え、笑みへと変わる。
まさに満面の微笑と言える表情は、見ている側も楽しくなりそうだった。
「それじゃ、明日は命令通りにしてくださいね」
「えぇ、楽しみにしてるわよ」
リン子は語尾にハートが付きそうな雰囲気で、ウィンクをしながら応える。
全身から楽しげな雰囲気を感じながらカウンターから出た俺は、今日の所は帰る事にした。
「また明日来ますよ」
「はいはい~、待ってるわ」
△
次の日。
イオリ模型店へ来た俺を待っていたのは、命令通りに長袖の生地の薄い夏服の胸の辺りに縦の切れ目を入れたリン子。
ブラをしていないので切れ目からは、乳首が見えない程度に巨乳がエプロンの横から食み出ていた。
表情も昨日店に入った時に見せていた嫌そうなものではなく、嬉しそうな微笑を浮かべている。
「ちわっす」
「こんにちは。早かったわね」
「いや、外が暑くてですね。一刻も早くクーラーの効いた店に来たかったんですよ」
「あら? 昨日言ってたおっぱいには用は無いのかしら?」
そう言ったリン子はエプロンを胸の谷間へ寄せると隠れていた乳首を露出させ、食み出た胸を突き出してきた。
切れ目が小さい所為で布の境目が胸へ食い込み、単純に見せるよりも卑猥な光景になっている。
誘惑に抗う気さえない俺は惹かれるままに差し出された胸を掴む。
「おぉ、生で触ると柔らかいな!」
「喜んで貰えて何よりだわ」
少し茶色掛かった乳首は胸の大きさから言えば小さく、乳輪もバランスが良い。
胸自体の色も白く、目を凝らせば血管すら透けそうに見えた。
俺の指で形を変え、感触だけではなく視覚的にも興奮を促してくる。
「外が暑かったんでシャワー浴びたいんですけど、一緒に浴びませんか?」
「えぇ、良いわよ」
言葉的には聞いている様に思えても、洗脳しているので実質的には完全に命令を下しているのと変わらない。
リン子も一切迷い無く笑顔で承諾した。
「付いて来て。お風呂に案内するから」
「分かりました」
自宅へ続く扉から店を出て行くリン子の後に続き、後姿、と言うか尻を視姦しているだけで、俺の心には幸せが満ちてくる。
俺の陰茎も既に臨戦態勢を取っており、すぐにでも犯したい欲求が渦巻いて仕方が無い。
ここまで来ると愛撫をしなくてはいけない事すら時間の無駄だと思ってしまった。
そこで、一つの案を思い付く。
「リン子さん、犯す時に愛撫するのも面倒なんで、今から愛液を流しておいて下さい。あっ、触るのは無しでね」
「それぐらい簡単よ?」
後ろに付いて歩いていた俺へ笑顔で答えるリン子は、事も無げに承諾した。
俺も少し腰を屈めながらリン子の尻の向こう側へ視線を送り、ジーンズのクロッチを持ち上げている大陰唇を覗き込む。
まだ乾いた状態で薄い藍色をしている生地だが、時間も掛からずに秘裂がある辺りから徐々に色が濃くなっていく。
命令を下してからすぐにリン子の身体が俺の要求通りの反応を返し、性的な刺激が全く無い状態で愛液を分泌し始めた。
風呂場への短い廊下を歩く程に愛液の染みは広がっていき、脱衣所へ付く頃には股間を包む辺り生地が愛液を吸って濃い藍色に変わる。
「さっ、お風呂場はここよ」
ガラリと脱衣所の扉を開けたリン子に続いて俺も入った。
中はごく普通の洗面所を兼ねており、特別何か豪華と言う印象は受けない。
よくイメージする一般家庭よりは少々広いと思えるが、単にそれだけだった。
「それじゃ、入りましょうか」
「そうですね」
リン子も夏服なので上着自体はアッサリと脱ぎ去り、ジーンズを下げると昨日履いていた物より色っぽいショーツが姿を現す。
色は白く清純を感じさせるが、透ける生地の面積が広い物になっており、尻の大半が見えてしまっていた。
ジーンズを下ろす為に腰を屈めれば大きな尻は後ろに居る俺へと突き出され、当然ながら股間も見える。
厚いジーンズの生地すら色を変える程に濡れていた所為で、ただでさえ薄いショーツの生地を愛液で透かせ、大陰唇と秘裂が確認できた。
「んしょっと……」
躊躇い無くショーツを脱いでいくと、離れていくクロッチと大陰唇の間に愛液の糸が繋がっては切れる。
全裸になったリン子の背中は程好く肉付き、昨日抱き締めた感触を思い出させた。
「さて、入りましょうか」
「そうですね」
振り返ったリン子の巨乳は一瞬遅れて胴体の動きに付いてくる。
遠心力で少し前へ伸ばされた後に、勢い余って胴体が止まった位置から少し行き過ぎ、たぷんと音が聞こえそうな動きで正面へ収まった。
俺は興奮を蓄えながらリン子の股間を確認すると、既に愛液で濡れて肌に張り付く陰毛と、その下に濡れた大陰唇、僅かに開いた秘裂が確認できる。
俺に全裸を晒しても微笑を浮かべたままのリン子は、一見すると幼い子供と一緒にシャワーを浴びる場面の様にも見えるだろう。
ただ違うのは、リン子の目に前に反り立つ陰茎を隠さない全裸の俺が居る事。
しかも肝心のリン子は性欲の象徴を目の前にしても微笑を少しも曇らせないで、平然としている。
「相変わらず大きいわね」
「今日も思う存分入れますからね」
「えぇ、楽しみにしてるわ。その為に愛液を出させたんでしょ?」
「そうですよ」
「うふふ」
俺が腰を左右に動かして陰茎を揺らしながら宣言すると、リン子は楽しそうに笑った。
そして外よりは涼しい浴室へ入った俺とリン子はシャワーで身体を流していく。
少し冷たい微温湯は肌へ当たって汗の不快さを取り払い、替わりに爽快感が感じられた。
じろじろとリン子の身体を視姦していくと、やはり気になったのが陰毛。
首から下は、それこそ脇にも毛が生えていないので、改めて見ると悪い意味で目立つのだ。
「リン子さん、そこの毛、剃りましょうか」
「あら、良いけど、手入れはしてるわよ?」
「そうじゃなくてですね、全部剃るんですよ」
「あぁ、そう言う事。分かったわ」
パイパンにすると理解したリン子は近くの棚に置いてあった剃刀を取り、立ったままで蟹股に足を開いて自分の股間を覗き込む。
上半身を曲げた事で巨乳が重力で引っ張られてしまい、リン子が身体を少し動かすだけで柔らかく左右に揺れた。
ある程度重点的に陰毛をシャワーで濡らし、無駄毛処理に使うシェービングクリームを塗っていく。
俺はそんな様子をリン子の真正面に座って観察した。
リン子が蟹股で足を開いた所為で大陰唇が引っ張られて秘裂が開き、中の膣口や小陰唇すら僅かに姿を見せる。
陰毛に泡を行き渡らせる為に爪を立てて秘裂のすぐ上で手を動かせば、淫核を包む包皮も動いた。
シャワーの湯以外でも、愛液で卑猥に光を反射させながら、形を変える秘裂は卑猥極まりない。
隠していない俺の陰茎からも、期待でカウパー液が滲み出てきた。
「んん、この姿勢じゃおっぱいが邪魔でちょっと見え難いのよね」
「俺はその分楽しんでますよ」
「うふふ、そんなにおっぱいが好きなの?」
「リン子さんの身体が好きなんですよ」
「嬉しいわ」
揺れる巨乳に視界を遮られるリン子も何とか剃刀で陰毛を剃っていく。
手元が狂わない様に視線だけは股間へ向けたままのリン子だが、声色はとても楽しそうだ。
ジョリジョリと音を立てて陰毛を剃っていくほどに、つるつるの肌が見えてくる。
指先で肌を確認しながら剃り残しが無い様に剃刀を動かし、遂に完全なパイパンとなった。
「さて、出来たわよ」
「ほう……綺麗ですね」
「ありがとっ!」
シャワーで残った泡を流せば、そこに陰毛が無い事では幼い印象を受けるが、成熟した肉付きで色気も感じさせる股間が現れる。
愛液も未だに滴る程に流し続け、開いた秘裂はいつ陰茎を入れられても万全な状態で受け入れてくれるだろう。
「っと、そう言えば、キスはまだしてませんでしたよね」
「そうだったわね」
首から下の体毛が無くなったリン子に俺が顔を近付ければ、意図を察したリン子も顔を近付けて目を軽く瞑る。
俺はリン子の腰を掴むと身体を引き寄せ、抱き締めながらキスをした。
巨乳が互いの身体に挟まれて潰れる柔らかな感触が陰茎を更に固くさせる。
身体同士を密着させると、リン子も俺の背中へ優しく抱き締める様に手を回してきた。
「んっ……」
「んむっ……」
リン子の肉厚な唇はぷっくりとした感触が良い。
十分に弾力を楽しんだ俺は、少し口を開いて舌を差し込んだ。
「ぁむっ……」
「んんっ……」
抵抗せずに口を開いたリン子も、自分の口内へ侵入してきた俺の舌へ、自身の舌を絡めてくる。
互いに絡み合わせながら唾液を交換し、互いの口内を味わっていった。
顔を斜めにして深くキスを繰り返していき、舌の腹を激しく合わせる。
「ん、んむぅ……」
「んんっ、ぁん……」
口の端から漏れ出した唾液が身体に挟まれたリン子の巨乳へ落ちた。
そして、一先ず満足した俺は顔を離す。
「んはぁ……」
「……キスなんて久しぶりにしたわ」
唇の端を舌でぺろりと舐め取ったリン子が、変わらない微笑を浮かべながら言う。
「そろそろ俺も我慢できないんで、ヤリましょうか」
「えぇ、私も我慢出来なくなって来たし」
しかし、昨日と同じく俺が動くのは洗脳した甲斐が無い。
なので、趣向を変えて見ようと思う。
「俺が仰向けに寝るんで、上から跨ってください。騎乗位みたいな感じで」
「分かったわ」
俺は浴室の床に寝転がり、リン子は陰茎の真上に股間が来るように位置を調整しながら跨ってきた。
滴る愛液が俺の下腹部に落ち、蟹股で降りてくるリン子の股間では秘裂が大きく開く。
膣口が小さく開閉を繰り返して、犯される時を待っているかのようだった。
反り立つ陰茎は重力で俺の腹に付いていたものの、リン子が根元を掴んで真上へ向かせる。
「んっ……」
腰を落としていけば迫ってきた膣口に鈴口が食い込み、そのまま体重が掛かるにつれて障害無く膣内へ飲み込まれていく。
愛撫すらしていないにも拘らず、俺の命令によって分泌された愛液の量は多く、大陰唇だけではなく膣内にまで十分な滑りがあった。
足を蟹股に開いて身体を徐々に下ろしていく所為で、力が重点的にリン子の下半身に送られ、昨日犯した時よりも膣壁の締め付けが強くなっている。
包み込むような感触を返していたが、力が入った今は蠢くヒダが絶えずグニュグニュと激しく動き、進入していく陰茎に絡み付いて来た。
「おぉ……やっぱり気持ち良いな」
「んふっ……、私も気持ち良い」
うっとりした雰囲気で吐息を吐きながら、膣内を陰茎で広げられる感覚に浸るリン子。
下がり続けた腰は遂に陰茎を根元まで咥え込み、俺の下腹部にも大陰唇の柔らかな感触と、骨盤辺りが太股に挟まれた。
陰茎を支える必要の無くなった事で、リン子の両手は開放され、快感を求めて自分の胸を軽く揉み始める。
「あぁ、両手は頭の上に乗せてください」
「んっ、分かったわ」
命令を受けたリン子は素直に手を頭の上へ上げ、後頭部に回して組んだ。
自然と突き出された巨乳は既に乳首を硬く尖らせており、乳輪の膨らみから興奮で赤みを増している。
引き締まっている腹が早くなった呼吸で大きく動き、連動する膣壁も陰茎を不規則に締め付けた。
「次は上下に動いてください」
「えぇ、良いわよ。……んっ」
上下に動き出したリン子だが、流石に不慣れなのか、動きはゆっくりだ。
愛液が溢れている膣内から、卑猥な光沢を得た竿が徐々に吐き出された。
締め付ける膣口が竿の血管を圧迫し、膣内で擦られるカリの感触と伴って俺へ快感を送ってくる。
両手の支えが無い状態で姿勢を保とうとする腹筋には強く力が加わり、膣内で陰茎をキツク抱き締めて来る様に包み込んで来た。
カリで肉厚のヒダを引っ掛けながら膣壁から滲み出た愛液を削り取り、抵抗を示す膣内が俺の快感を大きくさせる。
「くぅ……」
「あぁ……」
腰同士が殆ど直角に繋がっている所為で、膣内の陰茎はリン子の腹側へ強く押し付けられていた。
ゆっくりと動く腰の動きに合わせて、引き締まった腹の外側から亀頭に押されて盛り上がった箇所が上下に動いて見える。
タイミングを掴んだリン子が徐々に動きをスムーズにさせていくと、膣内へ力を入れるタイミングも規則正しくなっていく。
「ふっ! はっ、はっ!」
「うくぅ……」
抜く時には足に力が入り、腹筋への圧力も増して膣内が締め付けられる。
張ったカリには肉厚のヒダが隙間無く入り込み、腰が引き上げられると同時に擦り上げた。
一番上まで来ると今度は腹筋から力が抜かれ、腰が落ちると同時にねっとりと張り付くヒダが鈴口からカリ、そして竿を舐めながら咥え込んで行く。
一気に落ちた腰は俺の下腹部へ当たる前にスピードを緩める為に再び腹筋へ力を居れ、落下する反動は足が吸収し、力の入った下半身が陰茎を強く締め付けた。
一連の動きは上半身でも影響を及ぼし、拘束されていないリン子の巨乳が上下に大きく動く。
乳首を痛そうな程に立たせた胸が、縦横無尽に楕円の動きで回る光景は途轍もなく卑猥。
その上に見えるリン子の表情だけは、冷静さを失わない微笑を浮かべる。
しかし、上下のピストン運動によって息は荒くなり、顔色も身体の興奮を受けて赤くなっていた。
「うっ!? くはっ!」
「んっ! ふっ、はっ!」
最初に胸を揉み、深いキスをした所為で俺の興奮は既に高まっており、陰茎からの快感で精液は勢い良く登ってくる。
視界からの刺激も大きく、揺れる巨乳が絶頂の後押しになっていた。
生暖かく、肉厚で陰茎をヌルリと包み込む膣壁の刺激で快感は急速に高まり、睾丸は射精の準備を始める。
「うっ! くふっ!」
「はぁっ、ふっ! はっ! んっ!」
リン子の足は昨日、中腰を続けていた疲労が完全に抜けていないようで、蟹股のまま震え始めた。
太股の筋肉は張っても、無理矢理動き続ける力は膣内を更に締め付ける。
絶頂間近まで快感が高まっていた俺は、追加された刺激に耐えられず、切羽詰った声で命令を出した。
「うっ!? そろそろ、出そうだ!」
「はっ、中に、んっ、出して良いわよ」
「くふっ! 根元まで入れて、腹に力をっ! 入れろ!」
「ふっ、えぇ、分かったわ!」
いくら犯されて身体に性的な興奮が溜まっていようとも、冷静なリン子は俺の命令を忠実に実行へ移す。
ぺたんと俺の下腹部へ股間を接触させると同時に腹筋へ力を入れる。
僅かに筋肉が浮かび上がる程に締め付けた腹は、膣内を締め付け、陰茎を強く圧迫した。
鈴口には子宮口を持ち上げる感覚すらあり、カリの凹みに入り込んだヒダが蠢く感触で、遂に我慢の限界を超えてしまう。
「うくっ! 出る!!」
そして、漏れないように力を入れていた陰茎から力を抜き、一気に精液を開放した。
「ぁっ、出てる」
尿道を駆け上がる精液。
ビクビクと痙攣を繰り返しながら、鈴口に密着した子宮口へ直接性液を吹きかけていった。
「おふぁ……っ!」
「子宮辺りが暖かいわ……」
腹筋の締め付けで陰茎に密着した膣壁は、リン子が腰の動きを止めても不規則に蠢く
肉厚であるヒダが腹筋の圧力と陰茎の間に挟まれてグニュグニュと絶えず動き続け、陰茎を擦った。
射精途中でも快感は持続し、俺は思考を絶頂で白く染めたまま、精液を注ぎ続ける。
「うっ、くふぅ……」
「……動きが終わりそう」
睾丸から作られた精液を全て出し尽すと、陰茎の痙攣も小さくなっていく。
硬さも少し衰え始め、俺の思考も戻ってきた。
「ふぅ……」
「終わったかしら?」
「……今更ですけど、中に出してよかったんですか?」
「えぇ、構わないわよ? 妊娠してもちゃんと育てるし」
「そうですか」
俺の子を孕む事に何の躊躇も無く、平然と言うリン子。
生理的な反射レベルまで支配しているので当然の答えと言えば当然だが、やはり口に出して言われると征服感が大きい。
絶頂の余韻から回復した俺が身体を起こせば、リン子の巨乳が目の前に迫ってしまい、思わず揉んでしまう。
掌の中に尖った乳首がコリコリと形を変え、指は胸の肉に挟まれる。
しかし、射精をした直後では興奮も蘇らず、徐々に下腹部に掛かるリン子の体重が重くなってきた。
「もう良いんで、退いてください」
「そうね」
「ついでに、と言うか、今度はちゃんと汗を流しましょう」
「あ、そうだったわね。お風呂に来た意味を忘れてたわ」
汗は最初に流したものの、性交した所為で再びかいてしまっている。
しかも、リン子に到っては激しいスクワットをしたと同じなので、風呂場へ入る前よりも汗が滲む。
何気に流しっぱなしだったシャワーを浴び、今度は悪戯さえする事無く、汗を流して行った。
「……ふぅ、さっぱりしたわね」
「そうですね」
膣口から逆流してきた精液もちゃんと流しきったリン子は、爽やかな表情で微笑んでくる。
俺もリン子の身体を支配している満足感で自然と笑みを返した。
「それじゃ出ましょうか」
「十分に流したかしら?」
「大丈夫ですよ」
「なら、良いわね」
そして、脱衣所に出た俺とリン子は普通に身体を拭いて、着ていた服を再び身に付ける。
あらかじめ着替えを持ってきていなかった所為で、汗が染み込んだ服を着る羽目になってしまった。
「着替えを用意するの忘れてたわ」
「まぁ、たいして汗は染み付いていないですし」
「それもそうね」
身形を整えると店から通ってきた廊下を歩き、再びイオリ模型店へと戻る。
店内ではやはり客は居らず、来た形跡も無い。
いつもの事なので落胆もしないリン子はカウンターへ座り、俺は客が立つ方へ移動した。
リン子は頬杖を付くと巨乳は再びカウンターの上に乗ってしまい、切れ目を入れた服からは乳首が飛び出している。
「今日はもう帰りますけど、また明日も来ますよ」
「毎日来るの?」
「そうですね。少なくともリン子さんの身体に飽きるまでは」
「そう? それじゃ、飽きられない様にしないといけないわね」
上機嫌でウィンクをしてくるリン子は、身体を好き勝手に使うと俺に言われても、全く気分を害した様子が無い。
「それじゃ、また明日」
「えぇ、また明日ね~」
ひらひらと手を振るリン子に見送られ、俺は店から暑い日差しが刺さる外へ出た。
適度にクーラーが掛かった涼しい店内から一転して襲ってくる熱気に心が折れそうだ。
こうして、俺はリン子と言う犯し甲斐のある女を手に入れた。
少なくともリン子の身体に飽きるのは子を孕むまで無いだろう。
暫くは性的な意味で生活が充実しそうである。
終わり
アクセルワールド 上月 由仁子:洗脳・常識変換
『ソードアート・オンライン』から続く、正式な世界観が舞台の『アクセルワールド』
過去に重大な事件があろうとも技術は止まる事無く発展を続けて、遂には首周りに巻くだけでネットワークにアクセスできるまでに到達した。
ニューロリンカーと呼ばれる装置は現実と仮想世界を重ね、限定空間であるローカルな物から世界と繋がるネットワークまで、パソコンや携帯を通さずにアクセスできる。
更には脳細胞との無線通信すら可能にする技術は、五感さえも思い通りにコントロール出来る様になっていた。
また、ごく一部の学生達は謎の開発者から送られたニューロリンカー用のアプリケーションである『ブレイン・バースト』と言う対戦格闘ゲームで、自身のプライドや信念を掛けて遊んでいる。
各所に設置されたソーシャルカメラを通して製作された舞台は現実の一秒を約十六分にし、加速された世界で戦いを繰り広げていた。
などと、堅苦しく言って見たが、そんな事は然程重要な事でもない。
問題は俺が『この世界』を小説として認識し、更には『ごく一部の学生』に該当している事だ。
前世とも言える記憶がある事から、アクセルワールドの世界に居るキャラクターに憑依したと事は何となく分かる。
不思議とパニックになっていないのが腑に落ちないものの、変にうろたえても仕方が無い。
これでも前世では二次制作の小説を読み漁っているのだ。
主にエロ方面を。
なので、突然創作の世界に放り込まれても、何とか生きていくだけの気持ちを常に持っている。
幸いにも憑依した人物は前世の俺とそっくりであり、外見上の違和感が無い上に頭も悪くは無い。
成績に関しては平均で、普段の素行も目立つ様な事もしておらず、小説の登場人物としては完全に背景キャラだ。
おまけに両親は長期的に不在で、家にも生活に困らない程度の金がある。
思春期に望んで仕方が無い自由な環境に喜んだ俺は、勉強もそこそこに話題のゲームである『ブレイン・バースト』をやり込もうと思った時、一つの問題が持ち上がった。
それは、俺のアバターが弱すぎる事だ。
攻撃力も無く、防御力も無い。
挙句に素早さもないのでプレイをした当初から何度戦っても勝てず、少し経てばすぐに他の対戦相手からカモと認識されてしまう。
余りに負けるとバーストポイントが無くなり、ブレイン・バーストのアプリケーションが強制的に消されてしまうので、アバターが弱いと分かってからは戦えなくなった。
そもそも、おかしいのだ。
原作を見る限り、ブレイン・バーストをプレイしているキャラは何かしら特徴を持っている。
攻撃だったり、防御だったり、速さや空を飛べたりと、とにかく戦う分には最低限の性能があった。
それに引き換え、俺のキャラは何も特性が無い。
ステータス的を見ても戦う為に必要な攻撃力、防御力、挙句に速さまで貧弱すぎて使い物にならない。
原作では苦境に立たされた主人公が先人からのアドバイスを受け、傷付かない設定の壁を手刀で切っていた。
主人公属性かもしれないが、強く思う事でキャラの特性が出てくる設定を思い出すも、元が貧弱ではそもそも攻撃用アバターではないかもしれない。
とすれば、自分で戦う以外の能力が出てきそうではあるものの、憑依した俺は辛うじて苛められていない程度のぼっち。
つまり他人との関わりが殆ど無い。
この事を考えるに、他人をフォローする支援を目的とした能力は確実に出ないだろう。
そして後一つ可能性として残ったのが、直接戦わないで相手を撃破する方法。
ゲームである以上は戦って勝つ為の能力がある筈なので、俺のキャラは勝つ為に自分の戦闘力を持って戦うのではなく、他人を支援して勝ちを拾う物でもなく、それ以外の物と思われる。
つまりどうやって勝つかと言うと、まともに戦わなければ良いのだ。
武力を使わず、味方の力も借りず、敵の無力化を図る。
それを行うには、相手の精神を乗っ取れば良い。
しかし、これも簡単な話ではない。
精神を操る何らかを投げても相手は当然避けるだろうし、相手が俺に接触して発動するタイプでも防御力が低いので、一発当たれば負けだ。
素早さも貧弱な所為で、避けつつ相手に触るという事が出来ない。
では、どうすれば良いのか?
音を使えば良い。
正確には音声データだが、相手に聞こえれば精神を乗っ取るウィルス的な物をアバターへ感染させられるだろう。
たとえ耳を塞いだとしてもスピーカーの音量を操作しないといけないので、アバターだけを操作しても意味が無い。
戦っている途中で咄嗟に音量を調節出来る人間は殆ど居ない、と思われる。
これによって、そもそも敵が俺に対して攻撃出来ない様にすれば、もしくは敵対する意味を見出さなければ相手に降参させて勝利を得られる。
使っている貧弱アバターの能力については、おそらく正しいだろう。
無ければ困る。
しかし、中途半端な気持ちでは能力も出ないと思われるので、ちょっと自分を追い詰めて見た。
△
「もっと熱くなれよーーー!」
「止めろ! あたしの中に入ってくるなーー!!」
具体的には、後一戦負ければアプリケーションが消える状況に陥り、更に戦える中で最も強い相手と戦う事。
目の前で耳を押さえて蹲っているのはブレイン・バースト最強のレベル9の一角を担う<スカーレット・レイン>こと、<上月 由仁子>
赤いアバターは比較的女の子らしく可愛い外見であるが、その能力は普通の物とは比較的にならない程に高い。
しかし、それが今は地面で小さくなって震えている。
「諦めんなよ! 諦めんなよ、お前! どうしてそこで蹲るんだ!? そこで!」
「うわああぁぁ!!!」
「もう少し頑張ってみてみろよ! ダメダメダメダメそこで諦めちゃ!」
「くあぁぁ!!」
俺の発する音声データに潜む精神改ざんのウィルスは、いくら由仁子がアバターの耳を塞いでも防ぐ事は出来ない。
エフェクト的には微妙に辺りの景色が歪んで見える波紋が広がっているだけであっても、そこに仕込まれた効果は最強の一角を完全に無力化する程。
伊達に単一能力ではないと言う事か。
むしろ、攻撃力も防御力も素早さも無い俺のアバターでは、これだけしか戦う術が無い。
最初に対戦する時は完全にカモとして認識していた由仁子も、強者であるという油断が俺に先手を打たせ、土壇場で発現した唯一の能力をまともに受ける結果となってしまった。
対戦表が出た時から勝敗は決まったものと認識されている所為で辺りに観戦者は居ない。
寂しいと思える景色であっても、他人を洗脳できる能力が知られる事が無いという利点もあるだろう。
「俺のこと思えよ! スカーレット・レインに勝ちたいって思っている俺のこと思ってみろって!」
「くぅ、うあぁーー!!」
「あともうちょっとで洗脳が終わるんだから!」
「ぐぅ! うぐうぅ!!」
「俺だってこんな貧弱アバターでスカーレット・レインに勝とぅるって頑張ってるんだよ!」
「ぐっ! あくぁっ……!」
ただでさえブレイン・バーストの世界は一秒が十六秒弱に伸ばされる。
現実世界での脳の活動は常人よりも活発であり、さぞやサブミリナル効果が効くだろう。
一秒を十六分割した世界の中、一秒以下の短い間隔で発現した能力のウィルスを叩き込めば、現実では凄まじい速度で絶え間なく信号を受ける事になる。
ブレイン・バースト内でのキャラを洗脳できれば、現実世界では完全に思考を操れる筈。
「ずっと聞いてみろ! 必ず洗脳を達成できる!」
「あがぅ……、あ゛あ゛あ゛――」
炎の妖精の言葉を借りてるのも、あの思い込みを利用できれば能力の発現が楽になると睨んでの事。
思った以上に最強と名高い由仁子の精神を汚染できている。
やはり、思い込ませれば右に出る者は居ない炎の妖精は最強だった。
「だからこそNever Give Up!」
「あああぁぁぁーーーー!!」
最後まで言い切ると由仁子のアバターは頭を抱えたままで輝き、光はそのまま空に向かって伸びる。
若干暗めのフィールドを照らし、辺りに目を閉じなければいけない程の眩しさを広げた。
そして、光が消えた時には由仁子のアバターは倒れており、ピクリとも動かない。
しかし、HPは減っていないので戦闘不能にはならず、ゲームとしては続行中。
カモとして認識されていた俺が、下手に勝利してしまっても注目を浴びてしまうのは必至なので、この結果はかなり良かったと思える。
取り合えず由仁子を犯す為には住んでいる場所を聞かなくてはならない。
最近は自分のアバターが弱すぎて思った通りに戦えず、ストレスが溜まっているのだ。
その上、何とか打開策を見つけ様と色々調べ回った所為で性欲を発散する暇も無かった。
原作を思い出せば上月由仁子は紛れも無い美少女。
自分よりも強い相手を好き勝手に出来ると言うのは、独特の興奮がある。
洗脳能力の効果を確認する為と無駄な免罪符を自分に打ち、理性は性欲に支配され、完全に由仁子を現実世界で犯す方向で動いた。
「立て、由仁子」
「……あぁ」
幽鬼の様にゆらりと立ち上がった姿には生気は感じられず、表情の分からない機械的な顔からも意思が消えている雰囲気が漂っている。
「住所は何処だ?」
「……住所は――」
住所を聞いた後は待ち合わせ場所を決めて、細かな設定を教え込んでいく。
現実世界では洗脳能力も使えないので、事前に細かく決めておく必要があった。
俺にとって都合の良い事を命令した後は、特に会話も無く互いに突っ立ったまま時間切れまで待つ。
そして、対戦結果はドローとなった。
△
後日。
待ち合わせ場所として決めておいた公園で待っていると、遠くから見覚えのある少女が歩いてくるのが見える。
短いツインテールはアバターに負けない位の赤く、殆ど隠れていない額には前髪を少し垂らす特徴的な髪型。
着ている服も赤く、今は夏なので涼しげな薄い小さめのキャミソールに短パンという活動的な格好。
下着を着ていない所為で身体の線をハッキリと浮かび上がらせ、ぷっくりと膨らんで布を持ち上げる乳首の膨らみが見えた。
そんな如何にも活発な少女らしい格好であっても、歩く姿はフラフラと頼り気無く、今にも倒れそうだ。
時間帯が以外に人気の無い昼辺りでなければ、きっと邪魔なお節介焼きが声を掛けているだろう。
「――あれ? ここは……?」
俺の近くまで歩いて来た由仁子は幽鬼の様な状態から一気に覚醒して、辺りの景色を困惑気に見回した。
しかし、目的自体はハッキリさせているお陰で、特に混乱している様子も余り無い。
辺りを見ていた由仁子の視線が俺を捕らえると、眉をピクリと動かした後、足取り荒く近寄ってきた。
「お前か? 来てやったぞ」
「あぁ、すまんね」
「あたしが直々にアバターの操作を教えてやるんだ。ほら、あたしに挨拶しな」
「おぉ、分かった」
名目上の師匠とも言える立場は、普段の勝気で男勝りな性格を更に増幅させていた。
由仁子は俺の真正面で手を腰に当てて仁王立ちになり、乳首が浮いている胸を突き出す。
背を反らせた事で僅かに膨らんでいる胸の形を更にハッキリとさせた。
由仁子には、実際に会った事の無い俺を本人と認識させる為の特別な合図を決めてある。
「それじゃ失礼するよ」
「あぁ、早くしろ」
突き出された胸に手を近付けた俺はおもむろに乳首を摘み、親指と人差し指をくりくりと捏ねた。
動きにつられた胸は布ごと渦を巻いて軽く捻られる。
「んっ……」
由仁子はなるべく威厳を失わない様に口元を固く結んでいるものの、指が動くと自然と声が漏れてしまった。
摘んだままの乳首を前に引っ張り、パッと離すと小さくともぷるんと揺れて元の形に戻る胸。
そして、今度は真上から掌を被せてゆっくりと揉んだ。
「ぁぅ……」
見た目では然程膨らんでいないと思っていたが、実際に全体を触ってみるとそれなりに柔らかさが返ってくる。
指を曲げても胸に食い込み、成長途中の硬さと確かな柔らかさを感じた。
掌の中心にある乳首の感触は手が動く程に少しずつ固くなり、胸を揉まれる刺激を性的な快感として受け取っているらしい反応を見せても来る。
由仁子の顔は表情こそ偉そうな雰囲気を漂わせ、得意げな表情を浮かべているが頬はシッカリと赤くなっていた。
支配した筈の精神の奥底では、初対面の男に胸を触らせる状況に多少なりとも羞恥心を感じているのかもしれない。
それでも、加速された世界で絶え間なく送られた洗脳ウィルスの力によって曲げられた常識は、由仁子に次の段階へと進ませた。
「さて、挨拶はもう良いだろう」
「そうか」
「じゃ、次は、っと……」
言葉を止めた由仁子は短パンのボタンへ手を掛け、何の躊躇いも無く脱いでいく。
前面部のチャックが下ろされ、女の子っぽい可愛らしいショーツが見えるとショーツごと一気に下し、完全に脱がなかった所為で短パンは膝の下で止まる。
股間が日の光の下に出てくると、由仁子は膝を蟹股に開いてから胸と同じ様に腰を突き出す。
白い肌の肉厚の大陰唇が見え、秘裂自体も幼い印象を受ける。
陰毛が生える辺りには産毛も無く、ぽっこりと膨らんだ腹は少女特有の卑猥さを滲み出した。
「ほら、ここにお前のチンポを入れて、アバターの操作感を磨くんだよ」
「随分変わった練習法だよな」
「まぁな、あたしぐらいになると常人の練習法では意味が無いからな」
「それは凄い」
「当たり前だろ?」
明らかに関係なさそうな事でも、褒めてやれば下半身を晒したままで得意げに『ふふん』と胸を張る由仁子。
しかし、人気が無いとは言え、昼間の公園で美少女が下半身を晒している光景は、本来なら微笑ましい場面が完全に背徳的な雰囲気に変わってしまっている。
由仁子にとっては弱い相手に教えを請われたから、スカーレット・レインの自分が直々に、態々教えてやると、圧倒的な上から目線で居る事には変わらない。
自信に満ち溢れている顔も俺を見下しており、自分の優位性を疑っていない様子だった。
「何処に入れるか良く見えないから、開いて見せてくれよ」
「何言ってんだ。そんな事ならお前の手で確認すればいいだろ?」
「良いのか?」
「良い悪いじゃなくて、やれ」
由仁子は、やれ、と言い切ったと同時に、突き出していた腰をクイッと前後に揺らす。
とても少女がやる行いではなく、股間を触らせる意味も理解していないらしい。
「分かったよ」
当然俺は逆らう事無く指示に従い、股間へ手を伸ばす。
自分の命令をアッサリと聞いた事で由仁子は益々得意げな表情を強めた。
「ぁっ……」
年齢と、肉体的な成長も乏しい由仁子の大陰唇は肉厚で柔らかく、押し込めば指先が埋もれる程度に弾力がある。
二本の指で少し左右に開くと秘裂も開かれ、中には薄いピンク色の小陰唇が出てきた。
発達を始めてすらいないようにも見え、淫核を包んでいる包皮すら、割れ目から全く食み出ていない。
少し奥には小さな膣口があり、開かれる力に抵抗してヒクヒクと開閉を繰り返す。
「んぁっ……」
性器の中で蠢く指の感触で声を漏らす由仁子。
少しでも性的な快感を目覚めさせておこうと思った俺は、人差し指で右の大陰唇を押し退け、秘裂の中に食い込ませながら奥へ進める。
軽く膣口に指先を引っ掛けつつ肛門の手前まで触り、今度は左の大陰唇を押し退けながら手前へ引いた。
未だに包皮の下に隠れている淫核を穿る様に指先でくすぐると、指から力を抜いて大陰唇に左右から挟まれる温かみを味わう。
そのまま前後に動かすと僅かだがニチュニチュと粘った音が聞こえてきた。
指を挟んでいる大陰唇は動きに釣られて、指と同じ様に前後に引っ張られて形を変える。
突っ張っていた感触は徐々に愛液で滑り、完全に秘裂の中に隠れていた淫核も少しだけ頭を出した。
「……何か、変な感じだな」
秘裂を弄られる由仁子は股間から感じる、今まで経験した事の無い感覚に、若干戸惑いを感じているらしい。
顔色はたいして赤くなっていない所を見るに、性的な快感で愛液を流している訳でもなさそうだった。
秘裂の中を動く指にある程度愛液が絡むと、由仁子の指示が飛んでくる。
「……そろそろ良いだろ。じゃぁ、チンポを入れるからズボンを脱げ」
「分かったよ」
指を離すと秘裂との間に愛液の糸が出来、すぐに千切れた。
由仁子の指示に従う俺は素直にズボンとパンツを脱いで、反り立つ陰茎を取り出す。
「うっ!? ……思ったより大きいな。入るか?」
怯んだ言葉を聞かない振りをした俺は、再び椅子に座った。
「これで良いか?」
「ん、あぁ、良いぞ。あたしが座ってやるから動くなよ」
「了解」
期待で揺れた陰茎を見た由仁子は、緊張でごくりと唾液を飲み込んだ。
恐る恐る俺へ小さな尻を向け、そのまま後ろへ下がって位置を探る。
昼間の公園で幼い少女が尻を丸出しにして、ベンチに座った男の陰茎の上に腰を下ろす光景は、何処から見ても異常極まりないだろう。
「おい、ちゃんと誘導しろよ」
「そうだな。……もう少し右だ」
「……ここか?」
ふりふりと目の前で揺れる尻の間では愛液に濡れた大陰唇が、陰になった状態でも卑猥に光を反射した。
僅かに見える肛門は色素の沈殿も少ない様で、薄めの茶色をしている。
由仁子は見えない状態でも何とか挿入しようとしているが、やはり陰茎が直角に反り立つ所為で上手くいかない。
もう少し小さな尻が振られる光景を見ていたかったものの、そろそろ機嫌を損ないそうなので細い腰を掴んで誘導していく。
触り心地の良い肌を指で擦り、根元を押さえた陰茎の位置へ合わせた。
そして、遂に鈴口が愛液を付着させた大陰唇を割って入り、秘裂に食い込む。
「んぐっ!?」
「おふっ!?」
狭い膣口に太い亀頭が減り込む圧迫感で声を漏らした由仁子。
逆に俺も強い締め付けを受け、想像以上の気持ち良さで声を出してしまった。
由仁子は背中を向けている俺に表情を見られていないと、声だけは気丈に振舞う。
「くっ! な、中々デカイじゃねぇか!」
「くぉ、そりゃ、どうも、ぉっ!」
「うっ! あぁ……」
曲がりなりにも赤の王であるというプライドが弱音を吐かせず、膣口を限界まで広げられても腰を落とす動きは止めない。
足が股間を拡張される感覚で震え、正面から見れば脂汗を額に浮べていようとも、最強の一角である事実が口を固く結んだ。
ぬるりと亀頭の表面を進みつつ、熱い胎内へ飲み込まれる快感は俺の理性を溶かす。
「んん~……!!」
亀頭が少しずつ進む程に狭い膣口は激しい抵抗を示すが、漏れ出ていた愛液の滑りで何とか咥え込んでいく。
俺が軽く掴んでいる由仁子の腰も、大き過ぎる圧迫感で小さく震えた。
「ふぅ! ふぅ!」
「あ、あんまり無理、んっ、するなよ?」
「無理じゃない! チンポを入れる程度ッ、あたしが出来ない筈無いだろ! お前も余裕が、無さそうじゃね~か!」
「おっ、んぉ!」
殆ど顔を見せないで視線だけを俺へ向け、肩越しに振り返る由仁子は目を吊り上げて睨みつけてくる。
快感で声を出す俺を見た事で、余裕綽々の雰囲気を出す。
「見てろ! ……ふっ!」
情けない姿を晒す俺から挑発されたと思い、気合を入れる為に自分の膝を掴んで力を込め、一息吐いてから一気に腰を打ち下ろした。
「こはっ!?」
「うぉっ!?」
狭い膣内を陰茎によって一瞬で拡張され、鈴口は処女膜どころか子宮口まで一直線に突き上げる。
しかし、由仁子の小さな身体で根元まで挿入するには体重が足りず、長めと自負している陰茎は3分の1を残して止まってしまう。
身長の差で足が地面についていないので、殆ど子宮口を突き上げる陰茎で身体を支えている状態になってしまった。
膝を掴んでいた手は胸まで上げられると宙に漂って所無さ気に揺れ、足はピンと前へ突き出される。
元々体格的に胎内も狭く浅いので、締め付けで押し返そうとする動きは強い。
亀頭の半分ぐらいしか大陰唇に食い込んでいなかった所で、いきなり竿の半分以上を滑る膣内に飲み込まれた俺への快感は大き過ぎた。
膣壁に包まれる範囲が増大し、危うく精液が暴発しそうになってしまう。
「くぅっ!!」
「あっ……あぁ……ぅ」
明らかに体格が吊り合っていない大きさの陰茎を無理矢理入れた衝撃は凄まじく、破瓜の痛みを合わさって放心してしまう由仁子。
膣内の動きも亀頭で苦戦していた時とは違い、締め付けも緩んで動きを完全に止めた。
「んぎぅっ……!!!」
遅れてやってきた膣内を中心とした痛みと圧迫感で意識を取り戻した途端、背中を丸めて股間の拡張される感覚に耐える。
同時に膣壁の力も取り戻して、先程よりも強く陰茎を締め付けてきた。
子宮口で体重を支えたまま、膣内を一気に広げられた拡張感で全身をプルプルと震わせ、口を固く結んで言葉すら漏らさない。
陰茎を挿入された膣壁はパニックになって、締め付け以外に不規則な動きで表面を這い回る。
拒絶する意思はハッキリと示され、何とか異物を押し返そうとヒダが波打った。
荒く繰り返される呼吸の間隔は短く、動く横隔膜と連動して膣壁も上下に動く。
「くはっ! ふっ! ふぅっ!」
「だ、んくっ、大丈夫か?」
「だ、かはっ! 大丈夫に、決まってんだろ!」
「そ、そうか。なら、ふぅ! もう少し、入れるぞ?」
「ちょっ――」
俺の言葉に驚いた由仁子が止めようとしてくる瞬間を狙って、掴んでいた細い腰を引き下ろした。
既に理性は性欲と陰茎の快感に負けてしまっており、気遣う余裕が無くなっている。
「んくぁっ!!?」
「おふぁ!!」
今度こそ陰茎を根元まで咥え込み、由仁子の小さな尻が俺の太股にぶつかってぺチンと音を立てた。
亀頭の半分ほどまで子宮口の固い感触に包まれ、押し上げられた子宮は横隔膜を刺激する。
「けほっ! こほっ! おぉ……」
「おっ、おぉ、気持ち良い……!」
下半身丸出しで短パンとショーツを膝に引っ掛け、陰茎の上に座って咳き込みながら目を見開く由仁子。
膣内を拡張された大きな刺激で殆どの思考は停止し、舌が食み出た半開きの口から漏れるのは、肺から吐き出される空気ばかり。
締め付けを受ける陰茎から漏れ出るカウパー液には精子すら混じり、薄くなった愛液に滑りを追加していく。
「こん、の! な、何してくれてんだ!! んぐっ!!?」
痙攣する膣壁の刺激を味わう為に動かずに居ると、最奥を更に持ち上げられた衝撃から返って来た由仁子が文句を言ってきた。
しかし、子宮口を持ち上げたままなので怒鳴る度に腰が動いて亀頭の位置が変わり、予期しない感覚を受けた事で言葉を詰まらせる。
「ど、くっ、どうせなら全部入れた方が、ぅっ、操作感を磨けそうじゃないか」
「そ、そうだけど! いきなり、入れるなって言ってんだよ!」
「な、何だ? スカーレット・レインが、つらいの――」
「つらくない! んかぅ!?」
反射的に反論しても、子宮口を亀頭で抉られておかしな声に変わった。
精液の暴発を何とか耐えながら挑発してみたが、由仁子が怒鳴る度に振動が膣壁を伝わって陰茎に送られてくる。
何とか意識を反らさないと動く前に出してしまうと思い、細い腰を掴んでいた手を肌に触れさせたままで上げていった。
「んひゃぅ!? くすぐるな! あぅ!」
「くぁっ……」
薄いキャミソールの下を通り、素肌を撫でながら胸へ手を向かわせる。
微かに浮き出た肋骨を触って、指先はなだらかに盛り上がった下乳に到達した。
「んふぁっ!」
「おぉぅ……」
それから少し上へ手を動かし、脇腹を掴んだ状態にすれば指先の位置が丁度乳首の位置にくる。
中指で乳輪の縁をなぞり、くりくりと回して残った指で胸全体を揉み解した。
「ふぁっ!」
股間からの違和感の中で、乳首を弄られる快感を追加された由仁子が頭を振り上げて悦声を出す。
同じ様に陰茎をただ締め付けている膣壁も、拒否しか感じなかった動きに快感に対する戸惑いが現れた。
宙を漂っていた手は胸を弄る俺の腕を掴み、短パンを引っ掛けている足は俺のふくらはぎに絡み付く。
指先で弄り回していた小さな乳首が刺激と性的な快感で硬くなり始め、陰茎も単に膣内へ入れているだけでは満足できなくなってくる。
下半身の欲求に従う事に思考を塗り潰された俺は、掴んでいた由仁子の胴体を持ち上げた。
「っ!? んおぉぉ!!?」
「くはっ! 締まるぅ!!」
ただでさえ狭い膣内に入り込んだ陰茎はみっちりと中を満たし、その状態で腰を上げられれば当然ながら胎内を引き摺り出される様な刺激が由仁子に送られる。
膣口は竿で最大まで広げられたまま、抜かれる陰茎に張り付いて秘裂の中から姿を現してしまう。
少し引いただけでは、過剰に押し上げられていた子宮口は亀頭から全く離れないで付いてきた。
そして、限界まで降りてきた所で鈴口を開放し、即座に締め付ける膣壁が包み込む。
いくらカリが張っていようとも発達に乏しい薄いヒダを引っ掻く感触を受けない。
しかし、それ以上に吸い付いてくる感覚で大きな快楽を受けた。
一番締め付けの強い膣口をカリが膣内から押す位まで引き抜くと、腕から力を抜いて持ち上げた小さな身体を落とす。
「んぐぁっ!?」
「うっく……」
小さな身体でも支えを失えば、大陰唇を巻き込みながら一気に陰茎を咥え込む。
一度最奥の更に奥まで入れられたお陰で、今度は根元が余る事無く完全に挿入しきった。
再び子宮口を持ち上げられた由仁子は、再び横隔膜を押されて反射的に声を漏らしてしまうも、俺は気にする余裕も無く、快感を求めて腕を上下に動かしていく。
「んぐっ! あぐっ! ちょっ、ちょっと! くっ! 止ま、止まれ! あくっ!!」
「む、無理だ!」
「くあぅ! あっ! うぁっ!」
カリで膣壁を削られながら宙へ持ち上げられ、下ろされると子宮口が鈴口で突かれた挙句に体重を受け止めさせられる由仁子。
暫くしない内に俺の腕を掴んでいた手は既に添えられるだけとなり、首も力なく揺さぶられている。
陰茎が出入りを繰り返す度に潮が細かく噴き出し、膣口は竿に張り付いたままで膣内と外を激しく出入りした。
愛液に塗れる大陰唇は竿で秘裂が左右に広げられ、俺の下腹部にぶつかれば周囲に体液をビチャッと飛び散らせる。
「んっ! あっ! ぐぅっ! んくっ!!」
「ふっ、はっ、はっ、ふっ!」
もはや文句も出てこない由仁子は目を虚ろにさせ、子宮口を押される刺激で呻き声を上げるだけになった。
それでも膣内は締め付けを弱めず、出入りを繰り返す陰茎に密着して締め付けによる快感を送ってくる。
カリで愛液を掻き出されてもカウパー液が即座に補充されて、犯される刺激が流れ出すよりも多くの愛液を流した。
「くぁっ! ダメだ!」
「うっ! あ゛っ! あぐっ!」
突き上げる子宮口の固い感触と強く締め付ける膣壁の滑りを受け、陰茎は我慢の限界を超える。
膣壁の様にビクビクと振るえ始めるとカウパー液も粘度を高めた。
そして、由仁子の身体を一段と勢い良く俺の太股にぶつけ、股間の力を抜く。
「くはっ! 出る!!」
「ひぎぅ!? 熱っ!? あぁーー!!」
亀頭が子宮口に包まれた瞬間、精液を一気に吐き出した。
震える鈴口が食い込んだ子宮口を抉じ開けるように痙攣し、精子を含んだ体液を直接掛ける。
「あっ……おふぅ……」
「あぅ、うぅ……、出てる……」
いくら由仁子の身体が小さいとは言え、連続して動かすのはかなりの力が要るものの、犯している最中はそれを物ともしない性欲の力。
しかし、絶頂の快感を受けると共に腕の疲労が襲い掛かり、だるさで腰を支える力も無くなってしまう。
「くそ、はぁ、いくら操作感を、ふぅ、鍛えるからって無茶させやがって……ふぅ」
「でも、んくっ、常人の訓練じゃ、駄目だって言ったのは、そっちじゃ、はぁ、ないか」
「そうだけど、んくっ……、しかも、うっ、中に出しやがって……」
流石に絶頂へ達しはしなかった由仁子も疲労困憊で、力が抜けた身体を後ろに居る俺へ預けてきた。
細い女の子らしい足を短パンで拘束されていても、膝は俺の脚を挟んで蟹股に開いている。
股間では未だに陰茎が大陰唇を無残に広げ、膣口に咥え込んでいる光景すら日の下に晒した。
愛液で光を反射し、痙攣する内腿と同じタイミングで潮も小さく噴く。
暫く体力を回復させる為にジッとしていると、力の抜けた陰茎は狭い膣にから締め出された。
「んっ……」
「おっ……」
陰茎にぬるんとした感触を受け、愛液と精液に濡れた所為で空気が冷たく感じる。
「くっ、こんなに、ふぅ……出しやがって……」
気だるげに自分の股間から出てくる精液を見詰めて文句を言うが、聞いている分には余り拒否反応は無い。
胎内の奥から体液が漏れ出る感覚で、由仁子の小さな身体が震えた。
それから、何とか立てる程度まで回復した由仁子は俺の膝から降り、引っ掛かっていた短パンをバッと上げる。
「ひくっ!?」
「拭かなくても良いのか?」
「っ! ……ふん、これぐらい拭かなくても別に良いだろ! 汗かいたからどうせ風呂に入るし」
「そうかよ」
股間に濡れた布が接触する気持ち悪さに声を出した由仁子も、無意味な気丈さで返してきた。
短パンの裾から精液と愛液が流れても、特に気にしないで俺へ向き直る。
「こほん! まっ、今日はこんなもんだろう!」
「本当に操作感が磨かれてると良いだけどな」
「あたしが直々にチンポを入れてやったんだぞ? 磨かれてなかったら逆に可笑しいわ!」
強く言い切る度に、由仁子の短パンの下から精液が多く流れた。
俺もいつまでも下半身を出したままでは風邪を引きそうなので、のろのろと後始末をしていく。
「どっちにしろ、また特訓はしなきゃならないからな! 赤の王である、あたしに! 指導される事を光栄に思えよ!」
「分かってるって」
「……いまいち感謝が足りないな」
適当に股間を拭きながら適当に由仁子の相手をしていると、流石に気分を少し害したらしい。
仕方ないので、ちゃんと向き合って礼を言っておく。
「あぁ、確かに感謝してるよ。中出しまでさせてくれたし」
「ふん! 分かれば良いんだよ! って言うか、中に出すな!」
「それも特訓の内だろ?」
「うぐっ! そ、そうだけどなぁ……」
明らかに関係ないが、痛いところを突かれたと言葉を詰まらせる由仁子。
しかし、すぐに気丈さを取り戻し、荒い足取りで公園の出口へと歩き出した。
「まぁ、次の特訓も付きやってやるから、連絡をしろよ」
「おぉ、頼むよ」
「じゃぁな! ……何か股間がグニュグニュする」
「またな」
赤く短いツインテールが揺れながら去っていく後姿を見送り、俺も帰る事にする。
辺りはそろそろ子供が戻ってきそうな時間帯であり、あと少し遅ければ誰かに見られたかもしれない。
ベンチには精液と愛液が混ざった水溜りが出来ているが、ここまで綺麗にする必要は無いだろう。
「さて、次はいつ世話になろうかなぁ……」
遠くから聞こえてくる元気な子供達の声を聞きながら、俺は昼間に相応しくない想像を膨らましながら帰路に着いたのだった。
終わり
To LOVEる 古手川唯:価値観変更
「はい、これ」
「おっ、有難う」
朝、俺はリトが学校へ行く準備を待つ為に、リトの家の玄関に居た。
そこへササッと近寄ってきた美柑が差し出してきたのは、例の『ハイパー洗脳君』
前に使ったきり壊れたままでララに保管されていたが、それを直して貰った物だ。
美柑を犯してから、他のヒロインも犯してみたい欲求が湧き上がってきたものの、美少女達は軒並みリトを憎からず思っており、最後まで行くのは殆ど無理だろう。
そこで必要になったのが、美柑を洗脳した『ハイパー洗脳君』だった。
しかし、リトの友人でしかない俺が、他人を洗脳する装置を欲してもララが貸してくれるとは思えない。
正直困っていた所に美柑が視界に入り、白羽の矢を立てたのが事の次第。
他人である俺よりもリトの身内である美柑が頼めば、簡単に直してくれると思ったのだ。
そして、結果は想像通り。
目的を達した美柑は俺の元へ洗脳君を持ってきてくれた。
「ちゃんとララの記憶は操作したか?」
「したよ。やっぱりララさんの道具は凄いよね。私でも筋が通っていない事でも簡単に信じてくれたし」
念の為にララが洗脳君を作った事自体を忘れさせておく様に言っておいたが、美柑はシッカリと期待に応えてくれたらしい。
「この分だったら、俺の言う事を無条件に実行する美柑も洗脳されてるかもしれないな」
「何言ってるの? そんな事ある訳無いじゃない」
さらっとネタばらしてみたものの、心底呆れた雰囲気を隠さずに言う美柑は一切信用しなかった。
関係上は兄の友人でしかなかった俺に処女を奪われた事実を持ってしても、洗脳されている思考では可笑しいとさえ思っていない。
「で、誰に使うの?」
「それはまだ決めてないよ」
「まっ、誰に使っても私は知らないけど、後でちゃんとご褒美を頂戴よね」
隠したい嫉妬心を滲ませながら顔を背けた美柑は、顔を赤くして洗脳君を持ってきた報酬を求めてきた。
要求の内容を察した俺は、軽く抱き締めて頭を撫でてやる。
「じゃ、今度はゆっくりな」
「……うん」
悪い女誑しみたいな事を言ってやると、腕の中にすっぽりと入る美柑が小さく頷いた。
過去に与えた快感が余程気に入った様だ。
このまま再び幼い身体を犯したいが、そろそろリトの用意も終わる頃だろうから今は我慢しよう。
断腸の思いで美柑の身体を離したと同時に騒がしい声が聞こえてきた。
「お、おまたせ!」
「あ~ん、リト待って~」
「ララ、早くしろ! 遅刻するぞ!」
相変わらず騒がしいリトとララは、時計を見て慌しく靴を履いて玄関を出て行く。
「美柑、戸締りはシッカリとしてくれよ!」
「分かってるって」
「よし、じゃぁ、行こうか」
「おぉ」
「リト~、待って~」
時間的に遅刻しそうなのも事実なのでリトの後に続いた俺は、美柑の視線を背中に受けながら学校へと急いだ。
△
そして、時間は飛んで放課後。
部活も終わりかけで人通りの少ない廊下を歩く俺は、手に例の洗脳君を持っている。
流石に授業の合間にある短い休憩時間で犯せるとは思えず、何とか放課後まで我慢した。
朝から蓄えられた期待は既に陰茎を半立ちにさせており、女子の身体に触る想像だけで完全に硬くなってしまいそうだ。
「さ~て、誰に使おうかなっと」
「その玩具を何に使うのかしら?」
「うぉっ!?」
後ろから掛けられた声に驚いて振り向けば、そこには風紀委員の<古手川 唯>が立っていた。
しかも、廊下の窓から差し込む夕日に照らされた顔は厳しく、腕を組んで問い詰める気満々の仁王立ち。
風紀を乱す行為を極度に嫌う唯は、俺が手に持っていた『ハイパー洗脳君』を鋭い視線で睨む。
「学校にそんな玩具を持ってくるなんて、不真面目だわ!」
「いや、これは……、あの~……」
「なに?」
厳しい視線で睨まれても、性欲が溜まっている俺は無意識に唯の身体へ落ちた。
腕を組んでいる所為で胸は持ち上げられ、程好い大きさが強調されている。
足は当然ながら学校指定のソックスだけでストッキングは履いておらず、スカートから生足が伸びていた。
空けられた窓から入り込む風が唯の長い髪とスカートを揺らし、心成しか甘酸っぱい匂いが感じられる。
半立ちだった陰茎は美少女の香りを受けて硬くなり、理性は性欲にアッサリと負けた俺は掛け声と共に銃口を向けて引き金を引く。
「とぁっ!」
「えっ――」
朝に美柑がララで試した洗脳君は、二度目の使用であっても問題なく効力を発揮する。
銃口を向けられても明らかな玩具である外見で警戒を一切していなかった唯は、抵抗を示す間もない。
一瞬だけ頭に手をやりそうになるも、すぐに手を胸の下に戻して腕を組み直す。
「――で、なに?」
「あ、あぁ、これからは『俺が古手川にする行為はどんな事であってもハレンチではないからな』」
「何を言っているの? そんなの当たり前でしょ?」
「お、おぉ」
確実に洗脳された状態であっても追及の手を緩めない態度に若干戸惑ってしまうも、何とか暗示を与える事が出来た。
常識を塗り替えられた唯は、即座に俺の言葉を肯定してくる。
いつもならば、ハレンチではないと言われた時点で、『ハレンチな事をするつもりなの!?』と言いそうな点を思い浮かべるに、反論をしてこない所を見ると洗脳は成功したと思えた。
本当にララの宇宙技術は便利だ。
「それじゃ、ちょっと相談したい事があるから、移動しようか」
「えぇ、良いわよ」
ひとまず風紀委員に相談を持ちかける形で移動を提案すれば、唯は洗脳君を発見した時に発していた怒りを消して俺の後を付いてくる。
犯す場所としてあらかじめ目を付けておいた空き教室へ二人揃って入り、鍵を閉めて長い机へと向かわせた。
「それで? 相談って何かしら?」
「あぁ、ちょっと女の身体に興味があってね。実際に触ってみたいからジッとしててくれ」
「それは恋人とかにする事じゃないの?」
「予習だよ」
「……はぁ、まったく、しょうがないわね」
直球で身体を要求してもハレンチと思わない唯は呆れを隠さずに渋々従い、その場で腕を組んだ体勢で身体の動きを止める。
そして、俺は正面から向き合う位置に移動してから、程好い大きさの胸へと両手を伸ばした。
「んっ……」
僅かに身体をくねらせた唯だが、リトにハプニングで触られた時の様な反応を示さない。
指を動かして揉んでも不思議そうな顔をするだけで、顔色もごく平然としたまま。
「俺が何をしてるのか分かってるか?」
「私の胸を揉んでるわね。でも、私の胸を揉むなんて普通の事よね?」
「いや、もしもリトに揉まれたらどうよ?」
「なっ!! そ、そんなハレンチな真似、させる訳無いわ!!」
例え話としてリトの名前を出した途端に、顔を真っ赤にさせて普通の反応を返す唯。
「でも、俺は胸を揉んでるけど、これは良いのか?」
「……何言ってるの? 別にハレンチではない事に怒る理由も無いでしょ?」
制服に皺が出来る程に揉みながら聞いてみれば、顔を赤くして怒っていた唯はキョトンとして不思議そうな表情を浮かべる。
俺の要求を聞いてジッと身体を動かさず、暗示通りに俺の行動を性的な事、つまりハレンチであると認識していなかった。
「じゃ、胸を揉んでも良いんだな」
「えぇ、好きにすれば良いじゃない。……そんな事より裸を見るならもっと良い女の子が居ると思うけど?」
「俺は古手川の身体に興味があるんだよ」
「余り理解できないわね」
胸を揉まれる事を『そんな事』程度にしか思っていない唯は、自分よりもプロポーションの良い女子を勧めてくる。
しかし、今回は既に唯を犯すと決めているので、ここまで来て他に変えるつもりは無かった。
「それじゃ、次は古手川のおっぱいを見せてくれよ」
「おっぱいならティアーユ先生の方が大きいと思うけど……」
「早く見せてくれ!」
「んっ、分かったわよ。ちょっと手を離して」
「おぉ」
俺が胸から手を離すと、唯はおもむろに制服のボタンを外していく。
白い指が迷い無く動いて黄色いブレザーを脱ぎ、肩から下ろすと首もとのリボンを解いた。
そして、遂に白いブラウスへと手が掛かり、中央から少しずつ肌の色が広がる。
「…………」
「……そんなに見詰める様な物でもないと思うわよ?」
「いや、古手川のおっぱいを見れるんだ。しっかり目に焼き付けないと」
「変な人ね」
唯の手によってブラウスのボタンが外され、広げられると可愛い柄のブラが出てきた。
風紀委員の役職が関係あるのかは分からないものの、薄いピンクで大人しい感じの印象を受け、カップの上の縁には小さなフリルが付いている。
包まれ切れなかった胸がブラの上から食み出しており、制服を脱ぐ動作で波打つ。
「ん、っと……」
「…………」
ブラウスを完全に脱ぎ去るとブラだけの上半身を少し前へ屈め、後ろのホックを外しに掛かった。
プチッと音が聞こえた途端に、拘束の緩んだ胸がたゆんと揺れて重力に引かれる。
もはやブラは支える役割を果たせず、単に正面を覆っているだけに過ぎない。
締め付けられていない胸は、曲げていた上半身を戻す動きで大きく振るえ、唯が肩紐を摘みながら手を下ろすと待ちに待った胸が曝け出された。
「はい、どうぞ」
「おぉ……」
背中を反って突き出す様に差し出された胸は、美柑と同じぐらいに肌の白いが、大きさは比べ物にならない。
キメの細かそうな肌をしており、ブラを取った反動はぷるんと上下に揺らす。
頂点にある乳首は初々しいピンク色で、乳輪は心成しか小さ目。
夕焼けが入り込む空き教室で、美少女か上半身裸で胸を曝け出しているのは何処となく幻想的な雰囲気すら感じる。
真正面から近付けた掌を被せれば、掴みきれない程度に見た目より大きかった。
ゆっくりと揉んで、心成しか固めの弾力を確かめながら唯の顔をチラリと見上げると、あくまで平然とした顔が俺を見下ろしている。
「んっ……」
「乳首が立ってきたな」
「えぇ、そうね」
唯の意識は性的な行為を何とも思っていなくても、流石に触られれば生理的な反射で変化が出てきた。
掌の中心に感じた硬さを確認する為に一旦手を離せば、先程よりも尖った乳首が姿を現す。
分かり易い性的な興奮を示す反応は、俺の興奮も高めてくれる。
「それじゃ、次はスカートとパンツを脱いでくれよ」
「えぇ、分かったわ」
全裸を求める言葉にも微笑みすら浮べて承諾した唯は、スカートのホックをアッサリと外す。
重力に従ってストンと落ち、出てきた股間にはブラと同じ柄のショーツを履いており、密着している生地が下半身の形を浮かび上がらせる。
それから、骨盤のすぐ上辺りを締め付けるゴムの縁へ親指を掛け、腰を屈めながら一気に引き下ろした。
上半身を曲げた拍子に、ブラを外した時よりも大きく胸が重力で引っ張られ、ショーツを足から抜く際も片足に体重を掛けた事で美乳が左右に揺れた。
「はい、これで良いかしら?」
「おぉ……」
そして上半身を上げてショーツをブラに上に畳んでから置くと、腰に手を当てて向かい合ってくる。
肩幅に開かれた足では股間の隙間が開いてしまい、大陰唇と中心に走る一本の線が曝け出されていた。
下腹部には陰毛は全く見えず、産毛すら確認出来ない。
完全に露出した太股は適度に引き締まり、足全体の曲線美を魅せる。
返事と言うよりも、目の前に唯が全裸で立っている事に感激の声を上げた俺は、次の命令を下した。
「じゃぁ、その机に座って足をM字に広げてくれよ」
「随分変わった事を頼むのね」
「ちゃんと、性器を見たいからな」
「……私は角度的に見れないのよね」
女の身体の中で一番大事な所である割には、本人が見れない事にポツリと不満を言いながら近くにある長い机に腰掛ける。
そのまま俺の方を向いてから太股を広げて膝の裏へ手を回し、足を抱えてM字に開いた。
性的な事をハレンチであるとの認識が消えている所為で、股間を見せろと言われても一切恥ずかしがらずに平然と性器を見せる。
両手で膝を抱えているので体重が後ろへ行ってしまい、まんぐり返しに近い体勢となっていた。
平然としている唯の顔の先には二の腕で左右から押された美乳が乳首を立たせて天井へ向かい、その先では太股を左右に開いた事で内腿の筋が大陰唇を引っ張り、秘裂の中が曝け出される。
乳首よりも生々しい濃いピンク色をしている淫核から小陰唇、更には膣口すらヒクヒクと小さく開閉を繰り返す姿を見せた。
全裸で性器を露出していても俺を見詰める唯は、友人へ向ける親しげな表情を浮かべる。
「これで良いかしら?」
「お、おぉ」
首を傾げて聞いてくる唯の、普通すぎる態度に湧き上がっていた背徳的な興奮が更に高まってしまう。
我慢できなくなった俺は、美少女の裸を見ながらズボンをパンツごと脱ぎ去り、陰茎を開放した。
そして、ついでとばかりに股間を唯へ突き出しながら、答えが分かりきった質問をする。
「これはハレンチじゃないのか?」
「……ハレンチ? ただおちんちんを出しただけでハレンチな訳ないでしょ?」
「そうかい」
陰茎を左右に揺らしながら広げられた足の間に入り込んだ俺は、唯の視線を受けつつ、手を大陰唇へ被せた。
ふっくらとした弾力を返す下腹部から指先を下げ、少し力を加えるだけで形を変える大陰唇はサラサラで触り心地が良く、指を滑らせていけば自然と秘裂の中へ入り込む。
いくら胸を揉んでも愛液を吐き出すには刺激が不足だった所為か、今は全く濡れていない。
肌同士が突っ張る感触を返してくる秘裂の中を軽く撫でてから、親指と人差し指の爪側で大陰唇を広げ、今度は上にある淫核を摘む。
「…………」
手っ取り早く愛液を引き出そうと包皮の上から柔らかいままの淫核を捏ねて刺激していく。
自分の性器を弄られる唯は相変わらず平然とした表情で、股間で動く俺の手を見詰めたままで目立った反応は返さず、下手をすれば他人と握手をするよりも、冷静な顔をしているのかもしれない。
「……ねぇ、楽しいの?」
「おぉ、凄く楽しいぞ」
「ふ~ん、男子の考える事は分からないわね」
性感帯を弄られても、他人事の様に心底不思議そうな顔を浮べているだけの唯。
指の力を強くして淫核を捏ねても表情は変わらないが、相反する様に秘裂からは徐々に滑る愛液が滲み出てきた。
いくら精神が何も感じなくとも、身体だけはシッカリと反応を示してくる。
柔らかかった淫核も親指と人差し指の間を強くなった弾力で押し返し、性的な興奮が確実に目覚め始めた様だった。
指を動かし続ければ膣口は愛液を滴る程に流す。
興奮で僅かに広がった秘裂の中からは、充血して厚みを増した小陰唇が食み出てきた。
「ヌルヌルになってきたぞ?」
「そうね」
「恥ずかしくないのか?」
「何も恥ずかしい事なんてしてないでしょう? 変な人ね」
大陰唇は流れ出た愛液で卑猥な光沢を纏い、夕日の光を鈍く反射している。
淫核から離した指を膣口に軽く差し込むと、強い締め付けと奥へと引き込もうとする生暖かい膣壁の感触が返って来た。
処女膜を破らない程度に出し入れを繰り返し、挿入をスムーズにする為に愛液を周辺に掻き出す。
指を引けば秘裂が内側から捲り上げられ、卑猥になった形が興奮を誘う。
膣内の浅い箇所であっても性器を弄られた刺激は唯の身体へ快感を送り、腰が小刻みにピクピクと痙攣を始めた。
断続的に小さく潮を噴き出し、膣口は強く指を締め付けても、唯の視線は客観的に股間を見詰め、平然とした態度を崩さない。
乳首すら固く尖って性的な興奮を表す状況で、首から上が別の人物と繋がっているかのように反応が違った。
「そ、そろそろ入れても良いか?」
「もう、その程度の事なら態々聞かなくても良いじゃない。律儀ね」
膣口を弄って高まった俺の興奮は、既に陰茎からカウパー液を漏らす程に大きくなっている。
半ば性欲に押し潰されながら、開いた秘裂へ亀頭を接触させて膣口へ食い込ませた。
愛液のぬるりとした感触と、左右に押し遣られた大陰唇の生暖かい感覚に挟まれ、漏れ出していたカウパー液の量を増やす。
「んぉ……」
「…………大きいわね。入るかしら?」
鈴口が大陰唇の中へ入れられた挙句にカウパー液すら擦り付けられ、今にも処女を犯されようとしても唯は他人事の様に呟く。
滑る愛液と強い締め付けで溜まった性欲はすぐにでも精液が暴発しそうになるものの、股間に力を入れる事で何とか耐えた。
ゆっくり進む陰茎は確実に膣口を広げ、一番広がっているカリまで食い込んだ。
抵抗を示す締め付けも愛液の滑りで意味を成さないどころか、俺に快感を送る始末になっている。
大陰唇すら巻き込みながらも突き進む陰茎は、遂にカリの広さを突破した。
「おふっ!?」
「…………」
最大の広がりを過ぎた事で拡張される力が消えると、元に戻ろうとする膣口が即座にカリの凹みへ入り、亀頭だけが膣内へ入る。
鈴口では処女膜の抵抗があるものの、我慢を重ねた陰茎を態々止める意思は持てず、そのまま腰を押し込む。
「おっ、おぉぅ……!」
「んっ……」
陰茎からの快感で思考はいまいち働いていなかったが、鈴口でブツリと何かを破る、儚くも確かな感触を感じた。
一度カリの広さまで拡張されても、それを過ぎれば腰を前へ進める程に、強い締め付けを取り戻した膣口で陰茎を扱かれる。
唯の平然とした視線に晒され、尿道を駆け上がりそうになる精液を我慢しながら根元まで挿入しきった。
無残に左右へ押し遣られた大陰唇には、膣口の僅かな隙間を通って流れ出た愛液に混じって、少量の破瓜の血が付く。
「おふぅ……」
「……気持ち良さそうね」
唯の意識は変わらなくとも、処女を奪われた膣内は大きく震えて陰茎を締め付ける。
異物を押し出そうと奥から段階的に波打つも、指で弄って快感を送っていた所為で何処か拒否し切れていない印象を受けた。
性器として目覚めた子宮口は位置を下げて鈴口に減り込み、隙間無く密着している膣壁は陰茎の形に広がる。
根元まで挿入したまま動かなくとも、唯が呼吸をする度に上がる横隔膜がヒダを奥へ引いてカリを引っ掻いた。
亀頭の形に張り付いているので鈴口から出ていたカウパー液はもれなく子宮口へ吸い上げられる。
膣口も処女の締め付けを発揮し、陰茎を積極的に圧迫してきた。
「おふぅ……、これならリトも喜ぶかもな」
「なっ!? ハ、ハレンチね! 結城くんは関係ないでしょ!!」
膣内から送られてくる快感に浸って思わずリトの名前を出してしまうと、陰茎を根元まで入れられても平然としていた唯が、顔を真っ赤にさせて言葉を返してきた。
今まさに犯されている状況をシッカリと認識しながらも、『俺にされている』と言う理由で拒否反応は無くなっている。
しかし、リトに同じ事をされた想像を促して見れば、唯の不純を許さない価値観を刺激し、いつもの性格を取り戻す。
言葉だけを聞けば、とても自ら足をM字に広げて処女を奪われた直後とは思えない。
「くっ、まぁまぁ、リトに犯されると思って、うっ、気持ちよくなってくれよ」
「ゆ、結城くんとは、そんな関係じゃないわよ! そ、そもそも! こんな事は結婚してからするべきじゃない!」
「うぉ!?」
激しく反論を重ねる唯の膣内は、言葉を話す度にビクビクと締め付けを強めてくる。
しかも、リトに犯される想像をして沸き起こった羞恥心を誤魔化そうと身体を捻る所為で、膣壁が陰茎を包みながら表面を回る、今まで経験した事の無い刺激を受けた。
「でも、くっ、今は古手川が好きでもない俺に犯されてるけど、んっ、これは良いのか?」
「そんな事は別にどうでも良いの! そもそも、何が悪いのかが分からないわ」
まだ赤い顔に浮かぶ羞恥心を紛らわそうと俺の言葉に乗るが、本当に不思議そうな顔に変わって俺に犯される事を疑問に感じていない様子だ。
「じゃぁ、動くからな」
「んんっ! ……えぇ、好きに動いても良いわよ!」
無理矢理空気を変えたい唯のやけくそ気味な許可を貰った俺は、腰を激しく動かす。
勢い良く抜いた陰茎は塗りたくられた愛液を周囲に飛び散らせ、竿に張り付く膣口を秘裂の外へ食み出させた。
カリにヒダの抵抗を受けても亀頭が抜ける寸前まで腰を引き、一瞬も止まらずに今度は押し込んでいく。
内側から開かれた秘裂が大陰唇を巻き込みながら膣口へ沈み、鈴口は強い締め付けを返す膣壁を突き進む。
根元まで入った拍子に俺の下腹部が唯の股間へ当たり、ビチャッと粘度のある体液の音が聞こえたと同時に、膣内を進んだ鈴口が固めの感触に包まれた。
子宮口を持ち上げる亀頭は既に精液が混じるカウパー液を滲ませており、知らず知らずの内に出してしまった精子は先走って子宮の中を目指す。
「ふっ! はっ! はっ!」
「んっ、んっ、は、激しいわね」
胎内の最奥を突き上げられる衝撃は、文字通り身体を中から押される感覚であり、その反動は唯に吐息を出させた。
激しい突き入れで上下に揺れる美乳は乳輪から乳首を立たせて、大きな興奮を溜めている事を示す。
俺が腰を動かせば膣内が締め付けながらも陰茎を受け止め、まるで迎え入れるような動きを返してくる。
拒否する雰囲気が無くなり、快感を求める反応に変化したヒダからの快感は大きい。
リトの名前を出されて湧き上がった羞恥心を収めた唯は平常心を取り戻し、普通に犯される自分の性器を見詰める。
対照的に俺は幾度と無く腰を動かして処女だった膣内を犯し、愛液を掻き出しながらもカウパー液を流し込んでいく。
陰茎で子宮口を押し上げれば、その度に膣壁が大きく痙攣を繰り返して突き上げられる刺激を快感として受け取った。
駆け上がる精液を耐えるのも苦労するまで我慢を重ねると陰茎の張りは更に増していき、太くなった所為で敏感になり、より正確に膣内の動きを感じ取れる。
膣壁が締め付ければぬるりと愛液で滑って陰茎の表面を舐めた。
小さく、細かく蠢くヒダの一枚一枚が、快感を求めているかの様だ。
「くぅ! はぅっ! で、出そうだ」
「んっ、中で、うっ、出して良いわよ」
「おっ、おぉ!」
暴発させるギリギリまで我慢した俺は、切羽詰った声で射精の意思を知らせる。
しかし、唯の方は身体が興奮を多く溜め込み、秘裂から覗く淫核が硬く張って子宮口を小突かれる刺激で絶頂に達しようとしていても、首から上は冷静極まりない。
すぐ先に待ち受けている、精液を子宮口で受ける事実を目の前にしても何の抵抗無なかった。
普段の性格では絶対に言わない事を平然と言い放った言葉が止めとなり、我慢していた絶頂が襲い掛かって来る。
そして、俺は激しく動かしていた腰を一気に突き入れた。
「ふっ! くっ!! 出すぞ!!」
「んっ、あっ、うっ……!」
上がってきた精液は絶頂の快感と共に尿道を一気に駆け上がる。
ビクビクと震える陰茎は子宮口へ鈴口を減り込ませ、我慢を重ねて粘度が増した状態の体液を、少しの隙間も無い状態で吐き出した。
「くふっ!!」
「あっ、お腹が暖かくなってき――んっ……?」
子宮口付近で広がる精液の粘つく感覚を受けた事で、膣内は意思に関係なく絶頂に達する。
小刻みに潮を噴いて勝手に震える腰を、唯は不思議そうな目で見詰めた。
陰茎を咥え込んでいる秘裂からは断続的に愛液が噴出し、絶頂の締め付けで子宮口に溜まっていた精液が逆流してくる。
それでも、唯の下腹部では子宮のすぐ下辺りが内側から押され、出された体液が溜まった所為で心成しか膨らんでいくのが分かった。
膣内で震える陰茎は射精の度に一瞬だけ太くなっては精液を吐き出して力が抜け、再び太さを増す度に新しい精液を子宮口へ掛けていく。
熱い粘液を出される感覚を確かに受け、絶頂で尻が上下にカクカクと痙攣しても、唯の客観的な思考と他人事の視線は変わらなかった。
「……全部出したかしら?」
「お……おふっ……、まだ、少し残ってるから、腹筋に力を入れてくれよ」
「ん? 良いわよ?」
「んくぁ!?」
射精が終わって快感の余韻を味わっていた所に、俺の命令通りに腹筋を締め付けた圧力が加わり、尿道に残っていたものまで全て胎内に搾り出される。
若干柔らかくなった陰茎は、同じく絶頂から返って来た膣壁に優しく包まれ、表面を舐める様に蠢くだけのゆったりとした快感を受けた。
最後の一滴まで子宮口に掛け切った俺は、絶頂で硬直していた身体から力を抜いて一息付く。
「ふぅ……」
「……もう良いの?」
「あぁ、十分だよ」
腰を離して膣口から陰茎を抜くと膣内から精液が漏れ出し、唯が身体を起こそうとすれば腹に力が加わって更に勢い良く流れ出てくる。
「……リトからも精液を出して貰えば良いんじゃないのか?」
「なっ!? だから! 結城くんとは! そんな関係じゃないって! 言ってるでしょ!」
汚れた股間をごく普通に拭こうとしていた唯に言葉を掛けると、やはりいつも通りに顔を真っ赤にさせて激しい反論を向けてきた。
足取り荒く机から降り、若い柔軟性を発揮してピッタリと閉じられた秘裂から精液を垂れ流しつつも、分かり易い恋心を否定してくる。
「でも、好きじゃないのか?」
「そ、そんな訳無いじゃない!! だいたい、いつもハレンチな真似ばかりして――」
顔を赤くして激しい口調で否定した後、乳首が立ったままの胸の前で両手の指を絡め、リトに対して文句を呟く。
傍から見ても悪い印象を持っていないのは簡単に分かった。
「まぁ、ララに振り回されたりで、リトも色々大変だろうしなぁ」
「ま、まぁ、そうね」
このまま放って置いてはいつまでも呟いていそうなので適当にフォローを出しておく。
俺は唯の言葉を軽く流しながら汚れた股間を拭き、制服を着直すと、それを見た唯もそそくさと精液と愛液を綺麗にしていき、床に畳んでいた制服を着た。
時間は既に放課後の終わりも良い所であり、そろそろ帰らないと見回りの教師に見つかる可能性が出てきた。
「もうこんな時間か」
「ほんと、早く帰らないと行けないわね」
身形と整えていた唯も時計を見て言葉に乗ってきた。
リトの事で赤くなっていた顔も元に戻り、処女を奪った俺とも親しげな友人として会話をしてくる。
そして、着替え終わった唯と一緒に校門まで他愛も無い会話をしながら歩き、そこからは別れて帰路へと着いた。
「ふぅ、やっぱりララの発明品は役に立つなぁ」
帰る道すがら、俺は鞄から取り出した洗脳君を見詰める。
相変わらず身体に悪そうな色で陳腐な外見だが、効果の程は身を持って体験した。
「美柑も使えたし、唯も犯した。次は誰にしようかな?」
発散された性欲は収まっているものの、やはり欲求は絶えず頭の中に渦巻いてきた。
今すぐに誰かを犯したいとは思わないが、次のターゲットの顔は次から次へと思考に流れてくる。
我ながら下半身に正直だと感じつつ、俺は明るい明日を想像して、胸と股間を膨らませるのだった。
終わり